JP2017087262A - リング状部材の真円度矯正方法 - Google Patents

リング状部材の真円度矯正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】径寸法の異なる複数種類のリング状部材を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる真円度矯正方法を実現する。【解決手段】リング状部材3の円周方向に間隔をあけて配置した複数個の内側ロール5、5の外周面を、前記リング状部材3の内周面に転動可能に押し付けた状態で、前記各内側ロール5、5のうち、少なくとも1つの内側ロール5を、自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材3を自身の中心軸を中心として回転させる。【選択図】図3

Description

本発明は、金属製のリング状部材の真円度を矯正する方法に関する。
所定の形状及び寸法を有する金属製のリング状部材を造る方法として、従来から、次の様な方法が知られている。
先ず、図8の(A)に示す様な円柱状のビレット1に対し、熱間鍛造による、据込み、押出し(前方押出し、後方押出し、前後方押出し)、打ち抜き等の、適宜の加工を順番に施す。これにより、図8の(B)に示す様な、厚肉円筒状の中間素材2を得る。
次いで、前記中間素材2に対し、特許文献1等に記載されて従来から知られている様な、熱間リングローリング加工を施す。即ち、前記中間素材2を熱間加工が可能な所定の温度にまで加熱した状態で、前記中間素材2の円周方向の一部分を径方向両側から挟み込んだ主ロール及びマンドレルと、前記中間素材2の円周方向の他の一部分を軸方向両側から挟み込んだ1対のアキシャルロールとにより、前記中間素材2を回転させながら圧延(転造)する事によって、前記中間素材2の径方向及び軸方向の肉厚を減少させつつ、前記中間素材2の径寸法を増大させる。これにより、図8の(C)に示す様な、所定の形状及び寸法を有する(図示の例では、前記中間素材2よりも径寸法が大きく且つ径方向及び軸方向の肉厚が小さい円筒状の)リング状部材3を得る。
この様にして得られたリング状部材3は、必要に応じて真円度を矯正された後、そのままの状態で、或いは、更なる加工や熱処理を施された状態で、各種機械装置を構成する部品等として使用される。
前記リング状部材3の真円度を矯正する方法として、従来から、前記リング状部材3の外径寸法よりも若干小さい内径寸法を有する矯正用治具の径方向内側に、前記リング状部材3を軸方向に押し込んで通過させるしごき加工を施す方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上述の様な従来の真円度矯正方法を実施する場合には、対象となるリング状部材3の外径寸法に応じた内径寸法を有する矯正用治具を用意する必要がある。この為、外径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合には、矯正用治具のコストが嵩むという問題がある。
特開2015−108417号公報 特開2009−226422号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、径寸法の異なる複数種類のリング状部材を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる真円度矯正方法を実現すべく発明したものである。
本発明のうち、請求項1に記載したリング状部材の真円度矯正方法は、リング状部材の円周方向に間隔をあけて配置した複数個の内側ロールの外周面を、前記リング状部材の内周面に転動可能に押し付けた状態で、前記各内側ロールのうち、少なくとも1つの内側ロールを、自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる。
又、本発明のうち、請求項2に記載したリング状部材の真円度矯正方法は、リング状部材の円周方向に間隔をあけて配置した複数個の内側ロールの外周面を、前記リング状部材の内周面に転動可能に押し付けると共に、前記リング状部材の円周方向に関する配置の位相が、当該円周方向に関する前記各内側ロールの配置の位相と異なる様に、当該円周方向に間隔をあけて配置した複数個の外側ロールの外周面を、前記リング状部材の外周面に転動可能に押し付けた状態で、前記各内側ロール及び前記各外側ロールのうち、少なくとも1つのロールを、自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる。
この様な請求項2に記載したリング状部材の真円度矯正方法を実施する場合には、例えば請求項3に記載した発明の様に、前記リング状部材の円周方向に関する前記各外側ロールの配置の位相を、当該円周方向に関して前記各内側ロールと交互に配置した位相となる様にする事ができる。
本発明のリング状部材の真円度矯正方法を実施する場合には、例えば請求項4に記載した発明の様に、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる作業を、熱間加工により成形された後、未だ加熱状態にある前記リング状部材を、常温状態に向けて冷却しながら行う事ができる。
上述の様な本発明のリング状部材の真円度矯正方法によれば、径寸法の異なる複数種類のリング状部材を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
即ち、本発明の場合には、各内側ロールの外周面を前記リング状部材の内周面に押し付けた状態で(請求項1)、又は、前記各内側ロールの外周面を前記リング状部材の内周面に押し付けると共に、各外側ロールの外周面を前記リング状部材の外周面に押し付けた状態で(請求項2)、少なくとも1つのロールを自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる事によって、前記リング状部材の真円度矯正を行う。この為、本発明の場合には、真円度を矯正すべきリング状部材の内径寸法(外径寸法)に合わせて、前記各内側ロール(前記各外側ロール)の放射方向位置を変更する事により、前記リング状部材の真円度矯正を行える。従って、径寸法の異なる複数種類のリング状部材を対象として真円度矯正を行う場合でも、前記各内側ロール(前記各外側ロール)を交換する必要がない。この結果、径寸法の異なる複数種類のリング状部材を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
本発明の実施の形態の第1例に関する、一部を図3のa−a線で切断した状態で示す真円度矯正装置の略側面図。 同じく、図1の(B)の上下方向中央部分を拡大して示す図。 同じく、内側ロールを簡略化して示す、図2のb−b断面図。 同じく、ベース板に対する内側ロール(外側ロール)の支持構造を示す部分切断側面図。 本発明の実施の形態の第2例に関する、一部を図6のc−c線で切断した状態で示す真円度矯正装置の略側面図。 同じく、内側ロール及び外側ロールを簡略化して示す、図3と同様の図。 本発明の実施の形態の第3例に関する、図4と同様の図。 熱間鍛造により、円柱状のビレットから断面形状が単なる矩形のリング状中間素材を造る状況を、工程順に示す断面図。
[実施の形態の第1例]
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜4を参照しつつ説明する。
本例で使用する真円度矯正装置は、ターンテーブル装置4と、複数個(本例の場合には8個)の内側ロール5、5と、昇降装置6と、前記各内側ロール5、5に対して1つずつの(合計8つの)ロール駆動装置7、7とを備える。
前記ターンテーブル装置4は、架台8と、テーブル9とを備える。このうちの架台8は、作業場の床面等に設置され、使用時にも回転しない。又、前記テーブル9は、前記架台8の上面に、スラスト転がり軸受10を介して上下方向軸(回転中心軸X)を中心とする回転を可能に支持されている。
前記各内側ロール5、5は、互いに同形・同大の円筒状に造られたもので、前記テーブル9の上方に於いて、上下方向位置を互いに一致させた状態で、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心とする円周方向等間隔となる複数箇所(8箇所)に配置されると共に、それぞれの中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xと平行に配置されている。前記各内側ロール5、5の外周面の外接円の中心軸は、前記テーブル9の回転中心軸Xに一致している。
前記昇降装置6は、前記各内側ロール5、5の上方に於いて、水平方向に配置されたベース板11と、前記ベース板11を昇降駆動する、図示しないエアシリンダ等の昇降駆動部とを備える。
前記各内側ロール5、5は、それぞれ前記各ロール駆動装置7、7を介して、前記ベース板11に支持されている。
前記各ロール駆動装置7、7はそれぞれ、ボールねじ12と、第一電動モータ13と、支持軸14と、第二電動モータ15とを備える。
このうちのボールねじ12は、ボールねじ軸16と、ボールナット17と、図示しない複数個のボールとを備える。このうちのボールねじ軸16は、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心とする放射方向に配設された状態で、前記ベース板11の下面に固定された支持板18に対し、1対の支持片等を介して回転のみを可能に支持されている。又、前記ボールナット17は、前記各ボールを介して、前記ボールねじ軸16に螺合されている。この様な構成を有するボールねじ12は、前記ボールナット17に対して前記ボールねじ軸16を回転させる事により、前記ボールナット17を、前記ボールねじ軸16の軸方向(前記放射方向)に沿って変位させる事ができる。
又、前記第一電動モータ13は、サーボモータであり、前記支持板18の下面に支持されている。前記第一電動モータ13は、前記ボールねじ軸16の一端部(本例の場合には、前記放射方向の外側の端部)に、回転駆動力の伝達を可能に接続されている。
前記支持軸14は、段付円柱状に造られたものであり、前記テーブル9の回転中心軸Xと平行に配設された状態で、上端部を構成する大径軸部を、前記ボールナット17に対して支持固定されている。この様な支持軸14の下端部乃至中間部を構成する小径軸部には、前記内側ロール5が、上下1対のラジアル転がり軸受を介して回転のみを可能に支持されている。又、前記小径軸部の上端部は、前記ベース板11に結合固定された案内板19に形成された、前記放射方向に伸長する案内長孔20に、前記案内長孔20の伸長方向に沿った変位(前記放射方向の変位)のみを可能に挿通されている。これにより、前記ボールナット17及び前記支持軸14が、前記ボールねじ軸16を中心として回転する事を阻止されている。
前記第二電動モータ15は、サーボモータであり、前記ボールナット17に対して支持されている。前記第二電動モータ15の回転駆動力は、歯車、摩擦ローラ、プーリ及び無端ベルト等の適宜の動力伝達部材を含んで構成される動力伝達機構21を介して、前記内側ロール5に伝達可能とされている。
そして、本例の場合には、前記昇降駆動部により前記ベース板11を昇降させる事によって、前記各内側ロール5、5を上下方向に変位させる事ができる様にしている。又、前記各ロール駆動装置7、7を構成する第一電動モータ13、13によりボールねじ軸16、16を回転駆動する事に基づいて、前記各内側ロール5、5を、互いに同期して前記放射方向に(同じ向きに、同じ量だけ)変位させる事で、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心とする、前記各内側ロール5、5の外周面の外接円の直径を変化させる事ができる様にしている。又、前記各ロール駆動装置7、7を構成する第二電動モータ15、15により、前記各内側ロール5、5を、それぞれ自身の中心軸を中心として、互いに同期して(同じ回転方向に、同じ回転速度で)回転駆動できる様にしている。
上述の様に構成する真円度矯正装置を使用して、前記リング状部材3の真円度矯正を行う手順に就いて、以下に説明する。
先ず、図1の(A)に示す様に、前記各内側ロール5、5を上方に退避させると共に、前記各内側ロール5、5の外周面の外接円の直径を、リング状部材3の内周面の直径よりも小さくした状態で、前記テーブル9の上面に、熱間リングローリング加工により成形した直後の、未だ加熱状態にあるリング状部材3を載置すると共に、前記テーブル9に対する前記リング状部材3の芯出しを大まかに行い、前記リング状部材3の中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xに大略一致させる。
そして、この状態で、図1の(A)→(B)に示す様に、前記各内側ロール5、5を下降させ、前記リング状部材3の径方向内側に挿入する。そして、図1の(B)、図2、図3に示す様に、前記各内側ロール5、5を放射方向外側に向け、互いに同期して変位させる事により、前記各内側ロール5、5の外周面を前記リング状部材3の内周面に対し、それぞれ転動可能に押し付ける。これにより、前記テーブル9に対する前記リング状部材3の芯出しを高精度に行い、前記リング状部材3の中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xと実質的に一致させる。尚、前記リング状部材3の内周面に対する前記各内側ロール5、5の外周面の押し付け力の調整は、前記各第一電動モータ13、13のトルクを制御する事により行う。
そして、この状態で、前記各内側ロール5、5を、それぞれ自身の中心軸を中心として、互いに同期して回転駆動する事により、前記リング状部材3を、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心として回転させる。
尚、本例の場合には、この際の前記各内側ロール5、5の回転方向及び回転速度を、前記リング状部材3を所定方向に回転させる事ができ、且つ、前記リング状部材3の内周面と前記各内側ロール5、5の外周面との接触部に滑りが生じない様に規制している。
又、本例の場合、前記テーブル9の上面には、前記リング状部材3との芯出しを行い易くする構成{例えば、前記リング状部材3との接触部の摩擦力を低くする為のテフロン(登録商標)などのコーティングを施す構成や、多数のボールベアを埋め込む構成}が施されている。この様な構成とする事で、前記リング状部材3が前記テーブル9の上面で移動し易くなるので、上述の様に前記各内側ロール5、5による前記リング状部材3の芯出しを容易に行う事ができる。
何れにしても、本例の場合には、上述の様にリング状部材3が回転する結果、前記リング状部材3の内周面に対する前記各内側ロール5、5の外周面からの押し付け力の付与位置が、円周方向に連続的に移動する。これにより、前記リング状部材3の真円度が徐々に矯正されていく。又、本例の場合には、この様な真円度矯正を、前記リング状部材3を前記加熱状態から常温状態に向けて自然冷却しながら行う。この為、この様な自然冷却によって生じる前記リング状部材3の寸法収縮により、前記リング状部材3の真円度矯正を促進させる事ができる。
又、本例の場合には、上述の様なリング状部材3の真円度矯正を開始してから所定時間が経過した時点で、前記各内側ロール5、5の回転駆動を停止する。そして、前記各内側ロール5、5を放射方向内側に向け変位させ、更に、前記各内側ロール5、5を前記リング状部材3よりも上方に変位させる。そして、この状態で、前記リング状部材3を真円度矯正装置から取り出す。
上述の様な本例のリング状部材3の矯正方法によれば、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
即ち、本例の場合には、真円度を矯正すべきリング状部材3の内径寸法に合わせて、前記各内側ロール5、5の放射方向位置を変更する事により、前記リング状部材3の真円度矯正を行える。又、本例の場合、前記リング状部材3の真円度矯正を行う際には、前記リング状部材3の外周面を内嵌する内周面を備えた矯正用治具を使用しない。この為、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合でも、前記各内側ロール5、5を交換したり、対象となるリング状部材3の外径寸法に応じた内径寸法を有する矯正用治具を用意したりする必要がない。従って、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
尚、本発明を実施する場合には、前記各内側ロール5、5の総てを回転駆動するのではなく、前記各内側ロール5、5のうちの一部(8個未満)の内側ロール5のみを回転駆動する事によって、前記リング状部材3を回転させる事もできる。この場合、回転駆動しない残りの内側ロール5は、前記リング状部材3の回転に伴って従動的に回転する事になる。従って、これら残りの内側ロール5を回転駆動する為の装置(第二電動モータ15、動力伝達機構21)を省略する事ができる。
[実施の形態の第2例]
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図5〜6を参照しつつ説明する。
本例で使用する真円度矯正装置は、上述した実施の形態の第1例で使用した真円度矯正装置と同様の構成に加えて、複数個(本例の場合には8個)の外側ロール22、22と、前記各外側ロール22、22に対して1つずつの(合計8つの)ロール駆動装置7aとを備える。
前記各外側ロール22、22は、互いに同形・同大(本例の場合には更に、各内側ロール5、5とも同形・同大)の円筒状に造られたもので、テーブル9の上方に於いて、上下方向位置を互いに一致させた状態(本例の場合には更に、前記各内側ロール5、5の上下方向位置とも一致させた状態)で、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心とする円周方向等間隔となる複数箇所(8箇所)に配置されると共に、それぞれの中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xと平行に配置されている。前記各外側ロール22、22の外周面の内接円の中心軸は、前記テーブル9の回転中心軸Xに一致している。
但し、本例の場合、前記各外側ロール22、22の円周方向位置と、前記各内側ロール5、5の円周方向位置とは、互いに異なっている。具体的には、前記各外側ロール22、22の円周方向に関する配置の位相と、前記各内側ロール5、5の円周方向に関する配置の位相とが、半ピッチずれている。従って、本例の場合には、前記各内側ロール5、5と前記各外側ロール22、22とが、円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置された状態となっている。
又、本例の場合、前記各外側ロール22、22は、前記各内側ロール5、5と同様の構成によって、ベース板11に支持されている。即ち、前記各外側ロール22、22は、それぞれ前記各ロール駆動装置7aを介して、前記ベース板11に支持されている。又、前記各ロール駆動装置7aは、前記各内側ロール5、5に就いてのロール駆動装置7(図4参照)と同様の構成及び設置態様を有するものである。尚、図4に関して、括弧内の符号は、前記外側ロール22、及び、前記外側ロール22に就いてのロール駆動装置7aを構成する部材を表す符号を示している。又、本例の場合、前記ベース板11に結合固定された案内板19aには、前記各ロール駆動装置7aを構成する支持軸14aの小径軸部の上端部を挿通して前記回転中心軸Xを中心とする放射方向に案内する為の案内長孔20a、20aが、前記放射方向に伸長する状態で設けられている。
そして、本例の場合には、図示しない昇降駆動部により前記ベース板11を昇降させる事によって、前記各外側ロール22、22を(前記各内側ロール5、5と共に)上下方向に変位させる事ができる様にしている。又、前記各ロール駆動装置7aを構成する第一電動モータ13aによりボールねじ軸16aを回転駆動する事に基づいて、前記各外側ロール22、22を、互いに同期して前記放射方向に(同じ向きに、同じ量だけ)変位させる事で、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心とする、前記各外側ロール22、22の外周面の内接円の直径を変化させる事ができる様にしている。又、前記各ロール駆動装置7aを構成する第二電動モータ15aにより、前記各外側ロール22、22を、それぞれ自身の中心軸を中心として、互いに同期して(同じ回転方向に、同じ回転速度で)回転駆動できる様にしている。
上述の様に構成する真円度矯正装置を使用して、前記リング状部材3の真円度矯正を行う手順に就いて、以下に説明する。
先ず、図5の(A)に示す様に、前記各内側ロール5及び前記各外側ロール22を上方に退避させた状態で、前記テーブル9の上面に、熱間リングローリング加工により成形した直後の、未だ加熱状態にあるリング状部材3を載置すると共に、前記テーブル9に対する前記リング状部材3の芯出しを大まかに行い、前記リング状部材3の中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xに大略一致させる。
そして、この状態で、図5の(A)→(B)に示す様に、前記各内側ロール5及び前記各外側ロール22を下降させ、前記各内側ロール5を前記リング状部材3の径方向内側に、前記各外側ロール22を前記リング状部材3の径方向外側に、それぞれ配置する。そして、図5の(B)、図6に示す様に、前記各内側ロール5、5を放射方向外側に向け、互いに同期して変位させる事により、前記各内側ロール5、5の外周面を前記リング状部材3の内周面に対し、それぞれ転動可能に押し付ける。又、これと前後して、或いは、これと同時に、前記各外側ロール22、22を放射方向内側に向け、互いに同期して変位させる事により、前記各外側ロール22、22の外周面を前記リング状部材3の外周面に対し、それぞれ転動可能に押し付ける。これにより、前記テーブル9に対する前記リング状部材3の芯出しを高精度に行い、前記リング状部材3の中心軸を前記テーブル9の回転中心軸Xと実質的に一致させる。尚、前記リング状部材3の内周面に対する前記各内側ロール5、5の外周面の押し付け力の調整は、前記各ロール駆動装置7を構成する第一電動モータ13のトルクを制御する事により行い、前記リング状部材3の外周面に対する前記各外側ロール22、22の外周面の押し付け力の調整は、前記各ロール駆動装置7aを構成する第一電動モータ13aのトルクを制御する事により行う。
そして、この状態で、前記各内側ロール5、5を、それぞれ自身の中心軸を中心として、互いに同期して回転駆動すると共に、前記各外側ロール22、22を、それぞれ自身の中心軸を中心として、互いに同期して回転駆動する事により、前記リング状部材3を、前記テーブル9の回転中心軸Xを中心として回転させる。
尚、本例の場合には、この際の前記各内側ロール5、5の回転方向及び回転速度と前記各外側ロール22、22の回転方向及び回転速度とを、前記リング状部材3を所定方向に回転させる事ができ、且つ、前記リング状部材3の内外両周面と前記内側、外側各ロール5、21の外周面との接触部に滑りが生じない様に規制している。
そして、本例の場合には、上述の様にリング状部材3が回転する結果、前記リング状部材3の内周面に対する前記各内側ロール5、5の外周面からの押し付け力の付与位置が、円周方向に連続的に移動する。これと共に、前記リング状部材3の外周面に対する前記各外側ロール22、22の外周面からの押し付け力の付与位置が、円周方向に連続的に移動する。これにより、前記リング状部材3の真円度が徐々に矯正されていく。又、本例の場合には、この様な真円度矯正を、前記リング状部材3を前記加熱状態から常温状態に向けて自然冷却しながら行う。この為、この様な自然冷却によって生じる前記リング状部材3の寸法収縮により、前記リング状部材3の真円度矯正を促進させる事ができる。
又、本例の場合には、上述の様なリング状部材3の真円度矯正を開始してから所定時間が経過した時点で、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22の回転駆動を停止する。そして、前記各内側ロール5、5を放射方向内側に向け変位させると共に、前記各外側ロール22、22を放射方向外側に向け変位させ、更に、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22を前記リング状部材3よりも上方に変位させる。そして、この状態で、前記リング状部材3を真円度矯正装置から取り出す。
上述の様な本例のリング状部材3の矯正方法によれば、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
即ち、本例の場合には、真円度を矯正すべきリング状部材3の内径寸法及び外径寸法に合わせて、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22の放射方向位置を変更する事により、前記リング状部材3の真円度矯正を行える。又、本例の場合、前記リング状部材3の真円度矯正を行う際には、前記リング状部材3の外周面を内嵌する内周面を備えた矯正用治具を使用しない。この為、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合でも、前記各内側ロール5、5や前記各外側ロール22、22を交換したり、対象となるリング状部材3の外径寸法に応じた内径寸法を有する矯正用治具を用意したりする必要がない。従って、径寸法の異なる複数種類のリング状部材3を対象として真円度矯正を行う場合のコストを抑えられる。
更に、本例の場合には、前記リング状部材3の内周面を押圧する内側ロール5、5と、前記リング状部材3の外周面を押圧する外側ロール22、22とが、円周方向に関して交互に(且つ等ピッチで)配置されている為、前記リング状部材3の真円度矯正を効率良く且つ高精度に行える。
その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
尚、本発明を実施する場合には、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22の総てを回転駆動するのではなく、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22のうちの一部(16個未満)のロールのみを回転駆動する事によって、前記リング状部材3を回転させる事もできる。具体的には、例えば、前記各内側ロール5、5及び前記各外側ロール22、22のうち、少なくとも1個(1〜8個)の内側ロール5のみを回転駆動したり、少なくとも1個(1〜8個)の外側ロール22のみを回転駆動したり、少なくとも1個(1〜8個)の内側ロール5及び一部(8個未満)の外側ロール22のみを回転駆動したりする事によって、前記リング状部材3を回転させる事もできる。この場合、回転駆動しない残りのロールは、前記リング状部材3の回転に伴って従動的に回転する事になる。従って、これら残りのロールを回転駆動する為の装置(第二電動モータ15、15a、動力伝達機構21、21a)を省略する事ができる。
[実施の形態の第3例]
本発明の実施の形態の第3例に就いて、図7を参照しつつ説明する。
本例の場合には、各内側ロール5(各外側ロール22)に就いてのロール駆動装置7b(7c)の構成が、上述した実施の形態の第1例(第2例)の場合と異なる。
本例の場合、前記ロール駆動装置7b(7c)は、ベース板11に固定された支持片とボールナット17(17a)との間にばね23(23a)を設置している。そして、前記ばね23(23a)により、前記ボールナット17(17a)に対し、ボールねじ軸16(16a)に沿う方向の弾力を付与している。
そして、前記各内側ロール5(前記各外側ロール22)の放射方向の移動及び位置決めを、前記ボールねじ軸16(16a)に対する第一電動モータ13(13a)の駆動力に基づいて行うと共に、リング状部材3(図1〜3及び図5〜6参照)の真円度矯正を行う際には、前記第一電動モータ13(13a)の電源を切った状態{前記ボールねじ軸16(16a)を自由に回転できる様にした状態で}、前記各内側ロール5(前記各外側ロール22)から前記リング状部材3に対して付与する押し付け力を、前記ばね23(23a)の弾力に基づいて発生させる様にしている。
この様な本例の場合には、前記リング状部材3の真円度矯正を行う際に、前記第一電動モータ13(13a)のトルク制御が不要になる為、前記第一電動モータ13(13a)の制御系を簡素化する事ができ、その分、コストの低減を図れる。
その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1〜2例の場合と同様である。
本発明を実施する場合、真円度矯正を行うリング状部材の径寸法に応じて、リング状部材の内周面を押圧する内側ロール(及び外周面を押圧する外側ロール)の個数を変える事もできる。この様な構成を採用すれば、真円度矯正を行えるリング状部材の径寸法の範囲を広くできる。
又、本発明を実施する場合、真円度矯正を行うリング状部材は、図8に示した製造方法以外の製造方法(例えば、冷間プレス加工や削り出し)によって造られたものであっても良い。
1 ビレット
2 中間素材
3 リング状部材
4 ターンテーブル装置
5 内側ロール
6 昇降装置
7、7a〜7c ロール駆動装置
8 架台
9 テーブル
10 スラスト転がり軸受
11 ベース板
12、12a ボールねじ
13、13a 第一電動モータ
14、14a 支持軸
15、15a 第二電動モータ
16、16a ボールねじ軸
17、17a ボールナット
18、18a 支持板
19、19a 案内板
20、20a 案内長孔
21、21a 動力伝達機構
22 外側ロール
23、23a ばね

Claims (4)

  1. リング状部材の円周方向に間隔をあけて配置した複数個の内側ロールの外周面を、前記リング状部材の内周面に転動可能に押し付けた状態で、前記各内側ロールのうち、少なくとも1つの内側ロールを、自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる、リング状部材の真円度矯正方法。
  2. リング状部材の円周方向に間隔をあけて配置した複数個の内側ロールの外周面を、前記リング状部材の内周面に転動可能に押し付けると共に、前記リング状部材の円周方向に関する配置の位相が、当該円周方向に関する前記各内側ロールの配置の位相と異なる様に、当該円周方向に間隔をあけて配置した複数個の外側ロールの外周面を、前記リング状部材の外周面に転動可能に押し付けた状態で、前記各内側ロール及び前記各外側ロールのうち、少なくとも1つのロールを、自身の中心軸を中心として回転駆動する事により、前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させるリング状部材の真円度矯正方法。
  3. 前記リング状部材の円周方向に関する前記各外側ロールの配置の位相を、当該円周方向に関して前記各内側ロールと交互に配置した位相となる様にする
    請求項2に記載したリング状部材の真円度矯正方法。
  4. 前記リング状部材を自身の中心軸を中心として回転させる作業を、熱間加工により成形された後、未だ加熱状態にある前記リング状部材を、常温状態に向けて冷却しながら行う
    請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したリング状部材の真円度矯正方法。
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