JP6509482B2 - 偏光子保護フィルムの製造方法及び偏光子保護フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、光拡散機能を有する偏光子保護フィルムの製造方法、および該製造方法を用いて得られる偏光子保護フィルムに関する。
各種電子機器の表示装置として、液晶表示装置が多く用いられている。このような電子機器においては、近年、小型化がますます進んでおり、液晶表示装置にも、小型化・軽量化が求められている。
このような液晶表示装置には、その光学特性を所望のものとするために、偏光子を保護するための偏光子保護フィルムや、拡散フィルム、集光フィルム等の各種機能性フィルムが用いられており、近年の小型化の要望に対応するために、これら機能性フィルムを薄層化したり、あるいは、機能性フィルムとして複数の機能を付与したものを用いることが試みられている。
たとえば、偏光子を保護するための偏光子保護フィルムに、光拡散層を設け、これにより、従来用いられていた偏光子保護フィルムと拡散フィルムとを一つのフィルムにする試みが行なわれており、たとえば、特許文献1では、アクリル系熱可塑性樹脂に、アクリル系重合体からなる光拡散粒子を分散することで、偏光子保護フィルムに光拡散機能を持たせる技術が開示されている。
しかしながら、この特許文献1で得られる光拡散機能を有する偏光子保護フィルムは、アクリル系熱可塑性樹脂に、光拡散粒子を分散してなるものであるため、該フィルムを、液晶表示装置に組み込む際に、光拡散粒子が脱落し、異物として混入してしまい、混入した異物の影響により表示装置上に欠点が生じてしまうという問題があった。加えて、この特許文献1で得られるフィルムは、光拡散粒子を含有させている影響により、フィルム自体の耐久性が低く、強度にも劣るものであった。
特開2011−27777号公報
本発明は、優れた光学特性を有し、しかも、高い耐久性および強度を有し、かつ、信頼性の高い、光拡散機能を有する偏光子保護フィルムを提供することを目的とする。
本発明者等は、熱可塑性樹脂を成形用ダイから溶融押出してシート状とし、得られたシート状の熱可塑性樹脂を、表面に凹凸パターンを有する第1ロールと、第2ロールとにより狭圧して、一方の面に凹凸パターンを形成することにより得られるフィルムにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明によれば、熱可塑性樹脂を成形用ダイからシート状に溶融押出しする工程と、溶融押出しされた前記シート状の熱可塑性樹脂を、溶融した状態のまま、表面に凹凸パターンを有する最大表面粗さRmaxが5〜20μmである第1ロールに接触させ、前記第1ロールと、第2ロールとにより狭圧し、一方の面に、最大表面粗さRmaxが5〜20μm、かつ、ヘイズ値が60%以上となるように凹凸パターンを形成する工程と、凹凸パターンを形成した前記シート状の熱可塑性樹脂を延伸する工程と、を備え、前記凹凸パターンを形成する工程において、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tgに対して、前記第1ロールの温度を、(Tg−40)〜(Tg+20)℃の範囲とすることを特徴とする光拡散機能を有する偏光子保護フィルムの製造方法が提供される。
本発明の製造方法において、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tgに対して、前記第2ロールの温度を、(Tg−50)〜Tg℃の範囲とすることが好ましい。
また、本発明の製造方法において、前記第1ロールの表面に形成された凹凸パターンがランダムパターンであることが好ましい
また、本発明によれは、上記いずれかの方法により得られる偏光子保護フィルムが提供される
本発明によれば、優れた光学特性を有し、しかも、高い耐久性および強度を有し、かつ、信頼性の高い、光拡散機能を有する偏光子保護フィルムを提供することができる。特に、本発明によれば、上述した特許文献1(特開2011−27777号公報)のように、光拡散粒子を用いるものでないため、液晶表示装置などの電子部品に組み込む際に、光拡散粒子が脱落してしまい、異物として混入するおそれもなく、そのため、液晶表示装置などの電子部品の品質を向上させることができる。加えて、本発明により得られる偏光子保護フィルムは、光拡散機能を有しており、拡散フィルムとしても作用するため、本発明により得られる偏光子保護フィルムを用いることにより、液晶表示装置などの電子部品の小型化が可能となる。
図1は、本発明の光拡散偏光子保護フィルムが適用される液晶表示装置の一例を示す図である。 図2は、従来例に係る液晶表示装置の一例を示す図である。 図3は、本発明の偏光子保護フィルムの製造方法を説明するための図である。 図4は、実施例における正面輝度および視野角の測定方法を説明するための図である。 図5は、実施例における正面輝度および視野角の測定結果を示す図である。 図6は、実施例における正面輝度および視野角の測定結果を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の光拡散偏光子保護フィルムが適用される液晶表示装置の一例を示す図である。図1に示すように、本発明に係る液晶表示装置1は、液晶パネル100と、バックライトユニット200とからなるものである。
具体的には、液晶パネル100は、図1に示すように、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11と偏光子保護フィルム13との間に偏光子12が挟持されてなる第1偏光板18と、液晶セル14と、一対の偏光子保護フィルム15,17の間に偏光子16が挟持されてなる第2偏光板19とを備え、これら第1偏光板18、液晶セル14および第2偏光板19を、この順で積層することにより構成される。
また、バックライトユニット200は、導光板21と、拡散フィルム22と、集光フィルム23,24とを備え、これらをこの順で積層することにより構成される。
そして、本発明に係る液晶表示装置1は、このような構成を有する液晶パネル100と、バックライトユニット200とを互いに積層することにより形成される。
ここで、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、後述する本発明の製造方法により製造されるフィルムであり、凹凸面11aと、平滑面11bとを備え、偏光子12を保護するための保護フィルムとして機能する他、光を拡散するための拡散フィルムとして機能するフィルムである。本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、図1に示すように、凹凸面11aを介して、集光フィルム24と積層されるとともに、他方では、平滑面11bを介して、偏光子12と積層される。
一方、図2は、従来例に係る液晶表示装置の一例を示す図である。図2に示すように、従来例に係る液晶表示装置1aは、液晶パネル100aと、バックライトユニット200aとからなるものであり、液晶パネル100aは、偏光子保護フィルム110と偏光子保護フィルム13との間に偏光子12が挟持されてなる第1偏光板180と、液晶セル14と、一対の偏光子保護フィルム15,17の間に偏光子16が挟持されてなる第2偏光板19とを備え、これら第1偏光板180、液晶セル14および第2偏光板19を、この順で積層することにより構成される。また、バックライトユニット200aは、導光板21と、拡散フィルム22と、集光フィルム23,24、拡散フィルム25とを備え、これらをこの順で積層することにより構成される。
ここで、図1に示す本発明に係る液晶表示装置1は、図2に示す従来例に係る液晶表示装置1aと比較して、集光フィルム24の上に拡散フィルム25を有さず、また、偏光子保護フィルム110の代わりに、上述したように、拡散フィルムおよび偏光子保護フィルムの2つのフィルムの機能を備えてなる本発明の光拡散偏光子保護フィルム11を用いてなるものである。このように、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11によれば、偏光子保護機能に加えて、光拡散機能を備えるものであるため、図2に示す従来例に係る液晶表示装置1aと比較して、拡散フィルム25を省略することができ、これにより、液晶表示装置の小型化を可能とするものである。
以下、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11の製造方法について、詳細に説明する。ここで、図3は、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11の製造方法を説明するための図である。
図3に示すように、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、光拡散偏光子保護フィルム11を構成することとなる熱可塑性樹脂を加熱溶融させた状態で、押出用Tダイ30からシート形状に溶融押出し、溶融押出しされたシート状の熱可塑性樹脂11cを、賦形ロール40およびニップロール50にて狭圧することにより製造される。
光拡散偏光子保護フィルム11の材料としての熱可塑性樹脂としては、特に限定されないが、ガラス転移温度Tgが100℃以上であり、かつ、透明な非晶性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂の具体例としては、たとえば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル変性ポリカーボネート樹脂、環状オレフィン樹脂などを用いることができる。その他、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどの結晶性樹脂などを用いることができる。
熱可塑性樹脂を溶融押出する際に用いる溶融押出機としては、特に限定されず、単軸押出機、二軸押出機のいずれも用いることができる。そして、本実施形態においては、単軸押出機、二軸押出機などの溶融押出機に、熱可塑性樹脂を供給し、ガラス転移温度Tg以上の温度で溶融させた後、溶融押出機に連結された押出用Tダイ30から、溶融状態の熱可塑性樹脂をシート状に溶融押出する。そして、溶融押出されたシート状の熱可塑性樹脂11cは、図3に示すように、賦形ロール40およびニップロール50にて狭圧される。
賦形ロール40は、その表面に凹凸パターンを有する剛性のロールであり、図3に示すように、ニップロール50とともに、図3に示す矢印の方向に回転することで、溶融押出されたシート状の熱可塑性樹脂11cを狭圧する。そして、シート状の熱可塑性樹脂11cを狭圧した際に、賦形ロール40の表面に形成された凹凸パターンが、熱可塑性樹脂11cに転写され、これにより、熱可塑性樹脂11cの表面に凹凸パターンが形成されることとなる。賦形ロール40としては、たとえば、金属製のロールの表面をサンドブラストや、放電加工、エッチングなどにより凹凸パターンが形成されたものなどを用いることができる。
なお、本発明においては、賦形ロール40の表面に形成される凹凸パターンとしては、得られる光拡散偏光子保護フィルム11の光拡散機能を良好なものとすることができるという観点より、ランダムパターンであることが好ましい。たとえば、賦形ロール40を作製する際における、凹凸パターンを形成する表面加工方法として、サンドブラストや、放電加工、エッチングなどを用いることにより、形成される凹凸パターンをランダムパターンとすることができる。
また、賦形ロール40の表面に形成される凹凸パターンは、最大表面粗さRmaxが、好ましくは20μm以下、より好ましくは15μm以下、さらに好ましくは2〜10μm、特に好ましくは5〜8μmであり、中心線平均粗さRaが、好ましくは0.1〜2.0μm、より好ましくは0.2〜1.5μm、さらに好ましくは0.5〜1.0μmである。最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRaを上記範囲とすることにより、得られる光拡散偏光子保護フィルム11の光拡散機能を良好なものとすることができる。たとえば、賦形ロール40を作製する際における、凹凸パターンを形成する表面加工方法として、サンドブラストや、放電加工、エッチングなどを用い、これらの処理条件を適宜設定することで、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRaを上記範囲とすることができる。
ニップロール50としては、特に限定されず、ゴム製のロール、金属製のロールのいずれであってもよいが、その表面が、鏡面または砂目であることが好ましい。なお、ニップロール50の表面が砂目である場合には、凹凸がなく、実質的に平坦面であると判断できる程度であればよいが、たとえば、中心線平均粗さRaが、0.4μm以下であることが好ましい。
シート状の熱可塑性樹脂11cを、賦形ロール40およびニップロール50で狭圧する際における、条件としては、特に限定されないが、賦形ロール40の温度を、シート状の熱可塑性樹脂11cのガラス転移温度Tgに対して、(Tg−40)〜(Tg+20)℃の範囲とすることが好ましく、(Tg−10)〜(Tg+10)℃の範囲とすることがより好ましい。賦形ロール40の温度を、上記範囲とすることにより、賦形ロール40の表面に形成されている凹凸パターンを、シート状の熱可塑性樹脂11cに良好に転写することができ、これにより、得られる光拡散偏光子保護フィルム11に形成される凹凸パターンを適切に制御することができる。
また、ニップロール50の温度は、特に限定されないが、シート状の熱可塑性樹脂11cのガラス転移温度Tgに対して、(Tg−50)〜Tg℃の範囲とすることが好ましく、(Tg−30)〜(Tg−10)℃の範囲とすることがより好ましい。また、ニップロール50の温度は、上記温度範囲であり、かつ、賦形ロール40の温度と比較して低い温度とすることが好ましい。ニップロール50の温度を上記範囲とすることにより、シート状の熱可塑性樹脂11cに対する、賦形ロール40の表面に形成されている凹凸パターンの転写精度をより高めることができる。
さらに、シート状の熱可塑性樹脂11cを、賦形ロール40およびニップロール50で狭圧する際における、狭圧荷重は、特に限定されないが、賦形ロール40の表面に形成されている凹凸パターンの転写精度をより高めることができるという観点より、ゴム製のロールを使用する場合は、好ましくは0.5kg/mm以上であり、より好ましくは4〜20kg/mm、さらに好ましくは8〜10kg/mmであり、金属製のロールを使用する場合は、好ましくは0.5kg/mm以上であり、より好ましくは10〜100kg/mm、さらに好ましくは40〜50kg/mmである。
なお、押出用Tダイ30から、シート状の熱可塑性樹脂11cを押出溶融する際における、シート状の熱可塑性樹脂11cの温度条件としては、特に限定されないが、賦形ロール40に接触する直前の温度が、150〜250℃の範囲であることが好ましく、180〜220℃の範囲であることがより好ましい。
特に、本発明においては、シート状の熱可塑性樹脂11cの賦形ロール40に接触する直前の温度を上記範囲とすることにより、熱可塑性樹脂11cを、賦形ロール40およびニップロール50に接触した直後には、溶融状態とし、これにより、賦形ロール40による、凹凸パターンの転写を容易なものとすることできる。しかも、本発明においては、賦形ロール40およびニップロール50の温度を上記範囲としておくことで、賦形ロール40による、凹凸パターンの転写を行なった後は、熱可塑性樹脂11cは、賦形ロール40およびニップロール50により冷却され、固化することとなり、これにより、転写された凹凸パターンを良好に維持することが可能となる。
そして、本実施形態においては、このような条件により、図3に示すように、押出用Tダイ30から、溶融状態の熱可塑性樹脂をシート状に溶融押出し、溶融押出されたシート状の熱可塑性樹脂11cを、賦形ロール40およびニップロール50にて狭圧することで、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11を製造する。
このようにして得られる本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、図3に示すように、凹凸面11aと、平滑面11bとを備えるものであり、凹凸面11aは、賦形ロール40の表面に形成された凹凸パターンが転写されることにより形成されるものである。一方、凹凸面11aの反対側の平滑面11bは、賦形ロール40とニップロール50とにより狭圧される際に、ニップロール50と接触することにより、凹凸のない平滑な面とされる。
そして、このようにして得られる本発明の光拡散偏光子保護フィルム11の凹凸面11aは、ランダムパターンの凹凸形状を有し、かつ、凹凸面11aの最大表面粗さRmaxが、好ましくは20μm以下、より好ましくは2〜10μm、さらに好ましくは5〜8μmであり、中心線平均粗さRaが、好ましくは0.1〜2.0μm、より好ましくは0.2〜1.5μm、さらに好ましくは0.5〜1.0μmであることが好ましい。
特に、本発明によれば、賦形ロール40として、その表面に、ランダムパターンの凹凸形状を有し、かつ、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRaが上述した範囲にあるものを用いることにより、これにより得られる本発明の光拡散偏光子保護フィルム11についても同様に、その凹凸面11aが、ランダムパターンの凹凸形状を有し、かつ、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRaが上記範囲にあるものとすることができ、これにより、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11を光拡散機能に優れたものとすることができる。具体的には、拡散偏光子保護フィルム11の凹凸面11aを、ランダムパターンの凹凸形状を有するものとすることにおり、液晶表示装置に組み込んだ場合に、干渉パターンを生じてしまうことを有効に防止することができ、さらには、凹凸面11aの中心線平均粗さRaを2.0μm以下とすることにより、正面輝度が高くムラの無い良好な画質を得ることができる。
また、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、導光板のドット柄隠蔽性という観点より、ヘイズ値が、50%以上であることが好ましく、60%以上であることがより好ましい。なお、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11のヘイズ値は、たとえば、凹凸面11aの最大表面粗さRmaxや中心線平均粗さRaを適宜調整することにより制御することができる。
加えて、本発明においては、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11を、凹凸面11aと反対側の面として平滑面11bを有する構成とすることにより、図1に示すように、平滑面11bの有する平滑性により、偏光子12を適切に保護することが可能となる。さらに、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、上述した特許文献1(特開2011−27777号公報)の技術のような光拡散粒子などの他の材料を含有しない単一材料からなるフィルムであるため、材料コストや製造コストを低く抑えることができる。また、単一材料からなるフィルムであるため、高い耐久性および強度を有するものであり、また、液晶表示装置1に組み込む際に、光拡散粒子が脱落すること等により異物が混入するおそれもないため、得られる液晶表示装置1の信頼性を向上させることができる。加えて、本発明の製造方法においては、既存の製膜設備に備えら得た成形用ロールを、本発明所定の賦形ロールに置き換えればよく、そのため、製造に係る投資コストも低く抑えることが可能となる。
また、上述したように、本発明の光拡散偏光子保護フィルム11は、図2に示す従来例に係る液晶表示装置1aを構成する拡散フィルム25と光子保護フィルム110との機能を兼ね備えるものであるため、従来例に係る液晶表示装置1aと比較して、拡散フィルム25を省略することができ、これにより、液晶表示装置を製造する際における製造工程を一工程減らすことができ、製造時における異物の混入などの不具合の発生の割合を低く抑えることができ、これにより、生産効率の向上に加えて、最終製品としての液晶表示装置の品質を向上させることができる。また、拡散フィルム25を省略することで、液晶表示装置の小型化も可能となる。
なお、本発明においては、上記方法により得られた光拡散偏光子保護フィルム11について、延伸などの後加工を行なってもよい。たとえば、光拡散偏光子保護フィルム11を延伸する際には、従来公知のフィルム延伸装置等を用いて、熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tgに対して、好ましくは(Tg+10)〜(Tg+20)℃の雰囲気下で、好ましくは1.2〜1.5倍に延伸することが好ましい。延伸を行なうことにより、光拡散偏光子保護フィルム11の面積を大きくできることによる生産効率の向上効果に加えて、光学特性を向上させることができる(特に、正面輝度が高く、視野角を広くすることができる。)。
以下に、実施例を挙げて、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。
<実施例1>
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネート(カリバー(登録商標)、301−10、住化スタイロン ポリカーボネイト(株)製、ガラス転移温度Tg=149℃)を準備し、準備したポリカーボネートを用いて、図3に示す成形用ダイ30、賦形ロール40、およびニップロール50を備えてなる製造設備を用いて、幅300mm、厚さ135μmの光拡散偏光子保護フィルムの製造を行なった。本実施例においては、成形用ダイ30を介して、熱可塑性樹脂としてのポリカーボネートを溶融押出するための溶融押出機として、単軸押出機(UST−50、(株)プラスチック工学研究所製)を用いた。また、本実施例においては、賦形ロール40として、その表面が放電加工により加工され、ランダムパターンの凹凸形状(梨地形状)を有し、最大表面粗さRmaxが16μm、中心線平均粗さRaが1μmである直径250mmのロールを、ニップロール50として、表面が鏡面仕上げ加工された直径230mmのロールをそれぞれ用いた。なお、本実施例では、賦形ロール40の温度を135℃、ニップロール50の温度を120℃とし、これらにより狭圧する際の狭圧荷重を4kg/mmとした。
そして、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、以下の方法により、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。
最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa
触針式表面粗さ計(サーフコム1500A、東京精密(株)製)により、光拡散偏光子保護フィルムの賦形ロール40との接触面(凹凸面11a)について、最大表面粗さRmax、および中心線平均粗さRaの測定を行なった。結果を表1に示す。
ヘイズ
光拡散偏光子保護フィルムのヘイズを、濁度計(ヘイズメーター NDH2000、日本電色工業(株)製)を用いて、JIS K7136に準拠して測定した。結果を表1に示す。
全光線透過率
光拡散偏光子保護フィルムの全光線透過率を、濁度計(ヘイズメーター NDH2000、日本電色工業(株)製)を用いて、JIS K7105に準拠して測定した。結果を表1に示す。
正面輝度・視野角
光拡散偏光子保護フィルムの正面輝度および視野角の測定は、次の方法により行なった。
すなわち、まず、光拡散偏光子保護フィルムを用いて、図4に示すように、集光フィルム23,24、光拡散偏光子保護フィルム11、偏光子12、偏光子保護フィルム13、液晶セル14、偏光子保護フィルム15、偏光子16、および偏光子保護フィルム17を、この順に積層してなる測定用サンプル100を作製した。なお、測定用サンプル100においては、光拡散偏光子保護フィルム11を、光拡散偏光子保護フィルムの賦形ロール40との接触面(凹凸面11a)が、集光フィルム24側に、ニップロール50との接触面(平坦面11b)が、偏光子12側に向くような方向に配置した。また、測定用サンプル100においては、一般的な液晶表示装置と同様に2枚の集光フィルム(プリズムフィルム)23,24を用い、これらに備えられたプリズムの山を直交させた状態で重ねた。
そして、このような測定用サンプル100に対して、集光フィルム23側に、拡散光源を配置し、拡散光源により拡散光の照射を行なった状態にて、CCDカメラを用いて、正面輝度(90°方向の輝度)の測定、および視野角(60°方向、75°方向、105°方向、120°方向の輝度)の測定を行なった。得られた結果を図5に示す。なお、図5においては、光拡散偏光子保護フィルム11を使用しない場合をリファレンスとし、リファレンスに対する輝度比をプロットして示した(後述する図6についても同様。)。
<実施例2>
賦形ロール40の温度を135℃から145℃に変更した以外は、実施例1と同様にして、光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を表1および図5に示す。
<実施例3>
賦形ロール40を、最大表面粗さRmaxが16μmのものから8μmのものに変更した以外は、実施例2と同様にして、光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を表1および図5に示す。
<実施例4>
実施例2で得られた光拡散偏光子保護フィルムを、155℃の雰囲気で、1.5倍に延伸することにより、延伸光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた延伸光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を図5に示す。
<実施例5>
実施例2で得られた光拡散偏光子保護フィルムを、160℃の雰囲気で、1.5倍に延伸することにより、延伸光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた延伸光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を図5に示す。
Figure 0006509482
<評価>
表1に示す結果より、本発明の製造方法により製造した実施例1〜3の光拡散偏光子保護フィルムは、いずれもヘイズが50%以上、全光線透過率が90%以上であり、光学特性に優れるものであることが確認できる。さらに、図5に示す結果より、本発明の製造方法により製造した実施例1〜6の光拡散偏光子保護フィルムは、いずれも、正面輝度(90°方向の輝度)が高く、また、視野角(60°方向、75°方向、105°方向、120°方向の輝度)も良好であることが確認できる。なお、図5中においては、ビーズ塗布型の拡散板(ヘイズ93%、約200μm)を、図4に示すように、凹凸面が集光フィルム24側に、平坦面が偏光子12側に向くように配置した場合における、測定結果も参考データとして併せて示しており、ビーズ塗布型の拡散板においては、正面輝度、および75°方向、105°方向における視野角に著しく劣る結果となった。
これらの結果より、本発明の製造方法により得られる光拡散偏光子保護フィルムは、光学特性に優れており、液晶表示装置に良好に適用することができるといえる。
<実施例6>
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネートの代わりに、アクリル変性ポリカーボネート樹脂(MB6001UR、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、ガラス転移温度Tg=105℃)を用いた以外は、実施例1と同様にして、光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を表2および図6に示す。
<実施例7>
賦形ロール40を、最大表面粗さRmaxが16μmのものから8μmのものに変更した以外は、実施例6と同様にして、光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を表2および図6に示す。
<実施例8>
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネートの代わりに、ポリエチレンテレフタレート(TR3000H、帝人(株)製、ガラス転移温度Tg=75℃)を用いた以外は、実施例1と同様にして、光拡散偏光子保護フィルムを得て、得られた光拡散偏光子保護フィルムについて、同様にして、最大表面粗さRmax、中心線平均粗さRa、ヘイズ、全光線透過率、正面輝度および視野角の測定を行なった。結果を表2および図6に示す。
Figure 0006509482
<評価>
表2に示す結果より、熱可塑性樹脂として、ポリカーボネートの代わりに、アクリル変性ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレートを用いた場合でも、得られる光拡散偏光子保護フィルムは、いずれもヘイズが50%以上、全光線透過率が90%以上であり、光学特性に優れるものであることが確認できる。さらに、図6に示す結果より、得られる光拡散偏光子保護フィルムは、いずれも、正面輝度(90°方向の輝度)が高く、また、視野角(60°方向、75°方向、105°方向、120°方向の輝度)も良好であることが確認できる。なお、図6においても、図5と同様に、ビーズ塗布型の拡散板の測定結果を参考データとして併せて示した。
11…光拡散偏光子保護フィルム
11a…凹凸面
11b…平坦面
11c…熱可塑性樹脂
30…押出用Tダイ
40…賦形ロール
50…ニップロール

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂を成形用ダイからシート状に溶融押出しする工程と、
    溶融押出しされた前記シート状の熱可塑性樹脂を、溶融した状態のまま、表面に凹凸パターンを有する最大表面粗さRmaxが5〜20μmである第1ロールに接触させ、前記第1ロールと、第2ロールとにより狭圧し、一方の面に、最大表面粗さRmaxが5〜20μm、かつ、ヘイズ値が60%以上となるように凹凸パターンを形成する工程と、
    凹凸パターンを形成した前記シート状の熱可塑性樹脂を延伸する工程と、を備え、
    前記凹凸パターンを形成する工程において、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tgに対して、前記第1ロールの温度を、(Tg−40)〜(Tg+20)℃の範囲とすることを特徴とする光拡散機能を有する偏光子保護フィルムの製造方法。
  2. 前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tgに対して、前記第2ロールの温度を、(Tg−50)〜Tg℃の範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の偏光子保護フィルムの製造方法。
  3. 前記第1ロールの表面に形成された凹凸パターンがランダムパターンであることを特徴とする請求項1または2に記載の偏光子保護フィルムの製造方法。
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