JP7001401B2 - ローラヘミング装置 - Google Patents
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Description
本発明の第2は、ローラ受け面を有する受けローラと、ローラ加圧面を有する転圧ローラと、前記両ローラを軸平行な状態で回転自在に支持するベース部と、前記転圧ローラを前記受けローラに対して軸平行な状態で近接離間させるスライド機構と、前記ローラ受け面と前記ローラ加圧面とでワークパネルの端縁に形成されている折返し部を狭圧した状態で前記ベース部を該折返し部に沿って移動させる移動手段とを備えるローラヘミング装置において、前記ベース部には、前記受けローラを中心として、該受けローラの周囲に複数の前記転圧ローラが配設されており、前記受けローラに対して前記各転圧ローラが選択的に近接離間される。
図1~図8に本発明の第1実施形態を示す。尚、以下においては、ボディ・コンストラクション(以下、「ボディコン」と略称)1に設けたリヤクウォータパネル2に形成されているリヤホイールアーチ部2aにヘミング加工を施す場合を例示して説明する。
ロボット制御部51は、予め設定されているプログラムに従い、先ず、図1に示すように、ローラヘッド部21を下方から上昇させて、ローラ受け面23cと第1ローラ本体36のローラ加圧面36aとの間に折返し部3aを遊挿する。そして、図7(a)に示すよう、ローラ受け面23cをアウタパネル3の外表面に当接させると共に、このアウタパネル3のR端部3bをローラ受け面23cの基部に形成されている段差部23d上面のR受け面23eに当接させる。
次いで、ロボット制御部51は、ロボットアーム13の手首軸13aを回転させて、ヘッドベース部22に設けた第2転圧ローラ部32をリヤホイールアーチ部2aの内面側に臨ませ、ローラ受け面23cと第2ローラ本体37のローラ加圧面37aとの間に、仮曲げされている折返し部3aを遊挿する。そして、ローラ受け面23cをアウタパネル3の外表面に当接させ、アウタパネル3のR端部3bを段差部23d上面のR受け面23eに当接させる。
その後、ロボット制御部51は、ロボットアーム13の手首軸13aを再び回転させて、第3転圧ローラ部33をリヤホイールアーチ部2aの内面側に臨ませ、ローラ受け面23cと第3ローラ本体38のローラ加圧面38aとの間に、中間曲げ形成されている折返し部3aを遊挿する。そして、ローラ受け面23cをアウタパネル3の外表面に当接させ、アウタパネル3のR端部3bを段差部23d上面のR受け面23eに当接させる。
図9に本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態によるヘッドベース部22は、図4に示すように、転圧ローラ部33(31,32)のローラ本体38(36,37)をスライダ42に支持し、このスライダ42をスライドさせることでローラ本体38(36,37)を、受けローラ23に対し、法線方向に沿って近接離間させるようにしている。
図10、図11に本発明の第3実施形態を示す。本実施形態は上述した第1実施形態の変形例である。第1実施形態ではアウタパネル3のR端部3bを端部から折り返したフラットヘム形状に加工しているが、本実施形態では、R端部3bの曲げ半径を大きくして、内部が中空閉断面のサークルヘム(「ロープヘム」とも称する)を形成するようにしたものである。尚、第1実施形態と同一の構成部分については同一の符号を付して説明を簡略化、或いは省略する。
2…リヤクウォータパネル、
2a…リヤホイールアーチ部、
3…アウタパネル、
3a…折返し部、
3b…R端部、
3c…サークル状曲面部、
4…インナパネル、
11…ローラヘミング装置、
11a…ヘミング用ロボット、
12…ロボット台、
13…ロボットアーム、
13a…手首軸、
14…本体ベース、
21…ローラヘッド部、
22,52…ヘッドベース部、
22a…軸支持部、
22b…支持フレーム、
23…受けローラ、
23a…軸部、
23b…フランジ部、
23c…ローラ受け面、
23d…段差部、
23e…R受け面、
23f…Rガイド面、
31~33…第1~第3転圧ローラ部、
36~38(38’)…第1~第3ローラ本体、
36a~38a(38a’)…第1~第3ローラ加圧面、
38b’…サークルヘム逃げ部、
41…ガイド盤、
42…スライダ、
42a…垂立面、
43…軸支持部、
44…軸部、
45…嵌合ガイド溝、
46…スライド機構、
47…逃げ部、
51…ロボット制御部、
61…転圧ローラ部、
71…枠体、
θ1~θ3…第1~第3曲げ角度
Claims (5)
- ローラ受け面を有する受けローラと、
ローラ加圧面を有する転圧ローラと、
前記両ローラを軸平行な状態で回転自在に支持するベース部と、
前記転圧ローラを前記受けローラに対して軸平行な状態で近接離間させるスライド機構と、
前記ローラ受け面と前記ローラ加圧面とでワークパネルの端縁に形成されている折返し部を狭圧した状態で前記ベース部を該折返し部に沿って移動させる移動手段とを備えるローラヘミング装置において、
前記受けローラは前記ローラ受け面の基部に所定高さの段差部が形成され、
前記段差部の上面に、前記折返し部の基部を当接させる受け面が形成されていることを特徴とするローラヘミング装置。 - ローラ受け面を有する受けローラと、
ローラ加圧面を有する転圧ローラと、
前記両ローラを軸平行な状態で回転自在に支持するベース部と、
前記転圧ローラを前記受けローラに対して軸平行な状態で近接離間させるスライド機構と、
前記ローラ受け面と前記ローラ加圧面とでワークパネルの端縁に形成されている折返し部を狭圧した状態で前記ベース部を該折返し部に沿って移動させる移動手段とを備えるローラヘミング装置において、
前記ベース部には、前記受けローラを中心として、該受けローラの周囲に複数の前記転圧ローラが配設されており、
前記受けローラに対して前記各転圧ローラが選択的に近接離間されることを特徴とするローラヘミング装置。 - 前記受けローラと前記転圧ローラとの一方の軸周方向にフランジ部が設けられ、他方の軸周方向に該フランジ部に嵌合するガイド溝が設けられ、
前記転圧ローラと前記受けローラとは、前記フランジ部と前記ガイド溝とが常時嵌合された状態で近接離間されることを特徴とする請求項1或いは2記載のローラヘミング装置。 - 前記受けローラと前記転圧ローラとの一方の軸周方向にフランジ部が設けられ、他方の軸周方向に該フランジ部に嵌合するガイド溝が設けられ、
前記転圧ローラと前記受けローラとは、前記フランジ部と前記ガイド溝とが常時嵌合された状態で近接離間され、
複数の前記転圧ローラは、少なくとも仮曲げ用転圧ローラと本曲げ用転圧ローラとで構成され、
前記本曲げ用転圧ローラに設けられている前記ローラ加圧面の傾斜角度が前記ローラ受け面と平行に形成され、
前記仮曲げ用転圧ローラに設けられている前記ローラ加圧面の傾斜角度が、前記本曲げ用転圧ローラに設けられている前記ローラ加圧面の傾斜角度よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項2記載のローラヘミング装置。 - 前記本曲げ用転圧ローラに設けられている前記ローラ加圧面に、前記ワークパネルの前記折返し部に中空閉断面のサークルヘムの形成を許容する逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項4記載のローラヘミング装置。
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- 2017-09-11 JP JP2017174036A patent/JP7001401B2/ja active Active
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