JP6447267B2 - ユニット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット装置に関する。
サーバ等のユニット装置においては、内部のCPU(Central Processing Unit)等の発熱部品を冷却するためのファンが設けられる。発熱部品を効率的に冷却するには、ファンで生成した風の大部分を発熱部品に当てるのが有効である。
特開2007−133712公報 特開平6−177566号公報
しかしながら、ユニット装置の内部においてはメモリ等の電子部品や配線基板が密集しているため、発熱部品に風を当てるのが難しい。このような問題は、複数の発熱部品が一つのユニット装置内にある場合に特に顕在化する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の発熱部品に多くの風を当てることが可能なユニット装置を提供することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、水平方向に互いに離れて設けられた二枚の第1の回路基板と、二枚の前記第1の回路基板の各々に設けられた発熱部品と、二枚の前記第1の回路基板の間に間隔をおいて立てられ、かつ開口を備えた二枚の第2の回路基板と、二枚の前記第2の回路基板の間に設けられ、一方の前記第2の回路基板の前記開口から吸気を行い、他方の前記第2の回路基板の前記開口から排気を行うことにより、二枚の前記第1の回路基板上の各々の前記発熱部品を冷却するファンとを有するユニット装置が提供される。
以下の開示によれば、第2の回路基板を二枚設けることにより、一枚のみしか第2の回路基板を設けない場合と比較して第2の回路基板の総表面積が増えるので、第2の回路基板において配線を引き回す余裕が増える。
そのため、配線と重ならないように第2の回路基板に開口を大きく形成することができ、第2の回路基板の各々の上の発熱部品に多くの風を当てることが可能となる。
図1は、本願発明者が検討した第1例に係るユニット装置の上面図である。 図2は、本願発明者が検討した第1例に係るユニット装置の断面図である。 図3は、本願発明者が検討した第2例に係るユニット装置の断面図である。 図4は、本願発明者が検討した第3例に係るユニット装置の断面図である。 図5は、第1実施形態に係るユニット装置の上面図である。 図6は、第1実施形態において、二つの発熱部品の位置関係を示す拡大平面図である 図7は、第1実施形態に係るユニット装置の断面図である。 図8は、第2実施形態に係るユニット装置の上面図である。 図9は、第3実施形態に係るユニット装置の断面図である。 図10は、第3実施形態に係るユニット装置の構成を示す模式斜視図である。 図11は、第3実施形態で使用する第2の回路基板とファンの正面図である。 図12は、第3実施形態において、開口と発熱部品との位置関係を模式的に示す拡大上面図である。 図13は、第4実施形態に係るユニット装置の上面図である。 図14は、第4実施形態に係るユニット装置の断面図である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者が検討した事項について説明する。
(第1例)
図1は、本願発明者が検討した第1例に係るユニット装置の上面図である。
このユニット装置1は、例えばサーバであって、筐体2とその中に収容された第1の回路基板3及び第2の回路基板4とを有する。
第1の回路基板3は水平面内に設けられており、その上には発熱部品6としてCPUが設けられる。また、発熱部品6の上には、当該発熱部品6の放熱を促すヒートシンク等の放熱器6aが固着される。
そして、その発熱部品6の周囲の第1の回路基板3にはメモリ等の第1の電子部品5が設けられる。
第1の回路基板3は、このように第1の電子部品5や発熱部品6を搭載するための回路基板として供せられる。なお、第1の電子部品5や発熱部品6に電源を供給するために、筐体2内には電源回路7も設けられる。
一方、第2の回路基板4は、筐体2内において鉛直方向に立てて設けられており、複数の開口4xを備える。
そして、筐体2の背面2a側には、発熱部品6を冷却する風Aを生成するための複数のファン8が設けられる。その風Aは、前述の各開口4xを通って発熱部品6にまで至り、その発熱部品6を冷却する。
また、ファン8と第2の回路基板4とは不図示のケーブルにより電気的に接続されており、そのケーブルを伝う電力や制御信号により、ファン8に電力が供給されてその回転数が制御される。
このように、第2の回路基板4は、ファン8に電力や制御信号を供給する役割を担う。
図2は、このユニット装置1の断面図である。
図2に示すように、第1の回路基板3の端部には第1のコネクタ3aが設けられる。その第1のコネクタ3aは、第2の回路基板4の表面に設けられた第2のコネクタ4aに嵌っており、これにより第1の回路基板3と第2の回路基板4の各々が電気的に接続される。
また、前述の開口4xの周囲の第2の回路基板4には、コンデンサや抵抗等の複数の第2の電子部品12が設けられる。これらの第2の電子部品12は、例えばファン8の回転数を制御するための制御回路や、ファン8に電力を供給する電源回路の一部を担う。
これらの第2の電子部品12を第1の回路基板3に設けることも考えられるが、第1の回路基板3の上には前述のメモリ等の第1の電子部品5が高密度に設けられており、第1の回路基板3の上に第2の電子部品12を設ける余裕はない。
そこで、このユニット装置1においては、前述のように第1の回路基板3とは別に第2の回路基板4を設け、その第2の回路基板4にファン8用の第2の電子部品12を設けている。
また、第1の回路基板3と同じように第2の回路基板4も水平面内に設けることも考えられる。しかし、発熱部品6や第1の電子部品5(図1参照)等によって筐体2内は殆ど占められているため、筐体2内には第2の回路基板4を水平面内に設ける余裕が少ない。
更に、EIA(Electronic Industries Alliance)に準拠してユニット装置1の高さHが1U(1.75インチ)と規格化されていることが多いため、筐体2の高さを高くして第2の回路基板4を収容するのも難しい。
そこで、この例では筐体2内に第2の回路基板4を前述のように鉛直方向に立てて設けると共に、風Aが通る開口4xを第2の回路基板4に設けることで、発熱部品6に風Aが当たるようにしている。
しかしながら、このユニット装置1においては、CPU等の発熱部品6が一つしか設けられていないので、演算処理能力等の性能向上には限界がある。
(第2例)
本願発明者は、性能向上を図るために別のユニット装置を検討した。
図3は、その検討に使用したユニット装置15の断面図である。なお、図3において、図2で説明したのと同じ要素には図2におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
そのユニット装置15においては、第1の回路基板3の上に二つの発熱部品6を並べる。発熱部品6の並べ方はいくつかある。但し、図1に示したように発熱部品6の横には第1の電子部品5があり発熱部品6を設けるスペースがない。そのため、この例では風Aの風上と風下に各発熱部品6を設ける。
このように発熱部品6を複数設けることで、各発熱部品6が協働して並列的に情報処理を行うことができ、ユニット装置15の高性能化を実現できると考えらえる。
但し、各発熱部品6が協働して演算を行うには、これらの発熱部品6を電気的に接続するための配線を第1の回路基板3に設けなければならないが、第1の回路基板3には多くの第1の電子部品5が設けられているので、配線を引き回す余裕が少ない。
そのため、点線円内に示すように第2の回路基板4に配線16を設け、その配線16を利用して各発熱部品6を電気的に接続することになる。
しかし、これでは配線16に開口4xが重ならないように当該開口4xの直径Dを小さくしなければならない。その結果、開口4xを通る風Aの風量が減ってしまい、各発熱部品6を効率的に冷却するのが難しくなる。
更に、発熱部品6の個数を増やしたのに伴い第2の回路基板4上の第2の電子部品12の個数が増えることもあり、これにより開口4xの直径Dを大きくするのが一層困難となる。
しかも、このように一方の発熱部品6を他方の風下に設けたのでは、風下側にある発熱部品6が風上側の発熱部品6の排熱を直接受けてしまうため、風下側の発熱部品6を冷却するのが困難となる。
(第3例)
本願発明者は、性能向上を図りながら、発熱部品を効率的に冷却することができる他のユニット装置を検討した。
図4は、その検討に使用したユニット装置の断面図である。
このユニット装置17においては高さHが1Uの二つの筐体2を積み重ね、各筐体2内に第1の回路基板3を収容する。なお、それぞれの第1の回路基板3に設けられる発熱部品6の個数は1個である。また、筐体2のそれぞれが一つのファン8を共有し、そのファン8で二つの発熱部品6を冷却する。
更に、第2の回路基板4を第1例(図2参照)よりも大きくすることで、その第2の回路基板4に二枚の第1の回路基板3の各々を電気的に接続し、当該第2の回路基板4の配線16を介して発熱部品6同士を電気的に接続する。
これによれば、第2例と同様に各発熱部品6同士が協働して演算を行うことができ、ユニット装置17の高性能化を実現できる。
また、前述のように第2の回路基板4を大きくしたことで、開口4xの直径Dを大きくしても第2の回路基板4において配線16を引き回すことができる。その結果、開口4xを通る風Aの風量が増えるので、風Aで発熱部品6を効率的に冷却できる。
更に、一つの筐体2が収容する発熱部品6は一個のみなので、図3のように風上の発熱部品6からの排熱を風下の発熱部品6が直接受けることがなく、複数の発熱部品6の各々を効率的に冷却することが可能となる。
しかしながら、このように二つの筐体2を二段に重ねたのではユニット装置17の全体の高さが2Uとなってしまい、ユニット装置17の小型化が図れない。
以下に、ユニット装置の大型化を招くことなく、複数の発熱部品に多くの風を当てることが可能な各実施形態について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態と後述の各実施形態においては、ユニット装置としてサーバを例にしながら説明する。
図5は、本実施形態に係るユニット装置の上面図である。
このユニット装置20は、筐体21とその中に収容された二つサブユニット22とを有する。
このうち、筐体21は前面21fと背面21bとを備える。そして、二つのサブユニット22は、それぞれが協働して情報処理を行うものであり、前面21fや背面21b側から矢印Bの方向に沿って筐体21に着脱自在である。
各サブユニット22は、情報処理を行うためのCPU等の発熱部品26とそれを搭載した第1の回路基板23とを備える。なお、発熱部品26の上には、当該発熱部品26の放熱を促すための放熱器26aとしてヒートシンクが固着される。
また、第1の回路基板23の各々は、いずれも水平面内に位置すると共に、上面視で互いに離れて設けられる。更に、これらの発熱部品26の周囲の第1の回路基板23にはメモリ等の第1の電子部品25が設けられる。
各サブユニット22内の第1の回路基板23は、このように第1の電子部品25や発熱部品26を搭載するための回路基板として供せられる。なお、第1の電子部品25や発熱部品26に電源を供給するために、筐体21には電源回路27も設けられる。
そして、これらのサブユニット22の間には、複数の開口24xを備えた二枚の第2の回路基板24が間隔をおいて立てて設けられる。更に、これら二枚の第2の回路基板24の間には複数のファン28が設けられる。
各ファン28は、二枚の第2の回路基板24の一方の開口24xから吸気を行い、他方の開口24xから排気を行うことにより風Aを生成し、その風Aで二つの発熱部品26のそれぞれを冷却する。
なお、筐体21の前面21fと背面21bの各々には、風Aを吸気したり排気したりするための開口21xが設けられる。
複数のサブユニット22の構造は特に限定されない。但し、サブユニット22ごとに異なる構造を採用したのではサブユニット22の設計コストが上昇してしまう。そこで、この例では複数のサブユニット22の各々の構造を同一にすることで、ユニット装置20の設計コストを削減する。
図6は、二つの発熱部品26の位置関係を示す拡大平面図である。
図6に示すように、本実施形態では二つの発熱部品26同士を結ぶ仮想線分Lをファン28の軸方向Mと平行にする。これにより、風Aの風下側にある発熱部品26が風上側にある発熱部品26の排熱を受けることになるが、本実施形態では二つの発熱部品26の間にファン28や第2の回路基板24が介在しているので、各発熱部品26同士の間隔Zが広くなる。そのため、図3の例とは異なり、風上側の発熱部品26の排熱で風下側の発熱部品26が温められ難くなり、風下側の排熱部品26の冷却が阻害され難くなる。
図7は、本実施形態に係るユニット装置の断面図である。
図7に示すように、本実施形態では二つの発熱部品26を水平方向に間隔をおいて設けることで、ユニット装置20の高さHを1Uに抑え、各発熱部品26を高さ方向に重ねる図4の例のように高さHが2Uになるのを防止する。
また、第1の回路基板23の端部には第1のコネクタ23aが設けられる。その第1のコネクタ23aは、対応する第2の回路基板24に設けられた第2のコネクタ24aに嵌められており、これにより対応する各回路基板23、24同士が電気的に接続される。
そして、二枚の第2の回路基板24の間には、これらの第2の回路基板24同士を電気的に接続するための接続板31が水平面内に設けられる。接続板31の構造は特に限定されないが、この例では接続板31として配線基板を用いる。
二枚の第2の回路基板24と接続板31はそれぞれ別々に作製され、それらの完成後に不図示のコネクタ等により電気的に接続されて最終的には断面視で概略U字型とされる。
なお、設計コストを低減するために、二枚の第2の回路基板24の各々は同一構造とするのが好ましい。
更に、第2の回路基板24や接続板31のそれぞれの表面には、コンデンサや抵抗等の複数の第2の電子部品32が設けられる。これらの第2の電子部品32は、例えばファン28の回転数を制御するための制御回路や、ファン28に電力を供給する電源回路の一部を形成する。
また、点線円内に示すように、第2の回路基板24と接続板31には配線36が設けられる。その配線36は、二つの発熱部品26同士を電気的に接続する役割を担うものであり、これにより二つの発熱部品26が通信し合って情報処理を並列的に行うことができ、ユニット装置20の高性能化を実現できる。
以上説明した本実施形態によれば、第2の回路基板24を二枚設けるので、一枚のみしか第2の回路基板24を設けない場合と比較して第2の回路基板24の総表面積が増え、第2の回路基板24において配線36を引き回す余裕が増える。
そのため、配線36と重ならないように開口24xの直径Dを大きくすることができるので、開口24xを通る風Aの風量を増やすことができ、二つの発熱部品26のそれぞれに多くの風Aを当てることが可能なる。
更に、接続板31にも配線36を分散して形成することで第2の回路基板24において配線36を引き回す余裕が更に増え、開口24xを大きくするのが更に容易となる。
しかも、筐体21内の発熱部品26の個数を二個としたのに伴って第2の電子部品32の個数が増えても、二枚の第2の回路基板24や接続板31に第2の電子部品32を分散させることができるので、第2の電子部品32と開口24xとが重なり難くなる。
また、二つの発熱部品26は水平方向に離れており、高さ方向には離れていない。そのため、ユニット装置20の高さHを1Uに維持することができ、ユニット装置20の大型化を招くことがない。
(第2実施形態)
第1実施形態では、図6に示したように、二つの発熱部品26同士を結ぶ仮想線分Lをファン28の軸方向Mと平行にした。
これに対し、本実施形態では、以下のように各発熱部品26の位置を変えることで、各発熱部品26の冷却効率を高める。
図8は、本実施形態に係るユニット装置20の上面図である。
なお、図8において第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態においては二つの発熱部品26同士を結ぶ仮想線分Lをファン28の軸方向Mから傾斜させる。
これにより、風Aの風上側にある発熱部品26の排熱で風下側の発熱部品26が温められ難くなるため、風下側の発熱部品26を効率的に冷却できるようになる。
(第3実施形態)
第1実施形態では、図5に示したように、一つのユニット装置20が備えるサブユニット22の個数を2個とした。本実施形態では、サブユニット22の個数をこれよりも増やす。
図9は、本実施形態に係るユニット装置30の斜視図である。
なお、図9において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態においても筐体21内に二枚の第2の回路基板24が間隔をおいて立てられており、更にこれらの第2の回路基板24の間に複数のファン28が設けられる。
そして、そのファン28を回転させることにより、風Aが筐体21の開口21xを通って筐体21内に取り込まれる。
図10は、このユニット装置30の構成を示す模式斜視図である。
図10に示すように、本実施形態ではサブユニット22を二段構造にすると共に、一層あたりのサブユニット22の個数を4個とすることで、筐体21内に収容されるサブユニット22の総数を8個とする。
なお、8個のサブユニット22は、それぞれ矢印Bの方向に沿って筐体21に着脱自在であると共に、各コネクタ23a、24a(図7参照)を介して二枚の回路基板24のいずれかと電気的に接続される。
本実施形態によれば、一つの筐体21に収容されるサブユニット22の個数が第1実施形態よりも増えるため、ユニット装置30の高性能化が図られる。
図11は、本実施形態で使用する第2の回路基板24とファン28の正面図である。
図11に示すように、各ファン28は回転軸Cを中心にして回転する羽根28aを有する。本実施形態では、正面視でその羽根28aと開口24xとを重ねる。
これにより、羽根28aで生成された強い風A(図9参照)を開口24xに効率的に通すことができる。
この場合、正面視でファン28の回転軸Cから開口24xを外すのが好ましい。回転軸Cの近傍のファン28においては、ファン28を回転駆動させる不図示のモータがあるのみで風Aを生成する羽根28aがないため、そもそも風Aの風量が弱い。よって、開口24xを無駄に大きくするよりも、このように回転軸Cを外すように開口24xを形成することで、開口24xを出入りする風Aの風速を高めることができる。
図12は、開口24xと発熱部品26との位置関係を模式的に示す拡大上面図である。
図12に示すように、発熱部品26は、開口24xからファン28の軸方向Mに延びる仮想直線Q上に位置する。
これにより、開口24xを出入りする風Aの大部分が発熱部品26に当たるようになり、風Aで発熱部品26を効率的に冷却することができる。
(第4実施形態)
第1実施形態では、図7を参照して説明したように、二枚の第2の回路基板24を電気的に接続する接続板31として配線基板を用いた。本実施形態ではその接続板31の他の例について説明する。
図13は、本実施形態に係るユニット装置の上面図である。
図13に示すように、このユニット装置40においては、二枚の第2の回路基板24の端部24e同士を接続板31で電気的に接続すると共に、その接続板31として銅板等の導電板を用いる。
このようにしても、二つの発熱部品26が接続板31と第2の回路基板24とを介して通信でき、各発熱部品6が協働して並列的に情報処理を行うことができる。
図14は、本実施形態に係るユニット装置の断面図である。
図14に示すように、本実施形態では接続板31を筐体21内に立てて設ける。
これにより、図7のように第1の回路基板23の下の水平面内に接続板31を設けるスペースを確保する必要がないので、第1の回路基板23の下の筐体21内に余裕がない場合でも接続板31で二枚の第2の回路基板24同士を電気的に接続できる。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 水平方向に互いに離れて設けられた二枚の第1の回路基板と、
二枚の前記第1の回路基板の各々に設けられた発熱部品と、
二枚の前記第1の回路基板の間に間隔をおいて立てられ、かつ開口を備えた二枚の第2の回路基板と、
二枚の前記第2の回路基板の間に設けられ、一方の前記第2の回路基板の前記開口から吸気を行い、他方の前記第2の回路基板の前記開口から排気を行うことにより、二枚の前記第1の回路基板上の各々の前記発熱部品を冷却するファンと、
を有することを特徴とするユニット装置。
(付記2) 二枚の前記第2の回路基板を電気的に接続する接続板を更に有することを特徴とする付記1に記載のユニット装置。
(付記3) 前記接続板を水平面内に設け、
前記接続板と二枚の前記第2の回路基板とを断面視で概略U字型としたことを特徴とする付記2に記載のユニット装置。
(付記4) 前記接続板を鉛直面内に設けたことを特徴とする付記2に記載のユニット装置。
(付記5) 二つの前記発熱部品同士を結ぶ仮想線分を、前記ファンの軸方向から傾斜させたことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載のユニット装置。
(付記6) 前記ファンは羽根を有し、正面視で前記羽根と前記開口とを重ねたことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載のユニット装置。
(付記7) 正面視で前記ファンの回転軸から前記開口を外したことを特徴とする付記6に記載のユニット装置。
(付記8) 前記開口から前記ファンの軸方向に沿って延びる仮想直線上に前記発熱部品が位置することを特徴とする付記1乃至付記7のいずれかに記載のユニット装置。
(付記9) 一枚の前記第1の回路基板と、該第1の回路基板に設けられた前記発熱部品とが、前記筐体に着脱自在なサブユニットを形成し、
複数の前記サブユニットが前記筐体に着脱自在に設けられたことを特徴とする付記1乃至付記8のいずれかに記載のユニット装置。
(付記10) 複数の前記サブユニットの各々の構造は同一であることを特徴とする付記9に記載のユニット装置。
1、17、20、30…ユニット装置、2、21…筐体、3、23…第1の回路基板、3a、23a…第1のコネクタ、4、24…第2の回路基板、4a、24a…第2のコネクタ、4x、24x…開口、5、25…第1の電子部品、6、26…発熱部品、6a、26a…放熱器、7、27…電源回路、8、28…ファン、12…第2の電子部品、16、36…配線、21x…開口、22…サブユニット、28a…羽根、31…接続板、A…風、C…回転軸、L…仮想線分、M…軸方向、Q…仮想直線。

Claims (8)

  1. 水平方向に互いに離れて設けられた二枚の第1の回路基板と、
    二枚の前記第1の回路基板の各々に設けられた発熱部品と、
    二枚の前記第1の回路基板の間に間隔をおいて立てられ、かつ開口を備えた二枚の第2の回路基板と、
    二枚の前記第2の回路基板の間に設けられ、一方の前記第2の回路基板の前記開口から吸気を行い、他方の前記第2の回路基板の前記開口から排気を行うことにより、二枚の前記第1の回路基板上の各々の前記発熱部品を冷却するファンと、
    を有することを特徴とするユニット装置。
  2. 二枚の前記第2の回路基板を電気的に接続する接続板を更に有することを特徴とする請求項1に記載のユニット装置。
  3. 前記接続板を水平面内に設け、
    前記接続板と二枚の前記第2の回路基板とを断面視で概略U字型としたことを特徴とする請求項2に記載のユニット装置。
  4. 前記接続板を鉛直面内に設けたことを特徴とする請求項2に記載のユニット装置。
  5. 二つの前記発熱部品同士を結ぶ仮想線分を、前記ファンの軸方向から傾斜させたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のユニット装置。
  6. 前記ファンは羽根を有し、正面視で前記羽根と前記開口とを重ねたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のユニット装置。
  7. 正面視で前記ファンの回転軸から前記開口を外したことを特徴とする請求項6に記載のユニット装置。
  8. 前記開口から前記ファンの軸方向に沿って延びる仮想直線上に前記発熱部品が位置することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のユニット装置。
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