JP6459523B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両乗員を衝突時等に拘束するためのエアバッグ装置に関する。
自動車等のエアバッグ装置は、衝突時等にインフレータが作動してガスを発生させ、このガスによってエアバッグを急速に膨張させて乗員を拘束するよう構成されている。例えば、エアバッグ装置は、エアバッグと、エアバッグが取り付けられたリテーナと、エアバッグに膨張用のガスを供給するためのインフレータと、エアバッグをリテーナに取り付けるための押えリングと、通常時(車両衝突等の緊急事態に遭遇していないとき)に折り畳まれたエアバッグを覆っているモジュールカバー等から主として構成されている(例えば特許文献1参照)。
リテーナの中央付近にはインフレータ取付用の開口が設けられ、その周囲には、等間隔にて複数個のボルト挿通孔が設けられている。インフレータはこのインフレータ用開口内に嵌装されており、その側周面から側方へ張り出したフランジがリテーナのインフレータ用開口の周縁部に当接している。このインフレータのフランジには、リテーナの各ボルト挿通孔と同心状に重なるボルト挿通孔が設けられている。
エアバッグのガス導入用開口の周縁部がリテーナのインフレータ用開口の周縁部に重ね合わされ、押さえリングと、このリテーナのインフレータ用開口の周縁部との間に挟持されている。エアバッグのガス導入用開口の周囲にも、リテーナの各ボルト挿通孔と同心状に重なるボルト挿通孔が設けられている。
押さえリングには等間隔にて複数本のスタッドボルトが突設されている。このスタッドボルトは、それぞれ、エアバッグ、リテーナ、及びインフレータのフランジの互いに同心状に重なり合ったボルト挿通孔を貫通しており、このスタッドボルトにそれぞれナットが締め込まれることにより、押さえリング、エアバッグ及びインフレータがリテーナに連結・固定されている。
また、取り付け固定用のフランジを有しないインフレータを保持するエアバッグ装置が知られている(例えば特許文献2参照)。このエアバッグ装置は、インフレータと、リテーナと、エアバッグと、エアバッグの開口周縁部をリテーナに取り付けるためのバッグリングとを備えている。バッグリングは、インフレータの軸方向端面を支持する円筒部と、その円筒部から径方向へ向けて延びるフランジ部とを有している。
バッグリングのフランジ部、エアバッグ及びリテーナにはそれぞれ、軸方向に貫通する貫通孔が設けられる。この貫通孔に挿入されたボルトが締結されることにより、バッグリング、エアバッグ及びリテーナは、インフレータを保持しつつ互いに一体となるように取り付け固定される。
特開2002−331902号公報 特許第4560881号公報
上述したような従来のエアバッグ装置では、インフレータの取り付け固定に際し、インフレータのフランジ、又はバッグリングのフランジ部に設けられた貫通孔にボルトを挿入し、ナットを締め込むという工程が不可欠であった。この工程は、エアバッグ装置の組み立て作業を煩雑にし、コストが嵩む。
本発明は、このような従来の問題点を解消し、インフレータの取り付け固定を簡易に行うことが可能なエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明のエアバッグ装置は、ガスを発生するインフレータと、前記インフレータの発生するガスにより膨張するエアバッグと、前記インフレータが挿入される挿入口が設けられたリテーナと、前記エアバッグを前記リテーナに取り付けるバッグリングと、前記挿入口に挿入されたインフレータを固定するバネ部と、を備えるものである。
本発明の一態様では、前記バネ部は前記インフレータに設けられており、前記バッグリングに立設された先端がL字状又はくさび状の突起部が前記リテーナを貫通し該バネ部と係合して該インフレータが固定されることを特徴とする。この場合、前記バッグリングからボルトが立設されており、該ボルトが前記リテーナを貫通し、該ボルトにナットが螺着されており、該ボルトは前記突起部よりも外周側に位置してもよい。または、前記バッグリングからボルトが立設されており、該ボルトが前記リテーナ及び前記インフレータのフランジを貫通し、該ボルトにナットが螺着されており、該フランジに設けられたボルト貫通孔の径は、該ナットの径よりも大きくなってもよい。
本発明の別の一態様では、前記バネ部は前記バッグリングに設けられており、前記インフレータのフランジに立設された先端がL字状又はくさび状の突起部が前記リテーナを貫通し該バネ部と係合して該インフレータが固定されることを特徴とする。この場合、前記突起部は前記フランジを貫通しており、該フランジを挟み込む厚肉部を有してもよい。また、前記突起部を周方向に回転させることで、該突起部と前記バネ部との係合が外れるようにしてもよい。
本発明の別の一態様では、前記インフレータはフランジレスインフレータであり、側面には凹部が設けられており、前記リテーナの底面に設けられた前記バネ部が該凹部に入り込むことで該インフレータが固定されることを特徴とする。この場合、前記凹部は前記インフレータを周回する溝状であってもよい。また、前記バネ部はコ字又はU字形状であってもよい。また、コ字又はU字形状の前記バネ部の開口端側における前記リテーナの一部が着脱可能な着脱部となっており、前記バッグリングは該着脱部に対応する部分が開口したC字型となっていてもよい。また、前記インフレータの後面には、通電用のピンが軸方向に設けられ、該インフレータには、ピンの延在方向を90°曲げる変換コネクタが取り付けられていてもよい。
本発明の別の一態様では、前記エアバッグは助手席に設置する助手席用エアバッグであることを特徴とする。この場合、前記インフレータはグローブボックス側から着脱可能となっていてもよい。
本発明のエアバッグ装置は、膨張して助手席乗員を拘束する助手席用のエアバッグと、折り畳まれた該エアバッグを収容したリテーナと、該エアバッグを膨張させるインフレータと、を備えるエアバッグ装置であって、該リテーナのグローブボックス側の側面には開閉可能な開口部が設けられており、該開口部を介してグローブボックス側から該インフレータを着脱できることを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ装置では、バネを用いてリテーナに対してインフレータを固定している。そのため、リテーナのインフレータ差込口にインフレータを差し込んで押し込むという簡易な作業でインフレータの取付固定を行うことができる。
第1の実施形態に係るエアバッグ装置のインフレータ取付部分の断面図である。 第1の実施形態に係るバッグリングの斜視図である。 第1の実施形態に係るリテーナの斜視図及び上面図である。 第1の実施形態に係るインフレータの斜視図及び下面図である。 第1の実施形態に係るエアバッグ装置の分解斜視図である。 第1の実施形態に係るインフレータの取り付け構造を説明する図である。 変形例によるバッグリングの斜視図である。 変形例によるエアバッグ装置の分解斜視図である。 変形例によるインフレータの斜視図である。 第2の実施形態に係るエアバッグ装置のインフレータ取付部分の断面図である。 第2の実施形態に係るバッグリングの上面図及び斜視図である。 第2の実施形態に係るリテーナの斜視図及び上面図である。 第2の実施形態に係るインフレータの斜視図及び主要部分の断面図である。 第2の実施形態に係るエアバッグ装置の分解斜視図である。 第2の実施形態に係るインフレータの取り付け構造を説明する図である。 第2の実施形態に係るインフレータの取り外し方法を説明する図である。 第3の実施形態に係るエアバッグ装置のインフレータ取付部分の断面図である。 第3の実施形態に係るリテーナの斜視図である。 第3の実施形態に係るインフレータの斜視図である。 第3の実施形態に係るインフレータの取り付け方法を説明する図である。 第3の実施形態に係るインフレータの取り付け構造を説明する図である。 変形例によるリテーナの斜視図である。 インフレータに取り付ける変換コネクタを示す図である。 助手席用エアバッグ装置の断面図である。 助手席用エアバッグ装置の断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。以下の実施の形態において、エアバッグが膨張展開する方向(乗員側へ向う方向)を前方、これとは反対の方向を後方と称する場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るエアバッグ装置10のインフレータ取付部分の断面図である。図2は、エアバッグ装置10が備えるバッグリング20の斜視図である。図3(a)はエアバッグ装置10が備えるリテーナ14の斜視図であり、図3(b)はリテーナ14の上面図である。図4(a)はエアバッグ装置10が備えるインフレータ12の斜視図であり、図4(b)はインフレータ12を後方側から見た図である。図5は、エアバッグ装置10の分解斜視図である。図6は、インフレータ12の取り付け構造を説明する図である。
エアバッグ装置10は、インフレータ12と、リテーナ14と、エアバッグ16と、エアバッグ16をリテーナ14に取り付けるバッグリング20とを備えている。エアバッグ装置10は、インフレータ12の発生するガスを利用してエアバッグ16を膨張展開する装置であって、エアバッグ16の膨張展開によって車両乗員を拘束する。
図5の通り、エアバッグ16は、インフレータ12のガス噴出部を受け入れるための開口16aを備えており、この開口16aの周縁部には、エアバッグ16をリテーナ14に取り付けるためのボルト22が挿通されるボルト挿通孔16bと、インフレータ12を取り付けるための突起部24が挿通される突起部挿通孔16cとが設けられている。
エアバッグ16の開口16aの周縁部は、後述するリテーナ14のインフレータ差込口14aの周縁部と重ね合わされる。そして、エアバッグ16内に、この開口16aの周縁部を押えるようにバッグリング20が配置され、このバッグリング20とリテーナ14のインフレータ差込口14aの周縁部との間にエアバッグ16の開口16a周縁部が挟持されることにより、エアバッグ16がリテーナ14に対して固定されている。なお、本実施形態においては、バッグリング20の後面側には前記ボルト22が複数本立設されている。このボルト22が、エアバッグ16のボルト挿通孔16b及び後述するリテーナ14のボルト挿通孔14bに挿通され、このボルト22にリテーナ14の後面側からナット8が締め付けられることにより、バッグリング20がリテーナ14に対して固定されている。図2は、3本のボルト22及び2本の突起部24が立設された例を示しているが、本数はこれに限らない。
突起部24の先端部24aは、バッグリング20の開口20a側に向けて屈曲するようにL字状に形成されている。先端部24aには、後方側から前方側になるほど側方への隆起高さが高くなる斜面24b(図1、図6)が設けられている。この先端部24aの乗員側と突起部24との隅角部付近は、後述するバネ30のアーム32が係合するフック部となっている。
図3(a)(b)に示すように、リテーナ14は上面が開放した略直方体形函状である。リテーナ14の底面には、インフレータ差込口14aが設けられ、インフレータ差込口14aの周囲には、ボルト22が挿通される挿通孔14b、及び突起部24が挿通される挿通孔14cが設けられている。挿通孔14cの径は、突起部24の先端部24aが挿通可能な大きさになっている。
図4(a)(b)に示すように、インフレータ12の側周面から側方へフランジ12aが張り出している。フランジ12aには、ボルト22及びナット8が挿通される挿通孔12b、及び突起部24が挿通される挿通孔12cが設けられている。挿通孔12bの径は、ナット8の外径より大きくなっている。
フランジ12aの後面側には、突起部24の先端部24aに係合するバネ30が設けられている。例えば、バネ30は、2本のアーム32、34を有するトーションバネであり、アーム32が挿通孔12cを弦方向に横段するように配置され、アーム34がフランジ12aの後面に溶接等により固定されている。アーム32は、インフレータ12の中心側へ弾性変形可能となっている。
エアバッグ装置10は、上述した構造を有するインフレータ12、リテーナ14、エアバッグ16、及びバッグリング20が互いに組み付けられることにより構成される。エアバッグ装置10の製造方法を図5、図6を用いて説明する。なお、図6では、エアバッグ16の図示を省略している。
まず、バッグリング20に設けられたボルト22及び突起部24を、エアバッグ16のボルト挿通孔及び突起部挿通孔に通し、次いでリテーナ14の挿通孔14b、14cに通す。リテーナ14の後面側からボルト22にナット8を締め付けて、リテーナ14に対してバッグリング20を固定する。この時、バッグリング20とリテーナ14との間にエアバッグ16が挟持されることにより、エアバッグ16がリテーナ14に対して固定される。
続いて、リテーナ14の後面側からインフレータ差込口14aにインフレータ12を差し込む。この時、ボルト22及びナット8が挿通孔12bを通り、突起部24が挿通孔12cを通るように位置を合わせる。
インフレータ12をリテーナ14の後面側からリテーナ14に近付けると、突起部24が挿通孔12cに差し込まれると共に、図6(a)(b)(c)の通り、バネ30のアーム32が突起部24の先端部24aの斜面24bに弾性的に押し付けられながら斜面24bに沿ってスライドし、斜面24bの先端を回り込んで先端部24a裏側のフック部に入り込む。インフレータ12は、アーム32が突起部24の先端部24aと、リテーナ14の後面とで挟まれることにより、図6(c)の通り、上下方向に不動となる。
バネ30によって固定されたインフレータ12をリテーナ14から取り外す場合は、マイナスドライバ等の工具を用いてバネ30のアーム32をインフレータ12の中心側へ弾性変形させ、フック部からアーム32を離脱させればよい。
このエアバッグ装置10にあっては、上記の通り、インフレータ12にバネ30を設け、バッグリング20から立設された突起部24の先端部24a裏側のフック部にバネ30を係合させることで、インフレータ12を固定する。そのため、バッグリング20が固定されたリテーナ14にインフレータ12を押し込むという簡易な作業でインフレータの取り付け固定を行うことができる。また、フック部からアーム32を離脱させるという簡易な作業で、インフレータ12を取り外すことが可能である。
上記第1の実施形態では、図2に示すように、バッグリング20から立設されたボルト22及び突起部24が略同心円状に配置されていたが、図7に示すように、バッグリング20Aの中心からみてボルト22が突起部24よりも外周側に配置されていてもよい。ボルト22が配置される円周の径を、インフレータ12のフランジ12aの径より大きくすることで、図8に示すように、フランジ12aから挿通孔12bを省略することができる。
上記第1の実施形態では、図4に示すように、フランジ12aの後面側に、突起部24の先端部24aに係合するトーションバネからなるバネ30を設ける例について説明したが、バネ30はトーションバネには限定されない。例えば、図9に示すように、円周状のバネ40を用いてもよい。フランジ12aの後面側には複数の突起部42、44が突設されている。突起部44は、挿通孔12cの両端に配置されている。バネ40は、突起部44の外周面及び突起部42の内周面を沿い、挿通孔12cにかかるように配置されている。このバネ40も、突起部44間の挿通孔12c部分において、インフレータ12Bの中心側へ弾性変形可能となっている。なお、図9では、インフレータ12Bの後面側を上方にして図示している。
突起部24の先端部24aが屈曲する方向、及びバネ30、40が弾性変形可能な方向を逆にしてもよい。また、先端部24aの形状はL字状に限定されず、例えば先端へ向かって縮径するくさび状としてもよい。
[第2の実施形態]
図10は、第2の実施形態に係るエアバッグ装置110のインフレータ取付部分の断面図である。図11(a)はエアバッグ装置110が備えるバッグリング120の上面図であり、図11(b)はバッグリング120を後方側からみた斜視図である。図12(a)はエアバッグ装置110が備えるリテーナ114の斜視図であり、図12(b)はリテーナ114の上面図である。図13(a)はエアバッグ装置110が備えるインフレータ112の斜視図であり、図13(b)はインフレータ112に設けられた突起部150の断面図であり、図13(c)は突起部150の製造方法を説明する図である。図14は、エアバッグ装置110の分解斜視図である。図15は、インフレータ112の取り付け構造を説明する図である。図16は、インフレータ112の取り外し方法を説明する図である。
上記第1の実施形態に係るエアバッグ装置10は、バッグリング20から突起部24が立設し、この突起部24に、インフレータ12に設けたバネ30を係合させることでインフレータ12を固定する構成であったが、本実施形態は、インフレータ112のフランジ112aから突起部150を立設し、この突起部150と、バッグリング120に設けられたバネ130とを係合させることでインフレータ112を固定するものである。
図14の通り、エアバッグ116のインフレータ差込用開口116aの周縁部は、リテーナ114のインフレータ差込口114aの周縁部と重ね合わされる。そして、エアバッグ116内に、この開口116aの周縁部を押えるようにバッグリング120が配置され、このバッグリング120とリテーナ114のインフレータ差込口114aの周縁部との間にエアバッグ116の開口116a周縁部が挟持されることにより、エアバッグ116がリテーナ114に対して固定されている。
図14に示すように、バッグリング120の後面側には複数のボルト122が立設されている。このボルト122が、エアバッグ116のボルト挿通孔116b及びリテーナ114のボルト挿通孔114bに挿通され、このボルト122にリテーナ114の後面側からナット108が締め付けられることにより、バッグリング120がリテーナ114に対して固定されている。バッグリング120には、後述するインフレータ112の突起部150が挿通される挿通孔120bが設けられている。
バッグリング120の前面側には、突起部150の先端部150aに係合するバネ130が設けられている。例えば、バネ130は、2本のアーム132、134を有するトーションバネであり、アーム132が挿通孔120bを弦方向に横段するように配置され、アーム134がバッグリング120の前面に溶接等により固定されている。アーム132は、バッグリング120の中心側へ弾性変形可能となっている。
ボルト122は、バッグリング120の中心からみて、挿通孔120bが形成される位置よりも外周側に立設されている。
図12(a)(b)に示すように、リテーナ114は上面が開放した略直方体形函状である。リテーナ114の底面には、インフレータ差込口114aが設けられ、インフレータ差込口114aの周囲には、ボルト122が挿通される挿通孔114b、及び突起部150が挿通される挿通孔114cが設けられている。挿通孔114cの径は、突起部150の先端部150aが挿通可能な大きさになっている。
図13(a)(b)及び図14に示すように、インフレータ112の側周面から側方へフランジ112aが張り出している。フランジ112aからは前面側に向かって突起部150が立設されている。
突起部150の先端部150aは、インフレータ112の中心側に向けて屈曲するようにL字状に形成されている。先端部150aには、前方側から後方側になるほど側方への隆起高さが高くなる斜面150bが設けられている。この先端部150aの反乗員側と突起部150との隅角部付近は、バネ130のアーム132が係合するフック部となっている。なお、先端部150aの形状はL字状に限定されず、例えば先端へ向かって縮径するくさび状としてもよい。
突起部150の後端部150eはフランジ112aの小孔112hを貫通してフランジ112aの後方側へ延びている。突起部150は、フランジ112aの小孔112hに係合した周回溝150gを有しており、フランジ112aに上下方向に不動に立設されている。
突起部150をフランジ112aに立設するには、例えば、図13(c)に示すように、フランジ112aに設けた小孔112hに突起部150の角柱形状の後端部150eを前面側から挿入し、型160で固定する。そして、後端部150eに荷重をかけて後端部150eを拡径方向に塑性変形させることで、フランジ112aの後面に沿う厚肉部150dを形成し、周回溝150gを形成する。
エアバッグ装置110は、上述した構造を有するインフレータ112、リテーナ114、エアバッグ116、及びバッグリング120が互いに組み付けられることにより構成される。エアバッグ装置110の組立方法を図14、図15を用いて説明する。
まず、バッグリング120に設けられたボルト122を、エアバッグ116のボルト挿通孔116bに通し、次いでリテーナ114の挿通孔114bに通す。リテーナ114の後面側からボルト122にナット108を締め付けて、リテーナ114に対してバッグリング120を固定する。このバッグリング120とリテーナ114との間にエアバッグ116の開口116a周縁部が挟持されることにより、エアバッグ116がリテーナ114に対して固定される。
続いて、リテーナ114の後面側からインフレータ差込口114aにインフレータ112を差し込む。この時、突起部150が挿通孔114cを通るように位置を合わせる。
インフレータ112をリテーナ114の後面側からインフレータ差込口114aに差し込み、突起部150をリテーナ114及びエアバッグ116の挿通孔114c、116cを介してバッグリング120の挿通孔120bに差し込む。そうすると、図15(a)(b)(c)の通り、バネ130のアーム132が突起部150の先端部150aの斜面150bに弾性的に押し付けられながら斜面150bに沿ってスライドし、先端部150aを回り込んでフック部に係合する。これにより、インフレータ112がリテーナ114に固定される。
バネ130によって固定されたインフレータ112をリテーナ114から取り外す場合は、図16(a)に示すように、工具170を用いて突起部150の後端150eを挟んで周方向(矢印θ方向)に90°回転させる。これにより、図16(b)、(c)に示すように、突起部150の先端部150aとバネ130のアーム132との係合が外れ、インフレータ112をリテーナ114から取り外すことができる。
このエアバッグ装置110にあっては、上記の通り、バッグリング120にバネ130を設け、インフレータ112のフランジ112aから立設された突起部150の先端部150aにバネ130を係合させることで、インフレータ112を固定する。そのため、バッグリング120が固定されたリテーナ114にインフレータ112を押し込むという簡易な作業でインフレータ112の取り付け固定を行うことができる。また、突起部150の後端150eを工具で挟んで回転させるという簡易な作業で、インフレータ112を取り外すことが可能である。
[第3の実施形態]
図17は、第3の実施形態に係るエアバッグ装置210のインフレータ取付部分の断面図である。図18はエアバッグ装置210が備えるリテーナ214の後方側を上にした斜視図である。図19はエアバッグ装置210が備えるインフレータ212の斜視図である。図20は、エアバッグ装置210の分解斜視図である。図21は、インフレータ212の取り付け構造を説明する図である。
エアバッグ216のインフレータ差込用開口216aの周縁部は、リテーナ214のインフレータ差込口214aの周縁部と重ね合わされる。そして、エアバッグ216内に、開口216aの周縁部を押えるようにバッグリング220が配置され、このバッグリング220とリテーナ214のインフレータ差込口214aの周縁部との間にエアバッグ216の開口216a周縁部が挟持されることにより、エアバッグ216がリテーナ214に対して固定されている。バッグリング220の後面側にはボルト222が立設されている。このボルト222が、エアバッグ216のボルト挿通孔216b及びリテーナ214の挿通孔214bに挿通され、このボルト222にリテーナ214の後面側からナット208が締め付けられることにより、バッグリング220がリテーナ214に対して固定されている。
リテーナ214は上面が開放した略直方体形函状である。図18に示すように、リテーナ214の底面には、インフレータ差込口214aが設けられ、インフレータ差込口214aの周囲には、ボルト222が挿通される挿通孔214bが設けられている。リテーナ214の底面の後面(裏面)側には、バネ230が設けられている。
バネ230は1対の平行な辺230a、230cと、これらの一端側同士を連結する辺230bとを有するコ字又はU字形状をなし、複数の固定部材232によりリテーナ214に取り付けられている。辺230a、230cの長手方向の中央部がインフレータ差込口214aを弦方向に横段するように配置されている。固定部材232は、辺230a、230cの差込口214aを挟んだ両側にそれぞれ配置されている。
図19に示すように、インフレータ212は、側面から拡径方向へ突出するフランジ等を有しない、いわゆるフランジレスインフレータである。インフレータ212の側面には、全周にわたって溝状の凹部212aが設けられ、この凹部212aにバネ230が入り込むようになっている。
エアバッグ装置210は、上述した構造を有するインフレータ212、リテーナ214、エアバッグ216、及びバッグリング220が互いに組み付けられることにより構成される。エアバッグ装置210の組立方法を図20、図21を用いて説明する。なお、図20、図21では、エアバッグ216の図示を省略している。
まず、バッグリング220に設けられたボルト222を、エアバッグ216のボルト挿通孔216bに通し、次いでリテーナ214の挿通孔214bに通す。リテーナ214の後面側からボルト222にナット208を締め付けて、リテーナ214に対してバッグリング220を固定する。このバッグリング220とリテーナ214との間にエアバッグ216の開口216a周縁部が挟持されることにより、エアバッグ216がリテーナ214に対して固定される。
続いて、リテーナ214の後面側からインフレータ差込口214aにインフレータ212を差し込む。インフレータ212をリテーナ214の後面側からリテーナ214に近付けると、図21(a)(b)(c)の通り、バネ230の辺230a、203cがインフレータ212の側面に弾性的に押し付けられながらスライドし、凹部212aに入り込み、インフレータ212がリテーナ214に固定される。
バネ230によって固定されたインフレータ212をリテーナ214から取り外す場合は、工具を用いて辺230a、230cを拡げるか、又はバネ230を切断する。
このエアバッグ装置210にあっては、上記の通り、リテーナ214にバネ230を設け、インフレータ212の側面に設けた凹部212aにバネ230を係合させることで、インフレータ212を固定する。そのため、バッグリング220が固定されたリテーナ214にインフレータ212を差し込むという簡易な作業でインフレータ212の取り付け固定を行うことができる。また、バネ230を拡げるか、又は切断するという簡易な作業で、インフレータ212を取り外すことが可能である。
上記第3の実施形態では、コ字又はU字形状のバネ230を用いていたが、2本の直線状のバネをバネ230a、230cと同一位置に配置してもよい。
上記第3の実施形態では、バネ230の辺230a、230cによる2点でインフレータ212を固定していたが、辺230bの中央部もインフレータ差込口214aを弦方向に横段するように配置し、辺230a、230b、230cの3点でインフレータ212を固定してもよい。また、辺230a、230cの先端同士を結ぶ第4の辺をさらに設けた四角枠状のバネを設置し、4点でインフレータ212を固定してもよい。この第4の辺の一端は辺230a又は230cの先端と結合せず、四角枠状のバネの一角部分が開口していてもよい。
第3の実施形態では、図22(a)(b)に示すリテーナ214’のように、インフレータ差込口214aの一部を構成する部分が着脱可能となっていてもよい。図22では、リテーナ214’のうち、コの字状のバネ230の開口端側に位置する部分が着脱部214cになっている。また、バッグリング220は着脱部214cに対応する部分が開口したC字型となっている。着脱部214cを外すことで形成される開口部214dを介して、インフレータ212をスライドして取り外すことができる。このように、インフレータ212をリテーナ214の底面に沿った方向に移動して取り外すことを可能とすることで、エアバッグ装置210をステアリングホイールに取り付けた状態で、ステアリングホイール裏面側(車両側)からインフレータ212を容易に取り外すことができる。
また、この図22の形態では、図23(a)に示すように、インフレータ212の後面に変換コネクタ250を装着してもよい。一般に、インフレータ212の後面の中央付近からは、インフレータ212に通電するためのピン240が軸方向(垂直方向)に設けられている。このピン240に対して、図23(b)に示すようなピンが延びる方向を90°曲げる変換コネクタ250を連結することで、図22に示すような、リテーナ214の底面に沿った方向でのインフレータ212の移動が容易となる。変換コネクタ250はL字型であり、ピン240が挿入される挿入口252と、挿入口252と90°をなして側方に延びるピン254とを有する。
上記第1〜第3の実施形態で説明したエアバッグ装置10、110、210は、運転席用、助手席用、後席用などのいずれのエアバッグ装置にも適用できる。図24は、助手席用エアバッグ装置の一例を示す縦断面図である。助手席用エアバッグ装置310は、リテーナ(コンテナ)314と、このリテーナ314内に折り畳まれて配置され、膨張時は助手席乗員を拘束するエアバッグ316と、このエアバッグ316を膨張させるためのインフレータ312等を備えている。
リテーナ314の上面側の開口を覆うインストルメントパネル325の裏面には、インストルメントパネル325をリテーナ314に連結するためのアタッチメント326が接着等により固着されている。インストルメントパネル325の裏面には、テアライン325aが設けられている。
アタッチメント326は、インストルメントパネル325の裏面に固着された板状部326Aと、該板状部326Aから立設された壁状体326B,326Cとを有した略π字形断面形状のものである。アタッチメント326は、インストルメントパネル325と同様の合成樹脂により構成されている。このアタッチメント326には、テアライン325aと重なる位置にスリットが設けられている。インストルメントパネル325がテアライン325aに沿って開裂するときには、アタッチメント326はインストルメントパネル325と一体的に屈曲変形する。
壁状体326Bは、ウィンドシールド側に配置されるものであり、インストルメントパネル325と略垂直に起立する板形状よりなる。この壁状体326Bには、係止金具340Bのフック部341Bが挿通される開口327Bが設けられている。
壁状体326Cは、リテーナ314を挟んで壁状体326Bと反対側(乗員側)に配置されている。この壁状体326Cには、係止金具340Cのフック部341Cが挿通される開口327Cが設けられている。
係止金具340B、340Cは、その下部がリテーナ314に固着されている。係止金具340B、340Cの上部からは、L字形爪状のフック部341B、341Cが突設されている。
リテーナ314の乗員側の面にはインフレータ差込口が形成されている。エアバッグ316の開口の周縁部は、リテーナ314のインフレータ差込口の周縁部と重ね合わされる。そして、エアバッグ316の内周面に沿ってこの開口の周縁部を押えるようにバッグリング320が配置され、このバッグリング320とリテーナ314のインフレータ差込口の周縁部との間にエアバッグ316の開口周縁部が挟持されることにより、エアバッグ316がリテーナ314に対して固定されている。
インフレータ312、リテーナ314、バッグリング320に上記第1〜第3の実施形態で説明した構造を適用する。これにより、リテーナ314のインフレータ差込口にインフレータ312を差し込むことで、インフレータ312を取り付け固定することができる。
グローブボックス360を取り外すと、インフレータ312は車室内に露呈する。上記第1〜第3の実施形態で説明した方法により、グローブボックス360側からインフレータ312をリテーナ314から容易に取り外すことができる。また、インフレータ312をリテーナ314に再度取り付けることも容易にできる。
図25に示すように、助手席用エアバッグ装置のインフレータを略円柱形のインフレータ324としてもよい。この場合、リテーナ314の乗員側の面に開口部350を形成し、この開口部350を板状部352で塞ぎ、ボルト及びナットからなる取付部材354、356を用いて、板状部352をリテーナ314に固定することが好ましい。
インフレータ324を取り外す場合は、まずグローブボックス360を取り外し、次いで取付部材354、356を外して板状部352を取り外し、開口部350を開放する。そして、開口部350を介してリテーナ314内からインフレータ324を取り出す。
このように、リテーナ314の乗員側の面(グローブボックス360側の側面)に開口部350を形成することで、グローブボックス360側からインフレータ324を容易に取り外すことができる。
図25に示すように、取付部材354、356のボルトの延長線L1、L2の交点Pが、グローブボックス360と、座席のシートクッション(図示せず)との間に位置することが好ましい。これにより、グローブボックス360とシートクッションとの間の空間に、ナットを取り外すための工具が入り、作業が容易となる。
インフレータ12、112、212、312、324を取り付けてからの経過時間をモニタリングし、所定時間が経過した際に、車両の表示部等を用いて報知してもよい。
10、110、210 エアバッグ装置
12、112、212 インフレータ
14、114、214 リテーナ
16、116、216 エアバッグ
20、120、220 バッグリング
30、130、230 バネ
24、150 突起部

Claims (14)

  1. ガスを発生するインフレータと、
    前記インフレータの発生するガスにより膨張するエアバッグと、
    前記インフレータが挿入される挿入口が設けられたリテーナと、
    前記エアバッグを前記リテーナに取り付けるバッグリングと、
    前記挿入口に挿入されたインフレータを固定するバネ部と、
    を備えるエアバッグ装置。
  2. 請求項1において、前記バネ部は前記インフレータに設けられており、
    前記バッグリングに立設された先端がL字状又はくさび状の突起部が前記リテーナを貫通し該バネ部と係合して該インフレータが固定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項2において、前記バッグリングからボルトが立設されており、
    該ボルトが前記リテーナを貫通し、該ボルトにナットが螺着されており、該ボルトは前記突起部よりも外周側に位置することを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項2において、前記バッグリングからボルトが立設されており、
    該ボルトが前記リテーナ及び前記インフレータのフランジを貫通し、該ボルトにナットが螺着されており、
    該フランジに設けられたボルト貫通孔の径は、該ナットの径よりも大きいことを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項1において、前記バネ部は前記バッグリングに設けられており、
    前記インフレータのフランジに立設された先端がL字状又はくさび状の突起部が前記リテーナを貫通し該バネ部と係合して該インフレータが固定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項5において、前記突起部は前記フランジを貫通しており、
    該フランジを挟み込む厚肉部を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項6において、前記突起部を周方向に回転させることで、該突起部と前記バネ部との係合が外れることを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 請求項1において、前記インフレータはフランジレスインフレータであり、側面には凹部が設けられており、
    前記リテーナの底面に設けられた前記バネ部が該凹部に入り込むことで該インフレータが固定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  9. 請求項8において、前記凹部は前記インフレータを周回する溝状であることを特徴とするエアバッグ装置。
  10. 請求項8又は9において、前記バネ部はコ字又はU字形状であることを特徴とするエアバッグ装置。
  11. 請求項10において、コ字又はU字形状の前記バネ部の開口端側における前記リテーナの一部が着脱可能な着脱部となっており、
    前記バッグリングは該着脱部に対応する部分が開口したC字型となっていることを特徴とするエアバッグ装置。
  12. 請求項11において、前記インフレータの後面には、通電用ピンが軸方向に設けられ、該インフレータには、ピンの延在方向を90°曲げる変換コネクタが取り付けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、前記エアバッグは助手席に設置する助手席用エアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
  14. 請求項13において、前記インフレータはグローブボックス側から着脱可能となっていることを特徴とするエアバッグ装置。
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