JP6518514B2 - 両軸受リール - Google Patents
両軸受リール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6518514B2 JP6518514B2 JP2015108342A JP2015108342A JP6518514B2 JP 6518514 B2 JP6518514 B2 JP 6518514B2 JP 2015108342 A JP2015108342 A JP 2015108342A JP 2015108342 A JP2015108342 A JP 2015108342A JP 6518514 B2 JP6518514 B2 JP 6518514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- cam
- spool
- rotation
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 168
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 44
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 31
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 31
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
図1及び図2において、本発明の第1実施形態による両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出すリールである。両軸受リール100は、外部電源から供給された電力によってモータ12を駆動してスプール10を回転させる電動リールである。両軸受リール100は、手巻きで使用するときの電源を内部に有する。また、両軸受リール100は糸繰り出し長さ又は糸巻き取り長さに応じて仕掛けの水深を表示する水深表示機能を有する。
両軸受リール100は、図1から図4に示すように、リール本体1と、ハンドル2と、糸巻用のスプール10と、クラッチ操作部材11と、駆動軸30を含むスプール駆動機構13(図3参照)と、クラッチ機構16(図2参照)と、クラッチ制御機構20(図4参照)と、クラッチ戻し機構22(図4参照)と、逆転禁止機構34(図4参照)と、を備える。ハンドル2は、スプール10を回転駆動するように構成され、リール本体1の側部に回転自在に設けられる。スプール10は、スプール軸14を介してリール本体1に回転自在に支持される。クラッチ操作部材11は、第1位置(図5参照)と第1位置から離反した第2位置(図6参照)とに移動可能にリール本体1に設けられ、第1位置に付勢される。スプール駆動機構13は、ハンドル2及びモータ12の回転をスプール10に伝達する。駆動軸30は、リール本体1に回転自在に装着され、ハンドル2によって糸巻き取り方向に回転する。クラッチ機構16はハンドル2とスプール10の間に配置される。クラッチ機構16は、ハンドル2の糸巻き取り方向に回転をスプール10に伝達可能なオン状態と、伝達不能なオフ状態と、を取り得る。クラッチ制御機構20は、クラッチ操作部材11を操作する毎に、クラッチ機構16をオン状態とオフ状態とに交互に切り換え可能である。クラッチ戻し機構22は、オフ状態にあるクラッチ機構16を、ハンドル2の糸巻き取り方向の回転によってオン状態に戻す。逆転禁止機構34は、駆動軸30の糸巻き取り方向と反対の方向(逆転方向)の回転を禁止する。
リール本体1は、フレーム7と、第1側カバー8aと、第2側カバー8bと、前述した水深表示部4と、を備える。フレーム7は、例えば合成樹脂又は金属製の一体形成された部材である。フレーム7は、第1側板7aと、第2側板7bと、第1側板7aと第2側板7bとを連結する複数の連結部材7cと、を有する。第2側板7bは、第1側板7aと左右方向(図2左右方向)に間隔を隔てて配置される。第1側カバー8aは、フレーム7のハンドル2装着側を覆う。第2側カバー8bは、フレーム7のハンドル2装着側と逆側を覆う。
クラッチ操作部材11は、図5に示す第1位置と、第1位置から離反した図6に示す第2位置とに移動可能にリール本体1に設けられ、第1位置に付勢される。第1位置と第2位置との間隔は、後述する所定の回転位相RPに応じて設定される。クラッチ操作部材11は、スプールの後方で上下方向に移動可能にリール本体1に支持される。第2位置は第1位置よりも竿装着脚部7eに近い、第1実施形態では、クラッチ操作部材11は、図4に示すように、リール本体1にスプール軸14回りに回動自在に支持される回動部18と、回動部18に一体的に回動可能に連結された操作部19と、を有する。操作部19は、スプール軸14と平行に配置される。
スプール駆動機構13は、スプール10を糸巻き取り方向に駆動する。また、釣り糸の巻き取り時にスプール10にドラグ力を発生させて釣り糸の切断を防止する。スプール駆動機構13は、図3に示すように、図示しないローラクラッチによって糸巻き取り方向の回転が禁止されたモータ12と、第1回転伝達機構24と、第2回転伝達機構25と、を備える。第1回転伝達機構24は、モータ12の回転を減速してスプール10に伝達する。第2回転伝達機構25は、ハンドル2の回転を、第1回転伝達機構24を介して増速してスプール10に伝達する。
クラッチ機構16は、図2に示すように、クラッチピン16aと、ピニオンギア32の図2左側端面に径方向に沿って十字に凹んで形成されたクラッチ凹部16bと、を有する。ピニオンギア32は、クラッチ機構16を構成するとともに、スプール駆動機構13の第1回転伝達機構24を構成する。ピニオンギア32は、スプール軸14方向に沿って、図2に示すクラッチオン位置とクラッチオン位置より図2右側のクラッチオフ位置との間で移動する。クラッチオン位置では、クラッチピン16aがクラッチ凹部16bに係合してピニオンギア32の回転がスプール軸14に伝達され、クラッチ機構16は、オン状態になる。このオン状態では、ピニオンギア32とスプール軸14とが一体回転可能になる。また、クラッチオフ位置では、クラッチ凹部16bがクラッチピン16aから離反してピニオンギア32の回転がスプール軸14に伝達されない。このため、クラッチ機構16はオフ状態になり、スプール10は自由回転可能になる。
クラッチ制御機構20は、図4及び図5に示すように、クラッチカム40と、クラッチヨーク41と、2本の第2バネ部材42と、クラッチ爪44と、第3バネ部材48と、位相位置決め部46と、を有する。第2バネ部材42は、第1付勢部材の一例である。第3バネ部材48は、第2付勢部材の一例である。
クラッチカム40は、クラッチ操作部材11の図5に示す第1位置から図6に示す第2位置への移動に応じて、第1方向(図5反時計回り)の所定の回転位相RP毎に回転する。クラッチカム40は、第1方向R1の所定の回転位相RP毎にクラッチオン位置とクラッチオフ位置とに交互に切り換わる。クラッチカム40は、機構装着板9bの第1支持部9cに回転自在に装着される。クラッチカム40は、図7、図8及び図9に示すように、複数(例えば6個から16個、第1実施形態では、例えば12個)のラチェット歯40aと、複数(例えばラチェット歯40aの半分の数)のカム部40bと、を有する。ラチェット歯40aは、歯部の一例である。複数のラチェット歯40aは、クラッチカム40の外周面に周方向に間隔を隔てて配置された鋸歯状の歯である。所定の回転位相RPはラチェット歯40aの数によって定まる。第1実施形態ではラチェット歯40aの数が12であるので、所定の回転位相RPは30度である。
クラッチヨーク41は、ピニオンギア32を、クラッチピン16aに係合するオン位置とクラッチピン16aから離反するオフ位置とに移動させるために設けられる。クラッチヨーク41は、図4に示すように、第1支持部9cの先端に例えばネジ止め固定されるガイド部材49によって、スプール10に対して接近・離反するようにスプール軸14の軸方向に往復移動自在に支持される。ガイド部材49は、クラッチヨーク41が嵌合する2本のガイド軸49aを有する。クラッチヨーク41は、ピニオンギア32に係合する係合部41aと、一対のガイド孔41bと、一対のカム受け部41cと、を有する。係合部41aは、ピニオンギア32の環状凹部32aに係合するように半円形に形成される。一対のガイド孔41bは、係合部41aの両側に設けられ、2本のガイド軸49aが通過可能である。一対のカム受け部41cは、係合部41aの両側に設けられ、カム部40b及び位相位置決め部46に係合する。一対のカム受け部41cは、図9に示すように第1方向R1下流側が直角部41dを有し、第1方向R1上流側が鈍角部41eを有する。
2本の第2バネ部材42は、クラッチヨーク41をクラッチオン位置に向けて付勢する。第2バネ部材42は、第1付勢部材の一例であり、例えばコイルばねである。第2バネ部材42は、2本のガイド軸49aのそれぞれに装着される。2本の第2バネ部材42は、第1側カバー8aの内側面と、クラッチヨーク41の間に圧縮状態でガイド軸49aに装着される。
クラッチ爪44は、図4に示すようにクラッチ操作部材11の回動部18にラチェット歯40aに係合及び係合解除可能に揺動自在に連結される。クラッチ爪44は、前述したように、回動部18の爪装着部18eに設けられた支持軸18fに揺動自在に支持される。クラッチ爪44は、クラッチ操作部材11の第1位置から第2位置への移動によって、クラッチカム40を第1方向R1に所定の回転位相RPだけ回転させる。クラッチ爪44は、ラチェット歯40aの第1ラチェット歯40cと第2ラチェット歯40dのいずれかに係合してクラッチカム40を第1方向R1に押圧する。クラッチ爪44は、支持軸18fに支持される揺動支持部44aと、揺動支持部44aから径方向に延びる爪部44bと、を有する。クラッチ操作部材11が第1位置から第2位置に操作されると、爪部44bの先端がラチェット歯40aの根元部分に接触し、クラッチカム40を押圧して第1方向R1に回転させる。クラッチ爪44は、支持軸18fの先端部にねじ込まれるねじ部材53によって支持軸18fに対して抜け止めされる。
図4に示すように、第3バネ部材48は、クラッチ爪44をラチェット歯40aに向けて付勢する。第3バネ部材48は、例えば捩じりコイルばねである。第3バネ部材48は、一端が爪部44bに引っ掛けられ、他端が爪装着部18eに設けられる第2バネ掛け部18gに引っ掛けられる。第3バネ部材48は、自由状態よりも両端を広げてクラッチ爪44に装着される。
位相位置決め部46は、クラッチカム40を、第1方向R1の所定の回転位相RP毎に位置決めするように構成される。図9に示すように、位相位置決め部46は、カム部40bに配置され、カム部40bに凹んで形成された第1位置決め部46aと、カム部40bの間に配置された第2位置決め部46bと、を有する。第1位置決め部46aは、カム部40bの第1傾斜カム面40eに乗り上げたクラッチヨーク41のカム受け部41cに係合してクラッチカム40を位相PS毎に位置決めする。したがって、第1位置決め部46aは、クラッチヨーク41がクラッチオン位置からクラッチオフ位置に移動したときに、クラッチカム40を位置決めする。第2位置決め部46bは、カム部40bから降りたクラッチヨーク41のカム受け部41cに係合してクラッチカム40の位相PS毎に位置決めする。したがって、第2位置決め部46bは、クラッチヨーク41がクラッチオフ位置からクラッチオン位置に移動したときに、クラッチカム40を位置決めする。したがって、全体としてクラッチカム40は所定の回転位相RP毎に位置決めされる。
クラッチ戻し機構22は、図7及び図8に示すように、駆動軸30に連結され、駆動軸30の糸巻き取り方向の回転によってラチェット歯40aを押圧する前述した回転部材52を含む。回転部材52は、複数の突起部52aと、連結孔52bとを有する。複数(例えば7個)の突起部52aは、クラッチカム40を第1方向R1に回転させるように構成される。突起部52aは、周方向に間隔を隔てて形成される。突起部52aは、前述したように、ラチェット歯40aの第2ラチェット歯40dには係合不能であり、第1ラチェット歯40cだけに係合可能である。突起部52aは、駆動軸30の糸巻き取り方向WDの上流側の第1角部52cと、糸巻き取り方向WDの下流側の第2角部52dとを有する。第1角部52cは、例えば鋭角に形成され、第2角部52dは、鈍角に形成される。また、第1角部52cは、第2角部52dよりも駆動軸30の回転中心RCから離れて配置される。具体的には、第1角部52cは、第1ラチェット歯40cに接触可能に形成され、第2角部52dは、第1ラチェット歯40cに接触不能に形成される。これによって、第1角部52cと第2角部52dとを結ぶ傾斜した押圧面52eが形成される。このような構成の押圧面52eは、糸巻き取り方向WDの上流側が下流側よりも回転中心RCからの距離が大きな傾斜カム面になる。したがって、押圧面52eが、第1ラチェット歯40cを押圧するとき、突起部52aが第1ラチェット歯40cに食い込みにくくなり、食い込みによる回転部材52のスタック等の不具合が生じにくくなる。
釣りを行うときは、クラッチ操作部材11を第1位置から第2位置に押圧操作し、クラッチ機構16をオフ状態にする。これによって、仕掛けの自重によって釣り糸が繰り出され、スプール10が糸繰り出し方向に回転する。
図10、図11及び図12に示す第2実施形態では、クラッチ操作部材11によってクラッチカム40が第1方向R1に回転するとき、複数(例えば3個から8個、第2実施形態では5個)の突起部152aのいずれかがラチェット歯40aから離反するように移動する構成が第1実施形態と異なる。具体的には、クラッチ戻し機構122の回転部材152の構成が、第1実施形態と異なる。第2実施形態では、回転部材152は逆転禁止機構を構成しない。
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
2 ハンドル
7e 竿装着脚部
10 スプール
11 クラッチ操作部材
16 クラッチ機構
18 回動部
19 操作部
20 クラッチ制御機構
22、122 クラッチ戻し機構
40 クラッチカム
40a ラチェット歯
40b カム部
40c 第1ラチェット歯
40d 第2ラチェット歯
40e 第1傾斜カム面
41 クラッチヨーク
42 第2バネ部材
44 クラッチ爪
46 位相位置決め部
46a 第1位置決め部
46b 第2位置決め部
48 第3バネ部材
52,152 回転部材
52a、152a 突起部
100 両軸受リール
153 本体部
R1 第1方向
RP 所定の回転位相
WD 糸巻き取り方向
Claims (11)
- 釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、
竿装着脚部を有するリール本体と、
前記リール本体に回転自在に支持されるスプールと、
前記スプールを回転駆動するように構成されるハンドルと、
前記リール本体に回転自在に装着され、前記ハンドルによって糸巻き取り方向に回転する駆動軸と、
前記ハンドルと前記スプールとの間に配置されるクラッチ機構と、
第1位置と前記第1位置から離反した第2位置とに移動可能に前記リール本体に設けられ、前記第1位置に付勢されるクラッチ操作部材と、
前記クラッチ操作部材を操作する毎に、前記クラッチ機構をオン状態とオフ状態とに交互に切り換え可能なクラッチ制御機構と、
前記オフ状態にある前記クラッチ機構を、前記ハンドルの糸巻き取り方向の回転によって前記オン状態に戻すクラッチ戻し機構と、を備え、
前記クラッチ制御機構は、
外周面に、周方向に間隔を隔てて配置された複数の歯部を有し、前記クラッチ操作部材の前記第1位置から前記第2位置への移動に応じて第1方向の所定の回転位相毎に回転するクラッチカムを含み、
前記クラッチ戻し機構は、
前記駆動軸に連結され、前記駆動軸の糸巻き取り方向の回転によって前記歯部を押圧して前記クラッチカムを前記第1方向に回転させる複数の突起部を外周面に有する回転部材を含み、
前記回転部材の前記突起部は、前記クラッチ操作部材によって前記クラッチカムが前記第1方向に回転して前記歯部に接触したとき、前記歯部から離反するように移動する、両軸受リール。 - 前記回転部材は、前記駆動軸に一体回転可能に連結される円板状の本体部を有し、
前記突起部は、前記本体部の外周側に前記歯部を押圧可能に突出する押圧姿勢と、前記押圧姿勢よりも前記外周側に近づいた退避姿勢と、に揺動自在に連結され、
前記突起部は、前記クラッチカムが前記第1方向に回転するとき、前記クラッチカムによって押圧されて、前記退避姿勢に揺動する、請求項1に記載の両軸受リール。 - 前記回転部材は、前記クラッチ操作部材によって前記クラッチカムが前記第1方向に回転して前記突起部が前記歯部に押圧されたとき、前記駆動軸に対して、所定の角度範囲で糸巻き取り方向に回転する、請求項1に記載の両軸受リール。
- 前記クラッチ操作部材は、前記スプールの後方で上下方向に移動可能に前記リール本体に支持され、
前記第2位置は前記第1位置よりも前記竿装着脚部に近い、請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。 - 前記クラッチ制御機構は、
前記クラッチ機構及び前記クラッチカムに係合し、前記クラッチカムの前記第1方向の前記所定の回転位相毎の回転によって、前記スプールの軸方向に沿って、クラッチオン位置と、前記クラッチオフ位置とに交互に移動し、前記クラッチ機構を前記オン状態と前記オフ状態とに交互に切り換えるクラッチヨークと、
前記クラッチヨークを前記クラッチオン位置に向けて付勢する第1付勢部材と、を有し、
前記クラッチカムは、前記所定の回転位相に関連して周方向に間隔を隔てて配置され、前記クラッチヨークが係合する傾斜カム面を含む複数のカム部を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の両軸受リール。 - 前記傾斜カム面は、前記第1方向に沿って前記スプールから徐々に離れるように形成され、
前記カム部は、前記クラッチヨークの側面に係合し、前記クラッチヨークを前記クラッチオン位置から前記クラッチオフ位置に向けて移動させる、請求項5に記載の両軸受リール。 - 前記クラッチ操作部材は、
前記リール本体に前記スプール軸回りに回動自在に支持される回動部と、
前記回動部に一体的に回動可能に連結された操作部と、を有し
前記クラッチ制御機構は、
前記回動部に前記歯部に係合及び係合解除可能に揺動自在に連結され、前記歯部に係合して前記クラッチカムを前記第1方向に回転させるクラッチ爪と、
前記クラッチ爪を前記歯部に向けて付勢する第2付勢部材と、を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の両軸受リール。 - 前記クラッチ制御機構は、前記クラッチカムを、前記第1方向の前記所定の回転位相毎に位置決めする位相位置決め部を、さらに含む、請求項5から7のいずれか1項に記載の両軸受リール。
- 位相位置決め部は、前記クラッチヨークが係合する第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、
前記第1位置決め部は、前記複数のカム部に配置され、前記第2位置決め部は、前記複数のカム部の間に配置される、請求項8に記載の両軸受リール。 - 前記回転部材と、前記複数の突起部のいずれかに係合する係合位置と前記突起部から離反する離反位置とに揺動する爪部材と、を有し、前記駆動軸の前記糸巻き取り方向と逆方向の回転を禁止する逆転禁止機構をさらに備える、請求項1から9のいずれか1項に記載の両軸受リール。
- 前記複数の歯部は、前記突起部に係合可能な複数の第1歯部と、前記第1歯部と周方向に交互に配置され前記突起部に係合不能な第2歯部と、を有する、請求項1から10のいずれか1項に記載の両軸受リール。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015108342A JP6518514B2 (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 両軸受リール |
KR1020160033871A KR102577102B1 (ko) | 2015-05-28 | 2016-03-22 | 양 베어링 릴 |
TW105115323A TWI682714B (zh) | 2015-05-28 | 2016-05-18 | 雙軸承捲線器 |
CN201610359360.XA CN106172293B (zh) | 2015-05-28 | 2016-05-27 | 双轴承绕线轮 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015108342A JP6518514B2 (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 両軸受リール |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016220570A JP2016220570A (ja) | 2016-12-28 |
JP2016220570A5 JP2016220570A5 (ja) | 2018-06-07 |
JP6518514B2 true JP6518514B2 (ja) | 2019-05-22 |
Family
ID=57453107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015108342A Active JP6518514B2 (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 両軸受リール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6518514B2 (ja) |
KR (1) | KR102577102B1 (ja) |
CN (1) | CN106172293B (ja) |
TW (1) | TWI682714B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6836324B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2021-02-24 | 株式会社シマノ | 電動リール |
JP6914052B2 (ja) * | 2017-02-21 | 2021-08-04 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
JP7049799B2 (ja) | 2017-10-10 | 2022-04-07 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
JP7084736B2 (ja) * | 2018-02-01 | 2022-06-15 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
JP7513571B2 (ja) * | 2021-06-03 | 2024-07-09 | グローブライド株式会社 | 魚釣用電動リール |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4369936A (en) * | 1981-04-01 | 1983-01-25 | Shimano Industrial Company Limited | Fishing reel clutch control mechanism |
JPS61193769U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-02 | ||
JPS6239478U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-09 | ||
JPH0325575Y2 (ja) * | 1986-04-11 | 1991-06-03 | ||
JPS6320771U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | ||
CN2061760U (zh) * | 1989-07-21 | 1990-09-12 | 中外合资福建钓鱼机具制造有限公司 | 钓鱼用绕线轮 |
JPH04281731A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-07 | Shimano Inc | 釣り用リール |
JP3566565B2 (ja) * | 1998-11-19 | 2004-09-15 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用両軸受型リール |
JP2000354441A (ja) * | 1999-06-16 | 2000-12-26 | Shimano Inc | 両軸受リール |
JP2001045930A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-20 | Ryobi Ltd | 両軸受けリール |
US6318655B1 (en) * | 2000-06-14 | 2001-11-20 | Penn Fishing Tackle Maufacturing Co. | Drag apparatus for conventional and spinning reels |
JP4381580B2 (ja) * | 2000-08-30 | 2009-12-09 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの逆転防止機構 |
JP4451773B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-04-14 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのワンウェイクラッチ |
JP4281731B2 (ja) | 2005-11-17 | 2009-06-17 | トヨタ自動車株式会社 | 動力出力装置およびその制御方法並びに車両 |
JP5746841B2 (ja) * | 2010-09-22 | 2015-07-08 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのクラッチ制御装置 |
JP2014100078A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Shimano Inc | 両軸受リール |
EP2772968B1 (en) | 2013-02-28 | 2016-11-30 | Samsung SDI Co., Ltd. | Composite positive active material, method of preparing the same, and positive electrode and lithium battery containing the material |
JP6198421B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2017-09-20 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. | 釣り用リールの爪歯車 |
JP6295047B2 (ja) * | 2013-09-20 | 2018-03-14 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
JP6200287B2 (ja) * | 2013-11-14 | 2017-09-20 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. | 両軸受リール |
-
2015
- 2015-05-28 JP JP2015108342A patent/JP6518514B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-22 KR KR1020160033871A patent/KR102577102B1/ko active IP Right Grant
- 2016-05-18 TW TW105115323A patent/TWI682714B/zh active
- 2016-05-27 CN CN201610359360.XA patent/CN106172293B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR102577102B1 (ko) | 2023-09-11 |
JP2016220570A (ja) | 2016-12-28 |
KR20160140356A (ko) | 2016-12-07 |
TW201642738A (zh) | 2016-12-16 |
TWI682714B (zh) | 2020-01-21 |
CN106172293A (zh) | 2016-12-07 |
CN106172293B (zh) | 2021-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6518514B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP2016220570A5 (ja) | ||
KR101975425B1 (ko) | 낚시용 릴의 토크 제한 장치 | |
JP4963279B2 (ja) | 両軸受リールのクラッチ操作部材 | |
JP5755044B2 (ja) | 両軸受リールのドラグ機構 | |
KR20130087411A (ko) | 듀얼 베어링 릴 | |
JP6352756B2 (ja) | 釣用リールのトルク制限装置 | |
JP5961364B2 (ja) | 両軸受リールのハンドル組立体及び両軸受リール | |
TWI638604B (zh) | 雙軸承捲線器及雙軸承捲線器的離合機構 | |
JP2013000085A5 (ja) | ||
JP6412680B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6376848B2 (ja) | 両軸受リールのクラッチ復帰機構 | |
JP2013106543A5 (ja) | ||
JP2015228799A5 (ja) | ||
JP2014212739A5 (ja) | ||
TW201119573A (en) | Rotor brake for spinning reel. | |
JP7084736B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6836324B2 (ja) | 電動リール | |
CN110506716B (zh) | 钓鱼用绕线轮的手柄返回位置调整机构 | |
TWI630867B (zh) | Spinning wheel reel | |
JP6267874B2 (ja) | 両軸受リールのスプール制動装置 | |
JP2015159757A5 (ja) | ||
JP6914052B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP2001204321A (ja) | 両軸受リール及びクラッチ操作補助部材 | |
JP2004049115A (ja) | 両軸受リール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6518514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |