JP6451020B1 - 落下防止具、落下防止具付の棚 - Google Patents

落下防止具、落下防止具付の棚 Download PDF

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Abstract

【課題】 落下防止バーの高さを簡単に変更でき、取り外しも可能とする。【課題を解決するための手段】 棚1の側板2、3の内壁面に対し棚板4の前面側の左右端部から上方へ互いに対向させて装着可能な左側、右側バー支持具10、40と、これらの間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バー60を備える。バー60の左右端部から軸方向外側へ突設されたT字状の突設部は、首部と首部から直径方向へ延設された係止部を有する。バー支持具10、40は、上下方向に延設され、上方び棚1の左右方向中央向きに開口したガイド部26、56を有し、軸を水平にしたバー60の係止部74、84を縦向きにしてバー支持具10、40のガイド部26、56に開口から挿脱自在である。ガイド部26、56の高さの異なる3個所に、係止部74、84を軸周りに回転自在な空間を備え、横向きの係止部74、84を係止する係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成した。【選択図】 図20

Description

本発明は落下防止具、落下防止具付の棚に係り、とくに地震の揺れで棚に入れた物品が落下するのを防止する落下防止具、落下防止具付の棚に関する。
従来から、地震の揺れで棚から物品が落下するのを防止する落下防止具がある。例えば特開2014−18628号にはオープン棚の左右の側板の前端面に左右一対のサイドレールを上下方向に配設し、これら左右一対のサイドレール間に上下スライド自在にスライドバーを架設した落下防止具が開示されている。この落下防止具は、サイドレールの下端が棚板より上方に位置しており、スライドバーが底板より上方位置に支持されることにより、棚板に載せられた物品が地震の揺れで前方へ飛び出るのを防止するようにしたものである。
けれども、上記した従来の落下防止具では、サイドレールの下端に支持されたスライドバーよりも背の低い物品に対して、落下防止することができない欠点がある。この対策として、サイドレールの下端を棚板近くまで下げると、背の高い物品がサイドバーを乗り越えて落下する恐れがある。
また、スライドバーの不使用時にサイドレールからスライドバーを取り外すことができず、棚の美観が損なわれる欠点がある。
特開2014−18628号公報
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、落下防止バーの高さを簡単に変更でき、不使用時に取り外しも可能な落下防止具、落下防止具付の棚を提供することを、その目的とする。
請求項1記載の発明では、
棚の前端部近くの左右の側板の内壁面または前面に対し、物品を載せる棚板近くから上方へ互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
棚の前端部近くの左右の側板の内壁面に物品を載せる棚板近くから上方へ形成された穴部の中に、互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
を特徴としている。
請求項3記載の発明では、左右のガイド部の下端部を一番低い係止受け部よりも下方へ延設し、落下防止バーを一番低い係止受け部よりも下方へ退避可能としたこと、
を特徴としている。
請求項4記載の発明では、落下防止バーは軸方向長さを調節自在な長さ調節部を備えたこと、
を特徴としている。
請求項5記載の発明では、
物品を載せる棚板付の棚であって、
棚の前端部近くの左右の側板の内壁面または前面に対し、物品を載せる棚板近くから上方へ互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
を特徴としている。
請求項6記載の発明では、
物品を載せる棚板付の棚であって、
棚の前端部近くの左右の側板の内壁面に物品を載せる棚板近くから上方へ形成された穴部の中に、互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
を特徴としている。
請求項7記載の発明では、左右のガイド部の下端部を一番低い係止受け部よりも下方へ延設し、落下防止バーを一番低い係止受け部よりも下方へ退避可能としたこと、
を特徴としている。
請求項8記載の発明では、落下防止バーは軸方向長さを調節自在な長さ調節部を備えたこと、
を特徴としている。
本発明によれば、棚の前端部近くの左右の側板の内壁面または前面に対し(或いは、棚の前端部近くの左右の側板の内壁面に物品を載せる棚板近くから上方へ形成された穴部の中に)、物品を載せる棚板近くから上方へ互いに対向させて一対の左側バー支持具及び右側バー支持具を装着し、左側バー支持具と右側バー支持具に上下方向に設けられたガイド部の中に開口から落下防止バーの左右の突設部を縦向きにして挿入し、ガイド部の途中に形成されたバー受け空間部で突設部を横向きにし、係止受け部に係止させることにより、棚の前端部近くの左右の側板の間で棚板より高い位置に落下防止バーを架設することができ、棚板の上に載った物品が地震で動いたときの落下を防止することができる。
また、高さの異なる複数の係止受け部を備えたので、物品の高さに適した高さに落下防止バーを架設することができる。
また、他の発明によれば、左右のガイド部の下端部を一番低い係止受け部よりも下方へ延設し、落下防止バーを一番低い係止受け部よりも下方へ退避可能としたことにより、棚板から物品を出し入れする際に、落下防止バーが邪魔にならないようにできる。
図1は本発明に係る落下防止具付の棚の使用状態を示す一部省略した斜視図である(実施例1)。 図1中の左側バー支持具周りを拡大して示す一部省略した斜視図である。 図3の(1)は図2中の支持具本体の正面図、(2)は右側面図、(3)は平面図である。 図3の(1)は図2中のカバー板の正面図、(2)は右側面図、(3)は平面図である。 図2の左側バー支持具の組み立て図である。 図1中の右側バー支持具周りを拡大して示す一部省略した斜視図である。 図7の(1)は図6中の支持具本体の正面図、(2)は左側面図、(3)は平面図である。 図8の(1)は図6中のカバー板の正面図、(2)は左側面図、(3)は平面図である。 図6の右側バー支持具の組み立て図である。 図1中の落下防止バーの斜視図である。 図11の(1)は図10中の左側の係止金具の正面図、(2)は平面図、(3)は左側面図、(4)は断面図である。 図12の(1)は図10中の右側の係止金具の正面図、(2)は平面図、(3)は左側面図、(4)は断面図である。 図10の落下防止バーの組み立て図である。 落下防止具の使用方法の説明図である。 図14のカバー板を省略した説明図である。 図14の平面図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 図17のカバー板を省略した説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 図19のカバー板を省略した説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 図23のカバー板を省略した説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 図27のカバー板を省略した説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 図32のカバー板を省略した説明図である。 棚の落下防止具の使用方法の説明図である。 本発明の変形例に係る落下防止具付の棚の使用状態を示す一部省略した斜視図である。 落下防止バーのセット方法の説明図である。 落下防止バーのセット方法の説明図である。 本発明の他の変形例に係る落下防止具付の棚の使用状態を示す一部省略した斜視図である。 図38の一部省略した正面図である。 図38の変形例に係る落下防止具付の棚の使用状態を示す一部省略した斜視図である。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図13を参照して本発明の一実施例を説明する。図1は本発明に係るの落下防止具付の棚の使用状態を示す一部省略した斜視図、図2は図1中の左側バー支持具を拡大して示す外観斜視図、図3の(1)は図2中の支持具本体の正面図、(2)は右側面図、(3)は平面図、図4の(1)は図2中のカバー板の正面図、(2)は右側面図、(3)は平面図、図5は図2の組み立て図、図6は図1中の右側バー支持具を拡大して示す外観斜視図、図7(1)は図6中の支持具本体の正面図、(2)は左側面図、(3)は平面図、図8の(1)は図6中のカバー板の正面図、(2)は左側面図、(3)は平面図、図9は図6の組み立て図、図10は図1中の落下防止バーの一部省略した外観斜視図、図11の(1)は図10中の左側のキャップの正面図、(2)は平面図、(3)は側面図、(4)は断面図、図12の(1)は図10中の右側のキャップの正面図、(2)は平面図、(3)は側面図、(4)は断面図、図13は図10の組み立て図である。
図1において、1はオープン棚であり、左右の側板2、3の間の上下に、水平に配設された複数の棚板4、5、・・が固着されている。棚板4の前端面4aは側板2、3の前端面2a、3aより少し後方に退避している。側板2、3の内壁面2b、3bの前端近くで、棚板4の前端の左右端部から上方に向けて左右一対の左側バー支持具10、右側バー支持具40が左右対称かつ互い対向して装着されており、これらの左側バー支持具10、右側バー支持具40の間に落下防止バー60が架け渡されている。左側バー支持具10、右側バー支持具40と落下防止バー60により、本発明に係る落下防止具が構成されている。
左側バー支持具10は図2の如く構成されている。この内、11はプラスチック製で上下に長い箱形の支持具本体であり、図3に示す如く、上方と右方に開口し、上下に延設されるとともに、下部が前寄りにへの字状に折曲したガイド溝12と、ガイド溝12の上方の開口13から下部のへの字状の折曲部14の開始位置までの間に設けられた上下3段の断面が釣鐘形のバー受け空間部15、16、17と、図3(2)における上下左右に4箇所設けられたネジ孔18を備えている。ガイド溝12の折曲部14を除く溝幅をwとすると、折曲部14の溝幅はwより少し大きく形成されている。バー受け空間部15、16、17の高さHはガイド溝12の横幅wより3倍近くの大きさに形成されており、下から約2/3の高さまでの横幅Wもガイド溝12の横幅wより3倍近くの大きさに形成されている。また、バー受け空間部15、16、17の上部側の約1/3の断面が半径W/2の円弧に沿って形成されている。ガイド溝12はへの字状の折曲部14を除きバー受け空間部15、16、17の図3(2)における左右方向の中央を上下に貫通するように形成されている。ガイド溝12とバー受け空間部15、16、17は支持具本体11の右前面11bの側に開口している。ガイド溝12とバー受け空間部15、16、17の深さEは同一であり、ガイド溝12の溝幅wより少し大きく形成されている。支持具本体11の下端部の背面側には段差部19が形成されており、棚板4の左側前端部の上隅に嵌合可能となっている。
図2の内、20はプラスチック製で上下に長いカバー板であり、図4に示す如く、上方に開口し、上下に延設されるとともに下部が前寄りにへの字状に折曲したガイドスリット21と、図4(2)における上下左右に4箇所設けられたネジ孔22を備えている。ガイドスリット21は図3の支持具本体11のガイド溝12とバー受け空間部15、16、17を除いて略同形であり、上端に開口23、下部にへの字状の折曲部24が形成されている。また、各ネジ孔22は支持具本体11のネジ孔18に対応する箇所に設けられている。カバー板20の背面側の下端部には段差部25が形成されており、棚板4の前端部の上隅に嵌合可能となっている。段差部25は支持具本体11の段差部19と同形に形成されている。カバー板20のガイドスリット21の下端は支持具本体11のガイド溝12の下端より少し上に位置している。支持具本体11のガイド溝12とカバー板20のガイドスリット21によりガイド部26が構成されている。ガイド部26はガイド溝12の上端の開口13とガイドスリット21の上端の開口23により、上方に開口している。また、ガイドスリット21によりオープン棚1の左右方向中央向きに開口している。
図5は左側バー支持具10の組み立て方法の説明図であり、支持具本体11の左側面11cを側板2の内壁面2bに当てるとともに段差部19を棚板4の左端部の上隅に嵌め、支持具本体11の右側面11bにカバー板20をネジ孔18と22が合うように重ね、4本のネジ27をネジ孔22、18に螺合しながら棚1の側板2の内壁面2bに着脱自在に螺着させてある。
右側バー支持具40は図6の如く構成されている。この内、41はプラスチック製で上下に長い箱形の支持具本体であり、図7に示す如く、上方と右方に開口し、上下に延設されるとともに、下部が前寄りにへの字状に折曲したガイド溝42と、ガイド溝42の上方の開口43から下部のへの字状の折曲部44の開始位置までの間に設けられた上下3段の断面が釣鐘形のバー受け空間部45、46、47と、図7(2)における上下左右に4箇所設けられたネジ孔48を備えている。ガイド溝42の折曲部44を除く溝幅をwとすると、折曲部44の溝幅はwより少し大きく形成されている。バー受け空間部45、46、47の高さHはガイド溝42の横幅wより3倍近くの大きさに形成されており、下から約2/3の高さまでの横幅Wもガイド溝42の横幅wより3倍近くの大きさに形成されている。また、バー受け空間部45、46、47の上部側の約1/3の断面が半径W/2の円弧に沿って形成されている。ガイド溝42はへの字状の折曲部44を除きバー受け空間部45、46、47の図7(2)における左右方向の中央を上下に貫通するように形成されている。ガイド溝42とバー受け空間部45、46、47は支持具本体41の左前面41bの側に開口している。ガイド溝42とバー受け空間部45、46、47の深さEは同一であり、ガイド溝42の溝幅wより少し大きく形成されている。支持具本体41の下端部の背面側には段差部49が形成されており、棚板4の右側前端部の上隅に嵌合可能となっている。
図6の内、50はプラスチック製で上下に長いカバー板であり、図8に示す如く、上方に開口し、上下に延設されるとともに下部が前寄りにへの字状に折曲したガイドスリット51と、図8(2)における上下左右に4箇所設けられたネジ孔52を備えている。ガイドスリット51は図7の支持具本体41のガイド溝42とバー受け空間部45、46、47を除いて略同形であり、上端に開口53、下部にへの字状の折曲部54が形成されている。また、各ネジ孔52は支持具本体41のネジ孔48に対応する箇所に設けられている。カバー板50の背面側の下端部には段差部55が形成されており、棚板4の前端部の上隅に嵌合可能となっている。段差部55は支持具本体41の段差部49と同形に形成されている。カバー板50のガイドスリット51の下端は支持具本体41のガイド溝42の下端より少し上に位置している。支持具本体41のガイド溝42とカバー板50のガイドスリット51によりガイド部56が構成されている。ガイド部56はガイド溝42の上端の開口43とガイドスリット51の上端の開口53により、上方に開口している。また、ガイドスリット51によりオープン棚1の左右方向中央向きに開口している。
図9は右側バー支持具40の組み立て方法の説明図であり、支持具本体41の右側面41cを側板3の内壁面3bに当てるとともに段差部49を棚板4の右端部の上隅に嵌め、支持具本体41の左側面41bにカバー板50をネジ孔48と52が合うように重ね、4本のネジ57をネジ孔52、48に螺合しながら棚1の側板3の内壁面3bに着脱自在に螺着させてある。
図1中の落下防止バー60は図10に示す如く、金属パイプ製のバー本体61と、バー本体61の左右端部に嵌着されたプラスチック製の係止金具70、80とからなる。係止金具70と80は左右対称に形成されている。左側の係止金具70は図11に示す如く、内部にバー本体61の左端部を嵌脱自在に嵌合可能な有底で円筒状のバー嵌合部71とバー嵌合部71の外側の中心から軸方向に突設された平面視がT字状の突設部72から成り、突設部72は円柱状の首部73、首部73の先端から軸方向と直角を成す直径方向へ突設された角柱状の係止部74から成る。バー嵌合部71には直径方向の二箇所にネジ孔75が穿設されている。
バー嵌合部71の外径C0はガイド溝12、ガイドスリット22の幅wより大きく形成されており、首部73の外径C1はwより小さく、軸方向の長さD1はカバー板20の厚さd1(図4(1)参照)より長く形成されている。係止部74は首部73の軸心から見て半径方向へLの長さを有し、2Lはwより遥かに大きく、Wより少し小さい大きさに形成されている。また、係止部74の軸方向の長さD2はガイド溝12、バー受け空間部15、16、17の深さE(図3(1)参照)より短く形成されている。また係止部74の高さhは首部73の外径C1と同一に形成されている。係止部74はバー受け空間部15、16、17の中で、軸回りに回転自在になっている。
右側の係止金具80は左側の係止金具70と同形に形成されており、図12に示す如く、内部にバー本体61の右端部を嵌脱自在に嵌合可能な有底で円筒状のバー嵌合部81、バー嵌合部81の外側の中心から軸方向に突設された平面視がT字状の突設部82から成り、突設部82は円柱状の首部83、首部83の先端から軸方向と直角を成す直径方向へ突設された角柱状の係止部84から成る。バー嵌合部81には直径方向の二箇所にネジ孔85が穿設されている。
バー嵌合部81の外径C0はガイド溝42、ガイドスリット52の幅wより大きく形成されており、首部83の外径C1はwより小さく、軸方向の長さD1はカバー板50の厚さd1(図8(1)参照)より長く形成されている。係止部84は首部83の軸心から見て半径方向へLの長さを有し、2Lはwより遥かに大きく、Wより少し小さい大きさに形成されている。また、係止部84の軸方向の長さD2はガイド溝42、バー受け空間部45、46、47の深さEより短く形成されている(図7(1)参照)。また係止部84の高さhは首部83の外径C1と同一に形成されている。係止部84はバー受け空間部45、46、47の中で、軸回りに回転自在になっている。
図13は落下防止バー60の組み立て方法の説明図であり、バー本体61の左端部に係止金具70のバー嵌合部71を嵌合し、突設部72が横向き(係止部74の長手方向が横向き(水平向き))となるようにしてネジ孔75にネジ76を螺合し、ネジ76の先端をバー本体61に押圧して抜け止めを行う。また、バー本体61の右端部に係止金具80のバー嵌合部81を嵌合し、、突設部82が横向き(係止部84の長手方向が横向き(水平向き))となるようにしてネジ孔85にネジ86を螺合し、ネジ86の先端をバー本体61に押圧して抜け止めを行う。組み立て後の落下防止バー60は水平にして左側の係止金具70の首部73を左側バー支持具10の内、カバー板20のガイドスリット21に嵌挿したとき、右側の係止金具80の首部83を右側バー支持具40の内、カバー板50のガイドスリット51に嵌挿可能な長さとなっている。
次に、図1、図14乃至図34を参照して上記の如く構成された落下防止具10の使用方法を説明する。
なお、予め、オープン棚1の棚板4の前端の左側端部の上隅に段差部19、25が嵌るようにして、左側バー支持具10が左側の側板2の内壁面2bに装着されており、棚板4の前端の右側端部の上隅に段差部49、55が嵌るようにして、右側バー支持具40が右側の側板3の内壁面3bに装着されているものとする。
棚板4の上に載せた物品90、91、・・の背が高い場合、ユーザは落下防止バー60を手に持って水平かつ左右の係止金具70、80の突設部72、82を縦向き(係止部74、84を縦向き(上下方向向き))にし、左側バー支持具10、右側バー支持具40の上方から下方へ移動し(図14と図15の矢印A参照)、左側の係止金具70の係止部74を左側の支持具本体11の開口13からガイド溝12に入れ、首部73をカバー板20の開口23からガイドスリット21に入れ、右側の係止部84を右側の支持具本体41の開口43からガイド溝42に入れ、首部83をカバー板50の開口53からガイドスリット51に入れる(図14、図15、図16参照)。
そして、左側の係止部74がバー受け空間部15に入り(図17、図18参照)、右側の係止部84がバー受け空間部45に入ったところで、落下防止バー60を軸周りに90度回転させて係止部74、84を横向きとし(図17、図18の矢印B参照)、バー受け空間部15の底の係止受け部15aに係止部74を載せ(図19、図20参照)、バー受け空間部45の底の係止受け部45aの底に係止部84を載せ、手を離す。すると、左側バー支持具10、右側バー支持具40の間で、棚板4から比較的高い位置に落下防止バー60が水平に架設された状態となるので(図1参照)、地震でオープン棚1が揺れて棚板4の上で背の高い物品90、91、・・が動いても高い位置に在る落下防止バー60に当たるため、確実に落下防止が図られる。
地震の揺れや、物品90、91、・・の衝突で落下防止バー60が上下左右に動いても、係止部74がバー受け空間部15の内側壁15b、15cやカバー板20に当たったり、係止部84がバー受け空間部45の内側壁45b、45cやカバー板50に当たったりして、落下防止バー60が左側バー支持具10、右側バー支持具40から外れることは無い。
物品90、91・・の背が低く、落下防止バー60の高さを下げたい場合、落下防止バー60を持ち、軸周りに90度回転させて係止部74、84を縦向きとし(図17、図18参照)、係止部74をバー受け空間部15の底の係止受け部15aからガイド溝12に入れ、係止部84をバー受け空間部45の底の係止受け部45aからガイド溝42に入れて下方へ移動し(図21の矢印C参照)、左側の係止部74がバー受け空間部16に入り、右側の係止部84がバー受け空間部46に入ったところで、落下防止バー60を軸周りに90度回転させて係止部74、84を横向きとし(図22の矢印D参照)、バー受け空間部16の底の係止受け部16aに係止部74を載せ(図23、図24参照)、バー受け空間部46の底の係止受け部46aの底に係止部84を載せ、手を離す。これにより、一段低い位置に落下防止バー60を架設させることができる(図25参照)。
落下防止バー60の高さを更に下げたい場合、落下防止バー60を持ち、軸周りに90度回転させて係止部74、84を縦向きとし(図22参照)、係止部74をバー受け空間部16の底16aからガイド溝12に入れ、係止部84をバー受け空間部46の底46aからガイド溝41に入れて下方へ移動し、左側の係止部74がバー受け空間部17に入り、右側の係止部84がバー受け空間部47に入ったところで、落下防止バー60を軸周りに90度回転させ(図26の矢印E参照)、バー受け空間部17の底の係止受け部17aに係止部74を載せ(図27、図28参照)、バー受け空間部47の底の係止受け部47aの底に係止部84を載せ、手を離す。これにより、更に一段低い位置に落下防止バー60を架設させることができる(図29参照)。
このように、落下防止バー60の高さを下げることで、背の低い物品に対しても確実に落下防止を図ることが可能となる。
なお、棚板4から外部に物品90、91、・・を取り出したい場合、落下防止バー60を持ち、軸周りに90度回転させて係止部74、84を縦向きとし(図26参照)、係止部74をガイド溝12に入れ、係止部84をガイド溝42に入れ、下部のへの字状の折曲部14、44の底14a、44aまで移動して手を離すことで(図30の矢印F、図31の矢印G、図32と図33の矢印H参照)、棚板4の前端面4aの位置まで下げることができ(図34参照)、落下防止バー60に邪魔されることなく、棚板4に載った物品90、91、・・を外部に取り出したり、外部から物品を棚板4の上に入れたりすることができる。
また、落下防止バー60を使用しないときは、係止部74、84を縦向きにし、ガイド部26、56の中を突設部72、82を上方へ移動させて開口13と23、43と53から上方へ抜けば良い。
この実施例によれば、オープン棚1の前端部近くの左右の側板2、3の内壁面2b、3bに対し、物品90、91、・・を載せる棚板4の左右端部から上方へ互いに対向させて着脱自在に一対の左側バー支持具10及び右側バー支持具40を装着し、左側バー支持具10と右側バー支持具40に上下方向に設けられたガイド部26、56の中に落下防止バー60の左右の突設部72、82を縦向きにして挿入し、ガイド部26、56の途中に形成されたバー受け空間部15と45(16と46、または17と47)で突設部72、82を横向きにし、係止受け部15aと45a(16aと46a、または17aと47a)に係止させることにより、オープン棚1の前端部近くの左右の側板2、3の間で棚板4より高い位置に落下防止バー60を水平に架設することができ、棚板4の上に載った物品90、91、・・が地震で動いたときの落下を防止することができる。
また、高さの異なる複数の係止受け部15a乃至17a、45a乃至47aを備えたので、物品90、91、・・の高さに適した高さに落下防止バー60を架設することができ、背の高い物品でも低い物品でも、確実に落下防止を図ることができる。
また、ガイド部26、56が上方に開口しているので、落下防止バー60をオープン棚1から簡単に取り外すことができる。
また、左右のガイド部26、56の下端部を一番低い係止受け部17a、47aよりも下方へ延設し、落下防止バー60を係止受け部17a、47aよりも下方の棚板4の前面4aの位置に退避可能としたことにより、棚板4から物品90、91、・・を出し入れする際に、落下防止バー60が邪魔にならないようにできる。
なお、上記した実施例では、左側バー支持具と右側バー支持具をオープン棚の左右の側板の内壁面に装着する場合を例に挙げて説明したが、本発明は何らこれに限定されるものでなく、図35に示す如く、オープン棚1Aの棚板4Aの前端面4aが左右の側板2、3の前端面2a、3aと一致しているときなど、左側バー支持具10と右側バー支持具40を左右の側板2、3の前端面2a、3aに接着等で装着するようにしても良い。この場合、図5中のネジ27はカバー板20を支持具本体11にネジ止め可能な長さにすれば良く、同様に、図9中のネジ57はカバー板50を支持具本体41にネジ止め可能な長さにすれば良い。
また、上記した実施例では、バー受け空間部を上下3段に設けたが、二段或いは四段以上設けるようにしても良い。
また、落下防止バーのバー本体に長さ調節部を設け、落下防止バーの軸方向の長さを調節可能としても良い。
また、落下防止バーの両端に設けた突設部を落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から直径方向へ延設された係止部とから成る略T字状に形成したが、首部と首部の先端から半径方向へ延設された係止部とからなる略L字状に形成しても良い。左右両端の突設部の内、一方を略T字状、他方を略L字状としても良い。
また、上記した実施例では、落下防止バー60を左側バー支持具10の上端の開口13、23と右側バー支持具40の上端の開口43、53を通してガイド部26、56の中に挿脱する場合につき説明したが、本発明は何らこれに限定されず、ガイド部26、56の内、オープン棚1の左右方向中央向きの開口であるガイドスリット21、41を通してガイド部26、56に挿脱するようにしても良い。
具体的には落下防止バー60を左側バー支持具10、右側バー支持具40にセットする際、例えば図36に示す如く、正面から見て斜めに傾けた落下防止バー60の左右端部の係止部74、84を縦向きとし、右側の係止部84を右側バー支持具40のガイドスリット41の下端近くからガイド部56の下端部に挿入する(図36の矢印X参照)。続いて、落下防止バー60を水平にしながら左側の係止部74を左側バー支持具10のガイドスリット21の下端近くからガイド部26の下端部に挿入する(図37の矢印Y参照)。落下防止バー60を左側バー支持具10、右側バー支持具40から外す際は逆の手順で行えば良い。
図36、図37に示すように落下防止バー60を、左側バー支持具10、右側バー支持具40に設けられた左右方向中央向きの開口であるガイドスリット21、41を通してガイド部26、56に挿脱自在に挿入可能なので、左側バー支持具10の上端の開口13、23と右側バー支持具40の上端の開口43、53を省略し、閉塞することもできる。
従って、図38、図39のオープン棚1Bに示す如く、左側の側板2Bの内壁面2bに棚板4の前端部の左端近くから上方に形成した穴部2cの中に、左側バー支持具10をネジ止めまたは接着等で装着し、右側の側板3Bの内壁面3bに棚板4の右端近くから上方に形成した穴部3cの中に、右側バー支持具40をネジ止めまたは接着等で装着した場合でも、左側バー支持具10の上端の開口13、23と右側バー支持具40の上端の開口43、53の有無に関らず、落下防止バー60を左側バー支持具10、右側バー支持具40に設けられた左右方向中央向きの開口であるガイドスリット21、41を通してガイド部26、56に挿脱自在に挿入可能である。図38、図39は、穴部2c、3cが深く、ガイド板20、40の外面と内壁面2b、3bが面一である場合を示すが、図40のオープン棚1B’に示す如く、側板2B’、3B’の穴部2c’、3c’を浅くし、左側バー支持具10、右側バー支持具40の一部が内壁面2b、3bから外側に露出するように棚1B’に装備しても良い。
本発明は、本棚、食器棚などの前面が開口した棚に適用可能である。
1 オープン棚
2、3 側板
2b、3b 側壁面
4 棚板
10 左側バー支持具
11、41 支持具本体
12、42 ガイド溝
13、23、43、53 開口
15乃至17、45乃至47 バー受け空間部
15a乃至17a、45a乃至47a 係止受け部
20、50 カバー板
21、51 ガイドスリット
26、56 ガイド部
40 右側バー支持具
60 落下防止バー
70、80 係止金具
72、82 突設部
74、84 係止部

Claims (8)

  1. 棚の前端部近くの左右の側板の内壁面または前面に対し、物品を載せる棚板近くから上方へ互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
    一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
    落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
    左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
    左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
    を特徴とする落下防止具。
  2. 棚の前端部近くの左右の側板の内壁面に物品を載せる棚板近くから上方へ形成された穴部の中に、互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
    一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
    落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
    左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
    左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
    を特徴とする落下防止具。
  3. 左右のガイド部の下端部を一番低い係止受け部よりも下方へ延設し、落下防止バーを一番低い係止受け部よりも下方へ退避可能としたこと、
    を特徴とする請求項1または2記載の落下防止具。
  4. 落下防止バーは軸方向長さを調節自在な長さ調節部を備えたこと、
    を特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか一項記載の落下防止具。
  5. 物品を載せる棚板付の棚であって、
    棚の前端部近くの左右の側板の内壁面または前面に対し、物品を載せる棚板近くから上方へ互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
    一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
    落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
    左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
    左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
    を特徴とする落下防止具付の棚。
  6. 物品を載せる棚板付の棚であって、
    棚の前端部近くの左右の側板の内壁面に物品を載せる棚板近くから上方へ形成された穴部の中に、互いに対向させて装着可能な一対の左側バー支持具及び右側バー支持具と、
    一対の左側バー支持具と右側バー支持具の間に着脱自在に水平に架設可能な落下防止バーとを備え、
    落下防止バーは左右端部から軸方向外側へ突設されるとともに左右対称に形成された突設部を備え、各突設部は落下防止バーの軸方向外側へ延設された首部と、首部の先端から半径方向または直径方向へ延設された係止部とを有し、
    左側バー支持具と右側バー支持具は、上下方向に延設されるとともに上方及び棚の左右方向中央向きに開口するか、または上下方向に延設されるとともに棚の左右方向中央向きに開口したガイド部を有し、落下防止バーの左右の係止部を縦向きにした状態で開口を通して左側バー支持具と右側バー支持具のガイド部内に挿脱自在に挿入可能に形成されるとともに、左右の係止部を横向きにした状態では開口を通した挿脱が不能に形成されており、
    左側バー支持具と右側バー支持具に左右対称に、ガイド部内の高さの異なる複数個所に、係止部を縦向きと横向きの間で軸周りに回転自在な空間を備えるとともに、横向きの係止部を係止可能な係止受け部の形成されたバー受け空間部を形成したこと、
    を特徴とする落下防止具付の棚。
  7. 左右のガイド部の下端部を一番低い係止受け部よりも下方へ延設し、落下防止バーを一番低い係止受け部よりも下方へ退避可能としたこと、
    を特徴とする請求項5または6記載の落下防止具付の棚。
  8. 落下防止バーは軸方向長さを調節自在な長さ調節部を備えたこと、
    を特徴とする請求項5乃至7の内のいずれか一項記載の落下防止具付の棚。
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