JP6515463B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、業務の進め方又は守るべきルールを記述した規定書を構成する要素と該業務の1つの作業プロセスを構成する作業とが対応付けられており、1つの要素に対応付けられている複数の作業を抽出する第1の抽出手段と、前記作業と該作業の内容を定義付けている作業定義情報とが対応付けられており、前記第1の抽出手段によって抽出された複数の作業にそれぞれ対応する作業定義情報を抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報間で類似している度合いを示す指標を出力する出力手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に1対1に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(1対1対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
例えば、銀行業務など、大規模な規定書に則って作業を行う業務では、効率よく業務を遂行するためにワークフローなどのプロセス支援システムを利用することがある。
規定書に定義された内容に違反しない範囲で、より効率的に業務を遂行できるように、業務プロセスを随時改訂していくことが必要になる。
情報処理装置100は、主に、以下の処理を行う場合に支援する装置として用いられる。
・業務の手順を表す作業プロセスを編集する際に、変更内容の妥当性を判断する。なお、業務プロセスが複雑になるほど、情報処理装置100を用いない場合、妥当性を確認する作業は労力と知見を要することとなる。
・作業プロセスと作業手順書や業務規定書等との整合性を確認する。
・作業プロセスの冗長性を判断する。
特に、規定書の特定箇所に対応する業務プロセス上の作業ノードが複数存在する場合に、それらを統合するべきか否かの判断を支援する。
「申請内容確認
1.申請目的の確認
2.本人確認
3.住所変更ありなしの確認」
があり、書類確認354の内容として、
「書類確認
1.申請書内容確認
・申請目的欄確認
・申請者氏名欄確認
・申請者住所欄確認
・代行者の氏名欄確認
・代行者の続柄欄の確認
2.本人確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・有効期限の確認
3.住所確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・住所の確認
・有効期限の確認
4.委任状の確認
・氏名の確認
・日付の確認
・陰影の確認」
があり、承認依頼356の内容として、
「承認依頼
1.依頼先選択
2.依頼指示」
がある。
また、作業定義情報350は、作業プロセス定義情報330内の各作業の内容を示している情報であり、申請内容確認352は、作業プロセス定義情報330の申請内容確認334と対応しており、書類確認354は、作業プロセス定義情報330の書類確認336と対応しており、承認依頼356は、作業プロセス定義情報330の承認依頼338と対応している。つまり、作業ノードにおける作業定義情報を管理している。
なお、この例は、確認するべき項目のリスト(チェックリスト)であるが、帳票への入力作業であれば、入力可能項目や入力必須項目を抽出したリストを用いてもよい。
また、重複作業ノード抽出モジュール160は、共通作業抽出モジュール150によって抽出された複数の作業定義情報間で重複している部分と異なっている部分を抽出するようにしてもよい。
さらに、重複作業ノード抽出モジュール160は、共通作業抽出モジュール150によって抽出された複数の作業定義情報を、重複している部分と異なっている部分に分解し、対応情報抽出モジュール140によって抽出された作業を、その分解した部分に対応する作業に変更するようにしてもよい。対応情報抽出モジュール140によって抽出された作業とは、前述の要素と作業との対応の形態が1対nの関係を有している作業のことである。
情報処理装置100、ユーザー用端末210A、ユーザー用端末210B、ユーザー用端末210C、ワークフロー処理装置220、文書管理装置230は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット等であってもよい。
ユーザー用端末210は、ワークフローにしたがって作業を行うユーザーが使用する端末であって、例えば、パソコン等である。ワークフロー処理装置220は、作業プロセス定義情報330を生成し、管理し、作業プロセス定義情報330に沿った業務の遂行の管理(具体的には、順番に作業を進めるように支援処理)等を行う。文書管理装置230は、その業務に関する文書(例えば、業務マニュアル、作業指示書等であり、具体的には、規定情報310等)を記憶、管理する。なお、規定情報記憶モジュール110は、情報処理装置100の構成要素ではなく、文書管理装置230の構成要素としてもよいし、作業プロセス定義記憶モジュール120、作業定義記憶モジュール130は、情報処理装置100の構成要素ではなく、ワークフロー処理装置220の構成要素としてもよい。
図3に示す規定情報310、作業プロセス定義情報330、作業定義情報350は、作業プロセス定義情報330の修正前の状態を示している。なお、、作業定義情報350の修正は、作業プロセス定義情報330の修正にともなって行うものである。前述したように、規定情報310は規定情報記憶モジュール110に、作業プロセス定義情報330は作業プロセス定義記憶モジュール120に、作業定義情報350は作業定義記憶モジュール130に、それぞれ記憶されている。
ここで、図3の例に示す作業プロセス定義情報330、作業定義情報350を、図4の例に示す作業プロセス定義情報430、作業定義情報450に修正したとする。なお、この修正は、ユーザー用端末210を介して、ワークフロー処理装置220において、作業プロセス定義情報330の管理者の操作に応じて行われる。
この作業プロセス定義情報430を評価する場合に、情報処理装置100が用いられる。作業プロセス定義情報430は、作業プロセス定義記憶モジュール120に、作業定義情報450は作業定義記憶モジュール130に、それぞれ記憶されている。
したがって、対応情報抽出モジュール140は、1つの要素に対応付けられている複数の作業として、「1.2書類確認」318に対する書類確認1:438、書類確認2:442、「1.3承認依頼」320に対応する承認依頼1:440、承認依頼2:444を抽出する。
「申請内容確認
1.申請目的の確認
2.本人確認
3.住所変更ありなしの確認」
があり、書類確認1:454の内容として、
「書類確認1
1.申請書内容確認
・申請目的欄確認
・申請者氏名欄確認
・申請者住所欄確認
・代行者の氏名欄確認
・代行者の続柄欄の確認
2.本人確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・有効期限の確認
3.住所確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・住所の確認
・有効期限の確認
4.委任状の確認
・氏名の確認
・日付の確認
・陰影の確認」
があり、書類確認2:456の内容として、
「書類確認2
1.申請書内容確認
・申請目的欄確認
・申請者氏名欄確認
・申請者住所欄確認
2.本人確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・有効期限の確認
3.住所確認書類の確認
・書類種別の確認
・氏名の確認
・住所の確認
・有効期限の確認」
があり、承認依頼1:458の内容として、
「承認依頼1
1.依頼先選択
2.依頼指示」
があり、承認依頼2:460の内容として、
「承認依頼2
1.依頼先選択
2.依頼指示」
がある。
また、作業定義情報450は、作業プロセス定義情報430内の各作業の内容を示している情報であり、申請内容確認452は、作業プロセス定義情報430の申請内容確認434と対応しており、書類確認1:454は、作業プロセス定義情報430の書類確認1:438と対応しており、書類確認2:456は、作業プロセス定義情報430の書類確認2:442と対応しており、承認依頼1:458は、作業プロセス定義情報430の承認依頼1:440と対応しており、承認依頼2:460は、作業プロセス定義情報430の承認依頼2:444と対応している。
ステップS502では、対応情報抽出モジュール140は、作業プロセス定義情報430内の全作業ノードに対して以下(ステップS504、ステップS506)を実施し、対象がなくなると、ステップS508へ進む。
ステップS504では、規定書の対応箇所を抽出する。ここでの対応箇所の抽出方法として、例えば、規定情報310と作業プロセス定義情報430との間でリンクがはられている場合は、そのリンクを辿るようにしてもよいし、規定情報310内の各要素と作業プロセス定義情報430内の各作業ノードとの単語の類似度を算出し、その類似度が予め定められた閾値より高い又は以上である場合は対応していると判断するようにしてもよい。
ステップS506では、ステップS502に戻り、繰り返し処理を行う。
ステップS510では、対応情報抽出モジュール140は、規定書の同じ箇所に対応する作業ノードを抽出する。
ステップS512では、対応情報抽出モジュール140は、規定書の同じ箇所に対応する作業ノードが複数あるか否かを判断し、複数ある場合はステップS514へ進み、それ以外の場合はステップS516へ進む。
ステップS514では、対応情報抽出モジュール140は、重複ノードとして抽出する。
ステップS516では、ステップS508に戻り、繰り返し処理を行う。
この後、共通作業抽出モジュール150は、ステップS514で抽出された重複ノードに対応する作業定義情報を抽出する。
重複作業ノード抽出モジュール160は、共通作業抽出モジュール150によって抽出された書類確認1:454と書類確認2:456間で類似している度合いを示す指標を算出する。例えば、書類確認1:454と書類確認2:456の各行を対象として判断する。なお、ここでの作業項目数は、書類確認1:454は15個(行頭に「・」がある行の数)であり、書類確認2:456は10個である。このうち、共通するもの(同一である行)は、10個である。具体的には、書類確認1:454の部分612と書類確認2:456の部分622(3個)、書類確認1:454の部分614と書類確認2:456の部分624(3個)、書類確認1:454の部分616と書類確認2:456の部分626(4個)である。そして、非共通であるものは、5個である。具体的には、書類確認1:454の部分617(2個)、部分619(3個)である。
類似度を以下の式で算出する。
類似度=共通数/(共通数+非共通数)
この場合、10/(10+5)=67%であり、類似度:67%となる。なお、この例では、行頭に「・」がある行を用いたが、単に行を用いてもよいし、構文解析し、その要素(一般的には単語)を対象の単位としてもよい。また、類似度の判定に、作業の順序、入力値の制約といった情報を用いてもよい。
そして、算出した類似度を予め定められた閾値と比較して、閾値より大きい又は以上である場合は類似していると判断してもよい。
重複作業ノード抽出モジュール160は、共通作業抽出モジュール150によって抽出された承認依頼1:458と承認依頼2:460間で類似している度合いを示す指標を算出する。例えば、図6を用いて前述した方法と同様に、承認依頼1:458と承認依頼2:460の各行を対象として判断する。なお、ここでの作業項目数は、承認依頼1:458は2個であり、承認依頼2:460は2個である。このうち、共通するもの(同一である行)は、2個である。具体的には、承認依頼1:458の部分712と承認依頼2:460の部分722(2個)である。そして、非共通であるものは、0個である。
この場合、2/(2+0)=100%であり、類似度:100%となる。
類似度判定結果表示画面800には、チェックボックス812、チェックボックス814、分解ボタン820を表示する。チェックボックス812には、『「書類確認1」「書類確認2」 類似度:67%』であること、チェックボックス814には、『「承認依頼1」「承認依頼2」 類似度:100%』であることを対応させて表示している。
分解ボタン820が選択された場合は、チェックされたチェックボックス812、チェックボックス814に対応する部分の分解処理を重複作業ノード抽出モジュール160が行う。
図9(a)の例に示す作業プロセス定義情報430を図4(b)の例に示す作業プロセス定義情報(分解)910に変更している。
作業プロセス定義情報(分解)910は、受付作業開始912から申請内容確認914へ進み、申請内容確認914が終了すると本人の申請916へ進み、本人の申請916であるか否かの判断でYesであると書類確認(共通)924へ進み、Noであると書類確認(共通)918へ進み、書類確認(共通)918が終了すると書類確認(差分1)920へ進み、書類確認(差分1)920が終了すると承認依頼(共通)922へ進み、承認依頼(共通)922が終了すると受付作業終了928とし、書類確認(共通)924が終了すると承認依頼(共通)926へ進み、承認依頼(共通)926が終了すると受付作業終了928とするワークフローを示す構造のデータである。
この変更処理のために、重複作業ノード抽出モジュール160は以下の処理を行う。
重複作業ノード抽出モジュール160は、書類確認1:454と書類確認2:456から、分解結果1030を生成する。分解結果1030は、共通部分1040、共通部分と書類確認1の差分1050、共通部分と書類確認2の差分1060を有している。共通部分1040は、書類確認1:454と書類確認2:456の両者の共通する部分である部分612(部分622)、部分614(部分624)、部分616(部分626)によって構成されている。共通部分と書類確認1の差分1050は、部分617、部分619によって構成されている。共通部分と書類確認2の差分1060は空集合である。つまり、書類確認1:454と書類確認2:456を共通部分1040、共通部分と書類確認1の差分1050、共通部分と書類確認2の差分1060に分解している。そして、その分解したものにそれぞれ対応する作業ノードを生成する。共通部分1040に対応するものとして、書類確認(共通)918、書類確認(共通)924を生成する。そして、共通部分と書類確認1の差分1050に対応するものとして書類確認(差分1)920を生成する。共通部分と書類確認2の差分1060は空集合であるので、作業ノードは不要である。これを元の作業ノードの位置に挿入する。つまり、書類確認1:438の位置に書類確認(共通)918と書類確認(差分1)920を挿入し、書類確認2:442の位置に書類確認(共通)924を挿入する。
重複作業ノード抽出モジュール160は、承認依頼1:458と承認依頼2:460から、分解結果1130を生成する。分解結果1130は、共通部分1140、共通部分と承認依頼1の差分1150、共通部分と承認依頼2の差分1160を有している。共通部分1140は、承認依頼1:458と承認依頼2:460の両者の共通する部分である部分712(部分722)によって構成されている。共通部分と書類確認1の差分1050と共通部分と書類確認2の差分1060は空集合である。つまり、承認依頼1:458と承認依頼2:460を共通部分1140、共通部分と承認依頼1の差分1150、共通部分と承認依頼2の差分1160に分解している。そして、その分解したものにそれぞれ対応する作業ノードを生成する。共通部分1140に対応するものとして、承認依頼(共通)922、承認依頼(共通)926を生成する。そして、共通部分と書類確認1の差分1050と共通部分と書類確認2の差分1060は空集合であるので、作業ノードは不要である。これを元の作業ノードの位置に挿入する。つまり、承認依頼1:440の位置に承認依頼(共通)922を挿入し、承認依頼2:444の位置に承認依頼(共通)926を挿入する。
また、重複作業ノード抽出モジュール160は、次のような予め定められた規則にしたがって、作業プロセス定義情報(分解)910を変更する処理(作業ノードの統合処理)を行うようにしてもよい。(1)2つの作業ノードが共通しており、その直後の処理が同じ作業ノードである場合は、1つの作業ノードにする(一方の作業ノードを削除して他方の作業ノードだけを残す)。(2)2つの作業ノードが共通しており、その直前の処理が判断処理であり、同じ作業ノードCである場合は、1つの作業ノードAにし(一方の作業ノードBを削除して他方の作業ノードAだけを残す)、作業ノードAと作業ノードCの順番を入れ替える。
なお、図12に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…規定情報記憶モジュール
120…作業プロセス定義記憶モジュール
130…作業定義記憶モジュール
140…対応情報抽出モジュール
150…共通作業抽出モジュール
160…重複作業ノード抽出モジュール
210…ユーザー用端末
220…ワークフロー処理装置
230…文書管理装置
290…通信回線
Claims (5)
- 業務の進め方又は守るべきルールを記述した規定書を構成する要素と該業務の1つの作業プロセスを構成する作業とが対応付けられており、1つの要素に対応付けられている複数の作業を抽出する第1の抽出手段と、
前記作業と該作業の内容を定義付けている作業定義情報とが対応付けられており、前記第1の抽出手段によって抽出された複数の作業にそれぞれ対応する作業定義情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報間で類似している度合いを示す指標を出力する出力手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 業務の進め方又は守るべきルールを記述した規定書を構成する要素と該業務の1つの作業プロセスを構成する作業とが対応付けられており、1つの要素に対応付けられている複数の作業を抽出する第1の抽出手段と、
前記作業と該作業の内容を定義付けている作業定義情報とが対応付けられており、前記第1の抽出手段によって抽出された複数の作業にそれぞれ対応する作業定義情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報間で重複している部分と異なっている部分を抽出する第3の抽出手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報を、前記第3の抽出手段によって抽出された重複している部分と異なっている部分に分解し、前記第1の抽出手段によって抽出された作業を、該分解した部分に対応する作業に変更する変更手段
をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
業務の進め方又は守るべきルールを記述した規定書を構成する要素と該業務の1つの作業プロセスを構成する作業とが対応付けられており、1つの要素に対応付けられている複数の作業を抽出する第1の抽出手段と、
前記作業と該作業の内容を定義付けている作業定義情報とが対応付けられており、前記第1の抽出手段によって抽出された複数の作業にそれぞれ対応する作業定義情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報間で類似している度合いを示す指標を出力する出力手段
として機能させるための情報処理プログラム。 - コンピュータを、
業務の進め方又は守るべきルールを記述した規定書を構成する要素と該業務の1つの作業プロセスを構成する作業とが対応付けられており、1つの要素に対応付けられている複数の作業を抽出する第1の抽出手段と、
前記作業と該作業の内容を定義付けている作業定義情報とが対応付けられており、前記第1の抽出手段によって抽出された複数の作業にそれぞれ対応する作業定義情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された複数の作業定義情報間で重複している部分と異なっている部分を抽出する第3の抽出手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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