JP6448090B2 - アーチ橋の架設方法 - Google Patents

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Description

本願発明は、中央径間アーチおよび側径間アーチを備えたアーチ橋を架設する方法に関するものである。
従来より、単アーチ橋においては、そのアーチリブを架設する方法としてロアリング工法が知られている(「特許文献1」参照)。
このロアリング工法においては、アーチアバットに設置された回転支承からアーチリブを略鉛直方向に構築した後、これを架設径間側へ回動させる(すなわちロアリングする)ことにより、アーチリブの架設を行うようになっている。
一方、従来より、アーチ橋の構造として、例えばバランスドアーチ橋のように中央径間アーチおよび側径間アーチを備えた連続形式のアーチ橋が知られている。
このような連続形式のアーチ橋におけるアーチリブの架設は、従来より、移動式支保工を用いた工法(「特許文献2」参照)や移動作業車を用いた張出し工法等によって行われている。
特開2003−321805号公報 特開平8−209631号公報
中央径間アーチおよび側径間アーチを備えたアーチ橋においても、そのアーチリブを架設する際にロアリング工法を用いるようにすれば、従来の張出し工法等に比して施工品質を高めることが可能となるが、次のような課題が生じる。
すなわち、ロアリング工法においては、略鉛直方向に構築されたアーチリブを架設径間側へ回動させる作業を円滑に行えるようにするため、アーチリブの先端近傍部位にケーブルを締結してこのケーブルに張力を付与するようになっているが、この張力に抵抗するための反力支持構造を設置する必要がある。
しかしながら、このような反力支持構造は大掛かりな仮設構造となるため、これを中央径間アーチおよび側径間アーチの各アーチリブのロアリングに対してそれぞれ設置すると、架設コストが高くついてしまい、かつ架設工期が長くなってしまう。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、中央径間アーチおよび側径間アーチを備えたアーチ橋におけるアーチリブの架設にロアリング工法を適用可能とした上で、架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができるアーチ橋の架設方法を提供することを目的とするものである。
本願発明は、架設済みのアーチを利用してロアリングを行うことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願第1の発明に係るアーチ橋の架設方法は、
橋脚の両側に位置する中央径間および側径間に、中央径間アーチおよび側径間アーチがそれぞれ配置されてなるアーチ橋を架設する方法において、
上記橋脚の基端部を構築する工程と、
上記橋脚の基端部に、橋軸直交方向に延びる軸線回りに回動可能な第1および第2回転支承を設置する工程と、
上記中央径間アーチの略半分を構成する第1アーチリブを、上記第1回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
上記第1アーチリブを架設予定位置まで上記中央径間側に回動させた後、上記中央径間アーチの残り略半分を構成する他のアーチリブと閉合して上記中央径間アーチを完成させる工程と、
上記側径間アーチを構成する第2アーチリブを、上記第2回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
架設済みの上記中央径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、上記側径間アーチにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルを上記ジャッキによって送り出すことにより、上記第2アーチリブを架設予定位置まで上記側径間側に回動させる工程と、を含むことを特徴とするものである。
また、本願第2の発明に係るアーチ橋の架設方法は、
橋脚の両側に位置する中央径間および側径間に、中央径間アーチおよび側径間アーチがそれぞれ配置されてなるアーチ橋を架設する方法において、
上記橋脚の基端部を構築する工程と、
上記橋脚から上記側径間側に離れた位置に橋台を構築する工程と、
上記橋脚の基端部に、橋軸直交方向に延びる軸線回りに回動可能な第1および第2回転支承を設置する工程と、
上記側径間アーチを構成する第2アーチリブを、上記第2回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
上記第2アーチリブを架設予定位置まで上記側径間側に回動させて上記橋台に固定することにより上記側径間アーチを完成させる工程と、
上記中央径間アーチの略半分を構成する第1アーチリブを、上記第1回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
架設済みの上記側径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、上記第1アーチリブにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルを上記ジャッキによって送り出すことにより、上記第1アーチリブを架設予定位置まで上記中央径間側に回動させる工程と、を含むことを特徴とするものである。
上記「橋脚の基端部」は、橋脚本体の下端部であってもよいし、橋脚本体を支持する橋脚基礎の部分であってもよい。
本願第1の発明において、第1アーチリブを架設予定位置まで中央径間側に回動させるための具体的な方法は特に限定されるものではない。
本願第2の発明において、第2アーチリブを架設予定位置まで側径間側に回動させるための具体的な方法は特に限定されるものではない。
本願発明においては、橋脚の基端部に設置された第1および第2回転支承から、第1および第2アーチリブをそれぞれ略鉛直方向に構築するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、仮に第1および第2アーチリブを従来のように張出し工法で架設した場合には、斜め上方向にアーチリブを1ブロックずつ継ぎ足していくことになるため、施工品質を確保しつつ架設するのが容易でなく、このため架設作業に時間がかかってしまう。これに対し、本願発明のように第1および第2アーチリブを、それぞれ略鉛直方向に構築することにより、施工品質を確保した上で架設工期の短縮を図ることができる。
特に、第1および第2アーチリブがコンクリート製である場合には、これらを略鉛直方向に構築することによりコンクリートの充填性を高めることができ、これにより張出し工法の場合に比して施工品質を高めることができる。
その上で、本願第1の発明においては、略鉛直方向に構築された第1アーチリブを架設予定位置まで中央径間側に回動させて他のアーチリブと閉合することにより中央径間アーチを完成させ、この中央径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、側径間アーチにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルをジャッキによって送り出すことにより第2アーチリブを架設予定位置まで側径間側に回動させるようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2アーチリブを側径間側に回動させる際に、架設済みの中央径間アーチをケーブルの張力に対する反力支持構造として活用することができるので、反力支持構造として従来のような大掛かりな仮設構造を設置することが不要となり、これにより側径間アーチの架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
一方、本願第2の発明においては、略鉛直方向に構築された第2アーチリブを架設予定位置まで側径間側に回動させて橋台に固定することにより側径間アーチを完成させ、この側径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、第1アーチリブにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルをジャッキによって送り出すことにより第1アーチリブを架設予定位置まで中央径間側に回動させるようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1アーチリブを中央径間側に回動させる際に、架設済みの側径間アーチをケーブルの張力に対する反力支持構造として活用することができるので、反力支持構造として従来のような大掛かりな仮設構造を設置することが不要となり、これにより中央径間アーチの架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
なお、ケーブルの張力に対する反力支持構造として架設済みの側径間アーチのみでは重量面で不十分な場合には、カウンターウェイトやグランドアンカー等の仮設構造を追加設置することが必要となるが、この場合の仮設構造は補助的に設置されるものであるので簡素な構成とすることができる。
このように本願発明によれば、中央径間アーチおよび側径間アーチを備えたアーチ橋におけるアーチリブの架設にロアリング工法を適用可能とした上で、架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
また本願発明においては、第1および第2回転支承が同じ橋脚の基端部に設置されているので、第1および第2回転支承に強度上の連続性を持たせることが容易に可能となる。そしてこのようにすることにより、第1アーチリブからの水平反力と第2アーチリブからの水平反力とを第1および第2回転支承において相殺して、第1および第2回転支承が負担すべき水平反力を最小限に抑えることができる。
その際、第1および第2回転支承として、共通の回転軸を有するピン支承を用いるようにすれば、この回転軸において第1アーチリブからの水平反力と第2アーチリブからの水平反力とを相殺することができる。そしてこれにより、第1および第2回転支承の設置スペースを最小限に抑えた上で、これらが負担すべき水平反力を最小限に抑えることができる。
本願第2の発明において、第2アーチリブの側径間側への回動を、中央径間において橋脚とは反対側に位置する他の橋脚の基端部にアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、第2アーチリブにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルをジャッキによって送り出すことにより行うようにすれば、橋台の背後の地盤等にアンカーブロックおよびグランドアンカーを設置する必要をなくすことができる。
本願発明の第1実施形態に係る架設方法の対象となるアーチ橋を示す側面図 上記架設方法によるアーチ橋の架設工程を示す側面図(その1) 上記架設工程を示す側面図(その2) 上記架設工程を示す側面図(その3) 上記架設工程を示す側面図(その4) 上記架設工程を示す側面図(その5) 図4(b)のVII 部詳細図 図7のVIII方向矢視図 本願発明の第2実施形態に係る架設方法によるアーチ橋の架設工程を示す側面図(その1) 上記架設工程を示す側面図(その2) 上記架設工程を示す側面図(その3) 上記架設工程を示す側面図(その4) 上記架設工程を示す側面図(その5)
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
まず、本願発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る架設方法の対象となるアーチ橋10を示す側面図である。
同図に示すように、このアーチ橋10は、中央径間アーチ20とその両側の側径間アーチ30とが連続的に形成されたバランスドアーチ橋であって、上路式のコンクリートアーチ橋として構成されている。
中央径間アーチ20は、その両端部が中央径間の両端部に設置された1対の橋脚40の基端部に連結されている。一方、各側径間アーチ30は、中央径間アーチ20の略半分のアーチ形状を有しており、その基端部が各橋脚40の基端部に連結されるとともに、その先端部30aが各側径間の反対側の端部に設置された橋台50の上端部に連結されている。
各橋脚40は、地盤2に埋設された橋脚基礎42と、この橋脚基礎42から上方へ延びる橋脚本体44とからなり、その橋脚本体44の下端部44aに中央径間アーチ20および各側径間アーチ30が連結されている。
中央径間アーチ20および各側径間アーチ30の上面には、複数の鉛直材52が配置されている。そして、中央径間アーチ20および各側径間アーチ30の上端部ならびに各橋脚40および各鉛直材52の上端面には、床版を構成する補剛桁54が配置されている。なお、各側径間アーチ30の先端部30aは、その上面が補剛桁54の上面と面一となるように形成されている。
次に、本実施形態に係るアーチ橋10の架設方法について説明する。
図2〜6は、本実施形態に係る架設方法によるアーチ橋10の架設工程を示す側面図である。
まず、図2(a)に示すように、中央径間の両端部に位置する地盤2に、各橋脚40の橋脚基礎42を埋設し、その上端面に各橋脚40の橋脚本体44の下端部44aを構築する。そして、これら各橋脚本体44の下端部44aの上面に、中央径間アーチ20用の第1回転支承22と側径間アーチ30用の第2回転支承32とを設置する。なお、これらの詳細構造については後述する。
また、各側径間の反対側の端部に位置する地盤2に、橋台50をそれぞれ構築する。
さらに、これら各橋台50の背後において該橋台50の上端と略同じ高さ位置にする地盤2に、アンカーブロック設置用の凹部2aを形成する。
次に、図2(b)に示すように、中央径間アーチ20の略半分を構成する第1アーチリブ20Aを、各橋脚本体44の下端部44aに設置された第1回転支承22からそれぞれ略鉛直方向に構築する。この構築は、各橋脚基礎42周辺の地盤2に支保工(図示せず)を設置して行う。
また、各橋台50の背後の地盤2に形成された凹部2aに、アンカーブロック102を設置する。その際、このアンカーブロック102はグランドアンカー104によって地盤2に強固に固定する。
次に、図3(a)に示すように、略鉛直方向に構築された各第1アーチリブ20Aと各アンカーブロック102とをPCケーブル106で連結する。その際、各アンカーブロック102に図示しないロアリングジャッキを装着して、各PCケーブル106の一端部を各アンカーブロック102に挿通させた状態で各ロアリングジャッキに連結する。一方、各PCケーブル106の他端部は、各第1アーチリブ20Aの先端近傍部位に締結する。
このとき、略鉛直方向に構築された各第1アーチリブ20Aが不用意に側径間側へ倒れてしまうのを未然に防止するため、押出しジャッキ(図示せず)等によって側径間側から各第1アーチリブ20Aを押圧することが好ましい。
その後、各アンカーブロック102に装着されたロアリングジャッキによって各PCケーブル106を送り出すことにより、各第1アーチリブ20Aを中央径間側へ回動させる。
これにより、図3(b)に示すように、各第1アーチリブ20Aが中央径間アーチ20の架設予定位置まで回動したら、各PCケーブル106の送り出しを停止する。このとき、1対の第1アーチリブ20Aは、その先端面相互間に僅かな隙間(例えば1m以下の隙間)を残して対峙した状態で配置される。
次に、図4(a)に示すように、1対の第1アーチリブ20Aの先端部を跨ぐようにして吊り足場108を設置し、両者間の僅かな隙間部分にコンクリートを打設して両者を連結する。これによりアーチクラウン部20aが閉合された中央径間アーチ20を完成させる。
次に、図4(b)に示すように、各PCケーブル106を撤去した後、各側径間アーチ30を構成する第2アーチリブ30Aを、第2回転支承32からそれぞれ略鉛直方向に構築する。この構築は、各橋脚基礎42周辺の地盤2に支保工(図示せず)を設置して行う。
これら各第2アーチリブ30Aを構築する際、その基端近傍部位と中央径間アーチ20の基端近傍部位との間にステー材110を設置して両者を連結し、これにより構築中の第2アーチリブ30Aが不用意に中央径間側へ倒れてしまうのを未然に防止する。
また、架設済みの中央径間アーチ20のアーチクラウン部20aの上面にアンカーブロック112を設置して、このアンカーブロック112の両側にジャッキ114をそれぞれ装着する。
次に、図5(a)に示すように、略鉛直方向に構築された各第2アーチリブ30Aとアンカーブロック112とをPCケーブル116で連結する。その際、各PCケーブル116の一端部をアンカーブロック112に挿通させた状態で各ジャッキ114に連結する。一方、各PCケーブル106の他端部は、各第2アーチリブ30Aの先端近傍部位に締結する。
その後、各ステー材110と各第2アーチリブ30Aとの連結を解除して、各ジャッキ114により各PCケーブル116を送り出すことにより、各第2アーチリブ30Aを各側径間側へ回動させる。
これにより、図5(b)に示すように、各第2アーチリブ30Aが各側径間アーチ30の架設予定位置まで回動したら、各PCケーブル116の送り出しを停止する。そして、各第2アーチリブ30Aの先端部を各橋台50の橋面に設置された支承(図示せず)に載置して固定することにより、各側径間アーチ30を完成させる。
次に、図6(a)に示すように、各橋脚本体44の残り部分(すなわち下端部44a以外の部分)を構築することにより、各橋脚40を完成させる。また、中央径間アーチ20および各側径間アーチ30の上面に、複数の鉛直材52を配置する。
最後に、図6(b)に示すように、中央径間アーチ20および各側径間アーチ30の上端部ならびに各橋脚40および各鉛直材52の上端面に配置される補剛桁54の施工を行う。
図7は、図4(b)のVII 部詳細図である。また、図8は、図7のVIII方向矢視図である。
図8に示すように、中央径間アーチ20用の第1回転支承22は、橋軸直交方向に所要間隔をおいて2箇所に設置されており、各側径間アーチ30用の第2回転支承32は、これら1対の第1回転支承22の内側において橋軸直交方向に所要間隔をおいて2箇所に設置されている。
各第1回転支承22は、第1アーチリブ20Aの基端面に固定された上シュー22Aと、橋脚本体44の下端部44aの上面に固定された下シュー22Bとが、橋軸直交方向に延びる回転軸60を介して回動可能に連結されている。
また、各第2回転支承32は、第2アーチリブ30Aの基端面に固定された上シュー32Aと、橋脚本体44の下端部44aの上面に固定された下シュー32Bとが、回転軸60を介して回動可能に連結されている。
すなわち、これら1対の第1回転支承22および1対の第2回転支承32の各々は、共通の回転軸60を有するピン支承として構成されている。
図7に示すように、中央径間アーチ20Aおよび第2アーチリブ30Aの基端部20Ab、30Abは、側面視において上シュー22A、32Aへ向けて楔状に狭くなるように形成されている。
また、図8に示すように、第1アーチリブ20Aの基端部には、第2アーチリブ30Aとの干渉を回避するための矩形状の切欠き部20Acが形成されている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、橋脚本体44の下端部44a(すなわち橋脚40の基端部)に設置された第1および第2回転支承22、32から、第1および第2アーチリブ20A、30Aをそれぞれ略鉛直方向に構築するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、仮に第1および第2アーチリブ20A、30Aを従来のように張出し工法で架設した場合には、斜め上方向にアーチリブを1ブロックずつ継ぎ足していくことになるため、施工品質を確保しつつ架設するのが容易でなく、このため架設作業に時間がかかってしまう。これに対し、本実施形態のように第1および第2アーチリブ20A、30Aを、それぞれ略鉛直方向に構築することにより、施工品質を確保した上で架設工期の短縮を図ることができる。
特に、本実施形態に係る架設方法の対象となるーチ橋10はコンクリートアーチ橋であって、その第1および第2アーチリブ20A、30Aもコンクリート製であるので、これらを略鉛直方向に構築することによりコンクリートの充填性を高めることができ、これにより張出し工法の場合に比して施工品質を高めることができる。
その上で、本実施形態においては、第1回転支承22から略鉛直方向に構築された第1アーチリブ20Aを架設予定位置まで中央径間側に回動させて、これと対峙する第1アーチリブ20Aと閉合することにより中央径間アーチ20を完成させ、この中央径間アーチ20にアンカーブロック112を設置して該アンカーブロック112にジャッキ114を装着した後、側径間アーチ30にPCケーブル116の一端部を締結した状態で該PCケーブル116をジャッキ114によって送り出すことにより、第2アーチリブ30Aを架設予定位置まで側径間側に回動させるようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2アーチリブ30Aを側径間側に回動させる際に、架設済みの中央径間アーチ20をPCケーブル116の張力に対する反力支持構造として活用することができるので、反力支持構造として従来のような大掛かりな仮設構造を設置することが不要となり、これにより側径間アーチ30の架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
このように本実施形態によれば、中央径間アーチ20および側径間アーチ30を備えたアーチ橋10における第1および第2アーチリブ20A、30Aの架設にロアリング工法を適用可能とした上で、架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
また本実施形態においては、第1および第2回転支承22、32として、共通の回転軸60を有するピン支承を用いているので、この回転軸60において第1アーチリブ20Aからの水平反力と第2アーチリブ30Aからの水平反力とを相殺することができる。そしてこれにより、第1および第2回転支承22、32の設置スペースを最小限に抑えた上で、これらが負担すべき水平反力を最小限に抑えることができる。
その際、中央径間アーチ20用の1対の第1回転支承22は、側径間アーチ30用の1対の第2回転支承32よりも外側に配置されているので、第1アーチリブ20Aの回動を精度良く行うことができる。
上記第1実施形態においては、各第1アーチリブ20Aを中央径間側へ回動させる際のPCケーブル106の張力に対する反力支持構造として、各橋台50の背後の地盤2に設置されたアンカーブロック102を用いるものとして説明したが、その反力支持構造として各橋台50を用いるようにすることも可能である。その際、PCケーブル106の張力に対する反力支持構造として橋台50のみでは不十分である場合には、グランドアンカー等を補助的に設置することが好ましい。
上記第1実施形態においては、第1および第2アーチリブ20A、30Aの回動にPCケーブル106、116を用いるものとして説明したが、PCケーブル106、116の代わりに鋼製ワイヤー等を用いることも可能である。
上記第1実施形態においては、架設対象となるアーチ橋10が上路式アーチ橋であるものとして説明したが、中路式アーチ橋等である場合においても本願発明に係る架設方法を採用することが可能である。
上記第1実施形態においては、架設対象となるアーチ橋10がコンクリートアーチ橋であるものとして説明したが、その一部または全部が鋼製である場合等においても、本願発明に係る架設方法を採用することが可能である。
次に、本願発明の第2実施形態について説明する。
図9〜13は、本実施形態に係る架設方法によるアーチ橋10の架設工程を示す側面図である。
まず、上記第1実施形態の場合と同様、図9(a)に示すように、中央径間の両端部に位置する地盤2に、各橋脚40の橋脚基礎42を埋設し、その上端面に各橋脚40の橋脚本体44の下端部44aを構築する。そして、これら各橋脚本体44の下端部44aの上面に、中央径間アーチ20用の第1回転支承22と側径間アーチ30用の第2回転支承32とを設置する。また、各側径間の反対側の端部に位置する地盤2に、橋台50をそれぞれ構築する。
次に、図9(b)に示すように、各側径間アーチ30を構成する第2アーチリブ30Aを、第2回転支承32からそれぞれ略鉛直方向に構築する。この構築は、各橋脚基礎42周辺の地盤2に支保工(図示せず)を設置して行う。
次に、図10(a)に示すように、中央径間の片側(右側)に位置する橋脚基礎42の上端面にアンカーブロック122を設置し、このアンカーブロック122にジャッキ124を装着する。そして、このアンカーブロック122と中央径間の反対側(左側)に構築された第2アーチリブ30AとをPCケーブル126で連結する。その際、PCケーブル126の一端部をアンカーブロック122に挿通させた状態でジャッキ124に連結する。一方、PCケーブル126の他端部は、第2アーチリブ30Aの先端近傍部位に締結する。
その後、ジャッキ124によってPCケーブル126を送り出すことにより、第2アーチリブ30Aを左側の側径間側へ回動させる。
このとき、略鉛直方向に構築された第2アーチリブ30Aが不用意に中央径間側へ倒れてしまうのを未然に防止するため、第2アーチリブ30Aを左側の側径間から図示しないケーブルによって側径間側に引き込むようにすることが好ましい。
これにより、図10(b)に示すように、第2アーチリブ30Aが側径間アーチ30の架設予定位置まで回動したら、PCケーブル126の送り出しを停止する。そして、第2アーチリブ30Aの先端部を橋台50の橋面に設置された支承(図示せず)に載置して固定することにより、左側の側径間アーチ30を完成させる。
次に、図11(a)に示すように、中央径間の右側に構築された第2アーチリブ30Aについても、中央径間の左側に位置する橋脚基礎42の上端面に設置されたアンカーブロック122およびジャッキ124ならびにPCケーブル126を用いて、その架設予定位置まで回動させることにより、右側の側径間アーチ30を完成させる。
次に、図11(b)に示すように、中央径間アーチ20の略半分を構成する第1アーチリブ20Aを、各橋脚本体44の下端部44aに設置された第1回転支承22からそれぞれ略鉛直方向に構築する。この構築は、各橋脚基礎42周辺の地盤2に支保工(図示せず)を設置して行う。
これら各第1アーチリブ20Aを構築する際、その基端近傍部位と各側径間アーチ30の基端近傍部位との間にステー材120を設置して両者を連結し、これにより構築中の第1アーチリブ20Aが不用意に側径間側へ倒れてしまうのを未然に防止する。
また、架設済みの各側径間アーチ30の先端近傍部位の上面にアンカーブロック132を設置して、このアンカーブロック132の背後(すなわち橋台60側)にジャッキ134を装着する。
次に、図12(a)に示すように、略鉛直方向に構築された各第1アーチリブ20Aと各アンカーブロック132とをPCケーブル136で連結する。その際、各PCケーブル136の一端部をアンカーブロック132に挿通させた状態で各ジャッキ134に連結する。一方、各PCケーブル136の他端部は、各第1アーチリブ20Aの先端近傍部位に締結する。
その後、各ステー材120と各第1アーチリブ20Aとの連結を解除して、各ジャッキ134により各PCケーブル136を送り出すことにより、各第1アーチリブ20Aを中央径間側へ回動させる。
これにより、図12(b)に示すように、各第1アーチリブ20Aが中央径間アーチ20の架設予定位置まで回動したら、各PCケーブル136の送り出しを停止する。このとき、1対の第1アーチリブ20Aは、その先端面相互間に僅かな隙間(例えば1m以下の隙間)を残して対峙した状態で配置される。
次に、図13(a)に示すように、1対の第1アーチリブ20Aの先端部を跨ぐようにして吊り足場138を設置し、両者間の僅かな隙間部分にコンクリートを打設して両者を連結する。そしてこれによりアーチクラウン部20aが閉合された中央径間アーチ20を完成させる。
その後、図13(b)に示すように、各PCケーブル136、各アンカーブロック132および各ジャッキ134ならびに吊り足場138を撤去した後、上記第1実施形態と同様の工程(すなわち図6(a)、(b)に示す工程)で施工を行い、アーチ橋10を完成させる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、第1アーチリブ20Aを中央径間側に回動させる際に、架設済みの側径間アーチ30をPCケーブル136の張力に対する反力支持構造として活用することができるので、反力支持構造として従来のような大掛かりな仮設構造を設置することが不要となり、これにより第1アーチリブ20Aの架設コストの低減および架設工期の短縮を図ることができる。
このように本実施形態に係る架設方法を採用した場合においても、上記第1実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
しかも本実施形態においては、第2アーチリブ30Aの側径間側への回動を、中央径間において該第2アーチリブ30Aが構築された橋脚40とは反対側に位置する他の橋脚基礎42(すなわち橋脚40の基端部)にアンカーブロック122を設置して該アンカーブロック122にジャッキ124を装着した後、第2アーチリブ30AにPCケーブル126の一端部を締結した状態で該PCケーブル126をジャッキ124によって送り出すようになっているので、橋台50の背後の地盤2等にアンカーブロックおよびグランドアンカーを設置する必要をなくすことができる。
なお、上記各実施形態において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記各実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
2 地盤
2a 凹部
10 アーチ橋
20 中央径間アーチ
20a アーチクラウン部
20A 第1アーチリブ
20Ab、30Ab 基端部
20Ac 切欠き部
22 第1回転支承
22A、32A 上シュー
22B、32B 下シュー
30 側径間アーチ
30a 先端部
30A 第2アーチリブ
32 第2回転支承
40 橋脚
42 橋脚基礎
44 橋脚本体
44a 下端部
50 橋台
52 鉛直材
54 補剛桁
60 回転軸
102、112、122、132 アンカーブロック
104 グランドアンカー
106、116、126、136 PCケーブル(ケーブル)
108、138 吊り足場
110、120 ステー材
114、124、134 ジャッキ

Claims (4)

  1. 橋脚の両側に位置する中央径間および側径間に、中央径間アーチおよび側径間アーチがそれぞれ配置されてなるアーチ橋を架設する方法において、
    上記橋脚の基端部を構築する工程と、
    上記橋脚の基端部に、橋軸直交方向に延びる軸線回りに回動可能な第1および第2回転支承を設置する工程と、
    上記中央径間アーチの略半分を構成する第1アーチリブを、上記第1回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
    上記第1アーチリブを架設予定位置まで上記中央径間側に回動させた後、上記中央径間アーチの残り略半分を構成する他のアーチリブと閉合して上記中央径間アーチを完成させる工程と、
    上記側径間アーチを構成する第2アーチリブを、上記第2回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
    架設済みの上記中央径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、上記側径間アーチにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルを上記ジャッキによって送り出すことにより、上記第2アーチリブを架設予定位置まで上記側径間側に回動させる工程と、を含むことを特徴とするアーチ橋の架設方法。
  2. 橋脚の両側に位置する中央径間および側径間に、中央径間アーチおよび側径間アーチがそれぞれ配置されてなるアーチ橋を架設する方法において、
    上記橋脚の基端部を構築する工程と、
    上記橋脚から上記側径間側に離れた位置に橋台を構築する工程と、
    上記橋脚の基端部に、橋軸直交方向に延びる軸線回りに回動可能な第1および第2回転支承を設置する工程と、
    上記側径間アーチを構成する第2アーチリブを、上記第2回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
    上記第2アーチリブを架設予定位置まで上記側径間側に回動させて上記橋台に固定することにより上記側径間アーチを完成させる工程と、
    上記中央径間アーチの略半分を構成する第1アーチリブを、上記第1回転支承から略鉛直方向に構築する工程と、
    架設済みの上記側径間アーチにアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、上記第1アーチリブにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルを上記ジャッキによって送り出すことにより、上記第1アーチリブを架設予定位置まで上記中央径間側に回動させる工程と、を含むことを特徴とするアーチ橋の架設方法。
  3. 上記第2アーチリブの上記側径間側への回動を、
    上記中央径間において上記橋脚とは反対側に位置する他の橋脚の基端部にアンカーブロックを設置して該アンカーブロックにジャッキを装着した後、上記第2アーチリブにケーブルの一端部を締結した状態で該ケーブルを上記ジャッキによって送り出すことにより行う、ことを特徴とする請求項2記載のアーチ橋の架設方法。
  4. 上記第1および第2回転支承として、共通の回転軸を有するピン支承を用いる、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のアーチ橋の架設方法。
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