JPH11355442A - 無線電話システムの個人情報管理方式 - Google Patents

無線電話システムの個人情報管理方式

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JPH11355442A
JPH11355442A JP10162490A JP16249098A JPH11355442A JP H11355442 A JPH11355442 A JP H11355442A JP 10162490 A JP10162490 A JP 10162490A JP 16249098 A JP16249098 A JP 16249098A JP H11355442 A JPH11355442 A JP H11355442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線電話システムにおける個人情報の登録/
管理を容易に行う。 【解決手段】 個人情報登録装置70は、キー入力部1
5から入力された、無線電話装置10の個人情報を一旦
記憶部73に記憶し、インターネット網55を介して個
人情報管理装置60に送信する。個人情報管理装置60
は、無線電話装置10の電話番号に対応付けて個人情報
を管理する。個人情報蓄積部61に蓄積された個人情報
は、上記個人情報登録装置70または無線電話装置10
から変更可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電話システム
の個人情報管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線電話システムの個人情報管理
方式を図6を参照して説明する。図において、10は情
報の入出力を行う無線電話装置、20は無線電話装置と
無線信号のやり取りを行う無線基地局、30は他の回線
の接続を行う交換局、40は公衆網(PSTM)、50
はユーザの個人情報を記憶管理する個人情報管理装置で
ある。
【0003】上記無線電話装置10は、高周波信号の入
出力を行うアンテナ11、高周波信号と音声/データ信
号の変換を行う通信処理部12、音声の入出力を行う電
話部13、無線電話装置全体の制御や電話番号情報のダ
イヤルを行う制御部14、キーにより数字、文字データ
を入力する手段であるキー入力部15、データの表示を
行う表示部16、無線電話装置固有のID番号を記憶す
る記憶部17から構成されている。
【0004】次に、上述した構成における無線電話装置
の動作について説明する。電話帳データの登録の場合に
は、ユーザが無線電話装置10で個人情報管理局50の
電話番号をダイヤルし、キー入力部15の" 登録"キー
を押下すると、無線電話装置10は、無線基地局20と
通信し、交換局30により公衆網 40を経由して個人
情報管理局50に接続される。この際、無線電話装置1
0は、記憶部17に記憶された無線電話装置固有のID
番号と登録信号とを個人情報管理局50に送信する。
【0005】個人情報管理局50は、受信したID番号
に対応するデータを検索し、データ受信待ち状態にす
る。ID番号に対応するデータがない場合には、新規デ
ータを作成する。その後、個人情報管理局50は、無線
電話装置10に対して入力待ちの信号を送る。ユーザが
無線電話装置10の表示部16で確認を行いながらキー
入力部15で氏名と電話番号を入力し、"登録"キーを入
力すると、無線電話装置10は、氏名、電話番号、登録
信号を個人情報管理局50へ送信する。
【0006】これを受信した個人情報管理局50は、氏
名、電話番号をID番号に対応する記憶領域に記憶し、
無線電話装置10に登録終了信号を送信する。これを受
信した無線電話装置10は、登録終了メッセージを表示
部16に表示し、回線切断後に登録を完了する。
【0007】次に、電話帳データ検索の場合には、ユー
ザーが無線電話装置10で個人情報管理局50の電話番
号をダイヤルし、"検索"キーを押下すると、無線電話装
置10は、無線基地局20と通信し、交換局30により
公衆網(PSTM)40を経由して個人情報管理局50
に接続される。この時、無線電話装置10は、記憶部1
7に記憶されたID番号と検索信号を個人情報管理局5
0に送信する。
【0008】個人情報管理局50は、受信したID番号
に対応する個人情報を検索し、氏名データを無線電話装
置10に送信する。これを受信した無線電話装置10
は、表示部16に氏名を表示し、ユーザが氏名を選択し
て"送信"キーを押すと、個人情報管理局50に選択した
氏名データを送信する。
【0009】個人情報管理局50は、氏名データに対応
した電話番号を検索し、電話番号を無線電話装置10に
送信する。これを受信した無線電話装置10は、個人情
報管理局50との回線を切断後、受信した電話番号をダ
イヤルし、無線基地局20、交換局30、公衆網(PS
TM)40を介して通話先に接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線電話システムの個人情報管理方式においては、次の
ような課題がある。第1の課題は、個人情報を無線電話
装置10のキー入力部15を用いてしか入力できないた
め、個人情報の入力が容易でないということである。ま
た、第2の課題は、個人情報の管理を無線電話装置10
に設定された固有のID番号で管理しているため、無線
電話装置10を別のものに交換した場合、個人情報を再
登録しなければならないことである。
【0011】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、容易に個人情報の登録/管理を行うことができ
る無線電話システムの個人情報管理方式を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、無線基地局との間
で無線信号を送受信し、交換局を介して公衆網(PST
M)に接続される無線電話装置に関する個人情報を蓄積
し、前記無線電話装置毎に参照可能に管理する無線電話
システムの個人情報管理方式において、前記個人情報
は、前記交換局およびインターネット網の双方に接続さ
れた個人情報管理装置に蓄積され、前記個人情報管理装
置に蓄積された個人情報は、前記インターネット網に接
続された個人情報登録装置によって登録または変更され
ることを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の無線電話システムの個人情報管理方式において、
前記個人情報は、前記無線電話装置の使用者が取得して
いる電話番号に対応付けられて管理されることを特徴と
する。
【0014】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の無線電話システムの個人情報管理方式において、
前記個人情報は、前記無線電話装置から前記無線基地局
および前記交換局を介して変更可能であることを特徴と
する。
【0015】この発明では、無線電話装置の個人情報管
理方式において、個人情報の管理を、インターネットに
接続された個人情報管理装置で、無線電話装置の電話番
号を元に管理することにより、個人情報の登録手段を容
易にし、また、無線電話装置の所有者が無線電話装置を
別のものに交換した場合にも個人情報の再登録を必要と
しないことを可能としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による全体の構成を示すブロ
ック図である。なお、図6に対応する部分には同一の符
号を付けて説明を省略する。図において、無線電話装置
10は、キー入力部15を用いて、電話帳データやスケ
ジュールデータなどの個人情報を、個人情報管理装置6
0に対して登録/変更/検索を行う。交換局30は、公
衆網(PSTM)40に接続されており、また、インタ
ーネット網55を介して個人情報管理装置60に接続さ
れている。該交換局30は、ネットワークと通信する手
段を有し、個人情報や制御信号を、無線電話装置10、
個人情報管理装置60に送信する。
【0017】個人情報管理装置60は、インターネット
網55を介して個人情報登録装置70と通信するための
通信処理部61、個人情報管理装置全体を制御するため
の制御部62、電話帳データやスケジュールデータなど
の個人情報を無線電話装置10の電話番号を元に蓄積管
理する個人情報蓄積部63から構成されている。この個
人情報管理装置60は、交換局30、無線基地局20を
介して無線電話装置10と通信するとともに、インター
ネット網55を介して、パソコンのようなインターネッ
ト網55に接続可能な個人情報登録装置70から登録さ
れた個人情報を、無線電話装置10の電話番号を元に蓄
積管理する。
【0018】また、個人情報登録装置70は、個人情報
管理装置と情報の入出力を行う通信処理部71、個人情
報登録装置全体を制御する制御部72、個人情報データ
を入力する手段であるキー入力部73、データの表示を
行う表示部74、個人情報を一時蓄積する記憶部75か
ら構成されている。この個人情報登録装置70は、イン
ターネット網55に接続可能な汎用的なパソコンで構成
されており、電話帳データやスケジュールデータなどの
個人情報を、個人情報管理装置60に対して登録/変更
する。
【0019】すなわち、本発明では、インターネット網
55に接続された個人情報管理装置60で個人情報を一
元管理しているので、個人情報をインターネット網55
に接続された個人情報登録装置70を用いて容易に登録
や変更することができる。また、個人情報管理装置60
内で無線電話装置10の電話番号を元に個人情報を管理
しているので、無線電話装置10の機種に依存すること
が無く、無線電話装置10を別のものに交換しても個人
情報を再登録する必要がない。
【0020】以上詳細に実施例の構成を述べたが、図1
の無線基地局20、交換局30、公衆網(PSTM)4
0、インターネット網55は、当業者にとってよく知ら
れており、また本発明とは直接関係しないので、その詳
細な構成は省略する。
【0021】B.実施例の動作 次に、本実施例の動作について詳細に説明する。ここ
で、図2は、個人情報登録装置70による電話帳情報登
録/変更のシーケンス図である。また、図3は、無線電
話装置10による電話帳情報検索のシーケンス図であ
り、図4は、無線電話装置10による電話帳情報登録/
変更のシーケンス図である。
【0022】まず、個人情報登録装置70で電話帳デー
タを登録する処理について説明する。図1において、個
人情報登録装置70から個人情報管理装置60に対して
Webなどを使用して接続要求を送信し(S201)、
個人情報管理装置60が個人情報登録装置70の接続を
許可すると、個人情報管理装置60は、個人情報登録装
置70にログイン指示信号を送信する(S202)。
【0023】個人情報登録装置70は、これを受信する
と、表示部74にログイン画面を表示し、ユーザがキー
入力部73から無線電話装置10の電話番号と事前に登
録してある暗証番号を入力すると、個人情報管理装置6
0に電話番号と暗証番号を送信する(S203)。
【0024】個人情報管理装置60は、電話番号と暗証
番号を受信すると、個人情報蓄積部63の電話番号に対
応した個人情報を検索し、暗証番号を確認する。個人情
報蓄積部63に蓄積されている暗証番号と一致しない場
合には、入力不正信号を個人情報登録装置70に送信し
(S204)、個人情報登録装置70は、これを受信す
ると、表示部74に入力不正の案内を表示して終了す
る。
【0025】一方、個人情報蓄積部63に蓄積されてい
る暗証番号と一致した場合には、サービス入力待ち信号
を個人情報登録装置70に送信する(S205)。個人
情報登録装置70は、これを受信すると、表示部74に
登録可能な個人情報の一覧を表示する。
【0026】ここで、ユーザがキー入力部73から電話
帳データ登録/変更を選択すると、個人情報登録装置7
0は、個人情報管理装置60に電話帳データ登録/変更
信号を送信する(S206)。個人情報管理装置60
は、これを受信すると、個人情報蓄積部63に蓄積され
ている無線電話装置10の電話番号に対応した電話帳デ
ータを全て個人情報登録装置70に送信する(S20
7)。
【0027】個人情報登録装置70は、電話帳データを
受信すると記憶部75に蓄積し、ユーザは、キー入力部
73から表示部74で確認しながら、電話帳データを登
録/変更する。電話帳データ登録/変更終了後、個人情
報登録装置70のキー入力部73から"データ送信"キー
を選択すると、蓄積部75に蓄積されている新電話帳デ
ータを、個人情報管理装置60に送信する(S20
8)。
【0028】個人情報管理装置60は、新電話帳データ
を受信すると、個人情報蓄積部73の無線電話装置の電
話番号に対応した個人情報の電話帳データを更新し、個
人情報登録装置70に対して登録完了信号を送信する
(S209)。個人情報登録装置70は、この登録完了
信号を受信すると、表示部74に登録完了案内を表示
し、登録処理を終了する。
【0029】次に、無線電話装置からの電話帳データの
登録/変更方法について説明する。図1において、ユー
ザが無線電話装置10のキー入力部15から"機能"キー
を押し、表示部16に表示される機能一覧を確認し、電
話帳データ登録/変更が表示された時に、"確認"キーを
押すと、無線電話装置10は、無線基地局20を経由し
て交換局30に電話帳データ登録/変更信号を送信す
る。
【0030】交換局30は、無線電話装置10の電話番
号と電話帳データ登録/変更信号を個人情報管理装置6
0に送信する(S301)。これを受信した個人情報管
理装置60は、無線電話装置の電話番号に対応する個人
情報に電話帳データが蓄積されているかどうか、個人情
報蓄積部63を確認する。図5に示すように、個人情報
は、無線電話装置の電話番号ごとに、個人情報蓄積部6
3内に蓄積されている。個人情報蓄積部63に無線電話
装置10の電話番号に対応するデータが無い場合には、
該電話番号に対応したデータを新規作成し、情報未登録
信号と入力待ち信号を、交換局30を経由して無線電話
装置10に送信する(S302、S303)。
【0031】これを受信した無線電話装置10は、表示
部16に登録データ無しの案内を表示し、入力待ちとな
る。ユーザが無線電話装置10のキー入力部15から、
氏名を入力し、"確認"キーを押すと、無線電話装置10
は、個人情報管理装置60に対して氏名データと確認信
号を送信する(S304)。これを受信した個人情報管
理装置60は、入力待ち信号を、無線電話装置10に送
信する(S305)。無線電話装置10は、入力待ち信
号を受信すると、表示部16に入力待ちの案内を表示す
る。
【0032】ユーザがキー入力部15から電話番号を入
力し、"確認"キーを押すと、無線電話装置10は、個人
情報管理装置60に対して新電話番号と確認信号を送信
し(S306)、これを受信した個人情報管理装置60
は、個人情報蓄積部63に新電話番号を登録し、無線電
話装置10に対して登録完了信号を送信する(S30
7)。無線電話装置10は、登録完了信号を受信する
と、表示部16に登録完了案内を表示し、登録処理を終
了する。
【0033】一方、個人情報蓄積部63に無線電話装置
10の電話番号に対応するデータが既に登録されている
場合には、入力待ち信号を、交換局30を経由して無線
電話装置10に送信する(S308)。これを受信した
無線電話装置10は、入力待ちとなる。ユーザが無線電
話装置10のキー入力部15から、氏名を入力し、"確
認"キーを押すと、無線電話装置10は、個人情報管理
装置60に対して氏名データと確認信号を送信する(S
309)。
【0034】これを受信した個人情報管理装置60は、
個人情報蓄積部63内に蓄積されている無線電話装置1
0の電話番号に対応した個人情報内の電話帳情報を検索
し、氏名の一致するものがあれば、登録されている電話
番号と入力待ち信号を無線電話装置10に対して送信す
る(S310、S311)。無線電話装置10は、電話
番号を受信すると、表示部16に表示する。
【0035】この登録済み電話番号データを変更すると
きは、キー入力部15から新しい電話番号を入力し、"
確認"キーを押す。無線電話装置10は、個人情報管理
装置60に対して新電話番号と確認信号を送 信する
(S312)。これを受信した個人情報管理装置60
は、個人情報蓄積部63に新電話番号を登録し、無線電
話装置10に対して登録完了信号を送信する(S31
3)。無線電話装置10は、登録完了信号を受信する
と、表示部16に登録完了案内を表示し、登録処理終了
する。
【0036】個人情報管理装置60内の個人情報蓄積部
63に蓄積されている無線電話装置10の電話番号に対
応した個人情報内の電話帳データを検索し、氏名の一致
するものが無い場合、入力待ち信号を、無線電話装置1
0に送信する(S311)。無線電話装置10は、入力
待ち信号を受信すると、表示部16に入力待ちの案内を
表示する。
【0037】ユーザがキー入力部15から電話番号を入
力し、"確認"キーを押すと、無線電話装置10は、個人
情報管理装置に対して新電話番号と確認信号を送信し
(S312)、これを受信した個人情報管理装置60
は、個人情報蓄積部63に新電話番号を登録し、無線電
話装置10に対して登録完了信号を送信する(S31
3)。無線電話装置10は、登録完了信号を受信する
と、表示部16に登録完了案内を表示し、登録処理終了
する。
【0038】次に無線電話装置からの電話帳データを検
索処理について説明する。図1において、ユーザが無線
電話装置10のキー入力部15から"機能"キーを押し、
表示部16に表示される機能一覧を確認し、電話帳デー
タ検索が表示された時に、"確認"キーを押すと、無線電
話装置10は、無線基地局20を経由して交換局30に
電話帳データ検索信号を送信する。交換局30は、無線
電話装置10の電話番号と電話帳データ検索信号を個人
情報管理装置60に送信する(S401)。
【0039】これを受信した個人情報管理装置60は、
無線電話装置10の電話番号に対応するデータが蓄積さ
れているかどうか、個人情報蓄積部63を検索する。個
人情報蓄積部63に無線電話装置10の電話番号に対応
するデータが無い場合には、情報未登録信号を、交換局
30を経由して無線電話装置10に送信する(S40
2)。これを受信した無線電話装置10は、表示部16
に登録データ無しの案内を表示し終了する。
【0040】一方、個人情報蓄積部63に無線電話装置
10の電話番号に対応するデータが登録されている場合
には、入力待ち信号を、交換局30を経由して無線電話
装置10に送信する(S403)。これを受信した無線
電話装置10は、入力待ちとなる。
【0041】ユーザが無線電話装置10のキー入力部1
5から、氏名を入力し、"確認"キーを押すと、無線電話
装置10は、個人情報管理装置60に対して氏名データ
と確認信号を送信する(S404)。これを受信した個
人情報管理装置60は、個人情報蓄積部63内に蓄積さ
れている無線電話装置の電話番号に対応した個人情報内
の電話帳データを検索する。
【0042】個人情報蓄積装置63の無線電話装置の電
話番号に対応した個人情報内の電話帳データの中に氏名
の一致するものがあれば、登録されている電話番号を無
線電話装置10に対して送信する(S405)。無線電
話装置10は、電話番号を受信すると、表示部16に表
示し、ユーザがキー入力部15から"通話"キーを押す
と、表示されている電話番号に対して発呼処理を行う。
【0043】一方、一致するものがない場合には、個人
情報管理装置60は、無線電話装置10に対して、情報
未登録信号を送信し(S406)、これを受信した無線
電話装置10は、表示部16に登録データ無しの案内を
表示し終了する。
【0044】なお、上述した実施例では、個人情報とし
て電話帳データについて説明したが、スケジュールデー
タなどの電話帳データ以外の個人情報についても使用す
ることができる。
【0045】C.他の実施例次に、本発明の他の実施例
について説明する。本発明の他の実施例として、その基
本的構成は、上記の通りであるが、個人情報管理装置内
60の個人情報蓄積部63に予め複数の無線電話装置の
電話番号をグループとして登録しておく。このグループ
情報は、グループ番号と暗証番号とで管理し、このグル
ープに対して電話帳データの登録が行われると、グルー
プに登録されている電話番号の電話帳データを自動的に
更新するという機能を持たせることにより、複数の無線
電話装置の電話番号に共通の電話帳データを同時に登録
することが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は、個
人情報の管理をインターネットに接続された個人情報管
理装置で行っているので、個人情報登録装置を使用して
容易に個人情報の登録/変更ができるという利点が得ら
れる。また、第2の効果は、個人情報を電話番号で管理
しているので、無線電話装置を別のものに交換しても個
人情報を再登録する必要がないという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 個人情報登録装置70による電話帳情報登録
/変更のシーケンス図である。
【図3】 無線電話装置10による電話帳情報検索のシ
ーケンス図である。
【図4】 無線電話装置10による電話帳情報登録/変
更のシーケンス図である。
【図5】 個人情報蓄積部63内に蓄積されている個人
情報のデータ構成を示す概念図である。
【図6】 従来の無線電話システムの個人情報管理方式
を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 無線電話装置 15 キー入力部 20 無線基地局 30 交換局 40 公衆網(PSTM) 55 インターネット網 60 個人情報管理装置 61 通信処理部 62 制御部 63 個人情報蓄積部 70 個人情報登録装置 71 通信処理部 72 制御部 73 キー入力部 74 表示部 75 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/22 7/24 7/26 7/30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局との間で無線信号を送受信
    し、交換局を介して公衆網に接続される無線電話装置に
    関する個人情報を蓄積し、前記無線電話装置毎に参照可
    能に管理する無線電話システムの個人情報管理方式にお
    いて、 前記個人情報は、前記交換局およびインターネット網の
    双方に接続された個人情報管理装置に蓄積され、 前記個人情報管理装置に蓄積された個人情報は、前記イ
    ンターネット網に接続された個人情報登録装置によって
    登録または変更されることを特徴とする無線電話システ
    ムの個人情報管理方式。
  2. 【請求項2】 前記個人情報は、前記無線電話装置の使
    用者が取得している電話番号に対応付けられて管理され
    ることを特徴とする請求項1記載の無線電話システムの
    個人情報管理方式。
  3. 【請求項3】 前記個人情報は、前記無線電話装置から
    前記無線基地局および前記交換局を介して変更可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載の無線電話システムの
    個人情報管理方式。
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