JP2002094659A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2002094659A
JP2002094659A JP2000278287A JP2000278287A JP2002094659A JP 2002094659 A JP2002094659 A JP 2002094659A JP 2000278287 A JP2000278287 A JP 2000278287A JP 2000278287 A JP2000278287 A JP 2000278287A JP 2002094659 A JP2002094659 A JP 2002094659A
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station
relay station
relay
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JP2000278287A
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English (en)
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Mitsuru Hosaka
充 保坂
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構成変更に対応した各種データ設定
を通信サービス事業者から派遣される技術者に依存する
ことなく加入者自身で行えるようにする。 【解決手段】 端局200を加入者宅内に設置し、対向
する中継局100と通信可能であることが確認された
後、該端局200に接続された加入者通信端末を使っ
て、所定の手順に従ったセンタ装置500へのサクセス
操作を行うと、該アクセス要求内容を示すメッセージ
と、端局200で付加された端局識別情報と、中継局1
00で付加された中継局識別情報とを含むアクセスデー
タがセンタ装置500へと中継伝送される。センタ装置
500では、受信されたアクセスデータ中のメッセージ
を解読し、その解読結果に従って、当該アクセスデータ
中の端局識別情報に関する登録、削除の処理を行い、該
処理の終了後、該当する中継局100に指示して該処理
内容に対応した端局番号の登録、削除の処理を行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ装置に複数
の中継局を接続すると共に、該各中継局は複数の加入者
宅に各々設置された端局と無線回線を介して対向配置さ
れ、上記複数の加入者に対して該当する各端局を介して
通信サービスを提供する通信システムに係わり、詳しく
は、本システム内での端局の増設、減設、移設に際して
システム構成情報を再構築する処理を自動化する方法の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通信システムの一形態として、センタ装
置にネットワークを複数の中継局を接続すると共に、該
各中継局を複数の加入者宅に各々設置された端局と無線
回線を介して対向配置し、上記複数の加入者に対して上
記ネットワークより該当する各端局を介して各種通信サ
ービスを提供する通信システムが知られている。
【0003】このシステムにおいて、加入者宅に配置さ
れる端局は、該加入者が所有する加入者通信端末を接続
可能である。これにより、加入者は、加入者通信端末を
自宅内の端局に接続したうえで、センタ装置が接続され
るネットワークから当該センタ装置及び中継局を介して
各種の通信サービスを享受することができる。
【0004】一方、上記通信サービスとを提供する事業
者は、予め立てた事業計画に従い、センタ装置と複数の
中継局とを配置したシステムを予め設置しておき、その
後、サービスを受けようとする加入者に端局を購入して
もらい、これを加入者宅に設置してもらうことにより加
入者を増やしていくといった事業展開を行っている。
【0005】この場合、端局が増える度に、既設システ
ムに対して当該増設分の端局を認知させるための各種デ
ータ設定が必要となるのは言うまでもない。
【0006】このような構成を前提とする従来のシステ
ムでは、事業者が提供する通信サービスを新たに利用し
ようとして端局を購入した加入者宅に専門の技術を持っ
た技術者を事業者から派遣し、該端局の据え付けと、該
端局を運用可能にするための各種データの設定の作業を
当該技術者に一任する方法が一般的であった。
【0007】これは、従来システムにおいて、既設シス
テム及び端局側に、システムの構成変更に対応した各種
データ設定を容易に行えるための機能が盛り込まれてい
ないことによるものであり、このため、加入者は、購入
した端局の設置作業(端局の解約や移設等においても同
様)に関して常に通信サービス事業者の都合に支配され
ることとなった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
システムでは、既設システム及び端局側に、システムの
構成変更に対応した各種データ設定を容易に成し得る機
能がサポートされていなかったため、システムの構成変
更に伴う種データ設定に際して、通信サービス事業者か
ら専門の技術を持った技術者の派遣を受ける必要があ
り、加入者にとっては、購入した端局の設置をはじめ、
端局の解約あるいは移設等に係わる各種データ設定作業
に関して常にサービス事業者の都合に支配されることと
なり、運用上、不便極まりないという問題点があった。
【0009】本発明は上記問題点を除去し、システム構
成変更に対応した各種データ設定を通信サービス事業者
から派遣される技術者に依存することなく加入者自身で
簡単に行うことができ、加入者が購入した端局の設置を
はじめ、端局の解約あるいは移設等に係わる作業を加入
者の都合で行っていつでも所望の運用状態を確立できる
通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、センタ装置に複数の中継局
を接続すると共に、該各中継局は複数の加入者宅に各々
設置された端局と無線回線を介して対向配置され、前記
複数の加入者に前記各端局を介して通信サービスを提供
する通信システムにおいて、前記端局は、所定の起動操
作により対向する中継局への接続処理を行い、該中継局
と通信可能になった場合にその旨を報知する報知手段
と、自局に接続された加入者通信端末から前記センタ装
置へのアクセス要求に応じて該アクセス要求内容を示す
メッセージを作成し、該メッセージに自局固有の端局識
別情報を付加したアクセスデータを送出するデータ送出
手段とを具備し、前記中継局は、対向する端局から受信
した前記アクセスデータに自局固有の中継局識別情報を
付加して前記センタ装置へ中継伝送する中継伝送手段
と、中継伝送先のセンタ装置からの指示に基づき該指示
により指定された端局識別情報の登録または削除の処理
を行う端局識別情報処理手段とを具備し、前記センタ装
置は、中継局から受信した前記アクセスデータ中のメッ
セージを解読し、該解読されたアクセス要求内容に応じ
て、該アクセスデータ中の端局識別情報を中継局識別情
報と対応付けて登録しまたは削除する処理を行うシステ
ム構成情報処理手段と、該当する中継局に対し、前記シ
ステム構成情報処理手段の処理結果に対応した内容で端
局識別情報を登録または削除すべきことを指示する指示
手段とを具備することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記データ送出手段は、前記アクセス
要求時に前記加入者通信端末から入力された加入者情報
を前記アクセスデータに含めて送出し、前記システム構
成情報処理手段は、前記中継局識別情報に、該当する端
局からの端局識別情報及び加入者情報を対応付けて登録
することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、前記システム構成情報処理手
段は、受信したアクセスデータ中に含まれる端局識別情
報が既に登録済みの場合、該端局識別情報の対応付け先
を、現在対応付けされている中継局識別情報から今回受
信された中継局番号に変更することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明に係わる無線通信システム
の全体構成を示す図である。図1において、セルA、セ
ルBは、それぞれ、本システムのサービスエリア全体の
内の1サービスエリアを示している。セルA内には、1
つの中継局(無線基地局としての機能を有する)100
Aと複数の端局(加入者無線局としての機能を有する)
200−1,200−2,200−3,200−4が配
置されている。
【0015】中継局100Aと各端局200−1、20
0−2、200−3、200−4間には、それぞれ、上
り回線(端局200から中継局100方向)と下り回線
(中継局100から端局200方向)が設定され、これ
ら両回線を利用して、中継局100Aと各端局200−
1、200−2、200−3、200−4間の1対多
(ポイント・ツウ・マルチポイント:P−MP)通信が
行われる。
【0016】同様に、セルB内には、1つの中継局10
0Bと複数の端局200−11,200−12,200
−13,200−14が配置され、中継局100Bと各
端局200−11,200−12,200−13,20
0−14間で、それぞれ、上り回線と下り回線を利用し
たP−MP通信が行われる。
【0017】セルA,セルB内を仕切る点線は、それぞ
れ、当該セルA,セルBに設定されるセクタの境界線を
示している。本システムでは、セルA,セルBが、それ
ぞれ、セクタ1〜セクタ4の4つのセクタに区切られ、
各セクタ毎に、上り回線と下り回線の使用周波数が配置
されている。
【0018】また、本システムにおいて、中継局100
A、100Bは通信回線300を介して公衆ネットワー
ク600内のATMスイッチ400に接続されている。
ATMスイッチ400は、ATM(非同期転送モード)
伝送方式に対応した交換機能を有するものである。
【0019】ATMスイッチ400には、センタ装置5
00が接続される。センタ装置500は、ATMスイッ
チ400の交換機能を利用して各セルA,B内の中継局
100及び端局200とデータ伝送を行うことにより、
当該各セルA,Bの動作の管理及び制御を行う、いわゆ
るネットワーク管理装置(NMS)としての機能を有す
るものである。
【0020】更に、公衆ネットワーク600は、ATM
網610、I−専用線網620、インターネットやイン
トラネット等の通信網630、フレームリレー網64
0、N−ISDN650等の通信網と接続されている。
【0021】図1ではセルA及びセルBしか開示してい
ないが、実際には、これらセルA,セルBに加えて当該
各セルと同じ態様(1つの中継局100と複数の端局2
00がP−MP通信を行う)から成る複数のセルが存在
し、これら全セルによって上述したサービス提供可能エ
リア全体がカバーされるようになっている。また、各セ
ルの各セクタ内に配置される端局200も図示するよう
に1つではなく、複数存在する。
【0022】なお、図1において、各端局200に付随
した括弧内に付される丸数字は、それぞれ該当する端局
200の端局識別情報(端局番号)を示し、各中継局1
00に付随した括弧内に付されるアルファベットは、そ
れぞれ該当する中継局の中継局識別情報(中継局番号)
を示している。
【0023】このように、本発明に係わる無線通信シス
テムは、加入者通信サービスを提供するエリア全体を複
数のセルに分割すると共に、各セル毎に1つの中継局1
00と複数の端局200を配置し、各セル毎に、中継局
100と対向する各端局200間でP−MP通信を行う
構成を基本としている。
【0024】図2は、図1におけるシステムの中継局1
00及び端局200の要部詳細構成を示す図である。
【0025】図2において、中継局100は、屋内装置
(IDU)110と屋外装置(ODU)120とから構
成される。
【0026】IDU110には、ODU120とのイン
ターフェース機能を持つODU I/F:ODU Interface
Unit)111、ODU I/F111とATMスイッチ
400との間のインターフェース機能を持つAIU(Ai
r Interface Unit)112、IDU110全体の動作制
御を行う主制御部113が備わる。
【0027】なお、この中継局100において、ODU
120は各セクタ1、2、3、4毎に個別に設けられ、
この例では4つのODU120a、120b、120
c、120dにより実現される。
【0028】また、この中継局100のIDU110に
おいて、ODU I/F111は、上記各セクタ1、
2、3、4毎のODU120a、120b、120c、
120dにそれぞれ対応した4つのODU I/F11
1a、111b、111c、111dにより実現され
る。
【0029】一方、端局200は、上記各セクタ1、
2、3、4毎に配置され、それぞれ、該当するセクタの
ODU120と対向して無線通信を行う屋外装置(OD
U)210と、該ODU210と宅内に設けられる加入
者端末230間のインターフェース機能を持つ屋内装置
(IDU)220とから構成される。加入者端末230
としては、例えば、パーソナルコンピュータや、10Ba
se-T端末あるいはISDN端末等が用いられる。
【0030】中継局100のODU120と端局200
のODU210間の無線区間は、例えば、26GHz帯
のTDMA(時分割多重接続)−FDD(周波数分割運
用)方式により運用される。
【0031】上記構成において、ある加入者宅内の端局
200に接続された加入者端末230と例えばセンタ装
置500とが通信を行う場合、この加入者端末230か
ら送出されたデータは対応する端局200のIDU22
0、ODU210を経て上記無線区間に送出される。中
継局100では、上記端局200から無線区間に送出さ
れたデータがODU120により受信され、その後、こ
の受信データが該ODU120に対応するODU I/
F111、更にはAIU112を介して通信回線300
によりセンタ装置500へと中継伝送される。
【0032】一方、センタ装置500から送出されたデ
ータは、通信回線300を介して中継局100のAIU
112に受信され、その後、上述とは逆の経路で、OD
UI/F111、ODU120を経て上記無線区間に送
出される。端局200では、上記中継局100から無線
区間に送出されたデータがODU210により受信さ
れ、対応するIDU220を介して当該端局200に接
続された加入者端末230へと送出される。
【0033】同様に、加入者端末230は、公衆ネット
ワーク600に接続されるインターネット等の外部ネッ
トワークとも上記端局200を介して通信を行うことが
できる。
【0034】このように、本システムでは、端局200
にパーソナルコンピュータ等の加入者端末230を接続
したうえで、該加入者端末230が端局200と中継局
100間の無線区間を介してセンタ装置500及び外部
ネットワークと相互に通信でき、これにより、外部ネッ
トワークからセンタ装置500、中継局100、端局2
00を介して加入者端末230への各種の通信サービス
を提供できる構成となっている。
【0035】上記通信サービスを提供するにあたって、
サービス提供事業者は、予め立てた事業計画に従い、セ
ンタ装置500と複数の中継局100とを配置したシス
テムを予め設置しておき、その後、サービスを受けよう
とする加入者に端局200を購入してもらい、これを加
入者宅に設置してもらうことにより加入者を増やしてい
くといった事業展開を行っている。
【0036】この端局200の増設(解約または移設に
も対応可能)に際し、本システムでは、該端局200を
本システム内の正式な構成メンバとして正常動作させる
ための各種データ(システム構成情報)を、この端局2
00に接続される加入者端末230を用いて中継局10
0及びセンタ装置500に自動的に設定する機能を備え
ている。
【0037】次に、このシステム構成情報の自動設定機
能について説明する。この機能を実現するための構成と
して、端局200には、例えばIDU220内(図2参
照)に、中継局通信制御部223、端末通信制御部22
4、記憶部225、表示部226が設けられる。
【0038】中継局通信制御部223は、上述した無線
区間を介して対向する中継局100との間の通信制御を
行う。
【0039】端末通信制御部224は、自局に接続され
る加入者端末230との間の通信制御を行う。
【0040】記憶部225は、自局の動作を制御するた
めに必要な各種情報の他、各端局毎に固有に設定された
端局識別情報(端局番号)のうちの自局の端局識別情報
を記憶する。
【0041】表示部226は、自局の動作に関する各種
情報を表示するものであり、特に、本システムでは、後
述する所定の起動操作を経て対向する中継局100と無
線通信が可能になった場合、その旨をメッセージ等によ
り表示する機能も持つ。
【0042】なお、端局200において、加入者端末2
30と中継局100間の通信における、符号、復号、変
復調処理はデータ送受信部222で行われる。
【0043】また、主制御部221は、上記各部を含む
当該IDU220全体の動作制御を行う他、自局が所定
の起動操作により対向する中継局100への接続処理を
行い、該中継局100と通信可能になった場合にその旨
を表示部226に表示させる制御や、その後、自局に接
続された加入者端末230からセンタ装置500へのア
クセス要求があった場合に該アクセス要求内容を示すメ
ッセージを作成し、該メッセージに自局固有の端局識別
情報を付加したアクセスデータを送出する制御等も行
う。
【0044】また、中継局100には、上記システム構
成情報の自動設定機能を実現するための構成として、例
えばIDU100(図2参照)内に、センタ装置通信制
御部114、端局通信制御部115、自局識別情報記憶
部116、記憶部117が備わる。
【0045】センタ装置通信制御部114は、通信回線
300を介してセンタ装置500との通信制御を行う。
【0046】端局通信制御部115は、上述した無線区
間を介して対向する端局200との間の通信制御を行
う。
【0047】自局識別情報記憶部116は、各中継局1
00毎に固有に設定された中継局識別情報(中継局番
号)のうちの自局の中継局識別情報を記憶する。
【0048】記憶部117は、自局の動作を制御するた
めに必要な各種情報の他、自局が管轄するサービスエリ
ア内に存在する端局200の端局識別情報を記憶する。
【0049】なお、中継局100において、端局200
とセンタ装置500間の中継伝送における、符号、復
号、変復調処理はAIU112で行われる。
【0050】また、主制御部113は、上記各部を含む
当該IDU110全体の動作制御を行う他、対向する端
局200から受信した上記アクセスデータに自局固有の
中継局識別情報を付加してセンタ装置500へ中継伝送
する制御、該中継伝送における端局200とセンタ装置
500間の通信インタフェースの変換制御、センタ装置
500から送られてくる後述する情報操作指示に従った
記憶部117への端局識別情報の登録あるいは削除の制
御等も行う。
【0051】なお、図3は、主制御部113の制御に基
づく記憶部117内の端局識別情報の記憶態様の一例を
示したものである。
【0052】更に、センタ装置500は、図4に示す如
く、中継局通信制御部511、外部ネットワークインタ
フェース(I/F)制御部512、記憶部513、制御
部514、表示部515、操作部516を具備して構成
される。
【0053】中継局通信制御部511は、通信回線30
0を介して各中継局100との間の通信の制御を行う。
【0054】外部ネットワークI/F制御部512は、
公衆ネットワーク600に接続されるインターネット等
の外部ネットワークとの通信の制御を行う。
【0055】記憶部513は、自局の動作を制御するた
めに必要な各種情報の他、システム運用に必要なシステ
ム構成情報として、各中継局100の中継局識別情報に
対応付けて当該各中継局100のサービスエアリア内に
存在する端局200の端局識別情報を記憶する。また、
記憶部513に記憶された各種情報やシステム構成情報
は、必要に応じて、操作部516を操作することによ
り、表示部515に表示することもできる。
【0056】制御部514は、上記各部を含む自局全体
の動作制御を行う他、端局200から中継局100を介
して受信した上記アクセスデータ中のメッセージを解読
し、該解読されたアクセス要求内容に応じて、該アクセ
スデータ中の端局識別情報と中継局識別情報を対応付け
て記憶部513に登録したり削除したりする制御、上記
アクセスデータを中継伝送してきた中継局100に対
し、上記記憶部513に対する登録または削除処理の処
理結果に対応した内容で端局識別情報を登録したり削除
すべきことを指示する制御も行う。
【0057】なお、図5は、制御部514の制御に基づ
く記憶部513でのシステム構成情報の記憶態様の一例
を示したものである。
【0058】次に、本システムのシステム構成情報自動
設定機能に係わる端局200、中継局100及びセンタ
装置500の処理動作について説明する。
【0059】例えば、本システムによる通信サービスに
新たに加入しようとする加入者は、該サービスを提供す
る事業者から端局200を購入し、対向する基地局10
0の電波を受け易い適当な位置に該端局200を設置し
たうえでデータ設定操作を開始する。
【0060】図6は、本システムでのシステム構成変更
に伴う端局200の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0061】最初に、端局200を新規に設置する場合
の処理動作について説明する。
【0062】上記データ設定を開始するにあたり、加入
者は、まず、端局200において例えば電源スイッチ
(図示せず)をオンにする等の所定の起動操作を行う。
【0063】一方、端局200では、上記起動操作に対
応した入力データを取り込んだ主制御部221が当該入
力データに基づき上記起動操作が行われたことを認識し
(ステップS601YES)、自動的に最寄りの中継局
100との接続処理を開始する(ステップS602)。
【0064】これ以降、主制御部221は、当該中継局
100との通信が可能になったか否かを監視し(ステッ
プS603)、通信可能状態になった場合(ステップS
603YES)、その状態を知らせる情報を表示部22
6に表示する(ステップS604)。
【0065】加入者は、端局200の表示部226に表
示された情報を見ることで、最寄りの中継局100との
間の通信が可能となったことを確認することができる。
【0066】端局200が中継局100と通信可能にな
ったことを確認した後、加入者は、該端局200に接続
されたパーソナルコンピュータ等の加入者端末230に
て通信サービスを提供する事業者より予め知らされてい
る登録要求のための入力操作を行うことによりセンタ装
置500をアクセスし、次いで、サービスを受けるため
に必要とされる、例えば、住所、氏名、料金支払方法等
の加入者情報を入力する。
【0067】一方、端局200の主制御部221では、
ステップS604で通信可能状態となったことを表示し
た後、該端局200に接続されている加入者端末230
から上記アクセス要求に伴うデータが入力されたか否か
を監視している(ステップS605)。
【0068】ここで、上記アクセス要求に伴う入力デー
タが端末通信制御部224を通じて取り込まれることに
より上記アクセス要求有りと判断すると(ステップS6
05YES)、次いで、主制御部221は、この時の入
力データに基づき該アクセス要求内容を示すメッセージ
を作成すると共に、該メッセージに記憶部225から読
み出した自局固有の端局番号を付加し、これらをアクセ
スデータとしてまとめて中継局通信制御部223により
中継局100へと送出する(ステップS606)。
【0069】但し、この時のアクセス要求内容は上記登
録手順に対応した「登録」を示すものとなっている。ま
た、この時、上記アクセスデータには、上記アクセス要
求に伴い加入者端末230から入力される加入者情報
(当該加入者の住所、氏名、料金支払方法等の情報)も
含めて該当する中継局100に送られる。
【0070】上記端局200の動作に対して、対向する
中継局100は、例えば、図7に示すフローチャートに
従った処理動作を行う。
【0071】すなわち、中継局100では、端局200
から送られてくるデータをAIU112より端局通信制
御部115を介して主制御部113に取り込む動作を行
っている。
【0072】この動作により、端局200から送られて
くる上記アクセスデータが主制御部113に取り込まれ
ると(ステップS701)、次いで、主制御部113
は、自局識別情報記憶部116から自局固有の中継局番
号を読み出し、該中継局番号を上記アクセスデータに付
加し、センタ装置通信制御部114により通信回線30
0を介してセンタ装置500へと中継伝送する(ステッ
プS702)。
【0073】その後、中継局100では、センタ装置5
00での後述するステップS814での処理に伴い端局
番号の登録または削除の指示があるまで待機する。
【0074】一方、上記中継局100での中継伝送動作
に対して、伝送先のセンタ装置500では、例えば、図
8に示すフローチャートに従った処理動作を行う。
【0075】すなわち、センタ装置500では、中継局
100から送られてくるデータを中継局通信制御部51
1を介して制御部514に取り込む動作を行っている。
【0076】この動作により、中継局100から上記端
局200にて送出された上記アクセスデータが制御部5
14に取り込まれると(ステップS801)、制御部5
14は、このアクセスデータに含まれるメッセージを解
読し(ステップS802)、アクセス要求内容が「登
録」,「削除」、「登録変更」のいずれであるかを判断
する(ステップS803)。
【0077】この例のように、登録手順によるアクセス
要求時には、アクセス要求内容は上述したように「登
録」を示すものとなっているため、制御部514では、
アクセス要求内容が登録要求であることが判別される
(ステップS803の「登録」)。
【0078】その後、制御部514では、当該判断結果
に従い、ステップS801で受信したアクセスデータに
基づく情報登録処理を行う。
【0079】この場合、中継局100からセンタ装置5
00の制御部514には、端局200より送出された端
局番号及び加入者情報に途中の中継局100でその中継
局番号が自動的に付与された上記アクセスデータが取り
込まれているため、該制御部514は、これら中継局番
号、端局番号及び加入者情報をそれぞれ例えば図5に示
す態様で対応付けて記憶部513に登録する(ステップ
S811)。
【0080】このステップS811での登録処理を終え
ると、次いで、制御部514は、該登録処理に係わるア
クセスデータを中継伝送してきた中継局100に対し、
中継局通信制御部511を介して、当該処理結果に対応
した内容で端局番号を操作すべくことを指示する(ステ
ップS814)。
【0081】この例の場合、上記ステップS811での
処理内容に対応し、制御部514から該当する中継局1
00に対しては端局番号を登録すべきことが指示され
る。
【0082】その際、中継局100からの受信アクセス
データに基づき、端局200より送出された端局番号及
び加入者情報に途中の中継局100で自動的に付与され
た中継局番号が対応付けられて記憶部513で既に登録
済みであるため、制御部514は、上記ステップS81
4において、この登録済みの中継局番号に基づき情報操
作指示の送出先を決め、該中継局番号に対応する端局番
号を登録すべきことを指示する。
【0083】一方、上記ステップS702での中継伝送
実施後、待機状態にあった中継局100では、該中継伝
送先のセンタ装置500から送出された上記情報操作指
示がセンタ装置通信制御部114を介して主制御部11
3に取り込まれると(ステップS703YES)、次い
で、主制御部113は、この情報操作指示内容を解釈
し、該指示内容に従った情報操作を実施する(ステップ
S704)。
【0084】ここで、主制御部113は、上記ステップ
S814の処理を経てセンタ装置500より送られてく
る情報操作指示内容が登録指示であることを認識し、自
局の記憶部117に当該端局番号を登録する処理を行
う。
【0085】以降、当該中継局100では、自局に登録
済みの端局番号に対応する端局200からの通信要求に
対してのみセンタ装置500との中継伝送を行うよう動
作するため、上記登録手順で端局番号を登録済みの端局
200を所有する加入者は、該端局200に接続された
加入者端末230において、センタ装置500を介して
インタネット等のサービスを享受できるようになる。
【0086】なお、ここまでの説明では、システムに対
して端局200を増設する場合のシステム構成情報の変
更処理について述べたが、本システムでは、端局200
を解約する場合の端局番号の削除、引っ越し等により端
局200を移設する場合の端局番号の変更登録の各処理
についても、当該端局200に接続された加入者端末2
30を用いて実施することができる。
【0087】次に、加入者が端局200を解約する場合
の処理動作について説明する。
【0088】まず、端局200に接続された加入者端末
230において、通信サービスを提供する事業者との間
に予め取り決められた所定の解約手順に従ったセンタ装
置500へのアクセス要求操作を行う。
【0089】このアクセス要求操作により、当該アクセ
ス要求内容を示すメッセージを含むアクセスデータが、
上述した端局増設時と同様の手順で中継局100を介し
てセンタ装置500に送られる。但し、この時のアクセ
ス要求内容は上記解約手順に対応した「削除」を示すも
のとなっている。
【0090】一方、センタ装置500では、この時の端
局200からのアクセスデータを中継局通信制御部51
1を介して制御部514に取り込み、該アクセスデータ
に含まれるメッセージを解読し(ステップS802)、
アクセス要求内容が登録要求であるか削除要求であるか
を判断する(ステップS803)。
【0091】この例のように、解約手順によるアクセス
要求時には、アクセス要求内容は上述したように「削
除」を示すものとなっているため、制御部514では、
アクセス要求内容が削除要求であることが判別される
(ステップS803の「削除」)。
【0092】その後、制御部514では、当該判別結果
に従い、ステップS801で受信したアクセスデータに
含まれる端局番号をキーに記憶部513を検索し、該端
局番号を当該記憶部513から削除する(ステップS8
12)。
【0093】このステップS812での端局番号削除処
理の終了後、制御部514は、当該処理に係わるアクセ
スデータを中継伝送してきた中継局100に対し、中継
局通信制御部511を介して、当該処理結果に対応した
内容で端局番号を操作すべくことを指示する(ステップ
S814)。
【0094】この例の場合、上記ステップS812で削
除した端局番号を削除すべき指示が当該端局番号と共に
該当する中継局100に送出される。
【0095】これに対し、中継局100では、センタ装
置500から上記ステップS814の処理にて送出され
た情報操作指示がセンタ装置通信制御部114を介して
主制御部113に取り込まれる(ステップS703YE
S)。
【0096】その後、主制御部113は、この取り込ま
れた情報操作指示内容を解釈し、該操作指示内容に従っ
た情報操作を実施する(ステップS704)。
【0097】この例の場合、主制御部113は、該情報
操作指示内容が端局番号の削除の指示であることを認識
し、該指示に付随して送られてくる端局番号を記憶部1
17から削除する処理を行う。
【0098】以降、当該中継局100では、自局で削除
した上記端局番号に対応する端局200からの通信要求
には応じないように動作するため、上記解約手順で当該
端局番号の削除を行った端局200を所有する加入者
は、該端局200に接続された加入者端末230におい
て、センタ装置500を介してインタネット等のサービ
スを受けられなくなり、解約が成立する。
【0099】更に、加入者が引っ越しなどの都合で端局
200を移設する場合の変更登録処理について説明す
る。
【0100】ここでは、具体的な例として、端局番号
の端局200(図1における端局200−1に相当)を
所有する加入者が、該端局200を、中継局番号Aの中
継局100(同、中継局100Aに相当)の管轄エリア
から、中継局番号Bの中継局100(同、中継局100
Bに相当)の管轄エリア内の位置に移設した場合につい
て説明する。
【0101】この場合、加入者は、移設先(中継局番号
Bを持つ中継局100Bの管轄エリア内)の加入者宅に
おいて、端局200−1を所定の位置に設置した後、上
述した端局登録時と同様、この端局200−1の起動操
作を行う。
【0102】その後、加入者は、該端局200−1の表
示部226の表示内容を見ながら、対向する中継局10
0Bとの通信が可能であることを確認した後、該端局2
00−1に接続された加入者端末230において、通信
サービスを提供する事業者との間に予め取り決められた
所定の移設手順に従ったセンタ装置500へのアクセス
要求操作を行う。
【0103】このアクセス要求操作により、当該アクセ
ス要求内容を示すメッセージを含むアクセスデータが、
上述した端局増設時あるいは解約時と同様の手順で中継
局100Bを介してセンタ装置500に送られる。
【0104】但し、この時のアクセス要求内容は、上記
移設手順に対応した「登録変更」を示すものとなってい
る。また、上記アクセスデータには、端局200−1に
おいて該当する端局番号が、中継局100Bにおいて
該当する中継局番号Bがそれぞれ自動的に付与されるこ
とになる。
【0105】一方、センタ装置500では、上記端局2
00−1からのアクセスデータを中継局通信制御部51
1を介して制御部514に取り込み、該アクセスデータ
に含まれるメッセージを解読し(ステップS802)、
アクセス要求内容が「登録」、「削除」、「登録変更」
のいずれであるかを判断する(ステップS803)。
【0106】この例のように、移設手順によるアクセス
要求時には、アクセス要求内容は上述したように「登録
変更」を示すものとなっているため、制御部514で
は、アクセス要求内容が登録変更要求であることが判別
される(ステップS803の「登録変更」)。
【0107】その後、制御部514では、該判別結果に
従い、ステップS801で受信したアクセスデータに含
まれる端局番号の更新登録処理を行う(ステップS8
13)。
【0108】具体的には、ステップS801で受信した
アクセスデータに含まれる端局番号をキーに記憶部5
13を検索して該端局番号に対応付けされている中継
局番号Aを認識すると共に、この対応関係と、今回受信
したアクセスデータ中の当該端局番号と中継局番号B
との対応関係を比較し、後者の対応関係となるべく、該
端局番号の対応付け先を現在の中継局番号Aから今回
受信された中継局番号Bに変更する処理を行う。
【0109】このステップS813での登録変更処理の
終了後、制御部514は、該当する中継局100に対
し、中継局通信制御部511を介して、当該処理結果に
対応した内容で端局番号を操作すべくことを指示する
(ステップS814)。
【0110】この例の場合、上記ステップS813の処
理で端局番号が新たに対応付けられた中継局番号Bを
持つ中継局100Bに対しては、当該端局番号を登録
すべきことを指示すると共に、当該端局番号がそれま
で対応付けられていた中継局番号Aを持つ中継局100
Aに対しては、当該端局番号を削除すべくことを指示
する。
【0111】これに対し、中継局100A、100Bで
は、それぞれ、センタ装置500から上記ステップS8
14の処理にて送出された情報操作指示がセンタ装置通
信制御部114を介して主制御部113にとり取り込ま
れる(ステップS703YES)。
【0112】その後、これらの主制御部113は、それ
ぞれ、取り込まれた情報操作指示内容を解釈し、該操作
指示内容に従った情報操作を実施する(ステップS70
4)。
【0113】この例の場合、中継局100Aでは、セン
タ装置500からの情報操作指示内容が端局番号の削
除の指示であることを認識し、自局の記憶部117から
当該端局番号を削除する処理を行う。
【0114】これに対し、中継局100Bでは、センタ
装置500からの情報操作指示内容が端局番号の登録
の指示であることを認識し、自局の記憶部117に当該
端局番号を登録する処理を行う。
【0115】以降、加入者は、移設した端局200−1
に接続した加入者端末230において、該端局200−
1の端局番号を登録している中継局100B、センタ
装置500を介してインタネット等のサービスを享受で
きるようになる。
【0116】このように、本発明では、端局200を中
継局100と通信可能な位置に据え付け、該端局200
で中継局100と通信可能であることを確認した後、該
端局200に接続された加入者端末230を使って、通
信サービス提供事業者との間に取り決められた登録、削
除、登録変更の各手順に従ったセンタ装置500へのサ
クセス操作を行うことで、これら各登録要求を示すメッ
セージと、端局200で付加された端局識別情報と、中
継局で付加された中継局識別情報とを含むアクセスデー
タがセンタ装置500へと中継伝送され、センタ装置5
00では、受信されたアクセスデータ中のメッセージが
解読され、その解読結果に従って、当該アクセスデータ
中の端局識別情報に関する登録、削除の処理が行われ
る。
【0117】その後、センタ装置500では上記処理の
正常終了により該処理内容に対応した端局番号の情報操
作指示が該当する中継局100に送られ、中継局100
ではその指示内容に従って端局番号の登録、削除の処理
が行われる。
【0118】この処理機能を持った本発明のシステムで
は、加入者が購入した端局200の新規登録、解約、移
設のいずれのケースにおいても、これら各ケースに対応
したシステム構成情報の自動変更を加入者自らの簡単な
アクセス操作で実現でき、その都度、通信サービス提供
事業者から選任の技術者の派遣を受ける必要がなくな
る。
【0119】なお、本発明は、上記し、且つ図面に示す
実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲
内で適宜変形して実施できるものである。
【0120】例えば、上述した実施例では、端局番号や
中継局番号は、それぞれ、記憶部に記憶するものとした
が、各端局あるいは中継局毎に固定の回路パターンで構
成しても良い。
【0121】また、上記実施例では、端局200におい
て、対向する中継局100と通信可能状態になったこと
を報知する手段として、その状態をメッセージ等により
表示する手段(表示部226)を用いているが、要は通
信可能状態となったことが確認できれば良く、LED表
示やあるいは無線レベルメータのような表示形態をとる
ものを採用することもできる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端局を加入者宅内に設置し、対向する中継局と通信可能
であることが確認された後、該端局に接続された加入者
通信端末を使って、所定の手順に従ったセンタ装置への
サクセス操作を行うことにより、該アクセス要求内容を
示すメッセージと、端局で付加された端局識別情報と、
中継局で付加された中継局識別情報とを含むアクセスデ
ータがセンタ装置へと中継伝送され、センタ装置では、
受信されたアクセスデータ中のメッセージが解読され、
その解読結果に従って、当該アクセスデータ中の端局識
別情報に関する登録、削除の処理が行われると共に、該
処理の終了後、センタ装置から該当する中継局に当該処
理内容に対応した端局番号の情報操作を指示し、当該中
継局がその指示内容に従って端局番号の登録、削除の処
理を行う構成としたため、加入者が、自宅内に設置した
端局に接続された加入者通信端末からセンタ装置への上
記所定のアクセス要求を行うことにより、センタ装置で
の当該アクセス要求に対応したシステム構成情報の再構
築の処理と、該処理に対応した該当各中継局での端局識
別情報の再構築処理が自動的に行われることになる。こ
れにより、加入者は、システムの構成変更に対応した各
種データ設定を通信サービス事業者から派遣される技術
者に依存することなく加入者自身で簡単に行うことがで
き、加入者が購入した端局の設置をはじめ、端局の解約
あるいは移設等に係わる作業を加入者の都合で行ってい
つでも所望の運用状態を確立できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる無線通信システムの全体構成を
示す図。
【図2】図1におけるシステムの中継局及び端局の要部
詳細構成を示す図。
【図3】中継局における端局識別情報の記憶形態を示す
図。
【図4】図1におけるシステムのセンタ装置の機能構成
を示す図。
【図5】センタ装置におけるシステム構成情報の記憶形
態を示す図。
【図6】システム構成変更に伴う端局の処理動作を示す
フローチャート。
【図7】システム構成変更に伴う中継局の処理動作を示
すフローチャート。
【図8】システム構成変更に伴うセンタ装置の処理動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
100,100A,100B 中継局 110 屋内装置(IDU) 111,111a,111b,111c,111d O
DU I/F(ODU Interface Unit) 112 AIU(Air Interface Unit) 113 主制御部 114 センタ装置通信制御部 115 端局通信制御部 116 自局識別情報記憶部 117 記憶部 120,120a,120b,120c,120d 屋
外装置(ODU) 200,200−1,200−2,200−3,200
−4,200−11,200−12,200−13,2
00−14 端局 210 屋外装置(ODU) 220 屋内装置(IDU) 221 主制御部 222 データ送受信部 223 中継局通信制御部 224 端末通信制御部 225 記憶部 226 表示部 230 加入者端末 300 通信回線 400 ATM(非同期交換モード)スイッチ 500 センタ装置 511 中継局通信制御部 512 外部ネットワークインタフェース(I/F)制
御部 513 記憶部 514 制御部 515 表示部 516 操作部 600 公衆ネットワーク 610 ATM網 620 I−専用線網 630 インターネットやイントラネット等の通信網 640 フレームリレー網 650 N−ISDN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA09 CB01 CB08 DA01 DA06 DA17 DB18 EA03 EA07 EC02 EC03 5K051 AA08 AA09 BB01 BB02 CC01 CC02 CC07 DD01 DD09 DD11 GG01 GG02 HH17 5K067 AA44 BB21 DD17 DD19 DD51 EE06 EE10 EE16 FF02 FF23 HH23 HH31 KK15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置に複数の中継局を接続すると
    共に、該各中継局は複数の加入者宅に各々設置された端
    局と無線回線を介して対向配置され、前記複数の加入者
    に前記各端局を介して通信サービスを提供する通信シス
    テムにおいて、 前記端局は、所定の起動操作により対向する中継局への
    接続処理を行い、該中継局と通信可能になった場合にそ
    の旨を報知する報知手段と、 自局に接続された加入者通信端末から前記センタ装置へ
    のアクセス要求に応じて該アクセス要求内容を示すメッ
    セージを作成し、該メッセージに自局固有の端局識別情
    報を付加したアクセスデータを送出するデータ送出手段
    とを具備し、 前記中継局は、 対向する端局から受信した前記アクセスデータに自局固
    有の中継局識別情報を付加して前記センタ装置へ中継伝
    送する中継伝送手段と、 中継伝送先のセンタ装置からの指示に基づき該指示によ
    り指定された端局識別情報の登録または削除の処理を行
    う端局識別情報処理手段とを具備し、 前記センタ装置は、 中継局から受信した前記アクセスデータ中のメッセージ
    を解読し、該解読されたアクセス要求内容に応じて、該
    アクセスデータ中の端局識別情報を中継局識別情報と対
    応付けて登録しまたは削除する処理を行うシステム構成
    情報処理手段と、 該当する中継局に対し、前記システム構成情報処理手段
    の処理結果に対応した内容で端局識別情報を登録または
    削除すべきことを指示する指示手段とを具備することを
    特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記データ送出手段は、前記アクセス要
    求時に前記加入者通信端末から入力された加入者情報を
    前記アクセスデータに含めて送出し、 前記システム構成情報処理手段は、前記中継局識別情報
    に、該当する端局からの端局識別情報及び加入者情報を
    対応付けて登録することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  3. 【請求項3】 前記システム構成情報処理手段は、受信
    したアクセスデータ中に含まれる端局識別情報が既に登
    録済みの場合、該端局識別情報の対応付け先を、現在対
    応付けされている中継局識別情報から今回受信された中
    継局番号に変更することを特徴とする請求項1または2
    記載の通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104432A1 (fr) * 2004-04-22 2005-11-03 Huawei Technologies Co.,Ltd. Procede permettant de supprimer l'identificateur de trafic de session ainsi que des informations correspondantes
JP2006303798A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp 無線中継装置
JP2016071738A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 能美防災株式会社 火災報知設備

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