JPH0325575Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0325575Y2 JPH0325575Y2 JP1986054396U JP5439686U JPH0325575Y2 JP H0325575 Y2 JPH0325575 Y2 JP H0325575Y2 JP 1986054396 U JP1986054396 U JP 1986054396U JP 5439686 U JP5439686 U JP 5439686U JP H0325575 Y2 JPH0325575 Y2 JP H0325575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- clutch
- plate
- spool shaft
- engaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0183—Drive mechanism details
- A01K89/0186—Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
- A01K89/0188—Axially engaged
- A01K89/0189—Coaxial of spool
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案は両軸受型リールのクラツチ着脱装置の
改良に関するもので、クラツチ着脱動作を安定し
て円滑に行うと共に附勢発条の耐久性の向上を図
るようにしたものである。
改良に関するもので、クラツチ着脱動作を安定し
て円滑に行うと共に附勢発条の耐久性の向上を図
るようにしたものである。
従来の技術
両軸受型リールのスプール軸に対するピニオン
の係脱手段として、スプール軸の周囲に配置した
クラツチカムをスプール後側のリール側板間に横
架された操作部材の操作でクラツチ連動レバーを
介して作動せしめて行うことが実開昭60−131169
号公報等で知られているが、クラツチカムをピニ
オンの係合位置と着脱位置に振分け附勢する発条
としてトーシヨンスプリングを直接クラツチカム
に設けているので、クラツチカムの支持板への嵌
合部に摩擦抵抗が生じると共に不安定な状態とな
り円滑なクラツチ作動ができないこと、組込み作
業も困難で組込み時に変形したりすること、折れ
易く耐久性に乏しく特にベイトキヤステイングの
ように頻繁にクラツチ着脱装置を行う場合には適
切でないこと、トーシヨンスプリングがバネ力に
抗して屈曲する際に掛止めされる支持板、クラツ
チカムとの接触によりスムースなクラツチ作動が
行われない等の欠陥がある。
の係脱手段として、スプール軸の周囲に配置した
クラツチカムをスプール後側のリール側板間に横
架された操作部材の操作でクラツチ連動レバーを
介して作動せしめて行うことが実開昭60−131169
号公報等で知られているが、クラツチカムをピニ
オンの係合位置と着脱位置に振分け附勢する発条
としてトーシヨンスプリングを直接クラツチカム
に設けているので、クラツチカムの支持板への嵌
合部に摩擦抵抗が生じると共に不安定な状態とな
り円滑なクラツチ作動ができないこと、組込み作
業も困難で組込み時に変形したりすること、折れ
易く耐久性に乏しく特にベイトキヤステイングの
ように頻繁にクラツチ着脱装置を行う場合には適
切でないこと、トーシヨンスプリングがバネ力に
抗して屈曲する際に掛止めされる支持板、クラツ
チカムとの接触によりスムースなクラツチ作動が
行われない等の欠陥がある。
考案の構成
本考案はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、スプール後側のリール側板間に横架した操
作部材でスプール軸の周囲に配置されたクラツチ
カムを回動してピニオンをスプール軸から分離
し、ハンドル軸の回動により前記クラツチカムを
反対方向に回動してピニオンをスプール軸に係合
させるようにした魚釣用両軸受型リールにおい
て、前記ピニオンを設けた側のリール側板の支持
板に回動板を軸支し、該回動板の一端部を前記ク
ラツチカムに、他端部を前記操作部材に夫々係合
せしめると共に回動板にはその軸支点を境にして
前記スプール軸に対してピニオンを係合させる方
向及び分離する方向に振分け附勢するコイルスプ
リングを設けたことを要旨とするものである。
ので、スプール後側のリール側板間に横架した操
作部材でスプール軸の周囲に配置されたクラツチ
カムを回動してピニオンをスプール軸から分離
し、ハンドル軸の回動により前記クラツチカムを
反対方向に回動してピニオンをスプール軸に係合
させるようにした魚釣用両軸受型リールにおい
て、前記ピニオンを設けた側のリール側板の支持
板に回動板を軸支し、該回動板の一端部を前記ク
ラツチカムに、他端部を前記操作部材に夫々係合
せしめると共に回動板にはその軸支点を境にして
前記スプール軸に対してピニオンを係合させる方
向及び分離する方向に振分け附勢するコイルスプ
リングを設けたことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、ス
プール１を設けたスプール軸２はリール側板３，
４間に支承されると共にリール側板３側のスプー
ル軸２にはその係合部５にピニオン６が着脱自在
に嵌装され、該ピニオン６はハンドル軸７の駆動
歯車８と噛合しており、更にハンドル軸７に固着
された爪車９にはキツクピン１０が突設されてい
る。
プール１を設けたスプール軸２はリール側板３，
４間に支承されると共にリール側板３側のスプー
ル軸２にはその係合部５にピニオン６が着脱自在
に嵌装され、該ピニオン６はハンドル軸７の駆動
歯車８と噛合しており、更にハンドル軸７に固着
された爪車９にはキツクピン１０が突設されてい
る。
また前記ピニオン６にはスタツド１１，１１に
支持されかつ発条１２，１２で附勢されたクラツ
チ片１３が係合すると共に該クラツチ片１３はス
プール軸２の周囲において支持板１４に嵌合され
かつカム部１５，１５を有するクラツチカム１６
に当接しており、クラツチカム１６が回動してそ
のカム部１５，１５がクラツチ１３に当接すると
ピニオン６を発条１２，１２に抗してスプール軸
２の係合部から離脱せしめるように構成されてい
る。
支持されかつ発条１２，１２で附勢されたクラツ
チ片１３が係合すると共に該クラツチ片１３はス
プール軸２の周囲において支持板１４に嵌合され
かつカム部１５，１５を有するクラツチカム１６
に当接しており、クラツチカム１６が回動してそ
のカム部１５，１５がクラツチ１３に当接すると
ピニオン６を発条１２，１２に抗してスプール軸
２の係合部から離脱せしめるように構成されてい
る。
一方リール側板３の支持板１４に支軸１７で支
持された回動板１８の一端部は係合孔１９を介し
てクラツチカム１６の係合ピン１０と係合し、回
動板１８の他端部は係合孔２１を介してスプール
１後側のリール側板３，４間に横架された操作部
材２２の支持ピン２３と係合し、更に前記支持ピ
ン２３は支持板１４の誘導孔２４に嵌合して操作
部材２２を上下動自在に形成している。
持された回動板１８の一端部は係合孔１９を介し
てクラツチカム１６の係合ピン１０と係合し、回
動板１８の他端部は係合孔２１を介してスプール
１後側のリール側板３，４間に横架された操作部
材２２の支持ピン２３と係合し、更に前記支持ピ
ン２３は支持板１４の誘導孔２４に嵌合して操作
部材２２を上下動自在に形成している。
また前記クラツチ片１３を支持ている一方のス
タツド１１には摺動孔２５を介して発条２６で先
端を下方に牽引したキツクプレート２７が嵌合
し、該キツクプレート２７の先端は常時前記キツ
クピン１０の回動軌跡外に位置するが、キツクプ
レート２７の後端が回動板１８に衝接すると先端
はキツクピン１０の回動軌跡内に位置するように
構成されている。
タツド１１には摺動孔２５を介して発条２６で先
端を下方に牽引したキツクプレート２７が嵌合
し、該キツクプレート２７の先端は常時前記キツ
クピン１０の回動軌跡外に位置するが、キツクプ
レート２７の後端が回動板１８に衝接すると先端
はキツクピン１０の回動軌跡内に位置するように
構成されている。
前記回動板１８にはコイルスプリング２８が取
付けられ、該コイルスプリング２８は回動板１８
をその支軸１７を境にして左右反対方向に振分け
附勢するように形成されると共に更に回動板１８
に連結された案内杆２９の他端は支持板１４の案
内孔３０に係合し回動板１８の回動作用を案内す
るように構成されている。
付けられ、該コイルスプリング２８は回動板１８
をその支軸１７を境にして左右反対方向に振分け
附勢するように形成されると共に更に回動板１８
に連結された案内杆２９の他端は支持板１４の案
内孔３０に係合し回動板１８の回動作用を案内す
るように構成されている。
本考案実施例は上記のよう構成されているか
ら、操作部材２２を第２図の上方位置から第３図
の下方位置に押圧作動すると、回動板１８は回動
してコイルスプリング２８が支軸１７を超えるこ
とにより反時計廻り方向に附勢されてクラツチカ
ム１６を回動しそのカム部１５，１５がクラツチ
片１３を押圧してピニオン６をスプール軸２の係
合部５から離脱せしめ、第３図の釣糸放出位置に
保持される。
ら、操作部材２２を第２図の上方位置から第３図
の下方位置に押圧作動すると、回動板１８は回動
してコイルスプリング２８が支軸１７を超えるこ
とにより反時計廻り方向に附勢されてクラツチカ
ム１６を回動しそのカム部１５，１５がクラツチ
片１３を押圧してピニオン６をスプール軸２の係
合部５から離脱せしめ、第３図の釣糸放出位置に
保持される。
次にこの状態においてハンドル軸７を回動する
と、爪車９のキツクピン１０はキツクプレート２
７に係合してこれを後方に移動せしめ、キツクプ
レート２７の後端は回動板１８を時計廻り方向に
押圧回動しコイルスプリング２８が支軸１７を超
えるとその附勢力で回動板１８は第２図の位置に
復帰すると同時にクラツチカム１６のカム部１
５，１５はクラツチ片１３から脱れて発条１２，
１２によりピニオン６をスプール軸２の係合部５
に結合せしめて釣糸捲取り位置に復帰するもので
ある。
と、爪車９のキツクピン１０はキツクプレート２
７に係合してこれを後方に移動せしめ、キツクプ
レート２７の後端は回動板１８を時計廻り方向に
押圧回動しコイルスプリング２８が支軸１７を超
えるとその附勢力で回動板１８は第２図の位置に
復帰すると同時にクラツチカム１６のカム部１
５，１５はクラツチ片１３から脱れて発条１２，
１２によりピニオン６をスプール軸２の係合部５
に結合せしめて釣糸捲取り位置に復帰するもので
ある。
第５図に示す実施例はフレーム３１の外側に支
持板１４を設けた実施例であり、第６図にはこれ
に加えてクラツチカム１６を支持板１４に突設さ
れた軸筒１４′外側に嵌着した実施例である。
持板１４を設けた実施例であり、第６図にはこれ
に加えてクラツチカム１６を支持板１４に突設さ
れた軸筒１４′外側に嵌着した実施例である。
考案の効果
本考案はクラツチカムと操作部材の間に回動板
を設け、該回動板にその軸支点を境にして左右反
対方向に振分け附勢するコイルスプリングを設け
たので、クラツチカムを直接トーシヨンバネで掛
止する従来方式に比しクラツチカムにバネの附勢
力による摩擦抵抗が生じることがなく安定した状
態で円滑なクラツチ作動が得られると共にコイル
スプリングの組込み操作も無理なく容易に行われ
組立作業を能率良く行うことができ、またコイル
スプリングを無理なく効率的に使用して回動板を
附勢するようにしたので、その耐久性も向上する
ことができ、しかも支持部材、クラツチカム等の
掛止め部材の摩擦接触もなく、クラツチ作動を円
滑にかつ確実に行うことができる優れた特徴と実
用性を有する。
を設け、該回動板にその軸支点を境にして左右反
対方向に振分け附勢するコイルスプリングを設け
たので、クラツチカムを直接トーシヨンバネで掛
止する従来方式に比しクラツチカムにバネの附勢
力による摩擦抵抗が生じることがなく安定した状
態で円滑なクラツチ作動が得られると共にコイル
スプリングの組込み操作も無理なく容易に行われ
組立作業を能率良く行うことができ、またコイル
スプリングを無理なく効率的に使用して回動板を
附勢するようにしたので、その耐久性も向上する
ことができ、しかも支持部材、クラツチカム等の
掛止め部材の摩擦接触もなく、クラツチ作動を円
滑にかつ確実に行うことができる優れた特徴と実
用性を有する。
第１図は本考案の一部切欠平面図、第２図及び
第３図は夫々同一部切欠縦断側面図、第４図は同
要部の分解斜面図、第５図及び第６図は夫々別実
施例の要部の一部切欠平面図である。 １……スプール、２……スプール軸、３，４…
…リール側板、６……ピニオン、７……ハンドル
軸、１４……支持板、１６……クラツチカム、１
７……支軸、１８……回動板、２２……操作部
材、２８……コイルスプリング。
第３図は夫々同一部切欠縦断側面図、第４図は同
要部の分解斜面図、第５図及び第６図は夫々別実
施例の要部の一部切欠平面図である。 １……スプール、２……スプール軸、３，４…
…リール側板、６……ピニオン、７……ハンドル
軸、１４……支持板、１６……クラツチカム、１
７……支軸、１８……回動板、２２……操作部
材、２８……コイルスプリング。
Claims (1)
- スプール後側のリール側板間に横架した操作部
材でスプール軸の周囲に配置されたクラツチカム
を回動してピニオンをスプール軸から分離し、ハ
ンドル軸の回動により前記クラツチカムを反対方
向に回動してピニオンをスプール軸に係合させる
ようにした魚釣用両軸受型リールにおいて、前記
ピニオンを設けた側のリール側板の支持板に回動
板を軸支し、該回動板の一端部を前記クラツチカ
ムに、他端部を前記操作部材に夫々係合せしめる
と共に回動板にはその軸支点を境にして前記スプ
ール軸に対してピニオンを係合させる方向及び分
離する方向に振分け附勢するコイルスプリングを
設けたクラツチ着脱装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986054396U JPH0325575Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | |
| KR2019860019641U KR910003987Y1 (ko) | 1986-04-11 | 1986-12-09 | 낚시용 양축 받침형 리일의 클러치 착탈장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986054396U JPH0325575Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164772U JPS62164772U (ja) | 1987-10-20 |
| JPH0325575Y2 true JPH0325575Y2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=30881350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986054396U Expired JPH0325575Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0325575Y2 (ja) |
| KR (1) | KR910003987Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6518514B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2019-05-22 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP1986054396U patent/JPH0325575Y2/ja not_active Expired
- 1986-12-09 KR KR2019860019641U patent/KR910003987Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR870015729U (ko) | 1987-11-23 |
| KR910003987Y1 (ko) | 1991-06-10 |
| JPS62164772U (ja) | 1987-10-20 |
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