JP2017079021A - 防災監視設備 - Google Patents

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浩二 安彦
栄治 松下
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栄治 松下
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崇 山本
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正広 城井
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Abstract

【課題】建物等の警戒区域に配置している消火器等の防災機器の所在や状態を、火災感知器と受信機の設置環境を利用して適切に管理可能とする。
【解決手段】受信機10からの伝送路24にアナログ感知器26を接続した防災監視設備の警戒区域に設置している消火器28等の防災機器に機器管理端末36を設け、受信機10の機器管理制御部40で防災機器の状態や所在を管理する。アナログ感知器26と消火器28の間で行う定期的な通信が途絶えた場合、受信機10に消火器28の不存在を通知して報知させる。また、受信機10で火災警報を出力した場合、端末制御信号を、アナログ感知器26を経由して消火器28に設けた機器管理端末36に送信し、発光及び音響鳴動により消火器28の所在を報知させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、警戒区域に引き出された信号線に接続した火災感知器からの火災信号を受信機で受信して火災警報を出力すると共に、警戒区域に配置している防災機器を管理する防災監視設備に関する。
従来、火災報知設備の受信機は建物内の防災センターや管理室などに設置されており、感知器や発信機からの火災信号を受信することで、火災代表表示を行うと共に主音響や地区音響を鳴動させ、防火戸や防火シャッター等の連動制御を行う。
火災報知設備が設置された建物内には、消火器が設置されており、消火器は火災が発生した場合の初期消火に使用することから、例えば、建物の各部分から一定距離以内に設置することや、建物の階毎に設置するといった法的な設置基準に従って設置している。
また、消火器には、概ね8〜10年といった耐用年数があり、定期的な交換等のメンテナンスを行っている。
特開昭58−064593号公報 特開2009−087111号公報
しかしながら、建物内に設置した消火器は自由に持ち出せる性質のものであることから、移動も容易にできるかたちで設置されることが多く、本来あるべき場所から移動された状況で火災が発生すると、初期消火に支障を来たす可能性があった。また、設置場所が移動されると、定期的なメンテナンスから漏れるという心配もあった。
このような問題は消火器に限られず、避難誘導などに使用する懐中電灯や非常時に持ち出す非常持出袋といった防災グッズを建物内の所定の場所に配置したり保管したりしている場合にも、設置場所や収納場所から移動されていると、火災や地震等の非常時に場所が分からず、避難行動に支障を来たす可能性がある。
更に、建物内の非常口には、非常口誘導灯を設置しており、非常口誘導灯は商用交流電源による蛍光灯の点灯で常時照明表示しており、蛍光灯の玉切れが起きた場合、これに気付いて交換するまでには、ある程度の時間がかかる場合があり、その間に火災が発生すると、避難誘導に支障を来たす問題がある。
これ以外にも、建物内には、火災時に使用する避難梯子等の避難器具や消防活動に使用する消防器具を所定の場所に設置している場合があり、これらの防災機器も所定の場所から移動したり、持ち出したりしていると、同様な問題が起きる。
本発明は、建物等の警戒区域に配置している消火器等の防災機器の状態を、火災感知器と受信機の設置環境を利用して適切に管理可能とする防災監視設備を提供することを目的とする。
(防災監視設備)
本発明は、警戒区域に引き出された信号線に接続した火災感知器からの火災信号を受信機で受信して警報を出力する防災監視設備に於いて、
警戒区域に存在する防災機器に設けられ、火災感知器側との間で情報を無線により送受信する機器管理端末と、
火災感知器に設けられ、機器管理端末と受信機側との間で送受信する情報を中継する機器管理中継部と、
受信機に設けられ、防災機器の情報を保存して管理する機器管理制御部と、
を設け、
火災感知器の機器管理中継部は、防災機器の機器管理端末との間で定期的に無線通信を行い、無線通信ができた場合は、受信機の機器管理制御部に端末機器の存在を通知し、無線通信が途絶えた場合は、受信機の機器管理制御部に防災機器の不存在を通知することを特徴とする。
(火災時の不存在報知)
受信機の機器管理制御部は、火災感知器から端末機器の不存在の通知を受信した場合に、防災機器の不存在を報知する。
(火災時の存在報知)
機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う報知部を備え、
受信機の機器管理制御部は、火災警報を出力した場合に、火災発生場所に対応した所定の防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して指定した防災機器の設けている機器管理端末に送信し、報知部を動作して防災機器の所在を報知させる。
(マニアル操作による存在報知)
受信機の機器管理制御部は、操作部の操作により所定の防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して指定した防災機器の設けている機器管理端末に送信し、報知部を動作して防災機器の所在を報知させる。
(防災機器の所在報知)
機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う報知部を備え、
受信機の機器管理制御部は、所定の防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して指定した防災機器の設けている防災機器端末に送信して報知部を動作して所在を報知させる。
(防災機器の故障報知)
機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う所在報知部を備え、
受信機の機器管理制御部は、受信機に信号線接続されずに警戒区域に設置している電気的に動作する防災機器の故障情報を受信した場合に、当該故障を報知すると共に、故障した防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して故障した防災機器の設けている機器管理端末に送信し、報知部を動作して故障を報知させる。
(管理対象となる防災機器)
防災機器は、警戒区域に設置された消火器、非常持出袋、懐中電灯、消防機器、避難器具、及び非常口誘導灯の少なくとも何れかとする。
(基本的な効果)
本発明は、警戒区域に引き出された信号線に接続した火災感知器からの火災信号を受信機で受信して警報を出力する防災監視設備に於いて、警戒区域に存在する防災機器に設けられ、火災感知器側との間で情報を無線により送受信する機器管理端末と、火災感知器に設けられ、機器管理端末と受信機側との間で送受信する情報を中継する機器管理中継部と、受信機に設けられ、防災機器の情報を保存して管理する機器管理制御部とを設け、火災感知器の機器管理中継部は、防災機器の機器管理端末との間で定期的に無線通信を行い、無線通信ができた場合は、受信機の機器管理制御部に端末機器の存在を通知し、無線通信が途絶えた場合は、受信機の機器管理制御部に防災機器の不存在を通知し、また、受信機の機器管理制御部は、火災感知器から端末機器の不存在の通知を受信した場合に、防災機器の不存在を報知するようにし、防災機器は警戒区域に設置された消火器、非常持出袋、懐中電灯、消防機器、避難器具、及び非常口誘導灯の少なくとも何れかとしたため、建物内の所定場所に配置している例えば消火器に機器管理端末を設けておくことで、建物の改修工事や仕切変更などにより、消火器が本来あるべき場所から別の場所に移動された場合、それまで正常に行われていた火災感知器の機器管理中継部との無線通信が途絶えることで、機器管理中継部は消火器の不存在を検出してその通知信号を受信機の機器管理制御部に送って消火器の不存在を表示、印字、警報等により報知することができ、防災担当者は消火器が所定の場所から無くなったことを認識し、元の場所に戻すか、新たな移動場所を確認し、万一、火災が発生した場合の初期消火に適切に対処可能とする。
また、受信機の機器管理制御部は、例えば消火器の耐用年数を管理しており、耐用年数が近づいたことを報知することで、次の定期点検等で耐用年数に達した消火器を交換するといった適切な対応を可能とする。
(火災時の存在報知)
また、機器管理端末は、火災警報を出力した場合に、火災発生場所に対応した所定の防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して指定した防災機器の設けている機器管理端末に送信し、報知部を動作して防災機器の所在を報知させるようにしたため、火災警報が出力された場合に、例えば火災発生階に設置している消火器に設けた機器管理端末を指定して制御情報を送信することで、火災発生階の消火器に設けている機器管理端末が発光するか又は音響鳴動して消火器の所在を知らせ、迅速な初期消火を可能とする。
(防災機器の所在報知による効果)
また、機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う報知部を備え、受信機の機器管理制御部は、操作部の操作により所定の防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して指定した防災機器の設けている防災機器端末に送信して報知部を動作して所在を報知させるようにしたため、例えばメンテナンスの際に消火器の所在が分からない場合に、受信機の機器管理制御部により所在が分からなくなった消火器に設けた機器管理端末を指定して制御情報を送信することで、消火器に設けている機器管理端末が発光するか又は音響鳴動して消火器の所在を知らせ、所在が分からなくなった消火器の発見を助けることができる。
(防災機器の故障報知による効果)
また、機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う所在報知部を備え、受信機の機器管理制御部は、受信機に信号線接続されずに警戒区域に設置している電気的に動作する防災機器の故障情報を受信した場合に、当該故障を報知すると共に、故障した防災機器を指定した制御情報を、火災感知器の機器管理中継部を経由して故障した防災機器の設けている機器管理端末に送信し、報知部を動作して故障を報知させるようにしたため、例えば、受信機からの信号線に接続されることなく、警戒区域にスタンドアロン的に設置されている例えば非常口誘導灯で蛍光灯の玉切れ等の故障が起きると、これが防災機器端末により検出され、火災感知器の機器管理中継部を経由して受信機の機器管理制御部に送られて障害報知が行われ、また、受信機の機器管理制御部からの制御情報により、非常口誘導灯に設けている機器管理端末が発光するか又は音響鳴動して故障を報知し、通常は、受信機で故障を監視できない防災機器であっても、受信機側で故障を認識して報知することで、スタンドアロン的に設置している防災機器の故障に対し、そのまま放置することなく、迅速に対処して故障を修理可能とする。
防災機器を管理する防災監視設備の概要を示したブロック図 アナログ感知器の機能構成を示したブロック図 消火器等の防災機器に設ける機器管理端末の機能構成を示したブロック図 受信機に保存して管理する防災機器管理情報を一覧形式で示した説明図 アナログ感知器の制御動作を示したフローチャート 受信機の制御動作を示したフローチャート
[防災監視設備の概要]
(防災監視設備)
図1は防災機器を管理する防災監視設備の概要を示したブロック図であり、R型の防災監視設備を例にとっている。
図1に示すように、R型の受信機10は建物の防災センタや管理人室等に設置されており、受信機10には、受信機制御部12,伝送部14、表示部16、操作部18、警報部20、移報部22及びプリンタ23を設けている。
受信機制御部12は、CPU、メモリ、各種の入出力ポートを備えたコンピュータ回路で構成しており、プログラムの実行により所定の受信機制御12の機能を実現し、また受信制御部12には防災機器の管理と制御を行う機器管理制御部40の機能を設けている。
受信機10からは施設の警戒エリアに向けて伝送路24が引き出され、伝送路24に対しアナログ感知器26を接続している。
アナログ感知器26は、R型受信機10との間で情報を双方向伝送する伝送機能を備えており、R型受信機10を含めて固有のアドレスが予め割り当てられている。1つの伝送線30に接続できるアナログ感知器26の数は、例えば最大アドレス数が256アドレスの場合、受信機アドレスを除くことから、255台以下のアナログ感知器32を接続することができる。
なお、伝送路24には中継器が接続され、中継器から引き出された感知器回線にオンオフ感知器及び発信機を接続し、また別の中継器にはガス漏れ検知器を接続しているが、図示を省略している。更に、受信機10に設けた別の伝送部からは制御用の伝送路が引き出され、そこに地区音響装置や防排煙機器等の制御機器を伝送路に接続して制御するようにしているが、図示を省略している。
受信機10からアナログ感知器26に対する下り信号は電圧モードで伝送している。この電圧モードの信号は、伝送路24の電圧を例えば18ボルトと30ボルトの間で変化させる電圧パルスとして伝送される。
これに対しアナログ感知器26からの上り信号は電流モードで伝送される。この電流モードにあっては、伝送路24に伝送データのビット1のタイミングで信号電流を流し、いわゆる電流パルス列として上り信号が受信機に伝送される。
受信機制御部12による受信制御は次のようになる。受信機10は、通常の監視時にあっては、端末アドレスを順次指定した正常監視用のポーリングコマンドを送信しており、アナログ感知器26は自己の設定アドレスに一致するポーリングコマンドを受信すると正常監視応答を行う。このため受信機10にあっては、ポーリングコマンドに対し応答がなかったアナログ感知器26を障害として故障を検出することができる。
また受信機10は、すべての端末アドレスに対するポーリングコマンドの送信周期ごとに一括AD変換コマンドを繰り返し送信している。アナログ感知器26は受信機10からの一括AD変換コマンドを受信すると、検出している煙濃度や温度などのアナログ検出データをサンプリングし、予め定めた火災レベルと比較している。
アナログ感知器26でサンプリングしたアナログ検出データが火災レベルを超えた場合には、受信機10に対しポーリングコマンドに対する応答タイミングで割込信号を送信する。この割込信号は、応答ビット列をオール1とするような通常は使用されない信号を送る。
受信機10は、アナログ感知器26からの割込信号を受信すると、グループ検索コマンドを発行し、火災を検出したアナログ感知器26を含むグループからの割込応答を受信してグループを判別する。
続いて、判別したグループに含まれる個々のアナログ感知器に対し、順次アドレスを指定したポーリングを行い、アナログデータの火災応答を受けることで、火災を検出したアナログ感知器26で感知器アドレスを認識し、火災警報動作を行うことになる。
表示部16には火災代表灯、ガス漏れ代表灯、外部機器の障害を示す諸表示灯、タッチパネルを備えた液晶ディスプレイ等を設けている。操作部18には、火災・ガス漏れ断定スイッチ、音響停止スイッチ、地区音響一時停止スイッチ等を露出して設けている。
警報部20はスピーカを備え、各種の警報音や音声メッセージを出力する。移報部22は外部機器や装置に所定の移報信号を出力する。
プリンタ23は受信機10で火災警報、ガス漏れ警報等のイベントが発生した場合にイベント発生時刻とイベント内容を印字出力する。
(防災機器)
受信機10及びアナログ感知器26を備えた防災監視設備を設置した建物の警戒区域には、防災機器として、例えば消火器28、非常口誘導灯30、非常持出袋32及び懐中電灯34を所定の場所に配置している。なお、以下の説明では、消火器28、非常口誘導灯30、非常持出袋32及び懐中電灯34を区別する必要がない場合は、防災機器という場合がある。
消火器28、非常口誘導灯30、非常持出袋32及び懐中電灯34の各々には、機器管理端末36を設けている。機器管理端末36は近距離無線通信機能を備えた制御カード又はタグであり、電池電源で動作し、内部回路に、固有の識別子となる端末IDを記憶しており、また、発光及び音響鳴動による報知機能を備えている。消火器28、非常口誘導灯30及び懐中電灯34に対する機器管理端末36の取付けは、取付け固定としても良いし、紐等で吊り下げるようにしても良い。非常口誘導灯30に対する機器管理端末36の取付けは、例えば表示カバー内に組込み配置すれば良い。
(アナログ感知器の無線通信機能)
警戒区域に設置しているアナログ感知器26には、防災機器に設けた機器管理端末36に対応して近距離無線通信機能を設けており、機器管理端末36との間でアンテナ46を使用した無線通信により情報を送受信可能としている。近距離無線通信機能を備えたアナログ感知器20は、受信機10と機器管理端末36との間で機器管理に関する各種の情報を送受信する場合の機器管理中継部として機能する。
[アナログ感知器の構成]
図2はアナログ感知器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、アナログ感知器26には、電源部42、感知器制御部44、伝送部46、センサ部48、及びアンテナ52を接続した通信部50を設けている。
アナログ感知器26に対する受信機10からの伝送路24は、電源線Vと電源コモン線VC、シリアル伝送線Sとシリアル伝送コモン線SCを備えている。
電源部42は電源線Vと電源コモン線VCにより受信機10から供給された所定の直流電源電圧を、所定の感知器電源電圧に変換して各部に電源を供給する。
伝送部46はシリアル伝送線Sとシリアル伝送コモン線SCにより、図1に示した受信機10の伝送部14との間で信号の送受信を行う。
センサ部48は火災に伴う温度又は煙濃度を検出して感知器制御部44に出力する。感知器制御部44は、受信機10から一括A/D変換コマンドを受信した場合に、センサ部48からの温度検出信号又は煙濃度検出信号をA/D変換してメモリに記憶し、所定の火災レベルを超えると、伝送部46に指示して割込み信号を送信する。
通信部50は図1に示した防災機器に設けた機器管理端末36との間で信号の送受信を行う。通信部50は近距離無線通信を行うもので、通信部50の通信プロトコルとしては、例えばRFID(Radio Frequency IDentification「電波による個体識別」の略)に割当てられた例えば900MHzの周波数、例えば950〜957MHzを使用したZigBee(登録商標)として知られたセンサネットワーク用の近距離無線通信プロトコルを使用する。
ZigBee(登録商標)による900MHz帯の短距離無線通信は、送信電力を特定小電力無線局と同様に1mW以下としており、1mWとした場合の見通し通信距離は数十メートル程度であり、本実施形態の防災機器に設けた機器管理端末36との通信に好適である。
また、通信部50の通信プロトコルとしては、Bluetooth(登録商標)としても良い。Bluetooth(登録商標)は、2.4GHz帯を79の周波数チャネルに分け、利用する周波数をランダムに変える周波数ホッピングを行いながら、半径10 〜100m程度のBluetooth(登録商標)を搭載した機器管理端末36と無線通信を行う。
さらに、通信部50の通信プロトコルとしては、日本国内の場合には、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30(小電力セキュリティシステム無線局の無線設備標準規格)に準拠した通信プロトコルを使用しても良い。
特定小電力無線局に準拠した携帯端末10の送信電力は、STD−30の場合は10mW以下であり、見通し通信距離は概ね100メートル程度となり、本実施形態の防災機器に設けた機器管理端末36との通信に好適である。
また、通信部50で送受信する信号は、送信元ID、宛先ID、コマンド又はデータ等を含む形式とする。
[機器管理端末]
図3は消火器等の防災機器に設ける機器管理端末の機能構成を示したブロック図である。図3に示すように、機器管理端末36には、端末制御部58、アンテナ62を接続した通信部60、状態検出部64及び報知部66を設けている。
端末制御部58は、CPU、メモリ、各種の入出力ポートを備えたコンピュータ回路で構成しており、プログラムの実行により所定の端末制御を行う機能を備える。
通信部60はアナログ感知器26との間で無線通信により信号を送受信し、通信部60の通信プロトコルは、図2のアナログ感知器26の通信部50と同様に、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又はSTD−30(小電力セキュリティシステム無線局の無線設備標準規格)とする。
状態検出部64は、例えば図1に示した電気的に動作している非常口誘導灯30に機器管理端末36を設けた場合に使用され、非常口誘導灯30に設けている照明用の蛍光灯の玉切れを検出して故障検出信号を端末制御部58に出力し、アナログ感知器26を経由して受信機10に送信させる。
報知部66には、例えば発光部と音響鳴動部を設けており、アナログ感知器26を経由して受信機10からの端末制御信号を受信した場合に、発光部の発光及び音響鳴動部の音響鳴動により、機器管理端末36の場所を知らせるようにとしている。
[受信機の機器管理情報]
図4は受信機に保存して管理する防災機器管理情報を一覧形式で示した説明図であり、図1に示した消火器28、非常口誘導灯30、非常持出袋32及び懐中電灯34の各々に機器管理端末36を設けた場合を例にとっており、併せて図示していない消火器、非常口誘導灯、非常持出袋及び懐中電灯の情報も示している。
図4に示すように、受信機10のメモリに保存して機器管理制御部40で管理する防災機器管理情報70は、機器管理端末36の持つ端末ID=001,002,003・・・、機器管理端末36を設けた防災機器の種別、所在、及び状態を管理項目としており、更に、端末IDの機器管理端末36と通信接続するアナログ感知器26の感知器アドレス001,002,003・・・を登録している。
本実施形態では、図1に示した消火器28と非常口誘導灯30に設けた機器管理端末36の端末ID=001,002に対しては、受信機10に一番近いアナログ感知器26の感知器アドレス001を登録しており、また、非常持出袋32と懐中電灯34に設けた機器管理端末36の端末ID=003,004に対しては、受信機10に次に近いアナログ感知器26の感知器アドレス002を登録している。
防災機器管理情報70の端末IDに対する感知器アドレスは、防災監視設備を立ち上げた場合の端末登録処理の実行により登録する。なお、本実施形態にあっては、火災報知設備の運用中にあっても、例えば1週間に1回といった周期で、端末登録処理を行う。
端末登録処理は、受信機10からアドレス順にアナログ感知器26に端末登録指示信号を順次送信して行う。受信機10からの端末登録指示信号を受信したアナログ感知器26は、ブロードキャストの端末呼出し信号を送信し、電波の届く通信可能エリアに存在する防災機器に設けた機器管理端末36から応答信号を受信した場合、応答信号に含まれる送信元IDから端末IDを取得して感知器アドレスとのペアを検出し、これを受信機10に送信して防災機器管理情報70の端末IDに通信接続した感知器アドレスを登録する。
また、防災機器に設けた機器管理端末36が複数のアナログ感知器26の通信可能エリアに配置されている場合には、先に端末登録処理を実行したアナログ感知器26の感知器アドレスが登録され、次に端末登録処理を実行したアナログ感知器26の感知器アドレスは、既に登録済みとなっていることから、登録されないことになる。
また、防災監視設備の警戒区域に、機器管理端末36を設けた防災機器を新たに配置した場合や、既存の機器管理端末36を設けた防災機器を撤去した場合には、受信機10の操作により端末登録指示信号をアナログ感知器26に送信することで、防災機器管理情報70を更新することができる。
(防災機器の所在管理)
図2に示したアナログ感知器26の感知器制御部44に設けた機器管理中継部54は、通信部50に指示して、定期的に自分の通信先として登録している防災機器に設けた機器管理端末36の端末IDを送信先に設定して定期通報信号を無線送信し、防災機器に設けた機器管理端末36から確認応答信号を受信した場合は、この端末IDに対応した防災機器は正常に所在していると判断する。
一方、アナログ感知器26からの定期通報信号に対し、防災機器に設けた機器管理端末36から確認応答信号を受信できなかった場合(無線通信が途絶えた場合)は、自己の通信可能エリアに防災機器に設けた機器管理端末36が存在しなくなったと判断し、受信機10の機器管理制御部40に防災機器の不存在を通知する制御を行う。
火災受信機10の機器管理制御部40は、アナログ感知器26から端末機器の不存在の通知を受信した場合に、防災機器管理情報70における該当する端末IDの所在の項目を、例えば端末ID=006の非常持出袋に示すように、「無」に変更し、また、防災機器の不存在をプリンタ23に発生時刻と共に印字すると共に、表示部16に設けている液晶ディスプレイに、感知器アドレスから特定した防災機器の設置場所とその不存在を表示すると共にプリンタ23により印字出力し、また、警報部20から障害報知音を出力し、更に、必要に応じて移報部22から外部の機器や装置に移報信号を出力して防災機器の不存在を報知させる制御を行う。
このような防災機器の所在管理により、例えば消火器28が本来あるべき場所から別の場所に移動されたり、持ち出されたりした場合、受信機10により消火器28の不存在が表示、印字、警報等により報知され、防災担当者は消火器が所定の場所から無くなったことを認識し、移動先が分かれば消火器28を元の場所に戻し、また見つからない場合は新しい消火器28を手配して設置するといった対処が可能となり、火災が発生した場合の初期消火に適切に対処可能とする。
(火災時の存在報知)
受信機10の機器管理制御部40は、受信機制御部12で火災を判断して火災警報を出力した場合、火災発生階に設置している例えば消火器28に設けた機器管理端末36の端末IDを指定した端末制御信号を、アナログ感知器26を経由して消火器28に設けている機器管理端末36に送信し、図3の機器管理端末36の端末制御部58により報知部66を作動して発光部を発光し、音響鳴動部を音響鳴動する制御を行う。
このように受信機10で火災警報が出力されると、火災発生階に設置している消火器28に設けた機器管理端末36が発光すると共に音響鳴動し、火災発生場所に向かっている関係者に消火器28の所在を知らせ、迅速な初期消火を可能とする。
(受信機からの指示による防災機器の所在報知)
受信機10の機器管理制御部40は、受信機10の操作部18により消火器及びその設置階等を指定した所定の所在確認操作を行うと、機器管理制御部40は、指定した階に設置している消火器28に設けた機器管理端末36の端末IDを宛先IDとする端末制御信号を、アナログ感知器26を経由して消火器28に設けている機器管理端末36に送信し、図3の機器管理端末36の端末制御部58により報知部66を作動して発光部を発光し、音響鳴動部を音響鳴動する制御を行う。
このため例えば防災監視設備のメンテナンスの際に消火器の所在が分からなくなった場合に、受信機10で消火器28の所在確認操作を行うと、消火器28に設けている機器管理端末36が発光すると共に音響鳴動して消火器の所在を知らせ、所在が分からなくなった消火器の発見を助けることができる。
なお、受信機10に設けた操作部18の所在確認操作による機器管理端末36に対する端末制御信号の送信は、図4に示した防災機器管理情報70の感知器アドレスに関わらず、適宜のアナログ感知器26を経由して送信することも可能である。
(防災機器の故障報知)
受信機10の機器管理制御部40は、受信機10に信号線接続されずに警戒区域にスタンドアロン的に設置している電気的に動作する例えば非常口誘導灯30の故障検出信号を受信した場合に、当該故障を表示、印字、警報等により報知する。
また、受信機10の機器管理制御部40は、非常口誘導灯30の故障検出信号を受信した場合に、故障を起こした非常口誘導灯30に設けた機器管理端末36の端末IDを宛先IDに指定した端末制御信号を、アナログ感知器26を経由して非常口誘導灯30に設けている機器管理端末36に送信し、図3の機器管理端末36の端末制御部58により報知部66を作動して発光部を発光し、音響鳴動部を音響鳴動する制御を行う。
このため非常口誘導灯30が蛍光灯の玉切れ等の故障を起こすと、非常口誘導灯30に設けている機器管理端末36が発光すると共に音響鳴動して故障を報知し、受信機10で故障を監視できない防災機器であっても、受信機10側で故障を認識して報知することで、スタンドアロン的に設置している非常口誘導灯30の故障に対し、そのまま放置することなく、迅速に対処して故障を修理可能とする。
[防災機器の状態管理]
受信機10の機器管理制御部40は、消火器28については耐用年数を管理しており、所定の耐用年数に近づくと、図4の防災機器管理情報70の端末ID=005の状態に示すように、状態情報として「耐用年数」を書き込み、これに基づき、対応する消火器28の耐用年数が近づいていることを、感知器アドレスに基づく設置場所と共に、例えば表示部16の液晶ディスプレイに表示し、警報部20から所定の注意喚起音を出力する。
このような受信機10による消火器28の耐用年数に関する情報を見た管理担当者等は、次の定期点検等で耐用年数に達した消火器28を交換するといった対応が可能となる。
このような防災機器の有効な使用期間の管理は、図1に示した懐中電灯34の電池寿命についても同様であり、電池切れが想定される所定の電池寿命に近づいた場合に、受信機10の機器管理制御部40は、図4の防災機器管理情報70の端末ID=008の状態に示すように、状態情報として「電池寿命」を書き込み、これに基づき、対応する懐中電灯34の電池寿命が残り少ないことを、感知器アドレスに基づく懐中電灯34の設置場所と共に、例えば表示部16の液晶ディスプレイに表示し、警報部20から所定の注意喚起音を出力する。
[アナログ感知器の制御]
図5はアナログ感知器の制御動作を示したフローチャートであり、図2に示した機器管理中継部54を含む感知器制御部44による制御となる。
図5に示すように、アナログ感知器26の感知器制御部44は、設備の立上げによる電源供給を受けると、ステップS1で所定の初期化を行って動作状態となり、ステップS2で火災監視処理を行う。
火災監視処理中に、アナログ感知器26の機器管理中継部54は、ステップS3で受信機10からの端末登録指示信号の受信を判別すると、ステップS4に進み、機器管理端末36のIDを指定しないブロードキャストの端末呼出信号を無線送信し、ステップS5で機器管理端末36からの端末応答信号を受信すると、ステップS6で自己の感知器アドレスと端末応答信号から取得した端末IDのペアを含む通知信号を受信機10に送信し、受信機10側で図4に示した防災機器管理情報70の端末IDに対する感知器アドレスの登録を行わせる。
続いて、ステップS7に進み、受信機10から端末IDに対する感知器アドレスの登録応答信号の受信を判別すると、ステップS8に進んで機器管理端末36の端末IDを定期通報呼出信号の宛先に登録する。
続いてステップS9に進み、所定周期、例えば1日1回の定期通報タイミングを判別するとステップS10に進み、ステップS8で登録した端末IDを宛先IDとした定期通報呼出信号を防災機器に設けた機器管理端末36に送信する。この定期通報呼出信号の送信に対しステップS11で端末応答信号の受信を判別するとステップS12に進み、防災機器の存在を受信機10に通知する。また、ステップS11で端末応答信号の受信を判別しなかった場合はステップS13に進み、防災機器の不存在を受信機10に通知する。
なお、ステップS12,S13の受信機10に対する通知は、最初に存在、不存在を検出した場合に通知し、その後は、存在から不存在、不存在から存在と変化があった場合に通知することで、受信機10に対する通信負荷を低減するようにしても良い。
続いて、ステップS14で受信機10からの端末制御信号の受信を判別するとステップS15に進み、端末IDを宛先に指定した端末制御信号を機器管理端末36に送信し、発光や音響鳴動を行わせる。以下、ステップS2からの処理を繰り返す。
[受信機の制御]
図6は受信機の制御動作を示したフローチャートであり、図1に示した機器管理制御部40を含む受信機制御部12による制御となる。
図6に示すように、受信機10の受信機制御部12は、設備の立上げによる電源供給を受けると、ステップS21で所定の初期化を行って動作状態となり、ステップS22で火災監視処理を行う。
火災監視処理中に、受信機10の機器管理制御部40は、ステップS23で端末登録タイミングを判別すると、ステップS24に進み、感知器アドレスを指定して端末登録指示信号を送信する。なお、ステップS23の端末登録タイミングの判別には、定期的な端末登録タイミング以外に、設備立上げによる最初の端末登録タイミング及び端末登録指示操作も含まれる。
続いて、ステップS25で端末登録指示を行ったアナログ感知器26から端末IDと感知器アドレスのペアを含む応答通知信号の受信を判別すると、ステップS26で図4に示した防災機器管理情報70の端末IDに対し感知器アドレスを登録し、登録した場合はステップS27でアナログ感知器26に登録通知信号を送信する。続いて、ステップS28で全ての感知器の処理を判別するまで、感知器アドレスを順次増加しながらステップS24からの処理を繰り返す。
続いて、ステップS29でアナログ感知器26から防災機器の所在の有無を示す通知信号の受信を判別するとステップS30に進み、図4に示した防災機器管理情報70の対応する端末IDの所在の項目に、防災機器の所在の有無を登録する。
続いて、ステップS31で受信機10の端末制御指示を判別するとステップS32に進み、指定された端末IDを宛先とし、端末IDに対応した感知器アドレスを中継先とした端末制御信号を送信し、防災機器に設けた機器管理端末36に発光と音響鳴動を行わせる。以下、ステップS22からの処理を繰り返す。
[本発明の変形例]
上記の実施形態は、管理対象の防災機器として、消火器、非常口誘導灯、非常持出袋、懐中電灯を例にとっているが、これ以外に、消防器具や避難器具等も含まれる。
また、所在の有無及び状態を受信機に保存して管理する対象として消火器等の防災機器以外に、パソコンやプリンタといった備品を対象として所在や状態を保存して管理しても良い。
また、上記の実施形態は、受信機とアナログ感知器との間でデータ伝送可能なR型の防災監視設備を例にとっているが、感知器と受信機の間でデータ伝送が可能であれば、P型の防災監視設備であっても良い。
また,本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:受信機
12:受信機制御部
14:伝送部
16:表示部
18:操作部
20:警報部
22:移報部
23:プリンタ
24,46:伝送路
26:アナログ感知器
28:消火器
30:非常口誘導灯
32:非常持出袋
34:懐中電灯
36:機器管理端末
40:機器管理制御部
42:電源部
44:感知器制御部
48:センサ部
50:通信部
54:機器管理中継部
58:端末制御部
64:状態検出部
66:報知部

Claims (6)

  1. 警戒区域に引き出された信号線に接続した火災感知器からの火災信号を受信機で受信して警報を出力する防災監視設備に於いて、
    前記警戒区域に存在する防災機器に設けられ、前記火災感知器側との間で情報を無線により送受信する機器管理端末と、
    前記火災感知器に設けられ、前記機器管理端末と前記受信機側との間で送受信する情報を中継する機器管理中継部と、
    前記受信機に設けられ、前記防災機器の情報を保存して管理する機器管理制御部と、
    を設け、
    前記火災感知器の機器管理中継部は、前記防災機器の機器管理端末との間で定期的に無線通信を行い、前記無線通信ができた場合は、前記受信機の機器管理制御部に端末機器の存在を通知し、前記無線通信が途絶えた場合は、前記受信機の機器管理制御部に前記防災機器の不存在を通知することを特徴とする防災監視設備。
  2. 請求項1記載の防災監視設備に於いて、
    前記受信機の機器管理制御部は、前記火災感知器から前記端末機器の不存在の通知を受信した場合に、前記防災機器の不存在を報知することを特徴とする防災監視設備。
  3. 請求項1記載の防災監視設備に於いて、
    前記受信機の機器管理制御部は、火災警報を出力した場合に、火災発生場所に対応した所定の防災機器を指定した制御情報を、前記火災感知器の機器管理中継部を経由して前記指定した防災機器の設けている前記機器管理端末に送信し、前記報知部を動作して前記防災機器の所在を報知させることを特徴とする防災監視設備。
  4. 請求項1記載の防災監視設備に於いて、
    前記機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う報知部を備え、
    前記受信機の機器管理制御部は、操作部の操作により所定の防災機器を指定した制御情報を、前記火災感知器の機器管理中継部を経由して前記指定した防災機器の設けている前記防災機器端末に送信して前記報知部を動作して所在を報知させることを特徴とする防災監視設備。
  5. 請求項1記載の防災監視設備に於いて、
    前記機器管理端末は、発光と音響鳴動の少なくとも何れかを行う所在報知部を備え、
    前記受信機の機器管理制御部は、前記受信機に信号線接続されずに前記警戒区域に設置している電気的に動作する防災機器の故障情報を受信した場合に、当該故障を報知すると共に、前記故障した防災機器を指定した制御情報を、前記火災感知器の機器管理中継部を経由して前記故障した防災機器の設けている前記機器管理端末に送信し、前記報知部を動作して故障を報知させることを特徴とする防災監視設備。
  6. 請求項1記載の防災監視設備に於いて、前記防災機器は、前記警戒区域に設置された消火器、非常持出袋、懐中電灯、避難器具、及び非常口誘導灯の少なくとも何れかであることを特徴とする防災監視設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021174369A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社初田製作所 消防設備の管理システム

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