JP2016161401A - ワーク検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査部位の変更に応じてワーク支持部位を変更する際に、ワークの回転を停止させることなく、検査のサイクルタイムを短縮し、しかも検査中にワークの回転中心がずれることのないワーク検査装置を提供する。
【解決手段】ワーク検査装置100は、ワーク支持部11に昇降自在に設けられ、ワークWの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の支持部27,29と、複数の支持部27,29を、ワークWに当接させて支持する高さと、ワークWから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部41と、ワークWの検査部位を撮影するワーク撮影部15と、ワーク支持部11を回転駆動する回転駆動部17と、ワークWを回転させた状態で支持部29の高さを変更し、ワークの支持部位を切り替える制御部19とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワーク検査装置に関する。
転がり軸受の検査工程の一つに、外輪外周面と内輪内周面の外観検査がある。この外観検査では、まず、回転駆動されるワーク支持部上に検査対象である転がり軸受を載置し、転がり軸受を軸線周りに回転させる。そして、転がり軸受の上方から外輪外周面と内輪内周面とを撮影し、得られた検査画像に画像処理を施して被検査対象の良否判定を行っている。
また、ワークを支持する構造の例としては、例えば、特許文献1に記載されたワーク支持装置等がある。
特開2013−141684号公報
ところで、上記の検査画像の撮影時には、転がり軸受の外輪外周面や内輪内周面に所定光量の照明光を照射する。その際、検査部位によっては照明光がワーク支持部の支持面で反射して、検査画像に写り込む等の悪影響を及ぼすことがある。検査対象となるワークの検査部位が複数存在する場合には、複数の検査装置を用意して、ワークの検査部位に応じて各検査装置で個別に検査することもできる。しかし、この手法では装置コストが増大するため現実的ではない。検査部位が複数存在しても1台の検査装置で不具合なく検査を完了させるためには、照明光の反射が検査画像に影響しないように、例えば、ワークの支持面を適宜調整してワークの姿勢を変更することが考えられる。ところが、ワーク支持面を調整する際、回転するワークが支持面上から脱落することを防ぐため、ワークの回転を一旦停止させる必要がある。この回転停止が検査のサイクルタイムを延ばす要因となってしまう。更に、回転の停止や再起動の際、加減速に伴う加速度がワークに負荷されて、ワークの回転中心がずれる虞がある。
また、特許文献1にワークの支持位置を変更する機構が記載されるが、これはワークの支持位置をワーク搬送方向に沿った所定位置で変更する方式である。そのため、上記のように回転するワークの支持位置の変更にはそのまま適用することはできない。
そこで本発明は、検査部位の変更に応じてワーク支持部位を変更する際に、ワークの回転を停止させることなく、検査のサイクルタイムを短縮し、しかも検査中にワークの回転中心がずれることのないワーク検査装置を提供することを目的とする。
本発明は下記構成からなる。
(1) ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
前記ワークの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
前記ワーク支持部を回転駆動する回転駆動部と、
前記ワークを回転させた状態で前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
を備えることを特徴とするワーク検査装置。
(2) 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更することを特徴とする(1)に記載のワーク検査装置。
(3) 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にすることを特徴とする(2)に記載のワーク検査装置。
(4) 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続されたことを特徴とする(3)に記載のワーク検査装置。
本発明によれば、検査部位が複数存在する場合であっても、検査部位を変更する際にワークの回転を停止させることがなく、検査のサイクルタイムを短縮できる。しかも、検査中にワークの回転中心がずれることがないため、ワークが安定して支持された状態で検査が行える。
本発明の実施形態を説明するための図で、ワーク検査装置の概略的な全体構成図である。 、図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 (A)は、転がり軸受の外輪の外周面を検査する状態を示すワーク検査装置の要部拡大図、(B)は、転がり軸受の内輪の内周面を検査する状態を示すワーク検査装置の要部拡大図である。 (A)は、転がり軸受の外輪の外周面を検査する状態における転がり軸受と、内輪支持部と、外輪支持部の配置関係を示す一部断面斜視図、(B)は、転がり軸受の内輪の内周面を検査する状態における転がり軸受と、内輪支持部と、外輪支持部の配置関係を示す一部断面斜視図である。 転がり軸受の外観検査の手順を表すフローチャートである。 ワーク検査装置の一部断面を示す側面図である。 図7のワーク支持部を透視した上視図である。 (A),(B)は、昇降駆動部の概略的な構造と動作を示す説明図である。 ワーク検査装置の外輪支持状態と内輪支持状態を断面図で示す説明図である。 (A),(B)は変形例における昇降駆動部を備えるワーク検査装置の要部構成と動作を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明のワーク検査装置は、検査対象となるワークとして転がり軸受を一例に説明するが、これに限らず、他の検査対象物を検査する装置であってもよい。
<ワーク検査装置の構成>
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、ワーク検査装置の概略的な全体構成図である。ワーク検査装置100は、ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転するワークの検査部位を撮影する。撮影したワークの検査画像は、ワークの外観検査に供される。
ワーク検査装置100は、ワーク支持部11と、ワークWを昇降駆動させる昇降駆動機構13と、ワーク撮影部15と、ワーク支持部11を回転駆動する回転駆動部17と、制御部19とを備える。
ワーク支持部11は、ワークWを下方から支持し、ワークWの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部が、それぞれ昇降自在に設けられている。
ここで用いられるワークWは、転がり軸受であって、外輪21と、内輪23と、外輪12と内輪23との間に配置される転動体25とを有する。以下、ワークWを転がり軸受と呼称する。
ワーク支持部11の頂面には、転がり軸受Wが片側端面を下方に向けて載置される。ワーク支持部11は、内輪23の端面を支持する円柱状の内輪支持部27と、外輪21の端面を支持するリング状の外輪支持部29と、を有する。内輪支持部27と外輪支持部29は、転がり軸受Wの軸芯に合わせられるように、それぞれ同心に配置されている。
図2に、図1のII-II断面図を示す。内輪支持部27は、図示された断面において、二点鎖線で示す外輪21の内径doutより小さい半径領域に配置される。すなわち、内輪支持部27の外径φoutは、φout<doutを満足するように設定されている。
外輪支持部29は、図示された断面において、一点鎖線で示す内輪23の外径Dinより大きい半径距離に配置される。すなわち、外輪支持部29の内径φinは、φin<Dinを満足するように設定されている。
内輪支持部27は、図1に示すように、回転駆動部17のモータMにより回転駆動される回転軸33の上端に固定されている。回転軸33は、下端側がモータMにカップリング31を介して接続され、内輪支持部27が固定される上端側には、外周にスプラインが形成されたスプライン軸部37が形成されている。スプライン軸部37には、外輪支持部29と接続されるスプラインナット35が、回転方向に規制され、軸方向に移動自在に係合されている。
外輪支持部29は、内輪支持部27の外周に配置されたリング状部材であり、下端面がスプラインナット35に固定されている。したがって、外輪支持部29は、スプラインナット35の軸方向移動に伴って、内輪支持部27に対する相対高さ位置が変化する。また、外輪支持部29は、スプライン軸部37とスプラインナット35とが回転方向に規制されて、内輪支持部27と一体に回転する。
図3に図1のIII-III断面図を示す。回転軸33の外周に形成されたスプライン軸部37は、スプラインナット35に形成されたスプライン孔39に係合し、回転軸33の回転をスプラインナット35に伝達する。
これにより、スプラインナット35に接続された外輪支持部29は、回転軸33に接続された内輪支持部27と一体になって回転しつつ、軸方向に沿って低抵抗で摺動可能となっている。
この回転軸33は、固定側部材43との間に軸受45を介して垂直に支持されている。
上記のスプラインの種類としては、滑りスプラインの他、転がり案内のボールスプラインが利用可能である。本構成には、スライド抵抗が少ないボールスプラインを使用することがより好ましい。
スプラインナット35は、詳細を後述する昇降駆動部41の駆動によって、軸方向に沿って昇降移動する。昇降駆動部41は、エアシリンダや油圧シリンダ等の直動駆動装置、モータ等を駆動源として構成され、制御部19から出力される駆動信号に応じてスプラインナット35を昇降動作させる。
また、回転軸33とモータMとを連結するカップリング31に対面して回転センサ47が設けられている。回転センサ47は、モータMにより回転駆動された回転角を検出し、回転角検出信号を制御部19に出力する。制御部19は、回転角検出信号から転がり軸受Wを外観検査する際の周方向位置を求める。
転がり軸受Wの上方には、ワーク撮影部15が配置されている。ワーク撮影部15は、撮像素子やレンズ等を含む撮像部51と、照明光を出射する照明部53と、撮像駆動部55とを備える。
照明部53は、電球、蛍光灯、LEDやLD等の半導体発光素子、等の光源が搭載され、転がり軸受Wに向けて予め定めた光量の照明光を照射する。照明部53は、外部から供給される光を光ファイバ等の導光部材により導光し、転がり軸受Wに向けて照明光を出射する構成であってもよい。
撮像駆動部55は、制御部19から出力される撮影駆動信号に基づいて、撮像部51と照明部53を駆動して、照明光下で撮影して得られる検査画像の情報を制御部19に出力する。
検査情報出力部57は、制御部19に接続され、撮像駆動部55から出力された検査画像や各種情報を画像表示用の信号として出力する。また、制御部19が予め記憶されたプログラムにより検査画像の情報を画像処理し、画像処理された画像情報を出力してもよい。更には、制御部19が検査対象を良否判定し、その結果の情報を出力してもよい。また、検査情報出力部57が、画像表示するモニタであって、上記検査画像や画像処理された画像、又は良否判定結果の情報等を表示する構成であってもよい。
<ワーク検査の手順>
次に、上記構成のワーク検査装置100による検査の手順を説明する。まず、転がり軸受Wの外輪21の外周面21aと、内輪23の内周面23aを撮影する様子について説明する。
図4(A)は、転がり軸受Wの外輪21の外周面21aを検査する状態を示すワーク検査装置の要部拡大図、図4(B)は、転がり軸受Wの内輪23の内周面23aを検査する状態を示すワーク検査装置の要部拡大図である。
転がり軸受Wの外輪21の外周面21aを検査する場合には、図4(A)に示す状態にする。すなわち、スプラインナット35を、回転軸33に形成されたスプライン軸部37の下降端に移動させ、外輪支持部29の外輪載置面29aを内輪支持部27の内輪載置面27aより下方に配置する。
図5(A)に、図4(A)の状態の転がり軸受Wと、内輪支持部27と、外輪支持部29の配置関係を一部断面斜視図で示す。
この状態では、内輪支持部27の頂部の内輪載置面27aに内輪23の端面が支持される。そして、外輪支持部29は、転がり軸受Wから下方に離間して配置され、外輪21の下方には隙間空間が形成される。このため、外輪21の外周面21aの周囲には、照明部53からの照明光を反射する外輪載置面29aが遠ざけられ、撮像部51により撮影される検査画像に、無用な照明光の反射光が入り込むことがない。
一方、転がり軸受Wの内輪23の内周面23aを検査する場合には、図4(B)に示す状態にする。すなわち、スプラインナット35を、回転軸に形成されたスプライン軸部37の上昇端に移動させ、内輪支持部27の内輪載置面27aを外輪支持部29の外輪載置面29aより上方に突出させる。
図5(B)に、図4(B)の状態の転がり軸受Wと、内輪支持部27と、外輪支持部29の配置関係を一部断面斜視図で示す。
この状態では、外輪支持部29の頂部の外輪載置面29aに内輪23の端面が支持される。そして、内輪支持部27は、転がり軸受Wから下方に離間して配置され、内輪23の下方には隙間空間が形成される。このため、内輪23の内周面23aの周囲には、照明部53からの照明光を反射する内輪載置面27aが遠ざけられ、撮像部51により撮影される検査画像に、無用な照明光の反射光が入り込むことがない。
次に、ワーク検査装置100により、外輪21の外周面21aと、内輪23の内周面23aの外観検査を続けて行う検査手順を説明する。
図6に、転がり軸受の外観検査の手順を表すフローチャートを示す。まず、ワークである転がり軸受Wを図1に示すワーク支持部11に載置する(S11)。この場合のワーク支持部11は、内輪支持部27の内輪載置面27aと、外輪支持部29の外輪載置面29aとが、同じ高さになるよう調整されている。
転がり軸受Wがワーク支持部11に載置されると、制御部19は、モータMの駆動を開始する(S12)。すると、モータMの回転がカップリング31を介して回転軸33に伝達され、回転軸33に接続された内輪支持部27が回転駆動される。
そして、制御部19は、昇降駆動部41に駆動信号を出力し、昇降駆動部41の駆動によってスプラインナット35を回転軸33のスプライン軸部37に沿って下降させる(S13)。すると、転がり軸受Wは、外輪21の端面と内輪23の端面がワーク支持部11に共に支持された状態から、内輪23の端面だけが内輪支持部27の内輪載置面27aに当接して支持された状態となる。つまり、外輪支持部29の外輪載置面29aは、外輪12の端面から下方に離間する高さとなる。この場合の内輪支持部27と外輪支持部29との配置は、図4(A)に示す状態となる。
外輪支持部29が内輪支持部27に対して下降する際、外輪支持部29と内輪支持部27は、一体となって回転駆動されながら軸方向に相対変位する。そのため、転がり軸受Wが外輪21と内輪23が支持された状態から内輪23のみ支持された状態に変化しても、転がり軸受Wと各支持部27,29との間に擦れやずれ等は生じない。したがって、転がり軸受Wは、内輪支持部27に内輪23のみ支持される状態になっても、ワーク支持部11に支持された姿勢を崩すことはない。
次に、制御部19は、撮像駆動部55に駆動信号を出力して、撮像駆動部55により、外輪21の外周面21aに向けて照明部53から照明光を出射させ、外周面21aからの反射光を撮像部51により撮影させる。撮影した検査画像の情報には、回転センサ47による回転角検出信号も含まれ、転がり軸受Wの撮像位置が判別可能となっている。
撮像駆動部55は、撮影した検査画像の情報を制御部19に出力する。制御部19は、入力された検査画像の情報を用いて、記憶されたプログラムによる画像処理、画像処理後の画像情報に基づく良否判定、等を行い、その結果の情報や検査画像を検査情報出力部57に出力する。
検査情報出力部57は、入力された情報の表示や、他の機器に向けての情報出力を行う。
以上で、転がり軸受Wの外輪21の外周面21aにおける外観検査を終了し、続いて内輪23の内周面23aの外観検査を実施する。
制御部19は、昇降駆動部41に駆動信号を出力し、昇降駆動部41の駆動によってスプラインナット35を回転軸33のスプライン軸部37に沿って上昇させる(S15)。すると、転がり軸受Wは、内輪23の端面が内輪支持部27に支持された状態から、外輪支持部29に乗り移り、外輪21の端面のみが外輪支持部29の外輪載置面29aに支持された状態となる。このときの内輪支持部27と外輪支持部29との配置は、図4(B)に示す状態となる。
外輪支持部29が内輪支持部27に対して上昇する際、前述同様に、外輪支持部29と内輪支持部27は、一体となって回転駆動されながら軸方向に相対変位する。そのため、転がり軸受Wが内輪23に支持された状態から外輪21にのみ支持された状態に変化しても、転がり軸受Wと各支持部27,29との間に擦れやずれ等は生じない。したがって、転がり軸受Wは、外輪支持部29に外輪21のみ支持される状態になっても、ワーク支持部11に支持された姿勢を崩すことはない。
次に、制御部19は、撮像駆動部55に駆動信号を出力して、撮像駆動部55により、内輪23の内周面23aに向けて照明部53から照明光を出射させ、内周面23aからの反射光を撮像部51により撮影させる(S16)。
撮像駆動部55は、外輪21の外観検査時と同様に、撮影した検査画像の情報を制御部19に出力する。制御部19は、外輪21の外観検査時と同様に、入力された検査画像の情報、記憶されたプログラムによる画像処理後の画像情報、良否判定結果等の情報を検査情報出力部57に出力する。
検査情報出力部57は、入力された情報の表示や、他の機器に向けての情報出力を必要に応じて適宜行う。
以上で、転がり軸受Wの内輪23の内周面23aにおける外観検査を終了する。制御部19は、昇降駆動部41に駆動信号を出力し、昇降駆動部41の駆動により上昇位置に配置されたスプラインナット35を下降させ、内輪載置面27aと外輪載置面29aとを同一面内に配置させる(S17)。
そして制御部19は、モータMの回転駆動を停止させ、転がり軸受Wの回転を停止させる(S18)。転がり軸受Wの回転を停止させた後、図示しないワーク搬送機構や手作業により検査終了後の転がり軸受Wを取り出す(S19)。
以上の転がり軸受Wの外観検査の手順は、外輪21の外周面12aの外観検査を行った後に、内輪23の内周面23aの外観検査を実施する順であるが、この逆の順で外観検査を実施してもよい。
また、最初に行う外観検査において、転がり軸受Wに異常が発見された場合には、その転がり軸受Wに対して次に行う外観検査を省略してもよい。その場合、不良品に費やす検査時間を短縮して、検査処理を高速化できる。
<ワーク検査装置による作用効果>
上記構成のワーク検査装置100によれば、検査部位を変更する際、内輪支持部27と外輪支持部29を軸方向に相対変位させることで、転がり軸受Wの支持部位を切り替えできる。これにより、検査画像を撮影する際に不要光を生じさせる部材を、観察部位から遠ざけることができる。その結果、検査画像に無用な反射光による影響が生じず、画質品質の低下がなくなり、高精度な検査が可能となる。また、内輪支持部27と外輪支持部29の相対変位によって、内輪支持部27と外輪支持部29は、一体に回転駆動され、相対的な回転差が生じない。そのため、転がり軸受Wが回転中であっても、転がり軸受Wの姿勢を崩すことなく、転がり軸受Wの支持部位の切り替えが可能となる。
よって、本構成のワーク検査装置100によれば、検査部位の切り替えの度に転がり軸受Wの回転を停止させる必要がなく、検査のサイクルタイムを短縮できる。また、転がり軸受Wの回転を停止させずに繰り返し検査を行うため、転がり軸受Wには加減速による大きな加速度が作用せず、転がり軸受Wの回転中心がずれることがない。そのため、複数の検査部位の外観検査を、迅速に且つ安定して実施できる。
<ワーク検査装置の具体的な構成例>
次に、上記ワーク検査装置100のより具体的な一構成例について説明する。
図7はワーク検査装置100の一部断面を示す側面図、図8は図7のワーク支持部11を透視した上視図である。以降の説明では、図1と共通する部材に対しては、同一の符号を付与することでその説明を省略又は簡単化する。
ワーク検査装置100は、基台61と、基台61上に立設された円筒状のハウジング63を有し、ハウジング63の内周に前述した回転軸33が軸受45を介して回転自在に支持されている。
ハウジング63の基台61を介した下方には、回転駆動部17のモータMと回転軸33に接続されるカップリング31が配置される。基台61上には、ハウジング63に隣接して昇降駆動部41が配置されている。
昇降駆動部41は、基台61に固定されたベース65と、ベース65に固定され可動部を昇降動作させるアクチュエータ67と、アクチュエータ67の可動部に取り付けられたガイドプレート69と、を有する。
ここで、図9(A),(B)を参照して上記の昇降駆動部41について説明する。図9(A),(B)は、昇降駆動部41の概略的な構造と動作を示す説明図である。
図9(A)に示すように、スプラインナット35は、回転軸33を支持する上側の軸受45との間に介装され、回転軸33に挿通されたコイルバネ71と、半径方向外側に向けて延出するフランジ部材73と、が設けられている。
より具体的には、図7に示すように、コイルバネ71は、フランジ部材73の下面と、スプラインナット35の外周を覆いハウジング63側に接続された円筒部材75の段部75aとに当接して、スプラインナット35をワーク支持部11側に付勢する。
なお、円筒部材75の段部75aは、スラスト軸受77を介してハウジング63側と接続されており、円筒部材75及びコイルバネ71は、スプラインナット35と共に回転する。
また、アクチュエータ67の可動部に一端側が接続されたガイドプレート69の他端側先端には、ころ79が水平軸回りに回転自在に設けてある。ころ79は、図8に示すガイドプレート69のU字形に形成された一対の他端側先端にそれぞれ設けられている。
各ころ79は、フランジ部材73の図7に示すコイルバネ71とは反対側の鍔面81に転がり接触して、コイルバネ71の付勢力に抗じてスプラインナット35を下方に押圧する。これにより、スプラインナット35の垂直方向位置がころ79によって規制される。
つまり、図9(B)に示すように、アクチュエータ67を駆動して、ガイドプレート69を押し上げると、ガイドプレート69の上昇に伴って、スプラインナット35がコイルバネ71により付勢されながら上昇する。
また、図9(A)に示すように、アクチュエータ67を駆動して、ガイドプレートを押し下げると、ガイドプレート69の下降に伴って、スプラインナット35がコイルバネ71を押圧しながら下降する。
上記のスプラインナット35の昇降動作により、図9(A)に示す転がり軸受Wの内輪23が内輪支持部27に支持される状態と、図9(B)に示す外輪21が外輪支持部29に支持される状態とを切り替えることができる。
図10は、図7,図8に示すワーク検査装置100の、外輪支持状態と内輪支持状態を断面図で示す説明図である。図10は、回転軸33の中心軸Lを境に左半分が外輪支持状態、右半分が内輪支持状態を示している。
図示したように、スプラインナット35を上昇させて、外輪支持部29を押し上げた場合には、転がり軸受Wの外輪21が外輪載置面29aに載置される。この場合には、内輪23の内周面から、撮影に支障となる内輪支持部27が遠ざけられる。
また、スプラインナット35を下降させて、外輪支持部29を引き戻した場合には、転がり軸受Wの内輪23が内輪支持部27の内輪載置面27aに載置される。この場合には、外輪21の外周面から、撮影に支障となる外輪支持部29が遠ざけられる。
<昇降駆動部の変形例>
次に、昇降駆動部の変形例について説明する。図11(A),(B)は本変形例の昇降駆動部を備えるワーク検査装置の要部構成と動作を示す説明図である。
本変形例の昇降駆動部41Aは、前述のコイルバネ71を備えず、スプラインナット35をアクチュエータ67で直接的に昇降駆動させる構成としている。
具体的には、スプラインナット35の外周には支持スリーブ85が装着され、支持スリーブ85はスプラインナット35と一体に回転及び昇降動作する。また、アクチュエータ67の可動部には、開口87を有するガイドプレート89が接続されている。ガイドプレート89の開口87には支持スリーブ85が挿入され、支持スリーブ85は、軸受91を介してガイドプレート89に回転自在に支持されている。
上記構成により、制御部19がアクチュエータ67を駆動して、ガイドプレート89を昇降駆動すると、ガイドプレート89に支持スリーブ85を介して支持されたスプラインナット35が、回転軸33のスプライン軸部37に沿って昇降移動する。このときのスプラインナット35の昇降動作は、アクチュエータ67の駆動量と一致し、アクチュエータ67の駆動精度が、そのままスプラインナット35の昇降駆動の精度となる。
また、スプラインナット35は、支持スリーブ85がガイドプレート89に軸受91を介して回転自在に支持されており、前述同様に回転軸33の回転を維持したままスムーズに昇降移動する。
本構成によれば、スプラインナット35がアクチュエータ67の昇降駆動によって直接的に昇降駆動されるため、高い位置精度と高い応答性で転がり軸受Wの支持面を切り替えることができる。したがって、転がり軸受Wの外観検査を、精度良く高速に行うことができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
例えば、ワークとして転がり軸受を用いて説明したが、内輪と外輪との二重構造を有する対象物以外にも、三重構造等の更なる多重構造体にも適用が可能である。その場合、支持部材の数を増加させればよい。また、上記構成例では、ワークの異なる部位を面で支持していたが、少なくとも3点の点接触で支持する構成としても構わない。その場合、ワーク周囲の空間が増えるため、反射光の発生部位が少なくなり、検査部位の観察も容易となる。
また、本構成では、ワークの検査部位に応じてワーク支持部位を切り替えているが、ワーク支持部位の切り替えは、ワーク検査装置のユーザが決める任意のタイミングで行ってもよい。これにより、ワークの検査部位をより適切な環境下で観察することが自在となる。
11 ワーク支持部
13 昇降駆動機構
15 ワーク撮影部
17 回転駆動部
19 制御部
21 外輪
23 内輪
25 転動体
27 内輪支持部
29 外輪支持部
33 回転軸
35 スプラインナット
37 スプライン軸部
41 昇降駆動部
51 撮像部
53 照明部
55 撮像駆動部
100 ワーク検査装置
W ワーク(転がり軸受)

Claims (4)

  1. ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
    前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる部位をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
    前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
    前記ワークの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
    前記ワーク支持部を回転駆動する回転駆動部と、
    前記ワークを回転させた状態で前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
    を備えることを特徴とするワーク検査装置。
  2. 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更することを特徴とする請求項1に記載のワーク検査装置。
  3. 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
    前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
    前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
    前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
    前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にすることを特徴とする請求項2に記載のワーク検査装置。
  4. 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
    前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続されたことを特徴とする請求項3に記載のワーク検査装置。
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