JP2007014971A - 缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法 - Google Patents

缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 缶の巻き締め不良や缶の座屈、巻き締めされた部位の倒れ等を防止できる缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法を提供する。
【解決手段】 一端に開口部2aが形成される缶胴2の開口部2aの縁部2bと、当該缶胴2の開口部2aを覆う缶蓋3の縁部3bとの少なくとも一方に不連続部5が形成される缶胴2および缶蓋3を、前記缶胴2および缶蓋3の縁部同士を巻き締めにより締結するための缶の巻き締め装置であって、前記缶胴2および缶蓋を、前記開口部の面を回転面として回転させる缶回転機構と、前記缶胴2および缶蓋3の縁部2b、3bを挟持して巻き締めを行う少なくとも一対の巻き締めローラ30a、30bと、前記缶胴2および缶蓋3を加圧すると共に、当該加圧における缶加圧力を、前記巻き締めローラ30a、30bに対する缶胴2および缶蓋3の回転位置に対応して制御可能な少なくとも1つの加圧力調整手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法に関し、特に、二次電池を収納する缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法に関する。
缶胴および缶蓋を巻き締め加工して缶を作製する装置は、通常、缶胴および缶蓋の縁部をローラにより巻き締め加工し、缶胴および缶蓋の縁部に巻き締め部を形成させる(例えば、特許文献1参照)。このようなローラは、例えば二次電池を収納するために用いられる缶のように、缶が円筒状でない場合には、通常、カム機構により缶の回転中心からの巻き締め部までの位置を制御し、巻き締め部に対するローラの加圧力は、カムの押し圧により決定される。
しかし、二次電池を収納するために用いられる缶には、端子等を外部に取り出すために巻き締め部に開口が設けられることが有り、このように巻き締め部が不連続であると、この不連続部を巻き締めする際に巻き締め部に対するローラの加圧力が過大となり、巻き締め部の倒れや缶胴の座屈、巻き締め不良等の不具合が生じる。
また、巻き締め加工を行う対象であるワーク(缶胴および缶蓋)の形状に応じて、専用のカムの型板が必要であり、製品の形状、サイズが変更される場合には、型板の交換が必要となり、一基の巻き締め装置では複数の種類のワークの形状に対応できない。
特開平5−123797号公報
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、巻き締め加工された缶の巻き締め部の倒れや缶の座屈、巻き締め不良等の発生を防止し、様々な形状、大きさの缶に対応可能な巻き締め加工装置および巻き締め加工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る缶の巻き締め装置は、一端に開口部が形成される缶胴の開口部の縁部と、当該缶胴の開口部を覆う缶蓋の縁部との少なくとも一方に不連続部が形成される缶胴および缶蓋を、前記缶胴および缶蓋の縁部同士を巻き締めにより締結するための缶の巻き締め装置であって、前記缶胴および缶蓋を、前記開口部の面を回転面として回転させる缶回転機構と、前記缶胴および缶蓋の縁部を挟持して巻き締めを行う少なくとも一対の巻き締めローラと、前記缶胴および缶蓋を加圧すると共に、当該加圧における缶加圧力を、前記巻き締めローラに対する缶胴および缶蓋の回転位置に対応して制御可能な少なくとも1つの加圧力調整手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明に係る缶の巻き締め方法は、一端に開口部が形成される缶胴の開口部の縁部と、当該缶胴の開口部を覆う缶蓋の縁部との少なくとも一方に不連続部が形成される缶胴および缶蓋を、前記缶胴および缶蓋の縁部同士を巻き締めにより締結するための缶の巻き締め方法であって、前記缶胴および缶蓋を、前記開口部の面を回転面として回転させると共に、少なくとも1つの加圧力調整手段により前記缶胴および缶蓋を加圧し、当該加圧における缶加圧力を、前記巻き締めローラに対する前記缶胴および缶蓋の回転位置に対応して制御することを特徴とする。
上記のように構成した本発明に係る缶の巻き締め装置によれば、圧力調整手段による缶胴および缶蓋に対する加圧力を、巻き締めローラに対する不連続部の回転位置に対応して制御可能であるため、不連続部を巻き締めする際に加圧力を低減等することにより、缶の巻き締め不良や缶の座屈、巻き締めされた部位の倒れ等を防止できる。
上記のように構成した本発明に係る缶の巻き締め方法によれば、加圧力調整手段による缶加圧力を、巻き締めローラに対する缶胴および缶蓋の回転位置に対応して制御するため、不連続部の巻き締めを行う際に缶に対する加圧力を調整でき、缶の巻き締め不良や座屈を防止できる。
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は電池缶を示す斜視図、図2は電池缶を示す分解斜視図である。
図1,2に示す電池缶1は、自動車や電車などの車両に搭載される車載電池であり、複数の単電池1aが缶胴2の内部に収納され、この缶胴2に缶蓋3が巻締めにより締結されて形成される。
缶胴2は、上端に開口部2aが設けられた箱型形状であり、開口部2aには、外方向に開いた缶胴縁部2bが形成されている。缶蓋3には、開口部2aに所定深さ嵌る蓋部3aと、缶胴2の缶胴縁部2bに対応する缶蓋縁部3bと、が形成されている。缶胴縁部2b及び缶蓋縁部3bには、電池用端子1b等が設けられるための切り込み部4が設けられており、この部位が、巻き締めの際に不連続部5a,5b,5cおよび5dとなる。不連続部5bでは、缶胴2及び缶蓋3の両方に切り込み部4が設けられており、不連続部5a,5cおよび5dでは缶胴2にのみ切り込み部4が設けられている。
次に、本実施形態に係る缶の巻き締め装置について説明する。
図3は本実施形態に係る缶の巻き締め装置を示す斜視図、図4は図3のIV−IV線に沿う缶の巻き締め装置の縦断面図、図5は図3のV−V線に沿う缶の巻き締め装置の縦断面図、図6は本実施形態に係る缶の巻き締め装置の巻き締め治具を示す斜視図である。
缶の巻き締め装置6は、図3,4および5に示すように、本体7と、本体7に対して昇降可能に取り付けられる昇降台8と、本体7の側面に取り付けられる第1ローラユニット9及び第2ローラユニット10とを有している。
昇降台8は、本体7に設けられる昇降機構M1により昇降可能となっている。
昇降機構M1は、本体7に上下方向に伸延して設けられるリニアガイド11と、本体7に固定される昇降台用サーボモータ12と、昇降台用サーボモータ12により稼動する昇降台用ボールネジ13と、を有している。
昇降台8は、リニアガイド11により本体7と摺動可能に連結されている。昇降台用ボールネジ13は、昇降台用サーボモータ12によりタイミングベルト14を介して回転される昇降台用ネジ部13aと、昇降台用ネジ部13aと螺合し、昇降台用ネジ部13aが回転することにより上下に進退動する昇降台用移動部材13bと、を有しており、この昇降台用移動部材13bが昇降台8の下部に固定されている。このような昇降機構M1により、昇降台用サーボモータ12を回転させることによって、昇降台用移動部材13bと共
に昇降台8を上下に進退動させることができる。
昇降台8の上部には、電池缶1を回転させるための缶回転機構M2が設けられている。缶回転機構M2は、昇降台8の上部にクロスローラベアリング15を介して設けられ、昇降台8に対して水平面で回転可能な載置台16と、昇降台8に固定される載置台用サーボモータ17と、を有している。載置台16は、タイミングベルトを介して載置台用サーボモータ17と連結されており、載置台用サーボモータ17を駆動させることにより、載置台16が回転する。このような缶回転機構M2により、巻き締めの際に載置台16に載せられる缶1を回転できる。
載置台16の上面には、2つの端辺に沿う溝部16aが設けられている。載置台16の上には、図6に示すような、電池缶1を保持するための巻き締め治具18を載置することができ、巻き締め治具18の下面に設けられるロックピン18aが載置台16の溝部16aに嵌って保持される。これにより、載置台16が回転する際に巻き締め治具18も回転することができる。巻き締め治具18の上面には、外縁部に缶胴2の外周を保持するための外周保持部18bと、電池缶1に設けられる穴部に挿入され、電池缶1を保持する保持ピン18cとが形成されている。
本体7の上部には、門形のフレーム19が形成されており、フレーム19の上部で水平に延びる梁部19aの下面には、クロスローラベアリング20を介して、缶蓋3に対応する形状のノックアウト21が設けられている。ノックアウト21は、クロスローラベアリング20によりフレーム19に対して水平面で回転可能となっている。
第1ローラユニット9は、本体7の側面に結合される第1支持部22を有し、第1支持部22の上部に、リニアガイド23を介して本体方向へ摺動可能なアーム24が設けられている。
第1支持部22の本体7と反対側の端部には、缶形状追従用サーボモータ26が固定されている。この缶形状追従用サーボモータ26には、カップリング27を介して、アンギュラベアリング28により支持される缶形状追従用ボールネジ29が連結されており、缶形状追従用ネジ部29aが回転することにより移動する缶形状追従用移動部材29bが、アーム24に連結されている。カップリング27は、軸の曲げや偏芯を吸収可能な構造となっている。
アーム24の本体7側には、巻き締めの際に缶1の巻き締め部を押圧する第1内側巻き締めローラ30aが水平面で回転可能に連結されている。したがって、缶形状追従用サーボモータ26を駆動することにより、第1内側巻き締めローラ30aを本体7方向へ自在に進退動させることができる。また、アンギュラベアリング28により缶形状追従用ボールネジ29が受ける水平方向の力を、第1支持部22により受けることができる。このような缶形状追従機構M3により、巻き締めの際に、回転する缶胴2及び缶蓋3の縁部2b、3bの回転角に応じて第1内側巻き締めローラ30aおよび第1外側巻き締めローラ30bの位置を制御することができ、缶1の形状に対応した巻き締めが可能となる。
アーム24には、リニアガイド31により本体7方向へ摺動可能なシーミングフレーム32が設けられており、アーム24の本体7側と反対側の端部には、水平方向加圧用サーボモータ33が固定されている。この水平方向加圧用サーボモータ33には、カップリング34を介して、アンギュラベアリング35により支持される水平方向加圧用ボールネジ36が連結されており、水平方向加圧用ネジ部36aが回転することにより移動する水平方向加圧用移動部材36bが、シーミングフレーム32に連結されている。カップリング34は、軸の曲げや偏芯を吸収可能な構造となっている。
シーミングフレーム32の本体7側には、第1内側巻き締めローラ30aと対をなし、巻き締めの際に缶胴2及び缶蓋3の縁部2b,3bを押圧する第1外側巻き締めローラ30bが水平面で回転可能に連結されている。したがって、水平方向加圧用サーボモータ33を駆動することにより、第1外側巻き締めローラ30bを本体7方向へ自在に進退動させることができる。また、アンギュラベアリング35により水平方向加圧用ボールネジ36が受ける水平方向の力を、アーム24により受けることができる。このような巻き締め部加圧機構M4により、巻き締めの際に、回転する缶胴2及び缶蓋3の縁部2b、3bの回転角に応じて第1外側巻き締めローラ30bの位置を制御することができる。
第2ローラユニット10は、図3に示すように、第1ローラユニット9と異なる方向から本体7の側面に連結されている。第2ローラユニット10は、第1ローラユニット9によってある程度巻き締めを行った後に、巻き締めの最終仕上げを行うものである。この第2ローラユニット10は、第1内側巻き締めローラ30a、第1外側巻き締めローラ30bの形状と異なる第2内側巻き締めローラ、第2外側巻き締めローラが設けられ、他の構造は第1ローラユニット9と同様であるため、説明は省略する。
次に、本実施形態に係る缶の巻き締め方法を説明する。
図7は、巻き締めを行う際の図4のVII−VII線に沿う巻き締め装置の部分断面図、図8は従来の巻き締めによる不具合を示す缶の部分断面図、図9は本実施形態に係る巻き締め装置の加圧力と缶の回転角の関係を示すグラフであり、(A)は水平方向加圧力と回転角の関係、(B)は鉛直方向加圧力と回転角の関係を示す。
初めに、内部に単電池等の収容物が収納された缶胴2の開口部2aに缶蓋3を被せた状態で、電池缶1の穴部に巻き締め治具18の保持ピン18cを貫通させ、缶胴2を巻き締め治具18の外周保持部18bに嵌るようにして載置する。この後、電池缶1が保持された巻き締め治具18を載置台16に載せる。この際に、巻き締め治具18のロックピン18aが載置台16の溝部16aに嵌り、係合される。
次に、昇降機構M1の昇降台用サーボモータ12を稼動させて昇降台8を上昇させ、図4,5に示すように缶蓋3をノックアウト21に所定の加圧力で押し付ける。この缶加圧力は、任意に制御可能である。
この後、第1ローラユニット9に設けられる缶形状追従機構M3の缶形状追従用サーボモータ26を稼動させて、第1内側巻き締めローラ30aを缶蓋縁部3bの内側に位置させる。この後、巻き締め部加圧機構M4の水平方向加圧用サーボモータ33を稼動させて、第1外側巻き締めローラ30bを缶胴2および缶蓋3の縁部2b、3bの方向へ移動させ、第1内側巻き締めローラ30aと第1外側巻き締めローラ30bにより縁部2b、3bを挟むようにして加圧する。
次に、図7に示すように、缶回転機構M2の載置台用サーボモータ17を稼動させて載置台16を回転させる。缶1は箱型であるため、缶1の回転軸から缶胴2および缶蓋3の縁部2b、3bまでの距離R1が回転と共に変化する。したがって、缶1の回転角に応じて、缶形状追従機構M3により第1内側巻き締めローラ30aおよび第1外側巻き締めローラ30bの位置を制御し、ローラの位置を距離R1に追従させる。更に、第1外側巻き締めローラ30bの第1内側巻き締めローラ30aに対する相対的な位置を、缶1の回転角に応じて巻き締め部加圧機構M4により制御し、したがって、缶1の縁部2b、3bへの第1外側巻き締めローラ30bの加圧力を、缶1の回転角に応じて制御できる。
本実施形態では、初めに缶回転機構M2により缶1を6回転させる間、第1ローラユニット9により巻き締めを行う。この後に、第1ローラユニット9を退け、第1ローラユニット9と同様の工程により第2ローラユニット10によって更に缶を6回転させて巻き締めを行い、缶の巻き締めが完了する。
缶胴2および缶蓋3の不連続部5a,5b,5cおよび5dを巻き締めする際には、ローラが接する部位の剛性が低くなるため、図8(A)に示すように鉛直方向の加圧力により缶胴2が座屈したり、図8(B)に示すように水平方向の加圧力により巻き締め部が内側に倒れたり、または巻き締め不良が生じる可能性がある。
本実施形態では、図9(A)に示すように、不連続部5を巻き締めする際に、缶回転機構M2による缶1の回転角に応じて、昇降機構M1により鉛直方向の加圧力を低減させている。このような缶押圧力調整手段により、缶1の回転角に応じて望ましい加圧力を実現できる。
また、図9(B)に示すように、缶回転機構M2による缶1の回転角に応じて、缶形状追従機構M3及び巻き締め部加圧機構M4により、缶1の縁部2b、3bに対する第1外側巻き締めローラ30bの加圧力を低減させている。このようなローラ加圧力調整手段により、缶の回転角に応じて望ましい水平方向の加圧力を実現できる。
また、缶形状追従機構M3及び巻き締め部加圧機構M4により、第1内側巻き締めローラ30aと第1外側巻き締めローラ30bによる巻き締め部の挟み圧を制御できる。このような挟み圧調整手段により、缶1の回転角に応じて望ましい挟み圧を実現できる。
また、第1内側巻き締めローラ30aと第1外側巻き締めローラ30bによる巻き締め部の挟み圧による反力と、水平方向の加圧力のバランスも制御可能である。
なお、第2第2ローラユニット10においても、同様の作用を奏する。
以上のように、缶回転機構M2による缶1の回転角に応じて、缶1に対する鉛直方向及び水平方向の加圧力を調整することができ、缶1の座屈や巻き締め部の倒れ、または巻き締め不良等を防止することができる。また、本実施形態ではローラの移動手段としてカム機構を用いないため、缶の種類に応じた専用のカムの型板を必要とせず、一基の装置で複数の種類の缶の作製に対応することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、昇降機構M1、缶形状追従機構M3及び巻き締め部加圧機構M4を駆動するためのサーボモータは、他の駆動手段でもよく、例えば油圧式にすることもできる。また、本実施形態では2つのローラユニットが設けられているが、一つでもよく、また2つ以上でも良い。また、不連続部の位置や大きさ、数等が異なっても良い。また、本実施形態は電池缶に限らず様々な用途の缶に適用でき、缶の形状も角形に限定されず、円筒形等の種々の缶に適用できる。
電池缶を示す斜視図である。 電池缶を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る缶の巻き締め装置を示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う缶の巻き締め装置の縦断面図である。 図3のV−V線に沿う缶の巻き締め装置の縦断面図である。 本実施形態に係る缶の巻き締め装置の巻き締め治具を示す斜視図である。 巻き締めを行う際の図4のVII−VII線に沿う巻き締め装置の部分断面図である。 従来の巻き締めによる不具合を示す缶の部分断面図である。 本実施形態に係る巻き締め装置の加圧力と缶の回転角の関係を示すグラフであり、(A)は水平方向加圧力と回転角の関係、(B)は鉛直方向加圧力と回転角の関係を示す。
符号の説明
電池缶1
2 缶胴、
3 缶蓋、
2a 開口部、
2b 缶胴縁部、
3a 蓋部、
3b 缶蓋縁部、
4 切り込み部、
5a,5b,5c,5d 不連続部、
6 巻き締め装置、
M1 昇降機構、
M2 缶回転機構、
M3 缶形状追従機構、
M4 巻き締め部加圧機構。

Claims (10)

  1. 一端に開口部が形成される缶胴の開口部の縁部と、当該缶胴の開口部を覆う缶蓋の縁部との少なくとも一方に不連続部が形成される缶胴および缶蓋を、前記缶胴および缶蓋の縁部同士を巻き締めにより締結するための缶の巻き締め装置であって、
    前記缶胴および缶蓋を、前記開口部の面を回転面として回転させる缶回転機構と、
    前記缶胴および缶蓋の縁部を挟持して巻き締めを行う少なくとも一対の巻き締めローラと、
    前記缶胴および缶蓋を加圧すると共に、当該加圧における缶加圧力を、前記巻き締めローラに対する缶胴および缶蓋の回転位置に対応して制御可能な少なくとも1つの加圧力調整手段と、を有することを特徴とする缶の巻き締め装置。
  2. 前記加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記缶胴および缶蓋を、当該缶胴および缶蓋の回転面と交差する方向へ加圧すると共に挟持する缶押圧力調整手段であることを特徴とする請求項1に記載の缶の巻き締め装置。
  3. 前記缶加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記巻き締めローラにより前記缶胴および缶蓋の縁部を加圧するローラ加圧力調整手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の缶の巻き締め装置。
  4. 前記缶加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記缶胴および缶蓋の縁部を挟持する対の巻き締めローラにより、当該縁部を挟んで加圧する挟み圧調整手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の缶の巻き締め装置。
  5. 前記缶加圧力は、前記巻き締めローラに対する不連続部の回転位置に対応して制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の缶の巻き締め装置。
  6. 一端に開口部が形成される缶胴の開口部の縁部と、当該缶胴の開口部を覆う缶蓋の縁部との少なくとも一方に不連続部が形成される缶胴および缶蓋を、前記缶胴および缶蓋の縁部同士を巻き締めにより締結するための缶の巻き締め方法であって、
    前記缶胴および缶蓋を、前記開口部の面を回転面として回転させると共に、少なくとも1つの加圧力調整手段により前記缶胴および缶蓋を加圧し、当該加圧における缶加圧力を、前記巻き締めローラに対する前記缶胴および缶蓋の回転位置に対応して制御することを特徴とする缶の巻き締め方法。
  7. 前記加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記缶胴および缶蓋を、当該缶胴および缶蓋の回転面と交差する方向へ加圧すると共に挟持する缶押圧力調整手段であることを特徴とする請求項6に記載の缶の巻き締め方法。
  8. 前記缶加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記巻き締めローラにより前記缶胴および缶蓋の縁部を加圧するローラ加圧力調整手段であることを特徴とする請求項6または7に記載の缶の巻き締め方法。
  9. 前記缶加圧力調整手段の少なくとも1つは、前記缶胴および缶蓋の縁部を挟持する対の巻き締めローラにより、当該縁部を挟んで加圧する挟み圧調整手段であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の缶の巻き締め方法。
  10. 前記缶加圧力は、前記巻き締めローラに対する不連続部の回転位置に対応して制御することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の缶の巻き締め方法。
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