JP2021032988A - 間欠連結型光ファイバテープ - Google Patents

間欠連結型光ファイバテープ Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロベンド損失を抑制可能な間欠連結型の光ファイバテープを提供する。【解決手段】間欠連結型光ファイバテープは、所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える。光ファイバの外周には、連結部を構成する樹脂で構成された外周被覆部が形成されている。外周被覆部の表面の算術平均粗さRaが0.41μm以下である。あるいは、外周樹脂部の表面の最大高さRyが2.0μm以下である。あるいは、外周樹脂部の表面の十点平均粗さRzが1.4μm以下である。あるいは、外周樹脂部の表面の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下である。【選択図】図5

Description

本発明は、間欠連結型光ファイバテープに関する。
特許文献1〜3には、複数本の光ファイバを備えた光ファイバテープが記載されている。また、特許文献2、3には、並列させた3心以上の光ファイバを間欠的に連結させた光ファイバテープ(間欠連結型光ファイバテープ)が記載されている。
特開2009−237480号公報 特開2016−1338号公報 特開2018−10238号公報
特許文献1記載のように複数本の光ファイバを一括被覆させた光ファイバテープ(一括被覆型光ファイバテープ)では、光ファイバに側圧がかかりにくい構造であるため、光ファイバのマイクロベンド損失を抑制可能である。これに対し、特許文献2、3記載のような間欠連結型光ファイバテープの場合、所定条件下で光ファイバのマイクロベンド損失が増加してしまうことを本件発明者が発見した。
本発明は、マイクロベンド損失を抑制可能な間欠連結型の光ファイバテープを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える間欠連結型光ファイバテープであって、前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、前記外周樹脂部の表面の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、マイクロベンド損失を抑制することができる。
図1は、単心ファイバを間欠的に連結させた間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。 図2は、別の間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。 図3は、図1のX−X断面図である。 図4Aは、間欠連結型の光ファイバテープ1を製造する製造システム100の説明図である。図4B及び図4Cは、テープ化装置40の説明図である。テープ化装置40は、塗布部41と、除去部42と、光源43とを有する。 図5Aは、算術平均粗さRa及び二乗平均平方根高さRqの説明図である。図5Bは、最大高さRyの説明図である。図5Cは、十点平均粗さRzの説明図である。 図6Aは、第2実施形態の間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。図6Bは、図6AのX2−X2断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える間欠連結型光ファイバテープであって、前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、前記外周樹脂部の表面の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープが明らかとなる。このような間欠連結型光ファイバテープによれば、マイクロベンド損失を抑制可能である。
所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える間欠連結型光ファイバテープであって、前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、前記外周樹脂部の表面の最大高さRyが2.0μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープが明らかとなる。このような間欠連結型光ファイバテープによれば、マイクロベンド損失を抑制可能である。
所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える間欠連結型光ファイバテープであって、前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、前記外周樹脂部の表面の十点平均粗さRzが1.4μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープが明らかとなる。このような間欠連結型光ファイバテープによれば、マイクロベンド損失を抑制可能である。
所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部とを備える間欠連結型光ファイバテープであって、前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、前記外周樹脂部の表面の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープが明らかとなる。このような間欠連結型光ファイバテープによれば、マイクロベンド損失を抑制可能である。
前記外周樹脂部は、前記連結部を構成する樹脂によって構成されていることが望ましい。これにより、外周樹脂部と連結部とを同じ樹脂で形成することができる。
前記樹脂にはシリコーン化合物が添加されていることが望ましい。シリコーン化合物を添加した樹脂を用いて間欠連結型の光ファイバテープを製造した場合に、光ファイバテープ1の表面が粗くなることがあるため、このような場合に前記外周樹脂部の表面粗さを所定値以下にすることが特に望ましい。
===第1実施形態===
<間欠連結型光ファイバテープ>
図1は、単心ファイバを間欠的に連結させた間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。
間欠連結型の光ファイバテープ1は、複数の光ファイバ2を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープである。隣接する2本の光ファイバ2は、連結部5によって連結されている。隣接する2本の光ファイバ2を連結する複数の連結部5は、長手方向に間欠的に配置されている。また、間欠連結型の光ファイバテープ1の複数の連結部5は、長手方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。連結部5は、接着剤となる紫外線硬化樹脂(連結剤)を塗布した後に紫外線を照射して硬化させることによって、形成されている。なお、連結部5を熱可塑性樹脂で構成することも可能である。長手方向に間欠的に形成された連結部5と連結部5との間には、非連結部7が形成されている。つまり、連結部5と非連結部7とが長手方向に交互に配置されている。非連結部7では、隣接する2本の光ファイバ同士は拘束されていない。連結部5の形成された位置のテープ幅方向に非連結部7が配置されている。これにより、光ファイバテープ1を丸めて束状にすることが可能になり、多数の光ファイバ2を光ケーブルに高密度に収容することが可能になる。
図2は、別の間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。この光ファイバテープ1は、長手方向に連続して連結されている2連の光ファイバ2の対(ファイバ対3)を複数(ここでは6対)備えており、隣接するファイバ対3の間が間欠的に連結部5で連結されている。この間欠連結型の光ファイバテープ1においても、連結部5の形成された位置のテープ幅方向には非連結部7が配置されている。これにより、光ファイバテープ1を丸めて束状にすることが可能である。また、この間欠連結型の光ファイバテープ1においても、隣接するファイバ対3を連結する複数の連結部5は、長手方向に間欠的に配置されており、連結部5と連結部5との間には非連結部7が形成されている。つまり、この間欠連結型の光ファイバテープ1においても、連結部5と非連結部7とが長手方向に交互に配置されている。
なお、間欠連結型光ファイバテープ1は、図1や図2に示したものに限られるものではない。例えば、連結部5の配置を変更しても良いし、光ファイバ2の数を変更しても良い。
図3は、図1のX−X断面図である。
それぞれの光ファイバ2は、光ファイバ裸線2Aと、被覆層2Bと、着色層2Cとから構成されている。光ファイバ裸線2Aは、コア及びクラッドから構成されている。被覆層2Bは、光ファイバ裸線2Aを被覆する層である。被覆層2Bは、例えば一次被覆層(プライマリー・コーティング)及び二次被覆層(セカンダリー・コーティング)から構成されている。なお、一次被覆層のヤング率は0.4〜0.8MPaであり、外径は150〜160μmであり、二次被覆層のヤング率は900〜1300MPaであり、外径は190〜200μmである。着色層2Cは、被覆層2Bの表面に形成された層である。着色層2Cは、被覆層2Bの表面に着色材を塗布することによって形成される。被覆層2Bと着色層2Cとの間にマーキングが形成されることもある。着色層のヤング率は850〜950MPaであり、外径は200〜210μmである。なお、被覆層2Bの外側に着色層2Cやマーキングが形成されていなくても良い(つまり、光ファイバ2が、光ファイバ裸線2Aと被覆層2Bとから構成されても良い)。
2本の光ファイバ2の間には、連結剤(紫外線硬化樹脂)が塗布・硬化されることによって、連結部5が形成されている。本実施形態では、光ファイバ2の着色層2Cの表面にも連結剤(紫外線硬化樹脂)が塗布・硬化されている。以下の説明では、光ファイバ2の外周(ここでは着色層2Cの外周)に形成された樹脂(ここでは硬化した連結剤)のことを「外周樹脂部8」と呼ぶことがある。また、連結部5(硬化した連結剤)と、外周樹脂部8とを合わせて、「テープ化材料部9」と呼ぶことがある。
なお、本実施形態では、外周樹脂部8は、連結部5を構成する樹脂(連結剤)で構成されている。但し、外周樹脂部8は、光ファイバ2の外周に形成された樹脂であれば良いので、連結部5を構成する樹脂(連結剤)とは別の樹脂で構成されていても良い。
また、本実施形態では、外周樹脂部8は、光ファイバ2の全周に形成されている。但し、外周樹脂部8は、光ファイバ2の全周に形成されていなくても良く、光ファイバ2の外周の一部に形成されていても良い。
また、本実施形態では、外周樹脂部8は、光ファイバ2の長手方向の全域に形成されている。但し、外周樹脂部8は、光ファイバ2の長手方向の全域に形成されていなくても良く、光ファイバ2の長手方向の一部に形成されていても良い。
図4Aは、間欠連結型の光ファイバテープ1を製造する製造システム100の説明図である。ここでは、図面の簡略化のため、4心の光ファイバテープの製造システム100について説明する。
製造システム100は、ファイバ供給部10と、印刷装置20と、着色装置30と、テープ化装置40と、ボビン50とを有する。
ファイバ供給部10は、光ファイバ2を供給する装置(供給源)である。ここでは、ファイバ供給部10は、単心の光ファイバ2(光ファイバ裸線2A及び被覆層2Bからなる光ファイバ;着色層2Cを形成する前の光ファイバ)を供給する。但し、ファイバ供給部10が、2連の光ファイバ2の対(ファイバ対3)を供給しても良い。ファイバ供給部10は、印刷装置20に光ファイバ2を供給する。
印刷装置20は、光ファイバ2にマークを印刷する装置である。例えば、印刷装置20は、テープ番号を示すマークをそれぞれの光ファイバ2に印刷する。印刷装置20によってマーキングを施された複数の光ファイバ2は、着色装置30に供給されることになる。
着色装置30は、光ファイバ2の着色層2Cを形成する装置である。着色装置30は、それぞれの光ファイバ2に対して、光ファイバ2を識別するための識別色によって着色層2Cを形成する。具体的には、着色装置30は、それぞれの光ファイバ2ごとに着色部(不図示)を有しており、それぞれの着色部は、所定の識別色の着色剤(紫外線硬化樹脂)を光ファイバ2の表面(被覆層2Bの表面)に塗布する。また、着色装置30は、紫外線照射部(不図示)を有しており、紫外線照射部は、光ファイバ2に塗布された着色剤(紫外線硬化樹脂)に紫外線を照射して、着色剤を硬化させることによって、着色層2Cを形成する。着色装置30によって着色された光ファイバ2は、テープ化装置40に供給されることになる。なお、着色済みの光ファイバ2をファイバ供給部からテープ化装置40に供給しても良い。
テープ化装置40は、連結部5を間欠的に形成して、間欠連結型の光ファイバテープ1を製造する装置である。テープ化装置40には、幅方向に並ぶ複数の光ファイバ2が供給される。図4B及び図4Cは、テープ化装置40の説明図である。テープ化装置40は、塗布部41と、除去部42と、光源43とを有する。
塗布部41は、連結剤を塗布する装置である。連結剤は、例えば紫外線硬化樹脂であり、連結剤が硬化することによって連結部5が形成される。塗布部41は、液状の連結剤を充填させたコーティングダイスに複数の光ファイバ2を挿通させることによって、長手方向にわたって、光ファイバ2の外周や、隣接する光ファイバ2の間に、液状の連結剤を塗布する。なお、本実施形態では、液状の連結剤を構成する紫外線硬化樹脂にシリコーン化合物が添加されている。紫外線硬化樹脂にシリコーン化合物を添加した連結剤を用いることによって、外周樹脂部8を光ファイバ2から除去し易くなり、間欠連結型の光ファイバテープ1の光ファイバ2を単心分離し易くなる。
除去部42は、塗布部41によって塗布された連結剤の一部を残しつつ、一部を除去する装置である。除去部42は、凹部421Aを有する回転刃421を有しており(図4B参照)、光ファイバ2の供給速度に合わせて回転刃421を回転させる。塗布部41によって塗布された連結剤は、回転刃421の外縁によって堰き止められることによって除去されるが、回転刃421の凹部421Aでは連結剤が残留する。なお、連結剤の残留した部位が連結部5(図1参照)となり、連結剤の除去された部位が非連結部7となる。このため、回転刃421の回転速度や凹部421Aの大きさを調整することによって、連結部5の長さや配置を調整することができる。
光源43は、紫外線硬化樹脂で構成された連結剤に紫外線を照射する装置である。光源43は、仮硬化用光源43Aと、本硬化用光源43Bとを有する。仮硬化用光源43Aは、本硬化用光源43Bよりも上流側に配置されている。連結剤は、仮硬化用光源43Aから紫外線を照射されると、仮硬化する。仮硬化した連結剤は、完全には硬化していないが、表面では硬化が進行した状態になる。本硬化用光源43Bは、仮硬化用光源43Aよりも強い紫外線を照射して連結剤を本硬化させる。本硬化した紫外線硬化樹脂は、内部まで硬化した状態になる(但し、本硬化した連結剤(連結部5)は適度な弾性を有しており、間欠連結型の光ファイバテープ1を丸めて筒状にすることは可能である)。
図4Cに示すように、塗布部41及び除去部42から出た直後の光ファイバ2は、互いに間隔が空いている。この状態で仮硬化用光源43Aが連結剤に紫外線を照射し、連結剤を仮硬化させる。テープ化装置40は、連結剤の仮硬化後に、光ファイバ2の間隔を徐々に狭めて、複数の光ファイバ2を並列に並べてテープ状に集線する。なお、連結剤が仮硬化しているため、仮に連結剤の除去された部分(非連結部7)同士が接触しても、連結せずに済む。また、本硬化前であるため、連結剤で連結された領域においても光ファイバ2の間隔を狭めること(集線)が可能である。本硬化用光源43Bが紫外線を照射して連結剤が本硬化すれば、図1Aに示す間欠連結型の光ファイバテープ1が製造される。なお、間欠連結型の光ファイバテープ1の連結部5を間欠的に形成できるのであれば、光源43は、仮硬化用光源43A及び本硬化用光源43Bの2種類の光源で構成されるものに限られず、例えば1個の光源で構成されても良い。
なお、上記のテープ化装置40は、塗布部41によって塗布された連結剤の一部を残しつつ、一部を除去することによって、間欠連結型の光ファイバテープ1の連結部5及び非連結部7を形成している。但し、連結部5を間欠的に形成する方法は、これに限られるものではない。例えば、テープ化装置40は、複数の光ファイバ1を一括被覆するように連結剤を塗布して連結剤を硬化させた後(すなわち、一括被覆された光ファイバテープを一旦形成した後)、光ファイバ1と光ファイバ1との間で硬化した連結剤に切り込みを入れることによって、間欠連結型の光ファイバテープ1を形成しても良い。また、テープ化装置40は、光ファイバにディスペンサから連結剤を間欠的に吐出して、連結剤を硬化させることによって間欠連結型の光ファイバテープ1を形成しても良い。なお、この場合、ディスペンサは、光ファイバテープのテープ面の両側から連結剤を塗布しても良いし、テープ面の片側から連結剤を塗布しても良い。また、テープ化装置40は、後述するように帯状に連結剤を塗布することによって間欠連結型の光ファイバテープを形成しても良いし(第2実施形態参照)、帯状の連結テープを貼付することによって間欠連結型の光ファイバテープを形成しても良い。
ボビン50は、光ファイバテープ1を巻き取る部材である(図4A参照)。テープ化装置40によって製造された光ファイバテープ1は、ボビン50に巻き取られることになる。
<伝送損失の問題について>
上記の通り、本実施形態では、間欠連結型の光ファイバテープ1の製造時に、塗布部41が、光ファイバ2の外周や、隣接する光ファイバ2の間に、液状の連結剤を塗布している。そして、本実施形態では、液状の連結剤を構成する紫外線硬化樹脂にシリコーン化合物が添加されている。紫外線硬化樹脂にシリコーン化合物を添加した連結剤を用いることによって、テープ化材料部9(光ファイバ2の間の連結部5と、光ファイバ2の外周の硬化した連結剤)を光ファイバ2から除去し易くなり、間欠連結型の光ファイバテープ1の光ファイバ2を単心分離し易くなる。
紫外線硬化樹脂にシリコーン化合物を添加した連結剤を用いて間欠連結型の光ファイバテープ1を製造した場合、紫外線硬化樹脂とシリコーン化合物との相溶性が悪いと、光ファイバテープ1の表面が粗くなることがある。このように光ファイバテープ1の表面が粗くなると、光ファイバテープ1の表面に形成された凹凸に起因して、マイクロベンド損失が増加することを本件発明者が発見した。
間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバテープ1の表面の凹凸が小さいこと(言い換えると、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さが小さいこと)が望ましい。具体的には、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の最大高さRyが2.0μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の十点平均粗さRzが1.4μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下であることが望ましい。以下、この点について説明する。
<算術平均粗さRa>
図4A〜図4Cに示す製造方法に従って、図1に示す12心の間欠連結型の光ファイバテープ1を作成した。なお、被覆層2B(図3参照)を構成する一次被覆層(プライマリー・コーティング)の外径は150〜160μmであり、二次被覆層(セカンダリー・コーティング)の外径は190〜200μmである。また、着色層2C(図3参照)の外径は200〜210μmである。ヤング率は850〜950MPaである。また、本実施形態の一次被覆層のヤング率は0.4〜0.8MPaであり、二次被覆層のヤング率は900〜1300MPaである。
また、連結剤の種類を異ならせて、複数種類の12心の間欠連結型の光ファイバテープ1を作成した。ここでは、下記表1に示すように、連結剤(連結部5、外周樹脂部8、テープ化材料部9)のヤング率や、連結剤に添加するシリコーン化合物を変更することによって、複数種類の12心の間欠連結型の光ファイバテープ1を作成した。なお、膜厚200μmに塗布した連結剤(紫外線硬化樹脂)に窒素パージ雰囲気下で紫外線を照度500mJ/cm2で照射してシートを作成し、そのシートを幅10mmの短冊状に形成して試験片を形成し、試験片の2.5%歪み時の弾性率を測定することによって、連結剤のヤング率を測定した。シリコーン化合物の添加量は、連結剤のSEM−EDS分析によりSi比率を分析することにより測定した。
光ファイバテープ1の表面に形成された凹凸を測定するために、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを示す指標として算術平均粗さRaを採用し、光ファイバ2の外周樹脂部8の算術平均粗さRaを測定した。図5Aは、算術平均粗さRaの説明図である。算術平均粗さRaは、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけを抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にX軸を、縦倍率の方向にY軸を抜き取り、粗さ曲線をy=f(x)で表したときに、図中に示す式によって求められた値(単位:μm)である。ここでは、小型表面粗さ測定機(株式会社ミツトヨ 小型表面粗さ計 SJ−400)を使用して、JIS B0601(1994)の規格に従い、光ファイバ2の外周樹脂部8の算術平均粗さRaを測定した。また、光ファイバテープ1の連結部を破断して1本ずつに光ファイバを分離した後、連結部5の破断箇所が測定箇所にならないように光ファイバを測定機にセットして、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の長手方向の長さ10mmの範囲における算術平均粗さRaを測定した。光ファイバ2の20箇所において測定を行い(N=20)、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の算術平均粗さRaの最大値を測定した。
なお、ここでは光ファイバ2の長手方向に沿って(言い換えると、円柱面状の光ファイバ2の母線に沿って)光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを測定しているが、長手方向に垂直なテープ幅方向に沿って、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを測定しても良い。この場合、測定結果が光ファイバ2の円形状の外周形状の影響を受けることになるが、測定曲線(粗さ曲線)から円形状成分を除去することによって表面粗さ成分を抽出でき、この抽出された表面粗さ成分に基づいて表面粗さ(ここでは算術平均粗さRa)を測定することが可能である。なお、算術平均粗さRaの測定だけでなく、他の表面粗さ(例えば最大高さRy、十点平均粗さRz、二乗平均平方根高さRq等)を測定する際にも、光ファイバ2の長手方向に沿って表面粗さを測定しても良いし、長手方向に垂直なテープ幅方向に沿って表面粗さを測定しても良い。
光ファイバテープ1の評価として、OTDR測定にて−40度の低温での最大伝送損失を測定した。なお、1000mの光ファイバテープ1を直径300mmに巻き回した束が崩れないように紐で緩く束ねた状態で、光ファイバテープ1の最大伝送損失を測定した(測定対象の光ファイバテープが長すぎると、束ねたときの自重の影響で伝送損失が増加するおそれがあるため、ここでは、自重の影響が生じない程度の長さ(1000m)の光ファイバテープ1の最大伝送損失を測定した)。測定波長を1.55μmとし、最大伝送損失が0.26dB/km以下のものを可とし、最大伝送損失が0.26dB/kmよりも大きいものを不可として評価した(なお、伝送損失の測定方法や評価方法は、後述の場合も同様である)。評価結果は、次の表に示す通りである。
Figure 2021032988
表1に示す通り、算術平均粗さRaが0.41μm以下の場合、評価結果が「可」となった。なお、ヤング率やシリコーン化合物の添加量を変動させても、ヤング率やシリコーン化合物の添加量と最大伝送損失との相関関係は認められなかった。このため、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることが望ましい。
<最大高さRy>
上記の算術平均粗さRaを測定した光ファイバテープ1(光ファイバ2)を用いるとともに、光ファイバ2の外周樹脂部8の最大高さRyを測定した(つまり、ここでは、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを示す指標として最大高さRyを採用した)。図5Bは、最大高さRyの説明図である。最大高さRyは、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけを抜き取り、この抜き取り部分の山頂線と谷底線との間隔を粗さ曲線の縦倍率の方向に測定した値(単位:μm)である。最大高さRyの測定においても、小型表面粗さ測定機(株式会社ミツトヨ 小型表面粗さ計 SJ−400)を使用して、JIS B0601(1994)の規格に従い、光ファイバ2の外周樹脂部8の最大高さRyを測定した。また、光ファイバテープ1の連結部を破断して1本ずつに光ファイバを分離した後、連結部5の破断箇所が測定箇所にならないように光ファイバを測定機にセットして、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の長手方向の長さ10mmの範囲における最大高さRyを測定した。光ファイバ2の20箇所において測定を行い(N=20)、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の最大高さRyの最大値を測定した。この場合の光ファイバテープ1の評価結果は、次の表に示す通りである。
Figure 2021032988
表2に示す通り、最大高さRyが2.0μm以下の場合、評価結果が「可」となった。なお、ヤング率やシリコーン化合物の添加量を変動させても、ヤング率やシリコーン化合物の添加量と最大伝送損失との相関関係は認められなかった。このため、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の最大高さRyが2.0μm以下であることが望ましい。
<十点平均粗さRz>
上記の算術平均粗さRa(及び最大高さRy)を測定した光ファイバテープ1(光ファイバ2)を用いて、光ファイバ2の外周樹脂部8の十点平均粗さRzを測定した(つまり、ここでは、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを示す指標として十点平均粗さRzを採用した)。図5Cは、十点平均粗さRzの説明図である。十点平均粗さRzは、粗さ曲線からその平均線の方向基準長さだけを抜き取り、この抜き取り部分の平均線から縦倍率の方向に測定した、最も高い山頂から5番目までの山頂の標高(Yp1〜Yp5)の絶対値の平均値と、最も低い谷底から5番目までの谷底の標高(Yv1〜Yv5)の絶対値の平均値との和の値(単位:μm)である。十点平均粗さRzの測定においても、小型表面粗さ測定機(株式会社ミツトヨ 小型表面粗さ計 SJ−400)を使用して、JIS B0601(1994)の規格に従い、光ファイバ2の外周樹脂部8の十点平均粗さRzを測定した。また、光ファイバテープ1の連結部を破断して1本ずつに光ファイバを分離した後、連結部5の破断箇所が測定箇所にならないように光ファイバを測定機にセットして、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の長手方向の長さ10mmの範囲における十点平均粗さRzを測定した。光ファイバ2の20箇所において測定を行い(N=20)、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の十点平均粗さRzの最大値を測定した。この場合の光ファイバテープ1の評価結果は、次の表に示す通りである。
Figure 2021032988
表3に示す通り、十点平均粗さRzが1.4μm以下の場合、評価結果が「可」となった。なお、ヤング率やシリコーン化合物の添加量を変動させても、ヤング率やシリコーン化合物の添加量と最大伝送損失との相関関係は認められなかった。このため、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の十点平均粗さRzが1.4μm以下であることが望ましい。
<二乗平均平方根高さRq>
上記の算術平均粗さRa等を測定した光ファイバテープ1(光ファイバ2)を用いて、光ファイバ2の外周樹脂部8の二乗平均平方根高さRqを測定した(つまり、ここでは、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面粗さを示す指標として二乗平均平方根高さRqを採用した)。二乗平均平方根高さRqは、図5Aに示す式に基づいて基準長さにおける二乗平均平方根を表した値(単位:μm)であり、表面粗さの標準偏差を示す値である。二乗平均平方根高さRqの測定においても、小型表面粗さ測定機(株式会社ミツトヨ 小型表面粗さ計 SJ−400)を使用して、JIS B0601の規格に従い、光ファイバ2の外周樹脂部8の二乗平均平方根高さRqを測定した。また、光ファイバテープ1の連結部を破断して1本ずつに光ファイバを分離した後、連結部5の破断箇所が測定箇所にならないように光ファイバを測定機にセットして、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の長手方向の長さ10mmの範囲における二乗平均平方根高さRqを測定した。光ファイバ2の20箇所において測定を行い(N=20)、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の二乗平均平方根高さRqの最大値を測定した。この場合の光ファイバテープ1の評価結果は、次の表に示す通りである。
Figure 2021032988
表4に示す通り、二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下の場合、評価結果が「可」となった。なお、ヤング率やシリコーン化合物の添加量を変動させても、ヤング率やシリコーン化合物の添加量と最大伝送損失との相関関係は認められなかった。このため、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の表面の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下であることが望ましい。
===第2実施形態===
図6Aは、第2実施形態の間欠連結型の光ファイバテープ1の説明図である。図6Bは、図6AのX2−X2断面図である。
第2実施形態においても、光ファイバテープ1は、複数の光ファイバ2を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープである。第2実施形態では、光ファイバテープ1のテープ面(長手方向及び幅方向に平行な面)に連結剤を帯状に塗布し、連結剤を硬化させることによって、幅Lの帯状にテープ化材料部9が形成されている。2本の光ファイバ2の間で連結剤が塗布・硬化されることによって、2本の光ファイバ2の間に連結部5が形成されている。また、光ファイバ2の外周に連結剤が塗布・硬化されることによって、光ファイバ2の外周に外周樹脂部8が形成されている。第2実施形態においても、隣接する2本の光ファイバ2を連結する複数の連結部5は、長手方向に間欠的に配置されている。また、間欠連結型の光ファイバテープ1の複数の連結部5は、長手方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。長手方向に間欠的に形成された連結部5と連結部5との間には、非連結部7が形成されている。第2実施形態においても、非連結部7では、隣接する2本の光ファイバ同士は拘束されていない。
第2実施形態の外周樹脂部8は、光ファイバ2の外周の一部に形成されている(これに対し、第1実施形態の外周樹脂部8は、光ファイバ2の全周に形成されている)。また、第2実施形態の外周樹脂部8は、光ファイバ2の長手方向の一部に形成されていている(これに対し、第1実施形態の外周樹脂部8は、光ファイバ2の長手方向の全域に形成されている)。
第2実施形態においても、外周樹脂部8の形成された部位において光ファイバテープ1の表面が粗くなると、光ファイバテープ1の表面に形成された凹凸に起因して、マイクロベンド損失が増加することになる。このようなマイクロベンド損失を抑制するためには、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、光ファイバテープ1の表面の凹凸が小さいことが望ましい。このため、第2実施形態においても、間欠連結型の光ファイバテープを構成する光ファイバのマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の最大高さRyが2.0μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の十点平均粗さRzが1.4μm以下であることが望ましい。また、同様のマイクロベンド損失を抑制するためには、光ファイバ2の外周樹脂部8の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下であることが望ましい。
なお、第1実施形態及び第2実施形態では、外周樹脂部8がテープ化材料部(連結部5を構成する樹脂)によって構成されていた。但し、仮に外周樹脂部がテープ化材料部9でなくても、光ファイバ2の外周に形成されている外周樹脂部の表面が粗いと、その凹凸に起因して、マイクロベンド損失が増加することになる。このため、外周樹脂部がテープ化材料部では無い場合においても、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、光ファイバ2の外周樹脂部の表面粗さが所定値以下であることが望ましい。
===その他===
上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光ファイバテープ、2 光ファイバ、
2A 光ファイバ裸線、2B 被覆層、2C 着色層、
3 ファイバ対、5 連結部、7 非連結部、
8 外周樹脂部、9 テープ化材料部、
10 ファイバ供給部、20 印刷装置、30 着色装置、
40 テープ化装置、41 塗布部、
42 除去部、421 回転刃、421A 凹部、
43 光源、43A 仮硬化用光源、43B 本硬化用光源、
50 ボビン

Claims (6)

  1. 所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、
    隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部と
    を備える間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、
    前記外周樹脂部の表面の算術平均粗さRaが0.41μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  2. 所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、
    隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部と
    を備える間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、
    前記外周樹脂部の表面の最大高さRyが2.0μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  3. 所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、
    隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部と
    を備える間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、
    前記外周樹脂部の表面の十点平均粗さRzが1.4μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  4. 所定方向に並ぶ複数の光ファイバと、
    隣接する2本の前記光ファイバを間欠的に連結する連結部と
    を備える間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記光ファイバの外周には、外周樹脂部が形成されており、
    前記外周樹脂部の表面の二乗平均平方根高さRqが0.42μm以下であることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記外周樹脂部は、前記連結部を構成する樹脂によって構成されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の間欠連結型光ファイバテープであって、
    前記樹脂にはシリコーン化合物が添加されていることを特徴とする間欠連結型光ファイバテープ。
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