JP6102245B2 - リング状ワークの変形矯正装置 - Google Patents
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Description
(1) 載置台上に載置されたリング状ワークの外周面と接触し、該リング状ワークに押圧力を付与する第1ローラと、第1ローラの押圧方向に沿って延びる仮想線に対して線対称にそれぞれ配置され、リング状ワークの外周面と接触する一対の第2ローラと、を備え、第1ローラと第2ローラのいずれか一方がリング状ワークを回転駆動し、第1ローラがリング状ワークに押圧力を付与することで、リング状ワークの変形を矯正するリング状ワークの変形矯正装置であって、リング状ワークを介して第1ローラと対向する側で、一対の第2ローラとの間に配置される少なくとも一つの第3ローラと、をさらに備え、第1ローラとリング状ワークとの接触点及び一対の第2ローラとリング状ワークとの接触点をそれぞれ結ぶ線分のなす角度は15°〜40°であり、変形矯正開始時には前記第1及び第2ローラによる3点で矯正を行い、変形矯正途中からは前記第1、第2、及び第3ローラによる少なくとも4点で矯正を行うことができるように、前記第1ローラ及び前記第3ローラは、前記仮想線に沿って進退可能に配置されることを特徴とするリング状ワークの変形矯正装置。
(2) 一対の第2ローラは、リング状ワークを回転駆動することを特徴とする(1)に記載のリング状ワークの変形矯正装置。
(3) 第3ローラは、リング状ワークをさらに回転駆動することを特徴とする(1)又は(2)に記載のリング状ワークの変形矯正装置。
(4) 第3ローラは、仮想線に対して線対称にそれぞれ配置される一対の第3ローラからなり、第1ローラとリング状ワークとの接触点及び一対の第3ローラとリング状ワークとの各接触点とを結ぶ線分は、第1ローラとリング状ワークとの接触点及び第2ローラとリング状ワークとの接触点を結ぶ線分と、仮想線とのなす角度を等分することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のリング状ワークの変形矯正装置。
(5) 第3ローラは、リング状ワークに付与する変形矯正力の大きさを変更可能であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のリング状ワークの変形矯正装置。
図1は、第1実施形態のリング状ワークの変形矯正装置を示す概略構成図である。リング状ワークの変形矯正装置10は、軸受軌道輪等のリング状ワーク14を載置する載置台15と、リング状ワーク14の外周面14aと接触し、該リング状ワーク14に押圧力を付与する第1ローラである加圧ローラ11と、加圧ローラ11の押圧方向に沿って延びる仮想線Xに対して線対称にそれぞれ配置される第2ローラである一対の駆動ローラ12a、12bと、加圧ローラ11に対向して一対の駆動ローラ12a、12bの間に配置された第3ローラである矯正補助ローラ13と、を備える。
また、加圧ローラ11は、載置台15が上昇位置に配置され、リング状ワーク14を搬入する際には、リング状ワーク14を押圧する際の高さよりもさらに上方に退避しているか、または側方(待機位置)に退避している。
矯正補助ローラ13も、加圧ローラ11と同様、載置台15が上昇位置に配置され、リング状ワーク14を搬入する際には、リング状ワーク14を押圧する際の高さよりもさらに上方に退避しているか、または側方(待機位置)に退避している。
次に、図6(a)及び図6(b)を参照して、本発明の第2実施形態に係るリング状ワークの変形矯正装置について説明する。本実施形態のリング状ワークの変形矯正装置10は、一対の矯正補助ローラ13a、13bが一対の駆動ローラ12a,12b間に配置されている。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一又は同等部分については、同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
例えば、上記実施形態では、加圧ローラ11は回転せず、一対の駆動ローラ12a,12bでリング状ワーク14を回転駆動するように説明したが、これに限定されず、加圧ローラ11を回転させてリング状ワーク14を回転駆動するようにしてもよい。ただし、ワークを回転させる駆動力を大きくする上で、加圧ローラ11のみを回転させるよりも、一対の駆動ローラ12a、12bを回転させることが好ましい。また、可動機構を有する加圧ローラ11に回転機構を設けるよりも、可動機構と回転機構とを独立して加圧ローラ11と駆動ローラ12a、12bに別々に設けた方が設備コストを低減するうえで好ましい。
11 加圧ローラ(第1ローラ)
12a、12b 駆動ローラ(第2ローラ)
13、13a、13b 矯正補助ローラ(第3ローラ)
14 リング状ワーク
14a 外周面
15 載置台
L1、L2 第1ローラとリング状ワークとの接触点及び第2ローラとリング状ワークとの接触点を結ぶ線分
L3、L4、L5 第1ローラとリング状ワークとの接触点及び第3ローラとリング状ワークとの接触点を結ぶ線分
P1 第1ローラとリング状ワークとの接触点
P2、P3 第2ローラとリング状ワークとの接触点
P4、P5、P6 第3ローラとリング状ワークとの接触点
X 仮想線
α 矯正角度(角度)
β 第1ローラとリング状ワークとの接触点及び第2ローラとリング状ワークとの接触点を結ぶ線分と、仮想線とのなす角度
Claims (5)
- 載置台上に載置されたリング状ワークの外周面と接触し、該リング状ワークに押圧力を付与する第1ローラと、
前記第1ローラの押圧方向に沿って延びる仮想線に対して線対称にそれぞれ配置され、前記リング状ワークの外周面と接触する一対の第2ローラと、
を備え、
前記第1ローラと前記第2ローラのいずれか一方が前記リング状ワークを回転駆動し、前記第1ローラが前記リング状ワークに押圧力を付与することで、前記リング状ワークの変形を矯正するリング状ワークの変形矯正装置であって、
前記リング状ワークを介して前記第1ローラと対向する側で、前記一対の第2ローラとの間に配置される少なくとも一つの第3ローラと、をさらに備え、
前記第1ローラと前記リング状ワークとの接触点及び前記一対の第2ローラと前記リング状ワークとの接触点をそれぞれ結ぶ線分のなす角度は15°〜40°であり、
変形矯正開始時には前記第1及び第2ローラによる3点で矯正を行い、変形矯正途中からは前記第1、第2、及び第3ローラによる少なくとも4点で矯正を行うことができるように、前記第1ローラ及び前記第3ローラは、前記仮想線に沿って進退可能に配置されることを特徴とするリング状ワークの変形矯正装置。 - 前記一対の第2ローラは、前記リング状ワークを回転駆動することを特徴とする請求項1に記載のリング状ワークの変形矯正装置。
- 前記第3ローラは、前記リング状ワークをさらに回転駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のリング状ワークの変形矯正装置。
- 前記第3ローラは、前記仮想線に対して線対称にそれぞれ配置される一対の第3ローラからなり、
前記第1ローラと前記リング状ワークとの接触点及び前記一対の第3ローラと前記リング状ワークとの各接触点とを結ぶ線分は、前記第1ローラと前記リング状ワークとの接触点及び前記第2ローラと前記リング状ワークとの接触点を結ぶ線分と、前記仮想線とのなす角度を等分することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリング状ワークの変形矯正装置。 - 前記第3ローラは、前記リング状ワークに付与する変形矯正力の大きさを変更可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリング状ワークの変形矯正装置。
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