JPH08128513A - 案内機構 - Google Patents

案内機構

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Publication number
JPH08128513A
JPH08128513A JP26505294A JP26505294A JPH08128513A JP H08128513 A JPH08128513 A JP H08128513A JP 26505294 A JP26505294 A JP 26505294A JP 26505294 A JP26505294 A JP 26505294A JP H08128513 A JPH08128513 A JP H08128513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
group
groove
tubular member
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP26505294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Kobayashi
智晶 小林
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP26505294A priority Critical patent/JPH08128513A/ja
Publication of JPH08128513A publication Critical patent/JPH08128513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドライバー等の治具を必要とすることなくピン
の回転防止を行うことができ、その故にネジのネジ込み
によるピンの固定を容易に行いうる案内機構を提供す
る。 【構成】第1群用ローラ軸13の先端には、円盤の両側
部を平行に切り欠いた形状のフランジ部13aが形成さ
れている。第1群用ローラ軸13を直線案内環5の内側
から、直進案内溝5a及び第1群用カム溝6aを通して
第1群用移動枠7のローラ軸取付孔7aに挿入すると、
このフランジ部13aは、直進案内環5の直進案内溝5
a内に入り込む。この第1群用ローラ軸13の基端に形
成されたネジ穴13cには、第1群用移動枠7の外周側
から止めネジ16がねじ込まれる。第1群用ローラ軸1
3には、第1群用ローラ14が嵌装されているので、止
めネジ16をねじ込むことにより、第1群用ローラ軸1
3は第1群用移動枠7に固定される。フランジ部13a
が直進案内溝5a内に入り込んでいるので、止めネジ1
6をねじ込む際に、第1群用ローラ軸13が回転するこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ鏡筒等を構成す
る筒状部材の他の筒状部材に対する移動を案内するため
の案内機構に関し、特に、ピンをネジによって筒状部材
に取り付ける固定構造を有する案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ等の光学機器に用いら
れるレンズ鏡筒は、焦点調節やズーミングを行うため
に、それを構成する筒状部材間で相対進退が可能になる
ように構成されている。そして、例えばカム機構を組込
む場合のように、筒状部材相互間での移動方向を制限し
なければならない場合がある。即ち、カム機構を構成す
る直進筒は固定筒に対して直進方向のみに案内され、カ
ム筒はカムフォロワが植設された筒に対してそのカム溝
によって規制される方向のみに案内される。また、カム
機構がなくても、筒状部材の任意方向への移動が規制さ
れる場合がある。
【0003】このような案内を可能とするために用いら
れる案内機構の一つが、溝とピンとを各筒状部材に設け
てそれらを係合させた案内機構である。このような案内
機構に用いられるピンを筒状部材に固定する手段として
は、機械強度の確保等の理由から、ネジ止め固定が用い
られてきた。そして、このネジ止め固定用のネジのネジ
頭は、作業性を良好にするために、筒状部材の外側に臨
むように配置されていた。
【0004】しかしながら、図4におけるピン20の場
合のように、ピン20を固定すべき筒状部材4が溝5a
が設けられた筒状部材5よりも外側にある場合には、ピ
ン20とネジ16とを別体とする必要がある。即ち、筒
状部材4の内周面に配置したピン20と筒状部材4の外
周面に配置したネジ16との間に筒状部材4を挟み込ん
だ状態にて、これらを相互に螺合させることによってピ
ン20を筒状部材4に固定するのである。
【0005】このように、ピン20とネジ16とを相互
に螺合する構成を採用する場合には、ドライバを用いて
ネジ16をピン20にねじ込む際に、ピン20の回転を
規制しておかなければならない。
【0006】そのため、図4に示す従来の構成において
は、ピン20の先端にスリ割りを設けた。そして、マイ
ナスドライバを筒状部材環5の端部からその内部に挿入
し、その先端をピン20のスリ割りに差し込む。このよ
うにして、ピン20の回転を防止した状態のまま、ネジ
16のネジ込みを行うのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成によると、作業者は両手にドライバを持
ちながら、夫々操作を行わなければならなかった。その
ため、案内機構全体を、作業台等に固定しておかなけれ
ばならなかった。また、ピン20を所定位置にセットし
ながらドライバの先端をスリ割りに差し込むという作業
自体も、困難なものであった。従って、その作業性は非
常に低く、作業効率を悪くしていた。
【0008】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものである。即ち、本発明は、ドライバー等の
治具を必要とすることなくピンの回転防止を行うことが
でき、その故にネジのネジ込みによるピンの固定を容易
に行いうる作業性の良い案内機構を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明に
よる案内機構は、少なくとも、ピンが植設された第1の
筒状部材と、このピンがその中に進入する溝が形成され
るとともに前記第1の筒状部材に対して相対移動可能に
はめ合わされた第2の筒状部材とからなる案内機構にお
いて、前記第1の筒状部材には、その内周面と外周面と
を貫通する貫通孔が形成されており、前記ピンは、ネジ
がその一端に形成され、且つ、前記溝の内壁によって回
転が阻止される形状の突出部がその外周面の前記溝内に
位置する部分に形成されているピン部材と、前記第1の
筒状部材における前記ピン部材が配置されている周面と
は反対側の周面側から前記貫通孔を介して前記ピン部材
のネジに螺合するネジ部材とから構成されていることを
特徴とする(請求項1に対応)。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例の説明を行う前に、本発明
の各構成要件の概念を説明する。 <筒状部材>案内機構を構成する第1の筒状部材と第2
の筒状部材は、どちらが内側になっても良い。但し、第
1の筒状部材が第2の筒状部材の外側に嵌装されると、
ネジ部材の位置が第1の筒状部材の外周面側になるの
で、螺合のための作業が、より容易になる。
【0011】また、第1の筒状部材及び第2の筒状部材
に加えて、更に、他の筒状部材が案内機構を構成するた
めに用いられても良い。その場合、第1の筒状部材と第
2の筒状部材との間に、他の筒状部材が嵌装されていて
も良い。
【0012】本発明による案内機構は、カム機構に用い
られても良い。その場合、第1の筒状部材は、カム機構
を構成する各筒状部材のうち、固定筒であってもよい
し、回転筒であっても良いし、直進筒であっても良い
し、回転筒と直進筒の機能を兼ね備えた螺旋回転筒であ
ってもよい。ここに、螺旋回転筒とは、ヘリコイド状に
回転しながら進退する筒を言うものとする。第2の筒状
部材は、カム機構を構成する各筒状部材のうち、第1の
筒状部材と異なった種類の筒状部材であればよい。
【0013】なお、第1の筒状部材又は第2の筒状部材
が螺旋回転筒でない場合には、第2の筒状部材に形成さ
れている溝とは異なった形状の溝を有する第3の筒状部
材が必要になる。但し、その場合には、第3の筒状部材
の種類は、第1の筒状部材及び第2の筒状部材と異なっ
た種類の筒状部材としなければならない。
【0014】以下に、第1の筒状部材,第2の筒状部材
(及び他の筒状部材)の種類の望ましい組み合わせを挙
げる。先ず、第1の筒状部材を固定筒とし、第2の筒状
部材を螺旋回転筒とすることができる。反対に、第1の
筒状部材を螺旋回転筒として、第2の筒状部材を固定筒
とすることもできる。これらの場合においては、第2の
筒状部材に形成される溝を、光軸に対して斜行する部分
を有するカム溝とする。
【0015】次に、第1の筒状部材を直進筒とし、第2
の筒状部材を回転筒とし、第3の筒状部材を固定筒とす
ることができる。この場合においては、第2の筒状部材
に形成される溝を、光軸に沿った直進案内溝又はカム溝
の何れか一方とし、第3の筒状部材に形成される溝を、
他方の溝とする。
【0016】次に、第1の筒状部材を直進筒とし、第2
の筒状部材を固定筒とし、第3の筒状部材を回転筒とす
ることができる。この場合においては、第2の筒状部材
に形成される溝を、光軸に沿った直進案内溝又はカム溝
の何れか一方とし、第3の筒状部材に形成される溝を、
他方の溝とする。
【0017】次に、第1の筒状部材を回転筒とし、第2
の筒状部材を固定筒とし、第3の筒状部材を直進筒とす
ることができる。この場合においては、第2の筒状部材
に形成される溝を、光軸を中心とした円周に沿った円周
溝とし、第3の筒状部材に形成される溝を、カム溝とす
る。
【0018】次に、第1の筒状部材を回転筒とし、第2
の筒状部材を直進筒とし、第3の筒状部材を回転筒とす
ることができる。この場合においては、第2の筒状部材
に形成される溝を、カム溝とし、第3の筒状部材に形成
される溝を、円周溝とする。
【0019】なお、以上に用いた固定筒との概念は、他
の筒状部材の動きをみる際に相対的に基準として考える
筒状部材であるという意味に過ぎない。従って、固定部
材が他のカム機構における直進筒等であっても構わな
い。 <溝>第2の筒状部材に形成される溝の種類は、上述し
たように、直進案内溝,円周溝,カム溝を挙げることが
できる。但し、この溝内には、ピン部材の突出部が入り
込むので、それとの干渉が生じない直進案内溝又は円周
溝とすることが望ましい。カム溝とする場合には、カム
溝の屈曲の曲率が小さい形状のものとすれば、突出部と
の干渉の可能性は低くなる。
【0020】第2の筒状部材に形成される溝は、内周と
外周とを貫通する溝であっても良いし、有底の溝であっ
ても良い。有底の溝とする場合には、予め第2の筒状部
材の溝の内部にピン部材を配置した状態で、第2の筒状
部材と第1の筒状部材とをはめ合わせる。そのようにし
てから、ネジ部材をピン部材に螺合させれば良い。 <ピン>ピンは、ピン部材とネジ部材とから構成され
る。
【0021】この場合、ピン部材の一端に形成されたネ
ジを雌ねじとし、ネジ部材を、この雌ねじに螺合する雄
ねじとするとともに、そのネジ頭の外径を第1の筒状部
材に形成された貫通孔の内径よりも大きくしても良い
(請求項2に対応)。このようにすれば、ネジ部材とし
て通常のビス等を用いることができる。また、ネジ部材
が貫通孔内に落ち込むこともなく、ピン部材を固定する
ことができる。なお、これと逆に、ピン部材の一端に形
成されたネジを雄ねじとするとともに、ネジ部材を雌ネ
ジとすることもできる。その場合には、ネジ部材をナッ
トとしても良い。
【0022】ピン部材の突出部よりも第1の筒状部材側
の部分に、突出部によって抜け止めされた筒状のローラ
をはめても良い(請求項3に対応)。このようにすれ
ば、ピン部材の溝に対する摩擦抵抗を小さくすることが
できる。このローラの材質としては、POM等の摩擦係
数の低い樹脂材料等を用いることができる。このように
ローラを使用する場合においては、ピン部材の突出部以
外の形状を貫通孔に挿通しうる単純な円柱状としても、
ネジ部材の外径を貫通孔の内径よりも大きくするだけ
で、ローラを介してネジ部材とピン部材の突出部との間
で第一の筒状部材を挟み込むことができる。即ち、ピン
の固定を実現することができる(請求項4に対応)。
【0023】第1の筒状部材とネジ部材との間に樹脂製
のワッシャーを介在させても良い(請求項8に対応)。
このようにすれば、ネジ部材と第1の筒状部材との間の
摩擦抵抗を小さくすることができる。従って、ネジ部材
とピン部材との螺合が完了した場合であっても、ネジ部
材及びピン部材を第1の筒状部材に対して若干量回転さ
せて、ピン部材の突出部を溝の内壁から離間させること
ができる。 <突出部>突出部の形状としては、以下のような具体的
形状を採ることができる。即ち、第2の筒状部材の溝の
幅よりも径方向の長さが長い形状とすることができる
(請求項5に対応)。また、或る径方向における長さが
第2の筒状部材の溝の幅よりも長いとともに、この径方
向と直交する方向における長さが前記溝の幅よりも短い
形状とすることができる(請求項6に対応)。また、第
2の筒状部材の溝の幅よりも大径の円盤を、その両側部
から平行に切り欠いた形状とすることができる(請求項
7に対応)。
【0024】
【実施例1】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を
説明する。 〔実施例の構造〕以下に示す本発明の一実施例は、本発
明による案内機構を、カメラの交換レンズとしてのズー
ムレンズ鏡筒のカム機構に用いたものである。図1は、
本実施例によるズームレンズ鏡筒の光軸Lに沿った断面
図である。なお、本実施例は、従来例として説明した図
4の構成と共通する構成も有しているが、ここでは、そ
れを更に詳しく説明する。
【0025】図1に示すズームレンズは、第1レンズ群
1及び第2レンズ群2から成る2群構成のズームレンズ
である。この第1レンズ群1は、二重管構造のヘリコイ
ド枠3を構成する内管3a内に固定されている。また、
第2レンズ群2は、第2群用移動枠4内に固定されてい
る。これら内管3a及び第2群用移動枠4は、直進案内
環5及びカム環6を介して外筒9内に収容されている。
なお、ヘリコイド枠3を構成する外管3bは、カム環6
と外筒9との間に入り込んでいる。なお、カム環6と外
管3bとの間には、第1群用移動枠7が介在している。
また、外管3bと外筒9との間には、距離操作環8が介
在している。これらの部材は、全て、同軸に組み上げら
れている。
【0026】外筒9は、前側(物体側)が大径部とな
り、後側(像側)が小径部となっている。そして、これ
ら大径部及び小径部の各々に、円周方向に沿った溝(撮
影距離表示窓9a,ズーム軸通過用スロット9b)が形
成されている。なお、外筒9の後端面には、このズーム
レンズ鏡筒を図示せぬカメラボディに装着するためのマ
ウント部材11が取り付けられている。また、外筒9の
後端近傍の内周には、内方フランジ9cが形成されてい
る。
【0027】外筒9の小径部の回りには、ズーム環10
が回転自在に嵌装されている。このズーム環10は、外
筒9の大径部及びマウント部材11によって、軸方向の
位置決めがなされている。従って、ズーム環10は、外
筒9に対して回転方向のみに移動可能となっている。な
お、ズーム環10の内周面における外筒9のズーム軸通
過用スロット9bに対応した位置には、ズーム軸係合用
穴10aが形成されている。
【0028】外筒9の内方フランジ9cには、第2の筒
状部材としての直進案内環5が固定されている。従っ
て、直進案内環5は、固定筒として機能する。この直進
案内環5の周方向における数カ所には、ズームレンズの
光軸Lに沿った直進案内溝5aが形成されている。この
直進案内溝5aは、直進案内環5の内外に突き抜けてい
る。
【0029】この直進案内環5の外周には、カム環6
が、回転可能且つ軸方向への進退不能に嵌装されてい
る。このカム環6の外周面における外筒9のズーム軸通
過用スロット9bに対応した位置には、ズーム軸17が
ねじ込まれて植設されている。このズーム軸17は、ズ
ーム軸通過用スロット9bを通過して、ズーム環10内
周のズーム軸係合用穴10aに挿入されている。そのた
め、ズーム環10が外筒9に対して回転駆動されると、
それに従って、カム環6が直進案内環5に対して回転す
る。なお、ズーム環10及びカム環6が回転する範囲
は、ズーム軸通過用スロット9bの周方向長さによって
規制される。このカム環6における直進案内環5の直進
案内溝5aに対応した位置には、第1群用カム溝6a及
び第2群用カム溝6bが形成されている。これらカム溝
6a,6bは、カム環6の内外に突き抜けている。ま
た、それらカム溝6a,6bの幅は、直進案内環5の直
進案内溝の幅と同じである。
【0030】カム環6に形成されたカム溝6a,6bの
形状は、両レンズ群1,2を夫々独自のパターンにて移
動させ、特定の被写体に対する結像位置を変化させるこ
となくズームレンズ全体の焦点距離を可変させるための
形状となっている。即ち、直進案内環5の内周に収容さ
れた第2群用移動枠4の外周面には、直進案内溝5a及
び第2群用カム溝6bの双方に同時に挿通する第2群用
ローラ12が、第2群用ローラ止めビス18によって、
固定的に植設されている。そのため、カム環6が回転す
ることにより直進案内溝5aと第2群用カム溝6bとの
交点位置が変化すると、この交点位置に挿入されている
第2群用ローラ12の位置が変化する。これに従って、
第2レンズ群2の位置も変化する。第2群用カム溝6b
の形状は、第2レンズ群2の位置変化パターンを、所定
のズーミングを行うのに適したパターンに制御するため
の形状となっているのである。同様に、第1群用カム溝
6aの形状も、第1レンズ群1の位置変化パターンを、
所定のズーミングを行うのに適したパターンに制御する
ための形状となっているのである。
【0031】上述の第2群用ローラ止めビス18は、雄
ねじ部18aとネジ頭18bとからなるネジである。そ
して、この雄ねじ部18aが筒状の第2ローラ12の軸
穴を貫通し、その先端が第2群用移動枠4の外周面に形
成されたネジ孔4aに螺合している。これにより、第2
群用ローラ止めビス18は、第2群用移動枠4に対して
回転不能にネジ止め固定されている。この第2群用ロー
ラ12の外径は、直進案内溝5a及び第2群用カム溝6
bの幅と略同じである。但し、第2群用ローラ12の材
質はポリオキシメチレン(POM)であるので、第2群
用ローラ止めビス18,並びに直進案内溝5a及び第2
群用カム溝6bに対する摩擦係数が低くなっている。従
って、直進案内溝5a及び第2群用カム溝6bとの間で
ガタを生じることなく、第2群用ローラ止めビス18を
これらの中において円滑に移動させることができる。そ
の結果、第2レンズ群2の円滑且つ正確な駆動を実現す
ることができる。なお、第2群用ローラ12の内径は、
第2群用ローラ止めビス18のネジ頭18bの外径より
も小さい。従って、第2群用ローラ12は、このネジ頭
18bによって抜け止めされている。また、第2群用ロ
ーラ止めビス18及び第2群用ローラ12は、組み付け
時においてカム環6の表面から突出しないように形成さ
れている。従って、これら第2群用ローラ止めビス18
及び第2群用ローラ12が第1群用移動枠7の進退に干
渉することはない。さらに、第2群用移動枠4は、この
直進案内溝5aに沿って光軸L方向のみに進退可能とな
っているので、直進筒として機能している。
【0032】第1の筒状部材としての第1群用移動枠7
は、カム環6の外周においてこのカム環6に対して相対
回転及び相対進退自在に嵌装されている。この第1群用
移動枠7の後端側には、貫通孔としてのローラ軸取付孔
7aが穿たれている。そして、このローラ軸取付孔7a
には、ピン部材としての第1群用ローラ軸13が第1群
用移動枠7の内側に向けて植設されている。この第1群
用ローラ軸13は、上に説明した第2群用ローラ軸13
の場合と同様に、直進案内溝5aと第1群用カム溝6a
との交点位置において、両溝5a,6aに同時に挿通し
ている。そして、カム環6の回転に依って直進案内溝5
aと第2群用カム溝6bとの交点位置が変化すると、こ
の位置変化を第1群用移動枠7に伝達するのである。
【0033】この第1群用ローラ軸13の構造を、図2
に示した分解斜視図及び図3に示した平面図を参照して
説明する。この第1群用ローラ軸13は、図2に示すよ
うに、円柱状の軸部13bの先端にフランジ部13aが
形成された形状となっている。この突出部としてのフラ
ンジ部13aは、図3(A)に示すように、円盤状の板
を両側部から平行に切り欠いた形状を有している。この
フランジ部13aは、レンズ鏡筒の組み立て完了時にお
いては直進案内溝5a内に収容されるので、その幅(平
行に切り欠かれた両側部間の幅)は、この直進案内溝5
aの幅よりも若干狭くなっている。なお、第1群用ロー
ラ軸13の軸部13bの基端面には、軸の中心に沿った
雌ネジ穴13cが穿たれている。
【0034】第1群用ローラ軸13の軸部13bには、
筒状の第1群用ローラ14が嵌装されている。この第1
群用ローラ14の内径は軸部13bの外径に略等しく、
その外径は直進案内溝5a及び第1群用カム溝6aの幅
に略等しい。但し、第2群用ローラ12と同様に、第1
群用ローラ14の材質はポリオキシメチレン(POM)
であるので、第1群用ローラ軸13,並びに直進案内溝
5a及び第1群用カム溝6aに対する摩擦係数が低くな
っている。従って、直進案内溝5a及び第1群用カム溝
6aとの間でガタを生じることなく、第1群用ローラ軸
13をこれらの中において円滑に移動させることができ
る。その結果、第1レンズ群1の円滑且つ正確な駆動を
実現することができる。なお、第1群用ローラ14の軸
方向長さは、第1群用ローラ軸13の軸部13bの長さ
から第1群用移動枠7の厚さを差し引いた長さと同じ
か、それよりも僅かに長い。
【0035】この第1群用ローラ軸13の第1群用移動
枠7に対する取付構造は、以下のようになっている。即
ち、第1群用ローラ14に軸部13bを挿通させた状態
のまま、第1群用ローラ軸13が、第1群用移動枠7の
内側からローラ取付孔7aに挿入されている。そして、
第1群用移動枠7の外側から、ネジ部材としての止めビ
ス16が第1群用ローラ軸13のネジ穴13cに螺合し
ている。この止めビス16の頭の外径は、ローラ取付孔
7aの内径よりも大きい。従って、第1群用移動枠7
は、第1群用ローラ14とともに、第1群用ローラ軸1
3のフランジ部13aと止めビス16の頭との間に挟ま
れた状態となっている。その結果、第1群用ローラ軸1
3は、第1群用移動枠7に対する進退が規制されて、そ
の効果として、第1群移動枠7に対して固定されること
となっているのである。この第1群用ローラ軸13及び
止めビス16が、カムピンとして機能する。
【0036】また、止めビス16の頭と第1群用移動枠
7との間には、これら相互間の滑りを良くするために、
ポリオキシメチレン(POM)製のワッシャ15が介在
している。このワッシャ15の材質は、摩擦係数の低い
物であれば良いので、POMに替えて、例えば、ポリエ
ステルフィルムを用いても良い。
【0037】なお、第1群用移動枠7は、この直進案内
溝5aに沿って光軸L方向のみに進退可能となっている
ので、直進筒として機能している。また、第1群用移動
枠7の外周面における前側端近傍には、雄ヘリコイド7
bが形成されている。
【0038】この雄ヘリコイド7bには、ヘリコイド枠
3の外管3bの内面に形成された雌ヘリコイド3cが螺
合している。従って、このヘリコイド枠3を第1群用移
動枠7に対して回転させることにより、カム環6による
ズーミングとは独立して、第1レンズ群1のみを光軸L
に沿って進退させることができる。これにより、被写体
に対する焦点合わせが可能になる。なお、ヘリコイド枠
3の外管3bの後端には、外側を向いて突出した従動突
起3dが形成されている。
【0039】このヘリコイド枠3を回転駆動させるため
に設けられているのが距離操作環8である。この距離操
作環8は、外筒9の大径部の内側に、外筒9に対して相
対回転自在,且つ相対進退不能に設けられている。この
距離操作環8は、図示せぬ駆動力伝達機構によってカメ
ラボディ側から回転駆動されるか、手動操作によって回
転駆動される。この手動操作を可能とするために、この
距離操作環8の先端は、外筒9の開口から突出した操作
部8aとなっている。
【0040】また、距離操作環8の内周には、光軸Lに
沿って、直線状の係合溝8bが形成されている。この係
合溝8bは、ヘリコイド枠3の従動突起3dに対して、
相対進退可能に係合している。従って、この距離操作環
8を固定した状態にて、ズーム環10を回転操作してカ
ム環6を回転させると、ヘリコイド枠3は、第1群用移
動枠7と一体に進退する。その結果、被写体に対する焦
点位置を固定したまま、第2レンズ群2とともに第1レ
ンズ群1を、ズーミングのために移動させることができ
る。これに対して、ズーム環10を固定した状態にて距
離操作環8を回転させると、固定された状態の第1群用
移動枠7に対して、ヘリコイド枠3のみを回転させるこ
とができる。その結果、ズーミングを行うことなく、第
1レンズ群のみを進退させて、被写体に対する焦点調節
を行うことができる。
【0041】なお、距離操作環8の外周面における外筒
9の撮影距離表示窓9aに対応する位置には、ヘリコイ
ド枠3の回転によって焦点調節される被写体までの距離
が表示されている。距離操作環8は、ヘリコイド枠3の
進退に拘わらず、その軸方向位置が変化しないので、撮
影距離表示窓9aを通して撮影距離の表示ができるので
ある。 〔実施例の作用〕以下、ズームレンズ鏡筒を組み立てる
際における本実施例の作用を説明する。先ず最初に、直
進案内環5(部品の状態においては、外筒9とは別体に
なっている)の外周に、カム環6を嵌装する。そして、
カム環6を直進案内環5に対して回転させ、第1群用カ
ム溝6a及び第2群用カム溝6bを、直進案内溝5aに
対して交差させる。
【0042】次に、直進案内環5の内部に、第2レンズ
群2を保持した第2群用移動枠4を挿入する。そして、
第2群用移動枠4の位置を調整して、ネジ孔4aの位置
を、直進案内溝5a及び第2群用カム溝6bの交差位置
に合わせる。続いて、第2群用ローラ12とともに第2
群用ローラ止めビス18を、直進案内溝5a及び第2群
用カム溝6bの交差点に挿入して、第2群用ローラ止め
ビス18の先端をネジ孔4aに螺合させる。以上によ
り、第2群用ローラ軸の組付けは完了する。
【0043】次に、カム環6の外周に、第1群用移動枠
7を嵌装する。そして、第1群用移動枠7の位置を調整
して、ローラ取付孔7aの位置を、直進案内溝5a及び
第1群用カム溝6aの交差位置に合わせる。一方、第1
群用ローラ軸13の軸部13bを第1群用ローラ14に
挿入しておく。
【0044】そして、第1群用ローラ14とともに第1
群用ローラ軸13を、直進案内環5の内周側から直進案
内溝5a及び第1群用カム溝6aの交差点に挿入し、第
1群用ローラ軸13の先端を、更に、第1群用移動枠7
のローラ取付孔7aに挿入する。この時、第1群用ロー
ラ軸13のフランジ部13aを、図3(A)に示すよう
に、その切り欠き部分が直進案内溝5aと平行になるよ
うに、調整する。このように方向調整すれば、フランジ
部13aは直進案内溝5a内に入り込むことができる。
【0045】このフランジ部13aの切欠部相互間の幅
は、直進案内溝5aの幅よりも狭いが、フランジ部13
aの最大径部分の外径は、直進案内溝5aの幅よりも大
きい。従って、フランジ部13aは直進案内溝5a内に
て回転することがない。よって、フランジ部13aが直
進案内溝5aから抜け出すことを防止しさえすれば、第
1群用ローラ軸13の回転を防止することができる。
【0046】そこで、粘着テープ等によって第1群用ロ
ーラ軸13を直進案内環5に貼り付けて、そのフランジ
部13aが直進案内溝5aから抜けることを抑えてお
く。そのように処置した状態において、予めワッシャ1
5を通しておいた止めビス16を、第1群用移動枠7の
外周側から第1群用ローラ軸13のネジ孔13cに螺合
させる。このようにすると、止めビス16のネジ込みの
初期において、止めビス16の回転につられて、図3
(B)に示すように、第1群用ローラ軸13は若干回転
する。しかし、そのフランジ部13aの切り欠き部分が
直進案内溝5aの内壁に当接すると、第1群用ローラ軸
13のそれ以上の回転は阻止される。従って、止めビス
16を回転させるだけで、止めビス16を第1群用ロー
ラ軸13のネジ孔13cにねじ込むことができる。
【0047】このようにして止めビス16のネジ込みが
完了すると、上述したように、第1群用ローラ軸13
は、第1群用移動枠7に対する相対進退が規制され、第
1群用移動枠7に対して固定される。この場合、上述し
たように、ローラ軸13の軸部13bの長さは、第1群
用ローラ14の長さに第1群用移動枠7の厚さを加えた
長さと略同じか、これよりも僅かに短い。従って、止め
ビス16をローラ軸13に対して強くねじ込むことによ
り、第1群用ローラ軸13を第1群用移動枠7に対して
強固に固定することができる。以上のように第1群用ロ
ーラ軸13の固定が完了した後に、第1群用ローラ軸1
3の抜けを抑えていた粘着テープを除去する。
【0048】なお、第1群用ローラ軸13と止めビス1
6との間のゆるみを防止するために、それらの間には、
接着剤が注入されている。従って、所定時間経過後に
は、第1群用ローラ軸13と止めビス16とを相対移動
させることは不可能になる。一方、この時点において、
第1群用ローラ軸13のフランジ部13aは直進案内溝
5aの内壁と接触している。この第1群用ローラ軸13
を直進案内溝5a内で円滑に移動させるには、第1群用
ローラ軸13を回転させて、フランジ部13aを図3
(A)に示す状態にしなければならない。しかし、第1
群用移動枠7の外周面と止めビス16の頭との間にはワ
ッシャ15が介在し、第1群用移動枠7の内周面とフラ
ンジ部13aとの間には第1群用ローラ14が介在して
いるので、それらの間における摩擦係数は低減してい
る。従って、止めビス16と一体となった第1群用ロー
ラ軸13を第1群用移動枠7に対して回転させて、容易
に、図3(A)に示す状態にすることができる。
【0049】次に、第1レンズ群1を内部に保持したヘ
リコイド枠3を、第1群用移動枠7の外周に螺合させ
る。一方、外筒9の内周に距離操作環8を装着してお
く。そして、このように距離操作環8が装着された外筒
9の先端側から、上述のように組み上げられた直進案内
環5を挿入し、これら外筒9と直進案内環5とを相互に
固定する。この際、ヘリコイド枠3の受動突起3dを、
距離操作環8の係合溝8b内に係合させるようにして、
挿入を行う。
【0050】次に、外筒9のズーム軸通過用スロット9
bを通して、ズーム軸17をカム環6に植設する。最後
に、ズーム軸17がズーム軸係合用孔10aに係合する
ようにして、ズーム環10を外筒9の外周に装着する。
【0051】以上説明したように、本実施例によれば、
止めビス16によって第1群用ローラ軸13を固定する
際には、特別な治具による操作をしなくても、第1群用
ローラ軸13の回転が防止される。従って、組み付け時
における作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、本実施例によれば、フランジ部13aが直進案内溝
5a内に収容されることによって第1群用ローラ軸13
の回転防止を行うようにしたので、直進案内環5又はカ
ム環6には特別な機構を要しない。また、本実施例によ
れば、フランジ部13aの最大径を直進案内溝5aの幅
よりも大きくするとともに、その切り欠き部分の幅を直
進案内溝5aの幅より狭く構成したので、回転防止の機
能が不要となれば、フランジ部13aを直進案内溝5a
の内壁から離れさせることができる。また、本実施例に
よれば、フランジ部13aが第1群用ローラ14を介し
て第1群用移動枠7を挟み込む構成としたので、第1群
用ローラ軸13の軸部13bの形状を単純な円柱状とし
ておくことができるばかりか、このフランジ部13aに
第1群用ローラ14の抜け止めの機能を持たせることが
できる。また、本実施例によれば、第1群用ローラ14
を低摩擦係数の合成樹脂材料,即ちPOMによって構成
するとともに、低摩擦係数の合成樹脂材料,即ちPOM
からなるワッシャを止めビス16と第1群用移動枠7と
の間に介在させたので、止めビス16と一体となってい
る第1群用ローラ軸13を容易に回転させることができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、ドライバー等の治具を必要とすることなくピンの回
転防止を行うことができ、その故に、ネジのネジ込みに
よるピンの固定を容易に行いうることができ、もって、
作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による案内機構が適用され
たズームレンズ鏡筒の断面図
【図2】 図1における第1群用ローラ軸の固定構造の
分解斜視図
【図3】 第1群用ローラ軸のフランジ部と直進案内溝
との関係を示す平面
【図4】 従来の案内機構が適用された鏡筒の断面図
【符号の説明】
1 第1レンズ群 2 第2レンズ群 3 ヘリコイド枠 4 第2群用移動枠 5 直進案内環 6 カム環 7 第1群用移動枠 12 第2群用ローラ 13 第1群用ローラ軸 14 第1群用ローラ 15 ワッシャー 16 止めビス 18 第2群用ローラ軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、ピンが植設された第1の筒状
    部材と、このピンがその中に進入する溝が形成されると
    ともに前記第1の筒状部材に対して相対移動可能にはめ
    合わされた第2の筒状部材とからなる案内機構におい
    て、 前記第1の筒状部材には、その内周面と外周面とを貫通
    する貫通孔が形成されており、 前記ピンは、ネジがその一端に形成され、且つ、前記溝
    の内壁によって回転が阻止される形状の突出部がその外
    周面の前記溝内に位置する部分に形成されているピン部
    材と、前記第1の筒状部材における前記ピン部材が配置
    されている周面とは反対側の周面側から前記貫通孔を介
    して前記ピン部材のネジに螺合するネジ部材とから構成
    されていることを特徴とする案内機構。
  2. 【請求項2】前記ピン部材の一端に形成されたネジは雌
    ねじであり、 前記ネジ部材は前記雌ねじに螺合する雄ねじであるとと
    もに前記貫通孔の内径よりも大きい外径のネジ頭を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の案内機構。
  3. 【請求項3】前記ピン部材の前記突出部よりも前記一端
    側の部分には、前記突出部によって抜け止めされた筒状
    のローラがはめられていることを特徴とする請求項1記
    載の案内機構。
  4. 【請求項4】前記ピン部材は、前記貫通孔内に挿入され
    ているとともに、 前記ネジ部材は、前記貫通孔の内径よりも大きい外径を
    有することを特徴とする請求項3記載の案内機構。
  5. 【請求項5】前記突出部は、前記溝の幅よりも径方向の
    長さが長いことを特徴とする請求項1記載の案内機構。
  6. 【請求項6】前記突出部は、或る径方向における長さが
    前記溝の幅よりも長いとともに、この径方向と直交する
    方向における長さが前記溝の幅よりも短いことを特徴と
    する請求項1記載の案内機構。
  7. 【請求項7】前記突出部は、前記溝の幅よりも大径の円
    盤を、その両側部から平行に切り欠いた形状を有してい
    ることを特徴とする請求項6記載の案内機構。
  8. 【請求項8】前記第1の筒状部材と前記ネジ部材との間
    には、樹脂製のワッシャが介在していることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の案内機構。
  9. 【請求項9】前記溝は、前記第2の筒状部材の軸に斜行
    する向きに形成された部分を有するカム溝であることを
    特徴とする請求項1記載の案内機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259595A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nikon Corp ズームレンズ鏡筒
JP2016122024A (ja) * 2014-12-10 2016-07-07 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器

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