JP6408389B2 - 光ファイバテープの製造方法、異常検出方法及び製造システム - Google Patents

光ファイバテープの製造方法、異常検出方法及び製造システム Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバテープの製造方法、異常検出方法及び製造システム
に関する。
特許文献1には、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープの連結部を検査する検査装置及び製造装置が記載されている。
特許文献1では、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープを製造する際に、複数の光ファイバをコーティングダイスに通し、隣接する光ファイバの間に連結部及び非連結部(分離部)を形成しながら接着剤(紫外線硬化樹脂)を塗布し、その接着剤に紫外線を照射することが記載されている。また、この検査装置では、段差部を有するガイドローラに光ファイバテープを支持させることによって、光ファイバの非連結部を分離させて、光ファイバテープのエッジ間隔やエッジ本数等を測定し、光ファイバの連結部の異常を検出している。
なお、特許文献1記載の検査装置では、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープの連結部を検査するために、光ファイバテープの経路(ライン)において、テープ面に垂直な方向から、光ファイバテープを測定している。
特開2012−42354号公報
複数の光ファイバをコーティングダイスの光ファイバ挿通穴に通す際に、光ファイバに抵抗がかかり、光ファイバにかかる張力に異常が生じることがある。光ファイバにかかる張力に異常が生じると、光ファイバテープを構成する複数の光ファイバに線長差が生じてしまう。複数の光ファイバに線長差が生じると、信号遅延差が生じてしまうため、線長差は抑制することが望ましい。また、光ファイバにかかる張力に異常が生じたまま(複数の光ファイバに線長差が生じたまま)光ファイバテープの製造を続けると、コーティングダイスにおける光ファイバに過度な抵抗がかかり、光ファイバが損傷したり、光ファイバが断線したりするおそれもある。
このため、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープを製造する際に、光ファイバにかかる張力に異常が生じたときには、その異常を速やかに検出できることが望ましい。但し、特許文献1記載の検査装置では、光ファイバにかかる張力に異常が生じても、その異常を検出できない。
本発明は、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバの異常を検出することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程とを有することを特徴とする光ファイバテープの製造方法である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープを製造する際に、光ファイバにかかる張力の異常に起因するテープ厚の変化を検出することができる。
図1は、間欠固定型の光ファイバテープ1の製造システム10の説明図である。 図2は、間欠固定型の光ファイバテープ1の一例の説明図である。 図3Aは、接着剤塗布部24のコーティングダイス241の説明図である。図3Bは、接着剤塗布後の光ファイバ3の集線の説明図である。 図4は、別のコーティングダイス241の説明図である。 図5は、線長差のある間欠固定型光ファイバテープ1の厚さ変化の説明図である。上図は、張力を低減させる前の状態での間欠固定型の光ファイバテープ1の説明図である。下図は、張力を低減させた状態での間欠固定型の光ファイバテープ1の説明図である。 図6A及び図6Bは、光ファイバテープ1の経路とテープ厚測定部40の位置関係の説明図である。 図7Aは、線長差の無い間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定している様子の説明図である。図7Bは、線長差のある間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定している様子の説明図である。 図8は、光ファイバテープ1の製造処理のフロー図である。 図9は、光ファイバテープ1の製造処理の変形例のフロー図である。 図10は、追加荷重に対するテープ厚及び線長差のグラフである。 図11は、別のテープ厚測定部40の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程とを有することを特徴とする光ファイバテープの製造方法が明らかとなる。
このような製造方法によれば、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバの異常を検出できる。
測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバにかかる前記張力の異常を検出することが望ましい。これにより、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、張力の異常を検出できる。
測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを構成する前記複数の光ファイバの線長差の異常を検出することが望ましい。これにより、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバの線長差の異常を検出できる。
測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを形成する工程を制御することが望ましい。これにより、異常のある光ファイバテープの製造を抑制できる。
測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを形成する工程を停止させることが望ましい。これにより、光ファイバの損傷を抑制できる。
前記光ファイバテープを形成するテープ形成部と前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる張力低減部との間に、前記テープ形成部から前記光ファイバテープを引き取る引き取り機が配置されており、前記引き取り機よりも上流側の前記光ファイバテープの張力と、前記引き取り機よりも下流側の前記光ファイバテープの張力とを異ならせることが望ましい。これにより、張力低減部で光ファイバテープの張力を低減させても、テープ形成部における光ファイバテープの張力を保つことができる。
並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程と、測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバにかかる前記張力の異常を検出する工程とを有することを特徴とする異常検出方法が明らかとなる。
このような異常検出方法によれば、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバにかかる張力の異常を検出できる。
並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程と、測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを構成する前記複数の光ファイバの線長差の異常を検出する工程とを有することを特徴とする異常検出方法が明らかとなる。
このような異常検出方法によれば、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバの線長差の異常を検出できる。
並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する形成部と、前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる張力低減部と、張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定するテープ厚測定部とを有することを特徴とする光ファイバテープの製造システムが明らかとなる。
このような製造システムによれば、複数の光ファイバを並列させて間欠的に連結した光ファイバテープに特有の現象を利用して、光ファイバの異常を検出できる。
===本実施形態===
<構成>
図1は、間欠固定型の光ファイバテープ1の製造システム10の説明図である。図2は、間欠固定型の光ファイバテープ1の一例の説明図である。
以下の説明では、図2に示す通り、各方向を定義する。すなわち、光ファイバテープ1を構成する光ファイバ3に平行な方向を「ファイバ方向」と呼び、光ファイバテープ1を構成する複数の光ファイバ3の並ぶ方向を「テープ幅方向」と呼び、光ファイバテープ1のテープ面に平行な方向を「厚さ方向」と呼ぶことがある。図1の光ファイバテープ1の送り方向は、ファイバ方向と平行な方向である。
間欠固定型の光ファイバテープ1とは、複数の光ファイバ3を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープである。隣接する2心の光ファイバ3は、連結部5によって連結されている。隣接する2心の光ファイバ3を連結する複数の連結部5は、ファイバ方向に間欠的に配置されている。また、光ファイバテープ1の複数の連結部5は、ファイバ方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。連結部5は、接着剤となる紫外線硬化樹脂を塗布した後に紫外線を照射して固化することによって、形成されている。なお、連結部5を熱可塑性樹脂で構成することも可能である。隣接する2心の光ファイバ3間の連結部5以外の領域は、非連結部7(分離部)になっている。非連結部7では、隣接する2心の光ファイバ3同士は拘束されていない。これにより、光ファイバテープ1を丸めて筒状(束状)にしたり、折りたたんだりすることが可能になり、多数の光ファイバ3を高密度に収容することが可能になる。
間欠固定型の光ファイバテープ1は、図2に示すものに限られるものではない。例えば、光ファイバ3を構成する光ファイバ3を他の数(例えば12心)にしても良い。また、間欠的に配置されている複数の連結部5の配置を変更しても良い。
図1に示すように、製造システム10は、テープ形成部20と、張力低減部30と、テープ厚測定部40とを有する。制御部50は、製造システム10の制御を司り、テープ形成部20、張力低減部30及びテープ厚測定部40の制御を行う。なお、制御システム10は、テープ形成部20から光ファイバテープ1を引き取る引き取り機61(引き取りローラ)と、光ファイバテープ1を巻き取るための巻き取り機62(巻き取りドラム)とを有しており、制御部50は引き取り機61及び巻き取り機62の制御も行っている。
テープ形成部20は、間欠固定型の光ファイバテープ1を形成する装置である。テープ形成部20は、複数の光ファイバ供給部22と、接着剤塗布部24と、光源26とを有する。光ファイバ供給部22は、光ファイバ3を接着剤塗布部24に供給する供給装置(供給源)である。接着剤塗布部24は、光ファイバ3の間に接着剤を塗布する装置であり、コーティングダイス241(後述)を有する。光源26は、紫外線を照射する照射装置である。光源26は、仮硬化用光源26Aと本硬化用光源26Bの2種類から構成される。
図3Aは、接着剤塗布部24のコーティングダイス241の説明図である。コーティングダイス241は、光ファイバ3の間に接着剤(ここでは紫外線硬化樹脂)を塗布する部材であり、複数の光ファイバ挿通穴242を有する。コーティングダイス241の内部空間には接着剤が充填されており、この内部空間で光ファイバ3の間に接着剤が塗布される。コーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242の出口近傍には、間欠塗布部244として接着剤除去部244Aが設けられている。接着剤除去部244Aは、光ファイバ3の間に塗布された接着剤の一部を残しつつ、一部を除去する。これにより、コーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242から出た直後(間欠塗布部244である接着剤除去部244Aを経た直後)には、光ファイバ3間に間欠的に接着剤が塗布された状態になる。
図3Bは、接着剤塗布後の光ファイバ3の集線の説明図である。図3Bでは、光ファイバ3の間隔や接着剤の除去部分の形状などを誇張して表示している。コーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242から出た直後には、光ファイバ3同士の間隔が空いており、接着剤の除去部分が空いており、この状態で仮硬化用光源26Aが接着剤に紫外線を照射し、接着剤である紫外線硬化樹脂を仮硬化させる。
図4は、別のコーティングダイス241の説明図である。このコーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242の出口近傍には、間欠塗布部244としてシャッター244Bが設けられている。シャッター244Bは、接着剤を塗布と遮断を切り替える部材である。シャッター244Bが間欠的に光ファイバ3の間に接着剤を塗布することによって、光ファイバ3間に間欠的に接着剤が塗布された状態になる。なお、この場合においても、コーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242から出た直後には、光ファイバ3同士の間隔が空いており、この状態で仮硬化用光源26Aが接着剤に紫外線を照射し、接着剤である紫外線硬化樹脂を仮硬化させる。
なお、図3A及び図4のいずれのコーティングダイス241を用いた場合においても、接着剤の仮硬化後に、光ファイバ3同士の間隔を徐々に狭めて、複数の光ファイバ3を並列に並べてテープ状に集線する。本硬化前に複数の光ファイバ3を集線しても、接着剤が仮硬化しているため、接着剤除去部分では接着剤同士が付着しないで済む。本硬化用光源26Bが紫外線を照射して接着剤が硬化すれば、図2に示す間欠固定型の光ファイバテープ1が形成される。
上記のテープ形成部20では、並列に並ぶ複数の光ファイバ3に張力をかけつつ、隣接する光ファイバ3を連結する連結部5を形成することによって、間欠固定型の光ファイバテープ1(連結部5が間欠的に配置された光ファイバテープ1)が形成されている。但し、複数の光ファイバ3をコーティングダイス241の光ファイバ挿通穴242に通す際に、光ファイバ3に抵抗がかかり、光ファイバ3にかかる張力に異常が生じることがある。光ファイバ3に抵抗がかかる原因としては、例えば、光ファイバ3とコーティングダイス241との異常接触や、光ファイバ3の表面の滑り性が悪いことや、コーティングダイス241の内部にゴミが溜まること等が挙げられる。なお、光ファイバ3とコーティングダイス241との異常接触の原因としては、光ファイバ3の線ぶれや、光ファイバ挿通穴242に対して光ファイバ3の径が太いことや、静電気によって光ファイバ3が光ファイバ挿通穴242に対して斜めになること等が挙げられる。
光ファイバ3にかかる張力に異常が生じると、光ファイバテープ1を構成する複数の光ファイバ3に線長差が生じてしまう。複数の光ファイバ3に線長差が生じると、信号遅延差が生じてしまうため、線長差は抑制することが望ましい。また、光ファイバ3にかかる張力に異常が生じたまま(複数の光ファイバ3に線長差が生じたまま)光ファイバテープ1の製造を続けると、コーティングダイス241で光ファイバ3に過度な抵抗がかかり、光ファイバ3が損傷したり、光ファイバ3が断線したりするおそれもある。このため、光ファイバ3の張力に異常が生じたときには、速やかに異常を検出できることが望ましい。
そこで、本実施形態では、間欠固定型の光ファイバテープ1にかかる張力を低減させた後、間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定することによって、異常(光ファイバ3にかかる張力の異常や、線長差が生じていること)を検出している。ここで、張力を低減させた間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さから異常を検出できる理由について説明する。
図5は、線長差のある間欠固定型光ファイバテープ1の厚さ変化の説明図である。上図は、張力を低減させる前の状態(比較的強い張力がかかった状態)での間欠固定型の光ファイバテープ1の説明図である。下図は、張力を低減させた状態(比較的弱い張力がかかった状態)での間欠固定型の光ファイバテープ1の説明図である。なお、両図とも、テープ幅方向(光ファイバテープ1のテープ面に平行な方向)から光ファイバテープ1を見た図である。
図5の上図に示すように、間欠固定型の光ファイバテープ1を構成する光ファイバ3に線長差が生じている場合であっても、光ファイバテープ1に比較的強い張力がかかっていれば、各光ファイバ3が引っ張られて真っ直ぐの状態になる。この状態では、張力の異常な光ファイバ3も正常な光ファイバ3も真っ直ぐの状態であるため、光ファイバ3間には隙間が形成されていない。このため、この状態では光ファイバ3の線長差を観察することは困難である。
光ファイバテープ1の張力を低減させると、光ファイバ3が収縮する。このとき、異常な張力がかかっていた光ファイバ3は、正常な光ファイバ3よりも、多く収縮する。この結果、光ファイバテープ1の張力を低減させると、図5の下図に示すように、正常な光ファイバ3が厚さ方向に撓み変形する。このように、間欠固定型の光ファイバテープ1の光ファイバ3に線長差がある場合には、光ファイバテープ1の張力を低減させると、テープ幅方向(光ファイバテープ1のテープ面に平行な方向)から見た間欠固定型の光ファイバテープ1が厚く見えることになる。この現象は、連結部5が間欠的に配置された間欠固定型の光ファイバテープ1に特有の現象である(つまり、非連結部7の無い通常の光ファイバテープでは生じない現象である)。
本実施形態では、間欠固定型の光ファイバテープ1に特有の上記の現象を利用して、光ファイバ3の異常を顕在化させて、異常を検出する。本実施形態の製造システム10は、間欠固定型の光ファイバテープ1にかかる張力を低減させた後、間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定するために、図1に示すように、張力低減部30及びテープ厚測定部40を備えている。
張力低減部30は、間欠固定型の光ファイバテープ1にかかる張力を低減させる装置である。張力低減部30は、ダンサーローラー31を備えている。光ファイバテープ1の張力を低減させる方法は、ダンサーローラー31を用いたものに限られず、他の方法でも良い。張力低減部30は、テープ厚測定部40の上流側に配置されており、張力低減部30によって張力の低減された光ファイバテープ1は、テープ厚測定部40に供給されることになる。
なお、張力低減部30とテープ形成部20との間には、テープ形成部20から光ファイバテープ1を引き取る引き取り機61(引き取りローラ)が配置されている。引き取り機61がテープ形成部20から光ファイバテープ1を引き取ることによって、引き取り機61よりも上流側の光ファイバテープ1の張力と、引き取り機61よりも下流側の光ファイバテープ1の張力とを異ならせることができる。このため、張力低減部30が光ファイバテープ1の張力を低減させても、引き取り機61より上流側の光ファイバテープ1の張力は保持されるので、テープ形成部20における光ファイバテープ1(又は光ファイバ3)の張力が低減しない。仮にテープ形成部20における光ファイバテープ1の張力が低減してしまうと、光ファイバ3とコーティングダイス241との異常接触等の不具合を招くおそれがあるが、本実施形態では、このような不具合が生じずに済む。本実施形態では、引き取り機61(引き取りローラ)があるため、張力低減部30は、張力低減部30から下流側の光ファイバテープ1の張力を低減させる装置となる。言い換えると、張力低減部30は、張力低減部30から巻き取り機62(巻き取りドラム)までの間の光ファイバテープ1の張力を低減させる装置となる。
テープ厚測定部40は、光ファイバテープ1の厚さを測定する装置である。テープ厚測定部40は、例えばCCDセンサ42と照明装置44とを備えるが、照明装置44は無くても良い。CCDセンサ42は、1次元センサ(ラインセンサ)でも良いし、2次元センサ(エリアセンサ)でも良い。また、テープの厚さを測定する機能の一部を制御部50が果たしても良く、例えば制御部50が、CCDセンサ42の撮影画像における光ファイバテープ1のエッジ(光ファイバテープ1の上縁と下縁)を抽出することによって、光ファイバテープ1の厚さを測定しても良い。
図6A及び図6Bは、光ファイバテープ1の経路とテープ厚測定部40の位置関係の説明図である。図中には、正常な光ファイバテープ1が経路に正常にある状態を示している。
テープ厚測定部40は、光ファイバテープ1の経路におけるテープ面に平行な方向から、光ファイバ3の厚さを測定する。ここで、「光ファイバテープ1の経路におけるテープ面」とは、正常な光ファイバテープ1が経路に正常にある状態での光ファイバテープ1のテープ面を意味する。このため、例えば光ファイバテープ1が経路に対して斜めの場合、「光ファイバテープ1の経路におけるテープ面」は変化せずに同じ面(同じ位置)であるが、「光ファイバテープ1の経路におけるテープ面」と実際のテープ面とは異なることになる。
テープ厚測定部40は、張力低減部30の下流側に配置されている。このため、テープ厚測定部40は、張力の低減された光ファイバテープ1の厚さを測定することになる。
図7Aは、線長差の無い間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定している様子の説明図である。図7Bは、線長差のある間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定している様子の説明図である。既に説明したように、間欠固定型の光ファイバテープ1の光ファイバ3に線長差がある場合には、光ファイバテープ1の張力を低減させると、テープ幅方向(光ファイバテープ1のテープ面に平行な方向)から見た間欠固定型の光ファイバテープ1が厚くなる。図7Aに示すテープ厚をD1、図7Bに示すテープ厚をD2とし、閾値DthをD1より大きくD2より小さく設定すれば(D1<Dth<D2)、テープ厚測定部40の測定結果と閾値Dthとを比較することによって、異常(光ファイバ3にかかる張力の異常や、線長差が生じていること)の有無を検出できることになる。
図7Cは、光ファイバテープ1が経路に対して斜めになった場合の説明図である。張力を低減させた線長差のある光ファイバテープ1(図5の下図参照)を送り方向に送ると、蛇行する光ファイバ3の影響等によって光ファイバテープ1が経路から跳ね上がる現象(線ぶれ)が生じ、図7Cに示すように光ファイバテープ1が経路に対して斜めになることがある。この結果、仮に光ファイバテープ1の厚さが変化していなくても、テープ厚測定部40の測定するテープ厚D3が厚くなる。したがって、光ファイバ3の線長差に起因する線ぶれが生じた場合にも、テープ厚測定部40の測定結果と閾値Dthとを比較することによって、光ファイバの異常(光ファイバ3にかかる張力の異常や、線長差が生じていること)の有無を検出できることになる。
図8は、光ファイバテープ1の製造処理のフロー図である。
まず、制御部50は、間欠固定型の光ファイバテープ1の製造を開始させる(S101)。このとき、制御部50は、並列に並ぶ複数の光ファイバ3に張力をかけつつ間欠固定型の光ファイバテープ1をテープ形成部20に形成させる。
次に、制御部50は、間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さを測定する(S102)。このとき、制御部50は、張力低減部30によって間欠固定型の光ファイバテープ1の張力を低減させるとともに、張力を低減させた光ファイバテープ1の厚さをテープ厚測定部40に測定させる。
次に、制御部50は、測定された光ファイバテープ1の厚さ(テープ厚)と閾値Dthとを比較する(S103)。テープ厚が閾値Dthより小さければ(S103でNO)、制御部50は光ファイバテープ1の製造を継続する。
一方、テープ厚が閾値Dthよりも大きければ(S103でYES)、制御部50は製造システム10の動作を停止させる(S104)。テープ厚が閾値Dthよりも大きい場合、光ファイバ3にかかる張力に異常があり、光ファイバテープ1を構成する光ファイバ3に線長差が生じていると考えられるため、製造システム10の動作を停止させることによって、線長差のある光ファイバテープ1の製造を抑制できるとともに、光ファイバ3の損傷や断線を抑制できる。また、製造システム10の動作を停止させることによって、コーティングダイス241の損傷も抑制できる。
製造停止後、作業者は、製造システム10の点検や補修を行う(S105)。特に、光ファイバ3にかかる張力に異常があると考えられるため、作業者は、コーティングダイス241に供給される光ファイバ3の張力や、コーティングダイス241と光ファイバ3との位置関係などを点検し、補修する。他にも、作業者は、コーティングダイス241や光ファイバ3の静電気の除電や、コーティングダイス241における接着剤の供給圧などの調整などを行っても良い。
S105の製造システム10の点検・補修の後、制御部50は、間欠固定型の光ファイバテープ1の製造を再開させる(S106)。再開後においても、制御部50は、間欠固定型の光ファイバテープ1のテープ厚測定と(S102)、テープ厚の異常検出と(S103)を継続する。
なお、上記の製造処理では、テープ厚の異常を検出したとき(S103でYES)、制御部50が製造システム10の動作を停止させ(S104)、作業者が製造システム10の点検・補修を行っていた(S105)。但し、テープ厚の異常を検出したときに(S103でYES)、制御部50が、製造システム10の動作を停止させる代わりに、光ファイバ3の線速を下げたり、コーティングダイス241に供給される光ファイバ3の張力を調節したり、コーティングダイス241や光ファイバ3の静電気の除電をしたり、コーティングダイス241における接着剤の供給圧を調節したりする等して、製造システム10(主にテープ形成部20)の自動調整を行っても良い。
図9は、光ファイバテープ1の製造処理の変形例のフロー図である。変形例では、テープ厚の異常を検出したときに(S103でYES)、制御部50が、直ちに製造システム10の動作を停止させるのではなく、光ファイバ3の線速を一旦下げて(S201)、線速を下げてもテープ厚が第2の閾値Dth2よりも大きかった場合に(S202でYES)、製造システム10の動作を停止させる(S104)。この変形例によれば、光ファイバ3の線速を下げたときに(S201)、テープ厚の異常が解消されれば(S202でNO)、製造システム10の動作を継続することができる。
・実施例1(線長差の無い間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さの測定)
図1に示す製造システム10を用いて、並列に並ぶ12本の光ファイバ3に張力をかけつつ、線長差の無い12心の間欠固定型の光ファイバテープ1を形成し、テープ厚測定部40により光ファイバテープ1の厚さを測定した。使用した光ファイバ3の直径は約250μmであり、連結部5の長さ(図2の長さL1に相当)は15mmであり、非連結部7の長さ(図2の長さL2に相当)は17mmとした。なお、テープ厚測定部40における光ファイバテープ1の張力を3通り(300gf/12心、200gf/12心、100gf/12心)に設定し、それぞれの張力でのテープ厚を測定した。
3通りの張力でのテープ厚の測定結果は、0.3mm〜0.5mmの範囲内であった。
・実施例2(線長差のある間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さの測定)
図1に示す製造システム10を用いて、並列に並ぶ12本の光ファイバ3に張力をかけつつ、12心の間欠固定型の光ファイバテープ1を形成し、テープ厚測定部40により光ファイバテープ1の厚さを測定した。線長差をつけるために、間欠固定型の光ファイバテープ1を形成する際に12本の光ファイバ3のうちの1番目の光ファイバ3にのみ追加荷重をかけることによって、1番目の光ファイバ3に他の光ファイバ3よりも高い張力をかけつつ、12心の間欠固定型の光ファイバテープ1を形成した。この追加荷重は、5通り(0gf、50gf、100gf、150gf、200gf)に設定した。追加荷重をかけつつ形成した間欠固定型の光ファイバテープ1の形成後、張力低減部30において光ファイバテープ1の張力を100gf/12心に低減し、テープ厚測定部40により光ファイバテープ1の厚さ(mm)を測定した。
また、線長差のある間欠固定型の光ファイバテープ1が形成されていることを確認するため、1番目の光ファイバ3に追加荷重をかけて形成した間欠固定型の光ファイバテープ1を10mで切断し、切断された各光ファイバ3(12本の光ファイバ3)の長さをそれぞれ測定した。測定した光ファイバ3の最大長と最短長との差を10mで割った値を線長差(%)として評価した。なお、最短長の光ファイバ3は、追加荷重をかけた1番目の光ファイバ3であった。
図10は、追加荷重に対するテープ厚及び線長差のグラフである。横軸は、12本の光ファイバ3のうちの1番目の光ファイバ3のみにかけた追加荷重(gf)を示している。右側の縦軸は、テープ厚(mm)を示している。左側の縦軸は、線長差(%)を示している。
線長差のグラフの示す通り、追加荷重が増えるほど、線長差が大きくなることが確認された。これは、特定の光ファイバ3(ここでは1番目の光ファイバ3)に追加荷重をかけると、その光ファイバ3に他の光ファイバ3よりも高い張力がかかるため、線長差が生じたものと考えられる。
また、テープ厚のグラフの示す通り、追加荷重が増えるほど、間欠固定型の光ファイバテープ1が厚く測定されることが確認された。これにより、線長差が大きくなると、間欠固定型の光ファイバテープ1が厚く測定されることが確認された。
したがって、間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さの測定結果に基づいて、光ファイバ3にかかる張力に異常があることや、光ファイバテープ1を構成する光ファイバ3に線長差が生じていることを検出可能であることが確認された。なお、線長差の無い間欠固定型の光ファイバテープ1の厚さの測定結果は最大で0.5mmであるため(実施例1)、図8のS103の閾値Dthを0.5よりも大きい値(例えば0.55程度)に設定すれば、測定されたテープ厚に基づいて、光ファイバ3にかかる張力に異常があることや、光ファイバテープ1を構成する光ファイバ3に線長差(例えば0.05%以上の線長差)が生じていることを検出可能であることが確認された。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
前述の実施形態では、テープ厚測定部40のCCDセンサ42及び照明装置44が、テープ幅と平行な方向に配置されていた。但し、図11に示すように、CCDセンサ42及び照明装置44が、テープ幅方向に対して斜めに配置されても良い。このようなテープ厚測定部40であっても、経路におけるテープ面に平行な方向からテープ厚を測定できる。
1 光ファイバテープ、3 光ファイバ、
5 連結部、7 非連結部、10 製造システム、
20 テープ形成部、22 光ファイバ供給部、24 接着剤塗布部、
241 コーティングダイス、242 光ファイバ挿通穴、
244 間欠塗布部、244A 接着剤除去部、244B シャッター、
26 光源、26A 仮硬化用光源、26B 本硬化用光源、
30 張力低減部、31 ダンサーローラー、
40 テープ厚測定部、42 CCDカメラ、44 照明装置、
50 制御部、61 引き取り機、62 巻き取り機

Claims (9)

  1. 並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、
    前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、
    張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程と
    を有することを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  2. 請求項1に記載の光ファイバテープの製造方法であって、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバにかかる前記張力の異常を検出することを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  3. 請求項1に記載の光ファイバテープの製造方法であって、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを構成する前記複数の光ファイバの線長差の異常を検出することを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバテープの製造方法であって、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを形成する工程を制御することを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  5. 請求項4に記載の光ファイバテープの製造方法であって、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを形成する工程を停止させることを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバテープの製造方法であって、
    前記光ファイバテープを形成するテープ形成部と前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる張力低減部との間に、前記テープ形成部から前記光ファイバテープを引き取る引き取り機が配置されており、
    前記引き取り機よりも上流側の前記光ファイバテープの張力と、前記引き取り機よりも下流側の前記光ファイバテープの張力とを異ならせる
    ことを特徴とする光ファイバテープの製造方法。
  7. 並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、
    前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、
    張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程と、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバにかかる前記張力の異常を検出する工程と
    を有することを特徴とする異常検出方法。
  8. 並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する工程と、
    前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる工程と、
    張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定する工程と、
    測定された前記光ファイバテープの厚さに基づいて、前記光ファイバテープを構成する前記複数の光ファイバの線長差の異常を検出する工程と
    を有することを特徴とする異常検出方法。
  9. 並列に並ぶ複数の光ファイバに張力をかけつつ、隣接する前記光ファイバを連結する連結部を形成することによって、前記連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを形成する形成部と、
    前記光ファイバテープにかかる張力を低減させる張力低減部と、
    張力を低減させた前記光ファイバテープの厚さを、前記光ファイバテープの経路におけるテープ面に平行な方向から測定するテープ厚測定部と
    を有することを特徴とする光ファイバテープの製造システム。
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