JP4560881B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエアバッグ装置に係り、特に運転席用エアバッグ装置に好適なエアバッグ装置に関する。さらに詳しくは、インフレータの取付構造を改良したエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、運転席用のエアバッグ装置は、ステアリングホイールの中央に取り付けられるものである。自動車が衝突等の緊急時に遭遇すると、インフレータが作動し、エアバッグが展開する。
【0003】
この運転席用エアバッグ装置は、通常の場合、リテーナと称される板状ベース部材と、インフレータと、エアバッグと、モジュールカバーとから主として構成されている。リテーナの中央にはインフレータ挿入口が設けられており、インフレータの先頭側が該インフレータ挿入口に挿入されている。
【0004】
このインフレータには、その側面から突出し、このインフレータをリテーナに取り付け、固定するためのフランジ状の取付片(以下、単にフランジと称する場合がある。)が設けられている。
【0005】
このフランジは、該インフレータ挿入口の周縁部に当接されている。インフレータは、ケーシング内にガス発生剤が充填され、このガス発生剤がイグナイタによって点火され、ガスがインフレータの先端側の外周面に設けられたガス噴出口から噴出されるよう構成されている。
【0006】
また、エアバッグは、その後端部に開口が設けられており、この開口がインフレータ挿入口の周囲部分に重ね合わされている。この開口の周縁部分を押えるようにリング状のエアバッグ取り付け部材(以下、単に「リング」と称する場合がある。)が配置され、ボルト及びナットあるいはリベット等によって該リングが固定されている。リングとリテーナのインフレータ挿入口の周縁部との間にエアバッグの開口の周縁部が挟持されることにより、エアバッグがリテーナに固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようなエアバッグ装置においては、インフレータには、このインフレータをリテーナに固定するためのフランジ(取付片)が設けられていることが不可欠である。しかしながら、このフランジは、通常、溶接等によりインフレータの側周面等に設けられ、作業が煩雑であるとともにコストも嵩む。また、このようなエアバッグ装置において、このフランジが省略されたインフレータを用いる場合があるが、この場合、フランジに代わって、新たにインフレータを保持するためのブラケット等の保持部品を追加して装着する必要があり、この場合においても、部品点数の増加に伴ってエアバッグ装置の組立て作業が煩雑になるとともにコストも嵩む。
【0008】
本発明はこのような従来の問題点を解消し、フランジ等の取付片を有しないインフレータを用いた場合であっても、新たにインフレータにリテーナへの保持部材を設けることなく、インフレータをリテーナに取り付けることが可能なエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のエアバッグ装置は、ベース部材(リテーナ)と、該ベース部材にエアバッグ取付部材によって取り付けられたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータと、折り畳まれた該エアバッグを覆うモジュールカバーとを有するエアバッグ装置において、該インフレータは、略円筒形状のものであり、面から突出する取付片を有しないものであり、該インフレータは、前記エアバッグ取付部材によって前記ベース部材に対して固定されているエアバッグ装置であって、該ベース部材にインフレータ挿入用開口が設けられており、該エアバッグは該ベース部材の乗員側に配置されており、該エアバッグの乗員と反対側の端部にインフレータ受入用開口が設けられており、該インフレータ受入用開口の周縁部が該ベース部材の該インフレータ挿入用開口の周縁部に重ね合わされて前記エアバッグ取付部材により固定されており、該ベース部材から乗員と反対側に突出した、該インフレータを収容するための収容部材が該ベース部材に取り付けられており、該収容部材は、該ベース部材と別体に構成されて該ベース部材に取り付けられたものであり、該収容部材は、該インフレータ挿入用開口と同軸状に配置された略円筒形状の周壁部と、該周壁部の乗員側の端部から該周壁部の外方に延出した外向き鍔状部と、該周壁部の乗員と反対側から該周壁部の内側に延出した内向き鍔状部とを備えており、該外向き鍔状部が該ベース部材の乗員と反対側から該ベース部材の前記インフレータ挿入用開口の周縁部に重ね合わされて該ベース部材に固定されており、前記インフレータは、軸心線方向を該インフレータ挿入用開口の軸心線方向と平行方向として該インフレータ挿入用開口に挿入され、その乗員と反対側が該収容部材の該周壁部の内側に収容されており、乗員側が前記インフレータ受入用開口を介して前記エアバッグ内に導入されており、該インフレータの該乗員側がガス噴出部となっており、前記エアバッグ取付部材は、該インフレータの乗員側に回り込んでインフレータを押える押え部を有しており、該インフレータは、乗員と反対側が該収容部材の該周壁部と内向き鍔状部とによって支承され、乗員側から該押え部によって押え付けられることにより、該ベース部材に固定されていることを特徴とするものである。
【0010】
かかる本発明のエアバッグ装置によると、インフレータをリテーナに取り付けるための取付片を有しないインフレータを用いた場合においても、このインフレータは、エアバッグと共にエアバッグ取付部材によってリテーナに固定される。これにより、インフレータにフランジ等の取付片を設ける手間が省け、しかもこのような取付片に代わって新たにインフレータにリテーナへの保持部材を設ける必要がないため、コストを抑えることが可能となる
【0011】
発明のエアバッグ装置にあってエアバッグは前記ベース部材乗員側に配置されており、該ベース部材から乗員と反対側に突出した、前記インフレータを収容するための収容部材が該ベース部材に取り付けられており、前記エアバッグ取付部材は、該インフレータの乗員側に回り込んでインフレータを押える押え部を有しており、インフレータは、該収容部材内に収容され、該押え部によって押え付けられることによりベースに固定される。
【0012】
このように構成したことにより、本発明のエアバッグ装置のリテーナとして、インフレータ挿通用の開口のみを有し、インフレータ用収容部を有しない従来型のリテーナを用いることができる。即ち、このような従来型のリテーナの乗員と反対側に、該開口からインフレータを収容するための収容部材を取り付け、このリテーナの乗員側に、インフレータの乗員側に回り込んでこのインフレータを押える押え部を有したエアバッグ取付部材を設置することにより、前述のように、取付片を有しないインフレータをリテーナに対してしっかりと固定することができる。従って、従来型のリテーナを流用した場合であっても、それ自身リテーナへの取付片を有しないインフレータを、このリテーナにしっかりと取り付けることができるようになる。
【0013】
上記エアバッグ装置は、さらに、インフレータの乗員側面とモジュールカバーの乗員側面部分との間にスイッチが配置され、該スイッチはエアバッグ取付部材の前記押え部によって支持される構成とすることができる。
【0014】
このように構成することにより、例えば、モジュールカバーを、その乗員側面部分を押圧して弾性変形させることができる合成樹脂等より構成し、このモジュールカバーの乗員側面部分を押圧することによって作動するホーンスイッチ等のスイッチをインフレータの乗員側面とモジュールカバーの乗員側面部分との間に配置した場合、このスイッチをエアバッグ取付部材の押え部によって支持することができ、スイッチの操作性が向上し、操作感も良好なものとなる。
【0015】
本発明のエアバッグ装置は、エアバッグ取付部材とエアバッグの乗員側面部とがストラップを介して連結されていることが好ましい。このように構成されたエアバッグ装置において、ストラップは、その一端がエアバッグの内周面に沿ってエアバッグの乗員側面部に結合し、他端がエアバッグ内部においてエアバッグ取付部材と結合した、エアバッグがインフレータからの噴出ガスによって膨張した際にこのエアバッグの展開形状を規制するための規制手段となっている。
【0016】
即ち、ストラップは所定長さを有しており、このストラップによって連結されたエアバッグの乗員側面部とエアバッグ取付部材とは、エアバッグ膨張時には、このストラップによって所定間隔以上は離間しないものとなっている。これにより、車両衝突時等の緊急時にインフレータがガス噴出作動してエアバッグが膨張し、車両室内に展開した場合、エアバッグの乗員側面部は所定量以上は膨出しないものとなっているため、エアバッグはその側部がガス圧によって大きくステアリングの外方にまで膨出し、乗員を十分に保護することができる。
【0017】
また、本発明のエアバッグ装置はエアバッグの乗員側面部にモジュールカバー又はエンブレムが取り付けられており、該モジュールカバー又はエンブレムと該エアバッグ取付部材とがストラップによって連結されていてもよい。
【0018】
この場合、例えば、モジュールカバー又はエンブレムはエアバッグの外周面に沿ってエアバッグの乗員側面部に取り付けられ、エアバッグの乗員側面部にはストラップを挿通するための挿通口が設けられる。ストラップは、この挿通口に挿通され、一端がモジュールカバー又はエンブレムに結合され、他端がエアバッグ内部においてエアバッグ取付部材と結合される。
【0019】
このように構成されたエアバッグ装置においてエアバッグが膨張した場合には、エアバッグの乗員側面部に取付けられたモジュールカバー又はエンブレムは、エアバッグの膨張に伴って乗員側へ向かって移動し、所定量移動した後、ストラップによって移動が停止される。これにより、このように構成されたエアバッグ装置にあっても、エアバッグの乗員側面部の膨出が拘束され、ガス圧によってエアバッグの側部が大きくステアリングの外方にまで膨出するため、十分に乗員を保護することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して参考例及び本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
第1図は参考例に係るエアバッグ装置の要部断面図、第2図はこのエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図である。
【0022】
このエアバッグ装置1は、板状のベース部材(以下、この板状のベース部材を「リテーナ」と称する場合がある。)2と、インフレータ4と、エアバッグ6と、このエアバッグ6をリテーナ2に取り付けるためのエアバッグ取付部材8とを備えている。
【0023】
インフレータ4は、側面から突出するフランジ等よりなるリテーナへの取付片を有しない平坦な側面形状のものである。インフレータ4の前半側(乗員側。以下、この乗員側へ向かう方向を「前方」と称し、これとは反対の方向を「後方」と称する場合がある。)は、エアバッグ6を膨張させるためのガスを噴出するガス噴出部となっている。また、図示はしないが、このインフレータ4はコネクタ等によって制御装置に接続されており、車両衝突時等の緊急時には、この制御装置からの作動信号によりインフレータ4がガス噴出作動してエアバッグ6を膨張させる。
【0024】
エアバッグ6は、その後端部にインフレータ4のガス噴出部を受け入れるための開口10を備えている。このエアバッグ6は運転席用エアバッグであり、それぞれ円形の布よりなる前面部(図示略)及び後面部(図示略)の周縁部同士を縫い合わせることにより構成されている。このエアバッグ6の開口10の周縁部には、エアバッグ6をリテーナ2に取り付けるためのボルト或いはリベット等が挿通される複数の挿通孔12が設けられている。
【0025】
エアバッグ6は、リテーナ2の前面側において、その開口10の周縁部がリテーナ2の後述するインフレータ収容部14の開口14aの周縁部と重ね合わされる。そして、エアバッグ6の内周面に沿ってこの開口10の周縁部を押えるようにエアバッグ取付部材8が配置され、このエアバッグ取付部材8とリテーナ2の該開口14aの周縁部との間にエアバッグ6の開口1の周縁部が挟持されることにより、エアバッグ6がリテーナ2に対して固定されている。なお、本参考例にあっては、エアバッグ取付部材8には雄ねじ部8aが設けられている。この雄ねじ部8aがエアバッグ6の挿通孔12及び後述するリテーナ2の挿通孔16に挿通され、この雄ねじ部8aにリテーナの後面側からナット8bが締め付けられることによりエアバッグ取付部材8がリテーナ2に対して固定されている。
【0026】
リテーナ2には、第1図に示すように、リテーナ2の後方へ突出した、インフレータ4の後半側を収容するための収容部14が設けられている。この収容部14は、リテーナ2に設けられたインフレータ挿入用の開口14aと、この開口14aの辺縁部からリテーナ2の後方へ延出した略円筒形状の周壁部14bと、この周壁部14bの後端部に設けられた内向き鍔状部14cとから構成されている。インフレータ4は、その下半側がこの開口14aから収容部14内に挿入され、インフレータ4の側面に沿って延在する周壁部14bと、インフレータ4の後面に回り込んだ内向き鍔状部14cとによって支承される。このとき、収容部14の後端側の内向き鍔状部14cによって取り囲まれた開口14dは、前述したインフレータ4とインフレータ制御装置とを接続するコネクタを挿通するコネクタ取出口とすることができる。また、リテーナ2の該開口14aの周縁部には、前述のエアバッグ6の挿通孔12と同様の、ボルト或いはリベット等が挿通される挿通孔16が設けられている。なお、本参考例において、このリテーナ2は鋼板等により板状に構成されており、収容部14は、プレス成形等によりリテーナ2と一体に形成されている。
【0027】
エアバッグ取付部材8は、インフレータ挿入用の開口18を備え、エアバッグ6の内側から開口10の周縁部に重なるリング状の外観を有している。このエアバッグ取付部材8がエアバッグ6の内側から開口10の周縁部を押え、この開口10の周縁部がエアバッグ取付部材8とリテーナ2の開口14aの周縁との間に挟持されることにより、エアバッグ6がリテーナ2に固定される。
【0028】
このエアバッグ取付部材8には、前述のように、開口18の周縁部から後方へ延出する複数の雄ねじ部8aが設けられており、エアバッグ取付部材8は、エアバッグ6の開口10の周縁部に重なったときに雄ねじ部8aがエアバッグの挿通孔12及びリテーナ2の挿通孔16に挿通されるように配置される。そして、各挿通孔12,16に挿通されてリテーナ2の後面側に突き出した雄ねじ部8aにナット8bが締め付けられることにより、このエアバッグ取付部材8及びエアバッグ6がしっかりとリテーナ2に固定される。
【0029】
また、このエアバッグ取付部材8は、リテーナ2に取り付けられた際に、リテーナ2の収容部14に収容されたインフレータ4の前面を押える押え部20を有している。この押え部20は、開口18の辺縁部から前方に延出した略円筒形状の周壁部20aと、この周壁部20aの先端部においてインフレータ4の前面側に回り込んでインフレータ4の前面を押えるように構成された内向き鍔状部20bとからなっている。リテーナ2の収容部14に収容されたインフレータ4は、エアバッグ取付部材8のリテーナ2への取り付けに際してその前半側のガス噴出部がエアバッグ取付部材8の開口18に挿入され、このインフレータ4の側面に沿って延在する周壁部20aとインフレータ4の前面を押える内向き鍔状部20bとによって収容部14から抜け出すことのないものとなる。なお、周壁部20aには、インフレータ4のガス噴出部の側面に配置されたガス噴出孔4aと重なる位置に、このガス噴出孔4aから噴出したガスをエアバッグ6内に導入するためのガス導通口21が設けられている。
【0030】
エアバッグ装置1を構成するにあたっては、まず、エアバッグ6が、その後端部の開口10の周縁部がリテーナ2の開口14aの周縁部と重なるように、リテーナ2の前面側に配置される。このとき、リテーナ2の収容部14にはインフレータ4の後半側が収容され、インフレータ4の前半側のガス噴出部はエアバッグ6の開口10からエアバッグ6内に導入される。インフレータ4とインフレータ用制御装置とを接続するコネクタ(図示略)は、収容部14の後端部の開口14dから取り出される。
【0031】
次いで、エアバッグ6の開口10の周縁部を押えるように、エアバッグ取付部材8がエアバッグ6の内側から該周縁部に重ね合わされる。この際、インフレータ4のガス噴出部がエアバッグ取付部材8の開口18内に挿入され、インフレータ4の前面がエアバッグ取付部材8の押え部20によって押えられる。また、エアバッグ取付部材8の雄ねじ部8aがエアバッグ6及びリテーナ2の各挿通孔12,16に挿通され、リテーナ2の後面側に突き出した雄ねじ部8aの先端からナット8bが締め込まれる。これにより、エアバッグ6及びエアバッグ取付部材8がリテーナ2に固定される。
【0032】
その後、エアバッグ6が折り畳まれ、その前面にモジュールカバー(図示略)が設けられることによってエアバッグ装置1が構成される。
【0033】
このエアバッグ装置1は、自動車の運転席用のものであり、自動車のステアリングホイール(図示略)等に設置される。車両衝突時等の緊急時には、このエアバッグ装置1のインフレータ4がガス噴出作動し、このインフレータ4からのガスがエアバッグ取付部材8のガス導通口21を介してエアバッグ6内に導入されてエアバッグ6が膨張を開始する。そして、エアバッグ6は、その前面のモジュールカバーを押し開き、車両室内に展開して乗員を保護する。
【0034】
このように構成されたエアバッグ装置1によると、インフレータ4はリテーナ2の収容部14及びエアバッグ取付部材8の押え部20によって保持されるため、本参考例のように、インフレータ4自体にリテーナ2への取付片が備わっていない場合であっても、別個にインフレータをリテーナに固定するための保持部材を使用することなくしっかりとインフレータをリテーナに固定することができ、エアバッグ装置1の構成、組立てが簡略化されてコストを抑えることも可能となる。
【0035】
なお、上記の参考例においては、収容部14は、リテーナ2と一体に構成されているが、本発明では、収容部14はリテーナとは別体に構成されている。このように構成することによって、例えば、リテーナとして従来のエアバッグ装置に用いられてきたインフレータ用の収容部を有しない板状のものを用いた場合であっても、このリテーナへの取付片を有しないインフレータをリテーナに固定することができる。以下に、このような構成を有するエアバッグ装置の実施の形態について、第3図を参照して説明する。第3図はこの実施の形態に係るエアバッグ装置の要部断面図である。
【0036】
第3図に示すように、エアバッグ装置30は、板状のリテーナ32とこのリテーナ32とは別体に構成された、インフレータを収容するためのインフレータ収容部材34とを備えている。
【0037】
リテーナ32は、従来のエアバッグ装置に用いられるリテーナと同様の構成を有しており、その中央にインフレータ挿入用の開口36が設けられ、この開口36の周囲には前述のエアバッグ装置1のリテーナ2の挿通孔16と同様の、ボルト或いはリベット等が挿通される挿通孔38(図示略)が設けられている。
【0038】
収容部材34は、リテーナ32の開口36の開口径と略同寸法の内径を有し、インフレータ4の後半部が挿入される略円筒形状の周壁部40と、この周壁部40の先端部から外方に延出し、リテーナ32の後面側からリテーナ32の開口36の周縁部に重なる外向き鍔状部42と、周壁部40の後端部からの周壁部40の内側に延出した内向き鍔状部44とから構成されている。この収容部材34は、リテーナ32の後面側において、外向き鍔状部42がリテーナ32の開口36の周縁部と重なり、この開口36と周壁部40とが略同軸状に連通するように配置される。また、外向き鍔状部42には、リテーナ32の挿通孔38と同様の、ボルト或いはリベット等が挿通される挿通孔46(図示略)が設けられており、収容部材34は、これらの挿通孔38,46同士が重なるように配置される。このように配置された収容部材34に対して、インフレータ4は、リテーナ32の開口36から収容部材34の周壁部40の内部に挿入され、この周壁部40と、インフレータ4の後面に回り込むように延在した内向き鍔状部44とによって支承されることにより、インフレータ4は収容部材34内に収容される。このとき、収容部材34の後端の、内向き鍔状部44によって取り囲まれた開口48は、インフレータ4とインフレータ制御装置(図示略)とを接続するコネクタ(図示略)を挿通するためのコネクタ取出口とすることができる。
【0039】
このエアバッグ装置30のその他の構成は前述のエアバッグ装置1と同様のものとなっており、同一符号は同一部分を示している。
【0040】
このエアバッグ装置30を構成するにあたっては、前述のエアバッグ装置1と同様に、エアバッグ6が、その後端部の開口10の周縁部がリテーナ32の開口36の周縁部と重なるように、リテーナ32の前面側に配置される。このとき、リテーナ32の後面側には開口36の周縁部と外向き鍔状部42とが重なり、かつ開口36と周壁部40とが同軸状に連通するように収容部材34が配置され、インフレータ4の後半側が該開口36から収容部材34内に収容されるとともにインフレータ4の前半側のガス噴出部がエアバッグ6の開口10からエアバッグ6内に導入される。
【0041】
インフレータ4とインフレータ用制御装置とを接続するコネクタ(図示略)は、収容部材34の後端部の開口48から取り出される。
【0042】
次いで、エアバッグ6の開口10の周縁部を押えるように、エアバッグ取付部材8がエアバッグ6の内側から該周縁部に重ね合わされる。この際、インフレータ4のガス噴出部がエアバッグ取付部材8の開口18内に挿入され、インフレータ4の前面がエアバッグ取付部材8の押え部20によって押えられる。また、エアバッグ取付部材8の雄ねじ部8aがエアバッグ6及びリテーナ32並びに収容部材34の各挿通孔12,38,46に挿通され、収容部材34の外向き鍔状部42の後面側に突き出した雄ねじ部8aの先端側からナット8bが締め込まれる。これにより、エアバッグ6、エアバッグ取付部材8及び収容部材34がリテーナ32に固定される。
【0043】
その後、エアバッグ6が折り畳まれ、このエアバッグ6の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー(図示略)が取り付けられることにより、エアバッグ装置30が構成される。
【0044】
このように構成されたエアバッグ装置30にあっても、インフレータ4は、リテーナ32に取り付けられた収容部材34とエアバッグ取付部材8の押え部20とによって保持されるため、インフレータ4にリテーナ32への取付片を設ける必要がなく、かつしっかりとリテーナ32に固定される。また、リテーナとインフレータ用の収容部材とを別体としたことにより、リテーナとして従来のエアバッグ装置に用いられてきたものを使用することができ、非常に合理的である。
【0045】
この実施の形態においては、エアバッグ取付部材に雄ねじ部を設け、この雄ねじ部をエアバッグ、リテーナ、収容部材等にそれぞれ設けられた挿通孔に挿通した後、リテーナ或いは収容部材の後面側からこの雄ねじ部にナットを締め付けることによって収容部をリテーナに固定するように構成しているが、エアバッグ取付部材をリテーナに固定する手段はこれに限られるものではない。
【0046】
例えば、第4〜7図に示すように、エアバッグ取付部材に後方側へ延出した爪状部を設けるとともに、エアバッグ及びリテーナにこの爪状部が挿通されるスリット状の挿通孔を設け、この爪状部をエアバッグ及びリテーナの各挿通孔に挿通した後に、リテーナの後面から突き出した爪状部を屈曲させてエアバッグ取付部材をリテーナに固定するように構成してもよく、第8図に示すように、エアバッグ取付部材,エアバッグ及びリテーナにそれぞれボルト或いはリベット等が挿通される挿通孔を設け、これらのエアバッグ取付部材、エアバッグ及びリテーナの各インフレータ用開口の周縁部を重ね合わせた後に該挿通孔にボルト或いはリベット等を挿通することによってエアバッグ取付部材、エアバッグ及びリテーナを一体に固定するように構成してもよい。
【0047】
また、本発明のエアバッグ装置には、インフレータが不正に回転したり、インフレータが所定位置からずれることを防ぐために、インフレータの位置決め手段が設けられていてもよく、エアバッグ取付部材に設けられるガス導通口の形状も任意に形成することができる。
【0048】
以下に、第4〜9図を参照してこのような構成を有するエアバッグ装置について説明する。
【0049】
第4図は、別参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図、第5図はこのエアバッグ装置の要部断面図、第6図は第5図のVI部分の拡大断面図、第7図はこのエアバッグ装置の変形例を示す分解斜視図、第8図はさらに別の参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の分解斜視図であり、第9図は、インフレータの位置決め手段の変形例を示すエアバッグ装置の後方からの分解斜視図である。
【0050】
第4〜6図に示すように、エアバッグ装置40は、前述のエアバッグ装置1と同様に、リテーナ52と、インフレータ54と、エアバッグ56と、エアバッグ取付部材58を備えており、リテーナ52はインフレータ54の後半側を収容するための収容部60を有し、エアバッグ取付部材58は、インフレータ54の前面側に回り込んでこのインフレータ54を押える押え部72を有している。
【0051】
インフレータ54は、前述の実施の形態と同様に、それ自体リテーナ52への取付片等を有しない平坦な側面形状のものである。このインフレータ54の前半側はガス噴出部となっており、その側面には複数のガス噴出口54aが配置されている。また、インフレータ54の後面の中央付近からは、インフレータ54とこのインフレータ54を制御するための制御装置とを接続するコネクタ54bが引き出されている。
【0052】
このインフレータ54の前面の中央付近には、後述するエアバッグ取付部材58の押え部72の前面に設けられたインフレータ位置決め用の開口72cと係合する凸段部54cが設けられている。該インフレータ位置決め用開口72cは略長穴状の開口形状を有しており、凸段部54cは、この開口72cに対して緊密に嵌り込む略楕円形の平面形状を有している。インフレータ54の後半側がリテーナ52の収容部60に収容され、インフレータ54の前半側に、このインフレータ54の前面を押えるようにエアバッグ取付部材58の押え部72が配置された際には、インフレータ54の前面と押え部72の前面とが重なり合って、該開口72cと凸段部54cとが回動及び揺動不能に係合する。この結果、インフレータ54は、車両の振動やガスの噴出圧等によって回転したり、所定位置からずれることがないものとなる。
【0053】
エアバッグ56は、後端部にインフレータ用開口64を備えており、この開口64の周縁部には、後述するエアバッグ取付部材58の爪状部58aが挿通されるスリット状の複数の挿通孔66が設けられている。この開口64の周縁部がリテーナ52の収容部60の開口60aの周縁部に重ね合わせられる。
【0054】
リテーナ52は、その中央付近にインフレータ用収容部60を有しているが、この収容部60の構成は前述のエアバッグ装置1のリテーナ2に設けられた収容部14と同様のものであり、インフレータ挿入用の開口60aと、この開口60aの辺縁部からリテーナ52の後方へ延出した略円筒形状の周壁部60bと、この周壁部60bの後端部に設けられた内向き鍔状部60cとから構成されている。
【0055】
この収容部60に対して、インフレータ54は、その下半側が開口60aから収容部60内に挿入され、インフレータ64の側面に沿って延在する周壁部60bと、インフレータ54後面に回り込んだ内向き鍔状部60cとによって支承される。このとき、インフレータ54とこのインフレータ54を制御するためのインフレータ制御装置とを接続するコネクタ54bは、収容部60の後端部の内向き鍔状部60cによって取り囲まれた開口60dから外部へ取り出される。
【0056】
また、リテーナ62の開口60aの周縁部には、前述のエアバッグ56の挿通孔66と同様の、エアバッグ取付部材58の爪状部58aが挿通されるスリット状の挿通孔68が設けられている。なお、この参考例においても、このリテーナ52は鋼板等により板状に構成されており、収容部60はプレス成形等によりリテーナ52と一体に形成されている。
【0057】
エアバッグ取付部材8は、インフレータ挿入用の開口70を備え、エアバッグ56の内側から開口64の周縁部に重なるリング状の外観を有している。このエアバッグ取付部材58がエアバッグ56の内側から開口64の周縁部を押え、この開口4の周縁部がエアバッグ取付部材8とリテーナ42の開口60aの周縁との間に挟持されることにより、エアバッグ56がリテーナ52に固定される。
【0058】
このエアバッグ取付部材58には、前述のように、後方へ向かって延出した、開口0の周縁部から切り起こされた形状の爪状部58aが設けられている。エアバッグ56をリテーナ52に取り付けるにあたっては、エアバッグ取付部材58がエアバッグ56の開口64の周縁部を押えるように重ねられるとともに、この爪状部58aがエアバッグ56及びリテーナ52の各挿通孔66,68に挿通される。爪状部58aは、該挿通孔66,68に挿通された後、第6図に示すように、リテーナ52の後面側に突出した先端部分がリテーナ52の後面に沿って屈曲され、これにより、エアバッグ取付部材58がリテーナ52に固定される。
【0059】
また、このエアバッグ取付部材58は、前述のエアバッグ装置1のエアバッグ取付部材8と同様に、リテーナ52の収容部60に収容されたインフレータ54の前面を押える押え部72を有している。この押え部72は、インフレータ用開口70の辺縁部から前方に延出した周壁部72aと、この周壁部72aの先端部からインフレータ54の前面側に回り込んでこのインフレータ54の前面を押える内向き鍔状部72bとからなっている。
【0060】
リテーナ52の収容部60に収容されたインフレータ54は、エアバッグ取付部材58のリテーナ52への取り付けに際してその前半側のガス噴出部がエアバッグ取付部材58の開口70に挿入され、このインフレータ54の側面に沿って延在する周壁部72aとインフレータ4の前面を押える内向き鍔状部72bとによって収容部60から抜け出すことのないものとなる。
【0061】
なお、周壁部72aには、インフレータ54のガス噴出部の側面に配置されたガス噴出孔54aと重なる位置に、このガス噴出孔54aを露出させる略長穴形状のガス導通口74が設けられている。ガス噴出孔54aからの噴出したガスは、このガス導通口74を通してエアバッグ56内に導入される。また、エアバッグ取付部材58の押え部72の前面には、内向き鍔状部72bに取り囲まれた開口72cが形成されている。この開口72cは略長穴形状となっており、この開口72cと前述のインフレータ54の凸段部54cとが係合することにより、インフレータ54が所定位置に固定される。
【0062】
エアバッグ装置50を構成するにあたっては、まず、エアバッグ5が、その後端部の開口64の周縁部がリテーナ52の開口60aの周縁部と重なるようにリテーナ52の前面側に配置される。このとき、リテーナ52の収容部60にはインフレータ54の後半側が収容され、インフレータ54の前半側のガス噴出部はエアバッグ56の開口64からエアバッグ56内に導入される。インフレータ54の後面から引き出されたコネクタ54bは収容部60の後端部の開口60dから外部に引き出される。
【0063】
次いで、エアバッグ56の開口64の周縁部を押えるように、エアバッグ取付部材58がエアバッグ56の内側から該周縁部に重ね合わされる。この際、インフレータ54のガス噴出部がエアバッグ取付部材58の開口70内に挿入され、インフレータ54の前面がエアバッグ取付部材58の押え部72によって押えられるとともにインフレータ54の前面の凸段部54cと押え部72の開口72cとが係合する。また、エアバッグ取付部材58の爪状部58aがエアバッグ56及びリテーナ52の各挿通孔66,68に挿通され、リテーナ52の後面から突き出た該爪状部58aの先端部がリテーナの後面に沿って屈曲される。これにより、エアバッグ56及びエアバッグ取付部材58がリテーナ52に固定される。
【0064】
その後、エアバッグ56が折り畳まれ、このエアバッグ56の折り畳み体の前面を覆うようにモジュールカバー(図示略)が設けられることによりエアバッグ装置50が構成される。
【0065】
このように構成されたエアバッグ装置50にあっても、エアバッグ取付部材58は、しっかりとリテーナ52に固定される。また、インフレータ54の前面において、インフレータ54の凸段部54cと押え部72の開口72cとが係合していることにより、車両の振動やガスの噴出圧等によって回転したり、ずれたりすることはなく、確実にインフレータ54を所定位置に固定することができる。
【0066】
なお、この参考例において、エアバッグ取付部材58のリテーナ52への固定手段は、エアバッグ取付部材58に、開口70の周縁部から切り起こした形状の爪状部58aを設け、エアバッグ56及びリテーナ52の各挿通孔66,68に挿通した後、リテーナ52の後面から突き出した爪状部58aの先端部をリテーナ52の後面に沿って屈曲させるものであるが、エアバッグ取付部材のリテーナへの固定手段はこれに限られるものではない。
【0067】
例えば、爪状部58aは、第7図に示すように、エアバッグ取付部材58の外縁部から延出した突片を、その基端部から後方へ屈曲させた形状のものであってもよく、或いは、第8図に示すように、挿通孔66,68をボルト或いはリベット等が挿通される円孔状のものとし、エアバッグ取付部材58の開口70の周縁部に、エアバッグ56やリテーナ52の挿通孔66,68と同様の、ボルト或いはリベット等が挿通される挿通孔58bを設け、リテーナ52、エアバッグ56及びエアバッグ取付部材58の各インフレータ用開口の周縁部を重ね合わせた後に、これら一連の挿通孔58b,66及び68を介してボルトナット或いはリベット等でリテーナ52、エアバッグ56及びエアバッグ取付部材58を一体に結合するように構成してもよい。
【0068】
また、インフレータの位置決め手段もこの参考例の構成に限られるものではない。
【0069】
例えば、第7図において、インフレータ4の前面には1対の小突起54dが設けられ、押え部72の前面には、この小突起54dが係合してインフレータ54を所定位置に固定するための係合孔72dが設けられている。また、第8図においては、インフレータ54の前面に、伏せられた略半筒形状を有する凸条部54eが設けられており、押え部72の前面には、この押え部72の前面から前方に向かって膨出した略逆U字形の断面形状を有する膨出部72eが設けられている。この凸条部54eが膨出部72eに係合することにより、インフレータ4が所定位置に固定される。
【0070】
さらに、このインフレータの位置決め手段は、インフレータの後面側に設けられていてもよい。例えば、第9図に示すインフレータ80は、その後半側がリテーナ82のインフレータ収容部84に収容される。この収容部84の後面の中央付近には、略長穴形状の開口84aが形成されている。インフレータ80の後面には、この開口84aと緊密に係合可能な略長円形の平面形状を有する凸段部80aが設けられている。この凸段部80aの頂面の中央付近からコネクタ80bが引き出されている。
【0071】
インフレータ80がリテーナ82に設置されるにあたっては、まず、インフレータ80の後半部をリテーナ82の収容部84に収容する。この際、インフレータ80のコネクタ80bを収容部84の後部の開口84aに挿通し、凸段部80aをこの開口84aに係合させる。次いで、インフレータ80前面側に回り込んでインフレータの前面を押える押え部88を有したエアバッグ取付部材85をリテーナ82及びインフレータ80の前面側に設置する。これにより、インフレータ80は、収容部84及び押え部88によって保持されるとともに凸段部80aが開口84aに回動及び揺動不能に係合しているため、しっかりとリテーナ82に固定される。
【0072】
本発明のエアバッグ装置においては、インフレータの前面とモジュールカバーとの間に例えば、ホーンスイッチ等のスイッチが配置されてもよい。このとき、このスイッチは、インフレータ及びインフレータの前面側に回り込んだエアバッグ取付部材の押え部によって支持されるように構成することができる。以下に、このように構成されたエアバッグ装置について第10図を参照して説明する。第10図は、この参考例に係るエアバッグ装置の構成を示す断面図である。
【0073】
参考例において、エアバッグ装置90は、リテーナ92と、インフレータ94と、エアバッグ96と、エアバッグ取付部材98を備えており、リテーナ92は、インフレータ4の後半側を収容するための収容部100を有し、エアバッグ取付部材98は、インフレータ94の前面に回り込んでこのインフレータ94の前面を押える押え部102を備えている。インフレータ94は、リテーナ92への取付片を有しない平坦な側面形状のものであり、その後半側が収容部100に収容され、かつその前面が押え部102に押えられることにより、リテーナ92に固定されている。
【0074】
エアバッグ96は後端部にインフレータ用開口104を有している。この開口104からインフレータ94の前半側がエアバッグ96内に挿入されており、この開口104の周縁部はリテーナ92の前面側において、収容部100の開口100aの周縁部に重ね合わされている。このエアバッグ96の開口104の周縁部を押えるように、エアバッグ取付部材98がエアバッグ96の内周面に沿って配置されており、エアバッグ96は、これらのリテーナ92の開口100aの周縁部とエアバッグ取付部材98との間に該開口104の周縁部が挟持されることによってリテーナ92に固定されている。なお、エアバッグ取付部材98は、後方に延出した雄ねじ部98aを有しており、この雄ねじ部98aがエアバッグ96及びリテーナ92に設けられた挿通孔(図示略)に挿通され、リテーナ92の後面側に突き出たこの雄ねじ部98aの先端側からナット98bが締め付けられることにより、リテーナ92に固定されている。
【0075】
インフレータ94の前面にはホーンスイッチ108が配置されている。このホーンスイッチ108は、インフレータ94の前面に設置されたスイッチ本体108aと、このスイッチ本体108aの底部からインフレータ94の前面に沿って延出した鍔部108bと、先端部がスイッチ本体108aの前面から突出したピン108cとを有している。このピン108cは、スイッチ本体108aのピン挿入部(図示略)に対して前後方向に摺動可能にかつピン挿通部から抜出不能に挿入されており、ばね(図示略)等の付勢手段によって常時前方に付勢されている。このホーンスイッチ108は、ピン108cの先端部をホーンスイッチ108aに押し込むことにより、スイッチが入り、図示しない自動車のホーン(警笛)が鳴り出すように構成されている。もちろん、ピン108cへの押し込み力を解除した場合には、ピン108cは前述の付勢手段によって元の状態(スイッチ本体108aからピン108aの先端部が突き出した状態)に復帰し、スイッチが切れ、ホーンが鳴り止む。
【0076】
このホーンスイッチ108は、鍔部108bが収容部98の押え部102から延出したスイッチ支持部102aによってその上面を押えられることにより、インフレータ94の前面に支持されている。
【0077】
エアバッグ96は、前面部96aがホーンスイッチ108及びインフレータ94等の前面を覆い、その両側部が葛折り状に折り畳まれてインフレータ94の両サイドに配置されている。さらに、このエアバッグ96を覆うようにモジュールカバー106が設置されている。
【0078】
このモジュールカバー106は、合成樹脂等から構成されており、乗員がその前面部を押圧して弾性変形させることができるものとなっている。また、モジュールカバー106とホーンスイッチ108とは、モジュールカバー106の後面とホーンスイッチ108のピン108cの先端部とが互いに近接して配置されるように構成されており、モジュールカバー106の前面部を押圧することにより、モジュールカバー106の後面とピン108cの先端部とがエアバッグ96の前面部を介して当接し、ピン108cの先端部がスイッチ本体108aに押し込まれ、スイッチが入ってホーンが鳴り出すものとなっている。
【0079】
このエアバッグ装置90は、実施の形態のエアバッグ装置と同様に、自動車のステアリングホイール(図示略)に設置され、車両衝突時等の緊急時にはインフレータ94がガス噴出作動し、エアバッグ取付部材98の側面に設けられたガス導通口98cを通じてエアバッグ96内にガスが導入されることによりエアバッグが膨張を開始する。このとき、ホーンスイッチ108は、支持部102aによってしっかりとインフレータ94の前面に固定されているため、インフレータ94からのガス圧等によって外れることはなく、また、エアバッグ96の膨張やモジュールカバー106がエアバッグ96によって押し開かれることを妨げることもないため、エアバッグ96は、このように構成されたエアバッグ装置90にあっても、何らの支承もなく車両室内に展開する。
【0080】
また、このように構成されたエアバッグ装置90にあっては、ホーンスイッチ108等のスイッチはインフレータ94の前面において、エアバッグ取付部材102に設けられた支持部102aによって支持されているため、前述のように、このスイッチを操作するためにモジュールカバー106の前面側を押圧した場合においても、スイッチ本体はしっかりとインフレータ94に固定されており、優れた操作性を得ることができる。
【0081】
なお、この参考例において、ホーンスイッチは、スイッチ本体の前面から先端部が突き出したピンを有し、このピンの先端部を押し込むことによりホーンのスイッチが入るものとなっており、乗員がモジュールカバーの前面を押圧することによってこのピンの先端部をスイッチ本体に押し込むように構成しているが、スイッチ及びモジュールカバーの構成はこれに限られるものではなく、例えば、このエアバッグ装置90は、第11図に示すように、ピン(図示略)の先端部がスイッチ本体110aの上面と略面一となるように構成されたホーンスイッチ110を備えてもよい。
【0082】
このホーンスイッチ110は、インフレータ94の前面に設置されたスイッチ本体110aと、スイッチ本体110aの底部からインフレータ94の前面に沿って延出し、エアバッグ取付部材98の支持部102aによってその前面を押えられた鍔部110bと、スイッチ本体110aの上面から設けられたピン挿通部(図示略)に対して前後方向に摺動自在にかつピン挿通部から抜出し不能に挿入され、ばね(図示略)等の付勢手段によって常時前方に付勢されたピン(図示略)を有しており、このピンの先端面とスイッチ本体110aの上面とが略面一となっている。このピンをスイッチ本体110aに押し込むことにより、自動車のホーンが鳴り出す。
【0083】
このようなホーンスイッチ110を備えた場合、エアバッグ装置90のモジュールカバー106には、モジュールカバー106の後面の前記ピンの先端面と対面する位置に、突起112が設けられる。この突起112は、その先端が前記ピンの先端面と近接し、乗員がモジュールカバー106の前面を押圧した際には、この突起112が該ピンの先端面にエアバッグ96の前面部を介して当接し、次いでこのピンをスイッチ本体110aに押し込んでホーンのスイッチを入れるように構成されている。
【0084】
このように構成された場合であっても、ホーンスイッチ110はインフレータ46の前面において、エアバッグ取付部材102に設けられた支持部102aによって支持されているため、前述のように、このスイッチを操作するためにモジュールカバー106の前面側を押圧した場合においても、スイッチ本体はしっかりとインフレータ94に固定されており、スイッチの操作性に優れたものとなっている。
【0085】
次に、第12〜18図及び第23図を参照して別参考例に係るエアバッグ装置について説明する。第12図は、別参考例に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開時の断面図、第13図はこのエアバッグ装置のエアバッグの前面部の斜視図、第14図はエアバッグ取付部材の押え部とストラップとの連結部分の斜視図、第15図はこのエアバッグ装置の変形例を示す断面図、第16図は第15図のエアバッグ装置のエアバッグの前面部の斜視図、第17図は第15図のエアバッグ装置のエアバッグ取付部材の斜視図、第18図は第15図のエアバッグ装置のモジュールカバーの後面からの斜視図である。
【0086】
参考例において、エアバッグ装置120は、リテーナ122と、インフレータ124と、エアバッグ126と、エアバッグ取付部材128を備えており、リテーナ122は、インフレータ124の後半側を収容するための収容部130を有し、エアバッグ取付部材128は、インフレータ124の前面に回り込んでこのインフレータ124の前面を押える押え部132を備えている。インフレータ124は、それ自体リテーナ122への取付片を有しない平坦な側面形状のものであり、その後半側が収容部130に収容され、その前面が押え部132に押えられることにより、リテーナ122に固定されている。
【0087】
エアバッグ126は、後端部にインフレータ用開口134を有している。この開口134からインフレータ124の前半側がエアバッグ126内に挿入されており、この開口134の周縁部は、リテーナ122の前面側において、収容部130の開口130aの周縁部に重ね合わされている。このエアバッグ126の開口134の周縁部を押えるように、エアバッグ取付部材128がエアバッグ126の内周面に沿って配置されており、エアバッグ126は、これらのリテーナ122の開口130aの周縁部と取付部材128との間に該開口134の周縁部が挟持されることによってリテーナ122に固定されている。なお、取付部材128は、後方に延出した雄ねじ部128aを有しており、この雄ねじ部128aがエアバッグ126及びリテーナ122に設けられた挿通孔(図示略)に挿通され、リテーナ122の後面側に突き出たこの雄ねじ部128aの先端側からナット128bが締め付けられることにより、リテーナ122に固定されている。
【0088】
エアバッグ126の前面部にはモジュールカバー136が取り付けられている。モジュールカバー136の裏面には、このモジュールカバー136とエアバッグ取付部材128とを連結するためのストラップ138の一端側が挿通される挿通部140が設けられており、エアバッグ126の前面部の中央付近には、このストラップ138をエアバッグ126内部に導通するための開口126aが設けられている。
【0089】
インフレータ124の前面側には、ストラップ138を介してエアバッグ取付部材128とモジュールカバー136とを連結するための連結部材142が設置されている。この連結部材142は、インフレータ124の前面に沿って配置される平板状の基底部142aと、この基底部142aの中央付近から前方に突出し、かつ前記ストラップ138の他端側が挿通される挿通部142cが設けられた凸部142bとを有している。この連結部材142は、押え部132から延出し、かつ基底部142aの前面に回り込むように設けられた連結部材押え部144によってその前面を押えられている。これにより、連結部材142は、インフレータ124の前面側においてエアバッグ取付部材128に固定されている。
【0090】
ストラップ138は、エアバッグ膨張時に破断、伸長しない強度を有した帯状の布、例えば自動車のシートベルト用ウェビング等により構成されており、その一端側がモジュールカバー138の挿通部140に挿通され、次いでエアバッグ126の開口126aを通じてエアバッグ126内に導通され、他端側が、エアバッグ126内部において連結部材142の挿通部142cに挿通された後、これらの両端部が互いに連結されたループ状のものとなっている。このストラップ138を介してエアバッグ取付部材128とモジュールカバー136とが連結されており、これにより、モジュールカバー136は、エアバッグ膨張時においてエアバッグ取付部材128から所定間隔以上は離間しないものとなっている。
【0091】
このエアバッグ装置120は、エアバッグ126が折り畳まれ、このエアバッグ126の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー136がエアバッグ126の前面に配置された後、ステアリングホイール146に設置される。
【0092】
このように構成されたエアバッグ装置120にあっては、車両衝突時等の緊急時には、インフレータ124がガス噴出作動し、このガスがエアバッグ取付部材128の側面に設けられたガス導通口128aを通じてエアバッグ126内に導入されることによりエアバッグ126が膨張を開始する。このとき、エアバッグ126は、その前面部がモジュールカバー136を前方に押し出すように膨出する。モジュールカバー136は、このエアバッグ126の前面部の膨出に伴って所定距離だけ前進した後、ストラップ138がピンと張った状態となってその前進が停止される。この結果、モジュールカバー136の後面側に配置されたエアバッグ126の前面部が、このモジュールカバー136によってその前方への膨出を阻止されるため、膨張が規制されていないエアバッグ126の両側部がガス圧によって大きく側方へ膨出し、エアバッグ126は、ステアリングの外方まで広範囲に展開する。
【0093】
このように、このエアバッグ装置120にあっては、エアバッグ膨張初期において、ストラップ138によってエアバッグ126の前方への膨出が規制されるため、インフレータ124からのガス圧はもっぱらエアバッグ126の側方への展開に費される。従って、エアバッグ126はステアリングホイール146の外方まで広範囲に展開し、乗員とステアリングホイール146との間にきわめて十分に介在されるため、確実に乗員を保護することができる。
【0094】
なお、この参考例において、モジュールカバーとエアバッグ取付部材とは一本のストラップによって連結されているが、ストラップの本数或いはストラップとモジュールカバー及びエアバッグ取付部材との連結方法は、前述の構成に限られるものではない。例えば、第15図に示すように、エアバッグ装置150において、エアバッグ取付部材152とモジュールカバー154とは、ループ状の2本のストラップ156,158によって連結されている。
【0095】
このエアバッグ装置150は、前述のエアバッグ装置と同様に、リテーナ160と、このリテーナ160の収容部162に収容されたインフレータ164と、このインフレータ164の前面側に回り込んでこのインフレータ164の前面を押える押え部166を備えたエアバッグ取付部材152と、このエアバッグ取付部材152によってリテーナ160に固定されたエアバッグ168を備えている。このエアバッグ168の前面部にはモジュールカバー154が取り付けられている。押え部166はインフレータ164の前面を覆うように延在している。
【0096】
モジュールカバー154の裏面には、このモジュールカバー154とエアバッグ取付部材152とを連結するためのストラップ156,158が挿通される4個の挿通部170,172,174,176が設けられている。これらの挿通部170,172,174,176は、それぞれ第18図に示すように、挿通部170と挿通部174が向かい合い、挿通部172と挿通部176が向かい合うように配置されている。エアバッグ168の、これらの挿通部170〜176と重なる位置には、それぞれストラップ156,158をエアバッグ168内に導通するための開口178,180,182,184が設けられている。
【0097】
第17図に示すように、エアバッグ取付部材152の押え部166の前面部には、略十字形の膨出部よりなるストラップ導通部186が設けられている。この略十字形に延在するストラップ導通部186の四方の端部には、互いに連通した開口186a,186b,186c,186dが設けられている。
【0098】
ストラップ156,158は、前述の参考例と同様に、自動車のシートベルト用ウェビング等より構成されている。ストラップ156は、その一端が挿通部170に挿通された後、エアバッグ168の開口178に挿通され、エアバッグ168内部において開口186aからストラップ導通部186内に引き込まれる。一方、ストラップ156の他端側は、ストラップ導通部186内を通って開口186aと向かい合う開口186cからエアバッグ168内に引き出され、エアバッグ168の開口178の向かい側に配置された開口182からエアバッグ外部に引き出された後、モジュールカバー154の挿通部170と向かい合う挿通部174に挿通される。次いで、ストラップ156の両端部が互いに連結され、ストラップ156はループ状に構成されてモジュールカバー154とエアバッグ取付部材152とを連結するものとなっている。そして、ストラップ158も、ストラップ156と同様に、途中部分がエアバッグ168の内部において向かい合う開口186b,186dを通じてストラップ導通部186内に挿通され、かつ両端側がそれぞれエアバッグ168の開口180,184から引き出されてモジュールカバー154の挿通部172,176に挿通され、ループ状に構成されてモジュールカバー154とエアバッグ取付部材152とを連結している。
【0099】
このエアバッグ装置150は、エアバッグ168が折り畳まれ、このエアバッグ168を覆うようにモジュールカバー154が配置された後、自動車のステアリングホイール190に設置される。
【0100】
このエアバッグ装置150においても、前述のエアバッグ装置120と同様にモジュールカバー154とエアバッグ取付部材152とがストラップ156,158によって連結されているため、エアバッグ168は、膨張初期においてその前方への膨出が規制される。そして、ストラップからのガス圧は、もっぱらエアバッグ168の側方への展開に費されるため、エアバッグ168はステアリングホイール190の外方まで広範囲に展開し、乗員とステアリングホイール190との間にきわめて十分に介在され、確実に乗員を保護することができる。
【0101】
また、このエアバッグ装置150においては、モジュールカバー154とエアバッグ取付部材152とは2本のループ状のストラップ156,158によって連結されているため、エアバッグ膨張時において、例えば出力の大きいインフレータを用いた場合であっても、確実にモジュールカバーの前進を停止させることができる。
【0102】
なお、これらの参考例において、ストラップは、モジュールカバーとエアバッグ取付部材とを連結することによりエアバッグの前方への膨出を規制しているが、これに限られるものではなく、例えば、モジュールカバーの代わりにエンブレムとエアバッグ取付部材とを連結してもよく、或いは、エアバッグの前面部の内周面側とエアバッグ取付部材とを結合して直接的にエアバッグの前方側への膨出を規制してもよい。
【0103】
なお、上述の実施の形態において、インフレータは、平坦な側面を有する略円筒形状のものであり、その後半側がリテーナの収容部に収容され、前半側のガス噴出部がエアバッグ取付部材の押え部の周壁部に取り囲まれるとともに前面を内向き鍔状部によって押えられてリテーナに固定されるように構成されているが、インフレータの形状並びにリテーナの収容部及びエアバッグ取付部材の押え部の構成はこれに限られるものではない。
【0104】
本発明では、第23図のモジュールカバー136Mのようにエンブレム136Eが設けられているときには、このエンブレム136Eに挿通部140Mを設け、この挿通部140Mにストラップ138を通すようにしても良い。
【0105】
以下に、リテーナの収容部及びエアバッグ取付部材の押え部の他の構成について第19,20図を参照して説明する。第19図は、リテーナの収容部及びエアバッグ取付部材の押え部の別の構成を示す、参考例に係るエアバッグ装置の要部断面図であり、第20図はリテーナの収容部及びエアバッグ取付部材の押え部のさらに別の構成を示す、参考例に係るエアバッグ装置の要部断面図である。
【0106】
第19図に示すように、エアバッグ装置200は、後半側にガス発生部を備えた大径部202aを有し、前半側にガス噴出部よりなる小径部202bを有したインフレータ202を備えている。インフレータ202の大径部202aの上面は、小径部202bの後端部と連なる肩部202cとなっている。また、このエアバッグ装置202は、後述のリテーナ204への取付片を有しないものとなっている。
【0107】
リテーナ204の中央付近には、このインフレータ202の大径部202aのほぼ全体が収容される収容部206が設けられている。このリテーナ204の前面側にはエアバッグ208が配置されている。エアバッグ208の後端部にはインフレータ用開口208aが設けられており、このエアバッグ208の開口208aの周縁部とリテーナ204の収容部206の周縁部とがリテーナ204の前面側において重ね合わされている。
【0108】
このエアバッグ208の開口208aの周縁部を押えるようにエアバッグ取付部材210がエアバッグ208の内周面に沿って配置されている。このエアバッグ取付部材210は、中央にインフレータ204の小径部204bが挿通される開口210aを有した略円盤形状のものとなっており、この開口210aの周縁部は、エアバッグ取付部材210がエアバッグ208の開口208aの周縁部に配置された際にインフレータ202の肩部202cの前面まで延在してこの肩部202cの前面を押える押え部212となっている。
【0109】
このように、このエアバッグ装置200にあっては、後半側にガス発生部を備えた大径部202aを有し、前半側にガス噴出部よりなる小径部を有したインフレータ202を使用した場合であっても、リテーナ204に、インフレータ202の大径部202aのほぼ全体を収容する収容部206を設け、エアバッグ取付部材210を、インフレータ202の小径部202bが挿通される開口210aを有し、かつこの開口210aの周縁部がインフレータ202の肩部202cの前面まで延在してこの肩部202cの前面を押える押え部212となっている略円盤形状のものとすることにより、しっかりとリテーナ204にインフレータ202を固定することができる。
【0110】
また、第20図に示すエアバッグ装置220は、平坦な側面を有するインフレータ222と、略平板状に形成されたリテーナ224とを備え、このリテーナ224の中央付近には、このインフレータ222の後端部から引き出されたコネクタが挿通される挿通孔224aが設けられている。インフレータ222は、この挿通孔224aにコネクタが挿通され、その後面がリテーナ224の前面側においてこの挿通孔224aの周縁部と重なるように配置されている。また、エアバッグ装置220は、エアバッグ226と、このエアバッグ226をリテーナ224に取り付けるためのエアバッグ取付部材228を備えている。
【0111】
エアバッグ226の後端部及びエアバッグ取付部材228には、それぞれインフレータ用開口226a及び228aが設けられている。エアバッグ226は、この開口226aにインフレータ222が挿入され、この開口226aの周縁部がリテーナ224の前面側のインフレータ222の周辺部に重ね合わされている。
【0112】
エアバッグ取付部材228には、開口228aの辺縁部から前方に向かって延出し、インフレータ222の側面に沿って延在する略円筒形状の周壁部230aと、この周壁部230aの先端部からインフレータ222の前面に回り込んでこのインフレータ222の前面を押えるように延在した内向き鍔状部230bとからなる押え部230が設けられている。
【0113】
エアバッグ取付部材228は、開口228aからインフレータ222が挿入され、かつこの開口228aの周縁部がエアバッグ226の開口226aの周縁部を押えるようにエアバッグ226の内周面に沿って配置される。これらのエアバッグ226及びエアバッグ取付部材228は、ボルトナット等によりリテーナ224に固定される。
【0114】
インフレータ222は、その側面に沿って延在し、かつその前面側に回り込んで、この前面を押える押え部230によってリテーナ224に固定される。
【0115】
このように、このエアバッグ装置220においては、リテーナ224にインフレータ用の収容部を設けることなく、エアバッグ取付部材228の押え部230のみでしっかりとリテーナ224にインフレータ222を固定することができる。
【0116】
なお、上記実施の形態において、エアバッグ取付部材は、インフレータの前面を押える押え部を備えており、この押え部は、エアバッグ取付部材に設けられたインフレータ用の開口の辺縁部からインフレータの側面に沿って延在するように前方へ延出した略円筒形状の周壁部と、この周壁部の先端部からインフレータの前面に回り込むように設けられた内向き鍔状部とから構成されているが、押え部の構成はこれに限られるものではない。以下に、第21,22図を参照して、押え部の他の構成について説明する。第21,22図の各図において、(a)図は他の構成の押え部を備えたエアバッグ取付部材の斜視図、(b)図は(a)図のエアバッグ取付部材の上面図、(c)及び(d)図は(a)図の押え部の変形例を示すエアバッグ取付部材の上面図である。
【0117】
第21図に示すエアバッグ取付部材250は、インフレータ用開口250aと、この開口250aの辺縁部から前方に延出し、かつその先端部が、インフレータ(図示略)の前面側に回り込んでインフレータの前面を押えるように屈曲された略逆L字形のフック状に形成された押え部252を有している。
【0118】
この押え部252は、開口250aを等分する位置に複数個設けられている。例えば、第21図(a),(b)において、エアバッグ取付部材250は4個の押え部252を有し、これらの押え部252は、開口250aを4等分する位置に配置されている。また、第21図(c),(d)においては、エアバッグ取付部材250は、それぞれ3個及び2個の押え部252を有し、これらの押え部252は、開口252aをそれぞれ3等分及び2等分する位置に配置されている。
【0119】
また、第22図に示すエアバッグ取付部材260は、インフレータ用開口260aを有し、この開口260aの周囲には、この開口260aの辺縁部から前方に延出した複数個の脚状部262aと、これらの脚状部262aの先端部同士を互いに連結し、かつインフレータの前面に回り込んでこのインフレータの前面を押える橋渡状部262bとからなる押え部262が設けられている。
【0120】
この押え部262の脚状部262aは、それぞれ開口260aを等分する位置から延出している。例えば、第22図(a),(b)において、エアバッグ取付部材260は、開口260aの辺縁部から4個の脚状部262aが延出しており、これらの脚状部262aは、開口260aを4等分する位置に配置されている。また、第21図(c),(d)においては、エアバッグ取付部材260は、その開口260aの辺縁部からそれぞれ3個及び2個の脚状部262aが延出しており、これらの脚状部262aは、開口252aをそれぞれ3等分及び2等分する位置に配置されている。
【0121】
このように構成されたエアバッグ取付部材250,260であっても、押え部252,262がインフレータの前面に回り込んでこのインフレータの前面を押えるため、しっかりとインフレータをリテーナに固定することができる。
【0122】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明のエアバッグ装置によると、インフレータをエアバッグ取付部材によってリテーナに固定するように構成したことにより、リテーナへの取付片を有しないインフレータを用いた場合であっても確実にインフレータをリテーナに固定することができる。これにより、インフレータにリテーナへの取付片を設ける手間を省くことができるとともにコストを抑えることもできる。
【0123】
また、本発明のエアバッグ装置においては、インフレータの前面とモジュールカバーとの間にスイッチを配置し、このスイッチをエアバッグ取付部材によって支持するように構成することができ、これにより、スイッチの操作性に優れたものとすることができる。さらに、エアバッグの前面部又はモジュールカバーやエンブレムとエアバッグ取付部材とをストラップによって連結し、エアバッグ展開初期においてエアバッグの前方への膨出を拘束するように構成することにより、エアバッグの側部を大きくステアリングホイールの外方まで膨出させ、乗員とステアリングホイールとの間に十分にエアバッグを介在させるように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の断面図である。
【図2】 第1図のエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す断面図である。
【図4】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図である。
【図5】 第4図のエアバッグ装置の主要部分の構成を示す断面図である。
【図6】 第5図のVI部分の拡大図である。
【図7】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図である。
【図8】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す分解斜視図である。
【図9】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す後方からの分解斜視図である。
【図10】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す断面図である。
【図11】 第10図のエアバッグ装置の変形例を示す主要部分の断面図である。
【図12】 参考例に係るエアバッグ装置のエアバッグ膨張時の断面図である。
【図13】 第12図のエアバッグ装置のエアバッグの斜視図である。
【図14】 第12図のエアバッグ装置の要部拡大斜視図である。
【図15】 参考例に係るエアバッグ装置のエアバッグ膨張時の断面図である。
【図16】 第15図のエアバッグ装置のエアバッグの斜視図である。
【図17】 第15図のエアバッグ装置のエアバッグ取付部材の斜視図である。
【図18】 第15図のエアバッグ装置のモジュールカバーの後面からの斜視図である。
【図19】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す断面図である。
【図20】 参考例に係るエアバッグ装置の主要部分の構成を示す断面図である。
【図21】 本発明のエアバッグ装置のエアバッグ取付部材の変形例を示す説明図である。
【図22】 本発明のエアバッグ装置のエアバッグ取付部材の変形例を示す説明図である。
【図23】 アバッグ装置の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,30,50,90,120,150,200,220 エアバッグ装置
2,32,52,82,92,122,204,224 リテーナ
4,54,80,94,124,164,202,222 インフレータ
6,56,96,126,168,208,226 エアバッグ
8,58,86,98,128,152,210,228,250,260 エアバッグ取付部材
14,60,84,100,130,162,206 収容部
20,72,88,102,132,166,212,230,252,262 押え部
34 収容部材

Claims (9)

  1. ベース部材と、
    該ベース部材にエアバッグ取付部材によって取り付けられたエアバッグと、
    該エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータと、
    折り畳まれた該エアバッグを覆うモジュールカバーとを有するエアバッグ装置において、
    該インフレータは、略円筒形状のものであり、面から突出する取付片を有しないものであり、
    該インフレータは、前記エアバッグ取付部材によって前記ベース部材に対して固定されているエアバッグ装置であって、
    該ベース部材にインフレータ挿入用開口が設けられており、
    該エアバッグは該ベース部材の乗員側に配置されており、該エアバッグの乗員と反対側の端部にインフレータ受入用開口が設けられており、該インフレータ受入用開口の周縁部が該ベース部材の該インフレータ挿入用開口の周縁部に重ね合わされて前記エアバッグ取付部材により固定されており、
    該ベース部材から乗員と反対側に突出した、該インフレータを収容するための収容部材が該ベース部材に取り付けられており、
    該収容部材は、該ベース部材と別体に構成されて該ベース部材に取り付けられたものであり、
    該収容部材は、
    該インフレータ挿入用開口と同軸状に配置された略円筒形状の周壁部と、
    該周壁部の乗員側の端部から該周壁部の外方に延出した外向き鍔状部と、
    該周壁部の乗員と反対側から該周壁部の内側に延出した内向き鍔状部と
    を備えており、
    該外向き鍔状部が該ベース部材の乗員と反対側から該ベース部材の前記インフレータ挿入用開口の周縁部に重ね合わされて該ベース部材に固定されており、
    前記インフレータは、軸心線方向を該インフレータ挿入用開口の軸心線方向と平行方向として該インフレータ挿入用開口に挿入され、その乗員と反対側が該収容部材の該周壁部の内側に収容されており、乗員側が前記インフレータ受入用開口を介して前記エアバッグ内に導入されており、
    該インフレータの該乗員側がガス噴出部となっており、
    前記エアバッグ取付部材は、該インフレータの乗員側に回り込んでインフレータを押える押え部を有しており、
    該インフレータは、乗員と反対側が該収容部材の該周壁部と内向き鍔状部とによって支承され、乗員側から該押え部によって押え付けられることにより、該ベース部材に固定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1において、前記エアバッグ取付部材は、インフレータ挿入用開口を有し、前記エアバッグの内側から前記インフレータ受入用開口の周縁部に重なった環状のものであり、該インフレータ挿入用開口の周縁部から乗員と反対側へ延出した雄ねじ部が設けられており、
    該エアバッグの該インフレータ受入用開口の周縁部、前記ベース部材の前記インフレータ挿入用開口の周縁部、及び前記収容部材の前記外向き鍔状部にそれぞれ設けられた挿通孔に該雄ねじ部が挿通され、該雄ねじ部に該外向き鍔状部の乗員と反対側からナットが締め込まれることにより、該エアバッグ、エアバッグ取付部材及び収容部材が該ベース部材に固定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項2において、前記押え部は、前記エアバッグ取付部材の前記インフレータ挿入用開口の辺縁部から乗員側に延出した略円筒形状の周壁部と、該周壁部の乗員側の端部から該周壁部の内側に延出した内向き鍔状部とを備えており、
    該内向き鍔状部が前記インフレータの乗員側に回り込んで該インフレータを押えていることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項2において、前記押え部は、前記エアバッグ取付部材の前記インフレータ挿入用開口の辺縁部から乗員側に延出し、且つその延出方向の先端部が、インフレータの乗員側に回り込むように屈曲して該インフレータを乗員側から押えたフック状のものであることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項2において、前記押え部は、前記エアバッグ取付部材の前記インフレータ挿入用開口の辺縁部から乗員側に延出した複数個の脚状部と、該脚状部の延出方向の先端部同士を連結した橋渡状部とを備えており、
    該橋渡状部が前記インフレータの乗員側に回り込んで該インフレータを押えていることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、該エアバッグ装置は、前記インフレータの回転及びずれを防止するための位置決め手段を備えており、
    該位置決め手段は、前記押え部又は収容部材に設けられた開口又は膨出部と、該インフレータに設けられた凸形状部とを有しており、該開口又は膨出部と該凸形状部とが回動及び揺動不能に係合していることを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記インフレータの乗員側面とモジュールカバーの乗員側面部分との間にスイッチが配置され、該スイッチはエアバッグ取付部材の前記押え部によって支持されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記エアバッグ取付部材とエアバッグの乗員側面部とがストラップを介して連結されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  9. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記エアバッグの乗員側面部にモジュールカバー又はエンブレムが取り付けられており、該モジュールカバー又はエンブレムと該エアバッグ取付部材とがストラップによって連結されていることを特徴とするエアバッグ装置。
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