JP2016161401A5 - ワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法 - Google Patents

ワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法 Download PDF

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そこで本発明は、検査部位の変更に応じてワーク支持部位を変更する際に、ワークの回転を停止させることなく、検査のサイクルタイムを短縮し、しかも検査中にワークの回転中心がずれることのないワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は下記構成からなる。
(1) ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
前記ワークの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
前記ワーク支持部を回転駆動する回転駆動部と、
前記ワークを回転させた状態で前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
を備えるーク検査装置。
(2) 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更する1)に記載のワーク検査装置。
(3) 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にする2)に記載のワーク検査装置。
(4) 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続された3)に記載のワーク検査装置。
(5) (1)〜(4)のいずれか一つに記載のワーク検査装置により検査を行う転がり軸受の製造方法。

Claims (5)

  1. ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
    前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
    前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
    前記ワークの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
    前記ワーク支持部を回転駆動する回転駆動部と、
    前記ワークを回転させた状態で前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
    を備えるーク検査装置。
  2. 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更する求項1に記載のワーク検査装置。
  3. 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
    前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
    前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
    前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
    前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にする求項2に記載のワーク検査装置。
  4. 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
    前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続された求項3に記載のワーク検査装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のワーク検査装置により検査を行う転がり軸受の製造方法。
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