JP2017072258A - 移動車のブレーキ調整機構 - Google Patents

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国男 堀田
Kunio Hotta
国男 堀田
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Abstract

【課題】移動車のブレーキ機構に関する。
【解決手段】左右の車輪10に対してそれぞれのブレーキシュー65を備え、前記ブレーキシューの操作端を操作することによってブレーキがかかるブレーキ機構に揺動可能な調整体81を取り付け、前記調整体の左端を前記ブレーキシューの左操作端に、前記調整体の右端を前記ブレーキシューの右操作端に結合してある。そして、前記調整体を介してブレーキをかけることによって、左右のブレーキシューはほば同時にブレーキをかけることができる。ブレーキ軸50から遠くの位置で作用させる操作端である作動杆85を介してブレーキシューを作動させることによって、小さな力でブレーキをかけることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動車に使用する車輪のブレーキ機構に関する。
移動車においても近年は、坂道での暴走対策や停止時の衝撃緩和を目的に車輪のブレーキ機構の使用が増えている。
こうした移動車のブレーキ機構においては、例えば特許文献1の中には車輪にブレーキシューを接触してブレーキを作動させる方法がある。
特願2012−218935
本願発明は、前記特許文献1の中の「ブレーキ機構」を移動車の左右に付設し使用する場合、ブレーキシュー或いは車輪は長年経過すると摩耗し、その摩耗量は左右で異なる場合が生じ、ブレーキをかけると、左右いずれかの方向に曲がることがある。また、ワイヤーを引き、車輪に力を加えるブレーキにおいては、小さな力で操作できる構成が望まれる。そこで、本願発明では、かかることを解消する移動車のブレーキ調整機構を提供する。
請求項1の移動車のブレーキ調整機構は、左右の車輪に対してそれぞれブレーキシューを備え、前記ブレーキシューの操作端を操作することによってブレーキがかかる移動車に、揺動可能な調整体が取り付けてあり、前記調整体の左端を前記ブレーキシューの左操作端に、前記調整体の右端を前記ブレーキシューの右操作端に結合してある。そして、前記調整体を介してブレーキをかけることによって、左右のブレーキシューはほぼ同時にブレーキをかけることができる。
また、請求項2の移動車のブレーキ調整機構は、ブレーキ軸から遠くの位置で作用させる操作端である作動杆を介してブレーキシューを作動させることによって、小さな力でブレーキをかけることができる。
本願発明のブレーキ調整機構は調整体を介してブレーキをかけることによって、左右のブレーキシューはほぼ同時にブレーキをかけることができ、しかも小さな力での操作が可能である。
左右に付設の「ブレーキ機構」にブレーキ調整機構を取り付けた状態の側面図 図1における基板を除いた平面図 図2の作用を説明する図 特許文献1の「ブレーキ機構」の正面図 図4の右側面図
本願発明のブレーキ調整機構の実施形態について説明する。
まず最初に、本願発明のブレーキ調整機構の実施形態を分り易くするために、前記「ブレーキ機構」の構成について簡単に説明する。なお説明の便宜上、特許文献1の図1を図4、図2を図5に変えて記載し、名称および符号については、同じにしてある。
「ブレーキ機構」はワイヤー11をスイング体51の端部に付設し、前記スイング体のもう一方の端部をブレーキ軸50に取付け、前記ブレーキ軸50にはブレーキローラ60が付設してある。またブレーキシュー65は車輪方向に昇降可能な状態で取り付けてあり、ワイヤー11を引くことでブレーキ軸50が回転し、ブレーキローラ60とブレーキ枠体63に設けたU溝70とで前記枠体に付設の前記ブレーキシューが下降し車輪に接触してブレーキがかかる構成となっている。
次に、本願発明のブレーキ調整機構について図1〜3を参照して説明する。
左右の車輪に付設のブレーキシュー或いは車輪は長年経過すると、摩耗量が左右で異なる場合が生じ、ブレーキをかけると、左右いずれかの方向に曲がるという課題を解消する調整機構についてと、ワイヤーを引っ張ったり、或いはリンク機構を操作することによってブレーキをかけるとき、小さな力で操作できる構成について説明する。
図1は前述の「ブレーキ機構」を、例えば、台車の左右の後輪車に取り付けた側面図であり、図2は図1における基板を除いた左右車輪の平面図である。
基板2に長方形状の調整板80が垂設してあり、この調整板80には調整体81をバネ83を内挿のボルト、ナット82を介して取り付けてあるが、このバネ83は後述するが必ずしも必要ではない。
一方、ブレーキ軸50を回転させてブレーキシュー65を作動させる操作端である作動杆85は、スイング体51に比して長い腕杆として形成してある。また、その作動杆85には、前記調整板80の方向に向けて装着体85aが取り付けてある。そして、前記調整体81の両端には、それぞれ、前記装着体85aの口径より大きな孔が形成してあり、その孔に装着体85aが挿入されている。即ち、調整体81は、左右端で支持されている装着体85aに対して、揺動可能に取り付けてある。また、前記調整体81の中央には、ワイヤー11が付設してある。
次に、前記調整体81等の作用について説明すると、前記調整体81は前記バネ83によって、常時、ブレーキがかからない方向に反発しているため、調整体81は左右の装着体85aに対して同じ位置を保持している。そこで、ワイヤー11を引っ張ると、その同じ位置から、調整体81が引っ張られ、調整体81の移動によって、左右に設置の作動杆85が回転すると共にブレーキ軸50を回転させてブレーキシュー65を作動させブレーキがかかる。
しかしながら、右側の車輪10またはブレーキシュー65の摩耗量が多いと、ワイヤー11の引っ張りにより、作動杆85、ブレーキ軸50を介して左側のブレーキシュー65によるブレーキが早くかかり、右側のブレーキシュー65のかかりが遅れるが、調整体81は図2に示すように、角度θで傾斜し、右側のブレーキシュー65と僅かに遅れて、ブレーキがかかる。
すなわち、この調整体81によって、ほぼ同時に、左右のブレーキシュー65が車輪に接触してブレーキがかかるので、ブレーキをかけたとき、左右いずれかが回ることは防止できる。
尚、前記バネ83がない状態のときには、調整体81は左右の装着体85aに対して必ずしも同じ位置を保持していないが、ワイヤー11を引っ張ると、調整体81はブレーキシュー等の摩耗量に対して傾斜してブレーキをかけるため、前記バネ83がある状態に比して、左右のブレーキシューによるブレーキがかかる時間にばらつきが生じて遅くなる場合もあるが、ほぼ同じ作用をなす。
また、図4、5に示すスイング体51にはワイヤー11が付設してあり、ワイヤー11を引っ張ることで、スイング体51、ブレーキ軸50を介してブレーキシュー65によりブレーキをかけるが、この図1に示すように、ブレーキ軸50から遠くの位置で作用させる作動杆85として形成してあるので、前記調整体81の移動に基づく、作動杆によるブレーキ軸50の回動力は、図4,5に示すスイング体51をワイヤー11で引っ張るときの回転モーメントに比して、小さな力のワイヤー11の引っ張り力で済む。
以上のように、ワイヤー11を引っ張る操作により、調整体81を介して左右のブレーキがほぼ同時にかかることになり、ブレーキをかけることによる旋回を防止できる。また、ブレーキ軸50からの距離が長い作動杆85を設けることによって、ワイヤー11の引っ張り力を小さくして、ブレーキをかけることができる。
尚、調整体81と作動杆85の連結は、前記と異なり、作動杆85に孔を明けて、その孔に調整体81を揺動可能に挿入する構成であってもよい。
また、ワイヤー11を引っ張ってブレーキ操作をする構成の他に、リンク機構を用いてブレーキ操作をする構成であってもよい。
また、前記調整体81を介して左右のブレーキシューを作動させるにあたって、ブレーキシューを作動させる構成は引用文献1に示す機構に限定されず、他の構成のブレーキシューを備えるブレーキ機構に対しても適用することができる。
10.車輪
11.ワイヤー
50.ブレーキ軸
51.スイング体
60.ブレーキローラ
65.ブレーキシュー
70.U溝
80.調整板
81.調整体
82.ボルト、ナット
83.バネ
85.作動杆
85a 装着体

Claims (2)

  1. 左右の車輪に対してそれぞれブレーキシューを備え、前記ブレーキシューの操作端を操作することによってブレーキがかかる移動車であって、
    揺動可能な調整体を取付け、
    前記調整体の左端を前記ブレーキシューの左操作端に、前記調整体の右端を前記ブレーキシューの右操作端に結合し、
    前記調整体を操作することによってブレーキをかけることを特徴とする移動車のブレーキの調整機構。
  2. 請求項1の移動車であって、
    ブレーキ軸から遠くの位置で作用させる操作端である作動竿を介してブレーキシューを作動させることを特徴とする移動車のブレーキの調整機構。
JP2016241675A 2011-10-02 2016-11-25 移動車のブレーキ調整機構 Pending JP2017072258A (ja)

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