JP2021047136A - 撮像装置、撮像方法および検査装置 - Google Patents

撮像装置、撮像方法および検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多品種のワークについて各ワークに設けられる筒状内周面を高い汎用性で撮像する。【解決手段】ワークを回転軸まわりに回転させる回転駆動部と、回転駆動部により回転される筒状内周面を照明する第1照明部と、回転駆動部により回転されるワークに対し、水平方向においてワークの一方側に離れた位置から筒状内周面を斜め方向より局部的に撮像して筒状内周面の第1部分画像を取得する第1撮像部とを備え、ワークが回転軸まわりに少なくとも1回転する間に第1撮像部により複数の第1部分画像が取得されることで筒状内周面の全周画像が取得される。【選択図】図1

Description

この発明は、歯車やブッシュなどの筒状部位を有するワークを撮像する撮像技術および当該ワークを検査する検査技術に関するものである。
工作機械や自動車などの種々の装置では、筒状部位が貫通して設けられた部品が数多く用いられている。これらの部品では筒状部位に対して軸やパイプなどの他の部品が嵌合される。このため、筒状部位の内周面、つまり筒状内周面に亀裂や気泡などの欠陥が存在しているか否かを検査することが求められている。そこで、筒状内周面を有する部品を撮像して検査する装置が従来より提案されている。例えば特許文献1では、中央部に筒状部位が貫通して設けられたワークは、当該筒状部位の軸線が鉛直方向に対して平行となる縦向き姿勢で検査テーブル上に載置され、筒状部位の一方の開口(下方側開口)が検査テーブルで塞がれる一方、他方の開口(上方側開口)が上方に開放される。また、他方の開口を介して円錐形の反射ミラーが筒状部位に挿入され、検査テーブル上に載置される。この反射ミラーの上方には、カメラが配置されてワークの筒状内周面を撮像する。このように従来では、反射ミラーとカメラとを組み合わせた撮像装置により筒状内周面の全周画像を撮像し、当該全周画像に基づいて判定手段がワークの筒状内周面を検査している。
特開平10−47929号公報
特許文献1に記載の撮像装置は、ワークの筒状部位の形状およびサイズに対応した反射ミラーを用いている。したがって、ワークの種類に応じて反射ミラーを作り直す必要があり、汎用性の面で劣っている。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、多品種のワークについて各ワークに設けられる筒状内周面を高い汎用性で撮像することができる撮像技術および各ワークの筒状内周面を検査することができる検査技術を提供することを目的とする。
この発明の第1態様は、ワークに対して貫通して設けられた筒状部位の筒状内周面を撮像する撮像装置であって、筒状部位の軸線を水平方向に延びる回転軸に一致させた状態でワークを回転軸まわりに回転自在に保持する保持部と、保持部に保持されるワークを回転軸まわりに回転させる回転駆動部と、回転駆動部により回転される筒状内周面を照明する第1照明部と、回転駆動部により回転されるワークに対し、水平方向においてワークの一方側に離れた位置から筒状内周面を斜め方向より局部的に撮像して筒状内周面の第1部分画像を取得する第1撮像部とを備え、ワークが回転軸まわりに少なくとも1回転する間に第1撮像部により複数の第1部分画像が取得されることで筒状内周面の全周画像が取得されることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、ワークに対して貫通して設けられた筒状部位の筒状内周面を撮像する撮像方法であって、筒状部位の軸線を水平方向に延びる回転軸に一致させた状態でワークを回転軸まわりに回転させる工程と、ワークが回転軸まわりに少なくとも1回転する間、回転軸まわりに回転しているワークの筒状内周面を照明しながら水平方向においてワークの一方側に離れた位置から筒状内周面を斜め方向より撮像して筒状内周面の第1部分画像を複数取得する工程と、複数の第1部分画像に基づいて筒状内周面の全周画像を取得する工程とを備えることを特徴としている。
さらに、この発明の第3態様は、上記撮像装置と、撮像装置により取得された複数の第1部分画像に基づいて筒状内周面を検査する検査部とを備えることを特徴としている。
このように構成された発明では、筒状部位の軸線を水平方向に延びる回転軸と一致させた横向き姿勢で当該回転軸まわりにワークを回転させつつ、水平方向においてワークの一方側に離れた位置から第1撮像部が筒状内周面を斜め方向より局部的に撮像して筒状内周面の第1部分画像を取得する。第1部分画像の取得は、ワークが少なくとも1回転する間行われて筒状内周面の全周画像が取得される。
以上のように、本発明によれば、上記した横向き姿勢でワークを少なくとも1回転させつつ筒状内周面を斜め方向より局部的に撮像して筒状内周面の第1部分画像を複数取得し、これらにより筒状内周面の全周画像を取得している。したがって、ワークの種類を問わず、ワークの筒状内周面を撮像することができ、高い汎用性が得られる。
本発明に係る撮像装置の第1実施形態を装備する検査装置の全体構成を示す図である。 図1に示す検査装置における部分画像の取得動作および全周画像の取得動作を説明するための模式図である。 本発明に係る撮像装置の第2実施形態を装備する検査装置の全体構成を示す図である。
図1は、本発明に係る撮像装置の第1実施形態を装備する検査装置の全体構成を示す図である。検査装置1は、本発明の「ワーク」の一例である平歯車Wの中央部に設けられた軸孔Waの内周面Wbを撮像する撮像装置2と、撮像装置2の各部を制御するとともに撮像装置2により撮像されて取得される複数の部分画像に基づいて内周面Wbを検査する制御装置3と備えている。なお、平歯車Wでは、軸孔Waが本発明の「筒状部位」の一例に相当し、内周面Wbが本発明の「筒状内周面」の一例に相当している。また、装置各部の位置関係を明確にするために、図1ではXYZ直角座標軸が示されている。つまり、次に説明するように平歯車Wの回転軸AX1が延びる水平方向と平行なX方向と、当該X方向と直交する水平方向Yと、鉛直方向Zとが示されている。X方向の矢印X1は一方側(撮像側)を向いており、X方向の矢印X2は他方側(照明側)を向いている。Y方向の矢印Y1はY方向の一方側を向いており、Y方向の矢印Y2はY方向の他方側を向いている。さらに、Z方向の矢印Z1は鉛直上方側を向いており、Z方向の矢印Z2は鉛直下方側を向いている。
撮像装置2は、ワークWを回転自在に保持する保持部21と、保持部21に保持されるワークWを水平方向に延びる回転軸AX1まわりに回転させる回転駆動部22と、軸孔Waの内周面Wbをスポット照明する照明部23と、照明部23によりスポット照明される領域R1を撮像する撮像部24とを備えている。なお、このように内周面Wbのうち照明部23によりスポット照明されるとともに撮像部24により局部的に撮像される領域R1を以下「被撮像領域R1」と称する。
保持部21は、図1に示すように、X方向に延びる回転軸AX2まわりに回転自在なローラ211、212を有している。これらのローラ211、212はいずれも平歯車Wよりも軟らかい材料、例えばゴムや樹脂などで構成されている。一方のローラ211は平歯車Wに対してY1方向側でかつ回転軸AX1よりも低い位置で平歯車Wの歯先部Wcと当接しながら回転自在に配置されている。また、他方のローラ212は平歯車Wに対してY2方向側でかつ回転軸AX1よりも低い位置で平歯車Wの歯先部Wcと当接しながら回転自在に配置されている。このように2つのローラ211、212により平歯車Wは、軸孔Waの軸線AX3を回転軸AX1と一致させた状態で下方側から回転自在に保持されている。また、次に説明する回転駆動部22により平歯車Wが回転軸AX1まわりに回転されると、ローラ211、212は平歯車Wの回転に従動して回転する。こうして、平歯車Wは保持部21によって横向き姿勢で回転自在に保持される。
回転駆動部22は、図1に示すように、Z方向に延びる回転軸AX4まわりに回転自在なローラ221、222と、ローラ222を回転駆動するモータ223とを有している。これらのローラ221、222はいずれも平歯車Wよりも軟らかい材料、例えばゴムや樹脂などで構成され、X方向において平歯車Wの側面部Wdを挟み込むように配置されている。すなわち、一方のローラ221は平歯車Wに対してX1方向側でかつ側面部Wdの下方側(Z2方向側)で平歯車WのX1方向側の側面部Wdと当接しながら回転自在に配置されている。また、他方のローラ222は平歯車Wに対してX2方向側でかつ側面部Wdの下方側(Z2方向側)で平歯車WのX2方向側の側面部Wdと当接しながら回転自在に配置されている。さらに、ローラ222はモータ223と接続されている。このため、装置全体を制御する制御装置3からの回転指令がモータ223に与えられると、モータ223はローラ222を回転軸AX4まわりに回転駆動し、平歯車Wの側面部WdにY2方向の摩擦力を与えて平歯車Wを回転軸AX1まわりに矢印AR方向に回転させる。なお、本実施形態では、ローラ221、222をそれぞれ従動ローラおよび駆動ローラとして機能させて平歯車Wを回転させているが、ローラ221に対してもモータ223を連結してローラ221を駆動ローラとして機能させてもよい。
照明部23は、図1に示すように、保持部21に保持された平歯車WからX2方向に離れた位置に配置されている。照明部23はLED素子(図示省略)を有している。当該LED素子の発光面を被撮像領域R1に向けた姿勢で照明部23は配置されている。そして、制御装置3からの照明指令を受けると、LED素子が点灯してX2方向側から照明光を斜め下方に照射して被撮像領域R1をスポット照明する。
撮像部24は、図1に示すように、保持部21に保持された平歯車WからX1方向に離れた位置に配置されている。撮像部24はCCDイメージセンサなどの二次元撮像素子(図示省略)を有している。当該二次元撮像素子の撮像面を被撮像領域R1に向けた姿勢で撮像部24は配置され、矢印方向ARに回転する平歯車Wの内周面Wbを局部的に撮像する。より詳しくは、二次元撮像素子が照明部23によりスポット照明された被撮像領域R1を撮像して平歯車Wの内周面Wbの部分画像(図2の符号PI)を取得する。平歯車Wが回転している間、部分画像の撮像は所定時間間隔(=T(2)−T(1)=T(3)−T(2)=…)で繰り返される。各撮像タイミング(図2中のタイミングT(1)、T(2)、…)において、部分画像に対応する画像データが撮像部24から制御装置3に送信され、画像記憶部31に記憶される。なお、本実施形態では、部分画像の撮像回数が所定回数n(2以上の自然数)に達した時点で平歯車Wが回転軸AX1まわりに1回転し、画像記憶部31にn個の部分画像PIが蓄積される。つまり、n個の部分画像PIを取得することで内周面Wbの全周画像を取得することが可能となっている。もちろん、部分画像PIの取得数はn個に限定されるものではなく、(n+1)個以上の部分画像PIを取得してもよく、それらのうち連続するn個の部分画像PIにより全周画像を取得することができる。また、従来より周知の手法により1回転を越える部分画像PIに基づいて全周画像を取得することも可能である。
制御装置3は、論理演算を実行する周知のCPU(Central Processing Unit)、初期設定等を記憶しているROM(Read Only Memory)、装置動作中の様々なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成されており、画像記憶部31、画像合成部32および検査部33として機能する。画像合成部32は、画像記憶部31に記憶された部分画像PIに基づいて内周面Wbの全周画像を合成する。また、検査部33は全周画像(図2の符号WI)に基づいて平歯車Wの内周面Wbを検査する。
図2は図1に示す検査装置における部分画像の取得動作および全周画像の取得動作を説明するための模式図である。同図中の縦軸は回転駆動部22による平歯車Wの回転開始からの時間経過を示しており、各撮像タイミングT(1)、T(2)、T(3)、…、T(n)、T(n+1)、T(n+2)、…で撮像部24による被撮像領域R1の撮像が行われ、部分画像PIが取得される。本実施形態では、上記したように平歯車Wが1回転する間にn回の部分画像PIが取得され、画像記憶部31に記憶される。また、n回の部分画像PIが記憶された後あるいは2個以上の部分画像PIが記憶された直後から画像合成部32は画像記憶部31から部分画像PIを順次読み出し、互いに隣接する部分画像PI同士をつなぎ合わせて内周面Wbの全周画像WIを合成する。ここで、撮像タイミングT(1)、T(2)、T(3)、…、T(n)で取得された部分画像PIに基づいて全周画像WIを合成してもよいし、例えば撮像タイミングT(2)、T(3)、…、T(n)、T(n+1)で取得された部分画像PIに基づいて全周画像WIを合成してもよい。
検査部33は上記のようにして取得された全周画像WIを基準画像と比較して内周面Wbに傷や欠陥などの不具合箇所を存在しているか否かを検査する。
以上のように、本実施形態においては、軸孔Waの軸線AX3を平歯車Wの回転軸AX1と一致させた横向き姿勢で平歯車Wを回転させながら照明部23によりスポット照明された被撮像領域R1を撮像部24で撮像している。このため、形状やサイズが異なる平歯車Wや平歯車以外のワークを撮像するために撮像装置2の構成部品を変更する必要がなく、多品種のワークについて各ワークに設けられる筒状内周面を高い汎用性で撮像することができる。
上記したように、本実施形態では、照明部23および撮像部24がそれぞれ本発明の「第1照明部」および「第1撮像部」の一例に相当している。X方向、X1方向側およびX2方向側がそれぞれ本発明の「水平方向」、「ワークの一方側」および「ワークの他方側」に相当している。部分画像PIが本発明の「第1部分画像」の一例に相当している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば上記実施形態では、図1に示すように被撮像領域R1を内周面Wbの最下部側に設定している。つまり、被撮像領域R1に対して斜め上方から照明光を照射するとともに被撮像領域R1の斜め上方から撮像部24により平歯車Wを局部的に撮像して部分画像PIを撮像しているが、被撮像領域R1の位置については内周面Wbの最下部に限定されるものではない。例えば被撮像領域R1に対して斜め下方から照明光を照射するとともに被撮像領域R1の斜め下方から撮像部24により平歯車Wを局部的に撮像して部分画像PIを撮像してもよい。
また、上記実施形態では、照明部23が被撮像領域R1をスポット照明しているが、内周面Wb全体を照明するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、内周面Wbのみを撮像して検査しているが、内周面Wbと同時に平歯車Wの外面を撮像して検査するように構成してもよい(第2実施形態)。
図3は本発明に係る撮像装置の第2実施形態を装備する検査装置の全体構成を示す図である。第2実施形態に係る撮像装置2が第1実施形態と大きく相違するのは、平歯車Wの外面を撮像するために、第2照明部25と、本発明の「第2撮像部」として3つの撮像部26〜28とが追加された点であり、その他の構成は基本的に第1実施形態と同様である。
第2照明部25は平歯車Wの上端部近傍を照明する。そして、第2照明部25により照明された領域R2を撮像部26〜28がそれぞれZ1方向側、斜め上方側およびX1方向側から撮像する。つまり、図3に示すように、撮像部26は回転駆動部22により回転される平歯車Wの直上位置に配置され、領域R2の歯先部Wcを撮像して歯先部Wcの部分画像を取得する。また、撮像部28は上記領域R2のX1方向側に配置され、領域R2の側面部Wdを撮像して側面部Wdの部分画像を取得する。さらに、撮像部27は撮像部26、28の間に配置され、領域R2を斜め上方から撮像して回転駆動部22により回転される平歯車Wの歯元近傍を撮像して歯元近傍の部分画像を取得する。
回転駆動部22により平歯車Wが回転されると、第1実施形態と同様にして各撮像タイミングにおいて内周面Wbの部分画像に対応する画像データが撮像部24から制御装置3に送信され、画像記憶部31に記憶される。また同時に、各撮像タイミングにおいて歯先部Wcの部分画像に対応する画像データ、歯元近傍の部分画像に対応する画像データおよび側面部Wdの部分画像に対応する画像データがそれぞれ撮像部26〜28から制御装置3に送信され、画像記憶部31に記憶される。
画像合成部32は画像記憶部31から部分画像を順次読み出し、内周面Wb、歯先部Wc、歯元近傍および側面部Wdの全周画像を合成する。そして、検査部33は上記のようにして取得された全周画像を基準画像と比較して内周面Wbや平歯車Wの外面に傷や欠陥などの不具合箇所を存在しているか否かを検査する。
以上のように、第2実施形態では、内周面Wbの部分画像を本発明の「第1部分画像」として取得するとともに、歯先部Wc、歯元近傍および側面部Wdの部分画像を本発明の「第2部分画像」として取得している。このため、平歯車Wの軸孔Waの内周面Wbと同時に、平歯車Wの外面を撮像して検査に有効な画像を取得することができ、それらの画像に基づいて平歯車Wを総合的に検査することができる。なお、第2実施形態では、ワークの一例として平歯車Wの外面を検査するために、3台の撮像部26〜28をそれぞれ鉛直方向、斜め上方および横方向に配置しているが、外面撮像用の撮像部の台数や配置などはこれに限定されるものではなく、ワークの種類に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、平歯車Wの歯先部Wcをローラ211、212で支持して軸孔Waの軸線AX3を平歯車Wの回転軸AX1と一致させた横向き姿勢で平歯車Wを回転自在に保持しているが、保持部21の構成はこれに限定されるものではない。例えば1または複数のローラに対して軸孔Waの内周面Wbを係合させることで平歯車Wを回転自在に懸吊することで保持してもよい。
また、上記実施形態では、平歯車Wの側面部WdにY2方向の摩擦力を与えて平歯車Wを回転させているが、回転駆動部22の構成はこれに限定されるものではない。例えば、保持部21を構成するローラ211、212の少なくとも一方に回転駆動力を与えて平歯車Wを回転させてもよい。
また、上記実施形態では、照明部23により内周面Wbを局部的に照明しているが、平歯車W全体を均一照明した状態で内周面Wbを撮像するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、平歯車Wを本発明の「ワーク」の一例として平歯車Wの撮像および検査を行っているが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、例えばはすば歯車、ねじ歯車、やまば歯車、内ば歯車などの歯車やブッシュなどの筒状部位を有する部品全般も本発明の「ワーク」に含まれる。
この発明は、筒状部位を有するワークを撮像する撮像技術全般および筒状内周面を検査する検査技術全般に適用することができる。
1…検査装置
2…撮像装置
3…制御装置
21…保持部
22…回転駆動部
23…(第1)照明部
24…(第1)撮像部
25…第2照明部
26〜28…(第2)撮像部
33…検査部
AX1…回転軸
AX3…(軸孔の)軸線
PI…部分画像
R1…被撮像領域
W…平歯車(ワーク)
Wa…軸孔(筒状部位)
Wb…(筒状)内周面
X…水平方向

Claims (6)

  1. ワークに対して貫通して設けられた筒状部位の筒状内周面を撮像する撮像装置であって、
    前記筒状部位の軸線を水平方向に延びる回転軸に一致させた状態で前記ワークを前記回転軸まわりに回転自在に保持する保持部と、
    前記保持部に保持される前記ワークを前記回転軸まわりに回転させる回転駆動部と、
    前記回転駆動部により回転される前記筒状内周面を照明する第1照明部と、
    前記回転駆動部により回転される前記ワークに対し、前記水平方向において前記ワークの一方側に離れた位置から前記筒状内周面を斜め方向より局部的に撮像して前記筒状内周面の第1部分画像を取得する第1撮像部とを備え、
    前記ワークが前記回転軸まわりに少なくとも1回転する間に前記第1撮像部により複数の前記第1部分画像が取得されることで前記筒状内周面の全周画像が取得されることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記第1照明部は、前記水平方向において前記保持部に保持される前記ワークの他方側から前記筒状内周面のうち前記第1部分画像が取得される被撮像領域を局部的に照明するスポット照明である撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    前記回転駆動部により回転される前記ワークの外面を照明する第2照明部と、
    前記回転駆動部により回転される前記ワークの外側から前記ワークを局部的に撮像して前記外面の第2部分画像を取得する第2撮像部とを備え、
    前記ワークが前記回転軸まわりに少なくとも1回転する間に前記第2撮像部により複数の前記第2部分画像が取得されることで前記外面の画像が取得される撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置であって、
    前記第1撮像部による前記第1部分画像の取得と、前記第2撮像部による前記第2部分画像の取得とが同時に行われる撮像装置。
  5. ワークに対して貫通して設けられた筒状部位の筒状内周面を撮像する撮像方法であって、
    前記筒状部位の軸線を水平方向に延びる回転軸に一致させた状態で前記ワークを前記回転軸まわりに回転させる工程と、
    前記ワークが前記回転軸まわりに少なくとも1回転する間、前記回転軸まわりに回転している前記ワークの前記筒状内周面を照明しながら前記水平方向において前記ワークの一方側に離れた位置から前記筒状内周面を斜め方向より撮像して前記筒状内周面の第1部分画像を複数取得する工程と、
    前記複数の第1部分画像に基づいて前記筒状内周面の全周画像を取得する工程と
    を備えることを特徴とする撮像方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置により取得された前記複数の第1部分画像に基づいて前記筒状内周面を検査する検査部と
    を備えることを特徴とする検査装置。
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