JP4476447B2 - ローラヘミング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークの縁部にローラを押し付けてヘミング加工するローラヘミング装置に係り、特に、押当て用の金型を不要として低コスト化を図ったローラヘミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローラヘミング方法および装置として、ロボットのアームの先端部に軸支されたヘミングローラを、押当て用の下型に載せられたワークの縁部に押し付けて縁部に沿って移動させ、ワークの縁部をヘミングローラと下型との間に挟み込むことで所定の形状に折り曲げ又はカシメ加工するようにしたものが知られている (特開平7-290158号公報等)。
【0003】
また、別のローラヘミング方法および装置として、ロボットのアームの先端部に保持したワークの縁部を、基台上に設けられた押圧ローラと受けローラとの間に挟み込み、押圧ローラを受けローラに押圧させつつ回転させてローラ間に挟まれたワークの縁部を送り出し、その送り出しに合わせてワークを保持するアームを移動させるようにしたものも知られている(特開平7-132327号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者のタイプにあっては、ワークの縁部をヘミングするときの押当て型となる下型が必要となるが、その下型はワークの縁部を正確にヘミングするためには完成品の形状に合わせて高い精度で製造する必要があり、コストアップの原因となる。特に、近年の多品種小ロット生産においては、かかる下型を各品種毎に用意する必要があり、金型(下型)代が膨大となると共に、各品種毎に下型の段取り替えが必要となる。また、ヘミングローラの押圧の確保が難しい。
【0005】
他方、後者のタイプにあっては、押圧ローラを所定の力で受けローラに押圧しつつ回転させてワークの縁部を送り出すようにしているため、押圧ローラに回転機構等を設けなければならず、構造が複雑となってコストアップとなる。また、ワークに皺等を発生させることなくヘミングするには、押圧ローラの押圧力および回転力とロボットアームの移動速度との同期を取る必要があるため、それらの同期コントロールが難しい。
【0006】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、押当て用の金型を不要として低コスト化を図ったローラヘミング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明に係るローラヘミング装置は、ガイドローラとヘムローラとが所定ピッチで取り付けられた基台部と、一方の面に加工すべき縁部を有するワークをその他方の面にバックプレートを当てがった状態で保持する保持部と、該保持部と上記基台部とを相対移動させ、保持部のワークおよびバックプレートを、基台部のガイドローラとヘムローラとの間に、ガイドローラ側にバックプレートをヘムローラ側にワークを位置させて通過させる相対移動手段とを備え、上記保持部は、バックプレートが取り付けられたベース体と、該ベース体に設けられ上記ワークをその他方の面をバックプレートに押し当てた状態で保持するクランプとを有し、上記相対移動手段は、上記保持部を予め教示された軌跡に沿って移動させるロボットであることを特徴とする。
【0010】
上記ヘムローラは、ワークの縁部を予備曲げするための円錐ローラからなり、上記ガイドローラは、その円錐ローラの回転軸と平行な回転軸を有していてもよい。
【0011】
上記ヘムローラは、ワークの縁部を本曲げするための円柱ローラからなり、上記ガイドローラは、その円柱ローラの回転軸と平行な回転軸を有していてもよい。
【0012】
上記ガイドローラとヘムローラとのピッチを多段階に切り換えて固定するピッチ切換手段を有していてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係るローラヘミング装置1は、当該装置1が設置される工場等の床面に強固に固定された基台部2を有する。基台部2には、第1ヘムローラ3と第1ガイドローラ4とが所定ピッチで取り付けられていると共に、第2ヘムローラ5と第2ガイドローラ6とが所定ピッチで取り付けられている。
【0015】
第1ヘムローラ3は、図3(a) にも示すように、ワークWの縁部Aを予備曲げすべく所定角度に成形された当たり面を有する円錐ローラ7からなり、第1ガイドローラ4は、その円錐ローラ7の回転軸と平行な回転軸を有する円柱ローラ8からなる。また、第2ヘムローラ5は、図3(b) にも示すように、ワークWの縁部Aを本曲げすべく回転軸に平行な当たり面を有する円柱ローラ9からなり、第2ガイドローラ6は、その円柱ローラ9の回転軸と平行な回転軸を有する円柱ローラ10からなる。
【0016】
各ローラ7〜10(3〜6)は、ベアリング等によって回転自在に支持されたアイドルローラとなっている。第1ガイドローラ4は、図3(a) に示すように、ワークWの縁部Aを第1ヘムローラ3(円錐ローラ7)によって折り曲げ加工する際に生じる斜め上方への反力を受けるため、第1ヘムローラ3より上方に配置されている。他方、第2ヘムローラ5(円柱ローラ9)には、ワークWの縁部Aを 180度折り曲げたときに形成される玉縁部11を収容するための溝12が、周方向に沿って成形されている。
【0017】
また、このローラヘミング装置1は、図1および図2に示すように、一方の面Xに加工すべき縁部Aを有するワークWを、その他方の面Yにバックプレート13を当てがった状態で保持する保持部14を有する。ワークWは、本実施形態では建設機械のキャブのドアパネルが用いられているが、これに限らず乗用車のドアパネルやボンネットやトランクリッド等、一方の面Xにヘミング加工すべき縁部Aを有するものであればよい。
【0018】
バックプレート13は、図2に示すように、ワークW(建機ドアパネル)のドア外側面の周囲に沿って所定幅で平面的に接するように環状に成形されており、ブラケット15を介して枠状のベース体16に固定されている。ベース体16には、ワークWをその他方の面Y(ヘミング加工すべき縁部Aがない面:ドアの外側面)をバックプレート13に押し当てた状態で保持するクランプ17が設けられている。クランプ17は、シリンダ18によって開閉される。
【0019】
ベース体16には、図1にも示すように、当該ベース体16を予め教示された軌跡に沿って三次元的に移動させるロボット19のアーム20が連結されている。ロボット19は、その基礎部21が工場等の床面に強固に固定されており、各ローラ7〜10(3〜6)が設けられた基台部2に対してベース体16(保持部14)を相対移動させ、ワークWおよびバックプレート13を、ヘムローラ3(5)とガイドローラ4(6)との間に、ヘムローラ3(5)側にワークWをガイドローラ4(6)側にバックプレート13を位置させて通過させる相対移動手段を構成する。
【0020】
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
【0021】
先ず、図1および図2に示すように、ワークW(建機ドアパネル)を保持部14のバックプレート13に当てがうようにセットし、クランプ17およびシリンダ18によってワークWを保持部14に固定する。このとき、ワークWは、ヘミング加工すべき縁部Aがない面Y(ドアの外側面)が、バックプレート13に当てがわれた状態となって、保持部14に固定される。
【0022】
次に、ロボット19のアーム20を作動させ、保持部14に固定されたワークWおよびバックプレート13を、第1ヘムローラ3と第1ガイドローラ4との間に、第1ヘムローラ3側にワークWを第1ガイドローラ4側にバックプレート13を位置させて差し込む。ワークWの挿入方向は、図5に示すように、第1ヘムローラ3の左右方向からあるいは上方からの差し込みが可能である。
【0023】
その後、第1ヘムローラ3と第1ガイドローラ4との間に差し込んだワークWおよびバックプレート13を、ロボット19によって予め教示された軌跡に沿って移動させる。これにより、図3(a) に示すように、プレス加工等により90度程度に曲げられていたワークWの縁部Aは、第1ヘムローラ3の形状に合うように図例では更に45度程度連続的に予備曲げされる。このときワークWがガイドローラ4から受ける圧力は、バックプレート13により分散される。
【0024】
予備曲げ後、ワークWおよびバックプレート13を、第2ヘムローラ5と第2ガイドローラ6との間に、第2ヘムローラ5側にワークWを第2ガイドローラ6側にバックプレート13を位置させて差し込み、予め教示された軌跡に沿って移動させ、本曲げを行う。これにより、図3(b) に示すように、 135度程度に予備曲げされたワークWの縁部Aは、第2ヘムローラ5によって 180度まで曲げられる。このときワークWがガイドローラ6から受ける圧力は、バックプレート13により分散される。
【0025】
本曲げ時、ワークWの縁部Aは、図4に示すように、ワークWの内側パネル22を挟持するようにカシメられ、その折曲端が第2ヘムローラ5に成形された溝12に嵌まって玉縁部11となる。また、図6に示すように、ワークWのコーナー部には、ヘミングすべき縁部Aが欠落された欠落部Cが設けられている。ワークWおよびバックプレート13を欠落部Cからローラ間3、4(5、6)間に差し込み・引き抜くためである。欠落部Cの寸法Zは、図7に示すように、第2ヘムローラ5の高さZに合わせて設定されている。
【0026】
仮に、欠落部Cが無いとすると、図6においてワークWおよびバックプレート13をコーナー部からローラ3、4(5、6)間に差し込むとき、ヘミングすべき縁部Aの手前側の直交する縁部Aがローラ3、4(5、6)間に挟まれて折り曲げられてしまい、仕上がりが悪化してしまう。また、欠落部Cが無いとすると、ワークWおよびバックプレート13をローラ3、4(5、6)間からワークWを引き抜くとき、ヘミングし終わった縁部Aと直交するコーナー部の出口側の縁部Aが、ヘミングすべき方向と逆方向に折り曲げられてしまい、修復が困難となる。かかる問題を解消するために、ワークWのコーナー部に縁部Aの欠落部Cを設けているのである。
【0027】
また、図8に示すように、第2ヘムローラ5を第2ガイドローラ6に対して近接離間させるシリンダ機構23を設けるとともにストッパ機構24(出没ピン)を設け、ローラ5、6間の間隔を広げた状態でワークWおよびバックプレート13を差し込んだ後、ローラ5、6間の間隔をシリンダ機構23によって所定の間隔まで狭めて挟み込んだ後にストッパ機構24でローラ5、6間の間隔を固定し、ワークWおよびバックプレート13を移動させて本曲げを行い、ワークWおよびバックプレート13をローラ5、6間から引き抜くときには、ローラ5、6間の間隔をシリンダ機構23によって広げた後に引き抜くようにしてもよい。
【0028】
なお、ロック機構がないとすると、ローラ5、6間にワークWおよびバックプレート13を通過させるときに、シリンダ機構23が微視的に伸縮してローラ5、6間のピッチが変化してしまい、ヘミングが設計通りに行なえない。また、ストッパ機構24(出没ピン)を多数設ければ、ローラ5、6間の間隔を多段階で固定できるため、完成寸法(厚さ)の異なる種々のワークWに対応できる。この場合、各ストッパ機構24が、第2ヘムローラ5と第2ガイドローラ6とのピッチを多段階に切り換えて固定するピッチ切換手段を構成することになる。
【0029】
以上のヘミング方法および装置によれば、ヘムローラ3(5)とガイドローラ4(6)との間にワークWおよびバックプレート13を挟んで通過させ、ワークWの縁部Aをバックプレート13に押し付けつつヘミング成形しているので、ワークWを押し付け用の金型(下型)に押し付けてヘミングしていた従来技術と比べると、大幅なコストダウンとなる。何故なら、バックプレート13は、完成品のうち実質的にローラ3、4(5、6)間に挟まれる部分のみの形状を成形すればよいので低コストで製造できるのに対し、金型(下型)は、完成品の全ての形状を正確に成形する必要があり製造コストが高いからである。
【0030】
また、各ローラ3〜6はアイドルローラであり、それらアイドルローラの間にロボット19によってワークWおよびバックプレート13を挟んで通過させるようにしているので、ローラ3〜6に回転駆動機構を設ける必要がなく、ワークWをローラ間に挟み込んでそのローラを回転駆動することでワークをヘミングしつつ送り出すようにしていた従来技術と比べると、装置の機構が簡潔になって大幅なコストダウンとなる。また、各ローラの回転駆動機構によるワークWの送り速度とロボットによるワークの移動速度との同期制御を行なう必要もない。
【0031】
また、図1に示すようにロボット19のアーム20にワークWを把持させてワークWを移動しているので、ワークWの搬送の一部をロボット19によって行うことができ、搬送コストが低減する。すなわち、搬送設備の投資が低減する。また、ロボットアーム20の先端に取り付けられるワーク用の保持部14を各種ワーク毎に予め用意しておき、それらをアーム20の先端に着脱自在とすれば、それらを取り換えることにより各種ワークWの切り換えに迅速に対応できる。
【0032】
また、バックプレート13をワークW(建機用ドアパネル)の外側面に押当てているので、例えロボット19のティーチング精度が多少悪く教示ラインが最適ラインからズレていても、完成品の外観品質が確保できる。仮に、図9に示すようにバックプレート13を用いることなくヘムローラ5とガイドローラ6との間にワークWを挟んで通過させたとすると、ロボット19のティーチング精度が悪いと、図10(a) に示すように加工方向に沿って製品(ヘミング加工後のワークW)にうねり25が生じたり、図10(b) に示すようにヘム面に折れ26が生じたり、図10(c) に示すように最外周に食み出し27が生じたりする。
【0033】
また、図1に示す実施形態では、相対移動手段として、ローラ3〜6側を基台部2に固定しワークWおよびバックプレート13側をロボット19で移動するものを示したが、これとは逆にワークWおよびバックプレート13側を基台部に固定しローラ3〜6側をロボットで移動して、相対移動させるようにしてもよい。また、本実施形態では、予備曲げ用として第1ヘムローラ3および第1ガイドローラ4の1ユニットを用い、本曲げ用として第2ヘムローラ5および第2ガイドローラ6の1ユニットを用いたものを示したが、夫々複数ユニットを用いることも可能である。
【0034】
また、予備曲げ用として第1ヘムローラ3の角度が1種類のものを説明したが、角度の浅いもの深いものの複数を用いてもよい。このように予備曲げを多段階とすれば、ワークWのヘミングすべき縁部Aの剛性が高いものにも対応できる。なお、図1乃至図8に示す実施形態におけるワークWは、ヘミングすべき縁部Aの板厚が1mm〜1.2mm程度のもの(建機用のドアパネル)が用いられており、1回の予備曲げで済む。
【0035】
また、図1の実施形態では、予備曲げ用のローラ3、4対と本曲げ用のローラ5、6対とを並設し、ワークWおよびバックプレート13を予備曲げ用のローラ3、4対を通過させた後に、本曲げ用のローラ5、6対を通過させるようにしたが、予備曲げ用のローラ3、4対と本曲げ用のローラ5、6対とをワークWの送り方向に沿って配置し、1回のワーク送りで予備曲げと本曲げとを連続して行なうようにしてもよい。
【0036】
この場合、各ローラ3、4(5、6)対を複数設定してもよい。詳しくは、同じ円錐角度の予備曲げ用のローラ3、4対を複数配置してもよく、円錐角度の異なる予備曲げ用のローラ3、4対を複数配置してもよい。また、各ローラ3、4(5、6)対のユニットを可動式とすれば、複雑な形状のワークWにも対応できる。
【0037】
また、図1乃至図8に示す実施形態では、ローラ3〜6を剛体として説明したが、樹脂等の弾性のある材質を用いてもよい。樹脂等の弾性のある材質からなるローラ3〜6であれば、例えばワークWのヘミングすべき縁部Aの近傍に局部的な凹凸形状部があっても、ローラ3〜6がその凹凸形状部を乗り越えるときにローラ3〜6の表面が凹凸形状部の形状にならって変形しつつ通過するので、適正にヘミングできる。また、ワークWがローラ3、4(5、6)間を通過するとき、ローラ3〜6が多少潰れるよう変形することで、ローラ3〜6の外径以下の曲率にも対応できる。
【0038】
また、各ローラ3、4(5、6)間のピッチをシリンダ機構等によって可変とし、ワークWの形状変化部または板厚違いのワークWに対応させるようにしてもよい。この場合、可変された各ローラ3、4(5、6)間のピッチはロック機構によって固定する必要がある。仮に、ロック機構がないとすると、ローラ3、4(5、6)間にワークWおよびバックプレート13を通過させるときに、シリンダ機構が微視的に伸縮してローラ3、4(5、6)間のピッチが変化してしまい、ヘミングが設計通りに行なえないからである。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るローラヘミング装置によれば、押当て用の金型が不要となるので低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るローラヘミング装置の説明図である。
【図2】上記ローラヘミング装置の保持部の説明図であり、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図3】上記ローラヘミング装置を用いたローラヘミング方法を示す説明図であり。(a)は予備曲げの様子の説明図、(b)は本曲げの様子の説明図を示す。
【図4】図3(b)の部分拡大図である。
【図5】予備曲げ用のローラ間にワークを挿入する方向を示す説明図である。
【図6】上記ワークのコーナー部の拡大図である。
【図7】上記ワークのコーナー部をヘミングする様子を示す説明図である。
【図8】変形例を示す説明図である。
【図9】バックプレートを省略した対比例を示す説明図である。
【図10】対比例にて生じる欠陥を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ローラヘミング装置
2 基台部
3 第1ヘムローラ
4 第1ガイドローラ
5 第2ヘムローラ
6 第2ガイドローラ
7 円錐ローラ
8 円柱ローラ
9 円柱ローラ
10 円柱ローラ
13 バックプレート
14 保持部
16 ベース体
17 クランプ
18 シリンダ
19 相対移動手段としてのロボット
X 一方の面
Y 他方の面
W ワーク
A 縁部

Claims (4)

  1. ガイドローラとヘムローラとが所定ピッチで取り付けられた基台部と、一方の面に加工すべき縁部を有するワークをその他方の面にバックプレートを当てがった状態で保持する保持部と、該保持部と上記基台部とを相対移動させ、保持部のワークおよびバックプレートを、基台部のガイドローラとヘムローラとの間に、ガイドローラ側にバックプレートをヘムローラ側にワークを位置させて通過させる相対移動手段とを備え、上記保持部は、バックプレートが取り付けられたベース体と、該ベース体に設けられ上記ワークをその他方の面をバックプレートに押し当てた状態で保持するクランプとを有し、上記相対移動手段は、上記保持部を予め教示された軌跡に沿って移動させるロボットであることを特徴とするローラヘミング装置
  2. 上記ヘムローラは、ワークの縁部を予備曲げするための円錐ローラからなり、上記ガイドローラは、その円錐ローラの回転軸と平行な回転軸を有する請求項1記載のローラヘミング装置。
  3. 上記ヘムローラは、ワークの縁部を本曲げするための円柱ローラからなり、上記ガイドローラは、その円柱ローラの回転軸と平行な回転軸を有する請求項記載のローラヘミング装置。
  4. 上記ガイドローラとヘムローラとのピッチを多段階に切り換えて固定するピッチ切換手段を有する請求項1、又は3記載のローラヘミング装置。
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