JP6447052B2 - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書込装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6447052B2
JP6447052B2 JP2014237303A JP2014237303A JP6447052B2 JP 6447052 B2 JP6447052 B2 JP 6447052B2 JP 2014237303 A JP2014237303 A JP 2014237303A JP 2014237303 A JP2014237303 A JP 2014237303A JP 6447052 B2 JP6447052 B2 JP 6447052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens array
sub
light source
light
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014237303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016097609A (ja
Inventor
和樹 池田
和樹 池田
崇 黒澤
崇 黒澤
英生 植村
英生 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2014237303A priority Critical patent/JP6447052B2/ja
Publication of JP2016097609A publication Critical patent/JP2016097609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6447052B2 publication Critical patent/JP6447052B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Description

本発明は、光書込装置及び当該光書込装置を備える画像形成装置に関する。
従来、複数の発光素子(例えば、LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Light-Emitting Diode))からなる発光素子群を主走査方向及び副走査方向にそれぞれ複数配置した光源基板と、上記発光素子群に対して一対一で結像レンズを対向配置したレンズアレイと、を備える光書込装置が知られている。
上記光書込装置の一例として、同一基板上に複数の結像レンズを配置して光学系を形成する一体型の構成が知られている。しかしながら、この一体型構成の場合、長尺のレンズアレイ形状となるため、装置内の環境変動等により温度が上昇した場合に、長手方向に大きく熱膨張する。この熱膨張により結像レンズの位置が変動し、結果として感光体上に結像される像の位置ずれが発生するという問題がある。また、長尺のレンズアレイを成形するためには長尺の型が必要となるが、各結像レンズに対応したレンズ型を多数備える長尺の型を精度よく製造することは困難である。
この問題を解決する方法として、レンズアレイを長手方向に分断し、複数のサブレンズアレイとして個片化する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この個片型構成では、サブレンズアレイ間に一定の隙間を設けることで、環境変動に起因する熱膨張の影響を低減し、結像性能に変化を及ぼさないようにしている。
特開2009−37199号公報
しかしながら、特許文献1記載の個片化構成では、サブレンズアレイ間に一定の隙間が設けられるため、発光素子から出射された光の一部がその隙間を通過して、感光体上で本来結像される位置から大きく外れた位置に漏れ光として照射され、画像品質の劣化を招くという問題がある。
本発明は、長尺のレンズアレイを複数のサブレンズアレイとして個片化した構成において、別途遮光部材を設けることなく画像品質の劣化を抑制可能な光書込装置及び当該光書込装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
複数の光源を備える光源基板と、
前記光源から出射された光を像担持体上に集光させる光学系と、を備える光書込装置において、
前記光学系は、
複数の結像レンズを含んで構成されるサブレンズアレイと、
前記サブレンズアレイを前記光源基板の長手方向に沿って複数並列させて構成されるレンズアレイと、
を備え、
隣接する2つのサブレンズアレイの間に、熱膨張時に前記隣接するサブレンズアレイと干渉しない程度の第1の隙間が設けられ、
前記光源から出射されて前記第1の隙間に向かう光の光路上に、前記隣接する2つのサブレンズアレイのうち少なくとも1つのサブレンズアレイが存在するように配置され
前記隣接する2つのサブレンズアレイ同士が前記第1の隙間において光軸方向で重なり合う重合部が形成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の光書込装置において、
前記光源基板及び前記光学系を側方から覆うように配置されている遮蔽部材を備え、
前記遮蔽部材と隣接するサブレンズアレイとの間に、熱膨張時に前記隣接するサブレンズアレイと干渉しない程度の第2の隙間が設けられ、
前記光源から出射されて前記第2の隙間に向かう光の光路上に、前記遮蔽部材と隣接するサブレンズアレイ又は前記遮蔽部材が存在するように配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光書込装置において、
前記サブレンズアレイは、光軸方向下方に向けて細くなるテーパー形状に形成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置において、
前記サブレンズアレイは、前記光源基板の上面側で前記複数の結像レンズを保持する保持部材を備え、
前記複数の結像レンズと前記保持部材とは、別体として成型されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置において、
前記サブレンズアレイは、前記光源基板の上面側で前記複数の結像レンズを保持する保持部材を備え、
前記複数の結像レンズと前記保持部材とは、一体成型されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置において、
前記サブレンズアレイは、側面部に前記光源から出射された光を吸収する吸収部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
画像形成装置において、
像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電された前記像担持体に対して光を照射することで前記像担持体上に静電潜像を形成する請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置と、
前記光を照射された前記像担持体に現像剤を供給することで前記静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部と、
前記現像剤による像を用紙に転写する転写部と、
前記転写部により転写された前記現像剤による像を前記用紙に定着する定着部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、長尺のレンズアレイを複数のサブレンズアレイとして個片化した構成において、別途遮光部材を設けることなく画像品質の劣化を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 光プリントヘッドの構成を示す側面図である。 光源基板の構成を示す平面図である。 光学系の構成を示す平面図である。 変形例1に係る光学系の構成を示す側面図である。 変形例2に係る光学系の構成を示す側面図である。 変形例3に係る光学系の構成を示す側面図である。 変形例4に係る光学系及び光源基板の構成を示す側面図である。 吸収部を備える光学系の構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1000は、例えば、プリンターやデジタル複写機等として用いられ、図1に示すように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色毎に設けられた複数の光プリントヘッド(光書込装置)100と、光プリントヘッド100に対応して設けられた感光体ドラム等の像担持体200と、像担持体200を帯電させる帯電部210と、光を照射された像担持体200に現像剤を供給することで静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部220と、中間転写ベルト300と、現像剤による像を用紙Pに転写する転写ローラー(転写部)400と、転写ローラー400により転写された現像剤による像を用紙Pに定着する定着部500と、等を備えて構成される。
画像形成装置1000は、光プリントヘッド100より照射される光によって像担持体200に静電潜像を形成させる。次に、画像形成装置1000は、静電潜像が形成された像担持体200に現像剤を供給することで当該静電潜像を現像剤による像に顕像化し、中間転写ベルト300上に当該現像剤による像を転写させる。次に、画像形成装置1000は、中間転写ベルト300に転写された現像剤による像を転写ローラー400によって用紙Pに押圧して転写させる。次に、画像形成装置1000は、定着部500によって用紙Pを加熱及び加圧することで、現像剤による像を用紙P上に定着する。そして、画像形成装置1000は、用紙Pを排紙ローラー(図示省略)等により搬送してトレイ(図示省略)に排紙することで画像形成処理を行う。なお、ここでは、中間転写ベルト300に転写された像を用紙Pに転写するようにしているが、像担持体200から直接、像担持体200に形成された像を用紙Pに転写するようにしてもよい。
光プリントヘッド100は、図1〜図4に示すように、帯電部210により帯電された像担持体200に対して光Lを照射することで像担持体200上に静電潜像を形成する装置である。光プリントヘッド100は、光Lを出射させる複数の発光素子(光源)111からなる発光素子群112を複数配置した光源基板11と、複数の発光素子111から出射された光Lを像担持体200上に集光させる光学系12と、光プリントヘッド100内部からの光漏れや光プリントヘッド100外部から内部への光の侵入を遮蔽する遮蔽部材13と、を備えて構成されている。
以下の説明では、図2〜図4等に示す光源基板11及び光学系12の長尺方向をX方向、短尺方向をY方向、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向とする。また、図2〜図4等に示す光プリントヘッド100において、光学系12が配置される側を上側、光源基板11が配置される側を下側とする。本実施形態では、光プリントヘッド100の光源基板11から、Z方向上方に向けて光Lが出射されるようになっている。即ち、Z方向は、光Lの光軸方向と一致する。
なお、図2については、説明の都合上、図中手前側及び奥側(XZ平面)の遮蔽部材13の記載を省略している。
光源基板11は、図3に示すように、略矩形状に形成され、複数の発光素子群112が長尺方向(X方向)に沿って略直線上に複数列(ここでは3列)並べられて配置されている。複数の発光素子群112は、光源基板11の短尺方向(Y方向)で重ならないように、X方向に少しずつずらして配列される。なお、本実施形態では、複数の発光素子群112をY方向に沿って複数列並べるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、複数の発光素子群112を1列並べるように構成してもよい。また、本実施形態では、発光素子111として、OLEDが用いられており、光源基板11は、線膨張係数の小さいガラス(例えば、無アルカリガラス)により形成されている。
光学系12は、図2〜図4に示すように、光源基板11と像担持体200の間に配置され、複数の結像レンズ121が光源基板11上の複数の発光素子群112と対向する位置に並べられて配置されている。なお、図3に示す符号114は、複数の結像レンズ121を光源基板11上に射影した際の輪郭に相当する「射影部」を示しており、発光素子群112の各々は、対応する射影部114内に含まれている。従って、図3を参照すれば、複数の結像レンズ121が、複数の発光素子群112と対向する位置に並べられて配置されていることがわかる。複数の結像レンズ121の各々は、中心軸、即ち、光軸での屈折率が低く、中心軸から離れるほど屈折率が高くなるように形成されている。光源基板11の複数の発光素子111から出射された光束は、光学系12の複数の結像レンズ121を透過し、像担持体200の表面上に微小なスポットとして結像されるようになっている。
光学系12は、Y方向一列分の結像レンズ121を含んで構成されるサブレンズアレイ122がX方向に沿って複数配置されて、レンズアレイ123を構成している。隣接するサブレンズアレイ122間には、所定の隙間(第1の隙間)G1が設けられている。所定の隙間G1とは、サブレンズアレイ122が環境変動等により熱膨張した際に隣接するサブレンズアレイ122と干渉しない程度の隙間のことである。
サブレンズアレイ122は、Y方向一列分の結像レンズ121を、保持部材124により保持する構成である。本実施形態では、結像レンズ121と保持部材124とが別体として成型されている。
保持部材124は、透明部材で形成され、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125と、レンズ保持部125を下面側から支持する支持部126と、を備えて構成されている。
レンズ保持部125は、図2に示すように、Y方向から見た側面が略矢形状に形成されている。即ち、レンズ保持部125は、X方向の一端部(図中右端部)が凸部となり、他端部(図中左端部)が凹部となっている。
支持部126は、光源基板11の上面側に載置され、Z方向下方に向けて、即ち、光源基板11に近づくにつれて細くなるテーパー形状に形成されている。
サブレンズアレイ122の各々は、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて隙間G1に向かう光Lの光路上に、隣接するサブレンズアレイ122が存在するように配置されている。サブレンズアレイ122は、レンズ保持部125が側面視略矢形状に形成されているので、一方のサブレンズアレイ122の一端部(図中右端部)が、隣接する他方のサブレンズアレイ122の他端部(図中左端部)と、光軸方向(Z方向)で重なり合う重合部129が形成されるように配置されている。
遮蔽部材13は、光を吸収可能な部材(例えば、黒色部材)で形成され、図2〜図4に示すように、光源基板11及び光学系12を側方から覆うように配置されている。遮蔽部材13に入射された光Lは、反射することなく吸収されるようになっている。
サブレンズアレイ122のX方向の一端部(図中右端部)側に配置される遮蔽部材13のサブレンズアレイ122側の端部は、サブレンズアレイ122のX方向の他端部(図中左端部)と同様、凹部となっている。一方、サブレンズアレイ122のX方向の他端部(図中左端部)側に配置される遮蔽部材13のサブレンズアレイ122側の端部は、サブレンズアレイ122のX方向の一端部(図中右端部)と同様、凸部となっている。
遮蔽部材13と光学系12のサブレンズアレイ122との間には、隣接するサブレンズアレイ122間の隙間G1と同様、所定の隙間(第2の隙間)G2が設けられている。所定の隙間G2とは、サブレンズアレイ122が環境変動等により熱膨張した際に遮蔽部材13と干渉しない程度の隙間のことである。遮蔽部材13と隣接するサブレンズアレイ122及び遮蔽部材13は、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて隙間G2に向かう光Lの光路上に、遮蔽部材13と隣接するサブレンズアレイ122又は遮蔽部材13が存在するように配置されている。遮蔽部材13と隣接するサブレンズアレイ122の遮蔽部材13側の端部は、遮蔽部材13のサブレンズアレイ122側の端部と、Z方向で重なり合うように配置されている。
以上のように、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、光学系12は、複数の結像レンズ121を含んで構成されるサブレンズアレイ122と、サブレンズアレイ122を光源基板11の長手方向(X方向)に沿って複数並列させて構成されるレンズアレイ123と、を備える。また、隣接する2つのサブレンズアレイ122の間に、熱膨張時に隣接するサブレンズアレイ122と干渉しない程度の第1の隙間(隙間G1)が設けられる。また、光源(発光素子111)から出射されて隙間G1に向かう光Lの光路上に、隣接する2つのサブレンズアレイ122のうち少なくとも1つのサブレンズアレイ122が存在するように配置されている。
従って、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、サブレンズアレイ122間の隙間G1を通る光Lがサブレンズアレイ122により遮光されるので、別途遮光部材を設けることなく画像品質の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、隣接する2つのサブレンズアレイ122同士が隙間G1において光軸方向(Z方向)で重なり合う重合部129が形成されるので、隙間G1からの漏れ光に対してより遮光性能を高めることができ、画像品質の劣化を更に抑制することができる。
また、本実施形態に係る光プリントヘッド100は、光源基板11及び光学系12を側方から覆うように配置されている遮蔽部材13を備える。また、遮蔽部材13と隣接するサブレンズアレイ122との間に、熱膨張時に隣接するサブレンズアレイ122と干渉しない程度の第2の隙間(隙間G2)が設けられる。また、光源から出射されて隙間G2に向かう光Lの光路上に、遮蔽部材13と隣接するサブレンズアレイ122又は遮蔽部材13が存在するように配置されている。
従って、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、サブレンズアレイ122と隣接する遮蔽部材13との間の隙間G2からの漏れ光を抑制することができるので、画像品質の劣化を更に抑制することができる。
また、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、サブレンズアレイ122は、光軸方向下方に向けて細くなるテーパー形状に形成されるので、サブレンズアレイ122に抜き勾配がつくこととなって、成型時の離形抵抗を少なくすることができる。また、光源基板11との接触面積が小さくなることで光源基板11からの熱伝導が低減されるとともに、支持部126間の空間がより広くなることで光源基板11やサブレンズアレイ122の熱を発散させることができるので、サブレンズアレイ122の熱膨張を抑制することができる。
また、本実施形態に係る光プリントヘッド100は、サブレンズアレイ122は、光源基板11の上面側で複数の結像レンズ121を保持する保持部材124を備える。また、複数の結像レンズ121と保持部材124とは、別体として成型される。
従って、本実施形態に係る光プリントヘッド100によれば、結像レンズ121と保持部材124とを別々に成型することができるので、例えば、結像レンズ121を転写性を高めた手段で成型し、保持部材124を成型サイクルが短く低コスト化が可能な手段で成型する等、部材毎に適した成型手段を用いることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、図5に示す例では、実施形態と比べ、サブレンズアレイ122の形状が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例1に係るサブレンズアレイ122Aの保持部材124Aは、図5に示すように、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125Aと、レンズ保持部125Aを下面側から支持する支持部126と、を備えて構成されている。
レンズ保持部125Aは、Y方向から見た側面が平行四辺形状に形成されている。レンズ保持部125AのX方向の一端部(図中右端部)は、上面側が下面側よりも突出するように形成され、他端部(図中左端部)は、下面側が上面側よりも突出するように形成されている。
サブレンズアレイ122Aの各々は、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて隙間G11に向かう光Lの光路上に、隣接するサブレンズアレイ122Aが存在するように配置されている。サブレンズアレイ122Aは、レンズ保持部125Aが側面視平行四辺形状に形成されているので、一方のサブレンズアレイ122Aの一端部(図中右端部)が、隣接する他方のサブレンズアレイ122Aの他端部(図中左端部)と、Z方向で重なり合う重合部129Aが形成されるように配置されている。
以上のように、変形例1の構成によれば、実施形態のサブレンズアレイ122の場合と同様の効果が得られるとともに、特に、サブレンズアレイ122Aを光源基板11上に配置する際、光源基板11の一端部(図中右端部)側からサブレンズアレイ122Aを順次配置していくことで、実施形態のサブレンズアレイ122よりも容易に配置することができるので、製造時の作業効率を向上させることができる。
(変形例2)
また、図6に示す例では、実施形態と比べ、サブレンズアレイ122の形状が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例2に係るサブレンズアレイ122Bの保持部材124Bは、図6に示すように、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125Bと、レンズ保持部125Bを下面側から支持する支持部126と、を備えて構成されている。
レンズ保持部125BのX方向の一端部(図中右端部)は、下面側に突出部127aが形成され、他端部(図中左端部)は、上面側に突出部127bが形成されている。
サブレンズアレイ122Bの各々は、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて隙間G12に向かう光Lの光路上に、隣接するサブレンズアレイ122Bが存在するように配置されている。サブレンズアレイ122Bは、レンズ保持部125BのX方向の一端部(図中右端部)の下面側に突出部127aが形成され、他端部(図中左端部)の上面側に突出部127bが形成されているので、一方のサブレンズアレイ122Bの一端部(図中右端部)が、隣接する他方のサブレンズアレイ122Bの他端部(図中左端部)と、Z方向で重なり合う重合部129Bが形成されるように配置されている。
以上のように、変形例2の構成によれば、実施形態のサブレンズアレイ122の場合と同様の効果が得られるとともに、特に、サブレンズアレイ122Bを光源基板11上に配置する際、光源基板11の他端部(図中左端部)側からサブレンズアレイ122Bを順次配置していくことで、実施形態のサブレンズアレイ122よりも容易に配置することができるので、製造時の作業効率を向上させることができる。
(変形例3)
また、図7に示す例では、実施形態と比べ、サブレンズアレイ122の形状が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例3では、図7に示すように、第1のサブレンズアレイ122Cと、第2のサブレンズアレイ122Dと、がX方向に交互に配置されている。
第1のサブレンズアレイ122Cの保持部材124Cは、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125Cと、レンズ保持部125Cを下面側から支持する支持部126と、を備えて構成されている。
レンズ保持部125CのX方向の各端部は、それぞれ下面側に突出部127cが形成されている。
第2のサブレンズアレイ122Dの保持部材124Dは、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125Dと、レンズ保持部125Dを下面側から支持する支持部126と、を備えて構成されている。
レンズ保持部125DのX方向の各端部は、それぞれ上面側に突出部127dが形成されている。
第1のサブレンズアレイ122C及び第2のサブレンズアレイ122Dの各々は、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて第1のサブレンズアレイ122C及び第2のサブレンズアレイ122D間の隙間G13に向かう光Lの光路上に、隣接するサブレンズアレイ(第1のサブレンズアレイ122C又は第2のサブレンズアレイ122D)が存在するように配置されている。レンズ保持部125CのX方向の各端部は、それぞれ下面側に突出部127cが形成され、レンズ保持部125DのX方向の各端部は、それぞれ上面側に突出部127dが形成されているので、一方のサブレンズアレイ(第1のサブレンズアレイ122C又は第2のサブレンズアレイ122D)の一端部(図中右端部)が、隣接する他方のサブレンズアレイ(第2のサブレンズアレイ122D又は第1のサブレンズアレイ122C)の他端部(図中左端部)と、Z方向で重なり合う重合部129Cが形成されるように配置されている。
以上のように、変形例3の構成によれば、実施形態のサブレンズアレイ122の場合と同様の効果が得られるとともに、特に、サブレンズアレイを光源基板11上に配置する際、まず、第1のサブレンズアレイ122Cを配置し、次に、第2のサブレンズアレイ122Dを配置することで、実施形態のサブレンズアレイ122よりも容易に配置することができるので、製造時の作業効率を向上させることができる。
(変形例4)
また、図8に示す例では、実施形態と比べ、サブレンズアレイ122の形状及び発光素子111の配置が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例4に係るサブレンズアレイ122Eの保持部材124Eは、図8に示すように、上面側でY方向一列分の結像レンズ121を保持するレンズ保持部125Eと、レンズ保持部125Eを下面側から支持する支持部126Eと、を備えて構成されている。
レンズ保持部125Eは、Y方向から見た側面が矩形状に形成されている。レンズ保持部125Eは、実施形態のレンズ保持部125と比べ、Z方向に幅広に形成されている。
また、サブレンズアレイ122E間の隙間G14のZ方向直下には、発光素子111が配置されないようになっている。なお、隙間G14のZ方向直下に発光素子111を配置しない代わりに、隙間G14のZ方向直下に配置された発光素子111から発光させないように制御するようにしてもよい。即ち、変形例4では、発光素子111が隙間G14のZ方向直下から光を出射しない構成となっている。
サブレンズアレイ122Eの各々は、レンズ保持部125EがZ方向に幅広に形成されるとともに、サブレンズアレイ122E間の隙間G14のZ方向直下に発光素子111が配置されないことから、複数の発光素子111(発光素子群112)から出射されて隙間G14に向かう光Lの光路上に、レンズアレイ123を構成するサブレンズアレイ122Eのうち少なくとも1つのサブレンズアレイ122Eが存在するように配置されることとなる。
以上のように、変形例4に係る光プリントヘッド100によれば、実施形態のサブレンズアレイ122の場合と同様の効果が得られるとともに、発光素子111は、隙間G14のZ方向直下から光を出射しないので、例えば、変形例4のように、一方のサブレンズアレイ122Eの一端部(図中右端部)が、隣接する他方のサブレンズアレイ122Eの他端部(図中左端部)と、Z方向で重ならない構成を採用したとしても、サブレンズアレイ122E間の隙間G14からの漏れ光を抑制することができることとなって、サブレンズアレイ122Eの形状設計の自由度を確保しつつ、画像品質の劣化を抑制することができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、複数の結像レンズ121と保持部材124とを別体として成型するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、複数の結像レンズ121と保持部材124とを一体成型するようにしてもよい。
これにより、サブレンズアレイ122の組立性を高めることができるので、サブレンズアレイ122の成型に掛かる作業時間を短縮することができる。
また、図9に示すように、サブレンズアレイ122の側面部に、発光素子111から出射された光Lを吸収する吸収部128を備えるようにしてもよい。なお、吸収部128の構成としては、例えば、サブレンズアレイ122の側面部の表面を黒色で塗り潰す構成や、側面部の表面にクロマイト処理を施す構成などが挙げられる。
これにより、隙間G1に向かう光Lはサブレンズアレイ122の側面部で反射することなく吸収されるので、隙間G1からの漏れ光に対してより遮光性能を高めることができ、画像品質の劣化を更に抑制することができる。
また、上記実施形態では、遮蔽部材13を備えるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、遮蔽部材13を備えない構成としてもよい。
また、上記実施形態では、サブレンズアレイ122の支持部126をテーパー形状に形成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、支持部126を矩形状に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、サブレンズアレイ122をX方向に沿って複数配置することでレンズアレイ123を構成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、一つの透明基板等によりサブレンズアレイ122をX方向に沿って複数並列させた状態で保持させることで、レンズアレイ123を構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、Y方向一列分の結像レンズ121を含んで1つのサブレンズアレイ122を構成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、Y方向複数列分の結像レンズ121を含んで1つのサブレンズアレイ122を構成するようにしてもよい。
その他、光プリントヘッド及び画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1000 画像形成装置
100 光プリントヘッド(光書込装置)
11 光源基板
111 発光素子(光源)
112 発光素子群
114 射影部
12 光学系
121 結像レンズ
122、122A〜122E サブレンズアレイ
123 レンズアレイ
124、124A〜124E 保持部材
125、125A〜125E レンズ保持部
126、126E 支持部
127a〜127d 突出部
128 吸収部
129、129A〜129C 重合部
13 遮蔽部材
200 像担持体
210 帯電部
220 現像部
300 中間転写ベルト
400 転写ローラー(転写部)
500 定着部
G1、G11〜G14 隙間(第1の隙間)
G2 隙間(第2の隙間)

Claims (7)

  1. 複数の光源を備える光源基板と、
    前記光源から出射された光を像担持体上に集光させる光学系と、を備える光書込装置において、
    前記光学系は、
    複数の結像レンズを含んで構成されるサブレンズアレイと、
    前記サブレンズアレイを前記光源基板の長手方向に沿って複数並列させて構成されるレンズアレイと、
    を備え、
    隣接する2つのサブレンズアレイの間に、熱膨張時に前記隣接するサブレンズアレイと干渉しない程度の第1の隙間が設けられ、
    前記光源から出射されて前記第1の隙間に向かう光の光路上に、前記隣接する2つのサブレンズアレイのうち少なくとも1つのサブレンズアレイが存在するように配置され
    前記隣接する2つのサブレンズアレイ同士が前記第1の隙間において光軸方向で重なり合う重合部が形成されることを特徴とする光書込装置。
  2. 前記光源基板及び前記光学系を側方から覆うように配置されている遮蔽部材を備え、
    前記遮蔽部材と隣接するサブレンズアレイとの間に、熱膨張時に前記隣接するサブレンズアレイと干渉しない程度の第2の隙間が設けられ、
    前記光源から出射されて前記第2の隙間に向かう光の光路上に、前記遮蔽部材と隣接するサブレンズアレイ又は前記遮蔽部材が存在するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光書込装置。
  3. 前記サブレンズアレイは、光軸方向下方に向けて細くなるテーパー形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光書込装置。
  4. 前記サブレンズアレイは、前記光源基板の上面側で前記複数の結像レンズを保持する保持部材を備え、
    前記複数の結像レンズと前記保持部材とは、別体として成型されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置。
  5. 前記サブレンズアレイは、前記光源基板の上面側で前記複数の結像レンズを保持する保持部材を備え、
    前記複数の結像レンズと前記保持部材とは、一体成型されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置。
  6. 前記サブレンズアレイは、側面部に前記光源から出射された光を吸収する吸収部を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置。
  7. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる帯電部と、
    前記帯電部により帯電された前記像担持体に対して光を照射することで前記像担持体上に静電潜像を形成する請求項1〜のいずれか一項に記載の光書込装置と、
    前記光を照射された前記像担持体に現像剤を供給することで前記静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部と、
    前記現像剤による像を用紙に転写する転写部と、
    前記転写部により転写された前記現像剤による像を前記用紙に定着する定着部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2014237303A 2014-11-25 2014-11-25 光書込装置及び画像形成装置 Active JP6447052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014237303A JP6447052B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 光書込装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014237303A JP6447052B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 光書込装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016097609A JP2016097609A (ja) 2016-05-30
JP6447052B2 true JP6447052B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=56076606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014237303A Active JP6447052B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 光書込装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6447052B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106168727B (zh) * 2016-08-29 2023-05-02 成都微晶景泰科技有限公司 液晶透镜阵列、成像装置与方法
JP2018144246A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 コニカミノルタ株式会社 光書き込み装置及び画像形成装置
WO2021049177A1 (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 三菱電機株式会社 画像読取装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0943538A (ja) * 1995-08-03 1997-02-14 Fujitsu Ltd 光学装置
JP4116182B2 (ja) * 1999-04-05 2008-07-09 ローム株式会社 レンズアレイアッセンブリ、およびこれを用いた光学装置
JP2001021703A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd 正立結像レンズアレイおよび迷光抑制絞りの形成方法
JP3895123B2 (ja) * 2001-03-29 2007-03-22 松下電器産業株式会社 画像書込み装置及びその光源ユニット
JP2009037199A (ja) * 2007-07-06 2009-02-19 Seiko Epson Corp レンズアレイ、ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
US20090219501A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical unit using optical attenuator and printing apparatus provided therewith
JP2009216730A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Oki Data Corp 露光装置、画像形成装置及び読取装置
JP2010224164A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nippon Sheet Glass Co Ltd 正立等倍レンズアレイプレート、光走査ユニットおよび画像読取装置
JP2010253882A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Konica Minolta Opto Inc 画像形成装置及びレンズアレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016097609A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6779134B2 (ja) 光源ユニット
WO2016080258A1 (ja) レンズアレイおよび光源ユニット
JP2010076388A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2010072557A (ja) レンズアレイユニット、光学ヘッドおよび情報装置
JP6447052B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
US10175604B2 (en) Lens unit, light-exposure apparatus, and image forming apparatus
JP2009190397A (ja) 露光ヘッドおよび画像形成装置
JP2009196346A (ja) レンズアレイ、露光ヘッドおよび画像形成装置
KR101425490B1 (ko) 노광 헤드 및 그 제조 방법, 카트리지, 및 화상 형성 장치
JP2009202574A (ja) レンズアレイ、露光ヘッドおよび画像形成装置
US8253767B2 (en) Line head and image forming apparatus
US20090185828A1 (en) Lens Array, Exposure Head, and Image Forming Apparatus
JP2016186580A (ja) レンズアレイユニット、画像形成装置及びレンズアレイユニットの製造方法
EP2085228B1 (en) Image forming apparatus having a lens array.
JP5157339B2 (ja) ラインヘッド及び該ラインヘッドを用いた画像形成装置
JP2009193060A (ja) レンズアレイ、露光ヘッドおよび画像形成装置
JP2016104516A (ja) 光書込装置の製造方法、光書込装置及び画像形成装置
JP7415681B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
US8089499B2 (en) Exposure head and an image forming apparatus
JP6862808B2 (ja) 光書き込み装置及び画像形成装置
JP7243489B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP6455175B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP6812769B2 (ja) 相対位置検出方法、光書き込み装置及び画像形成装置
JP7060329B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP2009186981A (ja) ラインヘッドおよび画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6447052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150