JP6442070B2 - 消去デバイアスを用いてメモリを動作させる装置、及び方法 - Google Patents

消去デバイアスを用いてメモリを動作させる装置、及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6442070B2
JP6442070B2 JP2017544891A JP2017544891A JP6442070B2 JP 6442070 B2 JP6442070 B2 JP 6442070B2 JP 2017544891 A JP2017544891 A JP 2017544891A JP 2017544891 A JP2017544891 A JP 2017544891A JP 6442070 B2 JP6442070 B2 JP 6442070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage level
memory cells
memory cell
memory
applying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017544891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6442070B6 (ja
JP2018525764A (ja
Inventor
丹沢 徹
徹 丹沢
Original Assignee
マイクロン テクノロジー, インク.
マイクロン テクノロジー, インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロン テクノロジー, インク., マイクロン テクノロジー, インク. filed Critical マイクロン テクノロジー, インク.
Publication of JP2018525764A publication Critical patent/JP2018525764A/ja
Publication of JP6442070B2 publication Critical patent/JP6442070B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6442070B6 publication Critical patent/JP6442070B6/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/08Address circuits; Decoders; Word-line control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3436Arrangements for verifying correct programming or erasure
    • G11C16/344Arrangements for verifying correct erasure or for detecting overerased cells
    • G11C16/3445Circuits or methods to verify correct erasure of nonvolatile memory cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/20Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

本発明は、一般的にメモリに関し、特に1以上の実施形態において消去デバイアス(de−bias)を用いてメモリを動作させる装置、及び方法に関する。
メモリデバイスは、一般に、コンピュータ又は他の電子デバイス内の、内部、半導体、集積回路デバイスとして提供される。ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、及びフラッシュメモリを含む多くの異なるタイプのメモリがある。
フラッシュメモリは、幅広い電子用途向けの、広く用いられる不揮発性メモリの源となった。フラッシュメモリは、一般的に、高記憶密度、高信頼性、及び低電力消費を可能にする1トランジスタメモリセルを使用する。電荷蓄積構造(例えば、浮遊ゲート又は電荷トラップ)のプログラミング(しばしば書き込みと呼ばれる)又は他の物理現象(例えば、相変化又は分極)による、メモリセルの閾値電圧(Vt)の変化は、各メモリセルのデータ状態(例えば、データ値)を決定する。フラッシュメモリ及び他の不揮発性メモリの一般的な用途としては、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルカメラ、デジタルメディアプレーヤ、デジタルレコーダ、ゲーム、電気製品、車両、無線デバイス、携帯電話、及びリムーバブルメモリモジュールがあり、不揮発性メモリの用途は拡大し続けている。
NANDフラッシュメモリは、一般的な種類のフラッシュメモリデバイスで、論理形式が求められ、この論理形式において基本メモリセル構成が配置される。一般的に、NANDフラッシュメモリ用のメモリセルのアレイは、ワード線などのアクセス線を形成するため、アレイの行の各メモリセルの制御ゲートが互いに接続されるように構成される。アレイの列は、例えばソース選択トランジスタとドレイン選択トランジスタなど、一対の選択トランジスタ間が互いに直列に接続されたメモリセルのストリング(しばしばNANDストリングと呼ばれる)を含む。各ソース選択トランジスタは、ソース線に接続され、各ドレイン選択トランジスタは、列ビット線などのデータ線に接続される。「列」は、ローカルビット線などのローカルデータ線に共通に接続されるメモリセルのグループを指す。これは、特定の方向又は線形関係を必要とせず、代わりにメモリセルとデータ線との間の論理関係を指す。
高容量メモリに対する要求を満たすために、設計者は、記憶密度(例えば、集積回路ダイの所与の領域内のメモリセルの数)を高くするために努力を続ける。記憶密度を増やす1つの方法は、例えば、しばしば3次元メモリアレイと呼ばれる積み重ねられたメモリアレイを形成することである。積み重ねられたメモリアレイを有するこのようなメモリの動作は、単一のレベルに形成されるメモリアレイにおいて発生しない課題を提示し得る。
一実施形態による、電子システムの一部としてのプロセッサと通信するメモリの簡略化されたブロック図である。 図1を参照して説明した種類のメモリに使用可能な、メモリセルのアレイの一部の概略図である。 図1を参照して説明した種類のメモリに使用可能な、メモリセルのアレイの一部の別の概略図である。 図1を参照して説明した種類のメモリに使用可能な、メモリセルのアレイの一部の別の概略図である。 背景技術としてのメモリセルのアレイの一部の断面図である。 実施形態において使用するメモリセルのアレイの一部の断面図である。 実施形態において使用するメモリセルのアレイの一部の別の断面図である。 実施形態において使用するメモリセルのアレイの一部の、簡略化した断面図である。 実施形態において使用するNANDストリングの一部の、簡略化した断面図である。 実施形態において使用するNANDストリングの一部の、簡略化した断面図である。 実施形態において使用するNANDストリングの一部の、簡略化した断面図である。 実施形態において使用するNANDストリングの一部の、簡略化した断面図である。 実施形態による消去デバイアスの説明に用いるための、直列接続されたメモリセルのストリングの概念図である。 一実施形態によるメモリを動作させる方法のフローチャートである。 一実施形態によるメモリを動作させる方法のフローチャートである。 一実施形態によるメモリを動作させる方法のフローチャートである。 一実施形態によるメモリを動作させる方法のフローチャートである。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成し、特定の実施形態を図で示す添付図面を参照する。図面において、同様の参照番号は、いくつかの図を通して実質的に同様の構成要素を示す。本発明の範囲から逸脱することなく、他の実施形態を用いることができ、構造的、論理的、及び電気的な変更を行うことができる。従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではない。
図1は、一実施形態による電子システムの形態における第3の装置の一部としてのプロセッサ130の形態における第2の装置と通信するメモリ(例えば、メモリデバイス)100の形態の第1の装置の、簡略化されたブロック図である。電子システムのいくつかの例には、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルカメラ、デジタルメディアプレーヤ、デジタルレコーダ、ゲーム、電気製品、車両、無線装置、携帯電話、リムーバブルメモリモジュールなどが含まれる。プロセッサ130、例えば、メモリデバイス100の外部のコントローラは、メモリコントローラ又は他の外部ホストデバイスであってもよい。
メモリデバイス100は、行及び列に論理的に配置されたメモリセルのアレイ104を含む。論理行のメモリセルは、通常、同一のアクセス線(一般的にワード線と呼ばれる)に接続され、論理列のメモリセルは、通常、同一のデータ線(一般的にビット線と呼ばれる)に選択的に接続される。単一のアクセス線は、メモリセルの複数の論理行に関係付けられてもよく、単一のデータ線は、複数の論理列に関係付けられてもよい。メモリセルのアレイ104の少なくとも一部のメモリセル(図1には示されていない)は、直列に接続されたメモリセルのストリングに配置される。
行デコード回路108及び列デコード回路110は、アドレス信号をデコードするために設けられる。アドレス信号は、メモリセルのアレイ104へのアクセスのため、受信され、デコードされる。メモリデバイス100は、また、メモリデバイス100へのコマンド、アドレス及びデータの入力、並びにメモリデバイス100からのデータ及びステータス情報の出力を管理するための、入出力(I/O)制御回路112を含む。アドレスレジスタ114は、I/O制御回路112及び行デコード回路108及び列デコード回路110と通信して、デコード前にアドレス信号をラッチする。コマンドレジスタ124は、入力コマンドをラッチするため、I/O制御回路112及び制御ロジック116と通信する。
内部コントローラ(例えば、制御ロジック116)などのコントローラは、コマンドに応じてメモリセルのアレイ104へのアクセスを制御し、外部プロセッサ130のステータス情報を生成する。すなわち、制御ロジック116は、本明細書に記載される実施形態に従い、アクセス動作(例えば、消去動作)を実行するよう構成される。制御ロジック116は、行デコード回路108及び列デコード回路110と通信して、アドレスに応じて行デコード回路108及び列デコード回路110を制御する。
制御ロジック116は、また、キャッシュレジスタ118及びデータレジスタ120と通信する。キャッシュレジスタ118は、メモリセルアレイ104が、それぞれ他のデータの書き込み又は読み出しのため使用されている間、データを一時的に記憶するために、制御ロジック116の指示に従い、入力又は出力のいずれかのデータをラッチする。プログラミング動作中(例えば書き込み動作と呼ばれることが多い)、データは、メモリセルのアレイ104への転送のために、キャッシュレジスタ118からデータレジスタ120に渡される。それから新たなデータが、I/O制御回路112からキャッシュレジスタ118においてラッチされる。読み出し動作の間、データはキャッシュレジスタ118からI/O制御回路112に渡され、外部プロセッサ130に出力される。それから新たなデータが、データレジスタ120からキャッシュレジスタ118に渡される。ステータスレジスタ122は、I/O制御回路112及び制御ロジック116と通信し、プロセッサ130に出力するためのステータス情報をラッチする。
メモリデバイス100は、制御リンク132を介し、プロセッサ130から、制御ロジック116において制御信号を受信する。制御信号は、少なくとも、チップイネーブルCE#、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブルALE、及び書き込みイネーブルWE#を含んでもよい。付加的な制御信号(図示せず)が、メモリデバイス100の性質に応じ、制御リンク132を介し、更に受信されてもよい。メモリデバイス100は、多重化された入出力(I/O)バス134を介し、プロセッサ130から、コマンド信号(コマンドを表す)、アドレス信号(アドレスを表す)、及びデータ信号(データを表す)を取得し、また、I/Oバス134を介し、プロセッサ130にデータを出力する。
例えば、コマンドは、I/O制御回路112において、I/Oバス134の入出力(I/O)ピン[7:0]を介し受信され、コマンドレジスタ124に書き込まれる。アドレスは、I/O制御回路112において、バス134の入出力(I/O)ピン[7:0]を介し受信され、アドレスレジスタ114に書き込まれる。データは、I/O制御回路112において、8ビットデバイス用の入出力(I/O)ピン[7:0]、又は16ビットデバイス用の入出力(I/O)ピン[15:0]を介し受信され、キャッシュレジスタ118に書き込まれる。続いて、メモリセルのアレイ104のプログラミングのため、データレジスタ120にデータが書き込まれる。他の実施形態においては、キャッシュレジスタ118は省略されてもよく、データはデータレジスタ120に直接書き込まれる。データは、また、8ビットデバイス用の入出力(I/O)ピン[7:0]、又は16ビットデバイス用の入出力(I/O)ピン[15:0]を介し出力される。
当業者により、追加の回路と信号が提供可能であること、及び図1のメモリデバイス100が簡略化されていることが理解できるであろう。図1を参照し説明した種々のブロック構成要素の機能は、集積回路装置の別個の構成要素又は構成要素部分に必ずしも分離されないことが認識されるべきである。例えば、集積回路装置の単一の構成要素又は構成要素部分は、図1の複数のブロック構成要素の機能を実行するよう適用されることができる。あるいは、集積回路デバイスの1以上の構成要素又は構成要素部分は、図1の単一のブロック構成要素の機能を実行するため、組み合わされることができる。
更に、様々な信号の受信と出力に関する一般的な慣例に従い、特定のI/Oピンが記載されているが、様々な実施形態において、I/Oピンの他の組み合わせ又は数が使用され得ることに留意する。
図2Aは、例えばメモリセルのアレイ104の一部のように、図1を参照して説明した種類のメモリに使用できるような、メモリセルのアレイ200Aの一部の概略図である。メモリアレイ200Aは、ワード線202〜202などのアクセス線と、ビット線204〜204などのデータ線とを含む。ワード線202は、図2Aに不図示のグローバルアクセス線(例えば、グローバルワード線)に、多対1の関係で接続されてもよい。いくつかの実施形態においては、メモリアレイ200Aは、例えばpウェルを形成するためのp型導電性、又は、例えばnウェルを形成するためのn型導電性のような、導電型を有するように、例えば伝導的にドープされ半導体上に形成されてもよい。
メモリアレイ200Aは、行(それぞれがワード線202に対応する)、及び列(それぞれがビット線204に対応する)に配置されてもよい。各列は、NANDストリング206〜206のうちの1つのような、直列に接続されたメモリセルのストリングを含んでもよい。各NANDストリング206は、共通ソース216に接続され(例えば、選択的に接続され)てもよく、メモリセル208〜208を含んでもよい。メモリセル208は、データの記憶のための不揮発性メモリセルを表す。各NANDストリング206のメモリセル208は、選択トランジスタ210から210(例えば、これらはソース選択トランジスタであり、一般的に選択ゲートソースと呼ばれる)のうちの1つなどの選択トランジスタ210(例えば、電界効果トランジスタ)と、選択トランジスタ212から212(例えば、これらはドレイン選択トランジスタであり、一般的に選択ゲートドレインと呼ばれる)のうちの1つなどの選択トランジスタ212(例えば、電界効果トランジスタ)との間において、直列に接続されてもよい。選択トランジスタ210〜210は、ソース選択線などの選択線214に共通に接続されてもよく、選択トランジスタ212〜212は、ドレイン選択線などの選択線215に共通に接続されてもよい。
各選択トランジスタ210のソースは、共通ソース216に接続されてもよい。各選択トランジスタ210のドレインは、対応するNANDストリング206のメモリセル208に接続されてもよい。例えば、選択トランジスタ210のドレインは、対応するNANDストリング206のメモリセル208に接続されてもよい。従って、各選択トランジスタ210は、対応するNANDストリング206を、共通ソース216に選択的に接続するよう構成することができる。各選択トランジスタ210の制御ゲートは、選択線214に接続されてもよい。
各選択トランジスタ212のドレインは、対応するNANDストリング206用のビット線204に接続されてもよい。例えば、選択トランジスタ212のドレインは、対応するNANDストリング206用のビット線204に接続されてもよい。各選択トランジスタ212のソースは、対応するNANDストリング206のメモリセル208に接続されてもよい。例えば、選択トランジスタ212のソースは、対応するNANDストリング206のメモリセル208に接続されてもよい。従って、各選択トランジスタ212は、対応するNANDストリング206を、対応するビット線204に選択的に接続するように構成することができる。各選択トランジスタ212の制御ゲートは、選択線215に接続されてもよい。
図2Aにおけるメモリアレイは、3次元のメモリアレイでもよく、例えば、NANDストリング206は、共通ソース216を含む平面と、共通ソース216を含む平面に実質的に平行であってもよいビット線204を含む平面と、に実質的に垂直に延在してもよい。
メモリセル208の一般的な構成は、図2Aに示すように、(例えば、閾値電圧の変化を通じた)メモリセルのデータ状態を決定することができるデータ記憶構造234(例えば、浮遊ゲート、電荷トラップなど)と、制御ゲート236とを含む。ある場合には、メモリセル208は、規定されたソース230及び規定されたドレイン232を、更に有してもよい。メモリセル208は、ワード線202に接続された(場合によっては形成する)制御ゲート236を有する。
メモリセル208の列は、所与のビット線204に選択的に接続された、NANDストリング206又は複数のNANDストリング206である。メモリセル208の行は、所与のワード線202に共通に接続されたメモリセル208であってもよい。メモリセル208の行は、所与のワード線202に共通に接続された、全てのメモリセル208を含むことができるが、必ずしも含む必要はない。メモリセル208の行は、多くの場合、1以上の、メモリセル208の物理的なページのグループに分割されてもよく、メモリセル208の物理的なページは、多くの場合、所与のワードライン202に共通に接続された全ての他のメモリセル208を含む。例えば、ワード線202に共通に接続され、偶数のビット線204(例えば、ビット線204、204、204など)に選択的に接続されるメモリセル208は、メモリセル208(例えば、偶数のメモリセル)の1つの物理的なページであってもよく、一方、ワード線202に共通に接続され、奇数のビット線204(例えば、ビット線204、204、204など)に選択的に接続されるメモリセル208は、メモリセル208(例えば、奇数メモリセル)の別の物理的なページであってもよい。ビット線204−204は、図2Aには明示的に示されていないが、メモリセルのアレイ200Aのビット線204は、ビット線204からビット線204まで連続して番号付けできることが図面から明らかである。所与のワード線202に共通に接続されたメモリセル208の他のグループも、また、メモリセル208の物理的なページを画定し得る。特定のメモリデバイスによっては、所与のワード線に共通に接続された全てのメモリセルが物理ページとみなされてもよい。単一の読み出し動作中に読み出され、又はプログラミング動作中にプログラムされる、物理的なページの一部(しかし、いくつかの実施形態においては全行であり得る)(例えば、上部又は下部のページのメモリセル)は、論理的なページとみなされてもよい。メモリセルのブロックは、ワード線202−202に接続された全てのメモリセル(例えば、共通ワード線202を共有する全てのNANDストリング206)のように、共に消去されるよう構成されたメモリセルを含むことができる。
図2Bは、例えばメモリセルのアレイ104の一部のように、図1を参照して説明した種類のメモリにおいて使用できる、メモリセルのアレイ200Bの一部の別の概略図である。図2Bにおいて同様の番号が付された要素は、図2Aに関してなされた説明に対応する。図2Bは、3次元のNANDメモリアレイ構造の一例の更なる詳細を示す。3次元のNANDメモリアレイ200Bには、垂直構造が組み込まれていてもよく、この垂直構造は、半導体ピラーを含んでもよい。この半導体ピラーにおいて、ピラーの一部がNANDストリング206のメモリセルのチャネル領域として機能してもよい。NANDストリング206は、それぞれ、選択トランジスタ212(例えば、一般的に選択ゲートドレインと呼ばれる、ドレイン選択トランジスタでもよい)によってビット線204から204のいずれかに選択的に接続されてもよく、選択トランジスタ210(例えば、一般的に選択ゲートソースと呼ばれる、ソース選択トランジスタでもよい)によって共通ソース216に接続されてもよい。複数のNANDストリング206は、選択的に、同一のビット線204に接続することができる。NANDストリング206のサブセットは、NANDストリング206とビット線204との間毎の、特定の選択トランジスタ212を選択的に活性化するよう、選択線215から215をバイアスすることにより、それぞれのビット線204に接続されることができる。選択トランジスタ210は、選択線214をバイアスすることによって活性化され得る。各ワード線202は、メモリアレイ200Bのメモリセルの複数の行に接続することができる。特定のワード線202により互いに共通に接続されるメモリセルの行は、まとめて層と呼ぶことができる。
図2Cは、例えばメモリセルのアレイ104の一部のように、図1を参照して説明した種類のメモリにおいて使用できる、メモリセルのアレイ200Cの一部の別の概略図である。図2Cにおいて同様の番号の付された要素は、図2Aに関してなされた説明に対応する。図2Cは、NANDストリング206のメモリセルデッキ250を分離する中間選択ゲート211を更に含む、NANDストリング206の一例を示す。メモリセルデッキ250については、図3A〜図3Cを参照してより詳細に説明する。図2Cの中間選択ゲート211は、単純な電界効果トランジスタとして記載されているが、メモリセル208と同じ構造を代わりに使用してもよい。メモリセル208の構造を用いる場合、中間選択ゲート211は、例えば、メモリセル208の制御ゲートに印加される電圧レベルと同じ範囲の電圧レベルを利用できるように、データが消去された状態に維持されてもよい。中間ゲート211は、それぞれの選択線217に接続されている。
図3Aは、背景技術としてのメモリセルのアレイの一部の断面図である。3次元のメモリアレイは、一般的に、導体と誘電体の交互の層の形成と、これらの層におけるホールの形成と、メモリセルと他のゲートのためのゲートスタックを画定するためのホールの側壁上への付加的材料の形成と、続けての、メモリセル及びゲートのチャネルとして機能するピラー部の画定のための半導体材料でのホールの充填により、製造される。ピラー部及び例えばそれが形成される隣接する半導体材料の導電性の改善のために、(例えば導電的に不純物を添加された)導電部が、一般的に、隣接する半導体材料との界面においてピラー部に形成される。これらの導電部は、一般的には、ピラー部及び隣接する半導体材料とは異なる導電型で形成される。例えば、ピラー部がP型半導体材料で形成されている場合、導電部はN型の導電性を有することができる。
複数の層を貫通するホールの形成は、一般的に、半導体産業において一般に使用される除去処理過程の性質により、ホールの底へ向かって直径が減少するホールを生成する。ホールが狭くなりすぎないように、図2Aから図2Cを参照して説明した種類のアレイの形成を分割してもよく、これにより、NANDストリングの第1の部分を形成するための層が形成され、ホールを画定するため一部が取り除かれ、残りの構造はホールとホールの間に形成されることができる。NANDストリングの第1の部分の形成に続き、NANDストリングの第2の部分は、同様の方法で第1の部分上に形成されてもよい。図3Aは、この種類の構造を示す。
図3Aでは、直列接続されたメモリセルの2つのストリングが、断面図において示されている。なお、図の様々な要素間のスペースは、誘電材料を表すことができる。
図3Aを参照すると、第1のNANDストリングは、第1のピラー部34000及び第2のピラー部34010を含む。第1のピラー部34000及び第2のピラー部34010は、それぞれ、P型ポリシリコンなどの第1の導電型の半導体材料で形成されていてもよい。導電部34200、34210は、それぞれピラー部34000、34010の底部において、導電部34200がソース216に電気的に接続され、導電部34210がピラー部34000に電気的に接続され、形成されていてもよい。導電部34200及び34210は、第1の導電型とは異なる第2の導電型の半導体材料で形成されてもよい。第1のピラー部34000及び第2のピラー部34010をP型ポリシリコンで形成する例においては、導電部34200、34210は、N型ポリシリコンなどのN型半導体材料で形成されてもよい。更に、導電部34200及び導電部34210は、ピラー部34000及びピラー部34010よりも高い導電性レベルを有してもよい。例えば、導電部34200及び導電部34210は、N+導電性を有してもよい。あるいは、導電部34200及び導電部34210は、導体、例えば、金属又は金属シリサイドで形成されてもよい。
ピラー部34010は、導電性プラグ344を介し、データ線204に電気的に接続されている。この例では、導電性プラグ344もまた、第2の導電型の半導体材料で形成されてもよく、同様に、ピラー部34000及びピラー部34010よりも高い導電性レベルを有してもよい。あるいは、導電性プラグ344は、導体、例えば金属又は金属シリサイドで形成されてもよい。第1のNANDストリングは、ソース選択線214とピラー部34000との交差部にソース選択ゲートを更に含み、ドレイン選択線215とピラー部34010との交差部にドレイン選択ゲートを含む。第1のNANDストリングは、更に、アクセス線202〜202の各々と、ピラー部34000及び34010との交差部にメモリセルを含む。これらのメモリセルは、データ記憶構造23400〜23470を更に含む。図3Aの構造は、図の可読性の改善のため、8つのアクセス線202のみを含むよう示されるが、一般的なNAND構造は、かなり多くのアクセス線202を有することができる。
図3Aを分かりやすくするため、その全てに番号は付されていないが、ピラー部340の両側にデータ記憶構造234が示されている。個々のデータ記憶構造234は、それらのそれぞれのピラー部340の周りを完全に包んでもよく、このようにして、単一のメモリセル用のデータ記憶構造234を画定する。あるいは、複数(例えば2つ)のメモリセルが、アクセス線202とピラー部340との各交差部において画定されるように、セグメント化されたデータ記憶構造234を有する構造が知られている。本明細書に記載されている実施形態は、ピラー部340の周りに画定されるメモリセルの数には依存しない。
導電部34210の導電性を改善するため、第1のNANDストリングは、選択線217の交差部に中間ゲートを更に含む。これは、第1のNANDストリングのメモリセルを、第1のメモリセルデッキ250と第2のメモリセルデッキ250に分割する。
メモリセルデッキ250は、一般に、共通のピラー部340を共有するメモリセルグループとして考えられる。すなわち、単一のピラー部340は、メモリセルグループ用のチャネル領域として機能する。そしてメモリセルデッキ250は、複数のメモリセルグループを含むよう拡張されることができ、この場合において、それぞれの、このようなメモリセルグループは、共通のピラー部340を共有し、それぞれの共通のピラー部340は、同じレベルに形成される(例えば、同じアクセスライン202によって交差される)。メモリセルデッキ250は、アクセスライン202の(例えば、1以上の)共通セットを共有する、このようなメモリセルグループを全て含んでもよい。例えば、メモリセルデッキ250は、アクセス線202及びアクセス線202と、ピラー部34000との交差部に形成されたメモリセルを含んでもよい。メモリセルデッキ250は、アクセス線202及びアクセス線202と、これらそれぞれのピラー部34000及びピラー部34001との交差部に形成されたメモリセルを更に含んでもよく、アクセス線202及び202と、ピラー部34000及びピラー部34001、及び、同レベルに形成された任意の他のピラー部340との交差部に形成された全てのメモリセルを、まだ更に含んでもよい。
更に図3Aを参照すると、第2のNANDストリングは、第1のピラー部34001及び第2のピラー部34011を含む。第1のピラー部34001及び第2のピラー部34011は、P型ポリシリコンなどの第1の導電型の半導体材料で形成されていてもよい。ピラー部34001及びピラー部34011の底部には、導電部34201がソース216に電気的に接続され、導電部34211がピラー部34001に電気的に接続されて、導電部34201、34211が形成されていてもよい。導電部34201、34211は、第2の導電型の半導体物質で形成することができる。例えば、第1のピラー部34001及び第2のピラー部34011をP型ポリシリコンで形成する場合、導電部34201及び導電部34211は、例えばN型ポリシリコンのようなN型半導体材料により形成されてもよい。また、導電部34201及び導電部34211は、ピラー部34001及びピラー部34011よりも高い導電性レベルを有してもよい。例えば、導電部34201及び導電部34211は、N+導電性を有してもよい。
ピラー部34011は、導電性プラグ344を介してデータ線204と電気的に接続されている。この例では、導電性プラグ344は、第2の導電型の半導体材料で形成されてもよく、同様に、ピラー部34001及びピラー部34011よりも高い導電性レベルを有してもよい。あるいは、導電性プラグ344は、例えば金属又は金属シリサイドなどの導体で形成されてもよい。第2のNANDストリングは、ソース選択線214とピラー部34001との交差部にソース選択ゲート、及び、ドレイン選択線215とピラー部34011との交差部にドレイン選択ゲートを更に有する。第2のNANDストリングは、アクセス線202〜202の各々と、ピラー部34001及びピラー部34011との交差部にメモリセルを更に含む。これらのメモリセルは、データ記憶構造23401〜23471を更に含む。
導電部34211の導電性を向上させるために、第2のNANDストリングは、選択ライン217とピラー部34011との交差部に中間ゲートを更に含む。これは、第2のNANDストリングのメモリセルを、第1のメモリセルデッキ250と、第2のメモリセルデッキ250に分割する。
技術の変化に伴い、より小さい横方向寸法を有するピラー部340を形成することが望まれてもよく、又は、より多くのメモリセルを伴うNANDストリングを形成することが望まれてもよい。これら両方の状況は、2つより多いメモリセルデッキ250を、使用するNANDストリングを形成することにつながり得る。この、NANDストリングにおけるメモリセルデッキ250の数の変化は、動作上の課題をもたらす可能性がある。
図3Bは、実施形態で使用するためのメモリセルのアレイの一部の断面図である。図3Bの構造は、ソース216とデータ線204との間の付加的なピラー部340(すなわち、34020及び34021)と、対応する付加的な導電部342(すなわち、34220及び34221)と、付加的な選択線217(すなわち、217)とを含むことより、図3Aにおける構造とは異なる。図3Bの構造は、図の可読性を改善するために8つのアクセス線202のみを含むように表されているが、より少ない又はより多いアクセス線202を有するNAND構造について、様々な実施形態がなされ得る。同様に、結果として得られる図3Bのメモリセルデッキ250は、図3Aのメモリセルよりも少ない、対応するメモリセルを有するよう示され、図3Bのメモリセルデッキ250は、異なる数のメモリセルを有するように示されているが、本明細書に示される実施形態は、個々のメモリセルデッキ250、又はメモリセルデッキ250の任意の組み合わせに関連づけられるメモリセルの数に依存しない。
単純な電界効果トランジスタ(例えば、図2Cに個々に示される、選択ゲート210、212及び211)としての選択ゲートを形成するための、選択線214、215及び217が図3Bに示されているが、メモリセルと同じ構造を使用することができる。図3Cは、実施形態において使用されるメモリセルのアレイの一部分の別の断面図である。図3Cの構造は、電荷蓄積構造233、235及び237を、それぞれ選択線214、215及び217の間に含むことにより、図3Bの構造と異なる。その結果として得られる選択ゲートは、例えば、ユーザデータの記憶のためのアドレス指定が不可能な、ダミーメモリセルとして動作されてもよい。ダミーメモリセルは、それぞれ、データが消去された状態などの、ある共通のデータ状態へとプログラムされてもよい。またダミーメモリセルは、それに対応するメモリセルデッキにおけるメモリセル、すなわち、対応する選択ゲートと同じピラー部340を共有するそれらメモリセル、と同じ電圧を受けてもよい。あるいは、これらのダミーメモリセルは、データ状態に関係なく単純な電界効果トランジスタであるかのように動作させられてもよい。
図3Dは、実施形態における使用のための直列接続されたメモリセルのストリングの一部の簡略化した断面図である。直列に接続されたメモリセルのストリングは、第1の導電型を有する第1の半導体材料340と、第1の導電型を有する第2の半導体材料340とを含む。直列接続されたメモリセルのストリングは、第1の半導体材料340と第2の半導体材料340との間に、第1の導電型とは異なる(例えば、反対の)第2の導電型を有する第3の半導体材料342を、更に含む。アクセス線202及びデータ記憶構造234によって表される、直列接続されたメモリセルのストリングの、第1のメモリセルグループは、第1の半導体材料340に隣接する。第1の半導体材料340は、第1のメモリセルグループ用のチャネル領域を形成することができる。アクセス線202及びデータ記憶構造234によって表される、直列に接続されたメモリセルのストリングの、第2のメモリセルグループは、第2の半導体材料340に隣接する。第2の半導体材料340は、第2のメモリセルグループ用のチャネル領域を形成することができる。様々な実施形態では、例えば第1及び第2のメモリセルグループに対する消去動作中など、第1の半導体材料340上に発生した電圧レベルが、第2の半導体材料340上に発生した電圧レベルとは異なる(例えば、より小さい)とき、アクセス線202に印加される電圧レベルは、アクセス線202に印加される電圧レベルとは異なる(例えば、より小さい)。第1の半導体材料340又は第2の半導体材料340の電圧レベルは、第3の半導体材料342の両端における電圧降下によって、それぞれ第2の半導体材料340又は第1の半導体材料340の電圧レベルがより高くなることに応じて、発生し得る。例えば、電圧レベルは、直接的に、又は第2の導電型を有する他の何らかの半導体材料を介し、半導体材料340の1つに印加され、このようにして、その電圧レベルが発生し、そして、結果として生じる電圧レベルは、他の半導体材料340において、半導体材料342を介し発生し得る。
図4A〜図4Dは、実施形態において使用されるNANDストリングの一部を簡略化した断面図であり、導電部342と、例えば214、215又は217のような対応する選択線との間の関係を示す。なお、図4A〜図4Dの選択線は、単純な電界効果トランジスタを形成するように示されているが、得られる選択ゲートもまた、図3Cを参照して説明したようにメモリセルと同じ構造を使用することもできる。図4Aは、選択線214/215/217とピラー部340との交差部における、選択ゲートのチャネル領域の長さの完全に外側に位置する導電部342を示す。図4Bは、選択ライン214/215/217とピラー部340との交差部における、選択ゲートのチャネル領域の長さの範囲内に完全に納まる導電部342を示す。図4Cは、選択線214/215/217とピラー部340との交差部における、選択ゲートのチャネル領域の長さの範囲内に部分的に納まる導電部342を示す。図4Dは、選択ライン214/215/217とピラー部340との交差部における、選択ゲートのチャネル領域の長さを超えて延びる導電部342を示す。更に、図4A〜図4Dの各々は、導電部342が、図3A〜図3Cを参照して説明したようなピラー部340の底部ではなく、ピラー部340の頂部に形成されてもよいため、上下を逆にして、導電部342がピラー部340の頂部にくるようにしてもよい。
導電部342及び/又は導電性プラグ344は、例えば、隣接するピラー部340の間、ピラー部340とソース216の間、又はピラー部340とデータ線204との間の導電性を改善するために設けられているが、これらの導電的な要素は、ピラー部340又はソース216の導電型とは異なる導電型を有する半導体材料で形成されており、ダイオードが効果的に形成され、それぞれの間で電圧降下が予測される。このような電圧降下は、2つのピラー部340のみが使用される図3Aに示すような構造を動作させる場合には一般に問題とはならない。しかし、図3B〜図3Cに示すように、3つ以上のピラー部が使用されると、これらの電圧降下によって動作上の相違が生じる可能性がある。例えば、消去電圧が図3Bのデータ線204及びソース216に印加される場合、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセルは、メモリセルデッキ250のメモリセルとは異なる(例えば、より高い)チャネル電圧レベルとなると予測され得る。メモリセルデッキ250間の、チャネル電圧レベルの差異のために、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセルの閾値電圧の結果として得られる範囲は、メモリセルデッキ250のメモリセルの閾値電圧の結果として得られる範囲とは異なる(例えば、より低い)と予測され得る。
図3Aの構造のメモリセルに対する消去動作と、図3Bの構造のメモリセルに対する同様の消去動作とを実行する例を考える。表1は図3Aの構造に印加される電圧を示し、表2は図3Bの構造に印加される電圧を示す。表1及び表2の例は、消去操作の一部を示す。一般的に、消去動作は、それぞれのデータ線204及びソース216を介してNANDストリングに印加される一連の消去パルス(例えば、パルス1、パルス2、パルス3、...)を含み、(表においてデッキ250の電圧として識別される)電圧が、対応するメモリセルを作動させるのに十分なだけ、アクセス線202に印加される。実施例には1Vが示されるが、対応するメモリセルを作動させるために十分な他の電圧レベルを使用してもよい。消去確認動作は、メモリセルが(例えば、ある目標値又はそれ以下の閾値電圧を有するなど)十分に消去されているか否かを決定するためにパルス間で実行されてもよい。消去確認が失敗した場合、通常はより高い電圧レベルを有する別の消去パルスを印加することができる。消去動作は、一般的には、ピラー部340に電流を供給する、GIDL(ゲート誘導ドレインリーク)に依存する。NANDストリングの両端における異なる特性のため、ドレイン選択線215に印加される電圧は、ソース選択線214に印加される電圧と異なることがある。
表1及び2の例では、図3Aのメモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセル、並びに図3Bのメモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセルに対する閾値電圧の結果として得られる範囲は、−3Vから−1Vの範囲にある可能性があり、図3Bのメモリセルデッキ250のメモリセルに対する閾値電圧の結果として得られる範囲は、―2Vから0Vの範囲にある可能性がある。この例では、図3BにおけるメモリセルのNANDストリング全体の閾値電圧の、得られる全体的な範囲は、図3AにおけるメモリセルのNANDストリング全体のものよりも広いだけではなく、図3Bにおける異なるメモリセルデッキ250のメモリセルが、異なるようにプログラムされることも期待できる。様々な実施形態は、直列接続されたメモリセルのストリングの消去動作において、アクセス線202へ印加される電圧の消去デバイアス(de−bias,バイアスを減じる,バイアスを変える)であって、結果として、対応するメモリセルの制御ゲートへ印加される電圧の消去デバイアスを使用し、それらのチャネル電圧レベルの差(例えば、ピラー部340の電圧レベルの差)を緩和する。
表3は、図3Bの構造に対して実行される消去動作に関し、消去デバイアスが実現される例を示す。データ線204及びソース216の電圧が表2と同じように印加される場合、デッキ250のメモリセルは、導電部34210/34211の両端、及び導電部34220/34221の両端で電圧の降下が予測されるため、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセルよりも低い、チャネル電圧レベルとなることが予測されることがあり、その場合、導電部34210/34211及び導電部34220/34221は1つの導電型を有し、ピラー部34000〜34020及びピラー部34001〜34021は異なる導電型を有する。説明のため、各結果として得られるダイオードの両端における電圧降下を1Vと見なす。直列接続されたメモリセルの所与のストリングに沿ったダイオードの実際の電圧降下は、構造及び構成の材料に依存し得るが、実験的に、経験的に、又はシミュレーションによって決定され得る。
異なるピラー部340におけるチャネル(例えば本体)の電圧のこの差を緩和するために、デッキ250のメモリセルのためのアクセス線202に印加される電圧は、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のメモリセルのためのアクセス線202に印加される電圧 と比較して低減されてよい。いくつかの実施形態では、(例えば、データ線204及びソース216から)直列接続されたメモリセルのストリングに印加される電圧は、一般的な消去動作の間、上昇し、最も大きな電圧降下を生じるメモリセルデッキ250は、一般的な消去動作の場合と同レベルの、チャネル電圧レベルを生じ得る。表3の例では、それぞれ、各消去パルスに対応する、データ線204及びソース216に印加される電圧、並びに、対応する選択線215及び214に印加される電圧は、表1の例において印加される電圧よりも1V高く、これにより、表3のメモリセルデッキ250のメモリセルは、表1の例のメモリセルと同じ状態(例えば、ゲートからチャネルへの電圧差)となり得る。従って、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のアクセス線202に印加される電圧は、それらも同様の(例えば、同じ)ゲート−チャネル電圧となるよう、1V高くなり得る。
表4及び5は、図3Bを参照して説明したものと同様であるが、付加的なメモリセルデッキ250を有する、直列接続されたメモリセルのストリングに対し、消去動作を実行する更なる例を示す。例えば、メモリセルデッキ250の構造を有するメモリセルデッキ250は、メモリセルデッキ250の番号を適切に付け替えて、1回以上繰り返し用いることができる。表4の例では、メモリセルデッキ250〜250(例えば、後述する図5の構造であって、メモリセルデッキ250〜250がなく、ダイオードドロップ543〜543がない)となる、付加的なメモリセルデッキ250を有する、図3Bの構造を考察する。この例では、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、互いに、チャネル電圧レベルが類似するようになると予測され、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、互いに、チャネル電圧レベルが類似するようになると予測されると共に、そのチャネル電圧レベルがメモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のチャネル電圧レベルよりも低くなると予測され得る。表5の例では、メモリセルデッキ250〜250(例えば、図5の構造であって、メモリセルデッキ250〜250がなく、ダイオードドロップ543〜543がない)となる、付加的な2つのメモリセルデッキ250を有する、図3Bの構造を考察する。この例では、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、互いに、チャネル電圧レベルが類似するようになると予測され、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、互いに、チャネル電圧レベルが類似するようになると予測されると共に、そのチャネル電圧レベルがメモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のチャネル電圧レベルよりも低くなると予測され、メモリセルデッキ250は、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250のチャネル電圧レベルよりも低い、チャネル電圧レベルになると予測され得る。
図5は、実施形態による消去デバイアスの更なる説明において用いられる、直列接続されたメモリセルのストリングの概念図である。図5は、8つの、メモリセルデッキ250〜250に配置された直列接続されたメモリセル208のストリングを示す。各メモリセルデッキ250〜250は、3つのメモリセル208を有するように示されている。しかしながら、個々のメモリセルデッキ250〜250は、より多く、又はより少なく、メモリセル208を含むことができ、また、1つのメモリセルデッキ250は、隣接するメモリセルデッキ250と異なる数のメモリセル208を含むことができる。
破線543〜543は、特定のメモリセルデッキ250のメモリセル208と、これに隣接する(例えば、直接隣接する)メモリセルデッキ250のメモリセル208との間、又は、特定のメモリセルデッキ250のメモリセル208と、例えば電圧ノード504(例えばデータ線204に対応し得る電圧ノード504)や電圧ノード516(例えばソース216に対応し得る電圧ノード516)などの電圧源との間の経路における導電部であって、これに隣接する材料と異なる導電型を有する導電部などといった、メモリセルデッキ250間のダイオードドロップを示す。メモリセルデッキ250のメモリセル208の間においては、ダイオードドロップ543は現れない。これは、例えば、データ線204とピラー部340との間の導電性プラグ344が、例えば、金属又は金属シリサイドなど、そのピラー部340と接触する異なる導電型の材料を有さない導体から形成される場合に起こり得る。同様に、導体の、下部の導電部342を形成することにより、同様な方法で、ダイオードドロップ543を除去し得る。
図5を参照すると、電圧ノード504及び電圧ノード516に、同じレベルの電圧(例えば、消去電圧V)が印加された場合、メモリセルデッキ250は、これと電圧ノード504との間にダイオードドロップ543がないために、ストリングの、最高の、チャネル電圧レベル(例えば、VC1)になると予測され得る。VC1は、消去電圧Vに実質的に等しい(例えば等しい)と予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、それらと、それら各自の電圧ノード504又は電圧ノード516との間に1つのダイオードドロップ543があるので、より低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC2)になると予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、それらと、それら各自の電圧ノード504又は電圧ノード516との間に2つのダイオードドロップ543があるので、次に低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC3)になると予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、それらと、それら各自の電圧ノード504又は電圧ノード516との間に3つのダイオードドロップ543があるので、次に低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC4)になると予測され得る。メモリセルデッキ250は、これと両方の電圧ノード504又は電圧ノード516との間に4つのダイオードドロップ543があるので、次に低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC5)になると予測され得る。このようにして、V≒VC1>VC2>VC3>VC4>VC5となる。VC1とVC2との間、VC2とVC3との間、VC3とVC4との間、及びVC4とVC5との間の差は、それぞれ実質的に等しく(例えば等しく)てもよく、この差は、第1の導電型を有する1つの半導体のピラー部340と第1の導電型を有する他の半導体のピラー部340との間の、導電部342の両端における予測される電圧降下から決定されても(例えば、電圧降下と等しくても)よい。導電部342は、この2つのピラー部340の間にあって、第1の導電型とは異なる(例えば、反対の)第2の導電型を有する。アクセス線202に印加される電圧の最小値(例えば、この例ではVC5)は、基準電位(例えば、0V、接地電圧、又はVss)であってもよいが、この電圧レベルは、グローバルアクセス線と、消去動作のために選択されていないブロックのアクセス線202との間の、パストランジスタを切り離すために十分な基準電位よりも高い、何らかの正の値(例えば、1V)であることが望ましい場合が多い。更に、メモリセルと、電圧ノード又はその印加電圧との間におけるダイオードドロップの数を参照すると、それはいずれかの電圧ノードへのダイオードドロップの最小数である。例えば、メモリセルデッキ250が、これと、電圧ノード504に印加される電圧との間に3つのダイオードドロップ543を有し、これと、電圧ノード516に印加される電圧との間に5つのダイオードドロップ543を有する場合、メモリセルデッキ250と印加電圧との間のダイオードドロップの数は3である。
様々な実施形態では、各メモリセルデッキ250の対応するアクセスラインに印加される電圧レベルは、この同じ減少関係を共有する。換言すれば、直列接続されたメモリセル206の所与のストリングのために、メモリセルデッキ250のアクセス線202に印加される電圧レベルは、より高い、チャネル電圧レベル(例えば、より高い、予測される、チャネル電圧レベル)を有するメモリセルデッキ250のアクセスライン202に印加される電圧レベルよりも低くなり得、より低い、チャネル電圧レベル(例えば、より低い、予測されるチャネル電圧レベル)を有するメモリセルデッキ250のアクセスライン202に印加される電圧レベルよりも高くなり得る。メモリセルデッキ250のアクセスライン202に印加される電圧レベルは、実質的に等しい(例えば、等しい)、チャネル電圧レベル(例えば、予測されるチャネル電圧レベル)を有するメモリセルデッキ250のアクセスライン202に印加される電圧レベルに更に実質的に等しい(例えば、等しい)。更に、電圧ノード504及び電圧ノード516に印加される電圧が異なる場合であっても、この一般的な関係は使用されてもよい。
図5の例を考慮すると、メモリセルデッキ250と電圧ノード504との間に、追加のダイオードドロップ543が、更に含まれる。この構成では、電圧ノード504及び電圧ノード516に、同レベルの電圧が印加される場合、メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、これらと、これらのそれぞれの電圧ノード504又は電圧ノード516との間に1つのダイオードドロップ543が存在することから、最も高い、チャネル電圧レベル(例えば、VC1)となると予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、これらと、これらそれぞれの電圧ノード504又は電圧ノード516との間に2つのダイオードドロップ543が存在することから、より低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC2)になると予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、これらとこれらそれぞれの電圧ノード504又は電圧ノード516との間に3つのダイオードドロップ543が存在することから、次に低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC3)になると予測され得る。メモリセルデッキ250及びメモリセルデッキ250は、それらとそれぞれの電圧ノード504又は電圧ノード516との間に4つのダイオードドロップ543が存在することから、次に低い、チャネル電圧レベル(例えば、VC4)になると予測され得る。このようにして、V>VC1>VC2>VC3>VC4となる。VC1とVC2との間、VC2とVC3との間、VC3とVC4との間の差は、それぞれ実質的に等しく(例えば等しく)てもよく、これらの差は、第1の導電型を有する1つの半導体のピラー部340と第1の導電型を有する他の半導体のピラー部340との間の、導電部342の両端における予測される電圧降下から決定されても(例えば、電圧降下と等しくても)よい。導電部342は、この2つのピラー部340の間にあって、第1の導電型とは異なる(例えば、反対の)第2の導電型を有する。
図6は、一実施形態による、メモリを動作させる方法のフローチャートである。650において、直列接続されたメモリセルのストリングに対する消去動作中に、その直列接続されたメモリセルのストリングの、第1のメモリセルグループのチャネル領域を形成する第1の半導体材料内に、第1の電圧レベルを発生させる。第1の電圧レベルは、直列接続されたメモリセルのストリングの一方の端部に、あるレベルの電圧を(例えば、直列接続されたメモリセルのストリングに接続されたデータ線を介し)印加し、直列接続されたメモリセルのストリングの他方の端部に、あるレベルの電圧を(例えば、直列接続されたメモリセルのストリングに接続されたソースを介し)印加することにより、発生し得る。直列接続されたメモリセルのストリングの各端部に印加される電圧のレベルは、同じ電圧レベルであってもよい。
第1の電圧レベルは、更に、直列接続されたメモリセルのストリングの、異なるメモリセルグループのための、チャネル領域を形成する別の半導体材料内に発生してもよい。例えば、第1のメモリセルグループは、図3Bにおけるメモリセルデッキ250のメモリセルであってもよく、異なるメモリセルグループは、図3Bにおけるメモリセルデッキ250のメモリセルであってもよい。図5に関して説明した第1の例に戻り、これを参照すると、第1のメモリセルグループは、図5におけるメモリセルデッキ250、250、又は250のメモリセルであり、異なるメモリセルグループは、図5における、それぞれ、メモリセルデッキ250、250、又は250のメモリセルであってもよい。
652において、第1の半導体材料内に第1の電圧レベルを発生させながら、第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルを、直列接続されたメモリセルのストリングの、第2のメモリセルグループ用のチャネル領域を形成する第2の半導体材料内に発生させる。第1のメモリセルグループが、図3Bのメモリセルデッキ250のメモリセルを含む場合、第2のメモリセルグループは、図3Bのメモリセルデッキ250のメモリセルであってもよい。同様に、第1のメモリセルグループが、図5におけるメモリセルデッキ250、250、又は250のそれらメモリセルである、図5に関して説明した第1の例に戻り、これを参照すると、これらのそれぞれの場合において、第2のメモリセルグループは、図5における、メモリセルデッキ250〜250のいずれかにおけるメモリセル、メモリセルデッキ250〜250のいずれかにおけるメモリセル、又はメモリセルデッキ250におけるメモリセルであり得る。第2の電圧レベルは、直列接続されたメモリセルのストリングの、異なるメモリセルグループのための、チャネル領域を形成する、別の半導体材料において、更に生じてもよい。
654において、第1の半導体材料において第1の電圧レベルを発生させ、且つ、第2の半導体材料において第2の電圧レベルを発生させながら、第3の電圧レベルの電圧を、第1のメモリセルグループの制御ゲートに印加し、第3の電圧レベル未満の第4の電圧レベルの電圧を、第2のメモリセルグループの制御ゲートに印加する。第1の電圧レベルが、異なるメモリセルグループのための、チャネル領域を形成する半導体材料内に発生する場合、第3の電圧が、その異なるメモリセルグループの制御ゲートに、更に同時に印加されてもよい。第2の電圧レベルが、異なるメモリセルグループのためのチャネル領域を形成する半導体材料内に発生する場合、第4の電圧が、その異なるメモリセルグループの制御ゲートに、更に同時に印加されてもよい。付加的な電圧レベルが、他のメモリセルグループのための、チャネル領域を形成する他の半導体材料において、更に発生してもよい。
プロセスの変化、構造、又はその他の理由により、同じ電圧レベルの電圧が多数の異なるノード(例えば、異なる制御ゲート)に印加されることが意図されている場合でも、実際に印加される電圧は、ある範囲の電圧を示し得る。いくつかの実施形態では、第3の電圧レベルは、第1の電圧レベル範囲を示し、第4の電圧レベルは、第2の電圧レベル範囲を示し得る。このような実施形態では、第1の電圧レベル範囲、及び第2の電圧レベル範囲は、第2の電圧レベル範囲の各電圧レベルが、第1の電圧レベル範囲の各電圧レベルより小さい場合に、互いに排他的な電圧レベル範囲を表し得る。
図7は、一実施形態によるメモリの動作方法のフローチャートである。760において、第1の電圧レベルが、直列接続されたメモリセルのストリングの、第1の複数のメモリセルの、メモリセルの制御ゲートに印加される。第1の複数のメモリセルは、例えば直列接続されたメモリセルのストリングのメモリセルデッキなどの、共通のピラー部を共有するメモリセルグループを含むことができる。第1の複数のメモリセルは、直列接続されたメモリセルのストリングの、1以上(例えば、2つ)のメモリセルデッキを更に含んでもよく、直列接続されたメモリセルのストリングを含む、複数の、直列接続されたメモリセルのストリングの、それぞれの複数のメモリセルの構成要素であってもよい。
762において、直列接続されたメモリセルのストリングの、第2の複数のメモリセルの、メモリセルの制御ゲートに、第1の電圧レベルより低い第2の電圧レベルが印加される。ここで、第2の複数のメモリセルの、各メモリセルのチャネル電圧レベルは、第1の複数のメモリセルの、各メモリセルのチャネル電圧レベルよりも小さい。第2の複数のメモリセルは、例えば、直列接続されたメモリセルのストリングのメモリセルデッキなどの、共通のピラー部を共有するメモリセルグループを含むことができる。第2の複数のメモリセルは、直列接続されたメモリセルのストリングの、1以上(例えば、2つ)のメモリセルデッキを更に含んでもよく、直列接続されたメモリセルのストリングを含む、複数の、直列接続されたメモリセルのストリングの、それぞれの複数のメモリセルの構成要素であってもよい。
選択的に、764において、第1の電圧レベルよりも大きい第3の電圧レベルが、直列接続されたメモリセルのストリングの、第3の複数のメモリセルの、メモリセルの制御ゲートに印加される。ここで、第3の複数のメモリセルの、各メモリセルのチャネル電圧レベルは、第1の複数のメモリセルの、各メモリセルのチャネル電圧レベルよりも大きい。第3の複数のメモリセルは、例えば、直列接続されたメモリセルのストリングのメモリセルデッキなどの、共通ピラー部を共有するメモリセルグループを含むことができる。第3の複数のメモリセルは、直列接続されたメモリセルのストリングの、1以上(例えば、2つ)のメモリセルデッキを更に含んでもよく、直列接続されたメモリセルのストリングを含む、複数の、直列接続されたメモリセルのストリングの、それぞれの複数のメモリセルの構成要素であってもよい。図6に関して説明したように、図7における、異なる電圧レベルは、互いに排他的な電圧レベル範囲を表すことができる。
図8は、一実施形態による、メモリの動作方法のフローチャートである。870において、直列接続されたメモリセルのストリングに消去パルスが印加され、例えば、直列接続されたメモリセルのストリングの、対向する端部に電圧が印加される。例えば、直列接続されたメモリセルのストリングに共通に接続された、データ線及びソースに、消去電圧を印加することができる。872において、直列接続されたメモリセルのストリングに消去パルスを印加しながら、直列接続されたメモリセルのストリングの、複数のメモリセルグループの、各メモリセルグループの、メモリセルの制御ゲートに対し、個々の電圧レベルを印加する。特定のメモリセルグループのための個々の電圧レベルは、異なるメモリセルグループのための個々の電圧レベルとは異なる。例えば、特定のメモリセルグループのための各電圧レベルは、特定のメモリセルグループの、予測されるチャネル電圧レベルよりも低い、予測されるチャネル電圧レベルを有する、異なるメモリセルグループのための、各電圧レベルよりも、大きくてもよい。更なる例として、特定のメモリセルグループのための各電圧レベルは、特定のメモリセルグループの、予測されるチャネル電圧レベルよりも高い、予測されるチャネル電圧レベルを有する、異なるメモリセルグループのための各電圧レベルよりも低くてもよい。更に、特定のメモリセルグループのための各電圧レベルは、特定のメモリセルグループの、予測されるチャネル電圧レベルに実質的に等しい(例えば、等しい)、予測されるチャネル電圧レベルを有する、別のメモリセルグループの各電圧レベルと同じであってもよい。図6に関し説明したように、図8の異なる電圧レベルは、互いに排他的な電圧レベル範囲を表すことができる。
図9は、一実施形態による、メモリの動作方法、例えばメモリに対する消去動作の実行方法のフローチャートである。980において、消去パルスが、直列接続されたメモリセルのストリングに印加される。例えば、消去電圧は、図8の参照番号870に関し説明したような、データ線及びソースを介するなどして、直列接続されたメモリセルのストリングの各端部に印加されてもよい。982において、直列接続されたメモリセルのストリングの、複数のメモリセルグループのうちの、各メモリセルグループのための、メモリセルの制御ゲートに、各電圧レベルが印加される。例えば、図8の参照番号872に関し説明したように、各電圧レベルの電圧を印加することができる。直列接続されたメモリセルのストリングの、各メモリセルの間(例えば、ゲートから、本体又はチャネル)で異なる、得られる電圧は、(例えば、メモリセルのデータ記憶構造から電子を除去することによって)それらのメモリセルを消去するように構成される。
984において、直列接続されたメモリセルのストリングの各メモリセルが正常に消去されたかどうか(例えば、それらのメモリセルの閾値電圧を所望の閾値電圧レベル以下にするために、十分な電子が除去されたかどうか)を、判定するため、消去確認が実行される。986において、消去確認にパスするかどうか、すなわち消去動作が成功するかどうかが判定される。消去確認にパスすると、プロセスは988において終了することができる。そうでない場合には、990において、最大数の消去パルスが、直列接続されたメモリセルのストリングに印加されたかどうかを判定してもよい。最大数の消去パルスが印加されていない場合、又は990の処理を除外する場合、消去パルスの電圧レベルを992において上昇させてから、980で別の消去パルスを印加して処理を繰り返してもよい。消去パルスの電圧レベルを上昇させたとしても、各メモリセルグループのための個々の電圧レベルは、後続の消去パルスに対してそれらの値を維持してもよい。
本明細書において特定の実施形態を図示し説明してきたが、当業者であれば、同じ目的を達成するために意図される様々な変形を、示された特定の実施形態と置き換えることが可能であることを理解するであろう。実施形態の多くの適用は、当業者には明らかであろう。従って、この出願は、実施形態の任意の適用又は変形を包含するように意図されている。

Claims (15)

  1. 消去動作中に、直列接続されたメモリセルのストリングの、第1のメモリセルグループのためのチャネル領域を形成する第1の半導体材料において、第1の電圧レベルを発生させ、
    前記第1の半導体材料において前記第1の電圧レベルを発生させながら、前記直列接続されたメモリセルのストリングの、第2のメモリセルグループのためのチャネル領域を形成する第2の半導体材料において、前記第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルを発生させ、
    前記第1の半導体材料において前記第1の電圧レベルを発生させ、且つ、前記第2の半導体材料において前記第2の電圧レベルを発生させながら、第3の電圧レベルを前記第1のメモリセルグループの制御ゲートに印加し、前記第3の電圧レベルよりも低い第4の電圧レベルを前記第2のメモリセルグループの制御ゲートに印加する、
    処理を含む、メモリを動作させる方法。
  2. 前記第1の半導体材料において前記第1の電圧レベルを発生させる処理、及び前記第2の半導体材料において前記第2の電圧レベルを発生させる処理は、前記直列接続されたメモリセルのストリングの第1の端に第5の電圧レベルを印加し、前記第1の端とは反対の、前記直列接続されたメモリセルのストリングの第2の端に第6の電圧レベルを印加する処理を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第5の電圧レベルと前記第6の電圧レベルは、同じ電圧レベルである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第1の端に前記第5の電圧レベルを印加する処理、及び前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第2の端に前記第6の電圧レベルを印加する処理は、前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第1の端に接続されたデータ線に前記第5の電圧レベルを印加し、前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第2の端に接続されたソースに前記第6の電圧レベルを印加する処理を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記直列接続されたメモリセルのストリングの、第3のメモリセルグループのためのチャネル領域を形成する第3の半導体材料において、前記第1の電圧レベルを発生させる処理を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のメモリセルグループは、前記第1のメモリセルグループと前記第3のメモリセルグループとの間にある、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の半導体材料と前記第3の半導体材料とにおいて、前記第1の電圧レベルを発生させ、且つ、前記第2の半導体材料において前記第2の電圧レベルを発生させながら、前記第3の電圧レベルを、前記第3のメモリセルグループの制御ゲートに印加する処理を更に含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記直列接続されたメモリセルのストリングの第3のメモリセルグループのためのチャネル領域を形成する第3の半導体材料において、前記第2の電圧レベルを発生させる処理を更に含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第3のメモリセルグループは、前記第2のメモリセルグループに直接隣接する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の半導体材料において前記第1の電圧レベルを発生させ、且つ、前記第2の半導体材料と前記第3の半導体材料とにおいて前記第2の電圧レベルを発生させながら、前記第4の電圧レベルを前記第3のメモリセルグループの制御ゲートに印加する処理を更に含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1のメモリセルグループの前記制御ゲートに前記第3の電圧レベルを印加する処理は、前記第1のメモリセルグループの前記制御ゲートに、各々が第1の電圧レベル範囲内にある個々の電圧レベルを印加する処理を含み、前記第2のメモリセルグループの前記制御ゲートに前記第4の電圧レベルを印加する処理は、前記第2のメモリセルグループの前記制御ゲートに、各々が第2の電圧レベル範囲内にある個々の電圧レベルを印加する処理を含み、前記第2の電圧レベル範囲の各電圧レベルは、前記第1の電圧レベル範囲の各電圧レベルより低い、請求項1に記載の方法。
  12. 直列接続されたメモリセルのストリングの第1の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの制御ゲートに第1の電圧レベルを印加し、
    前記第1の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの制御ゲートに第1の電圧レベルを印加しながら、且つ、第2の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの個々のチャネル電圧レベルが、前記第1の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの個々のチャネル電圧レベルよりも低い状態で、前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第2の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの制御ゲートに、前記第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルを印加する処理を含み、
    前記第1の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの前記個々のチャネル電圧レベルは、前記第1の電圧レベルよりも高く、
    前記第2の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの前記個々のチャネル電圧レベルは、前記第2の電圧レベルよりも高い
    メモリを動作させる方法。
  13. 第3の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの個々のチャネル電圧レベルが、前記第1の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの個々のチャネル電圧レベルよりも高い状態で、前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第3の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの制御ゲートに、前記第1の電圧レベルよりも高い第3の電圧レベルを印加する処理を更に含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の電圧レベルを、前記第1の複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルの前記制御ゲートに印加しながら、前記第2の電圧レベルを、前記第2の複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルの前記制御ゲートに印加しながら、前記第3の電圧レベルを、前記第3の複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルの前記制御ゲートに印加しながら、且つ、第4の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの個々のチャネル電圧レベルが、前記第3の複数のメモリセルに含まれる各メモリセルの前記個々のチャネル電圧レベルよりも高い状態で、前記直列接続されたメモリセルのストリングの前記第4の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの制御ゲートに、前記第3の電圧レベルよりも高い第4の電圧レベルを印加する処理を更に含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の複数のメモリセルに含まれるメモリセルの前記制御ゲートに、前記第1の電圧レベルを印加する処理は、前記第1の複数のメモリセルの前記制御ゲートに、各々が第1の電圧レベル範囲内にある個々の電圧レベルを印加する処理を含み、前記第2の複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルの前記制御ゲートに、前記第2の電圧レベルを印加する処理は、前記第2の複数のメモリセルの前記制御ゲートに、各々が第2の電圧レベル範囲内にある個々の電圧レベルを印加することを含み、前記第2の電圧レベル範囲の各電圧レベルは、前記第1の電圧レベル範囲の各電圧レベルよりも低い、
    請求項12に記載の方法。
JP2017544891A 2016-05-27 2017-04-27 消去デバイアスを用いてメモリを動作させる装置、及び方法 Active JP6442070B6 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/166,613 US9711228B1 (en) 2016-05-27 2016-05-27 Apparatus and methods of operating memory with erase de-bias
US15/166,613 2016-05-27
PCT/US2017/029792 WO2017204980A1 (en) 2016-05-27 2017-04-27 Apparatus and methods of operating memory with erase de-bias

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018525764A JP2018525764A (ja) 2018-09-06
JP6442070B2 true JP6442070B2 (ja) 2018-12-19
JP6442070B6 JP6442070B6 (ja) 2019-01-30

Family

ID=59297818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017544891A Active JP6442070B6 (ja) 2016-05-27 2017-04-27 消去デバイアスを用いてメモリを動作させる装置、及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US9711228B1 (ja)
EP (1) EP3465693B1 (ja)
JP (1) JP6442070B6 (ja)
KR (1) KR102022171B1 (ja)
CN (1) CN107810534B (ja)
TW (1) TWI634555B (ja)
WO (1) WO2017204980A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9711228B1 (en) * 2016-05-27 2017-07-18 Micron Technology, Inc. Apparatus and methods of operating memory with erase de-bias
US10332601B2 (en) 2017-08-28 2019-06-25 Micron Technology, Inc. Erasing memory cells sequentially
US10346088B2 (en) * 2017-09-29 2019-07-09 Intel Corporation Method and apparatus for per-deck erase verify and dynamic inhibit in 3d NAND
US10475515B2 (en) * 2017-12-21 2019-11-12 Micron Technology, Inc. Multi-decks memory device including inter-deck switches
US10347320B1 (en) 2017-12-28 2019-07-09 Micron Technology, Inc. Controlling discharge of a control gate voltage
KR102576211B1 (ko) * 2018-01-31 2023-09-07 삼성전자주식회사 반도체 장치
KR102606826B1 (ko) * 2018-06-08 2023-11-27 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치 및 그 소거 방법
US10482974B1 (en) * 2018-08-21 2019-11-19 Micron Technology, Inc. Operation of a memory device during programming
KR102701788B1 (ko) * 2018-09-28 2024-08-30 삼성전자주식회사 메모리 장치 및 이를 이용한 스토리지 시스템
US10964398B2 (en) 2018-09-28 2021-03-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device and a storage system using the same
KR102631354B1 (ko) * 2018-10-18 2024-01-31 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치 및 이의 동작 방법
US10665300B1 (en) * 2018-11-12 2020-05-26 Micron Technology, Inc. Apparatus and methods for discharging control gates after performing an access operation on a memory cell
CN110896669B (zh) 2018-12-18 2021-01-26 长江存储科技有限责任公司 多堆叠三维存储器件以及其形成方法
CN109768050B (zh) * 2018-12-18 2020-11-17 长江存储科技有限责任公司 三维存储器及其制备方法
KR20210018609A (ko) 2019-08-06 2021-02-18 삼성전자주식회사 메모리 장치
US10839927B1 (en) 2019-08-29 2020-11-17 Micron Technology, Inc. Apparatus and methods for mitigating program disturb
US11037632B1 (en) * 2020-03-25 2021-06-15 Macronix International Co., Ltd. Multi-tier 3D memory and erase method thereof
KR20230016270A (ko) 2021-07-26 2023-02-02 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 상기 반도체 메모리 장치를 포함하는 스토리지 시스템

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331563B1 (ko) * 1999-12-10 2002-04-06 윤종용 낸드형 플래쉬 메모리소자 및 그 구동방법
US6480419B2 (en) * 2001-02-22 2002-11-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Bit line setup and discharge circuit for programming non-volatile memory
US6888755B2 (en) * 2002-10-28 2005-05-03 Sandisk Corporation Flash memory cell arrays having dual control gates per memory cell charge storage element
US7269066B2 (en) * 2005-05-11 2007-09-11 Micron Technology, Inc. Programming memory devices
US7450421B2 (en) * 2006-06-02 2008-11-11 Sandisk Corporation Data pattern sensitivity compensation using different voltage
KR100813618B1 (ko) * 2006-07-25 2008-03-17 삼성전자주식회사 3차원 어레이 구조를 갖는 반도체 메모리 장치
US7499317B2 (en) * 2006-10-13 2009-03-03 Sandisk Corporation System for partitioned erase and erase verification in a non-volatile memory to compensate for capacitive coupling
ITRM20070107A1 (it) * 2007-02-27 2008-08-28 Micron Technology Inc Sistema di inibizione di autoboost locale con linea di parole schermata
JP2008251059A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ消去方法
US8120960B2 (en) * 2007-11-07 2012-02-21 Spansion Israel Ltd. Method and apparatus for accessing a non-volatile memory array comprising unidirectional current flowing multiplexers
KR101431758B1 (ko) * 2008-01-18 2014-08-20 삼성전자주식회사 안정적인 워드라인 전압을 발생할 수 있는 플래시 메모리장치
JP4640658B2 (ja) 2008-02-15 2011-03-02 マイクロン テクノロジー, インク. マルチレベル抑制スキーム
KR101462606B1 (ko) * 2008-10-08 2014-11-19 삼성전자주식회사 공통 비트 라인을 가지는 비휘발성 메모리 소자
KR101015757B1 (ko) * 2009-05-29 2011-02-22 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 메모리 장치의 동작 방법
US8923060B2 (en) * 2010-02-17 2014-12-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory devices and operating methods thereof
US8441855B2 (en) * 2011-01-14 2013-05-14 Micron Technology, Inc. Strings of memory cells having string select gates, memory devices incorporating such strings, and methods of accessing and forming the same
US8681563B1 (en) * 2011-04-04 2014-03-25 Sk Hynix Memory Solutions Inc. Flash multiple-pass write with accurate first-pass write
KR101736457B1 (ko) * 2011-07-12 2017-05-17 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리 장치, 불휘발성 메모리 장치의 소거 방법, 불휘발성 메모리 장치의 동작 방법, 불휘발성 메모리 장치를 포함하는 메모리 시스템, 메모리 시스템의 동작 방법, 불휘발성 메모리 장치를 포함하는 메모리 카드 및 솔리드 스테이트 드라이브
US8865535B2 (en) * 2012-04-13 2014-10-21 Sandisk Technologies Inc. Fabricating 3D non-volatile storage with transistor decoding structure
JP2014063555A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置、及びその制御方法
JP5902111B2 (ja) * 2013-03-06 2016-04-13 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP2014187286A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2015026406A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
TW201528439A (zh) * 2013-10-07 2015-07-16 Conversant Intellectual Property Man Inc 用於非揮發性半導體記憶體裝置具有可製造選擇閘極的胞元陣列
US9520195B2 (en) * 2013-10-09 2016-12-13 Macronix International Co., Ltd. Sensing amplifier utilizing bit line clamping devices and sensing method thereof
JP2015176620A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 株式会社東芝 半導体記憶装置
US9711228B1 (en) * 2016-05-27 2017-07-18 Micron Technology, Inc. Apparatus and methods of operating memory with erase de-bias

Also Published As

Publication number Publication date
KR102022171B1 (ko) 2019-09-17
CN107810534A (zh) 2018-03-16
EP3465693A4 (en) 2019-06-19
US9953711B2 (en) 2018-04-24
US20180211711A1 (en) 2018-07-26
US20170345506A1 (en) 2017-11-30
CN107810534B (zh) 2021-08-31
EP3465693A1 (en) 2019-04-10
TWI634555B (zh) 2018-09-01
US9711228B1 (en) 2017-07-18
EP3465693B1 (en) 2020-12-02
JP6442070B6 (ja) 2019-01-30
JP2018525764A (ja) 2018-09-06
KR20170142988A (ko) 2017-12-28
US10170193B2 (en) 2019-01-01
TW201810275A (zh) 2018-03-16
WO2017204980A1 (en) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6442070B2 (ja) 消去デバイアスを用いてメモリを動作させる装置、及び方法
TWI640010B (zh) 分段記憶體及操作
US9251860B2 (en) Memory devices with local and global devices at substantially the same level above stacked tiers of memory cells and methods
CN108463852B (zh) 包含在存储器单元中建立负本体电位的设备及方法
US11710523B2 (en) Apparatus for discharging control gates after performing a sensing operation on a memory cell
US20240013840A1 (en) Configuration of a memory device for programming memory cells
US10535408B2 (en) Erasing memory cells
WO2018076239A1 (en) Erasing memory cells
US10014061B1 (en) Methods and apparatus having multiple select gates of different ranges of threshold voltages connected in series with memory cells
CN110827876B (zh) 用于解码用于存取操作的存储器存取地址的设备和方法
US9773559B2 (en) Flash memory device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6442070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250