JP6514111B2 - ヒーターノズル、および、これを備えたシュリンクフィルムの加熱収縮装置 - Google Patents

ヒーターノズル、および、これを備えたシュリンクフィルムの加熱収縮装置 Download PDF

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Description

本発明は、ヒーターノズル、および、これを備えたシュリンクフィルムの加熱収縮装置に関する。
従来、例えば特開2007−8481号公報(以下、特許文献1という)には、ボトル等の容器に能書等の物品を筒状フィルムで結束して添付する物品添付装置が開示されている。この物品添付装置は、被添付体に筒状のシュリンクフィルムを被嵌するフィルム被嵌手段と、被添付体に被嵌されたシュリンクフィルムと被添付体との間に物品を挿入する物品挿入手段と、物品に対応する位置に熱風を吹き付けてシュリンクフィルムを部分的に熱収縮させて添付体を仮止めするための予備加熱手段と、容器に被嵌されたシュリンクフィルムを全体的に加熱して熱収縮させる本加熱手段とを備えており、これにより加熱収縮されたシュリンクフィルムによって物品が被添付体に確実に添付されることが記載されている。
特開2007−8481号公報
上記特許文献1の物品添付装置では、例えばフィルム被嵌手段において不具合が生じた場合に、システムを停止する必要がある。この場合、シュリンクラベルが被嵌されている容器が予備加熱手段からの熱風に吹き晒しになるとシュリンクフィルムの局部的な熱収縮が過度に進行し、最終的な仕上がりが悪くなって不良品となる。そのため、予備加熱手段における熱風の吹き出しも停止する必要がある。
予備加熱手段は、加熱源および送風機を含む熱風発生装置と、熱風発生装置に一端部が接続され途中に開閉弁が設けられる配管と、この配管の他端部に接続されて熱風を容器に被嵌されたシュリンクフィルムに吹き付けるヒーターノズルとから構成することができる。この場合において、ノズルからの熱風吹き出しを止めるには、熱風発生装置をオフするか、配管途上にある開閉弁を閉状態に切り替えて開閉弁上流側にて熱風を排気することが考えられる。
しかしながら、上記のように熱風発生装置を一旦オフした後にシステムを再稼働したとき、加熱源の温度が上昇してヒーターノズルから吹き出される熱風温度が定常状態となるのに時間がかかり、その間、予備的な熱収縮を良好に行えないために容器とシュリンクフィルムとの間に挿入されている物品がずれたり落ちたりするといった不都合がある。
他方、熱風発生装置をオン状態のままとして開閉弁を閉じてその上流側で熱風を排気する場合、システム停止中に開閉弁の下流側に位置する配管およびヒーターノズルの温度が低下するため、熱風発生装置オフの場合よりも短くなるものの、やはり、システム再稼働時にヒーターノズルから吹き出される熱風が定常状態になるのに或る程度時間を要し、上記と同様にシュリンクフィルムの予備収縮を良好に行えないという不都合がある。このことは、シュリンクフィルムの全体を収縮させて最終装着状態とする加熱収縮装置において上記ヒーターノズルを用いた場合も同様である。なお、上記不都合は、種々の加熱媒体(例えば、加熱した空気、スチーム等)において生じ得る。
本発明の目的は、システム停止後に再稼働したとき、吹き出される加熱媒体の温度を素早く定常状態とすることができるヒーターノズルおよびこれを備えたシュリンクフィルムの加熱収縮装置を提供することである。
本発明の一態様であるヒーターノズルは、給気口、排気口およびノズル部を有するノズル本体と、前記給気口から前記ノズル本体内に導入された加熱媒体を前記ノズル部から噴出する第1状態と、前記給気口から前記ノズル本体内に導入された加熱媒体を前記排気口から排出する第2状態との間で切り替えられる切替バルブと、を備え、前記切替バルブは、ノズル本体内で移動可能であり、第1状態ではノズル部を開放する位置であって排気口に連通する流路を塞ぐ位置に移動し、第2状態ではノズル部を塞ぐ位置であって排気口に連通する流路を開放する位置に移動する動作により、第2状態で給気口からノズル本体内に導入される加熱媒体がノズル本体の内部を通過して排気口から排気される流路が形成され、給気口に接続される配管及びノズル本体が第1状態と同等の温度に維持される。この場合、前記ノズル本体は、前記給気口及びノズル部が設けられた前部と前記排気口が設けられた後部とを有し、前記切替バルブは、前記第2状態では前部内においてノズル部となる開口部の周囲に形成された前壁に圧接されてノズル部を塞ぎ、前記第1状態では前部内において流路が形成された後壁に圧接されて流路を塞ぐ動作により、第2状態で給気口からノズル本体内に導入される加熱媒体がノズル本体の前部の内部を通過して後部の排気口から排気される流路が形成され、給気口に接続される配管及びノズル本体の前部が第1状態と同等の温度に維持されてもよい。
本発明に係るヒーターノズルにおいて、前記ノズル部はスリットを含むノズルプレートによって形成され、前記給気口から前記ノズル本体内への加熱媒体の導入方向が前記スリットの長手方向に沿う方向とされるのが好ましい。
また、本発明に係るヒーターノズルにおいて、前記切替バルブを第1状態または第2状態に駆動するアクチュエータをさらに備え、前記アクチュエータは前記切替バルブに断熱部材を介して連結されていてもよい。
また、本発明に係るヒーターノズルにおいて、シュリンクフィルムを熱収縮させるように設けられていてもよい。
本発明の別の態様であるシュリンクフィルムの加熱収縮装置は、筒状のシュリンクフィルムが被嵌された容器を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される容器に対向して配置された、ヒーターノズルとを備える。この場合、前記ヒーターノズルは、筒状のシュリンクフィルムを加熱して熱収縮させるように加熱媒体をノズル部から噴出する第1状態と、加熱媒体を排気口から排出する第2状態とを切替バルブで切り替え可能に構成され、第2状態から第1状態になると、第2状態で定常状態である第1状態と同等の温度に維持されている配管及びノズル本体を介して加熱媒体が噴出されてもよい。
本発明に係るシュリンクフィルムの加熱収縮装置において、前記シュリンクフィルムは、容器の胴部周囲に添付物を拘束した状態で前記容器および前記添付物の外側を覆うフィルム、容器のキャップ周囲に装着されるキャップシール、または、容器の胴部周囲に装着されるラベルであってもよい。
本発明に係るヒーターノズルおよびシュリンクフィルムの加熱収縮装置によれば、システム停止時に切替バルブが第1状態から第2状態に切り替えられる。切替バルブが第2状態にある間、給気口から導入された加熱媒体はノズル本体内を通って排気口から排気されるので、ヒーターノズルに接続される配管およびヒーターノズルのノズル本体はライン稼働時と同等の温度に維持される。したがって、システム再稼働時に切替バルブを第2状態から第1状態に切り替えたとき直ちに定常状態と同じ所望温度の加熱媒体を吹き出すことができる。その結果、例えばシュリンクフィルムの意図した加熱収縮を良好に行うことができ、システム再稼働後の不良品の発生を解消または低減することができる。
本発明の一実施形態であるヒーターノズルを備えた能書添付包装システムの構成を概略的に示す平面図である。 図1の能書添付包装システムで処理されるラベル付き容器を示す斜視図である。 能書添付包装システムの能書添付装置において容器が載置されて搬送される容器載置部を示す、図1中のA−A線断面図である。 図3中の容器載置部を上方から見た平面図である。 図3中の容器載置部に含まれる一対の冶具を示す側面図であり、(a)は図4中の矢印E方向から見た外径側冶具の側面図、(b)は図4中の矢印G方向から見た内径側冶具の側面図である。 加熱収縮された筒状フィルムによって能書が容器に添付されて結束された状態を示す斜視図であり、(a)はラベル側を示す図であり、(b)は能書側を示す図である。 本実施形態のヒーターノズルを示す(a)上面図、(b)断面図、(c)正面図である。 (a)はヒーターノズルが熱風をノズル部から噴出する第1状態を示す断面図であり、(b)はヒーターノズルが熱風を排気口から排気する第2状態を示す断面図である。 一対のヒーターノズルから噴出した熱風が容器周囲の筒状フィルムに吹き付けられる様子を示す上面図である。 本実施形態のヒーターノズルを備えるキャップシール装着システムの(a)上面図、および(b)側面図である。 図10におけるK−K線断面図である。 図11におけるP部拡大図である。 別の実施形態であるシュリンクフィルムの加熱収縮装置を示す正面図である。 図13におけるR−R線断面図である。 (a)は図13におけるヒーターノズルが過熱水蒸気をノズル部から噴出する第1状態を示す断面図であり、(b)は図13におけるヒーターノズルが過熱水蒸気を排気口から排気する第2状態を示す断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
本実施形態では、物品が添付される被添付体が薬剤を収容した容器であり、該容器に添付される物品は効能等が記載された能書であるものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、被添付体は薬剤以外の食品、日用品、電気製品等が収容される容器または筐体であってもよい。また、このような容器に添付される物品は、レシピ、懸賞、くじ、占い、取扱説明書などの様々な文書、絵柄、写真、おまけ等の添付物であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態であるヒーターノズルを含む能書添付包装システム1の全体構成を概略的に示す平面図である。能書添付包装システム1は、容器搬入部2と、第1容器移載部4と、能書添付装置5と、第2容器移載部6と、容器搬出部7とを備える。
容器搬入部2は、例えばコンベヤによって構成することができる。容器搬入部2は、内容物が収納された容器Cを所定の間隔を空けながら矢印B方向に搬送する機能を有する。
また、容器搬入部2には、ラベル貼着部3が付設されている。ラベル貼着部3は、図2に示すように、容器蓋C1で開口部が閉じられた容器胴部C2の外周面にタックラベルTLを貼着する装置である。タックラベルTLの表面には商品名等とともに位置合わせ用のマークMが印刷され、その裏面には接着剤層が設けられている。
第1容器移載部4は、容器搬入部2において搬送されてきた容器Cを能書添付装置5に移載するための装置である。他方、第2容器移載部6は、能書添付装置5において筒状フィルムにより能書が添付された容器Cを容器搬出部7に移載するための装置である。
第1容器移載部4と第2容器移載部6とは同じ構成を有するため、ここでは第1容器移載部4についてのみ説明することとする。
第1容器移載部4では、容器搬入部2の端部近傍の掴み上げ位置αに容器Cが搬送されてきたことがセンサ(図示せず)によって検出されると、容器搬入部2のコンベヤが一旦停止し、この状態で容器チャック部材40が下降動作する。これにより、1つのチャックアーム42の先端部が容器搬入部2上の容器Cの直上位置まで下降し、チャック爪44が縮径動作するように駆動されて容器Cがチャック爪44によって把持される。
そして、この把持状態を維持しつつ容器チャック部材40が上昇移動した後に、90度だけ矢印D方向(ここでは時計周り方向)に回転駆動されて一旦停止し、また下降動作する。このとき、周方向に隣接する別のチャックアーム42の先端にあるチャック爪44が上記と同様に駆動されて、容器Cを掴み上げる。このとき先に容器Cを把持しているチャック爪44は駆動されることなく縮径状態に保たれて、容器Cを把持したままとなっている。
それから、容器チャック部材40は、再び上昇移動してから矢印D方向に90度回転駆動されて、一旦停止する。この状態で、容器チャック部材40が下降移動して、上記掴み上げ位置αから180度隔てた容器導入位置βにおいて、先に掴み上げて搬送してきた容器Cを降ろす。そして、容器導入位置βに位置するチャック爪44が拡径動作するように駆動される。これにより、容器Cが能書添付装置5上に載置される。
次に、図1に加えて図3ないし図5も参照して、能書添付装置5について説明する。図3は、能書添付包装システム1の能書添付装置5において容器Cが載置されて搬送される容器載置部10を示す、図1中のA−A線断面図である。図4は、図3中の容器載置部10を上方から見た平面図である。図5は、図3中の容器載置部10に含まれる一対の冶具を示す側面図であり、(a)は図4中の矢印E方向から見た外径側冶具の立壁部の側面図、(b)は図4中の矢印G方向から見た内径側冶具の立壁部の側面図である。
能書添付装置5は、円盤状のロータリテーブル12を備える。ロータリテーブル12は、矢印H方向(本実施形態では時計周り方向)に45度ずつ間欠的に回転駆動されるように構成されている。回転動力源としては、サーボモータ等が好適に用いられる。なお、上記ロータリテーブル12が回転型の搬送手段に相当する。
また、上記ロータリテーブル12の中心部には駆動テーブル31が同心状に設けられている。駆動テーブル31は、ロータリテーブル12と同期して回転するが、上記ロータリテーブル用モータとは別の駆動源(例えば圧縮空気によって作動するエアシリンダ)によって、上述する容器載置部の冶具を駆動するために所定角度だけ回転して戻るというように駆動されるようになっている。
駆動テーブル31には、8本の駆動ロッド34の内径側端部が周方向に等ピッチで連結されている。駆動ロッド34の外径側端部には、後述する容器載置部にそれぞれ含まれる駆動レバー22が連結されている。上述したように駆動テーブル31が回動することによって、容器載置部の駆動レバー22がロータリテーブル12の径方向に沿って進退移動するように構成されている。
上記ロータリテーブル12上には、8つの容器載置部10が周方向に45度ピッチで配置されている。容器載置部10は、図1及び図3に示すように、長方形状のベース部材14と、ベース部材14上に回転可能に設けられた載置台16と、ベース部材14上でスライド移動可能な一対のスライド部材18a,18bと、各スライド部材18a,18b上に立設された一対の冶具20a,20bと、冶具20a,20bを開閉駆動する駆動レバー22とを含む。
ベース部材14は、ロータリテーブル12上に固定されている。ベース部材14の上面には、ロータリテーブル12の径方向に沿って延びるガイド溝15が各スライド部材18a,18bに対応して凹設されている。これらのガイド溝15には、各スライド部材18a,18bの下面に突設されたガイドピン19が嵌入している。これにより、スライド部材18a,18bは、ロータリテーブル12の径方向に沿ってスライド移動するように構成されている。
また、スライド部材18a,18bのそれぞれ対向する側面は載置台16に当接可能になっており、これにより載置台16の回転を止めるブレーキとしても機能する。スライド部材18a,18bは、図示しないバネ等の付勢部材によって載置台16側へ向かって付勢された状態になっており、これにより載置台16に圧接されることによる上記ブレーキ力が付与されるとともに、駆動レバー22(図1参照)によって開動作された後の復元力が付与されている。
載置台16は、上述したように容器導入部において導入された容器Cが載置される台座である。載置台16は、例えば金属製の円板によって形成され、上記一対のスライド部材18a,18bの間に配置されている。載置台16の下面には回転軸17が突設されており、この回転軸17がベース部材14に取り付けられた軸受部材等によって支持されている。これにより、載置台16は、ベース部材14上に回転可能に支持されている。
一対の冶具20a,20bは、例えば、金属板を曲げ加工して形成されている。各冶具20a,20bは、L字状の断面形状を有しており、スライド部材18a,18b上にネジ留め等によって固定される取付部24と、取付部24から載置台16の周縁部に沿って上方および周方向に延びる立壁部26a,26bとを有する。以下、ロータリテーブル12の径方向に関し、径方向外側に位置する冶具を外径側冶具20aといい、径方向内側に位置する冶具を内径側冶具20bということがある。
図4に示すように、冶具20a,20bの立壁部26a,26bは、載置台16に載置される容器Cの外周面に沿うように略円弧状をなして上方へ延びる。このように冶具20a,20bを形成することによって、ロータリテーブル12の回転によって容器載置部10が周方向に移動するときに容器Cを安定した状態に保持することが可能になるとともに、後述するフィルム被嵌部において筒状フィルムを立壁部26a,26bの外側に被嵌するのを確実に行うことができる。
さらに、外径側冶具20aの立壁部26aは、図5(a)に示すように、上方から切り込まれた2つの切込部28aが形成されることによって略W字状の側面形状をなしている。これらの2つの切込部28aは、後述する能書挿入部において容器Cと冶具20aの立壁部26aとの間に能書Nを上方から挿入するときに能書Nを吸着保持する2つの吸着部材30と干渉しないよう逃がすために形成されている。なお、能書Nが他の手法で挿入される場合であって上記のような干渉が生じない場合には、立壁部26aは切込部を有しない側面形状をなす板材によって形成されてもよい。
他方、内径側冶具20bの立壁部26bは、図5(b)に示すように、上方から周方向中央に切り込まれた1つの切込部28bが形成されることによって略U字状の側面形状をなしている。この切込部28bは、後述する位置決め部において容器Cの周方向位置決めを行う際にタックラベルTLに付された位置決めマークMをマークセンサで読み取れるようにするために形成されている。ただし、このような容器Cの周方向位置決めを行わない場合には、立壁部26bは切込部を有しない側面形状をなす板材によって形成されてもよい。
図1を再び参照すると、能書添付装置5は、容器導入位置βにおいて第1容器移載部4により容器Cが容器搬入部2から容器載置部10に導入される箇所に容器導入部51を備える。また、能書添付装置5は、容器導入部51から矢印H方向に45度ずつ離れた位置に、容器位置決め部52、能書挿入部53、能書成形部54、フィルム被嵌部55、フィルム高さ整合部56、フィルム予備加熱部57、および、容器排出部58を順次に備える。なお、上記フィルム予備加熱部57は上記ロータリテーブル12と共にシュリンクフィルムの加熱収縮装置を構成する。
能書添付装置5の容器導入部51では、容器導入位置βにおいて容器Cが容器載置部10の載置台16上に載置されるとき、容器載置部10の冶具20a,20bは、いずれも、少し開いた状態に駆動されている。このような冶具20a,20bの開状態は、駆動テーブル31が所定角度だけ回転駆動されて、容器載置部10の駆動レバー22が駆動ロッド34を介して径方向に押されることによって実現される。
上記のようにして容器導入位置βにおいて容器Cが容器載置部10に載置されると、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転して一旦停止する。これにより、能書添付装置5に導入された容器Cは、容器位置決め部52に移動することになる。この回転移動の間、容器Cが載置されている容器載置部10の一対の冶具20a,20bは、駆動レバー22の非作動によって閉じた位置とされている。これにより、載置台16上に安定保持された状態で容器を搬送することができる。
能書添付装置5の容器位置決め部52には、ロータリテーブル12の径方向に関して容器載置部10の内径側に図示しないマークセンサが設けられるとともに、容器載置部10の上方位置に図示しない回転ヘッドが昇降移動可能に設けられている。容器位置決め部52において、容器Cの上面に回転ヘッドが下降して当接し、この状態で回転ヘッドが回転する。このとき、一対の冶具20a,20bは、上記容器導入部51の場合と同様に開動作されている。これにより、スライド部材18a,18bによるブレーキが解除された載置台16(図3参照)が回転可能な状態になるため、容器Cは回転ヘッドと共に回転することができる。そして、マークセンサによって容器CのタックラベルTLのマークMが検出される位置に容器Cの周方向位置が決まると、回転ヘッドの回転が停止されるとともに一対の冶具20a,20bが閉動作して載置台16にブレーキを掛けて回転不能にする。これにより、容器CはタックラベルTLが内径側に向いた周方向位置に位置決めされた状態となる。このようにして容器載置部10において容器Cの周方向位置が決められると、ロータリテーブル12が再び矢印H方向に45度回転して、容器Cは次の処理ステージである能書挿入部53に移動する。
図1に示すように、能書添付装置5の能書挿入部53には、能書挿入ユニット60がロータリテーブル12の径方向外側に隣接して設けられている。能書挿入ユニット60は、多数の能書Nが整列した状態で収納されている能書ストッカ61が設けられている。この能書ストッカ61から図示しない能書搬送装置によって能書Nが1枚ずつ取り出されて、容器Cと外径側冶具20aとの間の隙間に上方から挿入される。これにより、能書Nが外径側冶具20aによって押さえられて、容器Cに添付された状態となる。その後、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転駆動され、容器Cおよび能書Nが次のステーションである能書成形部54に搬送される。
能書成形部54は、能書Nを容器Cの外周面にほぼ沿った円弧状をなすように成形するステーションである。能書成形部54では、ロータリテーブル12の外径側から略円弧状の成形部材が能書Nに押し付けられることにより、能書Nが容器Cの外周面に沿った形状に成形される。その後、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転駆動され、容器Cおよび能書Nが次のステーションであるフィルム被嵌部55に搬送される。
フィルム被嵌部55は、外径側冶具20aによって能書Nを容器Cに対して押さえた状態で容器C、能書Nおよび一対の冶具20a,20bの外周に筒状シュリンクフィルムFを被嵌する機能を有する。フィルム被嵌部55では、シート状に折り畳まれた長尺筒状のシュリンクフィルム基材を所定長さずつ切断して個々の筒状シュリンクフィルムF(図6、図9参照)が形成される。そして、筒状シュリンクフィルムFは略円筒状に開口されて、容器載置部10上にある容器C、能書Nおよび一対の冶具20a,20bの外側に被嵌される。このとき、それぞれ薄板部材で形成される立壁部26a,26bを有する一対の冶具20a,20bは閉位置にあって能書Nを容器Cに押さえ付けた状態に保持している。したがって、容器Cおよび能書Nの周囲に被嵌される筒状シュリンクフィルムFの余裕代をそれほど大きくしなくても確実に被嵌することができる。また、このように能書Nを外径側冶具20aによって押さえた状態で筒状シュリンクフィルムを被嵌するので、フィルム被嵌時に能書Nが容器Cに対して傾いた状態になることもない。
このようにしてフィルム被嵌部55において容器Cおよび能書Nの周囲に筒状シュリンクフィルムFが被嵌されると、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転駆動され、容器C、能書Nおよび筒状シュリンクフィルムFは次のステーションであるフィルム高さ整合部56に搬送される。フィルム高さ整合部56では、容器Cおよび能書Nの周囲に被嵌された筒状フィルムが上方から押さえられる。これにより、筒状シュリンクフィルムFの被嵌高さ位置が揃えられる。
このようにフィルム被嵌高さ位置が揃えられた後、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転駆動され、容器C、能書Nおよび筒状シュリンクフィルムFは次のステーションであるフィルム予備加熱部57に搬送される。図1に示すように、フィルム予備加熱部57には、容器載置部10上にある容器Cの周囲の筒状シュリンクフィルムFに向けて熱風(本実施形態では、加熱した空気)を加熱媒体として吹き付けるヒーターノズル80が容器Cに対向して配置されている。ヒーターノズル80には、熱風発生装置81から延びる配管82が分岐してそれぞれ接続されている。本実施形態では、2つのヒーターノズル80が容器Cの周方向に所定間隔を空けて筒状シュリンクフィルムFに熱風を吹き付けるようにしている。これにより、筒状シュリンクフィルムFが部分的に熱収縮して、容器Cおよび能書Nを内包する筒状シュリンクフィルムFの余裕代が若干小さくなる。その結果、後述する容器搬出部において一対の冶具20a,20bが筒状シュリンクフィルムF内から引き抜かれても予備収縮された筒状シュリンクフィルムFによって能書Nがずり落ちない程度に仮保持することができるようになる。ヒーターノズル80の詳細については後述する。
上記のようにフィルム予備加熱部57において筒状シュリンクフィルムFが予備収縮された後、ロータリテーブル12が矢印H方向に45度回転駆動され、容器C、能書Nおよび筒状シュリンクフィルムFは次のステーションである容器排出部58に搬送される。容器排出部58では、第2容器移載部6を構成する容器チャック部材40が配置されている。この容器チャック部材40の構成は、第1容器移載部4に設けられたものと同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。この容器チャック部材40によって、能書Nが筒状シュリンクフィルムFにより仮保持された容器Cが容器載置部10から掴み上げられて、容器搬出部7に搬出される。
容器搬出部7は、例えばコンベヤによって好適に構成される。このコンベヤが間欠的または連続的に駆動されることにより、筒状シュリンクフィルムFで能書Nが仮保持された容器Cが所定間隔をあけながら搬出される。その搬出途中で容器Cが加熱収縮装置(以下において、予備加熱装置と区別するために「本加熱収縮装置」という)9を通過する際に筒状シュリンクフィルムFの全体が収縮状態となるよう加熱される。これにより、収縮した筒状シュリンクフィルムFによって能書Nが容器Cにしっかりと添付および結束された状態となる。
図6は、加熱収縮された筒状シュリンクフィルムFによって能書Nが容器Cに添付および拘束された状態を示す斜視図であり、(a)はラベル側を示す図であり、(b)は能書側を示す図である。
図6(a)に示すように、加熱収縮した筒状シュリンクフィルムFは、その上端部が容器Cの上端面の周縁部上に曲がり込んで円環状に係合しており、また、容器Cの胴部に密着するように縮径している。本実施形態における筒状シュリンクフィルムFは透明フィルムであるため、容器Cの外周面に貼着されたタックラベルTLが筒状シュリンクフィルムFを介して外側から視認することができる。
また、図6(b)に示すように、本実施形態では、容器Cの外周面上においてタックラベルTLと重ならない位置に能書Nが筒状シュリンクフィルムFによって結束および添付されている。したがって、能書NによってタックラベルTLの表示の視認が妨げられることがない。なお、筒状シュリンクフィルムFは着色フィルムであってもよく、フィルムの表面および/または裏面に表示印刷層等が適宜設けられていてもよい。
次に、図7〜図9を参照して、フィルム予備加熱部57に設置された本実施形態のヒーターノズル80について詳述する。図7は、ヒーターノズル80を示す(a)上面図、(b)断面図、(c)正面図である。図8(a)はヒーターノズル80が熱風をノズル部から噴出する第1状態を示す断面図であり、図8(b)はヒーターノズル80が熱風を排気口から排気する第2状態を示す断面図である。図9は、一対のヒーターノズル80から噴出した熱風が容器周囲の筒状シュリンクフィルムFに吹き付けられる様子を示す上面図である。なお、以下の説明では、便宜上、ヒーターノズル80において容器Cに対向する側を「前」といい、その反対側を「後」ということとする。
図7に示すように、ヒーターノズル80は、ノズル本体83と、切替バルブ84とを備える。ノズル本体83は、給気口85、排気口86およびノズル部87を有する。ノズル本体83は、熱風発生装置81での設定温度が例えば220℃である熱風が内部を通ることによって変形や溶融が生じない耐熱性を有する材料、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、鉄等の金属材料によって形成されるのが好ましい。
ノズル本体83は、略直方体状の外壁部を有する前部88と、中空円筒状をなす後部89とを有する。ノズル本体83の前部88および後部89は、内部空間が互いに連通するように形成されている。
給気口85は、ノズル本体83の前部88に設けられている。また、排気口86は、ノズル本体83の後部89に設けられている。これにより、図7(b)に示すように切替バルブ84によってノズル部87が塞がれている状態(第2状態)では、給気口85からノズル本体83に導入された熱風は、前部88から後部89へと流れて、排気口86からノズル外部に排出される。なお、排気口86には図示しない排気ダクトが接続され、ヒーターノズル80から排気された熱風は排気ダクトを介してシステム外部に放出される。
ノズル本体83の前部88は、前方側へ向かって開口しており、この開口部がノズル部87となっている。ノズル部87には2枚のノズルプレート90が取り付けられている。これらのノズルプレート90の間には、縦方向に細長く延びるノズルスリット91が形成されている。また、ノズル本体83の前部88には、ノズルスリット91から噴出した熱風を前方へ向けて吹き出すようにガイドする矩形筒状のガイド部材92が設けられている。
ここで、本実施形態では、給気口85からノズル本体83への熱風の導入方向は、縦長のノズルスリット91の長手方向に沿う方向となるように構成されている。これは、ノズルスリット91から熱風を長手方向にほぼ均等に噴出させるうえで好ましいからである。また、このように構成したことで、ノズル本体83の後方に切替バルブ駆動用のアクチュエータ93を配置することが容易になり、設計の自由度が向上するという利点もある。
ヒーターノズル80の切替バルブ84は、ノズル本体83の後部89の端部に連結されたアクチュエータ93によって前後方向に進退移動するように構成されている。アクチュエータ93には、例えば圧縮空気によって駆動されるエアシリンダが好適に用いられる。ただし、これに限定されるものではなく、それ以外の駆動源(例えば、モータ、ソレノイド等)がアクチュエータ93として用いられてもよい。
アクチュエータ93から延出する駆動シャフト94が、切替バルブ84に連結されたバルブシャフト95に断熱部材96を介して連結されている。断熱部材96は、熱伝導率が低い樹脂部材好適に用いることができる。このように断熱部材96を介して連結することによって駆動シャフト94への伝熱を低減して、アクチュエータ93が熱風温度による悪影響を受けるのを抑制することができる。また、バルブシャフト95の後端部には、後部89の内周面に沿って摺動可能なフランジ部95aが形成されている。これにより、ノズル本体83に導入された熱風が後部89内を通ってアクチュエータ93側へと流れるのを阻止することができ、アクチュエータ93の熱風温度による悪影響を低減することができる。
ただし、本実施形態では、熱風発生装置81での設定温度が220℃の熱風を用いた場合、ヒーターノズル80のノズル本体83の外面温度が約100℃であることが確認された。したがって、アクチュエータ93が例えば150℃程度の耐熱性能を有していれば、上記断熱部材96を省略して互いに金属同士である駆動シャフト94およびバルブシャフト95を直に連結してもよい。
切替バルブ84に連結されるバルブシャフト95は、ノズル本体83の後部89の内径よりも小径の金属棒によって構成される。これにより、バルブシャフト95の周囲には、ノズル本体83の前部88の内部空間と後部89に設けられた排気口86とを連通させる円環状横断面形状の流路97が形成されている。
切替バルブ84は、前部88の内部空間に対応する矩形状の金属平板84aによって形成されることができる。金属平板84aの前後両面には、耐熱性で且つ柔軟性を有するシール部材84bが貼着等の方法で設けられている。これにより、切替バルブ84が前進位置で前部88の開口部周囲の前壁88aに圧接されたときにノズル部87に熱風が漏れ出るのを確実に防止することができ、また、切替バルブ84が後退位置で前部88の後壁88bに圧接されたときに後部89内の流路97を確実に塞いで熱風をノズル部87側へと流すことができる。
次に、上記のように構成されるヒーターノズル80の動作について説明する。
能書添付包装システム1が稼働しているとき、図8(a)に示すように、切替バルブ84はアクチュエータ93によって後退位置に駆動されている(第1状態)。この状態では、給気口85からノズル本体83の前部88に導入された熱風はノズル部87のノズルスリット91から前方に噴出して、図9に示すように容器Cおよび能書Nの周囲に被嵌された筒状シュリンクフィルムFに吹き付けられる。これにより、上述したように、筒状シュリンクフィルムFが部分的に熱収縮して能書Nを仮保持した状態となる。
他方、能書添付包装システム1が何らかの原因(例えば、フィルム被嵌部55における不具合やフィルム基材切れ、本加熱収縮装置9の下流側での後処理の滞り等)によって停止したとき、図8(b)に示すように、切替バルブ84はアクチュエータ93によって前進位置に駆動される(第2状態)。この場合、アクチュエータ93による切替バルブ84の位置の切り替えは、能書添付包装システム1を全体的に制御するシステムコントローラ(図示せず)からの信号を受けて自動的に行われてもよいし、あるいは、システムオペレータの手動のスイッチ操作によって行われてもよい。
この状態では、切替バルブ84によってノズル部87が塞がれるため、ヒーターノズル80から筒状シュリンクフィルムFに向かって熱風が吹き付けられることはない。したがって、フィルム予備加熱部57において筒状シュリンクフィルムFが被嵌された容器Cが停止しても、筒状シュリンクフィルムFが熱風に吹き晒されることがない。よって、この段階でシュリンクフィルムFが過度に熱収縮して不良品となるのを防止することができる。また、例えば樹脂製の容器C自体が変形したり、あるいは、容器Cの内容物が変質等することを防止することができる。
さらに、この状態では、給気口85からノズル本体83の前部88に導入された熱風は、後部89内においてバルブシャフト95の周囲に形成された流路97を通って排気口86からノズル外部に排気される。このとき、熱風はノズル本体83の内部を通過して排気される。したがって、ノズル本体83および給気口85に接続される配管82(図1参照)は、通常稼働時と同じ温度に維持されることになる。そのため、システム再稼働時に切替バルブ84を第2状態から第1状態に切り替えたとき直ちに定常状態と同じ所望温度の熱風を吹き出すことができる。その結果、筒状シュリンクフィルムFの予備的な加熱収縮を良好に行うことができ、生産性が向上するとともに、システム再稼働後の不良品の発生を解消または低減することができる。
なお、ロータリテーブル等によって間欠搬送される容器Cに被嵌された筒状シュリンクフィルムFにヒーターノズル80から熱風を吹き付ける場合、切替バルブ84を駆動して熱風を間欠的に吹き付けてもよい。具体的には、容器Cが熱風の吹き付け位置(ヒーターノズル80の対向位置)に停止したタイミングで切替バルブ84を後退移動させて熱風を一時的に吹き付け、容器Cの搬送移動中は切替バルブ84を前進移動させて熱風の吹き出しを停止させる。これにより、筒状シュリンクフィルムFの熱収縮させたい部分のみに熱風をスポット的に確実に吹き付けることができ、仕上がり外観がより優れたシュリンクラベル付き容器を提供することができる。
次に、図10〜図12を参照して、本実施形態のヒーターノズル80が直線状に構成されたキャップシール装着システム100に適用された例について説明する。図10は、ヒーターノズル80を備えるキャップシール装着システム100の(a)上面図、および(b)側面図である。また、図11は図10におけるK−K線断面図であり、図12は図11におけるP部拡大図である。
図10に示すように、キャップシール装着システム100は、略直線状に設置された第1、第2および第3ベルトコンベヤ101,102,103を備える。これらのベルトコンベヤ101,102,103によって、容器Cは所定の間隔で矢印L方向に連続的に搬送される。なお、上記ベルトコンベヤ101等が直進型の搬送手段に相当する。
第1ベルトコンベヤ101の移動方向に沿って、フィルム被嵌装置104、フィルム高さ整合装置106、および、フィルム予備加熱装置(シュリンクフィルムの加熱収縮装置)108がこの順序で設置されている。フィルム被嵌装置104は、容器CのキャップC1の周囲に筒状シュリンクフィルムFを被嵌する機能を有する。また、フィルム高さ整合装置106は、キャップC1の周囲に被嵌された筒状シュリンクフィルムFの被嵌高さを揃える機能を有する。これらの機能は、上述した能書添付包装システム1におけるフィルム被嵌部55およびフィルム高さ整合部56と同様であるため、ここでの説明を省略する。
フィルム予備加熱装置108は、容器CのキャップC1の周囲に被嵌された筒状シュリンクフィルムFを部分的に熱収縮させて仮留めする機能を有する。図11を参照すると、フィルム予備加熱装置108内には、ベルトコンベヤ101によって搬送される容器Cを挟んだ両側に本実施形態のヒーターノズル80が対向して設けられている。ただし、ここではヒーターノズル80のノズル本体83の下部に給気口85が形成され配管82が接続される例を示している。
また、フィルム高さ整合装置106およびフィルム予備加熱装置108には、図11に示すように、フィルム支持部材112が容器Cを挟んだ両側に所定高さ位置で配置されている。これらのフィルム支持部材112の先端がキャップC1の近傍において筒状シュリンクフィルムFの下端に当接し、これにより筒状シュリンクフィルムFが所望の高さ位置に支持されている。
この状態で、図12に示すように、ヒーターノズル80から噴出した熱風98が筒状シュリンクフィルムFに両側から吹き付けられる。これによって、筒状シュリンクフィルムFは、若干縮径する程度に熱収縮して、所望の装着高さ位置に仮留めされることになる。
図10を再び参照すると、フィルム予備加熱装置108を通過した容器Cは、例えばガイド部材等を含む移載装置109によって第1ベルトコンベヤ101から第2ベルトコンベヤ102に乗り移り、引き続き第2ベルトコンベヤ102によって矢印L方向に搬送される。そして、本加熱収縮装置110を通過する際に筒状シュリンクフィルムFの全体が加熱されて十分に熱収縮して、キャップシールとして装着される。
その後、容器Cは、移載装置111によって第2ベルトコンベヤ102から第3ベルトコンベヤ103に乗り移り、第3ベルトコンベヤ103によって引き続き矢印L方向に搬送されて後工程(例えば箱詰め等)に供給される。
上述したようにキャップシール装着システム100のフィルム予備加熱装置108においても本実施形態のヒーターノズル80を用いることで、上述した能書添付包装システム1の場合と同様に、システム停止時に第1ベルトコンベヤ101を停止させてもヒーターノズル80が第2状態に切り替えられることで不良品の発生を抑制でき、また、システム再稼働時にヒータ―ノズル80から吹き付けられる熱風温度を迅速に定常状態とすることができる。
なお、本発明に係るヒーターノズルは、上述した実施形態のヒーターノズル80の構成およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲で種々の変更や改良が可能である。
例えば、上記においてはヒーターノズル80のノズル部87がノズルスリット91によって構成される例について説明したが、これに限定されるものではない。ノズル部87は、1枚のノズルプレートに縦方向に細長く形成された1つの貫通孔によって構成されてもよいし、あるいは、複数のノズル孔を縦方向に配列して形成してもよい。
また、ヒーターノズル80のノズル本体83は、熱風により高温になるため、外周面を断熱材で覆ってもよい。これにより、オペレータが触れたときの安全性を向上する。
さらに、上記ではヒーターノズル80がフィルム予備加熱部57またはフィルム予備加熱装置108で用いられる例について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明に係るヒーターノズルは本加熱収縮装置9,110において用いられてもよい。この場合、ヒーターノズルを容器搬送方向の両側にそれぞれ複数または多数配列して設けてもよい。
さらに、上記では容器に添付される能書を保持状態とするために筒状シュリンクフィルムFの一部分に熱風を吹き付けて部分的に熱収縮させる場合について説明したが、本実施形態のヒーターノズル80は、シュリンクフィルムの一部分だけをスポット的に熱収縮させるような場合に用いられてもよい。例えば、メインデザインや部分的なホログラム印刷、箔印刷等の熱収縮による歪み、印刷割れを生じさせないようメインデザイン等を避けて熱風をあてる、切り込みにより形成した摘み部等の熱収縮によるカールやヒケを生じさせないように切り込みを避けて熱風をあてる、等の場合である。このような場合において、フィルムの部分的熱収縮工程の後にフィルム全体を熱収縮させる全体熱収縮工程があってもよいし、または、無くてもよい。
次に、図13〜図15を参照して、上述したヒーターノズルを、シュリンクフィルム全体を熱収縮させて容器に完全装着された状態とする加熱収縮装置120に適用した例について説明する。ここでは、シュリンクフィルムがボトル容器Cの胴部周囲に装着される筒状のシュリンクラベルSLである場合について説明するが、上記の各本加熱収縮装置9,110に適用してもよいことは勿論である。
図13は、別の実施形態であるシュリンクフィルムの加熱収縮装置120を示す正面図である。図13では理解を容易にするために容器搬送手段の手前側に配置されたヒーターノズルの図示が省略されている。また、図14は、図13におけるR−R線断面図である。
図13および図14に示すように、加熱収縮装置120は、筒状のシュリンクラベルSLが胴部周囲に被嵌されたボトル容器Cを矢印X方向へ直線状に搬送するベルトコンベヤ122と、ベルトコンベヤ122の両側において、搬送されるボトル容器Cに対向して配置される2つのヒーターノズル80Aとを備える。なお、上記ベルトコンベヤ122が直線型の搬送手段に相当する。
ヒーターノズル80Aの構成は、図7を参照して上述したヒーターノズル80とほぼ同様であるため、ここでは相違する構成について主に説明することとし、同一または対応する構成には同一または類似の参照符号を付して説明を適宜に省略する。
ヒーターノズル80Aは、ノズル本体83Aと、切替バルブ84とを備える。ノズル本体83Aは、給気口85、排気口86およびノズル部87Aを有する。ノズル本体83Aは、図13に示すように、ベルトコンベヤ122に沿って延伸する長方形状をなしている。また、ノズル本体部83Aのベルトコンベヤ122側の側面を形成するノズル部87Aは、多数のノズル孔91Aが規則的に配列形成されたノズルプレート90Aによって構成されている。
ヒーターノズル80Aの給気口85は、容器搬送方向(矢印X方向)の下流側のノズル本体83Aの側面に形成されている。この給気口85には、ベルトコンベヤ122の下方側から給気ダクト124を介して加熱媒体が供給されるようになっている。
ここで、加熱収縮装置120で用いられる加熱媒体はスチームであり、例えば、温度が200〜250℃の過熱水蒸気(すなわち、100℃で蒸発した水蒸気をさらに高温に加熱した水蒸気)であることが好適である。このように過熱水蒸気は、包含し得る熱容量が加熱空気に比べて大きいためシュリンクラベルSLの全体を迅速に加熱して熱収縮させるのに有効だからである。ただし、これに限定されるものではなく、シュリンクラベルSLの材質や厚さ等に応じて、乾燥した空気を所望の温度範囲(例えば、100〜250℃)に加熱した空気を加熱媒体として用いてもよい。
他方、ヒーターノズル80Aの排気口86は、図14に示すように、ノズル本体83Aの後部89に下方へ向けて形成されている。排気口86は、図示しない排気ダクトを介して排気ボックス126に接続されている。この排気ボックス126は、排気ダクト128を介してブロワ130に接続されている。これにより、ヒーターノズル80Aの排気口86から排気された過熱水蒸気は、ブロワ130で吸引されることによって、排気ボックス126および排気ダクト128を介して排気されるようになっている
また、排気ボックス126の上面には多数の貫通孔が形成されている。そのため、ブロワ130が駆動されているとき、排気ボックス126の上面の多数の貫通孔には吸引力が作用している。したがって、図14に示すように、ベルトコンベヤ122を挟んで対向する2つのヒーターノズル80A間の空間上部から流れ出た過熱水蒸気が下方に流れて排気ボックス126内に吸引され、排気ダクト128およびブロワ130を介して外部に排気されるようになっている。
続いて、図15を参照して、上述した構成を有する加熱収縮装置120の動作について説明する。図15(a)は図13におけるヒーターノズル80Aが過熱水蒸気をノズル部から噴出する第1状態を示す断面図であり、(b)は図13におけるヒーターノズル80Aが過熱水蒸気を排気口から排気する第2状態を示す断面図である。
ボトル容器Cは、図示しないフィルム被嵌装置によって筒状のシュリンクラベルSLが胴部周囲に被嵌された状態でベルトコンベヤ122によってヒーターノズル80Aが配置された位置へと搬送されてくる。このとき、ヒーターノズル80Aでは、図15(a)に示すように、切替バルブ84がアクチュエータ93によって後退位置に駆動されている(第1状態)。これにより、給気口85からノズル本体83Aに供給された過熱水蒸気はノズルプレート90Aのノズル孔91Aから噴出して、ベルトコンベア122で搬送されるボトル容器Cに両側から吹き付けられる。その結果、ボトル容器Cに被嵌された筒状のシュリンクラベルSLは全体的に加熱されて熱収縮し、ボトル容器Cの外周面に密着状態となる。その後、ボトル容器Cは、ベルトコンベヤ122によって加熱収縮装置120から排出されて、更に下流側へ搬送されることになる。
他方、フィルム被嵌装置等が稼働停止してベルトコンベヤ122が停止したとき、図15(b)に示すように、切替バルブ84はアクチュエータ93によって前進位置に駆動される(第2状態)。これにより、切替バルブ84によってノズルプレート91Aの内面が塞がれるため、ヒーターノズル80Aから筒状シュリンクラベルSLに向かって過熱水蒸気が吹き付けられることはない。したがって、加熱収縮装置120において筒状シュリンクラベルSLが被嵌されたボトル容器Cが停止しても、筒状シュリンクラベルSLが過熱水蒸気に吹き晒されたままになることがない。よって、シュリンクラベルSLが過度に加熱されて不良品となるのを防止することができる。また、例えば樹脂製のボトル容器C自体が変形したり、あるいは、ボトル容器Cの内容物が変質等することを防止することができる。
また、この状態では、上記ヒーターノズル80と同様に、給気口85に接続される給気ダクト124およびノズル本体83Aは、通常稼働時と同じ温度に維持されることになる。そのため、装置の再稼働時に切替バルブ84を第2状態から第1状態に切り替えたとき直ちに定常状態と同じ所望温度の過熱水蒸気を吹き出すことができる。その結果、筒状シュリンクラベルSLの加熱収縮を良好に行うことができ、生産性が向上するとともに、装置の再稼働後の不良品の発生を解消または低減することができる。
なお、従来システムでは例えばフィルム被嵌装置が停止したとき、加熱収縮装置120または本加熱収縮装置9,110に対応するベルトコンベヤは運転を継続して加熱収縮装置120内等に位置するフィルム装着済み容器を排出した後に運転停止させていた。これは、加熱収縮装置120等にフィルム装着済み容器が規定時間より長く置かれることにより不良品となるのを防止するためである。そのためにはシステム停止後に加熱収縮装置120等から搬出された容器を待機させておくためのベルトコンベヤの経路が通常経路とは別に必要となり、設置スペースが大きくなるとともにコストが高くなっていた。これに対し、本実施形態のヒーターノズル80Aを用いれば、第1状態から第2状態の切り替えによって加熱収縮装置120等における加熱を停止することができる。したがって、加熱収縮装置120等に対応するベルトコンベヤ122を停止させても過度の加熱による不良品の発生を防止することができ、また、待機ベルトコンベヤが不要となってシステムの小型化およびコスト低減を図ることができる。なお、本実施形態のヒーターノズルを加熱収縮装置120等の本加熱収縮装置に適用する場合、本加熱収縮装置の上部を開放するか又は開口部を天井部に設けて、熱がこもった閉鎖空間とならないようにするのが好ましい。
1 能書添付包装システム、2 容器搬入部、3 ラベル貼着部、4 第1容器移載部、5 能書添付装置、6 第2容器移載部、7 容器搬出部、8 支持部、9,110 本加熱収縮装置(加熱収縮装置)、10 容器載置部、12 ロータリテーブル、14 ベース部材、15 ガイド溝、16 載置台、17 回転軸、18a,18b スライド部材、19 ガイドピン、20a 外径側冶具、20b 内径側冶具、22 駆動レバー、24 取付部、26a,26b 立壁部、28a,28b 切込部、30 吸着部材、31 駆動テーブル、34 駆動ロッド、40 容器チャック部材、42 チャックアーム、44 チャック爪、51 容器導入部、52 容器位置決め部、53 能書挿入部、54 能書成形部、55 フィルム被嵌部、56 フィルム高さ整合部、57 フィルム予備加熱部(予備加熱装置)、58 容器排出部、60 能書挿入ユニット、61 能書ストッカ、80,80A ヒーターノズル、81 熱風発生装置、82 配管、83,83A ノズル本体、84 切替バルブ、84a 金属平板、84b シール部材、85 給気口、86 排気口、87,87A ノズル部、88 前部、88a 前壁、88b 後壁、89 後部、90,90A ノズルプレート、91 ノズルスリット、91A ノズル孔、92 ガイド部材、93 アクチュエータ、94 駆動シャフト、95 バルブシャフト、95a フランジ部、96 断熱部材、97 流路、98 熱風、100 キャップシール装着システム、101 第1ベルトコンベヤ、102 第2ベルトコンベヤ、103 第3ベルトコンベヤ、104 フィルム被嵌装置、106 フィルム高さ整合装置、108 フィルム予備加熱装置(加熱収縮装置)、109,111 移載装置、112 フィルム支持部材、120 加熱収縮装置、122 ベルトコンベヤ、124 給気ダクト、126 排気ボックス、128 排気ダクト、130 ブロワ、C 容器またはボトル容器、C1 容器蓋またはキャップ、C2 容器胴部、F 筒状シュリンクフィルム、M マーク、N 能書、SL シュリンクラベル、TL タックラベル、α 掴み上げ位置、β 容器導入位置。

Claims (4)

  1. 給気口、排気口およびノズル部を有するノズル本体と、
    前記給気口から前記ノズル本体内に導入された加熱媒体を前記ノズル部から噴出する第1状態と、前記給気口から前記ノズル本体内に導入された加熱媒体を前記排気口から排出する第2状態との間で切り替えられる切替バルブと、を備え、
    前記切替バルブは、ノズル本体内で移動可能であり、第1状態ではノズル部を開放する位置であって排気口に連通する流路を塞ぐ位置に移動し、第2状態ではノズル部を塞ぐ位置であって排気口に連通する流路を開放する位置に移動する動作により、第2状態で給気口からノズル本体内に導入される加熱媒体がノズル本体の内部を通過して排気口から排気される流路が形成され、給気口に接続される配管及びノズル本体が第1状態と同等の温度に維持される、ヒーターノズル。
  2. 請求項1に記載のヒーターノズルにおいて、
    前記ノズル本体は、前記給気口及びノズル部が設けられた前部と前記排気口が設けられた後部とを有し、前記切替バルブは、前記第2状態では前部内においてノズル部となる開口部の周囲に形成された前壁に圧接されてノズル部を塞ぎ、前記第1状態では前部内において流路が形成された後壁に圧接されて流路を塞ぐ動作により、第2状態で給気口からノズル本体内に導入される加熱媒体がノズル本体の前部の内部を通過して後部の排気口から排気される流路が形成され、給気口に接続される配管及びノズル本体の前部が第1状態と同等の温度に維持される、ヒーターノズル。
  3. 筒状のシュリンクフィルムが被嵌された容器を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される容器に対向して配置された、請求項1又は2に記載のヒーターノズルとを備える、シュリンクフィルムの加熱収縮装置。
  4. 前記ヒーターノズルは、筒状のシュリンクフィルムを加熱して熱収縮させるように加熱媒体をノズル部から噴出する第1状態と、加熱媒体を排気口から排出する第2状態とを切替バルブで切り替え可能に構成され、第2状態から第1状態になると、第2状態で定常状態である第1状態と同等の温度に維持されている配管及びノズル本体を介して加熱媒体が噴出される、請求項3に記載のシュリンクフィルムの加熱収縮装置。
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