JP6398490B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
装置内の気体を外部に強制排気するファンと、処理中に装置内で発生するオゾンの濃度を低減するためのフィルタと、排気用の排気口とを備えた電子写真式の画像形成装置の排気方式において、ファンと排気口との間に芳香剤を有する画像形成装置の排気方式が知られている(特許文献1)。
特開平2−275969号公報
従来の技術では、画像形成装置周辺の使用者の存在の有無に拘わらず香りを放出していた。
本発明は、予め設定された領域内で移動体を検知可能な移動体検知手段を備えていない場合に比して、使用者に適度な香りを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、
予め設定された第1の領域内で移動体を検知可能な第1の移動体検知手段と、
予め設定された第2の領域内で前記移動体が装置本体に接近していることを検知する第2の移動体検知手段と、
前記装置本体の背面及び/又は側面より香りを放出する香り放出手段と、を備え、
前記移動体が前記第1の領域内に存在しているときに、前記装置本体の背面及び/又は側面より第1の強度で香りを放出し、前記第2の領域内で前記移動体が前記装置本体に接近しているときに、前記装置本体の背面及び/又は側面より前記第1の強度より弱い第2の強度で香りを放出する、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第1の移動体検知手段が、人が発する特定波長の赤外線を焦電効果を用いて検知する人感センサであり、前記第2の移動体検知手段が、定められた設定領域を撮像する人検知カメラ又は前記移動体が前記装置本体に対面している状態を検知する反射型センサである、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記第1の移動体検知手段が前記第1の領域内で前記移動体を検知したとき、又は前記第2の移動体検知手段が前記第2の領域内で前記移動体を検知したとき、前記装置本体の熱源に電力を供給する、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項4に記載のプログラムは、
コンピュータ請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置の前記第1の移動体検知手段、第2の移動体検知手段、及び前記香り放出手段として機能させるためのプログラムである。
発明によれば、使用者が画像形成装置に近づいているときに香りを弱くしない場合に比して、過度な香りを抑制し使用者に適度に香りを届けることができる。
画像形成装置1の外観全体を示す概略構成図である。 画像形成部2の内部構成を示す断面構成図である。 画像形成装置1の左側方側に視点をおいたときの排気装置70の構成及び装置内における配置を示す概略図である。 人検知装置100の機能構成を示すブロック図である。 人検知装置100における人感センサ110と人検知カメラ120の人検知範囲を示す模式図である。 人検知装置100における人感センサ110と反射型センサ120Aの人検知範囲を示す模式図である。 排気装置70の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置1における人検知装置100の人検知状態を示す模式図である。 画像形成装置1Aにおける排気装置70Aの動作の流れを示すフローチャートである。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
「第1実施形態」
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の外観全体を示す概略構成図、図2は画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)全体構成
画像形成装置1は、電子写真方式によって画像を形成する画像形成部2と、原稿等の読み取りを行う読取部3が読取装置支持部4によって画像形成部2の上方に支持されて構成されている。
画像形成部2は、筐体F(不図示)が形成する内部空間に、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、排気装置70が配置され、筐体Fは分割された複数の外装カバー5で覆われて構成されている。
読取装置支持部4には、外装カバー5の内面側に移動体検知手段の一例としての人感センサ110と、人検知カメラ120が装着されている。人感センサ110及び人検知カメラ120は、移動体の一例としての人を検知し、人感センサ110で検知された検知信号、人検知カメラ120で撮像された画像データを制御装置10へ送信する送信部150を含めて人検知装置100を構成している。
読取部3の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部90が配置されている。操作情報部90は、液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、操作情報部90を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。
(1.2)画像形成部
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、露光装置LHの点灯を制御する露光制御部13、電源装置14等を有する。
画像形成部2の底部には、多数の記録媒体としての用紙Pが積載された給紙装置20が設けられ、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。それぞれの感光体ドラム31上にはそれぞれの現像装置40によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、転写装置50の中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ52によって一括転写される。
転写装置50においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送され、一対の定着ローラ61と加圧ローラ62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイドによってガイドされ、排出ローラ対69から画像形成部2の上面に排出される。
画像形成部2には、排気装置70が設けられている。排気装置70は、筐体F内で画像形成装置1の背面側に向かって形成された通気ダクト71(図3に図示)を有し、外装カバー5に形成されたルーバー部5a(図3に図示)から画像形成部2内の定着装置60、電源装置14等の稼働によって熱せられた空気を外部へ排出している。
(2)排気装置の構成
図3は画像形成装置1の左側方側に視点をおいたときの排気装置70の構成及び装置内における配置を示す概略図である。以下図面を参照しながら、排気装置70の構成について説明する。
排気装置70は、通気ダクト71、排気ファン72、フィルタ73から構成されている。画像形成装置1の背面側の筐体F(不図示)には通気ダクト71が配置されて、画像形成装置1内の熱源の一例としての定着装置60、電源装置14等の稼働によって熱せられた空気を画像形成装置1外部へ排出する通気路71aを形成している。通気ダクト71の空気吸引側となる吸気口71Aは、定着装置60の側方の上方に位置し、通気ダクト71の排気側となる排気口71Bは、外装カバー5側に位置している。
外装カバー5には、画像形成装置1外部と連通するように開口されたルーバー部5aが形成され、通気ダクト71の排気口71Bはルーバー部5aと連通している。
ルーバー部5aは、画像形成装置1の背面側に設けられても(図3に図示)、左側方側に設けられていてもよい。
通気ダクト71内の通気路71aの途中には、排気ファン72が配置されている。更に、通気ダクト71の排気側となる排気口71Bにはフィルタ73が配置されている。
フィルタ73は、中央部側が開口した支持フレーム73aに対して予め香り成分が吸着された香りフィルタ材73bから構成され、その全体が通気ダクト71の排気口71Bに固定するように取り付けても、あるいは、フィルタ73の寿命等に応じた交換を行う観点から着脱自在に取り付けられるように構成してもよい。
香りフィルタ材73bは、例えば、空気透過性の多孔質部材に所定の温度で揮発するアロマオイル等の芳香剤が予め吸着されたものであり、香りについては、人にとっての好ましい香りは千差万別であるため、特に限定されない。
また、フィルタ材73bには、画像形成装置1内に発生する揮発物質を吸着する活性炭を更に加えてもよい。
このように構成される排気装置70において、排気ファン72が回転すると、画像形成装置1内部の定着装置60、電源装置14等の稼働によって熱せられた空気が通気ダクト71の吸気口71Aから通気路71a内に吸入され、フィルタ73内を通過して外装カバー5のルーバー部5aを介して装置外部へ排気される。
(3)人検知装置の構成と動作
図4は人検知装置100の機能構成を示すブロック図、図5は人検知装置100における人感センサ110と人検知カメラ120の人検知範囲を示す模式図、図6は人検知装置100における人感センサ110と反射型センサ120Aの人検知範囲を示す模式図である。
以下図面を参照しながら、人検知装置100の構成と動作について説明する。
(3.1)人検知装置の概略構成と動作
人検知装置100は、人感センサ110、人検知カメラ120、画像蓄積部130、判定処理部140、送信部150、制御部160、を備えている。
判定処理部140は、画像蓄積部130に蓄積された画像データと、人検知カメラ120から出力される画像データと、に基づいて画像形成装置1が設置された空間内における移動体の一例としての人の動きを判定する。
尚、画像蓄積部130、判定処理部140、送信部150、制御部160は、マイクロプロセッサ、メモリ等とともに半導体チップ上に集積したSoC(System on a Chip)として、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と独立して設けることができる。
(3.2)人感センサ
人感センサ110は、焦電素子、レンズ、IC、プリント基板などを備え、人が動く際におこる赤外線の変化量を検出し、検出した変化量が予め定められた基準値を上回った場合に、予め定められた領域(図5に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知する焦電型センサ111と、焦電型センサ111を実装する基板112と、を備えている。
尚、焦電型センサ121は画像形成装置1を駆動するために必要な電力よりも低い電力が供給された状態で動作可能であり、例えば、消費電力が0.006Wである。
焦電型センサ111の横方向の検知範囲は、中心方向に対して全方向に左右対称に予め定められた角度(図5では角度αとして表示)範囲となる。つまり、検知面が向けられた方向を中心方向とした場合に、中心方向に対して全方向角度αの角度範囲が、焦電型センサ111の検知範囲となる。
本実施形態に係る画像形成装置1においては、この焦電型センサ111の検知範囲を、焦電型センサ111の前方側に外装カバー5を配置することで、図5に網点で示した範囲に限定し、この範囲を人感センサ110の検知範囲A1、一例として140°(α)としている。
焦電型センサ111の上下方向の検知範囲に関しては、外装カバー5に焦電型センサ111の中心位置よりも下方に位置する部位にのみ開口部を形成し、画像形成装置1を設置した床面における水平方向の距離が図4に網点で示した規定距離L1としている。規定距離L1としては、一例として0.8m〜1.3m(800mm〜1300mm)としている。
その結果、焦電型センサ111の横方向の検知範囲及び上下方向の検知範囲を画像形成装置1の斜め下方に限定することで、人感センサ110の検知範囲A1が広範囲になることに起因して、画像形成装置1を使用する予定のない、例えば通行人(以下、非使用者と記す)を検知することを抑制している。
(3.3)人検知カメラ
人検知カメラ120は、撮像部121と、映像出力部122とを備えている。撮像部121は、更に、画像センサ121a(不図示)と、光学像を画像センサ121aの受光エリアに形成する光学レンズ121b(不図示)とを備えている。また、撮像部121は、これ以外に必要な回路等も含んでいる。
尚、画像センサ121aとしては、画像形成装置1が設置された空間の定められた領域において、人の顔領域あるいは移動する人の全身領域の有無、形状(輪郭)等を検出するものであり、例えば、イメージセンサ(CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ)が適用可能である。
映像出力部122は、撮像部121によって撮像した映像を画像蓄積部130に出力する。具体的には、映像出力部122は、画像センサ121aから出力された撮像データに対して、デジタル変換、ノイズ除去といった処理を施し、得られたデジタルデータを、映像として、画像蓄積部130に出力する。
判定処理部140は、人検知カメラ120により撮像され映像出力部122から画像蓄積部130に入力される画像データから人の位置座標を算出する。
そして、時系列に沿って算出される人の位置座標の変化に基づいて使用者が画像形成装置1に接近していることを検知する。すなわち画像形成装置1周囲における人の「使用者」又は「非使用者」の判定を行う。
(3.4)反射型センサ
人検知装置100は、人検知カメラ120に代えて、赤外線発光ダイオード等からなる発光素子と発光素子から発した光が人に反射されたときにその反射光を受光する受光素子とを有する赤外線反射型の反射型センサ120Bを用いることができる。
反射型センサ120Aは、受光部に入る光を遮断する/しないによって移動体の有無を確実に検出することが特徴であるが、投光部から投光される光量等により、受光部へ入射する光量に制限があるため、比較的近距離が検出領域(A3、図6参照)である。
(4)人検知装置を用いた排気装置の動作制御
図7は排気装置70の動作の流れを示すフローチャート、図8は画像形成装置1における人検知装置100の人検知状態を示す模式図である。
以下、本実施形態に係る排気装置70の動作制御について、さらに具体的に説明する。
尚、以下の説明においては、人検知カメラ120を備えた人検知装置100を例として説明するが、人検知装置100としては反射型センサ120Aを備えている場合も同様である。
画像形成装置1は消費電力の異なる複数の電力モード(動作モード)を有する。電力モードの例としては、電源スイッチがオンになって画像形成装置1の電源が投入された時のウォームアップモードと、受け付けた印刷ジョブを実行して画像形成処理を行うランモード(通常モード)と、印刷ジョブの発生に備えて待機するスタンバイモードと、画像形成装置1の消費電力量を抑制するための省電力モードと、がある。
スタンバイモード及び省電力モードにおいては、画像形成部2に供給する電力を停止又は通常モードにおける電力量よりも低下させる。これにより省電力モードの消費電力量は、通常モードの消費電力量よりも低くなる。(以下の説明では、動作モードについて、印刷ジョブの発生に備えて待機するスタンバイモード又は画像形成装置1の消費電力量を抑制するための省電力モードにある状態を待機状態と記す)。
排気装置70は、画像形成装置1の動作モードが待機状態にあるときは、停止している。排気装置70は、画像形成装置1の動作モードが使用状態にあるときに稼動し、排気ファン72を動作させて画像形成装置1内の定着装置60、電源装置14等の稼働によって熱せられた空気を通気ダクト71を介して取り入れ、フィルタ73内を通過させて外装カバー5のルーバー部5aから装置外部へ排出する際に、香りを放出する。
画像形成装置1の外部へ放出された香りは、使用者に届いて初めて、効用を発揮できるために、使用者が画像形成装置1を操作しているときに、使用者まで届く必要がある。
画像形成装置1の前面(使用者側)から香りを放出する場合には、使用者へ香りが届くまでのタイムラグが少なく、使用者が画像形成装置1を操作している間に香りが届きやすい一方、画像形成装置1内の熱せられた空気も使用者側へ排気される虞があった。
また、放出された香りは、画像形成装置1の外部へ放出された時点で最も濃度が高く、その後大気中に拡散して、使用者に適度な香りが届く。
本実施形態に係る画像形成装置1においては、画像形成装置1の動作モードが待機状態において、人検知装置100が予め定められた領域内に人が入ってきたことを検知した場合、電力モードを通常モードに切り替えて定着装置60及び排気装置70を動作させ、香りを放出する。すなわち、使用者が予め定められた領域内に存在しているときに香りを放出することができる。
(4.1)人検知装置100の検知判断
人感センサ110が予め定められた領域(図5に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知すると、検知信号が制御部160に送られる(S101)。
制御部160は、人感センサ110の検知信号に基づいて、人検知カメラ120をONにして、人検知カメラ120の撮像領域(図5に示す撮像範囲A2)において撮影され画像蓄積部130に入力された画像データを取得する(S102)。
そして、判定処理部140は、検知された人が「使用者」か「非使用者」かの判定を行う(S103)。具体的には、取得される画像データから人の位置座標を時系列に沿って算出し、算出される位置座標の変化に基づいて、使用者が画像形成装置1に接近していることを検知する。すなわち、予め定められた人検知カメラ120の撮像領域内における人が「使用者」又は「非使用者」の判定を行う。
撮像領域内で検知された人が「使用者」と判定された場合(S103:Yes、図8(a))、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11は排気装置70の排気ファン72をONにして、香りを放出する(S104)。
「使用者」が画像形成装置1の使用を終えて、画像形成装置1から離れる状態においては、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されているか否か判断され(S105)、人が検知されなくなった(S105:Yes、;図8(b))ときに、画像形成装置制御部11は排気装置70の排気ファン72をOFFにして、香りの放出を停止する(S106)。
尚、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されなくなった(S105:Yes)ときに、画像形成装置制御部11は、タイマー機能を利用して、定められた時間の経過後に排気装置70の排気ファン72をOFFにして、香りの放出を停止してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置1においては、画像形成装置1の動作モードが待機状態において、人検知装置100が予め定められた領域内に人が入ってきたことを検知して排気装置70を動作させ、香りの放出を開始するために、使用者へ香りが届くまでのタイムラグの発生が抑制され、使用者が画像形成装置1を操作している間に香りを届けることができる。
また、人感センサ110が予め定められた検知範囲A1内に人が入ってきたことを検知した場合、更に、人検知カメラ120で撮像された画像データに基づいて検知された人が「使用者」であると判定されたときに、排気装置70を動作させ、香りの放出を開始するために、画像形成装置1の「使用者」に香りを届けることができる。
「第2実施形態」
図9は画像形成装置1Aにおける排気装置70の動作の流れを示すフローチャートである。
本実施形態の画像形成装置1Aの基本構成は第1実施形態の画像形成装置1と同様であり、人感センサ110が予め定められた領域(図5に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知したときに、排気装置70の排気ファン72をONにして、香りを放出する点で第1実施形態と同様である。
以下、本実施形態の画像形成装置1Aにおける排気装置70Aの動作について図9を用いて説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
人感センサ110が予め定められた領域(図5に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知する(S201)と、画像形成装置制御部11は、排気装置70Aの排気ファン72を予め定められた第1の回転数で運転して香りの放出を開始する(S202)。
また、人感センサ110の検知信号が制御部160に送られ、制御部160は、人感センサ110の検知信号に基づいて、人検知カメラ120をONにして、人検知カメラ120の撮像領域(図4に示す撮像範囲A2)において撮影され画像蓄積部130に入力された画像データを取得する(S203)。
そして、判定処理部140は、人検知カメラ120で検知された人が「使用者」か「非使用者」かの判定を行う(S204)。具体的には、取得される画像データから人の位置座標を時系列に沿って算出し、算出される位置座標の変化に基づいて、使用者が画像形成装置1に接近していることを検知する。すなわち、予め定められた人検知カメラ120の撮像領域内における人が「使用者」又は「非使用者」の判定を行う。
撮像領域内で検知された人が「使用者」と判定された場合(S204:Yes)、画像形成装置制御部11は排気装置70Aの排気ファン72を第1の回転数よりも低い第2の回転数で運転して香りを放出する(S205)。
「使用者」が画像形成装置1の使用を終えて、画像形成装置1から離れる状態においては、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されているか否か判断され(S206)、人が検知されなくなった(S206:Yes)ときに、画像形成装置制御部11は排気装置70Aの排気ファン72をOFFにして、香りの放出を停止する(S207)。
尚、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されなくなった(S206:Yes)ときに、画像形成装置制御部11は、タイマー機能を利用して、定められた時間の経過後に排気装置70Aの排気ファン72をOFFにして、香りの放出を停止してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、人感センサ110が予め定められた領域(図5に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知したときに、排気装置70Aの排気ファン72を予め定められた第1の回転数で運転して香りの放出を開始するために、画像形成装置1が設置されている周辺環境内の人に香りを届けることができる。
さらに、人検知カメラ120で撮像された画像データに基づいて検知された人が画像形成装置1に接近していることが検知されたとき、すなわち、「使用者」であると判定されたときに、排気装置70Aの排気ファン72を第1の回転数よりも低い第2の回転数で運転して香りを放出するために、使用者が近づいているときに香りを弱くしない場合に比して、「使用者」にとって過度な香りを抑制し適度な香りが届けられる。
第1実施形態及び第2実施形態において、人感センサ110及び人検知カメラ120は、画像形成装置1の読取装置支持部4における、外装カバー5の内面側に配置された構成について説明したが、人感センサ110及び人検知カメラ120の配置位置は、これに限られず、例えば、画像形成装置1が設置されたオフィス空間内に画像形成装置1とは分離して配置し外付けされてもよい。
また、「使用者」の判定には、人検知カメラ120の撮像データを用いる以外に、使用者が所有する無線カードを用いて人体の特徴を利用して認証を行う公知の認証システムを用いることができる。また、使用者の顔の特徴をデータとして記憶しておき、人検知カメラ120で読取った利用者の顔の特徴と照合して顔画像認証処理を行うものであってもよい。
1、1A・・・画像形成装置
2・・・画像形成部
3・・・読取部
4・・・読取装置支持部
5・・・外装カバー
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
70、70A・・・排気装置
71・・・通気ダクト
72・・・排気ファン
73・・・フィルタ
73b・・・香りフィルタ材
90・・・操作情報部
100・・・人検知装置
110・・・人感センサ
111・・・焦電センサ
120・・・人検知カメラ
121・・・撮像部
122・・・映像出力部
120A・・・反射型センサ
130・・・画像蓄積部
140・・・判定処理部
150・・・送信部
160・・・制御部

Claims (4)

  1. 予め設定された第1の領域内で移動体を検知可能な第1の移動体検知手段と、
    予め設定された第2の領域内で前記移動体が装置本体に接近していることを検知する第2の移動体検知手段と、
    前記装置本体の背面及び/又は側面より香りを放出する香り放出手段と、を備え、
    前記移動体が前記第1の領域内に存在しているときに、前記装置本体の背面及び/又は側面より第1の強度で香りを放出し、前記第2の領域内で前記移動体が前記装置本体に接近しているときに、前記装置本体の背面及び/又は側面より前記第1の強度より弱い第2の強度で香りを放出する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の移動体検知手段が、人が発する特定波長の赤外線を焦電効果を用いて検知する人感センサであり、前記第2の移動体検知手段が、定められた設定領域を撮像する人検知カメラ又は前記移動体が前記装置本体に対面している状態を検知する反射型センサである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の移動体検知手段が前記第1の領域内で前記移動体を検知したとき、又は前記第2の移動体検知手段が前記第2の領域内で前記移動体を検知したとき、前記装置本体の熱源に電力を供給する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. コンピュータ請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置の前記第1の移動体検知手段、第2の移動体検知手段、及び前記香り放出手段として機能させるための
    プログラム。
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