JP2012128013A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置の周辺に滞留する超微粒子の量を抑制することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】本発明は,定着部周辺の気体に含まれる超微粒子の個数を検知する定着粒子検知部51と,その検知結果を受けて,定着部に通常モードと微粒子対策モードとのいずれかを行わせる制御部55と,ファン42,43と,フィルタ47,48と,ダクト41を移動させる移動部45とを有し,制御部55は,定着粒子検知部51によって検知された超微粒子の個数に基づいて判定値を取得し,判定値が予め決めた閾値以下の場合には通常モードを行わせ,判定値が予め決めた閾値を超えて大きい場合には微粒子対策モードを行わせるものであり,ダクト41を,通常モードでは第1フィルタ47に接続させ,微粒子対策モードではより目の細かい第2フィルタ48に接続させるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は,電子写真方式の画像形成装置に関する。さらに詳細には,加熱処理を含む定着装置を有する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置の内部では,例えば定着装置周辺や現像装置周辺等において,様々な汚染物質が発生することが知られている。このような物質としては,例えば,像担持体の帯電時に発生するオゾンや,現像時等に発生するトナーの粉塵等が挙げられる。さらに近年,加熱処理を行う定着装置では,オゾンやトナー粉以外に,トナー粉よりもっと細かい微粒子が発生していることが分かってきた。定着装置での加熱処理によって,主に,定着部材の弾性体から,その成分の一部が微粒子となって飛散しているのである。それに対し,定着装置周辺に吸気ダクトを設けた画像形成装置が開示されている(例えば,特許文献1参照。)
特開2010−107895号公報
しかしながら,浮遊性の微粒子には,かなり粒径の小さいものが含まれている。以下では,直径1000nm程度以下のごく小さい粒子を超微粒子という。前記した従来の画像形成装置では,そのような超微粒子を捕獲できるような目の細かいフィルタを吸気ダクトに設けた場合には,比較的短期間でフィルタが目詰まりするおそれがあった。あるいは,目の粗いフィルタを使用した場合には,そのフィルタは,超微粒子を適切に捕獲できない。そのため,定着装置の周辺に,超微粒子が滞留し堆積するおそれがあった。超微粒子ではあっても,程度を越えた量が滞留した場合には,機内の汚染や画質低下の原因となるおそれがあるので好ましくない。
本発明は,前記した従来の画像形成装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,定着装置の周辺に滞留する超微粒子の量を抑制することのできる画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の画像形成装置は,用紙にトナー像を形成するトナー像形成部と,トナー像形成部によって形成されたトナー像を用紙に定着させる定着部とを有する画像形成装置であって,定着部に設けられ,周辺の気体に含まれる直径90〜1000nmの範囲内の基準値以下の超微粒子の個数を検知する定着微粒子検知部と,定着微粒子検知部の検知結果を受けて,定着部に,超微粒子の個数を減少させる対策を行わない通常モードと超微粒子の個数を減少させる対策を行う微粒子対策モードとのいずれかを行わせる制御部とを有し,定着部は,定着部の気体を吸引する吸引部と,第1のフィルタと,第1のフィルタより目の細かい第2のフィルタと,吸引部を,第1のフィルタと第2のフィルタとのいずれかに接続するフィルタ切換部とを有し,制御部は,定着微粒子検知部によって検知された超微粒子の個数に基づいて判定値を取得し,判定値が予め決めた閾値以下の場合には,定着部に,通常モードを行わせ,判定値が予め決めた閾値を超えて大きい場合には,定着部に,微粒子対策モードを行わせるものであり,通常モードでは,フィルタ切換部に,吸引部を第1のフィルタに接続させ,微粒子対策モードでは,フィルタ切換部に,吸引部を第2のフィルタに接続させるものである。
本発明の画像形成装置によれば,定着部の周辺の超微粒子の個数を把握できる。そして,その個数に基づいて取得した判定値によって,通常モードと微粒子対策モードとを切り換える。通常モードでは通常のフィルタを使用するのに対し,微粒子対策モードではより目の細かいフィルタを使用する。つまり,超微粒子の量が程度を越えた場合に限り,超微粒子を捕獲するようになっている。従って,目の細かいフィルタでも,その目詰まりが抑制されている。これにより,定着装置の周辺に滞留する超微粒子の量を適切に抑制することのできる画像形成装置となっている。
さらに本発明では,トナー像形成部に設けられ,周辺の気体に含まれる基準値以下の超微粒子の個数を検知するトナー像形成微粒子検知部を有し,制御部は,定着微粒子検知部による検知個数とトナー像形成微粒子検知部による検知個数との差を判定値とすることが好ましい。
このようなものであれば,単に時間の経過に伴って滞留した微粒子の影響を排除して,定着部の周辺に特徴的に発生する超微粒子の数に注目して,制御の切換が行われる。従って,より適切に超微粒子の量を抑制することができる。
さらに本発明では,吸引部は,微粒子対策モードでは,通常モードにおける吸引力より大きい吸引力で吸引することが好ましい。
微粒子対策モードにおいては,吸引部は目の細かいフィルタに接続されるため,通気抵抗が大きい。このようにすれば,微粒子対策モードでも,確実に吸引することができる。
さらに本発明では,定着部は,トナー像を担持した用紙を加熱する加熱部を有し,加熱部は,微粒子対策モードでは,通常モードにおける温度より低い温度で加熱することが好ましい。
このようなものであれば,定着部の周辺の温度の上昇を抑制し,超微粒子の発生を抑制することができる。低い温度とは言っても,定着が可能な範囲で温度を選択することはもちろんである。
さらに本発明では,定着部へ用紙を搬送する搬送部を有し,搬送部は,微粒子対策モードでは,通常モードにおける速度より遅い速度で用紙を搬送することが好ましい。
このようにすれば,低温での定着であっても,良好な定着処理を確実に行うことができる。
本発明の画像形成装置によれば,定着装置の周辺に滞留する超微粒子の量を抑制することができる。
本形態の画像形成装置の概略構成図である。 第1の形態の定着部の概略構成図である。 第1の形態の定着部の概略構成図である。 超微粒子の数の変化を示すグラフ図である。 第2の形態の定着部のヒータの概略構成図である。
(第1の形態)
以下,本発明を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電子写真方式の画像形成装置に,本発明を適用したものである。
本形態のカラープリンタ1は,図1に示すように,カラー画像の形成が可能ないわゆるタンデム方式の画像形成装置である。図中中段の位置には,4色の画像形成部が,図中で左から右へ,イエロー10Y,マゼンタ10M,シアン10C,ブラック10Kの順に,中間転写ベルト11に沿って配置されている。図中で,中間転写ベルト11の上方の位置には,各色のトナーを収容するトナー収容部12(12Y,12M,12C,12K)が設けられている。
また,カラープリンタ1の図1中で下部の位置には,着脱可能な給紙カセット13が装着されている。さらに,図中で右側には,下から上向きに用紙を搬送する用紙搬送路14が設けられている。用紙搬送路14に沿って,下から順に,給紙ローラ15,2次転写部16,定着部17,排紙ローラ18が設けられている。また,カラープリンタ1の上面には,排紙トレイ19が設けられている。
各色の画像形成部10Y,10M,10C,10Kは,それぞれの感光体21を中心に図1中で時計回りに,帯電部22,現像部24,1次転写部25,クリーナ26を有している。なお,露光部23は,各色の画像形成部の下側の箇所に設けられ,各色で共通のものとなっている。また,中間転写ベルト11の図中左端部に当接して,ベルトクリーナ27が設けられている。
本形態の定着部17は,図1と図2とに示すように,加圧ローラ31と定着ローラ組32とを有するものである。本形態の加圧ローラ31は,その中心軸に沿って,ヒータ34を有している。また,本形態の定着ローラ組32は,定着ローラ35,加熱ローラ36,定着ベルト37を有している。さらに,加熱ローラ36には,その中心軸に沿って,ヒータ38が設けられている。定着ベルト37は,定着ローラ35と加熱ローラ36とに巻き掛けられている。さらに,定着ローラ36の図中上方の位置には,分離爪39が設けられている。加圧ローラ31や定着ローラ35,定着ベルト37は,弾性層を有するものである。
定着ローラ35は,図2に示すように,定着ベルト37を挟んで,加圧ローラ31と対向する位置に配置されている。定着ベルト37と加圧ローラ31との間を通って,図中で下から上に向かって,用紙Pが搬送される。そして,用紙Pに付着して運ばれてきたトナーは,定着ベルト37と加圧ローラ31との間の位置で,用紙Pに定着されるようになっている。
さらに,本形態のカラープリンタ1は,図2に示すように,定着部17の周辺の気体を集めて排気するために,ダクト41,第1ファン42,第2ファン43を有している。ダクト41は,定着部17の周辺の空間と,第1ファン42または第2ファン43とを接続する流路である。さらに本形態は,ダクト41を移動させるための移動部45を備えている。移動部45によって,ダクト41の出口側の箇所は,図2に示す第1ファン42と接続している配置と,図3に示す第2ファン43と接続している配置との間で切り替えられる。ダクト41の入口側の箇所は,常時,定着部17の周辺の空気を吸い込むことのできる位置に配置されている。
第1ファン42と第2ファン43とは,周辺の気体を吸引し,機内で循環させるためのものである。そして,第1ファン42は,気体の出口に第1フィルタ47を備えている。第1フィルタ47は,トナー粉塵等の直径1000nmより大きい粒子を捕獲するためのものである。一方,第2ファン43は,気体の出口に第2フィルタ48を備えている。第2フィルタ48は,直径1000nm以下の超微粒子を捕獲するためのものである。つまり,第2フィルタ48は,第1フィルタ47より目の細かいフィルタである。つまり,移動部45は,ダクト41を移動させることにより,流路に接続されるフィルタを切り換えるものである。従って,ダクト41および第1ファン42または第2ファン43が吸引部に相当し,この移動部45がフィルタ切換部に相当する。
また,第2ファン43は,第1ファン42に比較して,吸引力の大きいファンである。第2フィルタ48は,第1フィルタ47より通気抵抗が大きいものであるが,第1ファン42より風量の大きい第2ファン43を使用することによって,適切に排気できる。なお,第1ファン42や第2ファン43によって吸引された気体は,機外へ排出されるようになっていてもよい。
さらに本形態のカラープリンタ1は,図1と図2とに示すように,機内の複数の箇所にそれぞれ,超微粒子の数を検知する検知部を有している。定着部17には,定着粒子検知部51が設けられている。イエローの画像形成部10Yの現像部24の近傍には,現像粒子検知部52が設けられている。2次転写部16の近傍には,転写粒子検知部53が設けられている。さらに,本形態は,各粒子検知部51,52,53の検知結果を受けて,第1ファン42,第2ファン43および移動部45の動作を制御する制御部55を有している。なお,現像部24および2次転写部16はいずれも,用紙にトナー像を形成するトナー像形成部に含まれるものである。従って,現像粒子検知部52および転写粒子検知部53はいずれも,トナー像形成微粒子検知部に相当する。
これらの粒子検知部51,52,53は,いずれも,気体中の直径1000nm以下の超微粒子のみを検知して,その個数をカウントするものである。これらの粒子検知部51,52,53は,トナー粉塵等の直径1000nmより大きい粒子の個数はカウントしない。この粒子検知部51,52,53は,例えば,計測管内にレーザ光を照射して,管内を通過する気体に含まれる粒子の個数を数えるパーティクルカウンタである。
なお,図1では,これらの粒子検知部51,52,53はいずれも,それぞれ1つの四角で示されている。しかし,図中で奥行き方向については,配置される粒子検知部は,1つに限られない。本形態は,例えば定着ローラ35等の軸方向の中央部にそれぞれ1つの検知部が設けられているものでも良いし,ローラ軸方向に沿って複数個が設けられているものでも良い。また,現像粒子検知部52は,各色の画像形成部にそれぞれ設けられていても良い。1つの検知箇所について複数個の検知部が設けられている場合には,その箇所の検知結果は,各検出値の平均値等とする。
次に,このカラープリンタ1によってカラー画像が形成される際の,各部の動作を簡単に説明する。画像形成時には,中間転写ベルト11および各色の感光体21は,図1中に矢印で示すように回転する。感光体21は,帯電部22によって一様に帯電され,続いて露光部23によって露光される。これにより,感光体21の表面には,画像データに基づいた静電潜像が形成される。
次に,現像部24によって,静電潜像にトナーが供給され,感光体21上にトナー像が形成される。各色のトナー像は,1次転写部25によって中間転写ベルト11上に転写され,重ね合わせられる。1次転写領域を通過後も感光体21に残留しているトナーは,クリーナ26によって掻き取られる。
一方,給紙カセット13に収容されている用紙は,給紙ローラ15によって1枚ずつ引き出される。そして,中間転写ベルト11上に重ね合わせられたトナー像は,用紙搬送路14を搬送されてきた用紙に,2次転写部16において転写される。トナー像が転写された用紙は,さらに上方へ搬送され,定着部17に至る。
定着部17に至った用紙Pは,図2に示すように,定着ローラ35と加圧ローラ31との間において,加熱されるとともに加圧される。これにより,その用紙Pに担持されていたトナーが,用紙Pに定着される。定着処理の終了した用紙Pは,さらに図中で上方へ運ばれ,排紙ローラ18によって排紙トレイ19に排出される(図1参照)。なお,2次転写領域を通過後も中間転写ベルト11上に残留するトナーは,ベルトクリーナ27によって掻き取られる。
定着部17における定着処理時には,加圧ローラ31は,ヒータ34によって加温される。また,加熱ローラ36は,ヒータ38によって加温される。さらに,ヒータ38の熱は,加熱ローラ36を介して,定着ベルト37や定着ローラ35にも伝わる。そのため,連続して画像形成動作を行うと,定着部17の周辺の温度は,かなり上昇する。これに伴い,超微粒子が飛散し,定着部17周辺に浮遊する。
従って,連続して定着処理を行うと,定着部17の周辺の超微粒子が増える。そのため,定着粒子検知部51の検出結果の値が大きくなる。その一方,現像領域や2次転写領域の超微粒子の数は,温度にかかわらず,連続印字時間につれて次第に大きくなっていく。これらの数は,何の対策も行わなかった場合には,例えば,図4中にL1〜L3で示すように変化する。
図4中の実線L1は,定着粒子検知部51の検出結果である。定着部17の周辺の超微粒子の数は,印字開始から急激に増加し,増加し続ける。また,図中の二点鎖線L2は,現像粒子検知部52の検出結果である。また,図中の一点鎖線L3は,転写粒子検知部53の検出結果である。L2やL3は,L1に比較して増加の程度が小さい。従って,L1とL2との差,および,L1とL2との差は,いずれも次第に大きくなっている。L2とL3の増加の程度には大差はない。
本形態の制御部55は,これらの検知部の検出結果の値に基づいて,制御モードを,通常モードと微粒子対策モードとの間で切り替える。すなわち,定着粒子検知部51の検出値(図4中の実線L1)が予め決めた個数(閾値,例えば,160000個)を超えた場合に,通常モードから微粒子対策モードへ切り替える。あるいは,定着粒子検知部51の検出値(実線L1)と現像粒子検知部52の検出値(二点鎖線L2)との差が,予め決めた個数(閾値,例えば,80000個)を超えた場合に,通常モードから微粒子対策モードへ切り替える。または,現像粒子検知部52の検出値に代えて,転写粒子検知部53の検出値(一点鎖線L3)との差を用いた判断としてもよい。
通常モードは,通常の画像形成を行うモードである。制御部55は,印刷ジョブの開始時には,このモードに設定する。通常モードでは,図2に示したように,ダクト41の出口側の箇所は,第1ファン42と接続されている。従って,ダクト41を介して,定着部17の周辺の空気は,第1ファン42によって吸い出される。第1ファン42に付属している第1フィルタ47は,目の大きいものであり,トナー粉塵等の比較的大きい粒子のみを捕獲する。つまり,第1フィルタ47では,超微粒子を捕獲することはできない。すなわち,この通常モードは,定着部17の周辺で発生した超微粒子の数を減らすための対策を取っていないモードである。
微粒子対策モードは,定着部17の周辺の超微粒子の数を減らす対策を行うモードである。本形態では,制御部55は,ダクト41を,図2に示した配置から図3に示した配置へと変更することにより,通常モードから微粒子対策モードへ切り替える。つまり,この微粒子対策モードに切り換えるときには,制御部55は,移動部45を制御して,ダクト41の出口側の箇所を第1ファン42から切り離し,第2ファン43と接続させる。さらに制御部55は,第1ファン42を停止して,第2ファン43を駆動する。
第2ファン43は,第1ファン42に比較して大流量のファンであるので,この微粒子対策モードでは,通常モードに比較して大量の気体が吸引される。さらに,第2ファン43に付属する第2フィルタ48は目の細かいフィルタであるので,吸い込まれた空気中の超微粒子が第2フィルタ48によって捕獲される。従って,微粒子対策モードにすることにより,定着部17の周辺の超微粒子の数が減少する。実行しているジョブが終了するまで,微粒子対策モードが継続される。
本発明者は,実験により,本形態の微粒子対策モードの効果を確かめた。その結果は,図4に点線L4で示したようなものであった。この実験では,定着粒子検知部51の検出値(実線L1)と現像粒子検知部52の検出値(二点鎖線L2)との差が80000個を超えた時刻tにおいて,制御部55は,微粒子対策モードに切り替えた。その結果,図中に点線L4で示すように,時刻t以降の超微粒子の数の増加の程度が大きく抑制されることが確認された。
もし,時刻t以降もそのまま通常モードを継続すると,超微粒子の数は,図4中の実線L1のように増加し続けるはずである。すなわち,本形態の微粒子対策モードによって,定着部17の周辺の超微粒子の個数は,その増加の程度が小さくなった。つまり,第2フィルタ48に超微粒子が捕獲されたことが確かめられた。
以上詳細に説明したように本形態のカラープリンタ1によれば,定着粒子検知部51を有するので,定着部17の周辺における超微粒子の数を把握できる。さらに,現像粒子検知部52と転写粒子検知部53を有するので,これらの箇所における超微粒子の数を把握できる。従って,定着領域の超微粒子の数と,現像領域または2次転写領域の超微粒子の数との差を判定値として使用することができる。現像粒子検知部52の結果を使用しても,転写粒子検知部53の結果を使用してもよい。あるいは,定着粒子検知部51によって検知された超微粒子の個数そのものを判定値とすることもできる。
そして,制御部55は,判定値がその予め決めた閾値より大きい場合には,通常モードから微粒子対策モードへモードを変更する。つまり,制御部55は,移動部45を制御して,ダクト41の出口側の箇所を第1ファン42から切り離し,第2ファン43と接続させる。これにより,気体の流量が増加するとともに,目の細かい第2フィルタ48によって超微粒子が捕獲される。従って,定着部17の周辺に滞留する超微粒子の数を抑制することができる。なお,短時間で終了するジョブ等であって,判定値が閾値以下である場合には,通常モードを使用する。つまり,第2フィルタ48は,必要なときのみ使用される。よって,第2フィルタ48が早々に詰まってしまうことはない。また,一旦微粒子対策モードへ変更した後に,判定値が閾値より小さくなったら,通常モードに戻すこととしてもよい。
(第2の形態)
以下,本発明を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,第1の形態と微粒子対策モードにおける処理が異なるのみであり,基本的な構成は共通である。なお,第1の形態と共通の構成については,同一の符号を使用し,説明を省略する。
本形態の定着部17は,加熱ローラ36として,その内部に,第1の形態で用いているヒータ38に代えて,図5に示すような多種類の単ヒータを備えるヒータ63を有するものを用いている。本形態のヒータ63は,ロングヒータ65,ショートヒータ66,中間長ヒータ67を有している。そして本形態のカラープリンタは,制御部55の制御に基づいてこれらのいずれか1つを電源と接続するスイッチ68を有している。
ロングヒータ65は,通常モードの画像形成時に使用されるものであり,長くて発熱量の大きいヒータである。このロングヒータ65は,定着ローラ35のうち,印字可能な幅の範囲全体を,定着に適した温度(例えば,190℃程度)まで加温することが可能なものである。ロングヒータ65としては,例えば,配光長260mm,発熱量1300Wのハロゲンヒータが好適に用いられる。
ショートヒータ66は,小サイズの用紙に連続印字する際に使用されるものであり,他の2つのヒータより短いヒータである。ショートヒータ66は,小サイズの用紙が通紙される範囲に配置される。ショートヒータ66によれば,定着ローラ35のうち,小サイズの用紙が通紙される範囲を,定着に適した温度(例えば,160℃程度)まで加温することが可能である。ショートヒータ66としては,例えば,配光長130mm,発熱量900Wのハロゲンヒータが好適に用いられる。
中間長ヒータ67は,微粒子対策モードの画像形成時に使用されるものである。中間長ヒータ67は,図5に示すように,ロングヒータ65とショートヒータ66との中間の長さであり,印字可能な範囲の中央位置に配置される。そして,中間長ヒータ67は,定着ローラ35のうち,印字可能な幅の範囲全体を,ロングヒータ33より小さい発熱量で加温する。従って,中間長ヒータ67によれば,定着範囲のほぼ全体を,ロングヒータ65によって加温した場合の温度より低い温度(例えば,175℃程度)にする。低い温度とはいっても,定着はできる温度が選択されている。中間長ヒータ67としては,例えば,配光長200mm,発熱量1150Wのハロゲンヒータが好適に用いられる。
さらに本形態では,定着部17へ搬送される用紙の搬送速度が可変にされている。例えば,加圧ローラ31と定着ローラ組32とを回転駆動する駆動部材の速度は,制御部55によって制御される。またその場合には,定着部17までの給紙系の速度全体が制御される。
なお,第1の形態とは異なり,本形態の定着部17の周辺には,第1ファン42と第1フィルタ47とが設けられているのみであり,第2ファン43と第2フィルタ48とは設けられていない。そして,第1ファン42が常時駆動され,第1フィルタ47を介して排気する。また,本形態のダクト41は移動されるものではない。
本形態の制御部55は,ジョブの開始時またはモード切替時に,スイッチ68を適切なヒータに合わせる。ジョブの開始時には制御部55は,実行開始するジョブが小サイズの用紙のみの印字であるか否か,小サイズのみである場合には予め決めた枚数(例えば50枚等)を超える連続印字であるか否かを判断する。ジョブが小サイズの用紙のみの連続印字であると判断した場合には,制御部55は,スイッチ68をショートヒータ66に合わせる。小サイズでないか,あるいは,連続印字でないか,の少なくともいずれかに該当する場合には,スイッチ68をロングヒータ65に合わせる。この状態が,本形態における通常モードである。そして,本形態のプリンタは,この状態で,ジョブの印刷を開始する。
そして,制御部55は,定着部周辺の超微粒子の数を監視する。そのために,制御部55には,定着粒子検知部51,現像粒子検知部52,転写粒子検知部53の各検知部における検知結果が入力される。さらに,本形態においても,第1の形態と同様に,制御部55は,これらの検知部の検出結果の値に基づいて,通常モードから微粒子対策モードへと切り替える。モードを切り替えるタイミングの判断基準は,第1の形態と同様のものとすればよい。
本形態では,微粒子対策モードへと切り替えるタイミングであると判断すると,制御部55は,スイッチ68を中間長ヒータ67に切り替える。従って,ロングヒータ65またはショートヒータ66への通電が停止され,中間長ヒータ67への通電が開始される。ヒータを切り替えることによって定着ローラ35の温度が低下するため,超微粒子の発生する数は,それまでより少ないものとなる。
なお,制御部55は,微粒子対策モードへ切り換えたときには,定着部における用紙の搬送速度を,通常モードにおける搬送速度の半分程度の速度に設定するとよい。定着温度が低温であっても,搬送速度を下げれば,より確実に定着でき,良好な画像を形成することができる。
本発明者は,実験により,本形態の微粒子対策モードの効果を確かめた。その結果を,図4に点線L5で示した。この実験では,第1の形態と同様に,定着粒子検知部51の検出値(実線L1)と現像粒子検知部52の検出値(二点鎖線L2)との差が80000個を超えた時刻tにおいて,モードの変更を行った。すなわち,制御部55は,加熱ローラのヒータを中間長ヒータ67に切り替えた。その結果,図中に点線L5で示すように,超微粒子の数が明らかに減少した。従って,本形態の処理によって,超微粒子の発生の程度がかなり抑えられたことが分かる。
以上詳細に説明したように本形態のカラープリンタによっても,第1の形態と同様に,定着部の周辺に滞留する超微粒子の数を抑制することができる。
なお,上記の各形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,上記の各形態では,各粒子検知部51,52,53の検知対象は1000nm以下の粒子であるとしたが,検知対象となる粒子サイズの上限は90〜1000nmの範囲内で予め決めた基準値とすればよい。
また例えば,上記の第1の形態では,制御部55は,ダクト41を移動させて第1ファン42または第2ファン43と接続させるとした。しかしこれに限らず,ダクトおよびファンは固定しておき,制御部55がフィルタを移動させて切り換えるものとしてもよい。あるいは,目の細かいフィルタを挿入・退出させて,目の粗いフィルタの下流側に重ねて用いるようにしてもよい。さらに,制御部が接続させるフィルタを切り換える際には,ファンの回転数をも変更するようにすればさらによい。すなわち,目の細かいフィルタを使用する場合には,目の粗いフィルタを使用する場合に比較して,ファンの回転数を大きくするとよい。
また例えば,本発明は,上記の第1の形態によるファンの切り換えと第2の形態による定着温度の変更とをともに実施するものとしてもよい。すなわち,フィルタを2つ備えるとともに,定着部の温度調節機能をも備えるのである。そして,微粒子対策モードでは,目の細かいフィルタを使用することと,定着部の温度を下げることとを両方行うようにする。このようにすれば,さらに効果的に超微粒子を減少させることができる。また上記の第2の形態では,加熱ローラのヒータの発熱量を変更するものとしたが,加圧ローラのヒータの発熱量を変更するものとしてもよい。さらには,加熱ローラと加圧ローラとの両方の発熱量を変更するものとしてもよい。
(他の発明の態様)
用紙にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記トナー像形成部によって形成されたトナー像を用紙に定着させる定着部とを有する画像形成装置において,
前記定着部に設けられ,周辺の気体に含まれる直径90〜1000nmの範囲内の基準値以下の超微粒子の個数を検知する定着微粒子検知部と,
前記定着微粒子検知部の検知結果を受けて,前記定着部に,超微粒子の個数を減少させる対策を行わない通常モードと超微粒子の個数を減少させる対策を行う微粒子対策モードとのいずれかを行わせる制御部とを有し,
前記定着部は,トナー像を担持した用紙を加熱する加熱部を有し,
前記制御部は,
前記定着微粒子検知部によって検知された超微粒子の個数に基づいて判定値を取得し,前記判定値が予め決めた閾値以下の場合には,前記定着部に,前記通常モードを行わせ,前記判定値が予め決めた閾値を超えて大きい場合には,前記定着部に,前記微粒子対策モードを行わせるものであり,
前記微粒子対策モードでは,前記加熱部に,前記通常モードにおける温度より低い温度で加熱させることを特徴とする画像形成装置。
(さらに他の態様)
上記画像形成装置において,
前記定着部へ用紙を搬送する搬送部を有し,
前記搬送部は,前記微粒子対策モードでは,前記通常モードにおける速度より遅い速度で用紙を搬送することを特徴とする画像形成装置。
1 カラープリンタ
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
14 用紙搬送路
17 定着部
41 ダクト
42 第1ファン
43 第2ファン
45 移動部
47 第1フィルタ
48 第2フィルタ
51 定着粒子検知部
52 現像粒子検知部
53 転写粒子検知部
55 制御部
63 ヒータ

Claims (5)

  1. 用紙にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記トナー像形成部によって形成されたトナー像を用紙に定着させる定着部とを有する画像形成装置において,
    前記定着部に設けられ,周辺の気体に含まれる直径90〜1000nmの範囲内の基準値以下の超微粒子の個数を検知する定着微粒子検知部と,
    前記定着微粒子検知部の検知結果を受けて,前記定着部に,超微粒子の個数を減少させる対策を行わない通常モードと超微粒子の個数を減少させる対策を行う微粒子対策モードとのいずれかを行わせる制御部とを有し,
    前記定着部は,
    前記定着部の気体を吸引する吸引部と,
    第1のフィルタと,
    前記第1のフィルタより目の細かい第2のフィルタと,
    前記吸引部を,前記第1のフィルタと前記第2のフィルタとのいずれかに接続するフィルタ切換部とを有し,
    前記制御部は,
    前記定着微粒子検知部によって検知された超微粒子の個数に基づいて判定値を取得し,前記判定値が予め決めた閾値以下の場合には,前記定着部に,前記通常モードを行わせ,前記判定値が予め決めた閾値を超えて大きい場合には,前記定着部に,前記微粒子対策モードを行わせるものであり,
    前記通常モードでは,前記フィルタ切換部に,前記吸引部を前記第1のフィルタに接続させ,
    前記微粒子対策モードでは,前記フィルタ切換部に,前記吸引部を前記第2のフィルタに接続させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において,
    前記トナー像形成部に設けられ,周辺の気体に含まれる前記基準値以下の超微粒子の個数を検知するトナー像形成微粒子検知部を有し,
    前記制御部は,
    前記定着微粒子検知部による検知個数と前記トナー像形成微粒子検知部による検知個数との差を前記判定値とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において,
    前記吸引部は,前記微粒子対策モードでは,前記通常モードにおける吸引力より大きい吸引力で吸引することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の画像形成装置において,
    前記定着部は,トナー像を担持した用紙を加熱する加熱部を有し,
    前記加熱部は,前記微粒子対策モードでは,前記通常モードにおける温度より低い温度で加熱することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において,
    前記定着部へ用紙を搬送する搬送部を有し,
    前記搬送部は,前記微粒子対策モードでは,前記通常モードにおける速度より遅い速度で用紙を搬送することを特徴とする画像形成装置。
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