JP6929059B2 - 無線式の自動火災報知設備 - Google Patents
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Description
感知器40(1)〜40(4)は、火災の発生の有無を検知し、火災の発生を検出した場合には、火災信号を無線送信することで、火災の通知を行う。
特許文献1に係る発明では、電池残量が少なくなったリピータ30(1)が転送機能をバトンタッチするために出力した信号(以下、出力信号と称す)が、複数の他のリピータ30(2)、30(3)によって受信される場合が起こり得る。
図11における具体的な経路としては、リピータ30(1)と感知器40(1)との間、リピータ30(2)と感知器40(2)との間、およびリピータ30(3)と感知器40(3)との間の無線通信不能状態が挙げられる。
図11における具体的な経路としては、中継器20と感知器40(4)との間の無線通信不能状態が挙げられる。
図11における具体的な経路としては、中継器20とリピータ30(1)との間、中継器20とリピータ30(2)との間、および中継器20とリピータ30(3)との間の無線通信不能状態が挙げられる。
図1は、本発明の実施の形態1における無線式の自動火災報知設備の構成図である。基本的な構成は、図11の従来装置と同じであり、本発明の技術的特徴である無線通信経路の変更手順について、詳細に説明する。
本発明に係る無線式の自動火災報知設備は、中継器20がグループ内に含まれるリピータ30および感知器40に対して、一定の間隔で定期通信を行うことで、通信状態の動作確認が一般的に行われている。そこで、本実施の形態2では、この定期通信を利用して第2ADの確認、あるいは更新を行う手順について説明する。
先の実施の形態1、2では、感知器40と中継器20との間に1台のリピータ30を設置する構成について説明した。しかしながら、多段に設けられた複数のリピータ30を介して、感知器40により検知された火災信号を中継器20に伝送する構成を採用することも可能である。そこで、本実施の形態3では、リピータを多段構成する場合について説明する。
深度1:中継器20に対して火災信号を転送するように、火災信号送信経路によってあらかじめ規定されているリピータ30に割り当てられる深度情報を、深度1と定義する。
深度2以降:深度n(nは、1以上の整数)のリピータ30に対して火災信号を転送するように、火災信号送信経路によってあらかじめ規定されているリピータ30に割り当てられる深度情報を、深度n+1と定義する。
感知器40(1、1)は、深度1に設けられた感知器であり、リピータ30を介さずに、中継器20を送信先ADとして、中継器20に対して直接、火災信号を無線送信する。
感知器40(2、1)は、深度2に設けられた感知器であり、深度1に設けられたリピータ30(1、3)を送信先ADとして、このリピータ30(1,3)を介して、中継器20に対して火災信号を無線送信する。
感知器40(3、1)は、深度3に設けられた感知器であり、深度2に設けられたリピータ30(2、2)を送信先ADとして、このリピータ30(2、2)および深度1に設けられたリピータ30(1、2)を介して、中継器20に対して火災信号を無線送信する。
感知器40(4、1)は、深度4に設けられた感知器であり、深度3に設けられたリピータ30(3、1)を送信先ADとして、このリピータ30(3、1)、深度2に設けられたリピータ30(2、1)、および深度1に設けられたリピータ30(1、1)を介して、中継器20に対して火災信号を無線送信する。
・深度が下位の機器については、第2ADとして選択しない。
・再送処理の送信元ADの機器は、第2ADとして選択しない。
・深度の浅い機器を優先して、再送処置を行うための第2AD以降のサブアドレスを設定する。
・深度が下位の機器については、サブアドレスの中でも優先順位を下げる。
・再送処理の送信元ADの機器は、サブアドレスの中でも優先順位を下げる。
・深度の浅い機器を優先して、再送処置を行うための第2AD以降のサブアドレスを設定する。
Claims (3)
- 火災が発生したことを示す火災信号を無線信号として出力する複数の感知器と、
前記複数の感知器のうちのあらかじめ決められた感知器から受信した前記火災信号を無線信号として転送する複数のリピータと、
前記感知器から出力された前記火災信号を、前記複数のリピータのうちのいずれかを介して受信した場合には、送信元のリピータに対して応答信号を返信するとともに、有線により接続された受信機に対して前記火災信号を送信する中継器と
を1つの無線通信グループ内の機器として備える無線式の自動火災報知設備であって、
前記複数の感知器および前記複数のリピータのそれぞれは、
あらかじめ決められた経路で火災信号が無線伝送できない状態が発生した場合には、無線通信可能なリピータを介した別経路による火災信号の無線伝送を試みる再送処理機能を備えるとともに、
通信状態の動作確認のためにあらかじめ決められた間隔で行われる定期通信時において、別経路による火災信号の送信先が、あらかじめ決められた経路で定期通信時の無線信号を本来の送信先に送信した際に、前記定期通信時の無線信号を受信できない場合には、前記別経路に相当する無線経路に障害が発生していると判断して予備警報を生成し、前記定期通信時における電文情報に前記予備警報を含めて送信する予備警報処理機能を備える
無線式の自動火災報知設備。 - 前記火災信号として前記複数の感知器および前記複数のリピータのそれぞれから送信される前記無線信号は、前記無線信号の送信先の機器アドレスに相当する送信先ADと、前記無線信号の送信元の自身の機器アドレスに相当する送信元ADとを含む電文構成を有し、
前記複数の感知器および前記複数のリピータのそれぞれは、前記火災信号を送信する際には、前記送信元ADには自身のアドレスを設定し、前記送信先ADには前記火災信号の転送先としてあらかじめ規定された機器のアドレスを設定し、
前記複数のリピータおよび前記中継器のそれぞれは、前記火災信号を受信した際には、前記送信先ADおよび前記送信元ADを参照することで、どの機器からどの機器に対して送信された火災信号であるかを判断し、かつ、前記送信先ADが自身のアドレスである場合には、受信した前記火災信号の処理を実行し、
前記複数の感知器および複数のリピータのうち、前記火災信号をリピータに送信する感知器およびリピータは、前記火災信号の送信先であるリピータに相当する第1リピータから、前記第1リピータを前記送信元ADとして転送された火災信号を受信できなかった場合には、前記第1リピータを介して前記火災信号が転送できなかったと判断し、前記第1リピータ以外の第2リピータのアドレスを前記送信先ADに設定して前記火災信号を再送する第1の再送機能を有する
請求項1に記載の無線式の自動火災報知設備。 - 前記火災信号として前記複数の感知器および前記複数のリピータのそれぞれから送信される前記無線信号は、前記無線信号の送信先の機器アドレスに相当する送信先ADと、前記無線信号の送信元の自身の機器アドレスに相当する送信元ADとを含む電文構成を有し、
前記複数の感知器および前記複数のリピータのそれぞれは、前記火災信号を送信する際には、前記送信元ADには自身のアドレスを設定し、前記送信先ADには前記火災信号の転送先としてあらかじめ規定された機器のアドレスを設定し、
前記複数のリピータおよび前記中継器のそれぞれは、前記火災信号を受信した際には、前記送信先ADおよび前記送信元ADを参照することで、どの機器からどの機器に対して送信された火災信号であるかを判断し、かつ、前記送信先ADが自身のアドレスである場合には、受信した前記火災信号の処理を実行し、
前記複数のリピータのうち、前記火災信号を前記中継器に送信するリピータは、前記中継器に対して転送した前記火災信号の返信として前記応答信号を受信できない場合には、前記中継器が前記火災信号を受信できなかったと判断し、無線通信可能なリピータのアドレスを前記送信先ADに設定して前記火災信号を再送する第2の再送機能を有する
請求項1または2に記載の無線式の自動火災報知設備。
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