JP2011008372A - 情報処理プログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】文書情報を構成している部分情報に部分操作権情報を関連付ける場合にあって、本構成を有していない場合と比較して、その部分情報に部分操作権情報を関連付ける利用者の操作を容易にした情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】コンピュータに、文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択機能と、前記部分操作権情報選択機能によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集機能と、前記部分操作権情報選択機能によって選択された部分操作権情報を前記編集機能によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け機能を実現させる情報処理プログラムである。
【選択図】図1
【解決手段】コンピュータに、文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択機能と、前記部分操作権情報選択機能によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集機能と、前記部分操作権情報選択機能によって選択された部分操作権情報を前記編集機能によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け機能を実現させる情報処理プログラムである。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理プログラム及び情報処理装置に関する。
利用者に対して、文書に対する操作(閲覧、編集等を含む)を行うことを許可するか否かを示す操作権を設定することが行われている。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、所属組織の変更時、旧所属組織における業務引き継ぎ作業及び新所属組織における業務が円滑に行える情報管理システムなどを提供することを課題とし、情報処理に係わる各種権限を管理できる情報管理システムにおいて、各組織識別情報とその各組織に所属する各個人の個人識別情報と情報処理に係わる各種権限情報とを対応付けて登録しておく権限情報記憶部を備え、権限情報記憶部に登録された個人の所属組織の変更時、所定の手続きが行われるまで、前記個人の個人識別情報を新旧両方の組織の組織識別情報に対応付けて登録しておき、各種情報処理実行時、情報処理を実行させようとしている個人を示す個人識別情報が指示されたとき、アプリケーション処理部が前記個人識別情報に対応付けられた権限情報を権限情報記憶部から取得し、取得した各権限情報の示す権限の和にしたがって情報処理を実行させる構成が開示されている。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、所属組織の変更時、旧所属組織における業務引き継ぎ作業及び新所属組織における業務が円滑に行える情報管理システムなどを提供することを課題とし、情報処理に係わる各種権限を管理できる情報管理システムにおいて、各組織識別情報とその各組織に所属する各個人の個人識別情報と情報処理に係わる各種権限情報とを対応付けて登録しておく権限情報記憶部を備え、権限情報記憶部に登録された個人の所属組織の変更時、所定の手続きが行われるまで、前記個人の個人識別情報を新旧両方の組織の組織識別情報に対応付けて登録しておき、各種情報処理実行時、情報処理を実行させようとしている個人を示す個人識別情報が指示されたとき、アプリケーション処理部が前記個人識別情報に対応付けられた権限情報を権限情報記憶部から取得し、取得した各権限情報の示す権限の和にしたがって情報処理を実行させる構成が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、文書の閲覧や編集を管理する文書管理装置及びそのための文書管理プログラムが格納されてなる文書管理プログラム記憶媒体に関し、1つの文書を複数の人がアクセスする場合にそれら複数の人に適切にアクセス権を与えることを課題とし、構造化された文書を採用し、その構造化文書の各構造化部分毎に、その構造に対応させてアクセス権を設定することが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、アクセス権限を構造化文書の構成要素毎にきめ細かく設定することが容易に行えるアクセス権限設定方法及びそれを用いた構造化文書管理システムを提供することを課題とし、構造化文書データベースからその論理構造に基づき所望の構成要素を検索するための検索要求文を用いて検索した結果得られた複数の構成要素を含む検索結果文書を表示した表示画面上の任意の表示領域が指定されたとき、その指定された表示領域に表示されているデータに対応する検索結果文書中の第1の構成要素を特定し、この第1の構成要素に関連付けられた検索要求文中の第2の記述部分の記述に基づき、構造化文書データベース中の第1の構成要素に対応する第2の構成要素を検索して、この第2の構成要素に対し、少なくとも該第2の構成要素にアクセスが制限されるユーザーの範囲を定めてアクセス権限を設定することが開示されている。
また、例えば、特許文献4には、データそのものにはアクセスできるが、データ内部のある部分だけアクセスを制限できるようにしたデータ管理システムを提供することを課題とし、3次元モデルデータ、図面データ、文書データ、部品表データ等のデータを格納した記憶手段を有し、利用者のアクセスしたデータを該記憶手段から読み出し、出力するデータ管理システムにおいて、前記データのデータ内の管理単位毎に利用者のアクセス権限を設定したアクセス権限情報を前記記憶手段に格納する手段と、利用者からデータに対するアクセスが発生したとき、前記記憶手段に格納された該データのアクセス権限情報を参照してアクセス権限が設定された該データのデータ内の管理単位を判定する手段と、該判定の結果にしたがいデータ内の管理単位を前記記憶手段から読み出す手段を有することを特徴とするデータ管理システムが開示されている。
本発明は、文書情報を構成している部分情報に部分操作権情報を関連付ける場合にあって、本構成を有していない場合と比較して、その部分情報に部分操作権情報を関連付ける利用者の操作を容易にした情報処理プログラム及び情報処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、コンピュータに、文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択機能と、前記部分操作権情報選択機能によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集機能と、前記部分操作権情報選択機能によって選択された部分操作権情報を前記編集機能によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け機能を実現させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の発明は、コンピュータに、文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択機能と、前記部分操作権情報選択機能によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集機能と、前記部分操作権情報選択機能によって選択された部分操作権情報を前記編集機能によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け機能を実現させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項2の発明は、前記部分操作権情報選択機能が選択する対象の部分操作権情報を、前記利用者又は前記文書情報に関連付けて、部分操作権情報記憶手段に出力する部分操作権情報出力機能をさらに具備し、前記部分操作権情報選択機能は、前記利用者又は前記文書情報に基づいて、前記部分操作権情報記憶手段に記憶された部分操作権情報内から選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラムである。
請求項3の発明は、前記部分操作権情報出力機能は、前記部分操作権情報選択機能が選択する対象の部分操作権情報を設定できる利用者を前記部分操作権情報記憶手段に出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラムである。
請求項4の発明は、前記操作権情報関連付け機能によって関連付けられた部分操作権情報と部分情報との関連付けを予め定められた期間後に解除する操作権情報関連解除機能をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラムである。
請求項5の発明は、前記操作権情報関連付け機能によって部分情報に関連付けられた部分操作権情報を変更する変更機能と、前記部分操作権情報記憶手段に記憶されている部分操作権情報に基づいて、文書情報を表示する文書表示機能をさらに具備し、前記部分操作権情報出力機能は、前記変更機能によって変更される変更履歴を前記部分操作権情報記憶手段に出力し、前記文書表示機能は、前記部分操作権情報記憶手段に記憶されている変更履歴に基づいて、過去に部分操作権情報が関連付けられていた利用者であるか否かによって、部分情報の表示の態様を異ならせることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理プログラムである。
請求項6の発明は、文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択手段と、前記部分操作権情報選択手段によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集手段と、前記部分操作権情報選択手段によって選択された部分操作権情報を前記編集手段によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項1記載の情報管理プログラムによれば、文書情報を構成している部分情報に部分操作権情報を関連付ける場合にあって、本構成を有していない場合と比較して、その部分情報に部分操作権情報を関連付ける利用者の操作を容易にすることができる。
請求項2記載の情報管理プログラムによれば、部分情報に関連付けできる部分操作権情報を利用者又は文書情報に関連付けられたものの範囲内で選択することができる。
請求項3記載の情報管理プログラムによれば、部分操作権情報を設定できる利用者を定めることができる。
請求項4記載の情報管理プログラムによれば、部分操作権情報を部分情報に関連付けている期間を設定することができる。
請求項5記載の情報管理プログラムによれば、部分操作権情報が変更された場合は、部分操作権情報が変更されたことを利用者が知ることができる。
請求項6記載の情報管理装置によれば、文書情報を構成している部分情報に部分操作権情報を関連付ける場合にあって、本構成を有していない場合と比較して、その部分情報に部分操作権情報を関連付ける利用者の操作を容易にすることができる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
なお、文書情報とは、テキストデータ、場合によっては画像、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。以下、単に文書という。
部分情報とは、文書を構成する文書部分であり、例えば、段落毎の文字列、表、図形、画像等がある。より具体的には、タグ付きの文書である場合は、そのタグ毎に関連付けられている部分情報である。
アクセス権(access authority、access right)とは、あるサブジェクト(subject)が、特定の型の操作を行うために、特定のオブジェクトにアクセスするための許可をいう。サブジェクトとは、オブジェクトにアクセスできる能動的エンティティをいい、より具体的には利用者等が該当する。
部分アクセス権とは、部分情報に対して予め定められた操作(編集、閲覧等)ができるサブジェクト(例えば、利用者)を定めたものであり、その部分情報に対してその操作を行うことができるのはそのサブジェクトだけであるように制御できるようにするものである。具体的な実現例として、部分情報に対して許可される操作と利用者を関連付けたものである。したがって、利用者が部分操作権を有しているとは、その利用者が部分情報に対して操作しようとした場合に、その操作が許可されている状態をいう。
部分情報とは、文書を構成する文書部分であり、例えば、段落毎の文字列、表、図形、画像等がある。より具体的には、タグ付きの文書である場合は、そのタグ毎に関連付けられている部分情報である。
アクセス権(access authority、access right)とは、あるサブジェクト(subject)が、特定の型の操作を行うために、特定のオブジェクトにアクセスするための許可をいう。サブジェクトとは、オブジェクトにアクセスできる能動的エンティティをいい、より具体的には利用者等が該当する。
部分アクセス権とは、部分情報に対して予め定められた操作(編集、閲覧等)ができるサブジェクト(例えば、利用者)を定めたものであり、その部分情報に対してその操作を行うことができるのはそのサブジェクトだけであるように制御できるようにするものである。具体的な実現例として、部分情報に対して許可される操作と利用者を関連付けたものである。したがって、利用者が部分操作権を有しているとは、その利用者が部分情報に対して操作しようとした場合に、その操作が許可されている状態をいう。
本実施の形態は、利用者が文書を操作するものであって、図1に示すように、文書記憶モジュール110、閲覧・編集モジュール120、アクセス権制御モジュール130、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150を有している。
文書記憶モジュール110は、閲覧・編集モジュール120と接続されている。文書を記憶しており、閲覧・編集モジュール120からの文書の読み取り要求に応じて、記憶している文書を閲覧・編集モジュール120へ渡す。また、逆に、閲覧・編集モジュール120からの文書の書き込み要求に応じて、その文書を記憶する。なお、読み取り要求とともに、閲覧・編集モジュール120の利用者のその文書に対するアクセス権、部分アクセス権も渡され、そのアクセス権、部分アクセス権に応じて、文書を渡すか否かの判断、文書内の加工処理(部分アクセス権を有していない場合はその部分情報を削除等)をするか否かの判断を行い、その判断にしたがって、文書内の加工処理等を行う。
閲覧・編集モジュール120は、文書記憶モジュール110、アクセス権制御モジュール130と接続されている。利用者の操作に応じて、文書の閲覧・編集等を行う。閲覧・編集等の対象となる文書を文書記憶モジュール110から読み取る。その際に、その文書に対してその利用者が有しているアクセス権、部分アクセス権をアクセス権制御モジュール130に要求する。そのアクセス権、部分アクセス権に応じて、文書の閲覧・編集等を行う。
また、閲覧・編集モジュール120は、部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分アクセス権を選択し、部分アクセス権の選択が行われた後に、その利用者の操作に応じて、その部分情報を編集し、選択された部分アクセス権を編集の対象とされた部分情報に関連付ける。
選択する部分アクセス権として、2つ以上ある場合は、利用者の操作に応じて選択する。そして、1つしかない場合は、利用者の操作なくそれを選択してもよい。部分情報を編集するとは、部分情報の追加、変更、削除のいずれか一つを少なくとも含み、これらを複数含めてもよい。また、部分アクセス権を部分情報に関連付けるタイミングは、その部分情報に対する編集が終了したときであってもよいし、個々の編集が行われる毎のタイミングであってもよい。
選択する部分アクセス権として、2つ以上ある場合は、利用者の操作に応じて選択する。そして、1つしかない場合は、利用者の操作なくそれを選択してもよい。部分情報を編集するとは、部分情報の追加、変更、削除のいずれか一つを少なくとも含み、これらを複数含めてもよい。また、部分アクセス権を部分情報に関連付けるタイミングは、その部分情報に対する編集が終了したときであってもよいし、個々の編集が行われる毎のタイミングであってもよい。
また、閲覧・編集モジュール120は、選択する対象の部分アクセス権を、利用者又は文書に関連付けて、アクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュール(文書アクセス権記憶モジュール140又は部分アクセス権記憶モジュール150)に記憶させるようにしてもよい。そして、そのように記憶させた場合、閲覧・編集モジュール120は、利用者又は文書に基づいて、アクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶された部分アクセス権内から選択するようにしてもよい。
さらに、閲覧・編集モジュール120は、選択する対象の部分アクセス権を設定できる利用者をアクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶させるようにしてもよい。
さらに、閲覧・編集モジュール120は、選択する対象の部分アクセス権を設定できる利用者をアクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶させるようにしてもよい。
また、閲覧・編集モジュール120は、関連付けられた部分アクセス権と部分情報との関連付けを予め定められた期間後に解除するようにしてもよい。例えば、解除するタイミングとして、利用者の所属組織が変更されて予め定められた期間が過ぎたとき等である。これによって、部分情報に部分アクセス権を関連付けている期間を設定するような場合に利用し得る。
また、閲覧・編集モジュール120は、部分情報に関連付けられた部分アクセス権を変更するようにして、アクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶されている部分操作権情報に基づいて、文書を表示するようにしてもよい。
そして、その変更履歴をアクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶させ、その記憶モジュールに記憶されている変更履歴に基づいて、過去に部分アクセス権が関連付けられていた利用者であるか否かによって、部分情報の表示の形態を異ならせるようにしてもよい。例えば、その部分情報の表示部分にアンダーライン、背景に模様等を付加、書体、色彩の変更、これらの組み合わせがある。
なお、部分アクセス権記憶モジュール150に記憶させる変更履歴としては、少なくとも変更前の状態を含む。
そして、その変更履歴をアクセス権制御モジュール130が制御する記憶モジュールに記憶させ、その記憶モジュールに記憶されている変更履歴に基づいて、過去に部分アクセス権が関連付けられていた利用者であるか否かによって、部分情報の表示の形態を異ならせるようにしてもよい。例えば、その部分情報の表示部分にアンダーライン、背景に模様等を付加、書体、色彩の変更、これらの組み合わせがある。
なお、部分アクセス権記憶モジュール150に記憶させる変更履歴としては、少なくとも変更前の状態を含む。
アクセス権制御モジュール130は、閲覧・編集モジュール120、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150と接続されている。閲覧・編集モジュール120から文書に対して利用者が有しているアクセス権、部分アクセス権の要求を受け付け、その要求にしたがって、文書アクセス権記憶モジュール140からその利用者の文書に対するアクセス権を取り出し、部分アクセス権記憶モジュール150からその利用者のその文書内の部分情報に対する部分アクセス権を取り出す。そして、その取り出したアクセス権、部分アクセス権を閲覧・編集モジュール120への回答として渡す。また、逆に、閲覧・編集モジュール120から文書に対して利用者のアクセス権、部分アクセス権の設定の要求を受け付け、その要求にしたがって、文書アクセス権記憶モジュール140にその利用者の文書に対するアクセス権を設定し、部分アクセス権記憶モジュール150にその利用者のその文書内の部分情報に対する部分アクセス権を設定する。
文書アクセス権記憶モジュール140は、アクセス権制御モジュール130と接続されている。文書に対するアクセス権の設定を記憶している。文書を一意に特定する文書識別符号(以下、文書ID(IDentification)ともいう)と利用者を一意に特定する利用者識別符号(以下、ユーザーIDともいう)とその利用者に認められているアクセス権(例えば、読み取り、書き込み等)を対応付けて記憶している。さらに、その文書に付加可能な部分アクセス権を一意に特定する部分アクセス権符号(以下、部分アクセス権名ともいう)を対応付けて記憶している。アクセス権制御モジュール130からの要求に応じて、その利用者の文書に対するアクセス権、その文書内の部分情報に対する部分アクセス権名を渡す。さらに、その文書に対して付加可能な部分アクセス権を設定可能な利用者のユーザーIDを対応させて記憶してもよい。その場合、閲覧・編集モジュール120は、利用者のユーザーIDが、部分アクセス権を設定可能なユーザーIDである場合は、その利用者に部分アクセス権の設定を許可する。
部分アクセス権記憶モジュール150は、アクセス権制御モジュール130と接続されている。部分アクセス権名とユーザーIDとその利用者に認められている部分アクセス権(例えば、読み取り、書き込み、付加等)を対応付けて記憶している。さらに、部分アクセス権を作成・編集可能な利用者のユーザーIDを対応させて記憶してもよい。
図2は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、閲覧・編集モジュール120が、文書に対する利用者の閲覧・編集等の要求を受け付ける。なお、予め利用者の認証等によってユーザーIDを受け取っており、閲覧・編集等の対象である文書の文書IDを受け取っている。
ステップS204では、閲覧・編集モジュール120が、ユーザーIDと文書IDをアクセス権制御モジュール130へ送信する。
ステップS202では、閲覧・編集モジュール120が、文書に対する利用者の閲覧・編集等の要求を受け付ける。なお、予め利用者の認証等によってユーザーIDを受け取っており、閲覧・編集等の対象である文書の文書IDを受け取っている。
ステップS204では、閲覧・編集モジュール120が、ユーザーIDと文書IDをアクセス権制御モジュール130へ送信する。
ステップS206では、アクセス権制御モジュール130が、その文書に対するアクセス可否を文書アクセス権記憶モジュール140へ問い合わせる。つまり、文書ID(正確には、「その文書IDで示される文書」であるが、文書IDと略する。したがって、文書IDという場合は、文書ID、文書を表す場合がある。いずれであるかは、用いられている文脈で判断できる)に設定されているユーザーID(正確には、「そのユーザーIDで示される利用者」であるが、ユーザーIDと略する。したがって、ユーザーIDという場合は、ユーザーID、利用者を表す場合がある。いずれであるかは、用いられている文脈で判断できる)が有しているアクセス権を問い合わせる。
文書アクセス権記憶モジュール140は、例えば、文書アクセス権テーブル300を記憶している。図3は、文書アクセス権テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。文書アクセス権テーブル300は、文書ID欄310、読み取り権限欄320、書き込み権限欄330、付加可能な部分アクセス権欄340、付加可能な部分アクセス権の決定権限欄350を有している。
文書ID欄310は、文書IDを記憶している。文書IDとして、その文書を一意に特定できるものであれば、例えば、文書名、URL(Uniform Resource Locator)等であってもよい。
読み取り権限欄320は、その文書IDに対して読み取り可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
書き込み権限欄330は、その文書IDに対して書き込み可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
付加可能な部分アクセス権欄340は、その文書IDに対して付加することができる部分アクセス権名を記憶している。つまり、その文書ID内の文書部分に対する部分アクセス権を別のテーブルに記憶しており、その部分アクセス権に関する情報を取り出すためのものである。
付加可能な部分アクセス権の決定権限欄350は、付加可能な部分アクセス権欄340に記憶されている部分アクセス権名を決定(変更等を含む)することができるユーザーIDを記憶している。
文書ID欄310は、文書IDを記憶している。文書IDとして、その文書を一意に特定できるものであれば、例えば、文書名、URL(Uniform Resource Locator)等であってもよい。
読み取り権限欄320は、その文書IDに対して読み取り可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
書き込み権限欄330は、その文書IDに対して書き込み可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
付加可能な部分アクセス権欄340は、その文書IDに対して付加することができる部分アクセス権名を記憶している。つまり、その文書ID内の文書部分に対する部分アクセス権を別のテーブルに記憶しており、その部分アクセス権に関する情報を取り出すためのものである。
付加可能な部分アクセス権の決定権限欄350は、付加可能な部分アクセス権欄340に記憶されている部分アクセス権名を決定(変更等を含む)することができるユーザーIDを記憶している。
ステップS208では、アクセス権制御モジュール130が、文書アクセス権記憶モジュール140から文書アクセス可否情報を受け取る。具体的には、文書アクセス権記憶モジュール140は、文書アクセス権テーブル300からその文書IDに対して、ユーザーIDが有している文書アクセス可否情報(具体的には、読み取り権限、書き込み権限があるか否か、付加可能な部分アクセス権の決定権限欄350に記憶されているユーザーIDであるか否か等)および、その文書IDに対しての部分アクセス権名を抽出し、それをアクセス権制御モジュール130へ渡す。
ステップS210では、アクセス権制御モジュール130が、対象文書に付加されている部分アクセス権を部分アクセス権記憶モジュール150へ問い合わせる。具体的には、ステップS208で受け取った文書アクセス可否情報から、その文書IDに対しての部分アクセス権名、ユーザーIDを部分アクセス権記憶モジュール150へ渡す。
部分アクセス権記憶モジュール150は、例えば、部分アクセス権テーブル400を記憶している。図4は、部分アクセス権テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。部分アクセス権テーブル400は、部分アクセス権名欄410、読み取り権限欄420、書き込み権限欄430、付加権限欄440、部分アクセス権作成・編集権限欄450を有している。
部分アクセス権名欄410は、部分アクセス権名を記憶している。
読み取り権限欄420は、その部分アクセス権名(正確には、「その部分アクセス権名で示される部分アクセス権」であるが、部分アクセス権名と略する。したがって、部分アクセス権名という場合は、部分アクセス権名、部分アクセス権を表す場合がある。いずれであるかは、用いられている文脈で判断できる)の内容として読み取り可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
書き込み権限欄430は、その部分アクセス権名の内容として書き込み可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
付加権限欄440は、その部分アクセス権名の内容として付加可能な権限(その部分アクセス権名に対応する部分情報を指定、新たに作成できる権限)を有しているユーザーIDを記憶している。
部分アクセス権作成・編集権限欄450は、その部分アクセス権の内容そのものを作成・編集できる権限(読み取り権限欄420、書き込み権限欄430、付加権限欄440を作成・編集できる権限)を有しているユーザーIDを記憶している。
部分アクセス権記憶モジュール150は、例えば、部分アクセス権テーブル400を記憶している。図4は、部分アクセス権テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。部分アクセス権テーブル400は、部分アクセス権名欄410、読み取り権限欄420、書き込み権限欄430、付加権限欄440、部分アクセス権作成・編集権限欄450を有している。
部分アクセス権名欄410は、部分アクセス権名を記憶している。
読み取り権限欄420は、その部分アクセス権名(正確には、「その部分アクセス権名で示される部分アクセス権」であるが、部分アクセス権名と略する。したがって、部分アクセス権名という場合は、部分アクセス権名、部分アクセス権を表す場合がある。いずれであるかは、用いられている文脈で判断できる)の内容として読み取り可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
書き込み権限欄430は、その部分アクセス権名の内容として書き込み可能な権限を有しているユーザーIDを記憶している。
付加権限欄440は、その部分アクセス権名の内容として付加可能な権限(その部分アクセス権名に対応する部分情報を指定、新たに作成できる権限)を有しているユーザーIDを記憶している。
部分アクセス権作成・編集権限欄450は、その部分アクセス権の内容そのものを作成・編集できる権限(読み取り権限欄420、書き込み権限欄430、付加権限欄440を作成・編集できる権限)を有しているユーザーIDを記憶している。
ステップS212では、アクセス権制御モジュール130が、部分アクセス権記憶モジュール150から部分アクセス権情報を受け取る。具体的には、部分アクセス権記憶モジュール150は、部分アクセス権テーブル400からその文書IDに対して、ユーザーIDが有している部分アクセス権情報(具体的には、その部分情報に対して読み取り権限、書き込み権限、付加権限があるか否か、部分アクセス権作成・編集権限欄450に記憶されているユーザーIDであるか否か等)を抽出し、それをアクセス権制御モジュール130へ渡す。
ステップS214では、アクセス権制御モジュール130が、ステップS208で受け取った文書アクセス可否情報とステップS212で受け取った部分アクセス権情報を閲覧・編集モジュール120へ送信する。
ステップS216では、閲覧・編集モジュール120が、文書アクセス可否情報に基づいて、文書記憶モジュール110から文書を取得する。具体的には、その文書IDに対して読み取り権限がなければ、文書の取得はできない。
ステップS218では、閲覧・編集モジュール120が、文書アクセス権と部分アクセス権に応じて文書を閲覧・編集する。具体的には、その文書IDに対して書き込み権限があれば、文書への書き込みができ、部分情報を付加する権限があれば(利用者が付加権限欄440に記憶されているユーザーIDであれば)、その部分アクセス権名を持つ部分情報を付加することができる。
ステップS216では、閲覧・編集モジュール120が、文書アクセス可否情報に基づいて、文書記憶モジュール110から文書を取得する。具体的には、その文書IDに対して読み取り権限がなければ、文書の取得はできない。
ステップS218では、閲覧・編集モジュール120が、文書アクセス権と部分アクセス権に応じて文書を閲覧・編集する。具体的には、その文書IDに対して書き込み権限があれば、文書への書き込みができ、部分情報を付加する権限があれば(利用者が付加権限欄440に記憶されているユーザーIDであれば)、その部分アクセス権名を持つ部分情報を付加することができる。
図5は、本実施の形態による文書に対する編集処理例(部分アクセス権を付与した部分情報を追加等する処理)を示すフローチャートである。
ステップS502では、ユーザーIDに応じて、選択可能な部分アクセス権を提示する。具体的には、閲覧・編集モジュール120のユーザーIDが対象となっている文書IDに対応する部分アクセス権テーブル400の付加権限欄440に記憶されている場合であり、その部分アクセス権名を提示する。対応する部分アクセス権がない場合は、終了(ステップS599)してもよい。例えば、図4の例では、User−Bであるならば、「Partial−authority−A」、「Partial−authority−B」が提示され、User−Cであるならば、「Partial−authority−A」、「Partial−authority−C」が提示される。また、選択可能な部分アクセス権の提示は、付加可能な部分アクセス権欄340の内容によって制御してもよい。User−BでDocument−Aにアクセスする場合、付加可能な部分アクセス権欄340には「Partial−authority−A」のみ記載されているので、提示されるのは「Partial−authority−A」だけとなる。
ステップS504では、利用者の選択操作に応じて、ステップS502で提示された部分アクセス権を選択する。提示された部分アクセス権名が1つしかない場合は、選択する必要がないので、利用者の選択操作は不要として、その部分アクセス権を選択するようにしてもよい。
ステップS502では、ユーザーIDに応じて、選択可能な部分アクセス権を提示する。具体的には、閲覧・編集モジュール120のユーザーIDが対象となっている文書IDに対応する部分アクセス権テーブル400の付加権限欄440に記憶されている場合であり、その部分アクセス権名を提示する。対応する部分アクセス権がない場合は、終了(ステップS599)してもよい。例えば、図4の例では、User−Bであるならば、「Partial−authority−A」、「Partial−authority−B」が提示され、User−Cであるならば、「Partial−authority−A」、「Partial−authority−C」が提示される。また、選択可能な部分アクセス権の提示は、付加可能な部分アクセス権欄340の内容によって制御してもよい。User−BでDocument−Aにアクセスする場合、付加可能な部分アクセス権欄340には「Partial−authority−A」のみ記載されているので、提示されるのは「Partial−authority−A」だけとなる。
ステップS504では、利用者の選択操作に応じて、ステップS502で提示された部分アクセス権を選択する。提示された部分アクセス権名が1つしかない場合は、選択する必要がないので、利用者の選択操作は不要として、その部分アクセス権を選択するようにしてもよい。
ステップS506では、利用者の操作に応じて、文書を編集する。具体的には、その文書内に部分情報を追加、編集等する。例えば、図6は、本実施の形態による文書に対する編集処理例を示す説明図である。文書600は、既在文書部分611、既在文書部分612、既在文書部分613を有している。そして、追加文書部分621、追加文書部分622、追加文書部分631のいずれかがステップS506で追加される部分情報である。
ステップS508では、編集が終了したか否かを判断する。編集が終了している場合は、ステップS510へ進み、それ以外の場合は、ステップS506からの処理を繰り返す。
ステップS508では、編集が終了したか否かを判断する。編集が終了している場合は、ステップS510へ進み、それ以外の場合は、ステップS506からの処理を繰り返す。
ステップS510では、編集の対象とした部分情報にステップS504で選択された部分アクセス権を設定する。例えば、図6の例で、追加文書部分621の編集が終了した場合は、その追加文書部分621にステップS504で選択した部分アクセス権が付与される。なお、追加文書部分622、追加文書部分631に対しても図5の例に示す処理が行われて、それぞれの部分情報に対して部分アクセス権が付与される。
そして部分情報に対して付与した部分アクセス権は、編集対象テーブル700によって記憶される。図7は、編集対象テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。編集対象テーブル700は、ID欄710、編集対象欄720、文書内位置欄730、部分アクセス権欄740を有している。なお、編集対象テーブル700は、閲覧・編集モジュール120が生成し、アクセス権制御モジュール130を介して部分アクセス権記憶モジュール150に記憶され、文書毎に生成される。
ID欄710は、部分アクセス権を付与する処理の識別子を記憶する。
編集対象欄720は、その編集によって追加した部分情報を一意に特定する部分情報識別子を記憶する。
文書内位置欄730は、その部分情報の文書内における位置を記憶する。
部分アクセス権欄740は、その部分情報に付与した部分アクセス権名を記憶する。
そして部分情報に対して付与した部分アクセス権は、編集対象テーブル700によって記憶される。図7は、編集対象テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。編集対象テーブル700は、ID欄710、編集対象欄720、文書内位置欄730、部分アクセス権欄740を有している。なお、編集対象テーブル700は、閲覧・編集モジュール120が生成し、アクセス権制御モジュール130を介して部分アクセス権記憶モジュール150に記憶され、文書毎に生成される。
ID欄710は、部分アクセス権を付与する処理の識別子を記憶する。
編集対象欄720は、その編集によって追加した部分情報を一意に特定する部分情報識別子を記憶する。
文書内位置欄730は、その部分情報の文書内における位置を記憶する。
部分アクセス権欄740は、その部分情報に付与した部分アクセス権名を記憶する。
図8は、本実施の形態の閲覧・編集モジュール120による文書の提示処理例を示すフローチャートである。図5の例に示したフローチャートによって部分アクセス権が設定された文書600を、他の利用者が閲覧する場合について説明する。
ステップS802では、ユーザーIDは対象文書の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS804へ進み、それ以外の場合は終了(ステップS899)する。この判断は、文書アクセス権テーブル300の読み取り権限欄320にそのユーザーIDが記憶されているか否かによって行う。
ステップS802では、ユーザーIDは対象文書の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS804へ進み、それ以外の場合は終了(ステップS899)する。この判断は、文書アクセス権テーブル300の読み取り権限欄320にそのユーザーIDが記憶されているか否かによって行う。
ステップS804では、ユーザーIDは文書部分に対して部分アクセス権の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS806へ進み、それ以外の場合は、ステップS808へ進む。この判断は、文書アクセス権テーブル300の付加可能な部分アクセス権の決定権限欄350から部分アクセス権名を抽出し、その部分アクセス権名に対応する部分アクセス権テーブル400の読み取り権限欄420にそのユーザーIDが記憶されているか否かによって行う。また、表示する部分情報と部分アクセス権名の対応は、図7に例示した編集対象テーブル700を参照して抽出する。なお、その部分情報に対して部分アクセス権の読み取り権限がない場合は、その部分情報は表示できない旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
ステップS806では、部分アクセス権の読み取り権限がある文書部分を提示する。
ステップS808では、全ての文書部分を処理したか否かを判断する。全ての文書部分を処理した場合は終了し(ステップS899)、それ以外の場合は、ステップS804からの処理を繰り返す。
ステップS806では、部分アクセス権の読み取り権限がある文書部分を提示する。
ステップS808では、全ての文書部分を処理したか否かを判断する。全ての文書部分を処理した場合は終了し(ステップS899)、それ以外の場合は、ステップS804からの処理を繰り返す。
例えば、図7の例に示した編集対象テーブル700の場合、追加文書部分1に対して、部分アクセス権名として「Partial−authority−A」が付与されているので、図4の例に示した部分アクセス権テーブル400を参照して、その追加文書部分1に対して、User−B、User−Cであるならば、読み取り、書き込みができることとなる。
次に、部分情報の部分アクセス権を変更した場合について説明する。図9は、部分アクセス権を変更した場合の文書アクセス権テーブル900(図3に例示した文書アクセス権テーブル300と同等)の変化例を示す説明図である。図9(a)に例示する文書アクセス権テーブル900は変更前のものであり、図9(b)に例示する文書アクセス権テーブル900は変更後のものである。つまり、図9(a)に例示する文書アクセス権テーブル900では、付加可能な部分アクセス権欄940に記憶している部分アクセス権名が「Partial−authority−A」、「Partial−authority−B」であったが、図9(b)に例示する文書アクセス権テーブル900では、「Partial−authority−A」、「Partial−authority−C」に変更されている。なお、この変更のうち、「Partial−authority−B」の削除(つまり、Partial−authority−Bによって利用者IDと部分アクセス権との関連付けを解除すること)は、予め定められた期間後に行われる。また、「Partial−authority−C」の追加は、閲覧・編集モジュール120の利用者の操作に応じて行われるものである。このとき、付加可能な部分アクセス権の決定権限欄950にあるUser−IDによって、あらかじめ付加可能な部分アクセス権欄940に「Partial−authority−C」が追加されている必要がある。つまり、付加可能な部分アクセス権欄940にない部分アクセス権は、文書に付加することはできない。そのため、あらかじめ付加可能な部分アクセス権欄940に「Partial−authority−C」を追加する必要がある。「Partial−authority−C」の追加は、付加可能な部分アクセス権の決定権限欄950にあるUser−IDのみ行うことができる。
この変更の履歴を部分アクセス権変更履歴テーブル1000に記憶する。図10は、部分アクセス権変更履歴テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。部分アクセス権変更履歴テーブル1000は、閲覧・編集モジュール120によって生成され、アクセス権制御モジュール130を介して部分アクセス権記憶モジュール150に記憶される。
部分アクセス権変更履歴テーブル1000は、ID欄1010、変更対象文書ID欄1020、変更内容欄1030、変更者欄1040、変更日時欄1050を有している。
ID欄1010は、部分アクセス権を変更する処理の識別子を記憶する。
変更対象文書ID欄1020は、部分アクセス権を変更した文書IDを記憶する。
変更内容欄1030は、その変更内容を記憶する。例えば、対象とする部分情報とそれに関連付けられる(又は、関連付けられていた)部分アクセス権名と編集内容(削除、追加等)を記憶する。
変更者欄1040は、その変更を行ったユーザーIDを記憶する。なお、利用者の操作ではなく、予め定められた期間後に行われた変更の場合は、この欄は空白である。
変更日時欄1050は、その変更を行った日時を記憶する。
部分アクセス権変更履歴テーブル1000は、ID欄1010、変更対象文書ID欄1020、変更内容欄1030、変更者欄1040、変更日時欄1050を有している。
ID欄1010は、部分アクセス権を変更する処理の識別子を記憶する。
変更対象文書ID欄1020は、部分アクセス権を変更した文書IDを記憶する。
変更内容欄1030は、その変更内容を記憶する。例えば、対象とする部分情報とそれに関連付けられる(又は、関連付けられていた)部分アクセス権名と編集内容(削除、追加等)を記憶する。
変更者欄1040は、その変更を行ったユーザーIDを記憶する。なお、利用者の操作ではなく、予め定められた期間後に行われた変更の場合は、この欄は空白である。
変更日時欄1050は、その変更を行った日時を記憶する。
図11は、本実施の形態の閲覧・編集モジュール120による文書の提示処理例を示すフローチャートである。特に、部分アクセス権が変更された場合に関するものである。
ステップS1102では、ユーザーは対象文書の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS1104へ進み、それ以外の場合は終了する(ステップS1199)。なお、図8に例示したフローチャートのステップS802と同等の処理である。
ステップS1102では、ユーザーは対象文書の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS1104へ進み、それ以外の場合は終了する(ステップS1199)。なお、図8に例示したフローチャートのステップS802と同等の処理である。
ステップS1104では、ユーザーは文書部分の読み取り権限を有しているか否かを判断する。読み取り権限を有している場合は、ステップS1106へ進み、それ以外の場合は、ステップS1108へ進む。なお、図8に例示したフローチャートのステップS804と同等の処理である。
ステップS1106では、部分アクセス権の読み取り権限がある文書部分を提示する。なお、図8に例示したフローチャートのステップS806と同等の処理である。
ステップS1108では、ユーザーは文書部分に対して、過去に読み取り権限があったか否かを判断する。読み取り権限があった場合は、ステップS1110へ進み、それ以外の場合は、ステップS1112へ進む。この判断は、対象としている部分情報のアクセス権の削除が部分アクセス権変更履歴テーブル1000の変更内容欄1030にあるか否かによって判断する。
ステップS1110では、表示不許可の旨を提示する。以前は表示されていたものを今回は表示しないことを示すメッセージである。
ステップS1112では、全ての文書部分を処理したか否かを判断する。全ての文書部分を処理した場合は終了し(ステップS1199)、それ以外の場合は、ステップS1104からの処理を繰り返す。なお、図8に例示したフローチャートのステップS808と同等の処理である。
ステップS1106では、部分アクセス権の読み取り権限がある文書部分を提示する。なお、図8に例示したフローチャートのステップS806と同等の処理である。
ステップS1108では、ユーザーは文書部分に対して、過去に読み取り権限があったか否かを判断する。読み取り権限があった場合は、ステップS1110へ進み、それ以外の場合は、ステップS1112へ進む。この判断は、対象としている部分情報のアクセス権の削除が部分アクセス権変更履歴テーブル1000の変更内容欄1030にあるか否かによって判断する。
ステップS1110では、表示不許可の旨を提示する。以前は表示されていたものを今回は表示しないことを示すメッセージである。
ステップS1112では、全ての文書部分を処理したか否かを判断する。全ての文書部分を処理した場合は終了し(ステップS1199)、それ以外の場合は、ステップS1104からの処理を繰り返す。なお、図8に例示したフローチャートのステップS808と同等の処理である。
図12は、本実施の形態の閲覧・編集モジュール120による文書の提示処理例を示す説明図である。特に、図11に例示するフローチャートによる処理例を示すものである。
図12(a)に示す例は、文書1200に対して読み取り権限があり、その文書1200内の部分情報(既在文書部分1211、既在文書部分1212、既在文書部分1213、追記文書部分1221a)に対しても部分アクセス権の読み取り権限を有している利用者Aが閲覧した場合の例である。
図12(b)に示す例は、図12(a)に例示する文書1200の追記文書部分1221aの部分アクセス権の読み取り権限を利用者Aには付与しないように変更した後のものである。つまり、以前は表示されていた追記文書部分1221aの領域に「表示不許可」である旨のメッセージを表示したメッセージ表示領域1221bを表示している。他の部分情報は、以前と同様に表示する。
図12(c)に示す例は、文書1200に対して読み取り権限はあるが、その文書1200内の追記文書部分1221aに対しては部分アクセス権の読み取り権限を有していない利用者Bが閲覧した場合の例である。これは、図12(a)に例示する文書1200の追記文書部分1221aの部分アクセス権の読み取り権限を利用者Aには付与しないように変更した後であっても、同じ表示である。
図12(a)に示す例は、文書1200に対して読み取り権限があり、その文書1200内の部分情報(既在文書部分1211、既在文書部分1212、既在文書部分1213、追記文書部分1221a)に対しても部分アクセス権の読み取り権限を有している利用者Aが閲覧した場合の例である。
図12(b)に示す例は、図12(a)に例示する文書1200の追記文書部分1221aの部分アクセス権の読み取り権限を利用者Aには付与しないように変更した後のものである。つまり、以前は表示されていた追記文書部分1221aの領域に「表示不許可」である旨のメッセージを表示したメッセージ表示領域1221bを表示している。他の部分情報は、以前と同様に表示する。
図12(c)に示す例は、文書1200に対して読み取り権限はあるが、その文書1200内の追記文書部分1221aに対しては部分アクセス権の読み取り権限を有していない利用者Bが閲覧した場合の例である。これは、図12(a)に例示する文書1200の追記文書部分1221aの部分アクセス権の読み取り権限を利用者Aには付与しないように変更した後であっても、同じ表示である。
図13は、本実施の形態を実現するシステムの構成例を示す説明図である。
ユーザー端末1310、文書DB1320、アクセス権制御装置1330は、通信回線1399を介してそれぞれ接続されている。図1の例に示したモジュール構成図との関係例を示すと、ユーザー端末1310には閲覧・編集モジュール120が実装され、利用者の操作を受け付け、文書等を表示する。文書DB1320には文書記憶モジュール110が実装され、閲覧・編集等の対象である文書を記憶している。アクセス権制御装置1330にはアクセス権制御モジュール130、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150が実装され、アクセス権、部分アクセス権を制御する。
ユーザー端末1310、文書DB1320、アクセス権制御装置1330は、通信回線1399を介してそれぞれ接続されている。図1の例に示したモジュール構成図との関係例を示すと、ユーザー端末1310には閲覧・編集モジュール120が実装され、利用者の操作を受け付け、文書等を表示する。文書DB1320には文書記憶モジュール110が実装され、閲覧・編集等の対象である文書を記憶している。アクセス権制御装置1330にはアクセス権制御モジュール130、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150が実装され、アクセス権、部分アクセス権を制御する。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(ユーザー端末1310、アクセス権制御装置1330、文書DB1320)のハードウェア構成は、図14に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1401を用い、記憶装置としてRAM1402、ROM1403、HD1404を用いている。HD1404として、例えばハードディスクを用いてもよい。閲覧・編集モジュール120、アクセス権制御モジュール130等のプログラムを実行するCPU1401と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1402と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1403と、補助記憶装置であるHD1404と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置1406と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置1405と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1407、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1408により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図14に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、図14に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の部分アクセス権を設定する実施の形態と部分アクセス権に基づいて文書を表示・編集等する実施の形態を組み合わせてもよく(例えば、ある実施の形態内のモジュールを他の実施の形態内に適用する、入れ替えする等も含む)、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
文書アクセス権テーブル300、部分アクセス権テーブル400、編集対象テーブル700、部分アクセス権変更履歴テーブル1000等は、これらを組み合わせたデータ構造としてもよく、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150に分けて記憶せず、いずれか一方に記憶するようにしてもよい。
文書アクセス権テーブル300、部分アクセス権テーブル400、編集対象テーブル700、部分アクセス権変更履歴テーブル1000等は、これらを組み合わせたデータ構造としてもよく、文書アクセス権記憶モジュール140、部分アクセス権記憶モジュール150に分けて記憶せず、いずれか一方に記憶するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…文書記憶モジュール
120…閲覧・編集モジュール
130…アクセス権制御モジュール
140…文書アクセス権記憶モジュール
150…部分アクセス権記憶モジュール
1310…ユーザー端末
1320…文書DB
1330…アクセス権制御装置
1399…通信回線
120…閲覧・編集モジュール
130…アクセス権制御モジュール
140…文書アクセス権記憶モジュール
150…部分アクセス権記憶モジュール
1310…ユーザー端末
1320…文書DB
1330…アクセス権制御装置
1399…通信回線
Claims (6)
- コンピュータに、
文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択機能と、
前記部分操作権情報選択機能によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集機能と、
前記部分操作権情報選択機能によって選択された部分操作権情報を前記編集機能によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け機能
を実現させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記部分操作権情報選択機能が選択する対象の部分操作権情報を、前記利用者又は前記文書情報に関連付けて、部分操作権情報記憶手段に出力する部分操作権情報出力機能
をさらに具備し、
前記部分操作権情報選択機能は、前記利用者又は前記文書情報に基づいて、前記部分操作権情報記憶手段に記憶された部分操作権情報内から選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。 - 前記部分操作権情報出力機能は、前記部分操作権情報選択機能が選択する対象の部分操作権情報を設定できる利用者を前記部分操作権情報記憶手段に出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。 - 前記操作権情報関連付け機能によって関連付けられた部分操作権情報と部分情報との関連付けを予め定められた期間後に解除する操作権情報関連解除機能
をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。 - 前記操作権情報関連付け機能によって部分情報に関連付けられた部分操作権情報を変更する変更機能と、
前記部分操作権情報記憶手段に記憶されている部分操作権情報に基づいて、文書情報を表示する文書表示機能
をさらに具備し、
前記部分操作権情報出力機能は、前記変更機能によって変更される変更履歴を前記部分操作権情報記憶手段に出力し、
前記文書表示機能は、前記部分操作権情報記憶手段に記憶されている変更履歴に基づいて、過去に部分操作権情報が関連付けられていた利用者であるか否かによって、部分情報の表示の態様を異ならせる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。 - 文書情報を構成しうる部分情報を編集する前に、利用者が設定し得る部分操作権情報を選択する部分操作権情報選択手段と、
前記部分操作権情報選択手段によって部分操作権情報の選択が行われた後に、前記利用者の操作に応じて、前記部分情報を編集する編集手段と、
前記部分操作権情報選択手段によって選択された部分操作権情報を前記編集手段によって編集の対象とされた部分情報に関連付ける操作権情報関連付け手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009149355A JP2011008372A (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 情報処理プログラム及び情報処理装置 |
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JP2016505970A (ja) * | 2012-12-18 | 2016-02-25 | トムソン・ロイターズ・グローバル・リソーシズ | インテリジェントな研究プラットフォームのためのモバイル対応システムおよびプロセス |
CN107368448A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-11-21 | 富士施乐株式会社 | 信息处理装置以及信息处理方法 |
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- 2009-06-24 JP JP2009149355A patent/JP2011008372A/ja active Pending
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