JP6435602B2 - がん細胞単離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、がん細胞単離装置及びがん細胞単離方法に関する。
がんは世界各国で死因の上位を占め、わが国においては年間30万人以上が癌によって死亡しており、その早期発見および治療が望まれている。がんによる人の死亡は、がんの転移再発によるものがほとんどである。がんの転移再発は、癌細胞が原発巣から血管またはリンパ管を経由して、別臓器組織の血管壁に定着、浸潤して微小転移巣を形成することで起こる。このような血管又はリンパ管を通じての人の体内を循環するがん細胞は、血中循環癌細胞(Circulating Tumor Cell、以下、場合により「CTC」という。)と呼ばれている。
がんの転移再発を引き起こす可能性のある血管中のがん細胞(CTC)の有無およびその量を測定できれば、がん治療に大きな貢献が可能となる。血液中のがん細胞を捕らえる従来技術としては、例えば、特許文献1に記載の構成が知られている。特許文献1記載の技術は、血液中のがん細胞をフィルタで捕獲しようとするもので、ここではフィルタの半導体技術を用いた製造方法、フィルタを収納したセルユニットの形状、および血液および処理液を流す流路の構造が示されている。
米国特許出願公開第2011/0053152号明細書
近年、血管中のがん細胞の状況についてより正確に把握をする目的から、がん細胞の個体についてそれぞれ観察したいという要求がある。しかしながら、例えば特許文献1記載の技術を用いてフィルタ上にがん細胞を捕捉したとしても、がん細胞個体を観察するのは困難である。また、フィルタ上のがん細胞は弾性変形しやすいため取り扱いが困難である一方で損傷させてしまうとがん細胞の観察を好適に行うことができない。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、フィルタ上に捕捉されたがん細胞を損傷させることなく単離することが可能ながん細胞単離装置及びがん細胞単離方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るがん細胞単離装置は、貫通孔が複数設けられたフィルタ上において捕捉されたがん細胞を単離して収納容器に収納するがん細胞単離装置であって、前記がん細胞を捕捉したフィルタを拡大して撮像する撮像手段と、前記フィルタ及び前記収納容器を移動可能な移動手段と、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、前記移動手段により前記フィルタ及び前記収納容器を移動させながら前記がん細胞を1個ずつ運搬するハンドリング手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るがん細胞単離方法は、貫通孔が複数設けられたフィルタ上において捕捉されたがん細胞を単離して収納容器に収納するがん細胞単離方法であって、前記がん細胞を捕捉したフィルタを拡大して撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて撮像された画像に基づいて、前記フィルタ及び前記収納容器を移動させながら前記がん細胞を1個ずつ運搬するステップと、を含むことを特徴とする。
上記のがん細胞単離装置及びがん細胞単離方法によれば、フィルタ上に捕捉されたがん細胞を撮像手段により撮像した後に、撮像された画像に基づいて移動手段によりフィルタと収納容器とを移動させながら、ハンドリング手段を用いてがん細胞を1個ずつ運搬する。これにより、フィルタ上のがん細胞を損傷させることなく単離することができ、観察等を好適に行うことが可能となる。
ここで、上記作用を効果的に奏する構成として、具体的には、前記ハンドリング手段は、吸引ノズルを含んで構成され、前記吸引ノズルの先端に対して前記がん細胞を吸着させることで前記がん細胞を運搬する態様が挙げられる。
また、上記作用を効果的に奏する他の構成として、具体的には、前記ハンドリング手段は、マイクロピンセットを含んで構成され、前記マイクロピンセットにより前記がん細胞を把持することで前記がん細胞を運搬する態様が挙げられる。
また、前記撮像手段により撮像された前記フィルタの画像に基づいて前記フィルタ上の前記がん細胞の位置を特定する位置情報を取得する位置認識手段を備え、前記位置認識手段により取得された前記がん細胞の位置情報に基づいて前記ハンドリング手段により前記フィルタ上の前記がん細胞を運搬する態様とすることができる。
上記のように、撮像手段により撮像されたがん細胞の位置情報を位置認識手段により取得した後にこれを用いてがん細胞を運搬する態様とすることで、がん細胞の位置情報をより的確に認識し、運搬作業を効率よく行うことができる。
また、前記フィルタには前記貫通孔の配列を示す基準マークが設けられ、前記基準マークに基づいて、前記位置認識手段によって前記がん細胞の位置情報を取得すると共に、前記移動手段によって前記フィルタを移動させる態様とすることもできる。
上記のように、基準マークを用いてがん細胞の位置情報を取得する構成とすることで、がん細胞の位置をより正確に認識することが可能になると共に、基準マークを用いてフィルタを移動させる構成とすることで、フィルタの位置合わせ及び移動をより正確に行うことができ、がん細胞の単離にかかる作業をより効率よく行うことができる。
本発明によれば、フィルタ上に捕捉されたがん細胞を損傷させることなく単離することが可能ながん細胞単離装置及びがん細胞単離方法が提供される。
実施形態に係るがん細胞単離装置の構成図である。 実施形態に係るフィルタの構成を説明する図である。 実施形態に係るフィルタユニットの構成を説明する図である。 変形例に係るがん細胞単離装置の構成図である。 変形例に係るがん細胞単離装置の構成図である。 変形例に係るフィルタの構成を説明する図である。 変形例に係るフィルタの構成を説明する図である。 変形例に係るフィルタユニットの構成を説明する図である。 変形例に係るフィルタユニットの構成を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(がん細胞単離装置)
図1に本発明の実施形態に係るがん細胞単離装置の構成を示す。がん細胞単離装置1は、がん細胞が捕捉されたフィルタ100上のがん細胞Xを1個ずつ収納容器200に設けられた複数の収納部201に移動させる装置である。がん細胞単離装置1は、フィルタ100を移動させる移動台11と、移動台11の動作を制御する移動台制御部20と、フィルタ100を拡大して観察するためのカメラ30と、カメラ30で撮像された画像を出力する出力部32と、がん細胞Xをフィルタ100から収納容器200へ移動させるためのハンドリング部40と、を含んで構成される。
移動台11は、フィルタ100を水平面に沿って回転移動させる回転移動台12と、フィルタ100及び収納容器200を水平面に沿って互いに直交する2つの方向へ移動させるX直進移動台14及びY直進移動台16と、フィルタ100及び収納容器200を上下方向へ移動させるZ直進移動台18と、を含んで構成される。これらが移動台制御部20からの指示に基づいて動作することで、フィルタ100及び収納容器200を移動させ、ハンドリング部40によりがん細胞Xを操作しやすい状況を形成する。
カメラ30は、上方からフィルタ100の主面を拡大して撮像するように取り付けられている。そして、カメラ30で撮像された画像は、カメラ30に接続された出力部32において出力されることで、がん細胞単離装置1を操作する操作者が確認をすることができる構成となっている。
ハンドリング部40は、ハンドリングノズル41(吸引ノズル)と、ハンドリングノズル41とチューブ42を介して接続された負圧ポンプ43と、ハンドリングノズル41を移動させるためのノズル移動台44とを含んで構成される。チューブ42の途中には、圧力ゲージ45が取り付けられていて、チューブ42内のガス圧をモニタする機能を有する。また、チューブ42のうち負圧ポンプ43側の端部近隣には、バルブ46が取り付けられている。また、バルブ46よりもハンドリングノズル41側において、チューブ42が2股に分岐されている。チューブ42に対して接続するチューブ48には、分岐点側から、バルブ49、レギュレータ50、圧縮空気タンク51がこの順に取り付けられている。すなわち、バルブ46を閉とし、バルブ49を開とした時点で、圧縮空気タンク51内の圧縮空気をレギュレータ50により調圧しながら出力することで、チューブ42内に圧縮空気を流すこともできる。
ハンドリング部40は上記の構成を有することにより、バルブ46を開とし、バルブ49を閉とした状態で負圧ポンプ43を駆動させることで、チューブ42内の空気が負圧ポンプ43により引き込まれ、ハンドリングノズル41の先端にがん細胞Xを吸着させることができる。がん細胞Xがハンドリングノズル41の先端に付着するとチューブ42内が負圧となるので、圧力ゲージ45の数値を確認することで、がん細胞Xがハンドリングノズル41の先端に付着したことを確認することもできる。また、ノズル移動台44と移動台11との連係動作により、がん細胞Xを載置したい場所(例えば、収納容器200の収納部201)までがん細胞Xを吸着させた状態のハンドリングノズル41を接近させた後に、バルブ46を閉とし、バルブ49を開とした状態で圧縮空気タンク51から圧縮空気を出力してチューブ42内を圧縮空気で満たすことで、ハンドリングノズル41に付着したがん細胞Xをハンドリングノズル41から外すことができる。
フィルタ100は、詳細は後述するが、主面の厚さ方向に複数の貫通孔が設けられた板状の部材である。後述のフィルタユニットを用いて、被検液である血液等をフィルタ100の貫通孔を通過させることで、貫通孔の孔径を利用してがん細胞を捕捉した後のフィルタが、がん細胞単離装置に取り付けられる。また、収納容器200は、単離後のがん細胞Xを1個ずつ小分けして収納する容器であり、区画された収納部201に対して1個ずつがん細胞を投入して保管することが可能な容器である。
(がん細胞単離方法)
ここで、本実施形態に係るがん細胞単離装置1を用いたがん細胞単離方法を説明する。まず、がん細胞単離装置1にフィルタ100を取り付ける。このときのフィルタ100には、既にがん細胞Xが付着しているものとし、必要に応じて、洗浄・染色処理等が行われているものとする。フィルタ100をがん細胞単離装置1に取り付ける際には、X直進移動台14及びY直進移動台16の移動方向とフィルタの貫通孔の並び方向とを合致させるために、回転移動台12を使用する。なお、X直進移動台14及びY直進移動台16の移動方向は互いに直交する方向となっている。なお、ここでは、フィルタ100において互いに直交する直線に沿って貫通孔が並んでいる場合について説明している。
次に、フィルタ100の主面、すなわちがん細胞Xが付着している面に対してカメラ30の焦点を合わせ、フィルタ100の主面のうちがん細胞Xが付着されている位置がカメラに撮像されるようにX直進移動台14、Y直進移動台16及びZ直進移動台18により移動させて、カメラ30の焦点をがん細胞Xに合わせる。このときのカメラ30の倍率は、フィルタ100の主面とがん細胞Xとの双方に対して焦点を合わせることができる倍率とすることが好ましい。
次に、ハンドリング部40のハンドリングノズル41の先端をがん細胞Xの近傍までノズル移動台44を用いて移動させる。このとき、ハンドリングノズル41の先端とがん細胞Xとの距離は10μm程度とする。
続いて、X直進移動台14、Y直進移動台16及びZ直進移動台18により、フィルタ100を移動させることで、ハンドリングノズル41の先端とがん細胞Xとを接触させる。さらに、負圧ポンプ43を駆動させることで、吸引によりハンドリングノズル41の先端にがん細胞Xを吸着させる。がん細胞Xが吸着されたことは、圧力ゲージ45により測定される吸引圧により確認をすることができる。
次に、Z直進移動台18を駆動することでフィルタ100を数mm低くした(ハンドリングノズル41から離す)後に、X直進移動台14及びY直進移動台16を使用して、ハンドリングノズル8の下方向に配置されたフィルタ100を移動させ、代わりに収納容器200の所定の収納部201が配置されるように収納容器200を移動する。
次に、Z直進移動台18により収納容器200を上方向に移動させることで収納部201とハンドリングノズル41先端のがん細胞Xとが接近する。接近した状況で、バルブ46,49の開閉切り替え及び圧縮空気タンク51からの圧縮空気の供給により、チューブ42内を負圧から加圧に切り替えて、圧縮空気によりハンドリングノズル41先端から収納部201に対してがん細胞Xを移動させる。これにより、フィルタ100上のがん細胞Xの1つが収納容器200の収納部201に単離されて収納される。
その後、X直進移動台14、Y直進移動台16及びZ直進移動台18の駆動により、収納容器200とフィルタ100とを入れ替えることで、フィルタ100をカメラ30の下方に移動させ、上記の操作を繰り返すことで、フィルタ100上のがん細胞Xの単離作業が1個ずつ行われる。
(フィルタ)
ここで、図2を用いて、がん細胞の単離に用いられるフィルタ100について説明する。図2は、フィルタ100の構成を説明する図である。図2に示すフィルタ100は、シート101主面の厚さ方向に複数の略矩形の貫通孔102が形成されたものである。図2のフィルタ100では、貫通孔102が複数個マトリックス状に配置されている。また、位置合わせに用いられるアライメントマーク103がシート101の四隅に配置されている。また、貫通孔102それぞれに対応付けて、その近傍のシート101上に個別の識別文字104(基準マーク)が印字されている。
アライメントマーク103は、フィルタ100をがん細胞単離装置1上に配置したときに、貫通孔102の並び、すなわちシート101の向きと、X直進移動台14及びY直進移動台16の移動方向とを回転移動台12を用いて調整する際に使用する。すなわちフィルタ100の四隅に配置したアライメントマーク103はフィルタ100の貫通孔102の位置関係(配置、貫通孔102の矩形の形状)と対応付けて用いられる。具体的には、例えば、図2に示すようにアライメントマーク103が「十字」形状である場合、十字により示される方向は、貫通孔102の短軸方向102X及び長軸方向102Yと一致させておく。これにより、十字のアライメントマーク103とX直進移動台14及びY直進移動台16の移動方向とを対応付けた状態でフィルタをがん細胞単離装置1に固定すると、X直進移動台14及びY直進移動台16の移動方向と貫通孔102の長軸方向及び短軸方向とが一致するため、ハンドリングノズル41の移動、フィルタ100の移動等をより正確に行うことが容易になる。
また、貫通孔102の近傍に記載した識別文字104は2個の数字を括弧でまとめたものである。これは、2個の数字のうちの1個目の数字が貫通孔102の行を示し、2個目の数字が貫通孔102の列を示している。この識別文字104を用いることによって、フィルタ100表面の貫通孔102を特定することができる。このように識別文字104を用いることで、貫通孔102の位置を特定する構成としておくことで、貫通孔102の識別文字104を用いてがん細胞Xが捕捉されたフィルタ100の貫通孔102を容易に特定することができ、単離作業を効率よく行うことが可能となる。なお、貫通孔102の位置を特定するための情報は、上述した2個の数字の羅列にこだわる必要はない。例えば、記号又はアルファベットなど自由に使用することができる。また、フィルタ100上の貫通孔102の全てに対して刻字する必要も無く、貫通孔102をそれぞれ区別できる程度の最低限の刻字でも有効である。また、貫通孔102を1つずつ識別する方法に代えて、例えば、3列×3行の9個の貫通孔102をまとめて1ブロックとし、各ブロックを識別する構成とすることもできる。
(フィルタユニット)
次に、図3を参照しながら上記のフィルタ100により血管中のがん細胞を捕捉するために用いられるフィルタユニットについて説明する。図3は、フィルタユニット300の構成を説明する図であり、図3(A)はフィルタユニット300を上方から見た図であり、図3(B)は概略断面図である。図3では、シートの外形が円形のフィルタ100を用いてがん細胞を捕捉する場合に用いられる外形が円形状のフィルタユニット300について説明する。フィルタユニット300は、断面が凹型形状の上ナット301と、円柱形状の下ネジ302とを組み合わせることで構成され、フィルタ100は、下ネジ302の上面302aと上ナット301の凹部の底面301aとに挟まれるようにして固定される。底面301aと上面302aとには、それぞれフィルタ100の貫通孔102が設けられる位置に対応する位置に空隙311,312が形成されている。また、上ナット301には、空隙311に対して連通して外方から血液を供給するための上ナットノズル321が設けられている。同様に、下ネジ302においても、空隙312に対して連通して外方から血液を供給するための下ネジノズル322が設けられている。
上記の構成を有するフィルタユニット300では、上ナット301と下ネジ302とでフィルタ100を挟み込んで固定をした後に、上ナットノズル321の端部から血液等の被検液が供給される。上ナットノズル321から空隙311に到達した被検液は、フィルタ100の貫通孔102を経て、空隙312から下ネジノズル322を経て外部に排出される。このとき、貫通孔102よりも径が大きいがん細胞等はフィルタ100の貫通孔102により捕捉される。その後、上ナットノズル321から、洗浄液、染色液等のがん細胞を観察するための処理液を順次供給することで、フィルタ100上のがん細胞の洗浄・染色等が行われる。これらの処理の後、フィルタユニット300は、上ナット301と下ネジ302とのネジを緩める動作を行うことで、上ナット301と下ネジ302を分離させることで取り出すことができ、取り出した後、がん細胞単離装置1に取り付けることで、がん細胞の視認及び単離が行われる。なお、ネジの緩め作業はフィルタ100に振動を加えないように、下ネジ302を別の固定台(図示せず)に固定して実施することもできる。
上記のがん細胞単離装置及びがん細胞単離方法によれば、フィルタ100上に捕捉されたがん細胞Xについて、撮像手段となるカメラ30によって撮像した後に、撮像された画像を出力部32から出力しながら、移動手段となるX直進移動台14、Y直進移動台16、及びZ直進移動台18によって、フィルタ100及び収納容器200を移動させながら、ハンドリング部40を用いてがん細胞Xを1個ずつ運搬する。これにより、フィルタ上のがん細胞を損傷させることなく単離することができ、観察等を好適に行うことが可能となる。
(変形例)
以下、上記のがん細胞単離装置及びがん細胞単離装置に用いられるフィルタに係る変形例を説明する。
(がん細胞単離装置の変形例)
図4は、がん細胞単離装置の第1の変形例を説明する図である。図4に示すがん細胞単離装置2は、図1に示すがん細胞単離装置1と比較して、以下の点が相違する。すなわち、ハンドリング部40に代えて、がん細胞単離装置2では、ハンドリング手段としてマイクロピンセット55が用いられている。マイクロピンセット55は、ピンセット移動台56に取り付けられ、その先端がカメラ30の撮像領域を移動可能とされている。このように、ハンドリング手段としてマイクロピンセット55を用いた場合でも、ハンドリングノズル41を用いた場合と同様に、フィルタ100の主面のがん細胞Xに対してカメラ30の焦点を合わせた後に、次に、マイクロピンセット55の先端をがん細胞Xの近傍まで移動させた後に、マイクロピンセット55の先端にてがん細胞Xを把持し、その後フィルタ100及び収納容器200を移動させることとでがん細胞Xを収納容器200の収納部201に対してがん細胞Xを運搬することができる。
次に、図5を用いて、がん細胞単離装置の第2の変形例について説明する。図5に示すがん細胞単離装置3は、図1に示すがん細胞単離装置1と比較して、以下の点が相違する。すなわち、カメラ30により撮像された画像を用いてフィルタ100上のがん細胞Xの位置を示す情報を取得し、これに基づいて移動台制御部20により回転移動台12、X直進移動台14、Y直進移動台16、及びZ直進移動台18が移動される点が相違する。図5のがん細胞単離装置3では、出力部32に対して接続された認識部62(位置認識手段)に対してカメラ30により撮像された画像が送られる。そして、認識部62において、がん細胞Xがフィルタ100上のどの貫通孔102上に捕捉されているかの特定がなされる。すなわち、がん細胞Xの位置を特定する位置情報が認識部62において取得される。ここで用いられる位置情報としては、例えばフィルタ100の貫通孔102のそれぞれに対して付与された識別文字104等が挙げられ、がん細胞Xが捕捉された貫通孔102を特定する識別文字104に係る情報ががん細胞Xの位置情報として認識部62において取得される。次に認識部62から制御部60に対して、がん細胞Xの位置情報が送られる。
次に制御部60において、がん細胞Xの位置情報に基づいて、がん細胞Xを運搬するためのフィルタ100及び収納容器200の移動に係る指示が行われる。具体的には、認識部62において特定されたフィルタ100の特定の位置にあるがん細胞Xを収納容器200の収納部201に対して移動するための移動台11の移動に係る指示を行う。また、同時に制御部60からハンドリング部40に対してハンドリングノズル41の駆動に関する指示を行ってもよい。そして制御部60からの指示に従って移動台制御部20が駆動すると共にハンドリングノズル41を操作することで、フィルタ100上のがん細胞Xをフィルタ100から収納容器200に対して移動させることができる。
なお、上記のがん細胞単離装置3では、がん細胞Xのフィルタ100上の位置に係る位置情報の取得と、がん細胞の単離操作とをがん細胞単離装置3に対してフィルタ100を固定したままで行ったが、がん細胞Xのフィルタ100上の位置に係る位置情報の取得をした後に一度フィルタ100を取り外して行うことも可能である。また、がん細胞Xのフィルタ100上の位置に係る位置情報の取得と、がん細胞の単離操作と、を別の装置で行うことも可能である。このように、フィルタ100を一度がん細胞単離装置から外した場合であっても、フィルタ100上でのがん細胞Xの位置情報をがん細胞単離装置3が保持しておくことにより、がん細胞の単離操作を行う際にフィルタ100を装置に対して正確に取り付けることにより、単離操作を速やかに行うことが可能となる。フィルタ100をがん細胞単離装置3に対して正確に取り付けるためには、フィルタ100に設けられたアライメントマーク103(図2参照)が有用となる。
(フィルタの変形例)
次に、フィルタの変形例について、図6を用いて説明する。図6に示すフィルタ100Aは、図2に示すフィルタ100と比較すると以下の点が相違する。すなわち、隣接する貫通孔102を結ぶように、互いに直交する2方向に伸びる直線105Xと105Yとを追加した点である。直線105Xは、貫通孔102の短辺方向に伸びて隣接する貫通孔102の中点同士を結ぶような直線である。また、直線105Yは、貫通孔102の長辺方向に伸びて隣接する貫通孔102の中点同士を結ぶような直線である。このように、フィルタ100Aでは、貫通孔102を結ぶ直線105X,105Yをシート101に記載することで、シート101の四隅に設けられたアライメントマーク103だけでなく直線105X,105Yを参照しながら、X直進移動台14、Y直進移動台16との位置合わせを行うことで、フィルタ100をより正確に位置合わせすることができると共に、がん細胞Xが捕捉された貫通孔102の位置に応じたフィルタ100の移動をより好適に行うことができる。
次に、図7を用いて、フィルタの貫通孔の形状を変更した場合の例について説明する。図7に示すフィルタ100Bでは、シート101の表面における貫通孔106の形状が波形状とされている。波形状の貫通孔は、シート101の表面における形状が長方形又は角丸長方形の穿孔が端部同士で所定の交差角度をなして複数個連結して形成される。図7のフィルタ100Bでは、貫通孔106の波形形状は、X軸方向に沿って形成されている。このように、フィルタの貫通孔の形状は適宜変更することができる。
(フィルタユニットの変形例)
次に、フィルタユニットの変形例について、図8を用いて説明する。図8はフィルタユニットの変形例を示す断面図であり図3(B)に対応する図である。図8に示すフィルタユニット300Aでは、図3のフィルタユニット300と比較して、以下の点が相違する。すなわち、フィルタ100の周縁部の上下が上枠板331と下枠板332とで挟まれた状態で、上ナット301と下ネジ302との間に固定されている点が相違する。図8のフィルタユニット300Aにおいて、上枠板331と下枠板332とは、フィルタ100を挟むように、フィルタ100の主面(上面と下面と)に対してそれぞれ接合されている。すなわち、フィルタ100、上枠板331及び下枠板332は、一体化されている。上枠板331及び下枠板332は、上ナット301と下ネジ302との間にフィルタ100を取り付けた際に隙間が生じない部材であることが好ましく、例えば、シリコーンゴム等を用いることができる。
ここで、上枠板331及び下枠板332はフィルタ100がたるまない状態でフィルタ100を固定しているため、フィルタ100が変形することを防止することができる。また、フィルタユニット300Aからフィルタ100を取り出す際には、上枠板331及び下枠板332が取り付けられた状態で取り出される。このため、フィルタ100単体を移動させる際にもフィルタ表面にしわが発生することを防止することができ、フィルタ100上に捕捉されたがん細胞Xの損傷等を防ぐことができると共に、フィルタ100をがん細胞単離装置に対して取り付ける際及びその後の操作においても、フィルタ100の変形による作業性の低下を防止することができる。
次に、図9を参照しながら、フィルタユニットの別の変形例について説明する。図8に示すフィルタユニット300Aでは、図3のフィルタユニット300と比較して、以下の点が相違する。すなわち、フィルタ100が空隙311,312を形成する上板341と下板342とに挟まれた状態で、上ナット301と下ネジ302との間に固定されている点が相違する。上板341には、空隙311に対して接続する上ナットノズル321が取り付けられると共に、下板342は、空隙312に対して接続する下ネジノズル322が取り付けられる。このような構成とした場合、上ナット301と下ネジ302とは、被検液との接触が抑制されることから、複数回利用することも可能となる。したがって、上ナット301と下ネジ302とを例えば耐久性の高い金属材料を使用することができる。一方、被検液が接触すると考えられる上板341及び下板342については例えば樹脂製の消耗品として製造・使用することで、図3のフィルタユニット300を使用する場合と比較して、がん細胞の単離に係るコストを低減させることもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。
1,2,3…がん細胞単離装置、11…移動台、20…移動台制御部、30…カメラ、32…出力部、40…ハンドリング部、41…ハンドリングノズル、55…マイクロピンセット、100…フィルタ、102,106…貫通孔、200…収納容器、201…収納部。

Claims (5)

  1. 貫通孔が複数設けられたフィルタ上において捕捉されたがん細胞を単離して収納容器に収納するがん細胞単離装置であって、
    前記がん細胞を捕捉したフィルタを拡大して撮像する撮像手段と、
    前記フィルタ及び前記収納容器を同時に移動可能な移動手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、前記移動手段により前記フィルタ及び前記収納容器を同時に移動させながら前記がん細胞を1個ずつ運搬するハンドリング手段と、
    を備え、
    前記フィルタには、前記貫通孔に対応付けられたアライメントマークが設けられ、
    前記アライメントマークと前記移動手段の移動方向とを対応付けて、前記フィルタが前記がん細胞単離装置に固定されることを特徴とするがん細胞単離装置。
  2. 前記ハンドリング手段は、吸引ノズルを含んで構成され、
    前記吸引ノズルの先端に対して前記がん細胞を吸着させることで前記がん細胞を運搬する
    ことを特徴とする請求項1記載のがん細胞単離装置。
  3. 前記ハンドリング手段は、マイクロピンセットを含んで構成され、
    前記マイクロピンセットにより前記がん細胞を把持することで前記がん細胞を運搬する ことを特徴とする請求項1記載のがん細胞単離装置。
  4. 前記撮像手段により撮像された前記フィルタの画像に基づいて前記フィルタ上の前記がん細胞の位置を特定する位置情報を取得する位置認識手段を備え、
    前記位置認識手段により取得された前記がん細胞の位置情報に基づいて前記ハンドリング手段により前記フィルタ上の前記がん細胞を運搬する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のがん細胞単離装置。
  5. 前記フィルタには前記貫通孔の配列を示す基準マークが設けられ、
    前記基準マークに基づいて、前記位置認識手段によって前記がん細胞の位置情報を取得すると共に、前記移動手段によって前記フィルタを移動させる
    ことを特徴とする請求項4記載のがん細胞単離装置。
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