JP2016161130A - スピードナット。 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な費用で スピードナットを目的とする。【解決手段】本発明のナットは規格品のナットを利用することに特徴がある。ナットの軸心に対して所要寸法傾斜して、ボルトが丁度通る貫通孔を有していることに特徴がある。ナットはボルト挿入時抵抗なく貫通孔より斜め状態で直進可能でナット底部の押し圧座面の傾斜先端部が、被締め付け部材に接触するとナットが締め付け部材と並行になる動きをする、その時ボルトのネジ山にナットの対角線2点の雌螺子が接触する、その時点では接するだけであるがナットを増す締め回転させるとナットの雌螺子とボルトのネジ山が噛み合いねじ込まれて強固に締め付けられる。【選択図】図4
Description
本発明は、複数個の被締着部材を、ボルトの僅かな旋回操作によって簡易かつ迅速に締結状態とすることのできるスピードナットに関する。
従来ナットに対するボルトの締着を、簡易な螺回操作で得られるようにしたものとして。図6および図7の如きものが知られている。これらのナットは、図示したように、ケースa1の上部に貫設したボルト挿入孔b1の内側に、当該ボルト挿入孔bへ向け内径が縮小するテーパー状の内周壁部c1に沿ったテーパー外表面d1を設け、かつ中心孔壁にネジ状凹凸部e1を形成した複数個の割ナットf、f・・・・を用意し、これを前記ケースa1内に配設した弾性体gによって、上記テーパー状とした内周壁部c1に当接するように付勢させたものである。尚、同上図において、hはボルトを示し、i,j,は夫々被締着部材を示している。
しかし、上記従来のナットのように、ケースa1内周壁部c1と複数個の割ナットf・・・の外表面d1とを、その各テーパー が整合するように形成したり、また上記各割ナットを複数個形成しなければならず、生産性が悪く、製造コストも高価となる。
本発明は、上記従来技術が有するこのような問題に鑑み、ボルトによる締め付け操作が簡単迅速に行えるだけでなく数少なく、高い精度を要求されない部材で構成でき、しかも緩みなく堅牢な締め付けが出来るものを、簡潔な構成により安価に提供しようとするのが、目的である。
本発明のナットは規格品のナットを利用することに特徴がある。ナットの軸心に対して所要寸法傾斜して、ボルトが丁度通る貫通孔を有していることに特徴がある。ナットはボルト挿入時抵抗なく貫通孔より斜め状態で直進可能で、ナット底部の押し圧座面の傾斜先端部が、被締め付け部材に接触するとナットが締め付け部材と並行になる動きをする、その時ボルトのネジ山にナットの対角線2点の雌螺子が接触する、その時点では接するだけであるがナットを増す締め回転させるとナットの雌螺子とボルトのネジ山が噛み合いねじ込まれて強固に締め付けられる。
請求項2の特徴は該ナットと爪付座金とをコイルスプリングで連結すると、木痩せに対応して自動で隙間を埋め、地震などの振動で強固に締め付けることを特徴とする、従来木造住宅の連結金具の代表として羽子板金具が多用されている。この部材のナットの部分に本考案の爪付座金付ナットを使用した場合、ナット締め付けの時座金の爪部が梁などの構造材にめり込み強固に固定され、経年変化で木痩せが生じて、ナットに緩みが生じた時バネ力で、しゃく取り虫の様な動きで隙間をうめる。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全になるであろうまた実施するための異なる形態の説明に当たって同一構成部品は同じ符号を符して重複する説明は省略する。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図4は本発明のナットをボルトに挿入時の図でその後の作用を解説する、
本発明のナットは規格品のナットを利用することに特徴がある。ナットの軸心に対して所要寸法傾斜して、ボルトが丁度通る貫通孔13を有していることに特徴がある。ナットはボルト挿入時抵抗なく貫通孔より斜め状態で直進可能でナット底部の押し圧座面の傾斜先端部15が、被締め付け部材16に接触するとナットが締め付け部材と並行になる動きをする、その時ボルトのネジ山にナットの対角線2点の11と12の雌螺子が接触する、その時点では接するだけであるがナットを増す締め回転させるとナットの雌螺子とボルトのネジ山が噛み合いねじ込まれて強固に締め付けられる。
本発明のナットは規格品のナットを利用することに特徴がある。ナットの軸心に対して所要寸法傾斜して、ボルトが丁度通る貫通孔13を有していることに特徴がある。ナットはボルト挿入時抵抗なく貫通孔より斜め状態で直進可能でナット底部の押し圧座面の傾斜先端部15が、被締め付け部材16に接触するとナットが締め付け部材と並行になる動きをする、その時ボルトのネジ山にナットの対角線2点の11と12の雌螺子が接触する、その時点では接するだけであるがナットを増す締め回転させるとナットの雌螺子とボルトのネジ山が噛み合いねじ込まれて強固に締め付けられる。
該ナット30と爪付座金32とをコイルスプリング31で連結すると、木痩せに対応して自動で隙間を埋め、地震などの振動で強固に締め付けることを特徴とする、従来木造住宅の連結金具の代表として羽子板金具36が多用されている。この部材のナットの部分に本考案の爪付座金付ナットを使用した場合、ナット締め付けの時座金の爪部35が梁などの構造材にめり込み強固に固定され、経年変化で木痩せが生じて、ナットに緩みが生じた時バネ力31で、しゃく取り虫の様な動きで隙間をうめる。
1個の部品でスピードナット、を提供する。着痩せに対応した緩み止めナットを提供する。
10 ナット
11 雌ねじ部
12 雌ねじ部
13 貫通孔
14 ボルト
15 先端部
30 溝付ナット
31 バネ
32 爪付座金
33 溝部
34 バネ固定用爪
35 座金固定用爪
36 羽子板金具
37 釘
38 木材 39 木材
a ケース
b 挿入孔
c 壁部
d 外表面
e 凹凸部
f 割ナット
g 弾性体
h ボルト
i 被締着部材
j 被締着部材
11 雌ねじ部
12 雌ねじ部
13 貫通孔
14 ボルト
15 先端部
30 溝付ナット
31 バネ
32 爪付座金
33 溝部
34 バネ固定用爪
35 座金固定用爪
36 羽子板金具
37 釘
38 木材 39 木材
a ケース
b 挿入孔
c 壁部
d 外表面
e 凹凸部
f 割ナット
g 弾性体
h ボルト
i 被締着部材
j 被締着部材
Claims (2)
- 規格品ナットの軸心に対して所要寸法傾斜してボルトの外径が丁度通る貫通孔を有した、スピードナット。
- 該ナットと爪付座金とをコイルスプリングで連結すると、木痩せに対応して自動で隙間を埋め、地震などの振動で強固に締め付けることを特徴とする、請求項1記載のスピードナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058662A JP2016161130A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | スピードナット。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058662A JP2016161130A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | スピードナット。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016161130A true JP2016161130A (ja) | 2016-09-05 |
Family
ID=56844686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015058662A Pending JP2016161130A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | スピードナット。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016161130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3375741A1 (en) | 2017-03-17 | 2018-09-19 | Fanuc Corporation | Fixing structure of wire bobbin and fixing method of the same |
US11879493B2 (en) | 2019-05-29 | 2024-01-23 | Gordian Enterprises Inc. | Split nut |
-
2015
- 2015-03-04 JP JP2015058662A patent/JP2016161130A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3375741A1 (en) | 2017-03-17 | 2018-09-19 | Fanuc Corporation | Fixing structure of wire bobbin and fixing method of the same |
CN108620696A (zh) * | 2017-03-17 | 2018-10-09 | 发那科株式会社 | 线轴的固定构造以及固定方法 |
KR20190068508A (ko) * | 2017-03-17 | 2019-06-18 | 화낙 코퍼레이션 | 와이어 보빈의 고정 구조 및 고정 방법 |
US10328510B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-06-25 | Fanuc Corporation | Fixing structure of wire bobbin and fixing method of the same |
KR102165968B1 (ko) * | 2017-03-17 | 2020-10-15 | 화낙 코퍼레이션 | 와이어 보빈의 고정 구조 및 고정 방법 |
US11879493B2 (en) | 2019-05-29 | 2024-01-23 | Gordian Enterprises Inc. | Split nut |
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