JP6403561B2 - レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器に関する。
デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられているレンズ鏡筒は、フォーカシング等に際してレンズ群を保持したレンズ保持部材(レンズ保持枠)を回転筒(カム筒)の回転によって光軸方向(撮影光学系の光軸方向)に移動させる機構を有する。
この機構では、カム溝を有するカム筒と、光軸方向に平行な縦溝(直進溝)を有する案内筒(固定筒)と、それら両方の溝に係合するカムフォロワとが用いられている。カムフォロワはレンズ保持枠にねじ等によって固定されており、カム筒の回転によるカムフォロワの光軸方向への移動に伴い、レンズ保持枠が光軸方向に移動する。
レンズ保持枠をカム溝に沿って高精度に移動させるためにはカムフォロワをレンズ保持枠の定まった位置にズレなく安定して固定することが重要になる。光学機器が環境変化や衝撃を加えられたり、レンズ保持枠の質量が大きかったりしても係合がずれないようにするためには、カムフォロワのレンズ保持枠に対する固定力を高める工夫(ネジ掛かりを増やす等)が必要になる。
これに対し、特許文献1は、ねじとナットを使用してカムフォロワをカム筒等に精度よく固定する際に、カムフォロワを保持する部材の弾性変形による付勢力を利用する技術を開示している。
特開平11−305103号公報
カムフォロワの固定力の向上のためにネジ掛かりを増やすとすると、カムフォロワやレンズ保持枠の肉厚を増す必要がある。しかしながら、上記特許文献1では、ネジ掛かりを増やして固定力を向上させることについて記載はない。
本発明は、省スペースでカムフォロワのレンズ保持枠に対する固定力を高め、温度や湿度変化に対しての耐環境性能や耐衝撃性能に優れたレンズ鏡筒及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズを保持し、ねじおよびナットにより外周部にカムフォロワが取り付けられたレンズ保持枠と、カムフォロワが嵌まる溝部を有する筒部材とを有し、溝部によりレンズ保持枠の位置を規定するレンズ鏡筒であって、外周部のカムフォロワが取り付けられる箇所には、ナットが嵌まる穴部と、カムフォロワの底面が当接する有底の凹部と、が形成されており、ナットの軸方向端面部が凹部より突出しカムフォロワの内周部に嵌まっていることを特徴とする。
本発明によれば、省スペースでカムフォロワのレンズ保持枠に対する固定力を高め、温度や湿度変化に対しての耐環境性能や耐衝撃性能に優れたレンズ鏡筒及びそれを有する光学機器を提供することができる。
第1実施形態に係る交換レンズ鏡筒の構成を示す断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の部分拡大図である。 第1実施形態に係るレンズ鏡筒に用いられるカムフォロワを示す図である。 第1実施形態に係るレンズ鏡筒におけるレンズ保持枠とズーム操作環の展開図である。 第1実施形態に係るレンズ保持枠とカムフォロワとの関係を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係るレンズ鏡筒の主要部品を示す斜視図である。 第1実施形態に係るレンズ鏡筒の主要部品を示す斜視図である。 第1実施形態に係るレンズ鏡筒の主要部品を示す斜視図である。 第1実施形態に係るカムフォロワの構成と固定方法を示す断面図および分解図である。 第1実施形態に係るカムフォロワの構成と固定方法を示す別の断面図および分解図である。 第1実施形態に係るカムフォロワを固定した後の状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。本発明は、レンズ一体型のデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(光学機器)のレンズ鏡筒に適用可能であるが、交換レンズ鏡筒の例を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡筒を適用可能な交換レンズ鏡筒の構成を示す断面図である。図1に示すレンズ鏡筒内には、撮影光学系を構成する第1レンズ群L1、第2レンズ群L3、第3レンズ群L3および第4レンズ群L4が保持されている。さらに、このレンズ鏡筒は、マウント1と、レンズ保持枠5と、筒部材であるベース筒2、案内筒(固定筒)3、カム筒(回転筒)4、フォーカス駆動筒8およびズーム操作環9と、フォーカスモーターユニット13とを有する。
第1、第2および第3レンズ群L1、L2およびL3は光軸方向に移動して変倍を行い、第4レンズ群L4は、光軸方向に移動して焦点調節を行う。案内筒3はベース筒2に対して光軸方向および光軸を中心とした周方向において固定されている。カム筒4は案内筒3の内周に配置され、不図示のバヨネット機構により、案内筒3に対して周方向に回転可能で光軸方向には移動しないように保持されている。レンズ保持枠5は、案内筒3の外周にあり、第1レンズ群L1を保持する。レンズ保持枠5にはカムフォロワ6および7がそれぞれ、ねじ(締結部材)11および12により取り付けられている。カムフォロワ7はカムフォロワ6に対して光軸方向に並んだ位置(近接または隣り合う位置)に、カムフォロワ6と対をなして取り付けられている。フォーカス駆動筒8には、その周方向に等間隔な3つの位相に、光軸方向に延びる駆動溝部が設けられている。ズーム操作環9は、レンズ保持枠5よりさらに外周に取り付けられ、案内筒3の外周に案内筒3に対して周方向に回転可能に取り付けられている。ズーム操作環9は、そのバヨネット爪9cと案内筒3に設けられた周方向の直進溝部3bとがバヨネット結合することで、案内筒3に対して光軸方向の移動が阻止されつつ周方向への所定回転量の回転が許容されて保持される。フォーカスモーターユニット13は、その出力キー(不図示)がフォーカス駆動筒8の一部と係合している。
図2は、図1に示すレンズ保持枠5、案内筒3およびカム筒4に対するカムフォロワ6および7の取り付け部の断面図である。この図を用いて、まず、第1〜第4レンズ群の保持される構成と各レンズ群の移動の仕方を説明する。案内筒3には、第1〜第3レンズ群L1〜L3をそれぞれ光軸方向にガイドするための直進溝部3a、3bおよび3c(ただし、3bおよび3cは不図示)が設けられている。直進溝部3a、3bおよび3cはそれぞれ、案内筒3における光軸を中心とした周方向に等間隔な3つの位相(計9位相)に設けられている。カム筒4には、その回転によって第1〜第4レンズ群L1〜L4をそれぞれ光軸方向に移動させるためのカム溝部4a、4b、4cおよび4dが設けられている(ただし、4b、4cおよび4dは不図示)。カム溝部4a、4b、4cおよび4dはそれぞれ、カム筒4における周方向に等間隔な3つの位相(計12位相)に設けられている。カム溝部4aは、底部4a−1を有する有底カム溝として形成されている。
カムフォロワ6および7は、図3に示す概略図のような構成をしている。カムフォロワ6は、金属からなる芯材部6aと、芯材部6aの外周に配置された樹脂からなるカラー部6bとで構成されている。芯材部6aは、フランジ部6a−1を備え、カラー部6bは、径の異なる第1の外周部6b−1および第2の外周部6b−2を備えている。カムフォロワ7も同様に金属からなる芯材部7aと、樹脂からなるカラー部7bとで構成され、芯材部7aはフランジ部7a−1を備えている。
カムフォロワ6は、案内筒3の直進溝部3aとカム筒4のカム溝部4aとに係合している。カムフォロワ7は、案内筒3の直進溝部3aに係合している。この構成により、第1レンズ群L1は、案内筒3に対して光軸方向には移動可能で、周方向には回転不能に保持されている。なお、案内筒3には、周方向における等間隔な3つの位相に、一対ずつのカムフォロワ6および7が取り付けられている。
さらに、図2において不図示であるが、カム筒4の内周には、第2および第3レンズ群L2およびL3が配置されている。第2レンズ群L2のレンズ保持枠に設けられたカムフォロワは、案内筒3の直進溝部3bとカム筒4のカム溝部4bとに係合し、第3レンズ群L3のレンズ保持枠に設けられたカムフォロワは、案内筒3の直進溝部3cとカム筒4のカム溝部4cとに係合している。この構成により、第2および第3レンズ群L2およびL3は、案内筒3に対して光軸方向に移動可能で周方向には回転不能に保持される。そして、第4レンズ群L4のレンズ保持枠に設けられたカムフォロワがフォーカス駆動筒8の駆動溝部とカム筒4のカム溝部4dとに係合している。このため、フォーカスモーターユニット13によりフォーカス駆動筒8が周方向に回転されると、第4レンズ群L4はフォーカス駆動筒8の駆動溝部によって周方向に回転させられながら、カム溝部4dのリフトによって光軸方向に移動される。
つぎに、カムフォロワ6および7のレンズ保持枠5に対する取り付け構造を図2により説明する。カムフォロワ6の第1の外周部6b−1は案内筒3の直進溝部3aに係合し、第2の外周部6b−2はカム筒4のカム溝部4aに係合する。第2の外周部6b−2の外径は、第1の外周部6b−1の外径よりも若干小さく設定されている。フランジ部6a−1は、レンズ保持枠5の座面に当接し、レンズ保持枠5の穴部5aに挿入されたねじ11の軸部11aの雄ネジ部11bと芯材部6aの内周の雌ネジとが螺合することでカムフォロワ6がレンズ保持枠5に取り付けられる。他方、カムフォロワ7のカラー部7bは案内筒3の直進溝部3aに係合する。フランジ部7a−1は、レンズ保持枠5の座面に当接し、レンズ保持枠5の穴部5bに挿入されたねじ12の軸部12aの雄ネジ部12bと芯材部7aの内周の雌ネジとが螺合することでカムフォロワ7がレンズ保持枠5に取り付けられる。
レンズ保持枠5とズーム操作環9との係合の仕方について、図4および図5を用いて説明する。図4(A)はレンズ保持枠5を周方向に展開した図であり、図4(B)はズーム操作環9を周方向に展開した図である。図5は、レンズ保持枠5に対してカムフォロワ6、7および10を取り付けた様子を示している。図4(B)に示すようにズーム操作環9の内周には、周方向の6つの位相それぞれにカム溝部9aが設けられており、カム溝部9aの後端部(像側の端部)には貫通部9bが設けられている。これらのカム溝部9aには、図5に示すレンズ保持枠5の外周面に設けられた6つのカムフォロワ10がそれぞれ係合している。この構成により、ユーザがズーム操作環9を回転操作することで、第1〜第4レンズ群L1〜L4が光軸方向に移動して変倍が行われる。また、フォーカスモーターユニット13が駆動されることで、第4レンズ群L4が周方向に回転しながら光軸方向に移動してフォーカシングが行われる。
カムフォロワ6、7および10の位置調整について図4(A)および図5により説明する。図4(A)に示すように、レンズ保持枠5には、周方向の3つの位相に配置された穴部5a−1、5a−2および5a−3が設けられている。穴部5a−1には、3つの位相に配置された各カムフォロワ6のうち第1の位相に配置されたカムフォロワ6がねじ11により取り付けられる。穴部5a−1の内径は、ねじ11の軸部11aの外径と同じ(嵌合または軽い圧入状態となる径関係)である円形穴として形成されている。このため、ねじ11の軸部11aが穴部5a−1に嵌まる(または軽圧入される)ことで、第1の位相に配置されたカムフォロワ6のレンズ保持枠5に対する光軸方向および周方向での変位が阻止され、これらの方向での位置決めがなされる。
他方、穴部5a−2および5a−3には、第2および第3の位相に配置されたカムフォロワ6がねじ11により取り付けられる。穴部5a−2および穴部5a−3は、光軸方向の幅がねじ11の軸部11aの外径と同じ(嵌合または軽い圧入状態となる径関係)であるとともに、周方向の幅が軸部11aの外径より大きい長穴として形成されている。このため、ねじ11の軸部11aが穴部5a−2または5a−3に嵌まることで、第2および第3の位相に配置されたカムフォロワ6のレンズ保持枠5に対する光軸方向での位置決めがなされる。一方、ねじ11の締め込み前においてはカムフォロワ6の周方向での変位が許容され、この方向での位置調節が可能となる。
同様に、周方向の3つの位相に配置された穴部5b−1、5b−2および5b−3には、カムフォロワ6と対をなすカムフォロワ7がねじ12により取り付けられる。穴部5b−1、5b−2および5b−3は、光軸方向の幅がねじ12の軸部12aの外径と同じ(嵌合または軽い圧入状態となる径関係)であるとともに、周方向の幅が軸部12aの外径より大きい長穴として形成されている。このため、ねじ12の軸部12aが穴部5b−1,5b−2,5b−3に挿入されることで、カムフォロワ7のレンズ保持枠5に対する光軸方向での位置決めがなされる。一方、ねじ12の締め込み前においてはカムフォロワ7の周方向での変位が許容され、この方向での位置調節が可能となる。
カムフォロワ10の構成を図9(A)および(B)により説明する。図9(A)は、レンズ保持枠5に設けられた凹部5c−1〜5c−6にカムフォロワ10を取り付けた状態の光軸と平行な断面図を示している。図9(B)は、ねじ15、ナット14およびカムフォロワ10の構成を示している。図9(A)に示すようにカムフォロワ10は、金属からなる芯材部10bと、芯材部10bの外周に配置された樹脂からなるカラー部で構成されている。このカラー部は、第1の外周部10a−1および第2の外周部10a−2を備える。さらに図9(B)に示すように芯材部10bは、外周部10b−1、第1の内周部10b−2、第2の内周部10b−3、座面10b−4および底面10b−5を備える。また、カラー部は第1の内周部10a−3、第2の内周部10a−4および座面10a−5を備える。
外周部10b−1と第1の内周部10a−3はほぼ同径であり、カラー部と芯材部10bとを組み合わせる際、外周部10b−1と内周部10a−3とが嵌合するようになっている。第1の内周部10b−2は、ねじ15の頭部15aより径大となっており、第2の内周部10b−3は、ねじ15の雄ねじを有する軸部15bの外径より径大となっている。座面10b−4は、ねじ15の頭部15aが当接する面であり、底面10b−5は座面10a−5と当接している。第1の外周部10a−1は、レンズ保持枠5に対するカムフォロワ10の取り付け位置を規定する。第2の外周部10a−2は、ズーム操作環9のカム溝部9aに嵌り、レンズ保持枠5をカムに沿って駆動させる。第2の内周部10a−4は、ナット14の軸部14bの外径より径大となっている。
図4(A)に示すように、レンズ保持枠5における周方向の6箇所には、カムフォロワ10を受ける凹部5c−1〜5c−6と穴部5d−1〜5d−6とが設けられている。このうち凹部5c−1は、その内径がカムフォロワ10の第1の外周部10a−1と同じ(嵌合状態となる径関係)である円形凹部として形成されている。一方、凹部5c−2〜5c−6は、その光軸方向の幅がカムフォロワ10の第1の外周部10a−1と同じ(嵌合状態となる径関係)であるとともに、周方向の幅がカムフォロワ10の第1の外周部10a−1より大きい長円形状の凹部として形成されている。したがって、穴部5d−1に軸部14bを挿入し、貫通部9を通して外周側からカムフォロワ10を凹部5c−1に配置し、ねじ15により取り付けると、カムフォロワ10のレンズ保持枠5に対する光軸方向および周方向での位置決めがなされる。これに対して、カムフォロワ10を同様にして凹部5c−2〜5c−6に配置するときには、カムフォロワ10のレンズ保持枠5に対する光軸方向での位置決めがなされる一方、ねじ15の締め込み前には周方向での位置調節が可能となる。
図6は、レンズ保持枠5が案内筒3に組み付けられた状態を示している。図7は、図6からレンズ保持枠5のみを省いた構成を示し、図8は、図7から案内筒3を省いた構成を示している。図7に示すように、レンズ保持枠5を組み付ける前にカムフォロワ6および7を3つの位相のすべてセットしておく。ここにいうセットは、カムフォロワ6を直進溝部3aとカム溝部4aとの交点に挿入し、カムフォロワ7を直進溝部3aに挿入することである。このとき、図2に示したように、カム溝部4aがカム筒4の内周側に底部4a−1を有する有底溝になっており、カムフォロワ6はカム筒4の内側に落ち込むことはない。また、カムフォロワ7は、カム溝部4aが存在しない位置に挿入することになるが、カム溝部4aの奥まで差し込んでもカム筒4の外表面4e−1に突き当たるため、カム筒4の内側に落ち込むことがない。このとき、カムフォロワ6および7のカラー部6bおよび7bの外径を僅かに直進溝部3aまたはカム溝部4aの幅よりも大きくすることが望ましい。このことは、光学係の保持精度の向上に寄与するとともに、組み込みの際にもカムフォロワが仮保持し易くなる効果を奏する。
カムフォロワ6,7を3つの位相にセットした後、レンズ保持枠5を像側から案内筒3に向かって挿入し、カムフォロワ6をねじ11で固定できる位置で止める。このとき、最初に図4(A)に示すレンズ保持枠5の穴部5a−1および5b−1の位置にあるカムフォロワ6および7をそれぞれ、ねじ11および12で固定する。次に、穴部5a−2および5a−3の位置にあるカムフォロワ6をねじ11で固定する。続いて、穴部5b−1〜5b−3の位置にあるカムフォロワ7をねじ12で固定する。
カムフォロワ6および7をレンズ保持枠5に取り付ける際に、レンズ保持枠5の円筒中心軸と案内筒3の円筒中心軸とを揃えて保持しておくことが重要である。その方法としては、精度良く作成した工具で互いの円筒中心軸が揃う位置に保持したり、レンズ保持枠5と案内筒3とが嵌合する径設定にしておいたりすればよい。例えば、図5のように、レンズ保持枠5の内周における周方向複数箇所に嵌合突起5eを設け、嵌合突起5eと案内筒3の外周面3eとを嵌合してから、カムフォロワ6および7をねじ締めする方法がある。
3つの直進溝部3aや3つのカム溝部4aに製造誤差がある場合にも、穴部5a−2および5a−3は周方向に長い長穴形状を有するため、3つの位相のいずれにおいても直進溝部3aとカム溝部4aの交点でカムフォロワ6が固定されることになる。この上で、穴部5b−1〜5b−3に対してカムフォロワ7をねじ締めすると、穴部5b−1〜5b−3も周方向に長い長穴形状を有するため、3つの直進溝部3aに製造誤差がある場合にもそれに応じた位置でカムフォロワ7を固定できる。
カムフォロワ6は、ねじ締め固定時にレンズ保持枠5に対してねじ11とともに回転しようとする。このとき、カムフォロワ6のフランジ部6a−1が矩形形状を有するため、フランジ部6a−1が図5に示すレンズ保持枠5の座面を囲む内面5f−1〜5f−3(5f−2および5f−3は不図示)に突き当たることで回転は止まる。カムフォロワ7についても同様であり、ねじ締め固定時にレンズ保持枠5に対してねじ12とともに回転しようとする。このとき、カムフォロワ7のフランジ部7a−1が矩形形状を有するため、フランジ部7a−1が図5に示すレンズ保持枠5の座面を囲む内面5f−1〜5f−3(5f−2および5f−3は不図示)に突き当たることで回転は止まる。
カムフォロワ6および7はそれぞれ、カラー部6bおよび7bが円筒形状を有する。このため、ねじ締め固定時にカムフォロワ6および7がねじ11および12とともに回転してカラー部6bおよび7bの中心軸周りで回転しても、直進溝部3aおよびカム溝部4aとカラー部6bおよび7bとの接触関係は変わらない。
なお、本実施形態では、カムフォロワ6および7のフランジ部6a−1および7a−1はカラー部6bおよび7bの中心軸周りに90°回転させても対称な形状をしている。このため、レンズ保持枠5への取り付け時にカムフォロワ6および7の方向を意識する必要がない。
以上のようなレンズ保持枠5に設けられた穴部5a−1などの構成によれば、カムフォロワ6、7、10、レンズ保持枠5、直進溝部3aおよびカム溝部4a等の部品に製造誤差があっても、操作感が低下しないレンズ鏡筒を提供することができる。
次に、カムフォロワ10のレンズ保持枠5への取り付け方の詳細を図9(A)、(B)、図10(A)、(B)および図11により説明する。図10(A)は、図4に示すレンズ保持枠5の凹部5c−1にカムフォロワ10を取り付けた状態を示している。図10(B)は、図4に示すレンズ保持枠5の凹部5c−2〜5c−2にカムフォロワ10を取り付けた状態を示している。図10(A)および(B)はいずれも光軸に直交する断面をそれぞれ示している。図11は、組み付け工程でカムフォロワ10をズーム操作環9の貫通部9bを介してレンズ保持枠5に取り付けた際の斜視図である。
図10(A)に示すように、穴部5d−1に軸部14bが挿入され、第1の外周部10a−1を備えたカムフォロワが凹部5c−1に配置される。そして、ねじ15により取り付けられると、カムフォロワ10のレンズ保持枠5に対する光軸方向および周方向での位置決めがなされる。なお、凹部5c−1の内径は、前述したように第1の外周部10a−1と同じ(嵌合状態となる径関係)である円形凹部として形成されている。
図10(B)は、穴部5d−2〜5d−6に軸部14bを挿入し、第1の外周部10a−1を備えたカムフォロワを凹部5c−2〜5c−6にねじ15により取り付けた状態を示す図である。
図10(B)に示すように、第2の内周部10a−4と軸部14bとの間にはクリアランスYが存在している。これにより、ナット14の軸方向端面部14cを凹部5c−2〜5c−6よりも突出させることができる。ナット14の軸方向端面部14cは、底面10b−5と僅かなクリアランスを確保した位置まで延伸されており、ナット14の軸部14bの高さを、レンズ保持枠5の凹部5cの底面から突出させない場合に比べて高くすることができる。その結果、雌ネジ部14dのネジ有効長を長くすることが可能となる。雌ネジ部14dの有効長を長くできると、雄ねじを有する軸部15bが長いものを使用することができ、ネジの掛かり量を増加させることができる。この構成は、不必要にカムフォロワの高さhを高くしたり、レンズ保持枠5の肉厚を増したりすることはない。
この構成によれば、省スペースでカムフォロワのレンズ保持枠に対する固定力を高め、温度や湿度変化に対しての耐環境性能や耐衝撃性能に優れたレンズ鏡筒を提供することができる。
図10(B)に示すように、凹部5c−2〜5c−6の光軸方向の幅は第1の外周部10a−1と同じ(嵌合状態となる径関係)であるが周方向の幅が第1の外周部10a−1より大きい長円形状の凹部として形成されている。したがって、カムフォロワはレンズ保持枠5の周方向にクリアランスXを有する。
また、芯材部10bの第2の内周部10b−3とねじ15の雄ねじを有する軸部15bは、クリアランスZを有し、芯材部10bの第1の内周部10b−2とねじ15の頭部15aの外径とはクリアランスWを有している。
このようなクリアランスW、X、YおよびZを有する構成によれば、カムフォロワ10の組み付け誤差等があっても、操作感が低下しないレンズ鏡筒を提供することができる。
ここで、変倍時の軸倒れについて説明する。ズーム操作環9は、案内筒3に対して同軸に保持される。また、ズーム操作環9の案内筒3に対する軸倒れは、ズーム操作環9のバヨネット爪9cと案内筒3の直進溝部3bとの関係で決まる。さらに、レンズ保持枠5の案内筒3に対する軸倒れは、これらの組み付け時におけるカムフォロワ6の組み付け状態で決まる。このため、ズーム操作環9とレンズ保持枠5の軸倒れは、部品精度や組み付け精度によりレンズ鏡筒の個体毎に僅かに異なる。
上記のような状態であっても、まず穴部5c−1からねじ締めを行うことで、ズーム操作環9とレンズ保持枠5の周方向での位置関係と光軸方向の位置関係とが決まる。その後、凹部5c―2〜5c−6に対してカムフォロワ10をねじ締めすることで、予め規定されたズーム操作環9とレンズ保持枠5との軸倒れを保った状態でズーム操作環9とレンズ保持枠5とが結合される。
上記のようなクリアランスW、X、YおよびZを有する構成は、変倍時にレンズ保持枠5の軸倒れを極力変化させることのない組み立て状態とすることにも寄与する。
なお、クリアランスW、X、YおよびZの大小関係は、Xが最も小さく設定されている。そのため、カムフォロワ10は、レンズ保持枠5の周方向に調整量Xの範囲内で位置をずらして組んでもクリアランスW、YおよびZを確保している箇所のクリアランスがゼロになることはなく、干渉などが起きない。
また、ねじ15の頭部15aの外径は、カムフォロワ10の第2の内周部10a−4より大きくても、小さくても構わない。ただし、小さくする場合は、ねじ15の締め付けにより芯材部10bが変形しないように剛性を高くしておく必要がある。
本実施形態では、カムフォロワのカラー部は樹脂で形成され、芯材部が金属で形成されているものとして説明した。これは、カラー部を摺動性の良い樹脂で形成するとカム面と樹脂面が摺動することになり、摩擦を減らすことができるためである。また、芯材部を金属で形成すると、樹脂で形成したカラー部を内部の芯材部で補強する効果を持たせることができる。これにより、外部からの衝撃が加わった際などに、樹脂で形成されたカラー部を変形し難くすることができる。また、必ずしもカラー部と芯材部が別部品である必要はなく、金属や強度の高い樹脂材料などの一材料で形成して、カムフォロワとして組み込んでもよい。なお、カラー部と芯材部を一体化させる方法であるが、インサート成型により一体化して作成してもよいし、両者を切削加工で作成して組み合わせるものでもよい。
上記のように、図9(B)および図10(B)に示すようにカムフォロワ10の第1の外周部10a−1と第2の外周部10a−2は、その径の中心軸が同軸であるものとして説明したが、必ずしも同軸である必要はなく偏芯させてあってもよい。その場合、カムフォロワ10を取り付け後に回転させることで、カムフォロワ10を取り付けた部材に意図的に倒れを発生させたり、偏芯させたりすることが可能である。つまり、レンズ群などの僅かな倒れや偏芯を補正するなどの光学調整を行う必要が出た際に有効となる。
本実施形態では、カムフォロワ10をレンズ保持枠5の周方向に6個固定してレンズ保持枠5を駆動させるものとして説明したが、6つである必要はなく、3個以上であればいくつ使用しても本発明を適用できる。
また、本実施形態では、カムフォロワ10の第2の外周部10a−2がズーム操作環9のカム溝部9aに嵌り、カムフォロワ10が取り付けられたレンズ保持枠5が光軸方向に駆動する場合を例に挙げて説明した。しかし、カムフォロワ10の第2の外周部10a−2が嵌る相手が、マウントなどに固定された固定筒などに設けられた穴や溝であり、その穴や溝に嵌合して駆動しない群として保持する構造であっても本発明は適用できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
4 カム筒
5 レンズ保持枠
6,7、10 カムフォロワ
11、12、15 ねじ
14 ナット

Claims (6)

  1. レンズを保持し、ねじおよびナットにより外周部にカムフォロワが取り付けられたレンズ保持枠と、前記カムフォロワが嵌まる溝部を有する筒部材とを有し、前記溝部により前記レンズ保持枠の位置を規定するレンズ鏡筒であって、
    前記外周部の前記カムフォロワが取り付けられる箇所には、前記ナットが嵌まる穴部と、前記カムフォロワの底面が当接する有底の凹部と、が形成されており、
    前記ナットの軸方向端面部が前記凹部より突出し前記カムフォロワの内周部に嵌まっていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記カムフォロワは第一、第二および第三の内周部を備え、前記第一の内周部と前記凹部より突出した前記ナットの軸方向端面部との間にクリアランスを有し、前記第二の内周部と前記ねじの軸部との間にクリアランスを有し、前記第三の内周部と前記ねじの頭部との間にクリアランスを有し、前記カムフォロワの外周部と前記凹部の内周部との間にクリアランスを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記カムフォロワは芯材部と前記芯材部の外周を覆うカラー部とを有し、前記芯材部の座面は前記ねじの座面と当接し、前記芯材部の底面は前記カラー部の座面と当接し、前記カラー部の底面と前記凹部とが当接することを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記カムフォロワは、前記レンズ保持枠の前記外周部における3つ以上の複数の位相に取り付けられており、前記複数の位相のうち1つは、円形の前記穴部を有し、その他の位相は前記外周部の周方向に長い長穴形状の前記穴部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記カムフォロワの前記カラー部は樹脂からなり、前記芯材部は前記カラー部よりも剛性が高い材料からなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。

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