JP6482418B2 - 薬剤揮散装置 - Google Patents

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Description

この発明は、薬剤揮散体を容器に収納した薬剤揮散装置に関する。
住宅において、窓や玄関などは、害虫の侵入口となる。これに対する侵入口からの害虫の侵入を抑制する方法として、これらの場所に防虫具を配することが考えられる。
このような防虫具の例としては、ネットに揮散性の防虫剤を保持させ、これを、開放窓を有する容器に収納した防虫具(特許文献1〜2参照)等が知られている。
特開2010−200633号公報 特開2013−039112号公報
ところで、これらの防虫具は、窓や玄関などに吊り下げられて使用される場合が多いが、この窓や玄関からの風を受ける防虫具の正面開口部には、平板状の桟や格子が組み込まれており、この桟や格子に跳ね返される風が生じてしまう。このため、防虫具内部のネット等の薬剤担持体に接触する風が少なくなり、結果的に、揮散させることのできる薬剤量を減少させていることとなる。
また、防虫具の正面開口部から吹き込んだ風は、そのまま背面開口部に抜けやすく、室内の防虫具の両側面付近や上下面付近は、空気の流れが少なく、かえって揮散している薬剤量が少なくなるおそれが生じる。
ところで、この問題は、防虫剤以外に、忌避剤、芳香剤、抗菌剤等揮散性薬剤を用いた場合にも、同様の問題を生じる場合がある。
そこでこの発明は、防虫具に吹く風を有効に防虫具内に取り込んで、より効率的に薬剤を揮散させ、また、防虫具の両側面付近や上下面付近に揮散している薬剤を増やすことを目的とする。
この発明は、常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分からなる揮散性薬剤を保持させた薬剤揮散体、及びこの薬剤揮散体を収納する容器からなる薬剤揮散装置であって、前記容器の少なくとも正面、背面及び両側面に開口部を有し、前記容器の正面及び背面の開口部には、複数本の桟が取り付けられ、前記桟は、前記容器の外部側に配される頂部の幅を、前記容器の内部側に配される底部の幅より狭くすることにより、前記頂部から前記底部にかけて広がるテーパーが形成され、前記容器の正面の開口部の面積は、前記正面の面積全体の20%以上50%以下であり、前記容器の背面の開口部の面積は、前記背面の面積全体の20%以上50%以下である薬剤揮散装置を用いることにより、前記の課題を解決したのである。
この発明にかかる薬剤揮散装置は、風を受ける容器正面の開口部に特定のテーパー状に形成された桟が用いられているので、容器正面の開口部に受けた風を跳ね返させることなく容器内部の薬剤揮散体に送り込むことができ、薬剤の揮散をより効率よく行うことができる。
また、前記の特定のテーパー状に形成された桟によって、効率よく容器内部に送り込まれた風は、容器内部に収納された薬剤揮散体によって流れが乱され、容器の両側面及び上下面の開口部から、前記容器に吹き込む風の速度以上の速度を有する風を送り出すことができ、防虫具の両側面付近や上下面付近に揮散性薬剤を効率よく送り出すことができる。特に、風が吹き込まれる側の容器の面に設けられた1本の桟と隣の桟との容器周縁における距離を、容器中央部を通る中央桟における距離より長くすることにより、容器の両側面及び上下面の開口部から送り出される風の速度をより速くすることができる。
この発明にかかる薬剤揮散装置の例を示す分解斜視図 (a)繊維状物から構成される構造体の例を示す正面図、(b)〜(c)レース編みの編み組方法の例を示す模式図 (a)立体構造体の例を示す斜視図、(b)〜(c)波状体の例を示す正面図、(d)〜(f)波状体の交差の例を示す部分拡大図 (a)〜(f)容器の例を示す六面図 (a)この発明にかかる薬剤揮散装置の例を示す正面図、(b)(a)のb−b断面図 (a)桟の例を示す断面斜視図、(b)〜(h)桟の他の例を示す断面図 (a)〜(b)他の容器の例を示す正面図 この発明にかかる薬剤揮散装置の使用例を示す模式図
この発明に係る薬剤揮散装置11は、図1に示すような、常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分からなる揮散性薬剤を保持させた薬剤揮散体12、及びこの薬剤揮散体を収納する容器13からなる装置である。
[揮散性薬剤(常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分)]
前記揮散性薬剤(常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分)は、常温で揮散性を有するピレスロイド系殺虫成分であり、常温において有効成分が揮散するものであれば、特に限定されるものではない。
この常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分の例としては、トランスフルトリン、メトフルトリン、エムペントリン、プロフルトリン等があげられる。これらの化合物のなかには、不斉炭素や不飽和結合に基づく光学異性体または幾何異性体が存在する場合があるが、それらの各々単独もしくは任意の混合物も本発明に包含されることはもちろんである。なお、上記の常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分に加えて、他の殺虫成分として、アレスリン、フラメトリン、プラレトリン、レスメトリン、フタルスリン、フェノトリン、天然ピレトリン等のピレスロイド系殺虫成分、ジクロルボス、フェニトロチオン、マラソン等の有機リン系殺虫成分、メトプレン、ハイドロプレン等の昆虫成長制御剤等を適宜、添加して使用してもよい。
[薬剤揮散体]
前記薬剤揮散体12は、前記揮散性薬剤を保持させた構造体であり、図2(a)に示すような、樹脂製のステープルやフィラメントを撚り合わせて繊維とし、前記薬剤揮散体をこの繊維の隙間に含浸させて保持させた繊維状物から構成される構造体12aや、図1や図3(a)に示すような、樹脂に前記薬剤揮散体を溶融混練させて保持させた樹脂組成物を成形した立体構造体12b等があげられる。図1や図3(a)に示す立体構造体は、2つの立体構造体12bを並べて示したものである。
[樹脂]
前記樹脂は、そのままで、又は後述する担体を使用して、前記揮散性薬剤を含有させて樹脂組成物としたとき、この含有させた前記揮散性薬剤を徐々に表面から揮散させることが可能である樹脂であれば特に限定されるものではない。
このような樹脂の例としては、分岐低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂や、あるいは、これらとカルボン酸エステル(酢酸ビニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等)とのポリオレフィン系共重合体等があげられる。かかるカルボン酸エステルは、樹脂表面からの揮散性薬剤の揮散をコントロールするのに効果的で、一般にカルボン酸エステルのポリオレフィン系樹脂に対する配合比率が高くなるほど揮散性薬剤のブリードの速度を遅らせる傾向を有する。本発明では、カルボン酸エステルがポリオレフィン系樹脂に対して1〜35重量%配合された、エチレン−ビニルアセテート共重合体(EVA)やエチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)等が好適に使用される。
また、ポリオレフィン系共重合体とオレフィンの単独重合体との含有比率を調整して混合したポリマーブレンドを用いることもできるし、必要に応じてスチレン系エラストマー等の他の高分子化合物を含有させることもできる。
なお、前記カルボン酸エステルとは、不飽和カルボン酸エステル又はカルボン酸ビニルエステルを意味する。
前記樹脂には、必要に応じて、タルク、アルミナ、シリカ、ホワイトカーボン等の担体を併用してもよく、更に着色剤、安定剤、帯電防止剤等を適宜配合しても構わない。担体を使用すると、第一段階で樹脂に揮散性薬剤を高濃度に含有させたマスターバッチを調製し、第二段階で更に樹脂を用いて所定濃度に希釈する製造工程を採用することができ便利である。また、樹脂組成物内部から表面部にかけての連通気泡を生じ、内部の揮散性薬剤が表面にブリードしやすくなる場合もある。
[繊維状物から構成される構造体]
前記の繊維状体から構成される構造体としては、図2(a)に示すようなネット12a’等があげられる。このネット12a’は、前記容器13に収納可能であればよく、折り曲げ等を行って収納してもよい。
このネット12a’を形成する方法としては、前記揮散性薬剤を保持させる前の繊維を、熱融着により、格子状に接合して、ネットとする方法、図2(b)や(c)に示す方法でレース編みを行い、ネット状の編物を得る方法等があげられる。
これらのネット12a’等を製造した後、これらネット12a’等を構成する繊維に前記揮散性薬剤を含浸等により保持させることにより、前記の繊維状体から構成される構造体を得ることができる。
ところで、図2(b)に示すレース編みは、それぞれの列a、b、c、dに、それぞれ1本の経糸A、B、C、Dを配し、その経糸を1本あけて隣の経糸、すなわち、経糸Aなら経糸Cに、経糸Bなら経糸Dに絡み合わせることによって編まれるものであり、また、図2(c)に示すレース編みは、それぞれの列a,b,c,dに、それぞれ2本の経糸A1とA2,B1とB2,C1とC2,D1とD2を1本ずつ配し、1本の経糸を1本あけて隣の経糸、すなわち、経糸A1なら経糸C1及びC2、経糸B1なら経糸D1及びD2に絡み合わせると共に、残りの経糸A2、B2、C2、D2はそのままの列を保持して経方向に走らせることによって編まれるものである。
前記繊維状物に含浸させる揮散性薬剤の含浸量は、使用する揮散性薬剤の種類、繊維を構成する樹脂の種類、使用環境、使用期間等によって適宜決定される。使用期間が長くなるほど揮散性薬剤の含有量を高くする必要があるが、5〜50重量%の範囲に設定するのが適当である。5重量%未満であると、効果を奏するのに必要な薬量を確保することが難かしく、一方、50重量%を超えると、繊維状物に揮散性薬剤を保持しきれなくなり、ベタツキが生じたり、ひどい場合には、薬剤が繊維状物から分離してしまう可能性がある。含有量のより好ましい範囲は、10〜40重量%である。
[立体構造体]
前記立体構造体12bは、樹脂組成物からなる立体的な構造体であり、前記容器に収納可能な構造体である。
この立体構造体12bは、前記樹脂組成物を射出成形等することによって、成形することが可能である。この射出成形条件は、使用する樹脂の種類、各成分の配合割合等を勘案して、周知の条件で行うことができる。
前記樹脂組成物中における揮散性薬剤の含有量は、使用する揮散性薬剤の種類、樹脂の種類、使用環境、使用期間等によって適宜決定される。使用期間が長くなるほど揮散性薬剤の含有量を高くする必要があるが、1〜20重量%の範囲に設定するのが適当である。1重量%未満であると効果を奏するのに必要な薬量を確保することが難かしく、一方、20重量%を超えると、揮散性薬剤を練り込んだ後の成形が困難となり、更に樹脂表面に揮散性薬剤が過剰にブリードしてベタツキを起こしやすいという支障を生じる場合がある。含有量のより好ましい範囲は、5〜15重量%である。
前記担体を使用する場合、前記立体構造体12b中の担体の使用量は、使用する揮散性薬剤100重量部に対し、5重量部以上がよく、10重量部以上が好ましい。5重量部より少ないと、揮散性薬剤を保持する性能が劣り、安定したマスターバッチの製造が困難となる。一方、担体使用量の上限は、揮散性薬剤100重量部に対して50重量部までがよく、35〜40重量部程度が好ましい。50重量部より多いと、立体構造体の強度や揮散性薬剤のブリード性に影響を及ぼす場合がある。
[立体構造体の構造]
次に、前記樹脂組成物を成形した立体構造体12bの構造について説明する。
この立体構造体は、棒状体、板状体、及びこれらの湾曲体、屈曲体又はひねり体で構成され、棒状体と板状体を組み合わせて形成される。
前記棒状体とは、棒状の形状を有するものであり、柱状、筒状、錐状、錐台状等ものがあげられる。この柱状としては、三角柱、四角柱、五角柱、六角柱等の角柱の形状や、真円又は楕円の円柱の形状のもの等があげられる。前記の筒状としては、三角筒、四角筒、五角筒、六角筒等の角筒の形状や、真円又は楕円の円筒の形状のもの等があげられる。前記の錐状としては、三角錐、四角錐、五角錐、六角錐等の角錐の形状や、真円又は楕円の円錐の形状のもの等があげられる。前記錐台状としては、三角錐台、四角錐台、五角錐台、六角錐台等の角錐台の形状や、真円又は楕円の円錐台の形状のもの等があげられる。
前記板状体は、板状の形状を有するものがあげられる。この板の形状は、三角形、四角形、五角形、六角形、真円形、楕円形等があげられる。前記湾曲体、屈曲体、ひねり体とは、前記の棒状体や板状体を湾曲させたもの、屈曲させたもの、ひねったもの、屈曲させて筒状体としたもの等をいう。この筒状体は、前記した筒状体と同様の筒状体を例としてあげることができる。
この立体構造体を正面から見たとき、反対側が見える貫通部を有し、また、この立体構造体を側面から見たとき、貫通部を有してもよい。この貫通部により、この立体構造体の表面積が増大し、前記薬剤の揮散量を増大させることができると共に、揮散する前記薬剤の流れを一定方向に揃えて気流を生じやすくすることができ、この気流に乗ってこの薬剤をより遠くまで運ぶことが可能となる。
このような貫通部は、前記立体構造体の正面や側面から見たときの隠蔽率が所定の範囲内になるように設けられることが、揮散性薬剤の揮散性の拡大等の点から好ましい。前記立体構造体の正面から見たときの隠蔽率は、5%以上がよく、10%以上が好ましい。5%より小さいと、立体構造体の成形が困難となるばかりか、構造体自体の強度が低下する可能性がある。一方、正面から見たときの隠蔽率の上限は、50%がよく、40%が好ましい。50%より大きいと、揮散性薬剤の揮散量が減少し、また、揮散した薬剤が周囲に広がりにくくなる。
また、前記立体構造体の側面から見たときの隠蔽率は、50%以上がよく、80%以上が好ましい。側面から見たときの隠蔽率を高めることで、薬剤の流れを一定方向に揃え、目的の方向に集めて防虫効果を高めることができる。50%より小さいと、この効果が低減するおそれがある。一方、側面は、貫通部を有さなくてもよいため、側面から見たときの隠蔽率の上限は、100%である。
前記立体構造体の正面と背面の幅、すなわち、厚みは、場所によって、厚い部分と薄い部分がある。この厚みの最大厚みと最小厚みとの比(最大厚み/最小厚み)は、1以上がよく、5以上が好ましい。一方、この比の上限は、30がよく、20が好ましい。30より大きいと、立体構造体の成形が困難になるおそれがある。
また、前記立体構造体は、接触面積が増えると、揮散性薬剤の揮散性が拡大する。このため、前記立体構造体の空隙率は大きいほどが好ましい。具体的には、前記立体構造体の空隙率は、70%以上がよく、80%以上が好ましい。70%より小さいと、揮散性薬剤の揮散性が十分出ない場合がある。一方、空隙率の上限は、99%がよく、90%が好ましい。99%より大きいと、立体構造体の成形が困難になるおそれがある。
前記の図3(a)に示される立体構造体12bは、棒状体を波状に形成して波状体としたものを組み合わせた構造体からなる。この波状体としては、図3(b)に示すような矩形波からなる波状体14aや、サインカーブ等の曲線からなる波状体14b等があげられる。また、矩形波からなる波状体としては、図3(b)に示すような屈折部が直角付近の矩形波からなる波状体14aに限られず、図3(c)に示すような、屈折部の角度が鋭角の矩形波からなる波状体14cや、図示しないが、屈折部の角度が鈍角の矩形波からなる波状体であってもよい。
これらの波状体を用いることにより、直線状の棒状体を用いることに比べ、所定の体積内に存在する棒状体の表面積を多く取ることができ、揮散性薬剤の揮散量をより多くすることが可能となる。これらの中でも、矩形波からなる波状体を用いると、揮散性薬剤含有構造体としたき、所定の体積内において、全体の表面積をより大きくすることができ、より効率的となる。
前記の波状体は、その複数本を、その頂部同士で交差させて接合させることにより、立体構造体を構成する。ところで、前記の頂部とは、前記波状体を長さ方向に進めたとき、その変化量が正から負、及び負から正に変化するところ、すなわち、前記波状体の各波の振幅方向における最大振幅を示す場所をいう。そして、前記変化量が正から負へ変化する頂部を第1頂部、前記変化量が負から正へ変化する頂部を第2頂部と称する。
前記立体構造体は、具体的には、1つの波状体の一方の振幅方向の頂点の部分である第1頂部(図3(b)の15a)と他の波状体の第1頂部(15a)とを接合させて交差させ、また、前記一方の頂部と反対方向に振幅を有する他方の頂部である第2頂部(図3(b)の15b)と他の波状体の第2頂部(15b)とを接合させて交差させることにより構成することができる。曲線からなる波状体14bを用い、頂部において2本の波状体をほぼ直角に交差するようにして接合した立体構造体の具体例としては、図3(d)に示す部分を有する立体構造体をあげることができる。
また、頂部において交差する波状体の数は、2本であってもよいが、3本や4本であってもよく、5本以上であってもよい。交差する波状体の数が3本の例としては、図3(e)に示す部分を有する立体構造体をあげることができる。
なお、周縁部は、立体構造体の強度、形状、外部容器等との関係で、適宜決定される。
次に、前記立体構造体12bは、図3(a)に示すように、さらに補強材14dを配して接合してもよい。この補強材14dに揮散性薬剤が含有されている場合は、所定の体積内に存在する棒状体の表面積をさらに増加させることができ、かつ、立体構造体の強度も向上させることができる。
具体例としては、図3(a)に示すような、1つの頂部含有面に含まれる少なくとも2つの頂部同士を直線状の棒状体からなる補強材で補強した立体構造体等があげられる。この頂部含有面とは、前記立体構造体を構成する面であって、頂部が配される面をいう。
ところで、図3(f)に示すように、図3(a)に示す立体構造体の第1頂部15aや第2頂部15bの形状を変更したもの、例えば、十字状を口の字状に変更したものであってもよい。十字状を口の字状に変更しても、前記した複数の波状体の交差部の形状を変更したものにすぎない。なお、この変更は、この発明の効果を害さない限り、口の字状への変化に限定されるものではない。
このような形状の変更、特に第1頂部15aや第2頂部15bの形状を十字状から口の字状に変更することにより、この発明にかかる揮散性薬剤含有構造体を重ね合わせたとき、この揮散性薬剤含有構造体がもつ弾性の関係から、隣接する揮散性薬剤含有構造体が互いに嵌り合ってしまうのを防止でき、両者を引き離すという、手間を省き、生産効率の向上に繋げることが可能となる。
この立体構造体12bは、前記樹脂組成物を射出成形等の成形をしたり、各構成部品を成形等で製造した後、接合することによって、製造することが可能である。この射出成形条件は、使用する樹脂の種類、各成分の配合割合等を勘案して、周知の条件で行うことができる。
[容器]
前記繊維状物からなる構造体12aや立体構造体12b等の薬剤揮散体12は、前記揮散性薬剤がその表面から揮散していくため、この薬剤揮散体12に手が触れると揮散性薬剤が手に付着する恐れがある。このため、この薬剤揮散体12は、容器13に収納して使用することが好ましい。
この容器13は、図1に記載の容器正面部13aと容器背面部13bとを組み合わせたものとして、図4(a)〜(d)に示すように、少なくとも正面、背面及び両側面に開口部16a〜16dを有する。これに加え、図4(e)〜(f)に示すように、両端面にも開口部16e〜16fを設けてもよい。なお、本明細書において、容器正面部13a(又は容器背面部13b)に対して、フック18が配される位置を上としたとき、側面とは、容器正面部13a(又は容器背面部13b)の右面又は左面をいい、端面とは、容器正面部13a(又は容器背面部13b)の上面又は下面をいう。
この容器の正面及び背面の開口部16a、16bには、複数本の桟17aが取り付けられる。
この桟17aは、図5(a)(b)に示すように、前記容器13の外部側に配される頂部の幅を、前記容器13の内部側に配される底部の幅より狭くすることにより、前記頂部から前記底部にかけて広がるテーパーが形成される。具体的には、図6(a)に示すような、桟17a’の断面形状が台形の場合を例にとると、前記容器13の外部側に配される頂部Tの幅mが、前記容器13の内部側に配される底部Sの幅nより短く構成される。これにより、この桟17a’の頂部Tから底部Sにかけての側面は傾斜面が形成され、その結果、桟17a’の頂部Tから底部Sにかけて、広がるテーパーが形成される。
桟17aの頂部の幅が底部の幅より狭いので、外から容器13に吹く風について、跳ね返す量を減らし、より多くの風を容器13の内部に送り込むことが可能となる。
なお、テーパーとは、構造物の径・幅・厚みなどが、先細りになっていることや、勾配のついていることを意味する。
この桟17aは、その断面が図6(a)に示す台形形状だけでなく、図6(b)に示すように、テーパーを形成し得る傾斜面及び頂部のみを有する略台形形状であってもよい(以下、テーパーを形成し得る傾斜面及び頂部のみを有する特定の形状を、「略○○形状」と称する)。また、断面形状が、頂部Tの幅mがゼロの三角形形状(図6(c))や略三角形状(図6(d))であってもよい。その他、断面形状が五角形形状(図6(e))や略五角形状(図6(f))等の多角形形状又は略多角形形状であってもよく、さらに、山形形状(図6(g))や略山形形状(図6(h))であってもよい。
この桟17aの形状は、これらの形状に限定されるものではなく、頂部Tと底部Sとの関係が上記した関係を満たし、かつ、頂部Tから底部Sにかけての側面に傾斜面が形成され、桟17aに頂部Tから底部Sにかけて、広がるテーパーが形成されていればよい。
なお、横断面とは、細長い物体について、その長さ方向に対し垂直に切断したときの断面を意味する。
前記したとおり、前記容器13の外側から吹き付ける風の大半を容器内部に誘導することができ、より多量の風を内部に送り込むことができる。このため、前記桟17aの頂部Tの幅は、少ないほど好ましい。
この桟17a頂部Tの幅の、底部Sの幅に対する割合(T/S)は、1/1未満がよく、1/1.2以下が好ましい。1/1以上だと、跳ね返される風が増加していき、容器13内部に送り込まれる風の量が減少するおそれがある。なお、桟17a頂部Tの幅は狭いほど好ましいので、この割合の下限は、0である。
また、図6(a)〜(h)に示す、前記テーパーの角度θ、すなわち、桟17aの傾斜面の傾きの角度θは、85°以下が好ましく、60°以下がより好ましい。85°より大きいと、テーパー部分が長くなりすぎ、防虫具として使いづらくなるおそれがある。一方、このテーパーの角度θの下限は、15°以上がよく、30°以上が好ましい。15°より小さいと、風の方向と桟17aの傾斜面とのなす角度が90°に近づくため、容器正面(又は背面)の開口部に受けた風を一部跳ね返す可能性がある。
前記桟の配置は、具体的には、図4(a)(b)に示すように、この容器13の正面開口部16a及び背面開口部16bの少なくとも一方の面に、その正面及び背面の中央部を通る中央桟17bを設け、この中央桟17bから容器正面又は容器背面の周縁にかけて複数本の前記桟17aを配する例をあげることができる。このとき、図4(a)(b)に示すように、所定の1本の桟と隣の桟との周縁における距離pは、前記中央桟における距離qより長い(p>q)ことが好ましい。この配置とすることにより、図4(a)(b)に示すように、それぞれの桟17aは、放射状に近い配置とすることができ、後述するように、吹き込んだ風の向きを微妙に変えることができ、容器の両側面や上下面からの風の吹き出し速度を上げることが可能となる。
また、図7(a)に示すように、所定の1本の桟と隣の桟との周縁における距離pを、前記中央桟における距離qより短く(p<q)しても、同様の効果が得られるので、好ましい。
なお、吹き込んだ風の向きを微妙に変えることを目的とせず、容器13に吹き付ける風を効率よく容器内部に取り込むことを目的とするなら、図7(b)に示すように、所定の1本の桟と隣の桟との周縁における距離pを、前記中央桟における距離qと同じ(p=q)としてもよい。
ところで、前記中央桟17bは、桟17aと同様なテーパーを設けることが好ましいが、中央桟17bによって跳ね返される風の量はそれほど多くならないため、必ずしも設ける必要はない。
前記容器13の正面開口部16a又は背面開口部16bの面積、及び桟17a及び中央桟17bが占める面積の合計に対する中央桟17bが占める面積は、20%以下がよく、10%以下が好ましい。20%より大きいと、中央桟によって跳ね返される風の量が多くなり、この発明の効果を奏し得ない場合があるからである。一方、この面積の下限は、桟を支持する観点から5%がよく、10%が好ましい。
前記容器13の正面開口部16aの面積(桟17a及び中央桟17bが占める面積を除く)は、前記正面の面積全体に対し、20%以上がよく、30%以上が好ましい。20%より小さいと、風が正面に吹き込む場合、この風を跳ね返す割合が増加し、風を十分に容器内部に送り込むことが困難となる場合がある。また、面積の上限は、50%がよく、40%が好ましい。50%より大きいと、風が容器正面から吹き込む場合、容器正面から吹き込む風の速度以上の速度を有する風を、容器の両側面及び両端面の開口部から送り出すことができなくなる場合がある。
さらに、前記容器13の背面開口部16bの面積(桟17a及び中央桟17bが占める面積を除く)は、前記背面の面積全体に対し、20%以上がよく、30%以上が好ましい。20%より小さいと、風が背面に吹き込む場合、この風を跳ね返す割合が増加し、風を十分に容器内部に送り込むことが困難となる場合がある。また、面積の上限は、50%がよく、40%が好ましい。50%より大きいと、風が容器正面から吹き込む場合、容器背面から出る風量が多くなり、容器の両側面及び両端面の開口部から送り出すことができなくなる場合がある。
また、前記容器の側面開口部16c、16dの面積は、前記側面の面積全体に対し、20%以上がよく、30%以上が好ましい。20%より小さいと、この側面から風を十分に送り出すことが困難となる場合がある。また、面積の上限は、50%がよく、40%が好ましい。50%より大きいと、容器正面(又は背面)から吹き込む風の速度以上の速度を有する風を送り出すことができなくなる場合がある。
また、前記容器の端面開口部16e、16fの面積は、前記端面の面積全体に対し、20%以上がよく、30%以上が好ましい。20%より小さいと、この端面から風を十分に送り出すことが困難となる場合がある。また、面積の上限は、50%がよく、40%が好ましい。50%より大きいと、容器正面(又は背面)から吹き込む風の速度以上の速度を有する風を送り出すことができなくなる場合がある。
[薬剤揮散装置の作用]
次に、前記薬剤揮散装置11の作用について説明する。
前記の薬剤揮散体12を前記容器13に収納した薬剤揮散装置11は、ドア、窓等の風の出入り口に配置される。設置方法としては、図8に示すように、背面に収納されているフック18をおこし、ドアや窓等の付近の支持材21に支持させる方法を例としてあげられる。
そして、ドアや窓等が開くと、この薬剤揮散装置の正面(又は背面)に風が吹き込む。薬剤揮散装置に向かって吹いた風は、正面(又は背面)の開口部から内部に風が吹き込まれる。
次いで、薬剤揮散装置11内部に吹き込んだ風は、図5(b)に示すように、内部の薬剤揮散体によって、その方向が乱され、そのまま背面(又は正面)に行く風、両側面に行く風、両端面に行く風等が生じる。このとき、前記容器の桟17aの配置によっては、風の流れる方向が、風の侵入方向に対し、容器の両側面方向や両端面方向に少し変えられるため、両側面や両端面に行く風をより増やすことができる。
[用途]
この発明にかかる揮散性薬剤含有立体構造体は、前記容器に収納して、吊り下げることにより、防虫剤として使用することができる。
以下、この発明を、実施例を用いてより具体的に示す。なお、この発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜8、比較例1〜6)
実施例1において、薬剤揮散体として、図3(a)に示す立体構造体12bを用い、また、容器13として、図4(a)〜(f)に示すものを用いて行った。
また、実施例2〜8、比較例1〜6においては、後述する表1の記載に従い、容器の桟17aの横断面形状、配置は、図5(a)〜(b)、図6(d)(θ=60°)、(f)(θ=30°)、(h)(θ=85°)、図7(a)〜(b)から選択した。
なお、表1において、立体構造体を「立体」と称した。また、桟17aの横断面の形状は、図6(d)に示す略三角形の形状を「三角」、図6(f)に示す略五角形の形状を「五角」、図6(h)に示す略山型の形状を「山型」と称した。さらに、桟17aの横断面の外側先端部の形状は、頂部(T)の幅mをゼロとしたものを「突状」と称した。さらにまた、桟17aの配置について、図5(a)に示すように、中心桟17bから周縁に向けて広がっている状態を「1」、図7(b)に示すように、桟17aが平行に配される状態を「2」、図7(a)に示すように、中心桟17bから周縁に向けて狭まっている状態を「3」と称した。
また、比較例1及び2で用いた桟は、直方体のものを用いた。このため、この桟の横断面形状が長方形となり、「平板」と称し、また、その外側先端部は、平らなので「平面」と称した。
まず、揮散性薬剤としてトランスフルトリン(住友化学(株)製)50重量部、ホワイトカーボン(EVONIK社製:カープレックス#80、平均粒子径:15μm)18重量部、エチレン−ビニルアセテート共重合体(東ソー(株)製:ウルトラセン710、共重合体中のビニルアセテートの含有率:28%)20重量部、及びLDPE(旭化成(株)製:サンテックLDM6520)12重量部を120〜140℃で混練し、ペレット状マスターバッチを製造した。
次いで、得られたペレット100重量部と前記LDPE300重量部を120〜140℃で混練後、得られた樹脂組成物を射出成形し、接合などを行い、図3(a)〜(f)に示す立体構造体(12b)を得た。
この立体構造体の大きさを、95mm×160mm×12mmとし、この2つを図1に示すように、表1に記載の要件を満たす容器に収納した。
得られた薬剤揮散装置を室内に吊るし、25℃、風速0.5mの風を、その薬剤揮散装置の正面に対して直角に当たるように、この正面に吹き付けた。そして、この薬剤揮散装置の背面、両側面及び両端面の開口部において、吹き出てくる風の風速を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 0006482418
[結果]
実施例1と比較例1、実施例2と比較例2との対比から、桟の横断面にテーパーを設けることにより、両側面及び両端面からの風の風速が増加することが明らかとなった。
また、実施例1と比較例3〜6との対比から、正面開口部及び背面開口部が所定の範囲内とすることによって、両側面及び両端面からの風の風速が増加することが明らかとなった。
11 薬剤揮散装置
12 薬剤揮散体
12a 繊維状物から構成される構造体
12a’ ネット
12b 立体構造体
13 容器
13a 容器正面部
13b 容器背面部
14a 矩形波からなる波状体
14b 曲線からなる波状体
14c 屈折部の角度が鋭角の矩形波からなる波状体
14d 補強材
15a 第1頂部
15b 第2頂部
16a 正面開口部
16b 背面開口部
16c 側面開口部
16d 側面開口部
16e 端面開口部
16f 端面開口部
17a、17a’ 桟
17b 中央桟
18 フック
21 支持材
a、b、c、d レース編みの列
A、A1、A2、B、B1、B2、C、C1、C2、D、D1、D2 経糸
m 頂部の幅
n 底部の幅
p 1本の桟と隣の桟との周縁における距離
q 1本の桟と隣の桟との中央桟における距離
T 頂部
S 底部
θ テーパーの角度

Claims (7)

  1. 常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分からなる揮散性薬剤を保持させた薬剤揮散体、及びこの薬剤揮散体を収納する容器からなる薬剤揮散装置であって、
    前記容器の少なくとも正面、背面及び両側面に開口部を有し、
    前記容器の正面及び背面の開口部には、複数本の桟が取り付けられ、
    前記桟は、前記容器の外部側に配される頂部の幅を、前記容器の内部側に配される底部の幅より狭くすることにより、前記頂部から前記底部にかけて広がるテーパーが形成され、
    前記容器の正面の開口部の面積は、前記正面の面積全体の20%以上50%以下であり、
    前記容器の背面の開口部の面積は、前記背面の面積全体の20%以上50%以下である薬剤揮散装置。
  2. 前記容器の正面及び背面の開口部の少なくとも一方に、その正面及び背面の中央部を通る中央桟が設けられ、
    この中央桟から前記容器の周縁にかけて複数本の桟が配され、
    前記の1本の桟と隣の桟との周縁における距離は、前記中央桟における距離より長い請求項1に記載の薬剤揮散装置。
  3. 前記容器の側面の開口部の面積は、前記側面の面積全体の20%以上50%以下である請求項1又は2に記載の薬剤揮散装置。
  4. 前記容器の端面の開口部の面積は、前記端面の面積全体の20%以上50%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤揮散装置。
  5. 前記薬剤揮散体は、前記揮散性薬剤を保持した樹脂組成物から成形される立体構造体からなり、この立体構造体の空隙率が70%以上99%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬剤揮散装置。
  6. 前記薬剤揮散体は、樹脂フィラメント撚り合わせ、前記揮散性薬剤を保持させた繊維状物から構成される構造体からなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬剤揮散装置。
  7. 前記の常温揮散性ピレスロイド系殺虫成分がトランスフルトリン、メトフルトリン、エンペントリン及びプロフルトリンから選ばれる少なくとも1種である請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬剤揮散装置。
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