JP5222523B2 - ラベルの供給方法及びラベル供給装置 - Google Patents

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本発明は、ラベルの供給方法に関し、特にラベルを射出成形機の金型内に自動的に供給する射出成形金型へのラベル供給装置に関するものである。
特許第2797043号公報(特許文献1)の図1及び図4には、擬似コアの外周に吸引手段による吸気によりラベルを巻き付けて射出成形金型内に擬似コアに巻き付けた状態でラベルを供給する従来の射出成形金型へのラベル供給装置及び方法が開示されている。この従来の技術では、複数枚のラベルを収納するラベルマガジンを横に向けた状態で配置する。そして吸盤を備えた吸着装置を用いて、ラベルマガジンの一方の端部に設けたラベル取り出し口からラベルを吸盤で吸着してラベルを取り出す。その後、取り出したラベルを巻き付けステージにラベルを移動して、擬似コアへのラベルの巻き付けを行っている。
特許第2797043号公報 図1及び図4
特許文献1に記載の技術では、吸着装置によりラベルを吸着した後、巻き付けステージにラベルをそのまま移動させるため、ラベルマガジンの配置位置と吸着装置の構造が、限定されることになる。具体的には、ラベルマガジンからのラベルの取り出し装置の構造と、取り出したラベルを巻き付けステージに反そうするラベル搬送装置の構造が、それぞれ限定されるため、ラベル供給装置の設計の自由度が低くなる問題がある。
本発明の目的は、ラベルマガジンからラベルを取り出すラベル取り出し装置の構造及び取り出したラベルを巻き付けステージへ搬送するラベル搬送装置の構造として、任意の構造を採用することができる、設計の自由度が高いラベル供給装置とラベルの供給方法を提供することにある。
本発明のラベルの位置決め方式は、インモールド成形におけるラベルの金型でのラベルの位置決め方式を対象し、ラベルを装填しているラベルマガジンからラベルを分離させて抜き取った後に、ラベルのインサートのためのラベルの位置決め機構を有する。
本発明のラベルの位置決め方式をより具体化した射出成形金型へのラベル供給装置は、多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンから取り出したラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに搬送する前に、ラベルを装填しているラベルマガジンからラベルを分離させて抜き取った際に、位置決め機構によりラベルの位置を正しい位置に位置決めする。そのため、ラベルマガジンから取り出されてきたラベルの位置をラベル位置決め機構により正しい位置に位置決めするので、ラベルの擬似コアへの位置決め精度が低下することがない。
ラベル位置決め機構は、ラベルとして一部分にほぼ線対称となる中心線を備えたラベルが用いられたときに、ラベルの前端縁及び後端縁と当接してラベルの位置決めをするように構成されているのが好ましい。ラベル位置決め機構がこのように構成されていると、ラベルの位置決めを簡単且つ確実に行える。
本発明のラベルの位置決め方式をより具体化した射出成形金型へのラベル供給装置は、多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンと、ラベル取り出し装置と、ラベル搬送装置とを備えている。ラベル取り出し装置は、ラベルマガジンから一枚ずつラベルを取り出して中間ステージ上にラベルを置く。レベル搬送装置は、ラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに中間ステージ上のラベルを搬送する。ラベル供給装置は、巻き付けステージにおいて擬似コアの外周にラベルを巻き付けて射出成形金型内に擬似コアに巻き付けた状態でラベルを供給する。本発明においては、特に、中間ステージにラベル取り出し装置によって取り出されてきたラベルの位置を正しい位置に位置決めするラベル位置決め機構を備えている。ラベル取り出し装置とラベル搬送装置との間に、ラベルを置く中間ステージを設けると、ラベル取り出し装置の構造及びラベル搬送装置の構造は、任意の構造とすることができる。したがってラベル供給装置の設計の自由度を高くすることができる。そして中間ステージを設けても、本発明では、中間ステージ上に取り出されてきたラベルの位置をラベル位置決め機構により正しい位置に位置決めするので、ラベルの擬似コアへの位置決め精度が低下することはない。
ラベル位置決め機構の構造は任意である。例えば、ラベル位置決め機構を、第1のストッパ機構と第2のストッパ機構とを備えた構造とすることができる。第1のストッパ機構は、ラベル取り出し装置によって中間ステージ上に取り出されたラベルが前記中間ステージの表面上を滑って前記巻き付けステージが位置する進行方向に移動するのを阻止する。また第2のストッパ機構は、第1のストッパ機構に当たったラベルが進行方向とは逆の方向に戻るのを阻止する。このようなラベル位置決め機構では、第1のストッパ機構と第2のストッパ機構との間に、ラベルを挟むことにより、ラベルの位置を決定する。したがって簡単な構成で、ラベルの位置決めを行える。なお第1及び第2のストッパ機構が本発明の方式のガイド部を構成する。
なお具体的な、第1のストッパ機構は、ラベルと当接する第1のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ中間ステージ上に第1のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、ラベルの通過を許容する退避位置に第1のストッパ部を退避させる進退機構とを備えた構造とすることができる。また具体的な第2のストッパ機構は、ラベルと当接する第2のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ中間ステージ上に第2のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、ラベルの通過を許容する退避位置に第2のストッパ部を退避させる第1の進退機構とを備えている。このような構造の第1及び第2のストッパ機構を用いると、第1及び第2のストッパ部を、必要に応じて中間ステージ上に位置させることができるので、第1及び第2のストッパ機構の存在が、ラベル供給装置の設計の自由度を低下させる大きな原因となることはない。
また第1のストッパ機構の第1の進退機構は、ラベル取り出し装置からラベルが中間ステージに置かれる前に第1のストッパ部を中間ステージ上に位置させる。また第2のストッパ機構の第2の進退機構は、ラベル取り出し装置からラベルが中間ステージに置かれた後、ラベルが第1のストッパ部に当接する直前まで第2のストッパ部を退避位置に位置させておき、ラベルが第1のストッパ部に当接する直前に第2のストッパ部を中間ステージ上に位置させる。このようにすると第2のストッパ部が、ラベルを中間ステージ上に置く際に障害になることはない。また中間ステージ上に置かれたラベルを第1のストッパ部で確実に停止させることができる。さらに第2のストッパ部により、ラベルが逆方向に動くのを確実に阻止して、ラベルを正しい位置に位置決めすることができる。
なおラベルを中間ステージに押し付けてラベルのカール(反り)を矯正するプレス手段を更に備えていてもよい。このようなプレス手段を設ければ、搬送前にラベルのカール(反り)を矯正できるので、ラベルの巻き付け精度を更に高めることができる。
なおプレス手段を設ける場合には、第1及び第2のストッパ機構は、プレス手段がラベルを中間ステージに向かって押し付ける際には、第1及び第2のストッパ部を退避位置に退避させるように構成する。このようにすれば第1及び第2のストッパ機構があっても、ラベルをプレスすることができる。
ラベル搬送装置は、ラベル位置決め機構により決定したラベルの位置(進行方向に対するラベルの位置)を維持して巻き付けステージにラベルを搬送できるものであればどのような構造であってもよい。例えば、ラベル搬送装置は、ラベルの進行方向と直交する幅方向の両端を把持する一対のチャックと、一対のチャックを中間ステージに対応する第1の位置と巻き付けステージに対応する第2の位置との間でスライドさせるスライド機構と、少なくとも一対のチャック及びスライド機構の動作を制御する動作制御装置とから構成することができる。この場合、動作制御装置は、次のように動作を制御する。まずラベル位置決め機構により位置決めされたラベルの進行方向と直交する幅方向の両端を一対のチャックで把持する。その後、一対のチャックを第1の位置から第2の位置にスライドさせ、その後一対のチャックを開いてラベルを巻き付けステージ上に置く。その後一対のチャックを第2の位置から第1の位置にスライドさせる動作を行う。一対のチャックでラベルを把持して中間ステージから巻き付けステージにラベルを搬送すると、位置決めしたままの姿勢(位置関係)を維持して、ラベルを撓ませたり歪めたりすることなく、搬送することができる。したがって巻き付けステージでラベルの再度の位置決めをしたり、矯正をする必要はない。
ラベル取り出し装置の構造も任意である。ラベルマガジンが、1枚のラベルを露出させるラベル取り出し口を下に向けた姿勢で配置されている場合には、ラベル取り出し装置として、ラベル取り出し口の下方に配置されて、ラベル取り出し口から1枚のラベルを取り出し、ラベルを中間ステージへと送り出すように構成されたものを用いればよい。ラベルマガジンの下側に位置するラベル取り出し口からラベルを取り出す構造を採用すると、ラベルマガジンへのラベルの補充を、マガジンラックの上方から行うことができるので、連続してラベルを供給することが可能になる。
なおこの場合のラベル取り出し装置は、ラベル取り出し口の下方に配置された、移動可能な吸着部及び吸着部移動装置を備えた吸着装置と、ラベル送り出し装置とから構成することができる。吸着部移動装置は、吸着部がラベル取り出し口から露出する1枚のラベルを吸着する吸着位置と吸着部が待機状態に置かれる待機位置との間で、吸着部を移動させる。またラベル送りだし装置は、吸着部が吸着位置から待機位置へと移動する過程でラベル取り出し口から引き出された1枚のラベルを、中間ステージへとラベルを拘束しない状態で送り出す。このような構造を採用すると、ラベルマガジンの下方に、ラベル取り出し装置をコンパクトに配置することができる。その結果、ラベル供給装置の構成もコンパクトなものとすることが可能になる。
なお吸着装置は、吸着部として間隔を開けて配置された2つの吸着ノズルを備え、且つ2つの吸着ノズルからエアを吸引することにより、吸着力を発生するように構成されたものを用いることができる。そしてこの吸着装置は、吸着部が吸着位置から待機位置に移動する過程において、ラベル送り出し装置の動作範囲に達するまで吸着ノズルからエアを吸引している。また吸着部移動装置は、回動中心を中心にした揺動運動により、吸着部を吸着位置と待機位置との間で移動させるように構成されている。このような構成を採用すると、吸着ノズルの回動動作だけで、ラベルをラベルマガジンから取り出すことができるので、ラベル取り出し装置の構造が簡単になる。
またラベル送り出し装置は、ラベル取り出し口と対向する対向位置に配置されて、ラベル取り出し口から引き出された1枚のラベルを受け取り且つラベルを中間ステージへと送り出すために回転する無端ベルトを有する搬送コンベア装置を備えているものを用いるのが好ましい。この構造のラベル送り出し装置を用いると、大きさ設置スペースを必要とすることなく、取り出したラベルを中間ステージにスムーズに送り出すことができる。
本発明は、ラベル供給方法としても把握することができる。本発明のラベル供給方法は、多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンから一枚ずつラベルを取り出して中間ステージ上にラベルを置き、その後ラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに中間ステージ上の前記ラベルを搬送し、巻き付けステージにおいて擬似コアの外周にラベルを巻き付けて射出成形金型内に擬似コアに巻き付けた状態でラベルを供給する。そして中間ステージにおいては、ラベルの位置を正しい位置に位置決めする。そしてラベルの位置を位置決めする前または後に、ラベルを中間ステージに押し付けてラベルのカール(反り)を矯正する。その後、矯正した状態を保持してラベルを巻き付けステージに搬送する。
本発明によれば、ラベルマガジンから取り出されてきたラベルの位置を正しい位置に位置決めするので、ラベルの擬似コアへの位置決め精度が低下することがないという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のラベルの巻き付け方法を実施するラベル供給機1を適用するインモールド成形システムまたは射出成形機システム3の構成を概略的に示す図である。なお図1には、ラベル供給機1の構成は巻き付けステージ15の部分を除いては、具体的に示していないが、図2乃至図6にラベル供給機1の各部の構成を示してある。なお図2乃至図6は、説明のための図であって、理解を容易にするために、一部を誇張して描いてあり、また各部の寸法比率は、実際の寸法比率とは異なるものである。なおこの射出成形機システム3の射出成形機5は、吸気を利用してラベルを金型5Aの内周に装着するものである。しかしながら静電吸着力を利用してラベルを金型の内周に装着する公知の射出成形機にも、当然にして本実施の形態のラベル供給装置を適用することができる。なおラベル供給機1と擬似コア2を移動させる移動機構(後述するアーム104と駆動装置105)とからラベル供給装置が構成されることになる。
図2及び図3に示すように、図1に示した射出成形金型5Aへのラベル供給機1は、多数枚のラベルが収納されたラベルマガジン7と、ラベル取り出し装置9と、ラベル搬送装置11とを備えている。更にラベル供給機1は、中間ステージ13と巻き付けステージ15とを備えている。このラベル供給機1は、巻き付けステージ15において擬似コア2(図1)の外周にラベルLを巻き付けて射出成形金型5A内に擬似コア2に巻き付けた状態でラベルLを供給する。
ラベルマガジン7は、多数枚のラベルLが重なった状態で収納される収納部71を斜めに傾けた状態で配置されている。そしてラベルマガジン7は、収納部71の下側端部にラベル取り出し口72を有しており、上側端部にはラベル充填口を備えている。ラベル取り出し口72は、自然には、ラベルが落ちないように最下部のラベルを支持している。
ラベル取り出し装置9は、ラベルマガジン7から一枚ずつラベルLを取り出して中間ステージ13上にラベルLを置くように構成されている。またラベル搬送装置11は、ラベルLを擬似コア2(図1)に巻き付ける巻き付けステージ15に中間ステージ13上のラベルLを搬送するように構成されている。そして中間ステージ13には、ラベル取り出し装置9によって取り出されてきたラベルLの位置を正しい位置に位置決めするラベル位置決め機構17を備えている。なお本実施の形態の擬似コア2は、導電性を有する材料で一体に形成されており、中空の金型5Aの内部に嵌る形状を有している。そして擬似コア2の周壁部2aには、複数の通気孔2bが形成されている。後述するように、この通気孔2bを通して吸気手段により擬似コア2の内部から吸気を行うことにより発生する吸引力で、ラベルLを擬似コア2の周壁部2aの外周面に吸着する。
本実施の形態では、ラベルマガジン7が1枚のラベルを露出させるラベル取り出し口72を下に向けた姿勢で配置されているので、ラベル取り出し装置9は、ラベル取り出し口72の下方に配置されて、ラベル取り出し口72から1枚のラベルLを取り出し、ラベルLを中間ステージ13へと送り出すように構成されたものを用いている。ラベル取り出し装置9は、ラベル取り出し口72の下方に配置された、移動可能な吸着部91及び吸着部移動装置92を備えた吸着装置93(図3)と、ラベル送り出し装置94とから構成されている。ラベル取り出し装置9は、ラベル取り出し口72と対向する対向位置に配置されて、ラベル取り出し口72から引き出された1枚のラベルLを受け取り且つラベルLを中間ステージ13へと送り出すために回転する二組の無端ベルト95を有する搬送コンベア装置96を備えている。二組の無端ベルト95は、所定の間隔を開けて配置されている。二組の無端ベルト95の駆動源は、図示しない共通の1つの駆動源である。したがって二組の無端ベルト95は、同じ速度で動いている。二組の無端ベルト95の間の空間には、吸着装置93が配置されている。吸着装置93は、間隔を開けて配置された2つの吸着ノズル91a及び91bを吸着部91として備えている。吸着部移動装置92は、吸着部91がラベル取り出し口72から露出する1枚のラベルLを吸着する吸着位置(図2において実線で示した吸着部91が存在する位置)と吸着部91が待機状態に置かれる待機位置(図2において破線で示した吸着部91が存在する位置)との間で、回動中心Cを中心にして吸着部91を揺動させる。吸着装置93は、吸着部91が吸着位置から待機位置に移動する過程において、ラベル送り出し装置94の動作範囲に達するまで2つの吸着ノズル91a及び91bからエアを吸引している。すなわち2つの吸着ノズル91a及び91bからエアを吸引することにより発生した吸着力により1枚のラベルLと吸着部91とを結合する。そして吸着部91を吸着位置から待機位置まで回動させる過程で、ラベルLをラベルマガジン7から引き出し、ラベルがラベル送り出し装置94の上に到達する直前に、吸着ノズル91a及び91bからエアを吸引することを停止する。その結果、ラベルLはラベル送り出し装置94の搬送コンベア装置96の無端ベルト95の上に乗り、回転する無端ベルト95によって中間ステージ13へと送り出される。本実施の形態では、ラベル送り出し装置94が搬送コンベア装置96を用いて、ラベルを搬送するため、ラベル取り出し口72から引き出された1枚のラベルを、中間ステージ13へとラベルを拘束しない状態で送り出している。搬送コンベア装置96は、常に一定の速度で無端ベルト95を回転させている。このような構造を採用すると、ラベルマガジンの下方に、ラベル取り出し装置をコンパクトに配置することができる。その結果、ラベル供給装置の構成もコンパクトなものとすることが可能になる。また吸着ノズル91a及び91bの回動動作だけで、ラベルをラベルマガジンから取り出すことができるので、ラベル取り出し装置9の構造が簡単になる。さらに搬送コンベア装置96からなるラベル送り出し装置94を用いると、大きな設置スペースを必要とすることなく、取り出したラベルを中間ステージ13に慣性力によりスムーズに送り出すことができる。
中間ステージ13は、ステージ部14とラベル位置決め機構17とを備えている。ステージ部14は、表面が滑らかな構造を有している。そしてステージ部14には、ステージ部14を厚み方向に貫通する4つの貫通孔16a〜16dが形成されている。なお図2においては、ステージ部14に設けた貫通孔16a〜16dの図示を省略している。ステージ部14は、搬送コンベア装置96の無端ベルト95との間に大きな段差や大きな隙間が生じないようにその構造が定められている。
本実施の形態のラベル位置決め機構17は、第1のストッパ機構19と第2のストッパ機構25とを備えている。第1のストッパ機構19は、ラベルLの前端縁と当接するピン状の一対の第1のストッパ部21と、第1の進退機構23とを備えている。第1の進退機構23は、ストッパ機能を発揮するときにだけ一対の第1のストッパ部21の先端部を貫通孔16a及び16b(図3)から突出させて、その先端部を中間ステージ13上に位置させる。また第1の進退機構23は、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、一対の第1のストッパ部21を貫通孔16a及び16bの内部に引き込んで、ラベルの通過を許容する退避位置に第1のストッパ部21の先端部を退避させる。第2のストッパ機構25は、ラベルLの後端縁と当接するピン状の一対の第2のストッパ部27と、第2の進退機構29とを備えている。第2の進退機構29は、ストッパ機能を発揮するときにだけ一対の第2のストッパ部27の先端部を貫通孔16c及び16d(図3)から突出させて、その先端部を中間ステージ13上に位置させる。また第2の進退機構29は、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、一対の第2のストッパ部27を貫通孔16a及び16bの内部に引き込んで、ラベルの通過を許容する退避位置に第2のストッパ部27の先端部を退避させる。
この例では、ピン状の一対の第1のストッパ部21及び一対の第2のストッパ部27を用いているが、これらストッパ部は、それぞれ1つの部材によって構成してもよいのは勿論である。
本実施の形態では、第1のストッパ機構19は、一対の第1のストッパ部21の先端部を中間ステージ13のステージ部14の表面に突出させることにより、ラベル取り出し装置9のラベル送り出し装置94によって中間ステージ13上に送り出されたラベルLがステージ部14の表面上を滑って巻き付けステージ15が位置する進行方向Dに慣性力により飛び出すのを阻止する。また第2のストッパ機構25の一対の第2のストッパ部27は、第1のストッパ機構19の一対の第1のストッパ部21に当たったラベルが当接した際の反動により進行方向とは逆の方向に戻るのを阻止する。
本実施の形態では、第1のストッパ機構19の第1の進退機構25は、ラベル取り出し装置9から送り出されたラベルLが中間ステージ13のステージ部14上に置かれる前に第1のストッパ部21の先端部を中間ステージ13上に位置させる。また第2のストッパ機構25の第2の進退機構29は、ラベル取り出し装置9からラベルが中間ステージ13のステージ部14に送り出された後、ラベルが第1のストッパ部21に当接する直前まで第2のストッパ部27を退避位置に位置させておき、ラベルLが第1のストッパ部21に当接する直前に第2のストッパ部27の先端部を中間ステージ13上に位置させる。その結果、第2のストッパ部24は、ラベルLを中間ステージ13のステージ部14上に置く際に障害になることはない。また中間ステージ13のステージ14上に置かれたラベルを第1のストッパ部21で確実に停止させることができる。さらに第2のストッパ部27により、ラベルが逆方向に動くのを確実に阻止して、ラベルを正しい位置に位置決めすることができる。
このようにラベル位置決め機構17では、第1のストッパ機構19の一対の第1のストッパ部21と第2のストッパ機構25の一対の第2のストッパ部27との間に、ラベルLを挟むことにより、ラベルLの位置を正しい位置になるように決定する。すなわち一対の第1のストッパ部21と一対の第2のストッパ部27との間の間隔Wの寸法を、ラベルLの進行方向Dに沿って測った寸法と実質的に一致させることにより、ラベルの位置決めをすることができる。なおこの実施の形態では、ステージ部14が二つのブロック14A及び14Bに分離できるように構成されており、第1のストッパ機構19はブロック14Aと一緒に移動可能に構成されている。したがって、本実施の形態によれば、ラベルの形状の相違に応じて、前述の間隔Wを変更することができる。なおブロック14Aとブロック14Bとを分離して間隔Wを変更した場合には、その間に形成される間隙に、別に用意した補助ブロックを嵌めて隙間ができないようにすればよい。
また本実施の形態では、ラベルを中間ステージ13のステージ部14に押し付けてラベルLのカール(反り)を矯正するプレス手段31を更に備えている。プレス手段31は、プレート33をシリンダでステージ部14に向かって押し下げて、プレート33とステージ部14との間でラベルをプレスする。このようなプレス手段31を設ければ、搬送前にラベルLのカール(反り)を矯正できるので、ラベルの巻き付け精度を高めることができる。そして本実施の形態では、第1及び第2のストッパ機構19及び25は、プレス手段31が移動するプレート33によってラベルを中間ステージに向かって押し付ける際に、第1及び第2のストッパ部21及び27を退避位置に退避させる。したがって第1及び第2のストッパ機構19及び25により、ラベルLを位置決めした状態で、ラベルLを動かすことなく、ラベルLをプレスすることができる。よってラベルの位置決め精度が下がることはない。このように本実施の形態の第1及び第2のストッパ機構19及び25は、任意に第1及び第2のストッパ部21及び27の先端部を、必要に応じて中間ステージ13上に位置させることができるので、第1及び第2のストッパ機構19及び25の存在が、ラベル供給機1の設計の自由度を低下させる大きな原因となることはない。
なおプレス手段31によるプレス工程は、ラベル位置決め機構17によりラベルの位置を決定した後、またはラベルの位置を正しく決定する前のいずれにおいて実施してもよい。ラベルの位置を正しく決定する前もプレスを実施する場合には、第1のストッパ機構19によりラベルを停止させた後、第1のストッパ機構19の第1のストッパ部21を退避させた後に、プレス手段31によるプレスを実施する。プレス手段31によるプレスを先に実施した場合には、プレス後に、再度第1及び第2のストッパ機構19及び25を動作させてラベルの位置決めを行う。
ラベル搬送装置11は、ラベル位置決め機構17により決定したラベルLの位置(進行方向Dに対するラベルLの位置)を維持して巻き付けステージ15にラベルを搬送する。図5に示すように、本実施の形態のラベル搬送装置11は、ラベルLの進行方向Dと直交する幅方向WDの両端を把持する一対のチャック35及び37と、一対のチャック35及び37をスライドさせるスライド機構39と、動作制御装置41とから構成されている。一対のチャック35及び37は、それぞれ垂直方向に延びるアーム41及び43の一端に動作可能に取り付けられている。アーム41及び43の他端は、水平方向に延び縮みする一対の水平シリンダ45及び47のピストンロッドの先端に固定されている。スライド機構39は、一対のチャック35及び37を中間ステージ13に対応する第1の位置P1(図2及び図5)と巻き付けステージ15に対応する第2の位置P2(図2及び図5)との間でスライドさせる。そして動作制御装置41は、一対のチャック35及び37及びスライド機構39の動作を制御する。具体的に、動作制御装置41による動作制御によって、まずラベル位置決め機構17により位置決めされたラベルLの進行方向Dと直交する幅方向WDの両端を一対のチャック35及び37で把持する。その後、水平シリンダ45及び47を動作させて、一対のチャック35及び37を第1の位置P1から第2の位置P2にスライドさせる。その後一対のチャック35及び37を開いてラベルLを巻き付けステージ15上に置く。その後水平シリンダ45及び47を動作させて、一対のチャック35及び37を第2の位置P2から第1の位置P1にスライドさせる動作を行う。本実施の形態のように、一対のチャック35及び37でラベルLの両端を把持して中間ステージ13から巻き付けステージ15にラベルLを搬送すると、ラベル位置決め装置17によって位置決めしたままの姿勢(位置関係)を維持して、ラベルLを撓ませたり歪めたりすることなく、搬送することができる。したがって巻き付けステージ15でラベルLの再度の位置決めをしたり、矯正をする必要はない。
本実施の形態のように、ラベル取り出し装置9とラベル搬送装置11との間に、ラベルを置く中間ステージ13を設けると、ラベル取り出し装置9の構造及びラベル搬送装置11の構造は、任意の構造とすることができる。そのためラベル供給機1の設計の自由度を高くすることができる。
図6及び図7に示すように、巻き付けステージ15は、ラベルLと接触する接触面49を有するプレート51を有し、ラベルLを擬似コア2の外周面の一部と対向する位置において支持するラベル支持装置53を備えている。ラベル支持装置53は、プレート51の接触面49と擬似コア2との間の角度を変更する角度変更機構55を更に備えている。本実施の形態の形態では、回動軸57を中心にして回動するリンク59の自由端にプレート51が支持されている。回動軸57を中心にしてリンク59を所定の角度範囲で回動させることにより、プレート51は、接触面49が水平になる位置(図6に破線で示した状態)から、接触面49が傾斜した位置(図6に実線で示した状態)との間を変位する。本実施の形態では、ラベル支持装置53が角度変更機構55を備えているので、擬似コア2の形状に応じて、プレート51の接触面49と擬似コア2の外周面との間の角度を調整することができる。その結果、ラベルLと擬似コア2の外周面の最もプレート側に位置する部分との間のギャップGを小さくして、より大きな吸着力を得ることができる。
さらにラベル支持装置53は、一対の可動部材61及び63(図7)と、一対の可動部材61及び63を駆動する可動部材駆動装置65(図5)とを備えている。一対の可動部材61及び63は、図7に示すように、非動作時には接触面49よりも後退した第1の位置P3にあり、動作時には第1の位置P3から、接触面49を越えて擬似コア2に近い第2の位置P4に移動する。可動部材駆動装置65は、2つの可動部材61及び63を、後述する吸引手段によるラベルLの擬似コア2への巻き付け動作に同期して第1の位置P3から第2の位置P4へと移動させ、巻付け動作が終了すると2以上の可動部材61及び63を第2の位置P4から第1の位置P3へと戻すように動作する。そして2つの可動部材61及び63が第2の位置P4にあるときに、擬似コア2が2つの可動部材61及び63の間に位置するように、2つの可動部材61及び63の間の距離を定めてある。したがって2つの可動部材61及び63がラベルLを擬似コア2に向かって押し上げることになる。この2つの可動部材61及び63によりラベルLを押し上げることは、擬似コア2の周壁部2aに設けた複数の通気孔2bを通して、擬似コア2の内部から吸気して発生する吸引力で、ラベルを擬似コア2の外周面に吸着する吸着作業を助けることになる。その結果、擬似コア2へのラベルLの吸着作業のスピードアップ化を促進することができる。
また本実施の形態では、図1及び図7に示すように、擬似コア2にラベルLを巻き付ける巻き付けステージ15に、導電性を有する擬似コア2を一方の帯電用電極としてラベルLに静電気を帯電させる静電気帯電装置8の他方の帯電用電極81を配置している。実際の帯電用電極81は、放電時にプレート51の表面を帯電させないようにプレート51との間の距離を所定の距離以上離して配置位置を定める。具体的には図1に示すように擬似コア2の上方で且つプレート51から上方に所定の距離れた位置とする。そして帯電用電極81に高電圧を印加するタイミングは、可動部材61が上方へ移動し、ラベルLの端部がプレート51から離れた後に、帯電用電極81への高電圧の印加を開始して、ラベルLへの帯電を行う。なおエア吸引によりラベルLがプレート51から離れた後に、帯電用電極81への高電圧の印加を開始するのが好ましい。なおプレート51の帯電を防止するために、プレート51を静電気の帯電を防止できる材料により形成してもよい。
このような構成を採用すると、巻き付けステージ15においてラベルLを擬似コア2に巻き付ける際に、ラベルLに電荷を帯電させることができる。したがって巻き付けステージ15と金型5Aとの間に大きな帯電装置を設ける必要がない。また静電吸着力を利用してラベルLを金型に吸着させるタイプの射出成形機にもラベルを供給することができる。本実施の形態では、静電気帯電装置8が、擬似コア2にラベルLを吸気により巻き付ける過程において、擬似コア2と他方の帯電用電極81との間に高電圧発生装置82から高電圧を印加して、ラベルLを帯電させながら、擬似コア2にラベルLを巻き付けている。そのため擬似コア2へのラベルLの吸着においても、静電吸着力を利用するため、ラベルの巻き付け作業のスピードアップ化を図ることができる。なおラベル供給装置の本質的な機能としては、常に、吸気によるラベルの巻き付けとラベルへの帯電をほぼ同時に行う必要があるわけではなく、吸気による擬似コア2上へのラベルの巻付けを完了した後に、ラベルへの帯電を行ってもよいのは勿論である。当然のことながら、静電吸着力を利用する場合のラベルは、帯電可能な合成樹脂材料等の誘電性を有する材料によって形成されている。
帯電用電極81は、1以上の針状電極部を備えており、アースに接地された導電性を有する擬似コア2との間に高電圧発生器82から高電圧が印加されている間、放電をする。この放電により、擬似コア2に巻き付く過程において、ラベルLは擬似コア2の外周面に近い位置から徐々に帯電をする。このときに帯電した電荷は、擬似コア2との間で静電吸着力を発生する。この静電吸着力も、ラベルの擬似コア2への巻き付けに寄与する。なお帯電用電極81の擬似コア2に対する取付位置は、図7に示すようにラベル支持装置53のプレート51と擬似コア2を間にして対向する位置に限定されるものではない。例えば、図7に波線で示した帯電用電極81´の位置に帯電用電極を配置してもよい。図7に波線で示した帯電用電極81´の位置に帯電用電極を配置する場合には、プレート51を静電気の帯電を防止できる材料により形成しておけばよい。なお擬似コア2を放電のための一方の電極とする場合に、高電圧発生器82から発生する高電圧のピーク値やパルス幅は、ラベルLの形状及び擬似コア2の形状によって適宜に定めることになる。ちなみに一般的な電圧のピーク値は、20〜30kVの範囲に入るものが多い。
静電気帯電装置8は、選択手段83からの選択操作に基づいて、動作状態または非動作状態になる。このような静電気帯電装置8を用いると、ラベル供給機1を適用する射出成形機が、静電吸着力を利用してラベルLを金型5Aの内周面に吸着させる場合と、させない場合のいずれにもラベルを供給することができる。
図1に戻って、本実施の形態のラベル供給機1からラベルの供給を受けるインモールド成形システム(射出成型機システム)の動作について説明する。図1において、符号101Aで示した部材は、真空ポンプ等の吸気手段であり、符号101Bで示した部材はブロアー等の送気手段である。吸気手段101Aは切換弁V1とホース等からなる通路102を介して擬似コア2の内部の中空部と連通する。また吸気手段101Aは、切換弁V2とホース等からなる通路103を介して金型5Aの中空部と連通する。また送気手段101Bは、切換弁V1と通路102を介して擬似コア2の中空部と連通する。疑似コア2は、所定の角度範囲内を回転するアーム104に取り付けられている。アーム104は、駆動装置105によって揺動動作とスライド動作の両方の動作をする。擬似コア2の中空部は切換弁V1を介して通路102により真空ポンプ等の吸気手段101Aおよびブロアー等の送気手段101Bに接続されている。アーム104は、基準線C2を回動中心として実線で示す受取り位置と点線で示す射出成形機5の縦軸線C上の位置との間を旋回する。アーム104は旋回した後、送り出し位置で止まる。その後、射出成形機5の固定金型5A内に挿入される位置に水平移動する。そして固定金型5A内へのラベルの供給を終了した後、アーム104は送り出し位置に戻り、逆方向に旋回して図1の実線で示した位置に戻る。
固定金型5Aは、射出成形機5における周知の金型ホルダー5Bに着脱可能に取付けられている。コア5Cを有する可動金型5Dは、射出成形機5における周知の金型ホルダー5Eに着脱可能に取付けられている。そして図示していない型締機構の作動によって可動金型5Dが水平方向に往復移動して、型開きおよび型閉めがなされる。また、固定金型5Aの内面の中空部は、固定金型5Aに形成された複数の通路5Fと、切換弁V2を途中に有する通路103により吸気手段101Aに接続されている。
次にラベルLの固定金型5Aへの供給動作について説明する。まずラベルLが擬似コア2の近くに配置された状態で、切換弁V1を吸気手段4A側に切換えて、吸気によりラベルLを擬似コア2の外周面に吸着する。図7に示すように、疑似コア2外周の周辺部の空気に複数の通気孔2bに向かう空気流(矢印参照)が生じ、この空気流により、ラベルLは、疑似コア2の外周の一部に当接している裏面の中央部から両端部にかけて順次疑似コアの外周に吸引され、仮想線で示すように湾曲し、最終的に、疑似コア2の外周に巻き付けられる。このとき一対の可動部材61及び63も同時に、第1の位置P3から第2の位置P4へと移動する。また吸気とほぼ同時または時間遅れを持って、高電圧発生器82が帯電用電極81と擬似コア2との間に高電圧を印加して、ラベルLへの帯電が行われる。ラベルLに帯電した電荷は、一対の可動部材61及び63の動きと協働してラベルの擬似コア2への吸着を助ける。なお射出成型機5が、吸気を利用せずに、静電吸着力によりラベルを固定金型に吸着する場合には、この段階でラベルに帯電した電荷により、ラベルを固定金型に吸着させることができる。
なお擬似コア2を巻き付けステージ15に位置決めする前から吸気手段101Aにより吸気を開始しておけば、擬似コア2が巻き付けステージ15に到着するのと同時にラベルの巻き付け作業を開始することができる。その結果、サイクルタイムを短くすることができる。
より詳しく動作を説明すると、疑似コア2にラベルLを巻回保持した後、図1のアーム104を点線で示す位置に向けて旋回させ、疑似コア2を射出成形機5の縦軸線C上の位置に移動させる。射出成形機5の縦軸線C上の位置に疑似コア2が到達した時点で、旋回アーム104を固定金型5A側へ水平移動させ、疑似コア2を、型開きされている固定金型5A内に挿入する。そして金型5Aの内面にラベルを沿わせた状態で送り出し位置に停止させる。つづいて、図1の切換弁V1を送気手段101B側に切換え、疑似コア2の中空部に空気を送り込む。擬似コア2の中空部に送り込まれた空気は、複数の通気孔2bから排気され、この時の排気圧でラベルLを固定金型5Aの内面に送り出す。ラベルLが固定金型5Aの内面に送り出される少し前に、予め切換弁V2の切換えにより固定金型5Aの内面52に吸気手段101Aの吸気を作用させておくことにより、固定金型5Aの内面52はラベルLを受け取り保持する。このように、疑似コア2を固定金型5A内に挿入して該金型の内面にラベルLを沿わせた状態で送り出し位置に位置決めすることによって、ラベルLには固定金型5Aの内面に近い部分と内面から遠く離れた部分とが存在しなくなり、固定金型5Aの内面に一様に沿った状態になる。このため、位置ずれや皺などが発生することなく固定金型5Aの内面52でラベルLを保持することができる。
つぎにアーム104および疑似コア2を点線で示す位置に水平移動させる。その結果、固定金型5A内にラベルLが残存する。以後、型開き位置にある可動金型のコア5Cを固定金型6に挿入して型閉めする。これによって両金型5A及び5D間に形成される成形用空間部(キャビティ)に成形用樹脂を射出すれば、全周にラベルLを貼着した樹脂成形品が得られる。
上記実施の形態では、ラベルがほぼ弧状を呈しているが、本発明のラベル供給装置により供給できるラベルの形状は、上記実施の形態のラベルの形状に限定されるものではない。例えば、図8は、細長い箱の外面に貼着するラベルL´の一例を、ラベル位置決め機構17の第1及び第2のストッパ部21及び27で位置決めし、ラベル搬送装置11の一対のチャック35及び37によってラベルL´の幅方向に位置する端部を把持する状態を示している。図8では、チャックは破線で示してある。なおチャック37でラベルL´の一部を把持する場合には、符号37´で示した位置でラベルL´を把持することもできる。このようにする場合には、一対の水平シリンダ45及び47の始動位置を変えればよい。
また上記実施の形態で用いる擬似コア2は、ラベルLを吸着する周壁部2aの外周面が裁頭円錐面形状を有している。そのため擬似コア2に形成する複数の通気孔2bの位置や、吸着前のラベルと擬似コア2との位置関係のずれによって、ラベルが擬似コア2上の正しい位置に吸着されずに、多少のずれが発生することがある。このずれは、擬似コア2の加工精度を高め、前述のラベルの位置決め精度を高めることにより解消できる。しかしながら、擬似コアの加工精度を高めなくても、またラベルの位置決め精度を必要以上に高めなくても、ラベルを擬似コアの外周面の正しい位置に吸着させたいという要望がある。このような要望を叶えるためには、図9(A)及び(B)に示すような擬似コア2´を用いればよい。なお図9(A)の断面図には、ラベルを図示してあるが、通気孔は図示していない。この擬似コア2´では、ラベルLが巻き付けられる領域R1が、その他の領域(ラベルが巻き付けられない領域)R2よりも擬似コア2´の中心部Co側に下がった凹部として形成されている。すなわちラベルLが巻き付けられる領域を凹ませて、その凹みにラベルを巻き付けるようにすればよい。別の見方をすると、擬似コア2´には、領域R1によってラベル巻付け用の位置決め部が形成されていることになる。この構成を採用すると、吸気によりラベルを擬似コアに吸着する際に、ラベルが凹部に入ることにより、ラベルの擬似コアに対する位置決めを行うことができる。
以下本願明細書に開示した発明を射出成形金型へのラベル供給装置及びラベル供給方法という観点から把握した場合における発明の構成要件について項を分けて記述する。
(1)多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンと、前記ラベルマガジンから一枚ずつ前記ラベルを取り出して中間ステージ上に前記ラベルを置くラベル取り出し装置と、前記ラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに前記中間ステージ上の前記ラベルを搬送するラベル搬送装置とを具備し、
前記中間ステージに前記ラベル取り出し装置によって取り出された前記ラベルの位置を正しい位置に位置決めするラベル位置決め機構を更に備え、
前記巻き付けステージにおいて前記擬似コアの外周に前記ラベルを巻き付けて射出成形金型内に擬似コアに巻き付けた状態でラベルを供給する射出成形金型へのラベル供給装置。
(2)前記ラベル位置決め機構は、前記ラベル取り出し装置によって前記中間ステージ上に取り出された前記ラベルが前記中間ステージの表面上を滑って前記巻き付けステージが位置する進行方向に移動するのを阻止する第1のストッパ機構と、前記第1のストッパ機構に当たった前記ラベルが前記進行方向とは逆の方向に戻るのを阻止する第2のストッパ機構とを備えている上記(1)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(3)前記第1のストッパ機構は、前記ラベルと当接する第1のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ前記中間ステージ上に第1のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、前記ラベルの通過を許容する退避位置に前記第1のストッパ部を退避させる第1の進退機構とを備えており、
前記第2のストッパ機構は、前記ラベルと当接する第2のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ前記中間ステージ上に第2のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、前記ラベルの通過を許容する退避位置に前記第2のストッパ部を退避させる第2の進退機構とを備えている上記(2)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(4)前記第1のストッパ機構の前記第1の進退機構は、前記ラベル取り出し装置から前記ラベルが前記中間ステージに置かれる前に前記第1のストッパ部を前記中間ステージ上に位置させており、
前記第2のストッパ機構の前記第2の進退機構は、前記ラベル取り出し装置から前記ラベルが前記中間ステージに置かれた後、前記ラベルが前記第1のストッパ部に当接する直前まで前記第2のストッパ部を前記退避位置に位置させておき、前記ラベルが前記第1のストッパ部に当接する直前に前記第2のストッパ部を前記中間ステージ上に位置させる上記(3)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(5)前記ラベルを前記中間ステージに押し付けて前記ラベルの反りを矯正するプレス手段を更に備えている上記(1)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(6)前記ラベルを前記中間ステージに押し付けて前記ラベルの反りを矯正するプレス手段を更に備え、
前記第1及び第2のストッパ機構は、前記プレス手段が前記ラベルを前記中間ステージに向かって押し付ける際には、前記第1及び第2のストッパ部を前記退避位置に退避させる上記(4)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(7)前記ラベル搬送装置は、前記ラベルの前記進行方向と直交する幅方向の両端を把持する一対のチャックと、前記一対のチャックを前記中間ステージに対応する第1の位置と前記巻き付けステージに対応する第2の位置との間でスライドさせるスライド機構と、少なくとも前記一対のチャック及び前記スライド機構の動作を制御する動作制御装置とを備えており、
前記動作制御装置は、前記ラベル位置決め機構により位置決めされた前記ラベルの前記進行方向と直交する幅方向の両端を前記一対のチャックで把持した後、前記一対のチャックを前記第1の位置から前記第2の位置にスライドさせ、その後前記一対のチャックを開いて前記ラベルを前記巻き付けステージ上に置き、その後前記一対のチャックを前記第2の位置から前記第1の位置にスライドさせる動作を行う上記(1)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(8)前記ラベルマガジンは、1枚の前記ラベルを露出させるラベル取り出し口を下に向けた姿勢で配置され、
前記ラベル取り出し装置が、前記ラベル取り出し口の下方に配置されて、前記ラベル取り出し口から1枚の前記ラベルを取り出して、前記ラベルを前記中間ステージへと送り出すように構成されている上記(1)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(9)前記ラベル取り出し装置は、前記ラベル取り出し口の下方に配置され、移動可能な吸着部及び前記吸着部が前記ラベル取り出し口から露出する1枚の前記ラベルを吸着する吸着位置と前記吸着部が待機状態に置かれる待機位置との間で前記吸着部を移動させる吸着部移動装置を備えた吸着装置と、前記吸着部が前記吸着位置から前記待機位置へと移動する過程で前記ラベル取り出し口から引き出された1枚の前記ラベルを前記中間ステージへと前記ラベルを拘束しない状態で送り出すラベル送り出し装置とを備えている上記(8)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(10)前記吸着部は、前記吸着部として間隔を開けて配置された2つの吸着ノズルを備え、且つ前記2つの吸着ノズルからエアを吸引することにより、吸着力を発生するように構成されており、
前記吸着装置は、前記吸着部が前記吸着位置から前記待機位置に移動する過程において、前記ラベル送り出し装置の動作範囲に達するまで前記吸着ノズルから前記エアを吸引しており、
前記吸着部移動装置は、回動中心を中心にした揺動運動により、前記吸着部を前記吸着位置と前記待機位置との間で移動させるように構成されていることを特徴とする上記(9)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(11)前記ラベル送り出し装置は、前記ラベル取り出し口と対向する対向位置に配置されて、前記ラベル取り出し口から引き出された1枚の前記ラベルを受け取り且つ前記ラベルを前記中間ステージへと送り出すために回転する無端ベルトを有する搬送コンベア装置を備えている上記(9)に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
(12)上記(1)乃至11のいずれか1項に記載のラベル供給装置と射出成形機とを備えた射出成形機システム。
(13)射出成形金型へのラベル供給方法であって、
多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンから一枚ずつ前記ラベルを取り出して中間ステージ上に前記ラベルを置き、
前記中間ステージにおいて前記ラベルの位置を正しい位置に位置決めし、
前記位置決めの前または後に、前記ラベルを前記中間ステージに押し付けて前記ラベルの反りを矯正し、
その後前記矯正した状態を保持して、前記ラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに前記中間ステージ上の前記ラベルを搬送し、
前記巻き付けステージにおいて前記擬似コアの外周に前記ラベルを巻き付け、
前記射出成形金型内に前記擬似コアに巻き付けた状態で前記ラベルを供給することを特徴とする射出成形金型へのラベル供給方法。
本発明のラベルの位置決め方式を適用したラベル供給装置を用いた射出成形機システムの構成を概略的に示す図である。 本発明のラベル供給装置の実施の形態の一例の概略構成を示す図である。 図2のラベル供給装置に示されたラベル取り出し装置の主要部及び中間ステージを上から見た状態を概略的に示す図である。 ラベル搬送装置における一対のチャックとラベルとの関係を説明するために用いる図である。 中間ステージと巻き付けステージとを上から見た状態を概略的に示す図である。 巻き付けステージにおけるラベル支持装置の構成を説明するために用いる図である。 巻き付けステージおいて、ラベルの巻き付けと帯電とを行うことを説明するために用いる図である。 異なる形状のラベルを位置決めして搬送する場合の説明に用いる図である。 (A)及び(B)は、異なる擬似コアの構造を説明するために用いるラベルを巻き付けた擬似コアの断面図及び側面図である。
1 ラベル供給機
2 擬似コア
3 射出成形機システム
5 射出成形機
5A 固定金型
7 ラベルマガジン
8 静電気帯電装置
81 帯電用電極
9 ラベル取り出し装置
11 ラベル搬送装置
13 中間ステージ
15 ラベル巻き付けステージ
17 ラベル位置決め機構
19 第1のストッパ機構
21 第1のストッパ部
25 第2のストッパ機構
27 第2のストッパ部
35,37 チャック

Claims (9)

  1. 多数枚のラベルが収納されたラベルマガジンと、前記ラベルマガジンから一枚ずつ前記ラベルを取り出して中間ステージ上に前記ラベルを置くラベル取り出し装置と、前記ラベルを擬似コアに巻き付ける巻き付けステージに前記中間ステージ上の前記ラベルを搬送するラベル搬送装置とを具備し、
    前記中間ステージに前記ラベル取り出し装置によって取り出された前記ラベルの位置を正しい位置に位置決めするラベル位置決め機構と、
    前記ラベルを前記中間ステージに押し付けて前記ラベルの反りを矯正するプレス手段とを更に備え、
    前記巻き付けステージにおいて前記擬似コアの外周に前記ラベルを巻き付けて射出成形金型内に擬似コアに巻き付けた状態でラベルを供給する射出成形金型へのラベル供給装置。
  2. 前記ラベル位置決め機構は、前記ラベル取り出し装置によって前記中間ステージ上に取り出された前記ラベルが前記中間ステージの表面上を滑って前記巻き付けステージが位置する進行方向に移動するのを阻止する第1のストッパ機構と、前記第1のストッパ機構に当たった前記ラベルが前記進行方向とは逆の方向に戻るのを阻止する第2のストッパ機構とを備えている請求項1に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  3. 前記第1のストッパ機構は、前記ラベルと当接する第1のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ前記中間ステージ上に第1のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、前記ラベルの通過を許容する退避位置に前記第1のストッパ部を退避させる第1の進退機構とを備えており、
    前記第2のストッパ機構は、前記ラベルと当接する第2のストッパ部と、ストッパ機能を発揮するときにだけ前記中間ステージ上に第2のストッパ部を位置させ、ストッパ機能を発揮する必要の無いときには、前記ラベルの通過を許容する退避位置に前記第2のストッパ部を退避させる第2の進退機構とを備えている請求項2に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  4. 前記第1のストッパ機構の前記第1の進退機構は、前記ラベル取り出し装置から前記ラベルが前記中間ステージに置かれる前に前記第1のストッパ部を前記中間ステージ上に位置させており、
    前記第2のストッパ機構の前記第2の進退機構は、前記ラベル取り出し装置から前記ラベルが前記中間ステージに置かれた後、前記ラベルが前記第1のストッパ部に当接する直前まで前記第2のストッパ部を前記退避位置に位置させておき、前記ラベルが前記第1のストッパ部に当接する直前に前記第2のストッパ部を前記中間ステージ上に位置させる請求項3に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  5. 前記ラベル搬送装置は、前記ラベルの前記進行方向と直交する幅方向の両端を把持する一対のチャックと、前記一対のチャックを前記中間ステージに対応する第1の位置と前記巻き付けステージに対応する第2の位置との間でスライドさせるスライド機構と、少なくとも前記一対のチャック及び前記スライド機構の動作を制御する動作制御装置とを備えており、
    前記動作制御装置は、前記ラベル位置決め機構により位置決めされた前記ラベルの前記進行方向と直交する幅方向の両端を前記一対のチャックで把持した後、前記一対のチャックを前記第1の位置から前記第2の位置にスライドさせ、その後前記一対のチャックを開いて前記ラベルを前記巻き付けステージ上に置き、その後前記一対のチャックを前記第2の位置から前記第1の位置にスライドさせる動作を行う請求項1に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  6. 前記ラベルマガジンは、1枚の前記ラベルを露出させるラベル取り出し口を下に向けた姿勢で配置され、
    前記ラベル取り出し装置が、前記ラベル取り出し口の下方に配置されて、前記ラベル取り出し口から1枚の前記ラベルを取り出して、前記ラベルを前記中間ステージへと送り出すように構成されている請求項1に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  7. 前記ラベル取り出し装置は、前記ラベル取り出し口の下方に配置され、移動可能な吸着部及び前記吸着部が前記ラベル取り出し口から露出する1枚の前記ラベルを吸着する吸着位置と前記吸着部が待機状態に置かれる待機位置との間で前記吸着部を移動させる吸着部移動装置を備えた吸着装置と、前記吸着部が前記吸着位置から前記待機位置へと移動する過程で前記ラベル取り出し口から引き出された1枚の前記ラベルを前記中間ステージへと前記ラベルを拘束しない状態で送り出すラベル送り出し装置とを備えている請求項に記載の射出成形金型へのラベル供給装置。
  8. インモールド成形システムにおけるラベル供給方法であって、
    ラベルを装填しているラベルマガジンからラベルを分離させて抜き取った後に、前記ラベルのインサートのために、中間ステージ上に前記ラベルを置く際にラベル位置決め機構により前記ラベルを正しい位置に位置決めし、
    前記位置決めの前または後に、プレス手段により前記ラベルを前記中間ステージに押し付けて前記ラベルの反りを矯正することを特徴とするラベル供給方法。
  9. 請求項8におけるラベル供給方法は、
    ラベルの一部分に線対称となる中心線を備えるラベルを対象として、
    前記ラベルの位置決め機構は、前記中心線が中心に位置するように前記ラベルを移動させる位置決めガイド部を備えることを特徴とするラベル供給方法。
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