JP2011251878A - 光ファイバの巻取方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバの異常部分を巻取りボビンに巻き取らずに廃却することにより、低コスト化を図ることができる光ファイバの巻取方法を提供する。
【解決手段】線引きされた光ファイバF1を巻取りボビン23に巻き取る光ファイバの巻取方法であって、線引き工程中でマーキングされた異常部分は、巻取りボビン23に巻き取らずに異常部分の手前で切断して、キャプスタン18の後段に配置した吸引ノズル20により吸引し、異常部分前後の良好部のみを巻取りボビン23に巻き取る。
【選択図】図1
【解決手段】線引きされた光ファイバF1を巻取りボビン23に巻き取る光ファイバの巻取方法であって、線引き工程中でマーキングされた異常部分は、巻取りボビン23に巻き取らずに異常部分の手前で切断して、キャプスタン18の後段に配置した吸引ノズル20により吸引し、異常部分前後の良好部のみを巻取りボビン23に巻き取る。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバを巻取りボビンに巻き取る光ファイバの巻取方法に関し、光ファイバの異常部分を巻取りボビンに巻き取る際に除去する光ファイバの巻取方法に関する。
通常、光ファイバは、ガラス母材から線引きする際に、線引き直後のガラスファイバを保護するために紫外線硬化樹脂等による被覆が1層又は2層施される。その後、巻き替えられたり、着色インクを塗布されたりする。
前記線引き工程において、ガラスファイバの外径変動や、光ファイバ内部や樹脂被覆内に気泡が含まれる等の異常部分が、長い場合は数十kmの長さで発生する場合がある。例えば、異常部分が1箇所発生した場合、この場合の巻取りフローは、異常部分の手前で一旦設備を停止させて、正常部分を巻き取った第1の巻取りボビンから別の第2の巻取りボビンに交換する。そして、異常部分のみを第2の巻取りボビンに巻き取る。その後、再度設備を停止させて、異常部分を巻き取った第2の巻取りボビンからさらに別の第3の巻取りボビンに交換する。そして、設備を再稼働させて残りの正常部分の光ファイバを巻き取っている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の光ファイバの巻取方法においては、光ファイバの異常部分(以後、異常ファイバと云う)を巻取りボビンに巻き取ると、後工程でこの異常ファイバを廃却する手間が掛かる。すなわち、巻取りボビンに巻かれている異常ファイバは全長にわたって不良であるが、異常ファイバが巻かれている巻取りボビンは再利用される。そのため、別途異常ファイバを巻取りボビンから取り除く必要があり、巻取りボビンから異常ファイバを除去するために手間と費用が掛かってしまう。
また、上記巻取りフローは、異常部分が1箇所発生した場合であったが、異常部分が2箇所ある場合は、上記フローを2回(ボビン交換回数4回)、異常部分が3箇所ある場合は、上記フローを3回(ボビン交換回数6回)行う必要がある。また、必然的に異常部分を巻き取る巻取りボビン(除去作業を必要とするボビン)の個数も2個乃至3個と増えることになる。したがって、設備停止の回数も増えることで稼働率が低下するとともに、巻取りボビンから異常ファイバを除去する手間も2倍乃至3倍掛かってしまう。
本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、光ファイバの異常部分を巻取りボビンに巻き取らずに廃却することにより、低コスト化を図ることができる光ファイバの巻取方法を提供することにある。
上記課題を解決することができる本発明に係る光ファイバの巻取方法は、線引きされた光ファイバを巻取りボビンに巻き取る光ファイバの巻取方法であって、線引き工程中でマーキングされた異常部分は、巻取りボビンに巻き取らずに前記異常部分の手前で切断してキャプスタンの後段に配置した吸引装置により吸引し、前記異常部分前後の良好部のみを巻取りボビンに巻き取ることを特徴としている。
このように構成された光ファイバの巻取方法によれば、線引工程中でマーキングされた異常部分は、巻取りボビンに巻き取らずに、異常部分の手前で切断してキャプスタンの後段に配置した吸引装置により吸引して、そのまま吸引下流に溜める。溜まった異常部分の光ファイバは、巻取りボビンから巻き替えずにそのまま廃却できるので、巻取りボビンから異常部分の光ファイバを除去する手間が省ける。
なお、ここで云う異常部分とは、光ファイバ母材を加熱・溶融し、樹脂被覆を被せてファイバ化する線引工程において、ガラスファイバの外径変動や、ガラスファイバ内部や樹脂被覆内に気泡等が発生してしまった部分である。
また、吸引装置は、例えば巻き替え中に光ファイバが断線や切断した場合、サプライボビンは急停止させず減速停止させる必要があるため、サプライボビンから供給され続ける光ファイバを吸引する装置(例えば、特許文献2参照)を設置している場合があるが、このような装置をそのまま使用することも可能である。
また、吸引装置は、例えば巻き替え中に光ファイバが断線や切断した場合、サプライボビンは急停止させず減速停止させる必要があるため、サプライボビンから供給され続ける光ファイバを吸引する装置(例えば、特許文献2参照)を設置している場合があるが、このような装置をそのまま使用することも可能である。
本発明に係る光ファイバの巻取方法は、前記光ファイバの異常部分の吸引を、前記巻取りボビンの交換と並行して行うことが好ましい。
前記記載の光ファイバの巻取方法によれば、異常部分の吸引中に巻取りボビンを交換する作業を並行して行うので、トータルの巻取り時間を短くすることができ、設備の稼働率を上げることができる。
本発明に係る光ファイバの巻取方法によれば、吸引装置により異常部分を吸引するので、光ファイバの異常部分を巻取りボビンに巻き取らずに済み、そのまま廃却することができる。このため、巻取りボビンから異常部分の光ファイバを除去する手間を省くことが可能である。さらに、異常部分の吸引中に巻取りボビンを交換する作業を並行して行うことができるので、設備の稼働率を上げることもできる。このようにして、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の光ファイバの巻取方法の好適な一実施形態を図1、2に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態である光ファイバの巻取方法が適用される光ファイバ巻取り装置10は、線引きされ保護被覆した光ファイバF1を巻き取っているサプライボビン11と、キャプスタン18と、ガイドローラ12,14,17,19,22と、ダンサー13,21と、巻取りボビン23と、を備えている。そして、光ファイバ巻取り装置10は、キャプスタン18の後段に吸引装置である吸引ノズル20を備えている。
サプライボビン11には、光ファイバ母材を加熱・溶融して線引きされ、保護被覆が施された光ファイバF1が巻き取られている。サプライボビン11は、光ファイバF1を、ガイドローラ12,14,17を介してキャプスタン18へ搬送する。
巻取りボビン23は、キャプスタン18により引き取られた光ファイバF1を、ガイドローラ19,22を介して巻き取る。このとき、ガイドローラ22は、光ファイバF1の走行速度に対応した所定の速度でトラバースしている。なお、ガイドローラ22ではなく、巻取りボビン23をトラバースさせても良い。また、キャプスタン18から巻取りボビン23の間に所定の荷重を加え、スクリーニングを行うこととしても良い。
本実施形態の光ファイバ巻取り装置10においては、吸引装置である吸引ノズル20を、キャプスタン18の後段に備えている。吸引ノズル20は、パスラインに隣接して吸引口24を有しており、この吸引口24より光ファイバF1の異常部分を吸引する。吸引した異常部分の光ファイバF1は吸引下流に配置された吸引箱25内に溜められる。
次に、光ファイバ巻取り装置10における光ファイバの巻取方法について説明する。なお、具体的には、光ファイバF1の全長において、異常部分である不良部が中間部に2箇所有る場合を一例に説明する。
図2に示すように、光ファイバF1の全長(例えば、70km)において、巻開始端L1から中間部L2(例えば、20km)までを第1良好部F2、中間部L2から中間部L3(例えば、25km)までを第1不良部F3、中間部L3から中間部L4(例えば、50km)までを第2良好部F4、中間部L4から中間部L5(例えば、55km)までを第2不良部F5、中間部L5から巻終了端L6(70km)までを第3良好部F6とする。
(良好部巻取1)
先ず、第1良好部F2の巻取り開始端L1から第1の巻取りボビン23Aに巻き始める。このとき、線引きされ樹脂被覆を施した光ファイバF1は、サプライボビン11から繰り出され、ガイドローラ12,14,17を介してキャプスタン18により引き取られ、ガイドローラ19,22を介して巻取りボビン23Aに巻き取られる。その後、予めマーキングされた第1不良部F3の前端である中間部L2を確認して巻き取りを停止させる。これにより、第1良好部F2の第1の巻取りボビン23Aへの巻き取りが完了する。この際、巻取りボビン23Aは急停止させても、或いは減速停止させても良い。また、サプライボビン11は、減速停止させても、或いはそのままの速度で繰り出し続けても良い。
先ず、第1良好部F2の巻取り開始端L1から第1の巻取りボビン23Aに巻き始める。このとき、線引きされ樹脂被覆を施した光ファイバF1は、サプライボビン11から繰り出され、ガイドローラ12,14,17を介してキャプスタン18により引き取られ、ガイドローラ19,22を介して巻取りボビン23Aに巻き取られる。その後、予めマーキングされた第1不良部F3の前端である中間部L2を確認して巻き取りを停止させる。これにより、第1良好部F2の第1の巻取りボビン23Aへの巻き取りが完了する。この際、巻取りボビン23Aは急停止させても、或いは減速停止させても良い。また、サプライボビン11は、減速停止させても、或いはそのままの速度で繰り出し続けても良い。
(不良部吸引1)
次に、吸引ノズル20の吸引口24前で中間部L2を切断する。なお、巻取りボビン23Aを急停止させ、サプライボビン11を繰り出し続けている場合は、巻取りボビン23Aへの巻き取り終了後、直ぐに切断する必要がある。また、巻取りボビン23Aの減速停止に合わせてサプライボビン11も停止させている場合は、巻取りボビン23Aの停止後に切断することとしても良い。切断後は、サプライボビン11を再度繰り出し(若しくは繰り出し続け)、中間部L2の切断端から第1不良部F3を吸引ノズル20の吸引口24内に吸引し始める。その後、予めマーキングされた第1不良部F3の後端である中間部L3を確認して再度切断し、サプライボビン11を停止する。これにより、異常部分である第1不良部F3はパスラインから外れた位置に配置した吸引箱25内に除去される。
次に、吸引ノズル20の吸引口24前で中間部L2を切断する。なお、巻取りボビン23Aを急停止させ、サプライボビン11を繰り出し続けている場合は、巻取りボビン23Aへの巻き取り終了後、直ぐに切断する必要がある。また、巻取りボビン23Aの減速停止に合わせてサプライボビン11も停止させている場合は、巻取りボビン23Aの停止後に切断することとしても良い。切断後は、サプライボビン11を再度繰り出し(若しくは繰り出し続け)、中間部L2の切断端から第1不良部F3を吸引ノズル20の吸引口24内に吸引し始める。その後、予めマーキングされた第1不良部F3の後端である中間部L3を確認して再度切断し、サプライボビン11を停止する。これにより、異常部分である第1不良部F3はパスラインから外れた位置に配置した吸引箱25内に除去される。
(ボビン交換1)
次に、第1良好部F2を巻き取った第1の巻取りボビン23Aと第2の巻取りボビン23Bとを交換する。なお、このボビン交換は、前述した第1不良部F3の吸引と並行して行うことも可能である。このように、異常部分の吸引中に巻取りボビンを交換する作業を並行して行えば、トータルの巻き取り時間を短くすることができ、設備の稼働率を上げることが可能である。
次に、第1良好部F2を巻き取った第1の巻取りボビン23Aと第2の巻取りボビン23Bとを交換する。なお、このボビン交換は、前述した第1不良部F3の吸引と並行して行うことも可能である。このように、異常部分の吸引中に巻取りボビンを交換する作業を並行して行えば、トータルの巻き取り時間を短くすることができ、設備の稼働率を上げることが可能である。
(良好部巻取2)
次に、巻き取りを再開して、第2良好部F4の前端である中間部L3から第2の巻取りボビン23Bに巻き始める。その後、予めマーキングされた第2不良部F5の前端である中間部L4を確認して再び巻き取りを停止させる。これにより、第2良好部F4の第2の巻取りボビン23Bへの巻き取りが完了する。この際、巻取りボビン23Aの時と同様、巻取りボビン23Bは急停止させても、或いは減速停止させても良い。また、サプライボビン11は、減速停止させても、或いはそのままの速度で繰り出し続けても良い。
次に、巻き取りを再開して、第2良好部F4の前端である中間部L3から第2の巻取りボビン23Bに巻き始める。その後、予めマーキングされた第2不良部F5の前端である中間部L4を確認して再び巻き取りを停止させる。これにより、第2良好部F4の第2の巻取りボビン23Bへの巻き取りが完了する。この際、巻取りボビン23Aの時と同様、巻取りボビン23Bは急停止させても、或いは減速停止させても良い。また、サプライボビン11は、減速停止させても、或いはそのままの速度で繰り出し続けても良い。
(不良部吸引2)
次に、吸引ノズル20の吸引口24前で中間部L4を切断する。上述した不良部吸引1の工程と同様に、切断後、中間部L4の切断端から第2不良部F5を吸引ノズル20の吸引口24内に吸引し始める。その後、予めマーキングされた第2不良部F5の後端である中間部L5を確認して再度切断する。これにより、異常部分である第2不良部F5をパスラインから外れた位置に配置された吸引箱25内に除去することができる。
次に、吸引ノズル20の吸引口24前で中間部L4を切断する。上述した不良部吸引1の工程と同様に、切断後、中間部L4の切断端から第2不良部F5を吸引ノズル20の吸引口24内に吸引し始める。その後、予めマーキングされた第2不良部F5の後端である中間部L5を確認して再度切断する。これにより、異常部分である第2不良部F5をパスラインから外れた位置に配置された吸引箱25内に除去することができる。
(ボビン交換2)
次に、第2良好部F4を巻き取った第2の巻取りボビン23Bと第3の巻取りボビン23Cとを交換する。なお、このボビン交換は、上述したボビン交換1と同様に、前述した第2不良部F5の吸引と並行して行うことも可能である。
次に、第2良好部F4を巻き取った第2の巻取りボビン23Bと第3の巻取りボビン23Cとを交換する。なお、このボビン交換は、上述したボビン交換1と同様に、前述した第2不良部F5の吸引と並行して行うことも可能である。
(良好部巻取3)
次に、巻き取りを再開して、第3良好部F6の前端である中間部L5から第3の巻取りボビン23Cに巻き始める。そして、第3良好部F6の巻取り終了端L6までを第3の巻取りボビン23Cに巻き取ることで巻き取り作業が完了する。
次に、巻き取りを再開して、第3良好部F6の前端である中間部L5から第3の巻取りボビン23Cに巻き始める。そして、第3良好部F6の巻取り終了端L6までを第3の巻取りボビン23Cに巻き取ることで巻き取り作業が完了する。
以上のように、不良部が2箇所有る場合、1本の光ファイバF1から2箇所の不良部F3,F5を巻取りボビンに巻かずに吸引してそのまま吸引箱25に除去する。また、切断した3本の各良好部F2,F4,F6を3個の巻取りボビン23A,23B,23Cに巻き取るだけなので、巻取りボビンの交換も2回で済む。
なお、上述した光ファイバの巻取方法において、不良部が3箇所有る場合は、上記良好部巻取3の後に、不良部吸引3、ボビン交換3及び良好部巻取4が追加される。これにより、3箇所目の不良部を同様に巻取りボビンに巻かずに吸引して吸引箱25に除去するとともに、3回目のボビン交換により4本目の良好部を4個目の巻取りボビンに巻き取ることになる。
以下、不良部が4箇所以上の場合も同様な工程を追加することで、不良部の除去と良好部の巻き取りを、手間を掛けずに効率良く行うことができる。
上述したように本実施形態の光ファイバの巻取方法によれば、光ファイバの不良部を巻取りボビンに巻き取らずに、キャプスタン18の後段に設けた吸引ノズル20により吸引して吸引箱25に除去する。光ファイバの不良部をそのまま廃却することができるので、不良部を巻き取った巻取りボビンの運搬や、巻取りボビンから光ファイバの不良部を除去する手間を省くことができる。また、異常部分の吸引中に巻取りボビンを交換する作業を並行して行うことができるので、設備の稼働率を上げることもできる。このようにして、低コスト化を図ることができる。
なお、本発明に係る光ファイバの巻取方法において、上記では、線引きした光ファイバを巻き替える場合を例に説明したが、線引きした光ファイバを着色する場合、及び線引きした光ファイバを線引工程にて巻き取る場合にも、同様な巻取方法を適用することが可能である。
なお、本発明に係る光ファイバの巻取方法において、上記では、線引きした光ファイバを巻き替える場合を例に説明したが、線引きした光ファイバを着色する場合、及び線引きした光ファイバを線引工程にて巻き取る場合にも、同様な巻取方法を適用することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
10…光ファイバ巻取り装置、11…サプライボビン、18…キャプスタン、20…吸引ノズル(吸引装置)、23、23A、23B、23C…巻取りボビン、24…吸引口、25…吸引箱、F1…光ファイバ、F2…第1良好部、F3…第1不良部、F4…第2良好部、F5…第2不良部、F6…第3良好部、L1…巻開始端、L2、L3、L4、L5…中間部、L6…巻取り終了端
Claims (2)
- 線引きされた光ファイバを巻取りボビンに巻き取る光ファイバの巻取方法であって、
線引き工程中でマーキングされた異常部分は、巻取りボビンに巻き取らずに前記異常部分の手前で切断してキャプスタンの後段に配置した吸引装置により吸引し、前記異常部分前後の良好部のみを巻取りボビンに巻き取ることを特徴とする光ファイバの巻取方法。 - 前記光ファイバの異常部分の吸引は、前記巻取りボビンの交換と並行して行うことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの巻取方法。
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