JP2010253882A - 画像形成装置及びレンズアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発光点から出射される光束を用いて画像を形成する画像形成装置及びレンズアレイを提供する。
【解決手段】発光点である複数のLEDから出射した光束は、それに対応した各レンズ部LS1,LS2を通過してそれぞれ略平行光束となり、感光体201a(又は201b、201c、201d)に入射するので、焦点位置や焦点深度に対する要求が緩和され、レンズ部LS1,LS2から感光体201aまでの距離に関係なく、高画質な画像を形成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置及びレンズアレイに関し、特に複数の発光点から出射される光束を用いて画像を形成する画像形成装置及びレンズアレイに関する。
LEDアレイを用いて画像を形成するLEDプリンタが開発されている。かかるLEDプリンタにおいては、LEDアレイからの光線を感光体に導くために、LEDアレイの個々のLED毎にマイクロレンズを含む光学素子を設け、これらのマイクロレンズ等の光学素子により集光された光線を感光体ドラムに照射するように構成されたLEDプリンタヘッド、及び個々のLEDからの光をそれぞれの導波路を介してマイクロレンズに導きこれらのマイクロレンズにより集光された光線を感光体ドラムに照射するように構成されてなる。
このとき、LEDの発光点間隔は一般的には数10μmと狭く、1つの発光点からの出射光をマイクロレンズで感光体に適切に集光させたい場合はLED、マイクロレンズ、感光体は各々近接させなければならないが、レンズと感光体を近接させることは出来るだけ避けたい。しかし、間隔を広げようとすると、今度は、集光に必要な開口数(NA)が不足し、暗く(露光不足と)なってしまうという問題がある。
そこで特許文献1のLEDプリンタにおいては、LEDと感光体との間にロッドレンズ(又はセルフォックレンズ)を設け、集光に必要なNAを不足させることなく、また、レンズと感光体との間の距離をある程度確保し、LEDからの出射光を、ロッドレンズを介して収束光に変換し、感光体に集光させている。
特開2002−107661号公報 特開2005−37891号公報
しかしながら、かかる従来技術の構成では、収束光を感光体に入射させるため、ロッドレンズから感光体までの距離は依然として充分長い距離を確保できているとは言い難く、感光体に付着したトナーが飛散してレンズに付着し、集光性能に悪影響を及ぼす可能性がまだ高く、さらにレンズから感光体までの距離を長くしたいという課題があった。
又、焦点深度が浅いので、光学素子の製造精度や組み立て精度を高める必要がありコスト高を招くと共に、温度変化による各部品の熱膨張・収縮に伴い光路長が変化し易いため、感光体上でデフォーカスが生じやすいという問題もある。
更に従来技術では、ロッドレンズ自身が比較的高額であるため、コストが増大するという問題もある。また、ロッドレンズに代えて2枚玉のレンズを用いた場合も、レンズの数が多いことからコスト増大を招くという問題もある。このとき、コスト低減のために1枚玉の集光レンズを用いようとすると、先述したように、レンズから感光体までの距離が近くなってしまい、或いはこの距離を伸ばそうとすると暗くなってしまうという課題がある。また、1枚玉の集光レンズを用いる場合、部分的に倒立像になってしまうという課題もあった。こうしたことから、従来の当業者は1枚玉のレンズを用いるという発想に至ることがなかった。
また、感光体は回転して用いられるため、当該感光体の回転の偏心によってマイクロレンズと感光体の間の距離が変化した場合に、感光体上のスポットが劣化してしまうというLEDプリンタ特有の問題もある。
更に、特許文献1のロッドレンズを用いる例を含む多くの従来技術においては、光源の発光点間隔が数10μmと狭い状態で、発光点からの出射光を感光体へ集光するために必要なNAを得るために、隣り合う発光点の光路が重なり合う光学系がよく用いられている。このとき発光点の数が、レンズの数に比べて多くなる。この様な場合、各発光点の光路が重なり合うため複雑な光路となり、迷光対策が難しいという問題もあった。
尚、特許文献2に示すように、ロッドレンズを用いる代わりに2枚玉のマイクロレンズを設ける場合もあるが、同様な問題を招く恐れがある。更に、LEDの代わりにLDを用いたLDプリンタでも、同様な問題が生じうる。
加えて、微細なレンズ部を複数有するレンズアレイを、どのようにして効率的に製造するかという問題もある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の発光点から出射される光束を用いて画像を形成する画像形成装置及びレンズアレイを提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、
複数の発光点をアレイ状に配置してなるアレイ光源と、
前記発光点の数以上であるレンズ部を備えたレンズアレイと、を有し、前記発光点から出射された光束を、前記レンズ部を介して感光体上に露光することによって画像を形成する画像形成装置において、
前記レンズアレイは光軸方向に複数の素材を積層して形成されており、
前記発光点から出射した光束は、前記レンズ部を通過して平行光束又は略平行光束となり、前記感光体に入射することを特徴とする。
本発明者は、鋭意研究の結果、上述の課題を全て解決し得る本発明に想い至った。即ち、本発明によれば、発光点から出射した光束は、レンズ部を通過して平行光束又は略平行光束となり、感光体に入射するので、レンズ部から感光体までの距離として、充分長い距離を確保することが可能となり、感光体に付着したトナーが飛散してレンズに付着することを防止でき、良好な集光性能を長時間維持することが可能となる。
又、本発明によれば、光学素子の製造精度や組み立て精度を高める必要がなく、コストを低減でき、更に、温度変化による各部品の熱膨張・収縮に伴い光路長が変化したとしても、平行光束又は略平行光束を感光体上に照射するため、デフォーカスの問題が生じない。
加えて、本発明によれば、前記レンズアレイを、複数の素材を光軸方向に積層して形成したので、例えばガラス基板又はシリコン基板上に型を用いて樹脂製の光学面部を積層して複数のレンズ部を一度に形成することで、製造コストを大幅に低減することが可能となる。更に、この場合、温度変化時の線膨張、屈折率変化を小さく抑えることも可能となり、温度変化が起きても、より安定した性能を得ることができる。プリンタのような画像形成装置においては、高温を発生する部品を有することが多く、温度変化時の性能安定性は非常に重要な課題の一つであるが、それを解決可能とするものである。加えて、レンズの光軸上の厚さが薄い場合、プラスチックレンズの射出成形による成形が困難となるが、本発明によれば、光軸上の厚さが薄いレンズであっても、容易に製造を行なえるものである。
また、レンズ部により1枚玉のレンズを構成したとしても、レンズから感光体までの距離を離すことができ、しかも、暗くなってしまうという問題も生じない。画像形成装置へのレンズアレイの取付を容易にするという観点からも、レンズ部は複数の素材を積層してなる単玉レンズであることが好ましい。
更に、感光体の回転の偏心によってマイクロレンズと感光体の間の距離が変化した場合であっても、感光体上のスポットが劣化してしまうという問題も発生しない。
加えて、発光点の数を、レンズの数に比べて同じか少なくするため、各発光点の光路が重なり合いにくくなり、迷光の問題も低減することが可能となる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記レンズアレイは、ガラス基板又はシリコン基板と、前記ガラス基板又はシリコン基板上に積層された樹脂製の光学面部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば平行平板であるガラス基板又はシリコン基板上に、型を用いて樹脂を積層し、成形することによって、複数のレンズ部を一度に精度良く形成することができる。また上述したように、温度変化時においても、安定した性能を得ることが可能となる。樹脂としては、UV硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂が好ましく用いられる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記レンズ部と前記感光体の間の光路中に、光束の発散度を変更する光学素子を有さないことを特徴とする。
本発明によれば、レンズ部以外の他の発散度を変更する光学素子を有さないため、構造をシンプルにすることが可能となると共に、各構成の配置の自由度を増加させることが可能となる。但し、発散度を変更しない光学素子は、レンズ部と感光体の間の光路中に配置してもよい。例えば、ミラー等の反射光学素子をレンズ部と感光体の間に配置してもよい。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記アレイ光源の発光点の数と、前記レンズアレイのレンズ部の数とは等しいことを特徴とする。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記アレイ光源の発光点の数より、前記レンズアレイのレンズ部の数が多いことを特徴とする。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかの画像形成装置において、前記レンズ部には、絞りが形成されていることを特徴とする。この構成により、別個に絞りを設ける必要がなく部品点数が削減される。「絞り」としては、例えばレンズ部の光学面において形成される段差、粗度を大きくした部位、変曲点を持つ部位、遮光膜などがある。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1〜6のいずれかの画像形成装置において、前記発光点と前記レンズ部との間に、前記レンズ部とは別体の絞りが設けられていることを特徴とする。この構成により、万一、迷光が発生したとしても、となりの迷光が光路に入り込んでくるリスクを低減することが可能となる。「絞り」としては、平板状の絞りや、鏡筒状の絞りや、光学フィルターや、液晶装置等を用いることができる。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記発光点のうち、或る発光点から出射された光束と、前記或る発光点の隣の発光点から出射された光束とが交じり合うことを防止する遮蔽部材が形成されていることを特徴とする。この構成により、迷光の発生を確実に抑制できる。尚、「或る発光点から出射された光束と、前記或る発光点の隣の発光点から出射された光束とが交じり合う」とは、例えば或る発光点から出射された光束が感光体上に露光した場合において、その露光範囲の少なくとも一部に、隣の発光点から出射された光束が重ねて露光することをいう。即ち、遮蔽部材とは、2つの光束の少なくとも一方を遮光して交じり合わないように機能するものをいう。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記発光点はLD(レーザダイオード)又はLED(発光ダイオード)であることを特徴とする。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置において、前記発光点と前記レンズ部の間の光路長が、前記レンズ部と前記感光体の間の距離に比べて短いことを特徴とする。この構成により、感光体のトナーがレンズ部に付着することをより確実に防止すると共に、隣の発光点からの迷光がレンズ部に混入することをより確実に防止することが可能となる。
請求項11に記載のレンズアレイは、
複数の発光点をアレイ状に配置してなるアレイ光源と、前記発光点の数以上であるレンズ部を備えたレンズアレイと、を有し、前記発光点から出射された光束を、前記レンズ部を介して前記感光体上に露光することによって画像を形成する画像形成装置のレンズアレイにおいて、
前記レンズアレイは、光軸方向に複数の素材を積層して形成されており、前記発光点から前記レンズ部に入射した光束を、平行光束又は略平行光束に変換して出射することを特徴とする。
本発明によるレンズアレイによって、請求項1の画像形成装置と同様の効果を得ることができる。
請求項12に記載のレンズアレイは、請求項11のレンズアレイにおいて、前記レンズアレイは、ガラス基板又はシリコン基板と、前記ガラス基板又はシリコン基板上に積層された樹脂製のレンズ部とを有することを特徴とする。
請求項13に記載のレンズアレイは、請求項11又は12のレンズアレイにおいて、前記アレイ光源の発光点の数と、前記レンズアレイのレンズ部の数とは等しいことを特徴とする。
請求項14に記載のレンズアレイは、請求項11又は12のレンズアレイにおいて、前記アレイ光源の発光点の数より、前記レンズアレイのレンズ部の数が多いことを特徴とする。
請求項15に記載のレンズアレイは、請求項11〜14のいずれかに記載のレンズアレイにおいて、前記レンズ部には、絞りが形成されていることを特徴とする。
レンズアレイの素材としては、ガラスや、環状ポリオレフィン等の熱可塑性の樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、UV硬化性樹脂、シリコンなどがある。環状ポリオレフィン等の熱可塑性の樹脂を用いる場合、射出成形により製造できるため、製造コストを大幅に低減させることができる。特に好ましくは、図3に示すように、ガラス基板又はシリコン基板上に、UV硬化性樹脂や熱硬化性樹脂製の光学面部を積層させてレンズ部を形成することである。
また、一般に、透明な樹脂材料に微粉末を混合させると、光の散乱が生じ透過率が低下するため、光学材料として使用することは困難であったが、微粉末の大きさを透過光束の波長より小さくすることにより、散乱が実質的に発生しないようにできることが分かってきた。
また、樹脂材料は温度が上昇することにより屈折率が低下してしまうが、無機粒子は温度が上昇すると屈折率が上昇する。そこで、これらの温度依存性を利用して互いに打ち消しあうように作用させることにより、屈折率変化がほとんど生じないようにすることができる。具体的には、母材となるプラスチック材料に最大長が30ナノメートル以下、好ましくは20ナノメートル以下、さらに好ましくは10〜15ナノメ一トルの無機粒子を分散させることにより、総合的に温度依存性の極めて低い材料を提供できる。
例えば、アクリル樹脂に酸化ニオブ(Nb25)の微粒子を分散させることにより、このような温度に対する屈折率変化を小さくすることができ、従って温度変化に起因した像点位置の変動を効果的に抑えることができる。
本発明によれば、複数の発光点から出射される光束を用いて画像を形成する画像形成装置及びレンズアレイにおいて、レンズ部から感光体までの距離として、充分長い距離を確保することが可能となり、感光体に付着したトナーが飛散してレンズに付着することを防止でき、良好な集光性能を長時間維持することが可能となる。また、光学素子の製造精度や組み立て精度を高める必要がなく、コストを低減でき、更に、温度変化による各部品の熱膨張・収縮に伴い光路長が変化したとしても、平行光を感光体上に照射するため、デフォーカスの問題が生じることを防止できる。また、各部品の熱膨張・収縮自体を小さく抑えることが可能となる。加えて、レンズアレイ自身のコストを低減することも可能となる。また、感光体の回転の偏心によってマイクロレンズと感光体の間の距離が変化した場合であっても、感光体上のスポットが劣化してしまうという問題も発生しない。加えて、各発光点の光路が重なり合いにくくなり、迷光の問題も低減することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態の画像形成装置の概略図である。図2は、本実施の形態のレンズアレイを含む光源ユニットの斜視図である。図3は、LEDアレイとレンズアレイの断面図である。図4は、マイクロレンズアレイMLYの製造工程を示す図である。
図2、3において、アレイ光源であるLEDアレイLAYは、数10μmの間隔で複数のLEDを発光点としてアレイ状に並べて形成している。暗くすることなく、レンズとLEDの距離を長く出来るという本願発明の効果がより発揮されるという観点からは、各発光点の間隔は100μm以下であることが好ましく、50μm以下であることがより好ましい。LEDアレイLAYに対向してマイクロレンズアレイMLYが配置されている。マイクロレンズアレイMLYは、後述の製造工程で形成されるが、1枚のガラス基板(又はシリコン基板)GLの光軸方向両側に、複数対の光学面部LS1,LS2をアレイ状に形成(積層)してなる。各対の光学面部LS1,LS2の光軸は一致しており、光軸の一致した光学面部LS1,LS2及び間のガラス基板GLにて1枚玉(単玉)のレンズ部LSを構成している。光学面部LS2は、各LEDに1対1に対応して近接配置されている。ここでは、LEDと光学面部LS1,LS2とは1列に配置されているが、千鳥状に配置されても良い。また、複数列を有するレンズアレイとしてもよい。LEDアレイLAYとマイクロレンズアレイMLYとは、図2に示す筐体BX内に保持されて光源ユニットOPUを構成している。
又、図3に示すように、LEDに近い光学面部LS2の光源側面の周囲には、絞りの機能を発揮する遮光膜SMが成膜されている。遮光膜SMはCVDやスパッタリングで形成できるが、それに限られない。但し、遮光膜SMの代わりに、金型の面粗度を悪化させた面を転写しても良いし、段差や変曲点などを転写成形して、粗面や段差、又は曲率の異なる面によって絞りの機能を発揮させLEDからの光束を絞ることもできる。絞りは、レンズ部に設けなくても、各LEDと光学面部LS2の間に、レンズ部とは別体の絞りを設けてもよい。
又、図3に示すように、LEDアレイLAYとマイクロレンズアレイMLYとの間には、隣接するLED間に遮蔽板(遮蔽部材ともいう)SHが配置され、LEDから発生した光束が、隣の光学面部LS2に侵入することがないようにしている。遮蔽板SHには絞りが付いていてもよい。
LEDアレイLAYの各LEDから出射された発散光は、マイクロレンズアレイMLYの各光学面部LS2に入射し、各光学面部LS1を経て略平行光束に変換されて出射するようになっている。各光学面部LS1からの出射光は、光束の発散度を変更する光学素子を介さず、感光体201a(又は201b、201c、201d)上に結像され、その上に各LEDに対応した像MGが形成されることとなる。(図2では、理解を助けるために感光体が平面として描かれているが、実際は図1にあるような円柱状の形状である)本実施の形態によれば、発光点である複数のLEDから出射した光束は、それに対応した各光学面LS1,LS2を通過してそれぞれ略平行光束となり、光束の発散度を変更する他の光学素子を介することなく、図2に示す感光体201a(又は201b、201c、201d)に入射するので、焦点位置や焦点深度に対する要求が緩和され、光学面部LS1から感光体201aまでの距離に関係なく、高画質な画像を形成することができる。又、発光点であるLEDと光学面部LS1の間の光路長が、光学面部LS1と感光体201aの間の距離に比べて短いので、感光体201aのトナーが光学面部LS1に付着することをより確実に防止すると共に、隣の発光点からの迷光が光学面部LS2に混入することをより確実に防止することが可能となる。
次に、図4を参照して、マイクロレンズアレイMLYの製造工程について説明する。まず、図4(a)に示すように、上型M1と下型M2を準備する。上型M1は、光学面部LS1に対応した複数の転写面M1aを有し、下型M2は、光学面部LS2に対応した複数の転写面M2aを有している。
次いで、離間した上型M1と下型M2の間に、平行平板であるガラス基板GLを配置して、不図示のマーカー等で位置決めした状態で、図4(b)に示すように、上型M1と下型M2とでガラス基板GLを挟持するようにして型締めを行う。その後、不図示のゲートを介して、UV硬化樹脂等を、転写面M1aとガラス基板GLとで形成されるキャビティ内、及び転写面M2aとガラス基板GLとで形成されるキャビティ内に注入し、紫外線を照射する。
UV硬化樹脂が硬化した後、図4(c)に示すように、上型M1と下型M2を離間させて型開きを行うことで、ガラス基板GLの両側に光学面部L1,L2が積層してレンズ部が形成されたマイクロレンズアレイMLYを取り出すことができる。この後、マイクロレンズアレイMLYに所定のマスキングを施して、CVDやスパッタリング等で遮光膜SM(図3)を形成することができる。
図5は、変形例にかかるマイクロレンズアレイの製造工程を示す図である。本変形例で用いる上型及び下型(不図示)は、マトリクス状に並んだ転写面を有しているため、図5(a)に示すように、平面状のガラス板GLに、マトリクス状に並んだレンズ部LS1(及びLS2)を形成した中間生成品IMFを生成することができる。その後、図5(b)に示すように、中間生成品IMFから、ダイシングブレードDBを用いて一列毎にレンズ部LS1(及びLS2)を切り出すことにより、図5(c)に示すようなイクロレンズアレイMLYを効率的に製造することができる。
次に、本実施の形態の画像形成装置を、図1を用いて詳細に説明する。図1において、本体には、カラー画像形成に必要なイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーに対応した4つの感光体201a、201b、201c、201dを縦に並べて配置している。さらに、縦に長く張った中間転写ベルト202を、感光体201a、201b、201c、201dに接触するように並置している。各感光体201a、201b、201c、201dの中間転写ベルト202の反対側には、各感光体201a、201b、201c、201dの表面を露光し静電潜像を形成する4つの光源ユニットOPU、及び静電潜像をトナーで可視化する現像器205a、205b、205c、205dを縦方向に積層して配置している。
各感光体201a(201b、201c、201d)の周りには、感光体201を帯電する帯電器(図示せず)、光源ユニットOPU、現像器205a(205b、205c、205d)、中間転写ベルト202、感光体201a(201b、201c、201d)表面を除電するイレーズランプ(図示せず)、残留トナーをクリーニングする感光体クリーナ(図示せず)を設けている。中間転写ベルト202の外周には、各色のトナー画像の位置ずれを検出する画像センサ211、トナーを帯電するトナー帯電器212、中間転写ベルト202上のトナー画像を用紙に転写する転写器213、用紙を中間転写ベルト202から剥離する用紙除電器214、中間転写ベルト202上のトナーをクリーニングする中間転写ベルトクリーナ215を設けている。さらに、用紙の搬送経路上には、用紙カセット216、給紙機構217、定着器219を配置している。
次に、上記画像形成装置の印字シーケンスについて説明する。最初にコントローラ(不図示)へプリント命令が送られると、中間転写ベルト202、感光体201a、201b、201c、201dの駆動及び帯電が開始される。引き続き、中間転写ベルト202に最上流部で接触する感光体201aを光源ユニットOPUで画像露光し、静電潜像を現像器205aで現像するとともに、中間転写ベルト202上へトナー画像を転写する。ほぼ同時に直下にある感光体201bでも光源ユニットOPUで画像露光を行い、現像、転写を行う。この感光体201bの露光は、感光体201bに形成する画像が、先に感光体201aで形成された画像と正確に重なるようなタイミングで開始される。このプロセスで中間転写ベルト202上に2色のトナー画像を重ねた画像が形成される。同様に、3色目、4色目の感光体201c、201dで光源ユニットOPUを用いて露光、現像、転写を行い、中間転写ベルト202上で各色トナー画像を重ねたフルカラー画像を形成する。中間転写ベルト202上のフルカラー画像は、転写器213によって用紙等、記録媒体に転写し、定着器219で定着する。
上記画像形成装置では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナーに対応した4つの感光体を用いて同時に画像を形成する同時印字方式を採用している。さらに、各感光体201で形成された各色トナー画像を中間転写ベルト202上に重ねた後、一括して最終記録媒体である用紙等に転写するために、装置全体を小型化できる。
以上、発光点であるLEDとレンズ部の数が等しい例について説明したが、発光点の数に比べて、レンズ部を多くしてもよい。例えば、図6は発光点数とレンズ部数が1:2の例を示している。この様な例においても上述した例と同様の効果を得ることが出来るが、光路中にレンズ部の繋ぎ目があるため光利用効率の点で、発光点数とレンズ部数が1:1の場合に比して劣るものの使用可能である。
図7は、別な変形例にかかるマイクロレンズアレイMLYを示す図である。本変形例によれば、ガラス基板GLの片面にのみ複数の光学面部LS1を積層し、レンズ部を形成している。
図8は、LEDアレイLAYと、更に別な変形例にかかるマイクロレンズアレイMLYの関係を示す図であって、並び方向に見た図である。本実施の形態では、マイクロレンズアレイMLYは、ガラス基板GLの片側に、光軸を異ならせて2対ずつ光学面部LS1を形成しており、1つのLEDに対して、2つのレンズ部LS1をそれぞれ対応させている。即ち、LEDの数は光学面部LS1の数の半分である。本変形例によれば、LEDから出射した光束は、一方の光学面部LS1を通過して略平行光束となり、感光体201aに入射し、他方の光学面部LS1を通過して略平行光束となり、感光体201bに入射するので、イエローとマゼンタ(或いはシアンとブラック)の光源ユニットを兼用して用いることが出来、これにより部品点数の削減と構成のコンパクト化を図ることができる。即ち、本例は、一つの発光点から出射する光束が複数のレンズ部に入射し、或るレンズ部を通過した光束は略平行光束として出射され、当該略平行光束が或る感光体を露光し、他のレンズ部を通過した光束も略平行光束として出射され、当該略平行光束が他の感光体を露光する実施形態である。特に、光学面部LS1から略平行光が出射されるので、一方の光学面部LS1から感光体201aまでの距離と、他方の光学面部LS1から感光体201bまでの距離を任意に変更でき、これにより設計の自由度が広がる。
本発明によれば、複数の発光点から出射される光束を用いて画像を形成する画像形成装置及びレンズアレイを提供することができるが、LEDの代わりにLDを用いても良い。
本実施の形態の画像形成装置の概略図である。 本実施の形態のレンズアレイを含む光源ユニットの斜視図である。 LEDアレイとレンズアレイの断面図である。 マイクロレンズアレイMLYの製造工程を示す図である。 変形例にかかるマイクロレンズアレイの製造工程を示す図である。 変形例にかかるLEDアレイLAYとマイクロレンズアレイMLYの関係を示す図である。 別な変形例にかかるマイクロレンズアレイMLYを示す図である。 LEDアレイLAYと、更に別な変形例にかかるマイクロレンズアレイMLYの関係を示す図である。
201a〜201d 感光体
202 中間転写ベルト
205a 現像器
211 画像センサ
212 トナー帯電器
213 転写器
214 用紙除電器
215 中間転写ベルトクリーナ
216 用紙カセット
217 給紙機構
219 定着器
BX 筐体
LAY レンズアレイ
LED 発光ダイオード
LS レンズ部
LS1,LS2 光学面部
MG 像
MLY マイクロレンズアレイ
OPU 光源ユニット
SH 遮蔽板
SM 遮光膜

Claims (15)

  1. 複数の発光点をアレイ状に配置してなるアレイ光源と、
    前記発光点の数以上であるレンズ部を備えたレンズアレイと、を有し、前記発光点から出射された光束を、前記レンズ部を介して前記感光体上に露光することによって画像を形成する画像形成装置において、
    前記レンズアレイは光軸方向に複数の素材を積層して形成されており、
    前記発光点から出射した光束は、前記レンズ部を通過して平行光束又は略平行光束となり、前記感光体に入射することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記レンズアレイは、ガラス基板又はシリコン基板と、前記ガラス基板又はシリコン基板上に積層された樹脂製の光学面部とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記レンズ部と前記感光体の間の光路中に、光束の発散度を変更する光学素子を有さないことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記アレイ光源の発光点の数と、前記レンズアレイのレンズ部の数とは等しいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記アレイ光源の発光点の数より、前記レンズアレイのレンズ部の数が多いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記レンズ部には、絞りが形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記発光点と前記レンズ部との間に、前記レンズ部とは別体の絞りが設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記発光点のうち、或る発光点から出射された光束と、前記或る発光点の隣の発光点から出射された光束とが交じり合うことを防止する遮蔽部材が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記発光点はLD又はLEDであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記発光点と前記レンズ部の間の光路長が、前記レンズ部と前記感光体の間の距離に比べて短いことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 複数の発光点をアレイ状に配置してなるアレイ光源と、前記発光点の数以上であるレンズ部を備えたレンズアレイと、を有し、前記発光点から出射された光束を、前記レンズ部を介して前記感光体上に露光することによって画像を形成する画像形成装置のレンズアレイにおいて、
    前記レンズアレイは、光軸方向に複数の素材を積層して形成されており、前記発光点から前記レンズ部に入射した光束を、平行光束又は略平行光束に変換して出射することを特徴とするレンズアレイ。
  12. 前記レンズアレイは、ガラス基板又はシリコン基板と、前記ガラス基板又はシリコン基板上に積層された樹脂製の光学面部とを有することを特徴とする請求項11に記載のレンズアレイ。
  13. 前記アレイ光源の発光点の数と、前記レンズアレイのレンズ部の数とは等しいことを特徴とする請求項11又は12に記載のレンズアレイ。
  14. 前記アレイ光源の発光点の数より、前記レンズアレイのレンズ部の数が多いことを特徴とする請求項11又は12に記載のレンズアレイ。
  15. 前記レンズ部には、絞りが形成されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載のレンズアレイ。
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