JP6412391B2 - 火災報知設備 - Google Patents

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Description

本発明は、無線式の火災報知設備に関する。
従来、火災受信機から延設された信号線に、火災感知器が接続された火災報知設備がある。近年では、テナントが頻繁に入れ替わり部屋の間仕切りが変わる等のために、信号線の配線の経路を変更したり、追加したりする必要がないように、配線が不要な無線式火災感知器を利用した無線式の火災報知設備が要望されている。
無線式の火災報知設備は、火災受信機から延設された信号線に接続され、建物の各階や防災区画等の所定区画単位に設置された中継器を有し、中継器が所定区画内に設置された無線式火災感知器からの無線信号を受信して、信号線を介して無線信号に基づく信号を火災受信機に中継している。(例えば、特許文献1参照)
中継器には、中継すべき無線式火災感知器を識別するために、あらかじめ自身が設置された区画内の無線式火災感知器のアドレスが登録されている。中継器は、無線通信を行うことができない無線式火災感知器を検出したときには、火災受信機に異常を通知する。
特開2010−244160号公報
しかしながら、このような無線式の火災報知設備では、間仕切り変更等により所定区画が変更となった場合には、区画変更された場所に設置されていた無線式火災感知器のアドレスを変更先の区画の中継器に登録するとともに、変更前の区画の中継器から消去しなければならず手間であった。また、消去し忘れると、変更前の区画の中継器が火災受信機に異常を通知してしまうという問題があった。
さらに、天井裏等の設置場所そのものであったり、信号線の配線であったりといった理由で中継器の操作や取り外しが容易に行えないことが多く、火災報知設備を無線化したメリットが低下してしまうという問題があった。
本発明にかかる火災報知設備は、無線式の火災感知器と、直接あるいは無線信号を転送するリピータを介して前記火災感知器と無線通信を行い情報を収集する中継器と、信号線を介して該中継器からの情報を受信する火災受信機とを備える火災報知設備において、前記中継器は、無線通信先の火災感知器を通信経路情報として格納する中継器記憶部と、登録要求信号を送信した火災感知器を前記通信経路情報に登録し、登録変更情報を受信すると該登録変更情報に含まれる火災感知器を前記通信経路情報から削除する中継器設定部と、を備え、前記火災受信機は、前記中継器から前記通信経路情報を収集し、前記中継器が火災感知器を通信経路情報に登録すると送信する前記登録変更情報を受信すると、前記登録変更情報に含まれる火災感知器を前記通信経路情報に登録している前記中継器に前記通信経路情報の変更命令を送信することを特徴とする。
本発明によれば、登録変更情報を受信した中継器が登録変更情報に含まれる火災感知器を削除するため、区画変更等により他の中継器の通信経路情報に火災感知器が登録されたときに、その火災感知器を手動で通信経路情報から削除する必要がない。
本発明の実施の形態に係る火災報知設備の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る火災報知設備の設置状態の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る火災報知設備の各機器の記憶部に登録された通信経路情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係る火災報知設備の設置状態の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る火災報知設備の各機器の記憶部に登録された通信経路情報を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る火災報知設備の一例を示す概略構成図である。
火災報知設備1は、火災受信機10と、火災受信機10に信号線20を介して接続された中継器50と、監視対象となる各区画に設置された無線式火災感知器30(以下、感知器30と呼ぶ)と、中継器50と感知器30の距離が遠い場合に無線信号を転送する中継動作をするリピータ40を備える。
無線通信を行う無線機器である感知器30、リピータ40、中継器50には、個々を識別するためのアドレスが付与されている。
(火災受信機の構成)
火災受信機10は、受信機伝送部11、受信機判定部12、警報部13を備える。
受信機伝送部11は、信号線20を介して中継器50と通信を行う。
受信機判定部12は、中継器50との通信結果に基づき、火災や異常の発生を検出する。
警報部13は、LEDやLCD表示装置等の表示部と、ブザーやスピーカー等の音響部を有し、状態判定部12が火災や異常の発生を検出すると、表示部および音響部によって、火災や異常の発生を報知する。
(火災感知器の構成)
感知器30は、感知器記憶部31、感知器設定部32、感知器通信部33および火災検出部34を備える。
感知器記憶部31は、自己のアドレスおよび無線通信を行うのに必要な通信経路情報を格納する。ここで通信経路情報とは、通信先の無線機器が特定できる情報であり、本実施の形態では無線機器のアドレスとする。
感知器設定部32は、感知器記憶部31への通信経路の情報の登録や変更を行う。
感知器通信部33は、感知器記憶部31に格納される通信経路情報に基づきリピータ40または中継器50と無線通信を行う。
火災検出部34は、センサにより煙等の火災により発生する現象に基づき火災を検出する。
(リピータの構成)
リピータ40は、リピータ記憶部41、リピータ設定部42、リピータ通信部43を備える。
リピータ記憶部41は、自己のアドレスおよび無線通信を行うのに必要な通信経路情報を格納する。
リピータ設定部42は、リピータ記憶部41への通信経路の情報の登録や変更を行う。
リピータ通信部43は、リピータ記憶部41に格納される通信経路情報に基づき火災感知器30と中継器50と無線通信を行い、無線信号を転送して中継する。
(中継器の構成)
中継器50は、中継器記憶部51、中継器設定部52、中継器通信部53、中継器判定部54および中継器伝送部55を備える。
中継器記憶部51は、自己のアドレスおよび無線通信を行うのに必要な通信経路情報を格納する。
中継器設定部52は、中継器記憶部51への通信経路の情報の登録や変更を行う。
中継器通信部53は、中継器記憶部51に格納される通信経路情報に基づき火災感知器30またはリピータ40と無線通信を行う。
中継器判定部54は、中継器通信部53が受信した火災感知器30の情報に基づき火災の発生を検出する。また、中継器判定部54は、通信経路情報に含まれる火災感知器30と通信が途絶すると異常の発生を検出する。
中継器伝送部55は、信号線20を介して火災受信機10と通信を行い、中継器判定部54が検出した火災の発生や異常の発生を火災受信機10に通知する。
(火災報知設備の設置状態)
次に本発明の実施の形態に係る火災報知設備1の設置状態の一例を図2に基づき説明する。図2において、区画Aには、中継器50−1、リピータ40−3、感知器30−11、30−12、30−13が設置されている。区画Bには、中継器50−2、感知器30−14、30−15が設置されている。
なお、各無線機器の符号のハイフンのあとの番号は、各無線機器に付与されているアドレス番号を示している。また、各無線機器の構成の説明においても個々のアドレスで区別する場合には、同様にハイフンのあとにアドレス番号を付与する。例えば、中継器通信部53−2は、中継器50−2の中継器通信部53を示す。
(通信経路情報の登録)
火災報知設備1の各無線機器が通信を行うための情報である、通信経路情報の登録について説明する。
最初にリピータ40−3と感知器30−12および30−13が通信を行うための通信経路情報の登録を行う。
リピータ40−3のリピータ設定部42−3が有するスイッチ(不図示)を操作するとリピータ通信部43−3から登録要求信号が送信される。その後、リピータ40−3は、所定の時間にわたり登録受付状態となる。このときに、感知器30−12の感知器設定部32−12が有するスイッチ(不図示)を操作すると、感知器通信部33−12から登録要求信号が送信される。その後、感知器30−12は、所定の時間にわたり登録受付状態となる。同様に感知器30−13の感知器設定部32−13の感知器設定部32−13が有するスイッチ(不図示)を操作すると、感知器通信部33−13から登録要求信号が送信され、感知器30−13は登録受付状態となる。
リピータ設定部42−3は、リピータ通信部43−3によって感知器30−12および30−13からの登録要求信号が受信されると、リピータ記憶部41−3に感知器30−12および30−13を下位通信先として通信経路情報を登録する。また、リピータ設定部42−3は、リピータ通信部43−3から登録要求信号を再度送信させ、それを受信した感知器30−12および感知器30−13は、それぞれの感知器設定部32−12および32−13が、それぞれの感知器記憶部31−12および31−13にリピータ40−3を上位通信先として通信経路情報を登録する。
次に中継器50−1と感知器30−11およびリピータ40−3が通信を行うための通信経路情報の登録を行う。登録の手順は、上記で説明したリピータ40−3と感知器30−12および30−13との経路情報登録と同じである。
中継器設定部52−1が有するスイッチ(不図示)を操作すると、中継器50−1は登録受付状態となる。このとき、リピータ設定部42−3のスイッチを操作すると、登録要求信号が送信され、その後、リピータ40−3は所定の時間にわたり登録受付状態となる。
ここで、リピータ40−3から送信される登録要求信号には、事前にリピータ40−3に通信経路情報として登録された感知器30−12および30−13も含まれる。
中継器設定部52−1は、リピータ40−3からの登録要求信号を受信して、中継器記憶部51−1にリピータ40−3を下位通信先として通信経路情報を登録するとともに、感知器30−12および30−13をリピータ40−3が通信を行う従属通信先として通信経路情報を登録する。また、中継器設定部52−1は、中継器通信部53−1から登録要求信号を送信させ、それを受信したリピータ40−3は、リピータ記憶部41−3に中継器50−1を上位通信先として通信経路情報を登録する。同様の手順によって、通信経路情報として中継器記憶部51−1に感知器30−11が下位通信先として登録され、感知器記憶部31−11に中継器50−1が上位通信先として登録される。
区画Bについても同様に各無線機器に通信経路情報を登録する。
上記のように各無線機器に登録された通信経路情報の一覧を図3に示す。図3において、列Aには、各無線機器の記憶部を表示する。列Aに表示された記憶部に登録されている通信経路情報の上位通信先を列Bに表示し、下位通信先を列Cに表示し、従属通信先を列Dに表示する。例えば、記憶部51−1には、下位通信先として感知器30−11およびリピータ40−3が登録され、さらに従属通信先として感知器30−12および30−13が通信経路情報として登録されていることを示す。
(火災報知設備の動作)
通信経路情報の登録が完了した火災報知設備1は、以下のように動作する。
各感知器30の火災検出部34は、所定間隔で火災の検出を行っている。
中継器50−1は、区画Aに設置されている感知器30の状態を収集するために状態収集命令を送信する。このとき、中継器通信部53−1は、中継器記憶部51−1に格納されている通信経路情報を参照し、送信先情報として下位通信先である感知器30−11およびリピータ40−3のアドレスと送信元情報として自己のアドレスを状態収集命令に付与して送信する。
リピータ40−3のリピータ通信部43−3は、受信した状態情報命令に含まれる送信先情報が自己のアドレスであり、送信元情報とリピータ記憶部41−3に格納されている通信経路情報の上位通信先とが一致する場合に、転送すべき命令であると判断し、感知器30−12および30−13に状態情報命令を転送する。このとき、リピータ通信部43−3は、通信経路情報を参照し、送信先情報として下位通信先である感知器30−12および感知器30−13のアドレスと送信元情報として自己のアドレスを状態収集命令に付与して送信する。
感知器30−12の感知器通信部33−12は、受信した状態収集命令に含まれる送信先情報が自己のアドレスであり、送信元情報と感知器記憶部31−12に格納されている通信経路情報の上位通信先とが一致する場合に、自分宛の命令であると判断し、火災の検出結果を含む状態情報をリピータ40−3に返送する。このとき、感知器通信部33−12は、通信経路情報を参照し、送信先情報として上位通信先であるリピータ40−3のアドレスと送信元情報として自己のアドレスを状態情報に付与して送信する。
感知器30−13は、感知器30−12と同様に状態収集命令を受信すると、リピータ40−3に状態情報を送信する。
リピータ通信部40−3は、感知器30−12および30−13から状態情報を受信すると、状態情報に含まれる送信先情報が自己アドレスであり、送信元情報とリピータ記憶部41−3に格納されている通信経路情報の下位通信先とが一致する場合に、転送すべき状態情報であると判定し、中継器50−1に状態情報を転送する。このとき、リピータ通信部43−3は、通信経路情報を参照して、送信先情報として上位通信先である中継器50−1のアドレスと送信元情報として自己のアドレスを状態情報に付与して送信する。
中継器50−1の中継器通信部53−1は、受信した状態情報に含まれる送信先情報が自己のアドレスであり、送信元情報と中継器記憶部51−1に格納されている通信経路情報の下位通信先とが一致する場合に、自己宛の状態情報であると判断する。
中継器50−1は、感知器30−11についても同様の動作により状態情報を収集する。
中継器判定部54−1は、収集した感知器30の状態情報の中に火災発生情報が含まれていないか判定を行い、火災発生情報が含まれる場合には、中継器伝送部55−1が信号線20を介して火災信号を火災受信機10に送信する。
また、中継器判定部54−1は、感知器記憶部51−1に格納されている通信経路情報の下位通信先および従属通信先に含まれる全ての感知器30の状態情報の収集が完了したか判定を行う。中継器判定部54−1は、状態情報を収集できなかった感知器30が存在する場合には、中継器電送部55−1が信号線20を介して異常信号を火災受信機10に送信する。
区画Bについても同様に、中継器50−2によって、感知器30−14および30−15の状態情報が収集され、火災や異常が検出された場合には、火災受信機10に火災信号や異常信号が送信される。
火災受信機10は、受信機伝送部11によって火災信号または異常信号が受信されると、受信機判定部12により、火災または異常が発生した区画の判定が行われ、警報部13によって火災または異常が発生した区画を示す警報を行う。
(通信経路情報の変更登録)
次に、テナント等の入れ替わりにより間仕切りが変更となり、区画Aの一部が区画Bに変更された場合について説明する。図4に火災報知設備1で区画Aに設置されていた火災感知器30−13が区画Bに変更となった、火災報知設備2を示す。
火災報知設備1から火災報知設備2に変更する場合、区画が変更になった感知器30−13と中継器50−2が通信を行うための通信経路情報の登録を行う。通信経路情報の登録については、前述と同様に行う。
中継器50−2の中継器設定部54−2が有するスイッチ(不図示)を操作し、中継器50−2を登録受付状態とし、感知器30−13の感知器設定部32−13が有するスイッチ(不図示)を操作し、感知器通信部33−13から登録要求信号を送信させる。
中継器設定部52−2は、中継器通信部53−2が感知器30−13からの登録要求信号を受信すると、中継器記憶部51−2に感知器30−13を下位通信先として通信経路情報に登録する。
中継器50−2は、感知器30−13を通信経路情報に登録すると、中継器伝送部55−2から火災受信機10に感知器30−13を通信経路情報に登録したことを登録変更情報として送信する。火災受信機10は、受信機伝送部11により登録変更情報を受信すると、中継器50−1に登録変更情報を転送する。
中継器50−1の中継器設定部52−1は、中継器50−1が登録変更情報を受信すると、中継器記憶部51−1の通信経路情報に登録されている機器が登録変更情報に含まれていないか判定する。中継器設定部52−1は、通信経路情報に登録されている機器が登録変更情報に含まれている場合には、その機器を中継器記憶部51−1の通信経路情報から削除する。具体的には、中継器設定部52−1は、登録変更情報に含まれる感知器30−13を通信経路情報の従属通信先から削除する。
また、中継器設定部52−1は、登録変更情報に含まれる機器が従属通信先である場合には、リピータ40−3に登録変更情報を送信してリピータ記憶部41−3の通信経路情報から削除させる。具体的には、リピータ設定部42−3は、中継器50−1から登録変更情報を受信すると、登録変更情報に含まれる感知器30−13を通信経路情報の下位通信先から削除する。
上記は、感知器30−13が区画変更となったときについて説明したが、感知器30−12および感知器30−13を含むリピータ40−3が区画Bに変更になった場合にも同様に中継器50−2とリピータ40−3の通信経路情報の登録を行えばよい。
この場合、中継器50−1は、火災受信機10により転送された中継器50−2からの登録変更情報を受信すると、中機器記憶部51−1の通信経路情報から下位通信先のリピータ40−3と従属通信先の感知器30−12および感知器30−13を削除する。
上記のように、区画変更となった無線機器と区画変更先の無線機器と通信を行うための通信経路情報登録をすると、元の区画の無線機器の通信経路情報から区画変更となった無線機器が自動的に削除される。そのため、区画変更となった無線機器を元の区画の無線機器の通信経路情報から消去する手間がかからない。また、元の区画の無線機器の通信経路情報に区画変更となった無線機器が通信先として残ってしまわないので、元の区画の無線機器が無線通信を行うことができない無線機器を検出してしまい、火災受信機10が無線機器の通信異常を報知してしまうことがない。
なお、上記実施の形態の変形例1として、火災受信機10が無線機器の通信経路情報を全ての中継器50から収集して記憶し、中継器50からの登録変更情報を受信した火災受信機10は、通信経路情報の変更が必要な無線機器に通信経路情報の変更命令を送信するようにすることができる。
具体的には、火災報知設備1から火災報知設備2に変更する場合、火災受信機10は、中継器50−2から感知器30−13を通信経路情報に登録したことを登録変更情報として受信すると、通信経路情報に通信先として感知器30−13が登録されている中継器50−1に感知器30−13を通信経路情報から削除するように変更命令を送信する。変更命令を受信した中継器50−1は、通信経路情報から感知器30−13を削除するとともにリピータ40−3に変更命令を送信して、リピータ40−3の通信経路情報から感知器30−13を削除させる。
上記実施の形態の変形例1では、多くの中継器50が火災受信機10に接続されている場合に、通信経路情報の変更が必要な中継器50にのみ変更命令を送信するため、不要な通信が減り、通信経路情報の変更がすみやかに行われる。
また、上記実施の形態の変形例2として、感知器30と中継器50が通信を行うための通信経路情報登録を行うときに、感知器30の通信経路情報にすでに他の中継器50またはリピータ40が通信先として登録されている場合に中継器50またはリピータ40に登録済の情報を通知し、中継器50から登録変更情報を送信させるようにできる。
具体的には、火災報知設備1から火災報知設備2に変更する場合、中継器50−2の通信経路情報に感知器30−13を登録する際に、感知器送信部33−13から送信する登録要求信号に感知器30−13の通信経路情報に中継器50−1が登録済である登録済情報を含め中継器50−2に送信する。その登録済情報を受信した中継器50−2は、中継器50−1に登録変更情報を送信する。
上記実施の形態の変形例2では、通信経路情報の変更が必要な中継器50にのみ登録変更情報を送信するため、不要な通信が減り、通信経路情報の変更がすみやかに行われる。
1 火災報知設備、2 火災報知設備、10 火災受信機、11 受信機伝送部、12 受信機判定部、13 警報部、20 信号線、30 火災感知器、31 感知器記憶部、32 感知器設定部、33 感知器通信部、34 火災検出部、40 リピータ、41 リピータ記憶部、42 リピータ設定部、43 リピータ通信部、50 中継器、51 中継器記憶部、52 中継器設定部、53 中継器通信部、54 中継器判定部、55 中継器伝送部

Claims (2)

  1. 無線式の火災感知器と、直接あるいは無線信号を転送するリピータを介して前記火災感知器と無線通信を行い情報を収集する中継器と、信号線を介して該中継器からの情報を受信する火災受信機とを備える火災報知設備において、
    前記中継器は、
    無線通信先の火災感知器を通信経路情報として格納する中継器記憶部と、
    登録要求信号を送信した火災感知器を前記通信経路情報に登録し、登録変更情報を受信すると該登録変更情報に含まれる火災感知器を前記通信経路情報から削除する中継器設定部と、
    を備え
    前記火災受信機は、前記中継器から前記通信経路情報を収集し、前記中継器が火災感知器を通信経路情報に登録すると送信する前記登録変更情報を受信すると、前記登録変更情報に含まれる火災感知器を前記通信経路情報に登録している前記中継器に前記通信経路情報の変更命令を送信することを特徴とする火災報知設備。
  2. 無線式の火災感知器と、直接あるいは無線信号を転送するリピータを介して前記火災感知器と無線通信を行い情報を収集する中継器と、信号線を介して該中継器からの情報を受信する火災受信機とを備える火災報知設備において、
    前記中継器は、
    無線通信先の火災感知器を通信経路情報として格納する中継器記憶部と、
    登録要求信号を送信した火災感知器を前記通信経路情報に登録し、登録変更情報を受信すると該登録変更情報に含まれる火災感知器を前記通信経路情報から削除する中継器設定部と、
    を備え、
    前記火災感知器は、前記通信経路情報に通信先の中継器またはリピータが登録済のとき、前記登録要求信号に、登録済情報を含めて送信し、
    前記中継器は、前記火災感知器からの前記登録要求信号に前記登録済情報が含まれる場合に、前記登録変更情報を送信することを特徴とする火災報知設備。
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