JP6444057B2 - プリント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロールシートからシートを引き出して画像をプリントするプリント装置に関する。
プリント装置においてロール状に巻かれた形態のロールシートからシートを引き出して供給するものが知られている。特許文献1には、シート供給装置において、ロールシートの紙管の両端に係合部を取り付け、係合部をプリント装置の2カ所のホルダで回転可能に保持する構成が開示されている。
特開2001−163495号公報
特許文献1の装置においては、ロールシートの自重をロールの紙管の両端に取り付けた係合部を介して受けている。つまり、両端を除くロールの中央付近ではロール自重を支えるものが無い。通常はそのような支持のしかたでもロールが自重で撓む(重力方向の下方に反る)ことが無いように、紙管およびそこに巻き付けられたシートによるロール全体に十分な剛性を持たせている。しかし、大判プリンタでシート幅が大きくなるほど(例えば数m)、十分な剛性を持たせるには紙管を太く重いものにしなければならず、ロール全体の重量が増加して装填や運搬などの際のハンドリングが悪くなる。またロール重量が増加するとこれを両端で支持する部品の摩耗が速くなり寿命が短くなる。
かといってロールシート(紙管)を軽量化すると、ロールの剛性が低下して、両端2カ所での支持ではシート自重によってロールの中央付近が重力方向の下方に撓む可能性が高まる。このようなロールの撓みは、ロールから引き出したシートにしわや折り目が生じる原因ともなり、しわや折り目の上からプリントすると画像不良となる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、支持したロールシートの撓みを抑制して確実にシート供給することができるプリント装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るプリント装置は、ロールシートを保持する保持部と、前記保持部から供給されたロールシートにプリントするプリントヘッドと、前記保持部に保持されたロールシートを回転させてロールシートを前記プリントヘッドへ供給する駆動手段と、前記保持部に保持されたロールシートの外周と当接して前記ロールシートに従動して回転する回転体と、を備えるプリント装置において、前記回転体を前記ロールシートと当接する第1の位置と前記ロールシートから離間した第2の位置とに移動させる移動機構を有することを特徴とする。
上記構成によれば、ロールシートの外周に重力方向の下方から回転体を当接させて、ロールシートの自重を分散して受けるので、支持されたロールシートの撓みを抑制することができる。このため引き出したシートにしわや折り目が生じることが無い。また、回転体はシートを供給する際に回転するのでシート表面に引き摺り傷をつけることが無く、品位の高いプリントが可能となる。
プリント装置の外観を示す斜視図である。 プリント装置の内部構成を示す概略断面図である。 (a)〜(c)はロールシートのセット方法を説明するための図である。 (a)及び(b)は支持回転体の構成を説明するための図である。 プリント装置の制御構成を示すブロック図である。 シートセット動作の流れを示すフローチャートである。 (a)〜(c)は支持回転体及びロールシートを示す断面図である。 当接位置を指定する際に用いるテーブルの一例を示す表である。 第2実施形態のプリント装置の内部構成を示す概略断面図である。 第2実施形態のプリント装置の内部構成を示す概略断面図である。 第3実施形態におけるプリント装置の制御構成を示すブロック図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1はプリント装置100の外観を示す斜視図である。プリント装置100にはロール状に巻かれた形態を有するロールシートが2本セットされており、プリント装置100は何れか一方のロールシートからシートを引き出して引き出されたシートに対して画像をプリントする構成となっている。ユーザは、操作パネル20に設けられた各種スイッチなどを用いて、シート1のサイズ指定、オンライン/オフラインの切り替えなど、プリント装置100に対する各種コマンドの入力を行うことができる。
図2はプリント装置100の内部構成を示す概略断面図である。同図に示すように、プリント装置100は、給紙部(供給部・シート供給装置)200a、200bと搬送部300とプリント部400とを備える。
給紙部200a、200bは、ロールシートRからシート1を引き出して、搬送部300へ導き、プリント部400へシート1を給紙する。具体的には、給紙部200aはz方向上流側にセットされているロールシートRを給紙し、給紙部200bはz方向下流側にセットされているロールシートRを給紙する。
図2に示すように、給紙部200a、200bは、スプール部2、回転軸3、アーム部材4、揺動部材5、従動回転体6(回転体)、および従動回転体7(回転体)を、それぞれ備える。ロールシートRの中空芯には、スプール部2の後述するスプール軸21が挿入されており、これにより、ロールシートRは、スプール軸21の回転に伴って、正逆回転可能となっている。従動回転体6および従動回転体7(以下これらの部材を「支持回転体」ともいう)はコロであり、ロールシートRの位置よりもz方向下流側に配置されており、ロールシートRの幅方向(図中x方向(シート幅方向))に複数配置されている。詳細は後述するが、プリント装置100においては、ロールシートRの回転と、支持回転体によるロールシートRのロール状の部分(ロール部)の外周に対する当接従動回転と、によって、ロールシートRのロール部からシート1が送り出される。なお、以下においては、給紙部200a、200bの総称として「給紙部200」を用いる。
搬送部300は、給紙部200から送り出されたシート1を、プリント部400へ搬送する。搬送部300は搬送ガイド8を有しており、搬送ガイド8はシート1の両面をガイドしつつ、シート1をプリント部400へ導く。なお、搬送ガイド8のプリント部400と近接する領域8a(図中に示す一点鎖線で示す領域)は、ロールシートRの巻癖方向に沿う形状を有している。このような形状を有する搬送ガイド8を用いることによって、シート1の巻癖に沿った方向へ、シート1をスムーズに搬送することができる。
プリント部400のy方向上流側には、y方向上流側から順に、先端検知センサ12と、搬送ローラ10および搬送ニップローラ11によって構成されたローラ対と、が配置されている。
先端検知センサ12はシート1の先端を検知する。搬送ローラ10は、図5を参照して後述する搬送ローラ駆動用モータ35の回転方向に応じて、正逆回転する。搬送ニップローラ11は、搬送ローラ10との間にシート1を挟む位置に配置されており、搬送ローラ10の回転に対して従動回転可能となっている。また、搬送ニップローラ11は、不図示の離間モータによってz方向へ移動することによって、搬送ローラ10との間の距離を調整できるようになっており、これによってニップ力を調整できるようになっている。
先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されると、図5を参照して後述するCPU201(制御部)は搬送ローラ駆動用モータ35を制御して、搬送ローラ10を回転させる。搬送ローラ10と搬送ニップローラ11との間にシート1は挟持され、搬送ローラ10の回転およびこの回転に従動する搬送ニップローラ11の回転によって、シート1はプリント部400へ搬送される。図3を参照して後述するスプール軸21の回転速度よりも搬送ローラ10の回転速度を速くすることによって、シート1にバックテンションを与え、シート1を張った状態で搬送する。これによって、シート1の撓みを防止し、シートの折り目やシートの搬送誤差などが発生することを防止する。
プリント部400は、プリントヘッド15を有している。プリントヘッド15のシート1と互いに対向する面(吐出口面)には吐出口が設けられており、搬送されてきたシート1に対して、吐出口からインクを吐出させて付与することによって、シート1に対して画像などがプリントされる。プラテン13は、吐出口面との間にシート1を挟む位置に配置されており、シート1を支持する支持面を有する。プラテン13の支持面には吸引口13aが設けられている。プラテン13のz方向下流側には、吸引口13aから空気を吸引するための吸引ファン14が配置されている。プリントヘッド15とプラテン13との間の空間にシート1が位置する際に、吸引ファン14を作動させることによって、吸引口13aから空気を吸引して、シート1がプリントヘッド15の吐出口面に接触することを防止する。
プリント部400の位置よりもy方向下流側の位置にはカッタ16が配置されており、カッタ16はプリント部400にてプリントが行われたシート1を切断する。切断されたシート1は排紙される。以上の動作はCPU201により制御される。
図3(a)〜(c)は、支持部であるスプール部2に対してロールシートRをセットする方法を説明するための図である。スプール部2は、スプール軸21、摩擦部22、基準側スプールフランジ23、非基準側スプールフランジ24、およびスプール回転ギヤ25を有している。図3(a)に示すように、スプール軸21の一端には基準側スプールフランジ23が配置されており、基準側スプールフランジ23の内側には摩擦部22が設けられている。また、スプール軸21の他端には、スプール軸21を回転させるためのスプール回転ギヤ25が取り付けられている。スプール軸21の外径よりも、ロールシートRの中空芯の直径を、大きくすることによって、ユーザは、ロールシートRの中空芯を、スプール軸21に比較的容易に嵌め合わせることができる。
スプール部2にロールシートRをセットする際には、まず、スプール軸21と嵌合している非基準側スプールフランジ24を取り外す。ロールシートRの中空芯にスプール軸21を通し、ロールシートRの側部が基準側スプールフランジ23に接触する位置まで、摩擦部22にロールシートRの中空芯をはめ込む。そして、スプール軸21に非基準側スプールフランジ24を通し、ロールシートRの中空芯に非基準側スプールフランジ24の内側に設けられた摩擦部22をはめ込み、非基準側スプールフランジ24の位置を固定する。ロールシートRの中空芯の内面に、半径方向への弾性力によって摩擦部22が食い込むことによって、ロールシートRはスプール部2に固定保持されスプール軸21の回転とともに回転する。
このようにして、ロールシートRの両側にスプール部2を取り付けると、図3(b)に示すように、スプール部2にロールシートRがセットされ、スプール部2とロールシートRとが一体となる。
図3(c)は、プリント装置100本体に設けられたスプールホルダ31にスプール部2が保持されている状態を示す側面図である。プリント装置100には、スプール部2を保持するロールシート保持部であるスプールホルダ31が設けられている。スプールホルダ31は、プリント装置100の所望の位置にスプール部2を配置できるように、基準側スプールフランジ23に対応する位置、および非基準側スプールフランジ24に対応する位置、にそれぞれ設けられている。スプールホルダ31は、図面正面視から略U字型の断面形状を有しており、z方向上流側に向かって開口する開口部を有しており、この開口部からスプール軸21をはめ込むことができるようになっている。ユーザは、z方向上流側から下流側へ向かってスプール部2を斜め下方向に下ろすことによって、スプールホルダ31にスプール部2をセットする。
スプールホルダ31にスプール軸21がはめ込まれた状態において、スプール回転ギヤ25と係合する位置にはスプール駆動ギヤ30が配置されている。図5を参照して後述するスプール駆動モータ34(駆動手段)による駆動によってスプール駆動ギヤ30が回転し、この回転がスプール駆動ギヤ30からスプール回転ギヤ25に伝達され、スプール回転ギヤ25が回転することにより、スプール軸21が回転する。スプール軸21の回転に伴いスプール部2に支持されているロールシートRも回転し、給紙部200からシート1が給紙される。また、給紙方向とは逆方向へロールシートRを回転させることによって、シート1を巻き取ることもできる。
シート検知センサ32は、ロールシートRの有無を検知する。そのため、図3(c)に示すように、スプールホルダ31にスプール部2が配置された状態において、ロールシートRを検知することが可能な位置に、シート検知センサ32は配置されている。
このように、スプール部2と一体となったロールシートRを、プリント装置100に設けられたスプールホルダ31に配置することによって、プリント装置100にロールシートRをセットする。なお、支持回転体は、スプールホルダ31の位置よりもz方向下流側に配置されており、ロールシートRをセットする際に、そのセット動作を妨げることがない位置に配置されている。
図4(a)及び(b)は従動回転体6及び従動回転体7(支持回転体)の構成を説明するための図である。図4(a)は図2に示す破線領域を拡大して示す断面図であり、図4(b)は図4(a)に示す支持回転体を給紙方向下流側から見た状態を示す図である。
図4(a)及び(b)に示す回転軸3は、プリント装置100本体に回転可能に取り付けられており、その両端は不図示の環部材によってスラスト方向に拘束されている。回転軸3はアーム部材4の一端である係合部4aと係合している。アーム部材4の他端である係合部4bは、軸部材41に摺動可能に係合している。軸部材41の両端は、不図示の環部材によってスラスト方向に拘束されている。軸部材41には、揺動部材(回転体保持部)5のy方向における中心位置に設けられた係合部5aが、揺動可能に係合している。
図4(a)に示すように、揺動部材5のz方向上流側を向いた面には、距離センサ5cが配置されている。ここでは、距離センサ5cとして非接触式の反射型センサを用いるが、接触式のセンサを用いてもよい。ここでは、距離センサ5cを用いて、支持回転体の位置を求める。なお、距離センサ5cは、揺動部材5のz方向上流側を向いた面におけるy方向の略中央部に配置されており、揺動部材5における距離センサ5cからの距離が等しいy方向の両端には固定部5bがそれぞれ配置されている。
固定部5bには圧縮バネ(弾性体)46の一端が固定されており、圧縮バネ46の他端は軸部材47の突起部47aに固定されている。圧縮バネ46は、z方向下流側から上流側に向かって軸部材47を付勢する。給紙方向下流側の軸部材47には従動回転体6が、給紙方向上流側の軸部材47には従動回転体7が、それぞれ回転可能に係合している。圧縮バネ46によってz方向下流側から上流側へ軸部材47が付勢されているため、軸部材47に係合している従動回転体6及び従動回転体7は、z方向下流側から上流側に向かってロールシートRの外周と当接できるように構成されている。
ロールシートRと当接している状態において、従動回転体6及び従動回転体7は、ロールシートRの回転に伴って回転する。従動回転体6及び従動回転体7は、ロールシートRからシート1を引き出す方向(y方向)において離れて配置されている。従動回転体7は、従動回転体6の位置よりも図2に示す搬送ガイド8から遠い位置に配置されており、ロールシートRと当接している状態で、ロールシートRがたるまないように、重力方向(z方向)下側(下流側)からロールシートRに当接して支えている。
図4(a)に示すように、従動回転体6及び従動回転体7は、揺動部材5の中心位置に対してy方向において略等距離の位置にそれぞれ配置されている。この構成によって、揺動部材5の軸部材41を中心とした揺動によって、ロールシートRに従動回転体6及び従動回転体7が当接する力(当接力)が均等となるようにしている。
アーム部材4の位置よりもz方向下流側には回転カム42が配置されている。アーム部材4は、揺動部材5、従動回転体6、7、などの重量によって、回転カム42に付勢して位置決めされる。回転カム42は軸部材43に係合している。
図5を参照して後述する駆動モータ33(駆動部)によって軸部材43を回転させ、これに伴って回転カム42を回転させることによって、アーム部材4を回動させ、揺動部材5を揺動させ、従動回転体6及び従動回転体7(支持回転体)を変位させる。ここでは、ロールシートRの外周と当接しる当接位置、又はロールシートRの外周から離間する離間位置、に支持回転体を位置させる。詳細は、図6を参照して後述するが、給紙動作(供給動作)においては当接位置に支持回転体を位置させ、斜行矯正時においては離間位置に支持回転体を位置させる。
上述のように、従動回転体6及び従動回転体7は、軸部材47を介して圧縮バネ46によってロールシートRと当接する方向へ付勢されている。そのため、ロールシートRの外径(ロール外径)が変化した場合であっても、圧縮バネ46による付勢力によって、従動回転体6及び従動回転体7はロールシートRと当接することができる。
図5を参照して後述するCPU201によって駆動モータ33が制御され、軸部材43、回転カム42、アーム部材4、揺動部材5、圧縮バネ46、及び軸部材47の相互作用によって、従動回転体6及び従動回転体7の位置が変化する。そのため、これらは、従動回転体6及び従動回転体7を移動させるための機構であり、ロールシートRに従動回転体6及び従動回転体7が当接する力を調整する機構でもある。
図5はプリント装置100の制御構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリント装置100は、CPU201、入出力インターフェイス202、RAM203、およびROM204を含んでいる。CPU201はプリント装置100全体の制御を司っている。ROM204はCPU201が実行する各種プログラムやプリント装置100の各種動作に必要な固有データを格納する。RAM203は、CPU201のワークエリアや各種受信データの一時格納領域として用いられる。また、RAM203は各種設定データを記憶する。
ユーザは、操作パネル20を操作することによって、シートの種類、サイズ、各種設定情報などを入力する。この情報は入出力インターフェイス202を介してCPU201に入力される。また、CPU201は入出力インターフェイス202を介して、各種情報を操作パネル20に表示する。プリント装置100は不図示の外部機器や外部記憶媒体などと接続されており、これらから画像データなどが、入出力インターフェイス202を介してCPU201へ入力される。CPU201は入力された画像データに各種処理を施してプリントデータを生成し、生成されたプリントデータに基づいて画像をプリントするように、プリント装置100を制御する。
CPU201は、距離センサ5a、シート検知センサ32、先端検知センサ12、および位置指定部38と接続されている。CPU201は、これらからの情報をRAM203に書き込み、書き込んだ情報を読み出す。位置指定部38は、支持回転体の位置を指定する。
図6はシートセット動作の流れを示すフローチャートであり、プリント動作開始前の位置にシートの先端をセットする動作を説明するためのフローチャートである。
プリント装置100のスプールホルダ31にロールシートRと一体となったスプール部2がセットされ、ロールシートRの存在がシート検知センサ32によって検知されると、その情報がシート検知センサ32からCPU201へ送られる。これによって、シートセット動作が開始される。また、ユーザによる操作パネル20の操作によって入出力インターフェイス202を介してCPU201に入力されたロールシートRの種類などに関する情報が、CPU201から位置指定部38へ送られる。なお、ロールシートの種類などに関する情報は、不図示の取得部によって取得され、CPU201に入力されるようになっていてもよい。
位置指定部38は、CPU201からの情報に基づいて、支持回転体の位置を指定する。位置指定部38は、図8を参照して後述するテーブルなどを用いて、シート1に適した当接位置を指定し、その情報をCPU201に送る。
CPU201は、位置指定部38からの情報に基づき、駆動モータ33を正回転させ、これによって、軸部材43を回転させ、回転カム42の回転によってアーム部材4を回動させる(S1)。ここでは、駆動モータ33を正回転させると支持回転体がロールシートRの外周に近づき、駆動モータ33を逆回転させると支持回転体がロールシートRの外周から遠ざかるようになっている。距離センサ5cは、ロールシートRの外周との間の距離を測定し、この結果をCPU201に送る。
CPU201はこの測定結果から支持回転体の現在の位置を求め、この位置と位置指定部38から指定された位置とを比較し、駆動モータ33を制御し、適切な位置に支持回転体を位置させる。CPU201は、距離センサ5cの測定結果を得ながら、ロールシートRに対して支持回転体から加わる力(ロールシートRに支持回転体が当接する力)が所望の力となるように即ち指定された位置に支持回転体を位置させるように、駆動モータ33を動作させる。より具体的には、所望の当接力に満たない場合は、所望の当接力となるように駆動モータ33をさらに正回転させる。他方、当接力が所望の当接力を超える場合は、駆動モータ33を逆回転させる。このようにして、ロールシートRに対する当接力が所望の当接力となる位置に、支持回転体は配置される。
なお、ここでは、位置指定部38から指定された位置となるように支持回転体を移動させる方法について説明したが、位置指定部38からシートに適した当接位置を取得することは必須ではない。すなわち、ロールシートRの種類などに関わらずロールシートRがセットされていれば、ロールシートRと支持回転体とが当接するように、支持回転体を移動させてもよい。この場合、CPU201は、距離センサ5cからの測定結果に基づいて、ロールシートRの外周に支持回転体が当接するように、駆動モータ33を制御する。
図7(a)〜(c)は支持回転体とロールシートRとを示す概略断面図である。図7(a)はロールシートRのロール外径が比較的大きい場合における当接状態を示しており、図7(b)はロールシートRのロール外径が比較的小さい場合における当接状態を示している。また、図7(c)はロールシートRの外周から支持回転体を離間させ、ロールシートRと支持回転体との当接状態を解除した状態を示している。図7(a)及び(b)に示すように、ロール外径の大きさによって、ロールシートRと当接するための支持回転体の位置が異なる。CPU201は、ロール外径の変化に応じて支持回転体を移動させるために、距離センサ5cによる測定結果を得ながら、駆動モータ33を動作させる。
再び、図6を参照する。CPU201は、スプール駆動モータ34を正方向に回転させることによって、スプール駆動ギヤ30及びスプール回転ギヤ25を介して、スプール軸21を回転させ、シート1の給紙動作を開始させる(S2)。
シート1が給紙されると、CPU201は、先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されたか否かを判定する(S3)。先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されていない場合(S3にてNOの場合)、CPU201はシート1の先端が検知されるまでS3の判定を繰り返す。先端検知センサ12にてシート1の先端が検知された場合(S3にてYESの場合)、CPU201は、搬送ローラ駆動用モータ35を正方向に回転させ、搬送ローラ10を回転させる(S4)。これにより、シート1の先端は、搬送ローラ10および搬送ニップローラ11に挟持され、このローラ対の回転によって搬送され、搬送ローラ10と搬送ニップローラ11との間の空間を通過する。
シート1の斜行を矯正するために、CPU201は、シート1が所定量搬送されたか否かを判定する(S5)。この所定量とは、斜行矯正動作時において、シート1の搬送及び巻き取りが繰り返されても、シート1の先端が搬送ローラ10及び搬送ニップローラ11の位置よりもy方向上流側に位置することがない量であるものとする。シート1が所定量搬送されていない場合(S5にてNOの場合)、CPU201は、シート1が所定量搬送されるまでS5の判定を繰り返す。シート1が所定量搬送されている場合(S5にてYESの場合)、CPU201は、駆動モータ33を逆回転させ、軸部材43の回転に伴う回転カム42の回転によって、ロールシートRの外周から遠ざかる方向へアーム部材4を回動させる(S6)。これによって、支持回転体とロールシートRとの当接状態を解除する。また、CPU201は、不図示の離間モータを制御することによって搬送ローラ10から搬送ニップローラ11を離間させ、搬送ニップローラ11によるニップ力を弱める(S6)。そして、CPU201によるスプール駆動モータ34及び搬送ローラ駆動用モータ35の制御によって、シート1の搬送及び巻き戻しを繰り返し(S7)、シート1を巻き取りながら不図示のセンサにてシート1の端部の位置を読み取り、斜行量を検知する。CPU201は、不図示のセンサからの情報に基づきシート1の斜行が矯正されたか否かを判定する(S8)。CPU201は、シート1の斜行が矯正された場合(S8にてYESの場合)は斜行矯正動作を終了させ、シート1の斜行が矯正されていない場合(S8にてNOの場合)は斜行が矯正されるまで斜行矯正動作を継続させる。
CPU201は、シート1の斜行が矯正されたと判定した場合(S8にてYESの場合)、先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されたか否かを判定する(S9)。シート1の先端が検知されていない場合(S9にてNOの場合)、CPU201は、先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されるまで、シート1を巻き戻す。先端検知センサ12にてシート1の先端が検知された場合(S9にてYES)、CPU201はスプール駆動モータ34及び搬送ローラ駆動用モータ35を制御してスプール駆動ギヤ30及び搬送ローラ10の回転を停止させ、シート1の巻き戻し動作を停止する。
CPU201は、不図示の離間モータを制御することによって搬送ローラ10に近付ける方向へ搬送ニップローラ11を移動させ、搬送ニップローラ11によるニップ力を斜行矯正動作前のニップ力に戻し(S10)、本処理を終了させる。本処理の終了後に、必要に応じて、プリント動作が開始される。このようにして、ロールシートRのロール部からのシート1の先端の給紙動作、及びシート1の斜行矯正動作を経て、シート1の先端がプリント動作開始前の位置にセットされる。
プリント動作開始の指示がCPU201にて受信されると、上述したS1〜S4と同様の処理が実行される。これによって、ロールシートRの外周に重力方向の下方から支持回転体が当接している状態において、ロールシートRを回転させ、ロールシートRからシート1を給紙させる。給紙されたシートに対してプリントヘッド15による記録動作によって画像が記録され、画像が記録されたシートが出力される。このように、ここでは、プリント装置100にロールシートRがセットされ、ロールシートRからシート1を引き出す際に当接位置に、斜行矯正時に離間位置に、斜行矯正後には再び当接位置に、支持回転体を位置させる。なお、プリント動作中のシートの搬送動作においては、ロールシートRに支持回転体を当接させなくてもよい。
また、図6においては、斜行矯正動作において、搬送ローラ10及び搬送ニップローラ11の位置よりもy方向上流側にシート1の先端が位置しないように、シート1を所定量搬送する場合について説明した。しかしながら、シート1の斜行量などによっては、斜行矯正動作時に、搬送ローラ10及び搬送ニップローラ11の位置よりもy方向上流側にシート1の先端が位置することもある。この場合にシート1を給紙する際は、ロールシートRの外周に支持回転体を再び当接させて、給紙してもよい。
ここでは、ロールシートRを回転させ、ロールシートRの外周に支持回転体を当接させ、ロールシートRの回転に支持回転体を従動回転させることによって、ロールシートRに給紙力(ロールシートのロール部からシートを送り出す力)を付与して給紙する。給紙の際に必要とされる力は、給紙の際に生じる抵抗などによって異なるが、その抵抗はシートの種類や搬送経路の構造など様々な条件によって異なる。例えば、比較的高い剛性を有するシートはそれよりも低い剛性を有するシートよりも強い給紙力を必要とするし、比較的坪量が重いシートはそれよりも坪量が軽いシートよりも強い給紙力を必要とする。搬送経路が複雑である場合や搬送路が長い場合などにおいても、給紙の際に生じる抵抗は大きくなり、比較的強い給紙力を必要とすることがある。
また、ここでは支持回転体がx方向に複数配置されているため、シートの幅(x方向における幅)が比較的広い場合は、これよりも幅が狭いシートを給紙する場合と比較して、支持回転体とシートとが接する箇所も多くなる。そのため、シートの種類や当接力の強さの程度によっては、シートに傷がついてしまうおそれがある。
そこで、ここでは、シート1の種類に応じて、ロールシートRの外周に支持回転体が当接する力を変更することによって、シートの種類ごとに適した当接力によってロールシートRに給紙力を付与してシート1を給紙する。
図8は、位置指定部38にて支持回転体の位置を指定する際に用いるテーブルの一例を示す表である。図8においては、給紙時における当接力を示しており、シートの種類ごとに適した当接力を示している。図8に示す場合においては、シートの種類が普通紙、光沢紙、コート紙である場合に給紙に適した当接力を、標準の当接力とする。これに対して、シートの種類が傷のつき易い紙たとえば薄紙などである場合の当接力は、標準の当接力よりも弱く設定されている。シートの種類が、剛度が比較的高い紙や坪量が比較的重い紙たとえばアート紙である場合の当接力は、標準の当接力よりも強く設定されている。
位置指定部38は、図8に示すテーブルを用いることによって、CPU201から入力されたシートの種類に応じた当接力となるように、当接位置を求め、当接位置に関する情報をCPU201へ送る。
上述のように、CPU201は、位置指定部38から入力された情報と、距離センサ5cの測定結果と、に基づいて、駆動モータ33を制御する。つまり、CPU201は、必要に応じて、駆動モータ33を制御し、軸部材43を回転させ、この回転に伴う回転カム42の回転によって、支持回転体の位置を変化させ、ロールシートRに対する支持回転体からの当接力を変化させる。具体的には、傷がつき易いシートである場合は標準の当接力よりも弱い当接力で当接させることによって、シートのプリント面に傷がつくことを抑制しつつ給紙力を付与して給紙する。他方、高剛度のシートである場合などは標準の当接力よりも強い当接力で当接させることによって比較的強い給紙力を付与して給紙する。これによって、ロールシートRのロール部からシート1を的確に供給する。
なお、ここでは、図8に示すシートの種類と当接力とが対応付けられたテーブルを用いる場合について説明したが、他の条件によって当接力を求めてもよい。例えば、シートのサイズと当接力とが対応付けられたテーブルを用いてもよいし、シートの種類及びサイズと当接力とが対応付けられたテーブルを用いてもよいし、各種設定条件と当接力とが対応付けられたテーブルを用いてもよい。また、シート供給装置内又はプリント装置内の環境条件(温度や湿度)によってシートの特性が変化することもあるので、装置内の環境条件を加味して、当接力を変更してもよい。
このように、ロールシートRを回転させ、ロールシートRの外周に重力方向下方から支持回転体を当接させ回転させて、ロールシートRに給紙力を付与し、シート1を送り出す際の力をその際に生じる抵抗よりも強くするようにする。これによって、シート1を送り出す際のシート1の自重による撓みなどの発生を抑制し、ロール部からシート1を的確に送り出すことができる。
ロールシートRと当接する際、支持回転体(従動回転体6及び従動回転体7)は、ロールシートRの回転に従動回転するため、ロールシートRの回転を妨げずロールシートRにおける支持回転体との接触部に傷がつくことを抑制することができる。また、回転するロールシートRの外周に支持回転体を当接させ、ロールシートRを回転させる駆動力を、ロール部のシート間の摩擦力を介して、支持回転体に伝達することによって、支持回転体による給紙力を高めることができる。
支持回転体は、x方向に沿って複数配置されているため、ロールシートRに対して支持回転体からの給紙力を効率的に付与することができる。給紙動作において、支持回転体は、重力方向の下側から(下流側から上流側に向けて)ロールシートRに当接して自重の一部を支えるため、ロールシートRの自重による撓み(ロール変形)が軽減される。また、支持回転体がロールシートRの自重の一部を支えるので、ロールシートRの両端でシートを支えるフランジやスプールなどの部品に掛かる力が軽減され、支持精度や部品疲労が軽減される。結果として、長期間の使用に渡り高い給紙精度を維持することができる。また、上述のように、支持回転体はシートを供給する際に回転するのでシート表面に引き摺り傷をつけることが無く、品位の高いプリントが可能となる。
支持回転体は移動可能に構成されているため、給紙動作においてはロールシートRに給紙力を付与するために当接位置に位置させ、シート1の巻き取り動作等を行う場合は離間位置に位置させることができる。このため、巻き取り動作の際に支持回転体は動作の妨げにならない。
(第2実施形態)
図9及び図10はプリント装置101の内部構成の他の例を示す概略断面図である。本実施形態においては、給紙部を有しないプリント装置に対して、給紙装置を取り付ける場合について説明する。図2を参照して上述したように、第1実施形態においては、2本のロールシートRをそれぞれ供給可能なように、2つの給紙部(200a、200b)を有するプリント装置100について説明した。しかしながら、図9に示すような給紙部を有しないプリント装置101に対して、供給装置を必要に応じて配置することもできる。なお、図9及び図10において上記実施形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
図9に示すように、プリント装置101は給紙部を有しておらず、プリント装置101には1本のロール紙であるロールシートR1がセットされている。また、プリント装置101はスプール駆動ギヤ30及びスプール駆動モータ34を有していない。そのため、プリント装置101においては、ユーザが、プリント装置101にロールシートR1をセットした後に、ロールシートR1を図面正面視から反時計回りに回転させることによって、シート1を搬送ガイド8に導く。ユーザは、先端検知センサ12の読み取り可能範囲にシート1の先端が到達するまでロールシートR1を回転させる。先端検知センサ12にてシート1の先端が検知された後は、図6に示すS4以下の処理と同様の処理が実行される。このプリント装置101に対して、給紙装置200c、200dなどによって構成されたオプションユニット250を取り付けると、図10に示す構成となる。
図10は、図9に示すプリント装置101にオプションユニット250が取り付けられた状態を示している。図10に示すように、オプションユニット250は、給紙装置200c、200d、搬送路302を有する。プリント装置101の搬送路301及びオプションユニット250の搬送路302は、接続部303にて接続される。
図10に示すように、プリント装置101にオプションユニット250が取り付けられると、プリント装置101にセットされているロールシートR1と当接することが可能な位置に給紙装置200cが配置される。図示しないが、給紙装置200cはスプール駆動ギヤ30及びスプール駆動モータ34cを有している。スプール駆動モータ34cによるスプール駆動ギヤ30の回転を、スプール部2のスプール回転ギヤ25に伝達して、ロールシートR1と一体となったスプール軸21を回転駆動させる。これによって、ユーザによるロールシートRの回転動作を必要とせずに、上述した実施形態と同様な給紙動作によって、ロールシートR1のロール部からシート1の先端を送り出すことができる。また、給紙装置200cの位置よりもさらにz方向下流側にロールシートR2がセットされた給紙装置200dが配置される。これによって、簡易な構成であり且つ安価な1段ロール機であるプリント装置101を、2段ロール機として使用することができる。
このように、給紙部を有しないプリント装置に対してもオプションユニットとして給紙装置を取り付けることよって、給紙動作におけるユーザの負担を軽減させることができる。さらに、ロールシートがセットされている給紙装置を、プリント装置に取り付けることによって、プリント装置にて使用可能なロールシートの本数を増やすことができる。
(第3実施形態)
本実施形態においては、スプール駆動モータ34にスプール駆動量検出エンコーダ36が取り付けられており、搬送ローラ駆動用モータ35に搬送ローラ駆動量検出エンコーダ37が取り付けられている構成について説明する。上記実施形態においては、距離センサ5cの測定結果に基づいて駆動モータ33を制御していたが、本実施形態においては、上記エンコーダからの検出値に基づいて、駆動モータ33を制御する。なお、ここでは、搬送ローラ10と搬送ニップローラ11とによってシート1が挟持された後のシート1の給紙動作において、ロールシートRの外周に支持回転体を当接させる方法について説明する。また、ここでは、第1実施形態にて説明した斜行矯正動作を行わない場合について説明する。第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
図11はプリント装置100の制御構成を示すブロック図である。図11に示すように、図5に示す距離センサ5aに代えて、スプール駆動量検出エンコーダ36及び搬送ローラ駆動量検出エンコーダ37がCPU201に接続されている。スプール駆動量検出エンコーダ36はスプール駆動モータ34の回転量(回転角度や回転数)を検出する。搬送ローラ駆動量検出エンコーダ37は、搬送ローラ駆動用モータ35の回転量を検出する。
ユーザは、ロールシートをプリント装置100にセットした後、先端検知センサ12の読み取り可能範囲にシート1の先端が到達するまでロールシートR1を回転させる。先端検知センサ12にてシート1の先端が検知されると、CPU201は、搬送ローラ駆動用モータ35を介して、搬送ローラ10を回転させる。これによって、シート1は搬送ローラ10と搬送ニップローラ11とによって挟持される。
CPU201は、搬送ローラ10と搬送ニップローラ11とによってシート1を挟持した後シート1を張った状態で所定量搬送した際の各エンコーダの検出値を比較して、給紙され搬送されたシート1の量から、ロールシートRの外径の変化を求める。CPU201には、ロールシートRがセットされたときの支持回転体とロールシートRとの間の距離に関する情報が入力される。CPU201は、この情報とロールシートRの外径の変化に関する情報とに基づいて、ロールシートRと支持回転体との間の現在の距離を求め、位置指定部38から指定された位置に支持回転体を位置させるように、駆動モータ33を制御する。
このように、本実施形態においては、搬送ローラ10と搬送ニップローラ11とによってシート1を挟持した後の給紙動作において、回転するロールシートRに給紙力を付与する。これによって、ロールシートRからシート1を的確に給紙し、搬送中におけるシートの撓みなどを防止し、シート1を安定的に搬送することができる。そのため、搬送中に行われるプリント動作における画像品質の低下なども抑制することができる。
(他の変形例)
上記実施形態では従動回転体6及び従動回転体7の2つの部材で支持回転体が構成されている場合について説明したが、支持回転体は従動回転体6及び従動回転体7の何れか一方で構成されていてもよいし、ローラ形状ではなく回転ベルト形状であってもよい。また、支持回転体はシートの動きに従動回転するものに限らず、駆動力により能動的に回転するものであってもよい。
また、上記実施形態においては、ロールシートRの外周に重力方向の下側から支持回転体を当接させる構成について説明した。しかしながら、ロールシートRの外周に対して重力方向下側から力を付与する形態に置き換えてもよい。例えば、回転せずに表面が平滑でシートに傷をつけにくい部材をロールシート外周に下方から押し当てる構成としてもよい。あるいはロールシート外周に局所的に下方から強い風を当てて風圧により支える構成としてもよい。すなわち、シート1の自重などによるシート1の撓みを抑制することができれば、種々の形態を採用することができる。
上記実施形態は支持回転体が、重力方向の下側からロールシートRに当接するものである。本明細書において「重力方向の下側から」とは、図2のような位置関係に限定されるものではない。支持回転体がロールシートRの重量を少しでも支持できる位置にあれば「重力方向の下側から」の意味として解釈される。
なお、支持回転体の位置を制御するために用いる情報は、第1実施形態にて説明した距離センサを用いて取得してもよいし、第3実施形態にて説明したエンコーダを用いて取得してもよい。すなわち、支持回転体の位置を制御することができれば、そのために用いる情報を取得するための方法は特に限定されるものではない。
上記実施形態においては、2本のロールシートに夫々対応する2つの供給装置を、プリント装置に配置する場合について説明したが、プリント装置にセットするロールシートの本数などに応じて給紙装置の個数も適宜変更することができる。つまり、プリント装置は供給装置を2つ以上備えていてもよいし、1つの供給装置のみを備えていてもよい。
上記実施形態においては、プリント装置に供給装置を配置する場合について説明したが、読み取り装置又は読み取りプリント装置などに供給装置を配置することもできる。すなわち、スキャナ等の読取装置における読取部、コピー機等の読取プリント装置におけるプリント部や読取部へ、シートを供給する場合にも上記実施形態にて説明した供給装置を用いることができる。
6 従動回転体(支持回転体)
7 従動回転体(支持回転体)
31 スプールホルダ(ロールシート保持部)
200 シート供給装置

Claims (10)

  1. ロールシートを保持する保持部と、前記保持部から供給されたロールシートにプリントするプリントヘッドと、前記保持部に保持されたロールシートを回転させてロールシートを前記プリントヘッドへ供給する駆動手段と、前記保持部に保持されたロールシートの外周と当接して前記ロールシートに従動して回転する回転体と、を備えるプリント装置において、
    前記回転体を、前記ロールシートと当接する第1の位置と、前記ロールシートから離間した第2の位置とに移動させる移動機構を更に備えることを特徴とするプリント装置。
  2. 前記移動機構は、前記保持部に保持されたロールシートを前記プリントヘッドへ供給するときは前記回転体を前記第1の位置に移動させ、前記ロールシートの斜行を矯正するときは前記回転体を前記第2の位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記移動機構は、前記ロールシートに前記回転体が当接する当接力を調整することが可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 使用するロールシートの特性、ロールシートのサイズ、環境条件の少なくとも1つに応じて、前記当接力を変化させることを特徴とする請求項3に記載のプリント装置。
  5. 前記移動機構は、アーム、前記アームの端部で前記回転体を弾性体を介して保持する回転体保持部、および前記アームを回動させる駆動部を含み、前記駆動部により前記アームを回動させることにより前記当接力を調整することを特徴とする請求項3または4に記載のプリント装置。
  6. 前記ロールシートは両側にスプール部が取り付けられた状態で前記保持部に保持され、前記駆動手段による駆動力がスプール部に伝達されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のプリント装置。
  7. 前記回転体は、第1の回転体と、前記ロールシートが供給される方向において前記第1の回転体の下流に設けられた第2の回転体と、を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記回転体は、前記ロールシートのシート幅方向に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のプリント装置。
  9. 前記保持部、前記駆動手段および前記回転体を有し、前記プリントヘッドへロールシートを供給する供給部を複数備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のプリント装置。
  10. 前記供給部は前記プリント装置に対して取り付け可能であることを特徴とする請求項9に記載のプリント装置。
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