JP6487758B2 - タイヤ加硫金型、それを用いた空気入りタイヤの製造方法、及び、空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ加硫金型、それを用いた空気入りタイヤの製造方法、及び、空気入りタイヤ Download PDF

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本発明は、タイヤの外観不良を抑制しうるタイヤ加硫金型、それを用いた空気入りタイヤの製造方法、及び、空気入りタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、タイヤ加硫金型が記載されている。このタイヤ加硫金型は、トレッド成形面を有するトレッドセグメントと、サイドウォール成形面を有するサイドウォール型とが割面で合わされている。また、このタイヤ加硫金型は、トレッド成形面に、割面に沿ってのびる凸条部を具えている。このような凸条部は、金型を閉じる型締時、生タイヤの外面が前記割面に接触するのを遅らせ、ひいてはゴム部材が前記割面内に噛み込まれるのを防ぐ。割面に噛み込まれたゴムは、後にバリとなってタイヤの外観を悪化させるので、特許文献1のタイヤ加硫金型は、このようなバリの発生を防止する効果が期待される。
しかしながら、特許文献1のタイヤ加硫金型では、凸条部の割面とは反対側の背面側に空気が残留し、これが閉じ込められたまま加硫されるおそれがあった。このため、特許文献1のタイヤ加硫金型では、空気の残留によるタイヤの外面の凹み(以下、「ベア」という場合がある。)等の成形不良が発生し易い傾向があった。
特開2014−113743号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、割面に沿って設けられた凸条部の形状を改善することを基本として、バリの発生や成形不良をともに抑制しうるタイヤ加硫金型を提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部と、その両側に連なってタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部とを有する空気入りタイヤを成形するための加硫金型であって、前記トレッド部を成形するトレッド成形面を有するトレッドセグメントと、前記サイドウォール部を成形するサイドウォール成形面を有するサイドウォール型とを含み、前記トレッドセグメントと前記サイドウォール型とは、接離可能に配されるとともに、タイヤ加硫時の型締時に互いに接触して前記トレッド成形面と前記サイドウォール成形面とを割面で連続させ、前記トレッド成形面又は前記サイドウォール成形面の少なくとも一方は、前記割面に隣接した位置でタイヤ側に突出する第1凸条部を含み、前記第1凸条部は、第1隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第1突起から形成されていることを特徴としている。。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記トレッド成形面は、前記第1凸条部と、前記第1凸条部のタイヤ半径方向外側側に隣接した位置でタイヤ側に突出する第2凸条部とを含み、前記第2凸条部は、第2隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第2突起から形成されているのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1隙間と前記第2隙間とは、タイヤ周方向に位置ずれしているのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第2隙間は、前記第1隙間よりも大きいタイヤ周方向の幅を有するのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1凸条部と前記第2凸条部とは、タイヤ半径方向に1.0〜3.0mmの距離を隔てているのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1突起は、前記第2突起よりも大きい高さを有するのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1突起のタイヤ回転軸を含む横断面は、半円状であり、前記第2突起の前記横断面は、台形状であるのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1凸条部は、前記トレッド成形面に設けられ、前記サイドウォール成形面は、前記割面に隣接した位置でタイヤ側に突出する第3凸条部を含み、前記第3凸条部は、第3隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第3突起から形成されているのが望ましい。
本発明のタイヤ加硫金型において、前記第1隙間と前記第3隙間とは、タイヤ周方向に位置ずれしているのが望ましい。
本発明の第2の態様は、上記のいずれかのタイヤ加硫金型を用いて生タイヤを加硫して空気入りタイヤを成形する工程を含む空気入りタイヤの製造方法である。
本発明の第3の態様は、上記の空気入りタイヤの製造方法で製造された空気入りタイヤである。
本発明のタイヤ加硫金型のトレッドセグメントとサイドウォール型とは、接離可能に配されるとともに、タイヤ加硫時の型締時に互いに接触してトレッド成形面とサイドウォール成形面とを割面で連続させている。しかも、トレッド成形面又はサイドウォール成形面の少なくとも一方は、割面に隣接した位置でタイヤ側に突出する第1凸条部を含んでいる。このような第1凸条部は、型締時、生タイヤの外面が前記割面に接触するのを遅らせ、ひいてはゴム部材が前記割面内に噛み込まれるのを防ぐ。このため、タイヤ表面でのバリの発生が抑制される。
第1凸条部は、第1隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第1突起から形成されている。これにより、加硫成形時、第1凸条部の割面とは反対側である背面側の空気は、第1隙間を通って、例えば、割面を通って排出される。このため、本発明のタイヤ加硫金型によれば、ベア等の成形不良の発生が効果的に抑制される。
本発明の一実施形態のタイヤ加硫金型の断面図である。 第1凸条部及び第2凸条部の拡大斜視図である。 図2の第1凸条部及び第2凸条部の平面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の他の実施形態における第1凸条部及び第2凸条部の平面図である。 本発明の他の実施形態における第1凸条部及び第2凸条部の平面図である。 本発明の他の実施形態の第1凸条部及び第2凸条部の拡大斜視図である。 図7の第1凸条部、第2凸条部、及び、第3凸条部の横断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態のタイヤ加硫金型1の断面図が示されている。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ加硫金型(以下、単に「加硫金型」と記載する場合がある。)1は、その内側に、未加硫の生タイヤ2の外面2sを成形する成形面を具えている。生タイヤ2は、加硫金型1内で加熱されるとともに、内側から、膨張したブラダー(図示省略)によって成形面側に押圧される。これにより、生タイヤ2は、加硫成形される。
生タイヤ2は、トレッド部3と、その両端でタイヤ半径方向内方にのびるサイドウォール部4と、そのタイヤ半径方向内側のビード部5とを具えている。生タイヤ2は、例えば、トレッド部3からサイドウォール部4を経てビード部5に至るカーカスや、カーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部3の内部に配されたベルト層等で補強される。なお、図1において、カーカス及びベルト層は省略されている。
本実施形態のタイヤ加硫金型1は、トレッドセグメント6、サイドウォール型7、及び、ビード型8を含んでいる。トレッドセグメント6は、トレッド部3を成形するトレッド成形面6sを有している。トレッドセグメント6は、タイヤ周方向に複数配され、トレッド部の全周を成形する。サイドウォール型7は、サイドウォール部4を成形するサイドウォール成形面7sを有している。ビード型8は、ビード部5を成形するビード成形面5sを有している。
トレッドセグメント6とサイドウォール型7とは、接離可能に配されている。トレッドセグメント6とサイドウォール型7とは、タイヤ加硫時の型締時に互いに接触してトレッド成形面6sとサイドウォール成形面7sとを割面9で連続させる。
トレッド成形面6s又はサイドウォール成形面7sの少なくとも一方は、第1凸条部10を有している。本実施形態では、トレッド成形面6sに第1凸条部10が設けられている。第1凸条部10は、割面9に隣接した位置でタイヤ側に突出している。このような第1凸条部10は、加硫成形時、生タイヤ2の外面が前記割面9に接触するのを遅らせ、ゴム部材が割面9内に噛み込まれるのを防ぐ。このため、タイヤ表面でのバリの発生が抑制される。
望ましい態様として、本実施形態では、第1凸条部10のタイヤ半径方向内側の端部が、割面9に直接接続されている。これにより、上述の効果がさらに発揮される。
本実施形態では、トレッド成形面6sに、さらに第2凸条部20が設けられている。第2凸条部20は、第1凸条部10のタイヤ半径方向外側に隣接した位置でタイヤ側に突出している。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではなく、第1凸条部10が配されていれば良い。
図2には、第1凸条部10及び第2凸条部20の拡大斜視図が示されている。図2に示されるように、第1凸条部10は、複数の第1突起12から形成されている。第1突起12は、タイヤ周方向に沿って円弧状にのび、第1隙間11を介してタイヤ周方向に隔設されている。これにより、加硫成形時、第1凸条部10の割面9とは反対側である背面側の空気は、第1隙間11を通って、例えば、割面9を通って排出される。このため、本発明のタイヤ加硫金型によれば、ベア等の成形不良の発生が効果的に抑制される。
第2凸条部20は、例えば、複数の第2突起22から形成されている。第2突起22は、タイヤ周方向に沿ってのび、第2隙間21を介してタイヤ周方向に隔設されている。
望ましい態様として、第2隙間21は、第1隙間11とはタイヤ周方向に位置ずれして設けられている。このような第2凸条部20は、加硫成形時、空気の排出を阻害することなく、ゴムが第1隙間11を通って割面9に進入するのを抑制する。このため、バリ及びベアの発生がさらに抑制される。
図3には、図2の第1凸条部10及び第2凸条部20の平面図が示されている。図3に示されるように、第1凸条部10と第2凸条部20との距離d1は、例えば、1.0〜5.0mmであり、望ましくは1.0〜3.0mmである。
第1隙間11の幅W1及び第2隙間21の幅W2は、例えば、0.5〜2.0mmである。このような第1隙間11及び第2隙間21は、割面9へのゴムの進入を抑制しつつ、空気を排出することができる。
第2隙間21の幅W2は、第1隙間11の幅W1よりも大きいのが望ましい。第2隙間21の幅W2が第1隙間11の幅W1よりも小さい場合、加硫成形時、第1凸条部10と第2凸条部20との間にゴムが早期に進入し、第2凸条部20の割面9とは反対側である背面側に空気が残留するおそれがある。好ましくは、第2隙間21の幅W2は、第1隙間11の幅W1の1.75倍以上、より好ましくは1.90倍以上であり、好ましくは2.25倍以下、より好ましくは2.10倍以下である。
第1突起12のタイヤ周方向の長さL1及び第2突起22のタイヤ周方向の長さL2は、例えば、30〜70mmである。このような第1突起12及び第2突起22は、バリ及びベアの発生を効果的に抑制し得る。本実施形態では、第1突起12と第2突起22とは、同一の長さを有している。
図4には、図3のA−A線断面図が示されている。図4に示されるように、望ましい態様として、第1突起12の断面形状は、例えば、半円状である。第2突起22の断面形状は、例えば、台形状である。これにより、加硫成形後、加硫金型からタイヤが取り出されるとき、第1凸条部10側からゴムが容易に離型する。このため、離型性が向上し、離型剤の塗布の頻度が少なくなる等、生産性が高められる。
第1突起12の高さh1及び第2突起22の高さh2は、例えば、1.0〜3.0mmが望ましい。望ましい態様として、第1突起12の高さh1は、第2突起22の高さh2よりも大きいのが望ましい。第1突起12の高さh1が、第2突起22の高さh2よりも小さい場合、第2凸条部20の前記背面側に空気が残留するおそれがある。好ましくは、第1突起12の高さh1は、第2突起22の高さh2の1.05倍以上、より好ましくは1.15倍以上であり、好ましくは1.35倍以下、より好ましくは1.25倍以下である。
図5乃至図8には、本発明の他の実施形態を説明するための図が示されている。図5乃至図8において、前記実施形態と共通する構成には、同一の符号が付されており、説明は省略される。
図5及び図6には、それぞれ、本発明の他の実施形態における第1凸条部10及び第2凸条部20の平面図が示されている。図5に示される実施形態では、第1隙間11及び第2隙間21は、例えば、割面9側に向かって幅が漸増している。このような第1隙間11及び第2隙間21は、積極的に空気を割面9側に案内するのに役立つ。
図6に示される実施形態では、第1隙間11及び第2隙間21が、各突起の長さ方向に対して傾斜している。望ましい態様として、第1隙間11と第2隙間21とは、互いに逆向きに傾斜している。このような各隙間11、21は、加硫成形後のタイヤにおいて、金型の各凸条部10、20で形成される溝の内部に、タイヤ半径方向に対して傾斜したリブを形成する。このようなリブは、タイヤ半径方向に沿ってのびるものよりも、走行時の風切り音が小さく、ノイズ性能に寄与する。
図7には、本発明のさらに他の実施形態の第1凸条部10及び第2凸条部20の拡大斜視図が示されている。図7に示されるように、この実施形態では、第1凸条部10及び第2凸条部20に加え、第3凸条部30が設けられている。第3凸条部30は、サイドウォール成形面7sに設けられ、割面9に隣接した位置でタイヤ側に突出している。このような第3凸条部30は、加硫成形時、生タイヤの外面が割面9に接触するのをさらに遅らせ、ゴムが割面9内に噛み込むのを防ぐ。このため、タイヤ表面でのバリの発生がさらに抑制される。
第3凸条部30は、例えば、複数の第3突起32から形成されている。第3突起32は、タイヤ周方向に沿ってのび、第3隙間31を介してタイヤ周方向に隔設されている。これにより、加硫成形時、第3凸条部30の割面9とは反対側である背面側の空気は、第3隙間31を通って排出される。
望ましい態様として、第3隙間31は、例えば、第1隙間11とタイヤ周方向に位置ずれしている。このような第3凸条部30は、加硫成形時、空気の排出を阻害することなく、ゴムが第3隙間31を通って割面9に進入するのを抑制する。このため、バリ及びベアの発生がさらに抑制される。
図8には、図7の第1凸条部10、第2凸条部20、及び、第3凸条部30の横断面図が示されている。図8に示されるように、第1凸条部10と第3凸条部30との間の領域は、トレッド成形面6s又はサイドウォール成形面7sよりも凹んでいるのが望ましい。これにより、加硫成形時、生タイヤの外面が割面9に接触するのがさらに遅れるため、ゴム部材が割面9内に進入するのが抑制される。
この実施形態では、第1凸条部10、第2凸条部20、及び、第3凸条部30が設けられているが、本発明では、例えば、第1凸条部10及び第3凸条部30のみが設けられる態様でも良い。
上述した本発明の各タイヤ加硫金型は、公知の空気入りタイヤの製造方法に適用され得る。また、本発明のタイヤ加硫金型を用いた空気入りタイヤの製造方法で得られた空気入りタイヤは、上述した金型の凸条部及び隙間に対応した反転模様が外面に現れる。
以上、本発明の一実施形態のタイヤ加硫金型が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
実施例として、少なくとも図2で示される第1凸条部を有するタイヤ加硫金型が試作された。比較例1として、第1凸条部を有していないタイヤ加硫金型が試作された。比較例2として、上述した第1凸条部ではなく、トレッド成形面の割面に隣接した位置にタイヤ全周に亘って連続してのびる突起が設けられたタイヤ加硫金型が試作された。各タイヤ加硫金型を用いて、タイヤが1000本試作され、ベア及びバリの発生率が測定された。測定方法は、以下の通りである。
<バリの発生率>
割面に起因する幅が2mm以上のバリの発生率が測定された。結果は、比較例1を100とする指数であり、数値が小さい程、バリの発生率が小さく、良好であることを示す。
<ベアの発生率>
割面付近に発生したベアの発生率が測定された。結果は、比較例1を100とする指数であり、数値が小さい程、ベアの発生率が小さく、良好であることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0006487758
テストの結果、実施例のタイヤ加硫金型は、バリやベア等の成形不良を効果的に抑制していることが確認できた。
3 トレッド部
4 サイドウォール部
6s トレッド成形面
6 トレッドセグメント
7s サイドウォール成形面
7 サイドウォール型
9 割面
10 第1凸条部
11 第1隙間
12 第1突起

Claims (9)

  1. トレッド部と、その両側に連なってタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部とを有する空気入りタイヤを成形するための加硫金型であって、
    前記トレッド部を成形するトレッド成形面を有するトレッドセグメントと、
    前記サイドウォール部を成形するサイドウォール成形面を有するサイドウォール型とを含み、
    前記トレッドセグメントと前記サイドウォール型とは、接離可能に配されるとともに、タイヤ加硫時の型締時に互いに接触して前記トレッド成形面と前記サイドウォール成形面とを割面で連続させ、
    前記トレッド成形面は、前記割面に隣接した位置でタイヤ側に突出する第1凸条部と、前記第1凸条部のタイヤ半径方向外側に隣接した位置でタイヤ側に突出する第2凸条部とを含み、
    前記第1凸条部は、第1隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第1突起から形成され
    前記第2凸条部は、第2隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第2突起から形成されていることを特徴とするタイヤ加硫金型。
  2. 前記第1隙間と前記第2隙間とは、タイヤ周方向に位置ずれしている請求項記載のタイヤ加硫金型。
  3. 前記第2隙間は、前記第1隙間よりも大きいタイヤ周方向の幅を有する請求項1又は2記載のタイヤ加硫金型。
  4. 前記第1凸条部と前記第2凸条部とは、タイヤ半径方向に1.0〜3.0mmの距離を隔てている請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ加硫金型。
  5. 前記第1突起は、前記第2突起よりも大きい高さを有する請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ加硫金型。
  6. 前記第1突起のタイヤ回転軸を含む横断面は、半円状であり、
    前記第2突起の前記横断面は、台形状である請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤ加硫金型。
  7. 記サイドウォール成形面は、前記割面に隣接した位置でタイヤ側に突出する第3凸条部を含み、
    前記第3凸条部は、第3隙間を介してタイヤ周方向に沿ってのびる複数の第3突起から形成されている請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ加硫金型。
  8. 前記第1隙間と前記第3隙間とは、タイヤ周方向に位置ずれしている請求項記載のタイヤ加硫金型。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のタイヤ加硫金型を用いて生タイヤを加硫して空気入りタイヤを成形する工程を含む空気入りタイヤの製造方法。
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