JP6453970B1 - 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法 - Google Patents

間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6453970B1
JP6453970B1 JP2017195298A JP2017195298A JP6453970B1 JP 6453970 B1 JP6453970 B1 JP 6453970B1 JP 2017195298 A JP2017195298 A JP 2017195298A JP 2017195298 A JP2017195298 A JP 2017195298A JP 6453970 B1 JP6453970 B1 JP 6453970B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber tape
bubbles
connecting portion
intermittently connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017195298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019066802A (ja
Inventor
静香 関根
静香 関根
瑞基 伊佐地
瑞基 伊佐地
富川 浩二
浩二 富川
大里 健
健 大里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2017195298A priority Critical patent/JP6453970B1/ja
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to US16/753,164 priority patent/US11221457B2/en
Priority to KR1020197035287A priority patent/KR102121163B1/ko
Priority to AU2018345875A priority patent/AU2018345875B2/en
Priority to CA3078481A priority patent/CA3078481C/en
Priority to CN201880047840.XA priority patent/CN110959127B/zh
Priority to PCT/JP2018/027426 priority patent/WO2019069537A1/ja
Priority to EP18864341.5A priority patent/EP3693775B1/en
Priority to TW107126722A priority patent/TWI678566B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6453970B1 publication Critical patent/JP6453970B1/ja
Publication of JP2019066802A publication Critical patent/JP2019066802A/ja
Priority to SA520411593A priority patent/SA520411593B1/ar
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/448Ribbon cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • G02B6/4431Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】光ファイバテープを幅方向に曲げた時に連結部が破壊されることを抑制できる間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法を提供する。【解決手段】間欠連結型光ファイバテープは、幅方向に並ぶ複数の光ファイバ2Aを備える。隣接する光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、長手方向に並ぶ分離部と分離部との間に連結部3が形成されている。連結部に気泡6が含有されている。【選択図】図2

Description

本発明は、間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法に関する。
特許文献1、2には、並列させた3心以上の光ファイバを間欠的に連結させた光ファイバテープ(間欠連結型光ファイバテープ)が記載されている。また、特許文献3には、長さ方向において間欠的に塗布したテープ化剤を硬化させることによって光ファイバテープを製造することが記載されている。なお、特許文献3の段落0007には、テープ化剤となる樹脂に気泡が発生することを回避したい旨の記載がある。
また、特許文献4〜6には、間欠連結型の光ファイバテープの製造方法に関する記載がある。
特許第4143651号公報 特許第4619424号公報 特開2001−264605号公報 特開2016−80849号公報 特許2013−257394号公報 特開2010−33010号公報
特許文献3に記載の光ファイバテープのように、幅方向に並ぶ複数の光ファイバを一体的に連結させた場合、光ファイバテープを幅方向に折り畳むことはできず、光ファイバを高密度に実装しにくくなる。これに対し、特許文献1、2に記載の光ファイバテープのように、幅方向に並ぶ複数の光ファイバの間に分離部(特許文献2図3「非樹脂部」に相当)が形成されている場合には、特許文献2の図3に示されるように、光ファイバテープを幅方向に折り畳むことが可能になる。このため、連結部の幅方向に分離部の配置されている間欠連結型の光ファイバテープによれば、光ファイバを高密度に実装することができ、細径の光ケーブルを実現可能である。
間欠連結型の光ファイバテープでは、連結部が意図せずに破壊されてしまうことを抑制する必要がある。但し、連結部の強度を高めるために、連結部が硬く形成され過ぎてしまうと、光ファイバテープを幅方向に折り畳んだときに(幅方向に曲げた時に)、連結部に亀裂が形成されたり、連結部が光ファイバから剥離したりして、連結部が破壊されるおそれがある。
本発明は、光ファイバテープを幅方向に曲げた時に連結部が破壊されることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
幅方向に並ぶ複数の光ファイバを備え、
隣接する前記光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、前記長手方向に並ぶ前記分離部と前記分離部との間に連結部が形成されている間欠連結型光ファイバテープであって、
前記連結部に気泡が含有されており、
前記間欠連結型光ファイバテープを前記幅方向に切った断面において、前記連結部の面積に対する前記連結部に含有されている前記気泡の総面積の割合である気泡含有率が、15.5%以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープである
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、光ファイバテープを幅方向に曲げた時に連結部が破壊されることを抑制できる。
図1A〜図1Cは第1実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。 隣接する光ファイバ2の断面図である。 図3A及び図3Bは光ファイバテープ1の幅方向の曲げの説明図である。 第1実施形態の光ファイバテープ1を製造するテープ製造装置20の説明図である。 図5A及び図5Bはテープ化装置22の説明図である。 図6Aはスロットレス型の光ケーブル10の断面図である。図6Bはスロット型の光ケーブル10の断面図である。 光ファイバテープ1を側面から見た模式図である。 気泡含有率の説明図である。 試験結果を示すグラフである。 図10A及び図10Bは、連結部3の破壊モードの説明図である。 第2実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。 第2実施形態の光ファイバテープ1を製造するテープ製造装置30の説明図である。 図13A〜図13Cは別の実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。 別の実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。 別の実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
幅方向に並ぶ複数の光ファイバを備え、
隣接する前記光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、前記長手方向に並ぶ前記分離部と前記分離部との間に連結部が形成されている間欠連結型光ファイバテープであって、
前記連結部に気泡が含有されている
ことを特徴とする間欠連結型光ファイバテープが明らかとなる。
このような間欠連結型光ファイバテープによれば、中間後分岐時の伝送損失の増加を抑制しつつ、光ファイバテープを幅方向に曲げた時の連結部の破壊を抑制できる。
前記分離部と前記連結部が前記幅方向に配置されていることが望ましい。
これにより、光ファイバテープを幅方向に曲げることができる。
前記幅方向に並ぶ全ての前記光ファイバが、隣接する前記光ファイバと、前記長手方向に間欠配置された前記連結部によって連結されていることが望ましい。
これにより、光ファイバテープを幅方向にさらに曲げ易くすることができる。
前記幅方向に並ぶ一部の前記光ファイバが、隣接する前記光ファイバと、前記長手方向に連続する別の連結部によって連結された光ファイバ群が形成されており、隣接する前記光ファイバ群が、前記長手方向に間欠配置された前記連結部によって連結されていることが望ましい。
これにより、光ファイバテープを幅方向に曲げることができると同時に、融着接続性を高められる。
前記連結部に含有されている前記気泡の総数の80%以上の数の気泡の直径が70μm以下であることが望ましい。
これにより、連結部の破壊を抑制しつつ、光ファイバに側圧がかかることによる伝送損失の低下を抑制できる。
前記間欠連結型光ファイバテープを前記幅方向に切った断面において、前記連結部の面積に対する前記連結部に含有されている前記気泡の総面積の割合である気泡含有率が、0.2%以上15%以下であることが望ましい。
これにより、光ファイバの外周面と連結部との接触面積を確保でき、光ファイバに対する連結部の密着性が高まる。よって、光ファイバから連結部が剥離しにくくなり、連結部の破壊を抑制できる。
前記連結部に含有されている前記気泡は、前記光ファイバの外周面に接触していないことが望ましい。
これにより、光ファイバの外周面と連結部との接触面積を確保でき、光ファイバに対する連結部の密着性が高まる。よって、光ファイバから連結部が剥離しにくくなり、連結部の破壊を抑制できる。
幅方向に並ぶ複数の光ファイバを備え、
隣接する前記光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、前記長手方向に並ぶ前記分離部と前記分離部との間に連結部が形成されている間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
隣接する前記光ファイバの間に、連結材を塗布する工程と、
前記連結材を硬化させて、前記連結部を形成する工程と、
を有し、
前記連結部に気泡が含有されている
ことを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法が明らかとなる。
このような製造方法によれば、光ファイバテープにおいて、中間後分岐時の伝送損失の増加を抑制しつつ、光ファイバテープを幅方向に曲げた時の連結部の破壊を抑制できる。
前記連結材を塗布する工程の前に、前記連結材に気泡を含有させる工程を有することが望ましい。
これにより、気泡が含有された連結部を製造できる。
前記連結材を塗布する工程において、前記連結材に気泡を混入させつつ、隣接する前記光ファイバの間に前記連結材を塗布することが望ましい。
これにより、気泡が含有された連結部を製造できる。
前記連結材を塗布する工程の後、前記連結材を硬化させて前記連結部を形成する工程の前に、前記連結材を発泡させることが望ましい。
これにより、気泡が含有された連結部を製造できる。
前記連結材を塗布する工程の前に、隣接する前記光ファイバの間に面する前記光ファイバの外周面に、気泡を含有しない連結材を塗布する工程を有することが望ましい。
これにより、連結部に含有されている気泡が、光ファイバの外周面に接触していない光ファイバテープを製造できる。
===第1実施形態===
<間欠連結型の光ファイバテープ1>
図1A〜図1Cは、第1実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。図1Bは、図1AのA−A断面図である。図1Cは、図1AのB−B断面図である。図2は、隣接する光ファイバ2の断面図である。図3A及び図3Bは、光ファイバテープ1の幅方向の曲げの説明図である。図の簡略のため、光ファイバ2の数を減らしている。
光ファイバテープ1は、図1A〜図1Cに示すように、幅方向に並ぶ複数の光ファイバ2を備える。本実施形態では、光ファイバ2の数を12とするが、適宜変更可能である。光ファイバテープ1において、光ファイバ2に平行な方向を長手方向とする。また、隣接する光ファイバ2を分離する分離部4が長手方向に間欠的に形成されている。よって、長手方向に並ぶ分離部4と分離部4との間には、隣接する光ファイバ2を連結する連結部3が形成されている。
連結部3は、長手方向に間欠的に形成されるとともに、幅方向にも間欠的に形成されている。よって、連結部3と非連結部4が幅方向に配置されている。つまり、光ファイバテープ1は間欠連結型の光ファイバテープである。本実施形態の光ファイバテープ1では、幅方向に並ぶ全ての光ファイバ2が、隣接する光ファイバ2と、長手方向に間欠配置された連結部3によって連結されているが、連結部3の配置は、適宜変更可能である。
光ファイバ2は、図2に示すように、光ファイバ部2Aと、被覆層2Bと、着色層2Cとから構成されている。光ファイバ2の直径は、例えば約250μmである。光ファイバ部2Aは、コア及びクラッドから構成されている。光ファイバ部2Aは、例えば石英ガラスファイバである。光ファイバ部2Aの直径(クラッド径)は、例えば約125μmである。被覆層2Bは、光ファイバ部2Aを被覆する層である。被覆層2Bは、例えば一次被覆層(プライマリー・コーティング)及び二次被覆層(セカンダリー・コーティング)から構成されている。被覆層2Bの直径は、例えば約240μmである。着色層2Cは、被覆層2Bの表面に形成された層である。着色層2Cは、被覆層2Bの表面に着色材を塗布することによって形成される。
連結部3を構成する連結材5として、紫外線硬化樹脂を例示できる。連結部3は、紫外線硬化樹脂を光ファイバ2の着色層2Cの表面に塗布した後に、紫外線を照射して硬化させることによって形成されている。なお、連結材5は熱可塑性樹脂であってもよい。
連結部3と非連結部4は幅方向に配置されており、非連結部4では、隣接する2心の光ファイバ2同士は拘束されていない。そのため、図3Aに示すようにテープ状の光ファイバテープ1を、図3Bに示すように幅方向に曲げることができる。よって、例えば光ファイバテープ1を用いて後述する光ケーブル10(図6A図6B参照)を製造する際に、光ファイバテープ1を幅方向に筒状や渦巻き状に丸めたり、折りたたんだりすることで、細径の光ケーブル10を製造できる。
ところで、連結部3は意図せずに破壊されてしまうことを抑制する必要がある。但し、連結部3の強度を高めるために、連結部3が硬く形成され過ぎてしまうと、光ファイバテープ1を幅方向に曲げた時に、連結部3に亀裂が形成されたり、連結部3が光ファイバ2から剥離したりして、連結部3が破壊されるおそれがある。
そこで、本実施形態の光ファイバテープ1では、図2に示すように、連結部3に気泡6が含有されているものとする。気泡6によって連結部3の可撓性(撓みやすさ)及び緩衝性(クッション性)が高まる。よって、光ファイバテープ1を幅方向に曲げた時に、連結部3は柔軟に変形するため、連結部3の破壊が抑制される。
また、光ファイバテープ1を長手方向に曲げた時にも、連結部3は気泡6によって柔軟に変形する。そのため、例えば光ケーブル10の製造時や敷設時等において、光ケーブル10内の光ファイバテープ1に局所的な曲げ(長手方向の曲げ)が加わった時にも、連結部3の破壊が抑制される。
また、連結部3の緩衝性が高いことで、例えば光ケーブル10の製造時に光ファイバ2が纏められた際に、連結部3に作用する力が緩衝される。よって、連結部3の破壊が抑制される。
また、本実施形態の光ファイバテープ1では、連結部3と非連結部4が幅方向に並んで配置されている。つまり、幅方向に隣り合う連結部3は長手方向にずれて配置されている。より好ましくは、幅方向に隣り合う連結部3は長手方向に対して重なることなく配置されているとよい。そうすることで、光ファイバテープ1は幅方向に曲がりやすくなり、連結部3の破壊がより一層抑制される。
連結部3の破壊が抑制されることで、光ケーブル10内の光ファイバ2を識別でき、光ケーブル10の途中から任意の光ファイバ2を取り出すことができる。つまり、光ケーブル10の中間後分岐性が確保される。
また、本実施形態では、連結部3を硬く形成するのではなく、気泡6により連結部3の可撓性及び緩衝性を高めることで、連結部3の意図しない破壊を防止する。仮に連結部3に気泡を混入させずに、単に連結部3を硬く形成したり、着色層2Cと連結材5との密着力を高めたりすることで、連結部3の破壊を防ごうとすると、中間後分岐時の伝送損失が増加するおそれがある。詳しくは、中間後分岐時に光ファイバ2を単心分離させるために連結部3を破壊するときに、活線(光ファイバ2)にかかる引っ張り力によって伝送損失が増加する。これに対し、本実施形態では、中間後分岐時の伝送損失の増加を抑制できる。
<第1実施形態の光ファイバテープ1の製造方法>
図4は、第1実施形態の光ファイバテープ1を製造するテープ製造装置20の説明図である。図5A及び図5Bは、テープ化装置22の説明図である。図の簡略のため、光ファイバ2の数を5としている。
テープ製造装置20は、ファイバ供給部21と、テープ化装置22とを有する。ファイバ供給部21は、複数の光ファイバ2を所定方向(幅方向)に並ばせた状態で、テープ化装置22に供給する装置である。
テープ化装置22は、気泡6を含有する連結部3を間欠的に形成する装置である。テープ化装置22は、塗布部23と、除去部24と、光源25とを有する。
塗布部23は、気泡6を含有する連結材5、ここでは紫外線硬化樹脂を塗布する装置であり、気泡発生装置26を有する。気泡発生装置26により発生した気泡6を含有する液状の連結材5が充填されたコーティングダイス231(図5A参照)に、複数の光ファイバ2が挿通される。複数の光ファイバ2は、所定方向(幅方向)に並んだ状態でコーティングダイス231に挿通される。よって、隣接する光ファイバ2の間に、長手方向にわたって、気泡6を含有する液状の連結材5が塗布される。
気泡発生装置26としては周知のものを採用可能である。例えば、連結材5に超音波振動を与えて気泡を発生させるものや、連結材5と気体を撹拌して気体を気泡化し、連結材5中に気泡を分散させるものや、気体を加圧して連結材5中に溶解した後に減圧することで気泡を発生させるもの等を例示できる。
除去部24は、塗布部23によって塗布された連結材5の一部を残しつつ、一部を除去する装置である。除去部24は、図5Aに示すように、凹部241Aを有する回転刃241を有しており、光ファイバ2の供給速度に合わせて回転刃241を回転させる。塗布部23によって塗布された連結材5は、回転刃241の外縁によって除去され、回転刃241の凹部241Aでは連結材5が残留する。連結材5の残留した部位が連結部3となり、連結材5の除去された部位が非連結部4となる。
光源25は、紫外線硬化樹脂である連結材5に紫外線を照射する装置である。光源25は、仮硬化用光源25Aと、本硬化用光源25Bとを有する。仮硬化用光源25Aは、本硬化用光源25Bよりも上流側に配置されている。連結材5は、仮硬化用光源25Aから紫外線が照射されると、気泡6が含有されている状態で仮硬化する。仮硬化した連結材5は、完全には硬化していないが、表面では硬化が進行した状態になる。本硬化用光源25Bは、仮硬化用光源25Aよりも強い紫外線を照射して連結材5を本硬化させる。本硬化した連結材5は、気泡6が含有されている状態で内部まで硬化し、連結部3が形成される。
なお、光ファイバテープ1を幅方向に曲げた時に連結部3が破壊しないように、本硬化した連結材5(連結部3)は適度な弾性を有するものとする。本実施形態の連結部3は、適度な弾性を有することに加えて気泡6を含有するため、連結部3の破壊をより一層抑制できる。
図5Bに示すように、塗布部23及び除去部24から出た直後の光ファイバ2は互いに間隔が空いている。この状態で仮硬化用光源25Aが連結材5に紫外線を照射し、連結材5を仮硬化させる。テープ化装置22は、連結材5の仮硬化後に、光ファイバ2の間隔を徐々に狭めて、複数の光ファイバ2を並列に並べてテープ状に集線する。なお、連結材5が仮硬化しているため、連結材5の除去された部分(非連結部4)同士が接触しても、連結せずに済む。また、本硬化前であるため、連結材5で連結された部分(連結部3)においても光ファイバ2の間隔を狭めること(集線)が可能である。光ファイバ2の集線後に、本硬化用光源25Bが紫外線を照射して連結材5が本硬化すれば、光ファイバテープ1が完成する。
上記のテープ製造装置20は、塗布部23が気泡発生装置26を有しており、連結材5を塗布する工程の前に、連結材5に気泡6を含有させる工程を有する。ただし、上記のテープ製造装置20は、一例であり、適宜変更可能である。
例えば、気泡発生装置26を有さず、除去部24の回転刃241の回転力を利用して気泡6を形成してもよい。そして、回転刃241の凹部241A等に付着した気泡6を連結材5に混入させる。つまり、連結材5を塗布する工程において、連結材5に気泡6を混入させつつ、隣接する光ファイバ2の間に連結材5を塗布してもよい。この場合にも、気泡6が含有されている連結部3を形成できる。
また、気泡発生装置26を有さず、発泡性を有する液状の連結材5を光ファイバ2に塗布してもよい。つまり、連結材5を塗布する工程の後、連結材5を硬化させて連結部3を形成する工程の前に、連結材5を発泡させてもよい。この場合にも、気泡6が含有されている連結部3を形成できる。
<光ケーブル10>
図6Aは、スロットレス型の光ケーブル10の断面図である。光ケーブル10は、複数枚の間欠連結型の光ファイバテープ1と、複数の抗張力体11と、外被12とを有する。例えば、12心の光ファイバテープ1を12枚有する光ケーブル10は、144心の光ファイバ2を有することになる。
抗張力体11は、長手方向に延びる線状の部材である。光ケーブル10に張力がかかった際に、抗張力体11がその張力を受けることによって、光ファイバ2にかかる張力が抑制される。外被12は、光ファイバテープ1及び抗張力体11を被覆する部材である。
複数枚の光ファイバテープ1は幅方向に丸められて纏められている。纏められた複数枚の光ファイバテープ1及び複数の抗張力体11の周囲に、シース材を押し出して外被12が形成されることによって、光ケーブル10は製造される。
図6Bは、スロット型の光ケーブル10の断面図である。光ファイバテープ1及び抗張力体11の配置は、図6Aに示すものに限定されず、適宜変更可能である。また、光ケーブル10が有する光ファイバテープ1の数は1枚でもよい。例えば、図6Bに示すスロット型の光ケーブル10でもよい。図6Bに示す光ケーブル10では、その中心に抗張力体11が設けられ、外被12の内周面の所定間隔ごとに複数のスロット13が設けられている。複数のスロット13のそれぞれには、1枚又は複数枚の光ファイバテープ1が収容されている。
<実施例1>
直径250μmの光ファイバ2を12心用いて、連結部3に気泡6が含有されている第1実施形態の光ファイバテープ1を製造した。詳しくは、液状の連結材5を撹拌し、気泡6の含有している状態の連結材5を光ファイバ2に塗布し、硬化した。また、比較例として、連結部に気泡が含有されていない光ファイバテープを製造した。
製造した実施例1及び比較例の光ファイバテープに対して、中間後分岐試験を行った。中間後分岐試験では、まず、直径約200μmのナイロン製円柱からなる分岐工具を、隣接する光ファイバ間に挿入して長手方向に移動させることで連結部を破断した。そして、各光ファイバの伝送損失を測定した。詳しくは、各光ファイバの一端に光源を接続すると共に、各光ファイバの他端にオシロスコープを接続した。そして、波長1.55μmの光を光源から光ファイバに挿入し、オシロスコープにて最大伝送損失を測定した。試験結果は表1に示す。
また、実施例1及び比較例の各12枚の光ファイバテープを幅方向に曲げて、図6Aに示すような光ケーブル(144心光ケーブル)を製造した。製造した実施例1及び比較例の光ケーブルに対して、しごき試験を行った。
しごき試験は、光ケーブルに対して、張力130kg、マンドレル径250mm、曲げ角度90度、しごき長2m、しごき回数4回で実施した。しごき試験は、IEC60794-1-21のMethod E18Bに準拠して行った。試験後に光ケーブルを解体して、光ファイバテープの連結部の破壊の有無を確認した。連結部の破壊がない場合を「○(良)」とし、連結部の破壊が1つ以上ある場合を「×(劣)」とした。試験結果は表1に示す。
Figure 0006453970
中間後分岐試験の結果、実施例1及び比較例の光ファイバテープともに、最大伝送損失が0.1dB以下と良好な結果が得られた。また、しごき試験の結果、比較例の光ケーブルでは連結部の破壊が確認されたが、実施例1の光ケーブルでは連結部の破壊が確認されなかった。つまり、連結部に気泡を含有させることで、中間後分岐時の伝送損失を抑えつつ、光ファイバテープを幅方向及び長手方向に曲げた時に、連結部の破壊を抑制できることが分かった。
<実施例2>
実施例2では、実施例1と同様に、連結部3に気泡6が含有されている第1実施形態の光ファイバテープ1を製造した。ただし、実施例2では、気泡6の直径を制御し、連結部3に含有されている気泡6の直径が概ね一定となるようにした。
具体的には、連結部3に含有されている気泡6の総数の80%以上の数の気泡6の直径が目標の直径±5μmの範囲に納まるようにした。目標とする気泡の直径を、10μm、20μm、40μm、55μm、70μm、90μm、120μmと変化させて、7種類の光ファイバテープ1を製造した。また、比較例として、連結部に気泡が含有されていない光ファイバテープを製造した。
製造した実施例2及び比較例の光ファイバテープをそれぞれ、長さ10kmにわたり、3.9N程度の張力で、胴径310mmのボビンに巻き付けた。その状態で、波長1.55μmの光に対する最大伝送損失を測定した。
そして、実施例2の各光ファイバテープの1kmあたりの最大伝送損失(dB/km)から、比較例の光ファイバテープの1kmあたりの最大伝送損失(dB/km)を減じた値Δα(dB/km)を算出した。伝送損失差Δαが0.05以下である場合(Δα≦0.05)を「○(良)」とした。伝送損失差Δαが0.05よりも大きい場合(Δα>0.05)を「×(劣)」とした。試験結果は表2に示す。
Figure 0006453970
試験結果から、連結部3に含有されている気泡6の直径が大きくなると、伝送損失が増加するおそれがあることが分かった。これは、気泡6の直径が大きくなると、連結部3の表面の凹凸が大きくなることが原因と考えられる。そうすると、光ファイバ2に側圧がかかりやすくなり、伝送損失(マイクロベンド損失)が増加するおそれがある。気泡の直径が70μm以下であれば、伝送損失が小さく、良好である。
そこで、連結部3に含有されている気泡6の総数の80%以上の数の気泡6の直径を70μm以下にすることが好ましい。そうすることで、気泡6により連結部3の破壊を抑制しつつ、伝送損失の低下も抑制できる。
図7は、光ファイバテープ1の概略斜視図である。図の簡略のため、光ファイバ2の数を減らしている。連結部3に含有されている気泡6の数及び直径dの測定方法として、光ファイバテープ1の平面視により(上から見て)、連結部3をマイクロスコープで観察する方法を例示できる。連結部3が透明である場合、連結部3に含有されているほぼ全ての気泡6の数及び直径dを測定できる。実施例3では、連結部3の長手方向の合計長さ50cm分について測定を行った。例えば連結部3の長さが1cmである場合、50個分の連結部3について測定を行った。
ただし、上記に限定されない。例えば、連結部3を長手方向に切った断面をマイクロスコープで観察して、気泡6の数及び直径dを測定してもよい。
また、気泡6の直径dが70μm以下である気泡6の数とは、厳密には、気泡6の直径dが70μm±5μm(65μ〜75μm)以下である気泡6の数である。実施例2においても、連結部3に含有されている気泡6の総数の80%以上の数の気泡6の直径dが、目標とする気泡6の直径(10μm、20μm、40μm、55μm、70μm、90μm、120μm)±5μmの範囲内であることを確認した。
<実施例3>
実施例3では、実施例1と同様に、連結部3に気泡6が含有されている第1実施形態の光ファイバテープ1を製造した。ただし、実施例3では、連結材5における気泡6の発生量を制御し、連結部3の気泡含有率を変化させて製造した。
図8は、気泡含有率の説明図であり、隣接する光ファイバ2の断面図である。気泡含有率とは、光ファイバテープ1を幅方向に切った断面において、連結部3の面積に対する連結部3に含有されている気泡6の総面積の割合である。気泡含有率は、以下の式にて算出される。
気泡含有率(%)=気泡の総面積(μm2)/連結部の面積(μm2)×100
連結部3を構成する連結材5は、図8に示すように、光ファイバ2の全周に塗布されている場合がある。そこで、隣接する光ファイバ2において、各光ファイバ2の中心O1,O2を通り、かつ、幅方向に直交する厚さ方向に沿う2本の仮想線L1,L2の間の連結材5を、連結部3と定義する。つまり、連結部3の面積とは、仮想線L1,L2と、光ファイバ2の外周面と、連結材5の外縁とで囲われた領域(図中の太線で囲われた領域)の面積である。
実施例3では、光ファイバテープ1における任意の2心の光ファイバ2の間の連結部3の断面(図8)をマイクロスコープで観察した。そして、面積算出プログラムを利用して、気泡6の総面積、及び、連結部3の面積を取得し、気泡含有率を算出した。図7に示すA−A断面、B−B断面、C−C断面のように、長手方向において2mmおきに、10個の断面について、気泡含有率を算出した。そして、10個の断面における気泡含有率の平均値を、光ファイバテープ1の気泡含有率とした。
実施例3では、気泡含有率が0.2%、4.5%、15.5%、18.5%の4種類の光ファイバテープ1を製造した。また、比較例として、連結部に気泡が含有されていない光ファイバテープを製造した。さらに、実施例3及び比較例の各12枚の光ファイバテープを幅方向に曲げて、図6Aに示すような光ケーブル(144心光ケーブル)を製造した。
製造した実施例3及び比較例の光ケーブルに対して、しごき試験を行った。しごき試験は、実施例1と同様に、張力130kg、マンドレル径250mm、曲げ角度90度、しごき長2mで実施した。ただし、各光ケーブルに対して、しごき回数を2回、4回、6回、8回、10回、12回と変化させて、複数回の試験を行った。各しごき回数で光ケーブルを解体し、光ファイバテープの連結部の破壊の有無を確認した。そして、光ケーブルごとに、連結部の破壊が確認された最少のしごき回数を取得した。
図9は、試験結果を示すグラフである。横軸は気泡含有率(%)を示し、縦軸は最少のしごき回数(回)を示す。比較例(気泡含有率0%)の最少しごき回数は4回であった。気泡含有率が0.2%、4.5%、15.5%である場合、最少しごき回数は比較例(4回)よりも多かった。つまり、気泡含有率が0.2%と、少しでも連結部3に気泡6が含有されていれば、連結部3の破壊を抑制できることがわかった。一方、気泡含有率が18.5%であるときの最少しごき回数は比較例(4回)以下であった。つまり、気泡含有率を高め過ぎると、連結部3の破壊抑制の効果が低下することがわかった。
図10A及び図10Bは、連結部3の破壊モードの説明図である。図10Aは、連結部3に亀裂が生じて連結部3が破壊される破壊モードの説明図である。図10Bは、光ファイバ2(ここでは、光ファイバ2の着色層2C)と連結部3との界面での剥離による破壊モードの説明図である。通常、連結部3が破壊する場合、図10Aに示す破壊モードよりも、図10Bに示す破壊モードの方が支配的である。連結部3に気泡6を含有させたときに、連結部3の気泡6が光ファイバ2の外周面に接触していると、光ファイバ2の外周面と連結部3(連結材5)との接触面積が低下する。そうすると、光ファイバ2に対する連結部3の密着性が弱まる。よって、図10Bに示す破壊モードが生じやすくなる。
連結部3における気泡含有率を高め過ぎると、連結部3の気泡6が光ファイバ2の外周面に接触する確率が高まる。そのため、図9に示す結果の通り、連結部3の破壊抑制の効果が低下したと考えられる。
そこで、連結部3の気泡含有率を高め過ぎないようにするとよい。具体的には、気泡含有率を0.2%以上15%以下にするとよい。そうすることで、光ファイバ2の外周面と連結部3との界面に気泡6が位置しにくくなり、光ファイバ2の外周面と連結部3との接触面積を確保できる。よって、光ファイバ2に対する連結部3の密着性が高まる。そうすると、光ファイバ2から連結部3が剥離しにくくなり、連結部3の破壊を抑制できる。
===第2実施形態===
図11は、第2実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。図11は、光ファイバテープ1における隣接する光ファイバ2の断面図である。前述のように、図10Aに示す破壊モードに比べて、図10Bに示す破壊モードが生じやすい。そこで、以下に説明する第2実施形態では、連結部3の気泡が光ファイバ2の外周面(光ファイバ2と連結部3との界面)に形成されないようにしている。
そのために、第2実施形態の光ファイバテープ1では、光ファイバ2の外周面(図11の場合は着色層2Cの外周面)に、気泡6を含有しない連結材7が塗布された後に、気泡6を含有する連結材5が塗布されている。つまり、気泡6を含有しない連結材7、及び、気泡6を含有する連結材5から、連結部3が形成されている。
そのため、光ファイバ2の外周面と連結部3(連結材7)との接触面積を確保でき、光ファイバ2に対する連結部3の密着性が高まる。よって、光ファイバ2から連結部3が剥離しにくくなり、連結部3の破壊を抑制できる。なお、気泡6を含有する連結材5、及び、気泡6を含有しない連結材7は、同じ構成の樹脂(紫外線硬化樹脂や熱硬化性樹脂)であることが好ましいが、異なる構成の樹脂であってもよい。
<第2実施形態の光ファイバテープ1の製造方法>
図12は、第2実施形態の光ファイバテープ1を製造するテープ製造装置30の説明図である。図の簡略のため、光ファイバ2の数を4としている。第2実施形態のテープ製造装置30は、ファイバ供給部31と、下塗り装置32と、テープ化装置33とを有する。ファイバ供給部31及びテープ化装置33は、第1実施形態の装置と同じ構成である。
下塗り装置32は、気泡6を含有しない連結材7を光ファイバ2の外周面に塗布する装置である。下塗り装置32は、気泡6を含有しない液状の連結材7が充填されたコーティングダイス321を、光ファイバ2ごとに有する。複数の光ファイバ2はそれぞれ対応するコーティングダイス321に挿通される。つまり、隣接する光ファイバ2の間隔が空いた状態で、連結材7が塗布される。そのため、隣接する光ファイバ2は、気泡6を含有しない連結材7で連結されることなく、離間した状態でテープ化装置33に供給される。
テープ化装置33では、前述したように、気泡6を含有した液状の連結材5が充填された1個のコーティングダイス(図5Aの231参照)に、複数の光ファイバ2が挿通される。よって、コーティングダイスを出た隣接する光ファイバ2は、気泡6を含有する連結材5で連結されている。そして、隣接する光ファイバ2の間の連結材5の一部は、回転刃(図5Aの241参照)で除去され、連結部3及び非連結部4が形成される。その後、気泡6を含有しない連結材7及び気泡6を含有する連結材5は、光源(図5Aの25A,25B参照)により硬化される。
以上のように、気泡6を含有しない連結材7が塗布された複数の光ファイバ2が離間した状態で、気泡6を含有する連結材5を塗布する。そうすることで、気泡6を含有する連結材5で、隣接する光ファイバ2を連結できる。
また、気泡6を含有しない連結材7が液状の状態で、気泡6を含有する連結材5を塗布する。そうすることで、気泡6を含有しない連結材7と気泡6を含有する連結材5との界面に気泡6が位置しても、両連結材5,7の密着性を確保できる。よって、光ファイバ2からの連結部3(連結材5,7)の剥離を抑え、連結部3の破壊を抑制できる。
なお、テープ製造装置30は図12に示すものに限定されない。例えば、気泡6を含有しない連結材7が充填された1個のコーティングダイスに、複数の光ファイバ2を挿通してもよい。その場合、コーティングダイスを出た複数の光ファイバ2の間の連結材7を、凹部を有さない回転刃で連続して除去するとよい。
また、図11では、光ファイバ2の外周面全周に、気泡6を含有しない連結材7が塗布されているが、これに限らない。少なくとも、隣接する光ファイバ2の間に面する光ファイバ2の外周面に、気泡6を含有しない連結材7が塗布されていればよい。
<実施例4>
実施例4では、第1実施形態の12心の光ファイバテープ1と、第2実施形態の12心の光ファイバテープ1とを製造した。気泡6を含有しない連結材7の塗布の有無以外の構成は同じである。
製造した光ファイバテープ1に対して、第1実施形態の実施例1と同様に、中間後分岐試験を行った。その結果、第1実施形態及び第2実施形態の光ファイバテープ1ともに、最大伝送損失が0.1dB以下と良好な結果が得られた。
また、第1実施形態及び第2実施形態の各12枚の光ファイバテープ1を幅方向に曲げて、図6Aに示すような光ケーブル1を製造した。製造した光ケーブル1に対して、第1実施形態の実施例3と同様に、しごき回数を複数変化させて(6回、8回、10回、12回、14回、16回のしごき回数で)、しごき試験を行った。光ケーブル1ごとに、連結部3の破壊が確認された最少のしごき回数を取得した。第1実施形態の光ケーブル1の最少しごき回数が8回であった。第2実施形態の光ケーブル1では、しごき回数が16回でも連結部3の破壊が確認されなかった。
以上の結果から、光ファイバ2の外周面に気泡6を接触させないことで、中間後分岐時の伝送損失を抑えつつ、光ファイバテープ1を幅方向及び長手方向に曲げた時の連結部3の破壊をより一層抑制できることが分かった。
===別の実施形態===
図13A〜図13C、図14、及び、図15は、別の実施形態の光ファイバテープ1の説明図である。図13A〜図13C、及び、図14は、光ファイバテープ1における隣接する光ファイバ2の断面図である。図15は、光ファイバテープ1の平面図である。
前述の図2に示すように、幅方向における連結部3の中心部の厚さを薄くするに限らない。図13Aに示すように、連結部3の厚さを一定にしてもよい。また、図13Bに示すように、光ファイバ2の間にだけ連結材5,7を塗布し、連結部3を形成してもよい。また、図13Cに示すように、光ファイバ2の間の一部にだけ連結材5,7を塗布し、厚さ方向の一方に偏って連結部3を形成してもよい。
図13B及び図13Cの場合、光ファイバ2の外周面全周に連結材5、7を塗布せずに済む。よって、例えば光ファイバ2に向けて連結材5,7を吐出する等、連結材5、7の塗布方法の自由度が増す。
また、隣接する光ファイバ2とは、幅方向に隣り合う光ファイバ2である。よって、図2に示すように、隣接する光ファイバ2の間に間隔が空いていてもよいし、図14に示すように、隣接する光ファイバ2の間に間隔が空いていなくてもよい。図14の場合にも、隣接する光ファイバ2の間(図中の太線で囲われた領域)に連結材5,7が塗布されることによって連結部3が形成され、隣接する光ファイバ2は連結される。
また、図15に示すように、幅方向に並ぶ一部の光ファイバ2が、隣接する光ファイバ2と、長手方向に連続する別の連結部8によって連結され、光ファイバ群9を形成していてもよい。そして、隣接する光ファイバ群9が、長手方向に間欠配置された連結部3によって連結されていてもよい。図15では、隣接する2心の光ファイバ2が連続する別の連結部8で連結され、2心の光ファイバ2毎に間欠的な連結部3で連結されている。この光ファイバテープ1においても、分離部4が長手方向に間欠的に形成されており、長手方向に並ぶ分離部4と分離部4の間に連結部3が間欠的に形成されている。この場合にも、光ファイバテープ1を幅方向に曲げることができる。また、融着接続性を高められる。なお、図15では、分離部4において、光ファイバ2が幅方向に離間しているが、光ファイバ2が分離可能に接触していてもよい。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 (間欠連結型)光ファイバテープ、
2 光ファイバ、
2A 光ファイバ部、2B 被覆層、2C 着色層、
3 連結部、4 非連結部(分離部)、
5 連結材、6 気泡、7 連結材、
8 別の連結部、9 光ファイバ群、
10 光ケーブル、11 抗張力体、12 外被、
20 テープ製造装置、21 ファイバ供給部、22 テープ化装置、
23 塗布部、24 除去部、25 光源、26 気泡発生装置、
30 テープ製造装置、31 ファイバ供給部、
32 下塗り装置、33 テープ化装置

Claims (13)

  1. 幅方向に並ぶ複数の光ファイバを備え、
    隣接する前記光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、前記長手方向に並ぶ前記分離部と前記分離部との間に連結部が形成されている間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記連結部に気泡が含有されており、
    前記間欠連結型光ファイバテープを前記幅方向に切った断面において、前記連結部の面積に対する前記連結部に含有されている前記気泡の総面積の割合である気泡含有率が、15.5%以下である
    ことを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  2. 請求項1に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記分離部と前記連結部が前記幅方向に配置されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記幅方向に並ぶ全ての前記光ファイバが、隣接する前記光ファイバと、前記長手方向に間欠配置された前記連結部によって連結されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記幅方向に並ぶ一部の前記光ファイバが、隣接する前記光ファイバと、前記長手方向に連続する別の連結部によって連結された光ファイバ群が形成されており、
    隣接する前記光ファイバ群が、前記長手方向に間欠配置された前記連結部によって連結されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記連結部に含有されている前記気泡の総数の80%以上の数の気泡の直径が70μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記気泡含有率が、0.2%以上15%以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記連結部に含有されている前記気泡は、前記光ファイバの外周面に接触していないことを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記連結部を形成する連結材が前記光ファイバの外周面全周に塗布されずに前記光ファイバの間の一部にだけ塗布されて、前記連結部が形成されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  9. 幅方向に並ぶ複数の光ファイバを備え、
    隣接する前記光ファイバを分離する分離部が長手方向に間欠的に形成されることによって、前記長手方向に並ぶ前記分離部と前記分離部との間に連結部が形成されている間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
    隣接する前記光ファイバの間に、連結材を塗布する工程と、
    前記連結材を硬化させて、前記連結部を形成する工程と、
    を有し、
    前記連結部に気泡が含有されており、
    前記間欠連結型光ファイバテープを前記幅方向に切った断面において、前記連結部の面積に対する前記連結部に含有されている前記気泡の総面積の割合である気泡含有率が、15.5%以下である
    ことを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法。
  10. 請求項9に記載の間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
    前記連結材を塗布する工程の前に、前記連結材に気泡を含有させる工程を有することを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法。
  11. 請求項9に記載の間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
    前記連結材を塗布する工程において、前記連結材に気泡を混入させつつ、隣接する前記光ファイバの間に前記連結材を塗布することを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法。
  12. 請求項9に記載の間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
    前記連結材を塗布する工程の後、前記連結材を硬化させて前記連結部を形成する工程の前に、前記連結材を発泡させることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法。
  13. 請求項9〜12の何れか1項に記載の間欠連結型光ファイバテープの製造方法であって、
    前記連結材を塗布する工程の前に、隣接する前記光ファイバの間に面する前記光ファイバの外周面に、気泡を含有しない連結材を塗布する工程を有することを特徴とする間欠連結型光ファイバテープの製造方法。
JP2017195298A 2017-10-05 2017-10-05 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法 Active JP6453970B1 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017195298A JP6453970B1 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法
EP18864341.5A EP3693775B1 (en) 2017-10-05 2018-07-23 Intermittent connection-type optical fiber tape and manufacturing method therefor
AU2018345875A AU2018345875B2 (en) 2017-10-05 2018-07-23 Intermittent connection-type optical fiber ribbon, and method for manufacturing intermittent connection-type optical fiber ribbon
CA3078481A CA3078481C (en) 2017-10-05 2018-07-23 Intermittent connection-type optical fiber ribbon, and method for manufacturing intermittent connection-type optical fiber ribbon
CN201880047840.XA CN110959127B (zh) 2017-10-05 2018-07-23 间歇连结型光纤带以及间歇连结型光纤带的制造方法
PCT/JP2018/027426 WO2019069537A1 (ja) 2017-10-05 2018-07-23 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法
US16/753,164 US11221457B2 (en) 2017-10-05 2018-07-23 Intermittent connection-type optical fiber ribbon, and method for manufacturing intermittent connection-type optical fiber ribbon
KR1020197035287A KR102121163B1 (ko) 2017-10-05 2018-07-23 간헐 연결형 광섬유 테이프, 및 간헐 연결형 광섬유 테이프의 제조 방법
TW107126722A TWI678566B (zh) 2017-10-05 2018-08-01 間歇連結型光纖帶及間歇連結型光纖帶的製造方法
SA520411593A SA520411593B1 (ar) 2017-10-05 2020-03-23 شريط من ألياف ضوئية من نوع الربط المتقطع، وطريقة لتصنيع شريط من ألياف ضوئية من نوع الربط المتقطع

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017195298A JP6453970B1 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6453970B1 true JP6453970B1 (ja) 2019-01-16
JP2019066802A JP2019066802A (ja) 2019-04-25

Family

ID=65020421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017195298A Active JP6453970B1 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US11221457B2 (ja)
EP (1) EP3693775B1 (ja)
JP (1) JP6453970B1 (ja)
KR (1) KR102121163B1 (ja)
CN (1) CN110959127B (ja)
AU (1) AU2018345875B2 (ja)
CA (1) CA3078481C (ja)
SA (1) SA520411593B1 (ja)
TW (1) TWI678566B (ja)
WO (1) WO2019069537A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111562656A (zh) * 2019-02-14 2020-08-21 昭和电线电缆系统株式会社 间歇粘接型光纤胶带心线
KR20210153749A (ko) * 2019-10-30 2021-12-17 가부시키가이샤후지쿠라 간헐 연결형 광파이버 테이프 및 간헐 연결형 광파이버 테이프의 제조 방법

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018105424A1 (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 住友電気工業株式会社 間欠連結型光ファイバテープ心線、その製造方法、光ファイバケーブルおよび光ファイバコード
JP7346943B2 (ja) * 2019-07-02 2023-09-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線システム及び変更された配線システムの製造方法
JP2021032988A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社フジクラ 間欠連結型光ファイバテープ
TWI739195B (zh) * 2019-11-04 2021-09-11 日商藤倉股份有限公司 間斷連結型光纖膠帶,及間斷連結型光纖膠帶的製造方法
WO2021133534A1 (en) * 2019-12-23 2021-07-01 Corning Research & Development Corporation Intermittently bonded ribbon having bonding regions with multiple materials
WO2022086700A1 (en) * 2020-10-19 2022-04-28 Corning Research & Development Corporation Ribbon with non-overlapping intermittent bonds between optical fiber subunits
CN112570199B (zh) * 2020-12-16 2022-04-05 南京华信藤仓光通信有限公司 一种断续连接光纤带涂覆方法
CN112433319A (zh) * 2020-12-18 2021-03-02 南京华信藤仓光通信有限公司 一种光纤带
JP7052100B1 (ja) 2021-01-25 2022-04-11 古河電気工業株式会社 光ファイバテープ心線
CN113359230B (zh) * 2021-05-18 2022-04-29 烽火通信科技股份有限公司 一种柔性光纤带及光缆
CN114265162B (zh) * 2021-12-20 2023-02-28 长飞光纤光缆股份有限公司 一种柔性光纤带及其制造设备和制造方法
CN113946025B (zh) * 2021-12-20 2022-03-22 长飞光纤光缆股份有限公司 一种柔性光纤带、高密度光缆及固化树脂应用
WO2023195131A1 (ja) * 2022-04-07 2023-10-12 古河電気工業株式会社 光ファイバテープ心線
AT525543B1 (de) * 2022-05-16 2023-05-15 Medek & Schoerner Gmbh Lichtleiterfaserband und Verfahren zu dessen Herstellung
WO2024014488A1 (ja) * 2022-07-13 2024-01-18 住友電気工業株式会社 光ファイバリボンおよび光ケーブル

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000353430A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Yazaki Corp 耐燃性ケーブル
JP2003107306A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 光ファイバテープ心線およびその製造方法
US20030118301A1 (en) * 2000-12-27 2003-06-26 Hurley William C. Fiber optic assembly and method of making same
JP2008511869A (ja) * 2004-08-30 2008-04-17 コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 1または2以上の優先的引裂き部分を備えた光ファイバリボンおよびその製造方法
JP2010033010A (ja) * 2008-06-23 2010-02-12 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線の製造方法及びその製造装置
JP2017062431A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 住友電気工業株式会社 光ファイバテープ心線

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264605A (ja) 2000-03-21 2001-09-26 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線の製造装置
JP2006292802A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ心線の製造方法及び製造装置
JP4143651B2 (ja) 2006-04-04 2008-09-03 株式会社フジクラ 光ファイバテープ心線及び前記光ファイバテープ心線を収納した光ファイバケーブル
JP4619424B2 (ja) 2008-06-30 2011-01-26 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブル
JP6015152B2 (ja) 2012-06-12 2016-10-26 住友電気工業株式会社 間欠切込み光ファイバテープ心線の製造装置および製造方法
CN202916467U (zh) * 2012-09-28 2013-05-01 中国电子科技集团公司第八研究所 光纤与光纤带二次被覆复合生产设备
WO2015052951A1 (ja) * 2013-10-07 2015-04-16 株式会社フジクラ 光ファイバユニット、光ファイバ分岐方法、及び、光ファイバケーブル
JP6169060B2 (ja) 2014-10-16 2017-07-26 古河電気工業株式会社 光ファイバテープ心線の製造方法、光ファイバテープ心線の製造装置
CN107209337B (zh) * 2015-04-07 2020-05-22 株式会社藤仓 松套管、松套管型光纤电缆、松套管的光纤带的单芯分离方法、松套管的制造方法及多根光纤的集线方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000353430A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Yazaki Corp 耐燃性ケーブル
US20030118301A1 (en) * 2000-12-27 2003-06-26 Hurley William C. Fiber optic assembly and method of making same
JP2003107306A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 光ファイバテープ心線およびその製造方法
JP2008511869A (ja) * 2004-08-30 2008-04-17 コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 1または2以上の優先的引裂き部分を備えた光ファイバリボンおよびその製造方法
JP2010033010A (ja) * 2008-06-23 2010-02-12 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線の製造方法及びその製造装置
JP2017062431A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 住友電気工業株式会社 光ファイバテープ心線

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111562656A (zh) * 2019-02-14 2020-08-21 昭和电线电缆系统株式会社 间歇粘接型光纤胶带心线
JP2020134581A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 昭和電線ケーブルシステム株式会社 間欠接着型光ファイバテープ心線
CN111562656B (zh) * 2019-02-14 2022-08-30 昭和电线电缆系统株式会社 间歇粘接型光纤胶带心线
KR20210153749A (ko) * 2019-10-30 2021-12-17 가부시키가이샤후지쿠라 간헐 연결형 광파이버 테이프 및 간헐 연결형 광파이버 테이프의 제조 방법
KR102408811B1 (ko) 2019-10-30 2022-06-14 가부시키가이샤후지쿠라 간헐 연결형 광파이버 테이프 및 간헐 연결형 광파이버 테이프의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20200292771A1 (en) 2020-09-17
WO2019069537A1 (ja) 2019-04-11
KR20190138883A (ko) 2019-12-16
CA3078481A1 (en) 2019-04-11
EP3693775A1 (en) 2020-08-12
CN110959127A (zh) 2020-04-03
CN110959127B (zh) 2021-01-15
US11221457B2 (en) 2022-01-11
JP2019066802A (ja) 2019-04-25
EP3693775B1 (en) 2022-05-25
TWI678566B (zh) 2019-12-01
TW201915529A (zh) 2019-04-16
EP3693775A4 (en) 2021-06-23
AU2018345875B2 (en) 2020-12-24
KR102121163B1 (ko) 2020-06-09
AU2018345875A1 (en) 2020-04-16
CA3078481C (en) 2022-06-21
SA520411593B1 (ar) 2022-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6453970B1 (ja) 間欠連結型光ファイバテープ、及び、間欠連結型光ファイバテープの製造方法
KR102541964B1 (ko) 가요성 광섬유 리본의 제조 방법 및 상기 리본
JP2016075746A (ja) 間欠型光ファイバテープ心線及びその製造方法
WO2017175414A1 (ja) 光ファイバテープの製造方法、光ファイバテープ及び光ケーブル
JP5457528B1 (ja) 間欠型光ファイバテープ心線の製造方法および製造装置
US11656417B2 (en) Flexible optical-fiber ribbon
JP7084449B2 (ja) 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル
JP2011232733A (ja) 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル、及び光ファイバテープ心線の製造方法
US11415769B2 (en) Intermittent connection-type optical fiber tape core wire, optical fiber cable, and method for manufacturing intermittent connection-type optical fiber tape core wire
WO2005101080A1 (ja) 光ファイバテープユニット及び光ファイバケーブル
JP6163273B1 (ja) 光ファイバテープの製造方法、光ファイバテープ及び光ケーブル
JP2005043877A (ja) 光ファイバケーブル
JP4142002B2 (ja) 光ファイバ心線
JP7505132B1 (ja) 光ファイバテープ心線およびスロットレス型光ケーブル
JP2017156560A (ja) 光ファイバテープ心線、光ファイバテープ心線の分離方法
JP2003241039A (ja) 光ファイバテープ心線およびその製造方法
JPH11133241A (ja) 光ファイバテープコードの接続用端部の形成方法
NZ766575B2 (en) A method for producing a flexible optical fiber ribbon and said ribbon.
JP2003279756A (ja) 光ファイバテープ心線の分岐方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6453970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250