JP4860740B2 - 棚板受け具取付け装置及び棚柱 - Google Patents

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Description

本発明は、壁、棚、キャビネット等に種々の物品を載せる棚板を支える棚板受け具を棚柱の適宜の高さ位置に保持して取り付けることができる棚受け具取付け装置及びこの棚板受け具を支持する棚柱の改良に関するものである。
この種の棚受け具は、特許文献1に開示されているように、前面が開口し両側に溝を有する棚柱の開口を通して窄めながら挿入される断面C字形受け具本体と、この受け具本体の両端から横方向に延びて受け具本体の挿入後棚柱の両側の溝に弾性的に係止される1対の係止片とから成っている。この棚受け具は、1対の係止片が棚柱の開口よりも狭めるように受け具本体を窄めて棚柱の開口を通して挿入し、その後、受け具本体の窄めを解放してその弾性により1対の係止片を棚柱の両側の溝に摩擦的に係止して棚柱に取り付けられる。棚受け具の取付け位置は、棚柱の両側の溝内の適宜位置に無段階的に設定することができる。
この棚受け具は、1対の係止片を棚柱の対応する溝の適宜位置の壁に弾性的に押し付けて保持しているので、棚受け具を溝内の適宜位置に無段階的に設定することができるが、1対の係止片が棚柱の溝壁に摩擦で保持されているだけであるので、棚受け具上に載せられる棚板上の積載荷重が大きいと、棚受け具がこの荷重に耐えられないで下降したり、片方の棚受け具の下降量が他方の棚受け具の下降量よりも大きくて棚板が傾いたりする虞がある。
なお、この特許文献1は、その図4及び図5において、棚受け具を棚柱の前面に設けられた複数の保持孔のうち選択された1つの保持孔に掛け止めして保持する先行技術を記載しているが、この構造では、棚受け具を無段階的には位置設定することができないが、棚受け具を保持孔の壁に確実に保持して積載荷重に十分に耐えることができる。棚受け具の無段階的な位置設定を犠牲にして棚受け具を高い機械的強度で保持するにはこの保持孔に掛け止めするのが好ましいが、この特許文献1の従来技術として記載されている構造では、棚受け具が保持されていない保持孔が露出しているため、外観が悪くなる欠点があった。
また、従来技術による保持孔式の棚受け具取付け装置は、棚柱の前方に棚受け具を手で近付けて任意の保持孔に掛け止めることによって棚受け具を棚柱に保持するので、棚受け具を手で持ちながら掛け止めすべき所定の保持孔を選択しなければならないため、棚受け具を保持孔に掛け止める作業が容易でなかった。
実公昭56−10190号公報
本発明が解決しようとする課題は、大きな積載荷重を受けても十分に耐えることができ、また外観を低下することがない棚受け具取付け装置及びこの装置に好適な棚柱を提供することにある.
本発明が解決しようとする他の課題は、棚受け具を掛け止めすべき保持孔に容易に誘導して棚受け具の掛け止め作業を容易に行うことができる棚受け具取付け装置及びこの装置に好適な棚柱を提供することにある.
本発明の基本的な課題解決手段は、複数の保持孔を有する棚柱と前記棚柱の任意の保持孔に掛け止めして保持する棚受け具とから成る棚受け具取付け装置において、前記棚柱は、長手方向に延びて棚受け具の先端部が入り込む案内溝を形成する1対の側壁と底壁とから成り、前記保持孔は、前記棚柱の1対の側壁に長手方向に間隔をあけて設けられた多対の保持孔から成り、前記棚受け具は、前記多対の保持孔の任意の1対の保持孔に係入すべき1対の係入片を有し、前記1対の係入片が相互に接近して前記案内溝内に入り込むことができるように弾性的に窄めることができる受け具本体から成り、前記1対の係入片は、前記受け具本体の窄みの解除によって前記複数の保持孔のうちの任意の1対の保持孔に係入して保持されることを特徴とする棚受け具取付け装置を提供することにある。
本発明の基本的な課題解決手段において、棚柱は、その1対の側壁の保持孔を隠蔽するように前記1対の側壁を覆う隠蔽壁を一体に有するのが好ましい。
また、保持孔を有する1対の側壁は、その相対する面が奥に向けて次第に長手方向と直交する方向に広がる方向に傾斜しているのが望ましい。
また、本発明の基本的な課題解決手段において、棚柱は、前記棚受け具の係入片を前記保持孔に円滑に誘導する案内面を有するのが好ましい。
更に、本発明の基本的な課題解決手段において、棚受け具の受け具本体は、枠の形態を有し、且つ棚受け具は、この枠の中に入り込んで枠の上面に係止して保持される補強部材を含むことができる。
本発明の他の課題解決手段は、複数の保持孔を有し、前記複数の保持孔のうち任意の保持孔に棚受け具を掛け止めして保持する棚柱において、長手方向に延びて棚受け具の先端部が入り込む案内溝を形成する1対の側壁と底壁とから成り、前記保持孔は、前記棚柱の1対の側壁に長手方向に間隔をあけて設けられた多対の保持孔から成ることを特徴とする棚柱を提供することにある。
本発明の上記の他の課題解決手段において、両側壁の保持孔を隠蔽するように前記両側壁を覆う隠蔽壁を一体に有するのが好ましい。
また、本発明の上記の他の課題解決手段において、1対の側壁は、その相対する面が奥に向けて次第に長手方向と直交する方向に広がる方向に傾斜しているのが望ましい。
更に、本発明の上記の他の課題解決手段において、前記棚受け具を前記保持孔に円滑に誘導すべき案内面を有するのが好ましい。
本発明によれば、棚受け具は、その係入片を棚柱の両側壁に設けられた保持孔に係入して保持されるので、大きな積載荷重を受けても十分に耐えることができ、また保持孔は、棚柱の正面ではなく両側壁に設けられているので、棚受け具が保持されない保持孔は、正面から視認することができないので、外観を悪化することがなく、見栄えを良好に維持することができる。特に、棚柱が取付け壁に面付けされる場合に、棚柱の両側壁の保持孔を隠蔽する隠蔽壁を有すると、見栄えは、一層良好に保つことができる。
また、棚柱の底壁には棚受け具の係入片を保持孔に誘導する案内面を有すると、棚受け具を掛け止めすべき保持孔に係入片を容易に誘導することができるので、棚受け具の掛け止め作業を容易に行うことができる。
更に、棚受け具の受け具本体が枠の形態を有し、且つ棚受け具は、この枠の中に入り込んで枠の上面に係止して保持される補強部材を含んでいると、棚受け具は、受け具本体を保持孔に保持した後、補強部材によって補強されるので、堅固な棚受け構造を提供することができる。
本発明の棚受け具取付け装置を用いた棚板付きキャビネットの水平断面図である。 本発明の第1の実施の形態による棚受け具取付け装置を下方から上方に俯瞰して示し、同図(A)は、棚柱を取付け壁面に面付けした場合の棚板を含む斜視図、同図(A’)は、同図(A)の棚板が取り外された場合の斜視図、同図(B)は、棚柱を取付け壁面に掘り込んで取り付けた場合の棚板を含む斜視図、同図(B’)は、同図(B)の棚板が取り外された場合の斜視図である。 図2の棚受け具取付け装置の1つの棚柱に1つの棚受け具を取付けた場合を拡大して示し、同図(A)は、底板が取り外された状態の斜視図、同図(B)は、底板が取り付けられた状態の斜視図である。 図3(B)を分解して示し、同図(A)は、その分解斜視図、同図(B)は、棚受け具の係入片を変形した場合の同様の斜視図である。 図3の棚受け具取付け装置の正面図である。 図5の棚受け具取付け装置を一部を破断して示す側面図である。 図5の棚受け具取付け装置の上面図である。 図5の8−8線拡大断面図である。 図5の9−9線拡大断面図である。 図4(B)の棚受け具取付け装置の1対の係入片の係入状態の縦断面図である。 図5の棚受け具取付け装置に用いられている棚柱を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、この棚柱に用いられる底板の正面図、同図(C)は、その上面図である。 図11(A)の棚柱の12−12線断面図である。 図11の棚柱を拡大して示し、同図(A)(B)及び(C)はそれぞれ図9(A)の13A−13A、13B−13B、13C−13Cの断面図である。 図4(A)の受け具本体を示し、同図(A)乃至(C)は、それぞれ、その上面図、側面図及び下面図、同図(D)(E)は、それぞれ、その上面を俯瞰した斜視図及び下面を俯瞰した斜視図である。 図4(A)の棚受け具を示し、同図(A)乃至(C)は、それぞれ、その上面図、側面図及び下面図、同図(D)(E)は、それぞれ、その上面を俯瞰した斜視図及び下面を俯瞰した斜視図である。図2の棚受け具取付け装置の下方からの斜視図である。 図4(B)の受け具本体を示し、同図(A)乃至(C)は、それぞれ、その上面図、側面図及び下面図、同図(D)(E)は、それぞれ、その上面を俯瞰した斜視図及び下面を俯瞰した斜視図である。 掘り込み式の棚受け具取付け装置の変形例を示し、同図(A)乃至(C)は、異なる変形例の水平断面図、同図(A’)乃至(C’)は、受け具本体を棚柱に挿入する途中の同様の断面図である。 面付け式の棚受け具取付け装置の変形例を示し、同図(A)及び(B)は、異なる変形例の水平断面図、同図(C)は、図3及び図4の装置を変形例と対比するために示す水平断面図、同図(A’)乃至(C’)は、同図(A)乃至(C)の装置の受け具本体を棚柱に挿入する途中の同様の断面図である。 図17(A)乃至(C)の掘り込み式の棚受け具取付け装置の棚柱の水平断面図である。 図18(A)乃至(C)の面付け式の棚受け具取付け装置の棚柱の水平断面図である。 棚柱の案内面の異なる例を示す横断面図である。
本発明の第1の実施の形態を図1乃至図11を参照して詳細に述べると、本発明の棚受け具取付け装置10を用いた棚を有するキャビネットCが図1に示されており、棚板Sは、キャビネットCの内壁の四隅に本発明の棚受け具取付け装置10によって取付けられた前後左右4つの棚受け具30の上に搭載され、棚受けすべき物品は、この棚板Sの上に載せられる。4つの棚受け具30は、相応する棚柱20に取り付けられる。なお、本発明は、例えば、2つの棚受け具30に跨って棚板Sを載せてこの棚板Sの上に物品を搭載する形態の棚にも適用することができる。
本発明の棚受け具取付け装置10は、図2以下に示されている。棚柱20は、取付け壁Wに適宜の手段で取り付けられ、棚受け具30は、棚柱20の適宜の高さ保持して取り付けられる。棚柱20は、図2(A)(A’)に示すように、取付け壁Wに面付けしてもよいし、図2(B)(B’)に示すように、取付け壁Wに掘り込んで取り付けてもよい。4つの棚柱20と4つ棚受け具30とは、全く同じ構造を有するので、以下では1つの棚柱20及び棚受け具30についてのみ説明する。
棚柱20は、その中央の縦方向に、棚受け具30の先端部が係入する案内溝22を形成する1対の側壁24L、24Rと、底壁26とから成っており、棚柱20の1対の側壁24L、24Rに縦方向に間隔をあけて設けられた多対(複数対)の保持孔28L、28R(以下総称して符号28で表すことがある)を備えている。
図示の形態では、棚柱20の両側壁24L、24Rは、図8及び図13から解るように、その相対する面24LF、24RFが奥に向けて(取付け壁Wに向けて)次第に左右に広がる方向に傾斜している。この傾斜は、図5、図11(A)に示すように、保持孔28が棚柱20の正面から視認することができないで見栄えを良好にするのに役立つ。
棚柱20は、その上下端付近に設けられたねじ貫通孔26Hに貫通するねじ26SCによって取付け壁Wに取り付けられる。図4に示す底板26Bは、この貫通孔26H及びねじ26SCを隠蔽するように、棚柱20の底壁26に固定される。この底板26Bは、底壁26に接着してもよいが、図3乃至図11の形態では、両側壁24L、24Rが奥向きに広がるように傾斜しているため、そのもっとも広がっている底壁26に重合するだけで底壁26から離反することがないので、接着等の手段を必ずしも必要としない。なお、貫通孔26Hは、図13に示すように、その周壁が取付け壁Wに向けて円錐状に張り出しており、この貫通孔26Hを貫通するねじ26SCは、その頭部が円錐状の周壁内に納まるので、底壁26から出っ張ることはない。
また、棚柱20は、その両側壁24L、24Rの保持孔28を隠蔽するように、両側壁24L、24Rを覆う隠蔽壁24LW、24RWを一体に有する。これらの隠蔽壁24LW、24RWは、特に、図2(A)(A´)に示すように、棚柱20を取付け壁Wに面付けする場合には、棚柱20に設けるのが望ましい。これらの隠蔽壁24LW、24RWは、図8、図13(A)に示すように、保持孔28を棚柱20の両外側から視認することができないで見栄えを良好にするのに役立つ。
棚受け具30は、弾性的に窄めることができる受け具本体32と、この受け具本体32の先端の首部34LN、34RNを介して多対の保持孔28の任意の1対の保持孔28L、28Rに係入すべき1対の係入片34L、34Rとから成っており、これらの1対の係入片34L、34Rは、受け具本体32の相対する壁を相互に接近して窄めると、案内溝22内に入り込むことができるように相互に接近する。これらの1対の係入片34L、34Rは、案内溝22内に入り込んだ後、受け具本体32の窄みの解除によって複数の保持孔28のうちの任意の1対の保持孔28L、28Rに係入して保持される。
棚柱20は、棚受け具30の1対の係入片34L、34Rを相応する1対の保持孔28L、28Rに円滑に誘導する案内面26Gを有するのが好ましく、この案内面26Gは、典型的には、保持孔28の奥(取付け壁W)の方の壁面に面一かほぼ面一となるように形成されている。
この案内面26Gの面一の例は、図19(A)乃至(C)、図20(A)(B)に示されており、図19(A)(C)の案内面26Gは、側壁24L、24Rの孔壁自体に形成され、また、図19(B)の案内面26Gは、底板26Bを兼ねるキャップ26Cに形成されている。図20(A)の案内面26Gは、側壁24L、24Rの段部によって形成されており、図20(B)の案内面26Gは、底板26Bの正面が兼ねている。
面一以外で、「一対の係入片を円滑に保持孔に誘導する案内面」の例が図8、図21に示されており、図8の案内面26Gは、保持孔28の奥よりも若干引っ込んで位置する底板26Bの正面から形成されており、また図21の案内面26Gは、保持孔28の奥の方の壁面よりも少し正面側に出張って形成されている。後者の場合、案内面26Gと保持孔28の手前の壁との間には、係入片34L、34Rの厚み以上の間隔を有することが必要である。なお、いずれの場合も、この「円滑に誘導する案内面26G」は、保持孔28に近い両端が保持孔28の奥の方の壁面に向けて傾斜するかカーブするテーパ面とすると一層好ましい。ここで、「一対の係入片を円滑に保持孔に誘導する案内面」とは、案内溝22の中に入り込んだ受け具本体32を手により窄めることなく棚柱20の長手方向に滑らせていくと、自動的に一対の係入片34L、34Rを保持孔28に入り込ませる案内面であれば何でもよい。
図示の形態では、棚受け具30の受け具本体32は、図14、図16に示すように、係入片34L、34Rで開いている略矩形状の枠32Fの形態を有し、棚受け具30は、この枠32Fの中と首部34LN、34RNの間とに入り込む補強部材36を含むのが好ましい。この補強部材36は、枠32Fの上面に係止して保持されるべき鍔36Fを有する。
次に、本発明の棚受け具の取り付け装置10の組立方法を述べると、図2(A)(A’)又は(B)(B’)に示すように、棚柱20の貫通孔26Hを貫通するねじ26SCを取付け壁Wにねじ込んで棚柱20を取付け壁Wに面付けか掘り込みかして取り付け、その後底板26Bを案内溝22の奥に取り付けてねじ26SCを隠蔽する。棚柱20が取付け壁Wに面付けされた場合のこの状態は、図20(C)に示されている。
次に、図18(C’) に示すように、棚受け具30の枠状の受け具本体32の1対の係入片34L、34Rが相互に接近するように、枠状の受け具本体32を窄めながら1対の係入片34L、34Rを棚柱20の案内溝22内に挿入し、この案内溝22と底板26Bの正面である案内面26Gに沿って昇降して所定高さ位置にある1対の保持孔28L、28Rに対応する位置で枠状の受け具本体32の窄みを解放する。この受け具本体32の窄みの解放によって、1対の係入片34L、34Rは、図18(C)に示すように、対応する1対の保持孔28L、28Rに係入し、受け具本体32が棚柱20に保持される。
その後、図5乃至図9に示すように、補強部材36を枠状の受け具本体32の内部に挿入し、受け具本体32を補強して棚受け具30を完成する。なお、補強部材36は、既に述べたように、鍔36Fを有するので、補強部材36は、この鍔36Fによって枠状の受け具本体32に保持される。図8から解るように、補強部材36は、首部34LN、34RNの間にも挿入されるので、枠状の受け具本体32は、この補強部材36と共に実質的に堅固な棚受け具30を構成することになる。
なお、図14、図16に示すように、1対の首部34LN、34RN及びその後方(取付け壁Wとは反対方向)の近辺部分と1対の係入片34L、34Rとの高さ寸法は、枠状の受け具本体32の高さ寸法よりも大きく設定され、首部34LN、34RN及びその近辺部分と係入片34L、34Rとが枠状の受け具本体32よりも下方に延びているが、これらの高さ寸法は、同じかほぼ同じであってもよい。
図4(B)、図10及び図16の実施の形態では、1対の係入片34L、34Rの下半部に縦溝34LG、34RGを有し、これらの縦溝34LG、34RGは、棚柱20の保持孔28に噛み合うようにしているのが示されている。このようにすると、1対の係入片34L、34Rは、棚柱20に一層堅固に組み付けられるので、棚受け構造が一層強固になり望ましい。
本発明の実施の形態の幾つかのパターンが図17及び図18に示されている。図3乃至図16の形態は、図18(C)(C’)に示されており、図17(A)(A’)、(B)(B’)、(C)(C’)及び図18(A)(A’)、(B)(B’)に示される形態は、下記の点で異なる。
まず、図17の形態と図18の形態とは、棚柱20が掘り込み式であるか(図17参照)、面付け式であるか(図18参照)で異なる。図17の掘り込み式では、棚柱20の両側壁24L、24Rが取付け壁W内に埋め込まれるので、保持孔28が両側から視認されることがなく、従って隠蔽壁24LW、24RWを必要としないが、図18の形態は、棚柱20の両側壁24L、24Rが外部に露出するので、隠蔽壁24LW、24RWが必要となる。
また、図17(A)(A’)の形態は、棚受け具30の係入片34L、34R用の案内面26Gを有しないが、他の形態はすべて案内面26Gを有する。案内面26Gは、図17(C)(C’)、図18(A)(A’)、(B)(B’)、(C)(C’)の形態では既に述べた通りであるが、図17(B)の形態では、既に述べたように、保持孔28の奥の壁より更に奥の部分を閉じて底板26Bを兼ねるキャップ26Cの外面が案内面26Gを兼ねている。
更に、図18(C)(C’)では、棚柱20の両側壁24L、24Rは傾斜していたが、図17及び図18の他の形態では、すべて傾斜していないで取付け壁Wの正面に対して直角に延びている。
図19(A)乃至(C)は、図17(A)(A’)乃至(C)(C’)の形態で受け具本体32を省略し拡大して示したものであり、また図20(A)乃至(C)は、図18(A)(A’)乃至(C)(C’)の形態で受け具本体32を省略し拡大して示したものであり、更に、図20(D)乃至(F)は、いずれも案内面26Gを有しない点で図20(A)乃至(C)の形態と異なる。なお、図20(F)は、底板26Bを有するが、この底板26Bは、保持孔28の奥の壁から相当に引っ込んでおり、案内面26Gを兼ねることができない。
本発明によれば、棚受け具は、弾性的に窄められて相互に接近したり窄みの解放で相互に離反したりする1対の係入片を有し、この1対の係入片は、棚柱の1対の側壁に設けられた多段の対の保持孔のうち任意の1対の保持孔に係入して保持されるので、大きな積載荷重を受けても十分に耐えることができ、また保持孔は、棚柱の正面ではなく両側壁に設けられているので、棚受け具が保持されない保持孔は、正面から観察することができないので、外観を悪化することがなく、高い産業上の利用性を有する。
C キャビネット
W 取付け壁
S 棚板
10 棚受け具取付け装置
20 左右1対の棚柱
22 案内溝
24L、24R 1対の側壁
24LF、24RF 1対の側壁の相対する面
24LW、24RW 隠蔽癖
26 底壁
26C キャップ
26H 貫通孔
26SC ねじ
26B 底板
26G 案内面
28、28L、28R 保持孔
30 左右1対の棚受け具
32 受け具本体
32F 矩形状の枠
34L、34R 1対の係入片
34LG、34RG 縦溝
34LN、34RN 首部
36 補強部材
3F 鍔

Claims (8)

  1. 複数の保持孔を有する棚柱と前記棚柱の任意の保持孔に掛け止めして保持する棚受け具とから成る棚受け具取付け装置において、前記棚柱は、長手方向に延びて棚受け具の先端部が入り込む案内溝を形成する1対の側壁と底壁とから成り、前記保持孔は、前記棚柱の1対の側壁に長手方向に間隔をあけて設けられた多対の保持孔から成り、前記棚受け具は、前記多対の保持孔の任意の1対の保持孔に係入すべき1対の係入片を有し、前記1対の係入片が相互に接近して前記案内溝内に入り込むことができるように弾性的に窄めることができる受け具本体から成り、前記1対の係入片は、前記受け具本体の窄みの解除によって前記複数の保持孔のうちの任意の1対の保持孔に係入して保持されることを特徴とする棚受け具取付け装置。
  2. 請求項1に記載の棚受け具取付け装置であって、前記棚柱は、その両側壁の保持孔を隠蔽するように前記両側壁を覆う隠蔽壁を一体に有することを特徴とする棚受け具取付け装置。
  3. 請求項1又は2に記載の棚受け具取付け装置であって、前記1対の側壁は、その相対する面が奥に向けて次第に長手方向と直交する方向に広がる方向に傾斜していることを特徴とする棚受け具取付け装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の棚受け具取付け装置であって、前記棚柱は、前記1対の係入片を対応する保持孔に円滑に誘導する案内面を有することを特徴とする棚受け具取付け装置。
  5. 複数の保持孔を有し、前記任意の保持孔に棚受け具を掛け止めして保持する棚柱において、前記棚柱は、長手方向に延びて棚受け具の先端部が入り込む案内溝を形成する1対の側壁と底壁とから成り、前記保持孔は、前記棚柱の1対の側壁に長手方向に間隔をあけて設けられた多対の保持孔から成ることを特徴とする棚柱。
  6. 請求項5に記載の棚柱であって、前記両側壁の保持孔を隠蔽するように前記両側壁を覆う隠蔽壁を一体に有することを特徴とする棚柱。
  7. 請求項5又は6に記載の棚柱であって、前記1対の側壁は、その相対する面が奥に向けて次第に長手方向と直交する方向に広がる方向に傾斜していることを特徴とする棚柱。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載の棚柱であって、前記棚受け具を前記保持孔に円滑に誘導すべき案内面を有することを特徴とする棚柱。
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