JP6430705B2 - フィルム被嵌装置 - Google Patents

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この発明は、ボトル容器等の被嵌体にラベル等の筒状フィルムを被嵌するフィルム被嵌装置に関する。
例えば、シュリンクフィルムによって形成された筒状のラベルをPETボトルの胴部に被嵌するラベル被嵌装置としては、シート状に折り畳まれた状態のラベル及びPETボトルを受け取って、そのラベルを開口しながらPETボトルに被嵌する複数のラベル被嵌ヘッドが搭載されたロータリ型のラベル被嵌装置があり、この種のラベル被嵌装置に搭載される各ラベル被嵌ヘッドは、図12(a)〜(f)に示すように、シート状に折り畳まれた状態のラベルLを、2組の吸引杆92、92によって吸引把持した後、ラベルLを吸引把持している2組の吸引杆92、92を相互に離反させることによって、シート状に折り畳まれた状態のラベルLを開口し、その状態で、吸引杆92、92を降下させることにより、開口したラベルLをPETボトルBに被嵌するラベル開口手段91を備えている。
ところで、こういったラベル被嵌装置では、ラベルが連続的に繋がったシート状に折り畳まれた長尺帯状のラベル形成基材を送出しながら、所定長に順次切断することで、個別のラベルを形成するのが一般的であり、ラベル形成基材を送出する際は、ラベル形成基材から切り離したラベルを開口しやすくするために、図13に示すように、ラベル形成基材Mの送出途中で一旦折り返すことになるが、最初に形成されていた折り目部分(以下、元折り部分という。)bfが送出途中に、ガイドローラ等によってしごかれるので、こういったラベル形成基材Mから切り離されたラベルの外面を2組の吸引杆92、92で吸着して開口する場合は、図14(a)に示すように、元折り部分bfが内側に折れ込まれる傾向にあり、同図(b)に示すように、開口したラベルLをPETボトルBに被嵌する際、その元折り部分bfがPETボトルBの肩部に当接して座屈してしまい、開口したラベルLを、PETボトルBに円滑、かつ確実に被嵌することができないといった問題があった。
そこで、従来は、図15に示すように、フィルム開口手段91によって筒状に開口したラベルLの直上からラベルL内にエアを吹き付けるエア吹付ノズル93を設け、図16(a)に示すように、ラベルLをボトルBに被嵌し始める少し前からエアの供給を開始し、同図(c)に示すように、ラベルLをボトルBに略被嵌し終わった時点で、エアの供給を停止することで、各ラベル被嵌ヘッドが、同図(a)〜(c)に示す状態の間だけ、エア吹付ノズル93が、開口されたラベルLの内側に直上からエアを吹き付けるようになっている。
このように、フィルム開口手段91によって筒状に開口されたラベルLをPETボトルBに被嵌する際に、各ラベル被嵌ヘッドに搭載されたエア吹付ノズル93が、筒状に開口されたラベルLの直上からラベルL内にエアを吹き付けると、ラベルLの直下に位置しているPETボトルBの外表面に沿ってダウンフローが形成され、このダウンフローが、PETボトルBに被嵌しようとしているラベルLをPETボトルBの外側に押し広げてラベルLとPETボトルBとの間に隙間が形成されるので、ラベルLの下端部がPETボトルBに当接することがなく、筒状に開口されたラベルLがPETボトルBに円滑かつ確実に被嵌される。
国際公開第2012/086066号パンフレット
しかしながら、PETボトルBに被嵌しようとするラベルLが薄肉で腰がないフィルムによって形成されている薄肉ラベルの場合は、シート状に折り畳まれた状態での密着度が大きくなり、ラベルLの両面を離間させて開口する際に剥離帯電が発生しやすく、帯電したラベルLの両内面が相互に吸引し合うので、図17に示すように、同一面を吸引保持している2本の吸引杆92、92の間が相互に接近し、元折り部分の折り癖に起因した開口歪みよりも大きく歪んだ状態で開口されることになる。
このように、ラベルLが大きく歪んだ状態で開口されると、ラベルLをPETボトルBに被嵌する際に、上述したように、ラベルLの直上からラベルL内にエアを吹き付けたとしても、その開口歪みを修正することができず、特に、肩の張ったPETボトルBの場合は、円滑かつ確実にラベルLを被嵌することができないといった新たな問題がある。
そこで、この発明の課題は、シート状に折り畳まれた筒状のフィルムを開口する際に、フィルム内面に発生する剥離帯電に起因した開口歪みを最小限に抑えることができるフィルム被嵌装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、所定軌道を循環移動する多数のフィルム被嵌ヘッドが、被嵌体供給位置で受け取った被嵌体を被嵌体送出位置まで搬送すると共に、被嵌体を被嵌体供給位置から被嵌体送出位置まで搬送する間に、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のフィルムを受け取って、そのフィルムを開口しながら被嵌体に被嵌するロータリ型のフィルム被嵌装置において、空気をイオン化するイオン化手段と、各フィルム被嵌ヘッドに搭載された、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のフィルムを開口するフィルム開口手段及びフィルム開口手段がフィルムを開口する際、イオン化手段によってイオン化された空気を開口途中のフィルム内に導入するイオン化空気導入手段とを備え、イオン化手段は、フィルム被嵌ヘッドの所定軌道のフィルム開口手段によって開口されるフィルム開口領域におけるフィルムの上部空間であって、少なくとも該フィルム開口領域を通過するフィルム被嵌ヘッドのイオン化空気導入手段の周辺部に存在する空気をイオン化可能な位置に配設され、イオン化された空気を開口途中のフィルム内に導入することにより、フィルムを開口する際に発生した剥離帯電によってフィルムの両内面に蓄積された静電気を中和して除電することを特徴とするフィルム被嵌装置を提供するものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のフィルム被嵌装置において、イオン化手段は、フィルム開口手段がフィルムを開口する領域におけるフィルムの上部空間に存在する空気をイオン化し、イオン化空気導入手段は、フィルム内に空気を吹き込む気流を発生させ、その気流によって、フィルムの上部空間に存在する、イオン化手段によってイオン化された空気を誘引して開口途中のフィルム内に導入することを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る発明のフィルム被嵌装置は、開口したフィルムを被嵌体に被嵌する際にフィルム内にエアを吹き付ける従来のフィルム被嵌装置とは異なり、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のフィルムをフィルム開口手段が開口する際、フィルム被嵌ヘッドが所定軌道を循環移動する移動経路のフィルム開口手段によって開口されるフィルム開口領域におけるフィルムの上部空間であって、少なくともフィルム開口領域を通過するフィルム被嵌ヘッドのイオン化空気導入手段の周辺部に存在する空気をイオン化可能な位置に配設され、イオン化手段によってイオン化された空気をイオン化空気導入手段によって開口途中のフィルム内に導入することにより、フィルムを開口する際に発生した剥離帯電によってフィルムの両内面に蓄積された静電気を中和して除電するように構成されているので、剥離帯電に起因したフィルムの開口歪みを最小限に抑えることができる。
また、請求項2に係る発明では、フィルム開口手段がフィルムを開口する領域におけるフィルムの上部空間に存在する空気をイオン化手段がイオン化し、イオン化空気導入手段は、フィルム内に空気を吹き込むことによって気流を発生させ、その気流によって、フィルムの上部空間に存在する、イオン化手段によってイオン化された空気を誘引して開口途中のフィルム内に導入するので、各ラベル装着ヘッドにイオン化手段を搭載する必要がなく、ラベル装着ヘッド毎にイオン化手段を搭載する場合に比べて低コストで同様の効果を実現することができる。
この発明に係るフィルム被嵌装置の一実施形態であるラベル被嵌装置を採用したラベル被嵌システムを示す概略斜視図である。 同上のラベル被嵌システムを示す平面図である。 同上のラベル被嵌装置に搭載されたラベル被嵌ヘッドを示す側面図である。 図3のX−X線に沿った断面図である。 図3のY−Y線に沿った断面図である。 (a)は同上のラベル被嵌ヘッドに搭載されたラベルオープナーを示す側面図、(b)は同上のラベルオープナーを示す正面図である。 同上のラベル被嵌装置の吹出ノズルユニットへのエアの供給経路部分を示す概略側面図である。 同上のラベル被嵌装置の吹出ノズルユニットへのエアの供給経路部分を示す概略平面図である。 同上のラベル被嵌装置に搭載されたイオナイザーによるイオン化空気の生成領域をイメージ的に示す平面図である。 (a)〜(h)は同上のラベル被嵌ヘッドによるラベルの被嵌動作及びイオナイザーによるイオン化空気の生成領域をイメージ的に示す斜視図である。 同上のラベルオープナーによって開口されたラベルの開口状態を示す平面図である。 (a)〜(f)は従来のラベル被嵌装置に搭載されたラベルオープナーによるラベルの被嵌動作を示す工程図である。 ラベル形成基材の折り返し動作を説明するための説明図である。 図12に示す従来のラベル被嵌装置の問題点を説明するための説明図である。 エア吹付ノズルが取り付けられた従来のラベルオープナーの改良形態を示す概略側面図である。 (a)〜(c)は改良された従来のラベルオープナーのエア吹付ノズルによるエアの吹出タイミングを説明するための説明図である。 同上のラベルオープナーによって開口する際に剥離帯電が発生したときのラベルの開口状態を示す平面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、PETボトル(以下、ボトルという。)Bにポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂等からなる、厚さ20μm〜60μmの熱収縮性フィルムによって形成された筒状のシュリンクラベル(以下、ラベルという。)Lを被嵌するためのラベル被嵌システム1を示している。このラベル被嵌システム1は、ベルトコンベア6、スクリュー2a、2b及びスターホイール2cからなるボトル供給装置2と、基材繰出部(図示せず)によって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながらラベルLを形成し、そのラベルLをラベル供給位置αに順次供給するラベル供給装置3と、ボトル供給位置βにおいて前記ボトル供給装置2から供給されたボトルBを受け取ってボトル送出位置γまで搬送すると共に、ラベル供給位置αにおいてラベル供給装置3からラベルLを受け取り、ボトルBをボトル供給位置βからボトル送出位置γまで搬送する間に、ラベルLをボトルBに被嵌するロータリ型のラベル被嵌装置4と、このラベル被嵌装置4によってラベルLが被嵌されたボトルBを搬出するボトル搬出装置5とから構成されており、ボトル搬出装置5は、ベルトコンベア6からなるボトル送出ユニットと、ラベルLが被嵌されたボトルBをラベル被嵌装置4とボトル送出ユニットとの間で受け渡すボトル受渡ユニット5aとから構成されている。
前記ラベル被嵌装置4は、図1〜図3に示すように、回転軸(図示せず)に取り付けられた支持円盤4a上に、回転軸を中心とした同心円上に一定間隔で立設された多数のラベル被嵌ヘッド10を備えており、各ラベル被嵌ヘッド10によって、ラベル供給位置αにおいて受け取ったシート状に折り畳まれた筒状のラベルLが開口され、この開口されたラベルLが、ボトル供給位置βにおいて受け取ったボトルBがボトル送出位置γまで搬送される途中で、ボトルBの胴部に被嵌されるようになっている。
また、ラベル被嵌装置4は、図2及び図9に示すように、ラベル被嵌ヘッド10がラベルLを開口する領域におけるラベルLの上部空間に存在する空気をイオン化するイオナイザー80を備えており、このイオナイザー80は、ラベル被嵌ヘッド10の移動経路におけるラベル開口領域の外側に配設されている。
前記ラベル被嵌ヘッド10は、図3に示すように、支持円盤4a上に固定された、ボトル供給位置βにおいて受け取ったボトルBを載置するボトル載置台21及びこのボトル載置台21に載置したボトルBの底部を吸引することで、ボトルBをボトル載置台21上に保持する図示しない吸引手段を有するボトル保持ユニット20と、ラベル供給位置αに供給されるラベルを、ラベル受渡ユニット30を介して受け取って、筒状に開口した後、この開口したラベルLをボトルBの胴部に被嵌するラベルオープナー40とを備えており、ラベル受渡ユニット30及びラベルオープナー40は、支持円盤4a上に立設された板状の支持フレーム11に固定されたスライドレール12に沿って昇降するようになっている。
前記ラベル受渡ユニット30は、図3に示すように、ベースプレート31に支持部材32を介して固定された、ラベルLの片面を吸引保持する一対の吸引杆34、34を有する略Y字形状のテイクアップ部材33と、ベースプレート31に取り付けられた、支持フレーム11に固定されたスライドレール12に沿って昇降するスライドガイド(図示せず)と、テイクアップ部材33を昇降させるカム機構35とを備えており、ラベル被嵌ヘッド10と共に回転しているテイクアップ部材33の吸引杆34、34が、ラベル供給位置αを通過する際、ラベル供給装置3によって供給されるラベルLを受け取って、吸引杆34、34のラベル保持面にラベルLを吸引保持するようになっている。なお、図3の符号37は、吸引杆34、34の吸引路に接続される吸引パイプを示している。
前記カム機構35は、ベースプレート31に支持部材36を介して取り付けられたカムフォロア35aと、このカムフォロア35aが嵌り込む、ラベル被嵌ヘッド10の内側に固定設置された円筒体4bに形成されたカム溝35bとから構成されており、カムフォロア35aがカム溝35bに沿って昇降することで、ベースプレート31に取り付けられているスライドガイドがスライドレール12に沿って昇降し、これに伴って、ベースプレート31に取り付けられているテイクアップ部材33が昇降するようになっている。
前記ラベルオープナー40は、図3〜図6及び図11〜図15に示すように、ベース部材41に固定された本体ユニット42と、ベース部材41に取り付けられた、支持フレーム11に固定されたスライドレール12に沿って昇降するスライドガイド72と、本体ユニット42を昇降させるカム機構73とを備えている。
前記本体ユニット42は、中央部が開口された環状の上側ベース43及び下側ベース44と、この上側ベース43及び下側ベース44を上下方向に所定間隔を開けて連結する連結板45及び連結ロッド46と、開口を取り囲むように下側ベース44の上に配設され、支持円盤4aから立ち上がる伸縮可能な吸引パイプ74、74に接続される、内部に吸引路が形成された吸引ブロック47、47と、互いに向き合うように、上側ベース43及び吸引ブロック47、47に開閉可能に支持された、内部に吸引路が形成され、先端が内側に屈曲した鉤形の2組の開閉アーム48、48及び開閉アーム49、49と、各開閉アーム48、48、49、49の先端部の下面にそれぞれ取り付けられた、下方側に延びる第1〜第4の吸引杆50(50A、50B、50C、50D)と、2組の開閉アーム48、48及び開閉アーム49、49を同時に開閉させる開閉機構57と、環状の上側ベース43の内周面における、シート状に折り畳まれた状態で供給されるラベルLの元折り部分に対応する位置にそれぞれ取り付けられた一対の吹出ノズルユニット75、75とを備えており、一方の開閉アーム48、48に取り付けた第1の吸引杆50Aと第3の吸引杆50Cとでシート状に折り畳まれたラベルLの幅方向の一端側(ラベルLの一方の側縁からラベルLの全幅の略1/4だけ内側の位置)を把持すると共に、他方の開閉アーム49、49に取り付けた第2の吸引杆50Bと第4の吸引杆50Dとでシート状に折り畳まれたラベルLの幅方向の他端側(ラベルLの他方の側縁からラベルLの全幅の略1/4だけ内側の位置)を把持するようになっている。なお、上述したラベル受渡ユニット30は、このラベルオープナー40の下方側に配置されているが、テイクアップ部材33が上昇したときは、図3に示すように、本体ユニット42の上側ベース43及び下側ベース44の開口部を下方側から貫通して立ち上がるようになっている。
前記開閉機構57は、図4〜図6に示すように、上側ベース43の上面に取り付けられた左右二組のスライドガイド58、58及びスライドガイド58、58と、左右それぞれのスライドガイド58、58及びスライドガイド58、58に係合して進退するスライドレール59、59と、各スライドレール59、59にそれぞれ取り付けられたラック60、60と、それぞれのラック60、60に歯合する、一方の開閉アーム48、48の回転軸にそれぞれ取り付けられたセクタ歯車61、61及び他方の開閉アーム49、49側において上側ベース43及び下側ベース44に回転可能に支持された回転軸62、62に取り付けられたセクタ歯車61、61と、上側ベース43の下側において回転軸62、62に取り付けられた平歯車63、63と、この平歯車63、63に歯合する他方の開閉アーム49、49の回転軸に取り付けられた平歯車64、64と、ラック60、60を進退させる進退駆動機構65とから構成されており、ラック60、60が進退すると、開閉アーム48、48の回転軸と開閉アーム49、49の回転軸とがそれぞれ逆方向に回転し、互いに向き合っている開閉アーム48、48及び開閉アーム49、49が同じように開閉するようになっている。
前記進退駆動機構65は、ラック60、60の一端側に取り付けられたカムフォロア66、66と、このカムフォロア66、66にラック60の他端側からそれぞれ当接するカム面を有するカム部材67と、このカム部材67がベース部材68を介して取り付けられる、支持フレーム11に固定されたスライドレール12に沿って昇降するスライドガイド69と、一端がラック60、60の一端側に連結されると共に他端が上側ベース43に連結された、ラック60、60をその他端側に付勢するコイルばね70、70と、ベース部材68を介してスライドガイド69に取り付けられたカム部材67を昇降させるカム機構71とから構成されており、カム機構71は、ベース部材68に取り付けられたカムフォロア71aと、このカムフォロア71aが嵌り込む、ラベル被嵌ヘッド10の内側に固定設置された円筒体4bに形成されたカム溝71bとから構成されている。
従って、カムフォロア71aがカム溝71bに沿って昇降することで、ベース部材68に取り付けられているスライドガイド69がスライドレール12に沿って昇降し、これに伴って、ベース部材68に取り付けられているカム部材67が昇降することになり、カム部材67の昇降動作と、コイルばね70、70の付勢力とによって、ラック60、60が所定のタイミングで進退することになる。
前記本体ユニット42を昇降させるカム機構73は、図5に示すように、ベース部材41に取り付けられたカムフォロア73aと、このカムフォロア73aが嵌り込む、ラベル被嵌ヘッド10の内側に固定設置された円筒体4bに形成されたカム溝73bとから構成されており、カムフォロア73aがカム溝73bに沿って昇降することで、ベース部材41に取り付けられているスライドガイド72がスライドレール12に沿って昇降し、これに伴って、ベース部材41に取り付けられている本体ユニット42が昇降するようになっている。
前記吹出ノズルユニット75は、図3、図4、図6(a)に示すように、上側ベース43に形成された空気供給路及びチューブ(図示せず)を介して、支持円盤4aから立ち上がる伸縮可能なエア供給パイプ76の上端部に接続されており、ノズル先端のエア吹出口が真下を向くように、上側ベース43に取り付けられている。
各ラベル被嵌ヘッド10におけるエア供給パイプ76の下端部は、図7及び図8に示すように、ラベル被嵌ヘッド10の回転中心部分に配設されたロータリディスクバルブ77及びチューブ78を介して、エアの供給源に接続されており、ロータリディスクバルブ77は、シート状に折り畳まれた状態のラベルLを開口し始める少し前からエアの供給を開始し、ラベルLを開口し終わった時点で、エアの供給を停止することで、図9に示すように、各ラベル被嵌ヘッド10がラベル開口領域を通過する間だけ、各ラベル被嵌ヘッド10の吹出ノズルユニット75によって、開口途中のラベルLの内側に直上からエアが吹き付けられるようになっている。なお、図7及び図8において、符号77aは、ロータリディスクバルブ77に形成された、エアが供給されるエア供給溝を示しており、各ラベル被嵌ヘッド10のエア供給パイプ76が、チューブ78を介して、エア供給溝77aと連通している時だけ、吹出ノズルユニット75にエアが供給され、開口途中のラベルLの内側部分にエアが吹き付けられるようになっている。
前記イオナイザー80は、正イオンと負イオンとをバランスよく発生させる直流型のイオン発生器であり、図9及び図10(f)、(g)に示すように、ラベル被嵌ヘッド10の移動経路のラベル開口領域におけるラベルLの上部空間であって、少なくとも、ラベル開口領域を通過するラベル被嵌ヘッド10の吹出ノズルユニット75の周辺部に存在する空気をイオン化可能な位置に配設されている。
以下、ラベル被嵌装置4のラベル被嵌ヘッド10がラベルLを受け取ってボトルBに被嵌するまでの動作について、図10を参照しながら説明する。図10(a)に示すように、ラベル受渡ユニット30のテイクアップ部材33が、ラベル供給位置αを通過する際、ラベル供給装置3によってラベル供給位置αに供給されたラベルLを引っかけるようにして受け取って、ラベル保持面にラベルLを吸引保持する。このとき、ボトル保持ユニット20のボトル載置台21には、ラベルLが被嵌されたボトルBが載置されており、降下したラベルオープナー40の第1〜第4の吸引杆50A、50B、50C、50Dが、ラベルLの吸引を解除してラベルLから離反した状態となっている。
続いて、図10(b)に示すように、ラベルオープナー40の第1〜第4の吸引杆50A、50B、50C、50Dが、テイクアップ部材33に吸引保持されているラベルLの高さ位置まで上昇した後、図10(c)に示すように、ラベルLに対してテイクアップ部材33の反対側の開閉アーム48、49だけが閉じて、第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50Dがテイクアップ部材33との間にラベルLを挟み込んでラベルLを吸引保持した後、テイクアップ部材33によるラベルLの吸引保持が解除されることで、ラベルLがテイクアップ部材33から第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50Dに引き渡される。
その後、図10(d)に示すように、ラベルLを吸引保持している第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50Dが取り付けられている開閉アーム48、49が開くことで、ラベルLが湾曲してテイクアップ部材33から離反した状態となる。このとき、ラベル被嵌ヘッド10がボトル搬出位置γに移動しており、ボトル保持ユニット20のボトル載置台21に載置されている、ラベルLが被嵌されたボトルBが、ボトル搬出装置5のボトル受渡ユニット5aによって、ベルトコンベア6からなるボトル送出ユニットに引き渡される。
続いて、ラベル被嵌ヘッド10がボトル供給位置βに移動し、図10(e)に示すように、ボトル保持ユニット20のボトル載置台21に新たなボトルBが供給されると共に、ラベル受渡ユニット30が上昇することで、テイクアップ部材33が第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50DによるラベルLの吸引保持位置から退避する。
その後、図10(f)に示すように、ラベルオープナー40の2組の開閉アーム48、48及び開閉アーム49、49が相互に閉じることで、第1の吸引杆50A及び第2の吸引杆50Bと第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50DとによってラベルLを吸引把持した後、図10(g)に示すように、2組の開閉アーム48、48及び開閉アーム49、49が相互に開くことによって、第1の吸引杆50A及び第2の吸引杆50Bと第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50DとがラベルLを開口すると共に、各ラベル被嵌ヘッド10の吹出ノズルユニット75から、開口途中のラベルLの内側に直上からエアが吹き付けられる。
このとき、ラベル被嵌ヘッド10は、図9及び図10(f)、(g)に示すように、ラベルLの上部空間におけるラベル被嵌ヘッド10の吹出ノズルユニット75の周辺部に存在する空気がイオナイザー80によってイオン化されたラベル開口領域を通過することになるので、吹出ノズルユニット75から開口途中のラベルLの内側にエアが吹き付けられると、それに伴って発生した気流が、ラベルLの上部空間に存在するイオン化空気を誘引し、イオン化空気が開口途中のラベルL内に導入される。
このように、開口途中のラベルL内にイオン化空気が導入されると、ラベルLを開口する際に発生した剥離帯電によってラベルLの両内面に蓄積された静電気が中和され、除電されるので、剥離帯電に起因したラベルLの開口歪みが最小限に抑えられ、図11に示すように、ラベルLを円形に近い状態に開口することができる。
最後に、ラベル受渡ユニット30及びラベルオープナー40が降下することで、第1の吸引杆50A及び第2の吸引杆50Bと第3の吸引杆50C及び第4の吸引杆50Dとによって開口されているラベルLが、ボトル載置台21上に吸引保持されているボトルBの胴部に被嵌される。
このようにして、ボトルBにラベルLが被嵌されると、その後は、上述した図10(a)〜(d)に示す工程を実行することで、ラベルLが被嵌されたボトルBがボトル搬出装置5に引き渡される。
以上のように、このラベル被嵌システム1では、開口したフィルムを被嵌体に被嵌する際にフィルム内にエアを吹き付ける従来のフィルム被嵌装置とは異なり、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のラベルLをラベルオープナー40が開口する際、イオナイザー80によってイオン化された空気が吹出ノズルユニット75によって開口途中のラベルL内に導入されるので、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のラベルLを開口する際に、ラベルLの両内面に剥離帯電が発生したとしても、開口途中のラベルL内に導入されるイオン化された空気によって除電され、剥離帯電に起因したラベルLの開口歪みを最小限に抑えることができる。
特に、このラベル被嵌システム1では、ラベルオープナー40がラベルLを開口する領域におけるラベルLの上部空間に存在する空気をイオン化手段がイオン化し、イオン化空気導入手段は、ラベルL内に空気を吹き込むことによって気流を発生させ、その気流によって、ラベルLの上部空間に存在する、イオナイザー80によってイオン化された空気を誘引してラベルL内に導入するので、各ラベル装着ヘッド10にイオナイザーを搭載する必要がなく、ラベル装着ヘッド毎にイオナイザーを搭載する場合に比べて低コストで同様の効果を実現することができる。
なお、各ラベル被嵌ヘッド10の吹出ノズルユニット75部分にイオナイザーを搭載し、イオナイザーによってイオン化した空気を直接開口途中のラベルL内に吹き込むようにしてもよいことはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、ラベル被嵌ヘッド10がラベル開口領域を通過する間だけ、開口途中のラベルL内に空気を吹き込むようにしているが、これに限定されるものではなく、さらに、ラベル被嵌ヘッド10がラベル開口領域に続く被嵌領域(図9参照)を通過する間も継続して開口したラベルL内に空気を吹き込むようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、筒状のラベルLをボトルBの胴部に被嵌するためのラベル被嵌システム1について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、筒状のフィルムを種々の被嵌体に被嵌する場合に適用することができることはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、ラベル被嵌ヘッド10が円軌道を循環移動するようになっているが、ラベル被嵌ヘッド10が円軌道を循環移動する軌道は円軌道に限定されるものではなく、楕円軌道や矩形軌道等であってもよいことはいうまでもない。
本発明は、腰のない薄肉のフィルムをボトル容器等に被嵌する場合に適用することができる。
1 ラベル被嵌システム
2 ボトル供給装置
3 ラベル供給装置
4 ラベル被嵌装置(フィルム被嵌装置)
4a 支持円盤
4b 円筒体
5 ボトル搬出装置
6 ベルトコンベア
10 ラベル被嵌ヘッド(フィルム被嵌ヘッド)
11 支持フレーム
12 スライドレール
20 ボトル保持ユニット
21 ボトル載置台
30 ラベル受渡ユニット(フィルム受渡ユニット)
31 ベースプレート
32、36 支持部材
33 テイクアップ部材
34 吸引杆
35 カム機構
37 吸引パイプ
40 ラベルオープナー(フィルム開口手段)
41 ベース部材
42 本体ユニット
43 上側ベース
44 下側ベース
45 連結板
46 連結ロッド
47 吸引ブロック
48、49 開閉アーム
50 吸引杆
50A 第1の吸引杆
50B 第2の吸引杆
50C 第3の吸引杆
50D 第4の吸引杆
57 開閉機構
58 スライドガイド
59 スライドレール
60 ラック
61 セクタ歯車
62 回転軸
63、64 平歯車
65 進退駆動機構
66 カムフォロア
67 カム部材
68 ベース部材
69 スライドガイド
70 コイルばね
71 カム機構
71a カムフォロア
71b カム溝
72 スライドガイド
73 カム機構
73a カムフォロア
73b カム溝
74 吸引パイプ
75 吹出ノズルユニット(イオン化空気導入手段)
76 エア供給パイプ
77 ロータリディスクバルブ
77a エア供給溝
78 チューブ
80 イオナイザー(イオン化手段)
B PETボトル(被嵌体)
L シュリンクラベル(フィルム)

Claims (2)

  1. 所定軌道を循環移動する多数のフィルム被嵌ヘッドが、被嵌体供給位置で受け取った被嵌体を被嵌体送出位置まで搬送すると共に、被嵌体を被嵌体供給位置から被嵌体送出位置まで搬送する間に、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のフィルムを受け取って、そのフィルムを開口しながら被嵌体に被嵌するロータリ型のフィルム被嵌装置において、
    空気をイオン化するイオン化手段と、
    各フィルム被嵌ヘッドに搭載された、シート状に折り畳まれた状態で供給される筒状のフィルムを開口するフィルム開口手段及びフィルム開口手段がフィルムを開口する際、イオン化手段によってイオン化された空気を開口途中のフィルム内に導入するイオン化空気導入手段とを備え、
    前記イオン化手段は、前記フィルム被嵌ヘッドが前記所定軌道を循環移動する移動経路の前記フィルム開口手段によって開口されるフィルム開口領域におけるフィルムの上部空間であって、少なくとも該フィルム開口領域を通過する該フィルム被嵌ヘッドの前記イオン化空気導入手段の周辺部に存在する空気をイオン化可能な位置に配設され、
    イオン化された空気を開口途中のフィルム内に導入することにより、フィルムを開口する際に発生した剥離帯電によってフィルムの両内面に蓄積された静電気を中和して除電することを特徴とする、フィルム被嵌装置。
  2. イオン化手段は、該フィルム開口手段がフィルムを開口する領域におけるフィルムの上部空間に存在する空気をイオン化し、
    イオン化空気導入手段は、フィルム内に空気を吹き込む気流を発生させ、その気流によって、フィルムの上部空間に存在する、イオン化手段によってイオン化された空気を誘引して開口途中のフィルム内に導入する請求項1に記載のフィルム被嵌装置。
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