「−」という記号は、共有結合を表し、別の基への結合点を示すためのラジカル基に使用することもある。化学構造において、−という記号は、一般に、分子中のメチル基を表すために使用される。
本明細書で使用されるとき、「約」という用語は、実験誤差に起因するばらつきを考慮することを意味する。本明細書で報告される全ての測定値は、特に明記しない限り、「約」という用語が明示的に使用されているか否かにかかわらず、「約」という用語によって修飾されることが理解される。本明細書で使用されるとき、単数形の「a」、「an」及び「the」は、文脈上、特に明確な指示のない限り、複数の指示対象を含む。
「アルキル」という用語は、直鎖または分岐鎖の炭化水素を意味する。アルキル基の代表的な例には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル及びヘキシルが挙げられる。典型的なアルキル基は、1〜8個の炭素原子を有するアルキル基であり、当該基は、一般に、C1〜8アルキルと表される。
「化合物」という用語は、本明細書で使用されるとき、記載の構造の全ての立体異性体、幾何異性体、互変異性体及び同位体を含むことを意味する。1つの特定の互変異性体として名称または構造によって特定される本明細書の化合物は、特に指定のない限り、他の互変異性体を含むことが意図される。
「シクロアルキル」という用語は、芳香族でない環式炭化水素を意味する。シクロアルキル基の代表的な例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルが挙げられる。シクロアルキル基は、1つ以上の二重結合を含有し得る。二重結合を含有するシクロアルキル基の代表的な例には、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニル及びシクロブタジエニルが挙げられる。一般的なシクロアルキル基は、C3〜8シクロアルキル基である。
「賦形剤」という用語は、本明細書で使用されるとき、典型的に製剤化及び/または患者への投与のために含める、医薬品活性成分(API)以外の任意の薬学的に許容される添加剤、担体、希釈剤、補助剤または他の成分を意味する。Handbook of Pharmaceutical Excipients,5th Edition,R.C.Rowe,P.J.Sheskey,and S.C.Owen,editors,Pharmaceutical Press,2005,Hardback,928,0853696187。
「患者」という用語は、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ヒツジ及びヒトなどの動物を含む対象を意味する。特定の患者は、哺乳動物である。患者という用語は、オス及びメスを含む。
「必要とする患者」という用語は、Mcl−1タンパク質が関与する癌などの1つ以上の疾患または病態を有するか、それを有するリスクのある患者を意味する。必要とする患者の特定は、対象または医療専門家の判断によるものであり得、主観的(例えば、見解)または客観的(例えば、検査または診断法で測定可能)であり得る。
「非経口投与」及び「非経口的に投与される」という文言は、本明細書で使用されるとき、経腸投与及び局所投与以外の、通常は注射による投与形態を意味し、限定するものではないが、静脈内、筋肉内、動脈内、脊髄内、嚢内、眼窩内、心臓内、皮内、腹腔内、経気管、皮下、表皮下、関節内、被膜下、くも膜下、髄腔内及び胸骨内の注射及び注入を含む。
非経口注射に適した組成物は、生理学的に許容される無菌の水性または非水性の溶液、分散液、懸濁液または乳濁液、及び無菌の注射用溶液または分散液中に再構成される無菌粉末を含み得る。好適な水性及び非水性の担体、希釈剤、溶媒またはビヒクルの例には、水、エタノール、ポリオール(プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロールなど)、これらの好適な混合物、植物油(オリーブ油など)及びオレイン酸エチルなどの注射可能な有機エステルが挙げられる。適切な流動性は、例えば、レシチンなどのコーティング剤の使用によって、分散液の場合には必要な粒径の維持によって、また界面活性剤の使用によって、維持することができる。
「薬学的に許容される」という用語は、適切な医学的見識の範囲内で、患者への投与に敵し、妥当な利益/リスク比に見合うようなリガンド、材料、組成物及び/または剤形を指すために本明細書で使用される。
本明細書で使用される「薬学的に許容される担体」という文言は、薬学的に許容される材料、組成物またはビヒクル、例えば、液体または固体の充填剤、希釈剤、賦形剤、溶媒またはカプセル化材料を意味する。本明細書で使用されるとき、「薬学的に許容される担体」という言葉は、薬剤の投与に適合する、緩衝液、注射用無菌水、溶媒、分散媒体、コーティング剤、抗菌剤、抗真菌剤、等張剤及び吸収遅延剤などを含む。それぞれの担体は、他の製剤成分と適合性があり、患者にとって有害でないという意味で、「許容される」ものでなければならない。薬学的に許容される担体として機能し得る材料のいくつかの例には、(1)ラクトース、グルコース及びスクロースなどの糖、(2)トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン及び置換または無置換のβ−シクロデキストリンなどのデンプン、(3)カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース及び酢酸セルロースなどのセルロース及びその誘導体、(4)トラガカント粉末、(5)麦芽、(6)ゼラチン、(7)タルク、(8)カカオ脂及び坐剤用ワックスなどの賦形剤、(9)ピーナッツ油、綿実油、サフラワー油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油及びダイズ油などの油、(10)プロピレングリコールなどのグリコール、(11)グリセリン、ソルビトール、マンニトール及びポリエチレングリコールなどのポリオール、(12)オレイン酸エチル及びラウリン酸エチルなどのエステル、(13)寒天、(14)水酸化マグネシウム及び水酸化アルミニウムなどの緩衝剤、(15)アルギン酸、(16)パイロジェンフリー水、(17)等張生理食塩水、(18)リンゲル溶液、(19)エチルアルコール、(20)リン酸緩衝液、ならびに(21)医薬製剤に採用される他の無毒性適合物質が挙げられる。いくつかの請求項において、本明細書で提供される医薬組成物は、非発熱性であり、すなわち、患者に投与したとき、顕著な温度上昇を誘発することがない。
「薬学的に許容される塩」という用語は、本明細書で提供される化合物の相対的に無毒性である無機酸及び有機酸の付加塩を指す。これらの塩は、本明細書で提供される化合物の最終的な単離及び精製中にin situで調製することができ、または化合物をその遊離塩基の形態で好適な有機酸または無機酸と個別に反応させることで形成される塩を単離することによって調製することができる。代表的な塩には、臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、硝酸塩、酢酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラウリン酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、リン酸塩、トシル酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ナフチル酸塩、メシル酸塩、グルコヘプトン酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリルスルホン酸塩及びアミノ酸塩などが含まれる(例えば、Berge et al.(1977)“Pharmaceutical Salts”,J.Pharm.Sci.66:1−19参照)。
本明細書で使用される「全身投与」、「全身投与される」、「末梢投与」及び「末梢投与される」という文言は、中枢神経系への直接投与以外の経路を介したリガンド、薬物または他の材料の投与であり、これにより、患者の系に入り、代謝及び他の同様のプロセスを受けるような投与、例えば、皮下投与を意味する。
「治療上有効な量」という用語は、特定の疾患または病態の1つ以上の症状を改善し、緩和し、または排除するか、特定の疾患または病態の1つ以上の症状の発症を予防し、または遅延させる化合物の量を意味する。
3.bが二重結合である、実施形態1もしくは2のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
4.bが単結合である、実施形態1もしくは2のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
5.ZがCである、実施形態1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
6.ZがNである、実施形態1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
7.QがOである、実施形態1〜6のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
8.QがSである、実施形態1〜6のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
9.WがC=Oである、実施形態1〜8のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
148.本発明の別の実施形態は、実施形態1〜147のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される単体または希釈剤とを含む医薬組成物を含む。
149.本発明の別の実施形態は、癌を治療する方法を含み、当該方法は、それを必要とする患者に対して、治療上有効な量の実施形態1〜147のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
151.癌が、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病からなる群から選択される、実施形態149に記載の方法。
160.癌が、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病からなる群から選択される、実施形態158に記載の化合物。
5.QがOである、実施形態1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその立体異性体、その薬学的に許容される塩、もしくはその立体異性体の薬学的に許容される塩。
93.本発明の別の実施形態は、実施形態1〜92のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される単体または希釈剤とを含む医薬組成物を含む。
94.本発明の別の実施形態は、癌を治療する方法を含み、当該方法は、それを必要とする患者に対して、治療上有効な量の実施形態1〜92のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
96.癌が、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病からなる群から選択される、実施形態94に記載の方法。
105.癌が、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病からなる群から選択される、実施形態102に記載の化合物。
本発明の別の実施形態は、上記または下記の実施形態のいずれかに関連して、Mcl−1を阻害するのに有効な量で式Iの化合物と細胞を接触させることを含む、細胞の骨髄細胞白血病1タンパク質(Mcl−1)を阻害する方法に関する。一実施形態において、接触させることは、in vitroである。別の実施形態において、接触させることは、in vivoである。一実施形態において、接触させることは、対象に化合物を投与することを含む。一実施形態において、投与することは、経口、非経口、注射、吸入、経皮または経粘膜である。一実施形態において、対象は、癌に罹患している。
本発明の一実施形態は、上記または下記の実施形態のいずれかに関連して、それを必要とする患者に対して、治療上有効な量の式Iの化合物、または式Iの化合物もしくはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される賦形剤とを含む医薬組成物を投与することを含む、癌の治療方法に関する。一実施形態において、癌は、血液悪性腫瘍である。一実施形態において、癌は、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病からなる群から選択される。一実施形態において、癌は、多発性骨髄腫である。別の実施形態において、方法は、それを必要とする患者に対して、治療上有効な量の少なくとも1つの追加の薬学的に活性な化合物を投与するステップを更に含む。一実施形態において、上記の実施形態のいずれかに関連して、追加の薬学的に活性な化合物は、カルフィルゾミブである。
いくつかの請求項において、本明細書で提供される化合物は、1つ以上の酸性官能基を含有し得るため、薬学的に許容される塩基と薬学的に許容される塩を形成することができる。これらの場合における「薬学的に許容される塩」という用語は、本明細書で提供される化合物の相対的に無毒性である無機塩基及び有機塩基の付加塩を指す。これらの塩も同様に、化合物の最終的な単離及び精製中にin situで調製することができ、または精製された化合物をその遊離酸の形態で、薬学的に許容される金属カチオンの水酸化物、炭酸塩もしくは炭酸水素塩などの好適な塩基、アンモニア、または薬学的に許容される一級、二級もしくは三級有機アミンと個別に反応させることによって調製することができる。代表的なアルカリ塩またはアルカリ土類塩には、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩及びアルミニウム塩などが含まれる。塩基付加塩の形成に有用である代表的な有機アミンには、エチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペラジンなどが含まれる(例えば、上掲のBerge et al.参照)。
薬学的に許容される抗酸化剤の例には、(1)水溶性抗酸化剤、例えば、アスコルビン酸、塩酸システイン、硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムなど、(2)油溶性抗酸化剤、例えば、パルミチン酸アスコルビル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、レシチン、没食子酸プロピル、α−トコフェロールなど、及び(3)金属キレート化剤、例えば、クエン酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ソルビトール、酒石酸、リン酸などが挙げられる。
医薬組成物は、保存剤、湿潤剤、乳化剤及び分散剤などの補助剤も含有し得る。例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール ソルビン酸などの様々な抗菌剤及び抗真菌剤を含めることによって、微生物の作用防止を担保することができる。糖などの浸透圧調整剤を組成物に含めることが望ましいこともある。更に、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンなどの吸収を遅らせる物質を含めることにより、注射可能な薬剤の持続的吸収をもたらすことができる。
場合によっては、1つ以上の本明細書で提供される化合物の作用を延長するために、皮下注射または筋肉注射からの化合物の吸収を遅らせることが望ましい。例えば、非経口的に投与される化合物の吸収遅延は、化合物を油性ビヒクル中に溶解または懸濁することによって達成することができる。
本発明の化合物は、治療上有効な量で患者に投与される。化合物は、単独で、または薬学的に許容される組成物もしくは製剤の一部として、投与することができる。更に、化合物または組成物は、例えばボーラス注射により全てを一度に投与してもよいし、一連の錠剤により複数回にして投与してもよいし、例えば経皮的送達を使用して一定期間にわたって実質的に均一に送達してもよい。化合物または組成物の用量は、時間の経過とともに変化し得る。全ての組み合わせ、送達方法及び投与順序が企図される。
本発明の化合物及びいくつかの請求項における他の追加の薬学的に活性な化合物は、患者に対して、経口、経直腸、非経口(例えば、静脈内、筋肉内または皮下)、大槽内、膣内、腹腔内、膀胱内、局所(例えば、散剤、軟膏剤または滴剤)またはバッカルもしくは鼻腔スプレーのいずれかで投与することができる。薬学的に活性な物質を投与するために当業者によって使用される方法が全て企図される。
本明細書の記載のとおりに調製された組成物は、当該技術分野において周知であるように、治療対象の疾患ならびに患者の年齢、状態及び体重に応じた種々の形態で投与することができる。例えば、組成物が経口投与される場合、組成物は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤またはシロップ剤として製剤化され得、非経口投与の場合には、注射(静脈内、筋肉内または皮下)、滴下注入製剤または坐剤として製剤化され得る。眼粘膜の経路による適用には、点眼薬または眼軟膏剤として製剤化され得る。これらの製剤は、本明細書に記載の方法と合わせて、従来の手段によって調製することができ、所望により、活性成分は、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯正剤、可溶化剤、懸濁助剤、乳化剤またはコーティング剤などの任意の従来の添加剤または賦形剤と混合してもよい。
経口投与に好適な製剤は、各々が活性成分として本明細書で提供される化合物を所定量で含有する、カプセル剤(例えば、ゼラチンカプセル剤)、カシェ剤、丸剤、錠剤、ロゼンジ剤(風味付けされた基剤、通常スクロース及びアラビアゴムまたはトラガカントを使用)、散剤、トローチ剤、顆粒剤の形態、または水性もしくは非水性液体中の液剤もしくは懸濁剤として、または水中油型もしくは油中水型の乳剤として、またはエリキシル剤もしくはシロップ剤として、または香錠として(ゼラチン及びグリセリン、またはスクロース及びアラビアゴムなどの不活性マトリックスを使用)及び/または含嗽薬などであってよい。組成物は、ボーラス、舐剤またはパスタ剤として投与されてもよい。経口組成物は、通常、不活性希釈剤または可食担体を含む。
薬学的に適合性のある結合剤及び/または補助剤材料を経口組成物の一部として含めることができる。経口投与用の固形製剤(カプセル剤、錠剤、丸剤、糖衣剤、散剤、顆粒剤など)の場合、活性成分は、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウムなどの1つ以上の薬学的に許容される担体及び/または以下のいずれかと混合することができる。(1)充填剤または増量剤、例えば、デンプン、シクロデキストリン、ラクトース、スクロース、サッカリン、グルコース、マンニトール及び/またはケイ酸、(2)結合剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、微結晶セルロース、トラガカントゴム、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロース及び/またはアラビアゴムなど、(3)保湿剤、例えば、グリセロール、(4)崩壊剤、例えば、寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモデンプン、トウモロコシデンプンまたはタピオカデンプン、アルギン酸、Primogel、特定のケイ酸塩及び炭酸ナトリウム、(5)溶解遅延剤、例えば、パラフィン、(6)吸収促進剤、例えば、第四級アンモニウム化合物、(7)湿潤剤、例えば、アセチルアルコール及びモノステアリン酸グリセロールなど、(8)吸収剤、例えば、カオリン及びベントナイト粘土、(9)滑沢剤、例えば、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、Sterotes、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム及びこれらの混合物、(10)流動促進剤、例えば、コロイド状二酸化ケイ素、(11)着色剤、ならびに(12)矯味剤、例えば、ペパーミント、サリチル酸メチルまたはオレンジ香料。カプセル剤、錠剤及び丸剤の場合、医薬組成物は、緩衝剤も含み得る。同様の種類の固形組成物も、ラクトースまたは乳糖及び高分子量のポリエチレングリコールなどの賦形剤を使用して、ソフト充填及びハード充填のゼラチンカプセル剤の充填剤として使用することができる。
錠剤は、任意選択により、1つ以上の副成分とともに、圧縮または成形によって製造することができる。圧縮錠は、結合剤(例えば、ゼラチンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤、崩壊剤(例えば、デンプングリコール酸ナトリウムまたは架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム)、界面活性剤または分散剤を使用して調製することができる。成形錠剤は、不活性液体希釈剤で湿らせた粉末状化合物の混合物を好適な機械で成形することによって製造することができる。
錠剤ならびに糖衣剤、カプセル剤、丸剤及び顆粒剤などの他の固形製剤は、任意選択により、割線を入れてもよいし、溶腸コーティング及び製剤分野でよく知られている他のコーティングなどのコーティング及びシェルを用いて調製されてもよい。固形製剤はまた、その中の活性成分の徐放または制御放出をもたらすために、例えば、所望の放出プロファイルを提供する様々な割合でヒドロキシプロピルメチルセルロース、他のポリマーマトリックス、リポソーム、ミクロスフェア及び/またはナノ粒子を使用して製剤化するができる。固形製剤は、例えば、細菌保持フィルターに通す濾過によって無菌化され得、または使用直前に滅菌水もしくは他の何らかの無菌の注射用媒体中に溶解することができる無菌の固形組成物の形態である無菌剤を組み込むことによって無菌化され得る。これらの組成物はまた、任意選択により乳白剤を含有してもよく、特定の胃腸管部分でのみ、または特定の胃腸管部分で優先的に活性成分(複数可)を任意選択により遅延方式で放出する組成物であってよい。使用することができる組み込み組成物の例には、ポリマー物質及びワックスが挙げられる。活性成分はまた、適切であれば、上記の賦形剤のうちの1つ以上とともにマイクロカプセル化された形態であってもよい。
経口投与用の液体製剤には、薬学的に許容される乳剤、マイクロエマルジョン、液剤、懸濁剤、シロップ剤及びエリキシル剤が含まれる。液体剤形は、活性成分に加えて、当該技術分野において一般的に使用される不活性希釈剤(例えば、水または他の溶媒など)、可溶化剤及び乳化剤(例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、油(特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、麦芽油、オリーブ油、ヒマシ油及びゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール及びソルビタンの脂肪酸エステル)ならびにこれらの混合物を含有し得る。
懸濁剤は、活性化合物(複数可)に加えて、懸濁化剤、例えば、エトキシル化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトール及びソルビタンエステル、微結晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天及びトラガカントならびにこれらの混合物を含有し得る。
非経口投与に適した医薬組成物は、1つ以上の本明細書で提供される化合物を、1つ以上の薬学的に許容される無菌の水性または非水性の溶液、分散液、懸濁液もしくは乳濁液、または使用直前に無菌の注射用溶液もしくは分散液中に再構成することができる無菌粉末と組み合わせて含むことができ、抗酸化剤、緩衝剤、静菌剤、目的のレシピエントの血液と製剤とを等張にする溶質または懸濁化剤もしくは増粘剤を含有し得る。
ある請求項において、静脈内投与用(IV)製剤は、pH範囲が8〜10内の緩衝溶液または非緩衝溶液として、ヒドロキシプロピルβシクロデキストリンを含有する組成物からなる。IV製剤は、すぐに注射可能な無菌溶液、静脈内投与用混合物にすぐ希釈できる無菌溶液または再構成用の無菌固体として製剤化することができる。IV製剤中のAPIは、遊離酸/塩基またはin situ塩として存在し得る。
本明細書で提供される医薬組成物に使用することができる好適な水性及び非水性担体の例には、注射用水(例えば、滅菌注射用水)、静菌性の水、エタノール、ポリオール(グリセロール、プロピレングリコール、液体ポリエチレングリコールなどのポリエチレングリコールなど)、滅菌緩衝液(クエン酸緩衝液など)及びこれらの好適な混合物、オリーブ油などの植物油、オレイン酸エチル及びCremophor EL(商標)(BASF(Parsippany,NJ))などの注射可能な有機エステルが挙げられる。全ての場合において、組成物は無菌でなければならず、容易に注射可能である程度の流動性を有する必要がある。適切な流動性は、例えば、レシチンなどのコーティング材料の使用によって、分散液の場合には必要な粒径の維持によって、また界面活性剤の使用によって、維持することができる。
組成物は、製造及び貯蔵条件下で安定でなければならず、細菌及び真菌などの微生物の汚染作用を受けないように保護されなければならない。微生物作用の防止は、種々の抗菌剤及び抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、アスコルビン酸、チメロサールなどにより行うことができる。多くの場合、等張化剤、例えば、糖、ポリアルコール、例えば、マンニトール、ソルビトール及び塩化ナトリウムなどを組成物中に含めることが好ましい。注射用組成物の持続的吸収は、例えば、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンといった吸収遅延剤を組成物中に含めることによってもたらすことができる。
無菌注射用溶液は、活性化合物を必要な量で、上述した成分の1つまたは組み合わせとともに、適切な溶媒中に組み込み、必要に応じて、続いて濾過滅菌することによって調製することができる。一般に、分散液は、活性化合物を無菌媒体中に組み込むことによって調製され、無菌媒体は、基本的な分散媒及び上述のものから必要な他の成分を含む。無菌注射用溶液を調製するための無菌粉末の場合、その調製方法は、フリーズドライ(凍結乾燥)であり、これにより、予め無菌濾過した当該溶液から、活性成分の粉末と任意の所望の追加成分の粉末が得られる。
注射用デポ剤は、ポリラクチド−ポリグリコリドなどの生分解性ポリマー中に、本明細書で提供される化合物のマイクロカプセルマトリックスまたはナノカプセルマトリックスを形成することによって製造することができる。薬物とポリマーの比及び使用される特定のポリマーの性質に応じて、薬物の放出速度を制御することができる。他の生分解性ポリマーの例には、ポリ(オルトエステル)及びポリ(無水物)が挙げられる。注射用デポ製剤はまた、体内組織に適合するリポソーム、マイクロエマルジョンまたはナノエマルジョン中に薬物を封入することによっても調製される。
吸入による投与の場合、化合物は、好適な噴射剤(例えば二酸化炭素などのガス)を含有する加圧容器もしくはディスペンサー、またはネブライザーによるエアゾールスプレーの形態で送達され得る。このような方法には、米国特許第6,468,798号に記載のものが含まれる。更に、特にHamajima et al.,Clin.Immunol.Immunopathol.,88(2),205−10(1998)に記載されているように、鼻腔内送達も実施することができる。リポソーム(例えば、その全体が参照により本明細書に援用される米国特許第6,472,375号に記載のもの)、マイクロカプセル化及びナノカプセル化も使用することができる。標的化生分解性微小粒子送達系または標的化生分解性ナノ粒子送達系もまた使用することができる(例えば、その全体が参照により本明細書に援用される米国特許第6,471,996号に記載のもの)。
本明細書に記載される治療用化合物の全身投与はまた、経粘膜または経皮的な手段によることもできる。本明細書で提供される化合物の局所投与または経皮的投与のための剤形には、散剤、スプレー剤、軟膏剤、パスタ剤、クリーム剤、ローション剤、ゲル剤、液剤、貼付剤及び吸入剤が含まれる。活性成分は、無菌条件下で、薬学的に許容される担体とともに、また必要とされ得る任意の保存剤、緩衝液または噴射剤とともに混合され得る。経粘膜投与または経皮的投与の場合、通過すべきバリアーに適した浸透剤を製剤に使用することができる。このような浸透剤は、一般に、当該技術分野において知られており、例えば、経粘膜投与には、界面活性剤、胆汁塩及びフシジン酸誘導体が含まれる。経粘膜投与は、鼻腔スプレーまたは坐剤の使用により実施することができる。経皮的投与の場合、活性化合物は、当該技術分野において一般に知られている軟膏剤、膏薬、ゲル剤またはクリーム剤へと製剤化される。
軟膏剤、パスタ剤、クリーム剤及びゲル剤は、1つ以上の本明細書で提供される化合物に加えて、動物性脂肪及び植物性脂肪、油、ワックス、パラフィン、デンプン、トラガカント、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、タルク及び酸化亜鉛またはこれらの混合物などの賦形剤を含有し得る。
散剤及びスプレー剤は、本明細書で提供される化合物に加えて、ラクトース、タルク、ケイ酸、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム及びポリアミド粉末またはこれらの物質の混合物などの賦形剤を含有し得る。スプレー剤は、通常の噴射剤、例えば、クロロフルオロ炭化水素ならびにブタン及びプロパンなどの揮発性無置換炭化水素を更に含有し得る。
本明細書で提供される化合物は、エアゾールによって投与することができる。これは、本明細書で提供される化合物または組成物を含有する水性エアゾール、リポソーム製剤または固体粒子を調製することによって達成される。非水性(例えば、フルオロカーボン噴射剤)懸濁液が使用され得る。いくつかの請求項において、化合物の分解をもたらすことがある剪断への薬剤の曝露を最小限に抑えるために、超音波式ネブライザーが使用される。
通常、水性エアゾール剤は、薬剤の水溶液または水性懸濁液を、従来の薬学的に許容される担体及び安定剤とともに配合することによって製造することができる。担体及び安定剤は、特定の組成物の要件で変わるが、典型的には、非イオン性界面活性剤(TWEEN(登録商標)(ポリソルベート)、PLURONIC(登録商標)(ポロキサマー)、ソルビタンエステル、レシチン、CREMOPHOR(登録商標)(ポリエトキシレート))、ポリエチレングリコールなどの薬学的に許容される共溶媒、血清アルブミンのような無害なタンパク質、ソルビタンエステル、オレイン酸、レシチン、グリシンなどのアミノ酸、緩衝剤、塩、糖または糖アルコールが含まれる。エアゾール剤は、一般に、等張性溶液から調製される。
経皮吸収型貼付剤は、本明細書で提供される化合物の体内への送達を制御できるという更なる利点を有する。このような剤形は、適切な媒体中に薬剤を溶解または分散させることによって製造することができる。化合物の皮膚透過量を増やすために、吸収促進剤を使用することもできる。かかる透過量は、速度制御膜を備えるか、ポリマーマトリックスまたはゲル中に化合物を分散させるかのいずれかによって制御することができる。
医薬組成物はまた、直腸及び/または膣送達のための坐剤または停留浣腸の形態で調製することもできる。坐剤として提供される製剤は、1つ以上の本明細書で提供される化合物を、1つ以上の好適な非刺激性の賦形剤または担体と混合することによって調製することができ、例えば、カカオ脂、グリセリド、ポリエチレングリコール、坐剤ワックスまたはサリチレートを含む。これらは、室温で固体であるが、体温で液体であり、したがって、直腸腔内または膣腔内で溶解して有効薬剤を放出する。経膣投与に好適な製剤には、当該技術分野に適切であることが知られている担体を含有する、ペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、パスタ、フォームまたはスプレーの製剤も含まれる。
ある請求項において、治療用化合物は、インプラント及びマイクロカプセル送達系を含む、制御放出製剤などの、治療用化合物が身体から急速に排泄されるのを防ぐ担体とともに調製される。エチレンビニルアセテート、ポリ無水物、ポリグリコール酸、コラーゲン、ポリオルトエステル及びポリ乳酸などの生分解性生体適合性ポリマーを使用することができる。このような製剤は、標準的な技術を使用して調製してもよいし、商業的に入手してもよい(例えば、Alza Corporation及びNova Pharmaceuticals,Inc.)。また、リポソーム懸濁液(細胞抗原に対するモノクローナル抗体を用いて、選択した細胞に標的化されたリポソームを含む)を薬学的に許容される担体として使用することもできる。これらは、当業者に知られた方法、例えば、米国特許第4,522,811号(全ての目的においてその全体を参照により本明細書に援用する)に記載の方法に従って調製することができる。
本発明の化合物は、Mcl−1の阻害によって媒介される疾患、障害または症状の治療に使用される。Mcl−1の阻害によって媒介される疾患、障害または症状の例には、癌が挙げられるが、これらに限定されない。癌の非限定的な例には、乳癌、大腸癌、皮膚癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、肺癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、多発性骨髄腫、白血病及び急性骨髄性白血病が挙げられる。
癌は、癌腫(皮膚細胞の外層及び細胞内膜に由来するもの、例えば、乳房、腎臓、肺、皮膚)、肉腫(骨、筋肉、軟骨及び血管などの結合組織から生じるもの)、及び血液悪性腫瘍(例えば、リンパ腫及び白血病、血液または脾臓、リンパ節及び骨髄などの造血器官から生じるもの)を含み得る。癌細胞は、例えば、腫瘍細胞、新生物性細胞、悪性細胞、転移性細胞及び過形成性細胞を含み得る。
一請求項において、疾患、障害または症状は、過剰増殖疾患、例えば、リンパ腫、白血病、癌腫(例えば、腎臓、乳房、肺、皮膚)、多発性骨髄腫または肉腫である。ある請求項において、白血病は、急性骨髄性白血病である。ある請求項において、過剰増殖疾患は、再発性の癌または難治性の癌である。
本明細書で提供される医薬組成物中の活性成分の実際の投与量は、患者に毒性を与えることなく、特定の患者、組成物及び投与方法に関して所望の治療応答を達成するのに有効である活性成分量が得られるように変化させてもよい。
具体的な用量及び用量範囲は、患者の要件、治療がなされる状態または疾患の重症度、使用される化合物(複数可)の薬物動態学的特徴、及び投与経路を含む、多数の因子に依存する。いくつかの請求項において、本明細書で提供される組成物は、非経口投与用の場合、他の物質とともに、本明細書で開示される化合物を約0.1〜10%w/v含有する水溶液として提供することができる。典型的な用量範囲としては、約0.01〜約50mg/kg体重/日であり得、1〜4回の分割用量で投与され得る。分割用量のそれぞれは、同一の化合物または異なる化合物を含有し得る。用量は、患者の全体的な健康状態、ならびに選択された化合物(複数可)の製剤及び投与経路を含むいくつかの因子に応じた治療上有効な量である。
本明細書に記載される化合物を0.005%〜100%の範囲で含有し、残部が非毒性担体から構成される製剤または組成物を調製することができる。これらの組成物の調製方法は、当業者に知られている。企図される組成物は、活性成分を約0.001%〜100%、ある請求項では約0.1〜約95%、別の請求項では約75〜約85%含有し得る。用量は、患者の症状、年齢及び体重、治療または予防がなされる疾患の性質及び重症度、薬物の投与経路及び形態に応じて変わるが、一般的に、化合物の1日用量は、ヒト成人患者で約0.01〜約3,000mgが推奨され、これは、単一用量または分割用量で投与することができる。担体材料と組み合わせて単一剤形を作製することができる活性成分の量は、一般に、治療効果をもたらす化合物の量である。
医薬組成物は、一度に投与してもよいし、多数の小用量に分割して時間の間隔を空けて投与されてもよい。正確な用量及び治療期間は、治療される疾患に応じて変化し、既知の試験プロトコルを用いて実験的に、またはin vivoもしくはin vitroでの試験データからの推測により決定することができることを理解されたい。濃度及び用量の値もまた、緩和すべき状態の重症度によって変動し得ることに留意されたい。いかなる特定の患者に関しても、具体的な投薬レジメンは、個々の必要性及び組成物の投与を管理または指示する者の専門的判断に従って経時的に調整されるべきであり、また、本明細書に記載される濃度範囲は、単なる例示であり、特許請求される組成物の範囲または実施を限定することを意図しないことも更に理解されたい。
所与の患者における治療有効性の観点から最も有効的な結果をもたらす組成物の正確な投与時間及び/または量は、特定の化合物の活性、薬物動態及びバイオアベイラビリティ、患者の生理学的状態(年齢、性別、疾患の種類及び段階、全体的な身体状態、所与の用量に対する応答性ならびに薬物の種類を含む)、投与経路などに依存する。しかしながら、上記のガイドラインは、例えば、投与の最適な時間及び/または量を決定するといった、治療を微調整するための基礎として使用することができ、これにより、患者のモニタリングならびに用量及び/またはタイミングの調整からなる日常的な試験を行う必要がなくなるであろう。
本発明の化合物は、単独で、本発明の他の化合物と組み合わせて、または他の薬学的に活性な化合物もしくは薬剤とともに投与することができる。他の薬学的に活性な化合物/薬剤は、本発明の化合物と同じ疾患または状態の治療を意図してもよいし、異なる疾患または状態の治療を意図してもよい。患者が複数の薬学的に活性な化合物または薬剤の投与を受ける予定であるか、投与を受けている場合、化合物は、同時投与されてもよいし、連続投与されてもよい。
1つ以上の追加の薬学的に活性な化合物または薬剤は、複数回投与レジメンの一部として、式Iの化合物とは別に投与されてもよい(例えば、連続的に、例えば、1つ以上の式Iの化合物(任意の亜属またはその特定の化合物を含む)の投与とは異なる重複スケジュールで)。他の請求項において、1つ以上の追加の化合物/薬剤は、単一の組成物中に式Iの化合物とともに混合された単一剤形の一部であり得る。更に別の請求項において、1つ以上の追加の化合物/薬剤は、1つ以上の式Iの化合物が投与されるのとほぼ同時に投与される別の用量として投与され得る(例えば、1つ以上の式Iの化合物(任意の亜属またはその特定の化合物を含む)の投与と同時に)。式Iの化合物と1つ以上の追加の化合物/薬剤はいずれも、約1〜100%の用量レベルで存在し得、より好ましくは単独療法レジメンで通常投与される用量の約5〜95%である。
特定の請求項において、追加の薬学的に活性な化合物/薬剤は、癌の治療に使用することができる化合物または薬剤である。例えば、追加の薬学的に活性な化合物/薬剤は、抗新生物薬、抗血管新生薬、化学療法薬及びペプチド癌治療薬から選択することができる。別の請求項において、抗新生物薬は、抗生物質型の薬剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、ホルモン剤、免疫剤、インターフェロン型薬剤、キナーゼ阻害剤、プロテアソーム阻害剤及びこれらの組み合わせから選択される。追加の薬学的に活性な化合物/薬剤は、従来の有機化学小分子であってもよいし、タンパク質、抗体、ペプチボディ、DNA、RNAなどの巨大分子またはこれらの巨大分子の断片であってよいことに留意されたい。
癌の治療に使用することができ、かつ1つ以上の本発明の化合物と組み合わせて使用することができる追加の薬学的に活性な化合物/薬剤の例には、アセマンナン、アクラルビシン、アルデスロイキン、アリトレチノイン、アミホスチン、アムルビシン、アムサクリン、アナグレリド、アルグラビン、三酸化二ヒ素、BAM002(Novelos)、ビカルタミド、ブロクスウリジン、セルモロイキン、セトロレリクス、クラドリビン、クロトリマゾール、シタラビン;DA3030(Dong−A)、ダクリズマブ、デニロイキンジフチトクス、デスロレリン、ジラゼプ、ドコサノール、ドキセルカルシフェロール、ドキシフルリジン、ブロモクリプチン、シタラビン、HITジクロフェナク、インターフェロンアルファ、トレチノイン、エデルホシン、エドレコロマブ、エフロルニチン、エミテフール、エピルビシン、エポエチンベータ、リン酸エトポシド、エクシスリンド、ファドロゾール、フィナステリド、リン酸フルダラビン、ホルメスタン、ホテムスチン、硝酸ガリウム、ゲムツズマブゾガマイシン、ギメラシル/オテラシル/テガフールの組み合わせ、グリコピン、ゴセレリン、ヘプタプラチン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、ヒト胎児アルファフェトプロテイン、イバンドロン酸、インターフェロンアルファ、天然型インターフェロンアルファ、インターフェロンアルファ−2、インターフェロンアルファ−2a、インターフェロンアルファ−2b、インターフェロンアルファ−N1、インターフェロンアルファ−n3、インターフェロンアルファコン−1、天然型インターフェロンアルファ、インターフェロンベータ、インターフェロンベータ−1a、インターフェロンベータ−1b、天然型インターフェロンガンマ、インターフェロンガンマ−1a、インターフェロンガンマ−1b、インターロイキン−1ベータ、ヨーベングアン、イルソグラジン、ランレオチド、LC9018(Yakult)、レフルノミド、レノグラスチム、硫酸レンチナン、レトロゾール、白血球アルファインターフェロン、リュープロレリン、レバミソール+フルオロウラシル、リアロゾール、ロバプラチン、ロニダミン、ロバスタチン、マソプロコール、メラルソプロール、メトクロプラミド、ミフェプリストン、ミルテホシン、ミリモスチム、不適合二本鎖RNA、ミトグアゾン、ミトラクトール、ミトキサントロン、モルグラモスチム、ナファレリン、ナロキソン+ペンタゾシン、ナルトグラスチム、ネダプラチン、ニルタミド、ノスカピン、新規赤血球生成刺激タンパク質、NSC631570オクトレオチド、オプレルベキン、オサテロン、パクリタキセル、パミドロン酸、ペグインターフェロンアルファ−2b、ペントスタチン、ピシバニール、ピラルビシン、ウサギ抗胸腺細胞ポリクローナル抗体、ポリエチレングリコールインターフェロンアルファ−2a、ポルフィマーナトリウム、ラルチトレキセド、ラスブリカーゼ、レニウムRe186エチドロネート、RIIレチンアミド、ロムルチド、サマリウム(153Sm)レキシドロナム、サルグラモスチム、シゾフラン、ソブゾキサン、ソネルミン、塩化ストロンチウム89、スラミン、タソネルミン、タザロテン、テガフール、テモポルフィン、テニポシド、テトラクロロデカオキシド、チマルファシン、チロトロピンアルファ、トレミフェン、ヨウ素131トシツモマブ、トレオスルファン、トレチノイン、トリロスタン、トリメトレキサート、トリプトレリン、トラメチニブ、天然型腫瘍壊死因子アルファ、ウベニメクス、膀胱癌ワクチン、丸山ワクチン、メラノーマ溶解物ワクチン、バルルビシン、ベルテポルフィン、ベルテポルフィン、ビルリジン、ジノスタチンスチマラマー、アバレリックス、AE941(Aeterna)、アンバムスチン、アンチセンスオリゴヌクレオチド、bcl−2(Genta)、APC8015(Dendreon)、デキサミノグルテチミド、ジアジクオン、EL532(Elan)、EM800(Endorecherche)、エニルウラシル、エタニダゾール、フェンレチニド、ガロシタビン、ガストリン17免疫原、HLA−B7遺伝子治療薬(Vical)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、ヒスタミン二塩酸塩、イブリツモマブチウキセタン、イロマスタット、IM862(Cytran)、インターロイキン−2、イプロキシフェン、LDI200(Milkhaus)、レリジスチム、リンツズマブ、CA125モノクローナル抗体(MAb)(Biomira)、癌MAb(Japan Pharmaceutical Development)、HER−2及びFc MAb(Medarex)、イディオタイプ105AD7 MAb(CRC Technology)、イディオタイプCEA MAb(Trilex)、LYM−1−ヨウ素131 MAb(Techniclone)、多形性上皮ムチン−イットリウム90 MAb(Antisoma)、マリマスタット、メノガリル、ミツモマブ、モテクサフィンガドリニウム、MX6(Galderma)、ノラトレキシド、P30タンパク質、ペグビソマント、ポルフィロマイシン、プリノマスタット、RL0903(Shire)、ルビテカン、サトラプラチン、フェニル酢酸ナトリウム、スパルホス酸、SRL172(SR Pharma)、SU5416(SUGEN)、TA077(Tanabe)、テトラチオモリブデート、タリブラスチン、トロンボポエチン、エチルエチオプルプリンスズ、チラパザミン、癌ワクチン(Biomira)、メラノーマワクチン、メラノーマ腫瘍崩壊産物ワクチン、ウイルスメラノーマ細胞溶解物ワクチン、バルスポダール、フルオロウラシル、5−フルオロウラシル、イマチニブ、アルトレタミン、クラジブリン、シクロホファミン、デカラジン、イリノテカン、ミトスマイシン、ミトキサン、トポテカン、ビノレルビン、ミスラム、イミキモド、アレムツズマブ、エキセメスタン、ベバシズマブ、セツキシマブ、アザシチジン、クロファラビン、デシタビン、デサチニブ、デクスラゾキサン、ドセタキセル、エピルビシン、オキサリプラチン、エルロチニブ、ラロキシフェン、フルベストラント、レトロゾール、ゲフィチニブ、ゲムツズマブ、トラスツズマブ、ゲフィチニブ、イクサベピロン、ラパチニブ、レナリドミド、アミノレブリン酸、テモゾロミド、ネララビン、ソラフェニブ、ニロチニブ、ペグアスパルガーゼ、ペメトレキセド、リツキシマブ、ダサチニブ、サリドマイド、ベキサロテン、テムシロリムス、ボルテゾミブ、カルフィルゾミブ、オプロゾミブ、ボリノスタット、カペシタビン、ゾレドロン酸、アナストロゾール、スニチニブ、アプレピタント及びネララビン、またはこれらの薬学的に許容される塩が挙げられる。
癌の治療に使用することができ、かつ1つ以上の本発明の化合物と組み合わせて使用することができる追加の薬学的に活性な化合物/薬剤には、エポエチンアルファ、ダルベポエチンアルファ、パニツムマブ、ペグフィルグラスチム、パリフェルミン、フィルグラスチム、デノスマブ、アンセスチム、AMG102、AMG386、AMG479、AMG655、AMG745、AMG951及びAMG706またはこれらの薬学的に許容される塩が含まれる。
特定の請求項において、本明細書で提供される組成物は、化学療法薬と一緒に投与される。好適な化学療法薬には、天然産物、例えば、ビンカアルカロイド(例えば、ビンブラスチン、ビンクリスチン及びビノレルビン)、パクリタキセル、エピジポドフィロトキシン(例えば、エトポシド及びテニポシド)、抗生物質(例えば、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD)、ダウノルビシン、ドキソルビシン及びイダルビシン)、アントラサイクリン、ミトキサントロン、ブレオマイシン、プリカマイシン(ミスラマイシン)、マイトマイシン、酵素(例えば、L−アスパラギンを全身性に代謝させ、細胞自身でアスパラギンを合成する能力を有さない細胞を欠乏させるL−アスパラギナーゼ)、抗血小板剤、抗増殖/抗有糸分裂アルキル化剤、例えば、ナイトロジェンマスタード(例えば、メクロレタミン、シクロホスファミド及びアナログ、メルファラン、ならびにクロラムブシル)、エチレンイミン及びメチルメラミン(例えば、ヘキサメチルメラミン及びチオテパ)、CDK阻害剤(例えば、セリシクリブ、UCN−01、P1446A−05、PD−0332991、ジナシクリブ、P27−00、AT−7519、RGB286638及びSCH727965)、スルホン酸アルキル(例えば、ブスルファン)、ニトロソウレア(例えば、カルムスチン(BCNU)及びアナログ、ならびにストレプトゾシン)、トラゼン−ダカルバジニン(DTIC)、抗増殖/抗有糸分裂代謝拮抗剤、例えば、葉酸アナログ(例えば、メトトレキサート)、ピリミジンアナログ(例えば、フルオロウラシル、フロクスウリジン及びシタラビン)、プリンアナログ及び関連阻害剤(例えば、メルカプトプリン、チオグアニン、ペントスタチン及び2−クロロデオキシアデノシン)、アロマターゼ阻害剤(例えば、アナストロゾール、エキセメスタン及びレトロゾール)、ならびに白金配位錯体(例えば、シスプラチン及びカルボプラチン)、プロカルバジン、ヒドロキシウレア、ミトタン、アミノグルテチミド、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤(例えば、トリコスタチン、酪酸ナトリウム、アピシダン、ヒドロキサミン酸サブエロイルアニリド、ボリノスタット、LBH589、ロミデプシン、ACY−1215及びパノビノスタット)、mTor阻害剤(例えば、テムシロリムス、エベロリムス、リダフォロリムス及びシロリムス)、KSP(Eg5)阻害剤(例えば、Array520)、DNA結合剤(例えば、Zalypsis)、PI3Kデルタ阻害剤(例えば、GS−1101及びTGR−1202)、PI3Kデルタ及びガンマ阻害剤(例えば、CAL−130)、多標的キナーゼ阻害剤(例えば、TG02及びソラフェニブ)、ホルモン(例えば、エストロゲン)及び黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)アゴニストなどのホルモンアゴニスト(例えば、ゴセレリン、リュープロリド及びトリプトレリン)、BAFF−中和抗体(例えば、LY2127399)、IKK阻害剤、p38MAPK阻害剤、抗IL−6(例えば、CNTO328)、テロメラーゼ阻害剤(例えば、GRN163L)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、MLN8237)、細胞表面モノクローナル抗体(例えば、抗CD38(HUMAX−CD38)、抗−CS1(例えば、エロツズマブ)、共有結合的阻害剤KRAS G12Cを含むKRAS阻害剤、トラメチニブを含むMEK阻害剤、HSP90阻害剤(例えば、17AAG及びKOS953)、P13K/Akt阻害剤(例えば、ペリフォシン)、Akt阻害剤(例えば、GSK−2141795)、PKC阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、FTI(例えば、Zarnestra(商標))、抗CD138(例えば、BT062)、Torc1/2特異的キナーゼ阻害剤(例えば、INK128)、キナーゼ阻害剤(例えば、GS−1101)、ER/UPR標的剤(例えば、MKC−3946)、cFMS阻害剤(例えば、ARRY−382)、JAK1/2阻害剤(例えば、CYT387)、PARP阻害剤(例えば、オラパリブ及びベリパリブ(ABT−888))、BCL−2アンタゴニストが含まれ得る。他の化学療法薬には、メクロレタミン、カンプトテシン、イホスファミド、タモキシフェン、ラロキシフェン、ゲムシタビン、ナベルビン、ソラフェニブまたは前述のものの任意のアナログもしくは誘導バリアントが含まれ得る。
特定の請求項において、本明細書で提供される医薬組成物は、ステロイドと一緒に投与される。好適なステロイドには、21−アセトキシプレグネノロン、アルクロメタゾン、アルゲストン、アムシノニド、ベクロメタゾン、ベタメタゾン、ブデソニド、クロロプレドニゾン、クロベタゾール、クロコルトロン、クロプレドノール、コルチコステロン、コルチゾン、コルチバゾール、デフラザコート、デソニド、デスオキシメタゾン、デキサメタゾン、ジフロラゾン、ジフルコルトロン、ジフプレドナート、エノキソロン、フルアザコート、フルクロロニド、フルメタゾン、フルニソリド、フルオシノロンアセトニド、フルオシノニド、フルオコルチンブチル、フルオコルトロン、フルオロメトロン、酢酸フルペロロン、酢酸フルプレドニデン、フルプレドニゾロン、フルランドレノリド、プロピオン酸フルチカゾン、ホルモコータル、ハルシノニド、プロピオン酸ハロベタゾール、ハロメタゾン、ヒドロコルチゾン、エタボン酸ロテプレドノール、マジプレドン、メドリゾン、メプレドニゾン、メチルプレドニゾロン、フロ酸モメタゾンパラメタゾン、プレドニカルベート、プレドニゾロン、プレドニゾロン25−ジエチルアミノ酢酸、リン酸プレドニゾロンナトリウム、プレドニゾン、プレドニバール、プレドニリデン、リメキソロン、チキソコルトール、トリアムシノロン、トリアムシノロンアセトニド、トリアムシノロンベネトニド、トリアムシノロンヘキサセトニドならびにこれらの塩及び/または誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。特定の請求項において、本発明の化合物は、悪心を治療する追加の薬学的に活性な薬剤と組み合わせて使用することができる。悪心の治療に使用することができる薬剤の例には、ドロナビノール、グラニセトロン、メトクロプラミド、オンダンセトロン及びプロクロルペラジンまたはこれらの薬学的に許容される塩が挙げられる。
本発明の一態様が、別個に投与され得る薬学的に活性な化合物を組み合わせて疾患/状態の治療を企図することから、本発明は、キット形態で別個の医薬組成物を組み合わせることに更に関する。キットは、2つの別個の医薬組成物:本発明の化合物及び第2の医薬化合物を含む。キットは、分割ボトルまたは分割ホイルパケットなどの別個の組成物を収容するための容器を含む。容器の更なる例には、シリンジ、箱及び袋が挙げられる。いくつかの請求項において、キットは、別個の構成成分の使用に関する説明書を含む。キット形態は、別個の構成成分が、好ましくは、異なる投与形態(例えば、経口及び非経口)で投与される場合、異なる投与間隔で投与される場合、または処方を行う医療専門家が組み合わせの個々の構成成分の用量設定を望むとき、特に有利である。
本発明の化合物は、薬学的に許容される塩、エステル、アミドまたはプロドラッグとして投与することができる。「塩」という用語は、本発明の化合物の無機塩及び有機塩を指す。塩は、化合物の最終的な単離及び精製中にin situで調製することができ、または精製した化合物をその遊離の塩基もしくは酸の形態で好適な有機または無機の塩基もしくは酸と個別に反応させることで形成される塩を単離することによって調製することができる。代表的な塩には、臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラウリン酸塩、ホウ酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、リン酸塩、トシル酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ナフチル酸塩、メシル酸塩、グルコヘプトン酸塩、ラクトビオン酸塩及びラウリルスルホン酸塩などが含まれる。塩は、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属及びアルカリ土類金属に基づくカチオン、ならびにアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミンなどを含むがこれらに限定されない非毒性のアンモニウム、四級アンモニウム及びアミンのカチオンを含み得る。例えば、S.M.Berge,et al.,“Pharmaceutical Salts,” J Pharm Sci,66:1−19(1977)を参照されたい。
「プロドラッグ」という用語は、in vivoで変換されて本発明の化合物をもたらす化合物を意味する。変換は、血液中での加水分解によるものなどの種々の機序によって生じ得る。プロドラッグの使用に関する考察は、T.Higuchi and W.Stella,“Pro−drugs as Novel Delivery Systems,” Vol.14 of the A.C.S.Symposium Series及びBioreversible Carriers in Drug Design,ed.Edward B.Roche,American Pharmaceutical Association and Pergamon Press,1987に記載されている。
本発明の化合物は、不斉中心またはキラル中心を含有し得ることから、異なる立体異性体形態で存在し得る。化合物の立体異性体形態及びラセミ混合物を含むその混合物の全てが本発明の一部を形成することが企図される。更に、本発明は、全ての幾何異性体及び位置異性体が企図される。例えば、化合物が二重結合を含む場合、シス体及びトランス体(それぞれZ及びEと記載される)の両方ならびに混合物が企図される。
ジアステレオマー混合物などの立体異性体の混合物は、その物理化学的相違に基づき、クロマトグラフィー及び/または分別結晶などの既知の方法によって、その個々の立体化学成分に分離することができる。エナンチオマーもまた、適切な光学的に活性の化合物(例えば、アルコール)との反応によりエナンチオマー混合物をジアステレオマー混合物に変換し、ジアステレオマーを分離し、個々のジアステレオマーを対応する純粋なエナンチオマーに変換する(例えば、加水分解する)ことによって分離することができる。
本発明の化合物は、非溶媒和形態だけでなく、水(水和物)、エタノールなどの薬学的に許容される溶媒との溶媒和形態で存在し得る。本発明は、溶媒和及び非溶媒和の両形態を企図し、これらを包含する。
本発明の化合物は、異なる互変異性形態で存在し得ることも可能である。本発明の化合物の全ての互変異性体が企図される。当業者であれば、本明細書に含まれる化合物の名称及び構造が、化合物の特定の互変異性体に基づき得ることを理解するであろう。特定の互変異性体に関する名称または構造のみが使用され得るが、特に指定しない限り、本発明は、全ての互変異性体を包含することが意図される。
本発明は、合成化学者によく知られているものなどの実験技術を使用してin vitroで合成される化合物または代謝、発酵、消化などによるin vivo技術を使用して合成される化合物を包含することも意図される。また、in vitro及びin vivoの技術を併用して本発明の化合物を合成することができることも企図される。
本発明の化合物は、結晶状態を含む様々な固体状態及び非晶質状態で存在することができる。本化合物の多形とも呼ばれる種々の結晶状態及び非晶質状態は、本発明の一部であることが企図される。
以下に示す実施例は、本発明の特定の請求項を例示するものである。これらの実施例は、代表例であることが意図され、いかなる形でも特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。
本実施例では、以下の略語が使用され得る。
〜 約
Ac アセテート
Ac2O 無水酢酸
AcOH 酢酸
Al2O3 酸化アルミニウム
br ブロード
Boc tert−ブチルオキシカルボニル
B(OiPr)3 ホウ酸トリイソプロピル
B(Oアリル)3 ホウ酸トリアリル
B(OCH2CF3)3 ホウ酸トリス(2,2,2−トリフルオロエチル)
B(On−Bu)3 ホウ酸トリ−n−ブチル
Calcd 計算値
CO2 二酸化炭素
CSA 10−カンファースルホン酸
d 日数またはダブレット
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DCE ジクロロエタン
DCM ジクロロメタン
DEA ジエチルアミン
Dess−Martinペルヨージナン 1,1,1−トリアセトキシ−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンゾヨードキソール−3−(1H)−オン
DIPEAまたはDIEA ジイソプロピルエチルアミン
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
EDC N−エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
eeまたはe.e. 鏡像体過剰率
ELISA 酵素結合免疫吸着法
eqまたはequiv 当量
ESIまたはES エレクトロスプレーイオン化
Et エチル
Et2O ジエチルエーテル
EtOAc 酢酸エチル
Et3N トリエチルアミン
EtOH エチルアルコール
EtI ヨウ化エチル
g グラム
GC ガスクロマトグラフィー
h 時間
H2 水素ガス
HCl 塩酸
1H NMR プロトン核磁気共鳴分光法
HATU 1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
H2O 水
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
H2SO4 硫酸
Hz ヘルツ
IP 腹腔内
IPA イソプロピルアルコール
K2CO3 炭酸カリウム
KF カールフィッシャー滴定
KHMDS カリウムヘキサメチルジシラジド
KOAc 酢酸カリウム
KOH 水酸化カリウム
K3PO4 リン酸カリウム
KOtBu カリウムt−ブトキシド
L リットル
LAH 水素化リチウムアルミニウム
LCMS、LC−MSまたはLC/MS 液体クロマトグラフィー質量分析
LHMDS リチウムヘキサメチルジシラジド
m マルチプレット
mm ミリメートル
M モル(mol/L)または質量
Me メチル
MeCN アセトニトリル
MeI ヨードメタン
MeOH メチルアルコール
MeTHF 2−メチルテトラヒドロフラン
Me3SI トリメチルスルホニウムヨージド
MeNH2 メチルアミン
Me2NH ジメチルアミン
mg ミリグラム
MgSO4 硫酸マグネシウム
MHz メガヘルツ
μm マイクロメートル
μL マイクロリットル
min 分
mL ミリリットル
mm ミリメートル
mol モル
MS 質量分析
MSA メタンスルホン酸
MsCl 塩化メタンスルホニル
MTBE メチルtert−ブチルエーテル
m/z 質量電荷比
N 規定度(Eq/L)
N2 窒素ガス
nBuLi n−ブチルリチウム
NaCl 塩化ナトリウム
Na2CO3 炭酸ナトリウム
NaHCO3 炭酸水素ナトリウム
NaH2PO4 リン酸二水素ナトリウム
NaNO2 亜硝酸ナトリウム
NaOH 水酸化ナトリウム
NaOtBu ナトリウムtert−ブトキシド
Na2SO4 硫酸ナトリウム
Na2S2O3 チオ硫酸ナトリウム
NH3 アンモニア、アザン
NH4Cl 塩化アンモニウム
NH4OH 水酸化アンモニウム
NMP 1−メチル−2−ピロリジノン
NMR 核磁気共鳴分光法
OMe メトキシ
PO 経口
+ve ポジティブ
Ph フェニル
PhMe トルエン
PMB p−メトキシベンジル
POCl3 塩化ホスホリル
ppm 百万分率
prep 分取
psi ポンド毎平方インチ
q カルテット
QD 1日1回
QNMR 定量NMR
Rac ラセミ
RBF 丸底フラスコ
RT、rtまたはr.t. 室温
s シングレット
sat.またはsatdまたはsat’d 飽和
SFC 超臨界流体クロマトグラフィー
SIMes 1,3−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−4,5−ジヒドロイミダゾール−2−イリデン
SiO2 シリカ
SOCl2 塩化チオニル
t トリプレット
TBDPS tert−ブチルジフェニルシリル
TBS tert−ブチルジメチルシリル
TEMPO (2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−イル)オキシダニル
t−BuOH tert−ブタノール
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
Ti(OiPr)4 チタンイソプロポキシド
TLC 薄層クロマトグラフィー
TsOH トルエンスルホン酸
UV 紫外線
v/v 1体積当たりの体積
wt% 重量%
液体に関してパーセント(%)が使用される場合、パーセントは、溶液に対する体積パーセントであることに留意されたい。固体に関して使用される場合は、固体組成物に対するパーセントである。
一般合成スキーム
特に指定しない限り、これらの化合物の調製に使用した出発物質及び試薬は、Aldrich Chemical Co.(Milwaukee,Wis.)などの商業的供給業者から入手可能であり、またはFieser and Fieser's Reagents for Organic Synthesis,Volumes 1−17(John Wiley and Sons,1991);Rodd's Chemistry of Carbon Compounds,Volumes 1−5 and Supplementals(Elsevier Science Publishers,1989);Organic Reactions,Volumes 1−40(John Wiley and Sons,1991)、March's Advanced Organic Chemistry(John Wiley and Sons,4th Edition)及びLarock's Comprehensive Organic Transformations(VCH Publishers Inc.,1989)などの参考文献に記載されている手順に従って、当業者に知られている方法により調製される。
以下の合成方法のための出発物質は、一般的方法及び中間体の一般合成に認めることができる。いくつかの出発物質及び中間体の合成は、それぞれ米国特許第9,562,061号及びPCT/US17/19336に開示されており、あらゆる目的のために、その全体を参照により本明細書に援用する。これらの合成方法は、本発明の化合物を合成することができるいくつかの方法の例示にすぎず、これらの方法に対して様々な変更を行うことができ、本開示を参照する当業者に想起されるであろう。出発物質及び中間体、ならびに反応の最終生成物は、所望により、限定するものではないが、濾過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィーなどを含む、従来技術を使用して、単離及び精製することができる。かかる物質は、物理定数及びスペクトルデータを含む、従来の手段を使用して特徴付けることができる。
別途異なる記載のない限り、本明細書に記載される反応は、大気圧で、約−78℃〜約150℃の温度範囲、より好ましくは約0℃〜約125℃、最も好ましくはほぼ室温(または周囲温度)、例えば約22℃で実施される。
IUPAC名は、ACD/Name v2015またはChemBioDraw Ultra 12のいずれかを使用して生成した。
一般的方法1:エノン合成
一般的方法2:エノン合成
一般的方法3:エポキシドを介したエノンのアルデヒドへの変換
一般的方法4:エポキシドを介したエノンのアルデヒドへの変換
一般的方法5:ジチアンを介したケトンのアルデヒドへの変換
一般的方法6:エポキシドを介したケトンのアミノアルコールへの変換
一般的方法7:エノンのアミノエーテルへの変換
一般的方法8:NaBH(OAc)
3による還元的アミノ化
一般的方法9:NaBH
4、Ti(OiPr)
4及びアミン塩による還元的アミノ化
一般的方法10:NaBH(OAc)
3及びアミン塩による還元的アミノ化
一般的方法11:NaBH(OAc)
3、Ti(OiPr)
4及びアミン塩による還元的アミノ化
一般的方法12:NaBH(OAc)
3及びAcOHによる還元的アミノ化
一般的方法13:NaBH
3CN及びAcOHによる還元的アミノ化
実施例1
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法3(工程1〜3)、一般的方法7(工程1)、一般的方法8(工程4)
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
熱電対、窒素注入口及びセプタムを備えた250mLの三口に、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(10.05g、15.48mmol)及びトリメチルスルホニウムヨージド(4.79g、23.47mmol)を充填した。ジメチルスルホキシド(80mL)及びテトラヒドロフラン(20mL)を加え、氷水浴を使用して反応物を5℃まで冷却した。反応物を1Mカリウムt−ブトキシドのTHF(39.0mL、39.0mmol)でシリンジにより20分間かけて処理した。反応物の反応を氷酢酸(2.20mL、38.1mmol)で停止し、1分間攪拌した。混合物を酢酸イソプロピル(200mL)中に注ぎ入れ、水(200mL)で洗浄した。水層を酢酸イソプロピル(100mL)で抽出し、合わせた有機層を水(3×200mL)、ブライン(60mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をDCM(2×200mL)と共沸し、次いで、DCM(40mL)中に溶解した。ヘプタン(400mL)を1時間かけて滴加し、次いで、混合物を30分間攪拌した。固体を濾過し、フリット上で窒素パージしながら3時間乾燥させて、8.60gの(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。1H NMR(400 MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 8.08(s,1H),7.72(d,J=8.41Hz,1H),7.22(d,J=0.98Hz,1H),7.19(dd,J=8.41,2.35Hz,1H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),6.83−6.95(m,2H),5.73−5.91(m,1H),5.60(d,J=15.26Hz,1H),4.20(q,J=7.24Hz,1H),4.01−4.14(m,2H),3.92(dd,J=15.45,4.50Hz,1H),3.73(br d,J=14.28Hz,1H),3.20(d,J=14.28Hz,1H),2.96(dd,J=15.55,6.55Hz,1H),2.65−2.85(m,2H),2.47(d,J=5.48Hz,1H),2.25−2.43(m,2H),1.73−2.08(m,9H),1.60−1.72(m,1H),1.33−1.44(m,4H),1.03(br d,J=5.87Hz,3H)。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
熱電対、窒素アダプター及びセプタムを備えた1Lの三口に、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(10.22g、16.72mmol)及び2−メチルテトラヒドロフラン(300mL)を充填した。ホウ酸トリエチル(50mL、291mmol)をシリンジにより加え、反応物を65℃に予熱したヒートブロック上に置いた。12時間後、反応物を室温まで一晩放冷した。反応混合物の反応を飽和NaHCO3(100mL)で停止し、10分間攪拌した。水層をEtOAc(3×50mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(330グラム))により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1→1:1)で溶出して精製し、6.27gの(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを得た。MS(ESI、正イオン)m/z 657.3(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
熱電対、窒素アダプター及びセプタムを備えた250mLの三口に、出発物質の(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(6.27g、7.54mmol)、DCM(50mL)及びジメチルスルホキシド(20mL)を充填した。溶液を氷浴中で冷却し(0℃)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.6mL、37.8mmol)を加え、続いて三酸化イオウピリジン錯体(3.02g、18.97mmol)を15分かけて分割して加えた。氷浴を取り外し、2時間、室温まで昇温させた。反応混合物を酢酸イソプロピル(200mL)中に注ぎ入れ、溶液を水(200mL)で洗浄した。水層をEtOAc(1×100mL)で抽出し、合わせた有機層を50%飽和NH4Cl(2×100mL)、水(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、薄黄色の固体を得た。固体をEtOAc中に溶解し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(220グラム))により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1→1:1)で溶出して精製し、4.44gの(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 655.3(M+1)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
アミン遊離塩基の調製:DCM(100mL)中に(S)−オクタヒドロピペラジノ[2,1−c]モルホリン二塩酸塩(7.04g、32.7mmol;Synthonix(Wake Forest,NC))を含む室温の懸濁液に、ナトリウムメトキシド(25重量%メタノール溶液、15mL、65.6mmol)を加え、反応物を2時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEtOAc(100mL)で1時間攪拌した。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(4.33g)を薄黄色の油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 3.70−3.82(m,1H),3.61−3.67(m,1H),3.52−3.60(m,1H),3.15(t,J=10.47Hz,1H),2.79−2.93(m,2H),2.60−2.71(m,2H),2.55(br d,J=11.54Hz,1H),2.27−2.39(m,2H),2.05−2.21(m,2H)。
1,2−ジクロロエタン(40mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(4.44g、6.51mmol)を含む室温の溶液に、1,2−ジクロロエタン(5mL)中に(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(2.91g、18.01mmol)を含む溶液を加え、反応物を2時間攪拌した。反応物にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.350g、1.651mmol)を固体のまま加えた。反応が完了するまで、追加のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.350g、1.651mmol)を加えた。反応物の反応を飽和NH4Cl(40mL)で停止し、層を分離した。水層をDCM(2×)で抽出し、合わせた有機層を1M KH2PO4(40mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、フリーザー内に保管した。残留物質をDCM中に溶解し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(330グラム))によりEtOAc:ヘプタン:MeOH:DCM(0:1:0:0→3:2:0:0→0:0:1:49→0:0:3:47)で溶出して精製し、3.63g(70%)のオフホワイト色の固体を得た。この物質をMeOH(15mL)で1時間攪拌した。粘稠なスラリーにMeOH(30mL)を加えて、良好な攪拌を維持した。更に1時間後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を真空下で乾燥させた。固体を窒素パージ/真空下で24時間乾燥させ、3.10gの(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z781.3(M+1)+。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 7.72(d,J=8.41Hz,1H),7.23(s,1H),7.17(dd,J=8.41,1.96Hz,1H),7.09(d,J=1.96Hz,1H),6.89(s,2H),5.58−5.75(m,1H),5.43(br d,J=15.85Hz,1H),4.15(q,J=6.85Hz,1H),4.07(s,2H),4.01(br d,J=15.45Hz,1H),3.74−3.82(m,1H),3.71(br d,J=14.08Hz,1H),3.54−3.66(m,3H),3.43−3.52(m,1H),3.27(d,J=14.28Hz,1H),3.17(br t,J=10.37Hz,1H),2.89−3.03(m,2H),2.72−2.85(m,2H),2.58−2.71(m,2H),2.54(m,2H),2.48(br d,J=14.28Hz,1H),2.20−2.40(m,5H),2.03−2.20(m,4H),1.65−2.00(m,6H),1.54−1.64(m,2H),1.41(d,J=7.24Hz,3H),1.30−1.38(m,4H),1.01(br d,J=5.67Hz,3H)。
実施例2
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
1,2−ジクロロエタン(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.050g、0.076mmol)を含む室温の溶液に、1−(オキセタン−3−イル)ピペラジン(0.100mL、0.823mmol、Astatech,Inc.(Bristol PA))をシリンジにより加え、反応物を1時間攪拌した。反応物にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.050g、0.236mmol)を固体のまま加え、反応物を一晩攪拌した。反応物の反応をpH7の緩衝液で停止し、層を分離した。水層をDCM(3×)で抽出し、合わせた有機層を減圧下で濃縮した。残渣をMeOH中に溶解し、逆相HPLC(Gilson;Gemini−NX 10m C18 110Å AXIA、100×50mmカラム)により0.1%TFA−H2O:0.1%TFA CH3CN(7:3→5:95)で溶出して精製した。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、pH7の緩衝液(1M KH2PO4/1M K2HPO4;5mL)で処理し、層を分離した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、減圧下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(47mg、79%)を白色の結晶性固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z781.2(M+1)+。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm8.07(br s,1H),7.71(d,J=8.41Hz,1H),7.23(s,1H),7.17(dd,J=8.51,2.25Hz,1H),7.08(d,J=2.15Hz,1H),6.82−6.93(m,2H),5.61−5.78(m,1H),5.45(br d,J=15.85Hz,1H),4.56−4.66(m,2H),4.44−4.54(m,2H),4.15(br d,J=7.04Hz,1H),4.03−4.10(m,2H),3.99(br d,J=14.67Hz,1H),3.70(br d,J=14.28Hz,1H),3.61(quin,J=7.24Hz,1H),3.35−3.52(m,2H),3.26(d,J=14.28Hz,1H),2.95(br dd,J=14.87,9.98Hz,1H),2.72−2.85(m,2H),2.59−2.71(m,2H),2.46−2.57(m,4H),2.24−2.41(m,4H),2.02−2.19(m,4H),1.78−1.98(m,3H),1.70(br s,1H),1.57(br d,J=6.26Hz,4H),1.29−1.45(m,7H),1.00(br d,J=5.09Hz,3H)。
実施例3
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法5(工程1〜3)
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
250mLの丸底フラスコに、1,3−ジチアン(4.79g、39.8mmol)及びTHF(100mL)を加えた。混合物を−78℃まで冷却し、n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液、22.5mL、36.1mmol)を8分かけて加えた。溶液を−78℃の浴中で30分間攪拌した。別個の100mLのフラスコに、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド及びTHF(5mL)を加えた。これに塩化ランタン(III)ビス(塩化リチウム)錯体溶液(0.6M THF、60.1mL、36.1mmol)を加え、これを室温で5分間攪拌した。次いで、溶液を−78℃まで冷却し、ジチアン溶液をカニューレにより加えた。−78℃で2.5時間後、溶液を飽和NH4Cl及び水で処理した。溶液のpHを10%クエン酸水溶液及びNaHCO3水溶液でpH=4に調整した。溶液をEtOAcで抽出し、合わせた抽出物をセライトに通して濾過した。濾液を水及びブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物を茶色の油状物として得た。これを次の工程に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z717.5(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(6.81g、9.49mmol)及びTHF(100mL)を加えた。混合物を0℃まで冷却し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1M THF、38.0mL、38.0mmol)を10分かけて加えた。溶液を0℃で5分間攪拌し、次いで、ヨードメタン(2.36mL、38.0mmol)を3分かけて加えた。0℃で2.5時間後、溶液を飽和NH4Cl中に注ぎ入れ、pHを1Mクエン酸で4に調整した。溶液をEtOAcで抽出し、合わせた抽出物をブラインで洗浄し、(Na2SO4)で乾燥させ、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜35%EtOAc/ヘプタン、両方とも0.3%AcOH(v/v)含有、330gのRedi−Sep Goldカラム)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.66g、2.27mmol、収率24%)、MS(ESI、正イオン)m/z731.5(M+H)+及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(4.69g、6.41mmol、収率68%)、MS(ESI、正イオン)m/z 731.5(M+H)+を得た。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
還流冷却器を備えた250mLの丸底フラスコに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.63g、2.23mmol)、アセトニトリル(40mL)及び水(10mL)を加えた。混合物を50℃に加熱し、炭酸カルシウム(1.12g、11.1mmol)及びヨードメタン(1.38mL、22.3mmol)を加えた。50℃で23時間後、溶液を飽和NH4Cl及び水中に注ぎ入れ、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜40%EtOAc/ヘプタン(両方とも0.3%AcOH含有)、Silicycle HP 120gカラム)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(1.34g、2.09mmol、収率94%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 641.3(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.135g、0.211mmol)、1,2−ジクロロエタン(2.0mL)及び1−(オキセタン−3−イル)ピペラジン(0.090g、0.632mmol、AstaTech,Inc.)を加えた。溶液を室温で1時間攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.011g、0.053mmol)を加えた。室温で一晩攪拌した後、反応が完了するまで、追加分量のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.011g、0.053mmol)を加えた。反応物の反応をMeOHで注意深く停止し、1時間攪拌し、次いで、分取HPLC精製のために濾過した。溶液を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna 5μ C18、100Å、150×20mm;溶媒:A=水(0.1%TFA)、B=(R)(0.1%TFA)、30mL/分、30%B〜100%Bで18分後、100%Bで2分)により精製し、生成物を含有するフラクションをpH7の水性緩衝液(KH2PO4/K2HPO4ベース)で処理し、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た(0.101g、0.132mmol、収率63%)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm7.72(d,J=9.8Hz,1H),7.25(br s,1H),7.16(br d,J=8.6Hz,1H),7.09(s,1H),6.89(s,2H),5.62(br s,1H),5.37(br d,J=14.9Hz,1H),4.56−4.66(m,2H),4.52(br t,J=5.9Hz,2H),4.12(br d,J=6.5Hz,1H),4.06(s,2H),3.98(br d,J=14.9Hz,1H),3.70(br d,J=14.1Hz,1H),3.40−3.52(m,1H),3.36(s,3H),3.19−3.30(m,1H),2.90−3.03(m,1H),2.64−2.85(m,4H),2.45−2.63(m,5H),2.26−2.41(m,4H),2.15−2.25(m,1H),2.02−2.15(m,3H),1.78−1.99(m,4H),1.66−1.76(m,1H),1.49−1.64(m,2H),1.40(br d,J=7.2Hz,4H),1.01(br d,J=5.7Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 767.3(M+H)+。
実施例4
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9AS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−C][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法9
100mLの三口フラスコに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.486g、0.758mmol)、DCM(20mL)及びエタノール(8.0mL)を加えた。この溶液に(9aS)−オクタヒドロピペラジノ[2,1−c]モルホリン二塩酸塩(1.96g、9.10mmol)を加え、続いて、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.0mL、22.7mmol)を加えた。溶液にチタン(iv)イソプロポキシド(2.24mL、7.58mmol)を加えた。溶液を室温で17時間攪拌した。この溶液に水素化ホウ素ナトリウム(0.143g、3.79mmol)を3部に分けて加えた。反応混合物を室温で攪拌した。18時間後、追加の水素化ホウ素ナトリウム(35mg)を加え、室温で更に24時間攪拌し続けた。反応物の反応を飽和NH4Clで注意深く停止し、次いで、pH7の水性緩衝液(KH2PO4/K2HPO4ベース)で希釈し、セライトに通して濾過し、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、白色固体を得た。固体を分取HPLC(カラム:Phenomenex Gemini C18 110Å、100×50mm;溶媒:A=水(0.1%TFA)、B=(R)(0.1%TFA)、100mL/分、10%B〜100%Bで11分後、100%Bで2分)により精製し、生成物を含有するフラクションをpH7の水性緩衝液(KH2PO4/K2HPO4ベース)で処理し、濃縮してアセトニトリルを除去し、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た(0.478g、0.622mmol、収率82%)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 7.72(d,J=8.6Hz,1H),7.26(s,1H),7.17(dd,J=8.5,2.2Hz,1H),7.09(d,J=2.3Hz,1H),6.85−6.93(m,2H),5.57−5.68(m,1H),5.35(s,1H),4.08−4.17(m,1H),4.07(s,2H),3.96−4.04(m,1H),3.78(br d,J=9.6Hz,1H),3.70(br d,J=14.3Hz,1H),3.59(br d,J=10.8Hz,2H),3.35(s,3H),3.25(d,J=14.3Hz,1H),3.17(br s,1H),2.88−3.06(m,2H),2.72−2.81(m,2H),2.58−2.67(m,2H),2.45−2.54(m,3H),2.30−2.37(m,2H),2.17−2.27(m,3H),2.07−2.14(m,2H),2.03−2.07(m,1H),1.90−1.99(m,2H),1.81−1.90(m,2H),1.66−1.75(m,1H),1.48−1.65(m,4H),1.36−1.44(m,4H),1.02(d,J=6.1Hz,3H)MS(ESI、正イオン)m/z 767.7(M+H)+。
実施例5
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.135g、0.211mmol)、1,2−ジクロロエタン(2mL)及び1−イソプロピルピペラジン(0.090mL、0.632mmol、Across Organics)を加えた。溶液を室温で1時間攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.011g、0.053mmol)を加えた。室温で2時間後、反応が完了するまで、追加の0.25当量部のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムを加えた(合計4回)。反応物混合物の反応をMeOHで注意深く停止し、1時間攪拌し、次いで、分取HPLC精製のために濾過した。溶液を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18、100Å、150×21.20mm;溶媒:A=水(0.1%TFA)、B=(R)(0.1%TFA)、30mL/分、30%B〜100%Bで18分後、100%Bで2分)により精製し、生成物を含有するフラクションをpH7の水性緩衝液(KH2PO4/K2HPO4ベース)で処理し、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た(0.0855g、0.113mmol、収率54%)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm7.76(d,J=8.6Hz,1H),7.30(s,1H),7.20(br d,J=8.4Hz,1H),7.13(s,1H),7.00(d,J=8.2Hz,1H),6.92(d,J=9.0Hz,1H),5.63−5.74(m,1H),5.49(d,J=15.8Hz,1H),4.10(s,2H),3.96−4.05(m,2H),3.74(br d,J=14.3Hz,1H),3.46(s,1H),3.38−3.43(m,1H),3.37(s,3H),3.30(br d,J=14.3Hz,1H),2.96−3.04(m,2H),2.85−2.94(m,2H),2.77−2.84(m,2H),2.54−2.68(m,3H),2.36−2.43(m,1H),2.23−2.35(m,2H),2.14−2.23(m,2H),2.06−2.14(m,2H),1.83−2.03(m,4H),1.50−1.76(m,4H),1.35−1.47(m,10H),1.05(d,J=6.7Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 753.2(M+H)+。
実施例6
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−7’−((4−TERT−ブチル−1−ピペラジニル)メチル)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド、0.035g、0.053mmol)、1,2−ジクロロエタン(0.7mL)及びN−t−ブチルピペラジン(0.026mL、0.160mmol、Oakwood Products,Inc.)を加えた。溶液を室温で30分間攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.83mg、0.013mmol)を加えた。反応物を室温で攪拌した。1時間後、反応が完了するまで、追加分量のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.83mg、0.013mmol)を1時間ごとに加えた。反応物の反応をMeOHで注意深く停止し、30分間攪拌し、次いで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜10%MeOH/CH2Cl2)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−7’−((4−tert−ブチル−1−ピペラジニル)メチル)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た(0.0284g、0.036mmol、収率68%)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 7.73(d,J=8.6Hz,1H),7.31(s,1H),7.16(dd,J=8.5,2.2Hz,1H),7.08(d,J=2.2Hz,1H),7.02(br d,J=8.0Hz,1H),6.84(d,J=8.2Hz,1H),5.55−5.74(m,2H),3.96−4.10(m,3H),3.79(br s,1H),3.69(br d,J=14.5Hz,1H),3.50−3.65(m,1H),3.34−3.45(m,1H),3.30(d,J=14.3Hz,1H),2.94−3.04(m,1H),2.73−2.80(m,2H),2.58−2.68(m,3H),2.45−2.57(m,3H),2.29−2.35(m,1H),2.03−2.18(m,4H),1.90−1.98(m,2H),1.81−1.90(m,2H),1.55−1.70(m,3H),1.45−1.53(m,1H),1.34−1.44(m,1H),1.24−1.31(m,9H),1.17−1.24(m,9H),1.00(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 781.3(M+H)+。
実施例7
(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法6(工程1〜2)
工程1:(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DMSO(1.5mL)中に(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(100mg、0.167mmol)及びトリメチルスルホキソニウムヨージド(38.6mg、0.175mmol)を含む攪拌溶液に、水酸化カリウム(33.0mg、0.501mmol)を室温で加えた。得られた混合物を室温で18時間攪拌した。混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液中に注ぎ入れ、EtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、10%〜100%EtOAc/ヘキサンで溶出して、(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(72mg、0.117mmol、収率70%)をジアステレオマーの混合物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 613.1(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
密封したマイクロ波反応容器内のEtOH(6.0mL)中の(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(840mg、1.37mmol)、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン二塩酸塩(1.47g、6.85mmol)及びトリエチルアミン(3.00mL、21.6mmol)の混合物をマイクロ波反応条件(24時間、90℃)に供した。粗製混合物をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜20%MeOH/DCMで溶出して、2つのエピマーのβ−ヒドロキシルアミン生成物の不純混合物を得た。これをSFCによる分離にかけた(カラム:MSA、移動相:65:35(A:B)アイソクラティック、A:液体CO2、B:メタノール(20mM NH3)、流量:70g/分、カラム/オーブン温度:40℃、検出:240nmのUV)。逆相分取HPLCとSFCカラムのいずれにおいても最初に溶出するエピマーを回収し、12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0〜20%MeOH/DCMで溶出して、(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(340mg、0.45mmol、収率33%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.72(d,J=8.61Hz,1H),7.17(dd,J=2.15,8.41Hz,1H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),7.01(s,1H),6.91−6.99(m,2H),4.04−4.15(m,3H),3.87(br d,J=15.06Hz,1H),3.78(dd,J=2.93,11.15Hz,1H),3.69(br d,J=14.28Hz,1H),3.56−3.65(m,2H),3.16−3.27(m,2H),3.00(br dd,J=8.71,15.16Hz,1H),2.87(br d,J=9.98Hz,1H),2.59−2.79(m,7H),2.44−2.54(m,3H),2.23−2.41(m,4H),1.98−2.12(m,3H),1.87−1.96(m,2H),1.80−1.86(m,1H),1.69−1.78(m,2H),1.55(br dd,J=9.29,13.79Hz,3H),1.20−1.44(m,9H),0.98(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 755.3(M+H)+。
実施例8
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(R)−tert−ブチル 4−イソプロピル−3−メチルピペラジン−1−カルボキシレート
DCM(4.0mL)中に(R)−1−boc−3−メチル−ピペラジン(630mg、3.15mmol)及びアセトン(3.0mL、40.9mmol)を含む混合物を10分間攪拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1333mg、6.29mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で2.5日間攪拌した。MeOH(0.5mL)を反応物に加え、混合物を5分間攪拌し、次いで、シリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、2%〜20%MeOH/DCMで溶出して、(R)−tert−ブチル 4−イソプロピル−3−メチルピペラジン−1−カルボキシレート(0.72g、2.97mmol、収率94%)を無色の油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ3.54−3.90(m,2H),3.25(td,J=6.41,13.01Hz,1H),3.02(br s,1H),2.64−2.84(m,2H),2.52−2.63(m,1H),2.19−2.34(m,1H),1.43(s,9H),1.10(d,J=6.65Hz,3H),1.04(d,J=6.26Hz,3H),0.90(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z243.2(M+H)+。
工程2:(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジン ビス−TFA塩
DCM(10mL)中に(R)−tert−ブチル 4−イソプロピル−3−メチルピペラジン−1−カルボキシレート(670mg、2.76mmol)を含む攪拌溶液にトリフルオロ酢酸(3.0mL、40mmol)を室温で加えた。得られた混合物を室温で40分間攪拌した。揮発性物質を除去し、残渣を高真空に供して、(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジン ビス−TFA塩をオフホワイト色の固体として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ11.33−12.07(m,2H),10.45−11.02(m,1H),3.88−4.10(m,3H),3.72−3.86(m,2H),3.49−3.65(m,3H),1.46(dd,J=6.46,12.91Hz,6H),1.31(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 143.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DCM(1.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(20mg、0.031mmol)及び(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジン ビス−TFA塩(76.2mg、0.206mmol)を含む攪拌混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.50mL、2.9mmol)を加えた。得られた混合物を室温で10分間攪拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(26.4mg、0.125mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で25時間攪拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を溶解し、MeOH中に取り、分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 10μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);35〜90%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、24分中15分のグラジエント法)に供し、凍結乾燥後、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(17.6mg、0.020mmol、収率64%)を白色固体のTFA塩として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ8.08(br s,1H),7.71(d,J=8.61Hz,1H),7.11−7.20(m,2H),7.09(d,J=1.76Hz,1H),6.90(s,2H),5.78−5.96(m,1H),5.47(br d,J=15.65Hz,1H),4.13−4.26(m,1H),4.07(s,2H),3.82−3.99(m,2H),3.58−3.77(m,2H),3.20−3.51(m,9H),2.92−3.04(m,1H),2.74−2.82(m,3H),2.51−2.62(m,2H),2.02−2.18(m,6H),1.85−1.97(m,3H),1.72−1.79(m,1H),1.55−1.68(m,2H),1.35−1.45(m,10H),1.24(d,J=6.85Hz,3H),1.02(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 767.2(M+H)+。
実施例9
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法10
1ドラムのバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(12mg、0.018mmol)を入れ、続いて、DCM(1.5mL)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.60mL、3.5mmol)中に(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジン 2,2,2−トリフルオロアセテート(46.9mg、0.126mmol)を含む溶液を入れた。得られた混合物を室温で10分間攪拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(16mg、0.073mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で58時間攪拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を溶解し、MeOH中に取り、分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 10μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);20%〜90%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、24分中15分のグラジエント法)に供し、凍結乾燥後、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(11.2mg、0.013mmol、収率70%)を白色固体のTFA塩として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ8.05(br s,1H),7.71(d,J=8.61Hz,1H),7.17(dd,J=2.25,8.51Hz,1H),7.08−7.13(m,2H),6.90(s,2H),5.94−6.08(m,1H),5.55−5.64(m,1H),4.20−4.29(m,1H),4.08(s,2H),3.85−3.92(m,2H),3.70−3.83(m,2H),3.62−3.68(m,1H),3.46−3.58(m,3H),3.33(br d,J=4.50Hz,2H),3.26(d,J=14.28Hz,1H),2.99(br dd,J=10.07,14.57Hz,2H),2.73−2.87(m,3H),2.57(br dd,J=7.92,14.18Hz,2H),2.11−2.18(m,3H),2.06(br d,J=13.89Hz,2H),1.86−1.98(m,4H),1.79(br d,J=8.02Hz,1H),1.67(br d,J=4.89Hz,2H),1.37−1.45(m,13H),1.24(d,J=6.65Hz,3H),1.01(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 781.2(M+H)+。
実施例10
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9AR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−A]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法7(工程1〜2)
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9AR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−A]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
アミン遊離塩基の調製:150mLの丸底フラスコに、(R)−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジノ二塩酸塩(5.0g、23.5mmol、WuXi)及びメタノール(30mL)を加えた。室温の溶液にナトリウムメトキシド(25重量%メタノール溶液、14.0mL、58.6mmol)に2分かけて加えた。溶液を室温で10分間攪拌し、次いで、濃縮した。この物質を2−メチルテトラヒドロフランで処理して懸濁液を得、次いで、濾過した。濾液を濃縮すると、粘稠な茶色の油状物が形成された。油状物を2−メチルテトラヒドロフラン及びヘプタンで処理し、シリンジフィルターを通して濾過し、次いで、濃縮して、(R)−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン(3.4g)を茶色の半固体として得た。
250mLの三口フラスコに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(4.75g、7.77mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(1.49g、15.5mmol)及び2−メチルテトラヒドロフラン(40mL)を加えた。溶液に(R)−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン(1.64g、11.7mmol)を加えた。次いで、反応混合物を65℃で1日加熱した。溶液を室温まで放冷し、pH7の緩衝液(K2HPO4/KH2PO4ベース)で処理した。溶液をDCM(3×)で抽出し、合わせた抽出物を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。粗生成物の(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを直接次に使用した。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9AR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−A]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(5.8g、7.7mmol)が入った250mLのフラスコに、2−メチルテトラヒドロフラン(80mL)を加えた。溶液を0℃まで冷却し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1MTHF、19.3mL、19.3mmol)を5分かけて加えた。0℃で10分間攪拌した後、ヨードメタン(1.44mL、23.2mmol)を一度に加えた。溶液を0℃で2時間攪拌し、次いで、追加のカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(4mL)を加え、10分間攪拌し、次いで、追加のヨードメタン(0.48mL)を加えた。溶液を0℃で1時間攪拌し、次いで、pH7の水性緩衝液(KH2PO4/K2HPO4ベース)を加え、反応混合物を室温まで昇温させた。溶液をDCM(3×)で抽出し、合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10%〜60%EtOAc/ヘプタン後、5%〜10%MeOH/CH2Cl2)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをオフホワイト色の固体として得た(3.30g、4.31mmol、収率56%)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm7.72(d,J=8.6Hz,1H),7.26(d,J=1.4Hz,1H),7.17(dd,J=8.6,2.2Hz,1H),7.09(d,J=2.0Hz,1H),6.92−6.99(m,1H),6.89(d,J=8.0Hz,1H),5.64(dt,J=15.7,5.3Hz,1H),5.42(br d,J=16.4Hz,1H),4.07(s,2H),4.03(br d,J=7.2Hz,1H),3.98(br d,J=14.9Hz,1H),3.70(br d,J=14.3Hz,1H),3.34(s,3H),3.23−3.30(m,1H),3.06−3.22(m,2H),2.90−3.01(m,1H),2.74−2.81(m,2H),2.65−2.73(m,2H),2.52−2.62(m,4H),2.28−2.35(m,1H),2.16−2.26(m,2H),2.03−2.15(m,3H),1.81−1.99(m,6H),1.71−1.79(m,2H),1.57−1.71(m,4H),1.47−1.56(m,2H),1.34−1.44(m,5H),1.02(d,J=6.7Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 765.3(M+H)+。
実施例11
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法1(工程3〜7)及び一般的方法11(工程11)
工程1:(3R,4S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
熱電対及び磁気攪拌子を備え、乾燥させた、窒素下にある2Lの三口フラスコに、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(54g、134mmol)及び300mLの脱水トルエンを充填した。溶液の内部温度を−76℃まで冷却した(アセトン/ドライアイス浴)。n−ブチルリチウム溶液(1.6Mヘキサン、100mL、161mmol)を窒素の正圧下でカニューレによりゆっくり加えた。混合物を−78℃で1時間攪拌した。次いで、2−ブロモエチルメチルエーテル(18.88mL、201mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。添加後、−78℃浴を氷水浴に置き換えた。合計105分の反応時間後、反応物の反応を0℃の飽和塩化アンモニウムにより停止した。混合物を水及びEtOAcで希釈し、攪拌しながら室温まで昇温させた。層を分離し、更なるEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。粗生成物を更に分離して、20.4gの(3R,4S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(44.2mmol、収率55%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 484.0(M+Na)+。
工程2:(3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
DCM(221mL)中に(3R,4S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(20.4g、44.2mmol)及びアニソール(48.0mL、442mmol)を含む溶液に、0℃で、トリフルオロ酢酸(164mL、2210mmol)を滴下漏斗により滴加した。溶液を室温に戻し、一晩攪拌した。反応物を真空下で濃縮した。残留物質をDCMと炭酸水素ナトリウム飽和水溶液との間で分配した。層を分離し、水層をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、粗製物質を得た。シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(0%〜100%EtOAc/ヘプタンで溶出)による精製により、(3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(9.85g、44.5mmol、収率101%)を薄黄色の油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 243.9(M+Na)+。
工程3:(S)−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−アセトキシアリル)シクロブチル)メチル)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
温度計及び磁気攪拌子を備え、窒素で不活性化した室温の1Lの三口フラスコに、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.821g、6.72mmol)、2−メチルテトラヒドロフラン(80mL)、トリエチルアミン(7.02mL、50.4mmol)、無水酢酸(4.76mL、50.4mmol)を加え、2−メチルテトラヒドロフラン(80mL)中に(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(15.72g、33.6mmol)を含む溶液をカニューレにより20分かけて加えた(添加中に内部温度が20℃から25℃に上昇した)。反応混合物を室温で1.5時間攪拌した。水(40mL)を加え(内部温度が23℃から26℃に上昇)、続いて1M Na2HPO4(60mL)を加えた。pHが9に達するまで、水酸化ナトリウム(1M、20mL、220mmol)を加えた。混合物を室温で19時間攪拌し、pHを2M HCl(80mL)で3に調整した。混合物をPhMe(150mL)で希釈し、分液漏斗に移した。水層を捨て、有機相を水(75mL)、20%ブライン(75mL)で洗浄し、減圧下で濃縮した。濃縮物をPhMe(100mL)で希釈し、PhMeを減圧下で除去した。これを3回繰り返して、(S)−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−アセトキシアリル)シクロブチル)メチル)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸をオレンジ色の油状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 510.2(M+H)+。
工程4:(S)−1−((1R,2R)−2−(((S)−6’−クロロ−7−((((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)カルバモイル)−3’,4’−ジヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−5(4H)−イル)メチル)シクロブチル)アリルアセテート
1Lの三口フラスコに、(S)−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−アセトキシアリル)シクロブチル)メチル)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(28.73g、35.8mmol)をトルエン溶液(228mL)として充填した。DMF(0.277mL、3.58mmol)を加え、続いて、塩化チオニル(2.74mL、37.6mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。反応物を室温で4時間攪拌し、追加の塩化チオニル(0.50mL)を加え、反応物を1時間攪拌した。別個のフラスコ中で、(3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(9.85g、42.5mmol)と4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.437g、3.58mmol)を混合し、減圧濃縮によりPhMe(80mL)と共沸し、次いで、100mLのPhMe中に取った。得られた溶液をカニューレにより上述の酸塩化物溶液に加えた。溶液を氷浴中で10分間冷却した後、トリエチルアミン(17.41mL、125mmol)を滴下漏斗により滴加した。添加後、反応物を室温まで昇温させ、一晩攪拌した。反応物の反応を飽和塩化アンモニウムで停止した。混合物に0.1M HCl水溶液を加え、次いで、混合物をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(0%〜100%EtOAc/ヘプタンに溶出)による精製により、(S)−1−((1R,2R)−2−(((S)−6’−クロロ−7−((((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)カルバモイル)−3’,4’−ジヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−5(4H)−イル)メチル)シクロブチル)アリルアセテート(28.11g、39.4mmol)をオレンジ色の泡状物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 713.0(M+H)+。
工程5:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イルアセテート
機械的攪拌器、熱電対、窒素スパージ管、冷却器を備えた5Lの反応器に3.6Lのトルエンを充填した。溶液中に窒素を注入しながら、PhMeを79℃に加熱した。別個のフラスコ中で、(S)−1−((1R,2R)−2−(((S)−6’−クロロ−7−((((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)カルバモイル)−3’,4’−ジヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−5(4H)−イル)メチル)シクロブチル)アリルアセテート(25.14g、32.0mmol)を300mLのトルエンと共沸して、次いで、1.2LのPhMeをシリンジポンプにより2時間かけて加えて、溶解した。同時に、Umicore M73 SIMes(Umicore AG&Co.KG(Precious Metals Chemistry,Rodenbacher Chaussee 4,63457 Hanau−Wolfgang,Germany))を5mLのPhMe中のスラリーとして4回加えた(4×238mg)。各充填は、40分間隔で加えた。4時間後、反応物を30℃まで放冷し、ジ(エチレングリコール)ビニルエーテル(0.350mL、2.56mmol)を加え、スパージを窒素注入口に置き換えて、溶液を一晩攪拌した。反応器から排出させ、反応物の体積を1Lに減らした。SilaMetSチオール(70g)(SiliCycle Inc.(2500,Parc−Technologique Blvd Quebec City,Quebec,Canada))を加え、混合物を一晩攪拌した。混合物を濾過し、SilaMetSチオールをEtOAcで洗浄し、濾液を濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(330gのGold Rf、0%〜100%EtOAc/ヘプタンで溶出)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イルアセテート(19.76g、28.8mmol、収率90%)をオレンジ色の油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z685.0(M+H)+。
工程6:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
トルエン(100mL)及びメタノール(20.00mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イルアセテート(19.76g、24.83mmol)を含む室温の溶液に、ナトリウムメトキシド(25%メタノール溶液、11.35mL、49.7mmol)を加えた。45分後、反応物の反応をクエン酸(2M水溶液、37.2mL、74.5mmol)で停止し、EtOAc及び水で希釈した。層を分離し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×)、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。混合物を濾過し、真空下で濃縮し、一晩乾燥させて、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをオレンジ色の油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 643.0(M+H)+。
工程7:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
前工程で調製した(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(19.1g、29.7mmol)が入った1Lのフラスコに、DCM(300mL)を加えた。溶液を氷浴中で20分間冷却した。Dess−Martinペルヨージナン(15.11g、35.6mmol)を一度に加え、反応物を氷浴中で40分間冷却しながら攪拌した。反応物を氷浴から取り出し、室温で1.5時間攪拌した。チオ硫酸ナトリウムを加え、続いて水を加え、混合物を20分間激しく攪拌した。反応物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液で希釈し、EtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜60%EtOAc/ヘプタンで溶出)による精製により、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(14.29g、22.3mmol、収率75%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 640.8(M+H)+。
工程8:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
100mLの丸底フラスコに、THF(42.1mL)中、1,3−ジチアン(2.025g、16.84mmol)を加えた。−78℃で、n−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液、5.90mL、14.7mmol)を溶液に加えた。溶液を15分間攪拌し、次いで、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(2.70g、4.21mmol)を含む10mLのTHFをゆっくり加えた。混合物を1時間攪拌し、10mLの飽和塩化アンモニウムを加えて反応を停止した。混合物を1N HCl(20mL)で希釈し、EtOAc(3×40mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(40mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。この物質をRedi−Sepプレパックシリカゲルカラム(80g)に通し、0%〜60%EtOAc(0.1%HOAc含有)/ヘプタンのグラジエントで溶出するクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.6g、2.1mmol、収率50%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 761.1(M+H)+。
工程9:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
100mLの丸底フラスコに、THF(21mL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.6g、2.1mmol)及びヨードメタン(1.044mL、16.81mmol)を加えた。0℃で、水素化ナトリウム(0.504g、21.0mmol)を分割して加えた。反応物を室温で5時間攪拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(20mL)で希釈し、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaCl(15mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。Redi−Sepプレパックシリカゲルカラム(40g)に通し、0%〜60%EtOAc(0.1%HOAc含有)/ヘプタンのグラジエントで溶出するクロマトグラフィーによる精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.93g、1.2mmol、収率57%)をオフホワイト色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 775.1(M+H)+。
工程10:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.93g、1.2mmol)、アセトニトリル(9.6mL)及び水(2.4mL)を加えた。混合物に炭酸カルシウム(0.600g、6.00mmol)及びヨードメタン(0.745mL、12.0mmol)を加えた。混合物を45℃で一晩加熱した。溶液を飽和NH4Cl及び水中に注ぎ入れ、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、次いで、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜60%EtOAc/ヘプタン(0.1%AcOH含有)で溶出による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.70g、1.021mmol、収率85%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 685.1(M+H)+。
工程11:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
100mLの丸底フラスコに、DCM(13.1mL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(450mg、0.657mmol)、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジンHCl塩(1130mg、5.25mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.341mL、13.13mmol)を加えた。チタン(IV)イソプロポキシド(0.770mL、2.63mmol)を溶液にゆっくり加えた。反応物を室温で一晩攪拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(278mg、1.31mmol)を反応物に分割して加え、混合物を一晩攪拌した。反応物を飽和NaCl(20mL)で希釈した。白色沈殿物をセライトに通して濾過し、除去した。濾液を濃縮し、1N HCl(20mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaCl(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。濃縮物をシリカゲルプラグに吸収させ、Redi−Sepプレパックシリカゲルカラム(40g、上部に炭酸水素ナトリウムの層を含む)によるクロマトグラフィーにより精製した。0%〜10%メタノール/DCMのグラジエント溶出により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(420mg、0.518mmol、収率79%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 811.0(M+H)+.1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 0.91−1.10(m,3H),1.33−1.72(m,10H、残留水含む),1.81−1.97(m,5H),2.03−2.39(m,10H),2.41−2.69(m,6H),2.71−2.83(m,2H),2.90−3.08(m,2H),3.12−3.27(m,2H),3.33(s,3H),3.37(s,3H),3.53−3.83(m,6H),3.95−4.09(m,3H),4.11−4.22(m,1H),5.23−5.29(m,1H),5.55−5.62(m,1H),6.80−6.93(m,2H),7.09(s,1H),7.13−7.22(m,1H),7.30(s,1H),7.72(d,J=8.41Hz,1H)。
実施例12
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
25mLのフラスコに、DCM(2335μL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(80mg、0.117mmol)、(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジンビス(2,2,2−トリフルオロアセテート)(330mg、0.891mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(366μL、2.10mmol)及びチタン(IV)イソプロポキシド(137μL、0.467mmol)を加えた。溶液を室温で一晩攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(99mg、0.47mmol)を加えた。反応物を24時間攪拌した。反応混合物を1N HCl(10mL)で希釈し、DCM(2×20mL)で抽出した。有機溶媒を濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 811.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm 1.06(d,J=6.06Hz,3H),1.25−1.48(m,10H),1.49−2.30(m,12H),2.42−2.84(m,8H),2.94−3.27(m,4H),3.35(s,3H),3.42(s,4H),3.51−3.74(m,5H),3.91−4.10(m,3H),4.14−4.25(m,1H),5.35(d,J=16.04Hz,1H),5.69−5.82(m,1H),6.86−6.94(m,1H),7.01(dd,J=8.02,1.76Hz,1H),7.10(d,J=1.96Hz,1H),7.16(dd,J=8.41,2.15Hz,1H),7.26(d,J=1.37Hz,1H),7.73(d,J=8.61Hz,1H)。
実施例13
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
100mLの丸底フラスコに、N、N−ジメチルホルムアミド(8.14mL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.62g、0.814mmol)及びヨードエタン(0.655mL、8.14mmol)を加えた。0℃で、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1M THF、8.14mL、8.14mmol)をゆっくり加えた。反応物を一晩攪拌した。反応混合物を1N HCl(15mL)で希釈し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(15mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。濃縮物をシリカゲルプラグに吸収させ、24gのISCOゴールドカラムに通し、0%〜40%EtOAc(0.1%のHOAc含有)/ヘプタンのグラジエントで溶出するクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.24g、0.304mmol、収率37%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 789.1(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(510mg、0.646mmol)、アセトニトリル(5168μL)及び水(1292μL)を加えた。混合物に炭酸カルシウム(323mg、3.23mmol)及びヨードメタン(401μL、6.46mmol)を加えた。混合物を45℃で一晩加熱した。反応物を飽和NH4Cl(10mL)で希釈し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaCl(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。濃縮物をシリカゲルプラグに吸収させ、Redi−Sepプレパックシリカゲルカラム(40g)に通し、0%〜60%EtOAc(0.1%のHOAcを含有)のグラジエントで溶出するクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(230mg、0.329mmol、収率50.9%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z699.1(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
50mLの丸底フラスコに、DCM(4290μL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(150mg、0.215mmol)、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジンHCl塩(277mg、1.29mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(574μL、3.22mmol)を加えた。反応物を室温で一晩攪拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(182mg、0.858mmol)を反応混合物に加えた。反応物を8時間攪拌した。反応混合物を1N HCl(20mL)で希釈し、DCM(2×20mL)で抽出した。有機層を十分に濃縮した。残渣を分取HPLCによって更に精製した。分取HPLC後の溶液をpH7の溶液で洗浄し、EtOAc(2×20mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 825.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 1.01(d,J=6.26Hz,3H),1.35(t,J=6.85Hz,3H),1.44−1.74(m,7H),1.77−2.01(m,5H),2.04−2.38(m,9H),2.41−2.65(m,5H),2.70−2.83(m,2H),2.86−3.08(m,2H),3.27(d,J=14.28Hz,1H),3.35(s,3H),3.40−3.49(m,1H),3.52−3.83(m,7H),3.99−4.10(m,3H),4.12−4.28(m,1H),5.35−5.42(m,1H),5.57−5.76(m,1H),6.85−6.92(m,2H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),7.13−7.20(m,1H),7.24(s,1H),7.72(d,J=8.41Hz,1H)。
実施例14
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法12
25mLのフラスコに、DCM(3718μL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(130mg、0.186mmol)を加えた。この溶液に1−(オキセタン−3−イル)ピペラジン(159mg、1.12mmol)及び一滴の酢酸を加えた。混合物を8時間攪拌し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(158mg、0.744mmol)を加えた。反応物を2時間攪拌し、1N HCl(10mL)で希釈し、DCM(3×15mL)で抽出した。有機層を濃縮した。濃縮物を分取HPLCによって精製した。分取HPLCからの溶液をpH7の緩衝液で洗浄し、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 825.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm 0.98(br s,3H),1.29−1.43(m,4H),1.47−2.24(m,12H),2.24−2.41(m,4H),2.45−2.84(m,9H),2.87−3.07(m,1H),3.27(br d,J=14.09Hz,1H),3.34(s,3H),3.39−3.52(m,2H),3.57−3.76(m,4H),3.95−4.20(m,4H),4.45−4.55(m,2H),4.57−4.65(m,2H),5.38−5.51(m,1H),5.59−5.74(m,1H),6.89(s,2H),7.09(d,J=1.96Hz,1H),7.13−7.19(m,1H),7.21−7.28(m,1H),7.72(d,J=8.41Hz,1H)。
実施例15
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
25mLのフラスコに、DCM(1716μL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(60mg、0.086mmol)及び(9ar)−オクタヒドロ−2h−ピリド[1,2−a]ピラジン(120mg、0.858mmol)を加えた。酢酸を一滴加えた。溶液を室温で一晩攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(73mg、0.34mmol)を加えた。反応物を8時間攪拌し、1N HCl(10mL)で希釈し、DCM(2×10mL)で抽出した。溶媒を減圧下で除去した。濃縮物を分取HPLCにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 823.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm 1.05(d,J=6.46Hz,3H),1.37(t,J=6.85Hz,3H),1.41−2.02(m,14H),2.04−2.26(m,5H),2.30−2.51(m,2H),2.51−2.87(m,6H),2.92−3.08(m,3H),3.11−3.26(m,2H),3.35−3.54(m,7H),3.60−3.78(m,4H),3.94−4.11(m,3H),4.18−4.29(m,1H),5.43(d,J=16.04Hz,1H),5.67−5.89(m,1H),6.87−6.94(m,1H),6.95−7.03(m,1H),7.10(d,J=1.96Hz,1H),7.14−7.19(m,1H),7.24(d,J=1.56Hz,1H),7.73(d,J=8.61Hz,1H)。
実施例16
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
10mLのフラスコに、DCM(1716μL)中、1−イソプロピルピペラジン(123μL、0.858mmol)及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(60mg、0.086mmol)を加えた。酢酸を一滴加え、反応物を一晩攪拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(72.7mg、0.343mmol)を反応混合物に加えた。反応物を室温で8時間攪拌した。反応混合物を1N HCl(5mL)で希釈し、DCM(2×10mL)で抽出した。有機層を濃縮した。濃縮物を分取HPLCにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 811.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm 1.05(d,J=6.46Hz,3H),1.29−1.47(m,10H),1.52−2.30(m,12H),2.51−2.87(m,8H),2.93−3.11(m,2H),3.38(s,4H),3.45−3.57(m,3H),3.59−3.78(m,4H),3.95−4.11(m,3H),4.20−4.33(m,1H),5.45(d,J=15.85Hz,1H),5.77−5.91(m,1H),6.84−6.94(m,1H),6.96−7.02(m,1H),7.10(d,J=1.96Hz,1H),7.16(br d,J=8.41Hz,1H),7.23(d,J=1.57Hz,1H),7.73(d,J=8.41Hz,1H)。
実施例17
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
25mLのフラスコに、DCM(2288μL)中、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(80mg、0.11mmol)、(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジンビス(2,2,2−トリフルオロアセテート)(254mg、0.686mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(408μL、2.29mmol)及びチタン(IV)イソプロポキシド(134μL、0.458mmol)を加えた。溶液を室温で8時間攪拌した。この溶液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(97mg、0.46mmol)を加えた。反応物を一晩攪拌した。反応混合物を1N HCl(10mL)で希釈し、DCM(2×10mL)で抽出した。溶媒を濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 825.4(M+H)+.1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm 1.05(d,J=6.46Hz,3H),1.21−1.49(m,13H),1.51−2.28(m,12H),2.37−2.87(m,8H),2.92−3.20(m,3H),3.36−3.57(m,7H),3.60−3.79(m,4H),3.97−4.07(m,3H)4.20−4.31(m,1H),5.43(d,J=16.04Hz,1H),5.75−5.90(m,1H),6.87−6.94(m,1H),6.98−7.01(m,1H),7.10(d,J=1.37Hz,1H),7.14−7.19(m,1H),7.24(d,J=1.37Hz,1H),7.73(d,J=8.61Hz,1H)。
実施例18
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法2(工程10〜12)及び一般的方法4(工程13〜14)
工程1:(S,E)−(6−クロロ−1−((ヒドロキシイミノ)メチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート
DCM(5100mL)及びMeOH(5100mL)中に(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(425g、1042mmol)を含む窒素雰囲気下の攪拌溶液に、ピリジン(337mL、4170mmol)を加え、続いて、塩酸ヒドロキシルアミン(145g、2085mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間攪拌した。反応物をDCM(2.0L)で希釈し、有機層を水(2.0L)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(S,E)−(6−クロロ−1−((ヒドロキシイミノ)メチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエートを黄色の液体として得た。この物質を更に精製することなく次の工程で使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.85−7.80(dd,J=8.7,2.1Hz,2H),7.58−7.55(m,2H),7.51(s,1H),7.23−7.26(m,1H),7.14−7.16(m,2H),4.66−4.64(d,J=11.3Hz,1H),4.56−4.53(d,J=11.2Hz,1H),2.84−2.81(t,J=6.3Hz,2H),2.14−2.02(dddd,J=14.8,13.2,7.1,3.8Hz,2H),1.96−1.83(dddt,J=13.9,11.8,5.9,3.7Hz,2H)。
工程2:(S)−(1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノール塩酸塩
前工程で調製した(S,E)−(6−クロロ−1−((ヒドロキシイミノ)メチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(425g、1005mmol)を窒素雰囲気下でTHF(5160mL)中に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却し、水素化リチウムアルミニウム(1.0M THF、3519mL、3519mmol)を滴加した。氷浴を外し、反応混合物を室温で3時間攪拌した。反応物を0℃まで冷却し、水(160mL)をゆっくり加え、続いて、15%NaOH水溶液(160mL)及び水(500mL)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌し、反応物を濾過した。残留固体を温酢酸エチル(3×4.0L)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して黄色の油状物を得た。残渣をDCM(5160mL)中に溶解し、溶液を0℃まで冷却した。HCl溶液(4.0Mジオキサン、65mL)を滴加し、混合物を室温で15分間攪拌した。沈殿物を濾過により回収した。固体を氷冷DCM(100mL)で洗浄し、乾燥させて、(S)−(1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノール塩酸塩(192g、収率72.8%)を得た。1H NMR(400MHz,メタノール−d4)δ7.38−7.36(d,J=8.2Hz,1H),7.23−7.20(m,2H),3.81−3.78(m,1H),3.69−3.68(dd,J=10.9,1.3Hz,1H),3.48−3.45(d,J=13.1Hz,1H),3.23−3.20(d,J=13.2Hz,1H),2.83−2.81(d,J=6.3Hz,2H),2.17−2.11(m,1H),1.91−1.85(m,2H),1.83−1.74(m,1H);交換性プロトンは観察されなかった。
工程3:(S)−メチル 5−((1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート
(S)−(1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノール塩酸塩(150g、572mmol)の攪拌溶液に、脱水DMSO(2250mL)を、窒素雰囲気下、室温で溶解した。溶液を6−ブロモ−5−フルオロピコリン酸(151g、687mmol)で処理し、得られた溶液をカリウム2−メチルプロパン−2−オレート(218g、1945mmol)で室温にて処理した。反応混合物を室温で2時間攪拌し、酢酸(約170mL)を室温で加えることによって反応を停止し、続いて水(1.5L)を加えると、固体の沈殿が生じた。固体を濾過により回収し、水(1.0L)で洗浄し、乾燥させた。固体を、予め混合したMeOH/H2SO4溶液(10:1、v/v、5400mL)に加え、80℃で3時間攪拌した。混合物を室温まで放冷し、固形K2CO3(600g)をゆっくり加え、硫酸の反応を停止した。混合物を水(2L)及び酢酸エチル(2L)に懸濁させた。層を分離した。水層を酢酸エチル(2×2.5L)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2.0L)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(60〜120メッシュ、0%〜5%MeOH/DCMで溶出)による精製により、(S)−メチル 5−((1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート(170g、収率67.6%)をオフホワイト色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 439.0(M+1).1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ8.06−8.04(dd,J=8.4,1.0Hz,1H),7.51−7.49(d,J=8.4Hz,1H),7.18−7.14(m,3H),4.18−4.11(m,2H),3.93(s,3H),3.25−3.17(m,2H),2.80−2.76(m,2H),2.06−1.97(m,2H),1.94−1.85(tdd,J=9.5,6.7,4.2Hz,2H);交換性プロトンは観察されなかった。
工程4:メチル 5−(((S)−1−(((((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)アミノ)メチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート
脱水DCM(1.7L)及び酢酸(1105mL)中に(S)−メチル 5−((1−(アミノメチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート(170g、387mmol)を含む窒素雰囲気下の攪拌溶液に、((1R,2S)−2−((S)−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロブチル)メチルアセテート(128g、464mmol)を加え、続いて、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(31.6g、503mmol)を0℃で加えた。反応を0℃で2時間維持した。反応物を冷10%炭酸水素ナトリウム溶液中にゆっくり注ぎ入れた。水相を酢酸エチル(2×2.0L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1.0L)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(60〜120メッシュ、2%〜5%MeOH/DCMで溶出)による精製により、メチル 5−(((S)−1−(((((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)アミノ)メチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート(149g、収率66.5%)を黄色の液体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z579.1(M+1).1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ8.08−8.06(dt,J=8.4,1.3Hz,1H),7.55−7.53(dd,J=8.3,1.6Hz,1H),7.19−7.13(m,3H),4.13(s,2H),4.10−4.00(t,J=2.3Hz,2H),3.98(d,J=1.4Hz,3H),3.05−2.98(m,2H),2.79−2.78(m,2H),2.69−2.58(m,2H),2.18−2.11(dd,J=8.9,4.9Hz,2H),2.09−2.06(dq,J=9.7,4.8,3.1Hz,1H),2.00(t,J=1.3Hz,3H),1.97−1.82(m,6H),1.65−1.61(d,J=9.2Hz,1H),1.59−1.51(q,J=8.9Hz,1H)。
工程5:(S)−メチル 5’−(((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)−6−クロロ−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート
N−メチル−2−ピロリジノン(360mL)中にメチル 5−(((S)−1−(((((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)アミノ)メチル)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−6−ブロモピコリネート(36g、62.1mmol)及びN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(161mL、933mmol)を含む溶液を窒素雰囲気下130℃で16時間攪拌した。反応物を室温まで放冷し、酢酸エチル(1.0L)で希釈した。混合物を水(5×400mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(60〜120メッシュ、0%〜10%EtOAc/ヘキサン)による精製により、(S)−メチル 5’−(((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)−6−クロロ−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(16g、収率51.7%)を黄色の液体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 499.1(M+1).1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.72−7.70(d,J=8.5Hz,1H),7.46−7.44(dd,J=7.9,1.1Hz,1H),7.21−7.20(dd,J=8.5,2.2Hz,1H),7.18−7.11(m,2H),4.18−4.15(d,J=12.2Hz,1H),4.05−3.98(m,3H),3.95−3.93(d,J=4.5Hz,1H),3.91−3.89(d,J=1.0Hz,3H),3.74−3.70(d,J=14.5Hz,1H),3.42−3.32(m,2H),2.79−2.76(dt,J=9.0,5.1Hz,2H),2.55−2.49(dt,J=15.5,7.4Hz,2H),1.98−1.85(m,8H),1.76−1.74(t,J=9.4Hz,1H),1.62−1.61(d,J=1.1Hz,1H),1.50−1.49(d,J=1.1Hz,1H)。
工程6:(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート
THF(680mL)及び水(680mL)中に(S)−メチル 5’−(((1R,2R)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)−6−クロロ−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(68g、136mmol)を含む攪拌溶液に、水酸化リチウム一水和物(22.87g、545mmol)を室温で加えた。反応物を室温で12時間攪拌した。反応物を減圧下で濃縮し、残渣をMTBE(1.0L)中に取り、10%クエン酸一水和物溶液(500mL)を加え、溶液を10分間攪拌した。層を分離し、有機層をブライン(500mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。濃縮物を脱水メタノール(600mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。塩化チオニル(14.92mL、204mmol)を加え、反応物を60℃で12時間加熱した。反応物を0℃まで冷却し、10%炭酸水素ナトリウム溶液(500mL)をゆっくり加えることによって反応を停止し、酢酸エチル(2×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(300mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。濃縮物をアセトニトリル(140mL)中に懸濁させ、水(140mL)を加えた。混合物を10分間攪拌した。固体を濾過により回収し、乾燥させて、(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(58g、収率93%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z457.1(M+1).1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.73−7.72(d,J=8.5Hz,1H),7.47−7.45(d,J=7.9Hz,1H),7.21−7.19(dd,J=8.5,2.3Hz,1H),7.14−7.11(m,2H),4.44−4.40(m,1H),4.16−4.13(d,J=12.1Hz,1H),4.06−4.03(d,J=12.1Hz,1H),3.95(s,3H),3.84−3.80(d,J=14.4Hz,1H),3.75−3.68(m,1H),3.57−3.56(ddt,J=14.1,9.3,4.2Hz,2H),3.37−3.36(d,J=14.5Hz,1H),2.96−2.90(dd,J=14.0,9.1Hz,1H),2.82−2.76(m,2H),2.58−2.54(m,1H),2.32(td,J=12.2,10.4,6.3Hz,1H),2.02−1.95(m,3H),1.88−1.83(m,2H),1.67−1.55(m,2H),1.49−1.43(m,1H)。
工程7:(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート
機械的攪拌子及び温度プローブを備えた1Lの三口フラスコにDCM(220mL、5V)を入れ、続いて、塩化オキサリル(10.16mL、116mmol)を充填した。溶液をドライアイスアセトン浴中で−73℃まで冷却した。DMSO(17.15mL、242mmol)をシリンジにより7分かけて加えた(添加中に内部温度が−74℃から−60℃に上昇した)。混合物を14分間維持し、DCM(220mL、5V)中に(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(44.2g、97mmol)を含む、ドライアイスアセトン浴中で冷却した溶液をカニューレにより12分かけて加えた(添加中に内部温度が−75℃から−72℃に上昇した)。溶液を17分間攪拌し、トリエチルアミン(67.4mL、484mmol)を7分かけて加えた(添加中に内部温度が−76℃から−65℃に上昇した)。Et3Nの添加後、反応物をドライアイスアセトン浴中に5分間維持し、次いで、4時間かけて7℃まで昇温させ、水(220mL、5V)で反応を停止した(反応停止中に内部温度が7℃から15℃に上昇した)。混合物を分液漏斗に移し、水層を捨てた。下層を飽和NH4Cl(220mL、5V)、1:1の水:飽和NaHCO3(220mL、5V)及び1:1の水:ブライン(220mL、5V)で洗浄した下の有機層をMgSO4で乾燥させ、微細フリットを通して濾過し、減圧下で濃縮して、オフホワイト色の泡状物を得た。泡状物を1:1のEtOAc/DCM(100mL)中に溶解し、2cmのシリカパッドに通して濾過した(400mLの1:1のEtOAc/DCMで溶出)。溶液を減圧下で濃縮し、PhMe(100mL)で希釈し、濃縮した。これを更に2回繰り返し、生成物の(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレートを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 454.9(M+H)+。
工程8:(1S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート
2Lのジャケット付き反応器に、(−)−シンコニジン(5.69g、19.34mmol)を入れ、続いて、PhMe(220mL、5V)及びTHF(220mL、5V)を充填した。溶液を−23℃(内部温度)まで冷却し、塩化亜鉛(2−メチルテトラヒドロフラン中1.9M、81mL、155mmol)を3分かけて加えた(添加中に内部温度が−23℃から−19℃に上昇した)。溶液を5分間攪拌し、塩化ビニルマグネシウム(1.6M THF溶液、206mL、329mmol)を滴下漏斗により24分かけて加えた(添加中に内部温度が−21℃から−13℃に上昇した)。溶液を20分間攪拌し(内部温度が−22℃まで低下)、PhMe(220mL、5V)中に(S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(前工程で調製したもの)を含む、氷水浴中で冷却した溶液をカニューレにより8分かけて加えた(添加中に内部温度が−22℃から−16℃に上昇した)。反応物を−20℃で1時間攪拌し、0℃まで昇温させた。45分後、反応物を−8℃まで冷却し、飽和NH4Cl(350mL、8V)で反応を停止した。水(88mL、2V)を加えた。水酸化アンモニウム(20mL、0.45V)を加え、固体を溶解した。水相を捨てた。有機相を飽和NH4Cl(220mL、5V)、1Mクエン酸(4×88mL、2V)、1:1の水:ブライン(440mL、10V)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、黄色の油状物を得た。MeOH(200mL)を加え、減圧下で除去した。これを2回繰り返し、生成物の(1S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレートを更に精製することなく、ジアステレオマーの混合物として使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 483.0(M+H)+。
工程9:(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボン酸
2Lのジャケット付き反応器に、MeOH(234mL、5V)及びTHF(234mL、5V)中に(1S)−メチル 6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキシレート(前工程で調製したもの)を含む溶液を充填した。水酸化リチウム一水和物(16.23g、387mmol)を加え、反応物を室温で17時間攪拌した。クエン酸(水中1M、180mL)を加え、続いて、水(187mL、4V)及びEtOAc(234mL、5V)を加えた。全ての固体を溶解した。反応器から混合物を3Lフラスコに排出し、混合物を元の体積の半分に濃縮した。EtOAc(234mL、5V)を加え、混合物を分液漏斗に移した。水層のpHは、5であった。水層を捨てた。有機層を1:1の水:ブライン(235mL、5V)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、79重量%が(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボン酸(37.1g、79mmol、収率82%)及びジアステレオマーの混合物である47.0gの黄色固体を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 469.0(M+H)+。
工程10:(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド
500mLの一口フラスコ中の(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボン酸(34.7g、58.5mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(21.42g、175mmol)及び(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(21.41g、117mmol)の混合物に、PhMe(100mL)を加えた。PhMeを減圧下で除去し、濃縮物をDCM(347mL、10V)で希釈し、温度プローブ及び磁気攪拌子を備えた1Lの三口フラスコに移した。トリエチルアミン(24.44mL、175mmol)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドHCl(22.41g、117mmol)を加え、反応物を室温で攪拌した。43時間後、反応物を水(240mL、7V)で希釈し、分液漏斗に移した。水相のpHを1Mクエン酸(240mL、7V)で4に調整し、水相を捨てた。有機相を1:1のブライン:水(240mL、7V)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、50%〜100%DCM/ヘプタンで溶出)による精製により、(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド(24.7g、39.3mmol、収率67%)を淡黄色の泡状物及びジアステレオマーの混合物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 628.0(M+H)+。
工程11:(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド
DCM(28mL、10V)中に(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド(2.82g、4.49mmol)を含む溶液を、温度プローブ及び磁気攪拌子を備えた100mLの一口フラスコ中で、氷水浴中、2℃まで冷却し、Dess−Martinペルヨージナン(2.094g、4.94mmol)を一度に加えた。反応物を20分かけて室温まで昇温させ、室温で30分間攪拌した。溶液を氷水浴中で2℃まで冷却し、チオ硫酸ナトリウム(2.4g)の水溶液(8.4mL、3V)、続いて飽和NaHCO3(20mL、7V)で反応を停止した。反応停止中、内部温度が2℃から7℃に上昇した。反応物を水氷浴から取り出し、室温まで昇温させ、30分間攪拌した。混合物を分液漏斗に移した。pHを1Mクエン酸で7に調整した。水層を捨てた。有機相を1:1の水:ブライン(28mL、10V)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、黄色の泡状物を得た。濃縮物を10%EtOAcのDCM(約50mL)中に溶解し、1cmのシリカゲルパッドに通して濾過した(約100mLの10%EtOAc/DCMで溶出)。濾液を濃縮して、(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミドを淡黄色の泡状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 625.8(M+H)+.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm1.14(d,J=6.85Hz,3H),1.45(d,J=7.04Hz,3H),1.48−1.56(m,1H),1.81−2.05(m,6H),2.10−2.19(m,2H),2.27(q,J=8.80Hz,1H),2.62(qd,J=7.14,2.45Hz,1H),2.73−2.87(m,2H),3.04−3.17(m,1H),3.30(q,J=8.80Hz,1H),3.36−3.43(m,1H),3.43−3.47(m,1H),3.78(d,J=14.48Hz,1H),3.89−4.07(m,3H),4.20(d,J=12.32Hz,1H),5.07−5.15(m,2H),5.74−5.87(m,2H),6.15−6.32(m,2H),7.12(d,J=2.15Hz,1H),7.18−7.22(m,2H),7.58(d,J=7.83Hz,1H),7.69(d,J=8.41Hz,1H),9.90(s,1H)。
工程12:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
磁気攪拌子、温度プローブ及び空冷した冷却器を備えた四口フラスコに、PhMe(1.8L、250V)を充填した。溶媒を80℃まで加熱し、ガス分散管を溶媒中に沈めた。ガス分散管から窒素ガスを溶媒に通してバブリングした。PhMe(65mL)中に(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド(8.93g、80重量%、11.41mmol)を含む溶液を滴下漏斗により2時間かけて加えた。ジエンの添加中に、Umicore M73 SIMes(Umicore AG&Co.KG(Precious Metals Chemistry,Rodenbacher Chaussee 4,63457 Hanau−Wolfgang,Germany))をPhMe(4mL)懸濁液として、等しい分量で4回、t=0分、t=30分、t=60分及びt=90分にシリンジにより加えた(触媒の合計量は0.346g、0.456mmolであった)。ジエンの添加が完了したら、反応物を80℃で更に1時間攪拌した。反応物を室温まで放冷し、2−(2−(ビニルオキシ)エトキシ)エタノール(0.125mL、0.913mmol)及びSilaMetSチオール(SiliCycle Inc.(2500,Parc−Technologique Blvd Quebec City,Quebec,Canada))(7.71g)を加えた。混合物を室温で18時間攪拌し、SilaMetSチオールを濾過により除去し、EtOAで洗浄し、濃縮して、黄褐色の固体を得た。MeOH(約50mL)を加え、減圧下で除去した。MeOH(107mL、15V)を加え、スラリーを室温で3日間攪拌し、濾過により回収した。固体をMeOH(1×40mL)で洗浄し、真空下、正圧の窒素流でフリットで乾燥させ、6.39gのオフホワイト色の固体を得た。これは、66重量%が(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(4.22g、7.0mmol、収率62%)であった。MS(ESI、正イオン)m/z 598.1(M+H)+。
工程13:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
温度プローブ、セプタム及び窒素注入口を備えた三口フラスコに、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(6.33g、66重量%、6.98mmol)及びトリメチルスルホニウムヨージド(2.138g、10.48mmol)を充填した。DMSO(35mL)及びTHF(8.75mL)を加え、固体が溶解するまで、混合物を室温で20分間攪拌した。溶液を氷水浴中で冷却した。内部温度が6.5℃に達したら、カリウムtert−ブトキシド(1.0M THF溶液、17.46mL、17.46mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。40分後、少量のトリメチルスルホニウムヨージドを加え、続いてカリウムtert−ブトキシド(1M THF溶液、1.2mL、1.2mmol)を加えた。15分後、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(II)(0.5M MeOH、84mL、41.9mmol)を5分かけて加えた。添加後、反応物を室温まで昇温させ、2時間攪拌し、飽和塩化アンモニウム(約150mL)で反応を停止した。水及びEtOAcを加えた。水相をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物を濃縮した。濃縮物をEtOAc中に溶解し、水(2×)、ブライン(1×)を洗浄し、Na2SO4を乾燥させ、濾過し、濃縮した。この物質をシリカゲルに吸収させた。フラッシュカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、10%〜80%EtOAc(2%AcOH)/ヘプタンで溶出)による精製により、57重量%が(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2.93g、4.55mmol、収率65%)である5.17gの薄黄色の固体を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 644.0(M+H)+。
工程14:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
DCM(60mL)及びDMSO(30mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(79重量%、7.4g、9.07mmol)を含む溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.92mL、45.4mmol)を加えた。溶液を氷水浴中で冷却し、ピリジン−三酸化イオウ錯体(3.61g、22.69mmol)を加えた。40分後、反応物の反応を飽和塩化アンモニウムで停止し、水及びEtOAcで希釈した。有機相を水で洗浄した。合わせた水相をEtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機相を50%飽和塩化アンモニウム(2×)、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドを得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 641.9(M+H)+。
工程15:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DCM(82mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(5.28g、8.22mmol)及び(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(3.51g、24.67mmol)を含む室温の溶液に、酢酸(0.475mL、8.22mmol)を加えた。混合物を室温で1時間攪拌し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.091g、9.87mmol)を1分かけてゆっくり加えた。1時間後、追加のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(300mg)を加えた。反応物を室温で30分間攪拌し、飽和NH4Clで反応を停止した。水相をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH4Cl(1×)、ブライン(1×)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、0%〜10%MeOH/DCMで溶出)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(6.02g、7.83mmol、収率95%)をオフホワイト色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 768.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm1.17(d,J=6.85Hz,3H),1.46(d,J=7.04Hz,3H),1.48−1.63(m,4H),1.68−2.09(m,8H),2.19(br d,J=17.22Hz,1H),2.49(br s,3H),2.33(br s,3H),2.42(br s,1H),2.55−2.70(m,2H),2.77−3.04(m,6H),3.08(s,3H),3.15(br s,1H),3.54(br s,1H),3.66(br s,1H),3.74−3.96(m,2H),3.95−3.95(m,1H),4.02(d,J=12.32Hz,1H),4.09−4.21(m,2H),5.51(br d,J=17.02Hz,1H),5.64(br d,J=16.82Hz,1H),7.11−7.17(m,2H),7.21(dd,J=8.51,2.25Hz,1H),7.38(d,J=7.82Hz,1H),7.67(d,J=8.61Hz,1H),9.12(br s,1H)。
実施例19
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法13
DCM(374μL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(12mg、0.019mmol)及び1−(オキセタン−3−イル)ピペラジン(26.6mg、0.187mmol)を含む室温の溶液に、チタン(IV)イソプロポキシドを数滴加えた。混合物を室温で8時間攪拌し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(15.84mg、0.075mmol)を1分かけてゆっくり加えた。反応物を一晩攪拌し、5mLの1N HCl溶液で反応を停止した。水相をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物を濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドをTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 768.2(M+H)+.1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm1.11(d,J=6.65Hz,3H),1.39(d,J=7.24Hz,3H),1.44−1.58(m,1H,)1.64−2.01(m,6H),2.03−2.27(m,2H),2.29−2.43(m,2H,)2.45−2.56(m,1H),2.32−3.04(m,7H),3.35−3.67(m,6H),3.35−3.65(m,6H),3.72−3.93(m,4H),4.03−4.10(m,1H),4.12−4.28(m,2H),4.61(t,J=6.16Hz,2H),4.69−4.77(m,2H),5.78−5.90(m,2H),7.12(d,J=1.96Hz,1H),7.15−7.20(m,1H),7.21−7.26(m,2H),7.70(d,J=8.41Hz,1H)。
実施例20
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド
DCM(80mL)中に(3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(4.94g、22.34mmol)を含む溶液に、(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボン酸(6.8g、11.5mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(4.20g、34.4mmol)、トリエチルアミン(3.2mL、23.0mmol)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドHCl(6.6g、34.4mmol)を加えた。得られた混合物を室温で窒素下にて20時間攪拌した。反応物の反応を2N HCl(5mL)で停止し、水(30mL)で希釈した。水層をDCM(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、0%〜40%アセトン/ヘプタン)により精製して、(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミドを薄茶色の固体(6.1g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ10.43(br.S.,1H),7.70(d,J=8.4Hz,1H),7.52(d,J=7.8Hz,1H),7.19(d,J=7.8Hz,2H),7.10(s,1H),5.67−5.87(m,2H),5.19(d,J=17.2Hz,1H),5.01−5.12(m,3H),4.60(d,J=13.7Hz,1H),4.10−4.20(m,1H),3.96−4.07(m,3H),3.89(d,J=14.7Hz,1H),3.53(t,J=6.4Hz,1H),3.43−3.50(m,1H),3.34−3.42(m,1H),3.19−3.25(m,2H),3.13(s,1H),2.82−2.92(m,1H),2.73−2.82(m,2H),2.55−2.69(m,1H),2.37−2.48(m,1H),2.33(br.S.,1H),2.04−2.22(m,3H),1.91−2.01(m,4H),1.76−1.91(m,2H),1.62−1.74(m,1H),1.54−1.61(m,1H),1.41(t,J=12.8Hz,1H),1.07(dd,J=11.2,7.0Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 672.4(M+H)+。
工程2:(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド
DCM(70mL)中に(1S)−6−クロロ−5’−(((1R,2R)−2−(1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド(6.1g、9.07mmol)を含む0℃の溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(4.5g、10.61mmol)を加えた。添加後、氷浴を取り外し、得られた混合物を室温まで昇温させ、20時間攪拌した。反応物の反応を10%チオ硫酸ナトリウム(5mL)で停止し、30分間攪拌した。得られた混合物を飽和NaHCO3(30mL)で洗浄した。水層をDCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、0%〜40%アセトン/ヘプタン)により精製して、(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミドを薄茶色の泡状物として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ9.25−9.54(m,1H),7.70−7.76(m,1H),7.44−7.51(m,1H),7.14−7.21(m,1H),7.03−7.13(m,2H),5.85−6.03(m,2H),4.13−4.22(m,1H),4.01−4.12(m,2H),3.85−3.99(m,1H),3.72−3.81(m,1H),3.58−3.70(m,2H),3.29−3.33(m,7H),3.17−3.27(m,6H),2.94−3.04(m,3H),2.83−2.93(m,4H),2.73−2.80(m,2H),2.51−2.64(m,1H),2.32−2.41(m,1H),2.23−2.31(m,1H),2.05−2.12(m,2H),1.97−2.05(m,1H),1.87−1.96(m,2H),1.76−1.87(m,2H),1.61−1.70(m,2H),1.51−1.59(m,5H),1.40−1.51(m,2H),1.04−1.11(m,5H),0.96−1.02(m,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 670.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
1,2−ジクロロエタン(1200mL)中に(S)−5’−(((1R,2R)−2−アクリロイルシクロブチル)メチル)−6−クロロ−N−(((3R,4S)−1−メトキシ−4−メチルヘプタ−6−エン−3−イル)スルホニル)−3,4,4’,5’−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ナフタレン−1,3’−ピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン]−7’−カルボキサミド(2.2g、3.28mmol)を含む窒素下の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(0.206g、0.328mmol)を加えた。得られた混合物を55℃で20時間加熱した。反応物を室温まで放冷し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(220gのシリカ、0%〜30%アセトン/ヘプタン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドを淡黄色の固体(1.5g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ8.69(s,1H),7.72(d,J=8.4Hz,1H),7.20(d,J=8.4Hz,1H),7.08−7.18(m,3H),6.71−6.82(m,1H),5.86−5.96(m,1H),4.44(dd,J=14.1,8.4Hz,1H),4.14(d,J=12.1Hz,1H),3.99(d,J=12.1Hz,1H),3.92(d,J=15.3Hz,1H),3.85−3.89(m,1H),3.73−3.82(m,1H),3.70(dd,J=8.0,5.1Hz,1H),3.59−3.66(m,1H),3.42(s,3H),3.39(d,J=14.7Hz,1H),2.94(dd,J=14.0,3.8Hz,1H),2.82−2.90(m,1H),2.72−2.82(m,2H),2.35−2.45(m,1H),2.26−2.34(m,1H),2.09−2.19(m,3H),1.97−2.06(m,2H),1.75−1.94(m,5H),1.37−1.48(m,1H),1.18(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 642.2(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
攪拌子及び温度プローブを備え、オーブン乾燥した50mLの三口フラスコに、1,3−ジチアン(0.890g、7.40mmol)及びTHF(15mL)を加えた。得られた混合物を−20〜−30℃の間に冷却し、n−ブチルリチウム溶液(2.5Mヘキサン、2.7mL、6.75mmol)をシリンジにより滴加した。得られた混合物を−20℃で30分間攪拌し、−70℃を下回るように冷却し、20分間攪拌した。この反応物に塩化ランタン(III)塩化リチウム錯体(0.6M THF、5.6mL、3.36mmol、Strem Chemical(Newbury Port,MA))をシリンジにより滴加した(内部温度を−70℃未満に維持した)。10分後、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.430g、0.670mmol)を含むTHF(5mL)をシリンジにより滴加した(内部温度を−70℃未満に維持した)。添加後、反応物を−70℃で15分間攪拌した。反応物の反応を飽和NH4Cl(3mL)で停止し、室温まで昇温させ、EtOAc(60mL)と水(30mL)との間で分配した。有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(80gのシリカ、0%〜30%アセトン/ヘプタン)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体(0.350g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ9.24(br.S.,1H),7.65−7.73(m,1H),7.35−7.41(m,1H),7.19(d,J=7.8Hz,2H),7.11(s,1H),5.76−5.87(m,1H),5.60−5.71(m,1H),4.61(dd,J=13.5,4.9Hz,1H),4.12−4.22(m,2H),3.94−4.03(m,2H),3.89(d,J=14.5Hz,1H),3.53−3.63(m,2H),3.44(d,J=14.5Hz,1H),3.32(s,3H),2.94−3.04(m,2H),2.85−2.93(m,4H),2.73−2.84(m,3H),2.54−2.70(m,2H),2.17−2.33(m,2H),2.04−2.13(m,4H),1.87−2.00(m,3H),1.71−1.83(m,3H),1.64(dt,J=18.6,9.5Hz,1H),1.47(d,J=14.9Hz,1H),1.15(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 762.2(M+H)+。
工程5:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
15mLのフラスコに、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.350g、0.459mmol)及びTHF(15.0mL)を加えた。混合物を0℃まで冷却し、水素化ナトリウム(油中60重量%、0.165g、4.13mmol)を加えた。添加後、氷浴を取り外し、混合物を室温で20分間攪拌し、次いで、ヨードメタン(0.520mL、8.37mmol)を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、次いで、水(5mL)で反応を停止した。得られた混合物をEtOAc(50mL)と水(20ml)との間で分配した。有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、0%〜30%アセトン/ヘプタン)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ9.20(br.S.,1H),7.69(d,J=8.4Hz,1H),7.36(d,J=7.8Hz,1H),7.16−7.22(m,2H),7.11(s,1H),5.73−5.86(m,1H),5.49−5.60(m,1H),4.82(dd,J=14.0,5.0Hz,1H),4.37(s,1H),4.09−4.20(m,2H),3.99(d,J=12.3Hz,1H),3.91(d,J=14.5Hz,1H),3.56−3.71(m,2H),3.40−3.50(m,1H),3.33(s,3H),3.22(s,3H),3.09(br.S.,1H),2.92−3.00(m,1H),2.83−2.91(m,4H),2.75−2.83(m,2H),2.66−2.74(m,1H),2.63(br.S.,1H),2.17−2.33(m,2H),2.04−2.14(m,3H),1.91(td,J=11.7,3.6Hz,4H),1.71−1.80(m,1H),1.62−1.70(m,2H),1.54−1.62(m,1H),1.39−1.49(m,1H),1.15(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 776.2(M+H)+。
工程6:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
アセトニトリル(12.0mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.250g、0.322mmol)を含む溶液に、炭酸カルシウム(0.161g、1.610mmol)、水(3.00mL)及びヨードメタン(0.250mL、4.02mmol)を加えた。得られた混合物を40℃で20時間加熱した。反応物を水(20mL)とDCM(50mL)との間で分配した。水層をDCM(30mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(24gのシリカ、0%〜30%アセトン/ヘプタン)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドを白色固体(0.130g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ9.74(s,1H),9.50(s,1H),7.72(d,J=8.4Hz,1H),7.47(d,J=7.8Hz,1H),7.21(d,J=8.0Hz,2H),7.12(d,J=2.2Hz,1H),5.69(d,J=16.2Hz,1H),5.38−5.47(m,1H),4.42(dd,J=14.0,8.5Hz,1H),4.19(d,J=12.3Hz,1H),4.04(d,J=12.1Hz,1H),3.87(d,J=14.7Hz,1H),3.60(td,J=8.7,4.9Hz,1H),3.46−3.54(m,2H),3.38−3.45(m,1H),3.31(s,3H),3.06(s,3H),2.96(dd,J=14.1,5.9Hz,1H),2.74−2.90(m,4H),2.46(ddd,J=11.2,7.1,3.7Hz,1H),2.21−2.28(m,1H),2.11−2.20(m,1H),1.97−2.08(m,2H),1.81−1.96(m,5H),1.67−1.79(m,1H),1.55−1.66(m,1H),1.40−1.50(m,1H),1.14(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 686.2(M+H)+。
工程7:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DCM(4.0mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.080g、0.117mmol)を含む溶液に、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(0.093g、0.653mmol)を含むDCM(4.0mL)及び酢酸(1滴)を加えた。室温で1時間、窒素下で、混合物を攪拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.100g、0.472mmol)を加え、混合物を室温で1時間攪拌した。反応物を水(10mL)とDCM(20mL)との間で分配した。水層をDCM(20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(24gのシリカ、0%〜10%MeOH/DCM)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体(0.066g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ7.70(d,J=8.4Hz,1H),7.40(d,J=7.8Hz,1H),7.19(d,J=8.4Hz,1H),7.08−7.16(m,2H),5.53−5.66(m,2H),4.13−4.19(m,1H),4.02−4.12(m,2H),3.74−3.83(m,2H),3.65−3.73(m,1H),3.53−3.63(m,3H),3.46(d,J=14.7Hz,1H),3.32(s,4H),2.98−3.10(m,7H),2.74−2.85(m,2H),2.72(d,J=6.1Hz,1H),2.52−2.64(m,3H),2.46(d,J=16.8Hz,3H),2.23−2.37(m,2H),2.06−2.15(m,1H),1.96−2.03(m,2H),1.85−1.94(m,4H),1.72−1.81(m,2H),1.45−1.63(m,6H),1.08(d,J=6.8Hz,3H).交換性プロトンは1つも観察されなかった。MS(ESI、正イオン)m/z 812.4(M+H)+。
実施例21
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DCM(5.0mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.140g、0.204mmol)を含む溶液に、(R)−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン(0.160g、1.141mmol)を含むDCM(1mL)及びAcOH(2滴)を加えた。混合物を窒素下にて室温で1時間攪拌し、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.173g、0.816mmol)で処理した。得られた混合物を1時間攪拌し、次いで、水(10mL)とDCM(20mL)との間で分配した。水層をDCM(20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(24gのシリカ、0%〜10%MeOH/DCM)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14,25]トリアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体(0.120g)として得た。1H NMR(ジクロロメタン−d2)δ7.69−7.76(m,1H),7.42−7.50(m,1H),7.18(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),7.04−7.14(m,2H),5.77(br.S.,2H),4.17(d,J=12.9Hz,1H),4.00−4.13(m,2H),3.77(d,J=14.5Hz,1H),3.64−3.73(m,1H),3.57(d,J=9.2Hz,2H),3.35−3.47(m,1H),3.21−3.34(m,5H),3.09(br.S.,3H),2.99(br.S.,1H),2.83−2.95(m,2H),2.65−2.82(m,5H),2.55(br.S.,2H),2.25−2.44(m,3H),2.09−2.21(m,1H),1.97−2.08(m,3H),1.89(d,J=19.2Hz,4H),1.61−1.73(m,4H),1.38−1.51(m,4H),1.29−1.35(m,1H),1.17(br.S.,2H),1.02(d,J=6.8Hz,4H).交換性プロトンは1つも観察されなかった。MS(ESI、正イオン)m/z 810.4(M+H)+。
実施例33
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
2ドラムのバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−12’−エチル−7’−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(27mg、0.037mmol;一般的方法1(R1=H、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸及び(R)−ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミドを使用)及び一般的方法5(MeIを使用)により入手)、磁気攪拌子、アセトニトリル(820μL)及び水(205μL)を充填した。得られた懸濁液に炭酸カルシウム(18.5mg、0.185mmol)及びヨードメタン(23μL、0.37mmol)を加えた。バイアルを密封し、混合物を45℃で攪拌した。2.5時間後、19時間後、23時間後及び27時間後に追加のヨードメタン(10当量)を加えた。51時間の反応時間後、塩化アンモニウム飽和水溶液(1mL)及び水(1mL)を加えることによって反応物の反応を停止した。混合物をEtOAc(3×2mL)で抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドの混合物を3:1の比で得た。これを精製することなく次工程に使用した。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
1mLのバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.022g、0.034mmol)の3:1混合物、(R)−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン(26.5mg、0.189mmol;Aurum Pharmatech(Franklin Park,NJ))、磁気攪拌子及び1,2−ジクロロエタン(343μL)を充填した。得られた混合物を1時間攪拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(3.6mg、0.017mmol)を加えた。45分後、第2の分量のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(3.6mg、0.017mmol)を加え、反応を更に2時間継続させた後、第3の分量のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(3.6mg、0.017mmol)を加えた。更に3時間後、反応物の反応をメタノールを加えることによって停止した。RP−HPLC(カラム:Phenomenex Luna、C18、150×21mm;溶媒:A=水(0.1%TFA)、B=(R)(0.1%TFA)、30mL/分、30%B〜100%Bで18分後、100%Bで2分)による精製後、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−14’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを対応するTFA塩として単離した。5.2mg(0.006mmol、収率17%);MS(ESI、正イオン)m/z 779.3(M+H)+。
実施例34
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((2−(4−モルホリニル)エチル)アミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法13
THF(810μL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−7’−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(52mg、0.081mmol)及び2−モルホリノエタンアミン(106μL、0.811mmol)を含む溶液を周囲温度で90分間攪拌した。シアノトリヒドロホウ酸ナトリウム(25.5mg、0.405mmol)及び酢酸(93μL、1.6mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で1時間攪拌した。反応混合物をEtOAc(2mL)で希釈し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(5mL)で洗浄し、層を分配し、水層をEtOAc(2×5mL)で洗浄した。有機抽出物を合わせ、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、オフホワイト色の固体を得た。RP−HPLC(カラム:Phenomenex Luna、C18、150×21mm;溶媒:A=水(0.1%TFA)、B=(R)(0.1%TFA)、30mL/分、30%B〜100%Bで18分後、100%Bで2分)による精製後、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((2−(4−モルホリニル)エチル)アミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを対応するTFA塩として単離した。41.8mg(0.048mmol、収率59%);MS(ESI、正イオン)m/z 755.2(M+H)+。
実施例99
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.050g、0.080mmol)及び(R)−モルホリン−3−イルメタノール塩酸塩(0.124g、0.807mmol;J&W Pharmlab(Levittown,PA))の室温混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.230mL、1.32mmol)をシリンジにより加えた。30分後、テトラヒドロフラン(0.400mL、0.400mmol)中1.0Mシアノ水素化ホウ素ナトリウムと酢酸(0.100mL、1.73mmol)を加え、反応物を室温で一晩攪拌した。反応混合物の反応を飽和NH4Clで停止し、水層をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、(4グラムHP))により0%〜100%(2M NH3/MeOH)/DCMで溶出して精製し、70mgの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色の結晶性固体として得た。(ESI、正イオン)m/z 728.3(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,3’’−[1,4]オキサジンo[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(0.3mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを含む室温の溶液に、水素化ナトリウム60%鉱油(0.011g、0.275mmol)を固体のまま加えた。30分後、混合物を冷却し(0℃)、1−(p−トルエンスルホニル)イミダゾール(0.064g、0.288mmol)で処理し、反応物を室温まで一晩昇温させた。反応混合物の反応を飽和NH4Clで停止し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、(4グラムHP))により2M NH3/MeOH:CH2Cl2(0:1→1:9)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,3’’−[1,4]オキサジンo[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2.1mg、9%)を黄褐色の結晶性固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 710.3(M+1)+。
実施例100
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(2mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.052g、0.083mmol)及び3(S)−ヒドロキシメチルモルホリン(0.099g、0.845mmol;J&W Pharmlab(Levittown,PA))を含む室温の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.250mL、1.437mmol)を加えた。1時間後、テトラヒドロフラン(0.450mL、0.450mmol)中の1.0Mシアノ水素化ホウ素ナトリウム及び酢酸(0.100mL、1.73mmol)を加え、反応物を一晩攪拌した。反応混合物の反応をpH7の緩衝液で停止し、水層をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(4g))により25%EtOH/EtOAc:ヘプタン(0:1→1:1)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(46mg、76%)を白色の結晶性固体として得た。(ESI、正イオン)m/z 728.2(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを含む室温の溶液に、水素化ナトリウム(0.020g、0.51mmol)を固体のまま加えた。30分後、反応物を冷却し(0℃)、1−(p−トルエンスルホニル)イミダゾール(0.112g、0.505mmol)で処理した。一晩の攪拌後、反応混合物の反応をpH7の緩衝液で停止し、水層をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(4g))により25%EtOH/EtOAc:ヘプタン(0:1→1:0)で溶出して精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3S)−3−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(27mg、55%)を白色の結晶性固体を得た。(ESI、正イオン)m/z 778.3(M+1)+。
実施例105
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
EtOAc(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.010g、0.013mmol)及びパラジウム10重量%(乾燥重量)活性炭(湿潤デグサタイプ)(0.005g、2.3μmol)を含む混合物を室温で水素下(18psig)にて一晩攪拌した。反応物をセライトパッドに通して濾過し、パッドをEtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、MeOHで希釈し、逆相HPLC(Gilson;Gemini−NX C18 AXIA、100×50mmカラム)により0.1%TFA−H2O:0.1%TFA CH3CN(9:1→1:9)で溶出して精製した。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、pH7の緩衝液(1M K2HPO4/KH2PO4)/EtOAcの間に分配した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(6.5mg、68%)を白色の結晶性固体として得た。(ESI、正イオン)m/z:747.3(M+1)+。
実施例124
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−4’’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
アセトニトリル(44mL)/水(6.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2.66g、3.71mmol)を含む50℃の溶液に、炭酸カルシウム(2.60g、18.5mmol)及びヨードメタン(1M TBME;18.5mL、37.1mmol)を順次加え、反応混合物を50℃で16時間攪拌した。スラリーを濾過してあらゆる過剰の炭酸カルシウムを除去し、濾液を濃縮した。固体をEtOAc(150mL)で希釈し、乳白色の混合物を注ぎ出し、残留固体をDCM/IPA(3:2、200mL)で希釈し、合わせた有機物質をNH4Cl飽和水溶液(100mL)で分配した。有機層を分離し、MeOHで可溶化し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルに吸着させ、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜50%EtOAc/ヘプタン 0.3%AcOH含有)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(396mg、0.631mmol、収率17%)及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(0.810、1.29mmol、収率35%)をいずれも白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z 627.2(M+1)+(両方とも)。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DCM(383μL)/MeOH(580μL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(48mg、0.077mmol)、メタンアミン塩酸塩(91mg、1.3mmol)及びDIPEA(227μL、1.30mmol)を含む混合物を室温で15分間攪拌し、次いで、シアノトリヒドロホウ酸ナトリウム(14mg、0.23mmol)を加えた。スラリーを室温で30分間攪拌した。反応混合物をDCM(50mL)で希釈し、分液漏斗に加え、水(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルに吸着させ、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜20%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(14mg、0.022mmol、収率29%)を白色フィルムとして得た。MS(ESI、正)m/z 642.2(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−4’’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
DMF(0.22mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(14mg、0.022mmol)及び1,2−ジブロモエタン(8μL、0.09mmol)を含む周囲温度の溶液に、炭酸セシウム(85mg、0.26mmol)を加えた。反応混合物を70℃で16時間攪拌した。1−トシル−1H−イミダゾール(4.8mg、0.022mmol)及び水素化ナトリウム(60%鉱油;0.5mg、0.02mmol)を反応混合物に加え、次いで、これを周囲温度で20分間攪拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、分液漏斗に加え、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(2×50mL)で洗浄し、有機層を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルに吸着させ、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜10%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−4’’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2mg、3μmol、収率14%)を薄黄色の油状物として得た。MS(ESI、正)m/z 668.3(M+1)+。
実施例125
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−((tert−ブチルアミノ)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(1.6mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(99mg、0.16mmol)及び2−メチルプロパン−2−アミン(115mg、1.58mmol)を含む溶液を周囲温度で1.5時間攪拌し、シアノトリヒドロホウ酸ナトリウム(50mg、0.79mmol)及び酢酸(181μL、3.16mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で1時間攪拌した。反応混合物をEtOAc(75mL)で希釈し、分液漏斗に加え、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(100mL)で洗浄し、有機層を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルに吸着させ、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜10%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−((tert−ブチルアミノ)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(53mg、0.077mmol、収率49%)を白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z 684.3(M+1)+。
実施例126
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)(1−メチルエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(1.1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(68mg、0.11mmol)及び2−(イソプロピルアミノ)エタノール(Enamine(Monmouth Jct、NJ);112mg、1.08mmol)を含む溶液を周囲温度で2.5時間攪拌し、シアノトリヒドロホウ酸ナトリウム(34mg、0.54mmol)及び酢酸(0.1mL、2.2mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で1時間攪拌した。反応混合物をEtOAc(75mL)で希釈し、分液漏斗に加え、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(100mL)で洗浄し、有機層を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルに吸着させ、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜8%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)(1−メチルエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(20mg、0.028mmol、収率26%)を白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z 714.2(M+1)+。
実施例127
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(1−メチルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(0.24mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)(1−メチルエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(17mg、0.024mmol)及び1−トシル−1H−イミダゾール(6.9mg、0.031mmol)を含む0℃の溶液に、水素化ナトリウム(60%鉱油;3mg、0.07mmol)を加え、反応混合物を0℃で15分間攪拌した。反応混合物をEtOAc(75mL)で希釈し、分液漏斗に加え、塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)で洗浄し、有機層を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物のDCM溶液をカラムに充填し、自動フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0%〜6%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(1−メチルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(6mg、9μmol、収率36%)を白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z:696.3(M+1)+。
実施例128
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
工程1:メチル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート及びメチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート
THF(1mL)中にリチウムジイソプロピルアミド(1.0M ヘキサン/テトラヒドロフラン溶液、2.17mL、2.17mmol)を含む−78℃の攪拌溶液に、酢酸メチル(0.172mL、2.17mmol)のTHF(1mL)中溶液を滴加した。混合物を−78℃で0.5時間攪拌した後、THF(2mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(216mg、0.362mmol)を含む溶液をシリンジによりゆっくり加えた。反応混合物を−78℃で1.5時間攪拌した後、室温まで昇温させ、水(15mL)で反応を停止した。混合物をEtOAc(25mL)で抽出した。有機層を分離し、1M HCl水溶液(15mL)で洗浄し、ブライン(15mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下濃縮して、メチル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテートとメチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート(246mg、0.366mmol、収率101%)の粗製混合物を黄色固体として得、これを次工程に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 671.3(M+H)+。
工程2:((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸及び((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸
水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.453mL、0.905mmol)を、テトラヒドロフラン(7mL)中にメチル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート及びメチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート(243mg、0.362mmol)を含む攪拌溶液に加えた。反応混合物を室温で16時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(30mL)で停止し、EtOAc(50mL)で3回抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc(改質剤として0.3%AcOH含有)/ヘプタン)により、AcOHを夾雑物として含む所望の生成物を得た。分離した生成物をトルエンと共沸して、((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸と((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸の混合物(66mg、0.100mmol、収率27.7%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 657.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸と((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸の混合物(66mg、0.100mmol)、トリエチルアミン(0.031mL、0.221mmol)及びジフェニルホスホリルアジド(0.024mL、0.110mmol)をtert−ブタノール(2mL)中で2.5時間還流した。反応混合物を真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc(改質剤として0.3%AcOH含有)/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,2’’H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,5’’−[1,3]オキサゾリジン]−2’’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(30mg、0.046mmol、収率45.7%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 654.2(M+H)+。
実施例138
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−4’’−ベンジル−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(199mg、0.317mmol)及び2−アミノエタノール(322mg、5.27mmol)の混合物をジクロロメタン(6mL)中で20分間攪拌した後、酢酸(0.366mL、6.35mmol)及びシアノ水素化ホウ素ナトリウム(59.8mg、0.952mmol)を加えた。反応混合物を室温で17時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(40mL)で停止し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(30mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜10%(2Mアンモニア/MeOH)/DCM)により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(115mg、0.171mmol、収率53.9%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 672.2(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(115mg、0.171mmol)を含む室温の攪拌懸濁液に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散、20.5mg、0.513mmol)を加えた。混合物を20分間攪拌した後、0℃まで冷却し、続いて、1−(p−トルエンスルホニル)イミダゾール(38.0mg、0.171mmol)を加えた。反応混合物を0℃で5時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(20mL)で停止し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜10%(2Mアンモニア/MeOH)/DCM)により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(67mg、0.102mmol、収率60%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 654.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−4’’−ベンジル−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(17mg、0.026mmol)、(ブロモメチル)ベンゼン(3.40μl、0.029mmol)及びトリエチルアミン(7.95μl、0.057mmol)をアセトニトリル(0.25mL)中で混合した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(10mL)で停止し、EtOAc(15mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜10%(2Mアンモニア/MeOH)/DCM)により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−4’’−ベンジル−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン13’,13’−ジオキシド(9mg、0.012mmol、収率47%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 744.3(M+H)+。
実施例151
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(8mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(460mg、0.641mmol)を含む溶液に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散、679mg、19.24mmol)を分割して加えた。添加後、次いで、混合物を室温で窒素下にて10分間攪拌し、次いで、2−ブロモエチルメチルエーテル(1.809mL、19.24mmol)を加えた。得られた混合物を室温で14時間攪拌した。混合物の反応を飽和NH4Cl(150mL)で停止し、EtOAc(2×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(391mg、0.504mmol、収率79%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 699.2,755.3(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
アセトニトリル(10mL)及び水(2.500mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(391mg、0.504mmol)を含む溶液に、ヨウ化メチル(0.313mL、5.04mmol)及び炭酸カルシウム(252mg、2.52mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を50℃で14時間攪拌した。混合物の反応を飽和NH4Clで停止し、EtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、次いで、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(233mg、0.340mmol、収率67.4%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 685.3(M+H)+。
工程3:2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート
1,2−ジクロロエタン(0.8mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(55mg、0.080mmol)及び(R)−tert−ブチル 2−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(172mg、0.803mmol)を含む溶液を室温で14時間攪拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.059mL、0.401mmol)を混合物に加え、次いで、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物をMeOH(5mL)で希釈し、シリカゲルを加えた。混合物を濃縮し、真空下で乾燥させた。次いで、固体混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(固体充填、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により精製して、2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(64mg、0.072mmol、収率90%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 883.5(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((((2R)−2−ピペリジニルメチル)アミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジクロロメタン(0.5mL)中に2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(58mg、0.066mmol)を含む溶液に、トリフルオロ酢酸(0.098mL、1.3mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を0℃まで冷却し、iPr2Net(0.457mL、2.63mmol)を加え、続いて、1,2−ジブロモエタン(0.023mL、0.263mmol)及びDMA(0.1mL)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で72時間、50℃で1時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((((2R)−2−ピペリジニルメチル)アミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを無色の油状物として得、これを次工程で使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 783.3(M+H)+。
工程5:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
N、N−ジメチルアセトアミド(0.4mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((((2R)−2−ピペリジニルメチル)アミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(51.4mg、0.066mmol)を含む溶液に、iPr2Net(0.057mL、0.328mmol)及び1,2−ジブロモエタン(0.028mL、0.328mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で14時間攪拌した。次いで、1,2−ジブロモエタン(0.2mL)を加え、混合物を室温で14時間攪拌し、次いで、55℃で72時間攪拌した。混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0%〜10%MeOH/DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−メトキシエトキシ)−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(17mg、0.021mmol、収率32.0%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 809.2(M+H)+。
実施例154
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((9aR)−3−オキソオクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート
1,2−ジクロロエタン(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(44mg、0.069mmol)を含む溶液に、(R)−tert−ブチル 2−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(147mg、0.686mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で1時間攪拌した。次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(73mg、0.343mmol)を分割して加えた。添加後、次いで、混合物を室温で2日間攪拌した。混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0%〜20%MeOH/DCM)により精製して、2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(57.6mg、0.069mmol、収率100%)を薄黄色の固体として得、これを次工程に使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 839.4(M+H)+。
工程2:2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((クロロアセチル)(((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート
ジクロロメタン(1.5mL)中に2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(57.6mg、0.069mmol)を含む−78℃の窒素下の溶液に、クロロアセチルクロリド(10.92μL、0.137mmol)を加え、続いてiPr2Net(0.036mL、0.206mmol)を加えた。添加後、次いで、混合物を−78℃で1.5時間攪拌した。クロロアセチルクロリド(0.022mL)を加え、混合物を−25℃で1時間攪拌し、−20℃のフリーザー内に16時間置いた。混合物の反応をMeOH(2mL)で停止し、真空下で濃縮した。クロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((クロロacetyl)(((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(62.8mg、0.069mmol、収率100%)を薄黄色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 937.3,939.2(M+Na)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((9aR)−3−オキソオクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジクロロメタン(1mL)中に2−メチル−2−プロパニル (2R)−2−(((クロロアセチル)(((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)アミノ)メチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(61.8mg、0.067mmol)を含む溶液に、トリフルオロ酢酸(0.251mL、3.37mmol)を加えた。添加後、次いで、混合物を室温で17分間攪拌した。混合物を−78℃まで冷却し、iPrNEt(0.704mL、4.05mmol)を滴加した。添加後、混合物を室温で14時間攪拌した。混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0%〜20%MeOH/DCM)により精製し、続いて分取HPLC(Phenomenex Gemini C18カラム、150×30mm、10%〜100%(0.1%TFA/MeCN)/H2O)により精製して、所望の生成物をMeCN/H2O 0.1%TFAの溶液で得た。pHを緩衝液(KH2PO4/K2HPO4)で7に調整し、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮し、真空下で乾燥させて、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((9aR)−3−オキソオクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(33mg、0.042mmol、収率62.8%)をオフホワイト色の固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 79.3(M+H)+。
実施例176及び177
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−N,N,11’,12’−テトラメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボキサミド 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−N,N,11’,12’−テトラメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボキサミド 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−7’−メチオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボン酸 13’,13’−ジオキシド
15mLの丸底フラスコに、tert−ブタノール(281μL)及び水(281μL)中、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−7’−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(18mg、0.028mmol、2つのエピマーの混合物)及び2−メチル−2−ブテン(149μL、1.404mmol)を加えた。第一リン酸カリウム(38.2mg、0.281mmol)及び亜塩素酸ナトリウム(25.4mg、0.281mmol)を溶液に加えた。溶液を室温で1時間攪拌した。反応混合物を飽和Na2SO3(5mL)で希釈し、DCM(3×10mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、オフホワイト色の固体を得た。この物質を更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 657.2(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−N,N,11’,12’−テトラメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボキサミド 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−N,N,11’,12’−テトラメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボキサミド 13’,13’−ジオキシド
5mLの丸底フラスコに、DCM(396μL)中、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−7’−メチオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルボン酸13’,13’−ジオキシド(13mg、0.020mmol、2つのエピマーの混合物)及びジエチルアミン(2M THF、39.6μL、0.079mmol)を加えた。1−プロパンホスホン酸環状無水物(50重量%酢酸エチル溶液、62.9μL、0.099mmol)を室温で加えた。溶液を室温で2時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO3(5mL)で希釈し、EtOAc(2×10mL)で抽出した。有機層を濃縮した。粗製物質を分取HPLCによって更に精製して2つの生成物を得た。収集された最初のピークは実施例176であることが特定され、2番目のピークは実施例177であることが特定された。MS(ESI、正イオン)m/z 684.2(M+H)+(両異性体とも)。
実施例193及び213
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジメチルスルホキシド(4.0mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(1.015g、1.700mmol)及びトリメチルスルホニウムヨージド(0.364g、1.785mmol)を含む攪拌氷冷溶液に、カリウムtert−ブトキシドの1.0Mテトラヒドロフラン溶液(4.25mL、4.25mmol)をアルゴン下で滴加した。得られた混合物を氷浴中で5分間、周囲温度で30分間攪拌した。予め塩化アンモニウム層で覆ったシリカゲルプレカラム(25g)に粗製反応混合物を直接充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜100%EtOAc/ヘキサンの後、5%〜20%MeOH/DCMで溶出して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの約3:1の混合物(0.82g、1.3mmol、収率79%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 629.2(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
DCM(5.0mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(180mg、0.286mmol)を含む攪拌氷冷溶液に、アルゴン下でDess−Martinペルヨージナン(121mg、0.286mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を、アルゴン下、0℃で10分間、周囲温度で3時間攪拌した。粗製混合物をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜20%MeOH/DCMで溶出して、180mgの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドの不純混合物をオフホワイト色の固体として得た。これを更に精製することなく次工程に用いた。MS(ESI、正イオン)m/z 627.2(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法10に従って、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドの混合物から表題化合物を調製した。(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例193)は、シリカゲルカラムから2番目に溶出されるエピマーであった。MS(ESI、正イオン)m/z 753.3(M+1)+.(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例213)は、シリカゲルカラムから最初に溶出されるエピマーであった。MS(ESI、正イオン)m/z 753.3(M+1)+。
実施例194
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−モルホリニルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドのエピマー混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製により1%〜20%MeOH/DCMで溶出して、表題化合物を単一の立体異性体として得た。表題化合物は、シリカゲルカラムから2番目に溶出するエピマーであった。MS(ESI、正イオン)m/z 629.3(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
実施例193(工程2)のプロトコルに従って、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドから表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 627.4(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−モルホリニルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法10に従って、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシドから表題化合物を調製した。MS(ESI、正イオン)m/z 698.5(M+1)+。
実施例270
(4−(((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)−1−ピペラジニル)酢酸
MeOH(1.5mL)及び水(0.5mL)中にメチル (4−(((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)−1−ピペラジニル)アセテート(実施例269)(15mg、0.019mmol)を含む攪拌溶液に、水酸化リチウム水和物(8.0mg、0.19mmol)を加えた。得られた混合物を室温で3時間攪拌した。残渣をMeOH中に取り、分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 10μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);20〜90%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、24分中15分のグラジエント法)に供し、凍結乾燥後、11mgの(4−(((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチル)−1−ピペラジニル)酢酸を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 769.7(M+1)+。
実施例276
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ピリジン(0.30mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((9aS)−8−(3−(フェニルスルホニル)プロパノイル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(((9aR)−8−(3−(フェニルスルホニル)プロパノイル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(15mg、0.016mmol)及び1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]ウンデカ−7−エン(0.15mL、1.0mmol)を含むマイクロ波反応容器内の溶液をマイクロ波照射に75℃で50分間供した。粗製混合物をMeOH中に取り、分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 10μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);20〜90%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、24分間中15分のグラジエント法)に供し、凍結乾燥後、7.5mgの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを得た。MS(ESI、正イオン)m/z 821.0(M+1)+。
実施例345
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(15mL)中にメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(1.80g、5.0mmol)を含む溶液を0℃まで冷却した。n−ブチルリチウム溶液(2.5Mヘキサン、1.8mL、4.5mmol)を滴加し、0℃で10分間攪拌した。THF(6.0mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.30g、0.50mmol)を含む溶液(氷浴中で冷却)に、ブロミド溶液を黄色が持続するまで滴加した。これを0℃で12分間攪拌した。反応混合物を攪拌氷水(20mL)に加えた。1N HClでpH2〜4に酸性化した。有機相を分離し、水相をEtOAc(50mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾液を濃縮して粗生成物を得た。この化合物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜50%EtOAc(+0.3%HOAc:ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(290mg、0.49mmol、収率97%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 595.2(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
AD−Mix−α混合物(640mg、0.43mmol)を20mLのtert−ブタノール(10.0mL)と水(10.0mL)の1:1混合液中に溶解し、0℃まで冷却した。(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(255mg、0.428mmol)を加え、反応混合物を室温までゆっくり一晩昇温させた。更なる5.0mLのt−BuOHを加え、混合物を均質化した。反応物を一晩攪拌した。更なる320mgのAD−Mix−α混合物を加え、反応物を更に3日間攪拌した。反応物の反応を575mgの亜硫酸ナトリウムを0℃で加えることによって停止し、45分間攪拌した。次いで、混合物をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜100%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘプタン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(31mg、0.049mmol、収率12%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 629.2(M+H)+。
工程3:((1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチルメタンスルホネート
(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(25.0mg、0.040mmol)をDCM(800μL)中に溶解し、0℃まで冷却した。トリエチルアミン(17μL、0.12mmol)を加え、続いてメシルクロリド(6.50μL、0.083mmol)を加え、反応物を1.5時間攪拌した。次いで、反応物をDCM(15mL)で希釈し、混合物を水(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜70%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘプタン)により精製して、((1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチルメタンスルホネートを得た。MS(ESI、正イオン)m/z 707.2(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
((1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)メチルメタンスルホネート(10mg、0.014mmol)を0.36mLの5:1のDMF:水混合物中に溶解した。溶液にアジ化ナトリウム(2.1mg、3.2μmol)を加えた。混合物を70℃まで加熱し、一晩攪拌した。反応物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜60%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘプタン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2.1mg、3.2μmol、収率23%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 654.2(M+H)+。
工程5:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2.0mg、3.1μmol)を2−メチルテトラヒドロフラン(1.0mL)中に溶解し、水素化ナトリウム(60%分散)(0.73mg、0.031mmol)を加え、続いてヨウ化メチル(0.956μL、0.015mmol)を加えた。次いで、反応物を反応完了まで一晩攪拌した。反応物の反応を水の滴加により停止し、EtOAcで抽出した。次いで、有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させて、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(3.0mg)を得た。これを更に精製することなく、次の反応に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 668.2(M+H)+。
工程6:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(20mg、0.030mmol)を3.0mLの1:1:1のt−BuOH:水:DMF溶液中でスラリー化した。この溶液に、硫酸銅(II)(2.9mg、0.018mmol)、l−アスコルビン酸(+)−ナトリウム(12.0mg、0.061mmol)及び(トリメチルシリル)アセチレン(65μL、0.46mmol)を加えた。次いで、溶液をマイクロ波反応器中120℃で2時間加熱した。次いで、反応物を水及びEtOAcで希釈した。混合物をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を1N塩化リチウム溶液(1×15mL)及びブライン(1×15mL)で洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させた。次いで、残渣を中圧クロマトグラフィー(シリカ、25%〜100%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘプタン)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを得た。MS(ESI、正イオン)m/z 694.3(M+H)+。
実施例348
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−メチルプロポキシ)−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−11’,12’−ジメチル−7’−((2−メチル−2−プロペン−1−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法5工程2の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 771.2(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−11’,12’−ジメチル−7’−(2−メチルプロポキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−11’,12’−ジメチル−7’−((2−メチル−2−プロペン−1−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(200mg、0.26mmol)をEtOAc(5.0mL)中に溶解し、酸化白金(IV)(180mg、0.78mmol)を加えた。次いで、容器を水素で40psiまで加圧し、反応完了まで3.5時間攪拌した。次いで、黒色のスラリーをセライトパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。次いで、濾液を濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−11’,12’−ジメチル−7’−(2−メチルプロポキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(200mg、0.26mmol、収率100%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 773.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−メチルプロポキシ)−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
一般的方法5工程3の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 683.3(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−メチルプロポキシ)−7’−((4−(3−オキセタニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法8の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 809.2(M+H)+。
実施例362及び363
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2S)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2R)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)アセトアルデヒド(実施例360)(32mg、0.040mmol)をTHF(2.0mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。メチルマグネシウムブロミド(3.4M 2−MeTHF、0.12mL、0.40mmol)を滴加し、45分間攪拌した。反応物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液(15mL)で停止し、混合物をEtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×20mL)で洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、混合物を分取SCFクロマトグラフィー(4FBSA、250mm×21mmカラム、Phenomenex(Torrance,CA)、MeOH(+20mM NH3)28g/分+CO2 42g/分、Thar 200 SFC、出口圧力=100バール、温度=40℃、波長=220nm、MeOH(3mL)の28mg/3mL(9.3mg/mL)試料溶液1.1mLの注入による使用により精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2S)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2R)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例362、最初に溶出する異性体、tR=3.19分、分析SFC、4FBSA、40%MeOH(+20mM NH3/CO2)、de:>99.5%)(6.2mg、7.7μmol、収率19%)、MS(ESI、正イオン)m/z 809.4(M+H)+、及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2S)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−((2R)−2−ヒドロキシプロピル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例363、2番目に溶出する異性体、tR=6.49分、分析SFC、4FBSA、40%MeOH(+20mM NH3/CO2)、de:>99.5%)(13mg、0.016mmol、収率39%)MS(ESI、正イオン)m/z 809.4(M+H)+を得た。
実施例364及び366
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,16’H−スピロ[ナフタレン−1,23’−[21]オキサ[27]チア[1,15]ジアザペンタシクロ[15.7.2.1〜12,15〜.0〜3,6〜.0〜20,25〜]ヘプタコサ[8,17,19,25]テトラエン]−16’−オン 27’,27’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−クロロエチル)−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例346)(15mg、0.018mmol)をDCM(1.0mL)中に溶解し、Hunig塩基(0.011mL、0.064mmol)及びメシルクロリド(3.7μL、0.048mmol)を加えた。反応混合物をほぼ反応完了まで1.5時間攪拌した。次いで、混合物をDCM(20mL)及び水(15mL)で希釈した。層を分離し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾液を真空下で濃縮乾固して、2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート(16mg、0.018mmol、収率100%)を得、これを次の反応に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 875.3(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,16’H−スピロ[ナフタレン−1,23’−[21]オキサ[27]チア[1,15]ジアザペンタシクロ[15.7.2.1〜12,15〜.0〜3,6〜.0〜20,25〜]ヘプタコサ[8,17,19,25]テトラエン]−16’−オン 27’,27’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−クロロエチル)−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート(16mg、0.018mmol)をアセトニトリル(1.0mL)中に溶解し、テトラブチルアンモニウムジフルオロ−トリフェニルシリケート(59mg、0.11mmol)を加えた。次いで、反応物を75℃で反応完了まで加熱した。次いで、反応物を室温まで放冷し、次いで、EtOAc(25mL)及び水(20mL)で希釈した。層を分離し、有機層を再び水(1×20mL)及びブライン(1×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜100%(10%2Mアンモニア/MeOH):DCM)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,16’H−スピロ[ナフタレン−1,23’−[21]オキサ[27]チア[1,15]ジアザペンタシクロ[15.7.2.1〜12,15〜.0〜3,6〜.0〜20,25〜]ヘプタコサ[8,17,19,25]テトラエン]−16’−オン 27’,27’−ジオキシド(実施例364)(4.9mg、6.3μmol、収率34%)、MS(ESI、正イオン)m/z 779.3(M+H)+、及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−クロロエチル)−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例366)(3.5mg、4.29μmol、収率23%)MS(ESI、正イオン)m/z 815.3(M+H)+の2つの生成物を得た。
実施例358、359及び367
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例358)及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例359)及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例367)
工程1:(3R,4S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチル−6−ヘプテン−3−スルホンアミド
THF(15mL)中に(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(2.8g、6.9mmol)を含む溶液にn−ブチルリチウム(2.5M ヘキサン、3.1mL、7.6mmol)を−78℃で滴加した。混合物を−78℃で5分間攪拌し、次いで、エチレンオキシド(2.5M THF、5.6mL、14mmol)を加えた。混合物を周囲温度まで昇温させ、18時間攪拌した。混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液で停止し、EtOAc(2×)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過した。濾液を濃縮して、得られた残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、20%〜60%、EtOAc/ヘキサン)に供して、表題化合物のジアステレオマー混合物を得た。次いで、混合物を分取SFCクロマトグラフィー(ChiralPak IC−H 250mm×30mmカラム、Phenomenex(Torrance,CA)、MeOH 35g/分+CO2 105g/分、Thar 200 SFC、出口圧力=100バール、温度=22℃、波長=215nm、MeOH(50mL)の25,000mg/50mL(500mg/mL)試料溶液1.0mLの注入による使用により精製して、(3R,4S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチル−6−ヘプテン−3−スルホンアミドをより遅く溶出する黄色の液体の異性体としてde:100%で得た(tR=2.51分、分析SFC、IC−Hカラム、25%MeOH/CO2)。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm7.24(d,J=8.61Hz,4H),6.90(d,J=8.61Hz,4H),5.62(ddt,J=16.75,10.20,7.07,7.07Hz,1H),5.08(s,1H),5.05(br d,J=7.83Hz,1H),4.39(d,J=15.26Hz,2H),4.23(d,J=15.26Hz,2H),3.83(s,6H),3.66−3.81(m,2H),3.00−3.16(m,1H),1.97−2.23(m,3H),1.79−1.96(m,3H),1.06(d,J=6.85Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 470.2(M+Na)+。
工程2:(3R,4S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−スルホンアミド
(3R,4S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチルヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(6.4g、14mmol)をDMF(34mL)中に溶解した。イミダゾール(1.7g、24mmol)及びtert−ブチルジフェニルシリルクロリド(6.3mL、24mmol)を加え、混合物を45分間攪拌した。次いで、反応物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液(150mL)で停止し、EtOAc(1×300mL)で抽出した。層を分離し、有機物質を1N LiCl溶液(1×100mL)、1N HCl溶液(1×100mL)及びブライン(1×100mL)で洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させた。次いで、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、5%〜100%EtOAc:ヘプタン)により精製して、(3R,4S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−スルホンアミド(9.70g、14.14mmol、収率98%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.67(dt,J=1.5,7.3Hz,4H),7.47−7.35(m,6H),7.16(d,J=8.8Hz,4H),6.79−6.78(m,1H),6.81(d,J=8.6Hz,3H),5.56(tdd,J=7.0,10.1,17.0Hz,1H),4.97(dd,J=1.8,10.0Hz,1H),4.91(dd,J=1.6,17.0Hz,1H),4.31−4.10(m,4H),3.84−3.80(m,1H),3.78(s,6H),3.77−3.72(m,1H),3.09(ddd,J=1.6,4.2,7.4Hz,1H),2.22−2.07(m,2H),1.98−1.79(m,3H),1.07(s,9H),1.02(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 708.3(M+Na)+。
工程3:(3R,4S)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−スルホンアミド
0℃まで冷却した1000mLのフラスコに、(3R,4S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−スルホンアミド(9.4g、14mmol)、DCM(290mL)、アニソール(7.5mL、69mmol)、次いで、トリフルオロ酢酸(49mL)を加えた。反応物を反応完了まで室温に一晩昇温させた。次いで、反応混合物をロータリーエバポレーターで約25mLの体積まで濃縮した。次いで、粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、10%〜50%EtOAc:ヘプタン)により精製して、(3R,4S)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−スルホンアミド(2.7g、6.1mmol、収率44%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.67(ddd,J=1.5,5.8,7.2Hz,4H),7.49−7.37(m,6H),5.72(tdd,J=6.9,10.1,17.0Hz,1H),5.06−4.94(m,2H),4.41(br s,2H),3.93−3.80(m,2H),3.23−3.16(m,1H),2.46(m,1H),2.13−2.06(m,1H),2.05−2.01(m,1H),1.91(dtd,J=3.7,7.1,14.7Hz,2H),1.07(s,9H),1.02(d,J=7.0Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 468.2(M+Na)+。
工程4:(3S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((1S)−1−ヒドロキシ−2−プロペン−1−イル)シクロブチル)メチル)−N−(((3R,4S)−4−メチル−1−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)−6−ヘプテン−3−イル)スルホニル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2’H−スピロ[1,5−ベンゾオキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキサミド
一般的方法1(R1=H)の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 895.3(M+H)+。
工程5:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法1(R1=H)の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 867.3(M+H)+。
工程6:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法1(R1=H)の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 865.3(M+H)+。
工程7:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
一般的方法3(R4=Me)の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 911.4(M+H)+。
工程8:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
一般的方法3(R4=Me)の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 909.3(M+H)+。
工程9:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例359)
一般的方法8の手順に従って反応を実施した。MS(ESI、正イオン)m/z 1033.3(M+H)+。
工程10:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例358)
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−12’−(2−(((2−メチル−2−プロパニル)(ジフェニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例359)(38mg、0.037mmol)をTHF(1.0mL)中に溶解した。次いで、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.0M THF、1.1mL、1.1mmol)を加え、反応物を反応完了まで24時間攪拌した。次いで、反応混合物をDCMで希釈し、次いで、カラムに直接充填し、中圧クロマトグラフィー(シリカ、0%〜100%(保持)(10%2Mアンモニア/MeOH:DCM):DCM)により精製して、テトラブチルアンモニウムフルオリドを夾雑物として含む生成物を得た。次いで、この物質を水(50mL)及びEtOAc(20mL)で希釈した。次いで、層を分離してから、有機層を再び水(1×50mL)で洗浄して、残余のテトラブチルアンモニウムフルオリドを除去した。次いで、有機層をブライン(1×15mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。スラリーを濾過し、濾液を濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例358)(150mg、0.18mmol、収率61%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z795.3(M+H)+。
工程11:2−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例358)(50mg、0.063mmol)をDCM(3.0mL)中に溶解し、Hunig塩基(66μL、0.38mmol)及びメシルクロリド(21μL、0.26mmol)を加えた。反応混合物を反応完了まで1.5時間攪拌した。次いで、混合物をDCM(20mL)及び水(25mL)で希釈した。層を分離し、有機層を再び水(25mL)で洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾液を真空下で濃縮乾固して、2−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート(63mg)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 873.3(M+H)+。
工程12:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例367)
2−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−12’−イル)エチルメタンスルホネート(30mg、0.34mmol)、ジメチルアミン(2M THF、0.17mL、0.34mmol)、炭酸カリウム(95mg、0.69mmol)及び触媒量のヨウ化カリウムをバイアル中でアセトニトリル(1.0mL)中に溶解し、圧力キャップで密封した。次いで、反応混合物を65℃まで40分間、反応完了まで加熱した。次いで、反応物をDCMで希釈し、微細ガラスフリットに通して濾過した。次いで、濾液を濃縮してから、残渣を分取SFCクロマトグラフィー(Kromasil Cyano 250mm×21mmカラム、MeOH(+20mM アンモニア)17.5g/分+CO2 52.5g/分、Thar 200 SFC、出口圧力=100バール、温度=22℃、波長=215nm、MeOH(4mL)の31mg/4mL(7.8mg/mL)試料溶液1.0mLの注入による使用により精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−7’−メトキシ−11’−メチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例367)(4.7mg、5.7mmol、収率17%)をより遅く溶出するピークとして純度97.8%で得た(tR=2.90分、分析SFC、Kromasil Cyanoカラム、25%MeOH/CO2)。MS(ESI、正イオン)m/z 822.3(M+H)+。
実施例399及び400
(1S,3’R,6’R,7’R,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ガラス製マイクロ波反応容器に、(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−オキシラン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.300g、0.489mmol)及び3(R)−ヒドロキシメチルモルホリン(0.650g、5.55mmol;Matrix Sci.(Elgin,SC))を充填した。エタノール(3mL)及びトリエチルアミン(1.8mL、12.9mmol)を加え、反応混合物をアルゴン下で密封し、Initiatorマイクロ波反応器中90℃で合計27時間加熱した。反応物をマイクロ波中90℃で更に16時間加熱した。反応混合物を逆相HPLC(Gilson;Gemini−NX 10μm、C18、AXIA、100×50mmカラム)により0.1%TFA−H2O:0.1%TFA CH3CN(9:1→1:9)で溶出して精製した。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、pH7の緩衝液(1M K2HPO4/KH2PO4)/EtOAcの間に分配した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(177mg、50%)を白色の結晶性固体として得た。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(4mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((3R)−3−(ヒドロキシメチル)−4−モルホリニル)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.136g、0.186mmol)を含む室温の混合物に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散)(0.050g、1.250mmol)を加え、反応物を30分間攪拌した。反応物にp−トルエンスルホン酸無水物(0.250g、0.766mmol)を加え、反応物を5.5時間攪拌した。反応物に水素化ナトリウム(60%鉱油分散)(0.050g、1.250mmol)を加え、反応物を一晩攪拌した。反応物にp−トルエンスルホン酸無水物(0.180g)を加え、反応物を24時間攪拌した。反応物に水素化ナトリウム(60%鉱油分散)(0.050g、1.25mmol)を加え、反応物を更に24時間攪拌した。反応物の反応をpH7の緩衝液(1M K2HPO4/KH2PO4)で停止し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、濾液を逆相HPLC(Gilson;Gemini−NX 10μm、C18、AXIA、100×50mmカラム)により0.1%TFA−H2O:0.1%TFA CH3CN(9:1→1:9)で溶出して精製した。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、pH7の緩衝液(1M K2HPO4/KH2PO4)/EtOAcの間に分配した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して118mg(89%)の白色固体を得た。この物質をアキラルSFCクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3’R,6’R,7’R,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(10mg、8%、最初に溶出したピーク)を白色の結晶性固体として得た。m/z(ESI、正イオン)712.7(M+1)+.2番目に溶出する化合物は、(1S,3’R,6’R,7’R,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,9a’’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4,6’’,7’’,9’’,9a’’−ヘキサヒドロ−1’’H,2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,3’’−[1,4]オキサジノ[3,4−c][1,4]オキサジン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(12mg、9%、2番目に溶出したピーク)の白色の結晶性固体として単離された。(ESI、正イオン)m/z 712.6(M+1)+。
実施例405
(1S,3’R,6’R,7’S,10’S,11’S)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−10’,11’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
バイアルに(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,10’S,11’S)−6−クロロ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−7’−ヒドロキシ−10’,11’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.012g、0.016mmol)及び酸化白金(IV)(0.4mg、1.6μmol)を充填した。エタノール(2mL)及びメタノール(0.3mL)を加えた。反応物を窒素で5分間フラッシュし、次いで、水素で3回排気/再充填した。反応物を、20psiの水素下、室温で一晩攪拌した。反応物を窒素でフラッシュした。メタノール(5mL)及びDCM(5mL)を加えた。反応物を窒素でフラッシュし、次いで、水素で3回排気/再充填した。反応物を、20psiの水素下、室温で24時間攪拌した。反応物を窒素でフラッシュし、セライトに通して濾過し、酢酸エチルですすいだ。濾液を減圧下で濃縮し、0%〜10%MeOH/DCMのグラジエントを使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(0.007g、9μmol、収率58%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 755.2(M+H)+。
実施例466
(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(メチルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(メチルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(1.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例452)(34mg、0.043mmol)を含むマイクロ波反応容器内の攪拌溶液に、アルゴン下、室温でジイソプロピルエチルアミン(0.075mL、0.431mmol)を加え、続いて、メタンスルホン酸無水物(37.6mg、0.216mmol)を加えた。得られた混合物を室温で5分間攪拌すると、その間に混合物の色が無色から淡緑色を帯びた黄色に変化した。容器に蓋をし、マイクロ波反応照射(70℃で3時間)に供した。次いで、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(15.81mg、0.129mmol)を加え、続いて、更なるメタンスルホン酸無水物(18mg、0.11mmol)を加えた。容器を密封し、再びマイクロ波照射(70℃で4時間)に供した。揮発性物質を除去し、濃縮物をDMSO中に溶解し、分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 5μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);30%〜95%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、25分法)により精製して、凍結乾燥後、4.0mgの(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(メチルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−4’’−(メチルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−ジスピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−7’,2’’−[1,4]オキサジナン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 734.2(M+1)+。
実施例499及び500
メチル 3−((9aR)−8−(((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aR)−8−(((1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aS)−8−(((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aS)−8−(((1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート(実施例499)ならびに(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例500)
DCM(10mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド (1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aS)−オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド (1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aR)−オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド (1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((9aS)−オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例479)(0.15g、0.199mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(1.5mL、8.62mmol)を含む攪拌溶液に、室温で、アクリル酸n−ヒドロキシスクシンイミドエステル(0.303g、1.789mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で3時間攪拌した。MeOH(8mL)を反応混合物に加えた。得られた混合物を室温で20分間攪拌した後、真空下で濃縮した。粗製残渣をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、1%〜20%MeOH/DCMで溶出して、30mgの不純生成物を得た。これを分取逆相HPLC(Gemini(商標)Prep C18 10μmカラム;Phenomenex(Torrance,CA);20%〜90%MeCN/水のグラジエント溶出、両溶媒とも0.1%TFAを含有、24分間中15分のグラジエント法)に供し、凍結乾燥後、18.5mgのメチル 3−((9aR)−8−(((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aR)−8−(((1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aS)−8−(((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート及びメチル 3−((9aS)−8−(((1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)メチル)オクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)プロパノエート(実施例499)を約1:1:1:1のエピマー混合物で得た。MS(ESI、正イオン)m/z 841.0(M+1)+.更に、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(((9aR)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(((9aS)−8−アクリロイルオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例500)を白色固体の1:1:1:1のエピマー混合物として単離した。MS(ESI、正イオン)m/z 808.8(M+1)+。
実施例507
(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(アミノメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(アミノメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6.0〜19,24]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−(アジドメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6.0〜19,24]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例506)(36.0mg、0.055mmol)を酢酸エチル(5.0mL)中に溶解し、酸化白金(IV)(2.49mg、11.0μmol)を加えた。反応容器に水素を15psiまで充填し、2.5時間激しく攪拌した。MeOH(1.5mL)を加え、反応容器に再び水素(15psi)を充填し、一晩攪拌した。スラリーを濾過し、沈殿物をDMSOで洗浄し、触媒上に生成物が確実に残らないようにした。濾液を濃縮した。粗製物質を逆相分取HPLCにより、Phenomenex Geminiカラム、10μm、C18、100Å、150×30mm、(0.1%TFA/CH3CN)/H2O、30分の20%〜85%のグラジエントを使用して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(アミノメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−7’−(アミノメチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(32mg、0.037mmol、収率68%)をジTFA塩として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 630.2(M+H)+。
実施例517及び518
(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
反応容器に酸化白金(IV)(18.6mg、0.082mmol)を充填し、次いで、Biotage Endeavor内に置き、EtOAc(3mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(128mg)を含む溶液で処理した。容器をAr(3×)でパージし、次いで、H2で200psiまで加圧し、80℃で20時間攪拌した(250RPM)。容器を室温まで放冷し、Ar(3×)でパージし、次いで、セライトパッドに通して濾過し、EtOAcで十分にすすいだ。濾液を真空下で濃縮し、Phenomenex Lunaカラム(5μm、C18、110Å、Axia、150mm×21.2mm)での逆相分取HPLC(Shimadzu)により、30mL/分で、25%〜100%MeCN(0.1%TFA)/水(0.1%TFA)の直線グラジエントで20分かけて溶出して精製した。所望のフラクションを10%Na2CO3中に注ぎ入れ、DCM(2×5mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、真空下で濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例518)(32.8mg、0.040mmol、収率13%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 827.2(M+H)+.更に、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−7’−エトキシ−7’−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イルメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例517)を、先に溶出するピーク(12.9mg、0.016mmol、収率6%)の白色固体として単離した。MS(ESI、正イオン)m/z 793.3(M+H)+。
実施例519
(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(2−プロパニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
反応容器に硫黄修飾Pt炭素(5%重量%、54.2mg、0.295mmol)を充填し、次いで、Biotage Endeavor内に置き、EtOAc(3.25mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド[(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドを使用して一般的方法3工程1〜2に類似の方法から得たもの](207mg、0.295mmol)を含む溶液で処理した。容器をAr(3×)でパージし、次いで、H2で200psiまで加圧し、80℃で20時間攪拌した(250RPM)。容器を室温まで放冷し、Ar(3×)でパージし、次いで、セライトパッドに通して濾過し、EtOAcで十分にすすいだ。濾液を真空下で濃縮し、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(196mg、0.279mmol、収率94%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 703.3(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
DCM(10mL)中に(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(161mg、0.229mmol)を含む氷浴で冷却した溶液に、0.3M Dess−Martinペルヨージナンを含むDCM(1.0mL、0.300mmol)を2分かけて滴加した。1.5時間後、LC−MSは約60%の変換率を示し、更なる0.9mLのDCM中0.3M Dess−Martinペルヨージナンを1分かけて滴加して反応物を処理した。更に2.5時間経つと、LC−MSは完全な変換を示す。反応物を5mLの飽和亜硫酸水素ナトリウムで処理し、20分間攪拌した。反応物を水(15mL)中に注ぎ入れ、有機層を分離した。水層をDCM(1×5mL)で抽出した。合わせた有機層を真空下で濃縮し、シリカゲルプラグに吸着させ、Redi−Sep(登録商標)プレパックシリカゲルカラム(Gold、12g)に通し、0%〜25%EtOAc/ヘプタンで溶出するクロマトグラフィーに供して、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(105mg、0.150mmol、収率65.4%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z701.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(2−プロパニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
丸底フラスコに、DCE(2mL)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.1mL、0.574mmol)中、(R)−1−イソプロピル−2−メチルピペラジンのTFA塩(68.2mg、0.285mmol)及び(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(50mg、0.071mmol)を充填した。1.5時間後、溶液をトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(6mg)で処理した。更に3時間後、反応物を更なるトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(7mg)で処理した。更に16時間後、反応物を再びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(6mg)で処理した。LC−MSにより反応をモニタリングし、反応の完了が判断されるまで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムを5〜10mgの分量で加えた。更に24時間後、反応物をDCE(3mL)で希釈した。4日後、反応物を酢酸(12μL、0.208mmol)で処理した。更に24時間後、更なる酢酸(18μL)を加えた。更に24時間後、反応物を更なる30mgのアミンで処理した。更に96時間後、反応物をより多量のトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムで処理して、所望の生成物または還元アルデヒドから生じるアルコールへの反応を促進した。LC−MSは、それ以上の進行を示さず、反応を水で停止し、水層をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせたDCM層を真空下で濃縮し、シリカゲルプラグに吸着させ、Redi−Sep(登録商標)プレパックシリカゲルカラム(Gold、12g)に通し、0%〜80%EtOAc:EtOH(3:1)/ヘプタンで溶出するクロマトグラフィーに供して、(1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−エトキシ−12’−(2−メトキシエチル)−11’−メチル−7’−(((3R)−3−メチル−4−(2−プロパニル)−1−ピペラジニル)メチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(24.2mg、0.029mmol、収率41.0%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 827.4(M+H)+。
表1は、本明細書で概略した一般的方法によって調製された化合物を列挙するものである。
実施例100001
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
250mLの丸底フラスコに、1,3−ジチアン(4.79g、39.8mmol)及びTHF(100mL)を加えた。混合物を−78℃まで冷却し、n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液、22.5mL、36.1mmol)を8分かけて加えた。溶液を−78℃の浴中で30分間攪拌した。別個の100mLのフラスコに、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド及びTHF(5mL)を加えた。これに塩化ランタン(III)ビス塩化リチウム錯体溶液(0.6M THF、60.1mL、36.1mmol)を加え、これを室温で5分間攪拌した。次いで、溶液を−78℃まで冷却し、ジチアン溶液をカニューレにより加えた。−78℃で2.5時間後、溶液を飽和NH4Cl及び水で処理した。溶液のpHを10%クエン酸水溶液及びNaHCO3水溶液でpH=4に調整した。溶液をEtOAcで抽出し、合わせた抽出物をセライトに通して濾過した。抽出物を水及びブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮して、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物を茶色の油状物として得た。これを次の工程に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 717.5(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
再密封可能なバイアルに、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(6.81g、9.49mmol)及びTHF(100mL)を加えた。混合物を0℃まで冷却し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1M THF、38.0mL、38.0mmol)を10分かけて加えた。溶液を0℃で5分間攪拌し、次いで、ヨードメタン(2.36mL、38.0mmol)を3分かけて加えた。0℃で2.5時間後、溶液を飽和NH4Cl中に注ぎ入れ、pHを1Mクエン酸で4に調整した。溶液をEtOAcで抽出し、合わせた抽出物をブラインで洗浄し、(Na2SO4)で乾燥させ、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜35%EtOAc/ヘプタン、0.3%AcOH含有、330gのRedi−Sepゴールドカラム)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.66g、2.27mmol、収率24%)MS(ESI、正イオン)m/z 731.5(M+H)+及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(4.69g、6.41mmol、収率68%)、MS(ESI、正イオン)m/z 731.5(M+H)+を得た。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド
還流冷却器を備えた250mLの丸底フラスコに、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(1,3−ジチアン−2−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.63g、2.23mmol)、アセトニトリル(40mL)及び水(10mL)を加えた。混合物を50℃に加熱し、炭酸カルシウム(1.12g、11.1mmol)及びヨードメタン(1.38mL、22.3mmol)を加えた。50℃で23時間後、溶液を飽和NH4Cl及び水中に注ぎ入れ、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、次いで、乾燥させ(Na2SO4)、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40%EtOAc/ヘプタン(両方とも0.3%AcOH含有)、Silicycle HP 120gカラム)による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(1.34g、2.09mmol、収率94%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 641.3(M+H)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
MeOH(2mL)及びTHF(0.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−カルバルデヒド 13’,13’−ジオキシド(30mg、0.047mmol)を含む室温の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(17mg、0.47mmol)を加えた。室温で5分後、溶液を飽和NaCl中に注ぎ入れ、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜60%EtOAc(0.3%AcOH)/ヘプタン(4gカラム))による精製により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(ヒドロキシメチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(10mg、0.016mmol、収率50%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.95−8.01(m,1H),7.68(d,J=8.61Hz,1H),7.16−7.20(m,1H),7.10(dd,J=1.86,13.99Hz,2H),6.85−6.95(m,2H),5.71−5.80(m,1H),5.67(d,J=0.98Hz,1H),4.29−4.41(m,1H),4.07(d,J=4.89Hz,3H),3.87−3.97(m,2H),3.72(br d,J=14.48Hz,1H),3.26(d,J=14.28Hz,1H),3.10(s,3H),2.96−3.04(m,1H),2.72−2.80(m,2H),2.56−2.65(m,1H),2.44(s,1H),1.75−2.28(m,9H),1.55−1.71(m,1H),1.50(d,J=7.04Hz,3H),1.50−1.41(m,1H),1.06(d,J=6.85Hz,3H).交換性プロトンは1つも観察されなかった。MS(ESI、正イオン)m/z 643.2(M+H)+。
実施例100002
2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド
((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(60mg、0.089mmol)をTHF(1.8mL)中に取り、水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.18mL、0.36mmol)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌した後、真空下で濃縮して、出発物質のカルボン酸リチウムをオフホワイト色の固体として得、これをアミドカップリングに使用した。先に調製したカルボン酸リチウムを含むN,N−ジメチルホルムアミド(1.8mL)の攪拌懸濁液に、HATU(51.0mg、0.134mmol)及びジメチルアミン(2.0M THF、0.134mL、0.268mmol)を加えた。反応混合物を室温で10分間攪拌した。反応混合物を水及びEtOAcで希釈し、分液漏斗に移した。1.0M HClを加え、相を混合した。有機層を分離し、1.0M LiCl及びブラインで順次洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより50%〜100%EtOAc+0.3%AcOH/ヘプタンのグラジエントを使用して精製し、2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド(38mg、0.054mmol、収率61%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,クロロホルム−d)δppm7.71(d,J=8.48Hz,1H)7.17(dd,J=8.77,2.19Hz,1H)7.07−7.11(m,1H)7.01−7.04(m,1H)6.95−7.00(m,1H)6.88−6.93(m,1H)5.71−5.92(m,2H)4.00−4.11(m,3H)3.84(br d,J=15.20Hz,1H)3.70(br d,J=14.03Hz,1H)3.30(d,J=14.32Hz,1H)3.17(s,3H)3.08−3.15(m,2H)3.06(s,3H)3.01(s,1H)2.94(s,3H)2.65−2.87(m,3H)2.39−2.65(m,3H)2.02−2.21(m,4H)1.51−1.97(m,11H)1.30−1.47(m,5H)1.05(d,J=6.14Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 666.2[M−OMe]+。
実施例100003
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’ [20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
2−ブロモピリジン(105μL、1.1mmol)のTHF(4mL)中溶液を窒素雰囲気下で−78℃まで冷却した。n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(2.5M、422μL、1.1mmol)を滴加し、反応混合物を30分間攪拌した。THF(1mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(300mg、0.5mmol)を含む溶液を滴加し、反応混合物を室温まで一晩昇温させた。NH4Clの飽和水溶液を加え、反応混合物をEtOAcで抽出した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、減圧下で濃縮した。黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより0〜35%EtOAc(0.3%HOAc含有)/ヘキサンのグラジエントで溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物を薄黄色の固体(129mg)として得た。この混合物を追加で精製することなく次工程に使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 676.0(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(129mg、0.19mmol)をTHF(5mL)中に溶解し、溶液を水浴で冷却した。水素化ナトリウム(60%鉱油分散、201mg、5mmol)を一度に加えた。15分後、ヨードメタン(624μL、10mmol)を加えた。NaH及びMeIのそれぞれの追加分量を2時間後に加えた。NH4Cl飽和水溶液を加え、反応混合物をEtOAcで抽出した。溶媒を減圧下で除去した。濃縮物を分取逆相分取HPLCにより、Phenomenex Geminiカラム、10μm、C18、110Å、100×50mm、(0.1%TFA/CH3CN)/H2O、20分の10%〜100%のグラジエントを使用して精製し、21mgの[(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−ピリジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2番目に溶出するピーク)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm1.15(m,3H)1.24−1.34(m,2H)1.48(m,3H)1.61−1.80(m,2H)1.83−1.93(m,2H)1.95−2.07(m,3H)2.19−2.32(m,3H)2.62−2.82(m,5H)3.06(s,3H)3.11−3.21(m,2H)3.70(m,1H)3.96−4.01(m,1H)4.04−4.09(m,1H)4.17(m,1H)5.86−6.02(m,2H)6.92−6.97(m,1H)6.99−7.03(m,1H)7.09(d,J=8.02Hz,2H)7.18(dd,J=8.41,1.96Hz,1H)7.65−7.71(m,2H)8.34−8.40(m,2H)9.02(d,J=5.09Hz,1H).MS(ESI、正イオン)m/z 690.0(M+H)+。
実施例100004
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
0℃まで冷却した2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(1.06mL、6.3mmol)のTHF(28mL)中溶液に、n−ブチルリチウム溶液(2.5M THF、2.4mL、6.0mmol)を窒素雰囲気下で加えた。反応物を0℃で25分間攪拌し、次いで、−78℃まで冷却した。ピリダジン(110μL、1.5mmol)のTHF(5mL)溶液を滴加し、続いて、THF(3mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(300mg、0.502mmol)を含む溶液を滴加した。反応混合物を−78℃で2時間攪拌し、塩化アンモニウム飽和水溶液を加えることによって反応を停止した。反応混合物をEtOAcで抽出した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、減圧下で濃縮して粗製物質を得た。粗製物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより50%〜100%EtOAc+0.3%AcOH/ヘプタンのグラジエントを使用して精製し、106mgの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(2番目に溶出するピーク)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 677.0(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(6.7mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(137mg、0.2mmol)を含む溶液に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散、81mg、2.0mmol)を一度に加えた。5分後、ヨードメタン(251μL、4.1mmol)を加え、反応物を2時間攪拌した。MeOH(3mL)を加え、反応混合物を分取逆相分取HPLCによりPhenomenex Geminiカラム、10μm、C18、110Å、100×50mm、(0.1%TFA/CH3CN)/H2O、20分の10%〜100%のグラジエントを使用して精製した。所望のフラクションを合わせ、溶媒を減圧下で除去して、92mgの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−ピリダジニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを黄褐色の固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm1.03(d,J=6.06Hz,3H)1.35(d,J=6.65Hz,3H)1.72−1.87(m,2H)1.89−2.23(m,9H)2.73−2.84(m,3H)2.94−3.06(m,2H)3.11(s,3H)3.26(d,J=14.48Hz,1H)3.68(d,J=7.04Hz,1H)3.75(d,J=14.48Hz,1H)4.04−4.14(m,2H)4.32(d,J=15.06Hz,1H)5.43(br.s.,9H)5.91(d,J=16.24Hz,1H)6.85−6.92(m,2H)7.03(s,1H)7.09(s,1H)7.16−7.21(m,1H)7.18(d,J=8.61Hz,1H)7.70(d,J=8.41Hz,1H)8.18(br.s.,2H)9.48(br.s.,1H).MS(ESI、正イオン)m/z 691.0(M+H)+。
実施例100005
2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミド
工程1:2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート及び2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート
テトラヒドロフラン(50mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(2.90g、4.86mmol)を含む窒素雰囲気下の攪拌溶液に、2−tert−ブトキシ−2−オキソエチル亜鉛クロリド(0.5Mジエチルエーテル、48.6mL、24.28mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(150mL)で停止し、EtOAc(100mL)で抽出した。有機層を分離し、9:1のNH4Cl飽和水溶液:30%NH4OH水溶液(200mL)で洗浄し、ブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテートと2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテートの粗製混合物を得た。これをトルエンと共沸し、次工程に直接使用した。MS(ESI、正)m/z 713.3[M+H]+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(25mL)中に2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテートと2−メチル−2−プロパニル ((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテートの粗製混合物を含む窒素雰囲気下の攪拌溶液に、水素化ホウ素リチウム(2.0Mテトラヒドロフラン溶液、10.41mL、20.82mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間攪拌した。追加の水素化ホウ素リチウム(2.0Mテトラヒドロフラン溶液、5.21mL、10.4mmol)を加え、続いて、メタノール(1.69mL、41.6mmol)を滴加した。反応混合物を室温で24時間攪拌した。追加のメタノール(1.687mL、41.6mmol)を加え、反応混合物を更に2.5時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(75mL)でゆっくり停止し、EtOAc(75mL)で2回抽出した。合わせた有機層を分離し、ブライン(60mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜10%MeOH/DCM)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドの混合物(2.58g、4.01mmol、収率96%)を白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z 643.2[M+H]+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジクロロメタン(50mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドと(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(3.01g、4.68mmol)を含む攪拌混合物に、イミダゾール(1.274g、18.72mmol)及びtert−ブチルジメチルシリルクロリド(1.41g、9.36mmol)を加えた。反応混合物を室温で72時間攪拌した。追加のtert−ブチルジメチルシリルクロリド(1.41g、9.36mmol)及びイミダゾール(1.274g、18.72mmol)を加え、反応混合物を室温で更に4時間攪拌した。室温で攪拌しながら、添加の際に反応がそれ以上進行しなくなるまで追加の試薬を複数回に分けて加えた。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(125mL)で停止し、DCM(75mL)で抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。得られた残渣を元の反応条件に再度供し、室温で2時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(125mL)で停止し、DCM(75mL)で抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜50%EtOAc/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(453mg、0.598mmol、収率13%)(カラムから溶出される第2のジアステレオマー)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm7.99(1H,s)7.69(1H,d,J=8.41Hz)7.18(1H,dd,J=8.51,2.25Hz)7.09(1H,d,J=2.15Hz)6.92−6.96(3H,m)5.71−5.78(1H,m)5.59(1H,d,J=16.04Hz)4.55(1H,br.s.)3.96−4.19(5H,m)3.67−3.82(2H,m)3.25(1H,d,J=14.28Hz)3.02(1H,dd,J=15.16,10.27Hz)2.68−2.86(2H,m)2.35−2.47(1H,m)2.26−2.36(1H,m)2.12−2.24(3H,m)1.77−2.08(6H,m)1.65−1.77(1H,m)1.51−1.62(1H,m)1.46(3H,d,J=7.04Hz)1.36−1.45(1H,m)1.25−1.32(1H,m)1.07(3H,d,J=6.06Hz)0.91(9H,s)0.10(6H,d,J=3.33Hz).MS(ESI、正)m/z 757.2[M+H]+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(2mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(225mg、0.297mmol)及びヨードメタン(0.185mL、2.97mmol)を含む攪拌溶液に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散、119mg、2.97mmol)を加えた。反応混合物を室温で17時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(50mL)で停止し、EtOAc(70mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、粗製の(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを得、これを次工程に直接使用した。MS(ESI、正)m/z 793.3[M+Na]+。
工程5:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(1.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)エチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(229mg、0.297mmol)を含む攪拌溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.0Mテトラヒドロフラン溶液、0.356mL、0.356mmol)を加えた。反応混合物を室温で3.5時間攪拌した。追加のテトラブチルアンモニウムフルオリド(1.0Mテトラヒドロフラン溶液、0.356mL、0.356mmol)を加え、反応混合物を更に3時間攪拌した。反応混合物を濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(178mg、0.271mmol、収率91%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm8.10(1H,s)7.68(1H,d,J=8.61Hz)7.18(1H,dd,J=8.51,2.25Hz)7.09(1H,d,J=2.15Hz)6.88−6.96(3H,m)5.75−5.83(1H,m)5.64(1H,d,J=16.24Hz)4.29−4.37(1H,m)4.02−4.15(2H,m)3.91−3.99(1H,m)3.80−3.88(2H,m)3.72(1H,d,J=14.28Hz)3.25(1H,d,J=14.28Hz)3.11(3H,s)3.02(1H,dd,J=14.96,10.66Hz)2.69−2.85(2H,m)2.59(1H,q,J=9.06Hz)2.34−2.47(2H,m)2.12−2.24(2H,m)1.76−2.06(8H,m)1.58−1.67(1H,m)1.50(3H,d,J=7.04Hz)1.38(1H,t,J=12.91Hz)1.06(3H,d,J=6.85Hz).MS(ESI、正)m/z 657.2[M+H]+。
工程6:((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセトアルデヒド
ジクロロメタン(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(2−ヒドロキシエチル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(87mg、0.13mmol)及び炭酸水素ナトリウム(111mg、1.32mmol)を含む攪拌混合物に、Dess−Martinペルヨージナン(67.4mg、0.159mmol)を加えた。反応混合物を室温で45分間攪拌した。反応混合物の反応をNaHCO3飽和水溶液(25mL)で停止し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を分離し、1M Na2S2O3水溶液(20mL)で洗浄し、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、粗製の((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセトアルデヒドを得、これを次工程に直接使用した。
工程7:((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸
tert−ブタノール(2mL)中に((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセトアルデヒド(174mg、0.266mmol)及び2−メチル−2−ブテン(1.407mL、13.28mmol)を含む攪拌混合物に、水(2mL)中に第一リン酸カリウム(361mg、2.66mmol)及び亜塩素酸ナトリウム(240mg、2.66mmol)を含む溶液を加えた。反応混合物を室温で45分間攪拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、1M HCl水溶液(40mL)で洗浄し、1M Na2S2O3(40mL)で洗浄し、ブライン(40mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)により、((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(142mg、0.212mmol、収率80%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm8.11(1H,s)7.68(1H,d,J=8.41Hz)7.17(1H,d,J=8.41Hz)7.08(1H,s)6.87−6.95(3H,m)5.80−5.90(1H,m)5.72(1H,d,J=15.85Hz)4.36(1H,q,J=7.17Hz)4.07(2H,s)3.99(1H,d,J=15.65Hz)3.71(1H,d,J=14.48Hz)3.16−3.27(5H,m)3.01(1H,dd,J=15.55,10.86Hz)2.71−2.84(3H,m)2.66(1H,q,J=9.00Hz)2.42(1H,quin,J=9.15Hz)2.12−2.26(2H,m)2.01−2.09(1H,m)1.83−2.01(5H,m)1.79(1H,d,J=7.24Hz)1.57−1.69(1H,m)1.51(3H,d,J=7.04Hz)1.35(1H,t,J=13.11Hz)1.06(3H,d,J=6.65Hz).MS(ESI、正)m/z 671.2[M+H]+。
工程8:2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミド
((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(28mg、0.042mmol)をTHF(0.5mL)中に取り、水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.083mL、0.17mmol)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌した後、真空下で濃縮して、出発物質のカルボン酸リチウムをオフホワイト色の固体として得、これをアミドカップリングに使用した。先に調製したカルボン酸リチウムを含むN,N−ジメチルホルムアミド(0.50mL)の攪拌懸濁液に、HATU(31.7mg、0.083mmol)及びN−(2−メトキシエチル)メチルアミン(0.022mL、0.21mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(20mL)で停止し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(15mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)と、それに続くクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%EtOAc/ヘプタン)により、2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミド(23mg、0.031mmol、収率74%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm8.27(0.4H,s)8.10(0.6H,s)7.69(1H,d,J=8.61Hz)7.17(1H,dd,J=8.41,2.15Hz)7.08(1H,d,J=1.96Hz)6.90−7.06(3H,m)5.84−5.90(1H,m)5.72−5.83(1H,m)4.28(0.6H,q,J=7.04Hz)4.19(0.4H,q,J=7.04Hz)4.05(1.2H,s)4.04(0.8H,s)3.95(0.4H,d,J=10.17Hz)3.91(0.6H,d,J=10.17Hz)3.52−3.77(4H,m)3.22−3.34(7H,m)2.97−3.19(6H,m)2.57−2.82(4H,m)2.38−2.54(1H,m)1.99−2.23(4H,m)1.72−1.99(5H,m)1.57−1.68(1H,m)1.46−1.51(3H,m)1.27−1.37(1H,m)1.04−1.11(3H,m).MS(ESI、正)m/z 742.2[M+H]+。
実施例100006
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(2−(1−アゼチジニル)−2−オキソエチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(28mg、0.042mmol)をTHF(0.5mL)中に取り、水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.083mL、0.17mmol)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌した後、真空下で濃縮して、出発物質のカルボン酸リチウムをオフホワイト色の固体として得、これをアミドカップリングに使用した。先に調製したカルボン酸リチウムを含むN,N−ジメチルホルムアミド(0.25mL)の攪拌懸濁液に、HATU(31.7mg、0.083mmol)及びアゼチジン(0.014mL、0.209mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(10mL)で停止し、EtOAc(15mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)と、それに続くクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−7’−(2−(1−アゼチジニル)−2−オキソエチル)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(22mg、0.031mmol、収率74%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm8.21(1H,br s)7.68(1H,d,J=8.61Hz)7.13−7.20(1H,m)7.06−7.09(1H,m)6.88−6.97(3H,m)5.70−5.86(2H,m)4.23−4.39(3H,m)3.98−4.11(5H,m)3.70(1H,d,J=14.28Hz)3.22−3.32(2H,m)3.08−3.18(4H,m)2.81−2.88(1H,m)2.67−2.79(2H,m)2.33−2.46(2H,m)2.19−2.31(2H,m)1.72−2.19(9H,m)1.56−1.69(1H,m)1.49(3H,d,J=6.85Hz)1.25−1.36(1H,m)1.06(3H,d,J=6.65Hz).MS(ESI、正)m/z 710.2[M+H]+。
実施例100007及び実施例100016
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’,11’,12’−トリメチル−7’−(2−(4−モルホリニル)エトキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例100007)及び(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(実施例100016)
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(3mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(184mg、0.308mmol)を含む0℃の攪拌溶液に、塩化ランタン(III)ビス(塩化リチウム)錯体(0.5M THF溶液、0.616mL、0.308mmol)を加えた。混合物を0℃で45分間攪拌した後、メチルマグネシウムブロミド(3.0Mジエチルエーテル溶液、0.462mL、1.39mmol)をシリンジにより滴加した。反応混合物を室温まで昇温させ、18時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(30mL)で停止し、EtOAc(45mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(30mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜75%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(92mg、0.150mmol、収率49%)(カラムから溶出される第2のジアステレオマー)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.71(d,J=8.6Hz,1H),7.18(dd,J=2.2,8.5Hz,1H),7.10(d,J=2.2Hz,1H),7.00−6.89(m,3H),5.90−5.76(m,2H),4.35−4.24(m,1H),4.11−4.04(m,2H),3.84(br d,J=14.9Hz,1H),3.73(d,J=14.3Hz,1H),3.28(d,J=14.3Hz,1H),3.05(dd,J=10.4,15.3Hz,1H),2.86−2.70(m,2H),2.46−2.33(m,1H),2.27(q,J=9.3Hz,1H),2.18−2.10(m,1H),2.07(br d,J=2.5Hz,1H),2.05−2.01(m,2H),2.02−1.91(m,3H),1.89−1.78(m,3H),1.69−1.60(m,1H),1.52(s,3H),1.47(d,J=7.2Hz,3H),1.44−1.36(m,1H),1.04(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 613.3[M+H]+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’,11’,12’−トリメチル−7’−(2−(4−モルホリニル)エトキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(33mg、0.054mmol)、4−(2−ブロモエチル)モルホリン臭化水素酸塩(296mg、1.08mmol)及び水素化ナトリウム(60%鉱油分散、86mg、2.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)中で混合した。反応混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(20mL)で停止し、EtOAc(30mL)で2回抽出した。合わせた有機層をブライン(15mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、出発物質が溶出するまで50%〜100%EtOAc/DCM、次いで、0〜10%(2M NH3/MeOH)/DCM)により、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’,11’,12’−トリメチル−7’−(2−(4−モルホリニル)エトキシ)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(25mg、0.034mmol、収率64%)をオフホワイト色の固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.68(1H,d,J=8.41Hz)7.17(1H,dd,J=8.41,2.15Hz)7.08(1H,d,J=2.15Hz)6.89−6.96(3H,m)5.82(1H,ddd,J=15.85,9.59,2.74Hz)5.65(1H,d,J=15.85Hz)4.29(1H,q,J=7.11Hz)4.00−4.11(2H,m)3.83(1H,d,J=14.67Hz)3.68−3.77(5H,m)3.33−3.46(2H,m)3.26(1H,d,J=14.28Hz)3.00(1H,dd,J=15.16,10.66Hz)2.69−2.84(2H,m)2.52−2.61(6H,m)2.40(1H,quin,J=8.95Hz)2.28(1H,q,J=9.13Hz)1.74−2.21(9H,m)1.52−1.64(1H,m)1.48(3H,d,J=7.04Hz)1.33−1.43(4H,m)1.04(3H,d,J=6.85Hz).MS(ESI、正)m/z 726.3[M+H]+。
実施例100008
2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−メチル−N−(2−メチル−2−プロパニル)アセトアミド
ジクロロメタン(1mL)中に塩化オキサリル(10μL、0.11mmol)及び((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(37mg、0.055mmol)を含む攪拌溶液に、一滴のDMFを加えた。反応混合物を室温で20分間攪拌した後、真空下で濃縮した。得られた黄色の残渣をジクロロメタン(1mL)中に取り、N−tert−ブチルメチルアミン(0.066mL、0.55mmol)を加えた。反応混合物を室温で40分間攪拌した。反応混合物の反応をNH4Cl飽和水溶液(20mL)で停止し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0〜50%(0.3%AcOH含有EtOAc)/ヘプタン)により、2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−メチル−N−(2−メチル−2−プロパニル)アセトアミド(18mg、0.024mmol、収率44%)をオフホワイト色の固体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ8.01(1H,s)7.68(1H,d,J=8.41Hz)7.17(1H,dd,J=8.51,2.25Hz)7.08(1H,d,J=1.96Hz)6.88−6.96(3H,m)5.68−5.81(2H,m)4.33(1H,q,J=7.43Hz)4.07(2H,s)3.85(1H,d,J=15.06Hz)3.71(1H,d,J=14.28Hz)3.22−3.36(2H,m)3.11(3H,s)3.01−3.09(5H,m)2.68−2.84(2H,m)2.59(1H,d,J=15.85Hz)2.33−2.44(1H,m)2.06−2.23(2H,m)1.74−2.06(7H,m)1.55−1.66(1H,m)1.24−1.52(13H,m)1.06(3H,d,J=6.65Hz).MS(ESI、正)m/z 762.3[M+Na]+。
実施例100009
2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−メチルアセトアミド
((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)酢酸(50mg、0.074mmol)をTHF(2mL)中に取り、水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.149mL、0.358mmol)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌した後、真空下で濃縮して、出発物質のカルボン酸リチウムをオフホワイト色の固体として得、これをアミドカップリングに使用した。先に調製したカルボン酸リチウムを含むN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)の攪拌懸濁液に、HATU(42.0mg、0.112mmol)及びメチルアミン(2.0M THF、0.112mL、0.223mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌した。反応混合物を水及びEtOAcで希釈し、分液漏斗に移した。1.0M HClを加え、相を混合した。有機層を分離し、1.0M LiCl及びブラインで順次洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより50%〜100%EtOAc(0.3%AcOH含有)/ヘプタンのグラジエントを使用して精製し、2−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N−メチルアセトアミド(44mg、0.064mmol、収率86%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.69−7.79(m,1H)7.19(br dd,J=8.84,1.10Hz,1H)7.12(s,1H)6.88−7.03(m,3H)6.74−6.86(m,1H)5.75−5.89(m,1H)5.62−5.73(m,1H)4.21−4.36(m,1H)4.09(s,2H)3.91−4.04(m,1H)3.72(br d,J=15.05Hz,1H)3.29(br d,J=14.03Hz,1H)3.16(s,3H)2.92−3.09(m,2H)2.73−2.90(m,6H)2.51−2.66(m,2H)2.37−2.49(m,1H)1.67−2.25(m,11H)1.48(br d,J=7.02Hz,3H)1.22−1.43(m,6H)1.06(br d,J=6.58Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 652.0[M−OMe]+。
実施例100010
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:メチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート
火炎乾燥した丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(6.28mL)及びリチウムジイソプロピルアミド(2.0M ヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液、7.54mL、15.1mmol)を充填した。溶液を−78℃まで冷却し、次いで、酢酸メチル(1.197mL、15.07mmol)のテトラヒドロフラン溶液(6.28mL)滴加し、反応物を−78℃で45分間攪拌した。フラスコに滴下漏斗を取り付け、次いで、テトラヒドロフラン(12.56mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(1.5g、2.5mmol)を含む溶液を充填した。反応物を−78℃で30分間攪拌した。反応物の反応を水で停止し、室温まで昇温させた。反応物を水及びEtOAcで希釈し、分液漏斗に移した。1M HClを加えた。相を合わせ、有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗製残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより20%〜70%EtOAc(0.3%AcOH含有)/ヘプタンのグラジエントを使用して精製し、メチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート(0.666g、0.992mmol、収率40%)(2番目に溶出するジアステレオマー)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,ジクロロメタン−d2)δ8.06−8.25(m,1H)7.74(d,J=8.62Hz,1H)7.20(br d,J=8.77Hz,1H)7.13(s,1H)6.96(s,2H)6.92(s,1H)5.64−5.81(m,2H)4.06−4.25(m,3H)3.80(s,3H)3.75(br d,J=14.03Hz,1H)3.70(s,1H)3.31(d,J=14.18Hz,1H)3.00−3.11(m,1H)2.91−3.00(m,1H)2.69−2.87(m,3H)2.32−2.56(m,2H)1.79−2.21(m,9H)1.59−1.71(m,2H)1.46(d,J=7.16Hz,4H)1.34−1.39(m,4H)1.06(d,J=6.58Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 671.2[M+H]+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(10.22mL)中にメチル ((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)アセテート(0.343g、0.511mmol)を含む溶液に、水酸化リチウム(2.0M水溶液、0.639mL、1.28mmol)を加えた。反応物を室温で一晩攪拌した。反応物を減圧下で濃縮し、更に精製することなく使用した。先に作製したカルボン酸リチウムのDMF(2.5mL)懸濁液に、HATU(0.069g、0.18mmol)、続いて、ピロリジン(0.050mL、0.60mmol)を加えた。反応物を室温で30分間攪拌した。反応物を水及びEtOAcで希釈し、分液漏斗に移した。1.0M HClを加え、相を混合した。次いで、有機層を分離し、1.0M LiCl及びブラインで順次洗浄してから硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより75%〜100%EtOAc(0.3%AcOH含有)/ヘプタンのグラジエントを使用して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.0608g、0.086mmol、収率71%)を白色固体として得た。MS(ESI、正)m/z 710.3[M+H]+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
THF(0.856mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.0608g、0.086mmol)を含む溶液を0℃まで冷却した後、水素化ナトリウム(0.017g、0.428mmol)を加えた。反応物を室温で30分間攪拌し、次いで、ヨードメタン(0.053mL、0.856mmol)を加え、反応物を室温まで昇温させ、1時間攪拌した。多量のヨードメタン(0.150mL)を加え、反応物を室温で一晩攪拌した。追加分量のMeI(0.15mL)を加え、反応を室温で6時間継続した。反応物の反応を水で停止し、水及びEtOAcで希釈した。反応物を分液漏斗に移し、1M HClを加えた。相を合わせ、有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。粗製物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより100%EtOAc(0.6%AcOH含有)を使用して精製した。2回目の反応を同スケールで繰り返し、両反応から得られた物質を合わせ、分取超臨界流体クロマトグラフィーSFCにより、次の条件:ジオールカラム(21.2×250mm、5μm);20%MeOH(20mM NH3含有)/CO2を使用して更に精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(2−オキソ−2−(1−ピロリジニル)エチル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.018g、0.025mmol、収率15%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.75(br d,J=8.18Hz,1H)7.20(br d,J=8.48Hz,1H)7.12(br s,2H)7.00−7.06(m,1H)6.90−6.98(m,1H)5.75−5.99(m,2H)4.13−4.24(m,1H)4.10(s,2H)3.86−3.96(m,1H)3.74(br d,J=14.32Hz,1H)3.57−3.68(m,2H)3.41−3.54(m,2H)3.34(br d,J=14.62Hz,1H)3.07−3.25(m,4H)3.03(br d,J=15.93Hz,1H)2.69−2.92(m,2H)2.46−2.67(m,2H)2.04−2.26(m,4H)1.74−2.03(m,9H)1.49−1.73(m,9H)1.46(br d,J=6.72Hz,3H)1.29−1.41(m,2H)1.03−1.14(m,3H).MS(ESI、正)m/z 692.2[M−OMe]+。
実施例100011
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(30mL)中に4−(tert−ブチルジメチルシリル)−1−ブチン(2.50mL、12.1mmol)を含む冷却した(−78℃)溶液に、2.5Mブチルリチウムのトルエン(4.0mL、10mmol)をシリンジにより15分間かけて滴加した。1時間後、THF(10mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(1.008g、1.688mmol)を含む溶液を滴加し、1時間攪拌した。反応物の反応をpH7の緩衝液(10mL)で停止し、室温まで昇温させた。水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、40g)により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1〜1:3)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(468mg、収率36%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 763.4(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(10mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.510g、0.653mmol)を含む冷却した(0℃)溶液に、水素化ナトリウム60%鉱油(0.211g、5.28mmol)を分割して加えた。15分後、ヨードメタン(0.160mL、2.58mmol)を加え、反応物を室温まで一晩昇温させた。反応混合物の反応をpH7の緩衝液で停止し、EtOAcと水との間に分配した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、次いで、合わせた有機層をブラインで洗浄し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、25g)により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1〜1:3)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(368mg、収率71%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 795.4(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.365g、0.459mmol)を含む室温の溶液に、テトラヒドロフラン中の1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド(1.5mL、1.5mmol)をシリンジにより加えた。反応物をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(12グラムHP))により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1〜1:1)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(279mg、収率89%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 681.3(M+1)+。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((9aS)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジクロロメタン(1mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.023g、0.034mmol)を含む冷却した(0℃)溶液に、トリエチルアミン(0.020mL、0.14mmol)、続いて塩化メタンスルホニル(0.015mL、0.19mmol)を加え、反応物を20分間攪拌した。反応物に、(S)−オクタヒドロピラジノ[2,1−c]モルホリン二塩酸塩(0.067g、0.31mmol)及びトリエチルアミンを含むジクロロメタン(1mL)のスラリーを加え、反応物を室温で85時間、45℃で4時間攪拌した。反応物を室温まで放冷し、DCMで希釈し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、4g)により25%EtOH/EtOAc:ヘプタン(0:1〜1:0)で溶出して精製し、薄黄色の固体(12.6mg、収率46%)を得た。1H NMR(400MHz,CD2Cl2)δ7.72(d,J=8.41Hz,1H),7.20(s,1H),7.17(dd,J=8.51,2.05Hz,1H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),6.85−6.98(m,2H),6.20−6.39(m,1H),5.52(d,J=15.84Hz,1H),4.32(d,J=15.65Hz,1H),4.26(d,J=6.46Hz,1H),4.14(d,J=12.13Hz,1H),4.00−4.11(m,2H),3.75(dd,J=11.15,2.93Hz,1H),3.69(d,J=14.08Hz,1H),3.51−3.64(m,2H),3.27(d,J=14.28Hz,1H),3.07−3.19(m,4H),3.01(dd,J=15.26,10.37Hz,1H),2.87(d,J=7.43Hz,1H),2.74−2.83(m,3H),2.50−2.72(m,8H),2.37−2.49(m,1H),2.08−2.27(m,7H),1.77−1.99(m,5H),1.57−1.75(m,2H),1.34−1.51(m,4H),1.03(d,J=6.85Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 805.3(M+1)+。
実施例100012
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(9mL)中に4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−1−ブチン(0.600mL、2.91mmol)を含む冷却した(−78℃)溶液に、ブチルリチウムの2.5Mトルエン溶液(1.00mL、2.50mmol)を10分間かけて滴加した。1時間後、THF(2mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.249g、0.417mmol)を含む溶液をシリンジにより滴加した。1時間後、反応混合物の反応をpH7の緩衝液で停止し、EtOAcとブラインとの間に分配し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、12g)により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1〜1:3)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(254mg、収率78%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 784.5(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.254g、0.325mmol)を含む冷却した(0℃)溶液に、NaH60%鉱油(0.105g、2.63mmol)を分割して加えた。10分後、ヨードメタン(0.080mL、1.3mmol)をシリンジにより加え、反応物を室温まで一晩昇温させた。反応混合物の反応をpH7の緩衝液で停止し、EtOAcと水との間に分配した。水層をEtOAc(3×)で抽出し、次いで、合わせた有機層をブラインで洗浄し、シリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、25g)により0.3%AcOH/EtOAc:0.3%AcOH/ヘプタン(0:1〜1:3)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(173mg、収率67%)を白色固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 796.3(M+1)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(3mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−((ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル)オキシ)−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.173g、0.217mmol)を含む室温の溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド1M THF溶液(0.700mL、0.700mmol)を加えた。反応物をEtOAcとブラインとの間で分配し、有機層をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco(12グラム))により25%EtOH/EtOAc:ヘプタン(0:1〜1:0)で溶出して精製し、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(91mg、収率61%)を白色固体として得た。
工程4:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
ジクロロメタン(1.5mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド及び(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−(4−ヒドロキシ−1−ブチン−1−イル)−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(0.057g、0.084mmol)を含む冷却した(0℃)溶液に、トリエチルアミン(0.060mL、0.43mmol)、続いて塩化メタンスルホニル(0.035mL、0.45mmol)を加えると、黄色の混合物が生じた。15分後、モルホリン(0.075mL、0.86mmol)を加え、反応物を1時間攪拌した。反応物にモルホリン(0.035mL)を加え、反応物を室温で一晩攪拌した。反応混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配し、水層をCH2Cl2及びブライン(2×)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、110mgの黄色のタールを得た。この物質を次の2工程のSFC法(工程1:シアノカラム、20%イソプロパノール/20mM NH3 80g/分、工程2:MSAカラム、40%MeOH/20mM NH3)により精製して、最初に溶出する異性体である(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(6mg、収率10%)を白色の結晶性固体として得た。1H NMR(400MHz,CD2Cl2)δ7.72(d,J=8.41Hz,1H),7.19(s,1H),7.17(dd,J=8.51,2.25Hz,1H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),6.80−6.95(m,2H),6.23−6.39(m,1H),5.52(d,J=15.26Hz,1H),4.39(d,J=14.87Hz,1H),4.26−4.34(m,1H),4.01−4.14(m,2H),3.69(d,J=14.08Hz,1H),3.58(t,J=4.69Hz,4H),3.26(d,J=14.28Hz,1H),3.12(s,3H),3.00(dd,J=15.16,10.47Hz,1H),2.63−2.86(m,5H),2.51−2.63(m,2H),2.51−2.63(m,2H),2.34−2.48(m,5H),2.11−2.24(m,2H),2.04−2.11(m,1H),1.75−2.03(m,6H),1.59−1.72(m,1H),1.46(d,J=7.24Hz,3H),1.39(t,J=13.20Hz,1H),1.03(d,J=6.65Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 750.3(M+1)+。
実施例100013
2−((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド
THF(1.0mL)中にジイソプロピルアミン(0.19mL、1.3mmol)を含む0℃の溶液に、N−ブチルリチウム溶液(1.6Mヘキサン、0.83mL、1.3mmol)を加えた。溶液を0℃で2分間攪拌し、次いで、ジメチルアセトアミド(0.12mL、1.3mmol)を加えた。次いで、反応物を0℃で7分間攪拌した。次いで、THF(1.3mL)中に(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.040g、0.067mmol)を含む溶液を加え、0℃で17分間維持した。反応物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液で停止し、1N HClでpH2〜3に酸性化し、EtOAcで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾液を濃縮して粗生成物を得、これを分取SFCクロマトグラフィー(CC4 250mm×21mmカラム、Phenomenex、MeOH(改質剤として2Mアンモニア)33g/分+CO2 27g/分、Thar 200 SFC、出口圧力=100バール、温度=40℃、波長=246nm、1:1のDCM:MeOH(2.0mL)の30mg/mL試料溶液2.0mLの注入により精製して、2−((1S,3’R,6’R,7’R,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’−イル)−n,n−ジメチルアセトアミド(17mg、収率37%)を最初に溶出するジアステレオマーとして得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.71(d,J=8.4Hz,1H),7.16(dd,J=2.2,8.5Hz,1H),7.09(d,J=2.2Hz,1H),7.04−6.98(m,2H),6.97−6.91(m,1H),5.23(br s,1H),4.17−4.06(m,3H),3.68(d,J=14.3Hz,1H),3.58(d,J=15.3Hz,1H),3.23(d,J=14.3Hz,1H),3.17(s,3H),3.02(dd,J=9.7,15.4Hz,1H),2.97(s,3H),2.84−2.67(m,4H),2.65−2.54(m,1H),2.46(quin,J=9.0Hz,1H),2.10−1.97(m,2H),1.96−1.72(m,5H),1.68−1.42(m,5H),1.39(d,J=7.2Hz,3H),1.37−1.35(m,1H),1.35−1.18(m,2H),0.99(d,J=6.7Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 686.2(M+1)+。
実施例100014
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(200mg、0.335mmol)をTHF(3.00mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。溶液に塩化ランタン(III)ビス(塩化リチウム)錯体溶液(0.6M THF、0.63mL、0.34mmol)を加え、溶液を45分間攪拌した。溶液にメチルマグネシウムブロミド(3.0Mジエチルエーテル溶液、0.50mL、1.5mmol)を加え、室温まで一晩昇温させた。メチルマグネシウムブロミドの更なるアリコート(3.0Mジエチルエーテル溶液、0.502mL、1.51mmol)を加え、反応物を反応完了まで30分間攪拌し、塩化アンモニウム飽和溶液で反応を停止した。次いで、この溶液をpH6.5に酸性化した後、EtOAc(2×50mL)で抽出した。次いで、合わせた有機層をブライン(1×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、残渣をクロマトグラフィー(シリカ、20%〜100%EtOAc(0.3%HOAc):ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(124mg、収率60%)を2番目に溶出するジアステレオマーとして得た。MS(ESI、正イオン)m/z 613.1(M+1)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(30mg、0.049mmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。次いで、水素化ナトリウム(60%分散、20mg、0.49mmol)を加え、得られたスラリーを20分間攪拌した。次いで、ヨウ化メチル(0.031mL、0.49mmol)を加え、室温までゆっくり昇温させながら、反応混合物を2.5時間攪拌した。更なるアリコートの水素化ナトリウム(60%分散、20mg、0.49mmol)及びヨウ化メチル(0.031mL、0.49mmol)を加え、反応物を反応完了まで更に3.5時間攪拌した。次いで、反応物の反応を飽和塩化アンモニウム添加の滴加により停止し、混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。次いで、合わせた有機層をブライン(1×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。粗生成物をクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%EtOAc/ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−メトキシ−7’,11’,12’−トリメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを得た。(29mg、収率95%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.89(s,1H),7.64(d,J=8.6Hz,1H),7.27(dd,J=2.1,8.5Hz,1H),7.17(d,J=2.0Hz,1H),7.03(dd,J=1.5,8.1Hz,1H),6.89(d,J=8.2Hz,1H),6.79(s,1H),5.72(dd,J=3.2,9.3Hz,1H),5.65−5.55(m,1H),4.16−4.08(m,1H),4.07−3.94(m,2H),3.69(d,J=14.7Hz,1H),3.59(d,J=14.3Hz,1H),3.24(d,J=14.3Hz,1H),3.08(dd,J=9.6,14.7Hz,1H),2.94(s,3H),2.84−2.62(m,2H),2.36−1.60(m,12H),1.43−1.36(m,1H),1.33(d,J=7.2Hz,3H),1.30(s,3H),0.96(d,J=6.7Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 627.2(M+1)+。
実施例100015
(2S,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’H,15’H−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(2R,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’H,15’H−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(1.80g、5.0mmol)のTHF(15mL)中溶液を0℃まで冷却した。N−ブチルリチウム溶液(2.5Mヘキサン、1.8mL、4.5mmol)を滴加し、溶液を0℃で10分間攪拌した。この溶液を、THF(6.0mL)中に(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.30g、0.50mmol)を含む溶液(氷浴中で冷却)に、黄色が持続するまで滴加した。溶液を0℃で12分間攪拌した。反応混合物を攪拌氷水(20mL)に加え、1N HClでpH2〜4に酸性化した。有機相を分離し、水相をEtOAc(50mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾液を濃縮して粗生成物を得た。化合物をクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%EtOAc(0.3%HOAc:ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(290mg、収率97%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 595.2(M+H)+。
工程2:(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
AD−Mix−α混合物(640mg、0.43mmol)をtert−ブタノール(10.0mL)と水(10.0mL)の混合液中に溶解し、0℃まで冷却した。(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−7’−メチリデン−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(255mg、0.428mmol)を加え、反応混合物を室温までゆっくり一晩昇温させた。更なる5.0mLのt−BuOHを加え、混合物を均質化した。反応物を一晩攪拌した。更なる320mgのAD−Mix−α混合物を加え、反応物を更に3日間攪拌した。反応物の反応を575mgの亜硫酸ナトリウムを0℃で加えることによって停止し、45分間攪拌した。次いで、混合物をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、粗生成物をクロマトグラフィー(シリカ、0〜100%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘプタン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(31mg、収率12%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 629.2(M+H)+。
工程3:(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−7’−((2−ブロモエトキシ)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−7’−(ヒドロキシメチル)−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(30.0mg、0.048mmol)をTHF(1.0mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(60%分散、19.0mg、0.48mmol)を加え、得られたスラリーを10分間攪拌し、次いで、2−ブロモエチルトリフルオロメタンスルホネート(Ark Pharm Inc.)(61mg、0.24mmol)を加え、反応物を45分かけて室温までゆっくり昇温させた。次いで、反応物の反応を水(5mL)をゆっくり加えて停止し、混合物を酢酸エチルで抽出した(2×25mL)。合わせた有機層をブライン(1×15mL)で洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させた。次いで、残渣をクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−7’−((2−ブロモエトキシ)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(25mg、収率71%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z 739.1(M+H)+。
工程4:(2S,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’H,15’H−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(2R,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’H,15’H−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
次いで、(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−7’−((2−ブロモエトキシ)メチル)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(25.0mg、0.034mmol)をDMF(0.5mL)中に溶解し、水素化ナトリウム(60%分散、19mg、0.48mmol)を加えた。次いで、この混合物を85℃まで10分間加熱した。次いで、反応混合物を室温まで放冷し、水(5mL)の滴加により反応を停止した。この混合物を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を1N LiCl溶液(1×15mL)及びブライン(1×10mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。粗生成物をクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘキサン)により精製して、(2S,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’h,15’h−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(2R,3’R,6’R,11’S,12’R,22’S)−6’’−クロロ−11’,12’−ジメチル−3’’,4’’−ジヒドロ−2’’h,15’h−ジスピロ[1,4−ジオキサン−2,7’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[16,18,24]トリエン−22’,1’’−ナフタレン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(14mg、収率45%)を得た。1H NMR(400MHz,MeOH)δ7.73(d,J=8.4Hz,1H),7.17(dd,J=2.2,8.4Hz,1H),7.13−7.08(m,2H),7.02(d,J=1.6Hz,1H),6.92(d,J=8.0Hz,1H),4.08(s,2H),4.06−4.01(m,1H),3.76(d,J=11.9Hz,2H),3.73−3.59(m,4H),3.58−3.49(m,1H),3.46−3.38(m,1H),3.23−3.15(m,1H),3.10(dd,J=9.1,15.4Hz,1H),2.86−2.68(m,2H),2.62−2.50(m,1H),2.11−2.03(m,1H),1.96−1.84(m,3H),1.76−1.51(m,7H),1.49−1.40(m,1H),1.36(d,J=7.0Hz,3H),1.34−1.27(m,2H),1.23−1.19(m,2H),1.01(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z657.2(M+H)+。
実施例100017
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(3mL)中に4−(ブタ−3−イン−1−イル)モルホリン(0.163g、1.171mmol)を含む冷却した(−78℃)溶液に、ブチルリチウムの2.5Mトルエン溶液(0.400mL、1.00mmol)をシリンジにより滴加した。45分後、THF(1mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.100g、0.167mmol)を含む溶液を滴加した。1時間後、反応物の反応を飽和NH4Cl(3mL)で停止し、混合物を室温まで昇温させた。混合物をジクロロメタン(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、オレンジ色の油状物を得た。粗製物質を分取SFC(Waters Thar 200;シアノカラム(21.1×250mm、5μm)、18%メタノール(20mM NH3)、82%二酸化炭素;流量=95mL/分、カラム温度=40℃、圧力=100バール、検出220nm)により精製して、最初に溶出するジアステレオマーである(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(4−(4−モルホリニル)−1−ブチン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(32mg、26%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,CD2Cl2)δ7.72(d,J=8.41Hz,1H),7.13−7.24(m,2H),7.09(d,J=1.96Hz,1H),6.83−6.96(m,2H),6.25−6.41(m,1H),5.75(d,J=15.26Hz,1H),4.38(d,J=15.06Hz,1H),4.29(q,J=7.37Hz,1H),3.97−4.13(m,2H),3.69(d,J=14.08Hz,1H),3.58(t,J=4.69Hz,4H),3.26(d,J=14.28Hz,1H),3.00(dd,J=15.26,10.37Hz,1H),2.47−2.87(m,7H),2.29−2.46(m,5H),1.80−2.21(m,9H),1.61−1.72(m,1H),1.44(d,J=7.24Hz,3H),1.33−1.41(m,1H),1.03(d,J=6.85Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 736.2(M+1)+。
実施例100018
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−(4−モルホリニル)−1−プロピン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−(4−モルホリニル)−1−プロピン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(3mL)中に4−(プロパ−2−イン−1−イル)モルホリン(0.170mL、1.35mmol、Ark Pharm,Inc.)を含む冷却した(−78℃)溶液に、ブチルリチウム溶液(2.5Mトルエン、0.500mL、1.25mmol)をシリンジにより滴加した。45分後、THF(1mL)中に(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.100g、0.167mmol)を含む溶液を滴加した。1時間後、反応物の反応を飽和NH4Cl(3mL)で停止し、混合物を室温まで昇温させた。混合物をDCM(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の油状物を得た。粗製物質を分取SFC(Premier(2×25cm);50%メタノール/CO2、100バール;50mL/分、254nm)の使用により精製して、最初に溶出する異性体である(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−(4−モルホリニル)−1−プロピン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−(3−(4−モルホリニル)−1−プロピン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(40mg、収率33%)を固体として得た。1H NMR(400MHz,CD2Cl2)δ7.71(d,J=8.41Hz,1H),7.12−7.23(m,2H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),6.84−6.97(m,2H),6.22−6.40(m,1H),5.78(d,J=14.87Hz,1H),4.25(d,J=14.67Hz,2H),4.07(s,2H),3.70(d,J=14.28Hz,1H),3.59−3.66(m,4H),3.56(s,2H),3.25(d,J=14.08Hz,1H),3.02(dd,J=15.16,10.47Hz,1H),2.67−2.89(m,2H),2.51−2.65(m,5H),2.33−2.49(m,1H),2.02−2.16(m,4H),1.76−2.01(m,7H),1.62−1.73(m,1H),1.43(d,J=7.04Hz,3H),1.34−1.41(m,1H),1.04(d,J=6.46Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 722.2(M+1)+。
実施例100019
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2R)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2S)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2S)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2R)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
テトラヒドロフラン(4.22mL)中にジイソプロピルアミン(1.183mL、8.44mmol)を含む0℃の溶液に、ブチルリチウム(2.5Mヘキサン、3.38mL、8.44mmol)を3分かけて加えた。次いで、溶液を−78℃まで冷却した。4−メチル−モルホリン−3−オン(0.887mL、8.44mmol)を滴加し、溶液を1時間攪拌した。(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(0.252g、0.422mmol)を含むTHF溶液0.5mLを滴加した。完了したら、塩化アンモニウム飽和水溶液を加えた。pHが2〜3に達するまで1N HClを加え、溶液をEtOAcで抽出した。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルプラグに吸着させ、Biotage SNAP Ultraシリカゲルカラム(50g)に通し、10%〜100%EtOAc:EtOH(3:1)/ヘキサン(0.5%AcOH含有)のグラジエントで溶出するクロマトグラフィーに供した。物質を分取SFCによりMe−スルホンアキラルカラム(21×150mm、5μm)、60%メタノール、20mM NH3、流量60mL/分、カラム温度40℃、圧力100バール、検出220nmを使用して更に精製した。3番目に溶出する異性体を単離して、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2R)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2S)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2S)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドまたは(1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−7’−((2R)−4−メチル−3−オキソ−2−モルホリニル)−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オンを得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ0.92(d,J=6.06Hz,3H)1.02(br.s.,2H)1.36(t,J=12.72Hz,1H)1.61(br.s.,3H)1.87(br.s.,3H)1.92−2.13(m,3H)2.25(d,J=7.63Hz,1H)2.62−2.79(m,2H)2.84(s,3H)2.86−3.06(m,3H)3.29(br.s.,1H)3.55(d,J=13.50Hz,1H)3.71(br.s.,1H)3.79−4.01(m,4H)4.10(d,J=13.30Hz,1H)4.26(br.s.,1H)5.33(br.s.,1H)5.71(d,J=15.45Hz,1H)6.17(br.s.,1H)6.67−6.84(m,1H)6.98−7.41(m,4H)7.65(d,J=8.61Hz,1H).MS(ESI、正イオン)m/z 712.2(M+1)+。
実施例100020
1−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミドまたは1−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミド
2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)中にN,N−ジメチルメタンスルホンアミド(206mg、1.68mmol)を含む0℃の溶液に、n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン、0.67mL、1.7mmol)を加え、反応物を0℃で5分間攪拌した。(1S,3’R,6’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(100mg、0.167mmol)を含む2−メチルテトラヒドロフラン(1mL)を低温で加え、15分後、NH4Cl飽和水溶液(50mL)、ブライン(50mL)及びEtOAc(100mL)で反応を停止した。有機層を分離し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、シリカで濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%EtOAc(0.3%AcOH)/ヘプタンによる精製により、1−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミド及び1−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミド(70mg、0.10mmol、収率58%)を異性体の混合物として得た。次いで、混合物を分取SFCクロマトグラフィー(カラム:Welko−O1 250mm×21mmカラム、移動相:65:35(A:B)アイソクラティック、A:液体CO2、B:メタノール(20mM NH3)、流量:70g/分、カラム温度:40℃、検出:220nmのUV)により精製し、最初に溶出する異性体である1−((1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミドまたは1−((1S,3’R,6’R,7’R,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−13’,13’−ジオキシド−15’−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’−イル)−N,N−ジメチルメタンスルホンアミド(10mg、0.014mmol、収率8%)を単離した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.69(d,J=8.41Hz,1H),7.17(dd,J=2.25,8.51Hz,1H),7.09(d,J=2.15Hz,1H),6.94(s,2H),6.87(s,1H),5.68−5.80(m,2H),4.00−4.22(m,4H),3.67−3.83(m,2H),3.57(br d,J=14.48Hz,1H),3.20−3.32(m,2H),3.05−3.16(m,1H),2.96(s,6H),2.89−2.93(m,1H),2.69−2.83(m,2H),2.38−2.50(m,1H),2.03−2.17(m,3H),1.85−2.02(m,3H),1.72−1.84(m,2H),1.58−1.70(m,2H),1.46(d,J=7.24Hz,3H),1.32−1.41(m,1H),1.06(d,J=6.06Hz,3H).交換性プロトンは1つも観察されなかった。MS(ESI、正イオン)m/z 720.2(M+H)+。
表2は、本明細書で概略した一般的方法によって調製された化合物を列挙するものである。
中間体の一般合成
N−メチル−2−モルホリノエタンアミン
工程1:tert−ブチル (2−モルホリノエチル)カルバメート
2ドラムのバイアルに二炭酸ジ−t−ブチル(0.459mL、2.000mmol)、磁気攪拌子及び塩化インジウム(III)(4.42mg、0.020mmol)を充填した。次いで、4−(2−アミノエチル)モルホリン(0.262mL、2mmol)を攪拌溶液に加えた。1分後、溶液をEtOAc(2mL)で希釈した。水(3mL)を加え、層を分配した。有機層を(2×5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、tert−ブチル (2−モルホリノエチル)カルバメートを澄明な油状物として得た。この物質を更に精製することなく次に進めた。
工程2:N−メチル−2−モルホリノエタンアミン
攪拌子を備えた125mLの三口フラスコを真空下にてヒートガンで加熱した。窒素の正圧下、還流冷却器を中央の口に取り付けた。フラスコにテトラヒドロフラン(25.00mL)及び水素化リチウムアルミニウム(2M THF溶液、0.84mL、20mmol)を充填し、tert−ブチル (2−モルホリノエチル)カルバメート(0.46g、2mmol)をTHF(8mL)溶液として加え、得られた均質混合物を18時間加熱還流した。反応混合物を氷水浴中で0℃まで冷却し、硫酸ナトリウム十水和物で反応を停止した。得られた混合物をセライトに通して濾過し、THFですすいだ。濾液を濃縮して、N−メチル−2−モルホリノエタンアミンを得、これを更に精製することなく使用した。
(3S)−1−シクロブチル−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
工程1.(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート
臭化ビニルマグネシウム溶液(226g、1722mmol、1.0M THF)に、CuI(29.5g、155mmol、0.09当量)を含むTHF(200mL)を−40℃で加えた。反応混合物を30分間攪拌し、続いて、冷却した(R)−2−メチルオキシラン(100g、1722mmol)のTHF(500mL)溶液を同温度で滴加した。得られた反応混合物を−40℃で1時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、トリエチルアミン(261g、2583mmol)を−40℃で加えた。30分後、THF(1000mL)中にp−トルエンスルホニルクロリド(427g、2238mmol)を含む冷却した溶液を反応混合物に同温度でゆっくり加え、周囲温度で16時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応をpH3.0になるまで1.5N HCl溶液で停止した。得られた反応混合物をセライトパッドに通して濾過し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×2000mL)で再抽出した。合わせた有機層を水(800mL)、ブライン(500mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により1%〜2%酢酸エチル/石油エーテルで溶出して精製し、(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(207g、収率50%)を無色の液体として得た。1H NMR(300MHz,クロロホルム−d)δ7.83−7.75(m,2H),7.37−7.31(m,2H),5.69−5.52(m,1H),5.09−5.04(m,1H),5.01(t,J=1.3Hz,1H),4.65(h,J=6.3Hz,1H),2.45(s,3H),2.37−2.22(m,2H),1.26(d,J=6.3Hz,3H)。
工程2:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
THF(2000mL)中にN,N−ビス(4−メトキシベンジル)メタンスルホンアミド(207g、617mmol)を含む攪拌溶液に、n−BuLi(321mL、802mmol、2.5Mヘキサン)を−78℃で加えた。得られた反応混合物を同温度で1時間攪拌し、続いて、(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(206g、858mmol)を含むTHF(400mL)を−78℃で滴加した。反応混合物を周囲温度まで昇温させ、16時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液で停止し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×2000mL)で抽出した。合わせた有機層を水(1000mL)、ブライン(600mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により2%〜4%酢酸エチル/石油エーテルで溶出して精製し、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(105g、収率42%)を無色の液体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.25−7.20(m,4H),6.92−6.85(m,4H),5.70(ddt,J=17.2,10.2,7.1Hz,1H),5.12−4.98(m,2H),4.32−4.19(m,4H),3.83(s,6H),2.90−2.80(m,1H),2.66−2.55(m,1H),2.27−2.17(m,1H),2.17−2.02(m,2H),1.11(d,J=6.7,3H)。
工程3.(3S)−1−シクロブチル−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
THF(400mL)中に(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(40g、99mmol)を含む攪拌溶液に、n−ブチルリチウム(86.73mL、139mmol、1.6Mヘキサン)を−78℃で加えた。反応混合物を同温度で20分間攪拌した。(ブロモメチル)シクロブタン(59.1g、396mmol)を同温度で滴加し、30分間攪拌した。得られた反応混合物を周囲温度まで昇温させ、16時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液で停止し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×400mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により2%〜4%酢酸エチル/石油エーテルを溶離液として使用して精製し、(3S)−1−シクロブチル−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(33g、収率71%)を無色の液体として得た。1H NMR(300MHz,クロロホルム−d)δ7.30−7.16(m,4H),6.92−6.80(m,4H),5.13−4.95(m,2H),4.40−4.20(m,4H),3.81(s,6H),2.87−2.63(m,2H),2.16−1.72(m,6H),1.65−1.24(m,6H),1.15−0.81(m,3H)。
工程4:(3S)−1−シクロブチル−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
(3S)−1−シクロブチル−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(33g、70.0mmol)、アニソール(33mL)及びTFA(33mL)の0℃の攪拌溶液に。得られた反応混合物を40℃まで16時間加熱した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、揮発性物質を真空下で除去し、粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により15%〜20%酢酸エチル/石油エーテルを溶離液として使用して精製し、(3S)−1−シクロブチル−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミドを得た。これをHPLC[カラムSunfire C18(250mm×19mm)5μm、0.1%ギ酸水溶液及びアセトニトリル、90mg/注入、ELSD検出器、分析時間35分]により更に精製して、(3S)−1−シクロブチル−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(10.3g、収率64%)を無色の液体として得た。MS(ESI、負イオン)m/z 230(M−H)−.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ6.78(d,J=9.1Hz,2H),5.73(tdd,J=12.4,10.1,6.5Hz,1H),5.05(tt,J=17.7,4.5Hz,2H),2.70−2.54(m,2H),2.30(p,J=7.1Hz,1H),2.00(dq,J=26.6,7.3Hz,4H),1.90−1.72(m,3H),1.58(dtt,J=26.6,17.4,8.5Hz,3H),0.94(ddd,J=14.1,7.1,2.1Hz,3H)。
1−(ブタ−2−イン−1−イル)ピペラジン−2−オン
工程1:tert−ブチル 4−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレート
THF(40mL)中に水素化ナトリウム60%鉱油(0.600g、15.00mmol)を含む冷却した(0℃)スラリーに、1−Boc−3−オキソピペラジン(2.0g、9.99mmol;Combi−Blocks(San Diego,CA))のN、N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液を加えた。添加が完了したら、反応物を30分間かけて室温まで昇温させた。混合物を0℃まで冷却し、1−ブロモ−2−ブチン(1.2mL、13.71mmol)で処理した。反応物を30分間かけて室温まで昇温させた。反応物の反応をNH4Cl飽和溶液で停止し、EtOAc/ブライン間で分配し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、tert−ブチル 4−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレートを薄茶色の液体として得た。
工程2:1−(ブタ−2−イン−1−イル)ピペラジン−2−オン
DCM(40mL)中にtert−ブチル 4−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレート(2.52g、9.99mmol)を含む室温の溶液に、トリフルオロ酢酸(10mL、135mmol)をシリンジにより加えた。1時間後、溶媒を真空下で濃縮し、残渣をDCM中に溶解した。溶液をSi−プロピルスルホン酸(Silicycle)カートリッジに充填し、DCM、MeOH、次いで2M NH3/MeOHで溶出して、1−(ブタ−2−イン−1−イル)ピペラジン−2−オン(1.269g、収率83%)を茶色の油状物として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ4.20(q,J=2.41Hz,2H),3.52(s,2H),3.42(t,J=5.48Hz,2H),3.12(t,J=5.58Hz,2H),1.81(t,J=2.45Hz,3H)。
1−(ブタ−2−イン−1−イル)ピペラジン−2−オンに関して上記した方法と同様にして、以下の表3に示す中間体を調製した。
工程1:tert−ブチル 4−(2−モルホリノエチル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレート
THF(25mL)中に1−boc−3−オキソピペラジン(2.0g、9.99mmol;Combi−Blocks(San Diego,CA))、臭化テトラブチルアンモニウム(0.620g、1.923mmol)及び水酸化カリウム(1.42g、25.3mmol)を含む室温の懸濁液に、4−(2−ブロモエチル)モルホリン臭化水素酸塩(2.78g、10.11mmol;Combi−Blocks(San Diego,CA))を固体のまま加えた。室温で一晩攪拌後、混合物を濾過し、濾液をシリカゲルで脱水し、フラッシュクロマトグラフィー(Isco、(80グラム))により2M NH3/MeOH:CH2Cl2(0:1→1:9)で溶出して精製し、tert−ブチル 4−(2−モルホリノエチル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレート(1.923g、収率61%)を固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 314.3(M+1)+.
工程2:1−(2−モルホリノエチル)ピペラジン−2−オン
DCM(15mL)中にtert−ブチル 4−(2−モルホリノエチル)−3−オキソピペラジン−1−カルボキシレート(1.84g、5.87mmol)を含む室温の溶液に、トリフルオロ酢酸(5mL)を加えた。3時間後、溶媒を減圧下で除去し、残渣をDCM中に溶解し、これをSi−プロピルスルホン酸(Silicycle)プラグに充填し、プラグを1:1のMeOH/DCM:(2M NH3/MeOH)/DCMで洗浄した。所望の生成物を含有するフラクションを減圧下で濃縮して、1−(2−モルホリノエチル)ピペラジン−2−オン(1.52g)を黄色の油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 214.1(M+1)+。
(2S,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
工程1:(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート
臭化ビニルマグネシウム溶液(226g、1722mmol、1.0M THF)に、CuI(29.5g、155mmol)を含むTHF(200mL)を−40℃で加えた。反応混合物を30分間攪拌し、続いて、冷却した(R)−2−メチルオキシラン(100g、1722mmol)のTHF(500mL)溶液を同温度で滴加した。得られた反応混合物を−40℃で1時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、トリエチルアミン(261g、2583mmol)を−40℃で加えた。30分後、THF(1000mL)中にp−トルエンスルホニルクロリド(427g、2238mmol)を含む冷却した溶液を反応混合物に同温度でゆっくり加え、周囲温度で16時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応をpH3.0になるまで1.5N HCl溶液で停止した。得られた反応混合物をセライトパッドに通して濾過し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×2000mL)で再抽出した。合わせた有機層を水(800mL)、ブライン(500mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により1%〜2%酢酸エチル/石油エーテルで溶出して精製し、(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(207g、収率50%)を無色の液体として得た。1H NMR(300MHz,クロロホルム−d)δ7.83−7.75(m,2H),7.37−7.31(m,2H),5.69−5.52(m,1H),5.09−5.04(m,1H),5.01(t,J=1.3Hz,1H),4.65(h,J=6.3Hz,1H),2.45(s,3H),2.37−2.22(m,2H),1.26(d,J=6.3Hz,3H)。
工程2:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
THF(2000mL)中にN,N−ビス(4−メトキシベンジル)メタンスルホンアミド(207g、617mmol、1.0当量)を含む攪拌溶液に、n−BuLi(321mL、802mmol、2.5Mヘキサン)を−78℃で加えた。得られた反応混合物を同温度で1時間攪拌し、続いて、(R)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(206g、858mmol)を含むTHF(400mL)を−78℃で滴加した。反応混合物を周囲温度まで昇温させ、16時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液で停止し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×2000mL)で抽出した。合わせた有機層を水(1000mL)、ブライン(600mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により2%〜4%酢酸エチル/石油エーテルで溶出して精製し、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(105g、収率42.2%)を無色の液体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.25−7.20(m,4H),6.92−6.85(m,4H),5.70(ddt,J=17.2,10.2,7.1Hz,1H),5.12−4.98(m,2H),4.32−4.19(m,4H),3.83(s,6H),2.90−2.80(m,1H),2.66−2.55(m,1H),2.27−2.17(m,1H),2.17−2.02(m,2H),1.11(d,J=6.7,3H)。
工程3:(2S,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
THF(650mL)中に(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(65g、161mmol)を含む攪拌溶液に、n−ブチルリチウム(140.9mL、226mmol、1.6Mヘキサン)を−78℃で加えた。反応混合物を同温度で20分間攪拌した。(ブロモメチル)ベンゼン(110g、644mmol)を同温度で滴加し、−78℃で30分間攪拌した。得られた反応混合物を周囲温度まで昇温させ、1時間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、反応混合物の反応を塩化アンモニウム飽和溶液で停止し、層を分離し、水層を酢酸エチル(2×500mL)で抽出した。合わせた有機層を水(300mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により2%〜4%酢酸エチル/石油エーテルを溶離液として使用して精製し、(2S,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(60.5g、収率76%)を無色の液体として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.28−7.14(m,7H),7.02−6.92(m,2H),6.90−6.84(m,4H),5.60−5.52(m,1H),5.04−4.82(m,2H),4.54−4.32(m,2H),4.10−3.96(m,2H),3.84−3.80(m,6H),3.28−3.12(m,2H),2.98−2.88(m,1H),2.42−2.08(m,1H),2.00−1.76(m,2H),1.18−1.04(m,3H)。
工程4:(2S,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
アニソール(99g、915mmol)中に(2S,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(60g、122mmol)を含む攪拌溶液に、TFA(148g、1298mmol)を0℃で加えた。得られた反応混合物を40℃まで16時間加熱した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、揮発性物質を減圧下で除去し、粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、230〜400メッシュ)により15%〜20%酢酸エチル/石油エーテルを溶離液として使用して精製し、(2S,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2R,3S)−3−メチル−1−フェニルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(21.5g、収率70%)を液体として得た。MS(ESI、負イオン)m/z 254.2(M−1)−.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ7.37−7.15(m,5H),6.94−6.86(m,2H),5.62−5.54(m,1H),4.96−4.70(m,2H),3.32−3.20(m,2H),2.92−2.80(m,1H),2.49−2.28(m,1H),2.10−1.78(m,2H),1.08−0.90(m,3H)。
(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
工程1:メソ−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール
THF(700mL)中にメソ−2,3−ジメチルコハク酸(50.0g、342mmol)を含む溶液を0℃まで冷却した。次いで、水素化リチウムアルミニウム(2.0Mテトラヒドロフラン溶液、428.0mL、855.0mmol)をカニューレで滴下漏斗に入れてから、冷却した攪拌混合物に15分かけて滴加した。添加が完了したら、反応物を室温まで昇温させ、窒素雰囲気下で12時間攪拌した。MeOH(350mL)を0℃で滴加することによって反応混合物の反応を停止し、次いで、20%KOH(150mL)水溶液をゆっくり加えた。反応混合物を0℃で20分間攪拌し、EtOAc(1000mL)を加え、有機相をMgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、メソ−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール(40.0g、収率100%)を得、これを次工程にそのまま使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 119.2(M+H)+。
工程2:rac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタン−1−オール
THF(1200mL)中に水素化ナトリウム(60%鉱油分散、20.31g、508.0mmol)を含む0℃のN2雰囲気下の懸濁液に、メソ−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール(40.0g、338.0mmol)のTHF(200mL)溶液を20分かけて滴加した。添加後、反応物を55℃で45分間加熱し、0℃まで冷却した。反応混合物をtert−ブチルジメチルシリルクロリド(51.0g、338.0mmol)のTHF(200mL)溶液で処理した。反応物を室温で12時間攪拌した。反応物の反応を飽和NH4Cl(500mL)を加えることによって停止し、EtOAc(500mL)で希釈した。分離した水層をEtOAc(3×500mL)で抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、rac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタン−1−オール(70.0g、301.0mmol、収率89%)を得、これを次工程にそのまま使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 233.0(M+H)+。
工程3:rac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタナール
DCM(250mL)中にrac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタン−1−オール(70.0g、301.0mmol)及び(ジアセトキシヨード)ベンゼン(107.0g、301.0mmol)を含む溶液に、2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ(2.35g、15.06mmol)を室温で一度に加えた。反応混合物を室温で12時間攪拌した。反応混合物をDCM(500mL)中に注ぎ入れ、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(250mL)及びブライン(250mL)で洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗製物質を、シリカゲル60〜120メッシュを使用し、0%〜10%EtOAc/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィーによって精製し、rac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタナール(45.0g、195.0mmol、収率64.7%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ3.51(dd,J=10.1,5.2Hz,1H),3.40(dd,J=10.0,8.2Hz,1H),2.35−2.22(m,2H),0.94(d,J=6.8Hz,3H),0.90(d,J=6.9Hz,3H),0.83(s,9H).0.03(s,3H)0.01(s,3H).MS(ESI、正)m/z 231.2(M+H)+。
工程4:rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−オール
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(185.0g、521.0mmol)のTHF(1500mL)溶液をn−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液、174.0mL、18.8mmol)により0℃で処理した。10分後、得られた黄色の混合物を室温で20分間攪拌した。THF(50mL)中にrac−(2R,3S)−4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,3−ジメチルブタナール(40.0g、174.0mmol)を含む溶液を反応混合物に−78℃で加えた。10分後、反応混合物を0℃で2時間攪拌し、次いで、NH4Cl飽和水溶液(500mL)及び水(200mL)で反応を停止した。ジエチルエーテル(500mL)を加え、層を分離した。水層をエーテル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮し、粗製物質を得た。粗製化合物をDCM(300mL)中に溶解し、1.0N HCl/ジエチルエーテル(250mL)で処理した。反応混合物を室温で30分間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物を、シリカゲル(60〜120メッシュ)を使用し、0%〜30%EtOAc/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィーによって精製し、rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−オール(8.0g、70.1mmol、収率40.2%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ5.82−5.61(m,1H),5.04−4.87(m,2H),4.37(t,J=5.2Hz,1H),3.39−3.25(m,1H),3.19(ddd,J=10.5,6.7,5.2Hz,1H),2.33−2.16(m,1H),1.56−1.36(m,1H),0.95(d,J=6.9Hz,3H),0.76(d,J=6.9Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 115.1(M+H)+。
工程5:rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イルメタンスルホネート
DCM(200mL)中にrac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−オール(5.0g、43.8mmol)及びトリエチルアミン(13.43mL、96.0mmol)を含む溶液に、塩化メタンスルホニル(5.12mL、65.7mmol、1.5当量)を0℃で加えた。反応混合物を0℃で1時間攪拌した。次いで、反応物の反応をNH4Cl飽和溶液(100mL)で停止し、EtOAc(3×200mL)で抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イルメタンスルホネートを得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正)m/z 193.2(M+H)+。
工程6:rac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)チオ)ピリミジン
DMF(1000mL)中に2−メルカプト−ピリミジン(27.5g、245.0mmol)及び炭酸カリウム(36.3g、263.0mmol)を含む溶液を室温で10分間攪拌した。THF(1000mL)中にrac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イルメタンスルホネート(337g、175.0mmol)を含む溶液を室温で加えた。得られた混合物50℃まで4時間加熱し、室温で12時間攪拌した。粗製混合物の反応を冷水(500mL)で停止し、EtOAc(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮した。粗製物質をカラムクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン、0%〜15%、シリカゲル)により精製して、rac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)チオ)ピリミジン(19.0g、91.0mmol、収率52%)を得た。1H NMR(300MHz,クロロホルム−d)δ8.50(d,J=4.7Hz,2H),6.94(t,J=4.8Hz,1H),5.76(ddd,J=16.8,10.6,8.2Hz,1H),5.19−4.97(m,2H),3.25(dd,J=13.2,5.9Hz,1H),2.99(dd,J=13.1,7.9Hz,1H),2.50−2.32(m,1H),1.93−1.74(m,1H),1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.00(d,J=6.9Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 209.0(M+H)+。
工程7:rac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)スルホニル)ピリミジン
アセトニトリル(500mL)及び水(50mL)中にrac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)チオ)ピリミジン(25.0g、120.0mmol)を含む溶液に、タングステン酸ナトリウム脱水物(7.92g、24.0mmol)、続いて過酸化水素(61.3mL、600.0mmol)を0℃で加えた。反応混合物を室温で16時間攪拌した。反応混合物の反応を飽和チオ硫酸ナトリウム(750mL)で停止した。反応混合物を酢酸エチル(3×1000mL)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、rac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)スルホニル)ピリミジン(25.0g、104.0mmol、収率86%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ8.98(d,J=4.8Hz,2H),7.59(t,J=4.9Hz,1H),5.78−5.59(m,1H),5.14−5.01(m,2H),3.58(dd,J=14.3,4.0Hz,1H),3.32(dd,J=14.3,8.5Hz,1H),2.48−2.28(m,2H),1.10(d,J=6.8Hz,3H),1.03(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 241.2(M+H)+。
工程8:rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
メタノール(500mL)中にrac−2−(((2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−イル)スルホニル)ピリミジン(25.0g、104.0mmol)を含む溶液に、ナトリウムメトキシド(22.48g、104.0mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗製混合物を水(500mL)で希釈し、酢酸エチル(3×250mL)で洗浄した。酢酸ナトリウム(10.24g、125mmol)及びヒドロキシルアミン−o−スルホン酸(14.12g、125mmol)を水層に加えた。反応混合物を室温で12時間攪拌した。反応混合物をMTBE(3×500mL)で抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸ナトリウム(2×300mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、rac−(2S,3S)−2,3−ジメチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(14.0g、79.0mmol、収率76%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ5.71(ddd,J=17.8,10.5,7.2Hz,1H),5.19−4.92(m,4H),3.19(dd,J=14.6,3.7Hz,1H),2.89(dd,J=14.6,8.3Hz,1H),2.36(q,J=6.2Hz,1H),2.19(th,J=7.5,4.0,3.3Hz,1H),1.11(dd,J=6.6,2.9Hz,3H),1.03(dd,J=6.7,2.9Hz,3H).MS(ESI、正)m/z 178.2(M+H)+。
(S)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
工程1:(S)−tert−ブチル 4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
1,2−ジクロロエタン(100mL)中に(S)−1−boc−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン(5.0g、23.12mmol)を含む溶液に、ベンズアルデヒド(7.04mL、69.4mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で30分間攪拌し、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(6.85mL、46.2mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で一晩攪拌した。次いで、混合物の反応を飽和NaHCO3(20mL)で停止し、室温で10分間攪拌した。有機層を回収し、水層をEtOAc(1×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、次いで、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(S)−tert−ブチル 4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(5.86g、19.13mmol、収率83%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 307.3(M+H)+。
工程2:(S)−(4−ベンジルピペラジン−2−イル)メタノール
DCM(30mL)中に(S)−tert−ブチル 4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(5.86g、19.13mmol)を含む溶液に、トリフルオロ酢酸(11.37mL、153mmol)を加えた。添加後、次いで、混合物を室温で2.5時間攪拌した。次いで、追加のトリフルオロ酢酸(7mL)を加え、混合物を室温で更に1時間攪拌した。次いで、混合物を真空下で濃縮し、H2O(10mL)を加えた。次いで、混合物のpHをNaOH(1N)で14に調整した。次いで、混合物をEtOAc(3×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、濃縮し、真空下40℃で一晩乾燥させて、(S)−(4−ベンジルピペラジン−2−イル)メタノールを油状物として得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.26−7.38(5H,m)3.62−3.81(2H,m)3.54(2H,d,J=4.11Hz)3.25−3.35(2H,m)3.02−3.14(1H,m)2.77−2.90(2H,m)2.41(1H,td,J=11.88,2.45Hz)2.18−2.30(1H,m).MS(ESI、正イオン)m/z 207.1(M+H)+。
工程3:(S)−1−(4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロエタノン
DCM(5mL)中に(S)−(4−ベンジルピペラジン−2−イル)メタノール(1.4g、6.79mmol)及びトリエチルアミン(2.83mL、20.36mmol)を含む0℃のN2下の溶液に、クロロアセチルクロリド(0.540mL、6.79mmol)を滴加した。添加後、次いで、混合物を0℃で48分間攪拌した。次いで、MeOH(10mL)を加え、混合物を真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(S)−1−(4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロエタノン(530mg、1.874mmol、収率27.6%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 283.1(M+H)+。
工程4:(S)−8−ベンジルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
THF(40mL)中に(S)−1−(4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロエタノン(530mg、1.874mmol)を含む0℃のN2下の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(421mg、3.75mmol)を加えた。添加後、混合物を0℃で2時間攪拌した。LCMSは、出発物質がないことを示した。次いで、MeOH(10mL)を加え、混合物を真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(S)−8−ベンジルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(262mg、1.064mmol、収率56.8%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 247.1(M+H)+。
工程4:(S)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
圧力バイアル中、メタノール(2.5mL)中に(S)−8−ベンジルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(262mg、1.064mmol)及び酢酸(0.123mL、2.127mmol)を含む溶液に、パラジウム(活性炭担持5%、34mg、0.319mmol)のEtOAc(0.3mL)溶液を加えた。次いで、混合物を水素で5回脱気してから、水素を40psiで充填した。次いで、混合物を3.5時間攪拌した。LCMSは、いくつかの出発物質があることを示した。次いで、パラジウム(活性炭担持5%、34mg、0.319mmol)及び酢酸(0.123mL、2.127mmol)を加えた。次いで、混合物を水素で5回脱気してから、水素を40psiで充填した。得られた混合物を、40psi、室温で一晩攪拌した。次いで、混合物をセライトに通して濾過し、セライトを1:1のMeOH/EtOAc(2×3mL)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮し、真空下で乾燥させて、(S)−ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(166mg、1.063mmol、収率100%)を油状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 157.1(M+H)+。
(3S,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン及び(3R,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
工程1:(S)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン及び(R)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン
DCM(10mL)中に(S)−(4−ベンジルピペラジン−2−イル)メタノール(1.4g、6.79mmol)及びトリエチルアミン(2.83mL、20.36mmol)を含む0℃の溶液に、2−クロロプロピオニルクロリド(0.862mL、6.79mmol)を加えた。添加後、混合物を0℃で2時間攪拌した。LCMSは、出発物質がないことを示した。次いで、MeOH(10mL)を加え、混合物を真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、シリカゲルカラムから最初に溶出する異性体として、(S)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン(176mg、0.593mmol、収率8.74%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.28−7.40(5H,m)4.46−4.73(2H,m)4.14(1H,br s)3.69−4.03(3H,m)3.41−3.63(2H,m)3.10(1H,br s)2.93(1H,br s)2.35(1H,br s)2.02−2.23(1H,m)1.65−1.69(3H,m).MS(ESI、正イオン)m/z 297.0(M+H)+.更に、(R)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン(142mg、0.478mmol、収率7.1%)をシリカゲルカラムから2番目に溶出する油状物の異性体として単離した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ7.27−7.40(5H,m),4.60−4.72(1H,m),4.44−4.59(1H,m),3.97(1H,d,J=4.30Hz),3.68−3.93(3H,m),3.51(2H,d,J=18.58Hz),3.07(1H,br s),2.92(1H,br s),2.11−2.45(2H,m),1.64−1.73(3H,m).MS(ESI、正イオン)m/z 297.0(M+H)+。
工程2:(3S,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
THF(50mL)中に(R)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン(142mg、0.478mmol)を含む0℃の窒素下の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(59.1mg、0.526mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を0℃で1時間、室温で10日間攪拌した。次いで、MeOH(10mL)を加え、混合物を真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(3S,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(33mg、0.127mmol、収率26.5%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ7.11−7.28(6H,m),4.31−4.42(1H,m),4.02−4.10(1H,m),3.69−3.77(1H,m),3.54−3.63(1H,m),3.37−3.49(3H,m),2.63−2.80(3H,m),1.92−2.05(2H,m),1.31(3H,d,J=6.85Hz).MS(ESI、正イオン)m/z 261.1(M+H)+。
工程3:(3S,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
メタノール(0.5mL)中に(3S,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(33mg、0.127mmol)を含む溶液に、酢酸(0.015mL、0.254mmol)及びパラジウム(活性炭担持10重量%(乾燥重量)、湿潤デグサタイプ、6.74mg、0.063mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を水素でパージし、次いで、水素を40psiで充填した。次いで、得られた混合物を室温で一晩攪拌した。次いで、混合物をセライトに通して濾過し、セライトをEtOAc(2×3mL)で洗浄した。合わせた濾液を真空下で濃縮し、残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜50%MeOH/DCM)により、(3S,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(20mg、0.118mmol、収率93%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ4.43−4.58(1H,m),4.09−4.19(1H,m),3.86(1H,dd,J=12.52,4.50Hz),3.66−3.75(1H,m),3.53(1H,td,J=7.53,3.72Hz),2.97−3.12(2H,m),2.65−2.87(3H,m),1.41(3H,d,J=6.85Hz).MS(ESI、正イオン)m/z 171.1(M+H)+。
工程4:(3R,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
THF(50mL)中に(S)−1−((S)−4−ベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−イル)−2−クロロプロパン−1−オン(176mg、0.593mmol)を含む0℃の窒素下の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(100mg、0.890mmol)を加えた。添加後、次いで、混合物を0℃で30分間攪拌した。LCMSは、出発物質がないことを示した。次いで、飽和NaHCO3(5mL)を加え、混合物をEtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、(3R,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(154mg、0.592mmol、収率100%)を油状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 261.0(M+H)+。
工程5:(3R,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン
メタノール(2mL)中に(3R,9aS)−8−ベンジル−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(154mg、0.592mmol)を含む溶液に、パラジウム(活性炭担持10重量%(乾燥重量)、湿潤デグサタイプ、18.89mg、0.177mmol)のEtOAc(0.2mL)溶液を加えた。次いで、得られた混合物を水素で5回パージし、水素を40psiで充填した。次いで、得られた混合物を10日間攪拌した。次いで、混合物をセライトに通して濾過し、セライトをEtOAc(2×5mL)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜20%MeOH/DCM)により、(3R,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(93mg、0.546mmol、収率92%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δppm4.27−4.45(1H,m),4.05(1H,q,J=6.85Hz),3.74(1H,dd,J=12.23,4.60Hz),3.54−3.63(1H,m),3.24−3.36(1H,m),2.84−2.91(1H,m),2.80(1H,dd,J=11.74,2.74Hz),2.50−2.67(3H,m),1.32(3H,d,J=6.85Hz).MS(ESI、正イオン)m/z 171.1(M+H)+。
(3S,9aS)−3−メチルオクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン
1,4−ジオキサン(4mL)中に(3S,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(52mg、0.306mmol)を含む室温の窒素下の溶液に、水素化リチウムアルミニウム(2.0M THF、1.22mL、2.44mmol)を滴加した。添加後、次いで、混合物を80℃で6時間攪拌した。次いで、混合物の反応を0℃の2−プロパノール(1mL)、続いて飽和Na2SO4(3mL)で停止した。次いで、混合物を室温で30分間攪拌してから濾過した。濾過ケーキをMeOH(2×5mL)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮し、真空下で乾燥させた。次いで、残渣をMeOH(5mL)中に溶解し、シリカゲルを加えた。混合物を濃縮し、真空下で乾燥させた。次いで、固体混合物を、ISCO装置を使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィー(固体充填、0%〜20%(アンモニア/MeOH 2M)/DCM)により精製して、残留溶媒を含有する固体として(3S,9aS)−3−メチルオクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(67mg、0.429mmol、収率140%)を得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ3.94(1H,dt,J=6.55,3.37Hz),3.72(1H,q,J=7.04Hz),3.52−3.59(2H,m),3.03−3.10(2H,m),2.86−2.96(1H,m),2.68−2.82(5H,m),1.90(1H,br s),1.34(3H,d,J=6.65Hz).MS(ESI、正イオン)m/z 157.1(M+H)+。
(3R,9aS)−3−メチルオクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン
1,4−ジオキサン(5mL)中に(3R,9aS)−3−メチルヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−4(3H)−オン(80mg、0.470mmol)を含む室温のN2下の溶液に、水素化リチウムアルミニウム(1.0M THF、1.88mL、1.88mmol)を滴加した。添加後、混合物を80℃で6時間攪拌した。次いで、混合物の反応を0℃の2−プロパノール(1mL)、続いて飽和Na2SO4(3mL)で停止した。次いで、混合物を室温で30分間攪拌してから濾過した。濾過ケーキをMeOH(2×5mL)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮し、真空下で乾燥させた。次いで、残渣をMeOH(5mL)中に溶解し、シリカゲルを加えた。混合物を濃縮し、真空下で乾燥させた。次いで、固体混合物を、ISCO機器を使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィー(固体充填、0%〜20%(アンモニア/MeOH 2M)/DCM)により精製して、(3R,9aS)−3−メチルオクタヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン(20mg、0.128mmol、収率27.2%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,ジクロロメタン−d2)δ3.92(1H,ddd,J=6.50,3.96,2.25Hz),3.42−3.50(1H,m),3.30−3.37(1H,m),2.79−2.92(2H,m),2.53−2.68(2H,m),2.37−2.50(3H,m),2.06−2.24(2H,m),1.90(1H,br s),1.33(3H,d,J=6.65Hz).MS(ESI、正イオン)m/z 157.2(M+H)+。
(R)−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4(6H)−オン
工程1:(R)−tert−ブチル 2−((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート
DCM(5.0mL)中に(R)−tert−ブチル 2−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(475mg、2.216mmol)を含む0℃の溶液に、iPr2Net(0.424mL、2.438mmol)を加え、続いて、クロロギ酸ベンジル(0.693mL、2.438mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を0℃で2時間、室温で14時間攪拌した。次いで、飽和NaHCO3(30mL)を混合物に加え、混合物を室温で3分間攪拌した。有機層を回収し、水層をEtOAc(1×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(R)−tert−ブチル 2−((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(772mg、2.216mmol、収率100%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 371.1(M+Na)+。
工程2:(R)−ベンジル(ピペリジン−2−イルメチル)カルバメート
DCM(5mL)中に(R)−tert−ブチル 2−((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(772mg、2.216mmol)を含む溶液に、トリフルオロ酢酸(1.646mL、22.16mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。次いで、iPr2Net(3.85mL、22.16mmol)を0℃で混合物に滴加し、混合物を室温で5分間攪拌した。次いで、混合物を真空下で濃縮し、残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOH:EtOAc(3:1)/ヘプタン)により、(R)−ベンジル (ピペリジン−2−イルメチル)カルバメート(495mg、収率90%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 249.2(M+H)+。
工程3:(R)−ベンジル ((1−(2−クロロアセチル)ピペリジン−2−イル)メチル)カルバメート
1,2−ジクロロエタン(1mL)及びDCM(1mL)中に(R)−ベンジル (ピペリジン−2−イルメチル)カルバメート(150mg、0.604mmol)を含む0℃の窒素下の溶液に、iPr2Net(0.168mL、0.966mmol)を加え、続いてクロロアセチルクロリド(0.063mL、0.785mmol)を加えた。添加後、次いで、混合物を0℃で1時間攪拌した。次いで、混合物の反応を飽和NaHCO3(2.5mL)で停止し、EtOAc(2×3mL)で抽出した。次いで、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(R)−ベンジル ((1−(2−クロロアセチル)ピペリジン−2−イル)メチル)カルバメート(126mg、0.388mmol、収率64.2%)を固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 325.1(M+H)+。
工程4:(R)−ベンジル 4−オキソヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(5mL)中に(R)−ベンジル ((1−(2−クロロアセチル)ピペリジン−2−イル)メチル)カルバメート(126mg、0.388mmol)を含む溶液に、水素化ナトリウム(60%鉱油分散、31mg、0.776mmol)を分割して加えた。添加後、次いで、混合物を室温で5時間攪拌した。次いで、混合物の反応を水(5mL)で注意深く停止した。次いで、混合物をEtOAc(2×10mL)で抽出した。次いで、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜100%EtOAc/ヘプタン)により、(R)−ベンジル 4−オキソヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(112mg、0.388mmol、収率100%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 289.1(M+H)+。
工程5:(R)−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4(6H)−オン
エタノール(3mL)中に(R)−ベンジル4−オキソヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(112mg、0.388mmol)を含む溶液に、ギ酸アンモニウム(122mg、1.942mmol)及び10%パラジウム炭素(124mg、0.117mmol)を加えた。次いで、得られた混合物を70℃で1時間攪拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濾過ケーキをEtOAcとMeOH(1:1、3×2mL)の混合液で洗浄した。合わせた濾液を濃縮し、残渣のクロマトグラフィー精製(シリカゲル、0%〜15%(2Mアンモニア/MeOH)/DCM)により、(R)−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4(6H)−オン(54mg、0.350mmol、収率90%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 155.1(M+H)+。
1−(ジヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H,7H,8H,9H,9aH)−イル)エタノン
工程1:tert−ブチル 8−アセチルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート
DCM(10mL)中にtert−ブチル ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(0.680g、2.82mmol)を含む攪拌溶液に、室温でアルゴン下、ジイソプロピルエチルアミン(1.078mL、6.20mmol)を加え、続いて2,5−ジオキソピロリジン−1−イルアセテート(0.885g、5.64mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で24時間攪拌した。予め炭酸水素ナトリウムの層で覆ったシリカゲルプレカラム(25g)に粗製混合物を直接充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜3%MeOH/DCMで溶出して、tert−ブチル 8−アセチルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレートを油状物として得た。これを更に精製することなく次工程に用いた。MS(ESI、正イオン)m/z 306.4(M+Na)+。
工程2:1−(ジヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H,7H,8H,9H,9aH)−イル)エタノン
DCM(10mL)中にtert−ブチル 8−アセチルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレートを含む溶液に、2,2,2−トリフルオロ酢酸(2.0mL)を室温で加えた。得られた混合物を室温で一晩攪拌し、揮発性物質を除去して、1−(ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−イル)エタノン 2,2,2−トリフルオロアセテートを固体として得、これを更に精製することなく使用した。
2−(メチルスルホニル)オクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン
工程1:tert−ブチル 8−(メチルスルホニル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート
DCM(14mL)中にtert−ブチル ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(1.000g、4.14mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(1.442mL、8.29mmol)を含む攪拌氷冷混合物に、塩化メタンスルホニル(0.385mL、4.97mmol)をシリンジにより滴加した。得られた混合物を0℃で10分間攪拌し、周囲温度で19時間攪拌した。揮発性物質を除去し、残渣をシリカゲルプレカラム(25g)に充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜100%MeOH/DCMで溶出して、tert−ブチル 8−(メチルスルホニル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(1.30g、4.07mmol、収率98%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 320.1(M+1)+。
工程2:2−(メチルスルホニル)オクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン
DCM(20mL)中にtert−ブチル 8−(メチルスルホニル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(1.30g、4.07mmol)を含む攪拌溶液に、2,2,2−トリフルオロ酢酸(2.0mL、4.14mmol)をシリンジにより加えた。得られた混合物を室温で2.5時間攪拌した。最初の2時間にわたって追加のTFA(2×2.5mL)を加えた。揮発性物質を真空下で除去し、残渣を高真空に一晩供して、2.4gの2−(メチルスルホニル)オクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン 2,2,2−トリフルオロアセテートを固体として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 220.2(M+1)+。
1−(ジヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H,7H,8H,9H,9aH)−イル)−3−(フェニルスルホニル)プロパン−1−オン
工程1:tert−ブチル 8−(3−(フェニルスルホニル)プロパノイル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート
DCM(6.5mL)中にtert−ブチルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(0.46g、1.906mmol)及び3−(フェニルスルホニル)プロピオン酸(0.490g、2.287mmol)を含む攪拌混合物に、室温でiPr2Net(0.829mL、4.77mmol)をシリンジにより加え、続いてHATU(1.450g、3.81mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で75分間攪拌した。粗製混合物をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜15%MeOH/DCMで溶出して、1.28gのtert−ブチル 8−(3−(フェニルスルホニル)プロパノイル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレートを油状物として得、これを更に精製することなく次工程に用いた。MS(ESI、正イオン)m/z 438.2(M+1)+。
工程2:1−(ジヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H,7H,8H,9H,9aH)−イル)−3−(フェニルスルホニル)プロパン−1−オン
DCM(15mL)中にtert−ブチル 8−(3−(フェニルスルホニル)プロパノイル)ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(1.28g、2.93mmol)及び2,2,2−トリフルオロ酢酸(4.0mL、2.93mmol)を含む混合物を室温で50分間攪拌した。揮発性物質を除去し、残渣を高真空に一晩供して、1.5gの1−(ジヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H,7H,8H,9H,9aH)−イル)−3−(フェニルスルホニル)プロパン−1−オンを油状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 338.1(M+1)+。
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン
工程1:tert−ブチル 8−イソプロピルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート
DCM(5.0mL)中にtert−ブチル ヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(0.53g、2.196mmol)及びアセトン(0.806mL、10.98mmol)を含む混合物を室温で10分間攪拌した後、トリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(2.327g、10.98mmol)を室温で固体のまま一度に加えた。得られた混合物を室温で24時間攪拌した。反応物の反応をMeOH(5mL)で停止し、得られたスラリーをシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、12gのISCOゴールドカラム上でのコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜20%MeOH/DCMで溶出して、tert−ブチル 8−イソプロピルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(0.65g、2.293mmol、収率104%)を油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 284.3(M+1)+。
工程2:2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン
DCM(15mL)中にtert−ブチル 8−イソプロピルヘキサヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2(6H)−カルボキシレート(0.65g、2.293mmol)及び2,2,2−トリフルオロ酢酸(4.0mL、2.293mmol)を含む混合物を室温で2時間攪拌した。揮発性物質を真空下で除去し、残渣を高真空に一晩供して、1.74gの2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンを油状物として得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 184.2(M+1)+。
(1R,4R)−2−イソプロピル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、(1R,4R)−tert−ブチル 2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキシレート(AstaTech,Inc.)から表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 141.2(M+1)+。
(1S,4S)−2−イソプロピル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、(1S,4S)−tert−ブチル 2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキシレート(AstaTech,Inc.)から表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 141.2(M+1)+。
シス−1−(2−メトキシエチル)−2,6−ジメチルピペラジン
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、シス−tert−ブチル3,5−ジメチルピペラジン−1−カルボキシレート(AK Scientific)から表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 173.2(M+1)+。
シス−1−イソプロピル−2,6−ジメチルピペラジン及びシス−2,6−ジメチルピペラジン
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、シス−tert−ブチル 3,5−ジメチルピペラジン−1−カルボキシレート(AK Scientific)から表題化合物を合成し、混合物として使用した。MS(ESI、正イオン)m/z157.1及び115.3(M+1)+。
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、(S)−tert−ブチル 3−メチルピペラジン−1−カルボキシレートから表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 143.2(M+1)+。
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、1,4−ジオキセパン−6−オン(Enamine)から表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 187.2(M+1)+。
(2S,6S)−1−イソプロピル−2,6−ジメチルピペラジン
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、(3S,5S)−tert−ブチル 3,5−ジメチルピペラジン−1−カルボキシレート(Anichem)から表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 157.2(M+1)+。
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成(工程1)におけるプロトコルを同様に使用して、ピペラジン−2−オン(AK Scientific)から表題化合物を合成した。
2−イソプロピルオクタヒドロ−1H−ピラジノ[1,2−a]ピラジンの合成におけるプロトコルを同様に使用して、tert−ブチル ピペラジン−1−カルボキシレートから表題化合物を合成した。MS(ESI、正イオン)m/z 157.1(M+1)+。
4−(ピペラジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン
DCM(1.0mL)中に5,6−ジヒドロ−2h−ピラン−2−オン(0.228mL、2.65mmol)を含む攪拌溶液に、アルゴン下で、DCM(2.0mL)中にピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(469mg、2.52mmol)を含む溶液を加えた。得られた混合物を室温で3日間攪拌した後、トリフルオロ酢酸(2.5mL、33.7mmol)をシリンジによりを滴加した。得られた混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を乾燥させて、純粋でない4−(ピペラジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オンを得た。これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 185.1(M+1)+。
8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び8−フルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン
工程1:2−ベンジル−8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,7,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,9,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン
ブライン氷浴で冷却したDCM(5.0mL)中に2−ベンジルヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン−8(2H)−オン(200mg、0.819mmol、AstaTech)を含む攪拌溶液に、ビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド溶液(50%THF、0.989mL、2.456mmol)をシリンジにより滴加した。得られた混合物を−5℃で2時間、周囲温度で3時間攪拌した。粗製混合物をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、12gのISCOゴールドカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜10%MeOH/DCMで溶出して、170mgの2−ベンジル−8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン、2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,7,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,9,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジンの混合物を得た。この混合物を次工程に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 267.2及び247.2(M+1)+。
工程2:8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び8−フルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン
EtOH(25mL)及び濃塩酸(5mL)中に2−ベンジル−8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン、2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,7,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び2−ベンジル−8−フルオロ−2,3,4,6,9,9a−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン(250mg、0.939mmol)と、パラジウム(活性炭担持5重量%(乾燥重量)、湿潤、デグサタイプ、スパチュラ先端量)とを含む混合物を40〜45psiの水素ガスで22時間にわたって水素化した。反応物の反応を水(5mL)で停止させ、砂で覆ったセライト層に混合物を通して濾過した。濾液を真空下で濃縮して、8,8−ジフルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジン及び8−フルオロオクタヒドロ−1H−ピリド[1,2−a]ピラジンを無色のフィルムとして得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 177.2及び159.2(M+1)+。
1−(5−(ピペラジン−1−イル)−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)エタノン
工程1:tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート
THF(20mL)中に5’−ブロモ−2’−ヒドロキシアセトフェノン(2.000g、9.30mmol、Oakwood)、1−boc−ピペラジン(2.77g、14.88mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.426g、0.465mmol)及び2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’−(n,n−ジメチルアミノ)ビフェニル(0.183g、0.465mmol)を含む氷冷した攪拌混合物に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0M THF、32.6mL、32.6mmol)を滴加した。得られた混合物を周囲温度で10分間攪拌した後、室温の油浴中に置いた。次いで、油浴を70℃まで加熱し、この温度で反応混合物を1.5時間攪拌した。混合物を氷浴で冷却した後、氷冷した塩化アンモニウム飽和水溶液で反応を注意深く停止した。得られた混合物を1N HCl水溶液と塩化アンモニウム飽和水溶液の混合液中に注ぎ入れ、10%MeOH/DCM(2×)で抽出した。合わせた有機物質を塩化アンモニウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をDCM中に溶解し、シリカゲルプレカラムに充填し、40gのISCOゴールドカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜4%MeOH/DCMで溶出して、1.84gのtert−ブチル 4−(3−アセチル−4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレートを得、これを次工程に直接使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 321.2(M+1)+。
工程2:tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート
DCM(15mL)中に純粋でないtert−ブチル 4−(3−アセチル−4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(1.30g、4.06mmol)及びトリエチルアミン(2.258mL、16.23mmol)を含む攪拌溶液に、N−フェニルビス−トリフルオロメタンスルホンイミド(2.90g、8.12mmol)を固体のまま一度に加えた。得られた混合物を周囲温度で2.5日間攪拌した。粗製混合物をシリカゲルプレカラム(25g)に直接充填し、40gのISCOゴールドカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、10%〜40%EtOAc/ヘキサンで溶出して、tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(1.4g、3.09mmol、収率76%)を得た。MS(ESI、正イオン)m/z475.1(M+1)+。
工程3:tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート
tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(1.17g、2.59mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.642g、6.46mmol)、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)(0.189g、0.259mmol)及び酢酸カリウム(0.888g、9.05mmol)を予め充填した25mLの一口丸底フラスコを3サイクルの排気に供し、窒素を再充填した後、1,4−ジオキサン(12mL)を加えた。アルゴン下の得られた混合物を油浴中に置き、50℃まで加熱し、この温度でアルゴン下で20時間攪拌した。温度を45℃まで下げ、この温度で混合物を一晩攪拌した。粗製反応混合物をシリカゲルプラグに通した。濾液を真空下で濃縮し、残渣をDCM中に溶解し、シリカゲルプレカラム(25g)に充填し、24gのISCOゴールドカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、0%〜40%EtOAc/ヘキサンで溶出して、tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(380mg、0.883mmol、収率34.1%)を固体として得た。MS(ESI、正イオン)m/z 431.3(M+1)+。
工程4:1−(5−(ピペラジン−1−イル)−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)エタノン
Boc基を除去するために、tert−ブチル 4−(3−アセチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレートを含むDCMをTFAで処理した。濃縮後、1−(5−(ピペラジン−1−イル)−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)エタノンを単離し、更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z 331.2(M+1)+。
(2S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチルペンタ−4−エン−1−スルホンアミド及び(2R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−メチル−4−ペンテン−1−スルホンアミド
以下に記載の同様の手順に従って、中間体EE12及びペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネートから表題化合物を調製した。
(2R,3R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(2S,3R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(中間体EE13;1030mg、2.95mmol)をトルエン中、真空下で2時間、共沸した。アルゴン下でTHFを加え、溶液を−78℃まで冷却した。次いで、N−ブチルリチウム溶液(2.5Mヘキサン、1.533mL、3.83mmol)を加え、混合物を−78℃で60分間攪拌した。(S)−ペンタ−4−エン−2−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(Sigman,M.S.et al.,J.Am.Chem.Soc.,2012,134(28),11408−11411による手順に従って調製;1417mg、5.90mmol)を3mLの溶液として加えた。次いで、THFを加えた。5分後、混合物を周囲温度まで昇温させ、アルゴン下で一晩攪拌した。混合物の反応を飽和NH4Clで停止し、EtOAcで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濃縮した。粗製物質をSiO2ゲルカートリッジに注入し、40gのISCOカラムを通すクロマトグラフィーによって精製し、5%〜10%〜20%〜40%EtOAc/ヘキサンで溶出して、表題化合物の2.3:1の混合物(420mg、1.00mmol、収率34.1%)を得た。
中間体AA11A
(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
工程1:(R)−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,2’−オキシラン]及び(R)−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,2’−オキシラン]
2Lの4口RBFに、6−クロロ−3,4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン(123g、681mmol)、トリメチルスルホニウムヨージド(143g、701mmol)及びDMSO(1100mL)を充填した。KOH(76g、1362mmol)(ペレット)を加えた。懸濁液を周囲温度で2日間攪拌し、その後、未精製のまま1H NMRで測定すると、出発物質は残っていないことを示した。溶液を800gのクラッシュアイスに注ぎ入れ、MTBE(200mL)ですすぎ、追加量のMTBE(700mL)を加えた。得られた混合物を5分間攪拌し、分配後、下の水層をMTBEで2回(500mL、300mL)抽出し、最初のMTBE抽出物と合わせた。合わせた有機ストリーム(stream)をブライン(2×600mL)で洗浄し、330gのAl2O3(中性)を加えた。得られた懸濁液を22℃で5分間攪拌し、濾過し、MTBE(400mL)で洗浄した。濾液を濃縮して、生成物を赤色の粘稠な油状物(125g、94%)として得た。
工程2:(S)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルバルデヒド及び(R)−6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルバルデヒド
3Lの三口RBFに、ラセミ体の6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2H−スピロ[ナフタレン−1,2’−オキシラン](160g、822mmol)及びTHF(1760mL)を充填した。バッチをドライアイス/IPA浴中で−8℃まで冷却した後、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル化合物(5.07mL、41.1mmol)を3分かけて加えた。発熱によりバッチの温度が10℃まで急上昇した。バッチを−5〜0℃で5分間攪拌し、試料(冷却したNaHCO3溶液に入れて反応停止)をLC/MS分析すると、完全な変換を示した。反応物の反応を−5℃の飽和NaHCO3(300mL)と、続いてMTBE(400mL)を加えることにより停止し、混合物を分液漏斗に移し、MTBE(240mL)ですすいだ。分配後、水層をいくつかの白色固体(ホウ酸またはホウ砂と思われる)とともに捨てた。有機層をブライン(350mL)で洗浄し、減圧下で濃縮して、赤色の油状物を得た。粗製物質を工程4に直接使用した。
工程3:(6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,1−ジイル)ジメタノール
ラセミ体の6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレンカルバルデヒドを3Lの三口RBFに充填し、ジエチレングリコール(1000mL)ですすいだ。ホルムアルデヒド(37%水溶液;652mL、8757mmol)を加え、得られた2相の乳濁液をドライアイス/IPA浴で5℃まで冷却した。温度を20℃未満に維持しながら、KOH(45%水溶液、652mL、11.9mol)を約30分かけて加えた。添加終了後、バッチ(20℃)を45℃までゆっくり加熱し(注意:発熱反応)、1時間保持した。HPLCは、完全な変換を示した。粘稠な不溶性タールがいくらか形成されたため、これを水性の後処理に先立って除去した。バッチにブライン(500mL)を加え、水相中の生成物含量が5%未満になるまで、混合物をDCMで抽出した。合わせたDCM抽出物を750mLまで濃縮して赤色の油状物とし、H2O(500mL)で洗浄すると、生成物が析出し始めた。分離に際し、上の澄明な水層を捨て、下層を氷/H2O浴中で30分間攪拌し、濾過し、DCM(約100mL)及びH2O(100mL)で洗浄した。生成物を乾燥空気/真空下で乾燥させて、第1の調製物(113g、498mmol、収率57%)を得た。得られた母液からDCM層を分離し、200〜300g(KF=0.5%)まで濃縮し、種結晶を入れ、氷/H2O浴中で30分間攪拌した。生成物を濾過し、DCM(50mL)で洗浄し、乾燥空気/真空下で乾燥させて、第2の調製物(14.3g、63.1mmol、収率7%)を得た。6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,1−ジイル)ジメタノールと合わせた合計収率は、127g(64%)であった。
工程4:(S)−(6−クロロ−1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート
脱水DCM(450mL)中に2,6−ビス((R)−5,5−ジブチル−4−フェニル−4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)ピリジン(R,R−Kang触媒)(1.57g、2.64mmol)を含む溶液に、塩化銅(II)(0.355g、2.64mmol)を加え、得られた緑色の溶液を室温で1時間攪拌した。この溶液を、脱水DCM(800mL)中に(6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,1−ジイル)ジメタノール(30g、132.73mmol)を含む溶液にカニューレにより加えた。得られた混合物を−78℃まで冷却すると、薄緑色の沈殿物が観察された。次いで、4−ブロモベンゾイルクロリド(34.77g、158.79mmol)のDCM(500mL)溶液をゆっくり加え、続いてN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(20g、154mmol)を滴加した。得られた反応混合物を−78℃で3時間攪拌し、次いで、pH3のリン酸緩衝液(1L)で反応を停止し、激しく攪拌しながら周囲温度まで昇温させた。次いで、混合物をDCM(2L)で希釈し、層を分離した。有機相をpH3の緩衝液(1L)、飽和NaHCO3(1L)及びブライン(2L)で洗浄し、次いで、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物質をSiO2ゲル(100〜200メッシュ、80%DCM/ヘキサン)のカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な(S)−(6−クロロ−1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(45g、84%;e.r=91.4:8.6)を得た。ChiralCel(登録商標)OD−H(250mm×4.6mm)、移動相:n−ヘキサン:IPA:90:10、分析時間:20分、流量:1mL/分、試料調製:IPA。保持時間(主要ピーク)−9.32分、保持時間(微量ピーク)−11.46分)。
工程5:(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート
DCM(2.5L)中に(S)−(6−クロロ−1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(100g、244.5mmol)を含む攪拌溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(121.4g、293.3mmol)を10℃で加えた。添加後、冷却浴を外し、反応混合物を周囲温度で30分間攪拌した。次いで、H2O(9mL)を加え、得られた2相混合物を周囲温度で30分間攪拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、2Lの10%Na2S2O3/飽和NaHCO3溶液(1:1の混合液)で反応を停止した。反応混合物を周囲温度で更に10分間攪拌し、次いで、層を分離し、水層をEtOAc(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層を1Lの10%Na2S2O3/飽和NaHCO3溶液及び1Lのブラインで洗浄し、次いで、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をSiO2ゲル(100〜200メッシュ、5%EtOAc/ヘキサン)のカラムクロマトグラフィーにより精製して、(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(80g、81%)を得た。
表題化合物の鏡像異性体純度は、次の手順によって改善することができた。(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(190g)をトルエン(950mL)中に加え、50℃まで加熱して完全に溶解した。均一溶液を周囲温度まで放冷し、ラセミ化合物を種結晶として入れた。溶液を−25℃まで冷却し、一晩保持した。次いで、母液をデカントし、濃縮して、鏡像異性体的に濃縮された160gの(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(キラルHPLCにより決定したee:94%)を得た。キラルHPLC条件:カラム:ChiralCel(登録商標)OD−H(250mm×4.6mm)、移動相:n−ヘキサン:IPA:90:10。分析時間:20分。流量:1mL/分。試料調製:エタノール。保持時間(主要ピーク):8.488分(96.97%)、保持時間(微量ピーク):9.592分(3.03%)。
工程6:(R)−(6−クロロ−1−(DIメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノール
無水MeOH(1L)中に(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 4−ブロモベンゾエート(75g、183.8mmol)を含む溶液に、p−TsOH(1g、9.2mmol)及びオルトギ酸トリメチル(58.4mL、551mmol)を加え、出発物質が完全に消費されるまで反応混合物を還流した(約4時間)。反応物全体を濃縮して50%の体積にし、THF(1L)及び1N NaOH(1L、1mol)で希釈した。得られた混合物を40℃で一晩攪拌し、次いで、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(1.5L)で希釈した。水層を分離し、EtOAc(2×500mL)で抽出し、合わせた有機層を1N NaOH(1L)及びブライン(1L)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗製物質を100〜200メッシュサイズのSiO2ゲル(10%EtOAc/ヘキサン)のカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な(R)−(6−クロロ−1−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノールを薄茶色の濃厚な油状物として得た(44g、89%)。
工程7:TERT−ブチル−4−フルオロ−3−ニトロベンゾエート
t−ブタノール(2.5L)中に4−フルオロ−3−ニトロ安息香酸(100g、540.2mmol)を含む溶液に、DMAP(13.18g、108.04mmol)及び二炭酸ジtert−ブチル(248mL、1080.4mmol)を加え、反応混合物を40℃で一晩加熱した。完了したら、反応混合物をH2Oで希釈し、水相をEtOAc(3×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をH2O(1×1L)、ブライン(1×1L)で更に洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去し、これにより得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(100〜200メッシュサイズのSiO2ゲル、100%ヘキサンから5%EtOAc/ヘキサンのグラジエントで溶出)により精製して、純粋なtert−ブチル−4−フルオロ−3−ニトロベンゾエート(70g、54%)を薄黄色の固体として得た。
工程8:(R)−TERT−ブチル 4−((6−クロロ−1−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエート
脱水THF(3.5L)中に(R)−(6−クロロ−1−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタノール(70g、259.2mmol)を含む溶液を0℃まで冷却し、LiHMDS(1M THF;363mL、363mmol)を滴加した。5分後、THF(500mL)中にtert−ブチル 4−フルオロ−3−ニトロベンゾエート(74.9g、311mmol)を含む溶液を滴下漏斗により滴加し、得られた混合物を周囲温度まで昇温させた。完了したら(約1時間)、混合物を0℃まで冷却し、NH4Cl飽和溶液(1L)で反応を停止し、EtOAc(3×1L)で抽出した。合わせた有機層をNH4Cl(1L)及びブライン(1L)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。こうして得られた粗製物質を100〜200メッシュサイズのSiO2ゲル(5%EtOAc/ヘキサン)を使用するカラムクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル 4−((6−クロロ−1−(diメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエートを黄色の濃厚な油状物として得た(110g、収率87%)。
工程9A:(R)−4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロ安息香酸
MeCN(1L)中に(R)−tert−ブチル 4−((6−クロロ−1−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエート(35g、71.25mmol)を含む溶液に、エルビウムトリフレート(4.3g、7.1mmol)及びH2O(13mL)を加えた。得られた混合物を80℃まで一晩加熱した。次いで、溶媒を減圧下で除去し、残渣をEt2O(1.5L)中に溶解し、1N HCl(500mL)及びブライン(500mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、(R)−4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロ安息香酸(30g)を得、これを更に精製することなく使用した。
別の方法として、(R)−4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロ安息香酸は、次のように、(6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,1−ジイル)ジメタノール(工程4)から調製してもよい。
250mLの三口RBFに、塩化銅(II)(0.095g、0.02当量)、2,6−ビス((R)−5,5−ジブチル−4−フェニル−4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)ピリジン(0.42g、0.02当量)及びTHF(28.5g、4V)を充填した。N2で不活性化した後、バッチを20℃で0.5時間攪拌した。緑色の均一溶液に、(6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,1−ジイル)ジメタノール(8.0g、1.00当量)を加え、続いてTHF(14.2g、2V)及び4−メチルモルホリン(3.75g、1.05当量)を加えた。反応混合物を−20℃まで冷却し、1−ナフトイルクロリド(7.06g、1.05当量)のTHF(21.3g、3V)溶液を、温度を−15℃未満に維持しながら、バッチに0.5時間かけて加えた。−20℃で20時間保持した後、反応スラリーのアリコートを採取し、HPLCにより分析した。温度を−20℃に維持しながら、スラリーをガラスフリット漏斗に通して直接濾過した。濾過ケーキを2回分量の冷却(−10℃未満)THF(2×14.2g、2V)で洗浄し、反応容器全体をすすいだ。濾過ケーキ(4−メチルモルホリン・HCl)をラベル付き容器に移した。母液及び洗浄液を濃縮して最小の体積にし、トルエン充填による蒸留溶媒交換を、バッチ体積が6Vになり、QNMRで測定したときのトルエン/THF比が98:2(v/v)を超えるまで行った。20℃のバッチに、ヘプタン(11g、2V)を加え、スラリーを85℃まで加熱した(溶解が観察された)。溶液を75℃まで冷却し、種結晶(0.27g、0.02当量)を充填した。スラリーを20℃まで3時間かけて冷却し、1時間を超えて保持した。バッチをガラスフリットフィルターに通して濾過し、ケーキをトルエン/ヘプタン(3:1 v/v)(11g、2V)で洗浄し、次いで、トルエン/ヘプタン(1:1 v/v)(11g、2V)で洗浄した。ケーキをN2下、周囲温度で12時間乾燥させ、乾燥ケーキをQNMRにより分析した(トルエン及びヘプタン1重量%未満)。生成物をオフホワイト色の固体(8.75g、重量調整後63%)として得た。
ブリーチスクラバーで換気された60Lのジャケット付き反応器に、(S)−(6−クロロ−1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 1−ナフトエート(2.693Kg、88.6重量%、6.3mol)を入れ、続いてDCM(17.9Kg、5倍量(vol))及びEtNiPr2(2.84Kg、3.5当量)を充填した。N2で不活性化した後、バッチを攪拌し、0℃まで冷却した。反応器中のアルコールスラリー混合物に、新たに調製した三酸化硫黄ピリジン溶液(7.43Kg、3倍量(vol.)のDMSO中、三酸化硫黄ピリジン2.10Kg、2.5当量)を、バッチの温度を15℃未満に維持しながら、30分かけて加えた。添加後、HPLCで分析すると、99%超の変換率を示した。バッチの温度を15℃未満に維持しながら、H2O(14L、5倍量(vol))を20分かけて加えることによってバッチの反応を停止し、次いで、トルエン(16.8L、6倍量(vol))を加えた。分配後、有機層をH2O(14L、5倍量(vol))及びトルエン(16.8L、6倍量(vol))で処理した。上の有機層を2N HClで2回(各14L、5倍量(vol))、ブライン(14L、5倍量(vol))で洗浄した。有機層を清浄な容器に排出し、HPLCにより分析し、次いで、清浄な60Lの反応器にインラインフィルターを通して移した。バッチを濃縮して最小の体積にし、MeOHへの溶媒交換を、バッチ体積が28L(10倍量(vol))になり、QNMRで測定したときのMeOH/トルエン比が3:1(v/v)になるまで行った。次いで、バッチを30Lのジャケット付き反応器にインラインフィルターを通して移した。バッチの温度を30℃に調整した後、バッチに、アルデヒド(51g、0.02当量)の種晶をMeOH(400mL)中のスラリーとして入れた。スラリーを30℃で30分間保持した後、MeOHでの蒸留によるバッチの溶媒交換を、バッチ体積が11L(4倍量(vol))になり、MeOH/トルエン比が99:1(v/v)以上になるまで行った。次いで、バッチを5℃まで冷却し、MeOH/H2O混合物(3.70KgのMeOH+1.34KgのH2O)を1.5時間かけて加えて、溶媒の総体積を約5.5倍量(vol)、最終MeOH/H2Oを90/10(v/v)にした。バッチを65℃まで30分かけて加熱し、20℃まで2時間かけて冷却し、約2時間保持した。25μm以下の濾布を取り付けたAurora(登録商標)フィルターにバッチを通して濾過した。ケーキをMeOH/H2O(10:1)(1×2倍量(vol))、次いでMeOH/H2O(2:1)(1×2倍量(vol))で洗浄した。ケーキをN2下、周囲温度で4時間以上、乾燥するまで乾燥させて、生成物をオフホワイト色の固体として得た(1.99Kg、重量%の調整後72%)。
250mLの三口RBFに、(R)−(6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル 1−ナフトエート(10g、94.4重量%、95.3%LCAP、ee:>99%)、メタノール(100mL)、オルトギ酸トリメチル(7mL)及びTsOH・H2O(0.24g)を充填した。RBFをN2で不活性化し、攪拌を開始した。バッチを60℃まで加熱し、2時間保持した。HPLCで分析すると、98%以上の変換率を示した。
ロータリーエバポレーターを使用し、バッチを真空下(約150〜190トール、外部温度約40℃)で濃縮して最小の体積にした。THFを3回充填し(各回50mL)、真空下(約165トール、外部温度約40℃)で蒸留することによって、バッチのTHF溶媒交換を行った。バッチは、最初の2回のTHF充填のそれぞれの後に、濃縮して最小の体積にした。最後のTHF充填及び蒸留後に、試料をQNMRで分析すると、THF/MeOH(v/v)は20/1を超える標的比を示した。LiOH・H2O(10.46g、10当量)及びH2O(50mL)を250mLの三口RBFに充填した。反応混合物を65℃まで加熱し、18時間保持した。HPLCで分析すると、99%超の変換率を示した。バッチを20℃まで冷却し、500mLの分液漏斗に移した。MTBE(106mL)を分液漏斗に充填し、漏斗を十分に振盪させた。5分間静置した後、下の水層を排出した。上の有機層を20%K2CO3で2回(32mL及び11mL)洗浄した。バッチを250mLのRBFに移した。HPLCにより分析すると、副生成物のナフタン酸は2%未満を示した。ロータリーエバポレーター(300mbar、外部温度約40℃)を使用し、バッチを減圧下で濃縮して最小の体積にした。ロータリーエバポレーター(約250mbar、外部温度約40℃)を使用し、THFの添加(約50mL、約50mL)及び蒸留によって、バッチのTHF溶媒交換を行った。各THF充填後、バッチを蒸留して最小の体積にした。THF(50mL)を250mLのRBFに充填した。試料のKFは、0%H2O(0.1%以下が許容可能)を示した。バッチを、乾燥した清浄な250mLの三口RBFへポリッシュ濾過し(60mLの中型フリット漏斗)、すすぎ及び体積調整にTHF(50mL)を使用した。バッチに4−フルオロ−3−ニトロ安息香酸(4.61g、1.0当量)を加え、混合物を−20℃まで冷却し、20%カリウムtert−ブトキシドTHF溶液(40mL)を、バッチの温度を−20±10℃(発熱反応)に維持しながら、1.5時間かけて加えた。添加完了後、バッチを−20℃に維持し、1.5時間後にアリコートをHPLCにより分析すると、98%の変換率を示した。フラスコ内のバッチに、−20±10℃の温度を維持しながら、NH4Cl飽和溶液(10mL)を加え、続いて、H2O(20mL)及びMeTHF(34mL)を−20±20℃で加えた。混合物を20℃まで昇温させ、13時間攪拌した。バッチを分液漏斗に移し、約5分間静置し、浮遊物(rag)を有機ストリームに保持しながら下の水層を除去した。上の有機ストリームを20℃でNH4Cl飽和溶液(10mL)及びH2O(20mL)で洗浄した。約5分の静置後、水層を分離した。250mLの三口RBF中で、合わせた粗製有機ストリーム(KF=14%)にMSA(4mL)を加えた。バッチを25時間加熱還流した(65℃)。LCアッセイは、完全な変換を示した(97%以上)。
バッチを20℃未満まで冷却し、K3PO4・H2O(4.5g)及びH2O(7mL)を加えた。バッチを分液漏斗に移し、下の水層を排出して、アルデヒド生成物の粗製溶液を得た。合わせた粗製有機ストリームを、ロータリーエバポレーターを使用して濃縮し、最小の体積にした。500mLのRBF中のバッチにAcOH(約50mL、約50mL)を充填し、ロータリーエバポレーターを減圧(30mbar、外部温度約40℃)で使用して蒸留した。THFレベルをQNMRで測定すると、THFは全く観察されなかった。混合物を250mLの三口RBFに移し、AcOHを加えて総体積を約40mLに調整すると、晶析が生じた。バッチにH2O(12mL)を約1時間かけて加えた。1時間を超えて保持した後、上清の濃度をLCで分析すると、9mg/mLであった。濃度が10mg/mLを超える場合は、少量のH2O(0.2倍量(vol))を加えることができ、LCで確認後、必要であればこれを繰り返す。バッチを濾過し、20%H2O/AcOH(23mL)で洗浄し、N2/真空下で3.25時間乾燥させて、表題化合物(8.22g)をオフホワイト色の固体として得た(純度で補正した収率82%)。
工程9B:(R)−TERT ブチル4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエート
無水アセトン(41mL)中に(R)−tert−ブチル 4−((6−クロロ−1−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエート(1g、2.033mmol)を含む溶液に、アンバーリスト(登録商標)−15(1g、2.033mmol;脱水アセトンで予め洗浄したもの(2×10mL))を加えた。混合物を50℃まで3.5時間加熱し、次いで、濾過し、DCMですすいだ。濾液を濃縮し、高真空下で一晩乾燥させた(濾液は暗赤色に変わった)。LC/MS及びNMRで分析すると、対応するカルボン酸が約10%と、0.5当量のメシチル酸化物が存在することが示された。この混合物を更に精製することなく工程11に使用した。
工程10:(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
AcOH(1L)中に粗製の(R)−4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロ安息香酸(30g、77.10mmol)を含む溶液を70℃まで加熱し、鉄粉(28g、500mmol)を加えた。得られた混合物を70℃で約4時間加熱した。次いで、AcOHを減圧下で除去し、残渣をDCE(1L)中に溶解した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(46.5g、740mmol)を分割して加え、反応混合物を周囲温度で1時間攪拌した。次いで、反応物の反応をH2O、続いて10%クエン酸水溶液(500mL)で停止した。水相をDCM(2×1L)で抽出し、合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を100〜200メッシュサイズのSiO2ゲル(40%EtOAc/ヘキサン)を使用するカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸を白色固体として得た(24g、2工程後99%)。
別の方法として、((1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メタンスルホン酸を含む(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(1:1)は、次のように調製してもよい。
圧力反応器に、(R)−4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロ安息香酸(20g、94重量%)、5%Pt/S/C湿潤(2.2g)、THF(400mL)及びチタンイソプロポキシド(0.5mL)を充填した。反応器を密封し、不活性ガスでパージし(3サイクル、少なくとも1回は攪拌しながら実施)、次いで、H2(1サイクル)でパージした。反応器をH2で70psigまで加圧し、攪拌(950rpm)を開始した。反応器内のH2圧を維持しながら(22〜30℃で70psig、50〜60℃で80psig及び88〜91℃で90psig)、温度を90℃まで上げた。16時間後、反応器を周囲温度まで放冷し、不活性ガスでパージした(3サイクル)。反応物をHPLCで分析して、変換率が98%超であることを確認した。
反応混合物をCelite(登録商標)パッド(2インチ)に通して濾過し、すすぎには追加のTHFを使用した。濾液を減圧下40℃で濃縮した。残渣にIPA(60mL)及び2〜4%MeOH水溶液(10mL)を加えた。混合物を10分間攪拌し、次いで、Celite(登録商標)パッド(2インチ)に通して濾過した。MeOHを減圧下40℃で蒸発させ、周囲温度まで放冷した濃縮IPA溶液に、+CSA(56.0g)のIPA溶液(200mL)を2時間かけて滴加した。CSA溶液の10%を添加した後、混合物に表題化合物(10〜15mg)の結晶を種結晶として入れ、続いて残りのCSA溶液を加えた。周囲温度で一晩攪拌した後、混合物を濾過し、濾過ケーキを100mLのIPAで洗浄し、真空/N2下、周囲温度で乾燥させた。生成物は、白色固体((1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メタンスルホン酸を含む(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(1:1)(収率85〜88%、ee:>99.5%)として単離される。
工程11A:(S)−メチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
メタノール(6L)中に(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(130g、379mmol)を含む溶液に、アンバーリスト(登録商標)−15(130g、無水メタノールで予め洗浄したもの)を加え、10時間加熱還流した。次いで、濾過によりAmberlyst(登録商標)を除去し、メタノール(3×300mL)ですすいだ。合わせた濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な(S)−メチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレートを白色固体として得た(105g、77%)。キラルHPLC条件:カラム:ChiralCel(登録商標)OD−H(250mm×4.6mm、5μm)、移動相:n−ヘキサン:EtOH:95:05。分析時間:25分。流量:1mL/分。保持時間(微量ピーク):10.162分(1.98%)、保持時間(主要ピーク):12.292分(98.02%)。
工程11B:(S)−TERTブチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
AcOH(20.22mL、353mmol)中に(R)−tert−ブチル 4−((6−クロロ−1−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メトキシ)−3−ニトロベンゾエート(0.9g、2.018mmol)を含む70℃の溶液に、鉄(0.676g、12.11mmol)を加えた。混合物を4時間激しく攪拌し、次いで、濃縮し、残渣を20mLの1,2−DCEで希釈した。トリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(1.711g、8.07mmol)を加え、混合物を周囲温度で20分間攪拌した。H2Oを20mL加えることによって反応を停止すると、濃厚なスラリーが形成された。10%クエン酸溶液を20mL加えると、混合物は色が薄くなった。層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×20mL)。合わせた有機物質を10mLの10%クエン酸及び10mLのブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を3gのSiO2ゲルに投入し、5〜10%EtOAc/ヘキサンを使用して精製することで、(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(557mg、1.393mmol、収率69.0%)を得た。30%EtOAc/ヘキサンで更に溶出して、(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(132mg、0.384mmol、収率19.02%)を得た。
工程12:(1R,2S)−1,2−シクロブタンジイルジメタノール
3000mLの三口RBF中、周囲温度で素早く攪拌したLAH(1.0M THF溶液、1000mL、1000mmol)溶液に、アルゴン流下で、固体の(1R,5S)−3−オキサビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2,4−ジオン(40g、317mmol)を、反応混合物の内部温度を50℃未満に維持しながら、2時間かけて徐々に加えた。反応物を周囲温度でアルゴン下にて一晩攪拌した。16時間後、反応混合物を氷浴により10℃まで冷却し、アルゴンの高速流下で、激しく攪拌しながら(500rpm)、12〜15℃の温度を維持する約1mL/分の速度で36mLのH2O溶液を滴下漏斗により加えた。次いで、混合物を氷浴中で1時間激しく攪拌し(500rpm)、次いで、氷浴から取り出し、室温まで1時間攪拌した後、氷浴で再度5〜10℃まで冷却した。温度を10〜20℃に維持しながら、混合物に36mLの15%NaOH水溶液を45分かけて加えた。温度を10〜20℃に維持しながら、混合物に108mLのH2Oを滴下漏斗により約1時間かけて滴加した。H2Oの添加が完了したら、フラスコを氷浴から取り出し、室温に平衡化し、アルゴン下で一晩激しく攪拌した。16時間の攪拌後、混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、わずかに不透明な無色の油状物を得た。この油状物をEt2O中に取り、無水MgSO4で攪拌し、Celite(登録商標)パッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、32.8gの無色の油状物を得、これを更に精製することなく次工程に使用した(収率89%)。
工程13:シス−シクロブタン−1,2−ジイルビス(メチレン)ジアセテート
シス−1,2−シクロブタンジイルジメタノール(1.06g、9.15mmol)にAc2O(2.59mL;3.0当量)を加え、得られた溶液を50℃まで加熱した。一晩攪拌後、混合物をGCにより分析すると、完全な変換を示した。次いで、混合物を15mLのヘプタンで希釈し、真空下で濃縮して、澄明な油状物を得た。この油状物を15mLのヘプタン中に溶解し、濃縮し、油状物に戻して(Ac2Oの共沸除去)、表題化合物を油状物として得た(1.827g、収率88%、内部標準として安息香酸ベンジルを使用したQNMRによる純度88.3%)。
工程14:((1R,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチルアセテート
機械的攪拌器を備えた12Lの三口RBFに、1Mクエン酸ナトリウム溶液(クエン酸三ナトリウム二水和物(682g、2320mmol)とH2Oを混合し、総体積が約2.3Lになるように調製)及び3.48LのH2O(約25℃)を充填した。混合物を氷/H2O浴を使用して約20.2℃まで冷却した。pH約8.46(pHプローブで測定)。次いで、Pseudomonas fluorescens由来のAmano Lipase(41.8g、1547mmol)を一回の充填で加え(pH約8.12)、混合物を周囲温度で約5分間激しく攪拌した。(1R,2S)−シクロブタン−1,2−ジイルビス(メチレン)ジアセテート(348g、1547mmol)を一回の充填で加え、得られた混合物を、内部温度及びpHをモニタリングしながら、周囲温度で激しく攪拌した。混合物を一晩攪拌した後(約20.9℃及びpH約5.45)、アリコートを採取し、IPAcで抽出し、MeCNで希釈した。GCにより分析すると、反応は完了したようであった(出発物質残留1.21%、エナンチオマー0.17%、ジオール1.8%)。反応混合物にCelite(登録商標)(70g)を加え、このスラリーを、中程度の多孔率のガラスフィルター上のCelite(登録商標)パッドに通して濾過し(高速濾過、15〜20分)、2.5LのIPAですすいだ。2相混合物を12Lの抽出器に移し、1分間攪拌した。水層を分離し、IPAc(1×4L)で抽出し、合わせた有機抽出物を真空下で濃縮して、337.28g(ee:99.6%、1HNMRによる残渣IPA約50〜60mol%、QNMR:37.63mg+安息香酸ベンジル(Aldrichカタログ番号B6630、ロット番号MKBG9990V、61.27mg、結果:約65重量%、補正収率89%)を得た。粗生成物を次工程にそのまま使用した。
工程15:((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチルアセテート
2LのAtlas反応器に、((1R,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチルアセテート(126.39g、QNMRによると79.6重量%、636mmol)及び1LのDCMを充填し、ジャケット温度を20℃に設定した。ヨードベンゼンジアセテート(225g、700mmol)を固体のまま加えた(吸熱性添加:温度は15℃まで低下した)。TEMPO(3.97g、25.4mmol)を固体のまま一度に加えると、濁ったオレンジ色の溶液が生じ、20分経つと澄明になった。20℃で一晩攪拌後、アリコートを採取し、MeOHで希釈し、GCにより分析した。必要に応じて、反応完了を促進するために、追加充填分のヨードベンゼンジアセテート及びTEMPOを使用することができる。次いで、反応混合物を1.8℃(内部温度、氷/ドライアイス/H2O浴)まで冷却し、DIPEA(194mL、1113mol)を、内部温度を5℃未満に保持しながら、滴下漏斗により65分かけて滴加した。冷却浴を取り外し、混合物を攪拌しながら周囲温度まで昇温させた。48時間後、アリコートを採取し、メタノールで希釈し、GCにより分析すると、トランス:シス異性体比は12:1を示した。次いで、反応混合物を5℃未満に冷却し(氷/H2O浴)、H2O(230mL)を約10分かけて加えた(内部温度は14℃に達した)。有機層を分離し、H2O(125mL)及び1M NaH2PO4水溶液(90mL)で洗浄し、真空下で濃縮して、273.4gの((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチルアセテート(QNMR:68.85mg+安息香酸ベンジル(Aldrichカタログ番号B6630、ロット番号MKBG9990V、72.36mg)を得た。粗生成物を次工程にそのまま使用した。
工程16:((1R,2R)−2−((R)−(1H−ベンゾ[D][1,2,3]トリアゾール−1−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロブチル)メチルアセテート
8mLのMTBE中に粗製の((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチルアセテート(5g、10.27mmol)を含む溶液に、ベンゾトリアゾール(1.296g、10.00mmol)を固体のまま加えた(わずかに発熱性)。澄明溶液は、次第に濁り、沈殿が生じた。混合物を周囲温度で一晩平衡化させ、次いで、ヘプタンを加えた(6mL)。混合物を6時間保持した後、周囲温度で濾過し、10mLの1:1MTBE/ヘプタンで洗浄した。白色固体を真空下フリット上で風乾し、2.48gの((1R,2R)−2−((R)−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロブチル)メチルアセテートを得た。
工程17:(S)−メチル 5−(((1S,2R)−2−アセトキシシクロブチル)メチル)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
DCM(78mL)及びAcOH(38.8mL)中に(S)−メチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(5.0g、13.97mmol)(工程12)を含む溶液に、((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチルアセテート(工程16より;4.36g、27.9mmol)を加えた。溶液を周囲温度で10分間攪拌し、次いで0℃まで冷却し、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.463mL、27.9mmol)を1時間かけてゆっくり加えた。混合物を0℃で10分間攪拌し、次いで、冷却したNaOH溶液にゆっくり注ぎ入れ、EtOAc(120mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣を220gのISCOゴールドカラムに充填し、0%〜10%EtOAc/ヘキサンで溶出して、表題化合物6.0gの表題化合物を白色固体として得た。m/z(ESI正イオン)498.1(M+H)+。
工程18A:(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
MeOH(99mL)中に(S)−メチル 5−(((1R,2S)−2−(アセトキシメチル)シクロブチル)メチル)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(工程18より;1.530g、3.07mmol)を含む溶液に、KOH(0.278mL、10.14mmol)を加えた。混合物を周囲温度で4時間攪拌し、次いで、1N HClでpH=7まで中和し、減圧下で濃縮した。水性残渣をEtOAc(400mL)で抽出し、有機抽出物をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、短いSiO2ゲルプラグに通して濾過して、表題化合物を白色固体として得た。(1.354gが得られた。m/z(ESI、正イオン)456.2(M+H)+)
別の方法として、(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレートは、次のように調製してもよい。
DCM(226mL、7mL/g)中に、((1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メタンスルホン酸を含む(S)−6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(1:1)(工程11)(32.22g、52.5mmol)及び((1R,2R)−2−((R)−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロブチル)メチルアセテート(工程17)(15.89g、57.7mmol)を含むスラリーに、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(13.90g、65.6mmol)を4回に分割して30分かけて加えた。更なる((1R,2R)−2−((R)−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロブチル)メチルアセテート(2.89g、10.50mmol)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.78g、13.12mmol)を加え、反応を完了させた(HPLC分析により決定)。次いで、80mLのH2Oを加え、得られた混合物を5分間攪拌した。層を分離し、有機相を60mLのH2O及び20mLのブラインで洗浄し、次いで、減圧下で濃縮して油状物とした。残渣を50mLのMeOH及び40mLの5N NaOH中に溶解し、次いで、周囲温度で加えた(発熱反応)。反応が完了したら(HPLC分析により決定)、反応混合物を133mLのMTBEと35mLの1.5Mクエン酸との間で分配した。有機相をRBFに移し、常圧蒸留によりMeCNへの溶媒交換を行った。この溶液に62℃で種結晶を入れ(スラリー発生)、周囲温度にし、次いで、一晩保持した。スラリーを粗フリットガラス焼結漏斗に20.5℃で通して濾過し、濾過ケーキを60mLのMeCNを使用して洗浄し、次いで、40℃の真空オーブン中で一定重量まで乾燥させた。最終質量:21.87g(HPLCによると96.4重量%)。
100mLの三口RBFに、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(4.53g、1.0当量)、MeOH(45mL、10倍量(vol))、次いで、SOCl2調製溶液(11.28mL、1.0M MeCN、1.1当量)を充填した。N2雰囲気下でバッチを55℃まで加熱し、18時間(またはHPLCにより決定される変換率が99%を超えるまで)攪拌した。次いで、反応混合物を20℃まで2時間かけて冷却した。得られた白色のスラリーにHunig塩基(3.94mL、2.2当量)を加え、0.5時間保持した後、逆溶媒としてH2O(9.0mL、2V)を1時間かけて加えた。白色のスラリーを2時間を超えて保持し、バッチをガラスフリットフィルターに通して濾過し、ケーキをMeOH/H2O(5:1v/v)(9.0mL、2V)、次いでMeOH/H2O(2:1v/v)(9.0mL、2V)で洗浄した。ケーキをN2下で減圧して周囲温度で12時間乾燥させた。生成物を白色固体として得た(4.36g、収率92%)。
工程18B:(S)−TERTブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
中間体AA11A(工程18〜19A)に関して記載した手順に従って、(S)−tertブチル 6’−クロロ−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA11A)から表題化合物を合成した。
工程19A:(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
N2で不活性化した1Lの三口RBFに入れたDMSO(7.12mL、2.5当量)及びDCM(183mL、10倍量(vol))の冷却(−70℃)溶液に、−70℃未満の温度を維持する速度で、塩化オキサリル(26.1mL、1.0M DCM、1.3当量)を加えた。バッチを−70℃未満で30分間保持し、次いで、−70℃未満の反応温度を維持する速度で、DCM(183mL、10倍量(vol))中に(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(工程19Aより;18.3g、1.0当量)を含む調製溶液を加えた。バッチを1.5時間保持し、次いで、−70℃未満のバッチ温度を維持する速度で、Et3N(22.4mL、4.0当量)を加えた。1時間保持した後、バッチを−20℃まで昇温させ、H2O(366mL、20倍量(vol))を加えた。バッチを20℃で攪拌し、相を分離した。有機層を2×1N HCl(183mL、10倍量(vol))及びブライン(183mL、10倍量(vol))で洗浄した。有機層をポリッシュ濾過し、真空下で濃縮して、(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(19.91g、重量%で補正した収率94%)を黄褐色の泡状物として得た。
工程19B:(S)−TERTブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
中間体AA11Aの工程20Aに関して記載した手順に従って、(S)−tertブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA11Aの工程19B)から表題化合物を合成した。
工程20:(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
圧力平衡滴下漏斗、熱電対及び磁気攪拌子を備え、オーブンで乾燥させた三口RBFアルゴンガスパージ下で周囲温度まで冷却した。フラスコに、アルゴン正圧で、(1R,2S)−2−モルホリノ−1−フェニルプロパン−1−オール(40.2g、182mmol;Brubaker,J.D.;Myers,A.G.Org.Lett.2007,9,3523−3525による文献の手順に従って調製)を充填した。滴下漏斗にトルエン(450mL)を充填し、これを反応器中に滴加した。溶液をエチレングリコールCO2浴(約−12℃)中で冷却し、ブチルリチウム溶液(2.5Mヘキサン、72.6mL、182mmol)で処理すると、白色固体の沈殿が生じた。これを30分かけて攪拌すると、次第に溶液に溶けた。ジビニル亜鉛溶液(605mL、182mmol;Brubaker,J.D.;Myers,A.G.Org.Lett.2007,9,3523−3525に従って調製。ジビニル亜鉛溶液の濃度は、ヨウ素に対して滴定することによって決定し(Krasovskiy,A.;Knochel,P.Synthesis 2006,890−891;濃度は概ね約0.25Mであった)を加え、溶液を冷却浴中で攪拌子ながら1時間保持した。内部温度は−15℃であった。(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(工程20Aより;48.5g、107mmol)(トルエンと3回共沸)をトルエン溶液(200mL、150mL+2×25mLのカニューレ/バイアルのすすぎ分)として、カニューレにより約20分かけて加えた。内部温度が−10℃まで上昇した。内部反応温度を−5℃未満に維持しながら、混合物を90分間攪拌した。滴下漏斗に30%w/wのクエン酸水溶液(450mL)を充填し、次いで、この溶液を反応混合物に加えることによって反応を停止した。反応器を浴槽から取り出し、周囲温度で攪拌した。溶液を分液漏斗に移し、フラスコをトルエン及び30%クエン酸水溶液(各50mL)ですすいだ。層を混合し、次いで、分離した。有機層をH2O(250mL)、次いでブライン(250mL)で洗浄し、最後にMgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濃縮して、黄色の油状物を得、一晩減圧後約90gとなった。ジアステレオマー比(dr)は、20:1であった。これを3つのバッチに分割し、1.5kgのSiO2による10〜20%EtOAc/ヘキサンのカラムクロマトグラフィーにより精製して、(S)−メチル−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(43.3g、84%)を得た。水層及び洗浄液を氷/H2O浴中に置き、8N NaOH水溶液を加えることによってpHが13を超えるまで塩基性化した。次いで、この溶液をトルエン(3×250mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をH2O(250mL)及びブライン(250mL)で洗浄し、次いで、MgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、濃縮して、リガンドを回収した(収率95%超)。
工程21:(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
THF(18mL)、MeOH(6.00mL)及びH2O(6.00mL)の混合液中に(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(工程21より;4.59g、9.52mmol)を含む溶液に、LiOH・H2O(0.799g、19.05mmol)を加え、反応物を50℃で4時間攪拌した。反応混合物を濃縮して約15mLにし、0℃まで冷却し、2N HClでpH=3まで酸性化した。得られた粘稠な油状物を20mLのH2O及び50mLのEtOAcで希釈し、澄明な2層混合物を得た。更なるEtOAc(約200mL)を加え、有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質をカラム(220g)に充填し、EtOAc/ヘキサンにより、次のグラジエント:0〜2.5分は0%EtOAc、2.5〜6分は0〜20%EtOAc、6〜35分は20〜60%EtOAc、35〜40分は70%EtOAcを使用して精製し、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(4.22g、9.02mmol、収率95%)を白色固体として得た。
中間体AA12A
(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
工程1A:(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
乾燥させた三口RBFに、アルゴン雰囲気下で脱水ヘキサン(27mL)を充填し、0℃まで冷却した。この溶液に、ボラン−メチルスルフィド錯体(3.29mL、34.6mmol)及びシクロヘキセン(7.01mL、69.3mmol)を加え、混合物を0℃で2時間攪拌した。得られた白色の懸濁液に1−ペンチン(3.41mL、34.6mmol)を加え、混合物を周囲温度で0.5時間攪拌した。次いで、混合物を−78℃まで冷却し、ジエチル亜鉛の1.0Mヘキサン溶液(32.3mL、32.3mmol)を加えた。添加後、混合物を0℃まで昇温させ、3分間攪拌し、次いで再度−78℃まで冷却した。この溶液を溶液Aと名付けた。別のフラスコに、ヘキサン(50.9mL)及びトルエン(16.97mL)中、((S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA11Aの工程20A、5.24g、11.54mmol)及び(2s)−3−エキソ−(モルホリノ)イソボルニール(0.486g、2.032mmol)の混合物を充填した。全ての固体が溶解するまで混合物を周囲温度で攪拌し、次いで、0℃まで冷却した。アルゴン雰囲気下で54mLの溶液Aをシリンジにより1.6時間かけてゆっくり加えた。0℃で5分間攪拌した後、混合物の反応をNH4Cl飽和溶液(70mL)で停止し、H2O(30mL)で希釈し、EtOAc(3×270mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣を330gのISCOゴールドカラムに充填し、0%〜5%EtOAc/ヘキサンで溶出して、表題化合物を3.8gの白色固体として得た。m/z(ESI、正イオン)524.1(M+H)+。
工程1B:(S)−TERTブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート及び(S)−TERTブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((R,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
中間体AA12Aの工程1Aに関して記載した手順に従って、(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(3.19g、中間体AA11Aの工程20B)から表題化合物を合成した。粗製物質をSiO2プラグに吸収させ、330gのISCOゴールドカラム上で0〜15%EtOAc/ヘプタンで45分かけて溶出して精製し、(S)−tertブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(2.36g)を得た。更なる溶出により、(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((R,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(0.45g)を得た。
工程2:(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
MeOH(98mL)及びTHF(98mL)(数滴のH2Oを含む)中に(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA12Aの工程Aより;4.6g、8.78mmol)及びLiOH・H2O(3.68g、88mmol)を含む混合物を50℃で一晩攪拌した。溶媒を除去し、残渣を1N HClでpH2〜3に酸性化した。混合物をEtOAc(80mL×3)で抽出し、合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(4.25g、8.34mmol、収率95%)を得た。
別の方法として、表題化合物を次のように合成してもよい。
(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA12Aの工程1B、最初に溶出する異性体、4.50g 7.95mmol)及びLiOH・H2O(1.66g、39.7mmol)の固体混合物に、ジオキサン/MeOH(1:1)溶媒(159mL)を加えた。混合物を65℃まで加熱し、一晩攪拌した。次いで、混合物をH2Oで希釈し、1.0N HClでpHを約4に酸性化した。有機溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣にH2Oを加えた。次いで、水性混合物をEtOAcで3回抽出し、合わせた有機抽出物を濃縮した。残渣を120gのSiO2ゲルカラム上で0〜70%EtOAc/ヘキサンのグラジエントで溶出して精製し、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S,E)−1−ヒドロキシヘキサ−2−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(3.80g、7.45mmol、収率94%)を得た。
中間体AA13A
(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
工程1A:(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
Et2O(73mL)中に(1R,2R)−N−メチル−1−フェニル−1−(((1S,5S,10R)−10−(トリメチルシリル)−9−ボラビシクロ[3.3.2]デカン−9−イル)オキシ)プロパン−2−アミン(5.40g、14.54mmol)を含む懸濁液を充填した、アルゴン下にあるオーブン乾燥させた200mLのフラスコを−78℃まで冷却し、アリルマグネシウムブロミド(13.22mL、13.22mmol)溶液の滴下により処理した。混合物を周囲温度まで昇温させ、1時間攪拌した。次いで、溶液(約0.17M;溶液A)を再度−78℃まで冷却した。
((S)−メチル6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA11Aの工程20A、2.0g、4.41mmol)を含むEt2O(22.03mL)を充填した、アルゴン下にある別の200mLのフラスコを−78℃まで冷却した。この溶液に、上記の溶液Aを40mL加え、得られた混合物を−78℃で40分間攪拌した。次いで、4−メチルモルホリン4−オキシド(3.10g、26.4mmol)を加え、混合物を周囲温度まで10分間昇温させた。メタノール(10mL)を加え、揮発性有機物質を周囲温度で減圧下で蒸発させた。追加のメタノール(100mL)を加え、周囲温度で1時間攪拌後、混合物を濃縮した。残渣をEtOAc(450mL)で希釈し、1N HCl(15mL)、Na2CO3溶液(10mL)及びブライン(6mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣を220gのISCOゴールドカラムに充填し、0%〜5%EtOAc/ヘキサンで溶出して、1.88gの表題化合物を白色固体として得た。m/z(ESI、正イオン)496.0(M+H)+。
工程1B:(S)−TERTブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート
中間体AA13Aの工程1Aに関して記載した手順に従って、(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−ホルミルシクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA11Aの工程20B;3.0g)から表題化合物を合成した。粗製物質を220gのSiO2ゲルカラム上で5%EtOAc/ヘキサンで60分かけて溶出して精製し、(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシbut−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(2.19g)を得た。
工程2:(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸
MeOH(34mL)及びTHF(50mL)中に(S)−メチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA13A工程1Aより;1.88g、3.79mmol)及びLiOH溶液(1M)(34.1mL、34.1mmol)を含む混合物を65℃で50分間攪拌した。周囲温度まで放冷した後、混合物を1N HClでpH2〜3に酸性化し、EtOAc(350mL)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、1.82gの表題化合物を白色固体として得た。m/z(ESI、正イオン)482.0(M+H)+。
別の方法として、表題化合物を次のように合成してもよい。
DCM(3.717mL)中に(S)−tert−ブチル 6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシブタ−3−エン−1−イル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキシレート(中間体AA13Aの工程1B;250mg、0.465mmol)を含む周囲温度の溶液に、TFA(0.929mL)を加え、反応混合物を4時間攪拌した。次いで、粗製反応混合物を濃縮し、残渣をEtOAc中に取り、飽和NaHCO3で1回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、白色の泡状物を得た。粗製物質を更に精製することなくそのまま使用した。
中間体EE11
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)アミン
トルエン(0.8L)中に4−メトキシベンズアルデヒド(Spectrochem;100g、734.5mmol)及び4−メトキシベンジルアミン(G.L.R.;100g、734.5mmol)を含む溶液を、Dean−Stark装置を使用して130℃で6時間還流させた。反応をTLCによりモニタリングし、完了したら、過剰の溶媒を減圧下で除去し、残渣をメタノール(0.8L)中に溶解した。得られた溶液を0℃まで冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(36.12g、954.8mmol)を分割して加えた。添加完了後、反応混合物を周囲温度で3時間攪拌した。メタノールを除去し、残渣をH2O(1.0L)及びEtOAc(2.0L)で希釈した。層を分離し、水層をEtOAc(2×1.0L)で抽出した。合わせた有機層をH2O、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去し、得られた粗製物質を、SiO2ゲル(100〜200メッシュサイズ)上で100%ヘキサン〜25%EtOAc/ヘキサンのグラジエントで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(160g、84.6%)を無色であるが不透明な液体として得た。
中間体EE12
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)メタンスルホンアミド
無水2−ブタノン(175mL)中にメタンスルホンアミド(Sigma−Aldrich、5g、52.6mmol)、p−メトキシベンジルクロリド(14.98mL、110mmol)、K2CO3無水物(36.3g、263mmol)及びヨウ化カリウム(0.873g、5.26mmol)を含む混合物を一晩還流させた(75℃)。反応をTLC及びLC/MSによりモニタリングし、完了したら、混合物を周囲温度まで放冷し、濾過し、Et2Oで洗浄し、濃縮した。粗製物質(17.54g、52.3mmol、収率99%)を更に精製することなく使用した。MS(ESI、正イオン)m/z:358.1(M+Na)。
中間体EE13
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド
DCM(2.5L)中にN,N−ビス(4−メトキシベンジル)アミン(中間体EE11;200g、775.19mmol)を含む溶液にEt3N(336.17mL、2325.5mmol)を加え、反応混合物を0℃まで冷却した。エタンスルホニルクロリド(95mL、1007.75mmol)を滴下により加え、続いてDMAP(19.0g、155.03mmol)を加えた。得られた反応混合物を周囲温度で30分間攪拌した。反応をTLCによりモニタリングし、完了したら、混合物をH2Oで希釈し、層を分離し、水相をDCM(3×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をH2O、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去して粗製物質を得た。この粗製物質を、SiO2ゲル(100〜200メッシュ)上で0〜12%EtOAc/ヘキサンのグラジエントで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(145g、53.4%)を綿毛様の白色固体として得た。
中間体EE14
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパンスルホンアミド
DCM(4.0L)中にN,N−ビス(4−メトキシベンジル)アミン(中間体EE11;405g、1569.7mmol)を含む溶液にEt3N(681.0mL、4709.3mmol)を加え、反応混合物を0℃まで冷却した。プロパンスホニルクロリド(231mL、2040.6mmol)を滴下により加え、続いてDMAP(38.3g、313.9mmol)を加えた。得られた混合物を周囲温度で30分間攪拌した。反応をTLCによりモニタリングし、完了したら、混合物を2.0LのH2Oで希釈し、層を分離し、水相をDCM(3×2.0L)で抽出した。合わせた有機層をH2O、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去して粗製物質を得た。この粗製物質を、SiO2ゲル(100〜200メッシュ)上で0〜12%EtOAc/ヘキサンのグラジエントで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(300g、52.44%)を綿毛様の白色固体として得た。
中間体EE15
ブタ−3−エン−1−スルホンアミド
工程1:ナトリウムブタ−3−エン−1−スルホネート
H2O(20mL)中に4−ブロモ−1−ブテン(LLBChem、3.01mL、29.6mmol)及び亜硫酸ナトリウム(4.11g、32.6mmol)を含む混合物を110℃で一晩攪拌した。反応をTLCによりモニタリングし、完了したら、H2Oを減圧下で除去し、残渣をアセトンでトリチュレートした。得られた固体を濾過して表題化合物を白色固体として得(4.53g)、これをそのまま次の工程に使用した。
工程2:ブタ−3−エン−1−スルホンアミド
ブタ−3−エン−1−スルホン酸ナトリウム(4.50g、28.5mmol)及びオキシ塩化リン(70mL)の混合物を135℃で7時間攪拌した。次いで、オキシ塩化リンを減圧下で除去して、白色固体を含有する暗色の残渣を得た。この残渣をMeCN(20mL)で希釈し、次いで、濾過して、沈殿物を除去した。濾液を0℃まで冷却し、アンモニア溶液(30%水溶液)(30mL)の滴下により処理した。反応完了後、反応物を0℃で30分間攪拌した。混合物をEtOAc(300mL)で希釈し、ブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去し、残渣をSiO2ゲル上のカラムクロマトグラフィー(100〜200メッシュ;1:1 EtOAc/ヘキサンで溶出)により精製して、表題化合物を白色固体として得た(1.55g、収率:40%)。MS(ESI、正イオン)m/z:117.1(M+1)。
中間体EE16
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ブタ−3−エン−1−スルホンアミド
無水2−ブタノン(55.5mL)中にブタ−3−エン−1−スルホンアミド(中間体EE15;1.5g、11.10mmol)、p−メトキシベンジルクロリド(3.76mL、27.7mmol)、K2CO3無水物(7.67g、55.5mmol)及びヨウ化ナトリウム(0.166g、1.110mmol)を含む混合物を一晩還流させた(75℃)。反応をTLC及びLC/MSによりモニタリングし、完了したら、混合物を周囲温度まで放冷し、濾過し、濃縮した。粗製物質をSiO2ゲルプラグに吸収させ、SiO2ゲル(100〜200メッシュ)に通し、0〜30%EtOAc/ヘキサンで溶出するクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.10g、10.92mmol、収率98%)を無色の油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z:376.2(M+1)。
中間体EE17
(R)−ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド
工程1:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド及び(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ブタ−3−エン−1−スルホンアミド(中間体EE16;50.0g、133.2mmol)をトルエンと共沸し、真空下で1時間乾燥させた。THF(890mL)を加え、混合物を−78℃まで冷却した。次いで、ブチルリチウム(2.5Mヘキサン、63.9mL、159.9mmol)を加え、反応混合物を−78℃で1時間攪拌した。このアニオン溶液を、THF(300mL)中にMeI(16.8mL、266.5mmol)を含む−78℃まで冷却した溶液にゆっくり加えた。得られた反応混合物を−78℃で更に15分間攪拌した。反応が完了したら(TLCによるモニタリング)、混合物の反応をNH4Cl飽和溶液で停止し、混合物をEtOAcで抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して粗製物質を得た。この粗製物質を、SiO2ゲル上で5〜10%EtOAc/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を半固体性質のラセミ混合物(22.0g)として得た。SFC(カラム:Chiralpak(登録商標)AD−H、50×250mm、5μm、移動相A:CO2、移動相B:エタノール、アイソクラティック:CO2リサイクラーを作動させながら40%B、流量:200g/分、充填:上記のとおり精製した試料2.0mL(約100mg)、検出:UV@230nm、サイクル時間:5分、総溶出時間:10分、装置:Thar 350(Lakers))によるエナンチオマーの分離により、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミドを第1溶出異性体(保持時間:2.22分)として、また(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミドを第2溶出異性体(保持時間:2.57分)として得た。
工程2:(R)−ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド
DCM(2.8mL)中に(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド(中間体EE17の工程1、2番目に溶出する異性体;221mg、0.567mmol)を含む溶液に、トリフルオロ酢酸(1.7mL、22.70mmol)を滴加した(澄明溶液は急速に暗色に変わった)。7時間攪拌した後(30%EtOAc/ヘキサンのTLCにより出発物質の完全な消失が示された)、混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3で洗浄し、EtOAcで逆抽出し、MgSO4で乾燥させ、濃縮した。粗製物質をクロマトグラフィー(12g ISCOゴールドカラム;0〜40%EtOAc/ヘキサン)により精製して、(R)−ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド(70mg、0.469mmol、収率83%)を得た。
中間体EE172
(S)−ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド
この中間体は、中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−2−スルホンアミド(中間体EE17の工程1、最初に溶出する異性体)から合成した。
中間体EE18
(R)−ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド
工程1:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド及び(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ブタ−3−エン−1−スルホンアミド(中間体EE16;40.0g、106.6mmol)をトルエン中、真空下で2時間、共沸した。THF(700mL)をアルゴン雰囲気下で加え、反応混合物を−78℃まで冷却した。ブチルリチウム(2.5Mヘキサン;71.6mL、127.9mmol)を加え、反応混合物を−78℃で1時間攪拌した。このアニオン溶液を、THF(40mL)中にヨウ化エチル(36.44mL、340.1mmol)を含む−78℃まで冷却した溶液にゆっくり加えた。次いで、得られた反応混合物の反応をNH4Cl飽和溶液で停止し、周囲温度にし、EtOAcで抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して粗製物質を得た。この粗製物質を、SiO2ゲル上で5〜10%EtOAc/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を半固体性質のラセミ混合物(24g)として得た。MS(ESI、正イオン)m/z;404.03(M+1).SFC(試料調製:MeOH:DCM(3:1)中14.4g/200mL(72mg/mL)の試料溶液、カラム:Chiralpak(登録商標)AD−H、30×250mm、5μm、移動相A:CO2、移動相B:MeOH(20mM NH3)、アイソクラティック:50%B、流量:100mL/分、出口圧力:100バール、充填:上記のとおり精製した試料溶液1.0mL(72mg)、検出:UV@227nm、サイクル時間:8分、総溶出時間:17分、装置:Thar 350 SFC)によるエナンチオマーの分離により、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミドを第1溶出異性体として、また(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミドを第2溶出異性体として得た。
工程2:(R)−ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド
この中間体は、中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド(中間体EE18の工程1、2番目に溶出する異性体)から合成した。
中間体EE182
(S)−ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド
この中間体は、中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−3−スルホンアミド(中間体EE18の工程1、最初に溶出する異性体)から合成した。
中間体EE19
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
工程1:ナトリウムペンタ−4−エン−1−スルホネート
機械的攪拌器、N2ガス注入口、冷却器及び温度プローブを備えた3Lの三口RBFに、5−ブロモ−1−ペンテン(Sigma Aldrich、200g、1342mmol)、亜硫酸ナトリウム(Strem Chemicals;186g、1476mmol)及びH2O(400mL)を充填した。混合物を4時間加熱還流した(100℃に設定し、93〜94℃で還流した)。アリコートのNMRは、95%を超える変換率を示した。混合物を濃縮し、アセトンと共沸して、H2Oを除去した。粗製固体をアセトンで洗浄し、濾過して、ペンタ−4−エン−1−スルホン酸ナトリウム(350g、2033mmol)を得た。
機械的攪拌器、N2ガス注入口、冷却器及び温度プローブを備えた3Lの三口RBFに、ペンタ−4−エン−1−スルホン酸ナトリウム(100g、581mmol)(工程1の約150gの粗製物質)及びオキシ塩化リン(Sigma Aldrich;532mL、5808mmol)を充填した。混合物を90℃まで18時間加熱した後、反応物を濾過し、固体をMeCNで洗浄した。有機溶液を濃縮し、MeCNと共沸してPOCl3を除去し、85gのペンタ−4−エン−1−スルホニルクロリド中間体を得た。この物質(300mLのMeCN溶液)を、機械的攪拌器、N2ガス注入口、冷却器及び温度プローブを備えた1Lの三口RBFに充填した。反応物を0〜5℃まで冷却し、NH4OH(Sigma Aldrich;28%NH3;404mL、2904mmol)を30分かけてゆっくり加えた。反応物を0〜5℃で1時間攪拌した後、EtOAc(300mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出し、濃縮物して、ペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(50g、335mmol、収率57.7%)を茶色の油状物として得た。
工程3:N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−1−スルホンアミド
中間体EE16に関して記載した手順に従って、ペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(4.5g、30.2mmol)から表題化合物を合成した。粗製物質の精製により、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ペンタ−4−エン−1−スルホンアミド(11.4g、29.3mmol、収率97%)を無色の油状物として得た。
中間体EE20
(R)−ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
工程1:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド及び(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
THF(1.4L、THFは使用前に15分間アルゴンでパージした)中にN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(中間体EE13;140.0g、400.64mmol)を含む溶液を−78℃まで冷却し、ブチルリチウム溶液(2.6Mヘキサン、200.0mL、520.83mmol)を滴加した。得られた溶液を−78℃で10分間攪拌し、4−ブロモ−1−ブテン(73.2mL、721.15mmol)を2分かけて加えた。5分後、反応物を周囲温度にし、1時間攪拌した。反応をTLCによりモニタリングし、完了したら、混合物の反応をNH4Cl飽和溶液(400mL)で停止し、得られた水層をEtOAc(2×1.0L)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去して粗製物質を得た。この粗製物質を、0〜4%アセトン/ヘキサンのグラジエントで溶出するカラムクロマトグラフィー(100〜200メッシュのSiO2ゲル)により精製して、表題化合物(ラセミ混合物、80.0g、49.5%)を無色の濃厚な油状物として得た。MS(ESI、正イオン)m/z:404.25(M+1).SFC(試料調製:MeOH中75g/1.5L(50mg/mL)の試料溶液、カラム:Chiralpak(登録商標)IF、21×250mm、5μm、移動相A:CO2、移動相B:MeOH(0.2%DEA)、アイソクラティック:40%B、流量:80mL/分、出口圧力:100バール、充填:上記のとおり精製した試料溶液3.0mL(150mg)、検出:225nmのUV、サイクル時間:3.9分、総溶出時間:6分、装置:Thar 80 SFC)によるエナンチオマーの分離により、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミドを第1溶出異性体として、また(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミドを第2溶出異性体として得た。
工程2:(R)−ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(中間体EE20の工程1、2番目に溶出する異性体)から表題化合物を得た。
中間体EE202
(S)−ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(中間体EE20の工程1、最初に溶出する異性体)から表題化合物を得た。
中間体EE21
(R)−ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
工程1:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド及び(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
中間体AA20の工程1に関して記載した手順を使用して、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパンスルホンアミド(中間体EE14)から表題化合物を得た。SFC(試料調製:MeOH中40.55g/170mL(238.5mg/mL)の試料溶液、カラム:Chiralpak(登録商標)AD−H、50×150mm、5μm、移動相A:CO2、移動相B:MeOH(20mM NH3)、アイソクラティック:50%B、流量:190mL/分、出口圧力:100バール、充填:上記のとおり精製した試料溶液1.5mL(357.8mg)、検出:227nmのUV、サイクル時間:17.5分、総溶出時間:21分、装置:Thar 350 SFC)によるエナンチオマーの分離により、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミドを第1溶出異性体として、また(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミドを第2溶出異性体として得た。
工程2:(R)−ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(中間体EE21の工程1、2番目に溶出する異性体)から表題化合物を得た。
中間体EE212
(S)−ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド
中間体EE17の工程2に関して記載した手順を使用して、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘプタ−6−エン−3−スルホンアミド(中間体EE21の工程1、最初に溶出する異性体)から表題化合物を得た。
中間体EE22
(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
工程1:(4S,5S)−4,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサチオラン 2,2−ジオキシド
500mLの三口RBF(H2Oにより冷却する還流冷却器及びHClトラップを装備)に(2s,3s)−(+)−2,3−ブタンジオール(Aldrich;15.00mL、166mmol)及びCCl4(120mL)を加えた。次いで、SOCl2、reagentplus(14.57mL、200mmol)をシリンジにより20分かけて滴加し、得られた混合物を98℃まで45分間加熱した後、室温まで放冷した。次いで、反応混合物を氷/H2O浴中で冷却し、MeCN(120mL)及びH2O(150mL)を加え、続いて塩化ルテニウム(III)(0.035g、0.166mmol)を加えた。次いで、過ヨウ素酸ナトリウム(53.4g、250mmol)を30分かけて分割してゆっくり加えた。得られた2相の茶色の混合物を激しく攪拌しながら、1.5時間にわたって室温にした(内部温度が室温より高くなることはなかった)。TLC(50%EtOAc/ヘプタン)は、完全な変換を示した。次いで、粗製混合物を氷水中に注ぎ入れ、300mLのEt2Oで2回抽出した。合わせた有機層を200mLの飽和炭酸水素ナトリウムで1回洗浄し、200mLのブラインで1回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ロータリーエバポレーターによって濃縮して、(4S,5S)−4,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサチオラン 2,2−ジオキシド(21.2g、139mmol)を赤色の油状物として得た。
工程2:(2S,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−オール
500mLのフラスコに、(4S,5S)−4,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサチオラン 2,2−ジオキシド(中間体EE22の工程1より;21.2g、139mmol)及びTHF(220mL)を加え、その時点で、溶液を−78℃まで冷却し、排気/アルゴン再充填を3サイクル行った。溶液にテトラクロロ銅(ii)ジリチウム(0.1M THF溶液、69.7mL、6.97mmol)を加えた。得られた混合物を−78℃で30分間攪拌し、次いで、アリルマグネシウムブロミド(1.0M Et2O溶液、397mL、397mmol))をカニューレにより80分かけてゆっくり加えた。得られた混合物を0℃で4時間攪拌した。混合物の反応を200mLのH2Oで停止し、室温にし、その時点で、ロータリーエバポレーターによって揮発性物質を除去した。次いで、水性残渣に50%H2SO4(150mL)を加え、混合物を5分間攪拌してから、Et2Oを加え(400mL)、混合物を室温で一晩激しく攪拌した。層を分離し、水層を300mLのEt2Oで抽出し、合わせた有機層を300mLの飽和NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターによって濃縮して、(2S,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−オール(6.7g、58.7mmol)を澄明な油状物として得た。
工程3:2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)チオ)ピリミジン
脱気した1000mLのTHF(30分間のアルゴンスパージと5サイクルの排気/アルゴン添加)中にトリブチルホスフィン(57.7mL、231mmol)を含む0℃の攪拌溶液が入った2000mLの乾燥RBFに、アゾジカルボン酸ジエチル(40重量%トルエン溶液;103mL、262mmol)をアルゴン雰囲気下で滴加した。(2S,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−オールの溶液(中間体EE22の工程2より;17.6g、154mmol;Na2SO4で乾燥)を、50mLのTHF溶液として、ホスフィン/アゾジカルボン酸ジエチル錯体の溶液にシリンジフィルター(0.45um)を介して滴加した。得られたROH/アゾジカルボン酸ジエチル/トリ−n−ブチルホスフィン混合物を0℃で15分間保持し(溶液は薄オレンジ色に変わった)、この時点で、ピリミジン−2−チオール(49.3g、439mmol)を正圧アルゴン下で反応容器の上部にゆっくり加えた(固体のまま)。反応物を0℃で1時間攪拌した後、室温で15時間攪拌した(LC/MSによると、12時間の時点で反応は未完了であった)。次いで、粗製反応物を濾過して過剰のピリミジン−2−チオールを除去し、1000mLのEtOAcで希釈し、500mLの1N K2CO3で2回抽出し、500mLのブラインで1回抽出した。水層を300mLのEtOAcで逆抽出し、合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させた。次いで、有機溶液を濾過し、ロータリーエバポレーターによって溶媒を除去し、粗製物を濾過して、反応中に生成した(E)−ジエチル ジアゼン−1,2−ジカルボキシレートを除去した。濾液を(125g)SiO2プラグ(500gのSiO2、2LのDCMで溶出)に通して、溶媒を除去した後、75gの粗生成物を得た。粗生成物をCombiflash(登録商標)(125gのゴールドSiO2カラム)上で10%EtOAc/ヘプタンで溶出して再度精製し、2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)チオ)ピリミジン(20.37g、98mmol)を薄黄色の油状物として得た。
工程4:2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)ピリミジン
還流冷却器を備えた500mLの三口RBFに、フェニルホスホン酸(3.95g、24.96mmol)、酸化タングステン酸ナトリウム二水和物(8.23g、24.96mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸塩(50重量%水溶液、28.7mL、24.96mmol)、触媒量の過酸化水素(30%H2O、12.75mL、125mmol)、トルエン(200mL)及び2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)チオ)ピリミジン(中間体EE22の工程3より;52g、250mmol)を加えた。反応物を45℃で5分間攪拌し、その時点で、過酸化水素(30%水溶液、58.6mL、574mmol)を分割して加えた(一回10mL)。過酸化水素の最初の分量を添加してから5分後に、発熱が観察された(65℃)。反応物を油浴から取り出して添加を止め、温度が安定するまで水浴中にフラスコを置いた。フラスコを水浴から取り出して、内部温度が45℃〜55℃に留まる速度で、過酸化水素の分割添加を継続した(約40分)。温度が60℃を超える場合には氷浴を使用し、温度が45℃を下回る場合は油浴を使用した。次いで、反応物を45℃で1時間攪拌した。反応物を1400mLのEtOAcで希釈し、500mLのH2Oで2回抽出し、500mLのブラインで1回抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、粗製物を、Combiflash(登録商標)(粗製物30グラム当たり330gのゴールドSiO2カラム)上で0%〜50%EtOAc/ヘプタンで溶出して精製し、2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)ピリミジン(55.7g、232mmol)を薄黄色の油状物として得た。
工程5:(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルフィン酸ナトリウム
MeOH(400mL)中に2−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)ピリミジン(中間体EE22の工程4より;52g、216mmol)を含む室温の溶液に、ナトリウムメトキシド溶液(51.0mL、223mmol)を70分かけて加えた。ナトリウムメトキシドは、分割して加え、内部温度をモニタリングした。内部温度が決して30℃を超えないように、添加速度を落とすか、反応物をH2O浴中で冷却した。ロータリーエバポレーターによって混合物を濃縮し、ワックス状の固体をMTBEでトリチュレートし(200mLのMTBEを添加し、スパチュラを使用して1時間攪拌して塊を破壊)、濾過し(濾過ケーキに対してN2流を使用)、100mLの冷却MTBEで洗浄して、(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルフィン酸ナトリウム(46g、250mmol)をオフホワイト色の固体として得た。
工程6:(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド
1000mLの三口RBFに、(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルフィン酸ナトリウム(中間体EE22の工程5より;46g、225mmol)、500mLのH2O及びKOAc(44.1g、449mmol)を室温で加えた。フラスコを45℃の油浴中に置き、ヒドロキシルアミン−O−スルホン酸(21.09g、187mmol)を90分かけて分割して加えた。反応の内部温度をモニタリングし、反応を油浴から取り出して発熱を制御した(必要に応じて)(Tmax=55℃)。反応をLC/MSにより10分ごとにモニタリングし、0.83当量のヒドロキシルアミン−O−スルホン酸の添加後に反応が完了した。次いで、混合物を室温まで冷却し、1000mLのEtOAcで抽出した。有機相を500mLの1N HClで3回、300mLの飽和炭酸水素ナトリウムで2回、200mLのブラインで1回抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターによって濃縮して、(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(32g、181mmol)を白色固体として得た。
中間体1
(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0
3,6.0
19,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
工程1:(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[B][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキサミド
DCM(411mL)中に(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボン酸(中間体AA11A;7.7g、16.45mmol)及び(2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−スルホンアミド(中間体EE22;5.83g、32.9mmol)を含む、0℃に冷却した溶液に、DMAP(3.42g、28.0mmol)を加えた。次いで、EDC塩酸塩(6.31g、32.9mmol)を分割してゆっくり加えた。混合物を攪拌しながら、一晩、周囲温度にした。混合物を1N HCl及びブラインで洗浄し、水層をEtOAcで逆抽出した。合わせた有機物質をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。黄色の油状残渣を220 ISCOゴールドカラムに充填し、0%〜20%EtOAc(0.3%AcOH含有)/ヘプタンで溶出して精製し、(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキサミド(7.89g、12.58mmol、収率76%)を得た。
工程2:(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
アルゴンを充填した20Lの反応器に、14Lの1,2−DCEを充填した。(S)−6’−クロロ−5−(((1R,2R)−2−((S)−1−ヒドロキシアリル)シクロブチル)メチル)−N−(((2R,3S)−3−メチルヘキサ−5−エン−2−イル)スルホニル)−3’,4,4’,5−テトラヒドロ−2H,2’H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,1’−ナフタレン]−7−カルボキサミド(18.75g、29.9mmol)を、400mLの1,2−DCE溶液として加え、続いて400mLのすすぎ液を加えた。反応器を密封し、アルゴンでパージした。Hoveyda−Grubbs II(1.873g、2.99mmol)を150mLの1,2−DCE溶液として加え、続いて50mLのすすぎ液を加えた。ヘッドスペースをアルゴンで置換しながら、反応器を1時間かけて60℃まで加熱し、温度を9時間保持した。2−(2−(ビニルオキシ)エトキシ)エタノール(1.501g、11.36mmol)を加えることによって反応を停止し、周囲温度まで放冷し、ロータリーエバポレーターによって約200mLの体積まで濃縮した。反応物を1LのRBFに移し、1,2−DCEで希釈して体積を500mLにした。反応物を40℃で9時間攪拌しながら、52gのSilicycle Si−チオール(SiliCycle Inc.(Quebec City,Quebec CANADA)カタログ番号R51030B)で処理し、濾過し、2×65mLのDCMですすいだ。溶液をWhatman GF/Fフィルターカップ(GE Healthcare Bio−Sciences(Pittsburgh,PA,USA))に通して、透明な黄色の溶液を得た。反応物を濃縮して粗生成物の塊を27.4g得た。残渣を250mLのIPAc中でスラリー化し、3回、蒸発乾固させた。反応物を270mLのIPAc中に懸濁し、加熱して溶解させ、周囲温度まで放冷し、18時間攪拌した。固体を濾過し、65mLのIPAcで洗浄した。固体を30分間風乾し、次いで、高真空下に3時間置いて、12.56gの(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドを91.7重量%で得た。1H NMR(500MHz,CD2Cl2)δ8.06(s,1H),7.71(d,J=8.56Hz,1H),7.17(dd,J=8.44,2.32Hz,1H),7.09(d,J=2.20Hz,1H),6.91(s,3H),5.81(ddd,J=14.92,7.82,4.16Hz,1H),5.71(dd,J=15.41,8.31Hz,1H),4.16−4.26(m,2H),3.83(d,J=14.43Hz,1H),3.69(d,J=14.43Hz,1H),3.25(d,J=14.43Hz,1H),3.04(dd,J=15.28,9.66Hz,1H),2.68−2.84(m,2H),2.41(app qd,J=9.80,3.70Hz,1H),2.25−2.34(m,1H),1.93−2.00(m,5H),1.74−2.11(m,9H),1.62−1.73(m,1H),1.43(d,J=7.09Hz,3H)1.35−1.42(m,1H)1.03(d,J=6.60Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 599.2(M+H)+。
中間体2
(1S,3’R,6’R,7’S,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0
3,6.0
19,24]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド
EtOAc(1.536mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(中間体1、7.5mg、0.013mmol)及び酸化白金(IV)(2.84mg、0.013mmol)を含む混合物をH2(バルーン)雰囲気下、周囲温度で45分間攪拌した。次いで、反応混合物をシリンジフィルターに通して濾過した。粗製物質をRedi−Sep(登録商標)プレパックSiO2ゲルカラム(4g)に通し、15%〜50%EtOAc(0.3%AcOH含有)/ヘプタンで溶出するクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物を得た。1H NMR(400MHz,CD2Cl2)δ8.24(br.s.,1H),7.71(d,J=8.4Hz,1H),7.17(dd,J=2.3,8.4Hz,1H),7.09(d,J=2.2Hz,1H),7.06(d,J=1.8Hz,1H),6.99(dd,J=2.0,8.0Hz,1H),6.93(d,J=8.2Hz,1H),4.10(s,2H),4.05(ddd,J=1.2,7.2,14.3Hz,1H),3.82(d,J=15.3Hz,1H),3.74−3.69(br.S.,1H),3.68(d,J=14.3Hz,1H),3.23(d,J=14.3Hz,1H),3.06(dd,J=7.3,15.4Hz,1H),2.84−2.68(m,2H),2.38(d,J=3.5Hz,2H),2.08−1.96(m,3H),1.96−1.88(m,1H),1.88−1.75(m,2H),1.74−1.56(m,4H),1.47(d,J=12.1Hz,2H),1.40(d,J=7.2Hz,3H),1.32−1.26(m,2H),1.23−1.15(m,2H),1.00(d,J=6.8Hz,3H).MS(ESI、正イオン)m/z 601.2(M+H)+。
中間体3
(1S,3’R,6’R,8’E,12’S)−6−クロロ−12’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0
3,6.0
19,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
アリルアルコール(310mg、0.520mmol、中間体1)をDCM(6.0mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。次いで、Dess−Martinペルヨージナン(270mg、0.63mmol)を加え、反応混合物を1.5時間攪拌した。別の90mgのDess−Martin試薬を0℃で加え、更に45分間攪拌した。20mLの1M Na2S2O3で反応を停止し、室温に昇温させた。混合物をDCMで抽出した(3×40mL)。合わせた有機層を水(1×30mL)で洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥させた。粗生成物を中圧クロマトグラフィー(シリカ、10〜100%EtOAc(+0.3%HOAc):ヘキサン)により精製して、(1S,3’R,6’R,8’E,12’S)−6−クロロ−12’−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド(230mg、0.385mmol、収率74.0%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.32−9.05(m,1H),7.69−7.90(m,1H),7.35−7.48(m,1H),7.17−7.27(m,1H),7.06−7.16(m,1H),6.81−6.99(m,2H),6.59−6.72(m,1H),5.93(d,J=15.65Hz,1H),4.01−4.24(m,3H),3.74−3.97(m,3H),3.26(d,J=14.48Hz,1H),2.92−3.16(m,2H),2.69−2.89(m,2H),1.70−2.26(m,9H),1.48−1.56(m,3H),1.35−1.46(m,1H),1.29(t,J=7.14Hz,1H),1.07−1.19(m,3H).m/z(ESI、正イオン)596.7(M+H)+。
中間体4
(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0
3,6.0
19,24]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシド
EtOAc(50mL)中に(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,11’S,12’R)−6−クロロ−7’−ヒドロキシ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2h,15’h−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシド(1.20g、2.02mmol、中間体1)を含む溶液に、酸化白金(IV)(92g、0.40mmol)を加え、反応にH2バルーンを取り付け、15時間激しく攪拌した。反応混合物をセライトに通して濾過し、濃縮した。濃縮物をジクロロメタン(20mL)中に溶解し、次いでDess−Martinペルヨージナン(0.95g、2.2mmol)を4回に分割して0℃で5分かけて加えた。反応物を0℃で15分間攪拌した後、0℃の1Nチオ硫酸ナトリウム溶液(10mL)で反応を停止し、室温で30分間激しく攪拌した。次いで、反応混合物を(EtOAc)で抽出した。分離した有機層を洗浄し(ブライン)、乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(0%〜25%EtOAc/ヘキサン、0.1%AcOH)により精製して、(1S,3’R,6’R,11’S,12’R)−6−クロロ−11’,12’−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H,7’H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.03,6.019,24]ペンタコサ[16,18,24]トリエン]−7’,15’−ジオン 13’,13’−ジオキシドを固体として得た(0.85g、収率70%)。MS(ESI、正イオン)m/z 599.2(M+H)+。
生物学的アッセイ
無細胞系Mcl−1:Bim親和性アッセイ(Mcl−1 HTRF)
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)アッセイを使用して、Mcl−1/Bim相互作用の阻害を測定した。組み換えヒトMcl−1(C末端に6×Hisがタグ付けされた残基171〜327を含有するMcl−1)をAmgen Inc(Thousand Oaks,CA)で作製した。ヒトBim(残基51〜76)に由来するビオチン化ペプチドをCPC Scientific(San Jose,CA)から購入した。TR−FRETアッセイを384ウェルの白色OptiPlate(商標)(PerkinElmer(Waltham,MA))で総容量40μLで実施した。反応混合物は、20mMのHepes(pH7.5)、150mMのNaCl、0.016mMのBrij(登録商標)35及び1mMのジチオスレイトールの結合緩衝液中に、0.1nMのMcl−1(171〜327)、0.05nMのビオチン−Bim(51〜76)、0.05nMのLANCE(登録商標)Eu−W1024 抗6×His(PerkinElmer)、0.072nMのStreptavidin−Xlent(Cisbio(Bedford,MA))及び段階希釈した試験化合物を含んでいた。試験化合物をMcl−1(171〜327)及びビオチン−Bim(51〜76)とともに60分間プレインキュベートした後、検出混合物(LANCE(登録商標)Eu−W1024 抗6×His及びStreptavidin−Xlent)を加えた。反応プレートを更に一晩インキュベートし、次いで、Envision(登録商標)マルチモードリーダー(PerkinElmer)で読み取った。蛍光シグナルは、320nm(帯域幅75nm)での励起後60μsの遅延で、620nm(帯域幅40nm)及び665nm(帯域幅7.5nm)で測定した。665/620nmにおけるシグナル比がMcl−1/Bim相互作用に相当し、これを全てのデータ分析に使用した。試験化合物のIC50値は、GraphPad Prism(GraphPad Software(San Diego,CA))またはGenedata Screener(登録商標)(Genedata(Basel,Switzerland))の4パラメーターシグモイドモデルを使用して競合曲線を分析することによって、繰り返しデータから決定した。
細胞生存率アッセイ(OPM−2 10FBS)
RPMI 1640及び10%ウシ胎児血清(FBS)を含有する完全増殖培地で、ヒト多発性骨髄腫細胞株OPM−2を培養した。10%FBSを含有する完全増殖培地を含む384ウェルプレートに、3000細胞/ウェルの密度で細胞を播種し、段階希釈した試験化合物とともに、37℃、5%CO2のインキュベーター内で16時間インキュベートした。CellTiter−Glo(登録商標)アッセイ(Promega(Madison,WI))を製造元の推奨に従って使用し、細胞生存率を試験した。ルミネセンスは、検出試薬を加えてから25分後に、EnVision(登録商標)Multilabelプレートリーダーを使用して決定した。次いで、GraphPad Prism(GraphPad Software(San Diego,CA))またはGenedata Screener(登録商標)(Genedata(Basel,Switzerland))の4パラメーターロジスティックフィットモデルを使用してXlfitでIC50値を算出した。
これらの生物学的アッセイで試験した各化合物の結果を以下の表4及び表5に示す。
in vivoデータ
腫瘍薬力学(PD)
図1〜7は、引用した実施例のPD結果を示す。参照化合物1は、米国特許第9,562,061号(参照により本明細書に援用される)に概略されている一般スキームのうちの1つから作製されたAmgen社内のMCl−1阻害化合物であり、(1S,3’R,6’R,7’S,8’E,12’R)−6−クロロ−12’−エチル−7’−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H,15’H−スピロ[ナフタレン−1,22’−[20]オキサ[13]チア[1,14]ジアザテトラシクロ[14.7.2.0〜3,6〜.0〜19,24〜]ペンタコサ[8,16,18,24]テトラエン]−15’−オン 13’,13’−ジオキシドである。
雌の無胸腺ヌードマウス(Charles River Laboratories,Inc.(Hollister CA))に5×106個のOPM−2 Luc細胞を皮下接種した。腫瘍サイズが300〜500mm3に達したら、マウスを無作為に治療群に分け、種々の濃度の化合物の単回投与から6時間後に採取した。腫瘍溶解物を、サンドイッチELISAフォーマットを使用して活性Bakについて分析し(Active Bak MSDプレート カタログ番号N45ZA−1;Bak検出抗体Abcamカタログ番号Ab53153及びMSD社のスルホタグ付き抗体)、MSDリーダー(S16000)で読み取った。カラム(1群当たりn=3)は、ルミネセンスのレベル(cps)を表す。統計的有意性は、一元配置ANOVAと、それに続くDunnettの事後検定によりビヒクル対照群と比較して決定した。黒色の菱形は薬物の血漿中濃度を表し、黒丸は薬物の腫瘍中濃縮を表す。
OPM−2異種移植
実施例8〜13は、種々の本発明の化合物の異種移植データを示す。雌の無胸腺ヌードマウス(Charles River Laboratories,Inc.(Hollister CA))に5×106個のOPM−2 Luc細胞を皮下接種した。腫瘍の平均体積が約155〜183mm3に達したら、動物を無作為化し(n=10/群)、特に指定のない限り、試験化合物を種々の濃度で強制経口投与により1日1回(10〜12日)投与した。電子測径器及び分析用天秤を使用して腫瘍体積及び体重を週2回記録した。反復測定ANOVA(RMANOVA)と、それに続くDunnettの事後検定を使用して統計解析を行った。
前述の説明は、本発明の単なる例示にすぎず、本発明を、開示された化合物、組成物及び方法に限定することを意図するものではない。当業者に明らかである変形形態及び変更は、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲及び性質の範囲内であることが意図される。当業者であれば、前述の説明から本発明の本質的な特徴を容易に見定めることができ、その趣旨及び範囲から逸脱することなく、本発明の様々な変更及び改変を行い、様々な用途及び条件に適合させることができるであろう。本明細書で引用された全ての特許及び他の公開物は、その全体が参照により本明細書に援用される。