JP2014014866A - ワークの形状調整装置及び形状調整方法 - Google Patents

ワークの形状調整装置及び形状調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014014866A
JP2014014866A JP2013122262A JP2013122262A JP2014014866A JP 2014014866 A JP2014014866 A JP 2014014866A JP 2013122262 A JP2013122262 A JP 2013122262A JP 2013122262 A JP2013122262 A JP 2013122262A JP 2014014866 A JP2014014866 A JP 2014014866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
roller
shape
axial
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013122262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6283927B2 (ja
Inventor
Hitoshi Nakatsu
仁 中津
Hisaaki Watabe
久明 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neturen Co Ltd
Original Assignee
Neturen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Neturen Co Ltd filed Critical Neturen Co Ltd
Priority to JP2013122262A priority Critical patent/JP6283927B2/ja
Publication of JP2014014866A publication Critical patent/JP2014014866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6283927B2 publication Critical patent/JP6283927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造で効率よく形状の調整を行うことが可能な形状調整装置及び形状調整方法を提供する。
【解決手段】ワークWを移動させつつ形状を調整する形状調整装置であり、ワークWを移動方向と交差する方向に加圧する加圧手段32,33を備え、加圧手段32,33は、ワークWに一方側から当接する第1ローラ41と、第1ローラ41と移動方向にずれた位置に配置されてワークWに反対側から当接する第2ローラ42と、第1ローラ41と第2ローラ42とを移動方向と交差する方向に相対的に加圧する加圧具43と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークを移動させながら形状を調整するワークの形状調整装置及び形状調整方法に関する。
従来より、環状のワークを回転させ、或いは長尺のワークを長手方向に移動させながら、ワ―クの形状を調整することが行われている。例えば加熱されたワークを移動及び冷却しつつ変形を矯正する装置などが知られている。
下記特許文献1では、リング状のワークの形状を矯正する装置が開示されている。この装置は、リング状のワークを載せる配置台と、配置台に配置されたリング状のワークの外周面に径方向に接触させる転動自在な一対のロールと、これら一対のロールにリング状のワークを介して対向して設けられた一個の加圧ロールと、を備えている。
この装置では、加熱されたリング状のワークを配置台に載せ、加圧ロール進退機構により加圧ロールをリング状のワークの外周面に径方向に押し付け、加圧ロール回転駆動機構により加圧ロールを回転させながら、リング状のワークを冷却する。この冷却時にリング状のワークの変形を矯正して真円度を向上させている。
下記特許文献2では、環状のワークを回転させる回転手段と、ワークの内周面に当接するインナーローラと、ワークの外周面に当接するアウターローラと、該アウターローラをワークの外周面側に付勢する付勢手段と、を備えた熱処理装置が開示されている。
特許文献2に記載の装置では、環状のワークの外周面を加圧するだけでなく、外周面と内周面とを加圧するので、装置構成をコンパクト化できる。
特開2009−84610号公報 特開2012−46805号公報
しかしながら、従来の装置では、環状のワークを径方向に加圧して変形を矯正すると、真円度を向上できるものの、矯正に伴い軸方向の変形が生じたり増大したりすることが分かった。その場合、例えばワークの両端面をプレスして軸方向の変形を矯正することも考えられるが、装置が複雑化し且つ大型化する。
そこで本発明は、簡易な構造で効率よくワークの形状の調整を行うことが可能なワークの形状調整装置及び形状調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のワークの形状調整装置は、ワークを移動させつつ形状を調整するワークの形状調整装置であって、ワークを移動方向と交差する方向に加圧する加圧手段を備え、この加圧手段が、ワークに一方側から当接する第1ローラと、第1ローラとは移動方向にずれた位置に配置されてワークに反対側から当接する第2ローラと、第1ローラと第2ローラとを移動方向と交差する方向に相対的に加圧する加圧具と、を備えている。
環状のワークの形状調整装置は、環状のワークを回転しつつ形状を調整する形状調整装置であって、回転するワークを径方向に加圧する径方向加圧手段と、回転するワークを軸方向に加圧する軸方向加圧手段と、を備え、軸方向加圧手段は、ワークの軸方向一端側に当接する第1ローラと、第1ローラと周方向にずれた位置に配置されてワークの軸方向他端側に当接する第2ローラと、第1ローラと第2ローラとを軸方向に相対的に加圧する軸方向加圧具と、を備えているのがよい。
径方向加圧手段の形状調整領域と軸方向加圧手段の形状調整領域とは、互いに近接又は重複して設けられているのが好適である。
長尺のワークの形状調整装置は、長尺のワークを長手方向に沿って移動させつつ形状を調整するワークの形状調整装置であって、長手方向に沿って移動するワークを長手方向と交差する交差方向に加圧する加圧手段を備え、加圧手段は、ワークに一方側から当接する第1ローラと、第1ローラと長手方向にずれた位置に配置されてワークに反対側から当接する第2ローラと、第1ローラと第2ローラとを交差方向に相対的に加圧する加圧具と、を備えているのがよい。ここでワークは、少なくとも一部の表面形状が長手方向に一定に保たれたワークであればよい。
本発明の加圧手段は、加熱されたワークを回転及び冷却しつつ加圧するものであってもよい。また加圧手段は、好ましくは、ワークの周方向に互いに離間して配置された複数の第1ローラと、複数の第1ローラの間に配置された第2ローラと、を備えている。さらに互いに異なる方向の加圧手段の形状調整領域同士が互いに近接又は重複して設けられているのがよい。また加圧手段は、ワークの長手方向の互いに離間した位置に複数設けられているのが好適である。
上記目的を達成する本発明のワークの形状調整方法は、ワークを移動させつつ形状を調整するワークの形状調整方法であって、ワークを移動方向と交差する方向に加圧することで、ワークの形状を調整する工程を備え、この工程では、ワークの一方側に第1ローラを当接させると共に第1ローラとは移動方向にずれた位置でワークの反対側に第2ローラを当接させ、第1ローラと第2ローラとを移動方向と交差する方向に相対的に加圧する。
環状のワークの形状調整方法は、加熱された環状のワークを回転及び冷却しつつ形状を調整する形状調整方法であって、回転するワークを径方向に加圧すると共に軸方向に加圧することで、ワークの径方向及び軸方向の形状を調整する工程を備え、この工程でワークの軸方向一端側に第1ローラを当接させると共に第1ローラと周方向にずれた位置でワークの軸方向他端側に第2ローラを当接させ、第1ローラと第2ローラとを軸方向に相対的に加圧するのがよい。
本発明によれば、ワークの形状を調整する際、ワークの一部の互いにずれた位置に第1ローラと第2ローラとを配置して相対的に加圧するため、ワークを移動させつつ加圧すれば、ワークの一部毎に曲げ荷重を負荷することを長手方向に連続して施すことができる。そのため、各部毎に大きな曲げ荷重を負荷し易く、しかもワーク全体を加圧する場合に比べて少ない荷重で加圧できる。これにより簡易な構造で効率よく形状の調整を行うことが可能である。
本発明により回転する環状のワークを径方向に加圧すると共に軸方向に加圧すれば、加熱されたワークを径方向の形状と軸方向の形状とを合わせて調整できる。そのため径方向の形状を調整することで軸方向の変形が生じたり増大することを防止できると共に、軸方向の形状を調整することで径方向の変形が生じたり増大することを防止でき、ワークの形状を効率よく調整することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るワークの形状調整装置が組み込まれた熱処理装置を示す概略縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るワークの形状調整装置が組み込まれた熱処理装置を示す概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係る軸方向加圧手段及び径方向加圧手段の配置を示す概略平面図であり、(a)は加圧前の状態を示し、(b)は加圧中の状態を示す。る。 本発明の第1実施形態に係る軸方向加圧手段及び径方向加圧手段の配置を示す概略側面図である。 本発明の第2実施形態に係るワークの形状調整装置が組み込まれた熱処理装置を示す概略縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る形状調整装置が組み込まれた熱処理装置を示す概略平面図である。 本発明の第2実施形態に係る軸方向加圧手段及び径方向加圧手段の配置を示す概略平面図であり、(a)は加圧前の状態を示し、(b)は加圧中の状態を示す。る。 本発明の第2実施形態に係る軸方向加圧手段及び径方向加圧手段の配置を示す概略側面図である。 本発明の第3実施形態に係る形状調整装置を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態に係る形状調整装置を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。ここでは軸受け部材等の軌道部材に用いられるワークを形状調整する例を用いる。
[第1実施形態]
本実施形態では、断面円形の内周面及び外周面を有すると共に、平坦な下端面及び上端面を有する円環形状のワークWを熱処理する。
[熱処理装置]
図1及び図2に示すように、熱処理装置1は、ワークWを加熱する加熱部10と、加熱されたワークWを冷却する冷却部20と、を備えている。加熱部10と冷却部20とは上下に配置され、仮想の加熱部軸線L1と冷却部軸線L2とが鉛直方向の同一の線となっている。
加熱部10は、ワークWに対応した形状の加熱コイル11と、ワークWを所定位置に支持する支持部12と、を備えている。本実施形態では、加熱コイル11は冷却部20の上部に加熱部軸線L1を中心に精度よく装着され、支持部12は冷却部20の昇降ベース22に設けられて加熱部軸線L1に沿って昇降可能である。
ワークWを支持した支持部12が所定の上昇位置に配置されると、加熱コイル11に対してワークWが精度よく所定高さに配置されて、ワークWと加熱コイル11とが同軸に配置される。支持部12が十分に下降すると、支持部12に支持されたワークWが冷却部20のワーク保持部23に移動する。
冷却部20は、冷却液が貯留された冷却槽21と、冷却槽21内に配置されて昇降可能な昇降ベース22と、昇降ベース22に設けられたワーク保持部23及び本実施形態の形状調整装置30と、を備えている。
昇降ベース22は、昇降装置24により冷却部軸線L2に沿って昇降可能である。昇降ベース22が最も上昇した位置では、ワーク保持部23に保持されたワークW及び形状調整装置30が冷却液の液面より上方に配置され、最も下降した位置では、ワークW及び形状調整装置30が冷却液中に浸漬される。
ワーク保持部23は、ワークWの周方向に沿ってワークWを回転可能に保持するもので、ワークWの略水平方向の軸周りに回転自在な複数の載置ローラ25が周方向に間隔を空けて配置されている。複数の載置ローラ25は、頂部が同じ高さとなるようにワーク保持部23に配置されている。載置ローラ25は、それぞれワークWに応じて径方向に位置調整可能であってもよい。
この実施形態では、載置ローラ25として、形状調整装置30の後述する第1ローラ41をそのまま用いている。図1中に仮想線で示すように、第1ローラ41とは別にワークWの周方向に回転自在な載置ローラ25を配置してもよい。
[ワークの形状調整装置]
ワークの形状調整装置30は、加熱されたワークWを回転及び冷却しつつ形状を調整するもので、ワークWの周方向の複数位置に設けられている。
ここでワークWの形状を調整するとは、ワークWが所望の形状となるようにワークWを加圧して外形形状を整えることで、ワークWに存在する形状の歪みを低減又は払拭して矯正すること、熱処理中や矯正中に新たに生じる形状の歪みを抑制することなどが含まれる。この実施形態では、加熱されたワークWに存在する設計形状との差や冷却時や矯正時に生じる変形を低減することで、径方向の形状の歪みと軸方向の形状の歪みとを低減又は無くしており、ワークWの真円度を向上させると共にワークWの両端面の平面度を向上している。
各形状調整装置30は、図1に示すように、それぞれ昇降ベース22に径方向に位置調整可能に支持された基部31と、図3(a)(b)に示すように、基部31に設けられた径方向加圧手段32及び軸方向加圧手段33と、を備える。径方向加圧手段32は、回転するワークWを径方向に加圧するもので、軸方向加圧手段33は、回転するワークWを軸方向に加圧するものである。
径方向加圧手段32は、ワークWの内側に当接するインナーローラ34とワークWの外側に当接するアウターローラ35と、インナーローラ34とアウターローラ35とを径方向に相対的に加圧する径方向加圧具36とを備えている。インナーローラ34とアウターローラ35とを相対的に加圧するとは、インナーローラ34とアウターローラ35との一方又は双方を、冷却部軸線L2と直交する方向の距離が近接する方向に加圧することである。
インナーローラ34は、略鉛直方向の軸周りに回転可能に基部31に装着されている。側周面がワークWの内周面の形状に対応し、上端がテーパ形状となっている。各基部31をワークWに応じて所定位置に配置すると、冷却部軸線L2と各インナーローラ34との距離を等しく配置できる。複数のインナーローラ34の一部又は全部は、図示しない駆動機構により回転駆動可能であり、回転駆動されるとワーク保持部23に載置されたワークWを周方向に沿って回転することができる。
アウターローラ35は、略鉛直方向の軸周りに回転自在に基部31に装着されおり、側周面がワークWの外周面の形状に対応している。径方向加圧具36は、アウターローラ35を支持してインナーローラ34の軸周りに揺動する揺動片37と、揺動片37を揺動駆動すると共に一方側に付勢する空圧シリンダ等の作動機構38と、を備える。作動機構38を駆動すると、アウターローラ35を冷却部軸線L2に近接及び離間できると共に内側に向けて付勢できる。アウターローラ35を冷却部軸線L2に近接させると、ワーク保持部23に保持されたワークWの外周面にアウターローラ35を当接させて外周面を内側に加圧でき、冷却部軸線L2から離間させると、インナーローラ34との間を広く拡開できる。
軸方向加圧手段33は、ワークWの軸方向一端側となる下端面に当接する複数の第1ローラ41と、第1ローラ41と周方向にずれた位置に配置されてワークWの軸方向他端側となる上端面に当接する第2ローラ42と、第1ローラ41と第2ローラ42とをワークWの軸方向に相対的に加圧する軸方向加圧具43と、を備えている。第1ローラ41と第2ローラ42とを相対的に加圧するとは、第1ローラ41と第2ローラ42との一方又は双方を、冷却部軸線L2に沿う距離が近接する方向に加圧することである。
第1ローラ41は、略水平方向の軸周りに回動自在に基部31に装着されている。側周面がワークWの下端面の形状に対応している。この実施形態では、複数の第1ローラ41がワークWの周方向に互いに離間して配置されている。
第2ローラ42は、基部31の揺動片37に立設された支柱44に冷却部軸線L2に沿ってスライド自在に装着されており、略水平方向の軸周りに回動自在となっている。側周面がワークWの上端面の形状に対応しており、ワークW側となる先端側がテーパ形状となっている。
第2ローラ42は、平面視で第1ローラ41とワークWの周方向にずれた位置に配置されており、それぞれワークWに対して異なる位置で当接するように配置されている。この実施形態では、揺動片37により第2ローラ42が所定位置に配置される複数の第1ローラ41の間の位置に配置されている。
軸方向加圧具43は、支柱44の第2ローラ42を支持する部位を下方へ向けて付勢するバネ等の弾性体45を備えている。第2ローラ42は、弾性体45により下方へ付勢されていることで、ワークWに当接しない状態では予め設定された最下端の位置に配置され、ワークWに当接することで、最下端より上に配置されてワークWを第2ローラ42で下方に加圧できる。なお、第2ローラ42の最下端の位置はワークWの厚みに応じて調整可能となっている。
[ワークの熱処理方法]
上記のような形状調整装置30が装着された熱処理装置1を用いてワークWを熱処理するには、ワークWを加熱する工程を行い、その後加熱されたワークWを回転及び冷却しつつ形状を調整する工程を行う。加熱工程では、ワークWをワーク支持部12に略水平に載置し、加熱部10の加熱コイル11に対して精度よく所定位置に配置する。加熱コイル11により囲んだ状態で高周波誘導加熱により所定温度まで加熱する。この実施形態ではワークWの内部まで加熱している。
加熱終了後、形状を調整する工程では、支持部12を下降させることで加熱されたワークWを下降させ、ワークWを冷却部20のワーク保持部23に保持させる。このときワーク保持部23は冷却液の液面より上方に配置されている。昇降ベース22では、各形状調整装置30の基部31がそれぞれワークWに対応した所定位置に配置されている。
図3(a)に示すように、各基部31では、インナーローラ34が所定位置に配置されている。揺動片37の配置により、アウターローラ35が冷却部軸線L2から最も離間した位置に配置されている。これにより、インナーローラ34とアウターローラ35との間の間隔がワークWの幅より開いた状態となっている。
各インナーローラ34の頂部がテーパ形状のため、支持部12の下降時にワークWの内周面がテーパ形状に案内される。これによりワークWの軸を冷却部軸線L2に合わせることができる。
ワーク保持部23の載置ローラ25の上端位置より下方まで支持部12を下降させると、ワークWが載置ローラ25上に乗り移り、ワークWがワーク保持部23に精度よく配置される。この状態で、載置ローラ25と共用の第1ローラ41にワークWの下端面が当接すると共に、インナーローラ34がワークWの内周面に当接した状態となる。
次いで、図3(b)に示すように、各形状調整装置30では、作動機構38により揺動片37を揺動させ、アウターローラ35を移動してワークWの外周面に当接させる。この実施形態の作動機構38が一方側に加圧する構造であるため、アウターローラ35をワークWの外周面に付勢した状態となる。
この揺動片37の揺動により、第2ローラ42をワークWの上面上に移動させる。第2ローラ42が予めワークWの厚みに対応するように所定高さに調整されているため、第2ローラ42を移動させると、テーパ形状により第2ローラ42がワークW上に案内される。すると第2ローラ42が支柱44に沿って上方へ変位し、弾性体45により下方へ付勢される。これにより第2ローラ42をワークWの上端面に当接して付勢した状態となる。
これらの状態で、図示しない駆動機構により各基部31のインナーローラ34を回転させ、ワークWを周方向に沿って回転させる。すると径方向加圧手段32及び軸方向加圧手段33では、アウターローラ35及び第2ローラ42がそれぞれ付勢されることで、回転するワークWを径方向に加圧すると共に軸方向に加圧することができ、ワークWの形状の調整を開始する。
各形状調整装置30を動作させた状態のまま昇降ベース22を下降させると、ワーク保持部23に保持されたワークWが冷却液と接触し、冷却される。冷却に伴いワークWの変形が生じるが、この変形を各形状調整装置30によりワークWの形状を調整することで低減又は解消する。
図4に示すように、ワークWの周方向の形状の調整は、各形状調整装置30においてワークWの内周面にインナーローラ34を当接させ、インナーローラ34とは周方向下流側にずれた位置でアウターローラ35をワークWの外周面に当接させ、径方向加圧具36により加圧することで行う。これにより、インナーローラ34の当接部位とアウターローラ35の当接部位との間の径方向形状調整領域R1に、径方向の曲げ荷重を負荷することができ、この荷重をワークWの各部に1乃至複数回全長にわたり連続して負荷することで、ワークWの真円度を向上することができる。
一方、ワークWの軸方向の形状の調整は、ワークWの下端面側に第1ローラ41を当接させると共に、第1ローラ41と周方向下流側にずれた位置でワークWの上端面側に第2ローラ42を当接させ、軸方向加圧具43により加圧することで行う。これにより、複数の第1ローラ41の当接部位と第2ローラ42の当接部位との間の軸方向形状調整領域R2に、軸方向の曲げ荷重を負荷することができ、この荷重をワークWの全長の各部に1乃至複数回繰り返すことで、ワークWの上端面及び下端面の平面度を向上することができる。
この実施形態では、各形状調整装置30において、径方向加圧手段32の径方向形状調整領域R1と軸方向加圧手段33の軸方向形状調整領域R2とが互いに隣接して設けられているため、ワークWに対して径方向の曲げ荷重と軸方向の曲げ荷重とを連続して略同時に負荷することができ、これにより真円度と平面度とを同時に向上することが可能である。
ワークWが十分に冷却された後、昇降ベース22を上昇させて形状調整装置30を解除し、ワークWを熱処理装置1から取り出して熱処理を終了する。
[本実施形態における作用効果]
以上のように熱処理装置1の形状調整装置30によれば、回転するワークWを径方向に加圧する径方向加圧手段32と、軸方向に加圧する軸方向加圧手段33と、を備えているので、加熱されたワークWを径方向の形状と軸方向の形状とを合わせて調整できる。そのため径方向の形状調整による軸方向の変形を防止し、軸方向の形状調整による径方向の変形を防止でき、ワークWの形状を効率よく調整することが可能である。
しかも軸方向加圧手段33が、互いにずれた位置に配置された第1ローラ41と第2ローラ42とを軸方向加圧具43により相対的に加圧する構造のため、ワークWの一部毎に曲げ荷重を負荷することを全周に連続して行うことができる。そのため、各部に容易に大きな曲げ荷重を負荷でき、しかもワークW全体を加圧する場合に比べて負荷する荷重を小さくできる。これにより簡易な構造で効率よく形状の調整を行うことが可能である。
軸方向加圧手段33において、複数の第1ローラ41の間に第2ローラ42が配置されているので、ワークWを相対的に加圧した際、効率よく曲げ荷重を負荷することができる。
径方向形状調整領域R1と軸方向形状調整領域R2は、互いに近接して配設されているので、径方向の形状と軸方向の形状とを同時に調整でき、形状の調整に伴う歪みが生じ難い。
軸方向加圧手段33が複数配置されているので、複数箇所で形状を同時に調整でき、調整時間を短縮できる上、各軸方向加圧手段33でワークWを安定して支持して形状を調整できる。
[第2実施形態]
図5及び図6は、第2実施形態に係るワークの形状調整装置が装着された熱処理装置を示す。本実施形態では、形状調整装置30の構造が異なる他は、第1実施形態と略同様に構成されている。
本実施形態の形状調整装置30は、図7(a)(b)に示すように、基部31が内側支持体51と外側支持体52とを備え、内側支持体51にアウターローラ35と第2ローラ42とが設けられ、内側支持体51にインナーローラ34と複数の第1ローラ41とが設けられている。この基部31は、冷却部軸線L2と直交方向に設けられたネジ軸53等により全体が径方向に移動可能に構成されている。そして、外側支持体52が作動機構38により内側支持体51に対して離接可能に構成され、作動機構38により外側支持体52が内側支持体51に向けて付勢されている。
このようなアウターローラ35及びインナーローラ34を備えた径方向加圧手段32と、複数の第1ローラ41及び第2ローラ42を備えた軸方向加圧手段33の配置は、図8のようになっている。この実施形態では、インナーローラ34と第2ローラ42とが周方向の略同じ位置に配置され、第1ローラ41とアウターローラ35とが周方向の略同じ位置に配置されている。
この配置により、インナーローラ34の当接部位とアウターローラ35の当接部位との間の径方向形状調整領域R1と、複数の第1ローラ41の当接部位と第2ローラ42の当接部位との間の軸方向形状調整領域R2と、が重複して設けられている。そのため、ワークWに対して径方向の曲げ荷重と軸方向の曲げ荷重とを同時に負荷することができ、これにより真円度と平面度とを同時に向上することが可能である。
その他の構成は第1実施形態と同様であり、同一の符号を付すことで説明を省略する。このような第2実施形態に係る形状調整装置30が装着された熱処理装置1であっても、第1実施形態と同様の作用効果を達成することが可能である。
なお上記各実施形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。例えばワークWの形状は適宜選択でき、内外周面や両端面がテーパ形状、屈曲形状、曲面形状であってもよい。その場合、各ローラをそれぞれ当接部分に対応した形状に形成すると好ましい。
径方向加圧手段32は、ワークWの外周面に当接する複数のローラだけでワーク全体を加圧したり、ワークWの内周面に当接する複数のローラだけでワーク全体を加圧したりするものでもよい。径方向加圧手段32及び軸方向加圧手段33を構成するローラの数は何ら限定されない。例えば第1ローラ41と第2ローラ42とをそれぞれ複数有していてもよく、その場合、周方向に沿って第1ローラ41と第2ローラ42とが交互に配置されていてもよい。図4及び図8に仮想線で示すように、第1ローラ41と第2ローラ42とを複数配置してもよく、径方向形状調整領域R1や軸方向形状調整領域R2を種々の位置に設定してもよい。
ワークWを回転させるために、アウターローラ35を回転駆動してもよく、第1ローラ41及び第2ローラ42の一方又は双方を回転駆動させてもよい。さらに径方向加圧手段32や軸方向加圧手段33とは別に、ワークWを回転駆動する機構を設けることも可能である。冷却部20は冷却ジャケットを配置して冷却液を噴射してもよく、空気中で放熱するものであってもよい。
[第3実施形態]
本実施形態は直線的に延びる長尺のワークの形状を調整する例である。
本実施形態の装置には、図9及び図10に示すように、複数の直線状の形状調整ライン61,62が設けられ、各形状調整ライン61,62に形状調整装置60が設けられている。
この装置では、第1の形状調整ライン61と第2の形状調整ライン62とが同じ断面形状のワークWについて互いに直交する方向から形状を調整する構造となっている。即ち、第1の形状調整ライン61では互いに対向する一対の側面間を加圧して形状を調整し、第2の形状調整ライン62ではこの一対の側面と直交する他の一対の側面間を加圧して形状を調整する。
各形状調整ライン61,62の形状調整装置60は、ワークWを載置する載置ローラ63と、載置ローラ63とは長手方向にずれた位置で、ワークWに縦方向に圧接されて回転駆動される駆動ローラ64と、ワークWを横方向に加圧する加圧手段70と、を備える。
加圧手段70は、ワークWに一方側から当接するように支持ベース75に装着された第1ローラ71と、第1ローラ71とは長手方向にずれた位置に配置されてワークWに反対側から当接する第2ローラ72と、第1ローラ71と第2ローラ72とを相対的に加圧する加圧具73と、を備えている。
各形状調整ライン61,62では複数の第1ローラ71間に第2ローラ72が配置され、ワークWの長手方向における第1ローラ71と第2ローラ72との間の距離は第1の形状調整ライン61で長く、第2の形状調整ライン62で短く設けられている。一方、ワークWの長手方向と直交する方向における第1ローラ71と第2ローラ72との間の間隔は第1の形状調整ライン61で短く、第2の形状調整ライン62で長く設けられている。
加圧手段70の加圧具73は、支持ベース75に移動可能に装着された移動用基部77と、移動用基部77を駆動する作動機構78と、移動用基部77に位置調整可能に装着されて第2ローラ72を支持する位置調整用基部81と、移動用基部77に対する位置調整用基部81の位置を調整する調整機構82と、を備えている。
作動機構78はエアシリンダ等を備え、移動用基部77を形状調整ライン61,62と交差する方向に進退させる。移動用基部77の前進位置がストッパ79により規制されている。
調整機構82は、移動用基部77と位置調整用基部81との間の距離を形状調整ライン61,62と交差する方向に微少量ずつ調整可能な調整ネジ軸83と、移動用基部77と位置調整用基部81との間の距離の調整量を測定可能なマイクロメータ84と、を備えている。
このような装置によりワークWの形状を調整するには、まず一方又は双方の形状調整ライン61,62にワークWを配置し、加圧手段70の第1ローラ71、第2ローラ72、載置ローラ63及び駆動ローラ64によりワークWを囲む。
この状態で駆動ローラ64を下降させて載置ローラ63に載置されたワークWに圧接する。またマイクロメータ84で確認しつつ調整ネジ軸83を回転させて位置調整用基部81の移動用基部77に対する位置を精密に調整すると共に、作動機構78により位置調整用基部81及び移動用基部77を前進させる。これにより位置調整用基部81に支持された第2ローラ72を前進させてワークWに当接させる。
そして作動機構78により第2ローラ72を前進側へ加圧した状態で、駆動ローラ64によりワークWを長手方向に移動させつつ、複数の第1ローラ71と第2ローラ72との間でワークWを長手方向と交差する方向に相対的に加圧する。このとき第2ローラ72の前進量はストッパ79より規制されているため、過剰に加圧されることはない。これによりワークWを移動させつつ形状を調整し、長尺のワークWの直進性を向上させる。
以上のような装置によれば、ワークWの形状を調整する際、ワークWの一部の互いにずれた位置に第1ローラ71と第2ローラ72とを配置して相対的に加圧するため、ワークWを移動させつつ加圧すれば、ワークWの一部毎に曲げ荷重を負荷することを長手方向に連続して施すことができる。そのため、各部位毎に大きな曲げ荷重を負荷し易く、ワークW全体を加圧する場合に比べて少ない荷重で加圧できる。
しかも長尺のワークWを長手方向に移動させつつ加圧手段70により加圧するので、長手方向の広い範囲で形状を調整できる。そのためワークWの形状を簡易な構造で効率よく調整することが可能である。
W ワーク
L1 加熱部軸線
L2 冷却部軸線
R1 径方向形状調整領域
R2 軸方向形状調整領域
1 熱処理装置
10 加熱部
11 加熱コイル
12 支持部
20 冷却部
21 冷却槽
22 昇降ベース
23 ワーク保持部
24 昇降装置
25 載置ローラ
30 形状調整装置
31 基部
32 径方向加圧手段
33 軸方向加圧手段
34 インナーローラ
35 アウターローラ
36 径方向加圧具
37 揺動片
38 作動機構
41 第1ローラ
42 第2ローラ
43 軸方向加圧具
44 支柱
45 弾性体
51 内側支持体
52 外側支持体
53 ネジ軸
60 形状調整装置
61 第1の形状調整ライン
62 第2の形状調整ライン
63 載置ローラ
64 駆動ローラ
70 加圧手段
71 第1ローラ
72 第2ローラ
73 加圧具
75 支持ベース
77 移動用基部
78 作動機構
79 ストッパ
81 位置調整用基部
82 調整機構
83 調整ネジ軸
84 マイクロメータ

Claims (9)

  1. ワークを移動させつつ形状を調整するワークの形状調整装置であって、
    上記ワークを移動方向と交差する方向に加圧する加圧手段を備え、
    該加圧手段は、上記ワークに一方側から当接する第1ローラと、該第1ローラと上記移動方向にずれた位置に配置されて上記ワークに反対側から当接する第2ローラと、上記第1ローラと上記第2ローラとを上記移動方向と交差する方向に相対的に加圧する加圧具と、を備えて成る、ワークの形状調整装置。
  2. 環状のワークを回転しつつ形状を調整するワークの形状調整装置であって、
    回転する上記ワークを径方向に加圧する径方向加圧手段と、回転する上記ワークを軸方向に加圧する軸方向加圧手段と、を備え、
    上記軸方向加圧手段は、上記ワークの軸方向一端側に当接する第1ローラと、該第1ローラと周方向にずれた位置に配置されて上記ワークの軸方向他端側に当接する第2ローラと、上記第1ローラと上記第2ローラとを上記軸方向に相対的に加圧する軸方向加圧具と、を備えて成る、ワークの形状調整装置。
  3. 長尺のワークを長手方向に沿って移動させつつ形状を調整するワークの形状調整装置であって、
    長手方向に沿って移動する上記ワークを上記長手方向と交差する交差方向に加圧する加圧手段を備え、
    該加圧手段は、上記ワークに一方側から当接する第1ローラと、該第1ローラと上記長手方向にずれた位置に配置されて上記ワークに反対側から当接する第2ローラと、上記第1ローラと上記第2ローラとを上記交差方向に相対的に加圧する加圧具と、を備えて成る、ワークの形状調整装置。
  4. 前記加圧手段は、加熱された前記ワークを冷却しつつ加圧するものである、請求項1乃至3の何れかに記載のワークの形状調整装置。
  5. 前記加圧手段は、前記ワークの長手方向に互いに離間して配置された複数の前記第1ローラと、該複数の第1ローラの間に配置された前記第2ローラと、を備えている、請求項1乃至3の何れかに記載のワークの形状調整装置。
  6. 互いに異なる前記加圧手段の形状調整領域同士が近接又は重複して設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載のワークの形状調整装置。
  7. 前記加圧手段は、前記ワークの長手方向の互いに離間した位置に複数設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載のワークの形状調整装置。
  8. ワークを移動させつつ形状を調整するワークの形状調整方法であって、
    上記ワークを移動方向と交差する方向に加圧することで、該ワークの形状を調整する工程を備え、
    該工程では、上記ワークの一方側に第1ローラを当接させると共に該第1ローラ上記移動方向にずれた位置で上記ワークの反対側に第2ローラを当接させ、上記第1ローラと上記第2ローラとを上記移動方向と交差する方向に相対的に加圧する、ワークの形状調整方法。
  9. 加熱された環状のワークを回転及び冷却しつつ形状を調整するワークの形状調整方法であって、
    回転する上記ワークを径方向に加圧すると共に軸方向に加圧することで、該ワークの径方向及び軸方向の形状を調整する工程を備え、
    該工程では、上記ワークの軸方向一端側に第1ローラを当接させると共に該第1ローラと周方向にずれた位置で上記ワークの軸方向他端側に第2ローラを当接させ、上記第1ローラと上記第2ローラとを上記軸方向に相対的に加圧する、ワークの形状調整方法。
JP2013122262A 2012-06-12 2013-06-10 ワークの形状調整装置及び形状調整方法 Active JP6283927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013122262A JP6283927B2 (ja) 2012-06-12 2013-06-10 ワークの形状調整装置及び形状調整方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012132446 2012-06-12
JP2012132446 2012-06-12
JP2013122262A JP6283927B2 (ja) 2012-06-12 2013-06-10 ワークの形状調整装置及び形状調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014014866A true JP2014014866A (ja) 2014-01-30
JP6283927B2 JP6283927B2 (ja) 2018-02-28

Family

ID=49821486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013122262A Active JP6283927B2 (ja) 2012-06-12 2013-06-10 ワークの形状調整装置及び形状調整方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6283927B2 (ja)
CN (1) CN103480702B (ja)
TW (1) TWI532544B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087262A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 日本精工株式会社 リング状部材の真円度矯正方法
CN108247366A (zh) * 2018-02-28 2018-07-06 无锡华光锅炉股份有限公司 一种环形集箱偏心孔可调式钻孔平台装置
JP2019181540A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社ジェイテクト ワーク加圧装置
CN110524920A (zh) * 2019-09-19 2019-12-03 万星塑胶制品(上海)有限公司 塑件矫正工装
JP2022074970A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 高周波熱錬株式会社 高周波誘導加熱装置
CN117399521A (zh) * 2023-12-15 2024-01-16 大连瑞丰中轴科技发展有限公司 一种轴承套圈矫形验伤装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125617U (ja) * 1982-02-16 1983-08-26 田中 哲雄 環状体の真円度矯正装置
JPH0225236A (ja) * 1988-07-12 1990-01-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd リング圧延機
JPH04333321A (ja) * 1991-04-30 1992-11-20 Aiseru Kk 環状板の仕上げ方法
JP2012046805A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Neturen Co Ltd 熱処理装置、環状部材及び熱処理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB868202A (en) * 1956-09-14 1961-05-17 Paul Schleifenbaum Machine for spinning flanges on tank ends
US4195509A (en) * 1976-06-12 1980-04-01 Hinrichs Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Device for bending ring segment-shaped plate blanks into conically shaped parts
US4598565A (en) * 1985-02-13 1986-07-08 Westinghouse Electric Corp. Seal strip bending device for steam turbines
CN1058428C (zh) * 1992-02-17 2000-11-15 董恒贞 曲面壳板加工设备
JP4373883B2 (ja) * 2004-09-03 2009-11-25 株式会社ネツレン・ヒートトリート 高周波熱処理方法及び高周波熱処理装置
JP2008229657A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Jfe Steel Kk U形鋼矢板の矯正方法および矯正装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125617U (ja) * 1982-02-16 1983-08-26 田中 哲雄 環状体の真円度矯正装置
JPH0225236A (ja) * 1988-07-12 1990-01-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd リング圧延機
JPH04333321A (ja) * 1991-04-30 1992-11-20 Aiseru Kk 環状板の仕上げ方法
JP2012046805A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Neturen Co Ltd 熱処理装置、環状部材及び熱処理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087262A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 日本精工株式会社 リング状部材の真円度矯正方法
CN108247366A (zh) * 2018-02-28 2018-07-06 无锡华光锅炉股份有限公司 一种环形集箱偏心孔可调式钻孔平台装置
JP2019181540A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社ジェイテクト ワーク加圧装置
JP7070005B2 (ja) 2018-04-13 2022-05-18 株式会社ジェイテクト ワーク加圧装置
CN110524920A (zh) * 2019-09-19 2019-12-03 万星塑胶制品(上海)有限公司 塑件矫正工装
JP2022074970A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 高周波熱錬株式会社 高周波誘導加熱装置
JP7540934B2 (ja) 2020-11-05 2024-08-27 高周波熱錬株式会社 高周波誘導加熱装置
CN117399521A (zh) * 2023-12-15 2024-01-16 大连瑞丰中轴科技发展有限公司 一种轴承套圈矫形验伤装置
CN117399521B (zh) * 2023-12-15 2024-03-19 大连瑞丰中轴科技发展有限公司 一种轴承套圈矫形验伤装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI532544B (zh) 2016-05-11
CN103480702A (zh) 2014-01-01
TW201408394A (zh) 2014-03-01
JP6283927B2 (ja) 2018-02-28
CN103480702B (zh) 2016-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6283927B2 (ja) ワークの形状調整装置及び形状調整方法
US11077482B2 (en) Radial/axial ring rolling mill for rolling a ring
JP5586995B2 (ja) 転写装置及び転写方法
RU2680623C2 (ru) Способ ломки изгибом стеклянных пластин и устройство для их ломки изгибом
US9931682B2 (en) Spinning forming device and spinning forming method
JP6179016B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
KR20140035090A (ko) 리니어 가이드의 레일 연삭 장치 및 방법
CN102899459B (zh) 工件的压淬法淬火方法和压淬装置
JP5036165B2 (ja) リング状品の型焼入れ方法および拘束型装置
JP6102245B2 (ja) リング状ワークの変形矯正装置
KR101267593B1 (ko) 코일 교정장치
JP5765684B2 (ja) 熱処理方法
JP2016089183A (ja) ワークの熱処理方法
JP5036169B2 (ja) リング状品の型焼入れ方法および拘束型装置
JP6568696B2 (ja) 加熱装置及び加熱方法
JP6403960B2 (ja) 熱処理装置
JP2014036984A (ja) リングローリングミル
JP5293494B2 (ja) 印刷装置
JP7068785B2 (ja) 熱処理装置
JP6523053B2 (ja) 環状ワークの加熱装置
KR20240063648A (ko) 링 단조용 진원도 개선 가공장치 및 이를 이용한 가공방법
CN104308028A (zh) 一种结晶罐底面加工装置
JP2019181540A (ja) ワーク加圧装置
JP5263969B2 (ja) ワーク加工装置
KR100674017B1 (ko) 스크라이브 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171113

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6283927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250