JP6473903B2 - 車両のブレーキ機構 - Google Patents

車両のブレーキ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6473903B2
JP6473903B2 JP2014192043A JP2014192043A JP6473903B2 JP 6473903 B2 JP6473903 B2 JP 6473903B2 JP 2014192043 A JP2014192043 A JP 2014192043A JP 2014192043 A JP2014192043 A JP 2014192043A JP 6473903 B2 JP6473903 B2 JP 6473903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
cam
brake shoe
wheel
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014192043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016061417A (ja
Inventor
国男 堀田
国男 堀田
Original Assignee
ホッタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホッタ株式会社 filed Critical ホッタ株式会社
Priority to JP2014192043A priority Critical patent/JP6473903B2/ja
Publication of JP2016061417A publication Critical patent/JP2016061417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6473903B2 publication Critical patent/JP6473903B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、車両である台車、車椅子等のブレーキ機構に関する。
従来、荷物を運搬する台車におけるブレーキ機構は、例えば、ブレーキシューをワイヤーに連結して、ブレーキをかけるときにはワイヤーを引張ってブレーキをかける機構がある。
又、特許文献1の図3には、キャスタフレーム(11)に、回動可能で、且つ、常時、バネの引っ張り力で後車輪に当接してロック状態であるブレーキシュー(15、15a)を取付け、回動可能なカム(21)を取付け、前記カム(21)の回動位置によって、前記ブレーキシューを後車輪に対してアンロック状態にする旨の記載がある。
特開2011−33163号公報
前記特許文献1に開示のカムを使用のブレーキ機構は、ロック、アンロック状態にする機構であり、回転する車輪を円滑にカムを介してブレーキシューでブレーキをかける機構ではない。
そこで、本願発明では、従来と異なる、簡便な構成のブレーキ機構を備える車両を提供する。
請求項1の車輪をブレーキシューでブレーキをかけるブレーキ機構は、固定軸に揺動可能に駆動結板を設け、駆動結板を常時、時計方向に回動するバネを取付け、前記駆動結板にカムを取付けのカム軸を設け、前記車輪に対応するブレーキシューを往復動可能に、且つ、前記カムに接触可能に設け、前記駆動結板を揺動操作することによって、前記カムを介してブレーキシューを往復動させて、車輪にブレーキをかける状態とかけない状態にする。
又、請求項2ブレーキ機構は、前記カムに凸部を形成し、その凸部に接触するブレーキシューに凸状の弓部を形成する。
本願発明の請求項1のブレーキ機構は、カムを介してブレーキシューを作動してブレーキをかけるため、より大きな力でブレーキをかけることができる。
又、請求項2のブレーキ機構は、カムの凸部とブレーキシューの凸状の弓部を介してブレーキシューを移動させるので、同じブレーキシューの移動量に対してカムの揺動角を小さくすることができる。
ブレーキがかかっていない状態の車輪とブレーキ機構の正面図である。 車輪とブレーキ機構の平面図である。 (A)はブレーキがかかっていない状態のA〜A断面図、(B)はブレーキがかかっている状態のA〜A断面図である。 ブレーキがかかっている状態の車輪とブレーキ機構の正面図である。
本発明のブレーキ機構の実施の形態について、車両の例示として台車を採用し、ブレーキがかかっていない状態の車輪とブレーキ機構の正面図である図1、車輪とブレーキ機構の平面図である図2、ブレーキがかかっていない状態のA〜A断面図である図3(A)を参照して説明する。
台車の台板(図示略)の下部には、フレーム3を介して固定車輪2が取付けてある。又、前記フレーム3には、L字状の取付体5が取り付けてあり、この取付体5には、両側に側板6を有する逆U字状の枠体が取り付けてある。
また、前記取付体5には、長孔81が形成してあり、後述するブレーキシュー30と車輪2との隙間調整を、前記枠体の調整後に調整ネジ80を介して行なう。
又、側板6にはL字板7が付設してあり、操作レバー(図示略)の操作により往復動するワイヤー10を挿通のガイド筒8が取り付けてある。
両側板6には固定軸22が取り付けてあると共に、この固定軸22には駆動結板18が揺動可能に取り付けてある。尚、この駆動結板18は揺動すればよいので、駆動結板18を結合の固定軸が回動可能に構成してもよい。
又、この駆動結板18の上端には、駆動軸12が取り付けてあり、側板6には駆動軸12が揺動可能な駆動孔13が穿設してある。又、前記ワイヤー10は、駆動軸12に固定のワイヤー固定具15を介して駆動軸12に連結してある。
又、前記駆動軸12と固定軸22の間の駆動結板18にはバネ20の端部が、他端部を側板6に設けてあり、バネ20の張設を介して、常時、図2に示す駆動結板18を固定軸22で時計方向の回動するように引張っている。
前記駆動結板18の下部には、カム軸16が取り付けてあり、このカム軸16にはカム28が固定してあると共に、このカム28には前記固定軸22と、前記駆動軸12が回動可能に挿通してある。そして、このカム28は、前記駆動軸12及びカム軸16を介して前記固定軸22で揺動する。
又、側板6にはガイド軸24が取り付けてある一方、ブレーキシュー30にはブレーキシューガイド孔25が穿設してある。また、ブレーキシュー30は、前車輪2に対峙して設け、前記固定軸22とガイド軸24で支持され、ブレーキシューガイド孔25を介して往復動する。
尚、前記カム28の形状は、凸部28aを有する一方、凸部28aに対峙して接触するブレーキシュー30の形状は、前記凸部28aに向かって凸状の弓部30aである。このため、ブレーキをかけるときには、カム28の凸部28aの揺動により、その凸部28aと前記ブレーキシュー30の弓部30aに接触押圧して、ブレーキシュー30は移動するので、小さいカム28の揺動角でブレーキをかけることができる。
即ち、カムの凸部とブレーキシューの凸状の弓部との接触によって、ブレーキシュー30を移動させるので、同じブレーキシュー30の移動量に対してカム28の揺動角は小さくて済む。
又、前記ブレーキシュー30には、他端部を枠体に取付けのバネ50が取付けてあり、常時、ブレーキシュー30が車輪2から離反してブレーキがかからないようになっている。
次に、前記ブレーキ機構の作用について、図1.図2、図3(A)(B)、図4を参照して説明する。
ワイヤー10を操作レバー(図示略)で引張らない状態、即ち、ブレーキがかかっていない状態では、バネ50によって、ブレーキシュー30は車輪20から離脱方向に引っ張られ、且つ、バネ20によって、駆動結板18は固定軸22で時計方向に回動し、カム軸16を介してカム28も時計方向に回動して、ブレーキシュー30を車輪2の方向への押圧がなくなり、ブレーキがかかっていない状態を維持する(図1、図3(A))。
一方、操作レバー(図示略)によってワイヤー10を引張ると、バネ20の引張り力及びブレーキシュー30を引っ張っているバネ50の引張り力に打ち勝って、駆動軸12を介して駆動結板18は固定軸22で反時計方向に回動し、カム軸16を介してカム28は反時計方向に回動する。
そして、カム28の凸部28aとブレーキシューの凸状の弓部30aが接触しながら回動して、レーキシュー30は固定軸22とガイド軸24で支持され、ブレーキシューガイド孔25を介して車輪2の方向に移動し、車輪2に接触押圧してブレーキがかかる状態となる(図4、図3(B))。
尚、前記機構は、操作レバー(図示略)によるワイヤー10を介してブレーキをかけるものであるが、操作レバー(図示略)の操作によるリンク機構を介して、駆動結板18を固定軸22で揺動する構成であってもよい。
又、前記機構は、常時、ブレーキがかかっていない状態であるが、バネ20、50及びカム28の形状を変えることによって、常時、ブレーキがかかっていて、操作によって、ブレーキが解除されて走行可能に構成することができる。
尚、バネ50は、ブレーキがかかっていない状態において、ブレーキシュー30と車輪2との間に隙間を積極的に形成して接触を回避するものであるが、必ずしも必要ではない。
2 車輪
10 ワイヤー
12 駆動軸
16 カム軸
18 駆動結板
20,50 バネ
22 固定軸
24 ガイド軸
25 ブレーキシューガイド孔
28 カム
28a 凸部
30 ブレーキシュー
30a 弓部

Claims (2)

  1. 回転している車輪をブレーキシューでブレーキをかける機構であって、
    固定軸で誘導する駆動結板を設け、
    駆動結板を常時、時計方向に回動するバネを取付け、
    前記駆動結板にカム取付けられたカム軸を設け、
    前記車輪に対峙する凸状の弓部が付設されたブレーキシューを往復動可能に、且つ、前記カムに接触可能に設け、
    前記駆動結板を誘導操作することによって、前記カムを介してブレーキシューを往復動させて、車輪にブレーキをかける状態とかけない状態にすることを特徴とするブレーキ機構。
  2. 請求項1のブレーキ機構であって、
    前記カムに接触可能に前記車輪の外側で前記ブレーキシューと前記カムを一列に配置することを特徴とするブレーキ機構。
JP2014192043A 2014-09-20 2014-09-20 車両のブレーキ機構 Active JP6473903B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192043A JP6473903B2 (ja) 2014-09-20 2014-09-20 車両のブレーキ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192043A JP6473903B2 (ja) 2014-09-20 2014-09-20 車両のブレーキ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016061417A JP2016061417A (ja) 2016-04-25
JP6473903B2 true JP6473903B2 (ja) 2019-02-27

Family

ID=55797441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192043A Active JP6473903B2 (ja) 2014-09-20 2014-09-20 車両のブレーキ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6473903B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097729U (ja) * 1974-01-10 1975-08-14
JP2573440Y2 (ja) * 1992-05-29 1998-05-28 コレック株式会社 車両用ブレーキ装置
JP3814195B2 (ja) * 2001-07-13 2006-08-23 株式会社ナンシン 運搬台車の制動装置
JP6229237B2 (ja) * 2011-10-02 2017-11-15 ホツタ株式会社 移動車

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016061417A (ja) 2016-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5848401B2 (ja) ストッパー付きキャスター
JP2011168182A (ja) 台車のブレーキ機構
CN106184338B (zh) 履带车辆转向及制动操纵机构
JP6578545B2 (ja) 車両のブレーキ機構
GB2467222B (en) Seat for a stroller
JP6473903B2 (ja) 車両のブレーキ機構
US10189537B2 (en) Brake for bicycle
JP4984055B2 (ja) キャスター
JP6141994B2 (ja) 車両用前後連動ブレーキ装置
JP3145001U (ja) 車椅子のブレーキ装置
JP5236416B2 (ja) ブレーキ付きキャスター
JP5102768B2 (ja) 水圧ブレーキを備えた自転車フォーク
JP2017072258A (ja) 移動車のブレーキ調整機構
JP2017039405A (ja) キャスター
JP5548226B2 (ja) キャスタの制動構造
JP3178390U (ja) 車輪のブレーキ機構
JP4242888B2 (ja) 踏面ブレーキ装置
JP6654101B2 (ja) 自転車用レバー操作構造体
JP5529642B2 (ja) 車両のブレーキ機構
JP6311857B2 (ja) 台車のブレーキ機構
JP3159551U (ja) 自転車用ブレーキ装置
JP6578165B2 (ja) 作業車両
JP2010029669A (ja) 車椅子のブレーキ装置
JP6853575B2 (ja) 駐車ブレーキ部材
JP2011033163A (ja) 車両のブレーキ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A603 Late request for extension of time limit during examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A603

Effective date: 20180925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6473903

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150