JP2011033163A - 車両のブレーキ機構 - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、台車等の車両におけるブレーキ機構に関する。
【解決手段】 キャスタフレーム(11)に、回動可能で、且つ、常時、バネの引っ張り力で後車輪に当接してロック状態であるブレーキシュー(15、15a)を取付け、回動可能なカム(21)を取付け、前記カム(21)の回動位置によって、前記ブレーキシューを後車輪に対してアンロック状態にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、台車、車椅子等の車両のブレーキ機構に関する。
従来、荷物を運搬する台車におけるブレーキ機構は、例えば、特開2004−286206号公報がある。
この公報に開示のブレーキ機構は、バネによって、ハ字状のブレーキシューを車輪に食い込ませてブレーキを掛け、常時、ブレーキがかかった状態を維持する。
そこで、台車を移動させるときには、前記ブレーキを解除しなければならないが、レバーを操作して、ワイヤーを引っ張って前記ブレーキシューを車輪から離脱させる。
特開2004−286206号公報
前記開示のブレーキ機構は、ブレーキシューが車輪に食い込んでブレーキがよくかかる。
しかし、ブレーキを解除するに当たって、レバーを操作してワイヤーを引っ張るが、その解除機構は複雑である。
そこで、本発明は、簡便な機構でブレーキのロックとアンロックが出来るブレーキ機構を提供するものである。
請求項1の台車は、台板の裏面に前車輪と固定の後車輪(3b)を取付けて走行可能である、又、この台車のキャスタフレーム(11)には、回動可能で、且つ、常時、バネの引っ張り力で後車輪に当接してロック状態であるブレーキシュー(15、15a)が取付けてある。
又、回動可能なカム(21)が取付けてあり、このカム(21)の回動位置によって、前記ブレーキシュー(15、15a)を後車輪から離脱させてアンロック状態にする。
又、請求項2の台車は、ワイヤーの引っ張りで、カム(21)の回動位置を変更することによって、ロック状態をアンロック状態にする。
本発明のブレーキ機構は、カムを用いた簡便な機構である。
台車の正面図である。 台車の図1の右側面である。 一部車輪を切り欠いたブレーキ機構の正面図である。 ブレーキ機構の図3の左側面図である。 ブレーキ機構のロック状態図である。 ブレーキ機構のアンロック状態である。
本発明の実施の形態について、台車の正面を示す図1、台車の右側面を示す図2を参照して説明する。
台車の本体1は、適宜の間隔で組合わせたフレーム枠で四角状に構成してあり、そのフレーム枠の上には、薄板スチールや樹脂等で製作の台板1aが固定してある。
そして、その台板1aの前方の裏面側には、自在キャスタ2を介して1対の前車輪3aが取付けてあると共に、台板1aの後方の裏面側には固定の後車輪3bが取り付けてある。
又、台板1aの後方のフレーム枠には、回動可能な逆U字状のハンドル19が取り付けてあって、折り畳み可能になっている。
次に、固定の後車輪3bのブレーキ機構について、一部車輪を切り欠いた正面を示す図3、左側面を示す図4を参照して説明する。
この後車輪3bの取付け構造は、よく知られた構造であり、表裏(図3における)にT字状の一対のキャスタフレーム11に回動軸12で回転可能に後車輪3bを取り付け、このキャスタフレームは台板1aの裏面側にネジ止めされている。
ブレーキ機構の構成部品は、ブレーキシュー15、15a、バネ18、18a、カム21、ワイヤー40であり、このブレーキ機構は、台板1aやフレーム等を介して後車輪3bの前後に取り付けることによって、ブレーキシュー15、15aが後車輪3bの前後で当接して、前進及び後退に対しブレーキ機能を発揮させるものである。
前記表裏一対のキャスタフレーム11の両端部における前後(図3における)には、回動可能な回動軸13、13aがそれぞれ横設されていて、これらの回動軸13、13aには、L字状の開閉アーム14、14aが取り付けてある。
又、この開閉アーム14、14aには、それぞれ、平板状のブレーキシュー15、15aが取り付けてあり、後記で記載するが、ロック時には後車輪3bに当接し、ロック状態になる。
又、前記前後一対のキャスタフレーム11のほぼ中心の前後には、アーム軸16、16aが横設されている。そして、前記開閉アーム14、14aとアーム軸16、16aの間には、それぞれ、バネ18、18aが取り付けてあり、常時、
開閉アーム14、14aを後車輪3bの中心方向に引っ張っている。即ち、このバネ18、18aにより、常時、ブレーキシュー15、15aは後車輪3bに当接して、ロック状態にある。
このブレーキシュー15は、図3において左側に取り付けてあるので、後車輪3bが反時計方向に回転すると、後車輪3bに食い込み、後車輪3bが時計方向に回転すると、右側のブレーキシュー15aが後車輪3bに食い込んでロック状態を維持する。
又、前記表裏一対のキャスタフレーム11の後車輪3bの中心で、上部にはカム軸20が取り付けてあり、このカム軸20には回動可能なカム21が取り付けてある。このカム21は、カム軸20を中心に左右対称形であり、ヘの字状である。又、このカム21の左右縁部は円弧形であり、後記で詳述するが、カム21の揺動(回動)による異なる位置によって、前記カム21の左右縁部が前記開閉アーム14、14aに固定の当接体17、17aに当接して後車輪3bをアンロック状態にし、反対に、カム21の左右縁部から当接体17、17aが離脱するとロック状態になる。
尚、前記カム21の上縁には、左右に左停止体22と右停止体22aが形成してあり、前記T字状のキャスタフレーム11の上縁に当接して、回動を停止するストッパーの作用をする。
又、前記カム21には、このカム21と一体で回動するカム板作動レバー23が、前記カム21から下方向に取り付けてある。このカム板作動レバー23と前記表裏一対のキャスタフレーム11に横設の支持棒24との間には、カム板作動バネ25が取り付けてあり、常時、前記カム21を、図3に示す時計方向に引っ張っている。
即ち、前記カム21は時計方向へ回動され、カム21の左右縁部は当接体17、17aに当接しない状態になる。そこで、前記開閉アーム14、14aはバネ18、18aの引っ張りによって、それぞれ時計方向と反時計方向に回動し、ブレーキシュー15、15aは後車輪3bに当接して、ロック状態である。
次に、前記キャスタフレーム11の右側には、ワイヤー支持体27が取り付けてあり、ワイヤー40の端部は前記ワイヤー支持体27を介して前記カム板作動レバー23に固定してあり、前記ワイヤー40の他端部は操作レバー41に固定してある。操作レバー41を引っ張ると、カム板作動レバー23はカム軸20を反時計方向に回動して、後記で詳述するが、カム21をアンロック状態にする。
次に、前記機構の作用について、図5(ロック状態)、図6(アンロック状態)を参照して説明する。
先ず、図5に示すロック状態について説明すると、操作レバー41は、図2に示す状態から、反時計方向に回動すると、ワイヤー40が引っ張れられていない状態になる。従って、カム板作動バネ25の引っ張り力によって、前記カム21はカム軸20で時計方向に回動し、左停止体22が前記キャスタフレーム11の当接して回動は停止されるが、このカム21の作動により、カム21の左右縁部は開閉アーム14、14aに固定の当接体17、17aに当接しない状態になる。
そこで、L字状の開閉アーム14、14aは、バネ18、18aの引っ張りにより、開閉アーム14は回動軸13で反時計方向に、開閉アーム14aは回動軸13aで時計方向に回動し、各々に付設のブレーキシュー15、15aは後車輪3bに当接して、ロック状態になる。
一方、アンロック状態を図6を参照して説明すると、操作レバー41を時計方向に回動してワイヤー40を引っ張ると、前記カム板作動レバー23は、カム板作動バネ25の引っ張り力に打ち勝って、カム軸20で反時計方向に回動して、カム21を反時計方向に回動して、右停止体22aが前記キャスタフレーム11の当接して回動は停止される。
このカム21の作動により、カム21の左右縁部は開閉アーム14、14aに固定の当接体17、17aに当接して、前記開閉アーム14、14aはバネ18、18aの引っ張りに打ち勝って、開閉アーム14は回動軸13で時計方向に、開閉アーム14aは回動軸13aで反時計方向に回動する。
この作用によって、ブレーキシュー15、15aは後車輪3bから離脱してアンロック状態になる。
以上のように、本発明のブレーキ機構は、カム21の作用により、ロック、アンロック状態に変更ができるので、簡便な機構である。
又、前記ブレーキ機構は固定の後車輪3bに取付けるものであるが、前車輪に取り付けてもよい。
また、前記ブレーキ機構は、台車に適用する場合について説明しているが、その他、車椅子等に利用できる。また、前記実施の形態では、常時は、ロック状態であるが、常時、アンロック状態であってもよい。この場合には、前記バネ作用を逆作用となる機構にする。
1 本体
1a 台板
3 車輪
3b 後車輪
11 キャスタフレーム
13、13a 回動軸
14、14a 開閉アーム
15、15a ブレーキシュー
16、16a アーム軸
17、17a 当接体
18、18a バネ
20 カム軸
21 カム
22 左停止体
22a 右停止体
25 カム板作動バネ
27 ワイヤー支持体
40 ワイヤー
41 操作レバー

Claims (2)

  1. 台板の裏面に前車輪と固定の後車輪を取付けて走行可能な車両であって、
    キャスタフレームに、回動可能で、且つ、常時、バネの引っ張り力で後車輪に当接してロック状態であるブレーキシューを取付け、
    回動可能なカムを取付け、
    前記カムの回動位置によって、前記ブレーキシューを後車輪から離脱させてアンロック状態にする車両。
  2. 請求項1の台車であって、
    カムの回動位置をワイヤーの引っ張りで変更する台車。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013092251A (ja) * 2011-10-02 2013-05-16 Hotta Kk 移動車

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