JP6404974B2 - ワイヤボビンの固定構造および固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ放電加工機にワイヤボビンを固定するための固定構造および固定方法に関する。
ワイヤ放電加工機では、ワイヤ電極と加工対象物との間に放電現象を発生させることにより、加工対象物を所望の輪郭形状に加工する。この場合、放電現象に伴ってワイヤ電極が消耗するため、ワイヤ電極が巻回された円筒形状のワイヤボビンを回転させて、ワイヤボビンから加工対象物の近傍にワイヤ電極を連続的に供給することにより、ワイヤ放電加工が行われる。したがって、ワイヤボビンからワイヤ電極が喪失する前に、ワイヤ電極が巻回された新たなワイヤボビンに交換する必要がある。
この場合、ワイヤ放電加工機に設けられたボルトから交換対象のワイヤボビンを取り外し、新たなワイヤボビンに形成された挿入孔にボルトを挿入させる。この場合、ボルトのワイヤ放電加工機側の一端に設けられた規制部材にワイヤボビンを当接させることによって、ボルトの一端側へのワイヤボビンの移動を規制する。次に、ワイヤボビンの挿入孔から突出したボルトの他端側にナットのネジ孔を螺合させる。これにより、規制部材およびナットによって、ワイヤボビンを軸方向への移動を不能にボルトに取り付けることができる。このボルトは、軸芯回りに回転するので、ワイヤボビンは、ボルトと一緒に回転する。なお、ワイヤボビンの交換作業は、作業者による手作業で行われる。
しかしながら、作業者は、ボルトの他端側で、ワイヤボビンの位置までナットを回す必要がある。また、ボルトからワイヤボビンを取り外す際も、作業者は、ワイヤボビンの位置からボルトの他端までナットを回す必要がある。この結果、ワイヤボビンの脱着作業に時間がかかる。
さらに、ワイヤ放電加工機において、ワイヤボビンの挿入孔が挿入されるボルトの設置位置は、加工対象物の加工位置よりも高い位置である場合が多い。ボルトは、ワイヤ放電加工機に対して水平方向に取り付けられることが多いので、作業者は、ワイヤボビンの挿入孔にボルトを挿入した後、ワイヤボビンを支持しながら、ワイヤボビンの回転中心(軸芯)とボルトの軸芯とを合わせた状態で、ボルトとナットとを螺合させる必要がある。
下記の特許文献1および2には、ネジ孔の一部が残存するようにネジ孔の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、ボルトの外径より大きい内径の貫通孔を有するスピードナットが開示されている。
特開2016−161130号公報 実開平4−126011号公報
ところで、特許文献1および2のスピードナットを用いて、作業者がボルトに対してナットを回せば、ボルトの軸芯とワイヤボビンの回転中心(軸芯)とが一致しない状態(中心が合っていない状態)でも、ワイヤ放電加工機に対してワイヤボビンを固定することができる。そのため、ワイヤボビンは偏心回転してしまうので、ワイヤボビンからのワイヤ電極の引き出しが滑らかでなくなり、加工対象物に対するワイヤ放電加工が不安定になる。また、このような状態では、ワイヤボビンの回転に伴ってナットが緩む可能性があるため、作業者は、ワイヤ放電加工を中断して、ナットを締め直す必要がある。この結果、ワイヤ放電加工の作業効率が低下する。
そこで、本発明は、ワイヤ放電加工機に対してワイヤボビンを速やかに脱着させることができるとともに、ボルトの軸芯およびワイヤボビンの軸芯を略一致させた状態で、ワイヤ放電加工機にワイヤボビンを固定することができるワイヤボビンの固定構造および固定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ワイヤボビンを回転可能に支持するために、前記ワイヤボビンに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、前記ボルトの一端側に設けられ、前記ボルトの一端側への前記ワイヤボビンの移動を規制する規制部材と、前記ボルトと螺合するネジ孔を有するナットと、を備え、前記挿入孔に前記ボルトが挿入された状態で、前記規制部材および前記ナットにより、前記ワイヤボビンを、前記ボルトの軸方向への移動が不能、かつ、回転可能にワイヤ放電加工機に固定するワイヤボビンの固定構造であって、前記ナットは、前記ネジ孔の一部が残存するように前記ネジ孔の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、前記ボルトの外径より大きい内径を有する貫通孔と、前記ワイヤボビンに対向する前記ナットの端部に形成され、一部が前記挿入孔に挿入されるテーパ部と、を有する。
本発明の第2の態様は、ワイヤボビンを回転可能に支持するために、前記ワイヤボビンに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、前記ボルトの一端側に設けられ、前記ボルトの一端側への前記ワイヤボビンの移動を規制する規制部材と、前記ボルトと螺合するネジ孔を有するナットと、を用いて、前記ワイヤボビンを、前記ボルトの軸方向への移動が不能、かつ、回転可能にワイヤ放電加工機に固定するワイヤボビンの固定方法であって、前記ナットは、前記ネジ孔の一部が残存するように前記ネジ孔の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、前記ボルトの外径より大きい内径を有する貫通孔と、前記ワイヤボビンに対向する前記ナットの端部に形成され、一部が前記挿入孔に挿入されるテーパ部と、を有し、前記挿入孔に前記ボルトを挿入して、前記ワイヤボビンを前記規制部材に当接させるステップと、前記貫通孔の軸芯が前記ボルトの軸芯と略一致するように前記ナットを傾けた状態で前記貫通孔に前記ボルトを挿入して、前記ナットを前記ワイヤボビンに近接させるステップと、前記ネジ孔の軸芯と前記ボルトの軸芯とが略一致するように前記ナットの傾きを戻すステップと、前記ナットを回転させて、前記テーパ部の一部を前記挿入孔に挿入させるステップと、を含む。
本発明によれば、ワイヤ放電加工機に対してワイヤボビンを速やかに脱着させることができる。また、ボルトの軸芯とワイヤボビンの挿入孔の軸芯(ワイヤボビンの回転中心)とを略一致させた状態で、ボルトとナットとを螺合させて、ワイヤ放電加工機にワイヤボビンを正しく固定することができる。
実施の形態のワイヤボビンの固定構造が適用されるワイヤ放電加工機の斜視図である。 図2Aは、ワイヤボビンの正面図であり、図2Bは、ワイヤボビンの側面図である。 ワイヤボビンに巻回されるワイヤ電極の重量とワイヤボビンの大きさとの関係を示す表である。 図1のIV−IV線に沿ったワイヤボビンの固定構造を示す断面図である。 実施の形態のワイヤボビンの固定方法を説明するための側面図である。 ワイヤボビンの挿入孔にボルトを挿入させた状態を示す断面図である。 ワイヤボビンの挿入孔から突出したボルトの他端側にナットの貫通孔を挿入させる状態を図示した断面図である。 ボルトの他端側にナットを螺合させて、テーパ部の一部を挿入孔に挿入する状態を図示した断面図である。 図9Aおよび図9Bは、ボルトの軸芯と挿入孔の軸芯との偏心状態が発生している場合を図示した断面図である。 ワイヤボビンの固定状態からナットを緩めた状態を図示した断面図である。 ボルトからナットおよびワイヤボビンを取り外す状態を図示した側面図である。 第1比較例の断面図である。 第1比較例の断面図である。 第2比較例を図示した断面図である。
本発明に係るワイヤボビンの固定構造および固定方法について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
[ワイヤ放電加工機の構成]
図1は、ワイヤ放電加工機10の全体構成の概略を示す斜視図である。ワイヤ放電加工機10は、ワイヤ電極12と図示しない加工対象物とにより形成される極間(隙間)に電圧を印加して放電を発生させることにより、加工対象物に対して放電加工を施す工作機械である。ワイヤ電極12の材質は、例えば、タングステン系、銅合金系、黄銅系等の金属材料である。一方、加工対象物の材質は、例えば、鉄系材料または超硬材料等の金属材料である。
ワイヤ放電加工機10は、加工機本体14、加工液処理装置16および数値制御装置18を備えている。加工機本体14は、加工対象物に向けてワイヤ電極12を供給する供給系統20、および、加工対象物を通過したワイヤ電極12を回収する回収系統22を備えている。
供給系統20は、ワイヤ電極12が巻かれたワイヤボビン24、ワイヤボビン24に対してトルクを付与するトルクモータ26、ワイヤボビン24から引き出されたワイヤ電極12に対して摩擦による制動力を付与するブレーキローラ28、ブレーキローラ28に対してブレーキトルクを付与するブレーキモータ30、および、加工対象物の上方でワイヤ電極12をガイドする上ワイヤガイド32を備えている。ブレーキモータ30と上ワイヤガイド32との間には、ワイヤ電極12の張力を検出する張力検出部34が設けられている。なお、ワイヤボビン24は、後述するように、ワイヤ放電加工機10に対して交換可能であり、加工対象物(の加工位置)よりも高い位置に取り付けられている。
回収系統22は、加工対象物の下方でワイヤ電極12をガイドする下ワイヤガイド36、下ワイヤガイド36内に設けられた下ガイドローラ38、ワイヤ電極12を挟持するピンチローラ40とフィードローラ42、フィードローラ42に対してトルクを付与するトルクモータ44、および、ワイヤ電極12を回収するワイヤ回収箱46を備えている。
加工機本体14は、放電加工の際に使用される脱イオン水または油等の加工液を貯留可能な加工槽48を備え、加工槽48内に上ワイヤガイド32および下ワイヤガイド36が設置されている。加工槽48は、ベース部50上に載置されている。
加工槽48内には加工対象物が設置されるワークテーブル52が配置されている。ワークテーブル52は、図示しないサーボモータにより、水平面上のX軸方向、および、X軸に直交するY軸方向に移動可能に設けられている。ワークテーブル52は、上ワイヤガイド32と下ワイヤガイド36との間に設けられている。
上ワイヤガイド32は、ワイヤ電極12を上方で支持する上ダイスガイド54を有し、下ワイヤガイド36は、ワイヤ電極12を下方で支持する下ダイスガイド56を有している。上ワイヤガイド32は、図示しないサーボモータにより、X軸に平行なU軸方向、Y軸に平行なV軸方向、および、X軸およびY軸に直交するZ軸方向に移動することが可能である。これにより、加工機本体14は、加工対象物に対して、上面の形状と下面の形状とが異なる上下異形状加工を行うことができる。
上ワイヤガイド32および下ワイヤガイド36は、スラッジ(加工屑)を含まない清浄な加工液を噴出する。これにより、ワイヤ電極12と加工対象物との隙間(極間)を、放電加工に適した清浄な加工液で満たすことができ、放電加工によって発生したスラッジで放電加工の精度が低下することを防止することができる。そのため、加工機本体14では、加工槽48内に貯留された加工液に加工対象物が浸漬された状態で、加工対象物に対する放電加工が行われる。
加工液処理装置16は、加工槽48内の加工液に含まれるスラッジを除去するとともに、加工液の電気抵抗率・温度の調整等を行い、加工液の液質を管理する装置である。この加工液処理装置16によって液質が管理された加工液は、再び加工槽48に戻される。数値制御装置18は、NCプログラムに応じて加工機本体14を制御する。
[ワイヤボビンの構成]
次に、ワイヤ放電加工機10に用いられるワイヤボビン24について説明する。図2Aは、ワイヤ電極12が巻回されていない状態でのワイヤボビン24の正面図であり、図2Bは、ワイヤ電極12が巻回されていない状態でのワイヤボビン24の側面図である。図3は、ワイヤボビン24に巻回されるワイヤ電極12の重量とワイヤボビン24の大きさとの関係を示す表である。図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。
ワイヤボビン24は、市販のワイヤボビンであって、図2Aおよび図2Bに示すように、一定量のワイヤ電極12(図1および図4参照)が巻回される軸芯部分の円筒部24aと、円筒部24aの両端から径方向に延びるフランジ部24bと、円筒部24aの中心軸上で円筒部24aの長手方向(X軸方向)に貫通して形成される挿入孔24cとから構成される。なお、図2Aにおいて、フランジ部24bは、円筒部24aの両端で、周方向に所定角度間隔に設けられ、かつ、径方向に延びる支持部24dと、複数の支持部24dの先端を連結するリング部24eとから構成される。なお、フランジ部24bの形状は、円筒部24aに巻回されたワイヤ電極12の前記長手方向への移動を円筒部24aの両端で規制できるものであればよく、例えば、円盤状であってもよい。
ワイヤボビン24の大きさは、規格化されており、図3に示すように、円筒部24aに巻回されるワイヤ電極12の重量に応じて異なる。すなわち、ワイヤボビン24の前記長手方向(X軸方向)に沿った全長をL、全長Lから2つのフランジ部24bのX軸方向の厚みを除いた円筒部24aのX軸方向の長さ(円筒部24aのうち実際にワイヤ電極12を巻回できる部分の長さ)をW、円筒部24aの直径をd、挿入孔24cの内径をh、フランジ部24bの直径をDとすると、これらの長さは、円筒部24aに巻回されるワイヤ電極12の重量によって変化する。
[ワイヤボビンの固定構造]
このように構成されるワイヤボビン24の固定構造について、図4を参照しながら説明する。この固定構造は、加工機本体14(図1および図4参照)の供給系統20における加工対象物の加工位置の上方に設けられ、加工機本体14に対してワイヤボビン24を脱着可能に固定するものである。具体的に、この固定構造は、中心(軸芯)が加工機本体14から水平方向(X軸方向)に延びるトルクモータ26の回転軸60の軸芯と略一致するように連結された円盤状の規制部材62と、回転軸60および規制部材62の各軸芯と略一致するように規制部材62からX軸方向に延びるボルト64と、ボルト64の規制部材62との連結部分(ボルト64の規制部材62側の一端)に形成されたテーパ部66と、ボルト64に螺合する雌ネジのネジ孔68が形成されたナット70と、を有する。テーパ部66は、規制部材62からボルト64の雌ネジに向かって縮径する形状を有する。なお、回転軸60は、トルクモータ26の回転軸としているが、不図示の軸受によって回転可能に軸支され、図示しない他の回転駆動手段によって回転可能であってもよい。
ナット70は、図4に示すように、ネジ孔68に加え、ネジ孔68の一部が残存するようにネジ孔68の軸芯に対して傾斜して形成された貫通孔72と、ワイヤボビン24に対向するナット70の一端部に形成され、一部(先端部分)がワイヤボビン24の挿入孔24cに挿入されるテーパ部74とを有する。貫通孔72は、ナット70の軸芯(ネジ孔68の軸芯)に沿った両端(図4ではX軸方向に沿った両端)側で、ネジ孔68の一部が残存するように、ネジ孔68に対して傾斜して形成されている。
ここで、ボルト64の外径をD1、貫通孔72の内径をD2、挿入孔24cの内径をD3(=h)、ワイヤボビン24およびボルト64に対向するテーパ部74の先端部分の外径をD4、ナット70のワイヤボビン24から離間する他端側の直径をD5とすると、貫通孔72の外径D2は、ボルト64の外径D1よりも大きく(D1<D2)、挿入孔24cの内径D3は、テーパ部74の先端部分の外径D4よりも大きく設定されている(D3>D4)。また、挿入孔24cの内径D3は、ボルト64の外径D1よりも大きい(D1<D3)。さらに、ナット70の直径(テーパ部74以外の直径)D5は、挿入孔24cの内径D3よりも大きい(D3<D5)。
[ワイヤボビンの固定方法]
次に、ワイヤ放電加工機10に適用される本実施の形態のワイヤボビン24の固定方法について、図5〜図11を参照しながら説明する。ここでは、ワイヤ放電加工機10に設けられたボルト64にワイヤボビン24を取り付ける場合(図5〜図9B参照)と、ボルト64からワイヤボビン24を取り外す場合(図10および図11参照)とについて、それぞれ説明する。なお、ワイヤボビン24の脱着作業は、作業者が手作業で行う。
先ず、ワイヤボビン24を取り付ける場合について、図5〜図9Bを参照しながら説明する。
図5は、ワイヤ放電加工機10(図1参照)に対するワイヤボビン24の取り付け前の状態を示す側面図である。ワイヤ放電加工機10にワイヤボビン24を取り付ける場合、先ず、作業者は、ワイヤボビン24をボルト64側に移動させる。この場合、D1<D3であるため、ボルト64は、挿入孔24cに挿入される。
作業者が、ボルト64が挿入されたワイヤボビン24を、規制部材62側に移動させると、図6に示すように、ワイヤボビン24の規制部材62側のフランジ部24bがテーパ部66に当接し、テーパ部66の一部が挿入孔24cに挿入される(ワイヤボビン24を規制部材62に当接させるステップ)。これにより、ワイヤボビン24は、規制部材62(詳しくは、テーパ部66)によって、規制部材62側への移動が規制される。また、ボルト64の他端側は、X軸方向に沿って、挿入孔24cから突出する。
次に、作業者は、図7に示すように、ナット70の貫通孔72にボルト64が挿入されるように、つまり、ナット70の軸芯と、ボルト64(の他端側)の軸芯とが略平行するように、ナット70を傾ける。次に、作業者は、この状態でナット70をボルト64側に移動させる。この場合、D1<D2(図5参照)であるため、ボルト64は、貫通孔72に挿入される。この結果、ナット70は、貫通孔72にボルト64が挿入された状態でワイヤボビン24に近接する(ナット70をワイヤボビン24に近接させるステップ)。
次に、作業者は、図8に示すように、ボルト64の他端側における挿入孔24c近傍の位置で、ナット70のネジ孔68の軸芯と、ボルト64の軸芯とが、略一致するように、ナット70の傾きを戻す(ナット70の傾きを戻すステップ)。これにより、ネジ孔68とボルト64とは螺合した状態となる。
次に、作業者は、ネジ孔68とボルト64とが螺合した状態で、ナット70を軸方向回り(図8の白抜きの矢印の回転方向であり、ナット70を締める方向)に回転させる。この場合、D3>D4(図5参照)であるため、ナット70は、X軸方向に沿ってワイヤボビン24側に移動し、テーパ部74の一部(先端部分)が挿入孔24cに挿入される(テーパ部74の一部を挿入孔24cに挿入させるステップ)。これにより、ナット70は、ワイヤボビン24により保持され、ナット70の姿勢が維持される。また、ワイヤボビン24は、規制部材62(詳しくは、テーパ部66)と、ナット70(詳しくは、テーパ部74)とによって、X軸方向に位置決めされる。
また、テーパ部66の一部と、テーパ部74の一部とが挿入孔24cにそれぞれ挿入されることにより、ワイヤボビン24は、回転軸60およびボルト64の各軸芯と略一致した状態で固定支持される。つまり、テーパ部66、74によって、ワイヤボビン24の軸芯(挿入孔24cの軸芯)と、回転軸60およびボルト64の各軸芯とを略一致させることができる。そのため、トルクモータ26の駆動によって回転軸60が回転すると、回転軸60の軸芯と略一致するワイヤボビン24は、回転軸60回りに、回転軸60と一緒に回転する。すなわち、ワイヤボビン24は、ワイヤ放電加工機10に対して回転可能に固定される。
なお、図9Aに示すように、テーパ部66とナット70のテーパ部74とがワイヤボビン24の挿入孔24cに挿入されていない状態で、ナット70のネジ孔68とボルト64とを螺合させて、ナット70を締めても、図9Bに示すように、ナット70の姿勢が保持されてないので、ナット70が傾いてしまう。したがって、ワイヤボビン24をボルト64に取り付けることができない。
このように、本実施の形態によれば、ワイヤ放電加工機10に対してワイヤボビン24を正しく固定することができるとともに、ワイヤ放電加工の取り付け作業の効率化を図ることができる。
次に、ワイヤ放電加工機10からワイヤボビン24を取り外す場合について、図8、図10および図11を参照しながら説明する。
先ず、図8に示す取付状態において、作業者は、図10に示す白抜きの矢印の回転方向(ナット70を緩める方向)にナット70を回転させると、テーパ部74が挿入孔24cから離間するので、ナット70を傾けることができる。
次に、作業者は、ナット70の貫通孔72の軸芯と、ボルト64の軸芯とが略平行するように、ナット70を傾けた状態で、ナット70をワイヤボビン24から離間させる。これにより、ナット70は、図11に示すように、ボルト64から引き抜かれる。この結果、ワイヤボビン24は、X軸方向に対する固定状態から解放される。
次に、作業者は、ワイヤボビン24をテーパ部66から離間させ、ワイヤボビン24をボルト64から引き抜く。これにより、ワイヤ放電加工機10からワイヤボビン24が取り外される。
[ワイヤボビンの固定構造および固定方法の効果]
以上説明した本実施の形態のワイヤボビン24の固定構造および固定方法の効果について、図12〜図14に示す比較例と対比して説明する。
図12および図13は、第1比較例の説明図である。なお、図2〜図10で説明した本実施の形態のワイヤボビン24の固定構造および固定方法と同じ構成要素については、同じ参照符号を付けて、詳細な説明を省略し、以下同様とする。図12および図13の第1比較例は、貫通孔72を有しないナット80を用いてボルト64と螺合させる点で、本実施の形態のワイヤボビン24の固定構造および固定方法とは異なる。
図12に示すように、第1比較例では、ナット80に貫通孔72が形成されていないため、作業者は、ワイヤボビン24から突出するボルト64の他端にナット80のネジ孔68を螺合させ、ボルト64の他端側におけるワイヤボビン24の近傍の位置まで、ナット80を回してワイヤボビン24を固定させる必要がある。すなわち、第1比較例の場合、ボルト64の他端側のうち、ワイヤボビン24の固定に寄与しない部分に対してもナット80を回す必要がある。また、第1比較例では、ワイヤボビン24を取り外す際には、ボルト64におけるワイヤボビン24の位置から他端までナット80を回す必要がある。したがって、第1比較例では、ワイヤボビン24の脱着作業に時間がかかる。
さらに、図13のように、ワイヤボビン24に巻回されるワイヤ電極12の全長が短い(ワイヤ電極12の重量が小さい)ため、ワイヤボビン24のX軸方向の全長L(図2B参照)が短い場合には、ワイヤボビン24から突出するボルト64の他端側の突出長が大きくなる。これにより、ボルト64の他端側のうち、ワイヤボビン24の固定に寄与しない部分がさらに長くなるので、ナット80をより多く回す必要があり、ワイヤボビン24の脱着作業の時間が一層長くなる。
図14は、第2比較例の説明図である。第2比較例は、ボルト64の軸芯とワイヤボビン24の挿入孔24cの軸芯とがずれ、ボルト64に対してワイヤボビン24が偏心した状態で支持されている場合に、ボルト64の他端側をナット80のネジ孔68で螺合させ、ワイヤボビン24を固定した場合を図示している。したがって、第2変形例では、回転軸60、規制部材62、テーパ部66およびボルト64の各軸芯に対して、ワイヤボビン24の軸芯がずれている偏心状態で、ワイヤボビン24が規制部材62とナット80との間で固定される。
つまり、ワイヤボビン24の挿入孔24cの軸芯と、ナット80のネジ孔68の軸芯とが偏心状態でも、作業者がボルト64に対してナット80を回せば、ワイヤ放電加工機10にワイヤボビン24を固定可能である。作業者は、偏心状態でワイヤボビン24が固定されていることに気付かない可能性がある。この結果、加工対象物に対するワイヤ放電加工の際、ワイヤボビン24からのワイヤ電極12の引き出しが滑らかでなくなり、加工対象物に対するワイヤ放電加工が不安定になる可能性がある。また、このような状態では、ワイヤボビン24の回転に伴ってナット80が緩む可能性がある。そのため、作業者は、ワイヤ放電加工を中断して、ナット80を締め直す必要がある。この結果、ワイヤ放電加工の作業効率が低下する。
これに対して、本実施の形態のワイヤボビン24の固定構造および固定方法では、図4〜図11で説明した構造および方法を採用することにより、ワイヤ放電加工機10に対してワイヤボビン24を速やかに固定することができ、取り付け作業の時間を短縮することができる。また、取り外し作業の時間も短縮することができる。さらに、X軸方向の全長Lが短いワイヤボビン24に対しても、短時間でワイヤボビン24の脱着作業を行うことができる。さらに、ワイヤ放電加工機10に対してワイヤボビン24を正しく固定することができるとともに、ワイヤ放電加工の作業効率の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、テーパ部66を設けるようにしたが、テーパ部66を設けなくてもよい。この場合であっても、規制部材62とナット70に設けられたテーパ部74とによって、ボルト64の軸芯とワイヤボビン24の軸芯(挿入孔24cの軸芯)とを略一致させることができる。
[実施の形態から得られる技術的思想]
上記の実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
ワイヤボビン(24)を回転可能に支持するために、ワイヤボビン(24)に形成された挿入孔(24c)に挿入されるボルト(64)と、ボルト(64)の一端側に設けられ、ボルト(64)の一端側へのワイヤボビン(24)の移動を規制する規制部材(62)と、ボルト(64)と螺合するネジ孔(68)を有するナット(70)と、を備え、挿入孔(24c)にボルト(64)が挿入された状態で、規制部材(62)およびナット(70)により、ワイヤボビン(24)を、ボルト(64)の軸方向への移動が不能、かつ、回転可能にワイヤ放電加工機(10)に固定するワイヤボビン(24)の固定構造であって、ナット(70)は、ネジ孔(68)の一部が残存するようにネジ孔(68)の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、ボルト(64)の外径(D1)より大きい内径(D2)を有する貫通孔(72)と、ワイヤボビン(24)に対向するナット(70)の端部に形成され、一部が挿入孔(24c)に挿入されるテーパ部(74)と、を有する。
これにより、ワイヤ放電加工機(10)に対してワイヤボビン(24)を速やかに脱着することができる。また、ボルト(64)の軸芯とワイヤボビン(24)の挿入孔(24c)の軸芯とを略一致させた状態で、ボルト(64)とナット(70)とを螺合させて、ワイヤ放電加工機(10)にワイヤボビン(24)を正しく固定することができる。
上記のワイヤボビン(24)の固定構造において、規制部材(62)のボルト(64)の軸上に、一部が挿入孔(24c)に挿入される他のテーパ部(66)が設けられてもよい。これにより、ワイヤボビン(24)は、規制部材(62)側のテーパ部(66)と、ナット(70)のテーパ部(74)とによって、ボルト(64)の軸芯とワイヤボビン(24)の挿入孔(24c)の軸芯とを精度よく一致させることができる。
10…ワイヤ放電加工機 12…ワイヤ電極
14…加工機本体 24…ワイヤボビン
24a…円筒部 24b…フランジ部
24c…挿入孔 24d…支持部
24e…リング部 26…トルクモータ
60…回転軸 62…規制部材
64…ボルト 66、74…テーパ部
68…ネジ孔 70…ナット
72…貫通孔

Claims (4)

  1. ワイヤボビンを回転可能に支持するために、前記ワイヤボビンに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、
    前記ボルトの一端側に設けられ、前記ボルトの一端側への前記ワイヤボビンの移動を規制する規制部材と、
    前記ボルトと螺合するネジ孔を有するナットと、
    を備え、
    前記挿入孔に前記ボルトが挿入された状態で、前記規制部材および前記ナットにより、前記ワイヤボビンを、前記ボルトの軸方向への移動が不能、かつ、回転可能にワイヤ放電加工機に固定するワイヤボビンの固定構造であって、
    前記ナットは、
    前記ネジ孔の一部が残存するように前記ネジ孔の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、前記ボルトの外径より大きい内径を有する貫通孔と、
    前記ワイヤボビンに対向する前記ナットの端部に形成され、一部が前記挿入孔に挿入されるテーパ部と、
    を有する、ワイヤボビンの固定構造。
  2. 請求項1に記載のワイヤボビンの固定構造であって、
    前記規制部材の前記ボルトの軸上に、一部が前記挿入孔に挿入される他のテーパ部が設けられている、ワイヤボビンの固定構造。
  3. ワイヤボビンを回転可能に支持するために、前記ワイヤボビンに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、前記ボルトの一端側に設けられ、前記ボルトの一端側への前記ワイヤボビンの移動を規制する規制部材と、前記ボルトと螺合するネジ孔を有するナットと、を用いて、前記ワイヤボビンを、前記ボルトの軸方向への移動が不能、かつ、回転可能にワイヤ放電加工機に固定するワイヤボビンの固定方法であって、
    前記ナットは、前記ネジ孔の一部が残存するように前記ネジ孔の軸芯に対して傾斜して形成され、かつ、前記ボルトの外径より大きい内径を有する貫通孔と、前記ワイヤボビンに対向する前記ナットの端部に形成され、一部が前記挿入孔に挿入されるテーパ部と、を有し、
    前記挿入孔に前記ボルトを挿入して、前記ワイヤボビンを前記規制部材に当接させるステップと、
    前記貫通孔の軸芯が前記ボルトの軸芯と略一致するように前記ナットを傾けた状態で前記貫通孔に前記ボルトを挿入して、前記ナットを前記ワイヤボビンに近接させるステップと、
    前記ネジ孔の軸芯と前記ボルトの軸芯とが略一致するように前記ナットの傾きを戻すステップと、
    前記ナットを回転させて、前記テーパ部の一部を前記挿入孔に挿入させるステップと、
    を含む、ワイヤボビンの固定方法。
  4. 請求項3に記載のワイヤボビンの固定方法であって、
    前記ワイヤボビンを前記規制部材に当接させるステップでは、前記規制部材の前記ボルトの軸上に設けられた他のテーパ部に前記ワイヤボビンを当接させて、前記他のテーパ部の一部を前記挿入孔に挿入させる、ワイヤボビンの固定方法。
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