JP6461350B2 - ブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置 - Google Patents

ブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、ブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置に係り、より詳しくは、同一寸法の円形通路式飼料投入空間が放射状に設けられた分配ローターを上、下部カバーの内側で回転させる方式の定量分配機を適用することにより、飼料貯蔵ホッパーから排出された飼料が上部カバーを経て分配ローターの飼料投入空間へ順次投入されるようにする一方、飼料投入空間に貯蔵された飼料は下部カバーおよびエア送風管にそれぞれ連結された落下管を経て飼料移送管に沿って養殖水槽または生簀網側へ順次供給することができるようにし、飼料移送管の出口側には、要求する散布方向に合わせて飼料散布管を回転させることが可能な飼料散布機を配置した、ブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置に関する。
一般に、建物の室内に養殖水槽を設置して各種魚類を高密度で養殖する陸上の養殖場施設だけでなく、湖や河川、海上などの水域に一定の範囲だけ生簀網を足場構造物と一緒に係留式で設置して各種魚類を高密度で養殖する生簀養殖場施設では、魚類の成長に必要な餌、すなわち飼料を所要の時間帯に合わせて周期的に供給することが養殖場の管理の面において最も重要な部分を占めている。
従来は、養殖場管理人が現場に直接投入され、飼料貯蔵筒に貯蔵された飼料をバスケットなどで汲み取って養殖水槽または生簀網の内部に撒き散らす方式の手作業が行われた。これは、管理人が常駐することができる陸上の養殖場では大きく問題にならないが、管理人が常駐することができない海上の生簀養殖場では生簀養殖場への移動に必要な船舶の燃料費と専門人力の採用に伴う人件費などによって養殖場の管理に相当の経済的負担を引き起こしている。
これにより、最近では自動化された飼料供給装置が現場の管理人を代替する傾向に進んでいる。従来の養殖場用飼料自動供給装置の代表的な例としては、ホッパー(Hopper)形状に製作された飼料貯蔵筒の下端の出口にローターリーバルブをゲート(Gate)手段として設置して飼料の排出および遮断作業を行うようにした状態で、養殖水槽または生簀網へ飼料を移送するにはブロワー(Blower:送風機)を使用する送風式供給装置がある。また、飼料貯蔵筒の下端の出口にスクリューコンベヤーを直接連結させて飼料の投入および移送を兼ねるようにしたスクリュー式供給装置を挙げることができる。
しかし、従来の飼料供給装置に使用されたローターリーバルブは鋸歯状の歯車をハウジングの内部で回転させる方式であり、スクリューコンベヤーの場合も移送管路の内部に設置された移送スクリューを軸方向に回転させる方式である。しかし、知の如く、鋸歯状歯車または移送スクリューを用いた供給方式は、時間あたり均一な移送量を保障することができず、鋸歯状歯車または移送スクリューが停止する時点の状態、言い換えれば飼料の排出口に歯車またはスクリューがどんな形態で置かれるかによっても飼料の排出量が変動するので、最適の給餌条件である定量吐出方式で飼料を供給させることが難しいという問題点があった。
特に、従来の飼料供給装置のうち、ローターリーバルブとブロアーを用いた送風式供給装置に発生する追加の問題点として、ブロワーから吐出された送風空気がローターリーバルブに連結された飼料排出管へ逆流することにより、ローターリーバルブを経て飼料排出管に投入された飼料の一部が養殖水槽または生簀網側へ供給されず、飼料排出管の内部で滞留する状況が頻繁に発生した。これは、飼料の供給量を一層不均一にする要因となるので、定量吐出式飼料供給方式の適用自体が事実上不可能な状況まで引き起こされる。
これに加えて、従来の飼料供給装置は、1回の飼料投入量を基準に鋸歯状歯車と移送スクリューの回転数が比較的多いため、鋸歯状歯車と移送スクリューの回転に伴う摩擦力を最小限に抑え、当該機構の駆動に必要なモーター回転を円滑に行えるように、鋸歯状歯車、移送スクリューおよびこれらを包んでいるハウジングと移送管路との間に多少大きな空隙が必要であった。このような空隙は、飼料貯蔵筒を含む飼料供給系統の密閉性能を低下させる要因になるので、養殖場周辺の湿気により飼料が容易に腐敗したり飼料成分同士が互いに絡み付いたりして供給系統の目詰まりをよく誘発させるという問題点があった。
他方で、従来の飼料供給装置でも、鋸歯状歯車または移送スクリューの回転数を計算して飼料供給量を測定した後、当該データをフィードバック資料にして飼料供給の定量制御を行っていた。しかし、ローターリーバルブとスクリューコンベヤー自体の時間あたりの移送量の不均一だけでなく、鋸歯状歯車と移送スクリューが飼料の供給方向に回転して飼料を加圧式で押し出す過程で、前述した空隙に飼料が押し込まれて砕けることにより、飼料の機能を果たすことができなくなる損失量などを勘案する場合、正確かつ効率的なフィードバック制御も難しいという問題点があり、これにより飼料の供給不足や飼料の浪費などが誘発されるという問題点があった。
また、従来の飼料供給装置は、養殖水槽または生簀網ごとに通常1台ずつ備えて使用されているので、大規模な養殖場では飼料供給装置の設置およびメンテナンスによるコストが過度にかかるという問題点があった。これを防止するために、一つの飼料供給装置で多数の養殖水槽または生簀網への給餌を行おうとする場合には、比較的狭い空間からなる養殖場の底面または生簀網用足場構造物に亘って、バルブ機構の含まれた多岐管(マニホールド)形態の飼料分配機構がさらに設備されなければならず、養殖場の効率的な空間活用が難しいだけでなく、飼料分配機構のセッティングおよび飼料供給経路の制御も非常に難しいという問題点があった。
実公平7−11579号公報
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、正確で合理的かつ経済的な方式の定量供給を行うことができるとともに、一つの飼料供給装置のみで多数の養殖水槽または生簀網への飼料供給を行うことができるようにした養殖場飼料自動定量供給装置を提供することである。
また、本発明は、飼料の滞留現象などの発生を予防することで、飼料の無駄な浪費を防止する経済的な供給を可能とする養殖場用飼料自動定量供給装置の提供を目的とする。
さらに、養殖場に管理人が常駐しなくても正確な給餌を行うことができ、陸上の養殖場や海上の生簀養殖場などの限られた空間でもその設置および運用が可能な養殖場用飼料自動定量供給装置の提供を目的とする。
本発明に係る養殖場用飼料自動定量供給装置は、陸上の養殖場または海上の生簀養殖場に設置され、養殖生物の餌となる飼料を供給させるようにした飼料供給装置(10)において、
前記飼料供給装置(10)は、貯蔵筒(2)の上端に開閉ドア(2a)が設置され、前記貯蔵筒(2)の下の漏斗状排出ホッパー(3)の下端に飼料排出管(3a)が連結設置された飼料貯蔵ホッパー(1)と、前記飼料排出管(3a)が上部面の外郭側に連結設置され、下部面の外郭側には落下管(7)が連結設置された定量分配機(4)と、前記落下管(7)の下端の出口が連結設置されるエア送風管(14)と、前記エア送風管(14)の入口側に連結設置されるブロワー(13)と、前記落下管(7)の連結部を通り過ぎたエア送風管(14)の出口側に連結設置される飼料移送管(15)とを含んでなり、
前記定量分配機(4)は、飼料排出管(3a)が連結される投入口(5a)が設けられた上部カバー(5)と、落下管(7)が連結される排出口(6a)が設けられた下部カバー(6)と、前記上部カバー(5)と前記下部カバー(6)との間に配置される所定の厚さの円板状分配ローター(8)と、前記上部カバー(5)または下部カバー(6)上に設置される駆動モーター(11)と、前記駆動モーター(11)の先端側に設置される減速機(12)と、前記減速機(12)の駆動軸(12a)に連結され、分配ローター(8)を回転させるローター軸(9)とを含んでなり、
前記分配ローター(8)の周縁部には、上部カバー(5)の投入口(5a)と下部カバー(6)の排出口(6a)にそれぞれ回転対応する円形通路式飼料投入空間(8a)が同一寸法で所定の角度範囲を置いて少なくとも2つ放射状に設けられる一方、前記投入口(5a)と排出口(6a)は、飼料投入空間(8a)と同じ直径の円形孔として設けられ、前記上部カバー(5)と下部カバー(6)は、分配ローター(8)の厚さに相当する間隔をおいてスペーサー式組立ボルト(4b)によって連結設置され、
前記投入口(5a)と排出口(6a)は、飼料投入空間(8a)の回転半径に沿って30度乃至180度の間隔をおいてずれる位置にそれぞれ配置されることにより、飼料貯蔵ホッパー(1)の飼料排出管(3a)から上部カバー(5)の投入口(5a)を経て分配ローター(8)の飼料投入空間(8a)に投入された飼料が分配ローター(8)と一緒に上部カバー(5)と下部カバー(6)との間で回転移動して、当該飼料投入空間(8a)が下部カバー(6)の排出口(6a)と対応する時点で当該排出口(6a)から落下管(7)を介して飼料の排出が行われるようにすることを特徴とする。
前記飼料供給装置(10)の飼料移送管(15)の出口側には、陸上養殖場の養殖水槽または生簀養殖場の生簀網の内側に飼料を撒き散らすための飼料散布機(20)が連結設置され、
前記飼料散布機(20)は、飼料移送管(15)の出口に連結される所定の長さの垂直パイプ部分から養殖水槽または生簀網側に延長される所定の長さの水平パイプ部分が連なった「逆L字」状の飼料散布管(23)と、前記飼料散布管(23)を所要の散布方向に合わせて回転させるための駆動ユニット(24)と、前記駆動ユニット(24)の支持のための装置受け台(22)とを含んでなることを特徴とする。
前記飼料散布機(20)は、装置受け台(22)の外側に配置される保護ケーシング(21)をさらに含んでなり、前記保護ケーシング(21)の上部面の中央には、飼料散布管(23)の垂直パイプ部分が挿入される貫通孔(21a)が設けられ、
前記装置受け台(22)は、所定の間隔をおいて離隔している上部取付板(22a)および下部取付板(22b)と、前記それぞれの取付板(22a、22b)の外郭側から垂直下方に設置される支持脚(22c)とを含んでなり、
前記飼料散布管(23)の垂直パイプの下端側は、上部取付板(22a)を貫通して下部取付板(22b)まで延設され、前記飼料移送管(15)は、下部取付板(22b)の底面に組み立てられたパイプコネクタ(15a)によって飼料散布管(23)の垂直パイプの下端部と連通するよう設置され、
前記駆動ユニット(24)は、減速機(26)を備える駆動モーター(25)と、前記減速機(26)の駆動軸(26a)を飼料散布管(23)の垂直パイプ部分に連結する伝動手段とを含んだ状態で上部取付板(22a)と下部取付板(22b)との間に設置されることを特徴とする。
前記飼料散布管(23)の垂直パイプの下端側は、上部取付板(22a)のロータリーハブ(24a)の上端の内側に組み立てられる一方、前記ロータリーハブ(24a)の下端の内側には、下部取付板(22b)のパイプコネクタ(15a)を経て飼料移送管(15)と連通する連結管(27)が組立設置され、前記ロータリーハブ(24a)は、ベアリングユニット(24b)を介在させた状態で上部取付板(22a)上に回転可能に設置され、
前記伝動手段は、減速機(26)の駆動軸(26a)に設置される駆動スプロケット(25a)と、前記連結管(27)の外周面上に固定設置される従動スプロケット(25b)と、前記駆動スプロケット(25a)を従動スプロケット(25b)と連結させるための伝動チェーン(25c)とから構成されることを特徴とする。
前記飼料散布機(20)の駆動モーター(25)は、飼料散布管(23)の回転角度の調整が可能なステッピングモーターであることを特徴とする。
前記従動スプロケット(25b)の下部に該当する連結管(27)の外周面には、1つの突出ピン(29a)を備えるセンサー作動板(29)が固定設置され、前記下部取付板(22b)の上部面には、連結管(27)が中心部を貫通する円板状のセンサーホルダー(28)が固定設置され、
前記センサーホルダー(28)の周縁部には、センサー作動板(29)の突出ピン(29a)と近接して飼料の散布位置を判断するセンサー機構(S)として少なくとも2つの近接センサーが放射状に設置されることを特徴とする。
前記突出ピン(29a)は、飼料散布管(23)の水平パイプと平行な方向になり、前記近接センサーは、飼料散布機(20)の周辺の養殖水槽または生簀網の配置状態と対応するように設置されることを特徴とする。
前記定量分配機(4)の上部カバー(5)には、下部カバー(6)の排出口(6a)と向き合う位置に送風口(5b)が設けられ、前記エア送風管(14)は、上部カバー(5)の送風口(5b)に連結設置され、
前記エア送風管(14)からバイパス管(14a)が分岐して落下管(7)に連結設置され、前記飼料移送管(15)は、落下管(7)の出口側から延設されることを特徴とする。
前記定量分配機(4)の上部カバー(5)と下部カバー(6)は、分配ローター(8)を1/2ずつ分けて収納する方式の円形皿状をし、前記上部カバー(5)と下部カバー(6)との組立面には密閉リング(4a)が介在され、
前記組立ボルト(4b)は、密閉リング(4a)を圧着させる方式で上部カバー(5)と下部カバー(6)との組立面に気密性能を与える加圧式締結ボルトであることを特徴とする.
前記飼料貯蔵ホッパー(1)には、飼料の残量を測定するセンサー機構(S)が設置され、前記定量分配機(4)には、分配ローター(8)の回転数を測定するセンサー機構(S)が設置され、
前記それぞれのセンサー機構(S)は、飼料散布機(20)のステッピングモーターまたは近接センサーと一緒に飼料供給装置(10)の制御ユニットに接続設置されることを特徴とする。
前記飼料貯蔵ホッパー(1)のセンサー機構(S)は、開閉ドア(2a)の内側に設置される超音波センサーであり、前記定量分配機(4)のセンサー機構(S)は、減速機(12)の上端面に設置される近接センサーであり、
前記減速機(12)の駆動軸(12a)の上端には、円板状のボディの外周面に少なくとも1つの突出部が設けられたスプラインキャップ(12b)が固定設置され、前記近接センサーは、スプラインキャップ(12b)の外周面と隣接した位置に配置されることを特徴とする。
前記制御ユニットは、有無線通信ネットワークをベースにして飼料供給装置(10)を遠隔で制御することができるように構築されることを特徴とする。
前記飼料散布管(23)の水平パイプの先端出口側は、所定の角度で下方傾斜するように屈曲形成されることを特徴とする。
前記飼料貯蔵ホッパー(1)の貯蔵筒(2)の一側には、飼料の残量を肉眼で確認するための透視窓(2b)が設置されることを特徴とする。
前記飼料貯蔵ホッパー(1)の開閉ドア(2a)は蝶番を用いたヒンジ式ドアであることを特徴とする。
本発明によれば、多数の円形通路式飼料投入空間が放射状に設けられた分配ローターを、飼料の投入口と排出口とがずれるように配置された上部カバーと下部カバーとの間で当該カバーに密着した状態で回転させる方式、言い換えれば、定量分配機を通じた飼料の流入および排出方向と分配ローターの回転方向とが90度の角度をなすようにする方式を適用することにより、分配ローターの回転の際に飼料粒子が砕けることなく粒子間の空隙を埋める方式で当該飼料投入空間に定量的に貯蔵されてから、下部カバーに連結された落下管を経て飼料移送管へ最終排出されるようにすることができ、これにより、飼料の損傷を最小限に抑える条件で正確かつ合理的な方式の定量供給が可能であるという効果を有するほか、飼料移送管の出口側に配置された飼料散布機を用いて1つの飼料供給装置のみでも多数の養殖水槽または生簀網の内部への飼料供給が可能であるという効果がある。
これに加えて、前記定量分配機の上部カバーと下部カバーとが密閉型ケーシングをなすようにし、下部カバーの排出口と向き合う上部カバー上に送風口を設け、この送風口にエア送風管を連結させる一方、前記エア送風管と落下管とをバイパス管で連結させる構造的改善によって、飼料の供給系統に十分な気密性能を与えることにより、外部の湿気から飼料が腐敗したり飼料成分同士が絡み付いたりする現象を最小限に抑えることができる効果があるともに、飼料の供給過程で飼料が通路上の空隙に挟まれて砕ける現象や送風空気の逆流による飼料の滞留現象も発生しないようにする効果を有し、これにより飼料の無駄な浪費を防止する経済的な方式で一層正確な定量供給が可能となる。
さらに、飼料の残量を測定するセンサー機構、分配ローターの回転数を測定するセンサー機構、飼料散布管の位置を判断するセンサー機構などを、飼料供給装置の現場制御および遠隔制御が可能な制御ユニットと接続させることにより、飼料残量の実時間確認だけでなく、飼料の1日投入量、投入時間および投入回数の設定が可能であり、多数の養殖水槽または生簀網の中から飼料投入の必要なところを直接選択して給餌を行うか、或いは、アプリ上で順番を指定して所定の投入量および回数に応じて所要の時間帯別に養殖水槽または生簀網へ飼料を交互に自動供給させることができるなど、養殖場に管理人が常駐しなくても正確な給餌を行うことができるという効果を有する。
そして、陸上の養殖場や海上の生簀養殖場などの限られた空間でもその設置および運用が便利であるように小型に製作可能であり、一つの飼料供給装置で複数の養殖水槽または生簀網に対する選択的自動給餌が可能であり、必要に応じて複数台の飼料供給装置を互いに連結して一括制御するようにすることもできるなど、養殖場の定量吐出式給餌管理と現場制御および遠隔制御による給餌作業の自動化に最適化されたシステムを提供する効果があり、ひいては、飼料供給量の正確な測定、体系的なデータ管理およびこれに基づいたフィードバック制御によって給餌作業の便宜性および能率性を極大化させることにより、養殖業者の収益向上および養殖産業の対外競争力の確保の面でも大きく貢献することができるなどの非常に有用な効果を有する。
本発明の一実施形態に係る養殖場用飼料自動定量供給装置の外観斜視図である。 図1の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る養殖場用飼料自動定量供給装置の外観斜視図である。 図3の側面図である。 本発明に使用される定量分配機の要部の抜粋斜視図である。 本発明に使用される定量分配機の分解斜視図である。 図6の結合された状態の正断面図である。 本発明に使用される飼料散布機の外観斜視図である。 図8の分解斜視図である。 図8の側断面図である。 図10のA−A線に沿った断面図である。 本発明の使用状態図である。
本発明は、ブロワーから吐出された送風空気を用いて飼料を供給させるもので、同一寸法の円形通路式飼料投入空間が放射状に設けられた分配ローターを上、下部カバーの内側で回転させる方式の定量分配機を適用することにより、飼料貯蔵ホッパーから排出された飼料が上部カバーを経て分配ローターの飼料投入空間へ順次投入されるようにする一方、飼料投入空間に貯蔵された飼料は下部カバーおよびエア送風管にそれぞれ連結された落下管を経て飼料移送管に沿って養殖水槽または生簀網側へ順次供給させることができるようにする。これにより、定量分配機を通じた飼料の流入および排出方向と分配ローターの回転方向とが90度の角度をなすようにして飼料の損傷を最小限に抑える条件で正確かつ合理的かつ経済的な方式の定量供給を行うことができる。飼料移送管の出口側には、要求する散布方向に合わせて飼料散布管を回転させることが可能な飼料散布機を配置することにより、一つの飼料供給装置のみで多数の養殖水槽または生簀網への飼料供給を行うことができるようにした。
また、本発明は、定量分配機の上、下部カバーを分配ローターに密着する組立式密閉ケーシングの形態で設置する一方、ブロワーから延長されるエア送風管を上部カバーに連結させ、エア送風管が連結される部分と向き合う位置の下部カバー上に飼料の排出口を設け、排出口から延長される落下管がエア送風管から分岐するバイパス管に連結されるようにした。これにより、飼料の供給経路が外部の湿気から完全に遮断されるようにするのはもとより、空隙や空気漏れのない密閉式通路をなすようにし、ブロワーから吐出された送風空気が定量分配機側へ逆流せず、その全量が飼料の移送に使用できるようにした。これにより、飼料が腐敗したり飼料成分同士が絡み付いたりする現象を最小限に抑えるとともに、飼料の供給過程で飼料が通路上の空隙に挟まれて砕ける現象や送風空気の逆流による飼料の滞留現象などが発生しないようにすることにより、飼料の無駄な浪費を防止する経済的な方式で一層正確な定量供給が可能である。
また、本発明は、飼料の残量を測定するセンサー機構、分配ローターの回転数を測定するセンサー機構、飼料散布管の位置を判断するセンサー機構などを飼料供給装置用制御ユニットと接続し、有無線通信ネットワークをベースにして飼料供給装置を遠隔で制御することができるように制御ユニットを構築した。これにより、飼料残量の実時間確認だけでなく、飼料の1日投入量、投入時間および投入回数の設定が可能であり、多数の養殖水槽または生簀網の中から飼料投入の必要なところを直接選択して給餌を行うか、或いは、アプリ上で順番を指定して所定の投入量および回数に応じて所要の時間帯別に養殖水槽または生簀網へ飼料を交互に自動供給させることができる。このため、養殖場に管理人が常駐しなくても正確な給餌を行うことができ、飼料供給量の正確な測定、体系的なデータ管理およびこれに基づいたフィードバック制御によって給餌作業の便宜性および能率性を極大化させることができ、小型に製作可能であり、複数台の飼料供給装置を互いに連結して制御することができる。このため、陸上の養殖場や海上の生簀養殖場などの限られた空間でもその設置および運用が可能である。
以下、添付図面を参照して、本発明につて詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る飼料供給装置10は、図1および図2に示す通り、一定量の飼料が貯蔵される貯蔵筒2の上端に開閉ドア2aが設置され、貯蔵筒2の下の漏斗状排出ホッパー3の下端に飼料排出管3aが連結設置された飼料貯蔵ホッパー1と、飼料排出管3aが上部カバー5の外郭側に連結設置され、下部カバー6の外郭側には落下管7が連結設置された定量分配機4と、落下管7の下端の出口が連結設置されるエア送風管14と、エア送風管14の入口側に連結設置されるブロワー13と、落下管7の連結部を通り過ぎたエア送風管14の出口側に連結設置される飼料移送管15とを含む。
飼料貯蔵ホッパー1の貯蔵筒2の一側(図面上の左側と右側)には、飼料の残量を肉眼で確認するための透視窓2bが設けられ、飼料貯蔵ホッパー1の開閉ドア2aは、自重による貯蔵筒2の密閉機能を提供することができるように、蝶番を用いたヒンジ式ドアが好ましく、貯蔵筒2の底面の外郭側には飼料貯蔵ホッパー1の支持脚1aが設置され、それぞれの支持脚1aは、飼料供給に必要な機構の装着および飼料供給装置10の構造的安定性を確保するために底補強リブ1bで連結されており、それぞれの支持脚1aの下端部には、陸上の養殖場または海上の生簀養殖場に飼料供給装置10を固定式で設置することができるように固定ブラケット1cが一体に設けられている。
本発明の他の実施形態に係る飼料供給装置10は、図3および図4に示す通り、ブロワー13から延長されるエア送風管14が落下管7と向き合う位置で定量分配機4の上部カバー5に連結設置されるようにし、エア送風管14からバイパス管14aを分岐させて落下管7に連結させる一方、飼料移送管15は、落下管7の出口側から延設されるようにすることにより、ブロワー13から送風された空気が飼料の供給および移送にさらに合理的に使用できるようにしたものであり、それ以外の残りの構成は前述した一実施形態と同様である。
言い換えれば、図1および図2に示す方式は、ブロワー13から送風される空気が落下管7を経て定量分配機4側へ逆流する現象が少し発生することもあるが、図3および図4に示す方式は、ブロワー13から送風された空気の主な圧力が定量分配機4を経て落下管7へ飼料を押し出す方向に誘導されるようにし、バイパス管14aへ誘導される残りの空気圧力は落下管7を経て飼料と一緒に排出される送風空気と合流して飼料移送管15へ飼料を最終供給させるために使用されるようにすることにより、ブロワー13から送風された空気の全量が飼料の移送にさらに合理的に適用されるようにしたものである。
これに加えて、定量分配機4は、図5乃至図7に示すように、飼料排出管3aが連結される投入口5a、およびエア送風管14が連結される送風口5bがそれぞれ設けられた上部カバー5と、落下管7が連結される排出口6aが設けられた下部カバー6と、上部カバー5と下部カバー6との間に配置される所定の厚さの円板状分配ローター8と、上部カバー5に組立設置される駆動モーター11と、駆動モーター11の先端側に備えられた減速機12と、減速機12の駆動軸12aに連結され、分配ローター8を回転させるローター軸9とを含んでなり、駆動モーター11は、減速機12と一緒に下部カバー6の底面に設置されることも可能である。
分配ローター8の周縁部には、上部カバー5の投入口5a、送風口5bおよび下部カバー6の排出口6aにそれぞれ回転対応するように、円形通路式飼料投入空間8aが同一寸法で90度の角度範囲を置いて合計4つが放射状に設けられており、分配ローター8の中央部には、キー9aと一緒にローター軸9が組み立てられるように軸組立孔8bが穿設されており、これに対応する下部カバー6の中央部にも、ローター軸9の下端部が挿入される軸組立孔6bが設けられている。
投入口5aと排出口6aは、飼料投入空間8aと同じ直径の孔にして90度の角度範囲を置いてずれるように配置される一方、送風口5bは、排出口6aと向き合う位置に配置され、投入口5a、排出口6aおよび送風口5bに対する飼料排出管3a、落下管7およびエア送風管14の配管連結作業には、パッキンを介在させたフランジ継手方式を適用させることにより、各配管の連結部位が優れた気密性能を保つようにすることが好ましい。
同じ観点から、定量分配機4の上部カバー5と下部カバー6は、分配ローター8を1/2ずつ分けて収納する方式の円形皿状をし、上部カバー5と下部カバー6との組立面には密閉リング4aが介在されており、上部カバー5および下部カバー6の外周面には、密閉リング4aを圧着させる方式で上部カバー5と下部カバー6との組立面に優れた気密性能を与えることができるようにスペーサー式組立ボルト4bが設置されている。
もちろん、上部カバー5と下部カバー6を円板状に製作した後、分配ローター8の厚さに相当する間隔をおいて上部カバー5と下部カバー6とがスペーサー(Spacer)式組立ボルト4bによって連結設置されるようにしてもよいが、この場合、分配ローター8の円滑な回転のために上部カバー5および下部カバー6を分配ローター8に非常に強い力で密着させることができないので、上、下部カバー5、6と分配ローター8との接触面との間に十分な気密性能を与えることが難しいという欠点がある。よって、なるべく、前述した密閉型ケーシング構造で上部カバー5および下部カバー6を設置することが好ましい。
図5乃至図7に基づいて説明した定量分配機4は、図3および図4に示す飼料供給装置10に適用されるものであり、図1および図2に示す飼料供給装置10の定量分配機4は、上部カバー5に送風口5bが設けられていない構造であり、飼料投入空間8aは、少なくとも2つ(180度の間隔)から最大8つ(45度の間隔)程度の個数で分配ローター8に形成させることが好ましく、定量分配機4を大型化させて使用しようとする場合には、これよりもさらに多くの数の飼料投入空間8aを分配ローター8に形成させることも可能である。
また、投入口5aと排出口6aとを90度の角度範囲でずれるように配置させることにより、分配ローター8を回転させて定量分配機4への飼料投入および落下管7への飼料排出過程を行うとき、分配ローター8に設けられた飼料投入空間8aが投入口5aと排出口6aとの間に掛け渡される状況が発生しないようにしたので、このような条件を満足する場合、投入口5aと排出口6aとの間隔は、飼料投入空間8aの個数および角度範囲に合わせて任意に調整することができる。通常、30度乃至180度の範囲内になる。
より好適な実施形態としては、陸上養殖場の養殖水槽または生簀養殖場の生簀網の内側に飼料を撒き散らすための飼料散布機を飼料供給装置10の飼料移送管15の出口側に配置させるものであり、飼料散布機20は、図8乃至図10にそれぞれ示しているように、飼料移送管15の出口に連結される所定の長さの垂直パイプ部分から養殖水槽または生簀網側に延長される所定の長さの水平パイプ部分が連なった「逆L字」状の飼料散布管23と、飼料散布管23を所要の散布方向に合わせて回転させるための駆動ユニット24と、駆動ユニット24の支持のための装置受け台22とを含む。
装置受け台22は、所定の間隔を置いて離隔している上部取付板22aおよび下部取付板22bと、それぞれの取付板22a、22bの外郭側から所定の長さだけ垂直下方に延設される多数個(図面上、4個)の支持脚22cとから構成され、装置受け台22の強固な固定式装着のために、それぞれの支持脚22cの下端にわたって底固定板22dをさらに設置することが好ましく、駆動ユニット24をより安全に保護することができるように、装置受け台22の外側には保護ケーシング21をさらに配置することが好ましい。
図面上、保護ケーシング21は、装置受け台22を覆い囲む円筒状のメインケーシングと、メインケーシングの上部側に設置される半球状の補助ケーシングとから構成されており、この他にも、六面体ケーシングなどの様々な形状に保護ケーシング21の製作が可能であり、保護ケーシング21の上部面の中央には、飼料散布管23の垂直パイプ部分が挿入される貫通孔21aが設けられており、貫通孔21aを経て下方に延長される飼料散布管23の垂直パイプ部分が装置受け台22をベースにして回転可能に設置されるものである。
前述のように飼料散布管23を所要の散布方向に合わせて回転させるための駆動ユニット24は、減速機26を備える駆動モーター25と、減速機26の駆動軸26aを飼料散布管23の垂直パイプ部分に連結する伝動手段とを含んだ状態で上部取付板22aと下部取付板22bとの間に設置され、伝動手段は、減速機26の駆動軸26aに設置される駆動スプロケット25aと、飼料散布管23の回転のための従動スプロケット25bと、駆動スプロケット25aを従動スプロケット25bと連結させるための伝動チェーン25cとを挙げることができ、この他にも歯車伝動手段またはベルト伝動手段などの様々な伝動手段が適用できる。
他方で、駆動ユニット24による飼料散布管23の回転作動を円滑に行うとともに、ブロワー13から送風される空気圧の漏れが発生しないように飼料移送管15を飼料散布管23と連通させることができるように、装置受け台22の上部取付板22aには、ベアリングユニット24bを介在させた状態でロータリーハブ24aが回転可能に設置され、飼料散布管23の垂直パイプの下端側は、ロータリーハブ24aの上端の内側に組立設置され、ロータリーハブ24aの下端の内側には、下部取付板22bのパイプコネクタ15aを経て飼料移送管15に連通する連結管27が組立設置されている。
したがって、駆動ユニット24の従動スプロケット25bが連結管27の外周面上に固定設置され、連結管27がロータリーハブ24aおよび飼料散布管23と一緒に装置受け台22上で軸回転し、必要に応じて、連結管27の下端部を下部取付板22bのパイプコネクタ15aの内側まで延長させた状態で当該部位にベアリングユニットをさらに適用させることも可能であり、ロータリーハブ24aと連結管27を適用させる代わりに、飼料散布管23の垂直パイプ部分がパイプコネクタ15aまで延長されるようにした後、当該垂直パイプ部分に従動スプロケット25bを設置することも可能である。
前述のように飼料散布機20を含む本発明の飼料供給装置10において、飼料の残量を実時間で確認し、養殖水槽または生簀網の内部に供給された飼料の投入量を正確に測定してデータ化させ、定められた時間帯に所要の投入量に合わせて飼料を定量供給させるようにするとともに、飼料散布管23を所要の散布方向に合わせて正確にセッティングするなど、養殖場の給餌に関連した飼料供給装置10のすべての作動を自動化させることが最も好ましい。
このため、飼料貯蔵ホッパー1には、飼料の残量を測定するセンサー機構Sが設置され、定量分配機4には、分配ローター8の回転数を測定するセンサー機構Sが設置され、飼料散布機20には、飼料散布管23の位置(散布方向)を判断するセンサー機構Sが設置され、それぞれのセンサー機構Sは、飼料供給装置10の制御ユニット(図示せず)に接続設置され、制御ユニットは、現場制御だけでなく、有無線通信ネットワークをベースにして飼料供給装置10の遠隔制御も可能なシステムとなるようにする。
飼料貯蔵ホッパー1のセンサー機構Sは、送信部から発生させたパルスが物体に反射して返ってくる信号を受信部で測定して飼料の残量を距離(深さ)の値から判断する超音波センサーを代表的な例として挙げることができ、超音波センサーは、貯蔵筒2の開閉ドア2aの内側に設置することが好ましく、この他にも光センサーなどの様々なセンサー機構が使用できる。
そして、定量分配機4のセンサー機構Sは、図6および図7に示すように、減速機12の上端面に設置される近接センサーを代表的な例として挙げることができ、減速機12の駆動軸12aの上端には、円板状のボディの外周面に少なくとも1つの突出部を有するスプラインキャップ12bが固定設置され、近接センサーは、スプラインキャップ12bの外周面に隣接した位置に配置される。
したがって、分配ローター8の回転数およびこれに基づいた飼料供給量の測定は、スプラインキャップ12bの突出部が近接センサーによって認識された回数を計算する方式で行われ、突出部は、少なくとも1つにしてスプラインキャップ12bの外周面の任意の位置に形成させても構わないが、分配ローター8に設けられた飼料投入空間8aの個数および配置間隔と同一になるように突出部を形成させることがよりさらに有利であるといえる。
飼料散布機20のセンサー機構Sも、図10および図11に示すように、連結管27の外側部に配置される少なくとも2つの近接センサーを代表的な例として挙げることができるので、それぞれの近接センサーは、連結管27が中心部を貫通する円板状のセンサーホルダー28の周縁部上に配置され、センサーホルダー28は、下部取付板22bの上部面に固定設置され、近接センサーの作動のために、従動スプロケット25bの下部に該当する連結管27の外周面には、1つの突出ピン29aを備える円板状のセンサー作動板29が固定設置されている。
したがって、センサー作動板29が連結管27と一緒に回転する過程で、当該突出ピン29aが特定の近接センサーと向き合う位置データから飼料散布管23の実質的な散布位置を演算および判断する。飼料散布機20の場合、前述したセンサー機構Sを用いる代わりに、駆動モーター25自体を、飼料散布管23の回転角度の調整が可能なステッピングモーター(Stepping motor)にして、当該モーターの作動を直接制御する方式も適用可能である。
特に、センサー作動板29の突出ピン29aが飼料散布管23の水平パイプと平行な方向となるようにし、それぞれの近接センサーは、飼料散布機20の周辺の養殖水槽または生簀網の配置状態に対応するように設置する場合、当該近接センサーからの、センサー作動板29の突出ピン29aが近接したという信号自体が、特定の養殖水槽または生簀網に対する飼料散布用セッティング作業が完了したことを知らせる「ON」信号になる。よって、このような方式は、ステッピングモーターを用いた散布位置の判断および調整作業と比較して、制御ユニットに適用されるアルゴリズムをより容易に実現することができるという利点がある。
本発明によれば、多数個の円形通路式飼料投入空間8aが放射状に設けられた分配ローター8を、飼料の投入口5aと排出口6aとがずれるように配置された上部カバー5と下部カバー6との間で当該カバーに密着した状態で回転させる方式、つまり、定量分配機4を通じた飼料の流入および排出方向と分配ローター8の回転方向とが90度の角度をなすようにする方式を適用することにより、分配ローター8の回転の際に飼料粒子が砕けることなく粒子間の空隙を埋める方式で、当該飼料投入空間8aに定量的に貯蔵されてから、下部カバー6に連結された落下管7を経て飼料移送管15へ最終排出されるようにすることができる。
これにより、飼料の損傷を最小限に抑える条件で正確かつ合理的な方式の定量供給が可能であるのはもとより、飼料移送管15の出口側に配置された飼料散布機20を用いて1つの飼料供給装置10のみでも多数の養殖水槽または生簀網の内部への飼料供給が可能となるので、代表的な適用例として、図12に示すように合計4つの生簀網17が「田」字状の足場構造物18をベースにして設置された海上の生簀養殖場16において、足場構造物18の中央側に飼料散布機20を配置する一方、足場構造物18の外郭側の装置足場19上に飼料供給装置10を配置した後、飼料散布機20および飼料供給装置10を飼料移送管15で連結させた方式が挙げられる。
上記方式を適用すると、飼料の投入が要求される生簀網17の方向に飼料散布管23を回転させた後、飼料供給装置10から飼料移送管15を経て飼料散布機20へ飼料を送風供給させることにより、当該飼料成分が飼料散布管23を経て、要求する生簀網17の内部に投入されるようにすることができ、陸上養殖場の場合は、飼料散布管23の回転半径に沿って一定の間隔をおいて多数個の養殖水槽を配置させて置くことにより、同じ目的を達成することができ、養殖水槽の大きさ(直径や面積)が小さければ、飼料散布管23の水平パイプの先端出口側を養殖水槽の内側部に向かって所定の角度だけ下方屈曲させて使用するのが有利である。
これに加えて、定量分配機4の上部カバー5と下部カバー6とが密閉型ケーシングをなすようにし、下部カバー6の排出口6aと向き合う上部カバー5上に送風口5bを設け、この送風口5bにエア送風管14を連結させる一方、エア送風管14と落下管7とをバイパス管14aで連結させる構造的改善によって、飼料の供給系統に十分な気密性能を与えることにより、外部の湿気から飼料が腐敗したり飼料成分同士が絡み付いたりする現象を最小限に抑えることができるとともに、飼料の供給過程で飼料が通路上の空隙に挟まれて砕ける現象や送風空気の逆流による飼料の滞留現象も発生しないようにし、これにより飼料の無駄な浪費を防止する経済的な方式で一層正確な定量供給を行うことができる。
また、上記それぞれのセンサー機構Sを用いて飼料供給装置10の現場制御および遠隔制御を可能にすることにより、飼料残量の実時間確認だけでなく、飼料の1日投入量、投入時間および投入回数の設定が可能であり、多数の養殖水槽または生簀網17の中から飼料投入の必要なところを直接選択して給餌を行うか、或いは、アプリ上で順番を指定して所定の投入量および回数に応じて所要の時間帯別に養殖水槽または生簀網17へ飼料を交互に自動供給させることができるなど、養殖場に管理人が常駐しなくても正確な給餌を行うことができる。
さらに、陸上の養殖場や海上の生簀養殖場16などの限られた空間でもその設置および運用が便利でるように小型に製作可能であり、一つの飼料供給装置10で複数の養殖水槽または生簀網17に対する選択的な自動給餌が可能であり、必要に応じて、複数台の飼料供給装置10を互いに連結して一括制御するようにすることもできるなど、養殖場の定量吐出式給餌管理と現場制御および遠隔制御による給餌作業の自動化に最適化されたシステムを提供することができ、ひいては、飼料供給量の正確な測定、体系的なデータ管理およびこれに基づいたフィードバック制御によって給餌作業の便宜性と能率性を極大化させることにより、養殖業者の収益向上および養殖産業の対外競争力の確保の面でも大きく貢献することができる。
本発明は、室内の養殖水槽で各種魚類を高密度で養殖する陸上の養殖場施設だけでなく、湖や河川、海上などの水域に一定の範囲だけ生簀網を足場構造物と一緒に係留式で設置して各種魚類を高密度で養殖する生簀養殖場施設に適用され、魚類の成長に必要な餌、すなわち飼料を所要の時間帯に合わせて周期的に供給させるようにした飼料自動定量供給装置に関するものであって、産業上利用することができる発明に該当する。
1 飼料貯蔵ホッパー
2 貯蔵筒
2a 開閉ドア
3 漏斗状排出ホッパー
3a 飼料排出管
4 定量分配機
4b スペーサー式組立ボルト
5 上部カバー
5a 投入口
6 下部カバー
6a 排出口
7 落下管
8 円板状分配ローター
8a 円形通路式飼料投入空間
9 ローター軸
10 飼料供給装置
11 駆動モーター
12 減速機
12a 駆動軸
13 ブロワー
14 エア送風管
15 飼料移送管
15a パイプコネクタ
20 飼料散布機
21 保護ケーシング
21a 貫通孔
22 装置受け台
22a 上部取付板
22b 下部取付板
22c 支持脚
23 飼料散布管
24 駆動ユニット
24a ロータリーハブ
24b ベアリングユニット
25 駆動モーター
26 減速機
26a 駆動軸
27 連結管
28 センサーホルダー
29 センサー作動板
29a 突出ピン

Claims (14)

  1. 陸上養殖場又は海上の生簀養殖場に設置され養殖生物の餌となる飼料を供給させ飼料供給装置(10)であって、
    前記飼料供給装置(10)は、
    貯蔵筒(2)の上端に開閉ドア(2a)が設置され前記貯蔵筒(2)の下の漏斗状排出ホッパー(3)の下端に飼料排出管(3a)が連結設置された飼料貯蔵ホッパー(1)と、
    前記飼料排出管(3a)が上部面の外郭側に連結設置され下部面の外郭側落下管(7)が連結設置された定量分配機(4)と、
    前記落下管(7)の下端の出口が連結設置されるエア送風管(14)と、
    前記エア送風管(14)の入口側に連結設置されるブロワー(13)と、
    前記落下管(7)の連結部を通り過ぎた前記エア送風管(14)の出口側に連結設置され飼料移送管(15)とを含
    前記飼料移送管(15)の出口側には、陸上養殖場の養殖水槽又は生簀養殖場の生簀網の内側に飼料を撒き散らすための飼料散布機(20)が連結設置され、
    前記飼料散布機(20)は、
    前記飼料移送管(15)の出口に連結される所定の長さの垂直パイプ部分から養殖水槽又は生簀網側に延長される所定の長さの水平パイプ部分が連なった「逆L字」状の飼料散布管(23)と、
    前記飼料散布管(23)を所要の散布方向に合わせて回転させるための駆動ユニット(24)と、
    前記駆動ユニット(24)の支持のための装置受け台(22)と、
    前記装置受け台(22)の外側に配置される保護ケーシング(21)と、を含み、
    前記保護ケーシング(21)の上部面の中央には、前記飼料散布管(23)の垂直パイプ部分が挿入される貫通孔(21a)が設けられ、
    前記装置受け台(22)は、
    所定の間隔をおいて離隔されてその間に前記駆動ユニット(24)が設置される上部取付板(22a)及び下部取付板(22b)と、
    前記それぞれの取付板(22a、22b)の外郭側から垂直下方に設置される支持脚(22c)と、を含み、
    前記飼料散布管(23)の垂直パイプの下端側は、上部取付板(22a)を貫通して下部取付板(22b)まで延設され、
    前記飼料移送管(15)は、下部取付板(22b)の底面に組み立てられたパイプコネクタ(15a)によって前記飼料散布管(23)の垂直パイプの下端部と連通するように設置され、
    前記駆動ユニット(24)は、減速機(26)を備える駆動モーター(25)と、前記減速機(26)の駆動軸(26a)を飼料散布管(23)の垂直パイプ部分に連結する伝動手段と、を含むことを特徴とするブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  2. 前記定量分配機(4)は、
    前記飼料排出管(3a)が連結される投入口(5a)が設けられた上部カバー(5)と、
    落下管(7)が連結される排出口(6a)が設けられた下部カバー(6)と、
    前記上部カバー(5)と前記下部カバー(6)との間に配置される所定の厚さの円板状分配ローター(8)と、
    前記上部カバー(5)又は前記下部カバー(6)上に設置される駆動モーター(11)と、
    前記駆動モーター(11)の先端側に設置される減速機(12)と、
    前記減速機(12)の駆動軸(12a)に連結され分配ローター(8)を回転させるローター軸(9)とを含
    前記分配ローター(8)の周縁部には、前記上部カバー(5)の投入口(5a)及び前記下部カバー(6)の排出口(6a)にそれぞれ回転対応する円形通路式飼料投入空間(8a)が同一寸法で所定の角度範囲を置いて少なくとも2つ放射状に設けられ、
    前記投入口(5a)及び前記排出口(6a)は、飼料投入空間(8a)と同じ直径の円形孔として設けられ、
    前記上部カバー(5)及び前記下部カバー(6)は、前記分配ローター(8)の厚さに相当する間隔をおいてスペーサー式組立ボルト(4b)によって連結設置され、
    前記投入口(5a)及び前記排出口(6a)は、前記飼料投入空間(8a)の回転半径に沿って30度180度の間隔をおいてずれる位置にそれぞれ配置されることにより、前記飼料貯蔵ホッパー(1)の飼料排出管(3a)から前記上部カバー(5)の投入口(5a)を経て前記分配ローター(8)の飼料投入空間(8a)に投入された飼料が前記分配ローター(8)と前記上部カバー(5)と前記下部カバー(6)との間で回転移動して、当該飼料投入空間(8a)が前記下部カバー(6)の排出口(6a)対応する時点で当該排出口(6a)から前記落下管(7)を介して飼料の排出が行われことを特徴とする請求項1に記載のブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  3. 前記飼料散布管(23)の垂直パイプの下端側は、前記上部取付板(22a)のロータリーハブ(24a)の上端の内側に組み立てら
    前記ロータリーハブ(24a)の下端の内側には、前記下部取付板(22b)のパイプコネクタ(15a)を経て前記飼料移送管(15)連通する連結管(27)が組立設置され、
    前記ロータリーハブ(24a)は、ベアリングユニット(24b)を介在して上部取付板(22a)上に回転可能に設置され、
    前記伝動手段は、
    前記減速機(26)の駆動軸(26a)に設置される駆動スプロケット(25a)と、
    前記連結管(27)の外周面上に固定設置される従動スプロケット(25b)と、
    前記駆動スプロケット(25a)を従動スプロケット(25b)連結させるための伝動チェーン(25c)とから構成されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  4. 前記飼料散布機(20)の駆動モーター(25)は、前記飼料散布管(23)の回転角度の調整が可能なステッピングモーターであることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  5. 前記従動スプロケット(25b)の下部に該当する連結管(27)の外周面には、1つの突出ピン(29a)を備えるセンサー作動板(29)が固定設置され、
    前記下部取付板(22b)の上部面には、連結管(27)が中心部を貫通する円板状のセンサーホルダー(28)が固定設置され、
    前記センサーホルダー(28)の周縁部には、前記センサー作動板(29)の突出ピン(29a)近接して飼料の散布位置を判断するセンサー機構(S)として少なくとも2つの近接センサーが放射状に設置されることを特徴とする請求項に記載のブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  6. 前記突出ピン(29a)は、前記飼料散布管(23)の水平パイプ平行な方向であり、
    前記近接センサーは、前記飼料散布機(20)の周辺の養殖水槽又は生簀網の配置状態対応するように設置されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  7. 前記定量分配機(4)の上部カバー(5)には、前記下部カバー(6)の排出口(6a)向き合う位置に送風口(5b)が設けられ、
    前記エア送風管(14)は、前記上部カバー(5)の送風口(5b)に連結設置され、
    前記エア送風管(14)からバイパス管(14a)が分岐して前記落下管(7)に連結設置され、
    前記飼料移送管(15)は、前記落下管(7)の出口側から延設されることを特徴とする請求項に記載のブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  8. 前記定量分配機(4)の上部カバー(5)及び下部カバー(6)は、前記分配ローター(8)を1/2ずつ分けて収納する方式の円形皿状をし、前記上部カバー(5)と前記下部カバー(6)との組立面には密閉リング(4a)が介在
    前記組立ボルト(4b)は、前記密閉リング(4a)を圧着させる方式で前記上部カバー(5)と前記下部カバー(6)との組立面に気密性能を与える加圧式締結ボルトであることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  9. 前記飼料貯蔵ホッパー(1)には、飼料の残量を測定するセンサー機構(S)が設置され、
    前記定量分配機(4)には、前記分配ローター(8)の回転数を測定するセンサー機構(S)が設置され、
    前記それぞれのセンサー機構(S)は、飼料散布機(20)の駆動モーター(25)又は近接センサーとに飼料供給装置(10)の制御ユニットに接続設置されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  10. 前記飼料貯蔵ホッパー(1)のセンサー機構(S)は、開閉ドア(2a)の内側に設置される超音波センサーであり、
    前記定量分配機(4)のセンサー機構(S)は、減速機(12)の上端面に設置される近接センサーであり、
    前記減速機(12)の駆動軸(12a)の上端には、円板状のボディの外周面に少なくとも1つの突出部が設けられたスプラインキャップ(12b)が固定設置され、
    前記定量分配機(4)の近接センサーは、前記スプラインキャップ(12b)の外周面隣接する位置に配置されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  11. 前記制御ユニットは、有無線通信ネットワークをベースにして前記飼料供給装置(10)を遠隔で制御すように構築されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  12. 前記飼料散布管(23)の水平パイプの先端出口側は、所定の角度で下方傾斜するように屈曲形成されることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  13. 前記飼料貯蔵ホッパー(1)の貯蔵筒(2)の一側には、飼料の残量を肉眼で確認するための透視窓(2b)が設置されることを特徴とする請求項1に記載のブロワーを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
  14. 前記飼料貯蔵ホッパー(1)の開閉ドア(2a)は蝶番を用いたヒンジ式ドアであることを特徴とする請求項に記載のブローを用いた養殖場用飼料自動定量供給装置。
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